ジフェノコナゾール 今般の残留基準の検討については 農薬取締法に基づく適用拡大申請に伴う基準値設定依頼が農林水産省からなされたことに伴い 食品安全委員会において食品健康影響評価がなされたことを踏まえ 農薬 動物用医薬品部会において審議を行い 以下の報告を取りまとめるものである 1. 概要 (1) 品

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1 ジフェノコナゾール 今般の残留基準の検討については 農薬取締法に基づく適用拡大申請に伴う基準値設定依頼が農林水産省からなされたことに伴い 食品安全委員会において食品健康影響評価がなされたことを踏まえ 農薬 動物用医薬品部会において審議を行い 以下の報告を取りまとめるものである 1. 概要 (1) 品目名 : ジフェノコナゾール [ Difenoconazole (ISO) ] () 用途 : 殺菌剤トリアゾール系の殺菌剤である 糸状菌の細胞膜のエルゴステロール生合成においてステロール前駆体の C14 位脱メチル化を阻害することにより殺菌作用を示すと考えられている (3) 化学名及び CAS 番号 1-({-[-Chloro-4-(4-chlorophenoxy)phenyl]-4-methyl-1,3-dioxolan-- yl}methyl)-1h-1,,4-triazole (IUPAC) 1H-1,,4-Triazole, 1-[[-[-chloro-4-(4-chlorophenoxy)phenyl]-4-methyl-1,3- dioxolan--yl]methyl]- (CAS:No ) (4) 構造式及び物性 分子式 C 19 H 17 Cl N 3 O 3 分子量 水溶解度 g/l(5 ) 分配係数 log 10 Pow = 4.4(5 )

2 . 適用の範囲及び使用方法本剤の適用の範囲及び使用方法は以下のとおり 作物名となっているものについては 今回農薬取締法 ( 昭和 3 年法律第 8 号 ) に基づく適用拡大申請がなされたものを示している (1) 国内での使用方法 1 5.0% ジフェノコナゾール乳剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 シ フェノコナソ - ルを含む農薬の総使用回数 てんさい だいず 褐斑病 斑点病 紫斑病 750 倍 5 L/10 a 000~3000 倍 100~ 倍 L/10 a 収穫 7 日前まで 3000~5000 倍 100~300 L/10 a 開花後 ~ 16~4 倍 800 ml/10 a 収穫 7 日前まで 3 回以内 3 回以内 回以内無人ヘリコ 回以内プターによる 10.0% ジフェノコナゾール水和剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 りんご なし もも かき 黒星病 赤星病黒点病 000~4000 倍 400 倍 斑点落葉病 000~4000 倍うどんこ病 000~3000 モニリア病倍 黒斑病輪紋病 黒星病赤星病 灰星病黒星病 うどんこ病落葉病炭疽病 000 倍 4000 倍 000 倍 3000 倍 おうとう灰星病 000 倍 00~700 L/10 a 収穫 14 日前まで 収穫前日まで 本剤の使用回数 使用方法 シ フェノコナソ ールを含む農薬の総使用回数 3 回以内 3 回以内

3 10.0% ジフェノコナゾール水和剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 うめ すいか メロン 茶 黒星病すす斑症つる枯病炭疽病つる枯病炭疽病もち病網もち病褐色円星病 3000 倍 000 倍 00~700 L/10 a 00~400 L/10 a 収穫 7 日前まで 収穫前日まで 摘採 14 日前まで 本剤の使用回数 3 回以内 使用方法 シ フェノコナソ ールを含む農薬の総使用回数 3 回以内 回以内 回以内 % ジフェノコナゾール顆粒水和剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 シ フェノコナソ ールを含む農薬の総使用回数 りんご なし かき おうとう 黒星病赤星病斑点落葉病うどんこ病黒点病モニリア病褐斑病黒星病赤星病 輪紋病黒斑病 うどんこ病炭疽病落葉病 灰星病 3000~4000 倍 3000 倍 000~3000 倍 000~4000 倍 000 倍 3000 倍 00~700 L/10 a 収穫 14 日前まで 3 回以内 3 回以内 ももネクタ 灰星病黒星病 000 倍 収穫前日まで リン 回以内 回以内 すももあんず 灰星病 うめ 黒星病 000~3000 倍すす斑症 3000 倍 びわ 灰斑病 4000 倍 収穫 1 日前まで 3 回以内 3 回以内 収穫 7 日マルメロごま色斑点病前まで 000 倍つる枯病 00~400 収穫前日メロンうどんこ病 L/10 a まで

4 3 10.0% ジフェノコナゾール顆粒水和剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 シ フェノコナソ ールを含む農薬の総使用回数 すいか つる枯病うどんこ病炭疽病 セルリートマト 斑点病 葉かび病すすかび病 収穫前日まで 3 回以内 3 回以内 きゅうり うどんこ病黒星病 パセリかぼちゃ うどんこ病 000 倍 00~400 L/10 a 収穫 3 日前まで 回以内 回以内 なすピーマンいちごしょうがアスパラガス茶 うどんこ病すすかび病 うどんこ病 白星病 斑点病 炭疽病もち病網もち病褐色円星病 00~500 L/10 a 00~400 L/10 a 収穫前日まで 収穫 3 日前まで収穫前日まで 摘採 7 日前まで 3 回以内 3 回以内 回以内 回以内 4 1.5% ジフェノコナゾール 6.5% マンゼブ水和剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 シ フェノコナソ ールを含む農薬の総使用回数 りんご 赤星病斑点落葉病黒点病黒星病うどんこ病 500 倍 00~700 L/10 a 収穫 30 日前まで 3 回以内 3 回以内

5 % ジフェノコナゾール % エマメクチン安息香酸塩 % チアメ トキサム液剤 作物名適用希釈倍数使用時期 トマト アブラムシ類葉かび病 本剤の使用回数 3 回以内 使用方法 シ フェノコナソ ールを含む農薬の総使用回数 きゅうり アブラムシ類コナジラミ類うどんこ病 収穫前日まで 回以内 キャベツアオムシ原液収穫 14 日前まで 3 回以内 3 回以内 なす いちご アブラムシ類コナジラミ類ハダニ類 アブラムシ類ハダニ類うどんこ病 収穫前日まで 回以内 () 海外での使用方法 1 3.% ジフェノコナゾール乳剤 ( 米国 ) 作物名 1 回当たりの使用量 総使用量使用時期使用回数使用方法 アブラナ科葉菜類 ウリ科野菜類 鱗茎野菜 0.08~0.114 lb ai/acre 0.3~0.46 lb ai/acre 0.3~0.46 lb ai/acre ( ねぎは合計 0.34 lb ai/acre たまねぎ鱗茎は 0.46 lb ai/acre を超えないこと ) 収穫前日まで 収穫当日まで 収穫 7 日前まで 4 回以内 4 回以内 ( たまねぎ ) 3 回以内 ( ねぎ ) 茎葉 かんきつ類 果菜類 0.08~0.15 lb ai/acre 0.07~0.11 lb ai/acre 0.3~0.5 lb ai/acre 0.8~0.46 lb ai/acre 収穫当日まで 4 回以内 ai:active ingredient( 有効成分 )

6 7.73% ジフェノコナゾール 1.93% メフェノキサムフロアブル ( 米国 ) 作物名 大麦 小麦 適用 オオムギ斑葉病 General Seed Rots 堅黒穂病 Pythium Damping Off オオムギ斑葉病 General Seed Rots Fusarium Seed Scab 堅黒穂病 Pythium Damping Off Common Bunt 猥褻真菌 Common Bunt Dwarf Bunt Karnal Bunt 黒穂病 Seed-borne Septoria 猥褻真菌 General Seed Rots Fusarium Seed Scab Pythium Damping Off Common Bunt Karnal Bunt Dwarf Bunt 猥褻真菌黒穂病 Seed-borne Septoria General Seed Rots Fusarium Seed Scab Pythium Damping Off 1 回当たりの使用量 5.44 g ai/100 lbs seed g ai/100 lbs seed.7 g ai/100 lbs seed 5.44 g ai/100 lbs seed g ai/100 lbs seed 使用回数 使用方法 1 回以内種子処理 3 5% ジフェノコナゾール乳剤 (EU) 作物名 1 回当たりの使用量 総使用量使用時期使用回数使用方法 にんじん 収穫 14 日前まで チコリ ( 茎葉 ) 0.5 L/ha (15 g ai/ha) 375 g ai/ha 収穫 1 日前まで 3 回以内茎葉 西洋わさび サルシフィー 収穫 14 日前まで

7 4 1.5% ジフェノコナゾールフロアブル (EU) 作物名 チコリ ( 茎葉 ) チコリ ( 根部 ) 西洋わさび サルシフィー 1 回当たりの使用量 15 g ai/ha 156 mg/m (1560 g ai/ha) 15 g ai/ha 総使用量使用時期使用回数使用方法 50 g ai/ha 156 mg/m (1560 g ai/ha) 50 g ai/ha 根部生産 ( 圃場 ) 収穫 14 日前まで促成栽培中または促成栽培後 ( 屋内 ) 収穫 1 日前まで 回以内茎葉 1 回以内 回以内収穫 14 日前まで 15 g ai/ha 375 g ai/ha 3 回以内 暗条件下で水耕チャンバーに 茎葉 5 13% ジフェノコナゾール乳剤 ( 韓国 ) 作物名 米 適用 紋枯病 こうじ病 1 回当たりの使用量 総使用量 13 g ai/ha 5 g ai/ha 使用時期 収穫 1 日前まで 使用間隔 7 日 使用方法 幼穂形成期に出穂 7 日前まで 6 10% ジフェノコナゾールフロアブル ( 韓国 ) 作物名適用希釈倍数総使用量使用方法使用時期 とうがらし炭疽病 000 倍 50 L/10 a 薬液が十分付着するよう 収穫 7 日前まで 本剤の 使用回数 回以内 7 5% ジフェノコナゾールフロアブル ( 韓国 ) 作物名適用希釈倍数総使用量使用方法使用時期 とうがらし炭疽病 1000 倍 00 L/10 a 薬液が十分付着するよう 収穫 日前まで 本剤の使用回数 3 回以内

8 8 5% ジフェノコナゾール乳剤 ( カナダ ) 作物名 なたね (Crop Group 0-A) 適用 Sclerotinia Stem Rot (Sclerotinia sclerotiorum) Alternaria Black Spot (Alternaria brassicae, Alternaria raphani) Virulent Blackleg (Leptosphaeria maculans) 1 回当たりの使用量 73~15 g ai/ha 総使用量 73~15 g ai/ha 使用時期 収穫 30 日前まで 使用回数 1 回 使用方法 茎葉 ブドウ うどんこ病 73~18 g ai/ha 51 g ai/ha 収穫 7 日前まで 4 回 g/l ジフェノコナゾール 19.4 g/l フルジオキソニルフロアブル ( カナダ ) 作物名 ばれいしょ 適用 フザリウム乾腐病 Black scurf stem and stolon canker 1 回当たりの使用量 1.5~.5 g ai/100 kg seed 使用回数 使用方法 1 回種子処理 3. 作物残留試験 (1) 分析の概要 国内 1 分析対象物質 ジフェノコナゾール 1-[-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ) フェニル ]--(1H-1,,4-トリアゾール-1-イル ) エタノール ( 以下 代謝物 Dという ) 代謝物 Dの配糖体 ( 以下 代謝物 Eという ) -クロロ-4-(4-クロロフェノキシ) 安息香酸 ( 以下 代謝物 Gという ) 代謝物 D 代謝物 E 代謝物 G

9 分析法の概要 ⅰ) ジフェノコナゾール試料からアセトンで抽出し n-ヘキサンに転溶する 必要に応じてアセトニトリル / ヘキサン分配した後 フロリジルカラムを用いて精製し 高感度窒素 リン検出器付きガスクロマトグラフ (GC-NPD) で定量する または 試料からアセトンまたはアセトニトリルで抽出後 HLB カラム C 18 カラム又はグラファイトカーボンカラムを用いて精製し 液体クロマトグラフ 質量分析計 (LC-MS) 又は液体クロマトグラフ タンデム型質量分析計 (LC-MS/MS) で定量する あるいは 試料からアセトンで抽出し 硫酸アンモニウム飽和下酢酸エチルに転溶する GPC 及びグラファイトカーボン /NH 積層カラムで精製し LC-MS/MS で定量する 定量限界 :0.01~0.1 mg/kg ⅱ) 代謝物 D 試料からアンモニア アセトニトリルで抽出し ジクロロメタンに転溶する ヨウ化メチルでメチル化した後 n-ヘキサンに転溶し フロリジルカラム及びC 18 カラムを用いて精製し GC-NPDで定量する なお 代謝物 Dの分析値については換算係数 1.16を用いてジフェノコナゾールに換算した値として示した 定量限界 :0.01 mg/kg( ジフェノコナゾール換算濃度 ) ⅲ) 代謝物 D 及び代謝物 E 試料からアンモニア アセトニトリルで抽出し 酵素を加え抱合体を加水分解し ジクロロメタンに転溶する ヨウ化メチルでメチル化した後 n-ヘキサンに転溶し フロリジルカラム及びC 18 カラムを用いて精製し GC-NPDで定量する なお 代謝物 D 及び代謝物 Eの分析値については換算係数 1.16を用いてジフェノコナゾールに換算した値として示した 定量限界 : 代謝物 D 0.01 mg/kg( ジフェノコナゾール換算濃度 ) 代謝物 E 0.01 mg/kg( ジフェノコナゾール換算濃度 ) ⅳ) 代謝物 G 試料からアセトンで抽出し n-ヘキサンに転溶した後 フロリジルカラムを用いて精製し 電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフ (GC-ECD) で定量する なお 代謝物 Gの分析値については 換算係数 1.6を用いてジフェノコナゾールに換算した値として示した

10 定量限界 : 0.01 mg/kg( ジフェノコナゾール換算濃度 ) 海外 1 分析対象物質 ジフェノコナゾール 1H-1,,4-トリアゾール( 以下 代謝物 Jという ) 1H-1,,4-トリアゾールアラニン( 以下 代謝物 Kという ) 1H-1,,4-トリアゾール酢酸( 以下 代謝物 Lという ) O N HO N N NH 代謝物 J 代謝物 K 代謝物 L 分析法の概要 ⅰ) ジフェノコナゾール試料からアセトン又はメタノール アンモニア水 (4:1) 混液で抽出し n-ヘキサンに転溶する フロリジルカラム又はシリカゲルカラムを用いて精製 又はアセトニトリルで抽出した後 シリカゲルカラム フェニルカラム及び活性炭 酸化マグネシウム セライトカラムを用いて精製し GC-NPD 又はLC-MS/MSで定量する または 試料からアセトン又はメタノール アンモニア水 (4:1) 混液で抽出後 C 18 カラムを用いて精製し LC-MSで定量する または 試料からアセトンで抽出後 硫酸アンモニウム飽和下酢酸エチルに転溶する グラファイトカーボン /NH 積層カラムを用いて精製し LC-MS/MSで定量する または 試料からアセトンで抽出後 グラファイトカーボンカラムを用いて精製し LC-MS/MSで定量する または メタノール アンモニア水 (4:1) 混液で抽出後 HLB カラムを用いて精製し LC-MS/MSで定量する 定量限界 : 0.005~0.1 mg/kg ⅱ) 代謝物 J 代謝物 K 及び代謝物 L 試料からメタノール 水 (4:1) 混液で抽出する 代謝物 J についてはダンシルクロライドで誘導体化し 酢酸エチルに転溶する 代謝物 K についてはオクチルシリル化シリカゲル (C 8 ) 及び SAX 混合カラムを用いて精製し カルボキシル基を塩酸 ブタノールでエステル化し 次いでアミノ基を無水ヘプタフルオロ酪

11 酸 (HFBA) でアシル化する 代謝物 L については C 18 カラムを用いて精製し 塩酸 ブタノールでエステル化する 得られた各代謝物の誘導体について LC-MS/MS で 定量する 定量限界 : 代謝物 J 0.01 mg/kg 代謝物 K 0.01 mg/kg 代謝物 L 0.01 mg/kg () 作物残留試験結果 国内で実施された作物残留試験の結果の概要については別紙 1-1 海外で実施され た作物残留試験の結果の概要については別紙 及び 1-5 を参照 4. 畜産物における推定残留濃度本剤については 飼料として給与した作物を通じ家畜の筋肉等への移行が想定されることから 飼料の最大給与割合等から算出した飼料中の残留農薬濃度と動物飼養試験の結果を用い 以下のとおり畜産物中の推定残留濃度を算出した (1) 分析の概要 1 分析対象物質 ジフェノコナゾール 代謝物 D 代謝物 J 分析法の概要試料からアセトニトリル アンモニア水 (19:1) 混液で抽出する tert-ブチルメチルエーテルに転溶し LC-MS/MSで定量する または 試料をアセトニトリル 水 (4:1) 混液で抽出し HLB カラムを用いて精製し 代謝物 Jはジクロロメタン分配を行い LC-MS/MSで定量する 定量限界 : ジフェノコナゾール 0.005~0.01 ppm 代謝物 D 0.005~0.01 ppm 代謝物 J 0.005~0.01 ppm () 家畜残留試験 ( 動物飼養試験 ) 1 乳牛を用いた残留試験乳牛 ( ホルスタイン種 体重 498~608 kg 3 頭 / 群 ) に対して 飼料中濃度として 1 3 及び10 ppmに相当する量のジフェノコナゾールを含むゼラチンカプセルを9~

12 30 日間にわたり投与し 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓に含まれるジフェノコナゾール及び代謝物 Dの濃度をLC-MS/MSで測定した また 乳については投与開始前及び投与 及び8 日後に採取した乳のジフェノコナゾール及び代謝物 Dの濃度をLC-MS/MSで測定した 結果は表 1を参照 表 1. 乳牛の組織中の残留濃度 (mg/kg) 筋肉脂肪肝臓腎臓 ジフェノコナゾール代謝物 D ジフェノコナゾール代謝物 D ジフェノコナゾール代謝物 D ジフェノコナゾール代謝物 D 1 ppm 投与群 3 ppm 投与群 10 ppm 投与群 <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 最高 ) 0.0( 最高 ) 0.08( 最高 ) <0.01( 平均 ) 0.01( 平均 ) 0.00( 平均 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) 0.013( 最高 ) 0.033( 最高 ) 0.095( 最高 ) 0.011( 平均 ) 0.030( 平均 ) 0.07( 平均 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) 0.0( 最高 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) 0.01( 平均 ) 0.044( 最高 ) 0.13( 最高 ) 0.35( 最高 ) 0.039( 平均 ) 0.118( 平均 ) 0.303( 平均 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 最高 ) 0.018( 最高 ) 0.05( 最高 ) <0.01( 平均 ) 0.017( 平均 ) 0.044( 平均 ) 乳 ジフェノコナゾール <0.005( 平均 ) <0.005( 平均 ) <0.005( 平均 ) 代謝物 D <0.005( 平均 ) <0.005( 平均 ) 0.007( 平均 ) 定量限界 : 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓 0.01 mg/kg 乳 mg/kg 乳牛を用いた残留試験乳牛 ( ホルスタイン種 体重 508~708 kg 3 頭 / 群 ) に対して 飼料中濃度として 1 5 及び15 ppmに相当する量のジフェノコナゾールが含むゼラチンカプセルを9~ 30 日間にわたり投与し 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓に含まれるジフェノコナゾール 代謝物 D 及び代謝物 Jの濃度をLC-MS/MSで測定した また 乳については投与開始前及び投与 及び8 日後に採取した乳のジフェノコナゾール 代謝物 D 及び代謝物 Jの濃度をLC-MS/MSで測定した 結果は表 を参照 表. 乳牛の組織中の残留濃度 (mg/kg)

13 筋肉脂肪肝臓腎臓乳 1 ppm 投与群 5 ppm 投与群 15 ppm 投与群 ジフェノコナゾール <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) 代謝物 D <0.01( 最高 ) 0.01( 最高 ) 0.05( 最高 ) <0.01( 平均 ) 0.01( 平均 ) 0.04( 平均 ) 代謝物 J <0.01( 最高 ) 0.0( 最高 ) 0.04( 最高 ) <0.01( 平均 ) 0.01( 平均 ) 0.03( 平均 ) ジフェノコナゾール <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) 代謝物 D 0.0( 最高 ) 0.05( 最高 ) 0.14( 最高 ) 0.01( 平均 ) 0.04( 平均 ) 0.1( 平均 ) 代謝物 J <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) ジフェノコナゾール <0.01( 最高 ) 0.0( 最高 ) 0.03( 最高 ) <0.01( 平均 ) 0.01( 平均 ) 0.03( 平均 ) 代謝物 D 0.07( 最高 ) 0.3( 最高 ) 0.66( 最高 ) 0.06( 平均 ) 0.0( 平均 ) 0.57( 平均 ) 代謝物 J <0.01( 最高 ) 0.01( 最高 ) 0.03( 最高 ) <0.01( 平均 ) 0.01( 平均 ) 0.0( 平均 ) ジフェノコナゾール <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 最高 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) 代謝物 D 0.01( 最高 ) 0.04( 最高 ) 0.1( 最高 ) <0.01( 平均 ) 0.04( 平均 ) 0.11( 平均 ) 代謝物 J <0.01( 最高 ) 0.0( 最高 ) 0.05( 最高 ) <0.01( 平均 ) 0.0( 平均 ) 0.04( 平均 ) ジフェノコナゾール <0.005( 平均 ) <0.005( 平均 ) <0.005( 平均 ) 代謝物 D <0.005( 平均 ) 0.005( 平均 ) 0.01( 平均 ) 代謝物 J <0.01( 平均 ) 0.0( 平均 ) 0.04( 平均 ) 定量限界 : 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓 0.01 mg/kg 乳 0.005~0.01 mg/kg 上記の結果に関連して JMPR では肉牛及び乳牛の MDB 注 1) をそれぞれ ppm 及び ppm STMR dietary burden 注 ) をそれぞれ ppm 及び 1.37 ppm と評価して いる 注 1) 最大飼料由来負荷 (Maximum Dietary Burden:MDB): 飼料として用いられる全ての飼料品目に残留基準まで残留していると仮定した場合に 飼料の摂取によって畜産動物が暴露されうる最大量 飼料中残留濃度として表示される 注 ) 平均的飼料由来負荷 (STMR dietary burden 又は mean dietary burden): 飼料としても用いられる全ての飼料品目に農薬が平均的に残留していると仮定した場合に ( 作物残留試験から得られた残留濃度の中央値を試算に用いる ) 飼料の摂取によって畜産動物が暴露されうる最大濃度 飼料中濃度として表示される 3 産卵鶏における残留試験

14 産卵鶏 ( 白色レグホン種 体重 1.58~1.64 kg 15 羽 / 群 ) に対して 飼料中濃度として 及び 10 ppm に相当する量のジフェノコナゾールを含む飼料を 8 日間にわたり投与し 筋肉 脂肪及び肝臓に含まれるジフェノコナゾール 代謝物 D 及び代謝物 Jの濃度をLC-MS/MSで測定した 鶏卵については 投与開始前及び投与 及び 8 日後に採卵し LC-MS/MS で測定した 結果は表 3を参照 筋肉 脂肪 肝臓 卵 表 3. 鶏の組織中の残留濃度 (mg/kg) ジフェノコナゾール - 代謝物 D - 代謝物 J 1 ppm 投与群 3 ppm 投与群 10 ppm 投与群 <0.005( 最大 ) <0.005( 平均 ) ジフェノコナゾール - 代謝物 D - 代謝物 J <0.005( 最大 ) <0.005( 平均 ) ジフェノコナゾール - 代謝物 D - 代謝物 J ジフェノコナゾール 代謝物 D <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) 0.01( 最大 ) 0.01( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) 0.008( 最大 ) 0.006( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) 0.005( 最大 ) 0.005( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) 0.01( 最大 ) 0.01( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) 0.04( 最大 ) 0.037( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) 0.03( 最大 ) 0.0( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) 0.014( 最大 ) 0.01( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) 0.0( 最大 ) 0.0( 平均 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) 0.17( 最大 ) 0.13( 平均 ) 0.010( 最大 ) 0.04( 最大 ) 0.069( 最大 ) 代謝物 J 0.007( 平均 ) 0.00( 平均 ) 0.060( 平均 ) 定量限界 : 筋肉 脂肪 肝臓及び卵 0.005~0.01 mg/kg -: 分析せず 0.3 ppm 投与群は定量限界又は定量限界未満の為 分析していない JMPR は 産卵鶏の MDB を 1.89 ppm STMR dietary burden を 1.11 ppm と評価し ている (3) 推定残留濃度

15 牛及び鶏について MDB 及び STMR dietary burden と家畜残留試験結果から 畜産 物中の推定残留濃度を算出した 結果は表 4-1 及び表 4- を参照 推定残留濃度はジ フェノコナゾール及び代謝物 D の合計濃度で示した 表 4-1. 畜産物中の推定残留濃度 : 牛 (mg/kg) 筋肉脂肪肝臓腎臓乳 肉牛 (0.047) (0.14) (0.71) 乳牛 (0.037) (0.1) (0.58) 上段 : 最大残留濃度下段括弧内 : 平均的な残留濃度 0.17 (0.13) 0.14 (0.11) (0.011) 表 4-. 畜産物中の推定残留濃度 : 鶏 (mg/kg) 筋肉脂肪肝臓卵 採卵鶏 (0.01) (0.01) 上段 : 最大残留濃度下段括弧内 : 平均的な残留濃度 0.01 (0.01) 0.06 (0.011) 5.ADI 及び ARfD の評価食品安全基本法 ( 平成 15 年法律第 48 号 ) 第 4 条第 1 項第 1 号の規定に基づき 食品安全委員会あて意見を求めたジフェノコナゾールに係る食品健康影響評価において 以下のとおり評価されている (1)ADI 無毒性量 :0.96 mg/kg 体重 /day( 発がん性は認められなかった ) ( 動物種 ) 雄ラット ( 投与方法 ) 混餌 ( 試験の種類 ) 慢性毒性 / 発がん性併合試験 ( 期間 ) 年間 安全係数 :100 ADI: mg/kg 体重 /day 他の発がん性試験において マウスで肝細胞腺腫及び肝細胞癌が認められたが こ れらの腫瘍の発生機序は遺伝毒性によるものとは考え難く 評価に当たり閾値を設定 することは可能であると考えられた ( 参考 )

16 評価に供された遺伝毒性試験の in vitro 試験の一部で陽性の結果が得られたが 小核試験を始め in vivo 試験では陰性の結果が得られたので ジフェノコナゾール は生体にとって問題となる遺伝毒性はないと結論されている ()ARfD 無毒性量 :5 mg/kg 体重 ( 動物種 ) 雄ラット ( 投与方法 ) 強制経口 ( 試験の種類 ) 急性神経毒性試験安全係数 :100 ARfD:0.5 mg/kg 体重 6. 諸外国における状況 JMPRにおける毒性評価が行われ 007 年にADI 及びARfDが設定されている 国際基準はとうもろこし アーティチョーク等に設定されている 米国 カナダ EU 豪州及びニュージーランドについて調査した結果 米国において小麦 たまねぎ等に カナダにおいてなたね りんご等に EU においてぶどう いちご等に 豪州においてアボカド にんじん等に ニュージーランドにおいてキャベツ ブロッコリー等に基準値が設定されている 7. 基準値案 (1) 残留の規制対象農産物にあってはジフェノコナゾールのみとし 畜産物にあってはジフェノコナゾール及び代謝物 Dとする 農産物については 作物残留試験において代謝物 D 代謝物 E 代謝物 G 代謝物 J 代謝物 K 及び代謝物 Lの分析が行われているが いずれも一部の試験を除いて親化合物より残留濃度が低いこと 代謝物 Dは植物体内運命試験の結果から主要な代謝物として検出されていないこと また 代謝物 J 代謝物 K 及び代謝物 Lはジフェノコナゾールに特異的な代謝物ではないことから 代謝物 D 代謝物 E 代謝物 G 代謝物 J 代謝物 K 及び代謝物 Lは残留の規制対象には含めないこととする 畜産物については ジフェノコナゾール及び残留試験において主要な残留物である代謝物 Dを規制対象とする また 残留試験において代謝物 Jの残留も認められるが 代謝物 J はジフェノコナゾールに特異的な代謝物ではないこと 親化合物に比べて毒性が低いこと 国際基準はジフェノコナゾール及び代謝物 Dとしていることを踏まえ 代謝物 Jを規制対象に含めないこととする なお 食品安全委員会は 食品健康影響評価において 農産物中の暴露評価対象物

17 質をジフェノコナゾール ( 親化合物のみ ) 畜産物中の暴露評価対象物質をジフェノ コナゾール及び代謝物 D としている () 基準値案 別紙 のとおりである (3) 暴露評価 1 長期暴露評価 1 日当たり摂取する農薬等の量のADIに対する比は 以下のとおりである 詳細な暴露評価は別紙 3 参照 EDI/ADI(%) 注 ) 国民全体 (1 歳以上 ).6 幼小児 (1~6 歳 ) 4.6 妊婦 19.1 高齢者 (65 歳以上 ) 5.7 注 ) 各食品の平均摂取量は 平成 17 年 ~19 年度の食品摂取度 摂取量調査の特別集計業務報告書による EDI 試算法 : 作物残留試験成績の平均値 各食品の平均摂取量 短期暴露評価各食品の短期推定摂取量 (ESTI) を算出したところ 国民全体 (1 歳以上 ) 及び幼小児 (1~6 歳 ) のそれぞれにおける摂取量は急性参照用量 (ARfD) を超えていない注 ) 詳細な暴露評価は別紙 4-1 及び4- 参照 注 ) 基準値案 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用い 平成 17~ 19 年度の食品摂取頻度 摂取量調査及び平成 年度の厚生労働科学研究の結果に基づきESTIを算出した

18 ジフェノコナゾールの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1-1) 農作物 てんさい ( 根部 ) てんさい ( 葉部 ) だいず ( 乾燥子実 ) だいず ( 乾燥子実 ) 剤型 使用量 使用方法 回数 経過日数 5.0% 乳剤 5.0% 乳剤 5.0% 乳剤 10.5% 水和剤 5.0% 乳剤 5.0% 乳剤 5.0% 乳剤 5.0% 乳剤 5.0% 乳剤 注 000 倍 1,9,45 圃場 A:0.0/-/-/- ) (3 回,45 日 ) L/10 a 1,9,44 圃場 B:0.0/-/-/-(3 回,9 日 ) 000 倍 1,9,44 圃場 A:*0.06/<0.01/0.01/<0.01(*3 回,9 日 ) L/10 a 1,8,35 圃場 B:0.0/<0.01/<0.01/<0.01 注 3) 500 倍圃場 A:<0.01/-/-/-(#) 3 14,1,8 5 L/10 a 圃場 B:0.01/-/-/-(#) 1000 倍圃場 A:<0.05/-/-/-(#) 3 14,1,8 150 L/10 a 圃場 B:<0.05/-/-/-(#) 000 倍圃場 A:0.06/-/-/-(3 回,7 日 )(#) 3 3,7,14 00 L/10 a 圃場 B:0.09/-/-/-(3 回,7 日 )(#) 750 倍圃場 A:0.0/-/-/- 3 3,7,14 5 L/10 a 圃場 B:0.0/-/-/-(3 回,14 日 ) 000 倍 1,9,45 圃場 A:0.08/-/-/-(3 回,9 日 ) L/10 a 1,9,44 圃場 B:0.38/-/-/- 000 倍 1,9,44 圃場 A:0.4/-/-/-(3 回,9 日 ) L/10 a 1,8,35 圃場 B:0.16/-/-/ 倍圃場 A:0.01/-/-/- 7,14,1 159,188 L/10 a 圃場 B:<0.01/-/-/- 圃場 A:<0.01/-/-/- 圃場 B:<0.01/-/-/- 圃場 C:<0.01/-/-/- キャベツ.5% 500 倍圃場 A:0.04/-/-/-(3 回,14 日 )(#) 3 3,7,14 ( 葉球 ) 顆粒水溶剤 00~300 L/10 a 圃場 B:<0.01/-/-/-(3 回,14 日 )(#) アスパラガス 10.0% 000 倍圃場 A:0.17/-/-/- 1,3,7,14 ( 若茎 ) 顆粒水和剤 447~556 L/10a 圃場 B:0.14/-/-/- パセリ 10.0% 000 倍圃場 A:6.8/-/-/- 3,7,14,1,8 ( 茎葉 ) 顆粒水和剤 00 L/10 a 圃場 B:17.7/-/-/- セルリー 10.0% 000 倍圃場 A:3.46/-/-/- 3 1,7,14 ( 茎葉 ) 顆粒水和剤 300 L/10 a 圃場 B:1.74/-/-/- 10.0% 000 倍圃場 A:0.1/-/-/- 3 1,7,14 トマト顆粒水和剤 00~300 L/10 a 圃場 B:0.09/-/-/-(3 回,7 日 ) ( 果実 ).5% 500 倍圃場 A:0.17/-/-/-(#) 3 1,7,14,1 顆粒水溶剤 300 L/10 a 圃場 B:0.1/-/-/-(#) ピーマン 10.0% 000 倍圃場 A:0.3/-/-/- 3 1,7,14 ( 果実 ) 顆粒水和剤 00 L/10 a 圃場 B:0.53/-/-/- なす 10.0% 000 倍圃場 A:0.06/-/-/-(#) 3 1,7,14 ( 果実 ) 顆粒水和剤 130~00 L/10 a 圃場 B:0.11/-/-/-(#) 10.0% 000 倍圃場 A:0.07/-/-/- 3 1,3,7 きゅうり顆粒水和剤 00~50 L/10 a 圃場 B:0.06/-/-/- ( 果実 ).5% 500 倍圃場 A:0.05/-/-/-(#) 3 1,3,7 顆粒水溶剤 300~530 L/10 a 圃場 B:0.06/-/-/-(#) かぼちゃ 10.0% 000 倍圃場 A:0.07/-/-/- 3 1,3,7 ( 果実 ) 顆粒水和剤 300 L/10a 圃場 B:0.09/-/-/- すいか 10.0% 000 倍圃場 A:<0.01/-/-/- 3 1,3,7 ( 果肉 ) 水和剤 300 L/10 a 圃場 B:0.0/-/-/-(3 回,7 日 ) メロン 10.0% 000 倍圃場 A:<0.01/-/-/- 3 1,3,7 ( 果肉 ) 水和剤 300~41 L/10 a 圃場 B:<0.01/-/-/- 圃場 A:0.01/-/-/- しょうが 10.0% 000 倍 3 3 3,7,14 圃場 B:<0.01/-/-/- ( 根茎 ) 顆粒水和剤 180~19 L/10 a 圃場 C:0.01/-/-/-(3 回,14 日 ) りんご ( 果実 ) 日本なし ( 果実 ) 試験圃場数 % 乳剤 10.0% 水和剤 10.0% 水和剤 10.0% 水和剤 10.0% 水和剤 10.0% 水和剤 10.0% 水和剤 10.0% 水和剤 10.0% 水和剤 16 倍無人ヘリ 0.8 L/10a 000 倍 14,1,31,45 圃場 A:0.3/-/-/ ~600 L/10 a 14,1,30,45 圃場 B:0.6/-/-/- 000 倍圃場 A:0.18/-/-/-,3 1,30,45, L/10 a 圃場 B:0.1/-/-/- 000 倍 45,60 圃場 A:0.0/-/-/- 500 L/10 a 45,59 圃場 B:0.0/-/-/- 000 倍 8,43 圃場 A:0.16/<0.01/<0.01/<0.01,3 500~600 L/10 a 31,46 圃場 B:*0.14/*0.0/0.0/<0.01(*3 回,46 日 ) 000 倍 14,31,45 圃場 A:0.04/-/-/ L/10 a 14,30,45 圃場 B:0.16/-/-/- 000 倍 500 L/10 a 000 倍 500 L/10 a 000 倍 8 L/ 樹 試験条件 7,14,1,3 1,30,45 圃場 A:0.04/-/-/- 30,45 圃場 B:0.14/-/-/- 3 30,45 圃場 A:0.06/<0.01/<0.01/< ,45 圃場 A:0.4/<0.01/<0.01/<0.01 各化合物の残留濃度注 1) (mg/kg) ジフェノコナゾール / 代謝物 D/ 代謝物 D+E/ 代謝物 G

19 ジフェノコナゾールの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1-1) 農作物 マルメロ ( 果実 ) びわ ( 果肉 ) びわ ( 果実 ) もも ( 果肉 ) もも ( 果皮 ) ネクタリン ( 果実 ) あんず ( 果実 ) すもも ( 果実 ) うめ ( 果実 ) おうとう ( 果実 ) いちご ( 果実 ) かき ( 果実 ) 茶 ( 荒茶 ) 茶 ( 浸出液 ) 試験圃場数 試験条件各化合物の残留濃度注 1) (mg/kg) 剤型使用量 使用方法回数経過日数 ジフェノコナゾール/ 代謝物 D/ 代謝物 D+E/ 代謝物 G 10.0% 000 倍圃場 A:0.14/-/-/- 3 1,7,14 顆粒水和剤 450~700 L/10 a 圃場 B:0.17/-/-/- 10.0% 4000 倍圃場 A:0.01/-/-/- 3 1,8,35,4 顆粒水和剤 65 L/10 a 圃場 B:0.03/-/-/- 10.0% 4000 倍圃場 A:0.51/-/-/-(3 回,8 日 ) 3 1,8,35,4 顆粒水和剤 65 L/10 a 圃場 B:0.0/-/-/-(3 回,8 日 ) 10.0% 000 倍圃場 A:<0.01/-/-/- 3 14,1,30,45 水和剤 350~400 L/10 a 圃場 B:0.01/-/-/- 10.0% 000 倍 1,4,7 圃場 A:0.04/-/-/-(3 回,4 日 ) 3 水和剤 500~700 L/10 a 1,3,7 圃場 B:0.04/-/-/- 10.0% 000 倍圃場 A:0.16/-/-/- 3 14,1,30,45 水和剤 350~400 L/10a 圃場 B:1.98/-/-/- 10.0% 000 倍 1,4,7 圃場 A:.81/-/-/- 3 水和剤 500~700 L/10a 1,3,7 圃場 B:.68/-/-/- 10.0% 000 倍圃場 A:0./-/-/- 1,7,14 顆粒水和剤 400 L/10 a 圃場 B:0.3/-/-/- 10.0% 000 倍圃場 A:0.4/-/-/- 3 1,7,14 顆粒水和剤 400~500 L/10 a 圃場 B:0.5/-/-/- 10.0% 000 倍圃場 A:<0.1/-/-/- 1,7,14 顆粒水和剤 300~500 L/10 a 圃場 B:0.1/-/-/- 10.0% 3000 倍圃場 A:0.16/-/-/- 3 7,14,1 水和剤 400~500 L/10 a 圃場 B:0.4/-/-/- 10.0% 000 倍圃場 A:1.16/-/-/- 3 1,3,7 顆粒水和剤 300~400 L/10 a 圃場 B:0.4/-/-/-(3 回,3 日 ) 10.0% 000 倍圃場 A:0.7/-/-/- 3 1,3,7,14 水和剤 500~700 L/10 a 圃場 B:0.34/-/-/- 10.0% 000 倍圃場 A:1.33/-/-/-(3 回,3 日 ) 3 1,3,7,14 水和剤 700 L/10 a 圃場 B:0.30/-/-/- 10.0% 000 倍圃場 A:0.6/-/-/- 3 1,3,7 顆粒水和剤 00~56 L/10 a 圃場 B:0.6/-/-/-.5% 500 倍圃場 A:0.6/-/-/-(#) 3 1,3,7 顆粒水溶剤 00 L/10 a 圃場 B:0.5/-/-/-(#) 10.0% 3000 倍圃場 A:0.19/-/-/- 3 1,7,14 水和剤 700 L/10 a 圃場 B:0.4/-/-/-(3 回,7 日 ) 10.0% 顆粒水和剤 10.0% 顆粒水和剤 000 倍 00 L/10 a 000 倍 00 L/10 a 1, 1, 7,14,1 7,14,1 圃場 A:7.87/-/-/- 圃場 B:5.31/-/-/- 圃場 A:0.79/-/-/- 圃場 B:0.54/-/-/- 注 1) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 )-: 分析せず 注 3)(#) 印で示した作物残留試験成績は 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した 注 4) 今回 新たに提出された作物残留試験成績に網を付けて示している

20 ジフェノコナゾールの海外作物残留試験一覧表 ( 米国 ) ( 別紙 1-) 農作物 試験圃場数 剤型 試験条件 使用量 使用方法 回数 経過日数 注 1) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) ジフェノコナゾール/ 代謝物 J/ 代謝物 K/ 代謝物 L からしな たまねぎ ( 鱗茎 ) ねぎ きゅうり ( 果実 ) サマースカッシュ ( 果実 ) オレンジ % 乳剤 ~0.115 lb ai/acre 3.% 乳剤 3 茎葉 3.% 乳剤 レモン 5 3.% 乳剤 13 3.% 乳剤 6 3.% 乳剤 3.% 乳剤 ~0.115 lb ai/acre 茎葉 ~0.115 lb ai/acre 茎葉 ~0.115 lb ai/acre 茎葉 ~0.115 lb ai/acre 茎葉 ~0.15 lb ai/acre 茎葉 ~0.15 lb ai/acre 茎葉 0.65 lb ai/acre 茎葉 ~0.15 lb ai/acre ク レーフ フルーツ 6 3.% 乳剤 4 茎葉 ,7 圃場 A:*7.7/<0.01 /*0.06/*0.0(*4 回,7 日 ) 圃場 B:3./<0.01/*0.04/<0.01(*4 回,7 日 ) 圃場 C:6.0/<0.01/*0.11/0.01(*4 回,7 日 ) 圃場 D:5.0/<0.01/*0.0/<0.01(*4 回,7 日 ) 圃場 E:14/<0.01/*0.03/0.01(*4 回,3 日 ) 0,3,5,7,9 圃場 A:0.0/<0.01/*0.58/<0.01(*4 回,9 日 ) 7 7 圃場 B:<0.01/<0.01/0.09/<0.01 圃場 C:0.04/<0.01/0.0/<0.01 圃場 D:0.0/<0.01/0.0/<0.01 圃場 E:0.09/<0.01/0.04/<0.01 圃場 F:<0.01/<0.01/0.04/<0.01 圃場 G:<0.01/<0.01/0.01/<0.01 圃場 H:0.01/<0.01/0.10/<0.01 圃場 A:.5/<0.01/0.03/<0.01 圃場 B:.9/<0.01/0.0/<0.01 0,3,5,7,9 圃場 C:4.8/<0.01/0.07/<0.01 0,7 0,1,3,5,7,9 0,7 0,7 0,1,3,5,7,9 0 0 圃場 A1:0.03/<0.01/*0.14/<0.01(*4 回,7 日 ) 圃場 A:0.04/<0.01/*0.15/<0.01(*4 回,7 日 ) 圃場 B1:0.0/<0.01/*0.4/**0.03(*4 回,5 日 )(**4 回,7 日 ) 圃場 B:0.10/<0.01/0.7/*0.03(*4 回,9 日 ) 圃場 C1:<0.01/<0.01/0.19/<0.01 圃場 C:<0.01/<0.01/0.14/<0.01 圃場 D1:0.06/<0.01/*0.04/<0.01(*4 回,7 日 ) 圃場 D:0.0/<0.01/*0.05/<0.01(*4 回,7 日 ) 圃場 E1:0.04/<0.01/*0.07/<0.01(*4 回,7 日 ) 圃場 E:<0.01/<0.01/*0.07/<0.01(*4 回,7 日 ) 圃場 F1:0.01/<0.01/*0.08/<0.01(*4 回,7 日 ) 圃場 F:<0.01/<0.01/0.07/<0.01 圃場 A1:<0.01/<0.01/0./<0.01 圃場 A:<0.01/<0.01/0.5/<0.01 圃場 B1:0.06/<0.01/0.11/<0.01 圃場 B:0.06/<0.01/0.10/<0.01 圃場 C1:0.0/<0.01/0.04/<0.01 圃場 C:<0.01/<0.01/*0.07/<0.01(*4 回,7 日 ) 圃場 D1:0.06/<0.01/0.0/<0.01 圃場 D:0.05/<0.01/0.0/<0.01 圃場 E1:0.06/<0.01/*0.11/*0.0(*4 回,1 日 ) 圃場 E:0.03/<0.01/0.06/0.01 圃場 A:0.4/<0.01/0.01/<0.01 圃場 B:0.19/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 C:0.4/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 D:0.09/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 E:0.0/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 A:0.17/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 B:0.17/<0.01/0.0/<0.01 圃場 C:0.16/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 D:0.17/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 E:0.8/<0.01/0.01/<0.01 0,3,7,10 圃場 F:0.3/<0.01/<0.01/< 圃場 G:0.15/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 H:0.65/<0.01/0.01/<0.01 圃場 I:0.13/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 J:0.13/<0.01/<0.01/<0.01 0,3,7,10 圃場 K:*0.37/<0.01/<0.01/<0.01(*4 回,3 日 ) 0 圃場 L:0.46/<0.01/<0.01/< 圃場 A:1.8/0.03/0.01/<0.01(#) 注 ) 0 圃場 A:0.08/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 B:0.4/<0.01/0.03/<0.01 圃場 C:0.0/<0.01/0.03/<0.01 圃場 D:0.14/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 E:0.10/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 F:0.13/<0.01/<0.01/<0.01

21 ジフェノコナゾールの海外作物残留試験一覧表 ( 米国 ) ( 別紙 1-) 農作物 試験圃場数 剤型 試験条件 使用量 使用方法 回数 経過日数 注 1) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) ジフェノコナゾール/ 代謝物 J/ 代謝物 K/ 代謝物 L 57 圃場 A:<0.01/-/-/- 注 3) 37 圃場 B:<0.01/-/-/- 118 圃場 C:<0.01/-/-/- 64 圃場 D:<0.01/-/-/- 63 圃場 E:<0.01/-/-/- 小麦 大麦 % フロアブル 10.9 g ai/100 lb seed 種子処理 4 g ai/100 kg seed 種子処理 10.9 g ai/100 lb seed 種子処理 圃場 F:<0.01/-/-/- 98 圃場 G:<0.01/-/-/- 94 圃場 H:<0.01/-/-/- 3 圃場 I:<0.01/-/-/- 40 圃場 J:<0.01/-/-/- 3 圃場 K:<0.01/-/-/- 59 圃場 L:<0.01/-/-/- 83 圃場 M:<0.01/-/-/- 305 圃場 N:<0.01/-/-/- 81 圃場 A:<0.01/-/-/- 119 圃場 B:<0.01/-/-/- 95 圃場 C:<0.01/-/-/- 94 圃場 D:<0.01/-/-/- 105 圃場 E:<0.01/-/-/- 93 圃場 F:<0.01/-/-/- 1 圃場 G:<0.01/-/-/- 305 圃場 H:<0.01/-/-/- 6 圃場 I:<0.01/-/-/- 10 圃場 J:<0.01/-/-/- 301 圃場 K:<0.01/-/-/- 149 圃場 L:<0.01/-/-/- 38 圃場 M:<0.01/-/-/- 93 圃場 N:<0.01/-/-/- 109 圃場 A:<0.01/-/-/- 89 圃場 B:<0.01/-/-/- 95 圃場 C:<0.01/-/-/- 107 圃場 D:<0.01/-/-/- 9 圃場 E:<0.01/-/-/- 94 圃場 F:<0.01/-/-/- 4 圃場 G:<0.01/-/-/- 13 圃場 H:<0.01/-/-/- 195 圃場 I:<0.01/-/-/- 注 1) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 )(#) 印で示した作物残留試験成績は 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した 注 3)-: 分析せず

22 ジフェノコナゾールの海外作物残留試験一覧表 (EU) ( 別紙 1-3) 農作物 試験圃場数 試験条件 剤型使用量 使用方法回数経過日数 注 1) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) ジフェノコナゾール/ 代謝物 J/ 代謝物 K/ 代謝物 L 15 g ai/ha にんじん 16 5% 乳剤 3 茎葉 チコリ [ 茎葉 ] チコリ [ 根部 ] 4 4 5%EC 剤 5%EC 剤 圃場 15 g ai/ha 茎葉 促成栽培 156 mg ai/m 15 g ai/ha 茎葉 圃場 A:0.1/-/-/- 注 ) 0,3,7,10,14 圃場 B:0.04/-/-/- 14 圃場 C:0.09/-/-/- 圃場 D:0./-/-/- 0,3,7,10,14 圃場 E:0.8/-/-/- 14 圃場 F:0.08/-/-/- 圃場 G:0.13/-/-/- 0,3,7,10,14 圃場 H:0.06/-/-/- 14 圃場 I:<0.0/-/-/- 圃場 J:0.0/-/-/- 圃場 K:0.0/-/-/- 圃場 L:0.15/-/-/- 圃場 M:0.03/-/-/- 0,3,7,10,15 圃場 N:0.0/-/-/-(3 回,15 日 ) 圃場 O:0.15/-/-/- 0,3,7,10,14 圃場 P:0.10/-/-/ ,1 注 3) 圃場 A:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01(#) 圃場 B:0.04/<0.01/<0.01/<0.01(#) 圃場 C:<0.01/<0.01/0.0/<0.01(#) 圃場 D:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01(#) 圃場 A:0.09/<0.01/<0.01/<0.01(#) 圃場 B:0.0/<0.01/<0.01/<0.01(#) 圃場 C:0.3/<0.01/0.03/<0.01(#) 圃場 D:*0.0/<0.01/0.01/<0.01(* 回,1 日 )(#) 注 1) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 )-: 分析せず 注 3)(#) 印で示した作物残留試験成績は 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した

23 ジフェノコナゾールの海外作物残留試験一覧表 ( 韓国 ) ( 別紙 1-4) 農作物 試験圃場数 剤型 試験条件 使用量 使用方法 回数 経過日数 注 1) 残留濃度 (mg/kg) 45 圃場 A:0.0 水稲 ( 玄米 ) 3 13% 乳剤 13 g ai/ha 茎葉 3 30 圃場 B: ,1 圃場 C: ,1,3,5,7 圃場 A:0.5(1 回,3 日 ) 3 5% フロアブル 100 g ai/ha 茎葉 0,1,3,5,7 圃場 B:0.45( 回,3 日 ) とうがらし 3 0,1,3,5,7 圃場 C:0.57(3 回,3 日 ) 10% フロアブル 15 g ai/ha 茎葉 1,3,5,7 圃場 A: ,3,5,7 圃場 B:0.9(3 回,7 日 )(#) 注 ) 注 1) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 )(#) 印で示した作物残留試験成績は 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した

24 ジフェノコナゾールの海外作物残留試験一覧表 ( カナダ ) ( 別紙 1-5) 農作物 なたね ( 種子 ) 試験圃場数 13 5% 乳剤 ぶどう 1 5% 乳剤 ばれいしょ 16 試験条件 注 1) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) 剤型使用量 使用方法回数経過日数 ジフェノコナゾール / 代謝物 J/ 代謝物 K/ 代謝物 L 19.4 g/l フロアブル ~15 g ai/ha 茎葉 ~18 g ai/ha 茎葉.5 g ai/100 kg seed pieces 種子処理 注 ) 圃場 A:0.017/-/-/- 30 圃場 B:0.081/-/-/- 30 圃場 C:0.070/-/-/- 30 圃場 D:0.03/-/-/- 30 圃場 E:0.04/-/-/- 30 圃場 F:0.036/-/-/- 31 圃場 G:0.044/-/-/- 35 圃場 H:<0.01/-/-/- 31 圃場 I:0.019/-/-/- 3 圃場 J:0.040/-/-/- 5,30,35,40 圃場 K:0.01/-/-/- 31 圃場 L:0.011/-/-/- 31 圃場 M:0.037/-/-/- 圃場 A:1./<0.01/0.04/0.0 7 圃場 B:0.43/<0.01/0.04/0.0 圃場 C:0.1/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 D:0.40/<0.01/<0.01/<0.01 0,3,5,7 7 圃場 E:0.65/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 F:0.6/<0.01/0.0/<0.01 圃場 G:1.7/<0.01/<0.01/<0.01 0,3,5,7 圃場 H:1.8/<0.01/0.0/0.0 圃場 I:0.9/<0.01/<0.01/< 圃場 J:0.3/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 K:0.83/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 L:0.8/<0.01/<0.01/< ,93,99,107 圃場 A:<0.0099/-/-/- 100 圃場 B:0.03/-/-/- 100 圃場 C:<0.003/-/-/- 101 圃場 D:0.014/-/-/- 101 圃場 E:0.019/-/-/- 100 圃場 F:<0.0068/-/-/- 100 圃場 G:0.096/-/-/- 89 圃場 H:<0.003/-/-/- 89 圃場 I:<0.003/-/-/- 91 圃場 J:<0.003/-/-/- 104 圃場 K:<0.003/-/-/- 19 圃場 L:<0.003/-/-/- 96 圃場 M:0.01/-/-/- 75 圃場 N:<0.003/-/-/- 91,98,105,11 圃場 O:0.011/-/-/-(1 回,105 日 ) 118 圃場 P:0.013/-/-/- 注 1) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 )-: 分析せず 注 3) ブドウは 米国で実施された作物残留試験成績よりカナダの基準値が設定された

