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1 富士フイルム和光純薬のトランスフェクション試薬 ScreenFect 大量発現用トランスフェクション試薬 ScreenFect UP-293 高性能な汎用トランスフェクション試薬 ScreenFect A plus 安価な汎用トランスフェクション試薬 ScreenFect A mrna 専用トランスフェクション試薬 ScreenFect mrna sirna 専用トランスフェクション試薬 ScreenFect sirna 蛍光標識リポソームを使用したトランスフェクション試薬 ScreenFect Green & Red ScreenFect 専用トランスフェクションエンハンサー SFA P-reagent

2 トランスフェクション試薬の選択にご利用ください実績細胞一覧表 6well フォーマットでの実績 Transfection Efficiency (%) Product Mock ScreenFect A ScreenFect A plus Product A Product B No. Cell line DNA(µg) Reagent(µL) BT-549 0% 11% 20% 15% 33% 34% 34% 30% 31% 2 BxPC-3 0% 1% 18% 8% 3% 5% 6% 1% 2% 3 C32TG 0% 15% 45% 42% 31% 39% 46% 25% 37% 4 Colo 679 0% 8% 39% 39% 10% 11% 13% 1% 8% 5 Colon-26 0% 21% 28% 28% 15% 19% 18% 7% 7% 6 HSC-5 0% 0% 49% 37% 2% 4% 6% 2% 5% 7 KMP5 0% 3% 39% 43% 5% 8% 15% 6% 8% 8 KMP8 0% 5% 52% 55% 9% 14% 18% 1% 1% 9 KP-3L 0% 2% 6% 5% 0% 1% 1% 0% 0% 10 Mewo 0% 30% 48% 41% 49% 52% 49% 27% 26% 11 MIA-Paca2 0% 37% 53% 48% 30% 48% 43% 52% 13% 12 MMT % 3% 11% 7% 8% 11% 16% 11% 1% 13 MM-RU 0% 3% 58% 55% 52% 60% 54% 15% 15% 14 MNK45 0% 25% 30% 20% 4% 8% 9% 2% 2% 15 OCUG-1 0% 1% 47% 31% 8% 20% 29% 5% 7% 16 RD 0% 2% 31% 31% 25% 30% 27% 30% 30% 17 SK-MEL-2 0% 3% 20% 22% 44% 45% 41% 32% 29% 18 SK-MEL-28 0% 4% 27% 31% 3% 4% 7% 1% 2% 19 T.Tn 0% 1% 31% 37% 29% 35% 30% 31% 28% 20 U251 MG 0% 30% 51% 45% 30% 39% 41% 39% 52% フォーマットでの実績 Transfection Efficiency (%) Product Mock ScreenFect A ScreenFect A plus Product A Product B No. Cell line DNA(µg) Reagent(µL) T - 89% 72% 66% 57% 72% 65% 58% 67% 2 3LL - 20% 35% 26% 13% 22% 22% 8% 13% 3 4T1-26% 47% 30% 14% 22% 27% 3% 7% 4 A549-38% 59% 49% 51% 45% 40% 21% 38% 5 B16-8% 29% 19% 12% 12% 21% 21% 19% 6 DLD-1-30% 40% 34% 36% 45% 52% 21% 27% 7 G-361-3% 5% 5% 16% 18% 16% 8% 25% 8 G % 27% 25% 22% 20% 19% 15% 19% 9 HCC1954-4% 7% 7% 15% 9% 10% 15% 11% 10 HeLa - 44% 51% 38% 41% 39% 37% 18% 22% 11 Hep G2-15% 8% 9% 8% 8% 14% 33% 32% 12 HOS - 6% 17% 11% 27% 30% 38% 19% 24% 13 HSC-1-18% 32% 25% 23% 24% 24% 12% 20% 14 HT % 57% 50% 62% 54% 47% 20% 26% 15 HT29-56% 60% 54% 17% 32% 23% 12% 22% 16 HuH-7-32% 43% 35% 29% 44% 46% 41% 61% 17 JMU-RTK-2 (RTN-4N) - 11% 51% 44% 27% 35% 43% 34% 49% 18 MCF7-34% 50% 36% 30% 31% 31% 32% 30% 19 NMuMG - 1% 6% 7% 30% 51% 72% 6% 10% 20 SW620-1% 22% 14% 19% 18% 15% 8% 11% 1

