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1 作 成 相 続 ー 相 続 に 関 する 手 続 きの 進 め 方 ( 事 例 )ー 民 法 第 五 編 相 続 附 則 家 事 審 判 法 ( 家 庭 裁 判 所 ) 相 続 ドットコム( 主 な 参 考 資 料 ) 相 続 相 続 手 続 きホットライン 参 考 資 料

2 はじめに 実 際 に 相 続 が 発 生 してから 何 をすべきかを 具 体 的 に 解 説 したホームページです 以 下 では 実 際 に 相 続 が 発 生 してからの 手 続 きの 流 れについて 簡 単 に 説 明 していくとともに 実 際 に 相 続 が 起 きたときには 必 ずお 役 に 立 てると 自 負 している このホームページの 内 容 についてコメ ントさせていただきました 相 続 は 誰 の 身 にもいつかは 必 ず 訪 れる 避 けることのできないものです では 相 続 が 起 こった 場 合 に 残 された 人 は 何 をすべきでしょうか? 人 の 死 亡 ( 相 続 の 発 生 )から7 日 以 内 に 市 町 村 役 場 に 死 亡 届 を 提 出 することになります その 後 10ヶ 月 という 期 間 の 中 で 遺 言 書 の 有 無 の 確 認 から 始 まり 相 続 人 の 確 定 相 続 財 産 の 調 査 相 続 財 産 の 名 義 変 更 相 続 税 の 申 告 まで さまざまな 手 続 きを 行 っていくことになります このホームページは 以 上 の 手 続 きを 時 間 軸 に 沿 って 1つ1つ 場 面 を 分 けてわかりやすく 解 説 す ることにより 実 際 に 相 続 が 起 きて 何 から 手 を 付 けていいか 困 っている 人 たちのために 必 ずお 役 に 立 てるホームページが 完 成 したと 自 負 しております また このホームページは 税 務 のスペシャリストである 会 計 事 務 所 と 法 務 のスペシャリストで ある 司 法 書 士 がコラボレートして 作 成 した 画 期 的 なホームページです このホームページの 内 容 は 実 際 に 相 続 が 起 きたときに 必 ずお 役 に 立 てるものと 自 負 しております ので 実 際 の 相 続 にともなって 起 きる 紛 争 の 防 止 や 相 続 財 産 の 名 義 変 更 の 手 続 きなどに 活 用 して いただければ 幸 いです 2

3 相 続 開 始 後 のスケジュール( 事 例 ) 3

4 相 続 に 関 する 手 続 きの 進 め 方 ( 全 般 ) 相 続 に 関 する 大 まかな 手 続 きの 流 れ 1 遺 言 書 の 有 無 の 確 認 2 法 定 相 続 人 の 確 定 該 当 ページへ 内 訳 3 相 続 財 産 の 調 査 4 遺 産 の 分 割 ( 遺 産 分 割 協 議 書 作 成 等 ) 5 財 産 の 名 義 変 更 について 6 相 続 税 の 申 告 相 続 対 策 について 参 考 : 相 続 放 棄 4

5 全 般 相 続 に 関 する 大 まかな 手 続 きの 流 れ < 相 続 の 発 生 > 死 亡 の 日 から7 日 以 内 に 市 町 村 役 場 へ 死 亡 届 を 提 出 します 医 師 の 死 亡 診 断 書 が 必 要 になります < 遺 言 書 の 有 無 の 確 認 > 遺 言 書 があると 遺 言 書 の 内 容 を 前 提 として 手 続 きの 流 れが 大 きく 変 わってきます まず 最 初 に 遺 言 書 の 有 無 の 確 認 を することになります < 相 続 人 の 確 定 > 民 法 の 規 定 により 亡 くなった 人 ( 被 相 続 人 といいます)の 財 産 をもらう 権 利 のある 人 ( 法 定 相 続 人 といいます)が 決 まっ ています また 各 法 定 相 続 人 がどれくらいの 財 産 をもらう 権 利 があるのか( 法 定 相 続 分 といいます)も 民 法 の 規 定 によ り 確 定 することになります < 相 続 財 産 の 調 査 > 被 相 続 人 の 財 産 及 び 負 債 の 調 査 をします なお この 時 点 で 相 続 税 の 計 算 ができるようになりますので 実 際 に 相 続 税 が 課 税 されるかを 知 ることができます < 所 得 税 の 準 確 定 申 告 > 被 相 続 人 が 生 前 確 定 申 告 をしていた 場 合 は 死 亡 後 4ヶ 月 以 内 に 死 亡 した 年 の1 月 1 日 から 死 亡 時 までの 所 得 税 の 準 確 定 申 告 をします < 遺 産 分 割 協 議 > 遺 産 分 割 協 議 を 行 うかどうかは 法 定 相 続 人 の 自 由 ですが 遺 産 分 割 協 議 を 法 定 相 続 人 全 員 ですることにより 相 続 財 産 をどのように 分 配 するかを 決 めることができます < 相 続 財 産 の 名 義 変 更 > 不 動 産 預 貯 金 株 式 などの 被 相 続 人 名 義 の 財 産 を 各 相 続 人 の 名 義 に 変 更 する 手 続 きをします < 相 続 税 の 申 告 > 5 相 続 税 を 支 払 う 必 要 がある 場 合 は 税 務 署 に 相 続 税 の 申 告 をすることになります

6 1 遺 言 書 の 有 無 の 確 認 人 が 死 亡 すると 残 された 人 々は まず 死 亡 届 を 市 町 村 役 場 に 提 出 し 葬 儀 の 手 続 きに 入 ることにな ります 葬 儀 の 手 続 きや 大 切 な 人 を 亡 くされたという 思 いから 何 も 手 が 付 けられないという 状 態 に なってしまうとは 思 いますが 時 間 が 経 ってしまうと 様 々な 問 題 が 発 生 する 可 能 性 がありますので 亡 くなった 方 に 遺 言 があるかどうかの 確 認 だけはする 必 要 があります 相 続 の 手 続 きにおいて 最 も 優 先 されるのは 亡 くなられた 人 ( 被 相 続 人 といいます)の 意 思 です その 意 思 を 具 体 的 に 表 現 したものが 遺 言 ということになります 遺 言 があった 場 合 遺 言 執 行 者 によってその 内 容 どおりに 財 産 が 分 配 され 残 った 財 産 があれば 本 来 もらう 権 利 のある 人 ( 法 定 相 続 人 といいます)に 分 配 されることになります ただ 遺 言 の 内 容 があまりに 不 公 平 であった 場 合 には 民 法 の 規 定 により 本 来 もらう 権 利 のある 人 にある 程 度 の 財 産 ( 遺 留 分 )が 分 配 されるように 請 求 することができます 相 続 に 関 する 法 的 な 手 続 きにおいては まず 最 初 に 遺 言 書 の 有 無 を 確 認 しましょう MENU 遺 言 書 の 有 無 の 確 認 遺 言 書 の 内 容 の 確 認 遺 言 の 執 行 遺 留 分 について をクリックすることで 該 当 のページに 飛 びます そして このページに 戻 れるような 仕 組 みにして います 以 下 おなじような 仕 組 みで 作 成 しています 6

7 遺 言 書 の 有 無 の 確 認 遺 言 書 がある 場 合 には 勝 手 にその 遺 言 書 を 開 封 してはいけません 遺 言 書 の 形 式 によっては 家 庭 裁 判 所 で 開 封 の 手 続 き( 検 認 といいます)を 行 わないといけない 場 合 があります 勝 手 に 遺 言 書 を 開 封 してしまった 場 合 には 相 続 人 としての 権 利 を 失 う 可 能 性 がありますので 注 意 する 必 要 があ るでしょう 遺 言 書 がどのような 外 観 を 持 っているかによって 以 下 のように 対 応 が 変 わります < 公 正 証 書 遺 言 謄 本 と 記 載 してある 封 筒 がある 場 合 > この 場 合 の 遺 言 書 を 公 正 証 書 遺 言 といい 公 証 役 場 というところで 被 相 続 人 が 生 前 遺 言 書 を 作 成 していたとい うことになります 公 正 証 書 遺 言 は2 通 作 成 され 1 通 ( 謄 本 )は 被 相 続 人 が 所 持 し 1 通 ( 原 本 )は 公 証 役 場 で 保 管 されることにな ります この 場 合 は 公 証 役 場 に 遺 言 書 の 原 本 がありますので 取 りに 行 きましょう 公 証 役 場 で 原 本 を 受 け 取 った 場 合 には その 場 で 内 容 を 確 認 してもかまいません < 上 記 以 外 の 場 合 > それ 以 外 の 場 合 は そのままの 状 態 で 家 庭 裁 判 所 に 遺 言 書 を 持 っていかなければなりません この 場 合 家 庭 裁 判 所 で 開 封 の 手 続 き( 検 認 といいます)をすることになります なお 相 続 人 全 員 が 揃 っている 席 であっても 勝 手 に 開 封 することはできません 勝 手 に 遺 言 書 を 開 封 してしまっ た 場 合 には 相 続 人 としての 権 利 を 失 うこともありますので 注 意 してください 家 庭 裁 判 所 での 手 続 き: 遺 言 書 検 認 申 立 書 ( 家 庭 裁 判 所 に 備 え 付 け 用 紙 があります)に 記 載 事 項 を 記 入 し 申 立 て 人 の 戸 籍 謄 本 亡 く なられた 人 の 除 籍 謄 本 と 一 緒 に 家 庭 裁 判 所 に 提 出 することになります その 後 家 庭 裁 判 所 より 検 認 期 日 の 通 知 がきますので 検 認 期 日 に 家 庭 裁 判 所 へ 行 き 遺 言 書 の 検 認 調 書 を 作 成 してもらいます なお 家 庭 裁 判 所 で 検 認 の 手 続 きを 受 けたとしても 遺 言 書 が 法 律 に 適 合 した 内 容 でないと 法 律 的 な 効 果 は 生 じないことになります たとえ 裁 判 官 の 前 で 開 封 したとしても それはあくまで 開 封 の 手 続 き( 検 認 )であり 次 の 内 容 の 確 認 をしてはじめて 有 効 かどうかが 判 断 できることになります 7

