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しげのぶつなかわ
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2 ( 様式 -1 2) 事業の目的内容 1. 宮沢根白石線本路線は若林区舟丁を起点とし一部富谷市を通過し泉区根白石字笹山に至る総延長約 21.6Km の本市の南北を結ぶ骨格幹線道路である本工区 ( 浦田工区 ) は泉区南光台地区から同区松森地区までを結ぶ延長 823m の区間であり関連する八乙女折立線及び鶴ヶ谷中山線をあわせて整備することにより交通の整流化に寄与するものである 2. 鶴ヶ谷中山線 ( 旧名称 : 鶴ヶ谷中山線 ) 本路線は宮城野区字京原を起点とし青葉区中山 2 丁目に至る延長約 7.5Km の骨格幹線道路である本工区 ( 浦田工区 ) は宮沢根白石線との交差部前後 176m の区間であり宮沢根白石線とあわせて整備することにより交通の整流化に寄与するものである 3. 八乙女折立線本路線は泉区松森字前田を起点とし太白区茂庭字折立北に至る国道 4 号仙台バイパスから国道 48 号を結節する延長約 13.1Km の環状線である本工区 ( 浦田工区 ) は宮沢根白石線との交差部から 420m の区間の事業を行い平成 23 年 9 月に供用開始した事業着手 H23 迄要因の変化なし H14 年度 61.7 億円年度事業費 (D) 現在, 泉区南光台周辺地区における主要幹平成 23 年 9 月 27 日に八乙女折立線 420mと宮事業全体の事業継続用地買収 H23 迄線道路は未整備であるため, 現道の通過交通沢根白石線 ( 浦田工区 ) の一部 200mが開通し B/C=2.12 H14 年度 43.5 億円量が多く, 当地区内の狭小な市道にも車両がた着手年度用地費 (E) B=193.7 億円流入することにより, 渋滞を引き起こしているこ現在, 平成 27 年度全線開通に向けて事業を工事着手 H23 迄 C= 91.0 億円 H16 年度 16.4 億円のため, 早期の完成が求められている進めている年度工事費 (F) 完了予定宮沢根白石線 ( 浦田工区 ) のうち, 南光台地未整備区間 623mのうち, 宮沢根白石線のトン一年遅れた場合の H27 年度年度区と松森地区を結ぶ区間は, 高低差が約 30mあネル区間は延長 223mであり, 工事は北側より B/C=2.03 全体事業費全体進捗率るため片側 2 車線のトンネル構造となる事業に進めていく B=185.0 億円 77.9 億円 79.2% (A) (D/A) 対する地元との合意形成を図るなかで, トンネ C= 91.0 億円ル坑口の騒音対策等を強く要望されている全体用地費用買進捗率 43.5 億円 100.0% (B) (E/B) 現時点までの全体工事費工事進捗率 B/C= 億円 47.7% B= 0 億円 (C) (F/C) C= 75.5 億円全体計画平成 28 年度再評価対象事業リスト ( 街路事業 ) 全体全体 ( 変更後 ) 事業の進捗状況延長 L=1419m W=36~43m 整備率等 23 年度 28 年度 L=620m 宮沢根白石線 L=200m 八乙女折立線 L=420m 事業を巡る社会地元情勢の変化泉区南光台周辺地区は主要幹線道路が未整備であるが通過交通量が多く地区内の狭小な事業の状況及び今後の見通し平成 23 年 9 月 27 日に八乙女折立線 420m と宮沢根白石線 ( 浦田工区 ) の一部 200m が開通し費用対効果に係る要因の変化の有無費用対効果 (B/C) 来年度から完了の B/C=12.55 B=193.7 億円 C= 15.4 億円要因の変化なし事業全体の事業着手 H28 迄市道にも車両が流入し渋滞が発生する等地域た B/C=1.66 H14 年度 76.4 億円の交通安全に対する懸念が生じている状況で現在, 残りの623mの区間を平成 30 年度の完年度事業費 (D) B=211.1 