25 農薬名 ジフェノコナゾール ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm 登録有無 国際基準 ppm 参考基準値外国基準値 ppm 作物残留試験成績等 ppm 米 ( 玄米をいう ) 韓国 0.0,0.04,0.05( 韓国 ) 小麦 米国 <0.01(n=8)( 米国 ) 大麦 米国 <0.01(n=9)( 米国 ) とうもろこし 大豆 小豆類 えんどう そら豆 らっかせい その他の豆類 ばれいしょ <0.003~0.096(n=16)( カナ ダ ) てんさい (#),0.09(#) 西洋わさび EU EUにんじん (<0.0~ 0.8(n=16)) キャベツ 芽キャベツ カリフラワー ブロッコリー その他のあぶらな科野菜 サルシフィー EU EUにんじん参照 アーティチョーク 1.5 チコリ EUチコリ (<0.01~ 0.04(#)(n=4)) レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) その他のきく科野菜 EU EUチコリの根 (0.09~ 0.3(#)(n=4)) たまねぎ 米国 <0.01~0.09(n=8)( 米国 ) ねぎ ( リーキを含む ) 米国.5,.9,4.8( 米国 ) にんにく 米国 米国たまねぎ参照 アスパラガス 申 ,0.17 その他のゆり科野菜 にんじん パセリ ,17.7($) セロリ ,3.46($) その他のせり科野菜 トマト ピーマン ,0.53($) なす その他のなす科野菜 韓国 韓国とうがらし (0.5,0.45,0.57) きゅうり ( ガーキンを含む ) 米国 <0.01~0.0(n=1)( 米国 ) かぼちゃ ( スカッシュを含む ) 米国 米国サマーシュカッシュ (<0.01~0.06(n=10)) すいか <0.01,0.0 メロン類果実 <0.01,<0.01 オクラ しょうが <0.01,0.01,0.01 未成熟えんどう 未成熟いんげん しいたけ 0.6 その他のきのこ類 0.6 その他の野菜 なつみかんの果実全体 レモン

26 農薬名 ジフェノコナゾール ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm 登録有無 オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) グレープフルーツ ライム その他のかんきつ類果実 参考基準値国際外国基準基準値 ppm ppm 作物残留試験成績等 ppm りんご (*) 日本なし (*) 西洋なし (*) マルメロ (*) びわ ,0.03($) もも ,0.04 ネクタリン ,0.3 あんず ( アプリコットを含む ) ,0.5 すもも ( プルーンを含む ) <0.1,0.1 うめ ,1.16($) おうとう ( チェリーを含む ) ,1.33($) いちご ブルーベリー ぶどう カナダ 0.1~1.8(n=1)( カナダ ) かき ,0.4 バナナ パパイヤ アボカド マンゴー パッションフルーツ その他の果実 ひまわりの種子 ごまの種子 カナタ カナダなたね(<0.01~ 0.081(n=13)) なたね その他のオイルシード カナタ カナダなたね参照 ぎんなん くり ペカン アーモンド くるみ その他のナッツ類 茶 ,7.87( 荒茶 ) コーヒー豆 その他のスパイス 米国 米国レモン オレンジ グレー プフルーツ (0.08~ 1.8(n=4)) その他のハーブ 米国 米国からしな (3.~14(n=5)) 牛の筋肉 牛の脂肪参照 豚の筋肉 豚の脂肪参照 その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉 その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪参照 牛の脂肪 豚の脂肪 その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪 牛の肝臓 1.5 豚の肝臓 1.5 その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓 1.5 牛の腎臓 1.5 豚の腎臓 1.5 その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓 1.5

27 農薬名 ジフェノコナゾール ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm 登録有無 国際基準 ppm 参考基準値 外国基準値 ppm 作物残留試験成績等 ppm 牛の食用部分 1.5 豚の食用部分 1.5 その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分 1.5 乳 鶏の筋肉 鶏の脂肪参照 その他の家きんの筋肉 その他の家きんの脂肪参照 鶏の脂肪 その他の家きんの脂肪 鶏の肝臓 その他の家きんの肝臓 鶏の腎臓 その他の家きんの腎臓 鶏の食用部分 その他の家きんの食用部分 鶏の卵 その他の家きんの卵 とうがらし ( 乾燥させたもの ) 5 5 申請 ( 国内における登録 承認等の申請 インホ ートトレランス申請 ) 以外の理由により本基準 ( 暫定基準以外の基準 ) を見直す基準値案については 太枠線で囲んで示した 登録有無 の欄に の記載があるものは 国内で農薬等としての使用が認められていることを示している 登録有無 の欄に 申 の記載があるものは 国内で農薬の登録申請等の基準値設定依頼がなされたものであることを示している (#) これらの作物残留試験は 登録又は申請の適用の範囲内で試験が行われていない ($) これらの作物残留試験は 試験成績のばらつきを考慮し この印をつけた残留値を基準値策定の根拠とした (*) 018 年に設定された国際基準 (4 ppm) はポストハーベストとして設定されているため参照せず 014 年の国際基準 (0.8 ppm) を参照した現行の基準値を維持する

28 ジフェノコナゾール推定摂取量 ( 単位 :µg/ 人 /day) ( 別紙 3) 食品名 暴露評価に国民全体国民全体幼小児幼小児高齢者高齢者基準値案妊婦妊婦用いた数値 (1 歳以上 ) (1 歳以上 ) (1~6 歳 ) (1~6 歳 ) (65 歳以上 ) (65 歳以上 ) (ppm) TMDI EDI (ppm) TMDI EDI TMDI EDI TMDI EDI 米 ( 玄米をいう ) 0. ## 小麦 大麦 とうもろこし 0.01 ## 大豆 小豆類 えんどう そら豆 らっかせい その他の豆類 0. ## ばれいしょ 0. ## てんさい 0.3 ## 西洋わさび キャベツ 芽キャベツ カリフラワー ブロッコリー その他のあぶらな科野菜 ## サルシフィー アーティチョーク チコリ レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) その他のきく科野菜 0.6 ## たまねぎ ねぎ ( リーキを含む ) にんにく アスパラガス その他のゆり科野菜 9 ## にんじん パセリ セロリ その他のせり科野菜 0.5 ## トマト ピーマン なす その他のなす科野菜 1 ## きゅうり ( ガーキンを含む ) かぼちゃ ( スカッシュを含む ) すいか メロン類果実 0.05 ## オクラ しょうが 未成熟えんどう 未成熟いんげん 0.7 ## その他の野菜 0.7 ## なつみかんの果実全体 レモン オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) グレープフルーツ ライム その他のかんきつ類果実 0.6 ## りんご 日本なし 西洋なし マルメロ びわ 0. ## もも ネクタリン あんず ( アプリコットを含む ) すもも ( プルーンを含む ) うめ おうとう ( チェリーを含む ) 3 ## いちご ブルーベリー 4 ## ぶどう かき 0.7 ## バナナ パパイヤ アボカド マンゴー パッションフルーツ 0.05 ## その他の果実 ## ひまわりの種子 ごまの種子 なたね その他のオイルシード 0.1 ## ぎんなん くり ペカン アーモンド くるみ その他のナッツ類 0.03 ## 茶 コーヒー豆 0.01 ## その他のスパイス 0.6 ## その他のハーブ 35 ## 筋肉 陸棲哺乳類の肉類 脂肪 0.14 陸棲哺乳類の食用部分 ( 肉類除く )

29 食品名 ジフェノコナゾール推定摂取量 ( 単位 :µg/ 人 /day) 基準値案 (ppm) 暴露評価に用いた数値 (ppm) 国民全体 (1 歳以上 ) TMDI 国民全体 (1 歳以上 ) EDI 幼小児 (1~6 歳 ) TMDI 幼小児 (1~6 歳 ) EDI 妊婦 TMDI 妊婦 EDI ( 別紙 3) 高齢者 (65 歳以上 ) TMDI 高齢者 (65 歳以上 ) EDI 陸棲哺乳類の乳類 0.0 ## 家きんの肉類 0.01 ## 家きんの卵類 0.03 ## 計 ADI 比 (%) TMDI: 理論最大 1 日摂取量 (Theoretical Maximum Daily Intake) TMDI 試算法 : 基準値案 各食品の平均摂取量 EDI: 推定 1 日摂取量 (Estimated Daily Intake) EDI 試算法 : 作物残留試験成績の平均値 各食品の平均摂取量 : 個別の作物残留試験がないことから 暴露評価を行うにあたり基準値 ( 案 ) の数値を用いた とうもろこし 大豆 小豆類 えんどう そら豆 らっかせい その他の豆類 キャベツ 芽キャベツ カリフラワー ブロッコリー その他のあぶらな科野菜 アーティチョーク レタス その他のゆり科野菜 にんじん その他のせり科野菜 トマト なす オクラ 未成熟えんどう 未成熟いんげん その他の野菜 なつみかんの果実全体 レモン オレンジ グレープフルーツ ライム その他のかんきつ類果実 いちご ブルーベリー バナナ パパイヤ アボカド マンゴー パッションフルーツ その他の果実 ひまわりの種子 なたね ぎんなん くり ペカン アーモンド くるみ その他のナッツ類 コーヒー豆 陸棲哺乳類の肉類 陸棲哺乳類の乳類 家禽の肉類及び家禽の卵類については JMPRの評価に用いられた残留試験データを用いてEDI 試算をした 陸棲哺乳類の肉類 については TMDI 計算では 牛 豚 その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉 脂肪の摂取量にその範囲の基準値案で最も高い値を乗じた また EDI 計算では 畜産物中の平均的な残留農薬濃度を用い 摂取量の筋肉及び脂肪の比率をそれぞれ 80% 0% として試算した 茶については 浸出液における作物残留試験結果を用いて EDI を試算した

30 ( 別紙 4-1) ジフェノコナゾールの推定摂取量 ( 短期 ): 国民全体 (1 歳以上 ) 食品名 ( 基準値設定対象 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) 評価に用いた数値 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) ESTI/ARfD (%) 米 ( 玄米 ) 米 小麦 小麦 大麦 大麦 麦茶 とうもろこし スイートコーン 大豆 大豆 小豆類 いんげん らっかせい らっかせい ばれいしょ ばれいしょ キャベツ キャベツ カリフラワー カリフラワー ブロッコリー ブロッコリー その他のあぶらな科野菜 たかな 菜花 レタス類 レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) 非結球レタス類 レタス たまねぎ たまねぎ ねぎ ( リーキを含む ) ねぎ にんにく にんにく アスパラガス アスパラガス その他のゆり科野菜にんじんパセリ にんにくの芽にんじんパセリ ( 生 ) らっきょうにんじんジュースパセリ ( 乾燥 ) セロリ セロリ その他のせり科野菜 せり トマト トマト ピーマン ピーマン 5.1 なす なす その他のなす科野菜 とうがらし ( 生 ) ししとう きゅうり ( ガーキンを含む ) きゅうり かぼちゃ かぼちゃ ( スカッシュを含む ) ズッキーニ すいか すいか メロン類果実 メロン オクラ オクラ しょうが しょうが 未成熟えんどう 未成熟えんどう ( さや ) 未成熟えんどう ( 豆 ) 未成熟いんげん 未成熟いんげん ずいき その他の野菜 もやし れんこん そら豆 ( 生 ) なつみかんの果実全体 なつみかん レモン レモン オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) オレンジ オレンジ果汁 グレープフルーツ グレープフルーツ きんかん その他のかんきつ類果実 ぽんかん ゆず すだち りんご りんご りんご果汁 日本なし 日本なし 西洋なし 西洋なし びわ びわ もも もも すもも ( プルーンを含む ) プルーン うめ うめ おうとう ( チェリーを含む ) おうとう いちご いちご ブルーベリー ブルーベリー ぶどう ぶどう かき かき

31 ( 別紙 4-1) ジフェノコナゾールの推定摂取量 ( 短期 ): 国民全体 (1 歳以上 ) 食品名 ( 基準値設定対象 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) 評価に用いた数値 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) ESTI/ARfD (%) バナナ バナナ アボカド アボカド マンゴー マンゴー その他の果実 いちじく ごまの種子 ごまの種子 ぎんなん ぎんなん くり くり アーモンド アーモンド くるみ くるみ 茶 緑茶類 ESTI: 短期推定摂取量 (Estimated Short-Term Intake) ESTI/ARfD(%) の値は 有効数字 1 桁 ( 値が 100 を超える場合は有効数字 桁 ) とし四捨五入して算出した : 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用いて短期摂取量を推計した

32 ( 別紙 4-) 食品名 ( 基準値設定対象 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) 米 ( 玄米 ) 米 小麦 小麦 大麦 ESTI/ARfD (%) 大麦 麦茶 とうもろこし スイートコーン 大豆 大豆 らっかせい らっかせい ばれいしょ ばれいしょ キャベツ キャベツ ブロッコリー ブロッコリー レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) ジフェノコナゾールの推定摂取量 ( 短期 ): 幼小児 (1~6 歳 ) レタス類 非結球レタス類 レタス たまねぎ たまねぎ ねぎ ( リーキを含む ) ねぎ にんにく にんにく にんじん にんじん パセリ パセリ ( 生 ) トマト トマト ピーマン ピーマン なす なす きゅうり ( ガーキンを含む ) きゅうり かぼちゃ ( スカッシュを含む ) かぼちゃ すいか すいか メロン類果実 メロン オクラ オクラ しょうが しょうが 未成熟えんどう ( さや ) 未成熟えんどう未成熟えんどう ( 豆 ) 未成熟いんげん未成熟いんげん その他の野菜 オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) りんご 評価に用いた数値 (ppm) もやし れんこん オレンジ オレンジ果汁 りんご りんご果汁 日本なし 日本なし もも もも うめ うめ いちご いちご ぶどう ぶどう かき かき バナナ バナナ ごまの種子 ごまの種子 茶 緑茶類 ESTI: 短期推定摂取量 (Estimated Short-Term Intake) ESTI/ARfD(%) の値は 有効数字 1 桁 ( 値が 100 を超える場合は有効数字 桁 ) とし四捨五入して算出した : 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用いて短期摂取量を推計した

33 ( 参考 ) これまでの経緯 平成 5 年 4 月 8 日初回農薬登録平成 17 年 11 月 9 日残留農薬基準告示平成 1 年 5 月 9 日農林水産省から厚生労働省へ農薬登録申請に係る連絡及び基準値設定依頼 ( 適用拡大 : ピーマン なす及び茶等 ) 平成 年 9 月 4 日厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請平成 年 11 月 8 日インポートトレランス設定の要請 ( 高麗人参 ) 平成 年 1 月 0 日インポートトレランス設定の要請 ( トマト等 ) 平成 4 年 3 月 15 日インポートトレランス設定の要請 ( スカッシュ等 ) 平成 4 年 10 月 15 日食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知平成 5 年 7 月 3 日薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会平成 6 年 4 月 4 日残留農薬基準告示 平成 6 年 1 月 0 日インポートトレランス設定の要請 ( とうがらし ) 平成 6 年 8 月 13 日インポートトレランス設定の要請 ( チコリ等 ) 平成 6 年 9 月 9 日厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請平成 7 年 3 月 3 日食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知平成 7 年 9 月 10 日薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会平成 8 年 4 月 4 日残留農薬基準告示 平成 8 年 7 月 1 日農林水産省から厚生労働省へ農薬登録申請に係る連絡及び基準値設定依頼 ( 適用拡大 : パセリ及びしょうが ) 平成 8 年 1 月 1 日インポートトレランス設定の要請 ( ブルーベリー ) 平成 8 年 1 月 13 日厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請平成 9 年 月 8 日食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知平成 9 年 8 月 日薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会平成 30 年 3 月 30 日残留基準値告示 平成 30 年 1 月 31 日農林水産省から厚生労働省へ農薬登録申請に係る連絡及び基準 値設定依頼 ( 適用拡大 : アスパラガス )

34 平成 30 年 4 月 18 日厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準値設定に係る食品健康影響票について要請平成 30 年 5 月 日食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知平成 30 年 10 月 日薬事 食品衛生審議会へ諮問平成 30 年 10 月 5 日薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会 薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会 [ 委員 ] 穐山浩 国立医薬品食品衛生研究所食品部長 石井里枝 埼玉県衛生研究所副所長 ( 兼 ) 食品微生物検査室長 井之上浩一立命館大学薬学部薬学科臨床分析化学研究室准教授 折戸謙介 麻布大学獣医学部生理学教授 魏民 大阪市立大学大学院医学研究科分子病理学准教授 佐々木一昭東京農工大学大学院農学研究院動物生命科学部門准教授 佐藤清 元一般財団法人残留農薬研究所理事 佐野元彦 東京海洋大学海洋生物資源学部門教授 永山敏廣 明治薬科大学薬学部特任教授 根本了 国立医薬品食品衛生研究所食品部第一室長 二村睦子 日本生活協同組合連合会組織推進本部長 宮井俊一 一般社団法人日本植物防疫協会技術顧問 由田克士 大阪市立大学大学院生活科学研究科公衆栄養学教授 吉成浩一 静岡県立大学薬学部衛生分子毒性学分野教授 ( : 部会長 )

35 答申 ( 案 ) ジフェノコナゾール 食品名 残留基準値 ppm 米 ( 玄米をいう ) 0. 小麦 0.1 大麦 0.1 とうもろこし 0.01 大豆 0.1 1) 小豆類注 0.05 えんどう 0. そら豆 0.05 らっかせい 0.01 ) その他の豆類注 0. ばれいしょ 0. てんさい 0.3 西洋わさび 0.4 キャベツ 芽キャベツ カリフラワー ブロッコリー 3) その他のあぶらな科野菜注 サルシフィー 0.4 アーティチョーク チコリ 0.08 レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) 4) その他のきく科野菜注 0.6 たまねぎ 0. ねぎ ( リーキを含む ) 6 にんにく 0. アスパラガス 0.5 5) その他のゆり科野菜注 9 にんじん 0. パセリ 5 セロリ 10 6) その他のせり科野菜注 0.5 トマト 0.6 ピーマン なす 0.6 7) その他のなす科野菜注 1 きゅうり ( ガーキンを含む ) 0.7 かぼちゃ ( スカッシュを含む ) 0.7 すいか 0.1 メロン類果実 0.05 オクラ 0.6 しょうが 0.05 未成熟えんどう 0.7 未成熟いんげん 0.7 8) その他の野菜注 0.7 なつみかんの果実全体 0.6 レモン 0.6 オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) 0.6 グレープフルーツ 0.6 ライム 0.6 今回基準値を設定するジフェノコナゾールとは 農産物にあってはジフェノコナゾールのみとし 畜産物にあってはジフェノコナゾール及び代謝物 D 1-[- クロロ -4-(4- クロロフェノキシ ) フェニル ]--(1H -1,,4- トリアゾール -1- イル ) エタノール をジフェノコナゾールに換算したもののを和をいう 注 1) いんげん ささげ サルタニ豆 サルタピア豆 バター豆 ペギア豆 ホワイト豆 ライマ豆及びレンズを含む 注 ) その他の豆類 とは 豆類のうち 大豆 小豆類 えんどう そら豆 らっかせい及びスパイス以外のものをいう 注 3) その他のあぶらな科野菜 とは あぶらな科野菜のうち だいこん類の根 だいこん類の葉 かぶ類の根 かぶ類の葉 西洋わさび クレソン はくさい キャベツ 芽キャベツ ケール こまつな きょうな チンゲンサイ カリフラワー ブロッコリー及びハーブ以外のものをいう 注 4) その他のきく科野菜 とは きく科野菜のうち ごぼう サルシフィー アーティチョーク チコリ エンダイブ しゅんぎく レタス及びハーブ以外のものをいう 注 5) その他のゆり科野菜 とは ゆり科野菜のうち たまねぎ ねぎ にんにく にら アスパラガス わけぎ及びハーブ以外のものをいう 注 6) その他のせり科野菜 とは せり科野菜のうち にんじん パースニップ パセリ セロリ みつば スパイス及びハーブ以外のものをいう 注 7) その他のなす科野菜 とは, なす科野菜のうち トマト ピーマン及びなす以外のものをいう 注 8) その他の野菜 とは 野菜のうち いも類 てんさい さとうきび あぶらな科野菜 きく科野菜 ゆり科野菜 せり科野菜 なす科野菜 うり科野菜 ほうれんそう たけのこ オクラ しようが 未成熟えんどう 未成熟いんげん えだまめ きのこ類 スパイス及びハーブ以外のものをいう

36 食品名 残留基準値 ppm 9) その他のかんきつ類果実注 0.6 りんご 0.8 日本なし 0.8 西洋なし 0.8 マルメロ 0.8 びわ 0. もも 0. ネクタリン 0.7 あんず ( アプリコットを含む ) 1 すもも ( プルーンを含む ) 0.3 うめ 3 おうとう ( チェリーを含む ) 3 いちご ブルーベリー 4 ぶどう 4 かき 0.7 バナナ 0.1 パパイヤ 0. アボカド 0.6 マンゴー 0.07 パッションフルーツ ) その他の果実注 ひまわりの種子 0.0 ごまの種子 0.1 なたね 0. 11) その他のオイルシード注 0.1 ぎんなん 0.03 くり 0.03 ペカン 0.03 アーモンド 0.03 くるみ ) その他のナッツ類注 0.03 茶 15 コーヒー豆 ) その他のスパイス注 ) その他のハーブ注 35 牛の筋肉 0. 豚の筋肉 0. その他の陸棲哺乳類に属する動物注 15) の筋肉 0. 牛の脂肪 0. 豚の脂肪 0. その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪 0. 牛の肝臓 豚の肝臓 その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓 牛の腎臓 豚の腎臓 その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓 16) 牛の食用部分注 豚の食用部分 その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分 乳 0.0 注 9) その他のかんきつ類果実 とは かんきつ類果実のうち みかん なつみかん なつみかんの外果皮 なつみかんの果実全体 レモン オレンジ グレープフルーツ ライム及びスパイス以外のものをいう 注 10) その他の果実 とは 果実のうち かんきつ類果実 りんご 日本なし 西洋なし マルメロ びわ もも ネクタリン あんず すもも うめ おうとう ベリー類果実 ぶどう かき バナナ キウィー パパイヤ アボカド パイナップル グアバ マンゴー パッションフルーツ なつめやし及びスパイス以外のものをいう 注 11) その他のオイルシード とは オイルシードのうち ひまわりの種子 ごまの種子 べにばなの種子 綿実 なたね及びスパイス以外のものをいう 注 1) その他のナッツ類 とは ナッツ類のうち ぎんなん くり ペカン アーモンド及びくるみ以外のものをいう 注 13) その他のスパイス とは スパイスのうち 西洋わさび わさびの根茎 にんにく とうがらし パプリカ しょうが レモンの果皮 オレンジの果皮 ゆずの果皮及びごまの種子以外のものをいう 注 14) その他のハーブ とは ハーブのうち クレソン にら パセリの茎 パセリの葉 セロリの茎及びセロリの葉以外のものをいう 注 15) その他の陸棲哺乳類に属する動物 とは 陸棲哺乳類に属する動物のうち 牛及び豚以外のものをいう 注 16) 食用部分 とは 食用に供される部分のうち 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓以外の部分をいう

37 食品名 残留基準値 ppm 鶏の筋肉 0.01 その他の家きん注 17) の筋肉 0.01 注 17) その他の家きん とは 家きんのうち 鶏以鶏の脂肪 外のものをいう 0.01 その他の家きんの脂肪 0.01 鶏の肝臓 0.01 その他の家きんの肝臓 0.01 鶏の腎臓 0.01 その他の家きんの腎臓 0.01 鶏の食用部分 0.01 その他の家きんの食用部分 0.01 鶏の卵 0.03 その他の家きんの卵 0.03 とうがらし ( 乾燥させたもの ) 5

38 スピロテトラマト 今般の残留基準の検討については 農薬取締法に基づく適用拡大申請に伴う基準値設定依頼が農林水産省からなされたこと及び関連企業から 国外で使用される農薬等に係る残留基準の設定及び改正に関する指針について に基づく残留基準の設定要請がなされたことに伴い 食品安全委員会において食品健康影響評価がなされたことを踏まえ 農薬 動物用医薬品部会において審議を行い 以下の報告を取りまとめるものである 1. 概要 (1) 品目名 : スピロテトラマト [ Spirotetramat (ISO) ] () 用途 : 殺虫剤 環状ケトエノール構造を有する殺虫剤である 昆虫のアセチル CoA カルボキシラー ゼ阻害を介して脂質合成を抑制することにより 殺虫効果を示すと考えられている (3) 化学名及び CAS 番号 (5S,8S)-3-(,5-Dimethylphenyl)-8-methoxy--oxo-1-azaspiro[4.5]dec-3-en- 4-yl ethyl carbonate(iupac) Carbonic acid, cis-3-(,5-dimethylphenyl)-8-methoxy--oxo-1- azaspiro[4.5]dec-3-en-4-yl ethyl ester(cas:no ) (4) 構造式及び物性 分子式 C 1 H 7 NO 5 分子量 水溶解度 g/l(0 ph 7) 分配係数 log 10 Pow =.51(pH 4 及び7)

39 . 適用の範囲及び使用方法本剤の適用の範囲及び使用方法は以下のとおり 作物名 使用時期となっているものについては 今回農薬取締法 ( 昭和 3 年法律第 8 号 ) に基づく適用拡大申請がなされたものを示している また にんじん 西洋わさび等についてインポートトレランス申請がなされている (1) 国内での使用方法 1.4% スピロテトラマトフロアブル 作物名 適用 希釈倍数 使用液量使用時期 本剤の 使用回数 使用 方法 スヒ ロテトラマトを 含む農薬の 総使用回数 ばれいしょてんさい アフ ラムシ類アサ ミウマ類 4000 倍 000 倍 収穫 7 日前まで収穫 14 日前まで キャベツ コナカ 000~ はくさい アフ ラムシ類 4000 倍 4000 倍 収穫 7 日前まで 3 回以内 ブロッコリーレタス アサ ミウマ類 000 倍 000~ アフ ラムシ類 4000 倍 100~300 L/10 a 3 回以内 非結球レタスアサ ミウマ類 収穫 14 日前まで アサ ミウマ類 アスパラガス コナシ ラミ類 ハタ ニ類アサ ミウマ類アフ ラムシ類 000 倍 収穫前日まで トマトミニトマト コナシ ラミ類トマトサヒ タ ニアサ ミウマ類トマトサヒ タ ニアフ ラムシ類 1000 倍 50 ml/ 株 5~50 育苗期後半 1 回灌注 3 回以内 ( 灌注は 1 回以内 ) コナシ ラミ類 ml/ 株

40 1.4% スピロテトラマトフロアブル ( つづき ) 作物名適用アサ ミウマ類アフ ラムシ類コナシ ラミ類 なすピーマンとうがらし類きゅうりメロンすいかかぼちゃズッキーニ 希釈使用液量使用時期倍数 000 倍 チャノホコリタ ニハタ ニ類アサ ミウマ類チャノホコリタ ニハタ ニ類 500 倍アフ ラムシ類コナシ ラミ類アサ ミウマ類アフ ラムシ類 000 倍コナシ ラミ類ハタ ニ類アサ ミウマ類ハタ ニ類 500 倍アフ ラムシ類コナシ ラミ類アサ ミウマ類アフ ラムシ類 000 倍コナシ ラミ類ハタ ニ類アサ ミウマ類ハタ ニ類 500 倍アフ ラムシ類コナシ ラミ類アフ ラムシ類コナシ ラミ類ハタ ニ類 000 倍アフ ラムシ類コナシ ラミ類 100~300 収穫前日 L/10 a まで 50 ml/ 株育苗期後半 5~50 ml/ 株 100~300 収穫前日 L/10 a まで 50 ml/ 株育苗期 5~50 後半 ml/ 株 100~300 収穫前日 L/10 a まで 50 ml/ 株育苗期 5~50 後半 ml/ 株収穫 7 日 100~300 前まで L/10 a 収穫前日まで スヒ ロテトラマトを本剤の使用含む農薬の使用回数方法総使用回数 3 回以内 1 回 灌注 3 回以内 3 回以内 ( 灌注は 1 回以内 ) 1 回 株元灌注 3 回以内 1 回 灌注 3 回以内 3 回以内

41 1.4% スピロテトラマトフロアブル ( つづき ) 希釈作物名適用使用液量使用時期倍数アサ ミウマ類 100~300 収穫前日アフ ラムシ類 000 倍 L/10 a までコナシ ラミ類いちごアサ ミウマ類 50 ml/ 株ハタ ニ類育苗期 500 倍アフ ラムシ類 5~50 後半コナシ ラミ類 ml/ 株カイカ ラムシ類収穫 7 日かんきつミカンサヒ タ ニ前までミカンハタ ニアフ ラムシ類りんごカイカ ラムシ類ハタ ニ類収穫 14 日アフ ラムシ類前までカイカ ラムシ類なしニセナシサヒ タ ニハタ ニ類 00~700 ももアフ ラムシ類 L/10 a 収穫 7 日ネクタリンカイカ ラムシ類 000 倍前まで小粒核果類ハタ ニ類 スヒ ロテトラマトを本剤の使用含む農薬の使用回数方法総使用回数 3 回以内 3 回以内 ( 灌注は 1 回 灌注 1 回以内 ) 3 回以内 3 回以内 おうとう カイカ ラムシ類 ハタ ニ類 収穫 7 日 前まで ぶどう カイカ ラムシ類チャノキイロアサ ミウマ 収穫 7 日 かき アサ ミウマ類カイカ ラムシ類 前まで しそ アサ ミウマ類 100~300 L/10 a 収穫 14 日前まで

42 1.4% スピロテトラマトフロアブル ( つづき ) 作物名 適用 希釈 倍数 使用液量 使用時期 本剤の 使用回数 使用 方法 スヒ ロテトラマトを 含む農薬の 総使用回数 ただし 花穂の発生期 にはマルチフィルム みょうが 収穫前日 被覆により ( 花穂 ) まで 液が直接 花穂に飛散 しない状態で アフ ラムシ類 000 倍 100~300 L/10 a みょうが 3 回以内 使用する 3 回以内 ( 花穂 ) の 収穫前日まで みょうが ( 茎葉 ) ただし 花穂を収穫しない 場合にあって は開花期終了 まで () 海外での使用方法 1 40 g ai/lスピロテトラマトフロアブル ( 米国 ) 1 回当たり本剤のスヒ ロテトラマトの作物名適用使用時期使用量使用回数総使用量 塊茎及びアフ ラムシ類球茎状野菜類キシ ラミ類 ( ばれいしょ ) コナシ ラミ類バナナアフ ラムシ類 0.067~0.090 収穫 7 日 回 kg ai/ha kg ai/ha 前まで 0.179~0.80 kg ai/ha 5 回 1.40 kg ai/ha 収穫前日 パイナップル コナカイカ ラムシ類 kg ai/ha 回 kg ai/ha コーヒー豆 ミト リカタカイカ ラムシ 0.146~0.179 kg ai/ha 3 回 kg ai/ha ai:active ingredient( 有効成分 ) まで収穫 14 日前まで 使用 方法

43 1 40 g ai/lスピロテトラマトフロアブル ( 米国 )( つづき ) 作物名 適用 1 回当たり本剤のスヒ ロテトラマトの使用量使用回数総使用量 大豆 0.045~0.090 kg ai/ha 使用時期 収穫 1 日 前まで 使用 方法 まめ科野菜類 ( さやいんげん さやえんどう ) アフ ラムシ類コナシ ラミ類 0.056~0.090 回 kg ai/ha 収穫前日まで kg ai/ha 豆類 ( 種実 ) ( いんげん えんどう ) 収穫 7 日前まで アボカド アフ ラムシ類 グアバ かきパパイヤパッションフルーツアブラナ属葉菜類 ( キャベツ ブロッコリー カリフラワー ) アホ カト アサ ミウマ類コナカイカ ラムシ類カイカ ラムシ類コナシ ラミ類アフ ラムシ類 Swede midge コナシ ラミ類 0.146~0.179 kg ai/ha 3 回 kg ai/ha 収穫前日まで 葉菜類 ( アフ ラナ属を除く ) ( レタス セロリ ほうれんそう パセリ ) うり科野菜類 ( きゅうり アフ ラムシ類コナシ ラミ類 0.056~0.090 kg ai/ha 回 kg ai/ha 収穫 3 日前まで メロン 収穫前日 スカッシュ ) まで にんじん kg ai/ha

44 150 g ai/lスピロテトラマト油分散型フロアブル ( 米国 ) 1 回当たり本剤のスヒ ロテトラマトの作物名適用使用量使用回数総使用量 アブラナ属葉菜類 ( キャベツ ブロッコリー カリフラワー ) 葉菜類 ( アフ ラナ属を除く ) ( レタス セロリ ほうれんそう パセリ ) うり科野菜類 ( きゅうり メロン スカッシュ ) 塊茎及び球茎状野菜類 ( ばれいしょ ) 大豆まめ科野菜類 ( さやいんげん さやえんどう ) 豆類 ( 種実 ) ( いんげん えんどう ) アボカドグアバ かきパパイヤパッションフルーツ アフ ラムシ類 Swede midge コナシ ラミ類 0.056~0.090 kg ai/ha アフ ラムシ類コナシ ラミ類 回 kg ai/ha アフ ラムシ類 0.067~0.090 キシ ラミ類 kg ai/ha コナシ ラミ類 0.045~0.090 kg ai/ha アフ ラムシ類コナシ ラミ類 0.056~0.090 kg ai/ha アフ ラムシ類アホ カト アサ ミウマ類 0.146~ コナカイカ ラムシ類 3 回 kg ai/ha kg ai/ha カイカ ラムシ類コナシ ラミ類 使用時期収穫前日まで収穫 3 日前まで収穫前日まで収穫 7 日前まで収穫 1 日前まで収穫前日まで収穫 7 日前まで収穫前日まで 使用 方法

45 3 40 g ai/lスピロテトラマトフロアブル ( カナダ ) 1 回当たり本剤のスヒ ロテトラマトの作物名適用使用量使用回数総使用量 0.053~ 未成熟 0.64 アフ ラムシ類 回とうもろこし kg ai/ha kg ai/ha 鱗茎類野菜 ( たまねぎ ネキ アサ ミウマ にんにく ) 回 ( 幼虫 ) kg ai/ha kg ai/ha 鱗茎類野菜 ( ねぎ にら ) ブッシュベリーアフ ラムシ類 0.053~ Low growing ベリーフ ルーヘ リーミハ エ 回 ( ブルーベリー フ ルーヘ リータマハ エ kg ai/ha kg ai/ha クランベリー ) Lecanium Scale 使用時期収穫 7 日前まで収穫 3 日前まで収穫 7 日前まで 使用 方法 4 40 g ai/lスピロテトラマトフロアブル ( 豪州 ) 1 回当たり本剤の作物名適用使用量使用回数ワタアフ ラムシうり科野菜類モモアカアフ ラムシ 00~400 ml/ha ( きゅうり ) タハ ココナシ ラミハ イオタイフ B (48~96 g ai/ha) あぶらな科又は 3 回野菜類モモアカアフ ラムシ希釈用量 ( キャベツ タ イコンアフ ラムシ 0~40 ml/hl ブロッコリー タハ ココナシ ラミハ イオタイフ B (4.8~9.6 g ai/hl) カリフラワー ) 3 回かんきつ希釈用量 ( 収穫前 ( オレンジ カイカ ラムシ類 0~40 ml/hl 90 日以内マンダリン ) (4.8~9.6 g ai/hl) は 回 ) ワタアフ ラムシ 300~400 ml/ha 綿 回タハ ココナシ ラミハ イオタイフ B (7~96 g ai/ha) 使用時期使用方法収穫前日まで収穫 3 日前まで ( アシ ュハ ントとの混用 ) 収穫 1 日前まで

46 5 100 g ai/lスピロテトラマトフロアブル (EU) 1 回当たり本剤の作物名適用使用量使用回数 にんじん吸汁性害虫 4 回 kg ai/ha 使用時期 収穫 1 日 前まで 使用方法 3. 作物残留試験 (1) 分析の概要 1 分析対象物質 スピロテトラマト シス-3-(,5-ジメチルフェニル)-4-ヒドロキシ-8-メトキシ-1- アザスピロ [4.5] デカ-3-エン--オン ( 以下 代謝物 M1という ) シス-3-(,5-ジメチルフェニル)-3-ヒドロキシ-8-メトキシ-1- アザスピロ [4.5] デカン-,4-ジオン ( 以下 代謝物 M5という ) シス-3-(,5-ジメチルフェニル)-4-ヒドロキシ-8-メトキシ-1- アザスピロ [4.5] デカン--オン ( 以下 代謝物 M7という ) シス-3-(,5-ジメチルフェニル)-8-メトキシ--オキソ-1-アザスピロ[4.5] デカ- 3-エン-4-イル =β-d-グルコピラノシド ( 以下 代謝物 M1グルコシドという ) 代謝物 M1 代謝物 M5 代謝物 M7 代謝物 M1 グルコシド

47 分析法の概要 国内 試料からアセトニトリル 水 ギ酸 (40:10:0.01) 混液で抽出し C 18 カラム及び SCX カラムを用いて精製した後 液体クロマトグラフ タンデム型質量分析計 (LC-MS/MS) で定量する または 試料からアセトニトリル 水 ギ酸 (100:400:0.11) 混液で抽出し C 18 カラムを用いて精製した後 LC-MS/MSで定量する あるいは 試料からアセトニトリル 水 ギ酸 (400:100:0.11) 混液で抽出し C 18 カラム グラファイトカーボンカラム及び SCX カラムを用いて精製した後 LC-MS/MSで定量する なお 代謝物 M1 代謝物 M5 代謝物 M7 及び代謝物 M1グルコシドの分析値は それぞれ換算係数 及び0.81を用いてスピロテトラマト濃度に換算した値として示した 定量限界 : スピロテトラマト 0.01 mg/kg 代謝物 M ~0.0 mg/kg( スピロテトラマト換算濃度 ) 代謝物 M ~0.01 mg/kg( スピロテトラマト換算濃度 ) 代謝物 M ~0.01 mg/kg( スピロテトラマト換算濃度 ) 代謝物 M1グルコシド 0.009~0.01 mg/kg( スピロテトラマト換算濃度 ) 海外 試料からアセトニトリル 水 (4:1 0.0% ギ酸含有 ) 混液又はアセトニトリル 水 ギ酸 (100:400:0.11) 混液で抽出する 抽出物に安定同位体で標識した内部標準物質を添加し 又は抽出物を C 18 カラム グラファイトカーボンカラム又は SCX カラム等を用いて精製し あるいは抽出物をC 18 カラムを用いて精製し安定同位体で標識した内部標準物質を添加した後 LC-MS/MSで定量する または 試料からアセトニトリル 0.1% ギ酸 (4:1) 混液で抽出し スピロテトラマトはC 18 カラム 代謝物 M1 代謝物 M5 及び代謝物 M7はC 18 及びグラファイトカーボン PSA 積層カラム 代謝物 M1グルコシドはC 18 及びグラファイトカーボンカラムを用いて精製した後 液体クロマトグラフ 質量分析計 (LC-MS) で定量する なお 代謝物 M1 代謝物 M5 代謝物 M7 及び代謝物 M1グルコシドの分析値は それぞれ換算係数 及び0.81を用いてスピロテトラマト濃度に換算した値として示した

48 定量限界 : スピロテトラマト 0.01~0.0 mg/kg 代謝物 M1 0.01~0.0 mg/kg ( スピロテトラマト換算濃度 ) 代謝物 M5 0.01~0.0 mg/kg( スピロテトラマト換算濃度 ) 代謝物 M7 0.01~0.0 mg/kg( スピロテトラマト換算濃度 ) 代謝物 M1グルコシド 0.008~0.0 mg/kg( スピロテトラマト換算濃度 ) () 作物残留試験結果 国内で実施された作物残留試験の結果の概要については別紙 1-1 海外で実施された 作物残留試験の結果の概要については別紙 及び 1-5 を参照 4. 畜産物における推定残留濃度本剤については 飼料として給与した作物を通じ家畜の筋肉等への移行が想定されることから 飼料の最大給与割合等から算出した飼料中の残留農薬濃度と動物飼養試験の結果を用い 以下のとおり畜産物中の推定残留濃度を算出した (1) 分析の概要 1 分析対象物質 スピロテトラマト 代謝物 M1 シス-3-(,5-ジメチルフェニル)-4-(β-D-グルコピラノシロキシ)-8-メトキシ- 1-アザスピロ [4.5] デカ-3-エン--オン ( 以下 代謝物 M3という ) 代謝物 M3 分析法の概要筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓については アセトニトリル 水 (7:3 0.% ギ酸含有 ) 混液で 乳については アセトニトリル (0.% ギ酸含有 ) で抽出し 内部標準物質として安定同位体 [ 13 C] で標識した各分析対象物質の標準品を添加する ( 添加濃

49 度 : 各 0.1 mg/kg) 乳の抽出物についてはC 18 カラムを用いて精製する LC-MS/MSで定量する なお 代謝物 M1 及び代謝物 M3の分析値は それぞれ換算係数 1.4 及び0.79を用いてスピロテトラマト濃度に換算した値として示した 定量限界 : 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓スピロテトラマト 0.01 mg/kg 代謝物 M mg/kg( スピロテトラマト換算濃度 ) 代謝物 M mg/kg( スピロテトラマト換算濃度 ) 乳スピロテトラマト mg/kg 代謝物 M mg/kg( スピロテトラマト換算濃度 ) 代謝物 M mg/kg( スピロテトラマト換算濃度 ) () 家畜残留試験 ( 動物飼養試験 ) 乳牛 (3 頭 / 群 ) に対して 飼料中濃度として3 9 及び30 ppmに相当する量のスピロテトラマトを含むゼラチンカプセルを9 日間にわたり強制経口投与し 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓に含まれるスピロテトラマト 代謝物 M1 及び代謝物 M3の濃度をLC-MS/MS で測定した 乳については 最高用量投与群の投与開始前日 投与開始 及び8 日後に1 日 回採取した乳に含まれるスピロテトラマト 代謝物 M1 及び代謝物 M3の濃度をLC-MS/MSで測定した 結果は表 1を参照

50 表 1. 乳牛の組織中の残留濃度 (mg/kg) 3 ppm 投与群 9 ppm 投与群 30 ppm 投与群 スピロテトラマト <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) 筋肉 代謝物 M1 <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) 0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) 代謝物 M3 <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) スピロテトラマト <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) 0.03( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) 0.0( 平均 ) 脂肪 代謝物 M1 <0.01( 最大 ) 0.01( 最大 ) 0.03( 最大 ) <0.01( 平均 ) 0.01( 平均 ) 0.0( 平均 ) 代謝物 M3 <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) スピロテトラマト <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) 肝臓 代謝物 M1 <0.01( 最大 ) 0.01( 最大 ) 0.04( 最大 ) <0.01( 平均 ) 0.01( 平均 ) 0.03( 平均 ) 代謝物 M3 <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) 0.0( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) スピロテトラマト <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) 腎臓 代謝物 M1 0.0( 最大 ) 0.10( 最大 ) 0.41( 最大 ) 0.0( 平均 ) 0.07( 平均 ) 0.6( 平均 ) 代謝物 M3 <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) 0.03( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) 0.0( 平均 ) スピロテトラマト <0.005( 平均 ) 乳 代謝物 M1 - - <0.005( 平均 ) 代謝物 M3 <0.005( 平均 ) 定量限界 : スピロテトラマト 代謝物 M1 及び代謝物 M3 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓 0.01 mg/kg 乳 mg/kg -: 分析せず 注上記の結果に関連して JMPRは 肉牛及び乳牛のMDB 1) をそれぞれ40 ppm 及び ppm 注 STMR dietary burden ) をそれぞれ19 ppm 及び11 ppmと評価している 注また 米国及びカナダは 肉牛及び乳牛のMTDB 3) をそれぞれ1. ppm 及び9.0 ppm STMR dietary burdenをそれぞれ0.43 ppm 及び4.6 ppmと評価している

51 注 1) 最大飼料由来負荷 (Maximum Dietary Burden:MDB): 飼料として用いられる全ての飼料品目に農薬が残留基準まで残留していると仮定した場合に 飼料の摂取によって畜産動物が暴露されうる最大濃度 飼料中濃度として表示される 注 ) 平均的飼料由来負荷 (STMR dietary burden 又は mean dietary burden): 飼料として用いられる全ての飼料品目に農薬が平均的に残留していると仮定した場合に ( 作物残留試験から得られた残留濃度の中央値を試算に用いる ) 飼料の摂取によって畜産動物が暴露されうる最大濃度 飼料中濃度として表示される 注 3) 最大理論的飼料由来負荷 (Maximum Theoretical Dietary Burden:MTDB): 飼料として用いられる全ての飼料品目に農薬が残留基準まで残留していると仮定した場合に 飼料の摂取によって畜産動物が暴露されうる最大濃度 飼料中濃度として表示される (3) 推定残留濃度牛について MDB 又はSTMR dietary burdenと家畜残留試験結果から 畜産物中の推定残留濃度を算出した 結果は表 を参照 推定残留濃度はスピロテトラマト及び代謝物 M1の合計濃度で示した 表. 畜産物中の推定残留濃度 : 牛 (mg/kg) 筋肉脂肪肝臓腎臓乳 肉牛 (0.013) (0.030) (0.030) 乳牛 (0.007) (0.0) (0.0) 上段 : 最大残留濃度 下段括弧内 : 平均的な残留濃度 0.57 (0.17) 0.30 (0.098) (0.004) 5.ADI 及びARfDの評価食品安全基本法 ( 平成 15 年法律第 48 号 ) 第 4 条第 1 項第 1 号の規定に基づき 食品安全委員会あて意見を求めたスピロテトラマトに係る食品健康影響評価において 以下のとおり評価されている (1)ADI 無毒性量 :1.5 mg/kg 体重 /day( 発がん性は認められなかった ) ( 動物種 ) 雄ラット ( 投与方法 ) 混餌 ( 試験の種類 ) 発がん性試験 ( 期間 ) 年間安全係数 :100 ADI:0.1 mg/kg 体重 /day

52 ()ARfD 無毒性量 :100 mg/kg 体重 ( 動物種 ) ラット ( 投与方法 ) 強制経口 ( 試験の種類 ) 急性神経毒性試験安全係数 :100 ARfD:1 mg/kg 体重 6. 諸外国における状況 JMPRにおける毒性評価が行われ 008 年にADI 及びARfDが設定されている 国際基準はばれいしょ トマト等に設定されている 米国 カナダ EU 豪州及びニュージーランドについて調査した結果 米国においてにんじん バナナ等に カナダにおいてたまねぎ ブルーベリー等に EUにおいて西洋わさび にんじん等に 豪州においてキャベツ ブロッコリー等に ニュージーランドにおいてばれいしょ トマト等に基準値が設定されている 7. 基準値案 (1) 残留の規制対象 スピロテトラマト及び代謝物 M1 とする 農産物については 作物残留試験において 親化合物の他 代謝物 M1 代謝物 M5 代 謝物 M7 及び代謝物 M1 グルコシドについても分析がなされているが 下記の理由から 残 留の規制対象を親化合物及び代謝物 M1 とする 1 代謝物 M7 及び代謝物 M1グルコシドの残留濃度の結果は 親化合物及び代謝物 M1の残留濃度に比べて低いこと 代謝物 M5は 一部の作物残留試験結果において 親化合物又は代謝物 M1より高い残留濃度が確認されているが ラットを用いた動物体内運命試験の結果では 代謝物 M1 に比べて吸収率が低く 速やかに排泄されること また 急性毒性試験の結果では 親化合物と同様に毒性が低いことが確認されており 化学構造的にも親化合物より毒性が高くなるとは考えにくいこと 3 なお JMPRの評価における農産物の残留の規制対象も 親化合物と代謝物 M1である 畜産物については 家畜残留試験において 代謝物 M3 はほとんど残留が認められない ことから 残留の規制対象を親化合物及び代謝物 M1 とする なお 食品安全委員会は 食品健康影響評価において 農産物及び畜産物中の暴露評 価対象物質をスピロテトラマト ( 親化合物のみ ) としている

53 () 基準値案 別紙 のとおりである (3) 暴露評価 1 長期暴露評価 1 日当たり摂取する農薬等の量のADIに対する比は 以下のとおりである 詳細な暴露評価は別紙 3 参照 TMDI/ADI(%) 注 ) 国民全体 (1 歳以上 ) 6.7 幼小児 (1~6 歳 ) 50.6 妊婦 4.6 高齢者 (65 歳以上 ) 30.3 注 ) 各食品の平均摂取量は 平成 17 年 ~19 年度の食品摂取頻度 摂取量調査の特別集計業務報告書による TMDI 試算法 : 基準値案 各食品の平均摂取量 短期暴露評価各食品の短期推定摂取量 (ESTI) を算出したところ 国民全体 (1 歳以上 ) 及び幼小児 (1~6 歳 ) のそれぞれにおける摂取量は急性参照用量 (ARfD) を超えていない注 ) 詳細な暴露評価は別紙 4-1 及び4- 参照 注 ) 基準値案 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用い 平成 17 ~19 年度の食品摂取頻度 摂取量調査及び平成 年度の厚生労働科学研究の結果に基づき ESTIを算出した

54 スピロテトラマトの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1-1) 農作物 ばれいしょ ( 塊茎 ) てんさい ( 根部 ) はくさい ( 茎葉 ) キャベツ ( 茎葉 ) ブロッコリー ( 花雷及び茎葉 ) レタス ( 茎葉 ) リーフレタス ( 茎葉 ) サラダ菜 ( 茎葉 ) アスパラガス ( 若茎 ) ミニトマト ( 果実 ) ピーマン ( 果実 ) なす ( 果実 ) ししとう ( 果実 ) 試験圃場数 剤型使用量 使用方法回数経過日数.4% フロアブル 10 g/l フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル 試験条件 4000 倍 00 L/10 a 1000 倍 00 L/10 a 000 倍 196~10 L/10 a 000 倍 198~08 L/10 a 000 倍 143~00 L/10 a 000 倍 194~16 L/10 a 000 倍 158~183 L/10 a 000 倍 167~184 L/10 a 圃場 A:0.15 圃場 B:0.40 (3 回,14 日 ) 注 ) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) スピロテトラマト/ 代謝物 M1/ 代謝物 M5 / 代謝物 M7/ 代謝物 M1グルコシド 圃場 A:<0.01/0.14/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 B:<0.01/*0.387/<0.01/<0.01/<0.01 (*3 回,14 日 ) 圃場 A:<0.0 圃場 A:<0.01/<0.01/-/-/- 注 3) 圃場 B:0.0 圃場 C:0.0 圃場 B:<0.01/0.01/-/-/- 圃場 C:<0.01/0.01/-/-/- 圃場 A:0.3 圃場 A:0.10/0.13/-/-/- (#) 注 4) 圃場 B:0.16 (3 回,14 日 ) 圃場 B:<0.01/*0.15/-/-/- (*3 回,14 日 )(#) 3 圃場 C:0.5 (3 回,1 日 ) 圃場 C:0.05/*0.3/-/-/- (*3 回,1 日 )(#) 1,3,7,14,1 圃場 D:0.19 (3 回,14 日 ) 圃場 D:<0.01/*0.18/-/-/- (*3 回,14 日 )(#) 圃場 E:0. (3 回,14 日 ) 圃場 E:<0.01/*0.1/-/-/- (*3 回,14 日 )(#) 圃場 F:0.14 (3 回,14 日 ) 圃場 F:<0.01/*0.13/-/-/- (*3 回,14 日 )(#) 圃場 A:0.1 圃場 A:<0.01/0.11/-/-/- 圃場 B:0.10 (3 回,14 日 ) 圃場 B:<0.01/*0.09/-/-/- (*3 回,14 日 ) 圃場 C:0.04 圃場 A:0.30 圃場 B:0.4 圃場 C:0.35 圃場 A:0.05 圃場 B:1.38 圃場 C:0.04 圃場 D:0.06 圃場 E:0.07 圃場 F:0.06 圃場 A:8.34 圃場 B:.9 圃場 A:0.90 圃場 B:.63 圃場 C:<0.01/0.03/-/-/- 圃場 A:<0.01/0.9/-/-/- 圃場 B:<0.01/0.3/-/-/- 圃場 C:0.0/0.33/-/-/- 圃場 A:<0.01/0.04/-/-/- 圃場 B:1.17/0.1/-/-/- 圃場 C:<0.01/0.03/-/-/- 圃場 D:0.01/0.05/-/-/- 圃場 E:0.0/0.05/-/-/- 圃場 F:<0.01/0.05/-/-/- 圃場 A:8.00/0.34/-/-/- 圃場 B:.78/0.14/-/-/- 圃場 A:0.86/0.04/-/-/- 圃場 B:.4/0.39/-/-/- 000 倍圃場 A:0.10 圃場 A:0.03/0.07/-/-/- 3 1,3,7,14 78~89 L/10 a 圃場 B:0.31 圃場 B:0.03/0.8/-/-/- 000 倍 300 L/10 a 1000 倍育苗ポット灌注 50 ml/ 育苗ポット 倍 300 L/10 a 000 倍 00~50 L/10 a 500 倍育苗ポット灌注 50 ml/ 育苗ポット 倍 00~50 L/10 a 000 倍 300 L/10 a 500 倍育苗ポット灌注 50 ml/ 育苗ポット 倍 300 L/10 a 000 倍 50~300 L/10 a 500 倍育苗ポット灌注 50 ml/ 育苗ポット 倍 50~300 L/10 a 3 3 1,3,7,14 3 (1+) 3 1,3,7,14 3 (1+) 3 1,3,7,14 3 (1+) 3 1,3,7,14 3 (1+) 7,14,1,8 3 14,1,8,4 3 1,3,7,14,1 3 1,3,7,14,1 3 1,3,7,14,1 3 1,3,7,14,1 3 1,3,7,14,1 1,3,7,14 1,3,7,14 1,3,7,14 1,3,7,14 各化合物の残留濃度の合計注 1) (mg/kg) 圃場 A:1.04 (3 回,3 日 ) 圃場 B:0.44 (3 回,7 日 ) 圃場 A:0.73 (3 回,3 日 ) 圃場 B:0.4 (3 回,7 日 ) 圃場 A:1.95 圃場 B:3.03 (3 回,7 日 ) 圃場 A:1.15 圃場 B:.07 (3 回,3 日 ) 圃場 A:0.48 (3 回,3 日 ) 圃場 B:0.55 (3 回,3 日 ) 圃場 A:0.55 圃場 B:0.4 (3 回,3 日 ) 圃場 A:3.86 圃場 B:.08 圃場 A:.58 圃場 B:1.94 圃場 A:*0.93/**0.13/*0.064/<0.01/**0.07 (*3 回,3 日 **3 回,14 日 ) 圃場 B:*0.6/**0./*0.04/<0.01/***0.04 (*3 回,7 日 **3 回,3 日 ***3 回,14 日 ) 圃場 A:*0.65/**0.19/0.05/<0.01/**0.06 (*3 回,3 日 **3 回,14 日 ) 圃場 B:*0.18/*0.4/*0.05/<0.01/**0.04 (*3 回,7 日 **3 回,14 日 ) 圃場 A:0.6/1.39/0.10/<0.01/0.04 圃場 B:*1.04/**.14/*0.340/<0.01/**0.198 (*3 回,7 日 **3 回,14 日 ) 圃場 A:0.61/*0.599/**0.06/<0.01/**0.01 (*3 回,7 日 **3 回,3 日 ) 圃場 B:*0.95/**1.60/**0.5/<0.01/**0.1 (*3 回,3 日 **3 回,14 日 ) 圃場 A:*0.6/0./0.03/<0.01/**0.0 (*3 回,3 日 **3 回,14 日 ) 圃場 B:*0.33/*0.16/*0.01/<0.01/**0.049 (*3 回,3 日 **3 回,14 日 ) 圃場 A:0.36/0.190/0.034/<0.01/*0.01 (*3 回,14 日 ) 圃場 B:0.3/*0.15/**0.01/<0.01/*0.04 (*3 回,14 日 **3 回,7 日 ) 圃場 A:.67/1.19/0.160/<0.007/*0.053 (*3 回,14 日 ) 圃場 B:1.14/*1.10/0.14/<0.007/*0.049 (*3 回,3 日 ) 圃場 A:1.68/*0.93/*0.155/<0.007/**0.040 (*3 回,3 日 **3 回,7 日 ) 圃場 B:1.10/0.84/*0.108/<0.007/*0.03 (*3 回,3 日 )

