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れれごみぶち
5 years ago
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1 資料 5 第三回福祉先進都市東京の実現に向けた地域包括ケアシステム在り方検討会議 2015 年 8 月 18 日介護予防と健康寿命の延伸東京都健康長寿医療センター研究所新開省二

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5 促進要因阻害要因 5

6 健康長寿に影響する二大要因 6

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8 高齢者の健康づくりの方向性健康寿命の延伸健康格差の縮小健康日本 21( 第二次 ) 生活の質の向上社会環境の質の向上高齢者の要介護状態の予防または先送り高齢者の社会参加と社会貢献の増進身体心理社会的機能の維持増進認知症ロコモティフ症候群うつ閉じこもり低栄養など老年症候群の予防良好な食栄養身体活動体力の増進社会参加社会的紐帯を重視 < 個人の行動変容 > 社会参加の機会の増加と公平性の確保健康のための支援 ( 保健医療福祉等サービス ) へのアクセスの改善と公平性の確保地域の絆に依拠した健康づくりの場の構築 < 良好な社会環境の実現 > 8

9 高齢男性の生活機能の変化パターン全国高齢者 20 年の追跡調査 (N=5717) 自立 Successful aging (10.9%) 手段的日常生活動作に援助が必要基本的 & 手段的日常生活動作に援助が必要 (19.0%) early onset disability (70.1%) late onset disability 死亡年齢出典 ) 秋山弘子長寿時代の科学と社会の構想科学岩波書店,

10 高齢女性の生活機能の変化パターン全国高齢者 20 年の追跡調査 (N=5717) 自立手段的日常生活動作に援助が必要 (87.9%) late onset disability 基本的 & 手段的日常生活動作に援助が必要 (12.1%) early onset disability 死亡年齢出典 ) 秋山弘子長寿時代の科学と社会の構想科学岩波書店,

肥満高血圧糖尿病脂質異常の集積 ) 食事摂り過ぎに注意野菜はしっかり不足に注意肉魚卵はしっかりポイント運動

11 健康づくりの戦略は中年期と高齢期では違う!! 中年期高齢期目標生活習慣病の予防老化予防 = 心身機能の維持ターゲットメタボリックシンドローム虚弱 ( フレイル ) ( 肥満高血圧糖尿病脂質異常の集積 ) 食事摂り過ぎに注意野菜はしっかり不足に注意肉魚卵はしっかりポイント運動嗜好品エネルギーを消費 ( 有酸素運動 ) タバコはお酒は適量筋力足腰をしっかり維持 ( 筋トレ ) タバコはお酒は適量睡眠十分な睡眠昼夜のリズムまとまった睡眠社会働き過ぎやストレスの解消積極的に社会参加 11

12 フレイルに影響する二大要因 CVD などの疾病負荷 ( 重症化 ) 栄養体力心理社会 ( サルコヘニア ) ( ロコモ ) フレイル ( 身体的認知的 ) 12

13 13 介護予防をいかに進めるか草津町介護予防推進共同研究事業 ( )

14 群馬県草津町人口 :7,893 人 (2001 年 ) 6,733 人 (2014 年 ) 高齢化率 : 32.1% (2011 年 ) 主な産業 : 観光業標高 : 1,130-1,260m 14

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16 共同研究事業の目標の設定介護予防の推進生活機能の自立度の向上社会参加貢献の増進いきいき高齢者の増加地域社会の活性化老人医療介護保険の安定的運営 16

17 当初考えた介護予防推進システム住民 (65 歳以上 ) 健診受診生活習慣病や介護予防に関する項目未受診介護予防教室特定保健指導など訪問調査 (65 歳以上全員隔年実施機能的健康度 ) 機能的健康度健康余命介護認定率医療介護費などの推移 17

18 高齢者健診の内容生活習慣病のチェック ( 特定健診 or 後期健診 ) + 高齢者総合的機能評価 ( 研究として導入 ) (Comprehensive Geriatric Assessment; CGA) にっこり健診生活習慣病予防と老化予防を目的とした高齢者向け健診 18

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20 20 20

21 Component of Geriatric Health Check-ups Routine test items + CGA ADL / IADL Physical Performance Comprehensive Geriatric Assessment (CGA) Nutritional Function Social Function Psychological / Cognitive Function 21

22 結果報告にも工夫個別報告から集団報告会へヘルスリテラシーの向上セルフケア力ソーシャルキャピタルの醸成地域環境づくり独自の結果報告書 ( 三点セット ) を作成機能的健康度の評価体力の維持低栄養予防社会参加を強調介護予防教室への勧奨 22

Kusatsu geriatric Smaile health health Check-ups check-ups in in 2012 2012 2.