億円あり住民より事業の早期の完成と開通後の地成に向けて事業を進めている用地買収 H28 迄 C=127.1 億円 H14 年度 45.2 億円区内への車両の流入対策を求められている着手年度用地費 (E) 平成 28 年度現在宮沢根白石線のトンネル工事着手 H28 迄区間 223m(15ブロック ) のうち,148m(10ブロッ一年遅れた場合の H16 年度 31.2 億円年度工事費 (F) ク ) が完成している現在残りの75m(5ブロック ) B/C=1.60 完了予定の工事を行っており平成 29 年度にトンネルが B=202.9 億円 H30 年度年度完成予定である C=127.0 億円全体事業費全体進捗率 96.8 億円 78.9% 平成 29 年度からは南側交差点 ( 宮沢根白石 (A) (D/A) 現時点までの線鶴ケ谷中山線 ) 及び北側交差点 ( 宮沢根全体用地費用買進捗率 B/C= 億円 100.0% 白石線八乙女折立線 ) を含む道路改良工事 (B) (E/B) に着手し平成 30 年度にトンネル内の舗装や B= 0 億円全体工事費工事進捗率設備工事を行い完成する予定である C=106.1 億円 51.6 億円 60.5% (C) (F/C) 来年度から完了の全体計画延長供用延長 L=620m B/C=10.0 L=1419m W=36~43m 整備率等 B=211.1 億円 C= 21.0 億円 ( 内訳 ) 宮沢根白石線 L=200m 八乙女折立線 L=420m 事業名宮沢根白石線外 2 線 ( 浦田工区 ) 街路事業対応方針 ( 案 ) 事業継続備考費用対効果の算定は国土交通省策定のマニュアルに基づき算出費用対効果の算定は国土交通省策定のマニュアルに基づき算出供用延長 -1-

様式２宮沢根白石線外2線浦田工区街路事業概要図位置図計画概要図断面２至八乙女側道(右)

2,000 19,800 至北根 1,250 6,500 750 500 6500 3250 7,700 250

3 様式２宮沢根白石線外2線浦田工区街路事業概要図位置図計画概要図断面２至八乙女側道(右) 側道(左) 10,000 5,500 各図の配置は任意 8,000 5,500 函渠上部空間 W 13 16m 2,000 19,800 至北根 1,250 6, , , , % 2.000% FH ｺﾝｸﾘｰﾄ舗装至鶴ヶ谷鶴ヶ谷中山線標準横断図 4,000 5,500 5, :0 5,500 断面３階段 3,100 CL CL 逆T式擁壁２階段 3, : 断面１

4 様式２宮沢根白石線外２線浦田工区街路事業概要図各図の配置は任意各図の配置は任意 ①宮沢根白石線北側 R4号から南側を望む ②八乙女折立線西側から東側宮沢根白石線を望む至宮沢根白石線現在の状況航空写真至鶴ヶ谷中山線八乙女折立線至八乙女 ① ② ③宮沢根白石線北側から南点側函渠を望む ④宮沢根白石線南側から北側函渠築造部を望む ③ 至国道4号 ④ 至鶴ヶ谷中山線 ⑤ 至至北根鶴ヶ谷 ⑥ ⑤宮沢根白石線北側から南側道路改良部を望む ⑥鶴ヶ谷中山線西側から東側道路改良部を望む至宮沢根白石線至鶴ヶ谷中山線３

5 ( 様式 -3-2) これまでの主な事業経過 H14.5 当初事業認可宮沢根白石線 L=823m W=36~43m 八乙女折立線 L=420m 鶴ヶ谷国見線 L=173m 事業期間 : 平成 14~22 年度 H15.8 地元説明会平成 28 年度再評価対象事業リスト ( 街路事業 ) 事業の遅延理由 ( 問題点 ) 等問題解決までの経過当面の課題 ( 問題点 ) 等問題への対応及び今後の見通し処理済宮沢根白石線の一部用地の取得が難航した ( 当初平成 18 年度完了予定 ) トンネル区間の整備に影響する地元住民との合意形成を得るまでに時間を要した ( 当初平成 19 年度完了予定 ) 平成 23 年度用地交渉を粘り強く継続させたことで, 契約を締結できた ( 平成 21 年度完了 ) 地元説明会を継続的に行い, 生活道路の機能補償や騒音対策等の沿道対策を図ることにより, 事業について合意を得た ( 平成 22 年度完了 ) 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災の影響を受け, 平成 23 年度は事業を休止せざるを得なかったこのため, 事業完了時期の見直しを行う必要が生じた今後平成 23 年度事業名宮沢根白石線外 2 線 ( 浦田工区 ) 街路事業残工事の規模が大きいため, 今後の財政状況等を考慮しながら, 事業スケジュールを計画し, 出来る限り早期に完了出来るように努めていくその他 H16.1 地元説明会 H18.9 地元説明会 H19.1 都市計画変更宮沢根白石線線形変更 H21.11 地元説明会 H22.10 地元説明会 H23.1 地元説明会鶴ヶ谷国見線と宮沢根白石線の交差点形状について, 公安委員会との協議に時間を要した ( 当初平成 19 年度完了予定 ) 交差点形状の見直しを行い, 協議を重ね, 合意を得た ( 平成 21 年度完了 ) H23.3 事業認可変更 ( 第 1 回 ) 車線数の見直し完了年度の見直し ( 事業年度平成 14~25 年度 ) H23.9 宮沢根白石線の一部及び八乙女折立線供用開始 H24.5 地元説明会震災復興事業の本格化により人材や資機材が不足し確保に時間を要したため予定通りに事業を進めることができなかった平成 28 年度仙台市内の復興事業に一定の目途がつき資機材や人材の調達が安定してきたことにより計画的に事業を実施しやすくなった平成 28 年度事業完了に必要な課題が解決していることから平成 30 年度の完成に向けて円滑に事業を進めていくその他 H25.5 地元説明会 H25.10 都市計画変更 ( 名称変更 ) 鶴ヶ谷国見線鶴ヶ谷中山線 H26.3 事業認可変更 ( 第 2 回 ) 完了年度の見直し ( 事業年度平成 14~28 年度 ) H26.11 地元説明会 H27.8 現場見学会 H28.1 地元説明会 -4-

6 ( 様式 -4) 平成 28 年度再評価対象事業リスト ( 街路事業 ) 事業の実績, 整備状況について平成 14 年度に事業認可を受け, 事業を進めており, 進捗率 ( 事業費ベース ) は平成 28 年度現在で 78.5% である用地取得率は 100% に達した八乙女折立線から宮沢根白石線の一部 ( 国道 4 号仙台バイパスに至る区間 ) は平成 23 年度に完了し供用開始した平成 24 年度よりトンネル ( 函渠 )223m の築造工事に着手し平成 28 年度現在 148m( 約 66%) が完成している 1 年遅れた場合の便益の差について現在残りのトンネルの築造工事を進めている宮沢根白石線外 2 線 ( 浦田工区 ) 整備状況事業名宮沢根白石線 2 線 ( 浦田工区 ) 街路事業費用対効果算定根拠及び1 年遅れた場合の便益の差について費用対効果算定根拠 : 国土交通省都市地域整備局策定の費用便益分析マニュアル ( 平成 20 年 ) 8.1 億円詳細は P9 参照整備状況図整備完了区間整備中区間完成 L=148m トンネル ( 函渠 )L=223m 事業スケジュール計画実施整備スケジュールについて平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度用地買収完了残トンネル ( 函渠 )75m(5 ボックス ) 築造工事開始 (H29 年度完了予定 ) 八乙女折立線宮沢根白石線交差点含む改良工事開始鶴ヶ谷中山線宮沢根白石線交差点含む改良工事開始道路改良工事完成供用開始路線宮沢根白石線八乙女折立線項目 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 用地委託トンネル工事道路改良工事用地委託道路改良工事 H23.9 開通 H30 開通鶴ヶ谷中山線用地委託道路改良工事 H30 開通地元関係機関との合意形成 -5-