8 遺 言 書 の 内 容 の 確 認 公 正 証 書 遺 言 の 場 合 は 遺 言 の 作 成 に 法 的 知 識 のある 公 証 人 が 関 わっていますので 必 ず 有 効 ということになりますので 遺 言 の 内 容 どおりに 相 続 の 手 続 きを 進 めていくことにな ります それ 以 外 の 遺 言 書 の 場 合 は 開 封 した 内 容 が 法 律 に 適 していない 場 合 は その 遺 言 書 自 体 が 無 効 ということになります 遺 言 書 が 有 効 であるかどうかの 判 断 は 以 下 の 箇 所 を 確 認 してください < 遺 言 書 が 有 効 であるかどうかの 判 断 > 遺 言 をした 本 人 の 自 筆 によること ワープロや 他 人 の 手 によって 書 かれた 遺 言 書 は 無 効 になります なお 公 正 証 書 遺 言 の 場 合 は 自 筆 でなくとも 有 効 になります 遺 言 書 を 作 成 した 日 が 記 載 されていること 日 付 がない 場 合 や 平 成 年 月 吉 日 などの 記 載 の 場 合 は 無 効 になります 印 鑑 が 押 されていること 印 鑑 は 押 してあれば 認 印 であっても 有 効 になります 遺 言 書 の 文 中 で 訂 正 した 箇 所 がある 場 合 には 捨 て 印 が 押 されていること この 場 合 は 遺 言 書 自 体 が 無 効 になるわけではありませんが 訂 正 された 文 字 数 加 入 した 文 字 数 が 書 かれてないと 訂 正 が 無 効 になります 例 字 削 除 字 加 入 8

9 遺 言 の 執 行 遺 言 書 の 内 容 が 有 効 であることが 確 認 できたら 遺 言 の 内 容 を 実 行 していく ことになります 遺 言 の 内 容 を 実 行 する 者 を 遺 言 執 行 者 といいますが 一 般 的 には 遺 言 書 の 中 で 誰 が 遺 言 執 行 者 になるか 決 められています もし 遺 言 書 の 中 で 遺 言 執 行 者 が 決 められていない 場 合 相 続 人 の 方 で 遺 言 執 行 者 を 決 めなければなりません その 場 合 には 家 庭 裁 判 所 に 申 し 立 て ることになり 家 庭 裁 判 所 で 遺 言 執 行 者 として 問 題 がないとされれば 選 任 さ れることになります 遺 言 執 行 者 になるための 特 別 な 資 格 は 必 要 ありませんが 通 常 の 場 合 には 中 立 的 な 立 場 にいて 専 門 的 な 知 識 を 持 つ 司 法 書 士 弁 護 士 税 理 士 などの 専 門 家 に 依 頼 することが 多 いでしょう 遺 言 執 行 者 が 選 任 されると 遺 言 書 の 内 容 に 従 って 相 続 財 産 の 調 査 財 産 目 録 の 作 成 相 続 財 産 の 交 付 の 順 に 手 続 きが 行 われることになります なお 遺 言 の 執 行 が 終 わった 時 点 で 被 相 続 人 の 財 産 が 他 にも 残 っている 場 合 には 次 のページ 以 降 の 手 続 きに 進 むことになります 9

10 全 般 1へ 遺 留 分 について 遺 言 書 は 前 述 のとおり 亡 くなられた 人 の 意 思 を 示 すものであり 相 続 の 手 続 きにおいて 最 も 優 先 するべきものですが 本 来 財 産 を もらうべき 配 偶 者 や 子 などの 今 後 の 生 活 などを 考 慮 し 亡 くなら れた 人 の 財 産 を 愛 人 にすべてを 与 えるなどといった 内 容 の 遺 言 があったとしても ある 程 度 の 相 続 財 産 の 分 配 を 請 求 できる 権 利 を 民 法 では 規 定 しています この 権 利 のことを 遺 留 分 といいます なお 遺 留 分 については 財 産 をもらう 権 利 のある 人 の 確 定 ( 法 定 相 続 人 の 確 定 )と 非 常 に 密 接 な 関 係 がありますので 次 のページ で 解 説 していくことにします 10

11 2 法 定 相 続 人 の 確 定 法 第 887 条 [ 子 代 襲 相 続 ]: 被 相 続 人 の 子 は 相 続 人 となる 部 分 的 掲 載 民 法 第 889 条 [ 直 系 尊 属 兄 弟 姉 妹 ]: 下 に 掲 げる 者 は 第 887 条 の 規 定 によって 相 続 人 となるべき 者 がない 場 合 には 下 の 順 位 に 従 って 相 続 人 となる 第 1 直 系 尊 属 但 し 親 等 の 異 なる 者 の 間 では その 近 い 者 を 先 にする 第 2 兄 弟 姉 妹 民 法 第 890 条 [ 配 偶 者 ]: 被 相 続 人 の 配 偶 者 は 常 に 相 続 人 となる この 場 合 において 前 3 条 の 規 定 よって 相 続 人 となるべき 者 があるときは その 者 と 同 順 位 と する 遺 言 書 の 有 無 の 確 認 は 終 わりました 遺 言 書 がなかった 場 合 あるいは 遺 言 が 執 行 された 後 に 財 産 が 残 ったという 場 合 には 法 定 相 続 人 が 相 続 財 産 を 受 け 継 ぐことになります 実 際 の 相 続 でも 遺 言 があるケースは 少 ないと 思 いますし これからの 手 続 きを 進 めていく 上 でも 法 定 相 続 人 の 確 定 は 重 要 なポイントに なります ここでは 民 法 に 規 定 されている 誰 がどのくらいの 割 合 で 相 続 するのか( 法 定 相 続 人 と 法 定 相 続 分 )について 詳 しく 解 説 していくことにしま す 法 定 相 続 人 について 法 定 相 続 分 について MENU 相 続 人 確 定 のための 必 要 手 続 き 遺 留 分 について 11

12 法 定 相 続 人 について 法 律 で 決 められた 相 続 人 のことを 法 定 相 続 人 といいます では 法 定 相 続 人 はどのような 規 定 で 決 まるのでしょうか? 誰 が 法 定 相 続 人 になるかは 民 法 の 規 定 により 確 定 していきます 民 法 では 配 偶 者 及 び 被 相 続 人 との 血 縁 の 深 い 者 を 優 先 的 に 法 定 相 続 人 とするように 規 定 しています 具 体 的 には 一 定 の 法 則 があり 以 下 のように 確 定 していきます 妻 または 夫 (= 配 偶 者 ) 常 に 法 定 相 続 人 となります 第 1 順 位 子 第 2 順 位 父 母 第 3 順 位 兄 弟 姉 妹 配 偶 者 とともに 常 に 法 定 相 続 人 となります 被 相 続 人 に 子 がいなかった 場 合 に 配 偶 者 とともに 法 定 相 続 人 となります 被 相 続 人 に 子 も 父 母 もいなかった 場 合 に 配 偶 者 とともに 法 定 相 続 人 となります 例 1: 被 相 続 人 に 妻 (= 配 偶 者 )と 子 がおり 父 母 がいる 場 合 配 偶 者 と 子 は 常 に 法 定 相 続 人 となります 父 母 は 子 がいるので 法 定 相 続 人 となりません 例 2: 被 相 続 人 に 妻 はいるが 子 はおらず 父 と 兄 がいる 場 合 配 偶 者 は 常 に 法 定 相 続 人 となります 被 相 続 人 に 子 がいなかった 場 合 なのでの 父 母 が 法 定 相 続 人 になります な お 兄 は 父 母 がいるので 法 定 相 続 人 となりません 例 3: 被 相 続 人 に 妻 はいるが 子 はおらず 父 母 がいないが 兄 がいる 場 合 配 偶 者 は 常 に 法 定 相 続 人 となりますので 法 定 相 続 人 です 被 相 続 人 に 子 も 父 母 もいないので 兄 が 法 定 相 続 人 に なります 例 4: 被 相 続 人 に 妻 子 はおらず 父 と 弟 がいる 場 合 被 相 続 人 に 子 妻 母 がいなかった 場 合 なので 父 が 法 定 相 続 人 です 弟 は 父 がいるので 法 定 相 続 人 となりません 12