Indicatiors of Aging 1Nutritional Function 判定総合判定 ( :High, 〇 :Middle, :Low) BMI 25.

8 g/dl Excell ent 2Physical Performance ( : 高い, 〇 : 中程度, : 低い ) Hand Grip Strength 26.

0 sec Good 3Psychological / Cognitive Function ( : 良い, 〇 : やや心配, : 心配 ) Depressive Mode 2 /15point

/5 point Excell ent Intellectual Activity 4 /4 point Social Role 4 /4 point 〇 Homeboundness 5Risk of

Improvement 4 /2 point Oral Funtion 5 /3 point Number:1002 1Blood Pressure Puls ( :normal, 〇 :

やや心配 ) HbA1c(glucose metabolism) 5.5 % Creatinine(Kidney Function) 0.

0 ml/min/ 3Body Composition ( : 高い, 〇 : 中程度, : 低い ) Muscle mass 23.

23 Kusatsu geriatric Smaile health health Check-ups check-ups in in Factors that Affect Aging 判定 Distriction: Name Male / 85 years old 1.Indicatiors of Aging 1Nutritional Function 判定総合判定 ( :High, 〇 :Middle, :Low) BMI 25.2 kg/m 2 Total cholesterol 175 mg/dl Albumin 4.4 g/dl 〇 Hemoglobin 13.8 g/dl Excell ent 2Physical Performance ( : 高い, 〇 : 中程度, : 低い ) Hand Grip Strength 26.0 kg Usual Walking Speed 83.0 m/min 〇 Standing Ballance 60.0 sec Good 3Psychological / Cognitive Function ( : 良い, 〇 : やや心配, : 心配 ) Depressive Mode 2 /15point Forgetfullness 28 /30point 4Social Function ( : 高い, 〇 : 中程度, : 低い ) Instrumental Self-maintenance 5 /5 point Excell ent Intellectual Activity 4 /4 point Social Role 4 /4 point 〇 Homeboundness 5Risk of Long-Term Care Need ( :abcence, :presence) Frailty 5 /20point Motor Function 4 /5 point Nutritional Improvement 4 /2 point Oral Funtion 5 /3 point Number:1002 1Blood Pressure Puls ( :normal, 〇 : border, :hypertension) Blood Pressure 139/ 86 mmhg Puls 75 beat/min 2Blood Test ( : 良好, 〇 : まあ良好, : やや心配 ) HbA1c(glucose metabolism) 5.5 % Creatinine(Kidney Function) 0.84 mg/dl estgfr(kidney Function) 70.0 ml/min/ 3Body Composition ( : 高い, 〇 : 中程度, : 低い ) Muscle mass 23.1 kg Percentage of Skeletal Muscle Mass 39.3 % 4Medical History ( :presence) Hypertension Strok Heart Disease Diabetes mellitus Arthritic disorder 〇 5Arteriosclerosis ( : 良好, 〇 : ふつう, : 心配 ) PWV(blood vessel elasticity) right:1721 left:1835 ABI( 血管の詰まり ) right:1.1 left:1.1 6Oral Function ( : 良好, 〇 : ふつう, : 心配 ) Swallowing 聞き取り ( 主観 ) Chewing Gum Chewing Test 3 /5point 〇〇 Number:

24 草津共同研究事業の成果 1. 機能的健康度の向上体力栄養総合的移動能力認知機能高次生活機能健康余命の延伸日本公衆衛生雑誌 60(9), , 2013 日本公衆衛生雑誌 61(6), , 2014 厚生の指標 61(12), 28-35, 2014 厚生の指標 2015( 印刷中 ) 2. 介護保険の安定的運営介護保険新規認定率が半減保険財政の黒字化 24

25 健診受診者のバイアス老研式活動能力指標 ( 点 ) ( 点 ) 70 歳以上男性時間による主効果群による主効果交互作用 ( 時間群 ) :P = :P < :P = 歳以上女性時間による主効果群による主効果 :P = :P < 交互作用 ( 時間群 ) :P = にっこり健診受診者健診受診群 6 平均値, 標準偏差悉皆調査群いきいきアンケート応答者いきいきアンケート応答者にっこり健診受診者 25