7 ( 様式 -5-2) 事業進捗 ( スケジュール ) や事業費への影響の内容平成 28 年度再評価対象事業リスト ( 街路事業 ) 事業名宮沢根白石線外 2 線 ( 浦田工区 ) 街路事業影響を及ぼす要因の発生状況影響 ( 経緯 ) 及びその度合対応知見等その他平成 23 年度宮沢根白石線の道路構造について, 地元との合意形成を得るまで時間を要した地元より地域生活環境の確保を求める要望を受けた平成 14 年度に事業認可を受けた時点では, 宮沢根白石線の道路構造は掘割り構造であった掘割り構造では騒音や大気汚染等の地域環境問題がある道路構造の見直しを行い, 掘割り構造からトンネル構造に変更したさらに環境調査を行い, 騒音対策を講じることで地元の合意を得た事業を進めるにあたり, 地元説明会を開催し, 住民の意向を把握する機会を設け, その内容が事業に反映できるか検討する必要がある特に, 本事業のように事業費が大きく事業期間が長い場合は, 懸案事項を整理した上で地元と調整する機会を設け, 継続的に協議していくことが必要である震災復興事業の本格化により人材や資機材が不足するなど事業を予定通りに進めることが困難な状況が生じた H23.3 東日本大震災発災 H23.11 仙台市震災復興計画策定 H24~ 震災復興事業本格化 H28.3 仙台市震災復興計画期間終了平成 28 年度トンネル築造工事において資機材や職人の調達が困難な状況が続いたため工事間の調整が難航し一時連続してトンネル工事を行うことができない状況が生じた事業の完成時期が約 3 年遅れる旨を住民説明会で説明し理解を得て計画的に事業を進めている工事間調整を密に行い必要に応じて施工範囲の調整を行うなど柔軟に対応し工事を行っているトンネルの築造が平成 29 年度中に完了する見込みであり地元への説明を丁寧に行いながら平成 30 年度の完成にむけて計画的に事業を進める必要がある -6-

8 道路整備の費用便益分析について (3) 交通事故減少便益の計測 1. 費用便益分析の概要 (1) 費用便益分析の基本的な考え方費用便益分析はある年次を基準年とし道路整備が行われる場合と行われない場合のそれぞれについて一定期間の便益額費用額を算定し道路整備に伴う費用の増分と便益の増分を比較することにより分析評価を行うものである道路の整備に伴う効果としては渋滞の緩和や交通事故の減少の他走行快適性の向上沿道環境の改善災害時の代替路確保交流機会の拡大新規立地に伴う生産増加や雇用所得の増大等多岐多様に渡る効果が存在するそれらの効果のうち現時点における知見により十分な精度で計測が可能でかつ金銭表現が可能である走行時間短縮走行経費減少交通事故減少の項目について道路投資の評価手法として定着している社会的余剰を計測することにより便益を算出する交通事故減少便益は道路の整備改良が行われない場合の交通事故による社会的損失から道路の整備改良が行われる場合の交通事故による社会的損失を減じた差として算定する道路の整備改良が行われない場合の総事故損失および道路の整備改良が行われる場合の総事故損失は事故率を基準とした算定式を用いてリンク別の交通事故の社会的損失を算定しこれを全対象リンクで集計する交通事故の社会的損失は運転者同乗者歩行者に関する人的損害額交通事故により損壊を受ける車両や構築物に関する物的損害額及び事故渋滞による損失額から算定している (4) 便益の算定 (1) から (3) までの各便益の算定結果をもとに当該道路整備改良全体の便益を算定する 1 検討期間全体の便益の設定整備路線の供用開始年を起算点として 1. で設定した検討期間 (50 年間 ) にわたり各年次毎の便益の値を算定する 2 便益の現在価値の算定 (2) 費用及び便益算出の前提費用便益分析にあたっては算出した各年次の便益費用の値を割引率を用いて現在価値に換算して分析する費用便益分析にあたり 1. 現在価値算出のための社会的割引率 :4% 2. 基準年次 : 評価時点 3. 検討年数 :50 年 1で設定した検討期間中の各便益を 1. で設定した割引率を用いて基準年次における現在価値に割り引いて算定する 3 便益額の合計 2で算出された各便益の現在価値額を合計した額が便益合計額となるの数値を用いて計算を行うものとする検討年数は道路施設の耐用年数等を考慮し 50 年としている 3. 