13 2へ 少 し 特 殊 なケース: 被 相 続 人 に 子 はいるが 養 子 である 場 合 養 子 は 子 と 同 じように 扱 われますので 常 に 法 定 相 続 人 になります 被 相 続 人 の 妻 が 妊 娠 中 である 場 合 : 民 法 では 妻 が 妊 娠 中 である 場 合 に 生 まれてくる 子 の 権 利 を 保 護 するために 胎 児 を 既 に 生 まれた 子 と 同 じように 扱 っています よって 常 に 法 定 相 続 人 になります 代 襲 相 続 ( 孫 甥 の 場 合 )について: 被 相 続 人 に 子 がいたが 被 相 続 人 より 先 に 亡 くなっていた 場 合 その 子 の 子 (つまり 孫 )が 相 続 人 となります これ を 代 襲 相 続 といい 孫 を 代 襲 相 続 人 といいます 孫 が 代 襲 相 続 人 の 場 合 は 子 と 同 じように 扱 われますので 常 に 法 定 相 続 人 となります また 兄 弟 姉 妹 が 法 定 相 続 人 であったが 被 相 続 人 より 先 に 亡 くなっていた 場 合 にも その 兄 弟 姉 妹 の 子 (つまり 甥 )が 代 襲 相 続 人 となります 甥 は 兄 弟 姉 妹 と 同 じように 扱 われますので 被 相 続 人 に 子 も 父 母 もいなかった 場 合 には 配 偶 者 とともに 法 定 相 続 人 となります 法 定 相 続 人 としての 資 格 を 失 う 場 合 : 民 法 は 法 定 相 続 人 となる 者 を 決 めていますが その 資 格 を 失 う 場 合 も 決 めています その 制 度 には 欠 格 廃 除 の2つがあります 欠 格 : 相 続 の 争 いに 関 して 被 相 続 人 を 殺 そうとしたり 遺 言 書 を 偽 造 したというような 社 会 的 に 相 続 人 としてふさわしく ない 行 動 をとった 場 合 には 自 動 的 に 相 続 人 としての 資 格 を 失 うことになります これを 欠 格 といいます 廃 除 : 相 続 欠 格 ほど 犯 罪 性 はないものの 被 相 続 人 が 虐 待 や 侮 辱 を 受 けたりした 場 合 には 被 相 続 人 が 生 前 に ある いは 遺 言 で 家 庭 裁 判 所 に 申 し 立 てることにより 相 続 人 としての 資 格 を 失 わせることができます これを 廃 除 といい ます 13

14 2へ 法 定 相 続 分 について 法 定 相 続 人 が 誰 であるかを 確 定 することはできました 次 は それぞれの 法 定 相 続 人 が どれくらいの 割 合 で 相 続 することができるか を 確 定 していきます この 割 合 のことを 法 定 相 続 分 といいます 法 定 相 続 分 も 法 定 相 続 人 と 同 じように 民 法 の 規 定 により 以 下 のとおりに 確 定 していきます < 配 偶 者 と 子 が 法 定 相 続 人 であった 場 合 > それぞれ2 分 の1ずつの 割 合 になります 子 が 何 人 いても 配 偶 者 は2 分 の1の 割 合 になります 子 は 残 り2 分 の1を 人 数 分 で 均 等 に 割 ることになります 例 えば 子 が2 人 と 配 偶 者 が 法 定 相 続 人 であった 場 合 配 偶 者 は2 分 の1 子 はそれぞれ4 分 の1の 割 合 になります < 子 が 養 子 である 場 合 > 養 子 は 実 の 子 と 同 じ 扱 いになります 上 の 例 で 子 の 一 人 が 養 子 である 場 合 それぞれ4 分 の1の 割 合 になります < 被 相 続 人 に 配 偶 者 と 血 のつながりがない 子 がいる 場 合 > 例 えば 被 相 続 人 と 愛 人 との 間 に 子 がいたような 場 合 です 他 の 子 の2 分 の1の 割 合 になります 上 の 例 で 子 の 一 人 が 配 偶 者 と 血 のつながりがない 場 合 配 偶 者 と 血 のつながりのある 子 は6 分 の2 配 偶 者 と 血 のつながりのない 子 は6 分 の1の 割 合 になります < 配 偶 者 と 父 母 が 法 定 相 続 人 であった 場 合 > 配 偶 者 が3 分 の2の 割 合 になります 父 母 は 残 り3 分 の1を 人 数 分 で 均 等 に 割 ることになります 例 えば 父 母 と 配 偶 者 が 法 定 相 続 人 であった 場 合 配 偶 者 は3 分 の2 父 母 はそれぞれ6 分 の1の 割 合 になります < 配 偶 者 と 兄 弟 姉 妹 が 法 定 相 続 人 であった 場 合 > 配 偶 者 が4 分 の3の 割 合 になります 兄 弟 姉 妹 は 残 り4 分 の1を 人 数 分 で 均 等 に 割 ることになります 例 えば 兄 と 妹 と 配 偶 者 が 法 定 相 続 人 であった 場 合 配 偶 者 は4 分 の3 兄 と 妹 はそれぞれ8 分 の1の 割 合 になります < 配 偶 者 がいない 場 合 > ( 子 のみ あるいは 父 母 のみ または 兄 弟 姉 妹 が 法 定 相 続 人 であった 場 合 ) それぞれの 場 合 において 法 定 相 続 人 の 人 数 分 で 均 等 に 割 ることになります 例 えば 妻 がおらず 子 3 人 が 法 定 相 続 人 であった 場 合 それぞれ3 分 の1の 割 合 になります 14

15 2へ 相 続 人 確 定 のための 必 要 書 類 ここまでで 法 定 相 続 人 は 誰 なのか また 法 定 相 続 分 がどのくらいなのかの 判 断 はできたのではないでしょうか しかし それはあくまでも 身 内 のなかで 決 められたものであり 相 続 税 の 申 告 や 不 動 産 の 名 義 変 更 のためには そのことを 公 に 証 明 する 書 類 を 用 意 する 必 要 があります 具 体 的 な 必 要 書 類 は 戸 籍 謄 本 などになりますので 被 相 続 人 の 出 生 から 死 亡 までの 戸 籍 謄 本 を 取 得 しましょう 取 得 した 戸 籍 謄 本 を 確 認 していく 上 で 被 相 続 人 が 生 前 に 子 を 認 知 していたこ となどが 発 覚 する 可 能 性 があります この 場 合 には 法 定 相 続 人 や 法 定 相 続 分 が 変 わってくる 場 合 がありますので 慎 重 に 確 認 をしましょう また 相 続 を 受 ける 側 の 法 定 相 続 人 についても 現 在 の 戸 籍 謄 本 を 取 得 して おきましょう 15

16 全 般 2へ 遺 留 分 について 遺 言 の 有 無 の 確 認 でも 触 れましたが 遺 言 書 の 内 容 が 愛 人 に 財 産 の 全 てを 与 えるなどといったあまりに 不 公 平 な 内 容 であった 場 合 には 民 法 が 一 定 の 法 定 相 続 人 に 一 定 の 割 合 で 財 産 を 保 証 してくれています なお 遺 留 分 が 認 められる 者 は 兄 弟 姉 妹 を 除 い た 法 定 相 続 人 ( 配 偶 者 子 父 母 )になります < 関 連 法 規 > 第 1028 条 ( 遺 留 分 権 利 者 とその 遺 留 分 の 割 合 ) 第 1029 条 遺 留 分 の 割 合 : 遺 留 分 も 法 定 相 続 分 と 同 じように 一 定 の 法 則 で 割 合 が 認 められます 具 体 的 には 以 下 のとおりになります 配 偶 者 と 子 配 偶 者 と 父 母 配 偶 者 のみ または 子 のみが 法 定 相 続 人 である 場 合 : 被 相 続 人 の 全 財 産 ( 死 亡 前 1 年 間 にされた 贈 与 を 含 む)の2 分 の1が 遺 留 分 の 割 合 になりますので 相 続 財 産 の 半 分 については 取 り 戻 すことができるということになります 配 偶 者 がおらず 父 母 が 法 定 相 続 人 である 場 合 : 被 相 続 人 の 全 財 産 ( 死 亡 前 1 年 間 にされた 贈 与 を 含 む)の3 分 の1が 遺 留 分 の 割 合 になりますので 相 続 財 産 の3 分 の1について は 取 り 戻 すことができるということになります なお それぞれの 法 定 相 続 人 が 取 り 戻 せる 割 合 は 上 記 の 遺 留 分 に 対 して 前 項 で 確 定 した 法 定 相 続 分 をかけたものになります 遺 留 分 減 殺 請 求 : さて ここでは 実 際 に 愛 人 に 財 産 の 全 てを 与 えるなどといった 不 公 平 な 内 容 の 遺 言 があった 場 合 に どうやって 自 分 の 遺 留 分 を 取 り 戻 す 手 続 き( 遺 留 分 減 殺 請 求 )をすればよいかを 解 説 していきます なお 遺 留 分 減 殺 請 求 は 決 められた 期 限 内 に 行 わなければ どんなに 不 当 な 侵 害 であっても 覆 すことはできなくなってしまいますので 注 意 しましょう 遺 留 分 減 殺 請 求 の 方 法 : 遺 留 分 減 殺 請 求 は それぞれの 相 続 人 が 個 別 に 遺 贈 や 贈 与 を 受 けた 者 に 対 して 行 うことになります 特 に 記 入 用 紙 などはありませんが 期 限 内 に 請 求 をしたことを 証 明 するために 内 容 証 明 郵 便 を 使 用 したほうがよいでしょう 内 容 証 明 郵 便 とは 内 容 証 明 とは 出 した 郵 便 の 内 容 と いつ 相 手 に 郵 便 が 届 いたかを 国 が 証 明 してくれる 郵 便 です 遺 留 分 減 殺 請 求 の 期 限 : 遺 留 分 減 殺 請 求 は 被 相 続 人 が 死 亡 したこと 及 び 自 分 の 遺 留 分 が 侵 害 されていることを 知 ったときから 一 年 以 内 になります ただし 死 亡 から1 年 が 過 ぎてしまっている 場 合 には 遺 留 分 が 侵 害 されたことを 知 ったのが 死 亡 したあとだということを 証 明 しなけ ればなりませんので 通 常 の 場 合 は 実 際 に 被 相 続 人 が 死 亡 したときから 一 年 以 内 に 遺 留 分 減 殺 請 求 をする 必 要 があるでしょう 16