55 スピロテトラマトの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1-1) 農作物 伏見甘長とうがらし ( 果実 ) きゅうり ( 果実 ) かぼちゃ ( 果実 ) すいか ( 果実 ) メロン ( 果実 ) 温州みかん ( 果肉 ) 温州みかん ( 果皮 ) なつみかん ( 果実 ) かぼす ( 果実 ) すだち ( 果実 ) りんご ( 果実 ) なし ( 果実 ) 試験圃場数 温州みかん注 5) 6 ( 果実 ) 試験条件 剤型使用量 使用方法回数経過日数.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル 000 倍 300 L/10 a 500 倍育苗ポット灌注 50 ml/ 育苗ポット 倍 300 L/10 a 各化合物の残留濃度の合計注 1) (mg/kg) 圃場 A:.17 圃場 B:.14 圃場 A:.3 圃場 B:1.81 注 ) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) スピロテトラマト/ 代謝物 M1/ 代謝物 M5 / 代謝物 M7/ 代謝物 M1グルコシド 圃場 A:1.40/*0.838/**0.136/<0.007/0.016 (*3 回,7 日 **3 回,3 日 ) 圃場 B:1.16/*1.30/*0.144/<0.007/0.057 (*3 回,3 日 ) 圃場 A:1.70/*0.831/**0.10/<0.007/**0.009 (*3 回,7 日 **3 回,3 日 ) 圃場 B:1.14/*0.991/**0.11/<0.007/***0.049 (*3 回,7 日 **3 回,3 日 ***3 回,14 日 ) 000 倍圃場 A:0.0 圃場 A:0.1/0.10/0.06/<0.01/< ,3,7,14 95~300 L/10 a 圃場 B:0.35 圃場 B:0.17/0.175/0.009/<0.01/< 倍育苗ポット灌注 50 ml/ 育苗ポット 倍 95~300 L/10 a 000 倍 185~300 L/10 a 000 倍 50~300 L/10 a 500 倍育苗ポット灌注 50 ml/ 育苗ポット 倍 50~300 L/10 a 000 倍 300 L/10 a 500 倍育苗ポット灌注 50 ml/ 育苗ポット 倍 300 L/10 a 000 倍 500~667 L/10 a 000 倍 500~667 L/10 a 000 倍 500~667 L/10 a 000 倍 519~571 L/10 a 000 倍 640 L/10 a 000 倍 417 L/10 a 000 倍 444~500 L/10 a 000 倍 431~500 L/10 a 3 1,3,7,14 3 (1+) 3 (1+) 3 1,3,7,14 3 (1+) 3 1,3,7,14 3 (1+) 1,3,7,14 1,3,7,14 3 1,3,7,14 1,3,7,14 1,3,7,14 3 3,7,14,1,8 3 3,7,14,1,8 3 3,7,14,1,8 3 3,7,14,1,8 3 3,7,14,1,8 圃場 A:0.9 圃場 B:0.38 圃場 A:0.07 圃場 B:0.11 圃場 C:0.35 圃場 A:<0.0 圃場 B:0.0 (3 回,3 日 ) 圃場 A:<0.0 圃場 B:<0.0 圃場 A:<0.0 圃場 B:<0.0 圃場 A:<0.0 圃場 B:<0.0 圃場 A:0.13 圃場 B:0.04 圃場 C:0.09 圃場 A:0.0/0.13/0.06/<0.01/<0.01 圃場 B:0.0/0.190/0.01/<0.01/<0.01 圃場 A:0.06/0.01/-/-/- 圃場 B:0.10/<0.01/-/-/- 圃場 C:0.30/0.05/-/-/- 圃場 A:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 B:*0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 (*3 回,3 日 ) 圃場 A:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 B:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 A:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 B:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 A:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 B:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 圃場 A:0.07/0.06/-/-/- 圃場 B:0.0/0.0/-/-/- 圃場 C:0.06/0.03/-/-/- 圃場 D:0.03 (3 回,8 日 ) 圃場 D:*0.0/0.01/-/-/- (*3 回,8 日 ) 圃場 E:0.08 (3 回,8 日 ) 圃場 E:*0.05/**0.03/-/-/- (*3 回,8 日 **3 回,14 日 ) 圃場 F:0.05 (3 回,14 日 ) 圃場 F:*0.03/0.0/-/-/- (*3 回,14 日 ) 圃場 A:8.51 圃場 B:.65 (3 回,14 日 ) 圃場 A:7.73/0.78/-/-/- 圃場 B:*.3/**0.48/-/-/- (*3 回,14 日 **3 回,8 日 ) 圃場 C:7.8 (3 回,14 日 ) 圃場 C:*6.89/0.45/-/-/- (*3 回,14 日 ) 圃場 D:4.39 (3 回,14 日 ) 圃場 D:4.10/0.9/-/-/- (3 回,14 日 ) 圃場 E:5.1 (3 回,14 日 ) 圃場 E:4.40/0.81/-/-/- (3 回,14 日 ) 圃場 F:8.17 (3 回,14 日 ) 圃場 F:7.86/0.31/-/-/- (3 回,14 日 ) 圃場 A:1.81 圃場 B:0.49 (3 回,8 日 ) 圃場 C:1.4 (3 回,14 日 ) 圃場 D:0.94 (3 回,14 日 ) 圃場 E:1.45 (3 回,8 日 ) 圃場 F:1.9 (3 回,14 日 ) 圃場 A:0. 圃場 A:-/-/-/-/- 圃場 B:-/-/-/-/- 圃場 C:-/-/-/-/- 圃場 D:-/-/-/-/- 圃場 E:-/-/-/-/- 圃場 F:-/-/-/-/- 圃場 A:0.0/0.0/-/-/- 圃場 B:0.4 (3 回,1 日 ) 圃場 B:0.15/0.09/-/-/- (3 回,1 日 ) 圃場 C:0.17 圃場 C:0.16/*0.03/-/-/- (*3 回,8 日 ) 圃場 A:0.9 圃場 A:0.3 圃場 B:0.5 圃場 C: ,7,14,1,8 圃場 D:0. (3 回,1 日 ) 圃場 A:0.0/0.03/-/-/- 圃場 B:0.18/0.07/-/-/- 圃場 C:0.06/0.0/-/-/- 圃場 D:*0.14/**0.10/-/-/- (*3 回,1 日 **3 回,8 日 ) 圃場 E:0.37 (3 回,1 日 ) 圃場 E:*0.7/0.15/-/-/- (*3 回,1 日 ) 圃場 F:0.05 (3 回,1 日 ) 圃場 F:*0.04/<0.01/-/-/- (*3 回,1 日 ) 圃場 A:0.30 圃場 A:0.0/0.10/-/-/- 3 3,7,14,1,8 圃場 B:0.0 圃場 B:0.18/*0.05/-/-/- (*3 回,1 日 ) 圃場 C:0.33 圃場 A:0.0/0.7/-/-/- 3 3,7,14,1,8 圃場 A:0.06 圃場 A:0.0/0.04/-/-/- 圃場 C:0.7/0.06/-/-/-

56 スピロテトラマトの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1-1) 農作物 もも ( 果肉 ) ネクタリン ( 果実 ) うめ ( 果実 ) おうとう ( 果実 ) いちご ( 果実 ) ぶどう ( 大粒種 ) ( 果実 ) ぶどう ( 小粒種 ) ( 果実 ) かき ( 果実 ) みょうが ( 花穂 ) しそ ( 葉 ) 試験圃場数 試験条件 剤型使用量 使用方法回数経過日数.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル.4% フロアブル 000 倍 333~400 L/10 a 000 倍 333 L/10 a 000 倍 95~500 L/10 a 000 倍 450~488 L/10 a 000 倍 08~300 L/10 a 500 倍育苗ポット灌注 50 ml/ 育苗ポット 倍 08~300 L/10 a 000 倍 333~381 L/10 a 000 倍 330~363 L/10 a 000 倍 496~500 L/10 a 000 倍 350 L/10 a 3 3,7,14,1,8 3 3,7,14,1,8 3 3,7,14,1,8 3 3,7,14,1 3 1,3,7,14 3 (1+) 1,3,7,14 各化合物の残留濃度の合計注 1) (mg/kg) 圃場 A:0.10 圃場 B:0.06 注 ) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) スピロテトラマト/ 代謝物 M1/ 代謝物 M5 / 代謝物 M7/ 代謝物 M1グルコシド 圃場 A:0.01/0.09/-/-/- 圃場 B:<0.01/0.05/-/-/- 圃場 C:0.1 (3 回,14 日 ) 圃場 C:<0.01/*0.11/-/-/- (*3 回,14 日 ) 圃場 A:0.44 圃場 A:0./*0.3/-/-/- (*3 回,1 日 ) 圃場 B:0.33 圃場 B:0.1/0.1/-/-/- 圃場 A:0.63 圃場 A:0.5/*0.1/-/-/- (*3 回,14 日 ) 圃場 B:1. (3 回,1 日 ) 圃場 B:*1.1/**0.17/-/-/- (*3 回,1 日 **3 回,14 日 ) 圃場 C:0.6 (3 回,14 日 ) 圃場 C:*0.1/0.05/-/-/- (*3 回,14 日 ) 圃場 A:1.6 圃場 A:1.4/*0.5/-/-/- (*3 回,1 日 ) 圃場 B:1.0 圃場 B:0.74/*0.9/-/-/- (*3 回,14 日 ) 圃場 A:0.95 圃場 B:3.40 圃場 A:1.1 圃場 B:.47 圃場 A:0.46/0.49/0.04/<0.01/0.0 圃場 B:0.9/.48/*0.15/**0.008/0.057 (*3 回,7 日 **3 回,14 日 ) 圃場 A:*0.64/0.50/0.04/<0.01/0.01 (*3 回,3 日 ) 圃場 B:0.90/1.57/*0.10/<0.01/0.04 (*3 回,14 日 ) 3,7,14,1,8 圃場 A:3.4 圃場 A:.97/0.7/-/-/- 3 3,7,14,1,8, 4 3 3,7,14,1,8 圃場 A:.08 (3 回,8 日 ) 圃場 A:*1.96/0.1/-/-/- (*3 回,8 日 ) 3 3,7,14,1,8 3 3,7,14,1,8, 4 圃場 B:1.09 (3 回,1 日 ) 圃場 B:1.0/0.07/-/-/- (3 回,1 日 ) 圃場 B:3.33 圃場 B:3.16/*0.18/-/-/- (*3 回,14 日 ) 圃場 A:0.4 圃場 A:0./0.0/-/-/- 圃場 B:0.39 (3 回,14 日 ) 圃場 B:*0.37/0.0/-/-/- (*3 回,14 日 ) 圃場 C:0.16 圃場 D:0.6 圃場 E:0.5 圃場 F:0.37 圃場 C:0.15/0.01/-/-/- 圃場 D:0.59/0.03/-/-/- 圃場 E:0.3/0.0/-/-/- 圃場 F:0.35/0.0/-/-/- 1,3,7,14 圃場 A:0.06 圃場 A:<0.01/0.05/-/-/- 1,3,7,14,1,8 圃場 B:0.09 (3 回,14 日 ) 圃場 B:<0.01/*0.08/-/-/- (*3 回,14 日 ) 000 倍圃場 A:0.17 圃場 A:0.13/0.04/-/-/- 3 1,3,7,14 00 L/10 a 圃場 B:7.40 圃場 B:6.99/0.41/-/-/- 注 1) スピロテトラマト及び代謝物 M1 の合計濃度 ( スピロテトラマトに換算した値 ) を示した 注 ) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 代謝物 M1 代謝物 M5 代謝物 M7 及び代謝物 M1 グルコシドの残留濃度は スピロテトラマト濃度に換算した値で示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 3)-: 分析せず 注 4)(#) 印で示した作物残留試験成績は 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した 注 5) 温州みかん ( 果実 ) の残留濃度については 温州みかんの果肉及び果皮の残留濃度及び重量比を用いて算出した 注 6) 今回 新たに提出された作物残留試験成績に網を付けて示している

57 スピロテトラマトの作物残留試験一覧表 ( 米国 ) ( 別紙 1-) 農作物 大豆 ( 種実 ) いんげん ( 種実 ) えんどう ( 種実 ) ばれいしょ ( 茎葉 ) 試験圃場数 剤型使用量 使用方法回数経過日数 150 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 150 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 150 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 100 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 試験条件 0.085~0.091 kg ai/ha ( 計 0.171~0.183 kg ai/ha) 0.085~0.091 kg ai/ha ( 計 0.171~0.183 kg ai/ha) 0.087~0.091 kg ai/ha ( 計 0.177~0.181 kg ai/ha) 0.087~0.091 kg ai/ha ( 計 0.177~0.181 kg ai/ha) 0.084~0.091 kg ai/ha ( 計 0.173~0.181 kg ai/ha) 0.084~0.091 kg ai/ha ( 計 0.173~0.181 kg ai/ha) 0.086~0.09 kg ai/ha ( 計 0.173~0.180 kg ai/ha) 0.086~0.09 kg ai/ha ( 計 0.173~0.180 kg ai/ha) 各化合物の残留濃度の合計注 1) (mg/kg) 1 圃場 A:0.53 圃場 A:<0.010/0.43/0.044/<0.010/< 圃場 B:0.06 圃場 B:<0.010/0.05/0.01/<0.010/< 圃場 C:1.89 圃場 C:<0.010/1.880/0.191/0.04/0.5 1 圃場 D:0.119 圃場 D:<0.010/0.109/<0.010/<0.010/< 圃場 E:0.044 圃場 E:<0.010/0.034/<0.010/<0.010/< ,14,1,8,34 圃場 F:1.53 圃場 F:<0.010/1.50/<0.046/<0.010/0.01 7,14,1,8,35 圃場 G:0.04 ( 回,35 日 ) 圃場 G:<0.010/0.014/<0.010/<0.010/<0.010 ( 回,35 日 ) 1 圃場 H:0.307 圃場 H:<0.010/0.97/<0.010/<0.010/< 圃場 I:0.403 圃場 I:<0.010/0.393/0.00/<0.010/< 圃場 J:1.3 圃場 J:<0.010/1.310/0.076/<0.010/ 圃場 K:1.85 圃場 K:<0.010/1.840/0.097/<0.010/ 圃場 L:0.74 圃場 L:<0.010/0.73/0.00/<0.010/ 圃場 M:0.149 圃場 M:<0.010/0.139/<0.010/<0.010/< 圃場 N:0.75 圃場 N:<0.010/0.740/0.04/<0.010/ 圃場 O:0.058 圃場 O:<0.010/0.048/<0.010/<0.010/< 圃場 P:0.038 圃場 P:<0.010/0.08/<0.010/<0.010/< 圃場 Q:1.09 圃場 Q:<0.010/1.080/0.038/<0.010/< 圃場 R:0.986 圃場 R:<0.010/0.976/0.08/<0.010/< 圃場 S:0.58 圃場 S:<0.010/0.48/<0.010/<0.010/< 圃場 T:0.13 圃場 T:<0.010/0.113/<0.010/<0.010/< 圃場 A:0.335 圃場 A:<0.010/0.35/0.068/<0.010/< 圃場 B:1.1 圃場 B:<0.010/1.090/0.13/0.08/0.1 1 圃場 C:0.65 圃場 C:<0.010/0.55/<0.010/<0.010/< 圃場 D:0.338 圃場 D:<0.010/0.38/0.013/<0.010/< 圃場 E:1.46 圃場 E:<0.010/1.450/0.08/<0.010/ 圃場 A:0.06 圃場 A:<0.010/0.05/<0.010/0.075/ 圃場 B:0.095 圃場 B:<0.010/0.085/0.010/<0.010/< 圃場 C:0.06 圃場 C:<0.010/0.05/0.018/0.074/0.0 7 圃場 D:<0.00 圃場 D:<0.010/<0.010/<0.010/<0.010/< 圃場 E:0.705 圃場 E:<0.010/0.695/0.030/<0.010/ 圃場 F:0.53 圃場 F:<0.010/0.50/0.047/0.475/0.15 3,7,10,14 圃場 G:0.47 ( 回,14 日 ) 圃場 G:<0.010/0.460/0.016/<0.010/<0.010 ( 回,14 日 ) 6 圃場 A:0.06 圃場 A:<0.010/0.05/<0.010/0.075/ 圃場 B:0.1 圃場 B:<0.010/0.090/0.01/<0.010/< 圃場 A:0.144 圃場 A:0.014/0.130/<0.010/<0.010/< 圃場 B:0.178 圃場 B:<0.010/0.985/0.00/<0.010/< 圃場 C:0.694 圃場 C:0.04/0.670/0.07/<0.010/ 圃場 D:0.181 圃場 D:0.016/0.165/<0.010/<0.010/< ,7,10,13 圃場 E:0.036 圃場 E:0.04/0.01/<0.010/<0.010/< 圃場 A:0.178 圃場 A:0.013/0.165/<0.010/<0.010/< 圃場 A:0.354 圃場 A:<0.010/0.344/0.038/<0.010/< 圃場 B:0.151 圃場 B:<0.010/0.141/0.015/<0.010/< ,7,10,14,0 圃場 C:0.195 圃場 C:<0.010/0.185/0.034/<0.010/< 圃場 D:0.58 圃場 D:<0.010/0.48/0.037/<0.010/< 圃場 E:0.168 圃場 E:<0.010/0.158/0.017/<0.010/< 圃場 F:0.037 圃場 F:<0.010/0.07/<0.010/<0.010/< 圃場 G:0.366 圃場 G:<0.010/0.356/0.064/<0.010/< 圃場 H:0.045 圃場 H:<0.010/0.035/<0.010/<0.010/< 圃場 I:0.067 圃場 I:<0.010/0.057/<0.010/<0.010/< 圃場 J:<0.00 圃場 J:<0.010/<0.010/<0.010/<0.010/< 圃場 K:0.048 圃場 K:<0.010/0.038/<0.010/<0.010/< 圃場 L:0.05 圃場 L:<0.010/0.040/<0.010/<0.010/< ,6,8,13,0 圃場 M:0.106 ( 回,0 日 ) 注 ) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) スピロテトラマト/ 代謝物 M1/ 代謝物 M5 / 代謝物 M7/ 代謝物 M1グルコシド 圃場 M:<0.010/0.096/<0.010/<0.010/<0.010 ( 回,0 日 ) 7 圃場 N:0.136 圃場 N:<0.010/0.16/0.011/<0.010/< 圃場 O:0.085 圃場 O:<0.010/0.075/<0.010/<0.010/< 圃場 P:0.046 圃場 P:<0.010/0.036/<0.010/<0.010/< 圃場 A:0.105 圃場 A:<0.010/0.095/0.013/<0.010/< 圃場 B:0.036 圃場 B:<0.010/0.06/<0.010/<0.010/< 圃場 C:0.051 圃場 C:<0.010/0.041/<0.010/<0.010/< 圃場 D:0.03 圃場 D:<0.010/0.0/<0.010/<0.010/<0.010

58 スピロテトラマトの作物残留試験一覧表 ( 米国 ) ( 別紙 1-) 農作物 ブロッコリー ( 花蕾 ) カリフラワー ( 花蕾 ) キャベツ ( 葉球 ) ( 外葉あり ) キャベツ ( 葉球 ) ( 外葉無し ) レタス ( 茎葉 ) ( 外葉あり ) レタス ( 茎葉 ) ( 外葉無し ) リーフレタス ( 茎葉 ) 試験圃場数 試験条件 剤型使用量 使用方法回数経過日数 100 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 100 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 100 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 100 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 100 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 100 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 100 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル kg ai/ha ( 計 0.173~0.177 kg ai/ha) kg ai/ha ( 計 0.173~0.177 kg ai/ha) ~ kg ai/ha ( 計 0.173~0.178 kg ai/ha) ~ kg ai/ha ( 計 0.173~0.178 kg ai/ha) 0.085~0.090 kg ai/ha ( 計 0.171~0.178 kg ai/ha) 0.085~0.090 kg ai/ha ( 計 0.171~0.178 kg ai/ha) 0.085~0.090 kg ai/ha ( 計 0.171~0.178 kg ai/ha) 0.085~0.090 kg ai/ha ( 計 0.171~0.178 kg ai/ha) 0.086~0.09 kg ai/ha ( 計 0.173~180 kg ai/ha) 0.086~0.09 kg ai/ha ( 計 0.173~180 kg ai/ha) 0.086~0.09 kg ai/ha ( 計 0.173~180 kg ai/ha) 0.086~0.09 kg ai/ha ( 計 0.173~180 kg ai/ha) 0.087~0.093 kg ai/ha ( 計 0.171~0.181 kg ai/ha) 0.087~0.093 kg ai/ha ( 計 0.171~0.181 kg ai/ha) 各化合物の残留濃度の合計注 1) (mg/kg) 1,3,7 圃場 A:0.57 ( 回,7 日 ) 1,3,7,10 圃場 B:0.191 ( 回,7 日 ) 注 ) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) スピロテトラマト/ 代謝物 M1/ 代謝物 M5 / 代謝物 M7/ 代謝物 M1グルコシド 圃場 A:<0.010/0.47/0.491/<0.010/0.067 ( 回,7 日 ) 圃場 B:0.040/0.151/0.336/<0.010/<0.010 ( 回,7 日 ) 1 圃場 C:0.343 圃場 C:0.09/0.314/0.016/<0.010/< ,3,7 圃場 D:0.086 ( 回,7 日 ) 1,3,7 圃場 A:0.317 ( 回,7 日 ) 圃場 D:<0.010/0.076/0.066/<0.010/<0.010 ( 回,7 日 ) 圃場 A:0.011/0.306/0.388/<0.010/0.039 ( 回,7 日 ) 1,3,7 圃場 A:0.108 圃場 A:<0.010/0.098/0.07/<0.010/< ,3,7 圃場 B:0.6 圃場 B:<0.010/0.50/0.44/<0.010/< ,3,7 圃場 C:0.09 ( 回,7 日 ) 圃場 C:<0.010/0.080/0.308/<0.010/0.00 ( 回,7 日 ) 1,3,7 圃場 A:0.065 圃場 A:<0.001/0.055/0.165/<0.010/< ,3,7 圃場 A:0.0 圃場 A:<0.010/0.01/0.03/<0.010/< ,3,7 圃場 B:0.48 圃場 B:0.316/0.164/0.144/<0.010/< ,3,7,10 圃場 C:0.066 ( 回,7 日 ) 圃場 C:<0.010/0.056/0.119/<0.010/0.00 ( 回,7 日 ) 1,3,7 圃場 D:0.4 圃場 D:0.16/0.098/0.3/<0.010/ ,3,7 圃場 E:0.19 圃場 E:0.096/0.033/0.018/<0.010/< ,3,7 圃場 F:0.839 圃場 F:0.75/0.114/0.048/<0.010/ ,3,7 圃場 A:<0.00 圃場 A:<0.010/<0.010/0.014/<0.010/< ,3,7 圃場 A:<0.00 圃場 A:<0.010/<0.010/0.04/<0.010/< ,3,7 圃場 B:0.057 ( 回,7 日 ) 圃場 B:<0.010/0.047/0.081/<0.010/<0.010 ( 回,7 日 ) 1 圃場 C:0.036 圃場 C:<0.010/0.06/0.058/<0.010/ ,3,7 圃場 D:0.05 ( 回,7 日 ) 圃場 D:<0.010/0.040/0.134/<0.010/<0.010 ( 回,7 日 ) 1,3,7 圃場 E:0.07 圃場 E:<0.010/0.017/0.0/<0.010/< ,3,7 圃場 F:0.079 圃場 F:0.043/0.036/0.066/<0.010/< ,3,7 圃場 A:<0.00 ( 回,7 日 ) 圃場 A:<0.010/<0.010/0.017/<0.010/<0.010 ( 回,7 日 ) 3,7 圃場 A:0.634 圃場 A:0.94/0.340/0.074/<0.010/ ,7 圃場 B:0.141 圃場 B:0.010/0.131/0.06/<0.010/0.19 0,1,3,7,10 圃場 C:0.156 圃場 C:0.05/0.104/0.04/<0.010/ ,7 圃場 D:0.594 圃場 D:0.35/0.69/0.084/<0.010/0.00 3,7 圃場 E:0.57 圃場 E:0.369/0.03/0.04/<0.010/0.09 3,7 圃場 F:0.591 圃場 F:0.310/0.81/0.181/<0.010/ ,7 圃場 A:0.111 圃場 A:0.018/0.093/0.0/<0.010/ ,7 圃場 B:0.796 圃場 B:0.414/0.38/0.18/<0.010/0.03 3,7 圃場 A:0.30 圃場 A:0.084/0.18/0.059/<0.010/0.01 3,7 圃場 B:0.079 ( 回,7 日 ) 圃場 B:<0.010/0.070/0.015/<0.010/0.06 ( 回,7 日 ) 3,7 圃場 C:0.144 圃場 C:0.048/0.096/0.044/<0.010/< ,7 圃場 D:0.119 ( 回,7 日 ) 圃場 D:<0.010/0.109/0.046/<0.010/<0.010 ( 回,7 日 ) 3,7 圃場 E:0.061 圃場 E:<0.010/0.051/0.043/<0.010/< ,7 圃場 A:0.097 圃場 A:<0.010/0.087/0.018/<0.010/ ,7 圃場 B:0.16 圃場 B:0.055/0.107/0.05/<0.010/< ,7 圃場 A:0.51 圃場 A:0.18/0.94/0.064/<0.010/0.1 0,1,3,7,10 圃場 B:0.549 圃場 B:0.035/0.514/0.051/<0.010/ ,7 圃場 C:0.11 圃場 C:<0.010/0.100/0.037/<0.010/ ,7 圃場 D:0.848 圃場 D:0.380/0.468/0.083/<0.010/ ,7 圃場 E:1.431 圃場 E:0.935/0.496/0.138/<0.010/0.05 3,7 圃場 F:0.655 圃場 F:0.149/0.506/0.037/<0.010/0.06 3,7 圃場 A:0.19 圃場 A:0.013/0.116/0.046/<0.010/0.034

59 スピロテトラマトの作物残留試験一覧表 ( 米国 ) ( 別紙 1-) 農作物 セロリ ( 茎葉 ) にんじん ( 根部 ) きゅうり ( 果実 ) メロン ( 果実 ) スカッシュ ( 果実 ) ほうれんそう ( 茎葉 ) さやいんげん 試験圃場数 さやえんどう 4 試験条件 剤型使用量 使用方法回数経過日数 100 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 100 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 100 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 100 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 100 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 150 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 150 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 0.085~0.089 kg ai/ha ( 計 0.173~0.179 kg ai/ha) 0.085~0.089 kg ai/ha ( 計 0.173~0.179 kg ai/ha) 0.078~0.084 kg ai/ha ( 計 kg ai/ha) 0.081~0.09 kg ai/ha ( 計 0.165~180 kg ai/ha) 0.081~0.09 kg ai/ha ( 計 0.165~180 kg ai/ha) 0.085~0.090 kg ai/ha ( 計 0.171~179 kg ai/ha) 0.085~0.090 kg ai/ha ( 計 0.171~179 kg ai/ha) 0.087~0.093 kg ai/ha ( 計 0.176~181 kg ai/ha) 0.087~0.093 kg ai/ha ( 計 0.176~181 kg ai/ha) 0.086~0.09 kg ai/ha ( 計 0.17~0.183 kg ai/ha) 0.086~0.09 kg ai/ha ( 計 0.17~0.183 kg ai/ha) 0.087~0.091 kg ai/ha ( 計 0.177~0.18 kg ai/ha) 0.087~0.091 kg ai/ha ( 計 0.177~0.18 kg ai/ha) 0.088~0.091 kg ai/ha ( 計 0.177~0.18 kg ai/ha) 0.088~0.091 kg ai/ha ( 計 0.177~0.18 kg ai/ha) 各化合物の残留濃度の合計注 1) (mg/kg) 注 ) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) スピロテトラマト/ 代謝物 M1/ 代謝物 M5 / 代謝物 M7/ 代謝物 M1グルコシド 3,7 圃場 A:0.7 圃場 A:0.171/0.099/0.066/<0.010/0.03 0,1,3,7,10 圃場 B:0.33 圃場 B:0.16/0.170/0.198/<0.010/ 圃場 C:0.59 圃場 C:0.113/0.146/0.18/<0.010/ ,7 圃場 D:0.6 圃場 D:0.096/0.130/0.088/<0.010/ ,7 圃場 E:1.899 圃場 E:1.355/0.544/0.35/<0.010/ ,7 圃場 F:0.433 圃場 F:0.69/0.164/0.153/<0.010/0.03 3,7 圃場 G:.38 圃場 G:1.806/0.51/0.085/<0.010/ ,7 圃場 A:0.83 ( 回,7 日 ) 圃場 A:0.197/0.086/0.136/<0.010/0.056 ( 回,7 日 ) 3,7 圃場 B:0.85 圃場 B:0.160/0.15/0.081/<0.010/ 圃場 A:<0.00 圃場 A:<0.010/<0.010/0.030/<0.010/<0.010 圃場 B:<0.00 圃場 B:<0.010/<0.010/<0.010/<0.010/< 圃場 C:0.09 圃場 C:<0.010/0.019/<0.010/<0.010/< 圃場 D:<0.00 圃場 D:<0.010/<0.010/<0.010/<0.010/< 圃場 E:<0.00 圃場 E:<0.010/<0.010/0.065/<0.010/< 圃場 F:<0.00 圃場 F:<0.010/<0.010/<0.010/<0.010/< 圃場 G:0.030 圃場 G:<0.010/0.00/<0.010/<0.010/< ,1,3,7,14 圃場 H:<0.00 圃場 H:<0.010/<0.010/<0.010/<0.010/< 圃場 A:<0.00 圃場 A:<0.010/<0.010/<0.010/<0.010/< 圃場 B:<0.00 圃場 B:<0.010/<0.010/0.0/<0.010/< 圃場 C:<0.00 圃場 C:<0.010/<0.010/<0.010/<0.010/< ,1,7,10 圃場 D:<0.00 圃場 D:<0.010/<0.010/<0.010/<0.010/< 圃場 E:0.00 圃場 E:<0.010/0.010/<0.010/<0.010/< 圃場 F:<0.00 圃場 F:<0.010/<0.010/0.016/<0.010/< 圃場 G:0.04 圃場 G:0.03/0.010/0.013/<0.010/< 圃場 A:<0.00 圃場 A:<0.010/<0.010/<0.010/<0.010/< 圃場 B:<0.00 圃場 B:<0.010/<0.010/0.014/<0.010/< 圃場 A:0.0 圃場 A:<0.010/0.01/0.01/<0.010/< ,3,7,10 圃場 B:<0.00 圃場 B:<0.010/<0.010/<0.010/<0.010/< 圃場 C:0.068 圃場 C:0.044/0.04/<0.010/<0.010/< 圃場 D:0.044 圃場 D:0.0/0.0/<0.010/<0.010/< 圃場 E:0.04 圃場 E:0.011/0.013/<0.010/<0.010/< 圃場 F:<0.00 圃場 F:<0.010/<0.010/<0.010/<0.010/< 圃場 A:0.04 圃場 A:0.013/0.011/<0.010/<0.010/< 圃場 B:0.083 圃場 B:0.047/0.036/<0.010/<0.010/< ,3,7 圃場 A:0.076 圃場 A:<0.010/0.066/0.076/<0.010/< ,1,3,7,10 圃場 B:<0.00 圃場 B:<0.010/<0.010/0.010/<0.010/< 圃場 C:<0.00 圃場 C:<0.010/<0.010/0.013/<0.010/< ,3,7 圃場 D:0.0 圃場 D:<0.010/0.01/0.06/<0.010/< ,3,7 圃場 E:<0.00 圃場 E:<0.010/<0.010/0.016/<0.010/< ,3,7 圃場 A:0.099 圃場 A:0.060/0.039/0.013/<0.010/< ,3,7 圃場 B:<0.00 圃場 B:<0.010/<0.010/0.010/<0.010/< ,6 圃場 A:0.686 圃場 A:0.18/0.558/0.176/<0.010/ ,1,3,7,10 圃場 B:0.1 圃場 B:0.05/0.095/0.057/<0.010/ ,7 圃場 C:1.33 圃場 C:0.569/0.761/0.155/<0.010/ ,7 圃場 D:.7 圃場 D:1.06/1.658/0.34/<0.010/ ,7 圃場 E:1.11 圃場 E:0.481/0.631/0.06/<0.010/0.01 3,7 圃場 F:0.814 圃場 F:0.8/0.586/0.168/<0.010/0.05 3,7 圃場 A:0.995 圃場 A:0.899/0.096/<0.010/<0.010/ 圃場 A:0.51 圃場 A:0.07/0.440/0.3/<0.010/< 圃場 B:0.61 圃場 B:0.38/0.383/0.090/<0.010/ 圃場 C:0.36 圃場 C:0.171/0.189/0.078/<0.010/0.05 1,5,9,13 圃場 D:0.089 ( 回,5 日 ) 圃場 D:<0.010/0.337/0.089/<0.010/0.01 ( 回,5 日 ) 1 圃場 E:0.05 圃場 E:<0.010/0.04/0.066/<0.010/< 圃場 F:0.145 圃場 F:0.0/0.13/0.054/<0.010/< 圃場 A:0.334 圃場 A:0.047/0.87/0.144/<0.010/< 圃場 B:0.046 圃場 B:<0.010/0.036/0.035/<0.010/< 圃場 A:1.11 圃場 A:0.078/1.03/0.075/<0.010/ 圃場 B:0.61 圃場 B:0.90/0.331/0.047/<0.010/ 圃場 C:0.556 圃場 C:0.168/0.388/0.033/<0.010/< 圃場 A:1.194 圃場 A:0.119/1.075/0.064/<0.010/0.011

60 スピロテトラマトの作物残留試験一覧表 ( 米国 ) ( 別紙 1-) 農作物 バナナ ( 果実 ) アボカド ( 果実 ) パイナップル ( 果実 ) グアバ ( 果実 ) パパイヤ ( 果実 ) 試験圃場数 コーヒー豆 5 試験条件 剤型使用量 使用方法回数経過日数 40 g/l フロアフ ル 150 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 150 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 150 g/l 油分散型フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 0.80 kg ai/ha ( 計 1.40 kg ai/ha) 0.80~0.404 kg ai/ha ( 計 0.857~1.0 kg ai/ha) 0.80~0.404 kg ai/ha ( 計 0.857~1.0 kg ai/ha) 0.17~0.180 kg ai/ha ( 計 0.35~0.358 kg ai/ha) 0.74~0.309 kg ai/ha ( 計 0.85~0.886 kg ai/ha) 0.74~0.309 kg ai/ha ( 計 0.85~0.886 kg ai/ha) 0.7~0.99 kg ai/ha ( 計 0.851~0.877 kg ai/ha) 0.7~0.99 kg ai/ha ( 計 0.851~0.877 kg ai/ha) kg ai/ha ( 計 0.54 kg ai/ha) 各化合物の残留濃度の合計注 1) (mg/kg) 注 ) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) スピロテトラマト/ 代謝物 M1/ 代謝物 M5 / 代謝物 M7/ 代謝物 M1グルコシド 1 圃場 A:0.55 圃場 A:0.9/0.6/0.053/<0.01/< 圃場 B:1.69 圃場 B:1./0.49/0.051/<0.01/< 圃場 C:1.04 圃場 C:0.44/0.60/0.087/<0.01/ ,3,7,14 圃場 D:1.36 1,3 圃場 A:0.0 (3 回,3 日 ) 圃場 D:1.1/0.6/*0.086/<0.01/<0.01 (*5 回,14 日 ) 圃場 A:0.10/0.08/0.01/<0.010/<0.01 注 3) (3 回,3 日 )(#) 1,3 圃場 B:0.148 (3 回,1 日 ) 圃場 B:0.08/0.066/0.011/<0.010/<0.010(#) 1,3,5,7 圃場 C:0.098 (3 回,1 日 ) 圃場 C:0.036/0.06/0.011/<0.010/<0.010(#) 1,3 圃場 D:0.108 (3 回,1 日 ) 圃場 D:0.036/0.07/0.018/<0.010/<0.010(#) 1,3 圃場 E:0.04 (3 回,1 日 ) 1,3 圃場 F:0.030 (3 回,1 日 ) 圃場 E: 0.01/0.030/<0.010/<0.010/<0.010 (#) 圃場 F:<0.010/0.00/<0.010/<0.010/<0.010 (#) 1,3 圃場 G:0.83 (3 回,1 日 ) 圃場 G:0.09/0.075/0.013/<0.010/<0.010(#) 1,3 圃場 H:0.70 (3 回,3 日 ) 1,3 圃場 I:0.096 (3 回,3 日 ) 1,3 圃場 J:0.088 (3 回,3 日 ) 圃場 H:0.176/0.094/0.018/<0.010/<0.010 (3 回,3 日 )(#) 圃場 I:0.07/0.04/0.04/<0.010/<0.010 (3 回,3 日 )(#) 圃場 J:0.066/0.0/0.0/<0.010/<0.010 (3 回,3 日 )(#) 1,3 圃場 A:0.195 (3 回,1 日 ) 圃場 A:0.117/0.078/0.01/<0.010/<0.010(#) 1,3 圃場 B:0.95 (3 回,1 日 ) 圃場 B:0.05/0.090/0.01/<0.010/<0.010(#) 1 圃場 A:0.05 圃場 A:0.04/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1,3,7,14 圃場 B:0.04 圃場 B:0.014/<0.01/<0.01/<0.01/< 圃場 C:0.076 圃場 C:0.060/0.016/<0.01/<0.01/< 圃場 D:0.030 圃場 D:0.00/<0.01/<0.01/<0.01/< 圃場 E:0.040 圃場 E:0.030/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 1,3,5,7 圃場 A:0.357 (3 回,3 日 ) 圃場 A:0.46/0.111/0.030/0.010/<0.010 (3 回,3 日 )(#) 1,3 圃場 B:0.48 (3 回,1 日 ) 圃場 B:0.190/0.38/0.036/<0.010/<0.010(#) 1,3 圃場 C:0.764 (3 回,3 日 ) 圃場 C:0.48/0.336/0.06/0.016/<0.010 (3 回,3 日 )(#) 1,3 圃場 D:0.907 (3 回,1 日 ) 圃場 D:0.560/0.347/0.06/0.06/<0.010(#) 3 1,3 圃場 A:0.77 (3 回,1 日 ) 圃場 A:0.50/0.17/0.036/<0.010/<0.010(#) 3 1,3 圃場 A:0.164 (3 回,1 日 ) 圃場 A:0.05/0.139/0.07/<0.010/0.01(#) 1,3 圃場 B:0.086 (3 回,1 日 ) 圃場 B:0.016/0.070/0.00/<0.010/<0.010(#) 1,3 圃場 C:0.16 (3 回,1 日 ) 圃場 C:0.03/0.130/0.03/<0.010/0.01(#) 1,3 圃場 D:0.14 (3 回,1 日 ) 圃場 D:0.0/0.104/0.011/<0.010/<0.010(#) 1,3 圃場 E:0.090 (3 回,3 日 ) 圃場 E:<0.010/0.080/<0.010/<0.010/0.0 (3 回,3 日 )(#) 1,3 圃場 F:0.068 (3 回,1 日 ) 圃場 F:<0.010/0.058/0.010/<0.010/0.01(#) 1,3 圃場 G:0.096 (3 回,1 日 ) 圃場 G:<0.010/0.086/<0.010/<0.010/0.011 (#) 1,3 圃場 H:0.049 (3 回,1 日 ) 圃場 H:0.017/0.03/0.0/0.018/0.04(#) 3 1,3 圃場 A:0.16 (3 回,3 日 ) 3 圃場 A:0.04/0.10/0.01/<0.010/<0.010 (3 回,3 日 )(#) 13 圃場 A:0.038 圃場 A:<0.01/0.08/<0.01/<0.01/ 圃場 B:0.031 圃場 B:<0.01/0.01/<0.01/<0.01/ 圃場 C:<0.0 圃場 C:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01(#) 14 圃場 D:0.01 圃場 D:<0.01/0.011/<0.01/<0.01/<0.01 1,7,14,1 圃場 E:0.08 (3 回,1 日 ) 圃場 E:<0.01/*0.018/<0.01/<0.01/*0.011 (*3 回,1 日 ) 注 1) スピロテトラマト及び代謝物 M1 の合計濃度 ( スピロテトラマトに換算した値 ) を示した 注 ) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 代謝物 M1 代謝物 M5 代謝物 M7 及び代謝物 M1 グルコシドの残留濃度は スピロテトラマト濃度に換算した値で示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 3)(#) 印で示した作物残留試験成績は 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した 注 4) 今回 新たに提出された作物残留試験成績に網を付けて示している

61 スピロテトラマトの作物残留試験一覧表 ( カナダ ) ( 別紙 1-3) 農作物 とうもろこし ( 未成熟 ) ( 雌穂 ) たまねぎ ( 鱗茎 ) ねぎ ( 茎葉 ) ブルーベリー ( 果実 ) クランベリー ( 果実 ) 試験圃場数 剤型使用量 使用方法回数経過日数 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 試験条件 0.078~0.095 kg ai/ha ( 計 0.50~0.78 kg ai/ha) 0.084~0.094 kg ai/ha ( 計 0.174~0.186 kg ai/ha) 0.090~0.09 kg ai/ha ( 計 0.181~0.183 kg ai/ha) 0.170~0.187 kg ai/ha ( 計 0.5~0.557 kg ai/ha) 0.169~0.185 kg ai/ha ( 計 0.518~0.548 kg ai/ha) ,3,7,9 圃場 A:0.54 圃場 A:<0.01/0.53/0.13/<0.01/< 圃場 B:0.41 圃場 B:<0.01/0.40/0.13/<0.01/< 圃場 C:0.037 圃場 C:<0.01/0.07/<0.01/<0.01/< 圃場 D:0.04 圃場 D:<0.01/0.030/0.011/<0.01/< 圃場 E:0.4 圃場 E:<0.01/0.3/0.056/<0.01/< 圃場 F:0.095 圃場 F:<0.01/0.085/0.060/<0.01/< 圃場 G:0.061 圃場 G:<0.01/0.051/0.044/<0.01/< 圃場 H:0.48 圃場 H:<0.01/0.47/0.098/<0.01/< 圃場 A:0.075 圃場 A:<0.01/0.065/<0.01/<0.01/< 圃場 B:0.095 圃場 B:<0.01/0.085/<0.01/<0.01/< ,3,6,9 圃場 C:0.7 圃場 C:<0.01/0.17/0.014/<0.01/< 圃場 D:0.76 圃場 D:<0.01/0.66/0.015/<0.01/<0.008 圃場 E:0.058 圃場 E:<0.01/0.048/<0.01/<0.01/<0.008 注 3) (#) 3 圃場 F:<0.0 圃場 F:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/< 圃場 G:<0.0 圃場 G:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/< ,4,7,10 圃場 H:0.057 ( 回,7 日 ) 圃場 I:0.046 圃場 H:*<0.01/**0.047/*<0.01/*<0.01/ *<0.008 (* 回,4 日 ** 回,7 日 ) 圃場 I:<0.01/0.036/<0.01/<0.01/<0.008 (#) 4 圃場 J:<0.0 圃場 J:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/< 圃場 K:0.051 圃場 K:<0.01/0.041/<0.01/<0.01/< 圃場 L:0.07 圃場 L:<0.01/0.017/<0.01/<0.01/< ,4,6,11 圃場 A:0.38 ( 回,6 日 ) 圃場 A:0.098/0.14/0.064/<0.01/<0.01 ( 回,6 日 ) 7 圃場 B:0.093 圃場 B:0.039/0.054/0.050/<0.01/< 圃場 A:0.68 圃場 A:0.31/0.37/0.38/0.11/ 圃場 B:0.37 圃場 B:0.13/0.4/0.1/0.060/ 圃場 C:0.31 圃場 C:0.5/0.059/0.11/0.019/<0.01 1,3,7,10 圃場 D:0.15 各化合物の残留濃度の合計注 1) (mg/kg) 注 ) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) スピロテトラマト/ 代謝物 M1/ 代謝物 M5 / 代謝物 M7/ 代謝物 M1グルコシド 圃場 D:0.036/0.11/0.19/*0.048/*0.014 (*3 回,10 日 ) 7 圃場 E:0.17 圃場 E:0.078/0.089/0.1/0.048/ 圃場 F:0.30 圃場 F:0.3/0.066/0.15/<0.01/< 圃場 G:0.53 圃場 G:0.46/0.066/0.14/<0.01/< 圃場 H:0.53 圃場 H:0.1/0.41/0.8/0.17/ 圃場 I:0.69 圃場 I:0.41/0.8/0.5/0.096/ 圃場 J:0.1 圃場 J:0.10/0.11/0.3/0.036/ 圃場 K:0.39 圃場 K:0.9/0.097/0.18/0.05/ 圃場 A:0.05 圃場 A:0.015/<0.01/<0.01/<0.01/< 圃場 B:0.046 圃場 B:0.035/0.011/<0.01/<0.01/< 圃場 C:0.03 圃場 C:0.013/<0.01/0.011/<0.01/< 圃場 D:<0.0 圃場 D:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 1,4,7,11 圃場 E:0.11 圃場 E:0.081/0.040/0.013/<0.01/< 圃場 F:0.058 圃場 F:0.040/0.018/<0.01/<0.01/<0.01 注 1) スピロテトラマト及び代謝物 M1 の合計濃度 ( スピロテトラマトに換算した値 ) を示した 注 ) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 代謝物 M1 代謝物 M5 代謝物 M7 及び代謝物 M1 グルコシドの残留濃度は スピロテトラマト濃度に換算した値で示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 3)(#) 印で示した作物残留試験成績は 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した

62 スピロテトラマトの作物残留試験一覧表 ( 豪州 ) ( 別紙 1-4) 農作物 キャベツ ( 葉球 ) 試験圃場数 剤型使用量 使用方法回数経過日数 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 試験条件 48 g ai/ha 96 g ai/ha 144 g ai/ha ,3,7,14 圃場 A:1.818 圃場 B:<0.045 圃場 C:<0.045 圃場 D:<0.045 圃場 E:0.18 圃場 F:0.17 圃場 A:0.789 (3 回,7 日 ) 圃場 B: ,3,7 圃場 C: ,3,7,14 圃場 D:<0.045 圃場 E:0.156 (3 回 14 日 ) 圃場 A:<0.0/1.798/0.083/<0.05/<0.016 圃場 B:<0.0/<0.05/0.153/<0.05/<0.016 圃場 C:<0.0/<0.05/0.035/<0.05/<0.016 圃場 D:<0.0/<0.05/<0.04/<0.05/<0.016 圃場 E:0.07/0.11/0.01/<0.05/<0.016 圃場 F:0.04/0.087/0.059/<0.05/0.041 圃場 A:<0.0/*0.769/0.4/<0.05/<0.016 (*3 回,7 日 ) 圃場 B:<0.0/0.037/0.0/<0.05/*0.04 (*3 回,14 日 ) 圃場 C:<0.0/0.05/*0.059/<0.05/<0.016 (*3 回,7 日 ) 圃場 D:<0.0/<0.05/<0.04/<0.05/<0.016 圃場 E:<0.0/*0.136/**0.189/<0.05/<0.016 (*3 回 14 日 **3 回,7 日 ) 0,3,7,15 圃場 F:0.107 圃場 F:0.0/0.087/0.047/<0.05/ ,3,7,14 圃場 A:3.368 圃場 B:<0.045 圃場 C:<0.045 圃場 D:<0.045 圃場 E:0.07 圃場 F:0.06 圃場 A:1.706 (3 回,7 日 ) 圃場 B:0.057 (3 回,7 日 ) 0,3,7 圃場 C:0.119 (3 回,7 日 ) 0,3,7,14 圃場 D:<0.045 圃場 E:0.40 (3 回,14 日 ) 圃場 A:<0.0/3.348/0.49/<0.05/0.016 圃場 B:<0.0/<0.05/0.1/<0.05/<0.016 圃場 C:<0.0/<0.05/0.035/<0.05/<0.016 圃場 D:<0.0/<0.05/<0.04/<0.05/<0.016 圃場 E:<0.0/0.05/0.106/<0.05/<0.016 圃場 F:0.07/0.136/0.047/<0.05/0.089 圃場 A:<0.0/*1.686/0.378/<0.05/0.04 (*3 回,7 日 ) 圃場 B:<0.0/*0.037/*0.71/<0.05/*0.03 (*3 回,7 日 ) 圃場 C:<0.0/*0.099/0.094/<0.05/<0.016 (*3 回,7 日 ) 圃場 D:<0.0/<0.05/<0.04/<0.05/<0.016 圃場 E:0.04/*0.36/**0.4/<0.05/*0.016 (*3 回,14 日 **3 回,7 日 ) 0,3,7,15 圃場 F:0.373 圃場 F:0.10/0.73/0.153/<0.05/ ,3,7,14 圃場 A:0.59 圃場 B:0.045 圃場 C:0.058 圃場 A:4.955 (3 回,7 日 ) 圃場 B:0.08 (3 回,7 日 ) 0,3,7 圃場 C:0.08 各化合物の残留濃度の合計注 1) (mg/kg) 注 ) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) スピロテトラマト/ 代謝物 M1/ 代謝物 M5 / 代謝物 M7/ 代謝物 M1グルコシド 圃場 A:<0.0/0.57/0.13/<0.05/<0.016 注 3) (#) 圃場 B:<0.0/0.05/0.1/<0.05/0.016 (#) 圃場 C:<0.0/0.038/<0.04/<0.05/<0.016 (#) 圃場 A:<0.0/*4.935/0.45/<0.05/0.401 (*3 回,7 日 )(#) 圃場 B:<0.0/*0.06/0.366/<0.05/**0.081 (*3 回,7 日 **3 回,14 日 )(#) 圃場 C:<0.0/0.06/0.047/<0.05/<0.016 (#)