3 Mock ScreenFect A Cell Viability (%) ScreenFect A plus Product A Product B % 16% 27% 19% 11% 28% 41% 7% 9% 1% 3% 19% 15% 7% 10% 12% 7% 8% 0% 3% 9% 12% 32% 43% 52% 3% 16% 1% 6% 17% 22% 40% 45% 53% 2% 9% 26% 46% 29% 29% 44% 45% 31% 28% 39% 1% 0% 5% 7% 10% 16% 23% 1% 2% 1% 1% 5% 9% 6% 10% 16% 2% 3% 0% 1% 14% 20% 1% 2% 2% 1% 1% 15% 28% 39% 37% 13% 13% 15% 11% 12% 18% 36% 49% 47% 50% 68% 68% 46% 59% 98% 98% 98% 98% 98% 98% 99% 98% 97% 96% 98% 98% 98% 97% 98% 97% 96% 93% 1% 2% 10% 10% 8% 18% 29% 3% 3% 4% 13% 16% 15% 3% 4% 4% 4% 4% 6% 8% 30% 36% 20% 43% 61% 6% 9% 1% 2% 10% 13% 18% 45% 52% 2% 3% 2% 4% 21% 20% 32% 48% 45% 9% 13% 4% 11% 51% 44% 30% 42% 48% 10% 18% 1% 1% 11% 13% 19% 36% 39% 5% 6% 5% 11% 7% 6% 9% 6% 6% 6% 5% 実験条件 検出時間トランスフェクション後 24 時間 6well 陽性細胞率をフローサイトメトリーにより測定 細胞生存率 Propidium Iodide(PI) 染色後 フローサイトメトリーにより測定 Cell Viability (%) Mock ScreenFect A ScreenFect A plus Product A Product B % 64% 68% 90% 91% 92% 90% 90% - 85% 79% 84% 88% 86% 86% 88% 91% - 97% 98% 96% 96% 98% 98% 98% 98% - 88% 86% 89% 92% 87% 89% 92% 92% - 86% 80% 81% 93% 93% 91% 94% 92% - 95% 92% 93% 93% 95% 96% 96% 94% - 92% 91% 92% 95% 94% 94% 93% 94% - 92% 88% 69% 91% 92% 89% 94% 93% - 91% 92% 90% 78% 76% 83% 90% 80% - 91% 89% 93% 88% 88% 93% 92% 93% - 87% 64% 50% 91% 92% 86% 90% 89% - 85% 65% 61% 81% 88% 91% 91% 93% - 87% 85% 77% 92% 96% 88% 94% 86% - 84% 77% 66% 88% 77% 81% 87% 89% - 96% 94% 92% 93% 89% 91% 95% 96% - 74% 72% 75% 81% 83% 78% 70% 69% - 93% 89% 86% 92% 95% 93% 95% 94% - 92% 92% 90% 87% 90% 89% 92% 89% - 95% 92% 92% 94% 98% 97% 94% 95% - 96% 86% 83% 92% 90% 94% 96% 94% 実験条件 検出時間 トランスフェクション後 24 時間 陽性細胞率を フローサイトメトリーにより測定 細胞生存率 トリパンブルー染色後 セルカウンターにより測定 本データは埼玉医科大学医学部微生物学教室村上先生に取得いただきました 2