費用の算定 2. 便益の算定 (1) 走行時間短縮便益の計測走行時間短縮便益は道路の整備改良が行われない場合の総走行時間費用から道路の整備改良が行われる場合の総走行時間費用を減じた差として算定する総走行時間費用は各トリップのリンク別車種別の走行時間に時間価値原単位を乗じた値をトリップ全体で集計したものである (2) 走行経費減少便益の計測走行経費減少便益は道路の整備改良が行われない場合の走行経費から道路の整備改良が行われる場合の走行経費を減じた差として算定するなお, 走行経費減少便益は走行条件が改善されることによる費用の低下のうち走行時間に含まれない項目を対象としている具体的には燃料費油脂 ( オイル ) 費タイヤチューブ費車両整備 ( 維持修繕 ) 費車両償 (1) 費用算定の考え方費用便益分析において費用としては道路整備に要する事業費 ( 用地費を含む ) 及び維持管理に要する費用があげられる消費税相当額は費用から控除して算定する厳密には便益算定時に対象となる全路線において当該道路整備が行われる場合と行われない場合のそれぞれについて道路整備に要する事業費及び維持管理に要する費用の合計を算出しその差を費用として計上するべきであるが算出が困難な場合当該道路整備に要する事業費及び当該道路の供用後に必要となる維持管理に要する費用のみの計上でよい (2) 道路整備に要する事業費道路整備に要する事業費は工事費用地費補償費間接経費等を対象としその設定については次のように考える却費等の項目について走行距離単位当たりで計測した原単位 ( 円 / 台 km) を用いて算定する 1 2 評価の時点で事業費事業期間及び事業費の配分がほぼ確定しているものについてはそれらを用い設定する評価の時点で概算事業費しかない場合はこれまでの類似事業を参考に事業期間で事業費の配分を設定する 7

9 (3) 道路維持管理に要する費用道路維持管理に要する費用は橋梁トンネル等の道路構造物の点検補修にかかる費用巡回清掃等にかかる費用除雪等にかかる費用等 ( 間接経費を含む ) を対象とするその設定については既存の路線での実績を参考に車線数交通量構造物比率や雪氷対策の必要性等を考慮して設定する概略検討フロー 1. 費用及び便益算出の前提 (1-(2)) 社会的割引率 :4% 基準年次 : 評価時点検討年数 :50 年 (4) 総費用の現在価値の算定事業費維持管理費について当該道路の整備改良が行われる場合の費用から当該道路の整備改良が行われない場合の費用を減じた差を 1. で設定した検討期間 (50 年間 ) にわたり各年次毎に算定し基準年次における現在価値を算定する事業費は事業期間での設定となり維持管理費は当該道路の供用開始年次より検討期間 (50 年間 ) の各年次における設定となるまた事業費のうち用地費など検討期間後の残存価値については現在価値化したのち控除してもよい 4. 費用便益分析の実施 (1) 分析結果のとりまとめ費用便益分析は次の CBR(B/C) によりとり行う社会費用便益比 (CBR(B/C)) CBR(B/C)=( プロジェクト便益の現在価値 ) ( プロジェクト費用の現在価値 ) プロジェクト便益 = 走行時間短縮便益 + 走行経費減少便益 + 交通事故減少便益プロジェクト費用 = 事業費 + 維持管理費社会的割引率 2. 便益の算定交通流の推計〇交通量〇走行速度〇路線条件便益の算定走行時間短縮便益 (2-(1)) 走行経費減少便益 (2-(2)) 交通事故減少便益 (2-(3)) 総便益現在価値の算出便益の現在価値 (2-(4)) 費用の現在価値 (3-(4)) 4. 費用便益分析の実施 (4) 3. 費用の算定道路整備に要する事業費 (3-(2)) 道路維持管理に要する費用総費用 (3-(3)) (2) 再評価における費用便益分析再評価に際して行う費用便益分析は原則として事業全体の投資効率性と残事業の投資効率性の両者による評価を実施する残事業の投資効率性の評価にあたっては再評価地点までに発生した既投資分のコストや既発現便益を考慮せず事業を継続した場合に追加的に必要となる事業費と追加的に発生する便益のみを対象として算出する -8-