63 スピロテトラマトの作物残留試験一覧表 ( 豪州 ) ( 別紙 1-4) 農作物 ブロッコリー ( 花雷 ) きゅうり ( 果実 ) オレンジ ( 果実 ) 試験圃場数 試験条件 剤型使用量 使用方法回数経過日数 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 48 g ai/ha g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 96 g ai/ha 144 g ai/ha 10.8 g ai/ 水 100 L ( 展着剤加用 ) 7. g ai/ 水 100 L ( 展着剤加用 ) 4. g ai/ 水 100 L ( 展着剤加用 ) 7. g ai/100 L ( 展着剤加用 ) 7. g ai/100l ( 展着剤加用 ) 7. g ai/100 L ( 展着剤加用 ) 7. g ai/100 L 10.8 g ai/100 L ( 展着剤加用 ) 10.8 g ai/100 L ( 展着剤加用 ) 4.8 g ai/100 L ( 展着剤加用 ) 各化合物の残留濃度の合計注 1) (mg/kg) 圃場 A:<0.045 圃場 B:0.479 圃場 C:0.057 注 ) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) スピロテトラマト/ 代謝物 M1/ 代謝物 M5 / 代謝物 M7/ 代謝物 M1グルコシド 圃場 A:<0.0/<0.05/0.189/<0.05/0.049 圃場 B:<0.0/0.459/0.1/<0.05/0.04 圃場 C:<0.0/0.037/0.354/<0.05/ 圃場 D:0.677 圃場 D:<0.0/0.657/0.48/<0.05/0.04 0,3,7,14 圃場 A: ,3,8,10 圃場 B:0.454 (3 回,8 日 ) 0,1,3,7 圃場 C:0.094 (3 回,7 日 ) 0,,3,7 圃場 D:0.863 (3 回,7 日 ) 7 圃場 A:0.045 圃場 B:0.47 圃場 C:0.107 圃場 A:<0.0/0.037/*0.14/<0.05/0.041 (*3 回,7 日 ) 圃場 B:0.0/*0.434/0.189/<0.05/0.049 (*3 回,8 日 ) 圃場 C:<0.0/*0.074/*0.578/<0.05/0.04 (*3 回,7 日 ) 圃場 D:<0.0/*0.843/0.708/<0.05/0.073 (*3 回,7 日 ) 圃場 A:<0.0/0.05/0.177/<0.05/0.03 圃場 B:0.03/0.397/0.307/<0.05/0.016 圃場 C:<0.0/0.087/0.65/<0.05/ 圃場 D:0.578 圃場 D:<0.0/0.558/0.507/<0.05/ ,3,7,14 圃場 A:< ,3,8,10 圃場 B:1.55 (3 回,8 日 ) 0,1,3,7 圃場 C:0.13 (3 回,7 日 ) 0,,3,7 圃場 D:3.405 (3 回,7 日 ) 圃場 A:<0.0/<0.05/0.106/<0.05/*0.097 (*3 回,14 日 ) 圃場 B:*0.04/*1.15/0.153/<0.05/*0.105 (*3 回,8 日 ) 圃場 C:<0.0/*0.11/*1.39/<0.05/0.073 (*3 回,7 日 ) 圃場 D:<0.0/*3.385/1.18/<0.05/0.081 (*3 回,7 日 ) 7 圃場 A:0.07 圃場 A:<0.0/0.05/0.578/<0.05/0.03 (#) 6 圃場 B:.488 圃場 B:<0.0/.468/0.708/<0.05/0.047(#) 0,1,3,7 圃場 A:0.144 (3 回,7 日 ) 0,,3,7 圃場 B:.19 (3 回,7 日 ) 圃場 A:0.1 圃場 B:0.1 圃場 C:0.1 圃場 D:0.3 圃場 A:0.06 圃場 B:0.07 圃場 C:<0.04 圃場 D:0.10 圃場 A:0.04 圃場 B:0.05 圃場 C:<0.04 圃場 D:0.06 圃場 A:<0.0/*0.14/*1.558/<0.05/0.049 (*3 回,7 日 )(#) 圃場 B:<0.0/*.17/1.711/<0.05/0.081 (*3 回,7 日 )(#) 圃場 A:<0.0/0.10/0.04/<0.0/<0.0 圃場 B:<0.0/0.10/0.0/<0.0/<0.0 圃場 C:<0.0/0.10/0.0/<0.0/<0.0 圃場 D:0.08/0.15/0.06/<0.0/<0.0 圃場 A:<0.0/0.04/0.04/<0.0/<0.0 圃場 B:<0.0/0.05/0.0/<0.0/<0.0 圃場 C:<0.0/<0.0/<0.0/<0.0/<0.0 圃場 D:0.04/0.06/0.08/<0.0/<0.0 圃場 A:<0.0/0.0/<0.0/<0.0/<0.0 圃場 B:<0.0/0.03/0.0/<0.0/<0.0 圃場 C:<0.0/<0.0/<0.0/<0.0/<0.0 圃場 D:0.04/0.0/0.05/<0.0/< 圃場 A:0.05 圃場 A:<0.0/0.03/<0.0/<0.0/<0.0 14,8,35 圃場 B:0.14 (1 回,8 日 ) 圃場 B:*0.10/*0.04/*<0.0/*<0.0/**0.04 (*1 回,8 日 **1 回,35 日 ) 93 圃場 C:<0.04 圃場 C:<0.0/<0.0/<0.0/<0.0/<0.0 17,30,36 圃場 D:0.05 (1 回,17 日 ) 17,30,36 圃場 A:0.11 (3 回,17 日 ) 14,8,35 圃場 B:0.34 (3 回,8 日 ) 15,,9,36 圃場 A:0.07 ( 回, 日 ) 1 3 1, 4, 7 1, 4, 7 1, 4, 7 17,30,36 圃場 A:0.05 (1 回,17 日 ) 14,8,35 圃場 B:0.0 (1 回,35 日 ) 17,30,36 圃場 A:0.16 (3 回,17 日 ) 14,8,35 圃場 B:0.51 (3 回,8 日 ) 15,,9,36 圃場 A:0. ( 回, 日 ) 15,,9,36 圃場 A:0.1 ( 回, 日 ) 圃場 D:0.03/<0.0/<0.0/<0.0/<0.0 (1 回,17 日 ) 圃場 A:*0.06/*0.05/*<0.0/*<0.0/**0.0 (*3 回,17 日 **3 回 30 日 ) 圃場 B:0./0.1/<0.0/<0.0/0.11 (3 回,8 日 ) 圃場 A:0.05/0.0/<0.0/<0.0/<0.0 ( 回, 日 ) 圃場 A:0.03/<0.0/<0.0/<0.0/<0.0 (1 回,17 日 ) 圃場 B:*0.17/**0.04/**<0.0/**<0.0/ **0.0 (*1 回,35 日 **1 回,8 日 ) 圃場 A:*0.1/**0.06/*<0.0/*<0.0/***0.03 (*3 回,17 日 **3 回,30 日 ***3 回,36 日 ) 圃場 B:*0.38/*0.13/*<0.0/*<0.0/**0.1 (*3 回,8 日 **3 回,35 日 ) 圃場 A:0.18/0.04/<0.0/<0.0/<0.0 ( 回, 日 ) 圃場 A:0.08/0.04/<0.0/<0.0/<0.0 ( 回, 日 )

64 スピロテトラマトの作物残留試験一覧表 ( 豪州 ) ( 別紙 1-4) 農作物 マンダリン ( 果実 ) 棉 ( 種子 ) 試験圃場数 試験条件 剤型使用量 使用方法回数経過日数 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 40 g/l フロアフ ル 7. g ai/ha ( 展着剤加用 ) 7. g ai/100 L ( 展着剤加用 ) 7. g ai/100 L ( 展着剤加用 ) 各化合物の残留濃度の合計注 1) (mg/kg) 注 ) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) スピロテトラマト/ 代謝物 M1/ 代謝物 M5 / 代謝物 M7/ 代謝物 M1グルコシド 93 圃場 A:<0.04 圃場 A:<0.0/<0.0/<0.0/<0.0/0.08 0,17,30,36 圃場 B:0.11 (1 回,17 日 ) 14,,9,35 圃場 A:0.9 ( 回, 日 ) 3 17,30,36 圃場 A:0.13 (3 回,30 日 ) 7. g ai/100 L 1 0,17,30,36 圃場 A:0.14 (1 回,17 日 ) 10.8 g ai/100 L ( 展着剤加用 ) 10.8 g ai/100 L ( 展着剤加用 ) 4.8 g ai/100 L ( 展着剤加用 ) 144 g ai/ha 88 g ai/ha 1 14,,9,35 圃場 A:0.46 ( 回,9 日 ) 3 17,30,36 圃場 A:0.18 (3 回,17 日 ) 14,,9,35 圃場 A:0.15 ( 回, 日 ) 圃場 B:*0.09/*<0.0/*<0.0/*<0.0/**<0.0 (*1 回,17 日 **1 回,30 日 ) 圃場 A:*0.4/**0.06/0.05/<0.0/***0.19 (* 回, 日 ** 回,9 日 *** 回,35 日 ) 圃場 A:*0.07/**0.08/***0.06/<0.0/**0.11 (*3 回,17 日 **3 回,30 日 ***3 回,36 日 ) 圃場 A:*0.1/*<0.0/*<0.0/*<0.0/**0.06 (*1 回,17 日 **1 回,30 日 ) 圃場 A:*0.4/**0.05/*0.05/**<0.0/**0.04 (* 回,9 日 ** 回, 日 ) 圃場 A:*0.1/**0.10/**0.17/*<0.0/**0.3 (*3 回,17 日 **3 回,36 日 ) 圃場 A:0.07/0.08/0.04/<0.0/0.07 ( 回, 日 ) 4 圃場 A:0.14 圃場 A:<0.0/0.1/<0.0/<0.0/<0.0(#) 0 1 圃場 B:0.05 圃場 C:0.04 圃場 D:0.04 圃場 E:0.05 圃場 F:0.07 圃場 G:0.5 圃場 H:0.16 圃場 B:<0.0/0.03/<0.0/<0.0/<0.0(#) 圃場 C:0.0/<0.0/<0.0/<0.0/<0.0(#) 圃場 D:<0.0/0.0/<0.0/<0.0/<0.0(#) 圃場 E:<0.0/0.03/<0.0/<0.0/<0.0(#) 圃場 F:0.03/0.04/<0.0/<0.0/<0.0(#) 圃場 G:0.19/0.06/<0.0/<0.0/<0.0(#) 圃場 H:0.0/0.14/<0.0/<0.0/<0.0(#) 4 圃場 A:0.14 圃場 A:<0.0/0.1/<0.0/<0.0/<0.0(#) 0 圃場 B:0.17 圃場 B:0.11/0.06/<0.0/<0.0/<0.0(#) 1 圃場 C:0.08 圃場 D:0.05 圃場 E:0.11 圃場 F:0.9 圃場 G:0.46 圃場 C:0.06/0.0/<0.0/<0.0/<0.0(#) 圃場 D:<0.0/0.03/<0.0/<0.0/<0.0(#) 圃場 E:0.06/0.05/<0.0/<0.0/<0.0(#) 圃場 F:0.18/0.11/<0.0/<0.0/<0.0(#) 圃場 G:0.3/0.14/<0.0/<0.0/<0.0(#) 注 1) スピロテトラマト及び代謝物 M1 の合計濃度 ( スピロテトラマトに換算した値 ) を示した 注 ) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 代謝物 M1 代謝物 M5 代謝物 M7 及び代謝物 M1 グルコシドの残留濃度は スピロテトラマト濃度に換算した値で示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 3)(#) 印で示した作物残留試験成績は 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した

65 スピロテトラマトの作物残留試験一覧表 (EU) ( 別紙 1-5) 農作物 にんじん ( 根部 ) 試験圃場数 16 剤型使用量 使用方法回数経過日数 100 g/l フロアフ ル 試験条件 kg ai/ha ( 計 0.30 kg ai/ha) 4 各化合物の残留濃度の合計注 1) (mg/kg) 注 ) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) スピロテトラマト/ 代謝物 M1/ 代謝物 M5 / 代謝物 M7/ 代謝物 M1グルコシド 0,7,14,1,8 圃場 A:<0.0 圃場 A:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 圃場 B:<0.0 圃場 B:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,7,14,1,8 圃場 C:<0.0 圃場 C:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 圃場 D:<0.0 圃場 D:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 8,13,1,7 圃場 E:<0.0 圃場 E:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 圃場 F:<0.0 圃場 F:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 7,14,1,8 圃場 G:<0.0 圃場 G:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 圃場 H:<0.0 圃場 H:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,7,14,1,8 圃場 I:<0.0 圃場 I:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 圃場 J:0.048 圃場 J:<0.01/0.038/<0.01/<0.01/<0.01 0,7,14,1,8 圃場 K:<0.0 圃場 K:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 圃場 L:0.05 圃場 L:<0.01/0.015/<0.01/<0.01/<0.01 0,7,14,1,7 圃場 M:<0.0 圃場 M:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 圃場 N:<0.0 圃場 N:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,7,14,1,8 圃場 O:<0.0 圃場 O:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 圃場 P:0.05 圃場 P:<0.01/0.015/<0.01/<0.01/<0.01 注 1) スピロテトラマト及び代謝物 M1 の合計濃度 ( スピロテトラマトに換算した値 ) を示した 注 ) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 代謝物 M1 代謝物 M5 代謝物 M7 及び代謝物 M1 グルコシドの残留濃度は スピロテトラマト濃度に換算した値で示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付している 注 3) 今回 新たに提出された作物残留試験成績に網を付けて示している

66 農薬名 スピロテトラマト ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm 登録有無 国際基準 ppm 参考基準値 外国基準値 作物残留試験成績等 ppm ppm とうもろこし 1.5 大豆 米国 0.04~1.89(n=5)( 米国 ) 小豆類 米国 <0.00~0.705(n=9)( いんげん ) 0.046~0.61(n=8)( さやいんげん ) 0.036~0.694(n=6)( えんどう ) 0.556~1.194(n=4)( さやえんどう )( 米国 ) えんどう 米国 米国いんげん属豆 えんどう属豆参照 そら豆 米国 米国いんげん属豆 えんどう属豆参照 その他の豆類 米国 米国いんげん属豆 えんどう属豆参照 ばれいしょ ,0.40($) さといも類 ( やつがしらを含む ) 米国 <0.00~0.366(n=0)( ばれいしょ )( 米国 ) かんしょ 米国 米国ばれいしょ参照 やまいも ( 長いもをいう ) 米国 米国ばれいしょ参照 その他のいも類 米国 米国ばれいしょ参照 てんさい 0.1 申 <0.0,0.0,0.0 だいこん類 ( ラディッシュを含む ) の根 IT 0.1 EU <0.00~0.048(n=16)( にんじ ん )(EU) だいこん類 ( ラディッシュを含む ) の葉 かぶ類の根 IT 0.1 EU EUにんじん参照 かぶ類の葉 西洋わさび IT 0.1 EU EUにんじん参照 クレソン はくさい キャベツ 豪州 <0.045~3.368(n=4) <0.045 ~3.405(n=16)( ブロッコリー )( 豪州 ) 芽キャベツ <0.00~0.839(n=7)( キャベツ 外葉あり ) <0.00~ 0.079(n=7)( キャベツ 外葉なし ) 0.065~0.6(n=4)( カリフラワー ) 0.086~0.343(n=5)( ブロッコリー )( 米国 ) ケール こまつな きょうな チンゲンサイ カリフラワー 豪州 豪州キャベツ ブロッコリー参照 ブロッコリー 豪州 豪州キャベツ ブロッコリー参照 その他のあぶらな科野菜 サルシフィー IT 0.1 EU EUにんじん参照 アーティチョーク チコリ エンダイブ しゅんぎく レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) 15 7 申 7.9,8.34($)( リーフレタス ) 0.90,.63( サラダ菜 ) その他のきく科野菜 7 7 7

67 農薬名 スピロテトラマト ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm 登録有無 国際基準 ppm 参考基準値外国基準値 ppm 作物残留試験成績等 ppm たまねぎ カナダ <0.0~0.76(n=10)( カナダ ) ねぎ ( リーキを含む ) カナダ 0.093,0.38( カナダ ) にんにく カナダ カナダたまねぎ ねぎ参照 にら カナダ カナダたまねぎ ねぎ参照 アスパラガス ,0.31($) その他のゆり科野菜 カナダ カナダたまねぎ ねぎ参照 にんじん IT 0.1 EU EUにんじん参照 パセリ ~0.796(n=8)( レタス 外葉あり ) 0.061~0.30(n=7)( レタス 外葉なし ) 0.11~ 1.431(n=7)( リーフレタス ) 0.1 ~.7(n=7)( ほうれんそう ) 0.6~.38(n=9)( セロリ )( 米国 ) セロリ 米国レタス リーフレタス ほうれんそう セロリ参照 その他のせり科野菜 米国レタス リーフレタス ほうれんそう セロリ参照 トマト ,1.04($)( ミニトマト ) ピーマン ,3.03($) なす ,0.55 その他のなす科野菜 ~3.86($)(n=4)( ししとう ) 1.81~.3(n=4)( 伏見甘長とうがらし ) きゅうり ( ガーキンを含む ) 0. 豪州 <0.04~0.3(n=1)( 豪州 ) かぼちゃ ( スカッシュを含む ) 0. 豪州 豪州きゅうり参照 しろうり すいか <0.0~0.0(n=4) メロン類果実 <0.0(n=4) まくわうり <0.00~0.04(n=9)( きゅうり ) <0.00~0.099(n=7)( スカッシュ ) <0.00~0.083(n=8)( メロン )( 米国 ) その他のうり科野菜 ほうれんそう オクラ しょうが 米国 米国ばれいしょ参照 未成熟えんどう 米国 米国いんげん属豆 えんどう属豆参照 未成熟いんげん 米国 米国いんげん属豆 えんどう属豆参照 えだまめ 米国 米国いんげん属豆 えんどう属豆参照 その他の野菜 みかん 豪州 <0.04~0.51(n=13)( オレン ジ ) <0.04~0.46(n=8)( マンダリ ン )( 豪州 ) なつみかんの果実全体 豪州 豪州オレンジ マンダリン参照 レモン 3 1 申 ~1.9($)(n=6)( みかん果実全体 ) オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) 3 1 申 0.5 ( みかん果実全体参照 ) グレープフルーツ 3 1 申 0.5 ( みかん果実全体参照 ) ライム 3 1 申 0.5 ( みかん果実全体参照 ) その他のかんきつ類果実 3 1 申 0.5 ( みかん果実全体参照 )

68 農薬名 スピロテトラマト ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm 登録有無 国際基準 ppm 参考基準値外国基準値 ppm 作物残留試験成績等 ppm りんご 日本なし 西洋なし マルメロ びわ もも ネクタリン あんず ( アプリコットを含む ) すもも ( プルーンを含む ) うめ おうとう ( チェリーを含む ) 5 3 申 3 1.0,1.6($) いちご ,3.40($) ブルーベリー カナダ 0.15~0.69(n=11)( カナダ ) クランベリー カナダ <0.0~0.11(n=6)( カナダ ) ハックルベリー カナダ カナダブルーベリー クランベリー参照 その他のベリー類果実 カナダ カナダブルーベリー クランベリー参照 ぶどう 5 申 1.09~3.33(n=4) かき 米国 米国グアバ参照 バナナ 米国 0.55~1.69(n=4)( 米国 ) パパイヤ アボカド 米国 0.030~0.95(#)(n=1)( 米国 ) パイナップル 米国 0.04~0.076(n=5)( 米国 ) グアバ 米国 0.77~0.907(#)(n=5)( 米国 ) マンゴー パッションフルーツ 米国 米国グアバ参照 その他の果実 綿実 豪州 0.04~0.46(#)(n=15)( 豪州 ) ぎんなん くり ペカン アーモンド くるみ その他のナッツ類 コーヒー豆 米国 0.01~0.038(n=4)( 米国 ) ホップ その他のスパイス 15 7 申.65~8.51($)(n=6)( みかん果 皮 ) その他のハーブ 15 7 申 ,7.40($)( しそ ) 0.06,0.09( みょうが ) 牛の筋肉 推:0.07 豚の筋肉 牛の筋肉参照 その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉 牛の筋肉参照 牛の脂肪 推:0.079 豚の脂肪 牛の脂肪参照 その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪 牛の脂肪参照

69 農薬名 スピロテトラマト ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm 登録有無 国際基準 ppm 参考基準値外国基準値 ppm 作物残留試験成績等 ppm 牛の肝臓 推:0.064 豚の肝臓 牛の肝臓参照 その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓 牛の肝臓参照 牛の腎臓 推:0.57 豚の腎臓 牛の腎臓参照 その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓 牛の腎臓参照 牛の食用部分 牛の腎臓参照 豚の食用部分 牛の腎臓参照 その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分 牛の腎臓参照 乳 推:0.007 申請 ( 国内における登録 承認等の申請 インホ ートトレランス申請 ) 以外の理由により本基準 ( 暫定基準以外の基準 ) を見直す基準値案については 太枠線で囲んで示した 登録有無 の欄に の記載があるものは 国内で農薬等としての使用が認められていることを示している 登録有無 の欄に 申 の記載があるものは 国内で農薬の登録申請等の基準値設定依頼がなされたものであることを示している 登録有無 の欄に IT の記載があるものは インホ ートトレランス申請に基づく基準値設定依頼がなされたものであることを示している (#) これらの作物残留試験は 登録又は申請の適用の範囲内で試験が行われていない ($) これらの作物残留試験は 試験成績のばらつきを考慮し この印をつけた残留値を基準値策定の根拠とした 作物残留試験 欄に 推 の記載のあるものは 推定残留濃度であることを示している 基準値案 基準値現行及び参考基準値は 以下の物質の濃度としてそれぞれ示している 農産物 畜産物 基準値案 基準値現行国際基準 外国基準値 基準値案 基準値現行国際基準 外国基準値 スピロテトラマト M1 M5 M7 M1ク ルコシト 米国 カナダ EU 豪州 作物残留試験成績は スピロテトラマト及び代謝物 M1 の合計濃度 ( スピロテトラマトに換算した値 ) として示している 米国 カナダ EU 豪州 1 日本と海外における規制対象の違いを考慮し 海外の作物残留試験におけるスピロテトラマト及び代謝物 M1 の残留濃度を基に基準値を設定した みかんについて 豪州のみかんの基準値 1 に果肉への加工係数 0.36( 可食部係数 果実全体の残留濃度に対する果肉の残留濃度の比 ) を乗じた値 0.36 を参照して基準値案とした 3 ももについて ももの国際基準 3 に加工係数 0.37( 可食部係数 果実全体の残留濃度に対する果肉の残留濃度の比 ) を乗じた値 1.11 を参照して基準値案とした 代謝物

70 食品名 スピロテトラマト推定摂取量 ( 単位 :μg/ 人 /day) 基準値案 (ppm) 国民全体 (1 歳以上 ) TMDI 幼小児 (1~6 歳 ) TMDI 妊婦 TMDI ( 別紙 3) 高齢者 (65 歳以上 ) TMDI とうもろこし 大豆 小豆類 えんどう そら豆 その他の豆類 ばれいしょ さといも類 ( やつがしらを含む ) かんしょ やまいも ( 長いもをいう ) その他のいも類 てんさい だいこん類 ( ラディッシュを含む ) の根 だいこん類 ( ラディッシュを含む ) の葉 かぶ類の根 かぶ類の葉 西洋わさび クレソン はくさい キャベツ 芽キャベツ ケール こまつな きょうな チンゲンサイ カリフラワー ブロッコリー その他のあぶらな科野菜 サルシフィー アーティチョーク チコリ エンダイブ しゅんぎく レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) その他のきく科野菜 たまねぎ ねぎ ( リーキを含む ) にんにく にら アスパラガス その他のゆり科野菜 にんじん パセリ セロリ その他のせり科野菜 トマト ピーマン なす その他のなす科野菜

71 食品名 スピロテトラマト推定摂取量 ( 単位 :μg/ 人 /day) 基準値案 (ppm) 国民全体 (1 歳以上 ) TMDI 幼小児 (1~6 歳 ) TMDI 妊婦 TMDI ( 別紙 3) 高齢者 (65 歳以上 ) TMDI きゅうり ( ガーキンを含む ) かぼちゃ ( スカッシュを含む ) しろうり すいか メロン類果実 まくわうり その他のうり科野菜 ほうれんそう オクラ しょうが 未成熟えんどう 未成熟いんげん えだまめ その他の野菜 みかん なつみかんの果実全体 レモン オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) グレープフルーツ ライム その他のかんきつ類果実 りんご 日本なし 西洋なし マルメロ びわ もも ネクタリン あんず ( アプリコットを含む ) すもも ( プルーンを含む ) うめ おうとう ( チェリーを含む ) いちご ブルーベリー クランベリー ハックルベリー その他のベリー類果実 ぶどう かき バナナ パパイヤ アボカド パイナップル グアバ マンゴー パッションフルーツ その他の果実 綿実

72 食品名 スピロテトラマト推定摂取量 ( 単位 :μg/ 人 /day) 基準値案 (ppm) 国民全体 (1 歳以上 ) TMDI 幼小児 (1~6 歳 ) TMDI 妊婦 TMDI ( 別紙 3) 高齢者 (65 歳以上 ) TMDI ぎんなん くり ペカン アーモンド くるみ その他のナッツ類 コーヒー豆 ホップ その他のスパイス その他のハーブ 陸棲哺乳類の肉類 陸棲哺乳類の食用部分 ( 肉類除く ) 陸棲哺乳類の乳類 計 ADI 比 (%) TMDI 試算法 : 基準値案 各食品の平均摂取量 TMDI: 理論最大 1 日摂取量 (Theoretical Maximum Daily Intake) 陸棲哺乳類の肉類 については TMDI 計算では 牛 豚 その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉 脂肪の摂取量にその範囲の基準値案で最も高い値を乗じた

73 ( 別紙 4-1) 食品名 ( 基準値設定対象 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) ESTI/ARfD (%) とうもろこし スイートコーン.6 大豆 大豆 小豆類 いんげん ばれいしょ ばれいしょ さといも類 ( やつがしらを含む ) さといも かんしょ かんしょ やまいも ( 長いもをいう ) やまいも だいこん類 ( ラディッシュを含む ) の根 だいこんの根 だいこん類 ( ラディッシュを含む ) の葉 だいこんの葉 かぶ類の根 かぶの根 かぶ類の葉 かぶの葉 はくさい はくさい キャベツ キャベツ ケール ケール こまつな こまつな きょうな きょうな チンゲンサイ チンゲンサイ カリフラワー カリフラワー ブロッコリー ブロッコリー その他のあぶらな科野菜 たかな 菜花 しゅんぎく しゅんぎく レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) レタス類 たまねぎ たまねぎ ねぎ ( リーキを含む ) ねぎ にんにく にんにく にら にら アスパラガス アスパラガス その他のゆり科野菜 にんじん パセリ にんにくの芽 らっきょう にんじん にんじんジュース パセリ ( 生 ) パセリ ( 乾燥 ) セロリ セロリ その他のせり科野菜 せり トマト トマト ピーマン ピーマン なす なす とうがらし ( 生 ) その他のなす科野菜ししとう きゅうり ( ガーキンを含む ) きゅうり かぼちゃ ( スカッシュを含む ) スピロテトラマトの推定摂取量 ( 短期 ): 国民全体 (1 歳以上 ) かぼちゃ ズッキーニ しろうり しろうり すいか すいか メロン類果実 メロン その他のうり科野菜 とうがん にがうり ほうれんそう ほうれんそう オクラ オクラ しょうが しょうが 未成熟えんどう 未成熟えんどう ( さや ) 未成熟えんどう ( 豆 ) 未成熟いんげん 未成熟いんげん えだまめ えだまめ ずいき その他の野菜 評価に用いた数値 (ppm) もやし れんこん そら豆 ( 生 ) みかん みかん なつみかんの果実全体 なつみかん レモン レモン オレンジ オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) オレンジ果汁 グレープフルーツグレープフルーツ

74 ( 別紙 4-1) 食品名 ( 基準値設定対象 ) スピロテトラマトの推定摂取量 ( 短期 ): 国民全体 (1 歳以上 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) 評価に用いた数値 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) ESTI/ARfD (%) きんかん その他のかんきつ類果実 ぽんかん ゆず すだち りんご りんご りんご果汁 日本なし 日本なし 西洋なし 西洋なし びわ びわ もも もも すもも ( プルーンを含む ) プルーン うめ うめ おうとう ( チェリーを含む ) おうとう いちご いちご ブルーベリー ブルーベリー ぶどう ぶどう かき かき バナナ バナナ アボカド アボカド パイナップル パイナップル マンゴー マンゴー その他の果実 いちじく ぎんなん ぎんなん くり くり アーモンド アーモンド くるみ くるみ ホップ ホップ ESTI: 短期推定摂取量 (Estimated Short-Term Intake) ESTI/ARfD(%) の値は 有効数字 1 桁 ( 値が 100 を超える場合は有効数字 桁 ) とし四捨五入して算出した : 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用いて短期摂取量を推計した

75 ( 別紙 4-) 食品名 ( 基準値設定対象 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) ESTI/ARfD (%) とうもろこし スイートコーン 大豆 大豆 ばれいしょ ばれいしょ さといも類 ( やつがしらを含む ) さといも かんしょ かんしょ やまいも ( 長いもをいう ) やまいも だいこん類 ( ラディッシュを含む ) の根 だいこんの根 はくさい はくさい キャベツ キャベツ こまつな こまつな ブロッコリー ブロッコリー レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) レタス類 たまねぎ たまねぎ ねぎ ( リーキを含む ) ねぎ にんにく にんにく にら にら にんじん にんじん パセリ パセリ ( 生 ) トマト トマト ピーマン ピーマン なす なす きゅうり ( ガーキンを含む ) きゅうり かぼちゃ ( スカッシュを含む ) かぼちゃ すいか すいか メロン類果実 メロン ほうれんそう ほうれんそう オクラ オクラ しょうが しょうが 未成熟えんどう スピロテトラマトの推定摂取量 ( 短期 ): 幼小児 (1~6 歳 ) 未成熟えんどう ( さや ) 未成熟えんどう ( 豆 ) 未成熟いんげん 未成熟いんげん えだまめ えだまめ もやし その他の野菜れんこん みかんみかん オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) りんご 評価に用いた数値 (ppm) オレンジ オレンジ果汁 りんご りんご果汁 日本なし 日本なし もも もも うめ うめ いちご いちご ぶどう ぶどう かき かき バナナ バナナ パイナップル パイナップル ESTI: 短期推定摂取量 (Estimated Short-Term Intake) ESTI/ARfD(%) の値は 有効数字 1 桁 ( 値が 100 を超える場合は有効数字 桁 ) とし四捨五入して算出した : 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用いて短期摂取量を推計した

76 ( 参考 ) これまでの経緯 平成 0 年 7 月 11 日インポートトレランス申請 ( ばれいしょ はくさい トマト等 ) 平成 0 年 8 月 18 日厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請平成 0 年 11 月 1 日インポートトレランス申請 ( たまねぎ わた マンゴー及びかんきつ類 ) 平成 1 年 5 月 14 日食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知平成 1 年 11 月 6 日薬事 食品衛生審議会へ諮問平成 1 年 1 月 1 日薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会平成 1 年 10 月 0 日残留農薬基準告示 平成 年 11 月 9 日農林水産省から厚生労働省へ農薬登録申請に係る連絡及び基準値設定依頼 ( 新規 : きゅうり なす ピーマン等 ) 平成 年 1 月 1 日インポートトレランス申請 ( だいず 小豆類 えんどう等 ) 平成 3 年 1 月 0 日厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請平成 3 年 8 月 11 日食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知平成 4 年 1 月 6 日薬事 食品衛生審議会へ諮問平成 4 年 1 月 7 日薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会平成 4 年 1 月 8 日残留農薬基準告示平成 4 年 1 月 8 日初回農薬登録 平成 7 年 7 月 30 日農林水産省から厚生労働省へ農薬登録申請に係る連絡及び基準値設定依頼 ( 適用拡大 : アスパラガス ) 平成 7 年 8 月 5 日インポートトレランス申請 ( 未成熟とうもろこし キャベツ等 ) 平成 7 年 9 月 9 日厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請平成 8 年 月 3 日食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知平成 8 年 9 月 5 日薬事 食品衛生審議会へ諮問平成 8 年 9 月 7 日薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会平成 9 年 4 月 11 日残留農薬基準告示 平成 9 年 月 3 日農林水産省から厚生労働省へ農薬登録申請に係る連絡及び基準値設定依頼 ( 適用拡大 : てんさい しそ等 ) 平成 9 年 11 月 日インポートトレランス申請 ( にんじん 西洋わさび等 ) 平成 30 年 1 月 5 日農林水産省から厚生労働省へ農薬登録申請に係る連絡及び基準値設定依頼 ( 適用拡大 : かんきつ ぶどう等 ) 平成 30 年 4 月 18 日厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請

77 平成 30 年 5 月 日食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知平成 30 年 10 月 日薬事 食品衛生審議会へ諮問平成 30 年 10 月 5 日薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会 薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会 [ 委員 ] 穐山浩 国立医薬品食品衛生研究所食品部長 石井里枝 埼玉県衛生研究所副所長 ( 兼 ) 食品微生物検査室長 井之上浩一立命館大学薬学部薬学科臨床分析化学研究室准教授 折戸謙介 麻布大学獣医学部生理学教授 魏民 大阪市立大学大学院医学研究科分子病理学准教授 佐々木一昭東京農工大学大学院農学研究院動物生命科学部門准教授 佐藤清 元一般財団法人残留農薬研究所理事 佐野元彦 東京海洋大学海洋生物資源学部門教授 永山敏廣 明治薬科大学薬学部特任教授 根本了 国立医薬品食品衛生研究所食品部第一室長 二村睦子 日本生活協同組合連合会組織推進本部長 宮井俊一 一般社団法人日本植物防疫協会技術顧問 由田克士 大阪市立大学大学院生活科学研究科公衆栄養学教授 吉成浩一 静岡県立大学薬学部衛生分子毒性学分野教授 ( : 部会長 )

78 答申 ( 案 ) スピロテトラマト 食品名 残留基準値 ppm とうもろこし 大豆 5 1) 小豆類注 3 えんどう 3 そら豆 3 ) その他の豆類注 3 ばれいしょ 1 さといも類 ( やつがしらを含む ) 0.6 かんしょ 0.6 やまいも ( 長いもをいう ) 0.6 3) その他のいも類注 0.6 てんさい 0.1 だいこん類 ( ラディッシュを含む ) の根 0.05 だいこん類 ( ラディッシュを含む ) の葉 7 かぶ類の根 0.05 かぶ類の葉 7 西洋わさび 0.05 クレソン 7 はくさい 7 キャベツ 7 芽キャベツ 1 ケール 7 こまつな 7 きょうな 7 チンゲンサイ 7 カリフラワー 7 ブロッコリー 7 4) その他のあぶらな科野菜注 7 サルシフィー 0.05 アーティチョーク 1 チコリ 7 エンダイブ 7 しゅんぎく 7 レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) 15 5) その他のきく科野菜注 7 たまねぎ 0.8 ねぎ ( リーキを含む ) 0.8 にんにく 0.8 にら 0.8 アスパラガス 1 6) その他のゆり科野菜注 0.8 にんじん 0.05 パセリ 5 セロリ 5 7) その他のせり科野菜注 5 今回基準値を設定するスピロテトラマトとは スピロテトラマト及び代謝物 M1 シス -3-(,5- ジメチルフェニル )-4- ヒドロキシ -8- メトキシ -1- アザスピロ [4.5] デカ -3- エン -- オン をスピロテトラマトに換算したものの和をいう 注 1) いんげん ささげ サルタニ豆 サルタピア豆 バター豆 ペギア豆 ホワイト豆 ライマ豆及びレンズを含む 注 ) その他の豆類 とは 豆類のうち 大豆 小豆類 えんどう そら豆 らっかせい及びスパイス以外のものをいう 注 3) その他のいも類 とは いも類のうち ばれいしょ さといも類 かんしょ やまいも及びこんにゃくいも以外のものをいう 注 4) その他のあぶらな科野菜 とは あぶらな科野菜のうち だいこん類の根 だいこん類の葉 かぶ類の根 かぶ類の葉 西洋わさび クレソン はくさい キャベツ 芽キャベツ ケール こまつな きょうな チンゲンサイ カリフラワー ブロッコリー及びハーブ以外のものをいう 注 5) その他のきく科野菜 とは きく科野菜のうち ごぼう サルシフィー アーティチョーク チコリ エンダイブ しゅんぎく レタス及びハーブ以外のものをいう 注 6) その他のゆり科野菜 とは ゆり科野菜のうち たまねぎ ねぎ にんにく にら アスパラガス わけぎ及びハーブ以外のものをいう 注 7) その他のせり科野菜 とは せり科野菜のうち にんじん パースニップ パセリ セロリ みつば スパイス及びハーブ以外のものをいう

79 食品名 残留基準値 ppm トマト 3 ピーマン 10 なす 8) その他のなす科野菜注 10 きゅうり ( ガーキンを含む ) かぼちゃ ( スカッシュを含む ) しろうり 0. すいか 0.1 メロン類果実 0.1 まくわうり ) その他のうり科野菜注 7 ほうれんそう 7 オクラ 1 しょうが 0.6 未成熟えんどう 3 未成熟いんげん 3 えだまめ 3 10) その他の野菜注 7 みかん 0.4 なつみかんの果実全体 1 レモン 3 オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) 3 グレープフルーツ 3 ライム 3 11) その他のかんきつ類果実注 3 りんご 0.7 日本なし 0.7 西洋なし 0.7 マルメロ 0.7 びわ 0.7 もも 1 ネクタリン 3 あんず ( アプリコットを含む ) 3 すもも ( プルーンを含む ) 5 うめ 3 おうとう ( チェリーを含む ) 5 いちご 10 ブルーベリー 3 クランベリー 3 ハックルベリー 3 1) その他のベリー類果実注 3 ぶどう 5 かき 3 バナナ 4 パパイヤ 0.4 アボカド 0.6 パイナップル 0.3 グアバ 3 マンゴー 0.3 パッションフルーツ 3 注 8) その他のなす科野菜 とは, なす科野菜のうち トマト ピーマン及びなす以外のものをいう 注 9) その他のうり科野菜 とは うり科野菜のうち きゅうり かぼちゃ しろうり すいか メロン類果実及びまくわうり以外のものをいう 注 10) その他の野菜 とは 野菜のうち いも類 てんさい さとうきび あぶらな科野菜 きく科野菜 ゆり科野菜 せり科野菜 なす科野菜 うり科野菜 ほうれんそう たけのこ オクラ しようが 未成熟えんどう 未成熟いんげん えだまめ きのこ類 スパイス及びハーブ以外のものをいう 注 11) その他のかんきつ類果実 とは かんきつ類果実のうち みかん なつみかん なつみかんの外果皮 なつみかんの果実全体 レモン オレンジ グレープフルーツ ライム及びスパイス以外のものをいう 注 1) その他のベリー類果実 とは ベリー類果実のうち いちご ラズベリー ブラックベリー ブルーベリー クランベリー及びハックルベリー以外のものをいう

80 食品名 残留基準値 ppm 13) その他の果実注 15 綿実 0.7 ぎんなん 0.5 くり 0.5 ペカン 0.5 アーモンド 0.5 くるみ ) その他のナッツ類注 0.5 コーヒー豆 0. ホップ 15 15) その他のスパイス注 15 16) その他のハーブ注 15 牛の筋肉 0.05 豚の筋肉 0.05 その他の陸棲哺乳類に属する動物注 17) の筋肉 0.05 牛の脂肪 0.08 豚の脂肪 0.08 その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪 0.08 牛の肝臓 1 豚の肝臓 1 その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓 1 牛の腎臓 1 豚の腎臓 1 その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓 1 18) 牛の食用部分注 1 豚の食用部分 1 その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分 1 乳 0.01 注 13) その他の果実 とは 果実のうち かんきつ類果実 りんご 日本なし 西洋なし マルメロ びわ もも ネクタリン あんず すもも うめ おうとう ベリー類果実 ぶどう かき バナナ キウィー パパイヤ アボカド パイナップル グアバ マンゴー パッションフルーツ なつめやし及びスパイス以外のものをいう 注 14) その他のナッツ類 とは ナッツ類のうち ぎんなん くり ペカン アーモンド及びくるみ以外のものをいう 注 15) その他のスパイス とは スパイスのうち 西洋わさび わさびの根茎 にんにく とうがらし パプリカ しょうが レモンの果皮 オレンジの果皮 ゆずの果皮及びごまの種子以外のものをいう 注 16) その他のハーブ とは ハーブのうち クレソン にら パセリの茎 パセリの葉 セロリの茎及びセロリの葉以外のものをいう 注 17) その他の陸棲哺乳類に属する動物 とは 陸棲哺乳類に属する動物のうち 牛及び豚以外のものをいう 注 18) 食用部分 とは 食用に供される部分のうち 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓以外の部分をいう

81 テトラコナゾール 今般の残留基準の検討については 農薬取締法に基づく適用拡大申請に伴う基準値設定依頼及び畜産物への基準値設定依頼が農林水産省からなされたこと及び関連企業から 国外で使用される農薬等に係る残留基準の設定及び改正に関する指針について に基づく残留基準の設定要請がなされたことに伴い 食品中の農薬等のポジティブリスト制度導入時に新たに設定された基準値 ( いわゆる暫定基準 ) の見直しを含め 食品安全委員会において食品健康影響評価がなされたことを踏まえ 農薬 動物用医薬品部会において審議を行い 以下の報告を取りまとめるものである 1. 概要 (1) 品目名 : テトラコナゾール [ Tetraconazole (ISO) ] () 用途 : 殺菌剤トリアゾール系の殺菌剤である 植物病原菌の細胞膜の主要構成成分であるエルゴステロールの生合成の過程において,4- メチレンジヒドロラノステロールの C14 位脱メチル化を阻害することにより抗菌作用を示すと考えられている (3) 化学名及び CAS 番号 (RS)-1-[-(,4-Dichlorophenyl)-3-(1,1,,-tetrafluoroethoxy)propyl]-1H- 1,,4-triazole (IUPAC) 1H-1,,4-Triazole, 1-[-(,4-dichlorophenyl)-3-(1,1,,- tetrafluoroethoxy)propyl]- (CAS:No ) (4) 構造式及び物性 分子式 C 13 H 11 Cl F 4 N 3 O 分子量 水溶解度 g/l (0 ) 0.1 g/l (30 ) 分配係数 log 10 Pow = 3.53 (3 )

82 . 適用の範囲及び使用方法本剤の適用の範囲及び使用方法は以下のとおり 作物名となっているものについては 今回農薬取締法 ( 昭和 3 年法律第 8 号 ) に基づく適用拡大申請がなされたものを示している また 大豆に係る残留基準の設定についてインポートトレランス申請がなされている (1) 国内での使用方法 % テトラコナゾール乳剤 作物名 適用 希釈倍数 使用液量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 テトラコナソ ールを含む農薬の総使用回数 てんさい 斑点病 褐斑病 1500 倍 1000~ 1500 倍 100~10 L/10 a 450 倍 5 L/10 a 4 倍 1.6 L/10 a 収穫 14 日前まで 回以内 無人ヘリコフ ターによる 回以内 11.6% テトラコナゾール液剤 作物名 適用 希釈倍数 使用液量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 テトラコナソ ールを含む農薬の総使用回数 りんご 黒星病赤星病うどんこ病モニリア病 3000 倍 収穫 45 日前まで なし 黒星病赤星病うどんこ病 収穫 1 日前まで かき もも うどんこ病落葉病 うどんこ病 黒星病灰星病 3000~ 4000 倍 3000 倍 00~700 L/10 a 収穫 3 日前まで 収穫前日まで 3 回以内 3 回以内 うめ 黒星病 000~ 3000 倍 収穫 7 日前まで かぼちゃ ( 露地栽培 ) うどんこ病 3 倍 100~300 L/10 a 1.6 L/10 a 収穫前日まで 無人ヘリコフ ターによる

83 11.6% テトラコナゾール液剤 ( つづき ) 作物名 適用 希釈 倍数 使用液量使用時期 本剤の 使用 回数 使用方法 テトラコナソ ールを 含む農薬の 総使用回数 茶 炭疽病 もち病 褐色円星病 000 倍 00~400 L/10 a 摘採 14 日前 まで 回 以内 回以内 3 8.0% テトラコナゾール 67.3% 銅顆粒水和剤 作物名 適用 希釈 倍数 使用液量使用時期 本剤の 使用 回数 使用方法 テトラコナソ ールを 含む農薬の 総使用回数 てんさい褐斑病 800 倍 100~10 L/10 a 収穫 14 日前 まで 回 以内 回以内 4.4% テトラコナゾール 50.0% キャプタン水和剤 作物名 適用 希釈倍数 使用液量使用時期 ほうれんそう べと病 500 倍 収穫 00~ 日前 L/10 a まで 本剤の使用回数 テトラコナソ ールを使用方法含む農薬の総使用回数 1 回 1 回 % テトラコナゾール 0.010% ペルメトリン液剤 作物名適用希釈倍数使用時期 本剤の 使用回数 使用方法 テトラコナソ ールを 含む農薬の 総使用回数 トマト きゅうり 葉かび病アフ ラムシ類うどんこ病 原液 収穫前日 まで 3 回以内 3 回以内 いちご アフ ラムシ類

84 % テトラコナゾール 0.010% フェンプロパトリン液剤 作物名適用希釈倍数使用時期 きゅうり トマト アフ ラムシ類うどんこ病ハタ ニ類 アフ ラムシ類オンシツコナシ ラミ 原液 収穫前日まで 本剤の使用回数 使用方法 テトラコナソ ールを含む農薬の総使用回数 3 回以内 3 回以内 () 海外での使用方法 % テトラコナゾール液剤 ( 米国 ) 作物名適用使用量使用時期 小麦 大麦 大豆 葉枯病 褐斑病 ふ枯病 黄斑 病 赤さび病 小さび病 黒さ び病 黄さび病 網斑病 うど んこ病 赤かび病 葉枯病 褐斑病 黄斑病 赤さ び病 小さび病 黒さび病 黄 さび病 網斑病 うどんこ病 赤かび病 さび病 Cercospora Blight 紫斑病 斑点病 菌核病 うど んこ病 褐紋病 炭疽病 ai:active ingredient( 有効成分 ) R-6 stage: 子実肥大期 R-1 stage: 開花始期 0.063~0.1 lb ai/acre 0.063~0.1 lb ai/acre 0.1 lb ai/acre 0.060~0.075 lb ai/acre 収穫 40 日前 まで さび病 : 感染適期発病前 ( 回目は R-6 stage 前 ) その他 :R-1 stage もしくは病害感染適期 本剤の使用回数 回以内 使用方法 地上 空中

85 11.6% テトラコナゾール液剤 ( 米国 ) 作物名適用使用量使用時期 なす科野菜 ( なす ペピーノ ピーマン等 ) うり科野菜 ( きゅうり かぼちゃ等 ) うどんこ病 炭疽病 白星病 輪紋病 斑点病 黒枯病 うどんこ病 葉かび病 うどんこ病 黒斑病 斑点病 角斑病 輪紋病 抑制のみ ; つる枯病 0.0~0.065 lb ai/acre 0.05~0.065 lb ai/acre 0.0~0.065 lb ai/acre 0.05~0.065 lb ai/acre 収穫当日 まで 本剤の使用回数 回以内 3 回以内 使用方法 地上 空中 滴下施用 いちご うどんこ病 斑点病 葉枯病 ブルーベリー その他のベリー類果実 うどんこ病 0.0~0.04 lb ai/acre 4 回以内 ぶどう うどんこ病 黒腐病 炭疽病 その他のぶどうの病気 0.04 lb ai/acre 収穫 14 日前まで 3 回以内 回以内 直接 3. 作物残留試験 (1) 分析の概要 国内 1 分析対象物質 テトラコナゾール 分析法の概要試料からアセトンで抽出し ヘキサン又は酢酸エチルに転溶後 必要に応じてアセトニトリル / ヘキサン分配をする グラファイトカーボンカラム及びフロリジルカラム フロリジルカラム シリカゲルカラム及びフロリジルカラム C 18 カラム グラファイトカーボン /NH / シリカゲル積層カラム又は多孔性ケイソウ土カラム及びC 18 カラムを用いて精製した後 高感度窒素 リン検出器付きガスクロマトグラフ (GC-NPD) 又は液体クロマトグラフ 質量分析計 (LC-MS) で定量する 定量限界 :0.005~0.04 mg/kg

86 海外 1 分析対象物質 テトラコナゾール 1,,4- トリアゾール ( 以下 代謝物 D という ) トリアゾールアラニン ( 以下 代謝物 E という ) トリアゾール酢酸 ( 以下 代謝物 F という ) トリアゾール乳酸代謝物 D HO O NH 代謝物 E N N N 代謝物 F O N HO N OH トリアゾール乳酸 N 分析法の概要 ⅰ) テトラコナゾール試料からアセトニトリルで抽出し 無水硫酸マグネシウム PSA 及びC 18 混合物を用いて精製した後 液体クロマトグラフ タンデム型質量分析計 (LC-MS/MS) で定量する または 試料からアセトンまたはアセトン 水 (7:3) 混液で抽出し LC-MS/MS で定量する あるいは 試料からアセトンで抽出し ジクロロメタンに転溶する 活性炭 シリカゲル (1:15) 混合カラムを用いて精製した後 GC-NPDで定量する 定量限界 :0.01~0.05 mg/kg ⅱ) 代謝物 D 代謝物 E 代謝物 F 及びトリアゾール乳酸試料からメタノール 水 (4:1) 混液で抽出し C 18 担体を加えて精製した後 LC-MS/MSで定量する または 試料からメタノール 水 (4:1) 混液で抽出する 代謝物 Dについては ダンシルクロライドで誘導体化し スチレンジビニルベンゼン共重合体カラムを用いて精製する 代謝物 E 代謝物 F 及びトリアゾール乳酸については カルボキシル

87 基を 3 mol/l 塩酸 ブタノール溶液でエステル化し 次いで代謝物 E についてはアミ ノ基を無水ヘプタフルオロ酪酸 (HFBA) でアシル化する 得られた各代謝物の誘導 体について LC-MS/MS で定量する 定量限界 : 代謝物 D 0.01 mg/kg 代謝物 E 0.01 mg/kg 代謝物 F 0.01 mg/kg トリアゾール乳酸 0.01 mg/kg ⅲ) 代謝物 D 代謝物 E 及び代謝物 F 試料からメタノール 水 (4:1) 混液で抽出する 代謝物 Dについては ダンシルクロライドで誘導体化し 酢酸エチルに転溶する 代謝物 Eについては カルボキシル基を3 mol/l 塩酸 ブタノール溶液でエステル化し 次いでアミノ基をHFBA でアシル化する 代謝物 Fについては C 18 カラムを用いて精製した後 カルボキシル基を3 mol/l 塩酸 ブタノール溶液でエステル化する 得られた各代謝物の誘導体について LC-MS/MSで定量する または 試料からメタノール 水 (4:1) 混液で抽出する 代謝物 Dについては ダンシルクロライドで誘導体化し 酢酸エチルに転溶する 代謝物 Eについては オクチルシリル化シリカゲル (C 8 ) 及びSAX 混合カラムを用いて精製した後 カルボキシル基を3 mol/l 塩酸 ブタノール溶液でエステル化し 次いでアミノ基をHFBA でアシル化する 代謝物 Fについては C 18 カラムを用いて精製した後 カルボキシル基を3 mol/l 塩酸 ブタノール溶液でエステル化する 得られた各代謝物の誘導体については LC-MS/MSで定量する 定量限界 : 代謝物 D 0.01 mg/kg 代謝物 E 0.01 mg/kg 代謝物 F 0.01 mg/kg () 作物残留試験結果国内で実施された作物残留試験の結果の概要については別紙 1-1 海外で実施された作物残留試験結果の概要については別紙 1- を参照

88 4. 畜産物における推定残留濃度本剤については 飼料として給与した作物を通じ家畜の筋肉等への移行が想定されることから 飼料の最大給与割合等から算出した飼料中の残留農薬濃度と動物飼養試験の結果を用い 以下のとおり畜産物中の推定残留濃度を算出した (1) 分析の概要 1 分析対象物質 テトラコナゾール 代謝物 D 分析法の概要 ⅰ) テトラコナゾール試料からアセトン又はアセトン n-ヘキサン (1:3) 混液で抽出する 筋肉 肝臓及び腎臓は ジクロロメタンに転溶し アセトニトリル / ヘキサン分配する 脂肪はアセトニトリル / ヘキサン分配し 乳はジクロロメタンに転溶する アルミナカラムを用いて精製した後 電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフ (GC-ECD) 又はGC-NPDで定量する 定量限界 : 筋肉 脂肪 肝臓 腎臓及び乳 0.01 mg/kg ⅱ) 代謝物 D 試料から水 アセトン (1:4) 混液 または 試料から水 アセトン (3:40) 混液で抽出し 必要に応じてn-ヘキサンで洗浄する 多孔性ケイソウ土カラムを用いて精製した後 GC-NPDで定量する 定量限界 : 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓 0.0 mg/kg 乳 mg/kg () 家畜残留試験 ( 動物飼養試験 ) 1 乳牛を用いた残留試験乳牛 ( ホルスタイン種 体重 495.0~657.5 kg 3 頭 / 群 ) に対して 及び3.4 ppmのテトラコナゾールを含む飼料を8~30 日間にわたり摂食させ 筋肉 脂肪 肝臓 腎臓及び乳に含まれるテトラコナゾールの濃度を GC-ECD で 代謝物 D の濃度をGC-NPDで測定した 結果は表 1を参照

89 筋肉皮下脂肪腹膜脂肪肝臓腎臓乳テトラコナゾール代謝物 D テトラコナゾール代謝物 D テトラコナゾール代謝物 D テトラコナゾール代謝物 D テトラコナゾール代謝物 D テトラコナゾール代謝物 D 表 1. 乳牛の組織中の残留濃度 (mg/kg) 0.34 ppm 投与群 1.0 ppm 投与群 3.4 ppm 投与群 <0.010( 最大 ) <0.010( 平均 ) <0.010( 最大 ) <0.010( 平均 ) 0.015( 最大 ) 0.011( 平均 ) <0.00( 最大 ) <0.00( 最大 ) <0.00( 最大 ) <0.00( 平均 ) <0.00( 平均 ) <0.00( 平均 ) 0.06( 最大 ) 0.033( 最大 ) 0.159( 最大 ) 0.010( 平均 ) 0.09( 平均 ) 0.077( 平均 ) <0.00( 最大 ) <0.00( 最大 ) 0.0( 最大 ) <0.00( 平均 ) <0.00( 平均 ) <0.00( 平均 ) 0.09( 最大 ) 0.069( 最大 ) 0.199( 最大 ) 0.016( 平均 ) 0.051( 平均 ) 0.119( 平均 ) <0.00( 最大 ) <0.00( 最大 ) <0.00( 最大 ) <0.00( 平均 ) <0.00( 平均 ) <0.00( 平均 ) 0.371( 最大 ) 0.66( 最大 ) 1.636( 最大 ) 0.68( 平均 ) 0.376( 平均 ) 1.345( 平均 ) 0.060( 最大 ) 0.101( 最大 ) 0.43( 最大 ) 0.050( 平均 ) 0.085( 平均 ) 0.16( 平均 ) <0.010( 最大 ) 0.039( 最大 ) 0.067( 最大 ) <0.010( 平均 ) 0.04( 平均 ) 0.055( 平均 ) <0.00( 最大 ) 0.033( 最大 ) 0.034( 最大 ) <0.00( 平均 ) 0.05( 平均 ) 0.09( 平均 ) テトラコナゾール <0.010( 平均 ) <0.010( 平均 ) 0.019( 平均 ) 代謝物 D <0.015( 平均 ) <0.015( 平均 ) 0.016( 平均 ) 定量限界 : 筋肉 脂肪 肝臓 腎臓及び乳 0.01 mg/kg 定量限界 : 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓 0.0 mg/kg 乳 mg/kg