17 3 相 続 財 産 の 調 査 民 法 896 条 [ 相 続 の 一 般 的 効 力 ] 相 続 人 は 相 続 開 始 の 時 から 被 相 続 人 の 財 産 に 属 した 一 切 の 権 利 義 務 を 継 承 する 但 し 被 相 続 人 の 一 身 に 専 属 したものは この 限 りではない 上 記 条 文 より 相 続 開 始 の 時 とは 被 相 続 人 が 死 亡 した 時 であり なんら 手 続 きが 無 くとも 死 亡 と 同 時 に 発 生 します つまり 遠 方 にいて 親 の 死 亡 を 知 らなかった 場 合 でも 理 論 上 はその 子 供 に 財 産 が 移 転 しています 相 続 財 産 の 調 査 相 続 財 産 の 評 価 1 不 動 産 2 株 式 3 預 貯 金 4その 他 5みなし 相 続 財 産 6 債 務 MENU 法 定 相 続 人 の 確 定 は 終 わりました 次 は 被 相 続 人 の 財 産 の 中 で 何 が 相 続 財 産 となるのかを 調 査 することになります 相 続 財 産 の 中 には 土 地 や 株 券 などのプラスの 財 産 だけでなく 住 宅 ロー ンや 借 金 などのマイナスの 財 産 も 含 まれることになりますので 相 続 財 産 の 調 査 によってマイナスの 財 産 がプラスの 財 産 を 上 回 ってしまったと きには 相 続 すべきでない 場 合 もあり その 場 合 には 相 続 放 棄 の 手 続 き が 必 要 になることがあります なお 相 続 財 産 の 調 査 をし 評 価 をすることにより 相 続 税 の 課 税 価 格 と しての 相 続 財 産 の 総 額 を 算 出 することができますので 相 続 税 がどれくら いかかるかの 大 まかな 目 安 を 立 てることができます 相 続 放 棄 限 定 承 認 相 続 税 のおおまかな 目 安 17

18 相 続 財 産 の 調 査 被 相 続 人 の 財 産 を 相 続 財 産 といいます 相 続 財 産 には 被 相 続 人 の 一 切 の 財 産 すなわち 不 動 産 や 預 貯 金 などの プラスの 財 産 から 住 宅 ローンや 借 金 などのマイナスの 財 産 まで 含 みます その 一 方 で 会 社 の 社 長 としての 地 位 や 保 証 人 というような 身 分 は 相 続 の 対 象 になりません これら 被 相 続 人 の 財 産 のうち どこまでが 相 続 財 産 となり どこまでが 相 続 財 産 とならないのかを 相 続 財 産 の 調 査 によって 明 らかにしていきます 以 下 に 相 続 財 産 となるものを 列 挙 します <プラスの 財 産 > 不 動 産 土 地 と 建 物 です 法 務 局 で 登 記 簿 謄 本 を 取 得 して 確 認 しましょう 動 産 自 動 車 機 械 美 術 品 など 債 権 売 掛 金 や 貸 付 金 など 現 金 預 貯 金 通 帳 の 名 義 などで 確 認 できます 株 式 被 相 続 人 名 義 のものです 生 命 保 険 金 死 亡 退 職 金 被 相 続 人 を 受 取 人 としているものに 限 ります <マイナスの 財 産 > 債 務 住 宅 ローン 借 金 などです 以 上 の 財 産 の 他 に 一 般 的 に 判 断 しにくい 財 産 についてそれぞれ 解 説 していきます < 会 社 ( 法 人 )> 被 相 続 人 が 会 社 を 経 営 していたというような 場 合 です 会 社 ( 法 人 )は 相 続 財 産 にはなりません 会 社 は 株 主 (あ るいは 出 資 者 )によって 所 有 されているものなので 被 相 続 人 が 株 式 (あるいは 出 資 持 分 )を 所 有 していたのであ れば 株 式 や 出 資 持 分 は 相 続 財 産 なので そちらを 相 続 することにより 会 社 を 相 続 することと 同 じような 効 果 があ ることになります 18

19 < 身 元 保 証 > 被 相 続 人 が 友 人 の 就 職 の 保 証 人 となっていたというような 場 合 です 身 元 保 証 は 相 続 財 産 ではなりませんので 相 続 人 は 保 証 人 となりません しかし 具 体 的 に 債 務 が 発 生 していたような 場 合 にはその 債 務 を 相 続 しなければなりません 例 を 挙 げれば その 友 人 が 横 領 していた 事 が 発 覚 し500 万 円 の 損 害 賠 償 請 求 を 受 けていた 場 合 などは そ の 損 害 賠 償 債 務 の500 万 円 の 債 務 を 相 続 することになってしまいます < 連 帯 保 証 > 被 相 続 人 が 友 人 の 借 金 の 連 帯 保 証 人 となっていたような 場 合 です 債 務 額 がはっきり しているか 責 任 額 が 決 められている 場 合 だと 相 続 財 産 となり 連 帯 保 証 債 務 を 相 続 し なければなりません < 被 相 続 人 が 借 家 住 まいであった 場 合 > 借 家 人 としての 地 位 を 相 続 することができます < 被 相 続 人 が 土 地 を 借 りていた 場 合?> 被 相 続 人 が 土 地 を 借 りて 建 物 を 建 てて 住 んでいた(この 場 合 の 被 相 続 人 を 借 地 権 者 と いいます )というような 場 合 です この 場 合 は 借 地 権 者 としての 地 位 を 相 続 することができます 19

20 <みなし 相 続 財 産 > ここまでの 調 査 で なにが 相 続 財 産 となるかの 認 識 をすることができました ここで 認 識 した 相 続 財 産 は 本 当 の 意 味 での 被 相 続 人 の 財 産 であり このあとで 解 説 することになる 遺 産 の 分 割 という 手 続 きの 中 でも 相 続 人 同 士 で 話 し 合 って 相 続 財 産 を 分 け 合 う 基 準 となる 財 産 です しかし 相 続 税 の 手 続 きにおいては 被 相 続 人 の 財 産 でないにも 関 わらず 相 続 財 産 として 相 続 税 の 課 税 の 対 象 となる 財 産 があります これをみなし 相 続 財 産 といいます 具 体 的 には 以 下 のとおりになります 被 相 続 人 が 死 亡 する 前 の3 年 間 で 贈 与 された 財 産 : 被 相 続 人 が 死 亡 する 直 前 に 相 続 人 に 財 産 を 贈 与 して 相 続 税 を 免 れようとする 行 為 を 防 止 するため の 規 定 になります その 行 為 を 防 ぐために 被 相 続 人 が 死 亡 する3 年 以 内 に 贈 与 された 財 産 は 相 続 財 産 (みなし 相 続 財 産 )として 扱 われ 相 続 税 の 課 税 の 対 象 になります 生 命 保 険 金 : 被 相 続 人 が 受 取 人 である 場 合 の 保 険 金 は 被 相 続 人 の 財 産 になりますので 当 然 通 常 の 相 続 財 産 になります また 相 続 人 が 掛 けていて 相 続 人 が 受 取 人 の 場 合 には 当 然 に 相 続 財 産 にはなりません そして 被 相 続 人 が 掛 けていて 相 続 人 ( 被 相 続 人 以 外 )が 受 取 人 の 場 合 には 相 続 財 産 にはなりま せんが みなし 相 続 財 産 として 扱 われ 相 続 税 の 課 税 の 対 象 になります 要 するに 死 亡 する 直 前 に 相 続 人 を 受 取 人 に 変 更 して 相 続 税 を 免 れようとする 行 為 を 防 止 するため の 規 定 ということになります 20