4 富士フイルム和光純薬のトランスフェクション試薬 ScreenFect シリーズとは? ScreenFect シリーズは クリックケミストリーによってスクリーニングされた新規カチオン性リポソームから構成されるトランスフェク ション試薬です 様々な真核生物由来の細胞に使用でき 抗生物質や血清を含む培地にも直接添加できます またトランスフェクショ ン後の培地交換が不要です さらに構成試薬中に毒劇物を含んでいません 研究者が語る ScreenFect シリーズの特記すべきポイント ( 和光純薬時報 Vol.86 No.3(2018 年 7 月号 ) より一部引用, 著者 : 埼玉医科大学医学部微生物学教室高木先生 村上先生 ) 1) One-Step 法の簡便さ 従来より幅広く利用されているリポフェクション試薬の多くは 遺伝子導入の前日に目的の細胞を調整 ( 播種 ) しておく必要がある ま た リポソームと DNA の複合体形成を妨げるため 抗生物質フリーや血清フリーの培養液を用いて培養しておかなければならない それに対して ScreenFect シリーズでは このような操作は必要ない さらに目的の細胞を前日から調整しておく必要がなく 遺伝 子導入実験の当日に 本試薬を用いて目的の遺伝子を導入することができる 使用する細胞は抗生物質も血清も含んでいる培地で も遺伝子導入を行えるので 時間的に制約される場合でも細胞の調整や培地交換の必要がなく 非常に簡便にスムーズに遺伝子導 入を行うことができる 2) 遺伝子導入効率の高さ ScreenFect A および ScreenFect A plus を使用し ヒト胃がん細胞株 MNK45 細胞とヒト膵がん ( 肝転移 ) 細胞株である KMP8 細胞を用いて遺伝子導入効率と生存率の例を示す 尚 導入した遺伝子は (Green Fluorescent Protein) をコードする pcaggs-e を使用し 生存率の確認には Propidium Iodide(PI) 染色を行い フローサイトメーターを用いて比較した MNK45 細胞 ( 図 1) では他社製品と比較して 生存率はわずかに低下するものの 遺伝子導入効率が非常に高いことが確認された 遺伝子導入効率は他社と比較して 5~8 倍高い結果となった KMP8 細胞 ( 図 2) でも同様に 生存率はわずかに低下するが 遺伝子導入効率が非常に高い 他社と比較して 8 倍以上高い導入効率を示した 他社製品では非常に導入効率が低い細胞でも ScreenFect シリーズを用いることで確実に目的の遺伝子を効率よく導入することができるうえに 前日からの細胞調整も必要なく 数多く市販されている遺伝子導入試薬の中で非常に有効な試薬だと考えられる 遺伝子導入試薬 ( ポリマー ) の細胞毒性については ScreenFect A plus でやや高い様に見える 遺伝子導入後の実験評価項目にもよるが 十分な遺伝子発現が得られる利点の前には大きな障壁になる様には見えない魅力がある ScreenFect シリーズ使用文献数の推移 ScreenFect を使用している文献数を集計 当社調べ 3

5 RLU 大量発現用トランスフェクション試薬 ScreenFect UP-293 ScreenFect UP-293 は Expi293 Expression System および FreeStyle 293 Expression System 用のトランスフェクション試薬 です 組換え抗体やタンパク質の大量発現に適しています トランスフェクション後に添加する ScreenFect UP-293 Booster が細胞 のタンパク質発現量を大きく高めます 本製品にはトランスフェクション試薬のみ含まれます 細胞および培地は含まれません トランスフェクション試薬を変えるだけで組換えタンパク質の大量発現が可能 安価な大量発現用トランスフェクション試薬 キット構成 構成品 100mL 用 1L 用 ScreenFect UP-293 Transfection Reagent 200µL 1mL 2 ScreenFect UP-293 Dilution Buffer 6.7mL 67mL ScreenFect UP-293 Booster 500µL 5mL Expi293F 細胞を用いたルシフェラーゼアッセイ 50,000 40,000 30,000 20,000 Luciferase assay (Expi293F cells) Expi293F 細胞へ分泌型 Luc 発現ベクターを各種トランスフェクション試薬を用いて導入し Expi293 TM expression mediumで培養した 培養スケールは30mLで実施し 96 時間後に培養上清を回収後 ルシフェラーゼアッセイによって発光強度を測定した 10,000 0 他社品 A 他社品 B ScreenFect UP-293 ScreenFect UP-293 は 他社品 A と同等 また他社品 B よりも 高いルシフェラーゼ発現量を示しました Expi293F 細胞における IgG 産生量比較 Expi293F 細胞へ H 鎖 L 鎖発現ベクターを各種トランスフェク ション試薬を用いて導入し Expi293 expression medium で培 養した 培養スケールは 30mL で実施し 120 時間後に培養上清 を一部回収した 回収した培養上清の電気泳動後に CBB 染色に て発現量を比較した 1 ScreenFect TM UP 他社品 A 3 ネガティブコントロール ScreenFect UP-293 は 他社品 A と同等の IgG 発現量を示しました Expi293 TM Freestyle TM Expi293F TM は Thermo Fisher Scientific 社の登録商標です コードNo. 製品名 容量 希望納入価格 ( 円 ) ml 用 7,500 ScreenFect UP L 用 63,000 4