90 採卵鶏を用いた残留試験採卵鶏 ( ローマンブラウン種 体重 1.5~. kg 4 羽 / 群 ) に対して 及び0.77 ppmのテトラコナゾールを含む飼料を40~4 日間にわたり摂食させ 筋肉 腹部脂肪 皮下脂肪 肝臓及び腎臓に含まれるテトラコナゾールの濃度を GC-NPD で測定した また 鶏卵については 及び54 日に採卵した卵に含まれるテトラコナゾールの濃度を GC-NPD で測定した なお 投与 及び54 日は それぞれ休薬 及び14 日である 結果は表 を参照 表. 採卵鶏の組織中の残留濃度 (mg/kg) ppm 投与群 0.31 ppm 投与群 0.77 ppm 投与群 筋肉 <0.00( 最大 ) <0.00( 最大 ) <0.00( 平均 ) <0.00( 平均 ) 腹部脂肪 0.045( 最大 ) 0.140( 最大 ) 0.038( 平均 ) 0.115( 平均 ) 皮下脂肪 <0.00( 最大 ) 0.044( 最大 ) <0.00( 平均 ) 0.041( 平均 ) 肝臓 <0.00( 最大 ) 0.09( 最大 ) <0.00( 平均 ) 0.06( 平均 ) 腎臓 <0.00( 最大 ) <0.00( 最大 ) <0.00( 平均 ) <0.00( 平均 ) 卵 0.011( 最大 ) 0.034( 最大 ) <0.010( 平均 ) 0.05( 平均 ) 定量限界 : 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓 0.0 mg/kg 卵 0.01 mg/kg 0.01( 最大 ) 0.00( 平均 ) 0.456( 最大 ) 0.387( 平均 ) 0.181( 最大 ) 0.164( 平均 ) 0.081( 最大 ) 0.073( 平均 ) 0.049( 最大 ) 0.040( 平均 ) 0.135( 最大 ) 0.089( 平均 ) (3) 飼料中の残留農薬濃度作物残留試験結果 飼料の最大給与割合等から 飼料の摂取によって家畜が暴露されうる飼料中の残留濃度を算出した 成分規格等で定められている基準値上限まで飼料中に農薬が残留している場合を仮定し これに飼料の最大給与割合等を掛け合わせることにより飼料中の最大飼料由来負注荷 (MDB) 1) を算出したところ 乳牛において ppm 肉牛において 0.41 ppm 採卵鶏において0.098 ppm 肉用鶏において0.043 ppmと推定された また 平均的飼注料由来負荷 (STMR dietary burden) ) は 乳牛において ppm 肉牛において 0.41 ppm 採卵鶏において0.098 ppm 肉用鶏において0.043 ppmと推定された 注 1) 最大飼料由来負荷 (Maximum Dietary Burden:MDB): 飼料として用いられる全ての飼料品 目に農薬が残留基準まで残留していると仮定した場合に 飼料の摂取によって畜産動物が暴 露されうる最大濃度 飼料中残留濃度として表示される

91 注 ) 平均的飼料由来負荷 (STMR dietary burden 又は mean dietary burden): 飼料として用いられる全ての飼料品目に農薬が平均的に残留していると仮定した場合に ( 作物残留試験から得られた残留濃度の中央値を試算に用いる ) 飼料の摂取によって畜産動物が暴露されうる最大濃度 飼料中濃度として表示される (4) 推定残留濃度 牛及び鶏について MDB STMR dietary burde 及び家畜残留試験結果から 畜産物中 の推定残留濃度を算出した 結果は表 4-1 及び 4- を参照 表 4-1. 畜産物中の推定残留濃度 : 牛 (mg/kg) 筋肉脂肪肝臓腎臓乳 乳牛 < (<0.010) (0.018) (0.75) 肉牛 < (<0.010) (0.00) (0.81) 上段 : 最大残留濃度 下段括弧内 : 平均的な残留濃度 0.01 (0.011) (0.01) <0.010 (<0.010) 表 4-. 畜産物中の推定残留濃度 : 鶏 (mg/kg) 筋肉脂肪肝臓腎臓卵 肉用鶏 < <0.00 (<0.00) (0.01) (<0.00) 採卵鶏 < (<0.00) (0.049) (0.01) 上段 : 最大残留濃度 下段括弧内 : 平均的な残留濃度 <0.00 (<0.00) <0.00 (<0.00) (0.01) 5.ADI 及びARfDの評価食品安全基本法 ( 平成 15 年法律第 48 号 ) 第 4 条第 1 項第 1 号及び第 項の規定に基づき 食品安全委員会あて意見を求めたテトラコナゾールに係る食品健康影響評価において 以下のとおり評価されている (1)ADI 無毒性量 :0.4 mg/kg 体重 /day( 発がん性は認められなかった ) ( 動物種 ) 雄ラット ( 投与方法 ) 混餌 ( 試験の種類 ) 慢性毒性 / 発がん性併合試験 ( 期間 ) 年間安全係数 :100 ADI:0.004 mg/kg 体重 /day

92 他の発がん性試験において マウスを用いた 80 週間発がん性試験において肝細胞腺 腫及び肝細胞癌の増加が認められたが 腫瘍の発生機序は遺伝毒性によるものとは考え 難く 評価に当たり閾値を設定することは可能であると考えられた ()ARfD 無毒性量 :5 mg/kg 体重 /day ( 動物種 ) ラット ( 投与方法 ) 強制経口 ( 試験の種類 ) 発生毒性試験安全係数 :100 ARfD:0.05 mg/kg 体重 6. 諸外国における状況 JMPRにおける毒性評価はなされておらず 国際基準も設定されていない 米国 カナダ EU 豪州及びニュージーランドについて調査した結果 米国において小麦 大豆等に カナダにおいていちご ぶどう等に EUにおいて核果類 ピーマン等に 豪州においてぶどう 畜産物等に基準値が設定されている 7. 基準値案 (1) 残留の規制対象テトラコナゾールとする 作物残留試験の一部で代謝物 D 代謝物 E 代謝物 F 及びトリアゾール乳酸 家畜残留試験の一部で代謝物 Dの分析が行われており 一部の作物では代謝物 E 代謝物 F 及びトリアゾール乳酸が親化合物の残留濃度を上回っているが 代謝物 D 代謝物 E 代謝物 F 及びトリアゾール乳酸はテトラコナゾールに特異的な代謝物ではないこと 親化合物に比べて毒性が十分低いことから 代謝物 D 代謝物 E 代謝物 F 及びトリアゾール乳酸は残留の規制対象には含めないこととする なお 食品安全委員会は 食品健康影響評価において 農産物及び畜産物中の暴露評 価対象物質をテトラコナゾール ( 親化合物のみ ) としている () 基準値案 別紙 のとおりである (3) 暴露評価 1 長期暴露評価 1 日当たり摂取する農薬等の量のADIに対する比は 以下のとおりである 詳細な暴露評価は別紙 3 参照

93 EDI/ADI(%) 注 ) 国民全体 (1 歳以上 ) 1.1 幼小児 (1~6 歳 ) 33.3 妊婦 17.1 高齢者 (65 歳以上 ) 6.4 注 ) 各食品の平均摂取量は 平成 17 年 ~19 年度の食品摂取頻度 摂取量調査の特別集計業務報告書による EDI 試算法 : 作物残留試験成績の平均値 各食品の平均摂取量 短期暴露評価 各食品の短期推定摂取量 (ESTI) を算出したところ 国民全体 (1 歳以上 ) 及び幼 小児 (1~6 歳 ) における摂取量は急性参照用量 (ARfD) を超えていない注 ) 詳細な暴 露評価は別紙 4-1 及び 4- 参照 注 ) 基準値案 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用い 平成 17 ~19 年度の食品摂取頻度 摂取量調査及び平成 年の厚生労働科学研究の結果に基づき ESTI を算出した (4) 本剤については 平成 17 年 11 月 9 日付け厚生労働省告示第 499 号により 食品一 般の成分規格 7 に食品に残留する量の限度 ( 暫定基準 ) が定められているが 今般 残 留基準の見直しを行うことに伴い 暫定基準は削除される

94 テトラコナゾールの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1-1) 農作物 てんさい ( 根部 ) トマト ( 果実 ) ミニトマト ( 果実 ) きゅうり ( 果実 ) かぼちゃ ( 果実 ) ほうれんそう ( 茎葉 ) りんご ( 果実 ) なし ( 果実 ) もも ( 果皮 ) もも ( 果肉 ) うめ ( 果実 ) いちご ( 果実 ) かき ( 果実 ) かぼちゃ ( 種子 ) 茶 ( 荒茶 ) 茶 ( 浸出液 ) 試験圃場数 % 乳剤 15.0% 乳剤 4 剤型使用量 使用方法回数経過日数 15.0% 乳剤 15.0% 乳剤 11.6% 液剤 11.6% 液剤 11.6% 液剤 % 液剤 試験条件 1000 倍 10 L/10 a 1000 倍 10 L/10 a 300 倍 5 L/10 a 4 倍無人ヘリ 1.6 L/10 a 16 倍無人ヘリ 15.0% 乳剤 1.6 L/10 a % 液剤 % 液剤 % 液剤 11.6% 液剤 11.6% 液剤 11.6% 液剤 000 倍 50 L/10 a 000 倍 11.6% 液剤 3 400,500 L/10 a 11.6% 液剤.4% 水和剤 11.6% 液剤 11.6% 液剤 11.6% 液剤 11.6% 液剤 11.6% 液剤 原液 150 L/10 a 3000 倍 50 L/10 a 000 倍 00~300,50 L/10 a 原液 150 L/10 a 000 倍 00 L/10 a 3 倍無人ヘリ 1.6 L/10 a 500 倍 18.86,180 L/10 a 000 倍 600 L/10 a 3000 倍 600 L/10 a 000 倍 300 L/10 a 000 倍 300 L/10 a 000 倍 300,100~00 L/10 a 000 倍 00 L/10 a 3000 倍 500,450 L/10 a 000 倍 00 L/10 a 000 倍 00 L/10 a 000 倍 % 液剤 00 L/10 a 圃場 A:0.04( 回,1 日 ) 1,30,45 注 ) 4 圃場 B:0.1(4 回,1 日 )(#) 7,14,1,8 圃場 C:0.0 7,14,1,7 圃場 D:0.0 14,1,8 7,14,1, ,8,4 圃場 A:0.07( 回,1 日 ) 圃場 B:0.08( 回,1 日 ) 圃場 A:<0.01( 回,14 日 )(#) 圃場 B:<0.01( 回,14 日 )(#) 圃場 A:0.0 圃場 B:0.01 1,30,45 圃場 A:<0.01( 回,1 日 )(#) 0,9,44 圃場 B:0.01( 回,0 日 )(#) 1,3,7 1,3,7,14,1 1,7,8 1,3, ,3, ,3,7 1,3,7,14 1,7, ,1,8 3 8,4,56 4,56,84 1,8,4 3 7,14,1,8 圃場 A:0.6(3 回,3 日 )(#) 圃場 B:0.6(3 回,1 日 )(#) 圃場 C:0.1(3 回,1 日 )(#) 圃場 D:0.1(3 回,1 日 )(#) 圃場 A:0.15(3 回,7 日 ) 圃場 B:0.08 圃場 A:0.18( 回,1 日 )(#) 圃場 B:0.3( 回,3 日 )(#) 圃場 A:0.15(3 回,1 日 )(#) 圃場 B:0.11(3 回,1 日 )(#) 圃場 A:0.03 圃場 B:0.07 圃場 A:0.45(3 回,7 日 ) 圃場 B:0.15 圃場 A:0.04(3 回,7 日 ) 圃場 B:0.03(3 回,14 日 ) 圃場 A:0.56 圃場 B:0.31 1,3,7 圃場 A:0.84 1,3 圃場 B:3.84 圃場 A:0.0(3 回,56 日 )(#) 圃場 B:0.06(3 回,4 日 )(#) 圃場 A:0.03(3 回,4 日 ) 圃場 B:0.01(3 回,4 日 ) 圃場 A:0.06(3 回,1 日 )(#) 圃場 B:0.08(3 回,1 日 )(#) 1,3,7 圃場 A:0.0(3 回,3 日 ) 1,3 圃場 B:0.06(3 回,3 日 ) 1,3,7 1,3,7,14,1 3,7,14 3 1,7,14 14,1,8 14,1,8 注 1) 残留濃度 (mg/kg) 圃場 A:0.15 圃場 B:0.58(3 回,7 日 )(#) 圃場 A:0.38(3 回,1 日 )(#) 圃場 B:0.40(3 回,1 日 )(#) 圃場 C:0.68(3 回,1 日 )(#) 圃場 D:0.5(3 回,1 日 )(#) 圃場 A:0.1(3 回,7 日 ) 圃場 B:0.13(3 回,7 日 ) 圃場 A:<0.01 圃場 B:<0.01 圃場 A:14.6 圃場 B:6.4 圃場 C:5.73 圃場 D:3.4 圃場 A:4.86 圃場 B:1.70 圃場 C:1.76 圃場 D:1. 注 1) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 )(#) 印で示した作物残留試験成績は 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した 注 3) 今回 新たに提出された作物残留試験成績に網を付けて示している

95 テトラコナゾールの作物残留試験一覧表 ( 米国 ) ( 別紙 1-) 農作物 小麦 ( 種子 ) 試験圃場数 33 剤型使用量 使用方法回数経過日数 0.5% 液剤 試験条件 0.100,0.10 lb ai/acre 0.100,0.10 lb ai/acre 0.10,0.10 lb ai/acre 0.097,0.105 lb ai/acre 0.095,0.101 lb ai/acre 0.100,0.100 lb ai/acre 0.10,0.10 lb ai/acre 0.105,0.100 lb ai/acre 0.100,0.105 lb ai/acre 0.106,0.099 lb ai/acre 0.100,0.101 lb ai/acre 0.101,0.100 lb ai/acre 0.10,0.099 lb ai/acre 0.100,0.101 lb ai/acre 0.101,0.100 lb ai/acre 0.099,0.098 lb ai/acre 0.103,0.104 lb ai/acre 0.101,0.101 lb ai/acre 0.104,0.104 lb ai/acre 0.104,0.104 lb ai/acre 0.10,0.101 lb ai/acre 0.104,0.105 lb ai/acre 0.10,0.10 lb ai/acre 0.097,0.099 lb ai/acre 0.10,0.10 lb ai/acre 0.10,0.103 lb ai/acre 0.100,0.105 lb ai/acre 0.104,0.106 lb ai/acre 0.100,0.10 lb ai/acre 0.10,0.098 lb ai/acre 0.101,0.10 lb ai/acre 0.101,0.10 lb ai/acre 0.10,0.104 lb ai/acre 注 1) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) テトラコナゾール/ 代謝物 D/ 代謝物 E / 代謝物 F/ トリアゾール乳酸 30 圃場 A:<0.01/<0.01/0.066/0.017/< 圃場 B:0.011/<0.01/0.10/0.019/< 圃場 C:0.017/<0.01/0.10/0.040/< 圃場 D:0.039/<0.01/0.197/0.08/< 圃場 E:<0.01/<0.01/0.4/0.153/ 圃場 F:0.01/<0.01/0.17/0.09/< 圃場 G:<0.01/<0.01/0.49/0.095/< 圃場 H:<0.01/<0.01/0.74/0.046/< 圃場 I:<0.01/<0.01/0.146/0.039/< 圃場 J:0.011/<0.01/0.093/0.00/< 圃場 K:0.015/<0.01/0.163/0.058/< 圃場 L:0.05/<0.01/0.307/0.18/< 圃場 M:<0.01/<0.01/0.51/0.087/< 圃場 N:<0.01/<0.01/0.56/0.083/< 圃場 O:<0.01/<0.01/0.091/0.041/< 圃場 P:<0.01/<0.01/0.101/0.016/< 圃場 Q:<0.01/<0.01/0.19/0.08/< 圃場 R:<0.01/<0.01/0.316/0.147/< 圃場 S:0.011/<0.01/0.150/0.04/< 圃場 T:0.04/<0.01/0.109/0.07/< 圃場 U:0.07/<0.01/0.17/0.040/< 圃場 V:0.010/<0.01/0.501/0.197/< 圃場 W:0.011/<0.01/0.81/0.113/< 圃場 X:0.013/<0.01/0.14/0.035/< 圃場 Y:0.013/<0.01/0.13/0.071/< 圃場 Z:0.016/<0.01/0.11/0.09/< 圃場 A':0.05/<0.01/0.111/0.038/< 圃場 B':<0.01/<0.01/0.18/0.05/< 圃場 C':<0.01/<0.01/0.077/0.03/< 圃場 D':<0.01/<0.01/0.104/0.036/< 圃場 E':0.011/<0.01/0.074/0.04/< ,45,50,55,60 圃場 F':<0.01/<0.01/*0.08/**0.036/ <0.01(* 回,45 日 ** 回,50 日 ) 38,44,50,56,60 圃場 G':0.065/<0.01/0.01/0.037/<0.01 ( 回,38 日 )

96 テトラコナゾールの作物残留試験一覧表 ( 米国 ) ( 別紙 1-) 農作物 大麦 ( 種子 ) 試験圃場数 0 試験条件 剤型使用量 使用方法回数経過日数 0.5% 液剤 11.9,11.0 g ai/ha 119.8,116. g ai/ha 111.9,113.9 g ai/ha 113.0,11.9 g ai/ha 113.5,115.4 g ai/ha 107.9,113.6 g ai/ha 8 注 1) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) テトラコナゾール/ 代謝物 D/ 代謝物 E / 代謝物 F/ トリアゾール乳酸 圃場 A:0.080/<0.01/0.16/0.044 /0.01(#) 35 圃場 B:0.00/<0.01/0.01/<0.01/< 圃場 C:0.015/<0.01/0.105/0.07/< 圃場 D:0.48/<0.01/0.98/0.043/< 圃場 E:0.136/<0.01/0.114/0.037/ 圃場 F:<0.01/<0.01/0.339/0.10/ g ai/ha 41 圃場 G:0.041/<0.01/0.075/0.019/< ,11.6 g ai/ha 11.6,115.4 g ai/ha 114.,114.1 g ai/ha 109.6,107.0 g ai/ha 113.,116.7 g ai/ha 10.5,11.3 g ai/ha 107.9,118. g ai/ha 113.4,117.7 g ai/ha 115.1,114.8 g ai/ha 115.5,111. g ai/ha 107.8,11.8 g ai/ha 111.9,113.6 g ai/ha 113.7,115.9 g ai/ha lb ai/acre 大豆 0 0.5% 液剤 41 圃場 H:0.074/<0.01/0.18/0.06/< 圃場 I:0.01/<0.01/0.16/0.035/< 圃場 J:0.044/<0.01/0.809/0.08/< 圃場 K:0.096/<0.01/0.75/0.09/ 圃場 L:0.037/<0.01/0.748/0.19/ 圃場 M:0.048/<0.01/0.080/0.037/< 圃場 N:0.074/<0.01/0.013/<0.01/< 圃場 O:0.111/<0.01/0.164/0.037/< 圃場 P:0.045/<0.01/0.115/0.01/< 圃場 Q:<0.01/<0.01/0.106/0.030/< 圃場 R:0.013/<0.01/0.131/0.04/< ,44,50,56,60 圃場 S:**0.048/<0.01/*0.61/**0.036 /<0.01(* 回,50 日 ** 回,56 日 ) 46,50,55,60,64 圃場 T:*<0.01/*<0.01/**0.478/*0.159 /*0.099(* 回,46 日 ** 回,50 日 ) 4 注 ) 圃場 A:0.0/-/-/-/- (#) 46 圃場 B:0.017/-/-/-/- (#) 47 圃場 C:0.04/-/-/-/- (#) 49 圃場 D:0.011/-/-/-/- (#) 50 圃場 E:0.007/-/-/-/- (#) 50 圃場 F:0.01/-/-/-/- (#) 53 圃場 G:0.07/-/-/-/- (#) 54 圃場 H:0.00/-/-/-/- (#) 55 圃場 I:0.018/-/-/-/- (#) 55 圃場 J:0.015/-/-/-/- (#) 56 圃場 K:0.05/-/-/-/- (#) 56 圃場 L:0.014/-/-/-/- (#) 57 圃場 M:0.016/-/-/-/- (#) 58 圃場 N:0.01/-/-/-/- (#) 60 圃場 O:0.017/-/-/-/- (#) 60 圃場 P:0.037/-/-/-/- (#) 65 圃場 Q:0.09/-/-/-/- (#) 76 圃場 R:0.068/-/-/-/- (#) 81 圃場 S:0.00/-/-/-/- (#) 84 圃場 T:0.034/-/-/-/- (#)

97 テトラコナゾールの作物残留試験一覧表 ( 米国 ) ( 別紙 1-) 農作物 注 1) 試験試験条件各化合物の残留濃度 (mg/kg) 圃場数 テトラコナゾール/ 代謝物 D/ 代謝物 E 剤型使用量 使用方法回数経過日数 / 代謝物 F/ トリアゾール乳酸 0,1 圃場 A:0.04/<0.01/0.053/<0.01/ ,1 圃場 B:0.050/<0.01/*0.033/<0.01/0.011 (* 回,1 日 ) 0,1 圃場 C:0.04/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 圃場 D:0.016/<0.01/0.153/<0.01/0.061 トマト % 液剤 73.1 g ai/ha 0,1 圃場 E:0.037/<0.01/0.011/<0.01/<0.01 圃場 F:*0.047/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 (* 回,1 日 ) 0,1,3,7,10 圃場 G:*0.049/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 (* 回,7 日 ) 0,1 圃場 H:0.085/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 圃場 I:0.030/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 圃場 A:0.014/<0.01/*0.091/<0.01/<0.01 (* 回,1 日 ) 0,1,3,7,10 圃場 B:0.059/<0.01/0.19/<0.01/<0.01 ピーマン % 液剤 73.1 g ai/ha 0,1 圃場 C:0.03/<0.01/0.473/<0.01/<0.01 圃場 D:*0.036/<0.01/*0.15/<0.01 0,1 /<0.01(* 回,1 日 ) 0,1 圃場 E:0.01/<0.01/<0.01/<0.01/*0.036 (* 回,1 日 ) 0,1 圃場 A:0.110/<0.01/0.15/<0.01/<0.01 ノンベルペッパー % 液剤 73.1 g ai/ha 0,1 圃場 B:0.10/<0.01/<0.01/<0.01/*0.01 (* 回,1 日 ) 0,1 圃場 C:0.040/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 圃場 A:*0.039/<0.01/0.8/<0.01 /<0.01(*3 回,1 日 ) 0,1 圃場 B:*0.05/<0.01/*0.159/<0.01 /<0.01(*3 回,1 日 ) 0,1,3,7,10 圃場 C:0.038/<0.01/*1.759/<0.01 /**0.036(*3 回,1 日 )(**3 回,7 日 ) きゅうり % 液剤 73.1 g ai/ha 3 0,1 圃場 D:*0.084/<0.01/*0.051/<0.01 /<0.01(*3 回,1 日 ) 0,1 圃場 E:<0.01/<0.01/0.108/<0.01/<0.01 0,1 圃場 F:*0.016/<0.01/0.078/<0.01 /<0.01(*3 回,1 日 ) 0,1 圃場 G:0.048/<0.01/0.144/<0.01/<0.01 0,1 圃場 H:0.018/<0.01/*0.469/<0.01 /<0.01(*3 回,1 日 ) 0,1 圃場 A:0.034/<0.01/<0.01/<0.01/<0.01 0,1 圃場 B:0.045/<0.01/*0.05/<0.01 /<0.01(*3 回,1 日 ) ぺぽかぼちゃ % 液剤 73.1 g ai/ha 3 0,1 圃場 C:<0.01/<0.01/*0.051/<0.01 /<0.01(*3 回,1 日 ) 0,1 圃場 D:0.047/<0.01/*0.093/<0.01 /<0.01(*3 回,1 日 ) 0,1 圃場 E:0.06/<0.01/*0.114/<0.01 /<0.01(*3 回,1 日 ) 0.044,0.044,0.046, 圃場 A:0.155/<0.01/0.04/<0.11/- 0, lb ai/acre (4 回,1 日 ) 0.046,0.045,0.046, 圃場 B:0.00/*<0.01/*0.039/*<0.01/- 0, lb ai/acre (*4 回,1 日 ) 0.045,0.045,0.044, 圃場 C:0.095/*<0.01/*0.011/*<0.01/- 0, lb ai/acre (*4 回,1 日 ) 0.01 lb ai/acre 0,1 圃場 D:<0.05/*<0.01/*<0.01/*<0.01/- (*4 回,1 日 ) いちご % 液剤 0.043,0.045,0.044, 圃場 E:0.095/*<0.01/*0.01/*<0.01/- 0, lb ai/acre (*4 回,1 日 ) ,0.045,0.045, 圃場 F:<0.05/*<0.01/*0.011/*<0.01/- 0, lb ai/acre (*4 回,1 日 ) 0.044,0.043,0.044, 圃場 G:0.100/*<0.01/*<0.01/*<0.01/- 0, lb ai/acre (*4 回,1 日 ) 0.044,0.044,0.044, 圃場 H:*0.09/<0.01/<0.01/<0.01/- 0,1,4,7, lb ai/acre (*4 回,1 日 ) 0.046,0.044,0.045, 圃場 I:0.055/*<0.01/*<0.01/*<0.01/- 0, lb ai/acre (*4 回,1 日 ) lb ai/acre 0,1 圃場 J:<0.05/*<0.01/*<0.01/*<0.01/- (*4 回,1 日 )

98 テトラコナゾールの作物残留試験一覧表 ( 米国 ) ( 別紙 1-) 農作物 試験圃場数 試験条件 剤型使用量 使用方法回数経過日数 ぶどう % 液剤 0.04 lb ai/acre 注 4) 15,30 15,30 0,5,10,15, 注 5) 0,30 15,30 15,30 15,30 15,30 15,30 15,30 15,30 15,30 15,30 注 1) 各化合物の残留濃度 (mg/kg) テトラコナゾール/ 代謝物 D/ 代謝物 E / 代謝物 F/ トリアゾール乳酸 圃場 A:0.065/<0.01/<0.01/<0.01/- ( 回,15 日 ) 圃場 B:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/- ( 回,15 日 ) 圃場 C:0.018/<0.01/<0.01/<0.01/- ( 回,15 日 ) 圃場 D:**0.011/*<0.01/*<0.01/*<0.01/- (* 回,15 日 )(** 回,30 日 ) 圃場 E:0.01/<0.01/0.011/<0.01/- ( 回,15 日 ) 圃場 F:<0.01/<0.01/<0.01/<0.01/- ( 回,15 日 ) 圃場 G:0.091/<0.01/<0.01/<0.01/- ( 回,15 日 ) 圃場 H:0.046/<0.01/0.01/<0.01/- ( 回,15 日 ) 圃場 I:**0.04/*<0.01/*0.051/*<0.01/- (* 回,15 日 )(** 回,30 日 ) 圃場 J:0.01/<0.01/<0.01/<0.01/- ( 回,15 日 ) 圃場 K:<0.01/<0.01/0.03/0.017/- ( 回,15 日 ) 圃場 L:0.05/<0.01/<0.01/<0.01/- ( 回,15 日 ) 注 1) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い, かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し, それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 表中, 最大使用条件下の作物残留試験条件に, アンダーラインを付しているが, 経時的に測定されたデータがある場合において, 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留量が得られるとは限らないため, 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は, その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 )(#) 印で示した作物残留試験成績は, 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また, 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した 注 3) 今回, 新たに提出された作物残留試験成績に網を付けて示している 注 4) ぶどうの経過日数に関しては 14~16 日を15 日 9~31 日を30 日と表記している 注 5) 圃場 Cの作物残留試験で定量された代謝物に関しては 及び0 日に定量している 注 6)-: 分析せず

99 農薬名 テトラコナゾール ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm 登録有無 国際基準 ppm 参考基準値外国基準値 ppm 作物残留試験成績等 ppm 小麦 米国 <0.01~0.065(n=33)( 米国 ) 大麦 米国 <0.01~0.48(n=0)( 米国 ) その他の穀類 0.1 大豆 IT 0.15 米国 0.007~0.068(n=0)( 米国 ) てんさい ~0.08(n=5) アーティチョーク 0. トマト ~0.6($)(#)(n=4) ピーマン 米国 米国トマト(0.016~0.085(n=9)) ヒ ーマン (0.014~0.059(n=5)) ノンヘ ルヘ ッハ ー (0.040~0.110(n=3)) なす 米国 米国トマト ヒ ーマン ノンヘ ルヘ ッハ ー参照 その他のなす科野菜 米国 米国トマト ヒ ーマン ノンヘ ルヘ ッハ ー参照 きゅうり ( ガーキンを含む ) ,0.15(#) かぼちゃ ( スカッシュを含む ) ,0.45($) しろうり 0. すいか 0. メロン類果実 0. まくわうり 0. 米国きゅうり(<0.01~0.084(n=8)) その他のうり科野菜 米国ぺぽかぼちゃ (<0.01~0.047(n=5)) ほうれんそう 申 0.31,0.56($) オクラ 米国 米国トマト ヒ ーマン ノンヘ ルヘ ッハ ー参照 えだまめ 0.05 その他の野菜 1 りんご ,0.03($) 日本なし ,0.08 西洋なし ( 日本なし参照 ) マルメロ 0.5 びわ 0.5 もも ,0.06($) ネクタリン 0. あんず ( アプリコットを含む ) 0. すもも ( プルーンを含む ) 0. うめ 0. 申 0.15,0.58($)(#) おうとう ( チェリーを含む ) 0. いちご 0.38~0.68($)(#)(n=4) ラズベリー ブラックベリー ブルーベリー 米国 米国いちご(<0.05~0.00(n=10)) クランベリー ハックルベリー その他のベリー類果実 米国 米国いちご参照 ぶどう 米国 <0.01~0.091(n=1)( 米国 ) かき 0.5 申 0.1,0.13 なつめやし その他の果実 米国 米国トマト ヒ ーマン ノンヘ ルヘ ッハ ー参照 その他のオイルシード 0.05 申 <0.01,<0.01( かぼちゃの種子 ) 茶 ~14.6($)(n=4) その他のスパイス その他のハーブ 1 牛の筋肉 推 :<0.010 豚の筋肉 ( 牛の筋肉参照 ) その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉 ( 牛の筋肉参照 )

100 農薬名 テトラコナゾール ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm 登録有無 国際基準 ppm 参考基準値外国基準値 ppm 作物残留試験成績等 ppm 牛の脂肪 推 :0.034 豚の脂肪 ( 牛の脂肪参照 ) その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪 ( 牛の脂肪参照 ) 牛の肝臓 推 :0.406 豚の肝臓 ( 牛の肝臓参照 ) その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓 ( 牛の肝臓参照 ) 牛の腎臓 推 :0.013 豚の腎臓 ( 牛の腎臓参照 ) その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓 ( 牛の腎臓参照 ) 牛の食用部分 ( 牛の肝臓参照 ) 豚の食用部分 ( 牛の肝臓参照 ) その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分 ( 牛の肝臓参照 ) 乳 推 :<0.010 鶏の筋肉 推 :<0.00 その他の家きんの筋肉 ( 鶏の筋肉参照 ) 鶏の脂肪 推 :0.058 その他の家きんの脂肪 ( 鶏の脂肪参照 ) 鶏の肝臓 推 :0.01 その他の家きんの肝臓 ( 鶏の肝臓参照 ) 鶏の腎臓 推 :<0.00 その他の家きんの腎臓 ( 鶏の腎臓参照 ) 鶏の食用部分 ( 鶏の肝臓参照 ) その他の家きんの食用部分 ( 鶏の肝臓参照 ) 鶏の卵 推 :0.014 その他の家きんの卵 ( 鶏の卵参照 ) 魚介類 ( さけ目魚類に限る ) 魚介類 ( うなぎ目魚類に限る ) 魚介類 ( すずき目魚類に限る ) 魚介類 ( その他の魚類に限る ) 魚介類 ( 貝類に限る ) 魚介類 ( 甲殻類に限る ) その他の魚介類 はちみつ 平成 17 年 11 月 9 日厚生労働省告示第 499 号において新しく設定した基準値 ( 暫定基準 ) については 網をつけて示した 申請 ( 国内における登録 承認等の申請 インホ ートトレランス申請 ) 以外の理由により本基準 ( 暫定基準以外の基準 ) を見直す基準値案については 太枠線で囲んで示した 登録有無 の欄に 〇 の記載があるものは 国内で農薬等としての使用が認められていることを示している 登録有無 の欄に 申 の記載があるものは 国内で農薬の登録申請等の基準値設定依頼がなされたものであることを示している 登録有無 の欄に IT の記載があるものは インホ ートトレランス申請に基づく基準値設定依頼がなされたものであることを示している (#) これらの作物残留試験は 登録又は申請の範囲内で試験が行われていない ($) これらの作物残留試験は 試験成績のばらつきを考慮し この印をつけた残留値を基準値策定の根拠とした 作物残留試験 欄に 推 の記載のあるものは 推定残留濃度であることを示している

101 テトラコナゾール推定摂取量 ( 単位 :μg/ 人 /day) ( 別紙 3) 食品名 暴露評価に国民全体国民全体幼小児幼小児高齢者高齢者基準値案妊婦妊婦用いた数値 (1 歳以上 ) (1 歳以上 ) (1~6 歳 ) (1~6 歳 ) (65 歳以上 ) (65 歳以上 ) (ppm) TMDI EDI (ppm) TMDI EDI TMDI EDI TMDI EDI 小麦 大麦 大豆 0. ## てんさい 0. ## トマト ピーマン なす その他のなす科野菜 0.3 ## きゅうり ( ガーキンを含む ) かぼちゃ ( スカッシュを含む ) その他のうり科野菜 0. ## ほうれんそう オクラ 0.3 ## りんご 日本なし 西洋なし 0.3 ## もも うめ ## いちご ブルーベリー その他のベリー類果実 0.3 ## ぶどう かき 0.5 ## その他の果実 0.3 ## その他のオイルシード 0.05 ## 茶 0 ## 陸棲哺乳類の肉類 0.04 筋肉 脂肪 陸棲哺乳類の食用部分 ( 肉類除く ) 陸棲哺乳類の乳類 0.01 ## 家きんの肉類 家きんの卵類 計 ADI 比 (%) TMDI: 理論最大 1 日摂取量 (Theoretical Maximum Daily Intake) TMDI 試算法 : 基準値案 各食品の平均摂取量 EDI: 推定 1 日摂取量 (Estimated Daily Intake) EDI 試算法 : 作物残留試験成績の平均値 各食品の平均摂取量茶については 浸出液における作物残留試験結果を用いてEDI 試算をした 陸棲哺乳類の肉類 については TMDI 計算では 牛 豚 その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉 脂肪の摂取量にその範囲の基準値案で最も高い値を乗じた また EDI 計算では 畜産物中の平均的な残留農薬濃度を用い 摂取量の筋肉及び脂肪の比率をそれぞれ80% 0% として試算した

102 ( 別紙 4-1) テトラコナゾールの推定摂取量 ( 短期 ): 国民全体 (1 歳以上 ) 食品名 ( 基準値設定対象 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) 評価に用いた数値 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) ESTI/ARfD (%) 小麦 小麦 大麦 大麦 麦茶 大豆 大豆 トマト トマト ピーマン ピーマン なす なす その他のなす科野菜 とうがらし ( 生 ) ししとう きゅうり ( ガーキンを含む ) きゅうり かぼちゃ ( スカッシュを含む ) その他のうり科野菜 かぼちゃとうがん ズッキーニにがうり ほうれんそう ほうれんそう オクラ オクラ りんご りんご りんご果汁 日本なし 日本なし 西洋なし 西洋なし もも もも うめ うめ.7 5 いちご いちご ブルーベリー ブルーベリー ぶどう ぶどう かき かき その他の果実 いちじく 茶 緑茶類 ESTI: 短期推定摂取量 (Estimated Short-Term Intake) ESTI/ARfD(%) の値は 有効数字 1 桁 ( 値が 100 を超える場合は有効数字 桁 ) とし四捨五入して算出した : 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用いて短期摂取量を推計した

103 ( 別紙 4-) 食品名 ( 基準値設定対象 ) テトラコナゾールの推定摂取量 ( 短期 ): 幼小児 (1~6 歳 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) 評価に用いた数値 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) ESTI/ARfD (%) 小麦 小麦 大麦 大麦 麦茶 大豆 大豆 トマト トマト ピーマン ピーマン なす なす きゅうり ( ガーキンを含む ) きゅうり かぼちゃ ( スカッシュを含む ) かぼちゃ ほうれんそう ほうれんそう.5 50 オクラ オクラ りんご りんご りんご果汁 日本なし 日本なし もも もも うめ うめ いちご いちご ぶどう ぶどう かき かき 茶 緑茶類 ESTI: 短期推定摂取量 (Estimated Short-Term Intake) ESTI/ARfD(%) の値は 有効数字 1 桁 ( 値が 100 を超える場合は有効数字 桁 ) とし四捨五入して算出した : 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用いて短期摂取量を推計した

104 ( 参考 ) 平成 10 年 8 月 31 日平成 17 年 11 月 9 日平成 0 年 7 月 8 日平成 4 年 7 月 11 日平成 4 年 8 月 1 日平成 5 年 1 月 17 日平成 5 年 10 月 17 日平成 7 年 8 月 18 日平成 30 年 10 月 日平成 30 年 10 月 5 日 これまでの経緯初回農薬登録残留農薬基準告示厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請インポートトレランス申請 ( だいず等 ) 厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請農林水産省から厚生労働省へ適用拡大申請に係る連絡及び基準値設定依頼 ( 適用拡大 : うめ ほうれんそう等 ) 農林水産省から厚生労働省へ適用拡大申請に係る連絡及び基準値設定依頼 ( 適用拡大 : かぼちゃ ( 種子 )) 食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知薬事 食品衛生審議会へ諮問薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会 薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会 [ 委員 ] 穐山浩 国立医薬品食品衛生研究所食品部長 石井里枝 埼玉県衛生研究所副所長 ( 兼 ) 食品微生物検査室長 井之上浩一立命館大学薬学部薬学科臨床分析化学研究室准教授 折戸謙介 麻布大学獣医学部生理学教授 魏民 大阪市立大学大学院医学研究科分子病理学准教授 佐々木一昭東京農工大学大学院農学研究院動物生命科学部門准教授 佐藤清 元一般財団法人残留農薬研究所理事 佐野元彦 東京海洋大学海洋生物資源学部門教授 永山敏廣 明治薬科大学薬学部特任教授 根本了 国立医薬品食品衛生研究所食品部第一室長 二村睦子 日本生活協同組合連合会組織推進本部長 宮井俊一 一般社団法人日本植物防疫協会技術顧問 由田克士 大阪市立大学大学院生活科学研究科公衆栄養学教授 吉成浩一 静岡県立大学薬学部衛生分子毒性学分野教授 ( : 部会長 )

105 答申 ( 案 ) テトラコナゾール 食品名 残留基準値 ppm 小麦 0.05 大麦 0.3 大豆 0. てんさい 0. トマト 0.7 注 1) その他のなす科野菜 とは, なす科野菜の ピーマン 0.3 うち トマト ピーマン及びなす以外のものをいう なす 0.3 1) その他のなす科野菜注 0.3 きゅうり ( ガーキンを含む ) 0.5 かぼちゃ ( スカッシュを含む ) 1 ) その他のうり科野菜注 0. ほうれんそう オクラ 0.3 りんご 0. 日本なし 0.3 西洋なし 0.3 もも 0.3 うめ いちご ブルーベリー 0.3 3) その他のベリー類果実注 0.3 ぶどう 0. かき 0.5 4) その他の果実注 0.3 5) その他のオイルシード注 0.05 茶 0 牛の筋肉 0.01 豚の筋肉 0.01 その他の陸棲哺乳類に属する動物注 6) の筋肉 0.01 牛の脂肪 0.04 豚の脂肪 0.04 その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪 0.04 牛の肝臓 0.5 豚の肝臓 0.5 その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓 0.5 牛の腎臓 0.0 豚の腎臓 0.0 その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓 0.0 7) 牛の食用部分注 0.5 豚の食用部分 0.5 その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分 0.5 注 ) その他のうり科野菜 とは うり科野菜のうち きゅうり かぼちゃ しろうり すいか メロン類果実及びまくわうり以外のものをいう 注 3) その他のベリー類果実 とは ベリー類果実のうち いちご ラズベリー ブラックベリー ブルーベリー クランベリー及びハックルベリー以外のものをいう 注 4) その他の果実 とは 果実のうち かんきつ類果実 りんご 日本なし 西洋なし マルメロ びわ もも ネクタリン あんず すもも うめ おうとう ベリー類果実 ぶどう かき バナナ キウィー パパイヤ アボカド パイナップル グアバ マンゴー パッションフルーツ なつめやし及びスパイス以外のものをいう 注 5) その他のオイルシード とは オイルシードのうち ひまわりの種子 ごまの種子 べにばなの種子 綿実 なたね及びスパイス以外のものをいう 注 6) その他の陸棲哺乳類に属する動物 とは 陸棲哺乳類に属する動物のうち 牛及び豚以外のものをいう 注 7) 食用部分 とは 食用に供される部分のうち 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓以外の部分をいう

106 食品名 残留基準値 ppm 乳 0.01 鶏の筋肉 0.0 その他の家きん注 8) の筋肉 0.0 注 8) その他の家きん とは 家きんのうち 鶏以鶏の脂肪 外のものをいう 0.06 その他の家きんの脂肪 0.06 鶏の肝臓 0.03 その他の家きんの肝臓 0.03 鶏の腎臓 0.0 その他の家きんの腎臓 0.0 鶏の食用部分 0.03 その他の家きんの食用部分 0.03 鶏の卵 0.0 その他の家きんの卵 0.0

107 トリホリン 今般の残留基準の検討については 農薬取締法に基づく適用拡大申請に伴う基準値設定依頼が農林水産省からなされたことに伴い 食品安全委員会において食品健康影響評価がなされたことを踏まえ 農薬 動物用医薬品部会において審議を行い 以下の報告を取りまとめるものである 1. 概要 (1) 品目名 : トリホリン [ Triforine (ISO) ] () 用途 : 殺菌剤ピペラジン系の殺菌剤である 菌の原形質膜の成分であるエルゴステロールの生合成においてステロール前駆体の C14 位脱メチル化を阻害して抗菌作用を示すと考えられている (3) 化学名及び CAS 番号 N,N'-[Piperazine-1,4-diylbis(,,-trichloroethane-1,1-diyl)]diformamide (IUPAC) Formamide, N,N'-[1,4-piperazinediylbis(,,-trichloroethylidene)]bis- (CAS:No ) (4) 構造式及び物性 分子式 C 10 H 14 Cl 6 N 4 O 分子量 水溶解度 g/l (0 ± 1 ) 分配係数 log 10 Pow = 1.7

108 . 適用の範囲及び使用方法本剤の適用の範囲及び使用方法は以下のとおり 作物名となっているものについては 今回農薬取締法 ( 昭和 3 年法律第 8 号 ) に基づく適用拡大申請がなされたものを示している (1) 国内での使用方法 % トリホリン乳剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 本剤の使用方法使用回数 トリホリン を含む農薬の 総使用回数 かき うどんこ病 1000 倍 収穫 14 日前まで 4 回以内 4 回以内 00~700 L/10 a もも 灰星病 800~1000 倍 5 回以内 5 回以内 いちご 000 倍 メロン 6 回以内 6 回以内 きゅうり なす ピーマン うどんこ病 1000~000 倍 5 回以内 5 回以内 収穫前日まで トマト 葉かび病 1000 倍 100~300 L/10 a 3 回以内 3 回以内 さやえんどううどんこ病 1500 倍 ねぎ さび病 800~1000 倍 5 回以内 5 回以内 食用ぎく白さび病 収穫 14 日前まで 1000 倍 しそさび病収穫 3 日前まで 回以内 回以内

109 3. 作物残留試験 (1) 分析の概要 1 分析対象物質 トリホリン 1-(,,- トリクロロ -1- ホルムアミドエチル ) ピペラジン及びその塩酸塩 ( 以下 代謝物 F という ) 代謝物 F 分析法の概要 ⅰ) トリホリン試料からアセトンで抽出し グラファイトカーボンカラム C 18 カラム及びシリカゲルカラム又は C 18 カラム及びフロリジルカラムを用いて精製した後 液体クロマトグラフ 質量分析計 (LC-MS) で定量する または 試料からアセトンで抽出し ベンゼンに転溶する 必要に応じてアセトニトリル / ヘキサン分配後ベンゼンに転溶し 活性炭 セルロース (1:9) 混合物カラム及びシリカゲルカラムを用いて精製した後 電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフ (GC-ECD) で定量する または 試料からアセトニトリルで抽出し 塩化ナトリウムを加えて塩析により水を除いた後 C 18 カラム及びグラファイトカーボン /PSA 積層カラムを用いて精製し 液体クロマトグラフ タンデム型質量分析計 (LC-MS/MS) で定量する 定量限界 :0.005~0.0 mg/kg ⅱ) 代謝物 F 試料からメタノールで抽出し 抽出液を濃縮した後 塩化ナトリウムを加え ベンゼンで洗浄後 酢酸メチルに転溶する 硫酸酸性下で抱水クロラールに変換し 蒸留する 留出液からギ酸エチルに転溶した後 GC-ECD で定量する 定量限界 :0.007~0.0 mg/kg () 作物残留試験結果国内で実施された作物残留試験の結果の概要については別紙 1 を参照

110 4. 畜産物における推定残留濃度本剤については 飼料として給与した作物を通じ家畜の筋肉等への移行が想定されることから 飼料の最大給与割合等から算出した飼料中の残留農薬濃度と動物飼養試験の結果を用い 以下のとおり畜産物中の推定残留濃度を算出した (1) 分析の概要 1 分析対象物質 トリホリン 酸性条件下で抱水クロラールに変換される代謝物 抱水クロラール 分析法の概要試料からアセトンで抽出し 硫酸酸性下で抱水クロラールに変換し 蒸留する 留出液からギ酸エチルに転溶した後 GC-ECD で定量する 定量限界 :0.001~0.003 mg/kg () 家畜残留試験 ( 動物飼養試験 ) 1 泌乳ヤギにおける残留試験泌乳ヤギに対して 5 15 及び 50 ppm のトリホリンを含む飼料を 30 日間にわたり摂食させ 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓に含まれるトリホリン及び酸性条件下で抱水クロラールに変換される代謝物の濃度の合量を GC-ECD で測定した また 乳については 投与開始 及び 31 日後に採取した乳に含まれるトリホリン及び酸性条件下で抱水クロラールに変換される代謝物の濃度の合量を GC-ECD で測定した 結果は表 1 を参照

111 筋肉脂肪肝臓腎臓 表 1. 泌乳ヤギの組織中の残留濃度 (mg/kg) 5 ppm 投与群 15 ppm 投与群 50 ppm 投与群 <0.003( 最大 ) <0.003( 平均 ) <0.003( 最大 ) <0.003( 平均 ) <0.003( 最大 ) <0.003( 平均 ) <0.003( 最大 ) <0.003( 平均 ) 0.005( 最大 ) 0.004( 平均 ) <0.003( 最大 ) <0.003( 平均 ) 0.004( 最大 ) 0.003( 平均 ) 0.006( 最大 ) 0.004( 平均 ) 0.005( 最大 ) 0.005( 平均 ) <0.003( 最大 ) <0.003( 平均 ) 0.01( 最大 ) 0.007( 平均 ) 0.009( 最大 ) 0.006( 平均 ) 乳 <0.001( 平均 ) 0.001( 平均 ) 0.005( 平均 ) 定量限界 : 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓 mg/kg 乳 mg/kg 注 1) 上記の結果に関連して JMPRは 乳牛及び肉牛におけるMDB 及びSTMR dietary 注 burden ) を0.07 ppmと評価している 注 1) 最大飼料由来負荷 (Maximum Dietary Burden:MDB): 飼料として用いられる全ての飼料品目に農薬が残留基準まで残留していると仮定した場合に 飼料の摂取によって畜産動物が暴露されうる最大濃度 飼料中濃度として表示される 注 ) 平均的飼料由来負荷 (STMR dietary burden 又は mean dietary burden): 飼料として用いられる全ての飼料品目に農薬が平均的に残留していると仮定した場合に ( 作物残留試験から得られた残留濃度の中央値を試算に用いる ) 飼料の摂取によって畜産動物が暴露されうる最大濃度 飼料中濃度として表示される (3) 推定残留濃度 JMPR においては MDB と投与試験結果より トリホリンは畜産物中には定量下限である 0.01 mg/kg を超えて残留しないとしており 分析法の定量下限値を国際基準として採用している 5.ADI 及び ARfD の評価食品安全基本法 ( 平成 15 年法律第 48 号 ) 第 4 条第 1 項第 1 号の規定に基づき 食品安全委員会あて意見を求めたトリホリンに係る食品健康影響評価において 以下のとおり評価されている (1)ADI 無毒性量 :.39 mg/kg 体重 /day ( 動物種 ) 雄イヌ ( 投与方法 ) 混餌 ( 試験の種類 ) 慢性毒性試験 ( 期間 ) 年間安全係数 :100 ADI:0.03 mg/kg 体重 /day

112 マウスを用いた 105 週間発がん性試験において 雌で細気管支肺胞上皮腺腫並びに細気管支肺胞上皮腺腫及び癌の合計の発生頻度の増加が認められたが その発生機序は遺伝毒性メカニズムによるものとは考え難く 評価に当たり閾値を設定することは可能であると考えられた ( 参考 ) CHL 細胞あるいは CHO-K1 細胞を用いた in vitro 染色体異常試験では それぞれ数的異常 ( 代謝活性化系非存在下のみ ) あるいは数的異常及び構造異常 ( 代謝活性化系存在下のみ ) の誘発が認められた しかしながら 異なる細胞ではあるが同様の濃度 時間で処理されたにもかかわらず これらの試験結果には一貫性が認められず さらに 複数回実施されたマウスを用いた小核試験及び染色体異常試験を含む他の試験の結果は全て陰性であったことから トリホリンに生体にとって問題となる遺伝毒性はないものと考えられた ()ARfD 無毒性量 :150 mg/kg 体重 /day ( 動物種 ) ウサギ ( 投与方法 ) 強制経口 ( 試験の種類 ) 発生毒性試験安全係数 :100 ARfD:1.5 mg/kg 体重 6. 諸外国における状況 JMPR における毒性評価が行われ 014 年に ADI 及び ARfD が設定されている 国際基準はトマト ブルーベリー等に設定されている 米国 カナダ EU 豪州及びニュージーランドについて調査した結果 米国においてブルーベリー トマト等に 豪州においてりんご もも等に ニュージーランドにおいてキャベツ もも等に基準値が設定されている 7. 基準値案 (1) 残留の規制対象農産物にあってはトリホリンのみとし 畜産物にあってはトリホリン及び酸性条件下で抱水クロラールに変換される代謝物とする 作物残留試験の結果より 一部の作物において代謝物 F がトリホリンと比較して同程度以上の残留が認められるが ほぼすべての作物で親化合物の残留を確認できることから代謝物 F を農産物の規制対象として含めないこととした 国際基準においても農産物の規制対象をトリホリン ( 親化合物のみ ) としている また 畜産物においては国際基準を参照することから 規制対象を国際基準に合致させることとした

113 なお 食品安全委員会による食品健康影響評価において 農産物及び畜産物中の暴露評価対象物質をトリホリン ( 親化合物のみ ) としている () 基準値案別紙 のとおりである (3) 暴露評価 1 長期暴露評価 1 日当たり摂取する農薬等の量の ADI に対する比は 以下のとおりである 詳細な暴露評価は別紙 3 参照 TMDI/ADI(%) 注 ) 国民全体 (1 歳以上 ) 16.4 幼小児 (1~6 歳 ) 8. 妊婦 1.7 高齢者 (65 歳以上 ) 19.7 注 ) 各食品の平均摂取量は 平成 17 年 ~19 年度の食品摂取頻度 摂取量調査の特別集計業務報告書による TMDI 試算法 : 基準値案 各食品の平均摂取量 短期暴露評価各食品の短期推定摂取量 (ESTI) を算出したところ 国民全体 (1 歳以上 ) 及び幼小児 (1~6 歳 ) のそれぞれにおける摂取量は急性参照用量 (ARfD) を超えていない注 ) 詳細な暴露評価は別紙 4-1 及び 4- 参照 注 ) 基準値案又は最高残留濃度 (HR) を用い 平成 17~19 年度の食品摂取頻度 摂取量調査及び平成 年度の厚生労働科学研究の結果に基づき ESTI を算出した

114 トリホリンの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1) 農作物 食用ぎく ( 花 ) ねぎ ( 茎葉 ) トマト ( 果実 ) ピーマン ( 果実 ) なす ( 果実 ) きゅうり ( 果実 ) メロン ( 果肉 ) さやえんどう ( さや ) 試験圃場数 18.0% 乳剤 % 乳剤 18.0% 乳剤 18.0% 乳剤 剤型使用量 使用方法回数経過日数 18.0% 乳剤 18.0% 乳剤 18.0% 乳剤 試験条件各化合物の残留濃度 (mg/kg) 注 1) 1000 倍 00,300 L/10 a 800,1000 倍 00 L/10 a % 乳剤 800 倍 5 00,300 L/10 a 1000 倍 300 L/10 a 800 倍 00,300 L/10 a 800 倍 500 L/10 a 1000 倍 150~300 L/10 a 000 倍 150,00 L/10 a 1500 倍 50,300 L/10 a 1000 倍 50~300 L/10 a 1000 倍 50,80~300 L/10 a 000 倍 00,00~300 L/10 a 800,800~1000 倍 50~300 L/10 a 1500 倍 00 L/10 a 3,5 7,14,1 注圃場 A:0.141/- ) (3 回,14 日 ) 圃場 B:0.05/- 1 圃場 A:0.98/-(1 回,1 日 ) 1,3,7,14 圃場 B:.88/-(1 回,1 日 ) 1,4,7 圃場 C:0./- 1,3,7 圃場 D:0.06/- 圃場 E:0.64/-(3 回,1 日 ) 3,5 1,3,7,14 圃場 F:.15/- 1,3 圃場 A:0.30/-(3 回,3 日 ) 1,3,7,14 圃場 B:0.67/-(3 回,3 日 ) 3 1 圃場 C:0.166/0.16 圃場 D:0.8/0.19 圃場 E:0.138/0.1 注 3) 3,5,7,9 圃場 A:0.1/-(5 回,3 日 )(#) 5 3,5,7,10 圃場 B:1.030/-(5 回,5 日 )(#) 3,5,7,10 圃場 A:0.764/-(5 回,5 日 )(#) 3 3 1,3 1 1,3, ,3,14 5 1,3,7, ,7,14 6 1,7,14 6 1,3,5,7 1,3 1,3,14 トリホリン / 代謝物 F 圃場 A:0.786/0.0 圃場 B:1.00/0.6 圃場 C:0.496/0.3 圃場 D:1.10/0.55 圃場 E:0.54/0.38 圃場 F:1.160/0.3 圃場 G:1./- 圃場 H:0.68/- 圃場 A:0.4/0.1(3 回,1 日 )(#) 圃場 B:0.67/0.18(3 回,1 日 )(#) 圃場 A:0.5/-(1 回,1 日 )(#) 圃場 B:0.36/-(1 回,1 日 )(#) 圃場 A:0.40/- 圃場 B:0.38/- 圃場 C:0.393/0.9 圃場 D:0.86/0.8 圃場 E:0.46/0.5 圃場 A:0.44/- 圃場 B:0.315/- 圃場 A:<0.005/- 圃場 B:<0.005/- 圃場 A:0.085/-(6 回,3 日 )(#) 圃場 B:0.145/-(6 回,5 日 )(#) 圃場 A:0.45/- 圃場 B:0.8/-(1 回,3 日 )