21 3へ 死 亡 退 職 金 : 被 相 続 人 が 受 取 人 である 場 合 の 死 亡 退 職 金 は 被 相 続 人 の 財 産 になりますの で 当 然 通 常 の 相 続 財 産 になります なお 受 取 人 が 誰 であっても 被 相 続 人 の 死 亡 退 職 金 は みなし 相 続 財 産 とし て 扱 われ 相 続 税 の 課 税 対 象 になります 要 するに 被 相 続 人 が 個 人 事 業 などを 営 んでいた 場 合 に 被 相 続 人 が 死 亡 する 直 前 に 相 続 人 を 受 取 人 に 変 更 して 相 続 税 を 免 れようとする 行 為 を 防 止 す るための 規 定 になります 弔 慰 金 : もともと 弔 慰 金 は 非 課 税 なのですが 非 課 税 であることを 利 用 して 多 額 の 弔 慰 金 葬 儀 料 などが 相 続 人 に 支 払 われた 場 合 などの 行 為 を 防 止 するための 規 定 です 要 するに 相 続 人 に 対 して 支 払 われた 多 額 の 弔 慰 金 葬 儀 料 などは 相 続 財 産 (みなし 相 続 財 産 )として 扱 われ 相 続 税 の 課 税 の 対 象 になります 以 上 がみなし 相 続 財 産 となるものです ここで 認 識 した 相 続 財 産 をそれぞれ 金 銭 に 評 価 していくことになります 21

22 相 続 財 産 の 評 価 不 動 産 や 株 券 などすべての 相 続 財 産 を 金 銭 に 評 価 していくことになります (A) 遺 産 分 割 の 目 安 を 立 てる 場 合 の 評 価 の 方 法 と(B) 相 続 税 の 大 まかな 目 安 を 立 てる 場 合 の 評 価 の 方 法 では 相 続 財 産 の 評 価 の 方 法 が 変 わってきます 以 上 の2つの 評 価 方 法 を 同 時 に 解 説 していくのは 混 乱 を 招 くだけだと 思 いますので ここでは(B) 相 続 税 の 大 まかな 目 安 を 立 てることを 目 的 にした 相 続 財 産 の 評 価 について 解 説 をしていくことにします 相 続 税 が 課 税 される 際 の 評 価 方 法 は 法 律 で 決 められており 原 則 としては 相 続 財 産 を 時 価 で 評 価 して いくことになります では その 評 価 の 方 法 を 具 体 的 に 見 ていきましょう 1 不 動 産 : 土 地 と 家 屋 それぞれ 別 の 方 法 で 評 価 することになります 土 地 について: 土 地 については 路 線 価 によって 評 価 されます 路 線 価 とは その 土 地 が 面 している 道 路 に 設 けら れた 基 準 価 格 で その 基 準 価 格 に 相 続 する 土 地 の 平 米 数 を 掛 けることにより 相 続 する 土 地 の 価 格 を 決 めていくことになります < 参 考 > 国 税 庁 財 産 評 価 基 準 書 : 路 線 価 図 評 価 倍 率 表 この 路 線 価 から 求 められた 土 地 の 価 格 は その 土 地 が 更 地 であった 場 合 の 価 格 ということになります よって 更 地 の 状 態 で 相 続 する 場 合 には 路 線 価 から 算 出 した 価 格 が 評 価 額 ということになります 路 線 価 については 上 記 の< 参 考 >で 紹 介 した 国 税 庁 のサイトで 調 べることができます なお 土 地 の 利 用 方 法 によっては 路 線 価 から 一 定 の 額 が 除 かれることになります 具 体 的 には 以 下 のとおりになります 22

23 土 地 を 他 人 に 貸 している 場 合 ( 貸 宅 地 ): たとえば 被 相 続 人 がAさんに 土 地 を 貸 し 付 け Aさんはその 土 地 の 上 に 家 を 建 てて 住 んでいたよう な 場 合 です このような 土 地 を 貸 宅 地 といい 自 分 の 土 地 でありながら 自 由 に 使 えないため 評 価 額 も 低 くなりま す 土 地 を 利 用 する 権 利 を 借 地 権 といいますが 更 地 の 状 態 で 評 価 した 額 から 借 地 権 の 部 分 ( 借 地 権 割 合 )を 控 除 することになります 借 地 権 割 合 は 地 域 によって 異 なりますが 一 般 的 に 更 地 価 格 の60~70パーセントが 借 地 権 の 割 合 になりますので 残 りの30~40パーセントが 土 地 の 評 価 額 ということになります なお 正 確 な 数 字 は 税 務 署 に 直 接 問 い 合 わせましょう 土 地 の 上 にアパートやマンションを 建 てて 貸 している 場 合 ( 貸 家 建 付 地 ): このような 土 地 を 貸 家 建 付 地 といい この 場 合 も 自 分 の 土 地 でありながら 自 由 に 使 えないため 評 価 額 も 低 くなります 更 地 の 状 態 で 評 価 した 額 から 借 地 権 の 価 格 及 び 家 を 利 用 する 権 利 ( 借 家 権 と いいます)の 価 格 を 控 除 することになります 借 地 権 割 合 及 び 借 家 権 割 合 は 地 域 によって 異 なりますが 一 般 的 に 更 地 価 格 の60~70パーセン トが 借 地 権 の 割 合 になりますので 残 りの30~40パーセントが 土 地 の 評 価 額 ということになります なお 正 確 な 数 字 は 税 務 署 に 直 接 問 い 合 わせましょう 土 地 を 事 業 居 住 あるいは 貸 付 に 利 用 している 場 合 ( 小 規 模 宅 地 ): 被 相 続 人 が 生 前 なんらかの 形 で 土 地 を 利 用 していた 場 合 に 一 定 の 範 囲 の 面 積 について 土 地 の 評 価 が 減 額 されることになります 上 で 述 べた 貸 宅 地 や 貸 家 建 付 地 の 場 合 なら さらに 減 額 されることになります 23

24 具 体 的 には 次 の 場 合 に 減 額 されます 被 相 続 人 が 事 業 に 利 用 していて 相 続 人 が 事 業 を 継 続 する 場 合 : 400 平 方 メートル 以 下 の 部 分 20パーセントに 減 額 例 えば 父 の 死 亡 とともにサラリーマンの 息 子 が 会 社 をやめ 家 業 を 継 いだというような 場 合 を 考 えてみましょう 600 平 方 メートルの 土 地 であった 場 合 ( 更 地 の 評 価 6,000 万 円 ) 200 平 方 メートル 分 (2,000 万 円 )+400 平 方 メートル 分 (20パーセントに 減 額 で800 万 円 )=2,800 万 円 の 評 価 となります 被 相 続 人 が 居 住 に 利 用 していて 相 続 人 が 居 住 を 継 続 する 場 合 : 240 平 米 以 下 の 部 分 20パーセントに 減 額 例 えば 夫 と 同 居 していた 妻 が 夫 の 死 亡 した 後 も 家 を 相 続 し そのまま 住 み 続 けるというような 場 合 480 平 方 メートルの 土 地 であった 場 合 ( 更 地 の 評 価 4800 万 円 ) 240 平 方 メートル 分 (2 400 万 円 )+240 平 方 メートル(20パーセントに 減 額 で480 万 円 ) =2 880 万 円 ただし 配 偶 者 以 外 の 場 合 では 被 相 続 人 が 死 亡 する 直 前 まで 同 居 しており かつ 死 亡 から 相 続 税 の 申 告 時 まで 引 き 続 きその 建 物 に 住 んでいる 場 合 など いくつかの 規 定 を 満 たしている 必 要 があります 事 業 または 居 住 に 利 用 していて 相 続 人 が 事 業 または 居 住 を 継 続 しない 場 合 : 200 平 方 メートル 以 下 の 部 分 50パーセントに 減 額 例 えば 駐 車 場 やマンションが 建 っている 土 地 を 相 続 する 場 合 です 400 平 方 メートルの 土 地 であった 場 合 ( 更 地 の 評 価 8,000 万 円 ) 200 平 方 メートル 分 (4,000 万 円 )+200 平 方 メートル 分 (50パーセントに 減 額 2,000 万 円 )= 6,000 万 円 建 物 について: 固 定 資 産 税 の 評 価 額 をもとに 計 算 します 毎 年 4 月 頃 に 送 られてくる 納 税 通 知 書 に 記 載 されています 建 築 費 用 の70パーセント( 木 造 は60パーセント) 程 度 が 目 安 になります お 手 元 に 納 税 通 知 書 がない 場 合 は 市 町 村 役 場 で 固 定 資 産 税 評 価 証 明 の 交 付 を 受 けることができます 24

25 2 株 式 : 株 式 の 場 合 その 種 類 によって 評 価 の 方 法 が 違 ってきます 大 きく 分 けると 上 場 株 式 と 取 引 相 場 のない 株 式 の2 通 りになります 上 場 株 式 の 場 合 : 東 京 証 券 取 引 所 などに 上 場 されている 株 式 は 原 則 として 次 の 金 額 のうち もっとも 低 い 金 額 を 評 価 額 とします 被 相 続 人 が 亡 くなった 日 の 終 値 被 相 続 人 が 亡 くなった 日 の 属 する 月 の 終 値 の 平 均 額 被 相 続 人 が 亡 くなった 日 の 属 する 月 の 前 月 の 終 値 の 平 均 額 被 相 続 人 が 亡 くなった 日 の 属 する 月 の 前 々 月 の 終 値 の 平 均 額 取 引 相 場 のない 株 式 の 場 合 : 上 場 株 式 以 外 の 株 式 を 取 引 相 場 のない 株 式 といいます この 株 式 については 次 の 評 価 方 法 があります 類 似 業 種 比 準 方 式 : 評 価 する 会 社 と 類 似 している 上 場 会 社 の 業 種 別 の 配 当 金 利 益 純 資 産 額 を 元 に 計 算 する 方 法 です 純 資 産 価 格 方 式 : 会 社 財 産 を 相 続 税 評 価 額 により 計 算 し 仮 に 清 算 をしたとした 場 合 の 純 資 産 価 格 で 評 価 す る 方 法 です 25