6 mtesr 1 培地 StemSure hpsc 培地 高性能な汎用トランスフェクション試薬 ScreenFect A plus ScreenFect A plus は 導入効率を重視したトランスフェクション試薬です 従来品のScreenFect Aに比べてDNA:Reagent 混合比率の適用レンジが大幅に広くなり 最適条件の検討にかかる手間が少なくなりました DNA:Reagent 混合比率レンジ拡大 One-Step 法により本解析まで1 日短縮 導入困難細胞への高効率トランスフェクション 低コスト キット構成 構成品 0.2mL 1mL 1mL 5 ScreenFect A plus Transfection Reagent 0.2mL 1mL 1mL 5 ScreenFect A plus Dilution Buffer 10mL 50mL 50mL 5 本品に附属している Dilution Buffer は別売り ( コード No , 50mL) も行っております ips 細胞 (201B7 株 ) への遺伝子導入 Phase 細胞数 5x10 5 cells/well 検出時間 トランスフェクション後 72 時間 12well プラスミド DNA 量 4μg/assay 1 μg/well :0.5 μl/well 備考 ScreenFect A plus reagent および plasmid DNA は Opti-MEM で希釈した Phase 細胞数 5x10 5 cells/well 検出時間 トランスフェクション後 72 時間 12well プラスミド DNA 量 1μg/assay 1 μg/well :2 μl/well 備考 ScreenFect A plus reagent および plasmid DNA は Opti-MEM で希釈した A549 細胞への遺伝子導入 ScreenFect A plus 他社品 A 他社品 B 導入効率 64% 23% 41% 細胞生存率 86% 92% 87% 検出時間トランスフェクション後 24 時間 陽性細胞率をフローサイトメトリーにより測定 細胞生存率トリパンブルー染色後 セルカウンターにより測定 1 μg/well :3 μl/well 培地 E-MEM + 10% FBS + 抗生物質 5

7 B16 細胞への遺伝子導入 ScreenFect A plus 他社品 導入効率 29% 12% 細胞生存率 80% 90% 検出時間トランスフェクション後 24 時間 陽性細胞率をフローサイトメトリーにより測定 細胞生存率トリパンブルー染色後 セルカウンターにより測定 0.5 μg/well :1.5 μl/well 培地 E-MEM + 10% FBS HeLa 細胞への遺伝子導入 ScreenFect A plus 他社品 A 他社品 B 導入効率 59% 24% 42% 細胞生存率 80% 92% 88% 検出時間トランスフェクション後 24 時間 陽性細胞率をフローサイトメトリーにより測定 細胞生存率トリパンブルー染色後 セルカウンターにより測定 1 μg/well :3 μl/well 培地 E-MEM + 10% FBS + 抗生物質 MCF-7 細胞への遺伝子導入 ScreenFect A plus 他社品 A 他社品 B 導入効率 45% 23% 29% 細胞生存率 92% 92% 88% 検出時間トランスフェクション後 24 時間 陽性細胞率をフローサイトメトリーにより測定 細胞生存率トリパンブルー染色後 セルカウンターにより測定 1 μg/well :3 μl/well 培地 E-MEM + 10% FBS + 抗生物質 MDCK 細胞への遺伝子導入 細胞生存率フローサイトメトリーにより測定 導入方法 ScreenFect A plus One-Step (Reverse 法 ) 他社品 A Two-Step (Forward 法 ) 1 μg/well :3 μl/well ScreenFect A plus 他社品 A 導入効率 39% 2% A549, B16, HeLa, MCF-7 細胞の結果は 埼玉医科大学医学部微生物学教室村上先生に取得いただきました コードNo. 製品名容量希望納入価格 ( 円 ) mL 9,000 ScreenFect A plus mL 35,000 6