115 トリホリンの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1) 農作物 もも ( 果肉 ) もも ( 果皮 ) いちご ( 果実 ) かき ( 果実 ) しそ ( 茎葉 ) 試験圃場数 % 乳剤 % 乳剤 試験条件各化合物の残留濃度 (mg/kg) 注 1) 剤型使用量 使用方法回数経過日数 18.0% 乳剤 18.0% 乳剤 18.0% 乳剤 800 倍 300~600 L/10 a 800 倍 300~600 L/10 a 000 倍 150,00 L/10 a 1000 倍 450,500,400 L/10 a 1000 倍 00 L/10 a トリホリン / 代謝物 F 5 圃場 A:0.07/-(5 回,3 日 ) 1,3,7,14 圃場 B:0.14/- 3,5 1,3,5 圃場 C:0.50/-(5 回,5 日 ) 圃場 D:0.050/- 5 圃場 A:5.8/- 1,3,7,14 圃場 B:8.90/- 3,5 1,3,5 1,3,7 圃場 C:18.6/-(5 回,5 日 ) 圃場 D:1.61/-(3 回,1 日 ) 圃場 A:0.780/- 圃場 B:0.794/- 圃場 C:*0./0.3(*5 回,3 日 ) 1,3 圃場 D:0.67/ 圃場 E:0.189/ 圃場 F:0.71/0.54 圃場 G:0.633/0.93 圃場 H:0.0/ 圃場 A:0.163/ 圃場 B:0.36/- 14,1,8 圃場 C:0.17/- 15 3,7,14 圃場 D:0.060/0.18(4 回,15 日 ) 圃場 A:19.1/- 圃場 B:10.8/- 注 1) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 代謝物 F の残留濃度は トリホリン濃度に換算した値で示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 )-: 分析せず注 3)(#) 印で示した作物残留試験成績は 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した 注 4) 今回 新たに提出された作物残留試験成績に網を付けて示している

116 農薬名 トリホリン ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm 登録有無 国際基準 ppm 参考基準値外国基準値 ppm 作物残留試験成績等 ppm その他のきく科野菜 ,0.141($)( 食用ぎく ) ねぎ ( リーキを含む ) ~.88($)(n=6) トマト ~0.67($)(n=5) ピーマン ~1.(n=8) なす きゅうり ( ガーキンを含む ) ,0.315($) メロン類果実 <0.005,<0.005 未成熟えんどう ,0.45 もも ~0.50($)(n=4) いちご 0.189~0.794(n=8) ブルーベリー ハックルベリー かき ~0.36($)(n=4) その他のハーブ 5 申 10.8,19.1($)( しそ ) 牛の筋肉 豚の筋肉 その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉 牛の脂肪 豚の脂肪 その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪 牛の肝臓 豚の肝臓 その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓 牛の腎臓 豚の腎臓 その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓 牛の食用部分 豚の食用部分 その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分 乳 登録有無 の欄に の記載があるものは 国内で農薬等としての使用が認められていることを示している 登録有無 の欄に 申 の記載があるものは 国内で農薬の登録申請等の基準値設定依頼がなされたものであることを示している ($) これらの作物残留試験は 試験成績のばらつきを考慮し この印をつけた残留値を基準値策定の根拠とした

117 トリホリンの推定摂取量 ( 単位 :μg/ 人 /day) ( 別紙 3) 国民全体幼小児高齢者基準値案妊婦食品名 (1 歳以上 ) (1~6 歳 ) (65 歳以上 ) (ppm) TMDI TMDI TMDI TMDI その他のきく科野菜 ねぎ ( リーキを含む ) トマト ピーマン なす きゅうり ( ガーキンを含む ) メロン類果実 未成熟えんどう もも いちご ブルーベリー ハックルベリー かき その他のハーブ 陸棲哺乳類の肉類 陸棲哺乳類の食用部分 ( 肉類除く ) 陸棲哺乳類の乳類 計 ADI 比 (%) TMDI: 理論最大 1 日摂取量 (Theoretical Maximum Daily Intake) TMDI 試算法 : 基準値案 各食品の平均摂取量 陸棲哺乳類の肉類 については TMDI 計算では 牛 豚 その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉 脂肪の摂取量にその範囲の基準値案で最も高い値を乗じた

118 ( 別紙 4-1) 食品名 ( 基準値設定対象 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) ESTI/ARfD (%) ねぎ ( リーキを含む ) ねぎ トマト トマト ピーマン ピーマン なす なす きゅうり ( ガーキンを含む ) きゅうり メロン類果実 メロン 未成熟えんどう 未成熟えんどう ( さや ) 未成熟えんどう ( 豆 ) もも もも いちご いちご ブルーベリー ブルーベリー かき かき ESTI: 短期推定摂取量 (Estimated Short-Term Intake) ESTI/ARfD(%) の値は 有効数字 1 桁 ( 値が 100 を超える場合は有効数字 桁 ) とし四捨五入して算出した : 最高残留濃度 (HR) を用いて短期摂取量を推計した トリホリンの推定摂取量 ( 短期 ): 一般 (1 歳以上 ) 評価に用いた数値 (ppm)

119 ( 別紙 4-) 食品名 ( 基準値設定対象 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) ねぎ ( リーキを含む ) ねぎ トマト トマト ピーマン ピーマン なす なす きゅうり ( ガーキンを含む ) きゅうり メロン類果実 メロン 未成熟えんどう トリホリンの推定摂取量 ( 短期 ): 幼小児 (1~6 歳 ) ESTI/ARfD (%) 未成熟えんどう ( さや ) 未成熟えんどう ( 豆 ) もも もも いちご いちご かき かき ESTI: 短期推定摂取量 (Estimated Short-Term Intake) ESTI/ARfD(%) の値は 有効数字 1 桁 ( 値が 100 を超える場合は有効数字 桁 ) とし四捨五入して算出した : 最高残留濃度 (HR) を用いて短期摂取量を推計した 評価に用いた数値 (ppm)

120 ( 参考 ) これまでの経緯 昭和 5 年 4 月 5 日初回農薬登録平成 17 年 11 月 9 日残留農薬基準告示平成 4 年 7 月 18 日厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請平成 7 年 1 月 16 日農林水産省から厚生労働省へ基準設定依頼 ( 適用拡大 : ねぎ ピーマン ) 平成 8 年 3 月 日厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について追加要請平成 9 年 1 月 17 日食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知平成 9 年 6 月 16 日薬事 食品衛生審議会へ諮問平成 9 年 6 月 日薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会平成 30 年 月 8 日残留農薬基準告示 平成 30 年 3 月 6 日農林水産省から厚生労働省へ農薬登録申請に係る連絡及び基準値設定依頼 ( 適用拡大 : しそ ) 平成 30 年 4 月 18 日厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請平成 30 年 5 月 日食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知平成 30 年 10 月 日薬事 食品衛生審議会へ諮問平成 30 年 10 月 5 日薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会

121 薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会 [ 委員 ] 穐山浩 国立医薬品食品衛生研究所食品部長 石井里枝 埼玉県衛生研究所副所長 ( 兼 ) 食品微生物検査室長 井之上浩一立命館大学薬学部薬学科臨床分析化学研究室准教授 折戸謙介 麻布大学獣医学部生理学教授 魏民 大阪市立大学大学院医学研究科分子病理学准教授 佐々木一昭東京農工大学大学院農学研究院動物生命科学部門准教授 佐藤清 元一般財団法人残留農薬研究所理事 佐野元彦 東京海洋大学海洋生物資源学部門教授 永山敏廣 明治薬科大学薬学部特任教授 根本了 国立医薬品食品衛生研究所食品部第一室長 二村睦子 日本生活協同組合連合会組織推進本部長 宮井俊一 一般社団法人日本植物防疫協会技術顧問 由田克士 大阪市立大学大学院生活科学研究科公衆栄養学教授 吉成浩一 静岡県立大学薬学部衛生分子毒性学分野教授 ( : 部会長 )

122 答申 ( 案 ) トリホリン 食品名 残留基準値 ppm 注 1) その他のきく科野菜 0.5 ねぎ ( リーキを含む ) 5 トマト ピーマン 3 なす 1 きゅうり ( ガーキンを含む ) 1 メロン類果実 0.0 未成熟えんどう 1 もも 1 いちご ブルーベリー 0.03 ハックルベリー 0.03 かき 0.7 注 ) その他のハーブ 5 牛の筋肉 0.01 豚の筋肉 0.01 その他の陸棲哺乳類に属する動物注 3) の筋肉 0.01 牛の脂肪 0.01 豚の脂肪 0.01 その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪 0.01 牛の肝臓 0.01 豚の肝臓 0.01 その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓 0.01 牛の腎臓 0.01 豚の腎臓 0.01 その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓 ) 牛の食用部分注 0.01 豚の食用部分 0.01 その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分 0.01 乳 0.01 今回基準値を設定するトリホリンとは 農産物にあってはトリホリンとし 畜産物にあってはトリホリン及び酸性条件下で抱水クロラールに変換される代謝物をトリホリンに換算したものの和をいう 注 1) その他のきく科野菜 とは きく科野菜のうち ごぼう サルシフィー アーティチョーク チコリ エンダイブ しゅんぎく レタス及びハーブ以外のものをいう 注 ) その他のハーブ とは ハーブのうち クレソン にら パセリの茎 パセリの葉 セロリの茎及びセロリの葉以外のものをいう 注 3) その他の陸棲哺乳類に属する動物 とは 陸棲哺乳類に属する動物のうち 牛及び豚以外のものをいう 注 4) 食用部分 とは 食用に供される部分のうち 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓以外の部分をいう

123 フェニトロチオン 今般の残留基準の検討については 農薬取締法に基づく適用拡大申請に伴う基準値設定依頼及び魚介類 ( 畜産物 ) への基準値設定依頼が農林水産省からなされたことに伴い 食品中の農薬等のポジティブリスト制度導入時に新たに設定された基準値 ( いわゆる暫定基準 ) の見直しを含め 食品安全委員会において食品健康影響評価がなされたことを踏まえ 農薬 動物用医薬品部会において審議を行い 以下の報告を取りまとめるものである 1. 概要 (1) 品目名 : フェニトロチオン [ Fenitrothion(ISO)] () 用途 : 殺虫剤有機リン系殺虫剤である 昆虫体内に入った後 酵素の働きでオクソン体となり コリンエステラーゼと結合することで酵素活性を低下させ 正常な神経伝達機能を阻害することにより殺虫効果を示すと考えられている また 動物用医薬品として 国内において 牛 豚及び鶏を対象とした外部寄生虫の駆除及び畜 鶏舎内及びその周辺の衛生害虫 ( ハエ カの成虫及び幼虫 ) の駆除を目的とした防虫剤 殺虫剤として使用されている (3) 化学名及び CAS 番号 O,O-Dimethyl O-(3-methyl-4-nitrophenyl) phosphorothioate(iupac) Phosphorothioic acid, O,O-dimethyl O-(3-methyl-4-nitrophenyl) ester (CAS:NO ) (4) 構造式及び物性 分子式 C 9 H 1 NO 5 PS 分子量 77.4 水溶解度 g/l (0 ) 分配係数 log 10 Pow = 3.43 (0 )

124 . 適用の範囲及び使用方法本剤の主な適用の範囲及び使用方法は以下のとおり 作物名 使用時期となっているものについては 今回農薬取締法 ( 昭和 3 年法律第 8 号 ) に基づく適用拡大申請がなされたものを示している (1) 農薬としての国内での使用方法 % フェニトロチオン乳剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 ほだ木 ( しいたけ ) ほだ木用笠木 ( しいたけ ) カミキリムシ類 350 倍 40 倍 300~600 ml/ m ( 樹皮表面積 1 m当たり ) 成虫発生初期及び産卵期 ( ほだ木の伏せ込み期 ) 回以内 ( ほだ木及びほだ木用笠木を同時に防除する場合は希釈倍数を 350 倍とする ) 回以内 70.0% フェニトロチオン乳剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 茶 コカクモンハマキ ツマク ロアオカスミカメ ミノカ 類 ナカ チャコカ ネ成虫 1000 倍 00~400 L/10 a 摘採 1 日前まで 本剤の使用回数 1 回 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 1 回 ナカ チャコカ ネ幼虫 000~ 4000 倍 5 L/ m 摘採 90 日前まで 土壌灌注

125 3 50.0% フェニトロチオン乳剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 稲 ニカメイチュウ第 1 世代ニカメイチュウ第 世代 サンカメイチュウ第 3 世代ヒメトヒ ウンカ カメムシ類 イネツトムシ イネシンカ レセンチュウ イネト ロオイムシ アフ ラムシ類イネハモク リハ エイネヒメハモク リハ エ フタオヒ コヤカ イネシンカ レセンチュウ 1000~ 000 倍 800~ 1000 倍 1000 倍 1000~ 000 倍 500 倍 000~ 4000 倍 1000 倍 100 倍 60~150 L/10 a ニカメイチュウ ヒメトヒ ウンカ カメムシ類 イネハモク リハ エ イネヒメハモク リハ エ フタオヒ コヤカ イネツトムシ 30 倍 3 L/10 a 注 )-: 規定されていない項目 収穫 1 日前まで 本剤の使用回数 回以内 - は種前 1 回 収穫 1 日前まで 回以内 使用方法 6~7 時間浸漬専用の種子消毒機を用いて乾燥種籾重量の3% の量の希釈液を種籾に吹付け処理又は塗沫処理 空中 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 3 回以内 ( 種もみへの処理は 1 回以内 育苗箱は 1 回以内 本田では 回以内 )

126 3 50.0% フェニトロチオン乳剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 稲 稲 ( 箱育苗 ) 麦類 ( 大麦 小麦を除く ) 大麦 ニカメイチュウ カメムシ類 イネシンカ レセンチュウ アフ ラムシ類 アワヨトウ ムキ キモク リハ エムキ アカタマハ エ ヒメトヒ ウンカ ヒメトヒ ウンカ アフ ラムシ類 アフ ラムシ類 アワヨトウ ムキ キモク リハ エムキ アカタマハ エ ヒメトヒ ウンカ 8 倍 300 倍 1000 倍 800 ml/10 a 5 L/10 a 育苗箱 ( cm 使用土壌約 5 L)1 箱当たり500 ml 60~150 L/10 a 30 倍 3 L/10 a 8 倍 1000 倍 800 ml/10 a 60~150 L/10 a 30 倍 3 L/10 a 収穫 1 日前まで 硬化期 ~ 移植前日 収穫 14 日前まで 回以内 1 回 空中 無人ヘリコフ ターによる 育苗箱の上から均一にする 空中 無人ヘリコフ ターによる 空中 3 回以内 ( 種もみへの処理は 1 回以内 育苗箱は 1 回以内 本田では 回以内 ) 1 回 小麦 ヒメトヒ ウンカアフ ラムシ類 アフ ラムシ類 アフ ラムシ類 アワヨトウ ムキ キモク リハ エ 8 倍 50 倍 1000 倍 800 ml/10 a 5 L/10 a 60~150 L/10 a 収穫 7 日前まで 無人ヘリコフ ターによる

127 3 50.0% フェニトロチオン乳剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 小麦 とうもろこし りんご なし ( 有袋栽培 ) なし ( 無袋栽培 ) ムキ アカタマハ エ ヒメトヒ ウンカヒメトヒ ウンカ アフ ラムシ類 アワノメイカ カメムシ類 アフ ラムシ類 ナシヒメシンクイ モモシンクイカ ハマキムシ類 ナシク ンハ イ アメリカシロヒトリクワコナカイカ ラムシ アフ ラムシ類 シンクイムシ類 ハマキムシ類 ナシク ンハ イ ナシホソカ ナシチヒ カ カメムシ類 アメリカシロヒトリクワコナカイカ ラムシ アフ ラムシ類 シンクイムシ類 ハマキムシ類 ナシク ンハ イ ナシホソカ ナシチヒ カ カメムシ類 アメリカシロヒトリクワコナカイカ ラムシ 30 倍 3 L/10 a 8 倍 1000 倍 1000~ 000 倍 1000 倍 1500 倍 1000~ 000 倍 1000 倍 1500 倍 1000~ 000 倍 1000 倍 1500 倍 800 ml/10 a 100~300 L/10 a 00~700 L/10 a 収穫 7 日前まで 収穫 30 日前まで 収穫 14 日前まで 収穫 1 日前まで 本剤の使用回数 1 回 4 回以内 3 回以内 6 回以内 使用方法 空中 無人ヘリコフ ターによる フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 1 回 4 回以内 3 回以内 6 回以内

128 3 50.0% フェニトロチオン乳剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 かき もも みかん ハマキムシ類 カキノヘタムシカ カキホソカ フシ コナカイカ ラムシ オオワタコナカイカ ラムシ カメムシ類イラカ 類 アメリカシロヒトリ ミノカ 類若齢幼虫アフ ラムシ類 モモハモク リカ ナシヒメシンクイ ( 心折防止 ) ナシヒメシンクイ モモシンクイカ ハマキムシ類 クワシロカイカ ラムシ カメムシ類クワコナカイカ ラムシ アフ ラムシ類 ハマキムシ類 サンホーセ カイカ ラムシ アサ ミウマ類 カメムシ類 カネタタキミカンツホ ミタマハ エ ケシキスイ類 コアオハナムク リ フラーハ ラソ ウムシ ミカンキシ ラミ コナカイカ ラムシ類 1000 倍 1000~ 000 倍 1000 倍 1500 倍 1000~ 000 倍 1000 倍 00~700 L/10 a 収穫 30 日前まで 収穫 3 日前まで 収穫 14 日前まで 本剤の使用回数 3 回以内 6 回以内 5 回以内 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 3 回以内 ( 樹幹処理は 回以内 ) 6 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 5 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 )

129 3 50.0% フェニトロチオン乳剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 みかん かんきつ ( みかんを除く ) 大粒種ぶどう 小粒種ぶどう ケシキスイ類 コアオハナムク リ アサ ミウマ類 アフ ラムシ類 ハマキムシ類 サンホーセ カイカ ラムシ アサ ミウマ類 カメムシ類 カネタタキ ミカンツホ ミタマハ エ ケシキスイ類 コアオハナムク リ フラーハ ラソ ウムシ ミカンキシ ラミ コナカイカ ラムシ類アフ ラムシ類 フタテンヒメヨコハ イ フ ト ウスカシハ フ ト ウトリハ ハマキムシ類 フ ト ウトラカミキリ キンケクチフ トソ ウムシ成虫クワコナカイカ ラムシアフ ラムシ類 フタテンヒメヨコハ イ フ ト ウスカシハ フ ト ウトリハ 10 倍 5 L/10 a 1000~ 000 倍 1000 倍 1000~ 000 倍 1000 倍 1500 倍 1000~ 000 倍 00~700 L/10 a 収穫 14 日前まで 収穫 14 日前まで 収穫 1 日前まで 収穫 90 日前まで 本剤の使用回数 5 回以内 3 回以内 回以内 回以内 使用方法 無人ヘリコフ ターによる フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 5 回以内 ( 樹幹処理は1 回以内 ) 3 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 4 回以内 ( 収穫終了後から萌芽までは 回以内 萌芽後は 回以内 )

130 3 50.0% フェニトロチオン乳剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 小粒種ぶどう おうとう うめ オリーブ オリーブ ( 葉 ) いちょう ( 種子 ) ハマキムシ類 フ ト ウトラカミキリ キンケクチフ トソ ウムシ成虫 クワコナカイカ ラムシ アフ ラムシ類 ハマキムシ類 ナシク ンハ イ アメリカシロヒトリ アフ ラムシ類 アメリカシロヒトリ ハマキムシ類 オリーフ アナアキソ ウムシ コウモリカ ヒメホ クトウ 1000 倍 1500 倍 1000~ 000 倍 1000 倍 00~700 L/10 a 収穫 90 日前まで 収穫 14 日前まで 1000~ 000 倍収穫 14 日前 1000 倍まで 50 倍 100 倍 0.3~3 L/ 樹 収穫 1 日前まで収穫 10 日前まで 収穫 60 日前まで 本剤の使用回数 回以内 3 回以内 使用方法 樹幹 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 4 回以内 ( 収穫終了後から萌芽までは 回以内 萌芽後は 回以内 ) 回以内 ( 樹幹処理及び灌注処理は合計 1 回以内 ) 回以内 3 回以内 いちご ほうれんそう ねぎ アフ ラムシ類 ホウレンソウケナカ コナタ ニ アフ ラムシ類 アサ ミウマ類 ネキ コカ 000 倍 1000~ 000 倍 000 倍 1000~ 000 倍 700~ 1000 倍 1000 倍 100~300 L/10 a 収穫前日まで 収穫 1 日前まで 収穫 14 日前まで 回以内 回以内

131 3 50.0% フェニトロチオン乳剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 ごぼうアフ ラムシ類 フキノメイカ たまねぎ アフ ラムシ類 アサ ミウマ類 1000~ 000 倍 700~ 1000 倍 収穫 14 日前まで 収穫 1 日前まで 本剤の使用回数 回以内 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 回以内 トマト なす きゅうりメロンしろうり アフ ラムシ類 オオニシ ュウヤホシテントウアフ ラムシ類 テントウムシタ マシ類 アフ ラムシ類 アサ ミウマ類 000 倍収穫前日 1000~ まで 000 倍 1000~ 000 倍 1000 倍 100~300 L/10 a 収穫前日まで 5 回以内 5 回以内 すいか かぼちゃ だいず アフ ラムシ類 アサ ミウマ類 アフ ラムシ類 アサ ミウマ類 マメシンクイカ タ イス サヤタマハ エ シロイチモシ マタ ラメイカ マメヒメサヤムシカ カメムシ類タ イス サヤタマハ エ シロイチモシ マタ ラメイカ タ イス サヤムシカ カメムシ類 ウコンノメイカ マメシンクイカ 1000~ 000 倍 700~ 1000 倍 1000~ 000 倍 700~ 1000 倍 0 倍 3 L/10 a 8 倍 800 ml/10 a 収穫 3 日前まで 収穫 14 日前まで 収穫 1 日前まで 6 回以内 3 回以内 4 回以内 空中 無人ヘリコフ ターによる 6 回以内 3 回以内 4 回以内

132 3 50.0% フェニトロチオン乳剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 だいず 豆類 ( 種実 ただし だいず あずき いんげんまめ そらまめを除く ) 未成熟そらまめ 豆類 ( 未成熟 ただし えだまめ さやいんげん 未成熟そらまめを除く ) シロイチモシ マタ ラメイカ タ イス サヤタマハ エ カメムシ類 マメヒメサヤムシカ ウコンノメイカ アフ ラムシ類 マメシンクイカ シロイチモシ マタ ラメイカ タ イス サヤタマハ エ カメムシ類 マメヒメサヤムシカ アフ ラムシ類 マメシンクイカ シロイチモシ マタ ラメイカ タ イス サヤタマハ エ カメムシ類 マメヒメサヤムシカ アフ ラムシ類 マメシンクイカ シロイチモシ マタ ラメイカ タ イス サヤタマハ エ カメムシ類 マメヒメサヤムシカ アフ ラムシ類 マメシンクイカ 1000 倍 1000~ 000 倍 1000~ 1500 倍 1000 倍 1000~ 000 倍 1000~ 1500 倍 1000 倍 1000~ 000 倍 1000~ 1500 倍 1000 倍 1000~ 000 倍 1000~ 1500 倍 100~300 L/10 a 収穫 1 日前まで 収穫 1 日前まで 収穫 3 日前まで 収穫 1 日前まで 本剤の使用回数 4 回以内 3 回以内 4 回以内 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 4 回以内 3 回以内 4 回以内

133 3 50.0% フェニトロチオン乳剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 えだまめ いんげんまめさやいんげん あずき シロイチモシ マタ ラメイカ タ イス サヤタマハ エ カメムシ類 マメヒメサヤムシカ ウコンノメイカ アフ ラムシ類 マメシンクイカ シロイチモシ マタ ラメイカ タ イス サヤタマハ エ カメムシ類 マメヒメサヤムシカ インケ ンテントウ アフ ラムシ類 マメシンクイカ アス キノメイカ シロイチモシ マタ ラメイカ タ イス サヤタマハ エ カメムシ類 マメヒメサヤムシカ マメホソクチソ ウムシ 1000 倍 1000~ 000 倍 1000~ 1500 倍 1000 倍 1000~ 000 倍 1000~ 1500 倍 1000 倍 100~300 L/10 a 収穫 1 日前まで 本剤の使用回数 4 回以内 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 4 回以内 アフ ラムシ類 50 倍 1000~ 000 倍 5 L/10 a マメシンクイカ そらまめアフ ラムシ類 1000~ 1500 倍 1000 倍 100~300 L/10 a 収穫 3 日前まで 3 回以内 3 回以内

134 3 50.0% フェニトロチオン乳剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 ばれいしょ アフ ラムシ類 アフ ラムシ類 テントウムシタ マシ類 50 倍 5 L/10 a 収穫 3 日前まで 本剤の使用回数 6 回以内 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 6 回以内 こんにゃくアフ ラムシ類 かんしょ うど モロヘイヤ わらび イモコカ アフ ラムシ類 ヨツモンカメノコハムシアフ ラムシ類 センノカミキリ ヒメシロコフ ソ ウムシ ウト ノメイカ ヨトウムシマメコカ ネ アサ ミウマ類 アフ ラムシ類 カメムシ類 ナカ セ ンマイハハ チ 1000 倍 100~300 L/10 a 収穫 14 日前まで収穫 7 日前まで 根株養成期ただし収穫 150 日前まで 収穫 14 日前まで 収穫 90 日前まで 3 回以内 5 回以内 4 回以内 回以内 3 回以内 5 回以内 4 回以内 回以内 らっきょう たらのき 茶 ネタ ニ類 アサ ミウマ類 センノカミキリ幼虫 ヒメシロコフ ソ ウムシコカクモンハマキ チャノホソカ ミノカ 類 1000~ 000 倍 1000 倍 100 倍 せりアフ ラムシ類 000 倍 - 植付前 1 回 100~300 L/10 a 150~300 L/10 a 700~ 1000 倍 00~400 L/10 a 1000 倍 100~300 L/10 a 収穫 7 日前まで 3~5 月株養成期 摘採 1 日前まで 親株養成期ただし収穫 45 日前まで 回以内 1 回 回以内 30 分間種球浸漬 樹幹 3 回以内 ( 植付前は 1 回以内 植付後は 回以内 ) 回以内 1 回 回以内

135 3 50.0% フェニトロチオン乳剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 さとうきび カンシャコハ ネナカ カメムシ メイチュウ類 カンシャワタアフ ラムシ セスシ ツチイナコ イナコ 類 イワサキクサセ ミ 1000 倍 100~300 L/10 a カンシャコハ ネナ カ カメムシ セス シ ツチイナコ 5 倍 6 L/10 a 収穫 45 日前まで 本剤の使用回数 4 回以内 使用方法 無人ヘリコフ ターによる フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 4 回以内 カンシャコハ ネナカ カメムシ 空中 % フェニトロチオン水和剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 稲 ニカメイチュウ第 1 世代 カメムシ類 40 倍 3 L/10 a 1000 倍 60~150 L/10 a 収穫 1 日前まで 本剤の使用回数 回以内 使用方法 空中 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 3 回以内 ( 種もみへの処理は1 回以内 育苗箱は 1 回以内 本田では 回以内 ) りんご モモシンクイカ ハマキムシ類 クワコナカイカ ラムシ アフ ラムシ類 リンコ スムシ 800~ 100 倍 00~700 L/10 a 収穫 30 日前まで 3 回以内 3 回以内 キ ンモンハモク リカ カメムシ類 800~ 1000 倍

136 4 40.0% フェニトロチオン水和剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 なし ( 有袋栽培 ) なし ( 無袋栽培 ) もも シンクイムシ類 クワコナカイカ ラムシ ハマキムシ類 アフ ラムシ類ナシチヒ カ ナシキシ ラミ カメムシ類 ナシク ンハ イシンクイムシ類 クワコナカイカ ラムシ ハマキムシ類 アフ ラムシ類ナシチヒ カ ナシキシ ラミ カメムシ類 ナシク ンハ イ シンクイムシ類 アフ ラムシ類 モモハモク リカ ハマキムシ類 カメムシ類 800~ 100 倍 800~ 1000 倍 800~ 100 倍 800~ 1000 倍 00~700 L/10 a 収穫 14 日前まで 収穫 1 日前まで 800~ 100 倍収穫 3 日前まで 本剤の使用回数 6 回以内 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 6 回以内 6 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 大粒種ぶどう 小粒種ぶどう フ ト ウトラカミキリ フタテンヒメヨコハ イ コカ ネムシ類成虫 アカカ ネサルハムシ フ ト ウスカシハ クワコナカイカ ラムシ フ ト ウトラカミキリ フタテンヒメヨコハ イ コカ ネムシ類成虫 アカカ ネサルハムシ フ ト ウスカシハ 800~ 1000 倍 800~ 100 倍 収穫 1 日前まで 800~ 1000 倍収穫 90 日前まで 回以内 4 回以内 ( 収穫終了後から萌芽までは 回以内 萌芽後は 回以内 ) クワコナカイカ ラムシ 800~ 100 倍

137 4 40.0% フェニトロチオン水和剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 かき カキノヘタムシカ フシ コナカイカ ラムシオオワタコナカイカ ラムシ若齢幼虫カメムシ類 イラカ 類 ト ウカ ネフ イフ イ成虫 800~ 100 倍 800 倍 800~ 1000 倍 おうとうケムシ類 800 倍 00~700 L/10 a 収穫 30 日前まで 収穫 14 日前まで 本剤の使用回数 3 回以内 回以内 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 3 回以内 ( 樹幹処理は 回以内 ) 回以内 ( 樹幹処理及び灌注処理は合計 1 回以内 ) くり クリタマハ チ モモノコ マタ ラメイカ 1000 倍 裂果前ただし収穫 14 日前まで 4 回以内 4 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 5 0.0% フェニトロチオンマイクロカプセル剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 稲 カメムシ類 1~15 倍 3 L/10 a 3.~4 倍 800 ml/10 a 収穫 1 日前まで 回以内 空中 無人ヘリコフ ターによる 3 回以内 ( 種もみへの処理は 1 回以内 育苗箱は 1 回以内 本田では 回以内 ) さとうきび カンシャコハ ネナカ カメムシ メイチュウ類 500~ 1000 倍 - 収穫 90 日前まで 4 回以内 4 回以内

138 6 15.0% フェニトロチオン乳剤 A 作物名適用希釈倍数使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 もも 6 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) おうとう ネクタリン コスカシハ 50~ 100 倍 1 回 3 回以内 樹幹部及び主枝に 回以内 ( 樹幹処理及び灌注処理は合計 1 回以内 ) 3 回以内 ぶどう フ ト ウトラカミキリ コスカシハ 休眠期 ( 落葉後 ~ 萌芽前 ) 回以内 4 回以内 ( 収穫終了後から萌芽までは 回以内 萌芽後は 回以内 ) うめ すもも キクイムシ類 コスカシハ キクイムシ類 100 倍 樹幹から地際部へ 樹幹部及び主枝に 樹幹から地際部へ 回以内 小粒核果類 ( うめ すももを除く ) みかん なつみかん コスカシハ キクイムシ類 カミキリムシ類 30~ 50 倍 産卵 ~ 幼虫喰入期前ただし 収穫 14 日前まで 産卵 ~ 幼虫喰入期前ただし 収穫 10 日前まで 1 回 樹幹部及び主枝に 樹幹から地際部へ 1 回 5 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 3 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) りんご 50~ 100 倍 産卵初期 ~ 産卵最盛期ただし 収穫 30 日前まで 3 回以内 3 回以内

139 7 15.0% フェニトロチオン乳剤 B 作物名適用希釈倍数使用時期 みかん なつみかん ぶどう もも カミキリムシ類 トラカミキリムシ コスカシハ 50 倍 50~ 100 倍 幼虫食入初期ただし 収穫 14 日前まで 幼虫食入初期ただし 収穫 10 日前まで 収穫後 (10 月 )~ 萌芽前 落葉後 ~ 萌芽前 ( 休眠期 ) 本剤の使用回数 1 回 回以内 1 回 使用方法 樹幹部及び主枝に又は塗布 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 5 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 3 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 4 回以内 ( 収穫終了後から萌芽までは 回以内 萌芽後は 回以内 ) 6 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) % フェニトロチオン乳剤 C 作物名適用希釈倍数使用時期 みかん なつみかん くり カミキリムシ類 コウモリカ キクイムシ類 カミキリムシ類 50 倍 15 倍 50 倍 産卵時期ただし 収穫 14 日前まで 産卵時期ただし 収穫 10 日前まで 本剤の使用回数 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 5 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 3 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 幼虫食入期 直前 ~ 幼虫食入初期ただし 収穫 1 回 樹幹部及び主枝に又は塗布 90 日前まで 4 回以内 産卵時期ただし 収穫 90 日前まで 産卵時期ただし 収穫 60 日前まで ( 樹幹処理は 1 回以内 )

140 9 3.0% フェニトロチオン粉剤 作物名適用使用量使用時期 稲 ニカメイチュウ ウンカ類 コフ ノメイカ カメムシ類 イネト ロオイムシ アサ ミウマ類 3~4 kg/10 a 収穫 1 日前まで 本剤の使用回数 回以内 ( ただし 出穂前は 1 回 ) 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 3 回以内 ( 種もみへの処理は1 回以内 育苗箱は1 回以内 本田では 回以内 ) だいず カメムシ類 さとうきびカンシャコハ ネナカ カメムシ 4 kg/10 a 3~4 kg/10 a 収穫 45 日前まで 4 回以内 4 回以内 % フェニトロチオン微粒剤 作物名適用使用量使用時期 稲 くり ニカメイチュウ第 1 世代 ニカメイチュウ第 世代 カメムシ類 クリシキ ソ ウムシ モモノコ マタ ラノメイカ さとうきびカンシャコハ ネナカ カメムシ 3 kg/10 a 4 kg/10 a 5~6 kg/10 a 4~5 kg/10 a 収穫 1 日前まで 本剤の使用回数 回以内 ( ただし 出穂前は 1 回 ) 裂果前ただし 収穫 14 日前まで 4 回収穫以内 45 日前まで 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 3 回以内 ( 種もみへの処理は 1 回以内 育苗箱は 1 回以内 本田では 回以内 ) 4 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 4 回以内

141 11.0% フェニトロチオン粉剤 作物名適用使用量使用時期 稲 だいず 麦類 くり さとうきび ニカメイチュウ第 1 世代 ニカメイチュウ第 世代 ウンカ類 ツマク ロヨコハ イ カメムシ類 サンカメイチュウ イネハモク リハ エ イネヒメハモク リハ エ フタオヒ コヤカ アフ ラムシ類 イネト ロオイムシ幼虫 タ イス サヤタマハ エ カメムシ類 3 kg/10 a 4 kg/10 a 3~4 kg/10 a 3 kg/10 a 4~6 kg/10 a マメシンクイカ シロイチモシ マタ ラメイカ 3~4 kg/10 a ヒメトヒ ウンカ アフ ラムシ類 クリシキ ソ ウムシ モモノコ マタ ラノメイカ カンシャコハ ネナカ カメムシ セスシ ツチイナコ メイチュウ類 カンシャワタアフ ラムシ クサセ ミ成虫 クサセ ミ幼虫 6~9 kg/10 a 3~4 kg/10 a 4~6 kg/10 a 収穫 1 日前まで 収穫 14 日前まで 裂果前ただし 収穫 14 日前まで 収穫 45 日前まで 本剤の使用回数 回以内 ( ただし 出穂前は 1 回 ) 4 回以内 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 3 回以内 ( 種もみへの処理は 1 回以内 育苗箱は 1 回以内 本田では 回以内 ) 4 回以内 1 回 1 回 4 回以内 地表又は株元土壌混和 4 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 4 回以内

142 1 1.0% フェニトロチオン乳剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 みかん なつみかん ミカンナカ タマムシ カミキリムシ類 ミカンナカ タマムシ カミキリムシ類 1( 原液 ) ~1.5 倍 1.5 倍 1( 原液 ) ~1.5 倍 1.5 倍 1( 原液 ) ~1.5 倍 1.5 倍 1( 原液 ) ~1.5 倍 1.5 倍 - 100~1000 ml/ 樹 - 100~1000 ml/ 樹 - 100~1000 ml/ 樹 - 100~1000 ml/ 樹 5~6 月 ( 成虫発生期直前 ) ただし 収穫 90 日前まで 6~7 月 ( 産卵初期 ~ 産卵最盛期直前 ) ただし 収穫 90 日前まで 5~6 月 ( 成虫発生期直前 ) ただし 収穫 10 日前まで 6~7 月 ( 産卵初期 ~ 産卵最盛期直前 ) ただし 収穫 10 日前まで 本剤の使用回数 1 回 使用方法 直径 3 cm 以上の主枝 亜主枝 側枝に塗布直径 3 cm 以上の主枝 亜主枝 側枝に樹幹の地際部から約 30~40 cmの高さまで塗布樹幹の地際部から約 30~40 cmの高さまで直径 3 cm 以上の主枝 亜主枝 側枝に塗布直径 3 cm 以上の主枝 亜主枝 側枝に樹幹の地際部から約 30~40 cmの高さまで塗布樹幹の地際部から約 30~40 cmの高さまで フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 5 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 3 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 )

143 1 1.0% フェニトロチオン乳剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 りんご もも ぶどう かき カミキリムシ類 シコクアナアキソ ウムシ コスカシハ コウモリカ クヒ アカスカシハ ヒメコスカシハ カキノキマタ ラメイカ 1( 原液 ) ~1.5 倍 1.5 倍 1( 原液 ) ~1.5 倍 1.5 倍 1( 原液 ) ~1.5 倍 1.5 倍 - 100~1000 ml/ 樹 - 100~1000 ml/ 樹 - 100~1000 ml/ 樹 - 100~1000 ml/ 樹 6~7 月 ( 産卵初期 ~ 産卵最盛期直前 ) ただし 収穫 30 日前まで 5 月下旬 ~ 6 月下旬 ( 産卵期 ) ただし 収穫 30 日前まで 収穫 30 日前まで 幼虫喰入期直前 ~ 喰入初期ただし 収穫 1 日前まで 産卵期 ~ 幼虫喰入初期ただし 収穫 45 日前まで 本剤の使用回数 3 回以内 1 回 回以内 使用方法 主幹地際部から約 50 cmの高さまで塗布主幹地際部から約 50 cmの高さまで主幹地際部から約 50 cmの高さまで塗布主幹地際部から約 50 cmの高さまで樹幹部及び主枝に塗布樹幹部及び主枝に 主幹部に塗布 主幹部に 主幹部 主枝及び亜主枝の分枝部に主幹部 主枝及び亜主枝の分枝部に塗布 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 3 回以内 6 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 4 回以内 ( 収穫終了後から萌芽までは 回以内 萌芽後は 回以内 ) 3 回以内 ( 樹幹処理は 回以内 )

144 1 1.0% フェニトロチオン乳剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 いちじく くり なつめ カミキリムシ類 アイノキクイムシ キクイムシ類 コウモリカ カミキリムシ類 原液 1.5 倍 1( 原液 ) ~1.5 倍 1.5 倍 1( 原液 ) ~1.5 倍 倍 1( 原液 ) ~1.5 倍 1.5 倍 - 100~1000 ml/ 樹 - 100~1000 ml/ 樹 - 100~1000 ml/ 樹 - 100~ 1000 ml/ 樹 くるみコウモリカ 原液 - 4~7 月ただし 収穫 7 日前まで 4~9 月ただし 収穫 7 日前まで 3~5 月 ( 産卵初期 ) 裂果前までただし 収穫 90 日前まで 収穫 30 日前まで 収穫 7 日前まで 本剤の使用回数 3 回以内 1 回 回以内 使用方法 株元から結果母枝まで塗布 主幹部に塗布主幹部に樹幹の地際部から約 1.5 mの高さまで塗布樹幹の地際部から約 1.5 mの高さまで樹幹の地際部から約 1.5~ mの高さまでの主幹及び主枝に塗布樹幹の地際部から約 1.5~ mの高さまでの主幹及び主枝に樹幹部及び亜主枝に塗布樹幹部及び亜主枝に樹幹の地際部から約 1.5 mの高さまで塗布 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 3 回以内 4 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 1 回 回以内

145 % フェニトロチオン 10.0% マラソン乳剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 ぶどう フ ト ウトラカミキリ 00~ 300 倍 00~700 L/10 a 発芽前 ( 休眠期 ) 回以内 4 回以内 ( 収穫終了後から萌芽までは 回以内 萌芽後は 回以内 ) みかん カミキリムシ類 産卵最盛期 ~ 幼虫食入初期ただし 収穫 14 日前まで 1 回 5 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) カミキリムシ類 0.5~ L/ 樹 産卵初期 ~ 産卵最盛期直前ただし 収穫 30 日前まで 樹幹部に十分 りんご キクイムシ類 4 月 ~7 月ただし 収穫 30 日前まで 3 回以内 3 回以内 リンコ アナアキソ ウムシ 00 倍 3 L/ 樹 7 月 ~8 月 ( 幼虫食入期 ) ただし収穫 30 日前まで 地際部灌注 なし カミキリムシ類 0.5~ L/ 樹 6 月 ~7 月 ( 産卵初期 ~ 産卵最盛期直前 ) ただし 収穫 1 日前まで 5 回以内 樹幹部に十分 6 回以内 キクイムシ類 4 月 ~7 月ただし 収穫 1 日前まで

146 % フェニトロチオン 10.0% マラソン乳剤 ( つづき ) 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 おうとうくり リンコ アナアキソ ウムシ コスカシハ カミキリムシ類 クリタマハ チ 00 倍 100~ 00 倍 0.5~ L/ 樹 7 月 ~8 月 ( 幼虫食入期 ) 3 L/ 樹 0.5~ L/ 樹 00~700 L/10 a 収穫後 ~ 萌芽前 ( 幼虫食入期 ) 裂果前ただし収穫 14 日前まで 発芽直前 1 回 樹幹部に十分 地際部灌注 樹幹及び主枝に十分する 樹幹部に十分 回以内 ( 樹幹処理及び灌注処理は合計 1 回以内 ) 4 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) かきももネクタリンすもも ヒメコスカシハ コスカシハ 00 倍 00~ 300 倍 00 倍 100~450 L/10 a 産卵期 ~ 幼虫食入初期ただし 収穫 30 日前まで 収穫後 ~ 発芽前 ( 幼虫食入期 ) 回以内 1 回 3 回以内 回以内 樹幹部に十分 樹幹及び主枝に十分する 3 回以内 ( 樹幹処理は 回以内 ) 6 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 3 回以内 回以内

147 % フェニトロチオン 10.0% フェントエート乳剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 みかん りんご コ マタ ラカミキリ 00 倍 産卵初期 ~ 幼虫食入初期ただし 収穫 14 日前まで 産卵初期 ~ 産卵最盛期ただし 収穫 30 日前まで 1 回 樹幹部から地際部へする 5 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 3 回以内 ぶどう フ ト ウトラカミキリ 00~ 300 倍 00~350 L/10 a 発芽前 ( 休眠期 ) 回以内 母枝 古つるに薬液を十分する 4 回以内 ( 収穫終了後から萌芽までは 回以内 萌芽後は 回以内 ) もも 6 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) おうとう コスカシハ 00 倍 落葉後 ~ 発芽前 ( 休眠期 ) 1 回樹幹及び主枝に十分する 回以内 ( 樹幹処理及び灌注処理は合計 1 回以内 ) うめ 回以内 回以内

148 % フェニトロチオン 4.0% フェンプロパトリン水和剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 なし シンクイムシ類 ハマキムシ類 アフ ラムシ類 カメムシ類 1000 倍 1000~ 1500 倍 収穫 1 日前まで 6 回以内 回以内 りんご シンクイムシ類 キンモンホソカ アフ ラムシ類 1000 倍 1000~ 1500 倍 収穫 30 日前まで 3 回以内 かき カメムシ類 カキノヘタムシカ チャノキイロアサ ミウマ ハマキムシ類 カキクタ アサ ミウマ 00~700 L/10 a 収穫 30 日前 まで 3 回以内 3 回以内 ( 樹幹処理は 回以内 ) みかん かんきつ ( みかんを除く ) アフ ラムシ類 チャノキイロアサ ミウマ 1000 倍 収穫 14 日前まで 収穫 14 日前 まで 4 回以内 3 回以内 5 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 3 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 大粒種ぶどう 小粒種ぶどう チャノキイロアサ ミウマ フタテンヒメヨコハ イ 収穫 1 日前 まで 収穫 90 日前まで 回以内 4 回以内 ( 収穫終了後から萌芽までは 回以内 萌芽後は 回以内 )

149 % フェニトロチオン 10.0% フェンバレレート水和剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 りんご なし かき キンモンホソカ シンクイムシ類 アフ ラムシ類 モモチョッキソ ウリムシ モンクロシャチホコ ハマキムシ類 カメムシ類 アフ ラムシ類 ニセナシサヒ タ ニ シンクイムシ類 ハマキムシ類 ナシク ンハ イ ナシホソカ ナシチヒ カ カキノヘタムシカ アサ ミウマ類 イラカ 類 ミノカ 類 コカ ネムシ類 ハマキムシ類 カメムシ類 1000~ 000 倍 1000 倍 1000~ 000 倍 1000 倍 1000~ 000 倍 1000 倍 000 倍 1000~ 000 倍 00~700 L/10 a 収穫 45 日前まで 収穫 30 日前まで 収穫 30 日前まで 本剤の使用回数 3 回以内 5 回以内 3 回以内 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 3 回以内 6 回以内 3 回以内 ( 樹幹処理は 回以内 ) もも くり だいず シンクイムシ類 モモハモク リカ アフ ラムシ類 クリイカ アフ ラムシ クリシキ ソ ウムシ マメヒメサヤムシカ タ イス サヤタマハ エ シロイチモシ マタ ラメイカ マメシンクイカ ハスモンヨトウ カメムシ類 1000 倍 100~300 L/10 a 収穫 7 日前まで 裂果前 ( ただし 収穫 14 日前まで ) 収穫 1 日前まで 1000~ 000 倍かんしょイモコカ 収穫 とうもろこし アワノメイカ 7 日前まで 6 回以内 4 回以内 3 回以内 5 回以内 4 回以内 6 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 4 回以内 ( 樹幹処理は 1 回以内 ) 4 回以内 5 回以内 4 回以内

150 % フェニトロチオン 10.0% フェノブカルブマイクロカプセル剤 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 稲 ウンカ類 カメムシ類 3 倍 800 ml/10 a 1 倍 3 L/10 a 3 倍 800 ml/10 a 収穫 1 日前まで 本剤の使用回数 回以内 使用方法 空中 無人ヘリコフ ターによる フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 3 回以内 ( 種もみへの処理は 1 回以内 育苗箱は 1 回以内 本田では 回以内 ) % フェニトロチオン.0% チオファネートメチル粉剤 作物名適用使用量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フェニトロチオンを含む農薬の総使用回数 小麦 麦類 ( 小麦を除く ) だいず 赤かび病 うどんこ病 ムキ アカタマハ エ アフ ラムシ類 ヒメトヒ ウンカ マメシンクイカ カメムシ類 タ イス サヤタマハ エ シロイチモシ マタ ラメイカ 紫斑病 4 kg/10 a 3~4 kg/10 a 収穫 14 日前まで 開花期 ~ 若莢期ただし 収穫 1 日前まで 1 回 4 回以内 1 回 4 回以内

151 () 動物用医薬品としての国内での使用方法 家畜 家禽の外部寄生虫の駆除 畜 鶏舎内及びその周辺の衛生害虫の駆除に使用 が認められている 医薬品対象動物及び使用方法休薬期間 フェニトロチオンを有効成分とする防虫剤 殺虫剤 家畜 家禽の外部寄生虫の駆除牛 : マダニ豚 : シラミ鶏 : ワクモ トリサシダニ 畜 鶏舎内及びその周辺の衛生害虫 ( ハエ カの成虫及び幼虫 ) の駆除 外部寄生虫の寄生の甚しい家畜 家禽に対し 目的に応じて水で希釈して直接噴霧する マダニ : フェニトロチオンとして0.5%( 製剤として0 倍 ) となる水希釈液シラミ : フェニトロチオンとして0.03~0.05% ( 製剤として00~300 倍 ) となる水希釈液ワクモ : フェニトロチオンとして0.05~0.1% ( 製剤として100~00 倍 ) となる水希釈液トリサシダニ : フェニトロチオンとして0.05 ~0.%( 製剤として50~00 倍 ) となる水希釈液畜 鶏舎内及びその周辺の衛生害虫の発生又は生息する場所に 目的に応じて水で希釈して使用する ハエ カの成虫 : フェニトロチオンとして0.5% ( 製剤として0 倍 ) となる水希釈液を 適宜虫体に直接噴霧するか 又は1 m につき50 ml 残留噴霧する ハエ幼虫 ( ウジ ): フェニトロチオンとして 0.05%( 製剤として400 倍 ) となる水希釈液を 1 m につき L 幼虫の発生場所にする カ幼虫 ( ボウフラ ): 発生場所の水量 1 m 3 につきフェニトロチオンとして1~ g( 製剤として10~0 g) を 適宜水で希釈してする 畜 鶏体に直接噴霧後 下記の期間は食用に供 する目的で出荷等を行 わないこと 牛 ( 搾乳牛を除く ): 60 日 豚 :0 日 鶏 :14 日 3. 作物残留試験 (1) 分析の概要 1 分析対象物質 フェニトロチオン 分析法の概要試料をアセトンで抽出し ジクロロメタンに転溶した後 炎光光度型検出器 ( リン用干渉フィルター ) 付きガスクロマトグラフ (GC-FPD(P)) で定量する または 試料からアセトンで抽出し 多孔性けいそう土カラム C 18 カラム 多孔性けいそう土カラム及びフロリジルカラム C 18 カラム及びシリカゲルカラム 多孔性けいそう土カラム及びシリカゲルカラム 又は多孔性けいそう土カラム グラファイトカーボンカラム及びシリカゲルカラムを用いて精製した後 GC-FPD(P) 又は高感度窒素 リン検出器付きガスクロマトグラフ (GC-NPD) で定量する または 試料からアセトンで抽出し n-ヘキサンに転溶した後 GC-FPD(P) で定量

152 する または 試料からアセトンで抽出し n-ヘキサンに転溶する アセトニトリル / ヘキサン分配又は フロリジルカラム グラファイトカーボンカラム /NH / シリカゲル積層カラム あるいはアセトニトリル / ヘキサン分配及びフロリジルカラムを用いて精製した後 GC-FPD(P) 又はGC-NPDで定量する または 試料からアセトンで抽出し ジクロロメタンに転溶する フロリジルカラム又はシリカゲルカラムを用いて精製した後 GC-FPD(P) で定量する または 試料からアセトニトリル メタノール (4:1) 混液で抽出し クロロホルムに転溶した後 アルカリ熱イオン化検出器付きガスクロマトグラフ (GC-FTD) で定量する または 試料に水を加えて磨砕する メタノールを加えてアセトニトリルで抽出し クロロホルムに転溶する 薄層クロマトグラフィーで分離して該当部分をかき取り アセトンで溶出してGC-FTDで定量する 定量限界 :0.001~0.05 mg/kg () 作物残留試験結果 国内で実施された作物残留試験の結果の概要については別紙 1 を参照 4. 魚介類における推定残留濃度 本剤については水系を通じた魚介類への残留が想定されることから 本剤の水産動植物 注 1) 被害予測濃度及び生物濃縮係数 (BCF:Bioconcentration Factor) から 以下のとお り魚介類中の推定残留濃度を算出した (1) 水産動植物被害予測濃度 本剤が水田及び水田以外のいずれの場合においても使用されることから 水田 注 ) 注 PECtier 及び非水田 PECtier1 3) を算出したところ 水田 PECtierは1.5 µg/l 非 水田 PECtier1 は 0.98 µg/l となったことから 水田 PECtier の 1.5 µg/l を採用した () 生物濃縮係数 14 C 標識フェニトロチオン ( 濃度区 :0.05 mg/kg) を用いた4 週間の取込期間を設定したブルーギルの魚類濃縮性試験が実施された フェニトロチオンの分析の結果から 注 BCFss 4) は8.9 L/kg と算出された (3) 推定残留濃度 (1) 及び () の結果から フェニトロチオンの水産動植物被害予測濃度 : 1.5 µg/l BCF:8.9 L/kg とし 下記のとおり推定残留濃度を算出した