26 Standardized score 身体栄養心理認知機能の標準化スコアの変化 ( 健診受診者 ) 男性 Hand-grip strength Maximum gait speed Albmin Hemoglobin GDS MMSE (Year of survey) (Seino S et al. Jpn J Public Health 2014;61: ) 26

27 Standardized score 身体栄養心理認知機能の標準化スコアの変化 ( 健診受診者 ) Females 女性 Hand-grip strength Maximum gait speed Albmin Hemoglobin GDS MMSE (Year of survey) (Seino S et al. Jpn J Public Health 2014;61: ) 27

28 継続新規別要介護認定者数の推移 250 認定者数 ( 人 ) 継続認定新規認定

29 前期後期別要介護認定率の推移歳全国群馬県要介護認定率 ( % ) 歳草津町草津町全国群馬県 ( 年 ) 29

30 要介護認定率の推移 19 要介護認定率 ( % ) 全国群馬県草津町 ( 年 ) 30

31 草津介護予防推進共同研究事業を踏まえて早急に改善が必要なこと高齢期の健康づくり機能的健康度を維持向上する取り組み = フレイル予防高齢者健診はメタボ健診から機能評価健診へ = フレイル健診今後の地域保健の方向性個人から地域全体の健康づくりへ健康づくりの場の拡大 = 生活の身近なところで産学官民連携地域力地域包括ケアシステムでの位置づけ 31

32 32 健康長寿のまちづくりいかにすすめるか JST 戦略的創造研究推進事業 ( 社会技術研究開発 ) コミュニティで創る新しい高齢社会のテサイン研究開発領域研究開発フロシェクト高齢者の虚弱化を予防し健康余命を延伸する社会システムの開発 (H23-26)

33 33 ソーシャルキャピタルの重要性家族や友人近隣の人への信頼互いに助け合ったり地域貢献する規範人と人との絆や社会のつながりがもたらす力近所づきあいやサークル活動などのネットワーク

34 行政区でこんなに違うソーシャルキャピタル (%) ご近所の人は信頼できるそう思うどちらかというとそう思うと回答した人の割合全体平均 :55.6% 養父市高齢者健康調査行政区 34

35 ソーシャルキャピタルと健康 : 地区レベルの分析高抑うつの平均得点 ( 低いほど状態が良い ) 低ソーシャルキャピタル ( 信頼感 ) が高い行政区ほど健康状態が良い! 横軸は行政区内で一般的に人を信頼できると回答した人の割合低信頼感高高虚弱の平均得点 ( 低いほど状態が良い ) 低 (%) (%) 低信頼感高 35 養父市高齢者健康調査 2012

36 これからの健康づくり栄養健康長寿の 3 本柱体力社会ソーシャルキャピタル ( 地域力 ) 健康で安心して暮らせるコミュニティ 36

37 虚弱化を先送りするコミュニティを目指して特色の異なる 2 地域で実践中山間モデル人口 26,501 人 ( 高齢化率 33% 後期高齢化率 20%) 雄大な自然に囲まれた地域地縁的なつながりが強い兵庫県養父市埼玉県鳩山町都市近郊型モデル人口 15,305 人 ( 高齢化率 28% 後期高齢化率 12%) 県内でも有数の規模を誇る新興住宅街があり ( 昭 1974 年に造成開始 ) 東京のベッドタウンとなっている 37

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41 41 鳩山町食コミュニティ会議 ( 食コミ ) 既存組織から推薦された住民 (6 名 ), 公募町民 (5 名 ) 女子栄養大学 (3 名 ), 行政職員 (3 名 ), 研究者 (5 名 ) イベント準備イベント準備

42 42 大都市東京のコミュニティの特性地縁的コミュニティから機能的コミュニティが主体小地域単位でさまざまなコミュニティが混在コミュニティの特性を踏まえた地域展開地域包括ケアシステムに健康推進システムは必須要素産学官民連携のコミュニティ会議予防のターゲットの明確化 = 機能的健康度学術的成果をフルに活用行政専門職の現場力のアップ

フレイルのみかた

フレイルのみかた 1フレイルとは? POINT OF STUDY フレイルの概念高齢期に生理的予備能が低下することでストレスに対する脆弱性が亢進し, 不健康を引き起こしやすい状態は Frailty と表現されており 1), 転倒や日常生活の障害, 要介護の発生, 死亡のリスクを増大させる要因となる. これまでは, 虚弱や老衰などの用語で表現されることが多く, 心身が加齢により老いて衰え, 不可逆的な印象を与えることが懸念されてきた.