26 3 預 貯 金 : そのままの 額 で 評 価 されます 注 記 : 子 供 或 いは 孫 名 義 の 名 義 預 金 借 名 預 金 等 は 実 際 に 預 金 した 故 人 の 預 金 とみなされる ************************************************* < 名 義 預 金 の 問 題 点 > 名 義 預 金 の 問 題 点 を 整 理 すると 以 下 のようになる Q1. 名 義 預 金 は 本 当 に 名 義 人 にあげた( 贈 与 した)ものか それとも 単 なる 借 名 か Q2. 本 当 にあげた( 贈 与 した) 場 合 贈 与 税 の 課 税 対 象 になるか? 基 礎 控 除 を 超 える 贈 与 をしたなら 贈 与 税 の 課 税 対 象 だ 贈 与 税 の 課 税 対 象 になるとして 贈 与 税 の 申 告 納 付 をしていない 場 合 はどうなるか 贈 与 税 の 税 額 が 生 じない 程 度 の 少 額 贈 与 の 場 合 これら 贈 与 は 相 続 時 にどう 扱 われるか Q3. 贈 与 税 に 消 滅 時 効 はあるのか 民 法 第 549 条 は 贈 与 は 当 事 者 の 一 方 が 自 己 の 財 産 を 無 償 にて 相 手 方 に 与 うる 意 思 を 表 示 し 相 手 方 が 受 託 を 為 す によりてその 効 力 を 生 ず と 規 定 している 贈 与 とは 贈 与 者 による 贈 与 の 意 思 表 示 と 受 贈 者 による 受 贈 の 意 思 表 示 をもって 成 立 する 契 約 ( 諾 成 契 約 ) 行 為 で あり 贈 与 者 による 一 方 的 な 意 思 表 示 では 民 法 上 の 贈 与 は 成 立 しない さて Q1を 考 えてみよう 一 般 に 名 義 預 金 をつくるという 行 為 は 名 義 人 の 同 意 を 得 ないで 行 われる たとえば 祖 父 が かわいい 孫 名 義 で300 万 円 の 定 期 預 金 をつくった という 行 為 は そのほとんどが 孫 ( 相 手 方 )の 受 託 はない だから 民 法 上 の 贈 与 は 成 立 していない 場 合 が ほとんどだ 本 当 に 贈 与 したなら 贈 与 税 の 基 礎 控 除 を 上 回 る 贈 与 をしているのに 贈 与 税 を 納 付 していないことになる 5 年 が 消 滅 時 効 だ(Q3) 贈 与 した 年 の 翌 年 3 月 15 日 が 納 税 期 限 この 日 から5 年 経 過 すると 消 滅 時 効 となる しかし 贈 与 が 成 立 していない(ほとんどがこれに 該 当 する) 場 合 には 相 続 時 に 被 相 続 人 の 相 続 財 産 と 認 定 され 相 続 税 の 課 税 対 象 となる(Q2) ************************************************* 4 その 他 : 不 動 産 株 式 預 貯 金 の 他 に 被 相 続 人 に 金 銭 に 見 積 もることができる 財 産 すべて 相 続 税 の 課 税 対 象 になります 例 えば 絵 画 や 骨 董 品 などになります これらの 財 産 はすべて 時 価 で 評 価 されることになります 26

27 5 みなし 相 続 財 産 : みなし 相 続 財 産 は 先 ほど 解 説 したとおり 生 命 保 険 金 死 亡 退 職 金 など 被 相 続 人 の 死 亡 に より 発 生 する 権 利 と 被 相 続 人 が 死 亡 する 前 3 年 間 に 贈 与 した 財 産 です これらのみなし 相 続 財 産 は 被 相 続 人 本 来 の 財 産 ではないので 一 定 の 額 が 常 に 控 除 される ことにも 注 意 しましょう それぞれについて 解 説 していくことにします 6 債 務 : そのままの 額 で 評 価 されます < 被 相 続 人 の 死 亡 により 発 生 する 権 利 > 1 生 命 保 険 金 被 相 続 人 が 掛 けていて 相 続 人 が 生 命 保 険 金 を 受 け 取 った 場 合 にはみなし 相 続 財 産 とされ 相 続 税 の 課 税 対 象 となります しかし 相 続 人 が 受 け 取 っている 場 合 には 受 け 取 った 額 から 一 定 の 金 額 が 必 ず 控 除 され ることになります 具 体 的 な 控 除 額 は 以 下 とおりです 生 命 保 険 金 の 非 課 税 額 から 500 万 円 法 定 相 続 人 の 数 を 控 除 例 えば 被 相 続 人 の 妻 と 息 子 と 娘 の3 人 が 法 定 相 続 人 で 生 命 保 険 金 受 取 額 が5,000 万 円 であった 場 合 課 税 対 象 になる 額 は3,500 万 円 (500 万 円 3 人 =1,500 万 円 を 控 除 )となります 27

28 3へ 2 死 亡 退 職 金 : 被 相 続 人 の 死 亡 により 法 定 相 続 人 が 死 亡 退 職 金 を 受 け 取 った 場 合 にはみなし 相 続 財 産 とされ 相 続 税 の 課 税 対 象 となります しかし 相 続 人 が 受 け 取 っている 場 合 には 受 け 取 った 額 から 一 定 の 金 額 が 必 ず 控 除 されることにな ります 具 体 的 な 控 除 額 は 以 下 のとおりです 死 亡 退 職 金 の 非 課 税 額 から 500 万 円 法 定 相 続 人 の 数 を 控 除 例 えば 被 相 続 人 の 妻 と 息 子 と 娘 の3 人 が 法 定 相 続 人 で 死 亡 退 職 金 受 取 額 が5,000 万 円 であっ た 場 合 課 税 対 象 になる 額 は3,500 万 円 (500 万 円 3 人 =1,500 万 円 を 控 除 )となります 3 弔 慰 金 など: 弔 慰 金 花 輪 代 葬 儀 料 は 原 則 として 相 続 税 はかかりません ただ 常 識 に 照 らし 合 わせてあまりに 大 きな 額 であった 場 合 には 相 続 税 が 課 税 されることになります 次 の 額 を 超 えて 弔 慰 金 などを 受 け 取 った 場 合 その 超 えた 金 額 は 相 続 財 産 として 扱 われることにな ります 業 務 上 の 死 亡 の 場 合 には 死 亡 時 の 給 与 の3 年 分 を 超 える 部 分 業 務 上 以 外 の 死 亡 の 場 合 には 死 亡 時 の 給 与 の6ヶ 月 分 を 超 える 部 分 28

29 相 続 放 棄 限 定 承 認 相 続 財 産 の 調 査 および 相 続 財 産 の 評 価 が 終 わりました ここまでの 調 査 で 不 動 産 や 預 貯 金 などのプラスの 財 産 より 住 宅 ローンや 借 金 などのマ イナスの 財 産 の 方 が 多 いと 判 断 された 場 合 にはどうなるでしょうか? 相 続 人 は 自 分 で 作 ってもいない 借 金 を 相 続 したことで 返 済 していかなければならなくな りますので とても 酷 な 結 果 になってしまいます そこで 認 められる 制 度 が 相 続 放 棄 限 定 承 認 です 相 続 放 棄 限 定 承 認 の 手 続 きは 原 則 として 相 続 人 が 相 続 の 発 生 を 知 ってから3ヶ 月 以 内 にしなくてはなりませんので 相 続 財 産 の 調 査 お 相 続 財 産 の 評 価 が 終 了 して 相 続 放 棄 限 定 承 認 の 手 続 きが 必 要 だと 判 断 した 場 合 には すぐに 手 続 きを 始 めましょう 相 続 放 棄 限 定 承 認 のそれぞれの 制 度 について 解 説 していきます 相 続 放 棄 : 相 続 放 棄 とは プラスの 相 続 財 産 もマイナスの 相 続 財 産 もすべて 放 棄 し 一 切 の 財 産 を 相 続 しないという 手 続 きです マイナスの 財 産 がプラスの 財 産 をはるかに 超 えてしまっている 場 合 ( 要 するに 借 金 だら けの 場 合 )には 相 続 放 棄 の 手 続 きを 選 択 すべきでしょう なお 相 続 放 棄 の 手 続 きを 行 いますと 相 続 放 棄 を 取 り 消 すことはできなくなりますので 慎 重 に 判 断 しましょう もし 相 続 財 産 の 調 査 および 相 続 財 産 の 評 価 に 時 間 がかかるようであれば 家 庭 裁 判 所 に3ヶ 月 の 期 間 の 延 長 を 請 求 することができます 29