153 推定残留濃度 = 1.5 µg/l (8.9 L/kg 5)= 17 µg/kg = 0.17 mg/kg 注 1) 農薬取締法第 3 条第 1 項第 6 号に基づく水産動植物の被害防止に係る農薬の登録保留基準設定における規定に準拠注 ) 水田中や河川中での農薬の分解や土壌 底質への吸着 止水期間等を考慮して算出した注 3) 既定の地表流出率 ドリフト率で河川中に流入するものとして算出注 4)BCFss: 定常状態における被験物質の魚体中濃度と水中濃度の比で求められた BCF ( 参考 ) 平成 19 年度厚生労働科学研究費補助金食品の安心 安全確保推進研究事業 食品中に残留する農薬等におけるリスク管理手法の精密化に関する研究 分担研究 魚介類への残留基準設定法 報告書 5. 畜産物における推定残留濃度本剤については 飼料として給与した作物を通じ家畜の筋肉等への移行が想定されることから 飼料の最大給与割合等から算出した飼料中の残留農薬濃度と動物飼養試験の結果を用い 以下のとおり畜産物中の推定残留濃度を評価した (1) 分析の概要 1 分析対象物質 フェニトロチオン O,O-ジメチル O-(3-メチル-4-ニトロフェニル ) ホスフェート ( 以下 代謝物 Bという ) O-(4-アミノ-3-メチルフェニル) O,O-ジメチルホスホロチオエート ( 以下 代謝物 Cという ) 3-メチル-4-ニトロフェノール( 以下 代謝物 Gという ) CH 3 O O P CH 3 O O CH 3 NO 代謝物 B 代謝物 C 代謝物 G 分析法の概要 ⅰ) フェニトロチオン 代謝物 B 代謝物 C 及び代謝物 G 組織は 試料からアセトニトリル メタノール 水 (:1:1) 混液で抽出し 乳は 試料からアセトンで抽出する クロロホルム又はジクロロメタンに転溶し アセトニトリル / ヘキサン分配した後 シリカゲルカラムを用いて精製する フェニトロチオン 代謝物 B 及び代謝物 C はGC-FPD(P) で 代謝物 Gは電子捕獲型検出器付きガスクロマトグラフ (GC-ECD) で定量する

154 定量限界 : 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓 0.05 mg/kg 乳 0.01 mg/kg ⅱ) フェニトロチオン 代謝物 B 及び代謝物 G 試料からアセトニトリル メタノール 水 (:1:1) 混液で抽出し ジクロロメタンに転溶する アセトニトリル / ヘキサン分配した後 シリカゲルカラムを用いて精製する フェニトロチオン及び代謝物 B は GC-FPD(P) で 代謝物 G は GC-ECD で定量する 定量限界 :0.05 mg/kg () 家畜残留試験 ( 動物飼養試験 ) 1 乳牛における残留試験乳牛 (3~5 頭 / 群 ) に対して 及び100 ppm のフェニトロチオンを含む飼料を8 日間にわたり摂食させ 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓に含まれるフェニトロチオン 代謝物 B 代謝物 C 及び代謝物 Gの濃度をGC-FPD(P) 又はGC-ECDで測定した 乳については 投与開始日 (0 日目 ) 投与 及び8 日目に採取した乳に含まれるフェニトロチオン 代謝物 B 代謝物 C 及び代謝物 G の濃度を GC-FPD(P) 又は GC-ECDで測定した 100 ppm 投与群の1 例の腎臓の代謝物 C の濃度が0.11 mg/kg であったが それ以外の全ての投与群の筋肉 脂肪 肝臓 腎臓及び乳中のフェニトロチオン 代謝物 C 及び代謝物 Gの濃度は定量限界 (0.05 mg/kg( 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓 ) 0.01 mg/kg ( 乳 )) 未満であった 上記の結果に関連して JMPR は 肉牛及び乳牛の MDB 注 ) をそれぞれ 4 ppm と評価 している 注 ) 最大飼料由来負荷 (Maximum Dietary Burden:MDB): 飼料として用いられる全ての飼料 品目に農薬が残留基準まで残留していると仮定した場合に 飼料の摂取によって畜産動物が 暴露されうる最大濃度 飼料中濃度として表示される 採卵鶏及び肉用鶏における残留試験採卵鶏及び雌肉用鶏 (1 羽 / 群 ) に対して 及び100 ppmのフェニトロチオンを含む飼料を14 又は8 日間にわたり摂食させ 筋肉 肝臓及び脂肪に含まれるフェニトロチオン 代謝物 B 及び代謝物 G の濃度を GC-FPD(P) 又は GC-ECD で測定した 鶏卵については 毎日採卵して フェニトロチオン 代謝物 B 及び代謝物 Gの濃度を GC-FPD(P) 又はGC-ECD 測定した 筋肉 脂肪 肝臓及び卵中のフェニトロチオン 代謝物 B 及び代謝物 Gの濃度は全ての投与群で定量限界 (0.05 mg/kg) 未満であった

155 上記の結果に関連して JMPR は 鶏の MDB を 0 ppm と評価している (3) 推定残留濃度 牛及び鶏について JMPR は家畜残留試験の結果より MDB での各組織の推定残留濃度 を定量限界未満と評価している 6. 動物用医薬品の対象動物における残留試験 (1) 分析の概要 1 分析対象物質 フェニトロチオン なお 代謝物 B の分析も実施されているが 回収率の低い臓器がみられることから評 価対象としないこととした 分析法の概要試料からアセトン n-ヘキサン (1:) 混液及び n-ヘキサンで抽出し GPC 及び PSA カラムを用いて精製した後 ガスクロマトグラフ 質量分析計 (GC-MS) で定量する 定量限界 ( フェニトロチオン ): 筋肉 肝臓 腎臓及び心臓 0.30 µg/kg 脂肪 0.88~1.0 µg/kg 皮膚 0.30~0.60 µg/kg 小腸 0.9~0.30 µg/kg () 家畜残留試験 1 牛 ( ホルスタイン種 雄 3 頭 ) にフェニトロチオン製剤 (10% 乳剤 ) を1.5~14.0 mg/kg 体重の用量で単回噴霧投与し 畜産物残留試験が実施された 投与 60 日後の各組織 ( 肝臓 腎臓 小腸 筋肉 皮膚及び脂肪 ) 中のフェニトロチオンの濃度をGC-MS で測定した フェニトロチオンの残留濃度は皮膚で検出限界 (0.16 µg/kg) 以上定量限界 (0.30 µg/kg) 未満 (0.16~0.7 µg/kg) であった 小腸では3 例中の 例にそれぞれ0.9 及び0.3 µg/kg 認められたが その他の組織では検出限界 (0.15~0.16 µg/kg) 未満であった 豚 ( 大ヨークシャー種 雄 1 及び雌 頭 ) にフェニトロチオン製剤 (10% 乳剤 ) を 1.57~1.93 mg/kg 体重の用量で単回噴霧投与し 畜産物残留試験が実施された 投 与 0 日後の各組織 ( 肝臓 腎臓 小腸 筋肉 皮膚及び脂肪 ) 中のフェニトロチオン

156 の濃度を GC-MS で測定した フェニトロチオンの残留濃度は 皮膚及び脂肪でそれぞれ.5±1.0 及び 1.4± 0. µg/kg であったが その他の組織では検出限界 (0.16 µg/kg) 未満であった 3 鶏 ( 白色レグホン種 雄 10 羽及び雌 11 羽 ) にフェニトロチオン製剤 (10% 乳剤 ) を 56.8 mg/kg 体重の用量で単回噴霧投与し 畜産物残留試験が実施された 投与 14 日後の各組織 ( 肝臓 腎臓 心臓 筋肉 皮膚及び脂肪 ) 中のフェニトロチオンの濃度をGC-MSで測定した フェニトロチオンの残留濃度は 筋肉 皮膚及び脂肪でそれぞれ1.0± ±8.45 及び3.80±1.4 µg/kgであった 肝臓では 検出限界 (0.16 µg/kg) 以上定量限界 (0.30 µg/kg) 未満 (0.16~0.3 µg/kg) であったが その他の組織では検出限界 ( 心臓 :0.16 µg/kg 腎臓:0.31 µg/kg) 未満であった 上記の残留試験結果より 皮膚について投与 14 日後のフェニトロチオンの濃度の 平均値 +3SD は 0.4 mg/kg であった 7.ADI 及びARfDの評価食品安全基本法 ( 平成 15 年法律第 48 号 ) 第 4 条第 1 項第 1 号及び第 項の規定に基づき 食品安全委員会あて意見を求めたフェニトロチオンに係る食品健康影響評価において 以下のとおり評価されている (1)ADI 無毒性量 :0.49 mg/kg 体重 /day( 発がん性は認められなかった ) ( 動物種 ) 雄ラット ( 投与方法 ) 混餌 ( 試験の種類 ) 慢性毒性 / 発がん性併合試験 ( 期間 ) 年間安全係数 :100 ADI: mg/kg 体重 /day ()ARfD 無毒性量 :0.36 mg/kg 体重 /day ( 動物種 ) ヒト ( 投与方法 ) カプセル経口 ( 試験の種類 )4 日間投与試験安全係数 :10 ARfD:0.036 mg/kg 体重

157 8. 諸外国における状況 JMPRにおける毒性評価が行われ 007 年にADI 及びARfDが設定されている 国際基準は穀類 畜産物等に設定されている 米国 カナダ EU 豪州及びニュージーランドについて調査した結果 米国において小麦グルテン EUにおいてスパイス ( 種子 ) 及びスパイス ( 果実 ) 豪州において小麦 トマト等に ニュージーランドにおいて穀類に基準値が設定されている 9. 基準値案 (1) 残留の規制対象フェニトロチオンとする 畜産物において 代謝物 B 代謝物 C 及び代謝物 Gが測定されているが ほとんどの場合定量限界未満であることから 残留の規制対象をフェニトロチオンのみとした なお 食品安全委員会は 食品健康影響評価において 農産物 畜産物及び魚介類中 の暴露評価対象物質をフェニトロチオン ( 親化合物のみ ) としている () 基準値案 別紙 のとおりである (3) 暴露評価 1 長期暴露評価 1 日当たり摂取する農薬等の量のADIに対する比は 以下のとおりである 詳細な暴露評価は別紙 3 参照 EDI/ADI(%) 注 ) 国民全体 (1 歳以上 ) 3. 幼小児 (1~6 歳 ) 78.1 妊婦 35.5 高齢者 (65 歳以上 ) 3.3 注 ) 各食品の平均摂取量は 平成 17 年 ~19 年度の食品摂取頻度 摂取量調査の特別集計業務報告書による EDI 試算法 : 作物残留試験成績の平均値 各食品の平均摂取量 短期暴露評価各食品の短期推定摂取量 (ESTI) を算出したところ 国民全体 (1 歳以上 ) 及び幼小児 (1~6 歳 ) のそれぞれにおける摂取量は急性参照用量 (ARfD) を超えていない注 ) 詳細な暴露評価は別紙 4-1 及び4- 参照 注 ) 基準値案 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用い 平成

158 17~19 年度の食品摂取頻度 摂取量調査及び平成 年度の厚生労働科学研究の結果に基づ き ESTI を算出した (4) 本剤については 平成 17 年 11 月 9 日付け厚生労働省告示第 499 号により 食品一般の 成分規格 7 に食品に残留する量の限度 ( 暫定基準 ) が定められているが 今般 残留 基準の見直しを行うことに伴い 暫定基準は削除される

159 フェニトロチオンの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1) 農作物 水稲 ( 玄米 ) 試験圃場数 % 乳剤 % 乳剤 % 乳剤 1 剤型使用量 使用方法回数経過日数 31 圃場 A: % 粉剤 4 kg/10 a 60.0% 液剤 50.0% 乳剤, 50.0% 乳剤 +3.0% 粉剤 0.0% マイクロカフ セル剤 50.0% 乳剤 3 原液航空 15 ml/10 a 1000 倍 100 L/10 a 8 倍空中 0.8 L/10 a 8 圃場 B: 圃場 C: 圃場 D:< 圃場 E:<0.01 圃場 A:0.040(#) 注 ) 圃場 B: <0.005(#) 31,4 圃場 A:0.007(1 回,31 日 )(#) 8 圃場 B:0.00(#) 34 圃場 C:0.00(#) 圃場 A:0.014(#) 圃場 B:0.034(#) 圃場 C:0.16(#) 15 圃場 D:<0.01(#) 1,6 7 圃場 E:<0.01(6 回,7 日 )(#) 47 圃場 A:<0.01(#) 37 圃場 B:<0.01(#) 圃場 A:< 圃場 A:<0.01 1,1+6 6,14 圃場 A:0.039(5 回,14 日 )(#) 7,14 圃場 B:0.06(5 回,14 日 )(#) 圃場 A:<0.00(7 回,14 日 )(#) 4,6 1,30 圃場 A:0.030(4 回,1 日 )(#) 圃場 B:0.184(6 回,1 日 )(#) 4 7,14,1 圃場 A:0.055(4 回,1 日 )(#) 圃場 B:<0.005(4 回,1 日 )(#) 4 1 圃場 A:0.010(#) 3 圃場 B:0.075(#) 4,6 1,30 圃場 A:0.065(4 回,1 日 )(#) 圃場 B:0.03(4 回,1 日 )(#) 1 圃場 A:0.018(#) 4 圃場 B:0.04(#) 14,1 圃場 C:0.010(4 回,1 日 )(#) 1 0.0% マイクロカフ セル剤 1 倍有人ヘリ 3 L/10 a 1 46 圃場 A:< % マイクロカフ セル剤 600 倍 150 L/10 a 1 46 圃場 A:<0.01(#) 1 0.0% マイクロカフ セル剤 3. 倍有人ヘリ 0.8 L/10 a 1 6 圃場 A:<0.01(#) 1 0.0% マイクロカフ セル剤 400 倍 100 L/10 a 1 41 圃場 A:<0.01(#) % 乳剤 100 倍 10 分間種子浸漬 +800 倍 100 L/10 a 圃場 A:0.0(#) % 乳剤 100 倍 10 分間種子浸漬 圃場 A:<0.01(#) 190 圃場 A:< % 乳剤 1000 倍 7 時間種子浸漬 圃場 B:< 圃場 C:< % 乳剤 50.0% 乳剤 15.0% マイクロカフ セル剤 % 乳剤 50.0% 乳剤 0.0% マイクロカフ セル剤 50.0% 乳剤 +3.0% 粉剤 % 乳剤 % 乳剤 50.0% 乳剤 1000 倍 150 L/10 a 0 倍空中 3 L/10 a 3.0% 粉剤 4 kg/10 a % 乳剤 0.0% マイクロカフ セル剤 50.0% 乳剤 試験条件 1000 倍 150 L/10 a 50 倍 0.3%( 重量 ) 噴霧, 50 倍 0.3%( 重量 ) 噴霧 +4 kg/10 a 800 倍 100~150,150 L/10 a 400 倍 150 L/10 a 8 倍無人ヘリ 0.8 L/10 a 400 倍 150 L/10 a 3. 倍無人ヘリ 0.8 L/10 a 1000 倍種子浸漬 4 時間 +800 倍 150 L/10 a 300 倍 5 L/10 a 1000 倍 4 時間種子浸漬 倍 100,150 L/10 a 400 倍 10 L/10 a 1000 倍 4 時間種子浸漬 +4 kg/10 a 1000 倍 4 時間種子浸漬 +800 倍 100~150 L/10 a 8 倍無人ヘリ 0.74~0.85 L/10 a 50.0% 乳剤 1000 倍 4 時間種子浸漬 1000 倍育苗箱処理 500 ml/ 箱 ,30 圃場 A:0.05(5 回,1 日 )(#) 圃場 A:0.0(#) 圃場 B:0.0(#) 15,1 圃場 A:0.04(5 回,1 日 )(#) 14,1,30 圃場 B:0.03(5 回,1 日 )(#) 1 14 圃場 A:0.04(#) 圃場 B:0.013(#) 圃場 A:0.0(#) 圃場 B:0.01(#) 圃場 C:<0.01(#) 1 圃場 A:0.0(#) 0 圃場 B:0.05(#) 圃場 C:0.06(#) 圃場 D: 0.01(#) 圃場 E:0.09(#) 1 1 圃場 F:0.10(#) 圃場 G:0.07(#) 圃場 H:0.01(#) 圃場 I:<0.01(#) 圃場 J:0.1(#) 圃場 A:<0.01(#) 圃場 B:0.08(#) 圃場 C:<0.01(#) 圃場 D:<0.01(#) 177 圃場 A:< 圃場 B:< 圃場 A:< 圃場 B:<0.01 注 1) 残留濃度 (mg/kg)

160 フェニトロチオンの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1) 農作物 水稲 ( 玄米 ) 小麦 ( 玄麦 ) 大麦 ( 脱穀した種子 ) 未成熟とうもろこし ( 種子 ) とうもろこし ( 子実 ) ( 乾燥子実 ) だいず ( 乾燥子実 ) あずき ( 乾燥子実 ) いんげんまめ ( 乾燥子実 ) えんどうまめ ( 乾燥子実 ) そらまめ ( 乾燥子実 ) らっかせい ( 乾燥子実 ) ばれいしょ ( 塊茎 ) かんしょ ( 塊根 ) こんにゃく ( 球茎 ) 試験 試験条件 圃場数 剤型 使用量 使用方法 回数 経過日数 5.0% ソ ル 150 倍 5 L/10 a % 水和剤 4 倍無人ヘリ 0.8 L/10 a % 乳剤 1000 倍 100,150 L/10 a % 乳剤 % 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 30.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 1000 倍苗箱灌注 0.5 L/ 箱 +30 倍無人ヘリ 4 L/10 a 3.0% 粉剤 4 kg/10 a % 乳剤 +6.0% 水和剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 % 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50 倍 5 L/10 a 1000 倍 150,100~150 L/10 a 1000 倍 00,50~300 L/10 a 1000 倍 00,300 L/10 a 700 倍 100 L/10 a 0 倍航空 3 L/10 a 1000 倍 180 L/10 a 1000 倍 50 L/10 a 8 倍無人ヘリ 0.8 L/10 a 0 倍無人ヘリ 3 L/10 a 1000 倍 50 L/10 a 50 倍 5 L/10 a 1000 倍 00,160 L/10 a 1000 倍 50 L/10 a 1000 倍 00,50 L/10 a 1000 倍 00 L/10 a 1000 倍 00~50,50 L/10 a 1000 倍 150,100 L/10 a 50 倍 5 L/10 a 1000 倍 00 L/10 a 1000 倍 00 L/10 a 1000 倍 150~00,0 L/10 a 1000 倍 00 L/10 a 1+, ,6 3 注 1) 残留濃度 (mg/kg) 圃場 A:0.045(#) 圃場 B:<0.005(#) 圃場 A:<0.005(#) 圃場 B:0.046(#) 圃場 A:<0.005 圃場 B:0.048 圃場 A:0.05(4 回,1 日 )(#) 圃場 B:0.03(4 回,8 日 )(#) 14,1,8 圃場 A:0.03(3 回,1 日 ) 13,0,7 圃場 B:<0.01(3 回,0 日 ) 14,1,8 3.0% 粉剤 4 kg/10 a 3 7, % 乳剤 8 倍空中 0.8 L/10 a 1000 倍 100,150 L/10 a 1000 倍 180 L/10 a 3.0% 粉剤 4 kg/10 a % 乳剤 1000 倍潅注処理 500 ml/ 箱 +4 倍無人ヘリ 800 ml/10 a 1000 倍育苗箱潅注処理 0.5 L/ 育苗箱 +300 倍 5 L/10 a 8 倍無人ヘリ 0.8 L/10 a , ,1, 圃場 A:0.10(3 回,1 日 )(#) 圃場 B:<0.01(3 回,1 日 )(#) 圃場 C:0.10(3 回,1 日 )(#) 圃場 D:0.04(3 回,1 日 )(#) 圃場 E:<0.01(3 回,1 日 )(#) 圃場 F:0.01(3 回,1 日 )(#) 圃場 G:<0.01(3 回,1 日 )(#) 6,10,15,0,35 圃場 A:0.10(1 回,15 日 ) 7,13,18,1,38 圃場 B:0.04 6,10,15,0,35 圃場 A:0.1(1 回,6 日 ) 7,13,18,38 圃場 B:0.04(1 回,18 日 ) 14,1 圃場 A:0.058(3 回,1 日 )(#) 7,15 圃場 B:0.08(3 回,7 日 )(#) 15, 圃場 A:0.090(3 回,15 日 )(#) 14,1 圃場 B:0.008(3 回,14 日 )(#) 1 7,14,1 3 7, ,14,1 4 7,14, ,1,8 4 1,8, ,1 4 14,1,8 5 14,1,8 4 1,30 4 1,30 3 3,7,14 5 7,14 5 7,14,1 圃場 A:0.10 圃場 B:0.40 圃場 A:1.34(3 回,7 日 )(#) 圃場 B:0.84(3 回,7 日 )(#) 圃場 A:0.07(3 回,14 日 )(#) 圃場 B:0.05(3 回,14 日 )(#) 圃場 A:0.05 圃場 B:0.4 圃場 C:1.05 圃場 D:0.36 圃場 A:<0.005 圃場 B:<0.005 圃場 A:0.005 圃場 B: ,56 圃場 A:0.00(3 回,43 日 )(#) 55 圃場 B:0.004( 回,55 日 )(#) 45 圃場 A:<0.005 圃場 B:<0.005 圃場 A:<0.005 圃場 B:< ,18 圃場 A:<0.005(4 回,18 日 ) 13,0 圃場 B:<0.005(4 回,0 日 ) 1,31 圃場 A:<0.01 1,30 圃場 B:< 圃場 A:<0.01 圃場 B:<0.01 圃場 A:<0.01 圃場 B:<0.01 圃場 A:0.068 圃場 B:0.061 圃場 A:<0.01 圃場 B:<0.01 圃場 A:0.03 圃場 B:<0.01 圃場 A:0.01 圃場 B:0.0 圃場 A:<0.01 圃場 B:0.06 圃場 A:0.03 圃場 B:0.01 0,9 圃場 A:<0.01(4 回,0 日 ) 1,30 圃場 B:<0.01 圃場 A:0.004 圃場 B:0.00 圃場 A:<0.01 圃場 B:<0.01 圃場 A:<0.01 圃場 B:<0.01 圃場 A:<0.005 圃場 B:< 圃場 A:< 圃場 B:<0.0 3,7,14 6 3,7,14 8,15, 圃場 A:<0.005(3 回,15 日 ) 14,1 圃場 B:<0.005

161 フェニトロチオンの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1) 農作物 さとうきび ( 茎 ) さとうきび ( 茎部 ) さとうきび ( 茎および葉 ) ごぼう ( 根部 ) たまねぎ ( 鱗茎 ) 根深ねぎ ( 茎葉 ) 葉ねぎ ( 茎葉 ) らっきょう ( 鱗茎 ) せり ( 茎葉 ) トマト ( 果実 ) なす ( 果実 ) きゅうり ( 果実 ) かぼちゃ ( 果実 ) しろうり ( 果実 ) すいか ( 果肉 ) メロン ( 果肉 ) ほうれんそう ( 茎葉 ) さやえんどう ( さや ) さやいんげん ( さや ) えだまめ ( さや ) しいたけ ( 子実体 ) 未成熟そらまめ ( 子実 ) 試験圃場数 試験条件 剤型使用量 使用方法回数経過日数 注 1) 残留濃度 (mg/kg) 101 圃場 A: % 微粒剤 4 kg/10 a 151 圃場 B: 倍圃場 A:0.08(#) 50.0% 乳剤 L/10 a 圃場 B:0.01(#) 8 倍フ ロテイン0と混用 1 10% マイクロカフ セル剤 9 36,63 圃場 A:<0.005(9 回,36 日 )(#) 0.0% マイクロカフ セル剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 % 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 % 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 % 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 800 ml/10 a 400 倍 00 L/10 a 1000 倍 300 L/10 a 1000 倍 00 L/10 a 1.5 倍空中 3 L/10 a 5 倍空中 6 L/10 a 1000 倍 150 L/10 a 1000 倍 00 L/10 a 700 倍 10~150,150 L/10 a 700 倍 80,400 L/10 a 700 倍 150 L/10 a 700 倍 00 L/10 a 1000 倍 00,100 L/10 a 1000 倍 30 分種球浸漬 倍 00,185 L/10 a 000 倍 00 L/10 a 1000 倍 50 L/10 a 000 倍 50 L/10 a 000 倍 50,300 L/10 a 1000 倍 00,150~300 L/10 a 1000 倍 00 L/10 a 1000 倍 00 L/10 a 700 倍 50 L/10 a 700 倍 00 L/10 a 700 倍 00 L/10 a 1000 倍 35~00 L/10 a 1000 倍 85~00 L/10 a 700 倍 00,100~350 L/10 a 1000 倍 00 L/10 a 1000 倍 150,00 L/10 a 000 倍 150,00 L/10 a 1000 倍 150,00 L/10 a 1000 倍 00,50 L/10 a 1000 倍 50 L/10 a 700 倍 100 L/10 a 1000 倍 50 L/10 a 00 倍 0.53,0.63 L/m ほだ木 1000 倍 300 L/10 a 4 4 8,4,56,4 1 1,30,60 1 7,14 14,1 90,10 圃場 A:0.006(4 回,10 日 ) 88,119 圃場 B:<0.005(4 回,88 日 ) 圃場 A:0.01(4 回,56 日 ) 圃場 B:0.0(4 回,56 日 ) 7,15,36 圃場 A:0.036(4 回,36 日 ) 7,14,98 圃場 B:0.05(4 回,98 日 ) 14,1,30 圃場 A: ,1, ,5,59 3 1,3 3 1,3 1,3,7,14 3,6 3,7,14 5 1,3 3,5 1,3 5 1,3 3 3,7,14 圃場 A:<0.005(1 回,60 日 )(#) 圃場 B:<0.005(1 回,60 日 )(#) 圃場 A:<0.005(1 回,60 日 ) 圃場 B:<0.005(1 回,60 日 ) 圃場 A:<0.005(1 回,61 日 ) 圃場 B:<0.005(1 回,61 日 ) 圃場 A:0.006 圃場 B:0.007 圃場 A:<0.01 圃場 B:<0.01 圃場 A:<0.001( 回,14 日 )(#) 圃場 B:0.03( 回,14 日 )(#) 圃場 A:0.01 圃場 B:<0.01 圃場 A:<0.0 圃場 B:<0.0 圃場 A:<0.01 圃場 B:<0.01 圃場 A:<0.01 圃場 B:<0.01 圃場 A:0.54(3 回,1 日 )(#) 圃場 B:1.34(3 回,1 日 )(#) 圃場 A:0.19(3 回,1 日 )(#) 圃場 B:0.54(3 回,1 日 )(#) 圃場 A:0.7 圃場 B:0. 圃場 A:0.010(6 回,3 日 ) 圃場 B:0.00(6 回,3 日 ) 圃場 A:0.157 圃場 B:0.098 圃場 C:0.05 圃場 D:0.0 圃場 A:0.030 圃場 B:0.059 圃場 A:0.03(3 回,1 日 )(#) 圃場 B:0.04(3 回,1 日 )(#) 圃場 A:0.(5 回,3 日 )(#) 圃場 B:1.73(5 回,3 日 )(#) 圃場 A:0.03 圃場 B: ,7,14 圃場 A:<0.01(5 回,3 日 ) ,6 1,3,7 3 1,3 1,30 1,30 1,3,7 圃場 A:0.0 圃場 B:0.01 圃場 A:<0.00 圃場 B:<0.00 圃場 A:<0.005 圃場 B:<0.005 圃場 A:<0.01 圃場 B:0.0 圃場 A:<0.01 圃場 B:<0.01 圃場 A:0.38(3 回,7 日 )(#) 圃場 B:0.117(3 回,7 日 )(#) 4 4 1,8 1,30 圃場 A:0.07 圃場 A:0.01 1,30 1,9 圃場 B:0.0 圃場 B:<0.01,3 3,13 3,11 圃場 A:0.00( 回,13 日 )(#) 4 3 1,30,60 1 1,31,61 1,30,4 1,3,7,14 7,14,1 5 1,3 7,14 1,30 圃場 B:0.010( 回,14 日 )(#) 圃場 A:0.1 圃場 B: 圃場 A:<0.005(#) 59 圃場 B:<0.005(#) 3,7,13 圃場 A:0.04 3,7,14 圃場 B:0.01

162 フェニトロチオンの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1) 農作物 うど ( 茎 ) たらのき ( 可食部 ) モロヘイヤ ( 茎葉 ) わらび ( 茎葉 ) みかん ( 果肉 ) みかん ( 果皮 ) なつみかん ( 果肉 ) なつみかん ( 果皮 ) なつみかん ( 果実全体 ) 伊予柑 ( 果肉 ) 伊予柑 ( 果皮 ) 伊予柑 ( 果実全体 ) すだち ( 果実全体 ) かぼす ( 果実全体 ) りんご ( 果実 ) 試験圃場数 試験条件 注 1) 残留濃度 (mg/kg) 剤型 使用量 使用方法 回数 経過日数 50.0% 乳剤 1000 倍 6 圃場 A:< ,375~45 L/10 a 139 圃場 B:<0.0(#) 50.0% 乳剤 100 倍茎葉圃場 A:<0.01(#) L/10 a 圃場 B:<0.01(#) 50.0% 乳剤 1000 倍茎葉圃場 A:<0.03( 回,14 日 )(#) 7,14,1 400 L/10 a 圃場 B:<0.0( 回,14 日 )(#) 50.0% 乳剤 1000 倍茎葉 83 圃場 A:< L/10 a 89 圃場 B:< % 乳剤 100 倍圃場 A:<0.001(1 回,30 日 )(#) 1 10, L/10 a 圃場 B:<0.001(1 回,30 日 )(#) % 乳剤 100 倍樹幹 圃場 A:<0.001(#) 50.0% 乳剤 00 倍樹幹 106 圃場 A:< ml/ 樹 159 圃場 B:< % 乳剤 原液塗布 165 圃場 A:< 地上 30 cmまで十分量 107 圃場 B:< % 乳剤 30 倍空中 8 L/10 a 1 0 圃場 A:<0.003(#) % 乳剤 1000 倍 500 L/10 a 1 0 圃場 A:< % 乳剤 333 倍 600 L/10 a 1 0,7,14,1,8 圃場 A:<0.005(1 回,14 日 )(#) 3 14,1,30,45 圃場 A:< ,1,30,44 圃場 B:< ,1,30,45 圃場 C:< % 乳剤 50.0% 乳剤 10 倍無人ヘリ圃場 A:< L/10 a 圃場 B:< 倍圃場 A:0.009(1 回,30 日 )(#) 1 10, L/10 a 圃場 B:0.010(1 回,10 日 )(#) % 乳剤 100 倍樹幹 圃場 A:0.004(#) 50.0% 乳剤 1.0% 乳剤 00 倍樹幹 106 圃場 A: ml/ 樹 159 圃場 B:0.007 原液塗布 165 圃場 A:< 地上 30 cmまで十分量 107 圃場 B:< % 乳剤 30 倍空中 8 L/10 a 1 0 圃場 A:0.004(#) % 乳剤 1000 倍 500 L/10 a 1 0 圃場 A: % 乳剤 333 倍 600 L/10 a 1 0,7,14,1,8 圃場 A:3.56(1 回,14 日 )(#) 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 % 乳剤 % 乳剤 50.0% 乳剤 % 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 % 乳剤 % 乳剤 40.0% 乳剤 50.0% 乳剤 % 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 1000 倍 600,400,400 L/10 a 1000 倍 600,400,400 L/10 a 10 倍無人ヘリ 5 L/10 a 1000 倍 500 L/10 a 1000 倍 500 L/10 a 1000 倍 500 L/10 a 1000 倍 500 L/10 a 10 倍無人ヘリ 5 L/10 a 10 倍無人ヘリ 5 L/10 a 10 倍無人ヘリ 5 L/10 a 1000 倍 500 L/10 a 1000 倍 617 L/10 a 1000 倍 500~600 L/10 a 1000 倍 540 L/10 a 100 倍 30 L/10 a 100 倍樹幹 1 L/ 樹 1000 倍 400 L/10 a 1000 倍 300 L/10 a 1000 倍 400,300 L/10 a 1000 倍 400 L/10 a 1000 倍 400,300,300 L/10 a 3,5 3, , ,1,30,45 圃場 A: ,1,30,44 圃場 B:9.30(5 回,1 日 ) 14,1,30,45 圃場 C:7.68(5 回,30 日 ) 圃場 A:1.04 圃場 B:1.84 9,14 圃場 A:0.006(6 回,14 日 )(#) 7,14 圃場 B:<0.005(6 回,14 日 )(#) 9,14 圃場 A:5.43(6 回,14 日 )(#) 7,14 圃場 B:5.67(6 回,14 日 )(#) 9,14 圃場 A:1.44(6 回,14 日 )(#) 7,14 圃場 B:1.68(6 回,14 日 )(#) 圃場 A:0.56(3 回,1 日 ) 圃場 B:1. 圃場 A:<0.01(#) 圃場 B:<0.01(#) 圃場 A:1.36(#) 圃場 B:1.03(#) 圃場 A:0.50(#) 圃場 B:0.4(#) 3 14,1,8,35 圃場 A:.43(3 回,8 日 ) 3 14,1,8,35 圃場 A:3.74 1,3 7,14,1 圃場 A:0.004(3 回,1 日 )(#) 3,6 10,0,30 圃場 B: ,6 9,0,9 圃場 A:0.05(3 回,9 日 ) 3,6 5 14,1,8 7,14,1 圃場 A:0.130(3 回,8 日 )(#) 圃場 B:0.174(3 回,8 日 )(#) 圃場 A:0.006(5 回,1 日 )(#) 圃場 B:0.09(5 回,1 日 )(#) 3,5 圃場 A: ,1,30,5 圃場 B:0.1( 回,30 日 ) 3 30, , ,30 圃場 A:0.11 圃場 B: 圃場 C:0.04 圃場 A:0.0 圃場 B:< 圃場 A: 圃場 B: 圃場 A: 圃場 B: 圃場 C:0.0

163 フェニトロチオンの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1) 農作物 りんご ( 果肉 ) りんご ( 果皮 ) りんご ( 可食部 ) 日本なし ( 無袋栽培 ) ( 果実 ) 日本なし ( 有袋栽培 ) ( 果実 ) もも ( 果肉 ) もも ( 果皮 ) ネクタリン ( 果実 ) あんず ( 果実 ) すもも ( 果実 ) うめ ( 核を除く ) うめ ( 果肉 ) うめ ( 果実 ) おうとう ( 果肉 ) おうとう ( 果実 ) いちご ( 果実 ) 試験圃場数 試験条件 剤型使用量 使用方法回数経過日数 注 1) 残留濃度 (mg/kg) 1 1.0% 乳剤 kg/10 a 主幹部塗布 1 7,159 圃場 A:<0.00(1 回,159 日 )(#) 1 1.0% 乳剤 kg/10 a 主幹部塗布 1 7,159 圃場 A:<0.00(1 回,159 日 )(#) 1.0% 乳剤 1.5 倍樹幹塗布 1 30, % 乳剤 1000 倍 300 L/10 a 1000 倍 400,500 L/10 a 圃場 A:0.4(5 回,8 日 )(#) 圃場 B:0.040(5 回,8 日 )(#) 圃場 A:0.070(5 回,8 日 )(#) 圃場 B:0.044(5 回,8 日 )(#) 14,1,30 圃場 A: ,1,8 圃場 B:0.148 圃場 C:0.05 圃場 D:0.05 圃場 E:0.08 圃場 F:0.06 圃場 G:0.03 圃場 H: ,1,30 圃場 A: ,1,8 圃場 B:0.117(6 回,8 日 ) 圃場 A:0.11 圃場 B:0.1 圃場 A:<0.01(#) 圃場 B:<0.01(#) 圃場 A:0.04 圃場 B:0.10 圃場 C:<0.01 圃場 D:0.0 10,14 圃場 E: 圃場 F:0.03 圃場 A:0.074 圃場 B:0.071(3 回,3 日 ) 50,85 圃場 A:0.006( 回,50 日 )(#) 88,119 圃場 B:<0.001( 回,88 日 )(#) 圃場 A:<0.00 圃場 B:<0.00 3,7,14 圃場 A:0.10 3,8,14 圃場 B:0.03 3,7,14 圃場 C: ,7,14 圃場 A:0.04 3,7,14 30,45 圃場 A:.74 圃場 B:6.0(3 回,7 日 ) 圃場 A:<0.004 圃場 B:< ,7,14 圃場 A:5.5 3,8,14 圃場 B:4.78 3,7,14 圃場 C: % 乳剤 1000 倍 300 L/10 a 6 3,7,14 圃場 A:1.1(6 回,7 日 ) 15.0% 乳剤 15.0% 乳剤 40.0% 乳剤 50 倍圃場 A:<0.01(3 回,14 日 ) 3 14,131, L/10 a 圃場 B:<0.01(3 回,14 日 ) 50 倍樹幹部及び主枝 105 圃場 A:<0.01(#) 1 50 L/10 a,5 L/ 樹 118 圃場 B:<0.01(#) 133 倍 18 圃場 A:<0.005(#) 00 L/10 a 104 圃場 B:<0.005(#) % 乳剤 30 倍樹幹 1 79 圃場 A:<0.004(#) % 乳剤 50 倍樹幹 1 79 圃場 A:<0.004(#) % 乳剤 100 倍樹幹 1 79 圃場 A:< % 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 40.0% 乳剤 50.0% 乳剤 % 乳剤 % 乳剤 50.0% 乳剤 % 乳剤 40.0% 水和剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 % 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 % 乳剤 50.0% 乳剤 100 倍 30,5~35 L/10 a 1000 倍 300 L/10 a 1000 倍 400 L/10 a 800 倍 400 L/10 a 1000 倍 500,400 L/10 a 50 倍樹幹部 350,500 ml/ 樹 1000 倍 400 L/10 a 1000 倍 400,500 L/10 a 00 倍 00 L/10 a 1000 倍 400 L/10 a 1.0% 乳剤 1.5 倍樹幹塗布 1000 倍 400 L/10 a 100 倍樹幹 50,100 L/10 a 500 倍 400 L/10 a 1000 倍 600,400 L/10 a 50 倍樹幹及び主枝に 3 L/ 樹,5 L/ 樹 00 倍樹幹 100,140 L/10 a 1000 倍 300,400 L/10 a 1000 倍 150 L/10 a 000 倍 150 L/10 a 5 14,8 5 14, ,6 3,7,14 1, 6 3, ,30,45 1,4 99 圃場 A:0.03(#) 95 圃場 B:<0.005(#) 圃場 A:0.064( 回,45 日 )(#) 圃場 B:0.11( 回,1 日 )(#) 7,13,1 圃場 A:0.044( 回,13 日 ) 7,14,1 圃場 B: ,97 圃場 A:<0.01( 回,90 日 )(#) 圃場 B:<0.01( 回,90 日 )(#) 68 圃場 A:< 圃場 B:<0.004 圃場 A:0.06 圃場 B:0.04 圃場 A:.4( 回,1 日 )(#) 圃場 B:0.64( 回,1 日 )(#),4 1,3,7 圃場 C:0.48( 回,1 日 )(#) 4 1,3,7 圃場 D:.38(4 回,1 日 )(#),4 1 1,30 7, ,1,30 1,3 1,3 圃場 A:.99 圃場 B: 0.16,4 1,3,7 圃場 C: ,3,7 圃場 D:0.94(4 回,1 日 )(#)

164 フェニトロチオンの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1) 農作物 ぶどう ( 小粒種 ) ( 果実 ) ぶどう ( 大粒種 ) ( 果実 ) ぶどう ( 大粒種 ) ( 可食部 ) かき ( 果実 ) かき ( 可食部 ) いちじく ( 果実 ) オリーブ ( 果実 ) オリーブ ( 葉 ) なつめ ( 果実 ) いちょう ( 種子 ) ( 種実 ) くり ( 果実 ) くり ( 可食部 ) くるみ ( 果仁 ) 茶 ( 製茶 ) 試験試験条件圃場数剤型使用量 使用方法回数経過日数 注 1) 残留濃度 (mg/kg) % 乳剤 300 倍 50 L/10 a 圃場 A:<0.00(1 回,113 日 )(#) 50.0% 乳剤 00 倍 113 圃場 A:<0.00( 回,113 日 )(#) 50,00 L/10 a 1, 137,149 圃場 B:<0.00( 回,137 日 )(#) 50.0% 乳剤 1000 倍圃場 A:0.56( 回,30 日 )(#) 14,1, L/10 a 圃場 B:1.03( 回,30 日 )(#) 50.0% 乳剤 1000 倍 ( 休眠期 回, 圃場 A:< ,60,90 生育期 回 ) 300 L/10 a 圃場 B:< % 乳剤 原液樹幹圃場 A:< ,1,8 0. L/ 樹, 十分量圃場 B:< % 乳剤 50 倍主枝 300,500 L/10 a 圃場 A:< ,30, % 乳剤 + 原液主幹部噴射 0. L,70 g/ 樹圃場 B:< % 乳剤 1000 倍 15,,9 圃場 A:0.043( 回, 日 ) 300 L/10 a 14,1,30 圃場 B: % 乳剤 1000 倍圃場 A: ,1,30 十分量,300 L/10 a 圃場 B:0.06( 回,30 日 ) 15.0% 乳剤 50 倍主枝 100,300 L/10 a 圃場 A:< ,30, % 乳剤 + 原液主幹部噴射 50,400 g/ 樹圃場 B:< % 乳剤 原液樹幹塗布 3,103 圃場 A:<0.004(1 回,103 日 ) 1 L/ 樹 3,8 圃場 B:<0.004(1 回,8 日 ) 14,1,7 圃場 A:0.008(3 回,7 日 )(#) % 乳剤 1000 倍 500 L/10 a % 乳剤 1000 倍 00,300 L/10 a 3, % 乳剤 原液樹幹 1, 1 1.0% 乳剤 原液樹幹塗布 0.8~1 kg/ 樹 1, 14,1 14,1,9 圃場 B:0.54(3 回,1 日 )(#) 圃場 A:0.1 圃場 B:0.08 1,8,4 圃場 A:0.04(3 回,8 日 ) 1,9,43 圃場 B:0.16(3 回,9 日 ) 0,8,41 圃場 C:0.05(3 回,41 日 ) 1,8,4 圃場 D:0.1(3 回,8 日 ) 1,8,4 圃場 E:0.(3 回,8 日 ) 1,8,4 圃場 F:0.01(3 回,8 日 ) 圃場 A:0.16(3 回,8 日 ) 圃場 B:0.5(3 回,8 日 ) 1,31,41 圃場 A: ,33,46 圃場 B: 圃場 A:<0.00( 回,6 日 )(#) 3,30 3 圃場 A:<0.004(1 回,30 日 )(#) 7,14,1 圃場 A:0.018(5 回,7 日 )(#) 7,14,1 7,14,1 圃場 B:0.100(1 回,7 日 )(#) 7,14 1.0% 乳剤 原液樹幹塗布圃場 A:0.01(1 回,14 日 )(#) 1 7,14,1,144,151, g/ 樹圃場 B:0.013(#) % 乳剤 100 倍 00 ml/ 樹 1,3 7,15,1 圃場 A:0.178(1 回,7 日 )(#) % 乳剤 100 倍 1. L/ 樹 1,3 7,14,1 圃場 A:0.149(1 回,7 日 )(#) 1.0% 乳剤 50.0% 乳剤 50.0% 乳剤 1.0% 乳剤 50.0% 乳剤 原液樹幹塗布圃場 A:0.04(#) 3 7,14,1 60 kg/10 a 圃場 B:<0.0(#) 50 倍樹幹圃場 A:0.01,3 1,30,60 L/ 樹圃場 B:< 倍樹幹圃場 A:< ,90,10 0.4~0.5 L/ 樹圃場 B:0.04 原液枝幹部塗布 9,44,59 圃場 A:<0.01(1 回,9 日 ) 1 1 L/ 樹 30,45,56 圃場 B:< 倍樹幹圃場 A:< ,74,88 1 L/ 樹圃場 B:< % 乳剤 50.0% 乳剤 00 倍 +100 倍 50.0% 乳剤 40.0% 水和剤 50.0% 乳剤 15.0% 乳剤 50.0% 乳剤 3.0% 微粒剤 1.0% 乳剤 70.0% 乳剤 70.0% 乳剤 500 倍 300,600 L/10 a 800 倍 400 L/10 a 1000 倍 300 L/10 a 100 倍 3 L/ 樹 1000 倍十分量 6 kg/10 a 原液樹幹塗布 1 原液主幹部および主枝に塗布 900 g/ 樹 1000 倍土壌処理 5000,8890 L/10 a 1000 倍 50 L/10 a 3, ,3,5,4,4 1+1, ,45 8,4, ,0 圃場 A:<0.001(4 回,19 日 )(#) 圃場 B:0.003(4 回,0 日 )(#) 圃場 C:0.004(4 回,0 日 )(#) 7,14 圃場 A: ,1 圃場 B:0.00( 回,1 日 ) 139,153 圃場 A:<0.004(1 回,139 日 ) 78 圃場 B:< 圃場 A: <0.00(3 回,67 日 )(#) 67 79,85 64,70 圃場 B:<0.00(3 回,64 日 )(#) 7,14,1 圃場 A:<0.01(#) 7,13,1 圃場 B:<0.01(#) 9 圃場 A:<0.005(#) 195 圃場 B:<0.005(#) 16,1,30 圃場 A:0.017( 回,1 日 )(#) 0 圃場 B:0.18(#)

165 フェニトロチオンの作物残留試験一覧表 ( 国内 ) ( 別紙 1) 農作物 茶 ( 浸出液 ) 茶 ( 荒茶 ) 試験圃場数 試験条件 注 1) 残留濃度 (mg/kg) 剤型 使用量 使用方法 回数 経過日数 70.0% 乳剤 1000 倍土壌処理 5000,8890 L/10 a % 乳剤 1000 倍 50 L/10 a 70.0% 乳剤 1000 倍圃場 A:0.04(#) 0 00 L/10 a 圃場 B:<0.01(#) 70.0% 乳剤 1500 倍圃場 A:0.03(#) 0 00 L/10 a 圃場 B:<0.01(#) 70.0% 乳剤 1000 倍圃場 A:0.14(#) 0 00 L/10 a 圃場 B:<0.01(#) 70.0% 乳剤 1500 倍圃場 A:0.08(#) 0 00 L/10 a 圃場 B:<0.01(#) 50.0% 乳剤 700 倍圃場 A:0.0 1, 1,30 00 L/10 a 圃場 B:< % 乳剤 000 倍 5000 L/10 a 60 圃場 A:<0.01(#) % 乳剤 1400 倍土壌灌注 5000 L/10 a 50 圃場 A:<0.01(#) 70.0% 乳剤 000 倍土壌灌注圃場 A:< L/10 a 圃場 B:< 圃場 A:<0.005(#) 195 圃場 B:<0.005(#) 16,1,30 圃場 A:<0.005( 回,1 日 )(#) 0 圃場 B:0.034(#) 注 1) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 )(#) 印で示した作物残留試験成績は 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した

166 農薬名 フェニトロチオン ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm 登録有無 国際基準 ppm 参考基準値外国基準値 ppm 作物残留試験成績等 ppm 米 ( 玄米をいう ) <0.01~0.1($)(n=7) 小麦 ,0.4($) 大麦 ライ麦 とうもろこし ,0.044($) そば その他の穀類 大豆 <0.01,<0.01 小豆類 ,0.068( あずき ) えんどう 申 <0.01,0.06($) そら豆 ,0.03($) らっかせい <0.01,<0.01 その他の豆類 申 ( あずき参照 ) ばれいしょ <0.01,<0.01 さといも類 ( やつがしらを含む ) 0.05 かんしょ <0.01,<0.01 やまいも ( 長いもをいう ) 0.05 こんにゃくいも <0.005,<0.005 その他のいも類 0.05 てんさい 0.5 さとうきび ,0.0 だいこん類 ( ラディッシュを含む ) の根 0. だいこん類 ( ラディッシュを含む ) の葉 0.5 かぶ類の根 0.5 かぶ類の葉 0.5 西洋わさび クレソン 0.5 はくさい 0.5 キャベツ 0.5 芽キャベツ 0.5 ケール 0.5 こまつな 0.5 きょうな 0.5 チンゲンサイ 0.5 カリフラワー 0.1 ブロッコリー 0.5 その他のあぶらな科野菜 0.5 ごぼう ,0.007 サルシフィー 0.5 アーティチョーク 0.5 チコリ 0.5 エンダイブ 0.5 しゅんぎく 0. レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) 0. その他のきく科野菜 たまねぎ <0.01,<0.01 ねぎ ( リーキを含む ) 申 <0.001~0.15($)(n=5) にんにく 0. にら 0. アスパラガス 0. わけぎ 0. その他のゆり科野菜 <0.0,<0.0( らっきょう ) にんじん 0. パースニップ 0. セロリ 0.