8 Relative transfection efficiency 安価な汎用トランスフェクション試薬 ScreenFect A ScreenFect A はクリックケミストリーによってスクリーニングされた新規カチオン性リポソームから構成されるトランスフェクション試 薬です シリーズで最もコストダウンに貢献します DNA と sirna の導入が可能です 高い導入効率 & 低い細胞毒性 DNA & sirna 両方に使用可能 培地交換不要 & 血清存在下でも使用可能 キット構成 構成品 0.2mL 1mL 1mL 5 ScreenFect A Transfection Reagent 0.2mL 1mL 1mL 5 ScreenFect A Dilution Buffer 10mL 50mL 50mL 5 本品に附属している Dilution Buffer は別売り ( コード No , 50mL) も行っております リポソームライブラリーのトランスフェクション効率 ScreenFect A A 社従来品 DAPI Biomaterials Nov; 33(32): ScreenFect A A 社従来品 クリックケミストリーにより合成した新規カチオン性リポソームライブラリーを使用して 発現プラスミドを HEK293T 細胞に導入し た その結果 従来品よりも 陽性細胞を多く獲得できるリポソーム (ScreenFect A) を確認できた HEK293T への遺伝子導入 ScreenFect A 他社品 A 他社品 B 導入効率 91% 52% 73% 細胞生存率 87% 90% 91% 本データは 埼玉医科大学医学部微生物学教室村上先生に取得いただきました 検出時間トランスフェクション後 24 時間 陽性細胞率をフローサイトメトリーにより測定 細胞生存率トリパンブルー染色後 セルカウンターにより測定 培地 1 μg/well :3 μl/well High Glucose D-MEM + 10% FBS + 抗生物質 コード No. 製品名容量希望納入価格 ( 円 ) mL 8, ScreenFect A 1mL 30, mL 5 120,000 7

9 mrna 専用トランスフェクション試薬 ScreenFect mrna ScreenFect mrna は mrna トランスフェクション用試薬です DNA 導入とは異なり ゲノムへ DNA が組み込まれないため 細胞周 期の影響を受けずに短期間でタンパク質を発現できます mrna の直接導入が可能 長鎖 RNA 導入も可能 ウイルスベクターを使わず ips 細胞を樹立 キット構成 構成品 0.2mL 1mL ScreenFect mrna Transfection Reagent 0.2mL 1mL ScreenFect mrna Dilution Buffer 10mL 50mL 本品に附属している Dilution Buffer は別売り ( コード No , 50mL) も行っております HEK293 細胞への mrna の導入 Control ScreenFect TM A ScreenFect TM mrna A 社従来品 A 社新製品 検出時間トランスフェクション後 24 時間 96well トランスフェクション方法 One-Step (Reverse 法 ), 培地交換なし トランスフェクション試薬量 0.3μL/well RNA 量 mrna(trilink 社 #L-6101) 75ng/well 検出機器 Cytation3 microscope (BioTek 社 ) HeLa 細胞への E mrna の導入 (Two-Step 法, SFA P-reagent 添加 ) 細胞数 0.7x10 5 cells/well 検出時間トランスフェクション後 48 時間 mrna 量 0.1μg/assay mrna 量 : トランスフェクション試薬量 0.1 μg/well :0.4 μl/well SFA P-reagent 使用量 0.2μL/well(mRNA 量 (μg):sfa P-reagent(μL) = 1:2 ) コードNo. 製品名 容量 希望納入価格 ( 円 ) mL 12,000 ScreenFect mrna mL 47,000 8