10 宮沢根白石線外 2 線 ( 浦田工区 ) 街路事業の費用便益について費用便益比一覧表費用便益比一覧表 (1 年遅れた場合の便益 ) 単位 : 百万円単位 : 百万円費用便益費用便益年次項目事業化後供用後用地維持各年度価値化時間走行事故減各年度価値化事業化後供用後用地維持各年度価値化時間走行事故減各年度価値化割引係数年次項目割引係数年数年数工事費管理費費用費用便益便益便益便益便益年数年数工事費管理費費用費用便益便益便益便益便益平成 14 年度事業化 1 年目平成 14 年度事業化 1 年目平成 15 年度 2 年目平成 15 年度 2 年目平成 16 年度 3 年目平成 16 年度 3 年目平成 17 年度 4 年目平成 17 年度 4 年目平成 18 年度 5 年目平成 18 年度 5 年目平成 19 年度 6 年目平成 19 年度 6 年目平成 20 年度 7 年目平成 20 年度 7 年目平成 21 年度 8 年目平成 21 年度 8 年目平成 22 年度 9 年目平成 22 年度 9 年目平成 23 年度一部供用開始 10 年目平成 23 年度一部供用開始 10 年目平成 24 年度 11 年目平成 24 年度 11 年目平成 25 年度 12 年目平成 25 年度 12 年目平成 26 年度 13 年目平成 26 年度 13 年目平成 27 年度 14 年目平成 27 年度 14 年目平成 28 年度基準年次 15 年目平成 28 年度基準年次 15 年目平成 29 年度 16 年目 , , 平成 29 年度 16 年目 , , 平成 30 年度供用開始 17 年目 1 年目平成 30 年度 17 年目平成 31 年度 18 年目 2 年目 , 平成 31 年度供用開始 18 年目 1 年目平成 32 年度 19 年目 3 年目 , 平成 32 年度 19 年目 2 年目 , 平成 33 年度 20 年目 4 年目 , 平成 33 年度 20 年目 3 年目 , 平成 34 年度 21 年目 5 年目 , 平成 34 年度 21 年目 4 年目 , 平成 35 年度 22 年目 6 年目 , 平成 35 年度 22 年目 5 年目 , 平成 36 年度 23 年目 7 年目 , 平成 36 年度 23 年目 6 年目 , 平成 37 年度 24 年目 8 年目 , 平成 37 年度 24 年目 7 年目 , 平成 38 年度 25 年目 9 年目 , 平成 38 年度 25 年目 8 年目 , 平成 39 年度 26 年目 10 年目 , 平成 39 年度 26 年目 9 年目 , 平成 40 年度 27 年目 11 年目 , 平成 40 年度 27 年目 10 年目 , 平成 41 年度 28 年目 12 年目 , 平成 41 年度 28 年目 11 年目 , 平成 42 年度 29 年目 13 年目 , 平成 42 年度 29 年目 12 年目 , 平成 43 年度 30 年目 14 年目 , 平成 43 年度 30 年目 13 年目 , 平成 44 年度 31 年目 15 年目 , 平成 44 年度 31 年目 14 年目 , 平成 45 年度 32 年目 16 年目 , 平成 45 年度 32 年目 15 年目 , 平成 46 年度 33 年目 17 年目 , 平成 46 年度 33 年目 16 年目 , 平成 47 年度 34 年目 18 年目 , 平成 47 年度 34 年目 17 年目 , 平成 48 年度 35 年目 19 年目 , 平成 48 年度 35 年目 18 年目 , 平成 49 年度 36 年目 20 年目 , 平成 49 年度 36 年目 19 年目 , 平成 50 年度 37 年目 21 年目 , 平成 50 年度 37 年目 20 年目 , 平成 51 年度 38 年目 22 年目 , 平成 51 年度 38 年目 