167 農薬名 フェニトロチオン ( 別紙 ) 参考基準値基準値基準値登録国際外国食品名案現行有無基準基準値 ppm ppm ppm ppm みつば 0. その他のせり科野菜 作物残留試験成績等 ppm トマト 申 0.,0.7 ピーマン 0. なす 申 0.0~0.157($)(n=4) その他のなす科野菜 0.1 きゅうり ( ガーキンを含む ) ,0.059($) かぼちゃ ( スカッシュを含む ) ,0.03($) しろうり ,0.0($) すいか <0.00,<0.00 メロン類果実 <0.005,<0.005 まくわうり 0. その他のうり科野菜 0. ほうれんそう <0.01,0.0 たけのこ 0. オクラ 0.5 しょうが 未成熟えんどう ,0.07($) 未成熟いんげん <0.01,0.01 えだまめ ,0.18 マッシュルーム 0.5 しいたけ <0.005,<0.005 その他のきのこ類 0.5 その他の野菜 ( えだまめ参照 ) みかん <0.01,<0.01,<0.01 なつみかんの果実全体 3.0 申 0.56,1.($)( なつみかん ) レモン 10.0 申.43( すだち ),3.74( かぼす ) オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) 10.0 申 ( すだち かぼす参照 ) グレープフルーツ 10.0 申 ( すだち かぼす参照 ) ライム 10.0 申 ( すだち かぼす参照 ) その他のかんきつ類果実 10.0 申 ( すだち かぼす参照 ) りんご 日本なし ~0.148(n=1) 西洋なし ( 日本なし参照 ) マルメロ 0.8 びわ 0. もも ~0.10($)(n=6) ネクタリン <0.01,<0.01 あんず ( アプリコットを含む ) <0.01(#),<0.01(#) すもも ( プルーンを含む ) <0.005(#),<0.005(#) うめ ,0.044 おうとう ( チェリーを含む ) 申 0.04,0.06($) いちご 5 0. 申 0.16,0.0,.99($) ラズベリー 0.8 ブラックベリー 0.8 ブルーベリー 0.8 クランベリー 0.8 ハックルベリー 0.8 その他のベリー類果実 0.8 ぶどう 申 0.006~0.06(n=4) かき 申 0.01~0.5(n=10) バナナ 0. キウィー 0.8

168 農薬名 フェニトロチオン ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm パパイヤ 1 アボカド 0.8 パイナップル 0.05 グアバ 0.8 マンゴー 0.8 パッションフルーツ 0.8 登録有無 国際基準 ppm 参考基準値外国基準値 ppm 作物残留試験成績等 ppm なつめやし 1 その他の果実 ごまの種子 7 7 その他のオイルシード 7 7 ぎんなん <0.01,<0.01 くり ,0.006($) ペカン 0.1 アーモンド 0.1 くるみ <0.01(#),<0.01(#) その他のナッツ類 0.1 茶 ( 不発酵茶に限る ) 0. 茶 ( 不発酵茶を除く ) 0. 茶 0.1 <0.01,0.0( 荒茶 ) カカオ豆 0.1 その他のスパイス ( 種子 果実 根及び根茎を 除く ) その他のスパイス ,9.30,18.8($)( みかん果皮 ) その他のハーブ 牛の筋肉 豚の筋肉 その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉 牛の脂肪 推 :<0.05 豚の脂肪 牛の脂肪参照 その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪 牛の脂肪参照 牛の肝臓 豚の肝臓 その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓 牛の腎臓 豚の腎臓 その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓 牛の食用部分 豚の食用部分 その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分 乳 鶏の筋肉 その他の家きんの筋肉 ±0.08(n=3)( 鶏の皮膚 )( 投鶏の脂肪 与後 14 日 ) その他の家きんの脂肪 ( 鶏の皮膚参照 ) 鶏の肝臓 推 :<0.05 その他の家きんの肝臓 鶏の肝臓参照 鶏の腎臓 鶏の肝臓参照 その他の家きんの腎臓 鶏の肝臓参照

169 農薬名 フェニトロチオン ( 別紙 ) 参考基準値 基準値基準値登録国際外国食品名作物残留試験成績等案現行有無基準基準値 ppm ppm ppm ppm ppm 鶏の食用部分 鶏の肝臓参照 その他の家きんの食用部分 鶏の肝臓参照 鶏の卵 その他の家きんの卵 魚介類 0.3 申推 :0.17 魚介類 ( さけ目魚類に限る ) 0.00 魚介類 ( うなぎ目魚類に限る ) 0.00 魚介類 ( すずき目魚類に限る ) 0.00 魚介類 ( その他の魚類に限る ) 0.00 魚介類 ( 貝類に限る ) 0.00 魚介類 ( 甲殻類に限る ) 0.00 その他の魚介類 0.00 はちみつ 0.00 米ぬか 3 40 小麦粉 ( 全粒粉に限る ) 5 小麦粉 ( 全粒粉を除く ) 1.0 小麦ふすま 乾燥させたその他のスパイス ( 果実に限る ) 1 乾燥させたその他のスパイス ( 種子に限る ) 7 乾燥させたその他のスパイス ( 根又は根茎に限 0.1 る ) 平成 17 年 11 月 9 日厚生労働省告示第 499 号において新しく設定した基準値 ( 暫定基準 ) については 網をつけて示した 申請 ( 国内における登録 承認等の申請 インホ ートトレランス申請 ) 以外の理由により本基準 ( 暫定基準以外の基準 ) を見直す基準値案については 太枠線で囲んで示した 登録有無 の欄に の記載があるものは 国内で農薬等としての使用が認められていることを示している 登録有無 の欄に 申 の記載があるものは 国内で農薬の登録申請等の基準値設定依頼がなされたものであることを示している (#) これらの作物残留試験は 登録又は申請の適用の範囲内で試験が行われていない ($) これらの作物残留試験は 試験成績のばらつきを考慮し この印をつけた残留値を基準値策定の根拠とした 作物残留試験 欄に 推 の記載のあるものは 推定残留濃度であることを示している 1 米( 玄米 ) に対して国際基準は設定されていないが cereal grainsとして籾米に国際基準が設定されている 玄米への加工係数を用いた暴露評価で許容範囲を超えることから 米 ( 玄米 ) について国内の作物残留試験成績に基づき基準値を設定した 小麦 とうもろこし には国際基準が設定されているが 暴露評価で許容範囲を超えることから 国内の作物残留試験成績に基づき基準値を設定した 3 米ぬか 小麦ふすま は国際基準が設定されているが 米( 玄米 ) 及び 小麦 は国際基準を参照しないため その加工品についても国際基準を参照しないこととした

170 ( 別紙 3) 食品名 フェニトロチオン推定摂取量 ( 単位 :μg/ 人 /day) 基準値案 (ppm) 暴露評価に用いた数値 (ppm) 国民全体 (1 歳以上 ) TMDI 国民全体 (1 歳以上 ) EDI 幼小児 (1~6 歳 ) TMDI 幼小児 (1~6 歳 ) EDI 妊婦 TMDI 妊婦 EDI 高齢者 (65 歳以上 ) TMDI 高齢者 (65 歳以上 ) EDI 米 ( 玄米をいう ) 小麦 大麦 ライ麦 とうもろこし そば その他の穀類 大豆 小豆類 えんどう そら豆 らっかせい その他の豆類 ばれいしょ かんしょ こんにゃくいも さとうきび 西洋わさび ごぼう その他のきく科野菜 たまねぎ ねぎ ( リーキを含む ) その他のゆり科野菜 その他のせり科野菜 トマト なす きゅうり ( ガーキンを含む ) かぼちゃ ( スカッシュを含む ) しろうり すいか メロン類果実 ほうれんそう しょうが 未成熟えんどう 未成熟いんげん えだまめ しいたけ その他の野菜 みかん なつみかんの果実全体 レモン オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) グレープフルーツ ライム その他のかんきつ類果実 りんご 日本なし 西洋なし もも ネクタリン あんず ( アプリコットを含む ) すもも ( プルーンを含む ) うめ おうとう ( チェリーを含む ) いちご ぶどう かき その他の果実 ごまの種子 その他のオイルシード ぎんなん くり くるみ 茶 その他のスパイス その他のハーブ 牛の筋肉及び脂肪 牛の肝臓 牛の腎臓 牛の食用部分 豚の筋肉及び脂肪 豚の肝臓 豚の腎臓 豚の食用部分

171 ( 別紙 3) 食品名 フェニトロチオン推定摂取量 ( 単位 :μg/ 人 /day) 基準値案 (ppm) 暴露評価に用いた数値 (ppm) 国民全体 (1 歳以上 ) TMDI 国民全体 (1 歳以上 ) EDI 幼小児 (1~6 歳 ) TMDI 幼小児 (1~6 歳 ) EDI 妊婦 TMDI 妊婦 EDI 高齢者 (65 歳以上 ) TMDI 高齢者 (65 歳以上 ) EDI その他の陸棲哺乳類の筋肉及び脂肪 0.05 その他の陸棲哺乳類の肝臓 0.05 その他の陸棲哺乳類の腎臓 その他の陸棲哺乳類の食用部分 乳 鶏の筋肉及び脂肪 鶏の肝臓 鶏の腎臓 鶏の食用部分 家きんの筋肉及び脂肪 家きんの肝臓 家きんの腎臓 家きんの食用部分 鶏の卵 その他の家きんの卵 魚介類 計 ADI 比 (%) TMDI: 理論最大 1 日摂取量 (Theoretical Maximum Daily Intake) TMDI 試算法 : 基準値案 各食品の平均摂取量 EDI: 推定 1 日摂取量 (Estimated Daily Intake) EDI 試算法 : 作物残留試験成績の平均値 各食品の平均摂取量大麦 ライ麦 そば その他の穀類 西洋わさび その他のきく科野菜 その他のせり科野菜 しょうが りんご その他のベリー類果実 その他の果実 ごまの種子 その他のオイルシード その他のスパイス 牛 豚及びその他の陸生哺乳類に属する動物の筋肉 脂肪 肝臓 腎臓及び食用部分 乳 鶏及びその他の家きんの筋肉 脂肪 肝臓 腎臓 食用部分及び卵については JMPRの評価に用いられた残留試験データを用いてEDI 試算をした 牛 豚及び鶏の筋肉及び脂肪については 筋肉及び脂肪の摂取量に TMDI 試算では筋肉及び脂肪のうち高い方の基準値 ( 案 ) を乗じ EDI 試算では高い方の平均的残留濃度を乗じて試算した 鶏の筋肉及び脂肪 家きんの筋肉及び脂肪 については 動物用医薬品の対象動物における残留試験での鶏の皮膚の平均残留濃度 (0.15 ppm) を用いて暴露評価を実施した 魚介類 については 摂取する魚介類を内水面 ( 湖や河川 ) 魚介類 海産魚介類及び遠洋魚介類に分け それぞれ海産魚介類での推定残留濃度を内水面魚介類の 1/5 遠洋魚介類での推定残留濃度を 0 として算出した係数 (0.31) を推定残留濃度に乗じた値を用いて EDI 試算した なつみかんの果実全体 レモン オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) グレープフルーツ ライム 及び その他のかんきつ類果実 については みかんの作物残留試験成績より算出した可食部係数 (0.0099) を乗じた値を使用した

172 ( 別紙 4-1) フェニトロチオンの推定摂取量 ( 短期 ): 国民全体 (1 歳以上 ) 食品名 ( 基準値設定対象 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) 評価に用いた数値 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) ESTI/ARfD (%) 米 ( 玄米 ) 米 小麦 小麦 大麦 大麦 麦茶 とうもろこし スイートコーン そば そば 大豆 大豆 小豆類 いんげん らっかせい らっかせい ばれいしょ ばれいしょ かんしょ かんしょ ごぼう ごぼう たまねぎ たまねぎ ねぎ ( リーキを含む ) ねぎ その他のゆり科野菜 にんにくの芽 らっきょう その他のせり科野菜 せり トマト トマト なす なす きゅうり ( ガーキンを含む ) きゅうり かぼちゃ ( スカッシュを含む ) かぼちゃ ズッキーニ しろうり しろうり すいか すいか メロン類果実 メロン ほうれんそう ほうれんそう しょうが しょうが 未成熟えんどう 未成熟えんどう ( さや ) 未成熟えんどう ( 豆 ) 未成熟いんげん 未成熟いんげん えだまめ えだまめ しいたけ しいたけ ずいき その他の野菜 もやし れんこん そら豆 ( 生 ) みかん みかん なつみかんの果実全体 なつみかん レモン レモン オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) オレンジ オレンジ果汁 グレープフルーツ グレープフルーツ きんかん その他のかんきつ類果実 ぽんかん ゆず すだち りんご りんご りんご果汁 日本なし 日本なし 西洋なし 西洋なし もも もも すもも ( プルーンを含む ) プルーン うめ うめ おうとう ( チェリーを含む ) おうとう いちご いちご ぶどう ぶどう かき かき その他の果実 いちじく ごまの種子 ごまの種子 ぎんなん ぎんなん くり くり くるみ くるみ 茶 緑茶類 ESTI: 短期推定摂取量 (Estimated Short-Term Intake) ESTI/ARfD(%) の値は 有効数字 1 桁 ( 値が 100 を超える場合は有効数字 桁 ) とし四捨五入して算出した : 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用いて短期摂取量を推計した なつみかん果実全体 レモン オレンジ( ネーブルオレンジを含む ) グレープフルーツ 及び その他のかんきつ類果実 は みかんの作物残留試験成績より算出した可食部係数 (0.0099) を乗じた値を使用した いちご については GAP 内の作物残留試験成績 3 例における最大残留濃度 (.99 ppm; 回,1 日 ) が過剰 (4 回 ) した作物残留試験を含めた4 例の作物残留試験においてもHRとなることから 暴露評価には.99 ppmを使用した

173 ( 別紙 4-) 食品名 ( 基準値設定対象 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) 米 ( 玄米 ) 米 小麦 小麦 大麦 ESTI/ARfD (%) 大麦 麦茶 とうもろこし スイートコーン 大豆 大豆 らっかせい らっかせい ばれいしょ ばれいしょ かんしょ かんしょ ごぼう ごぼう たまねぎ たまねぎ ねぎ ( リーキを含む ) ねぎ トマト トマト なす なす きゅうり ( ガーキンを含む ) きゅうり かぼちゃ ( スカッシュを含む ) かぼちゃ すいか すいか メロン類果実 メロン ほうれんそう ほうれんそう 未成熟えんどう フェニトロチオンの推定摂取量 ( 短期 ): 幼小児 (1~6 歳 ) 未成熟えんどう ( さや ) 未成熟えんどう ( 豆 ) 未成熟いんげん 未成熟いんげん えだまめ えだまめ しいたけ しいたけ もやし その他の野菜れんこん みかんみかん オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) りんご 評価に用いた数値 (ppm) オレンジ オレンジ果汁 りんご りんご果汁 日本なし 日本なし もも もも うめ うめ いちご いちご ぶどう ぶどう かき かき 茶 緑茶類 ESTI: 短期推定摂取量 (Estimated Short-Term Intake) ESTI/ARfD(%) の値は 有効数字 1 桁 ( 値が 100 を超える場合は有効数字 桁 ) とし四捨五入して算出した : 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用いて短期摂取量を推計した なつみかん果実全体 レモン オレンジ( ネーブルオレンジを含む ) グレープフルーツ 及び その他のかんきつ類果実 は みかんの作物残留試験成績より算出した可食部係数 (0.0099) を乗じた値を使用した いちご については GAP 内の作物残留試験成績 3 例における最大残留濃度 (.99 ppm, 回,1 日 ) が過剰 (4 回 ) した作物残留試験を含めた4 例の作物残留試験においてもHRとなることから 暴露評価には.99 ppmを使用した

174 ( 参考 ) これまでの経緯 昭和 36 年 1 月 6 日初回農薬登録平成 17 年 11 月 9 日残留農薬基準告示平成 1 年 10 月 日農林水産省から厚生労働省へ農薬登録申請に係る連絡及び基準値設定依頼 ( 魚介類 ) 平成 年 9 月 4 日厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請平成 6 年 6 月 3 日食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知 平成 8 年 10 月 1 日農林水産省から厚生労働省へ農薬登録申請に係る連絡及び基準値設定依頼 ( 適用拡大 : ねぎ トマト等 ) 平成 9 年 1 月 4 日厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請平成 9 年 8 月 日食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知平成 30 年 10 月 日薬事 食品衛生審議会へ諮問平成 30 年 10 月 5 日薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会 薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会 [ 委員 ] 穐山浩 国立医薬品食品衛生研究所食品部長 石井里枝 埼玉県衛生研究所副所長 ( 兼 ) 食品微生物検査室長 井之上浩一立命館大学薬学部薬学科臨床分析化学研究室准教授 折戸謙介 麻布大学獣医学部生理学教授 魏民 大阪市立大学大学院医学研究科分子病理学准教授 佐々木一昭東京農工大学大学院農学研究院動物生命科学部門准教授 佐藤清 元一般財団法人残留農薬研究所理事 佐野元彦 東京海洋大学海洋生物資源学部門教授 永山敏廣 明治薬科大学薬学部特任教授 根本了 国立医薬品食品衛生研究所食品部第一室長 二村睦子 日本生活協同組合連合会組織推進本部長 宮井俊一 一般社団法人日本植物防疫協会技術顧問 由田克士 大阪市立大学大学院生活科学研究科公衆栄養学教授 吉成浩一 静岡県立大学薬学部衛生分子毒性学分野教授 ( : 部会長 )

175 答申 ( 案 ) フェニトロチオン 食品名 残留基準値 ppm 米 ( 玄米をいう ) 0. 小麦 1 大麦 6 ライ麦 6 とうもろこし 0. そば 6 注 1) その他の穀類 6 大豆 0.05 注 ) 小豆類 0.3 えんどう 0.3 そら豆 0. らっかせい 0.05 注 3) その他の豆類 0.3 ばれいしょ 0.05 かんしょ 0.05 こんにゃくいも 0.0 さとうきび 0.1 西洋わさび 0.1 ごぼう 0.03 注 4) その他のきく科野菜 0.1 たまねぎ 0.05 ねぎ ( リーキを含む ) 0.3 注 5) その他のゆり科野菜 0.1 注 6) その他のせり科野菜 0.1 トマト 0.7 なす 0.5 きゅうり ( ガーキンを含む ) 0.3 かぼちゃ ( スカッシュを含む ) 0. しろうり 0.1 すいか 0.01 メロン類果実 0.0 ほうれんそう 0.1 しょうが 0.1 未成熟えんどう 0.3 未成熟いんげん 0.05 えだまめ 0.5 しいたけ 0.0 注 7) その他の野菜 0.5 みかん 0.05 なつみかんの果実全体 3 レモン 10 オレンジ ( ネーブルオレンジを含む ) 10 グレープフルーツ 10 ライム 10 注 1) その他の穀類 とは 穀類のうち 米 小麦 大麦 ライ麦 とうもろこし及びそば以外のものをいう 注 ) いんげん ささげ サルタニ豆 サルタピア豆 バター豆 ペギア豆 ホワイト豆 ライマ豆及びレンズを含む 注 3) その他の豆類 とは 豆類のうち 大豆 小豆類 えんどう そら豆 らっかせい及びスパイス以外のものをいう 注 4) その他のきく科野菜 とは きく科野菜のうち ごぼう サルシフィー アーティチョーク チコリ エンダイブ しゅんぎく レタス及びハーブ以外のものをいう 注 5) その他のゆり科野菜 とは ゆり科野菜のうち たまねぎ ねぎ にんにく にら アスパラガス わけぎ及びハーブ以外のものをいう 注 6) その他のせり科野菜 とは せり科野菜のうち にんじん パースニップ パセリ セロリ みつば スパイス及びハーブ以外のものをいう 注 7) その他の野菜 とは 野菜のうち いも類 てんさい さとうきび あぶらな科野菜 きく科野菜 ゆり科野菜 せり科野菜 なす科野菜 うり科野菜 ほうれんそう たけのこ オクラ しようが 未成熟えんどう 未成熟いんげん えだまめ きのこ類 スパイス及びハーブ以外のものをいう

176 食品名 残留基準値 ppm 注 8) その他のかんきつ類果実 10 りんご 0.5 日本なし 0.3 西洋なし 0.3 もも 0. ネクタリン 0.05 あんず ( アプリコットを含む ) 0.05 すもも ( プルーンを含む ) 0.0 うめ 0. おうとう ( チェリーを含む ) 0.3 いちご 5 ぶどう 0. かき 0.8 注 9) その他の果実 1 ごまの種子 7 注 10) その他のオイルシード 7 ぎんなん 0.05 くり 0.03 くるみ 0.05 茶 0.1 注 11) その他のスパイス 5 注 1) その他のハーブ 0.1 牛の筋肉 0.05 豚の筋肉 0.05 その他の陸棲哺乳類に属する動物注 13) の筋肉 0.05 牛の脂肪 0.05 豚の脂肪 0.05 その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪 0.05 牛の肝臓 0.05 豚の肝臓 0.05 その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓 0.05 牛の腎臓 0.05 豚の腎臓 0.05 その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓 0.05 注 14) 牛の食用部分 0.05 豚の食用部分 0.05 その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分 0.05 乳 0.01 鶏の筋肉 0.05 その他の家きん注 15) の筋肉 0.05 鶏の脂肪 0.4 その他の家きんの脂肪 0.4 鶏の肝臓 0.05 その他の家きんの肝臓 0.05 鶏の腎臓 0.05 注 8) その他のかんきつ類果実 とは かんきつ類果実のうち みかん なつみかん なつみかんの外果皮 なつみかんの果実全体 レモン オレンジ グレープフルーツ ライム及びスパイス以外のものをいう 注 9) その他の果実 とは 果実のうち かんきつ類果実 りんご 日本なし 西洋なし マルメロ びわ もも ネクタリン あんず すもも うめ おうとう ベリー類果実 ぶどう かき バナナ キウィー パパイヤ アボカド パイナップル グアバ マンゴー パッションフルーツ なつめやし及びスパイス以外のものをいう 注 10) その他のオイルシード とは オイルシードのうち ひまわりの種子 ごまの種子 べにばなの種子 綿実 なたね及びスパイス以外のものをいう 注 11) その他のスパイス とは スパイスのうち 西洋わさび わさびの根茎 にんにく とうがらし パプリカ しょうが レモンの果皮 オレンジの果皮 ゆずの果皮及びごまの種子以外のものをいう 注 1) その他のハーブ とは ハーブのうち クレソン にら パセリの茎 パセリの葉 セロリの茎及びセロリの葉以外のものをいう 注 13) その他の陸棲哺乳類に属する動物 とは 陸棲哺乳類に属する動物のうち 牛及び豚以外のものをいう 注 14) 食用部分 とは 食用に供される部分のうち 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓以外の部分をいう 注 15) その他の家きん とは 家きんのうち 鶏以外のものをいう

177 食品名 残留基準値 ppm その他の家きんの腎臓 0.05 鶏の食用部分 0.05 その他の家きんの食用部分 0.05 鶏の卵 0.05 その他の家きんの卵 0.05 魚介類 0.3

178 答申 ( 案 ) 食品一般の成分規格の6() 検体食品カカオ豆コーヒー豆 検体グリホサート ジクロルボス及びナレド ビオレスメトリン及びピレトリンに係る試験を行う場合にあっては豆 それ以外の場合にあっては外皮を除去したもの豆 < 参考 > 現在以下のとおりとする改正の手続き中であり これを更に改正するもの 食品一般の成分規格の6() 検体食品カカオ豆コーヒー豆 検体グリホサート ジクロルボス及びナレド ビオレスメトリン ピレトリン及びフェニトロチオンに係る試験を行う場合にあっては豆 それ以外の場合にあっては外皮を除去したもの豆 現行の クロロタロニル の検体は 豆 であるが 平成 30 年 7 月 1 日に開催した薬 事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会でカカオ豆の基準値を削除する 案が採択された

179 フルトリアホール 今般の残留基準の検討については 関連企業から 国外で使用される農薬等に係る残留基準値の設定及び改正に関する指針について に基づく残留基準の設定要請がなされたことに伴い 食品安全委員会において食品健康影響評価がなされたことを踏まえ 農薬 動物用医薬品部会において審議を行い 以下の報告を取りまとめるものである 1. 概要 (1) 品目名 : フルトリアホール [ Flutriafol (ISO) ] () 用途 : 殺菌剤トリアゾール系殺菌剤である 病原菌類の細胞膜の主要な構成成分であるエルゴステロールの生合成においてステロール前駆体の C14 位脱メチル化を阻害することにより殺菌効果を示すと考えられている (3) 化学名及び CAS 番号 (RS)-1-(-Fluorophenyl)-1-(4-fluorophenyl)-- (1H-1,,4-triazol-1-yl)ethan-1-ol (IUPAC) Triazole, 5-chloro--[(3,4,4-trifluoro-3-buten-1-yl)sulfonyl]- (CAS:No ) (4) 構造式及び物性 分子式 C 16 H 13 F N 3 O 分子量 水溶解度 g/l (0 ) 分配係数 log 10 Pow =.3 (0 ) ( ラセミ体 R 体 :S 体 =1:1)

180 . 適用の範囲及び使用方法本剤は 国内では農薬登録がなされていない 海外での適用の範囲及び使用方法は以下のとおり 今回 おうとうに係る残留基準の設定についてインポートトレランス申請がされている (1) 海外での使用方法 1 50 g/l フルトリアホール水和剤 ( 豪州 ) 作物名適用使用量 栽培期間中の 総使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 本剤の総使用回数 うどんこ病 50~00 g 収穫 80 日 回 大麦雲形病 ai/ha 前まで 土壌 ( ただし 大麦 大麦網斑病 150~00 g ai/ha うどんこ病 6.5~15 g ai/ha 100~00 g ai/ha 収穫 110 日 前まで 収穫 49 日 前まで 1 回 混和 土壌混和は1 回以内 は1 回以内 ) ai:active ingredient( 有効成分 ) 1.5% フルトリアホール水和剤 (EU) 作物名 適用 使用量 栽培期間中の総使用量使用時期 本剤の使用使用回数方法 うどんこ病葉枯病ごま葉枯病 小麦 さび病雲形病なまぐさ黒穂病黒穂病等 15 g ai/ha 50 g ai/ha - 回 注 )-: 規定されていない項目 3 1.5% フルトリアホール水和剤 ( 米国 ) 1 回当たりの使用本剤の使用栽培期間中の作物名適用量回数総使用量黒腐病ぶどう 18 g ai/ha 7 回 896 g ai/ha うどんこ病 使用時期 収穫 14 日前 まで 使用方 法

181 4 11.8% フルトリアホールフロアブル剤 ( 米国 ) 作物名 適用 1 回あたりの使用量 本剤の使用回数 栽培期間中の総使用量 使用時期 使用方法 うどんこ病 核果類 灰星病褐色腐敗病 17.5 g ai/ha 4 回以内 510 g ai/ha 収穫 7 日前まで 葉枯病 3. 作物残留試験 (1) 分析の概要 海外 1 分析対象物質 フルトリアホール 分析法の概要試料からアセトニトリル 水 (7:3) 混液で抽出し トルエンに転溶後 シリカゲルカラム及びグラファイトカーボン NH 積層カラムを用いて精製した後 ガスクロマトグラフ 質量分析計 (GC-MS) で定量する 定量限界 :0.01 mg/kg () 作物残留試験結果 海外で実施された作物残留試験の結果の概要については別紙 及び 1-3 を参照 4. 畜産物における推定残留濃度本剤については 飼料として給与した作物を通じ家畜の筋肉等への移行が想定されることから 飼料の最大給与割合等から算出した飼料中の残留農薬濃度と動物飼養試験の結果を用い 以下のとおり畜産物中の推定残留濃度を算出した (1) 分析の概要 海外 1 分析対象物質 フルトリアホール 分析法の概要筋肉 肝臓 腎臓及び卵はアセトニトリルで抽出し 乳はアセトニトリル ジクロロメタン混液で抽出し 脂肪はアセトニトリル飽和 n-ヘキサンに溶解後 アセトニトリルで抽出する GPCを用いて精製した後 必要に応じてシリカゲルカラムを用い

182 て精製し GC-MS で定量する 定量限界 :0.01 mg/kg () 家畜残留試験 ( 動物飼養試験 ) 1 乳牛における残留試験乳牛に対して 飼料中濃度として5 16 及び50 ppmに相当する量のフルトリアホールを含むゼラチンカプセルを9 日間にわたり摂食させ 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓に含まれるフルトリアホールの濃度をGC-MSで測定した また 乳については 最終投与 及び8 日後に採取した乳に含まれるフルトリアホールの濃度をGC-MSで測定した 結果は表 1を参照 表 1. 乳牛の組織中の残留濃度 (mg/kg) 5 ppm 投与群 16 ppm 投与群 50 ppm 投与群 筋肉 <0.01( 最大 ) <0.01( 最大 ) 0.07( 最大 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) 0.04( 平均 ) 脂肪 <0.01( 最大 ) 0.0( 最大 ) 0.34( 最大 ) <0.01( 平均 ) - ( 平均 ) 0.19( 平均 ) 肝臓 0.03( 最大 ) 0.77( 最大 ) 1.95( 最大 ) <0.01( 平均 ) - ( 平均 ) 1.83( 平均 ) 腎臓 <0.01( 最大 ) 0.0( 最大 ) 0.15( 最大 ) <0.01( 平均 ) - ( 平均 ) <0.10( 平均 ) 乳 <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) <0.01( 平均 ) 定量限界 : 0.01 mg/kg -: 記載無し 上記の結果に関連して JMPR では乳牛及び肉牛における MDB 注 1) を 10.5 ppm STMR dietary burden 注 ) を 4. ppm と評価している 注 1) 最大飼料由来負荷 (Maximum Dietary Burden:MDB): 飼料として用いられる全ての飼料品目に農薬が残留基準まで残留していると仮定した場合に 飼料の摂取によって畜産動物が暴露されうる最大濃度 飼料中残留濃度として表示される 注 ) 平均的飼料由来負荷 (STMR dietary burden 又はmean dietary burden): 飼料として用いられる全ての飼料品目に農薬が平均的に残留していると仮定した場合に ( 作物残留試験から得られた残留濃度の中央値を試算に用いる ) 飼料の摂取によって畜産動物が暴露されうる最大濃度 飼料中濃度として表示される

183 乳牛及び羊における残留試験 ( 豪州 ) 豪州においては 飼料中濃度として55 及び150 ppmに相当する量のフルトリアホールを含む飼料を7 日間にわたり摂食させ 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓に含まれるフルトリアホールの濃度をGC-MSで測定した 結果は表 を参照 表. 乳牛及び羊の組織中の残留濃度 (mg/kg) 55 ppm 投与群 150 ppm 投与群 筋肉脂肪肝臓腎臓 乳牛 <0.0( 最大 ) - 羊 - <0.0( 最大 ) 乳牛 <0.0( 最大 ) - 羊 - 0.1( 最大 ) 乳牛 0.7( 最大 ) - 羊 ( 最大 ) 乳牛 0.03( 最大 ) - 羊 - <0.0( 最大 ) 乳乳牛 <0.0( 最大 ) - 定量限界 : 0.0 mg/kg -: 記載無し 3 産卵鶏を用いた残留試験産卵鶏に対して 飼料中濃度として 及び 5.0 ppm に相当する量のフルトリアホールを含むゼラチンカプセルを 9 日間にわたり摂食させ 筋肉 脂肪及び肝臓に含まれるフルトリアホールの濃度を測定した また 卵については 最終投与 及び 8 日後に採取した卵に含まれるフルトリアホールの濃度を GC-MS で測定した 結果は表 3 を参照 表 3. 産卵鶏の組織中の残留濃度 (mg/kg) 0.5 ppm 投与群 1.5 ppm 投与群 5.0 ppm 投与群 筋肉 <0.01( 最大 ) -( 最大 ) <0.01( 最大 ) <0.01( 平均 ) -( 平均 ) ( 平均 ) 脂肪 <0.01( 最大 ) -( 最大 ) 0.07( 最大 ) <0.01( 平均 ) -( 平均 ) 0.06( 平均 ) 肝臓 <0.01( 最大 ) -( 最大 ) 0.10( 最大 ) <0.01( 平均 ) -( 平均 ) 0.07( 平均 ) 卵 <0.01( 最大 ) -( 最大 ) 0.04( 最大 ) <0.01( 平均 ) -( 平均 ) 0.03( 平均 ) 定量限界 : 0.01 mg/kg -: 記載無し

184 上記の結果に関連して JMPR は 産卵鶏の MDB を 1.35 ppm STMR dietary burden を 0.75 ppm と評価している (3) 推定残留濃度乳牛について MDB 又はSTMR dietary burdenと家畜残留試験結果から 畜産物中の推定残留濃度を算出した 結果は表 4-1 及び4-を参照 推定残留濃度はフルトリアホール濃度で示した 表 4-1. 畜産物中の推定残留濃度 : 乳牛 (mg/kg) 筋肉脂肪肝臓腎臓乳 乳牛 (<0.008) (0.008) (0.77) 上段 : 最大残留濃度下段括弧内 : 平均的な残留濃度 (0.008) < (<0.006) 表 4-. 畜産物中の推定残留濃度 : 鶏 (mg/kg) 筋肉脂肪肝臓卵 産卵鶏 <0.007 (0.0015) < (0.009) 0.07 (0.0105) (0.0045) 5.ADI 及びARfDの評価食品安全基本法 ( 平成 15 年法律第 48 号 ) 第 4 条第 1 項第 1 号の規定に基づき 食品安全委員会あて意見を求めたフルトリアホールに係る食品健康影響評価において 以下のとおり評価されている (1)ADI 無毒性量 :1.05 mg/kg 体重 /day( 発がん性は認められなかった ) ( 動物種 ) 雄ラット ( 投与方法 ) 混餌 ( 試験の種類 ) 慢性毒性 / 発がん性併合試験 ( 期間 ) 年間安全係数 :100 ADI:0.01 mg/kg 体重 /day ()ARfD 無毒性量 :7.5 mg/kg 体重 /day ( 動物種 ) ウサギ ( 投与方法 ) カプセル経口 ( 試験の種類 ) 発生毒性試験

185 ( 期間 ) 妊娠 6~18 日 安全係数 :100 ARfD:0.075 mg/kg 体重 6. 諸外国における状況 JMPR における毒性評価が行われ 011 年に ADI 及び ARfD が設定されている 国際基準はバナナ コーヒー豆等に設定されている 米国 カナダ EU 豪州及びニュージーランドについて調査した結果 米国においてりんご ぶどう等に カナダにおいてとうもろこし ぶどう等に EU においてバナナ トマト等に 豪州において大麦等に基準値が設定されている 7. 基準値案 (1) 残留の規制対象フルトリアホールとする なお 食品安全委員会は 食品健康影響評価において 農産物及び畜産物中の暴露評価対象物質をフルトリアホール ( 親化合物のみ ) としている () 基準値案 別紙 のとおりである (3) 暴露評価 1 長期暴露評価 1 日当たり摂取する農薬等の量のADIに対する比は 以下のとおりである 詳細な暴露評価は別紙 3 参照 EDI/ADI(%) 注 ) 国民全体 (1 歳以上 ) 6.0 幼小児 (1~6 歳 ) 14.6 妊婦 6.4 高齢者 (65 歳以上 ) 6. 注 ) 各食品の平均摂取量は 平成 17 年 ~19 年度の食品摂取頻度 摂取量調査の特別集計業務報告書による EDI 試算法 : 作物残留試験成績の平均値 各食品の平均摂取量 短期暴露評価各食品の短期推定摂取量 (ESTI) を算出したところ 国民全体 (1 歳以上 ) 及び幼小児 (1~6 歳 ) のそれぞれにおける摂取量は急性参照用量 (ARfD) を超えていない注 ) 詳細な暴露評価は別紙 4-1 及び4- 参照

186 注 ) 基準値案 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用い 平成 17~19 年度の食品摂取頻度 摂取量調査及び平成 年度の厚生労働科学研究の結果に基づ き ESTI を算出した

187 フルトリアホールの作物残留試験一覧表 (EU) ( 別紙 1-1) 農作物 小麦 ( 穀粒 ) 試験圃場数 試験条件 剤型使用量 使用方法回数経過日数 1 圃場 A: g ai/ha 4 圃場 A:0.0 1 圃場 A:< 圃場 A: ~15 g ai/ha 55 圃場 A: ,4 圃場 A:0.04( 回,4 日 ) 1 13~15 g ai/ha 4 圃場 A: % 水和剤 1~14 g ai/ha 35,4 圃場 A:<0.01( 回,35 日 ) 1 11~15 g ai/ha 86 圃場 A:< g ai/ha 53 圃場 A: ~16 g ai/ha 68 圃場 A:< ,4 圃場 A:0.01( 回,35 日 ) 15~16 g ai/ha 1 35 圃場 A: ~130 g ai/ha 圃場 A: ~17 g ai/ha 圃場 A:< g ai/ha 36 圃場 A:0.0 注 1) 残留濃度 (mg/kg) 注 1) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した

188 フルトリアホールの作物残留試験一覧表 ( 米国 ) ( 別紙 1-) 農作物 おうとう ( 果実 ) ぶどう ( 果実 ) 試験圃場数 % フロアブル 13 剤型使用量 使用方法回数経過日数 1.5% 水和剤 試験条件 16~131 g ai/ha 総使用量 :508~51 g ai/ha 18 g ai/ha 圃場 A:0.31 圃場 B:0.6 圃場 C:0.86 圃場 D:0.193 圃場 E:0.660 圃場 F:0.40 圃場 G:0.460 圃場 H:0.350 圃場 I:0.446 圃場 J:0.96 圃場 K:0.433 圃場 L:0.348 圃場 M:0.303 圃場 N:0.46 圃場 0:0.40 圃場 P: ,1,8 圃場 A:0.45(7 回,1 日 ) 圃場 B:0.39 圃場 C:0.34 圃場 D:0.1 圃場 E:0.1 圃場 F:0.44 圃場 G:0.15 圃場 H:0.7 圃場 I: ,1,8 圃場 J:0.41 圃場 K:0.89 圃場 L:0.61 圃場 M: g ai/ha 14 圃場 A:0.45(#) 注 ) 注 1) 残留濃度 (mg/kg) 注 1) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付しているが 経時的に測定されたデータがある場合において 収穫までの期間が最短の場合にのみ最大残留濃度が得られるとは限らないため 最大使用条件以外で最大残留濃度が得られた場合は その使用回数及び経過日数について ( ) 内に記載した 注 )(#) 印で示した作物残留試験成績は 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した 注 3) 今回 新たに提出された作物残留試験成績に網を付けて示している

189 フルトリアホールの作物残留試験一覧表 ( 豪州 ) ( 別紙 1-3) 農作物 大麦 試験圃場数 剤型使用量 使用方法回数経過日数 50 g/l フロアブル 試験条件 00 g ai/ha 土壌混和 + 15 g ai/ha 300 g ai/ha 土壌混和 + 15 g ai/ha 45 圃場 A:<0.01(#) 注 ) 66 圃場 B:<0.01 注 1) 残留濃度 (mg/kg) 45 圃場 A:<0.01(#) 66 圃場 B:<0.01(#) 1 00 g ai/ha 土壌混和 圃場 A:< g ai/ha 土壌混和 圃場 B:<0.01(#) 注 1) 当該農薬の登録又は申請された適用の範囲内で最も多量に用い かつ最終使用から収穫までの期間を最短とした場合の作物残留試験 ( いわゆる最大使用条件下の作物残留試験 ) を複数の圃場で実施し それぞれの試験から得られた残留濃度の最大値を示した 表中 最大使用条件下の作物残留試験条件に アンダーラインを付している 注 )(#) 印で示した作物残留試験成績は 登録又は申請された適用の範囲内で行われていないことを示す また 適用範囲内ではない試験条件を斜体で示した

190 農薬名 フルトリアホール ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm 登録有無 国際基準 ppm 参考基準値 外国基準値 作物残留試験成績等 ppm ppm 小麦 EU <0.003~0.10(n=16)(EU) 大麦 豪州 <0.01(#)(n=6)( 豪州 ) とうもろこし 大豆 らっかせい てんさい キャベツ 1.5 カリフラワー 1.5 ブロッコリー 1.5 しゅんぎく レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) 1.5 セロリ 3 3 トマト ピーマン その他のなす科野菜 1 1 きゅうり ( ガーキンを含む ) かぼちゃ ( スカッシュを含む ) しろうり その他のうり科野菜 りんご 日本なし 西洋なし マルメロ びわ 0.3 ネクタリン あんず ( アプリコットを含む ) すもも ( プルーンを含む ) うめ おうとう ( チェリーを含む ) IT 米国 0.193~0.666(n=16)( 米国 ) いちご 1.5 ぶどう 米国 0.15~0.89(n=14)( 米国 ) バナナ 綿実 なたね コーヒー豆 牛の筋肉 豪州 1 豚の筋肉 豪州 ( 牛の筋肉参照 ) その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉 豪州 ( 牛の筋肉参照 ) 牛の脂肪 豪州 1 豚の脂肪 豪州 ( 牛の脂肪参照 ) その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪 豪州 ( 牛の脂肪参照 ) 牛の肝臓 豪州 1 豚の肝臓 豪州 ( 牛の肝臓参照 ) その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓 豪州 ( 牛の肝臓参照 ) 牛の腎臓 豪州 1 豚の腎臓 豪州 ( 牛の腎臓参照 ) その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓 豪州 ( 牛の腎臓参照 )

191 農薬名 フルトリアホール ( 別紙 ) 食品名 基準値案 ppm 基準値現行 ppm 登録有無 国際基準 ppm 参考基準値 外国基準値 ppm 作物残留試験成績等 ppm 牛の食用部分 豪州 ( 牛の肝臓参照 ) 豚の食用部分 豪州 ( 牛の肝臓参照 ) その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分 豪州 ( 牛の肝臓参照 ) 乳 豪州 1 鶏の筋肉 豪州 1 その他の家きんの筋肉 豪州 ( 鶏の筋肉参照 ) 鶏の脂肪 豪州 1 その他の家きんの脂肪 豪州 ( 鶏の脂肪参照 ) 鶏の肝臓 豪州 1 その他の家きんの肝臓 豪州 ( 鶏の肝臓参照 ) 鶏の腎臓 豪州 ( 鶏の肝臓参照 ) その他の家きんの腎臓 豪州 ( 鶏の肝臓参照 ) 鶏の食用部分 豪州 ( 鶏の肝臓参照 ) その他の家きんの食用部分 豪州 ( 鶏の肝臓参照 ) 鶏の卵 豪州 1 その他の家きんの卵 豪州 ( 鶏の卵参照 ) とうがらし ( 乾燥させたもの ) 申請 ( 国内における登録 承認等の申請 インホ ートトレランス申請 ) 以外の理由により本基準 ( 暫定基準以外の基準 ) を見直す基準値案については 太枠線で囲んで示した (#) これらの作物残留試験は 登録又は申請の範囲内で試験が行われていないことを示す 1) 現行の基準値は当時の豪州の基準値を参照して設定したものであり 現在も豪州において基準値が設定されていることを考慮し 現行の基準値を維持することとする ) 加工食品である とうがらし ( 乾燥させたもの ) について 国際基準が設定されているが 加工係数を用いて原材料中の濃度に換算した値が当該原材料の基準値案を超えないことから 基準値を設定しないこととする 基準値が設定されていない加工食品については 原材料の基準値に基づき加工係数を考慮して適否を判断することとしている なお 本物質について JMPRはとうがらし ( 乾燥させたもの ) の加工係数を10と算出している

192 食品名 フルトリアホール推定摂取量 ( 単位 :μg/ 人 /day) 基準値案 (ppm) 暴露評価に用いた数値 (ppm) 国民全体 (1 歳以上 ) TMDI 国民全体 (1 歳以上 ) EDI 幼小児 (1~6 歳 ) TMDI 幼小児 (1~6 歳 ) EDI 妊婦 TMDI 妊婦 EDI ( 別紙 3) 高齢者高齢者 (65 歳以上 ) (65 歳以上 ) TMDI EDI 小麦 大麦 とうもろこし 0.01 ## 大豆 らっかせい 0. ## てんさい 0.0 ## キャベツ カリフラワー ブロッコリー レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) セロリ 3 ## トマト ピーマン その他のなす科野菜 1 ## きゅうり ( ガーキンを含む ) かぼちゃ ( スカッシュを含む ) しろうり その他のうり科野菜 0.3 ## りんご 日本なし 西洋なし マルメロ ネクタリン あんず ( アプリコットを含む ) すもも ( プルーンを含む ) うめ おうとう ( チェリーを含む ) ## いちご ## ぶどう ## バナナ 0.3 ## 綿実 なたね 0.5 ## コーヒー豆 0. ## 陸棲哺乳類の肉類 筋肉 脂肪 陸棲哺乳類の食用部分 ( 肉類除く ) 陸棲哺乳類の乳類 家きんの肉類 家きんの卵類 計 ADI 比 (%) TMDI: 理論最大 1 日摂取量 (Theoretical Maximum Daily Intake) TMDI 試算法 : 基準値案 各食品の平均摂取量 EDI: 推定 1 日摂取量 (Estimated Daily Intake) EDI 試算法 : 作物残留試験成績の平均値 各食品の平均摂取量 : 個別の作物残留試験がないことから 暴露評価を行うにあたり基準値 ( 案 ) の数値を用いた 小麦 大麦 おうとう及びぶどう以外は JMPRで評価されたSTMRを用いてEDI 試算をした 陸棲哺乳類の肉類 については TMDI 計算では 牛 豚 その他の陸棲哺乳類に属する動物の筋肉 脂肪の摂取量にその範囲の基準値案で最も高い値を乗じた また EDI 計算では 畜産物中の平均的な残留農薬濃度を用い 摂取量の筋肉及び脂肪の比率をそれぞれ 80% 0% として試算した

193 ( 別紙 4-1) フルトリアホールの推定摂取量 ( 短期 ): 国民全体 (1 歳以上 ) 食品名 ( 基準値設定対象 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) 評価に用いた数値 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) ESTI/ARfD (%) 小麦 小麦 大麦 麦茶 とうもろこし スイートコーン 大豆 大豆 らっかせい らっかせい キャベツ キャベツ カリフラワー カリフラワー ブロッコリー ブロッコリー レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) レタス類 セロリ セロリ トマト トマト ピーマン ピーマン その他のなす科野菜 とうがらし ( 生 ) ししとう きゅうり ( ガーキンを含む ) きゅうり かぼちゃ ( スカッシュを含む ) かぼちゃ ズッキーニ しろうり しろうり その他のうり科野菜りんご とうがんりんご にがうりりんご果汁 日本なし 日本なし 西洋なし 西洋なし すもも ( プルーンを含む ) プルーン うめ うめ おうとう ( チェリーを含む ) おうとう いちご いちご ぶどう ぶどう バナナ バナナ ESTI: 短期推定摂取量 (Estimated Short-Term Intake) ESTI/ARfD(%) の値は 有効数字 1 桁 ( 値が 100 を超える場合は有効数字 桁 ) とし四捨五入して算出した : 作物残留試験における最高残留濃度 (HR) 又は中央値 (STMR) を用いて短期摂取量を推計した

194 ( 別紙 4-) 食品名 ( 基準値設定対象 ) 食品名 (ESTI 推定対象 ) 基準値案 (ppm) ESTI (μg/kg 体重 /day) ESTI/ARfD (%) 小麦 小麦 大麦 麦茶 とうもろこし スイートコーン 大豆 大豆 らっかせい らっかせい キャベツ キャベツ ブロッコリー ブロッコリー レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) レタス類 トマト トマト ピーマン ピーマン きゅうり ( ガーキンを含む ) きゅうり かぼちゃ ( スカッシュを含む ) かぼちゃ りんご りんご りんご果汁 日本なし 日本なし うめ うめ いちご いちご ぶどう ぶどう バナナ バナナ ESTI: 短期推定摂取量 (Estimated Short-Term Intake) ESTI/ARfD(%) の値は 有効数字 1 桁 ( 値が 100 を超える場合は有効数字 桁 ) とし四捨五入して算出した : 最高残留濃度 (HR) を用いて短期摂取量を推計した フルトリアホールの推定摂取量 ( 短期 ): 幼少児 (1~6 歳 ) 評価に用いた数値 (ppm)

195 ( 参考 ) これまでの経緯 平成 1 年 11 月 5 日平成 年 4 月 16 日平成 4 年 3 月 1 日平成 4 年 6 月 13 日平成 4 年 6 月 日平成 4 年 11 月 7 日平成 5 年 3 月 1 日 インポートトレランス設定の要請 ( 果実 豆等 ) 厚生労働大臣から食品安全委員会委員長あてに残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知薬事 食品衛生審議会へ諮問薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会残留農薬基準告示 平成 9 年 10 月 1 日平成 9 年 10 月 6 日平成 30 年 5 月 日平成 30 年 10 月 日平成 30 年 10 月 5 日 インポートトレランス設定の要請 ( おうとう ) 厚生労働大臣から残留基準設定に係る食品健康影響評価について要請食品安全委員会委員長から厚生労働大臣あてに食品健康影響評価について通知薬事 食品衛生審議会へ諮問薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会 薬事 食品衛生審議会食品衛生分科会農薬 動物用医薬品部会 [ 委員 ] 穐山浩 国立医薬品食品衛生研究所食品部長 石井里枝 埼玉県衛生研究所副所長 ( 兼 ) 食品微生物検査室長 井之上浩一立命館大学薬学部薬学科臨床分析化学研究室准教授 折戸謙介 麻布大学獣医学部生理学教授 魏民 大阪市立大学大学院医学研究科分子病理学准教授 佐々木一昭東京農工大学大学院農学研究院動物生命科学部門准教授 佐藤清 元一般財団法人残留農薬研究所理事 佐野元彦 東京海洋大学海洋生物資源学部門教授 永山敏廣 明治薬科大学薬学部特任教授 根本了 国立医薬品食品衛生研究所食品部第一室長 二村睦子 日本生活協同組合連合会組織推進本部長 宮井俊一 一般社団法人日本植物防疫協会技術顧問 由田克士 大阪市立大学大学院生活科学研究科公衆栄養学教授 吉成浩一 静岡県立大学薬学部衛生分子毒性学分野教授 ( : 部会長 )

196 答申 ( 案 ) フルトリアホール 食品名 残留基準値 ppm 小麦 0. 大麦 0. とうもろこし 0.01 大豆 0.4 らっかせい 0. てんさい 0.0 キャベツ カリフラワー ブロッコリー レタス ( サラダ菜及びちしゃを含む ) セロリ 3 トマト 0.8 ピーマン 1 1) その他のなす科野菜注 1 きゅうり ( ガーキンを含む ) 0.3 かぼちゃ ( スカッシュを含む ) 0.3 しろうり 0.3 ) その他のうり科野菜注 0.3 りんご 0.4 日本なし 0.4 西洋なし 0.4 マルメロびわ 0.4 ネクタリン 0.6 あんず ( アプリコットを含む ) 0.6 すもも ( プルーンを含む ) 0.4 うめ 0.6 おうとう ( チェリーを含む ) いちご ぶどう バナナ 0.3 綿実 0.5 なたね 0.5 コーヒー豆 0. 牛の筋肉 0.05 豚の筋肉 0.05 その他の陸棲哺乳類に属する動物注 3) の筋肉 0.05 牛の脂肪 0.05 豚の脂肪 0.05 その他の陸棲哺乳類に属する動物の脂肪 0.05 牛の肝臓 0.5 豚の肝臓 0.5 その他の陸棲哺乳類に属する動物の肝臓 0.5 牛の腎臓 0.5 豚の腎臓 0.5 その他の陸棲哺乳類に属する動物の腎臓 0.5 注 4) 牛の食用部分 0.5 豚の食用部分 0.5 その他の陸棲哺乳類に属する動物の食用部分 0.5 乳 0.05 鶏の筋肉 0.05 その他の家きん注 5) の筋肉 0.05 鶏の脂肪 0.05 注 1) その他のなす科野菜 とは, なす科野菜のうち トマト ピーマン及びなす以外のものをいう 注 ) その他のうり科野菜 とは うり科野菜のうち きゅうり かぼちゃ しろうり すいか メロン類果実及びまくわうり以外のものをいう 注 3) その他の陸棲哺乳類に属する動物 とは 陸棲哺乳類に属する動物のうち 牛及び豚以外のものをいう 注 4) 食用部分 とは 食用に供される部分のうち 筋肉 脂肪 肝臓及び腎臓以外の部分をいう 注 5) その他の家きん とは 家きんのうち 鶏以外のものをいう

197 食品名 残留基準値 ppm その他の家きんの脂肪 0.05 鶏の肝臓 0.05 その他の家きんの肝臓 0.05 鶏の腎臓 0.05 その他の家きんの腎臓 0.05 鶏の食用部分 ) その他の家きんの食用部分注 0.05 鶏の卵 0.05 その他の家きんの卵 0.05

198 フルピリミン 今般の残留基準の検討については 農薬取締法に基づく新規の農薬登録申請に伴う基準値設定依頼並びに魚介類及び畜産物への基準値設定依頼が農林水産省からなされたことに伴い 食品安全委員会において食品健康影響評価がなされたことを踏まえ 農薬 動物用医薬品部会において審議を行い 以下の報告を取りまとめるものである 1. 概要 (1) 品目名 : フルピリミン [ Flupyrimin (ISO) ] () 用途 : 殺虫剤 ニコチン性アセチルコリン受容体に作用することにより殺虫効果を示すと考えられ ている (3) 化学名及び CAS 番号 (E)-N-{1-[(6-Chloropyridin-3-yl)methyl]pyridin-(1H)-ylidene}-,,- trifluoroacetamide (IUPAC) Acetamide, N-[1-[(6-chloro-3-pyridinyl)methyl]-(1H)-pyridinylidene]-,,- trifluoro-, [N(E)]- (CAS:No ) (4) 構造式及び物性 Cl N N N CF 3 O 分子式 C 13 H 9 ClF 3 N 3 O 分子量 水溶解度 g/l (0 ) 分配係数 log 10 Pow = 1.68 (5 )

199 . 適用の範囲及び使用方法 本剤の適用の範囲及び使用方法は以下のとおり (1) 国内での使用方法 % フルピリミンフロアブル 作物名適用希釈倍数使用液量使用時期 本剤の 使用 回数 使用 方法 フルピリミンを含む農薬 の総使用回数 稲 ウンカ類 ツマグロヨコバイ カメムシ類 100 倍 60~150 L/10 a 収穫 7 日 前まで 回 以内 3 回以内 ( 移植時までの処理は 1 回以内 本田では 回以内 ).0% フルピリミン粒剤 作物名適用使用量使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フルピリミンを含む農薬の総使用回数 稲 ( 箱育苗 ) イネドロオイムシイネミズゾウムシウンカ類ツマグロヨコバイニカメイチュウ 育苗箱 ( cm 使用土壌約 5 L) 1 箱当たり 50 g 移植 3 日前 ~ 移植当日 1 回 育苗箱の上から均一にする 3 回以内 ( 移植時までの処理は 1 回以内 本田では 回以内 ) 3. 作物残留試験 (1) 分析の概要 1 分析対象物質 フルピリミン 1-(6-クロロ-3-ピリジルメチル) ピリジン-(1H)-イミン ( 以下 代謝物 Aという ) 代謝物 A 分析法の概要 ⅰ) フルピリミン及び代謝物 A 試料を水で膨潤後 アセトン 水 (4:1) 混液で抽出し SAXカラム及びスチレンジビニルベンゼン共重合体カラムを用いて精製した後 液体クロマトグラフ タンデム型質量分析計 (LC-MS/MS) で定量する

200 なお 代謝物 A の分析値は 換算係数 1.44 を用いてフルピリミン濃度に換算し た値として示した 定量限界 : フルピリミン 0.01 mg/kg 代謝物 A 0.0 mg/kg( フルピリミン換算濃度 ) () 作物残留試験結果 国内で行われた作物残留試験の結果の概要については別紙 1 を参照 4. 魚介類における推定残留濃度 本剤については水系を通じた魚介類への残留が想定されることから 本剤の水産動植 注 1) 物被害予測濃度及び生物濃縮係数 (BCF:Bioconcentration Factor) から 以下のと おり魚介類中の推定残留濃度を算出した (1) 水産動植物被害予測濃度 本剤が水田においてのみ使用されることから 水田 PECtier 注 ) を算出したところ 水田 PECtier は 0.4 µg/l となった () 生物濃縮係数本剤はオクタノール / 水分配係数 (log 10 Pow) が1.68であり 魚類濃縮性試験が実施されていないことから BCFについては実測値が得られていない このため log 10 Pow から 回帰式 (log 10 BCF = 0.80 log 10 Pow - 0.5) を用いて6.67 L/kgと算出された (3) 推定残留濃度 (1) 及び () の結果から フルピリミンの水産動植物被害予測濃度 :0.4 µg/l BCF:6.67 L/kg とし 下記のとおり推定残留濃度を算出した 推定残留濃度 = 0.4 µg/l (6.67 L/kg 5)= 14 µg/kg = mg/kg 注 1) 農薬取締法第 3 条第 1 項第 6 号に基づく水産動植物の被害防止に係る農薬の登録保留基準設定における規定に準拠注 ) 水田中や河川中での農薬の分解や土壌 底質への吸着 止水期間等を考慮して算出 ( 参考 ) 平成 19 年度厚生労働科学研究費補助金食品の安心 安全確保推進研究事業 食品中に残留する農薬等におけるリスク管理手法の精密化に関する研究 分担研究 魚介類への残留基準設定法 報告書

201 5. 畜産物における推定残留濃度本剤については 飼料として給与した作物を通じ家畜の筋肉等への移行が想定されることから, 飼料の最大給与割合等から算出した飼料中の残留農薬濃度と動物飼養試験の結果を用い 以下のとおり畜産物中の推定残留濃度を算出した (1) 分析の概要 1 分析対象物質 フルピリミン 代謝物 A -(6-クロロニコチンアミド ) 酢酸 ( 以下 代謝物 Dという ) 代謝物 D 分析法の概要 ⅰ) フルピリミン 代謝物 A 及び代謝物 D 試料からアセトニトリル 次いでアセトニトリル 水 (1:1) 混液で抽出する フルピリミン及び代謝物 Aは 筋肉 肝臓 腎臓 乳及び卵については HLBカラムを用いて精製した後 LC-MS/MSで定量する 脂肪については n-ヘキサンで洗浄した後 HLBカラムを用いて精製し 溶出液をn-ヘキサンで洗浄した後 LC-MS/MS で定量する 代謝物 Dは HLBカラムを用いて精製し 溶出液をn-ヘキサンで洗浄した後 LC-MS/MSで定量する 定量限界 : フルピリミン 代謝物 A 代謝物 D 0.01 mg/kg 0.01 mg/kg 0.01 mg/kg () 家畜残留試験 ( 動物飼養試験 ) 1 乳牛における残留試験乳牛 ( ホルスタイン種 3 頭 ) に対して 及び45.7 ppmのフルピリミンを含む飼料を8~30 日間にわたり摂食させ 筋肉 脂肪 肝臓 腎臓及び乳に含まれるフルピリミン 代謝物 A 及び代謝物 Dの濃度をLC-MS/MSで測定した 乳については 毎日 回 ( 午前及び午後 ) 採乳し 投与 及び8 日後に採取した乳に含まれるフルピリミン 代謝物 A 及び代謝物 Dの濃度をLC-MS/MSで測定した 結果は表 1を参照

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