30 3へ 相 続 放 棄 の 手 続 き: 相 続 が 発 生 した 事 を 知 ってから3ヶ 月 以 内 に 相 続 放 棄 申 述 書 ( 家 庭 裁 判 所 所 定 の 用 紙 )に 必 要 事 項 を 記 載 して 家 庭 裁 判 所 に 提 出 します 相 続 人 及 び 被 相 続 人 の 戸 籍 謄 本 が 必 要 になりますので 用 意 しておきましょう 相 続 放 棄 の 手 続 きを 行 った 後 は 被 相 続 人 の 財 産 を 使 用 することができなくなります もし 被 相 続 人 の 財 産 を 使 用 してしまうと 相 続 放 棄 の 手 続 きを 止 めて 相 続 することを 選 択 したと 扱 われますので 注 意 しましょう 限 定 承 認 : 限 定 承 認 とは 相 続 で 得 た 資 産 の 範 囲 内 で 借 金 を 返 済 するという 条 件 付 で 相 続 するという 手 続 き です プラスの 財 産 とマイナスの 財 産 のどちらが 多 いのか 精 算 してみないとわからないという 場 合 には 有 効 な 手 続 きになります 結 局 借 金 の 方 が 多 かったというような 場 合 でも 相 続 人 は 借 金 を 返 済 していく 必 要 がありませんの で 相 続 人 にとってのメリットが 多 いと 思 われますが 限 定 承 認 は 非 常 に 手 間 と 時 間 がかかりますし その 中 の 手 続 きの1つである 財 産 目 録 の 調 製 はおそらく 専 門 家 に 依 頼 することになりますので か えって 費 用 がかかってしまうこともありますので 相 続 放 棄 と 同 じく 慎 重 に 判 断 しなければなりませ ん また 限 定 承 認 は 法 定 相 続 人 が 複 数 いる 場 合 には 必 ず 全 員 で 手 続 をしなければならないこ とにも 注 意 しましょう 限 定 承 認 の 手 続 き: 相 続 が 発 生 した 事 を 知 ってから3ヶ 月 以 内 に 限 定 承 認 申 述 書 ( 家 庭 裁 判 所 所 定 の 用 紙 )に 必 要 事 項 を 記 載 して 家 庭 裁 判 所 に 提 出 します 相 続 人 及 び 被 相 続 人 の 戸 籍 謄 本 と 財 産 目 録 ( 不 動 産 や 現 金 などを 正 確 に 記 載 したもの)が 必 要 になりますので 用 意 しておきましょう 30

31 相 続 税 額 のおおまかな 目 安 ここまで 調 査 すると 相 続 税 のおおまかな 目 安 を 立 てることが 可 能 になります おおまかな 目 安 とは 相 続 人 全 員 で 相 続 税 をどのくらい 納 税 しなければならないかとい うことです では 具 体 的 に 解 説 していきます 1まず ここまでの 調 査 の 結 果 から 算 出 した 相 続 財 産 の 価 格 の 総 額 から 債 務 の 総 額 を 差 し 引 いた 額 を 出 します この 額 に やはりここまでの 調 査 の 結 果 から 算 出 した みなし 相 続 財 産 を 加 えた 額 が 相 続 税 の 課 税 価 格 となります 2 上 で 算 出 した 相 続 の 課 税 価 格 から 基 礎 控 除 額 を 差 し 引 いて 課 税 遺 産 総 額 を 計 算 し ます ( 基 礎 控 除 額 = 5,000 万 円 + 1,000 万 円 法 定 相 続 人 の 数 ) 課 税 遺 産 総 額 は 課 税 価 格 から 基 礎 控 除 額 を 引 いた 額 になります 3 税 遺 産 総 額 に 法 定 相 続 人 それぞれの 法 定 相 続 分 をかけて それぞれの 法 定 相 続 財 産 を 出 します 例 えば 法 定 相 続 人 が 妻 と 息 子 と 娘 の3 人 の 場 合 課 税 遺 産 総 額 2 分 の1( 妻 ) = 妻 の 法 定 相 続 財 産 課 税 遺 産 総 額 4 分 の1( 息 子 ) = 息 子 の 法 定 相 続 財 産 課 税 遺 産 総 額 4 分 の1( 娘 ) = 娘 の 法 定 相 続 財 産 以 上 のようになります 31

32 4 上 で 算 出 した それぞれの 法 定 相 続 財 産 に 税 率 をかければ それぞれの 相 続 税 額 が 算 出 でき ます それらをすべて 加 算 すれば 相 続 税 の 総 額 を 求 めることができます なお 税 率 は 取 得 額 によって 変 わりますので 税 率 および 控 除 額 の 表 を 参 考 にしてください さて 3の 例 をそのまま 使 用 すると 妻 の 法 定 相 続 財 産 税 率 - 控 除 額 = 税 額 (い) 息 子 の 法 定 相 続 財 産 税 率 - 控 除 額 = 税 額 (ろ) 娘 の 法 定 相 続 財 産 税 率 - 控 除 額 = 税 額 (は) 税 率 及 ぶ 控 除 額 法 定 相 続 分 に 応 じた 取 得 額 税 率 控 除 額 1,000 万 円 以 下 10% 0 万 円 3,000 万 円 以 下 15% 50 万 円 5,000 万 円 以 下 20% 200 万 円 1 億 円 以 下 30% 700 万 円 3 億 円 以 下 40% 1,700 万 円 3 億 円 超 50% 4,700 万 円 税 額 (い)+ 税 額 (ろ)+ 税 額 (は)= 相 続 税 の 総 額 32

33 全 般 3へ 相 続 税 額 の 控 除 ここまでで 法 定 相 続 人 が 支 払 うことになる 大 まかな 相 続 税 の 税 額 が 算 出 できたと 思 います しかし ここまでで 算 出 した 相 続 税 の 税 額 からさらに 控 除 できる 場 合 があります この 控 除 は 実 際 の 相 続 税 の 納 付 においても 利 用 することができます 以 下 に 解 説 していくことにしましょう 1 配 偶 者 の 税 額 軽 減 : 被 相 続 人 の 配 偶 者 が 相 続 によって 財 産 を 取 得 した 場 合 には 配 偶 者 の 相 続 税 額 が 控 除 されます これは 相 続 税 の 税 額 控 除 の 中 でも 最 も 優 遇 される 措 置 になります まず 配 偶 者 が 法 定 相 続 分 で 相 続 する 場 合 には 相 続 税 は 一 切 かかりません また 配 偶 者 が 法 定 相 続 分 を 超 えて 相 続 したとしても 相 続 財 産 が1 億 6 千 万 円 以 下 である 場 合 には 相 続 税 がかからないことになります 2 贈 与 税 額 控 除 : 相 続 人 が 被 相 続 人 が 死 亡 する 前 3 年 間 の 間 に 被 相 続 人 から 贈 与 を 受 けた 財 産 はみなし 相 続 財 産 として 相 続 財 産 に 加 えられて 課 税 対 象 になってしまいます 贈 与 税 を 支 払 ったあとに みなし 財 産 として 相 続 税 が 課 税 されることになると2 度 課 税 されることになりますので 贈 与 があった 際 に 支 払 った 贈 与 税 額 は 相 続 税 額 から 控 除 することができます 3 未 成 年 者 控 除 : 相 続 人 が 未 成 年 者 である 場 合 には6 万 円 に 相 続 人 が20 歳 に 達 するまでの 年 数 を 乗 じた 額 を 相 続 税 額 から 控 除 することができます 4 障 害 者 控 除 : 相 続 人 が 精 神 身 体 に 障 害 ある 者 ( 一 般 障 害 者 )の 場 合 には6 万 円 に 精 神 身 体 に 重 度 の 障 害 ある 者 ( 特 別 障 害 者 )の 場 合 には12 万 円 に 相 続 人 が70 歳 に 達 するまでの 年 数 を 乗 じた 額 を 相 続 税 額 から 控 除 することができます 5 相 次 相 続 控 除 : 10 年 以 内 に2 回 以 上 の 相 続 が 発 生 した 場 合 には 前 回 相 続 が 発 生 した 際 に 支 払 った 相 続 税 に 一 定 の 割 合 を 乗 じた 額 が 今 回 の 相 続 税 額 から 控 除 されることになります ここまでで 法 定 相 続 人 が 全 員 でどのくらいの 相 続 税 を 納 税 しなければならないかの 大 まかな 目 安 が 立 ったことだと 思 います しかし 実 際 に 相 続 税 を 申 告 する 際 の 納 税 額 については このあとのページで 解 説 させていただきます 遺 産 分 割 の 手 続 きが 完 了 してか らでないと 正 確 な 数 字 は 算 出 できません 次 に 遺 産 分 割 の 手 続 きについて 解 説 していき そして 最 後 に 相 続 税 の 申 告 について 詳 しく 解 説 していくことにしましょう 33

34 4 遺 産 の 分 割 相 続 財 産 の 調 査 が 終 わって 相 続 財 産 を 確 定 することができました 確 定 された 財 産 は 民 法 の 規 定 にしたがって 法 定 相 続 人 に 法 定 相 続 分 の 割 合 でそれぞれ 分 配 されることになります 相 続 財 産 はそのまま 法 定 相 続 分 の 割 合 で 分 配 してもかまいませんが 法 律 は 法 定 相 続 分 の 割 合 で 分 配 されることを 強 制 しているわけではなく 法 定 相 続 人 同 士 の 話 し 合 いによって 自 由 に 相 続 財 産 を 分 配 することもできます 実 際 の 相 続 の 手 続 きにおいても 法 定 相 続 人 が 遺 産 分 割 協 議 を 行 い その 協 議 で 定 められた 割 合 で 相 続 財 産 を 分 配 することが 一 般 的 であると 思 われます 但 し 法 定 相 続 人 全 員 の 合 意 と 捺 印 が 前 提 となります ここでは 遺 産 分 割 協 議 のルールと 具 体 的 な 遺 産 分 割 の 方 法 について 解 説 していくことにいたします 遺 産 分 割 のルール 1 基 本 的 なルール 2 寄 与 分 3 特 別 受 益 4 分 割 の 方 法 MENU 遺 産 分 割 協 議 書 の 作 成 調 停 審 判 ( 協 議 が 決 裂 した 場 合 ) 34