21 年目 , 平成 52 年度 39 年目 23 年目 , 平成 52 年度 39 年目 22 年目 , 平成 53 年度 40 年目 24 年目 , 平成 53 年度 40 年目 23 年目 , 平成 54 年度 41 年目 25 年目 , 平成 54 年度 41 年目 24 年目 , 平成 55 年度 42 年目 26 年目 , 平成 55 年度 42 年目 25 年目 , 平成 56 年度 43 年目 27 年目 , 平成 56 年度 43 年目 26 年目 , 平成 57 年度 44 年目 28 年目 , 平成 57 年度 44 年目 27 年目 , 平成 58 年度 45 年目 29 年目 , 平成 58 年度 45 年目 28 年目 , 平成 59 年度 46 年目 30 年目 , 平成 59 年度 46 年目 29 年目 , 平成 60 年度 47 年目 31 年目 , 平成 60 年度 47 年目 30 年目 , 平成 61 年度 48 年目 32 年目 , 平成 61 年度 48 年目 31 年目 , 平成 62 年度 49 年目 33 年目 , 平成 62 年度 49 年目 32 年目 , 平成 63 年度 50 年目 34 年目 , 平成 63 年度 50 年目 33 年目 , 平成 64 年度 51 年目 35 年目 , 平成 64 年度 51 年目 34 年目 , 平成 65 年度 52 年目 36 年目 , 平成 65 年度 52 年目 35 年目 , 平成 66 年度 53 年目 37 年目 , 平成 66 年度 53 年目 36 年目 , 平成 67 年度 54 年目 38 年目 , 平成 67 年度 54 年目 37 年目 , 平成 68 年度 55 年目 39 年目 , 平成 68 年度 55 年目 38 年目 , 平成 69 年度 56 年目 40 年目 , 平成 69 年度 56 年目 39 年目 , 平成 70 年度 57 年目 41 年目 , 平成 70 年度 57 年目 40 年目 , 平成 71 年度 58 年目 42 年目 , 平成 71 年度 58 年目 41 年目 , 平成 72 年度 59 年目 43 年目 , 平成 72 年度 59 年目 42 年目 , 平成 73 年度 60 年目 44 年目 , 平成 73 年度 60 年目 43 年目 , 平成 74 年度 61 年目 45 年目 , 平成 74 年度 61 年目 44 年目 , 平成 75 年度 62 年目 46 年目 , 平成 75 年度 62 年目 45 年目 , 平成 76 年度 63 年目 47 年目 , 平成 76 年度 63 年目 46 年目 , 平成 77 年度 64 年目 48 年目 , 平成 77 年度 64 年目 47 年目 , 平成 78 年度 65 年目 49 年目 , 平成 78 年度 65 年目 48 年目 , 平成 78 年度 66 年目 50 年目 , 平成 78 年度 66 年目 49 年目 , 平成 79 年度 66 年目 50 年目 , , , , , , , , , , , , , , ,293.8 (C) (B) (C) (B) B/C= 1.66 B/C= 年遅れた場合の便益の差 21,106.5 百万円 - 20,293.8 百万円 = 百万円工事が遅れたため, 供用開始が1 年遅れた場合の想定である -9-

本庄西天満線(神山)整備事業　調書付属資料（平成25年度事業再評価）

本庄西天満線(神山)整備事業　調書付属資料（平成25年度事業再評価）事業概要別添事業名 : 本庄西天満線 ( 神山 ) 整備事業所在地 : 北区中崎丁目 ~ 神山町目的 : 本路線は都心部で再開発の進む大阪駅北地区 ( うめきた ) と業務商業施設が集積する市街地である大阪駅東側を南北に縦断する幹線道路で周辺の道路においては自動車交通の混雑する状況が見受けられる本区間の整備により機能的な道路ネットワークを形成し天神橋筋などの交通負荷の緩和及び市内中心部と大阪府北部を連絡している新御堂筋