10 sirna 専用トランスフェクション試薬 ScreenFect sirna ScreenFect sirna は sirna トランスフェクション用試薬です 高いノックダウン効率と低い細胞毒性で 効果的に遺伝子のノック ダウンを行うことができます 高いノックダウン効率 & 低い細胞毒性 sirna 導入最適化バッファー添付 培地交換不要 & 血清存在下でも使用可能 キット構成 構成品 0.2mL 1mL ScreenFect sirna Transfection Reagent 0.2mL 1mL ScreenFect sirna Dilution Buffer 10mL 50mL 本品に附属している Dilution Buffer は別売り ( コード No , 50mL) も行っております MEF 細胞への sirna 導入ノックダウン効率 LRP6 96 well sirna Target LRP6 導入条件 sirna (LRP6) : 1pmol Transfection Reagent : 0.1 μl Suspended Cells : 100 μl Loading control LRP6 sirna を MEF 細胞へ導入し 24 時間後にウェスタンブロットで LRP6 の発現量を調べた ScreenFect sirna は 他社品と同 等以上のノックダウン効率を示した HEK293 細胞での細胞毒性データ 96 well 染色ヘキスト染色 トランスフェクション 24 時間後に蛍光顕微鏡で HEK293 細胞への毒性を検証したところ 他社品 A と比べ ScreenFect sirna は低い細胞毒性を示した コードNo. 製品名 容量 希望納入価格 ( 円 ) mL 11,000 ScreenFect sirna mL 40,000 9

11 Phase YFP 蛍光標識リポソームを使用したトランスフェクション試薬 ScreenFect Green & Red ScreenFect Green & RedはScreenFect A のリポソームに蛍光標識を付加したトランスフェクション試薬です トランスフェクション後にリポソームが細胞へ導入されているか蛍光顕微鏡で観察できます トランスフェクション後の蛍光顕微鏡画像 ScreenFect Green ScreenFect Red 最大励起波長 469nm 560nm 最大蛍光波長 525nm 583nm 細胞 :HEK293T 導入遺伝子 : なし撮影 : 共焦点顕微鏡画像 (x40) ScreenFect Green ScreenFect Red コード No. 製品名容量希望納入価格 ( 円 ) mL 16,000 ScreenFect Green mL 60, mL 16,000 ScreenFect Red mL 49,000 本品に附属している Dilution Buffer は別売り ( コード No , 50mL) も行っております ScreenFect 専用トランスフェクションエンハンサー SFA P-reagent SFA P-reagent は ScreenFect を用いてプラスミド DNA や mrna を各種細胞に導入する際に一緒に使用することで導入分子の細 胞導入効率や発現レベルを向上させる効果があります 更に 本品を添加することによりトランスフェクション試薬の細胞毒性を顕著 に低下させることも確認しています 使用方法は SFA P-reagent:DNA/mRNA = 2μL:1μg の比率で混合するだけです LNCaP 細胞 ( ヒト前立腺がん ) における性能比較 LNCaP 細胞 ( 接着系 ) へ YFP 融合遺伝子の導入実験を行い 蛍光顕微鏡にて導入効率および発現効率を比較した SFA plus +SFA P-reagent One-Step 他社品 A 添加剤 SFA plus +SFA P-reagent Two-Step One-Step 細胞数 : cells/well 他社品 A 添加剤 検出時間 : トランスフェクション後 24 時間 : 1 μg/well :3 μg/well (SFA P-reagent 使用量 :2µL) Two-Step 細胞数 : cells/well 検出時間 : トランスフェクション後 24 時間 : 1 μg/well :3 μg/well (SFA P-reagent 使用量 :2µL) ScreenFect A plus と SFA P-reagent を用いることで 他社製品と同等以上の導入効率および発現効率を示した コードNo. 製品名容量希望納入価格 ( 円 ) μL 9,000 SFA P-reagent μL 20,000 10

12 実績データを豊富に取り揃えております ScreenFect 特設ホームページ ScreenFect の専用ホームページ ( では 実績細胞の導入効率実績検索やプロトコール集を公開しております まずはご自身の細胞の実績があるか調べてみましょう 導入効率実績検索 細胞を入力すれば 実績のある細胞とその条件が分かります プロトコール集 各 ScreenFect の推奨プロトコールを図入りで分かりやすくご紹介 トランスフェクション試薬をご検討の方へ ScreenFect サンプル提供中 気になる ScreenFect シリーズは サンプルを申し込んでみましょう 特設ページから簡単にお申し込みが可能です さらに評価アンケートにお答えいただいた方には素敵なプレゼントを差し上げております 1 ScreenFect 特設ホームページへアクセス 2 ページ内のサンプル申込みフォームにアクセス 3 必要事項を入力し 送信 4 弊社販売代理店よりサンプルをお届けします 5 評価後アンケートにご回答いただいた方にはさらに素敵なプレゼントをご提供

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