35 遺 産 分 割 のルール Ⅰ( 重 要 ) 相 続 財 産 は 遺 産 分 割 協 議 で 自 由 に 分 配 することができますが その 遺 産 分 割 の 協 議 を 行 うためにはいくつかの 遺 産 分 割 の 基 準 ルールがあります このルールに 従 って 遺 産 分 割 協 議 を 進 めなければ 協 議 自 体 が 無 効 になってしまう 場 合 もあります 遺 産 分 割 協 議 のルールについて 以 下 に 解 説 していきます 1 基 本 的 なルール: 民 法 第 906 条 : ( 遺 産 分 割 の 基 準 ) 遺 産 の 分 割 は 遺 産 に 属 する 物 又 は 権 利 の 種 類 及 び 性 質 各 相 続 人 の 年 齢 職 業 心 身 の 状 態 及 び 生 活 状 況 その 他 一 切 の 事 情 を 考 慮 してこれをする 民 法 第 907 条 : ( 遺 産 分 割 の 実 行 ) 共 同 相 続 人 は 第 908 条 の 規 定 によって 被 相 続 人 が 遺 言 で 禁 じた 場 合 を 除 く 外 何 時 でも その 協 議 で 遺 産 の 分 割 をすることができる 被 相 続 人 は 遺 言 で 共 同 相 続 人 の 相 続 分 を 定 め 又 はこれを 定 めることを 第 三 者 に 委 託 することができ( 指 定 相 続 分 ) この 指 定 がない 場 合 には 民 法 により 相 続 人 間 の 相 続 分 が 定 められています( 法 定 相 続 分 ) 遺 産 分 割 において 相 続 人 が 相 続 分 を 変 更 し 自 由 に 分 割 してもよいのかが 問 題 となります 遺 産 分 割 審 判 においては 遺 産 に 属 する 物 又 は 権 利 の 種 類 及 び 性 質 各 相 続 人 の 年 齢 職 業 心 身 の 状 態 及 び 生 活 の 状 況 その 他 一 切 の 事 情 を 考 慮 して 遺 産 分 割 を 行 なうものの これは 遺 産 分 割 を 実 行 する 際 の 指 針 を 定 めたもので あり 各 人 の 最 終 的 な 取 り 分 の 割 合 は 相 続 分 に 従 わなければならないという 考 え 方 が 原 則 です すなわち 建 物 を 現 に 居 住 している 者 に 取 得 させたり 農 地 を 農 業 従 事 者 に 取 得 させたりする 配 慮 はするものの 相 続 人 間 に 不 均 衡 が 生 じる 場 合 に 預 金 等 その 他 の 遺 産 で 均 衡 をとるような 指 針 で 分 割 を 行 い 相 続 分 そのものを 変 更 す ることまでは 許 されていません もっとも 遺 産 分 割 調 停 や 相 続 人 間 における 分 割 協 議 は 相 続 人 の 合 意 を 目 指 す 手 続 ですから 合 意 が 成 立 する 限 り 相 続 分 とは 異 なる 観 点 から 自 由 に 分 割 でき 特 定 の 相 続 人 の 取 得 分 をゼロとする 分 割 協 議 も 有 効 と 考 えられています

36 遺 産 分 割 のルール Ⅱ( 重 要 ) 遺 産 分 割 協 議 の 原 則 は 必 ず 法 定 相 続 人 全 員 が 協 議 に 参 加 することです 協 議 開 始 の 呼 びかけは 法 定 相 続 人 の 誰 であってもかまいませんが 法 定 相 続 人 全 員 が 協 議 に 参 加 しなかった 場 合 に は 行 われた 協 議 自 体 が 無 効 になりますので 注 意 しましょう しかし 必 ず 本 人 が 協 議 に 参 加 しなければならないということではなく 代 理 人 を 立 てることも 可 能 ですし 書 類 を 郵 送 することで 協 議 を 行 うことも 可 能 です その 他 以 下 のような 注 意 すべき 事 項 があります 法 定 相 続 人 の 中 に 未 成 年 がいる 場 合 : 未 成 年 が 単 独 で 協 議 に 参 加 することはできません 必 ず 代 理 人 を 立 てることが 必 要 になります 通 常 は 親 権 者 が 代 理 人 になりますが もし 親 権 者 も 法 定 相 続 人 である 場 合 は 親 権 者 は 代 理 人 となることはできず 家 庭 裁 判 所 に 代 理 人 となる 者 ( 特 別 代 理 人 といいます)を 選 任 してもらうことになります 遺 産 分 割 協 議 を 行 うことができないケース: 遺 産 分 割 協 議 は 自 由 に 行 うことができますが 以 下 の 場 合 には 遺 産 分 割 協 議 自 体 を 行 うことができません 1. 法 定 相 続 人 の 中 に 胎 児 がいる 場 合 胎 児 が 生 まれるのを 待 って その 後 代 理 人 を 立 てることになります 2. 遺 言 で 遺 産 分 割 の 協 議 をすることが 禁 止 されている 場 合 3. 法 定 相 続 人 全 員 で 遺 産 分 割 の 協 議 をすることを 禁 止 した 場 合 2 寄 与 分 : 被 相 続 人 の 財 産 の 維 持 や 増 加 に 特 別 に 貢 献 したと 認 められる 法 定 相 続 人 に 法 定 相 続 分 を 超 える 額 の 財 産 を 取 得 さ せようとする 制 度 です 例 えば 被 相 続 人 の 家 業 を 息 子 が 協 力 していたというような 場 合 です 寄 与 分 は 相 続 開 始 から 当 然 に 認 められるものではなく 遺 産 分 割 協 議 の 中 で 認 められるもので その 内 容 や 程 度 につ いても 協 議 の 中 で 決 めることになります 関 連 法 規 ( 第 904 条 の2) 36

37 遺 産 分 割 のルール Ⅲ( 重 要 ) < 寄 与 分 ( 民 904の2)> 共 同 相 続 人 の 中 に, 被 相 続 人 の 財 産 の 維 持 増 加 について 特 別 の 寄 与 をした 者 がある 場 合 に, 維 持 増 加 につい ての 寄 与 を 遺 産 分 割 にあたって 考 慮 するもの 1. 要 件 : (1) 寄 与 の 主 体 共 同 相 続 人 に 限 られる 例 えば, 内 縁 の 配 偶 者, 相 続 人 である 子 の 妻, 包 括 受 遺 者 などには, 寄 与 分 は 認 められない その 理 由 としては, 相 続 人 でない 者 を, 結 果 として 相 続 人 として 扱 うことになりかねないからであると 説 明 されている ア 代 襲 相 続 人 は, 自 己 の 他 に 被 代 襲 者 の 寄 与 も 主 張 できる( 判 例 ) 代 襲 相 続 とは 被 相 続 人 が 死 亡 するよりも 先 に 相 続 人 が 死 亡 したこと 等 により その 相 続 人 の 直 系 卑 属 が 相 続 人 に 代 わって 相 続 することです イ 相 続 人 の 配 偶 者 の 寄 与 も 相 続 人 の 寄 与 と 同 視 できる ウ 推 定 相 続 人 となる 前 の 寄 与 ( 寄 与 後 の 養 子 )も 主 張 できる (2) 被 相 続 人 の 財 産 の 維 持 または 増 加 があったこと: ア 財 産 上 の 効 果 を 伴 わない 単 なる 精 神 的 な 援 助 協 力 などはここでいう 寄 与 に 当 たらない イ 寄 与 分 は 相 続 開 始 時 を 基 準 として 算 定 されるから,この 効 果 は 相 続 開 始 時 に 残 存 することが 必 要 である 37

38 遺 産 分 割 のルール Ⅳ( 重 要 ) (3) 特 別 の 寄 与 のあること: 寄 与 は, 被 相 続 人 との 身 分 関 係 において 通 常 期 待 される 貢 献 の 程 度 を 超 えるもの ア. 家 業 従 事 型 : 無 報 酬 あるいはこれに 近 い 状 態 で, 家 業 である 農 業 商 工 業 等 に 従 事 し, 相 続 財 産 の 維 持 増 加 に 寄 与 する 型 長 期 間 にわたり 無 償 あるいはこれに 近 い 状 態 で 家 業 に 従 事 し, 相 続 財 産 の 維 持 増 加 に 著 しく 寄 与 したことが 必 要 であり, 一 時 的 あるいは 時 折 家 業 を 手 伝 う 程 度 では 不 十 分 である( 判 例 ) また, 報 酬 を 得 ている 場 合 は 特 別 の 寄 与 に 当 たらない イ. 金 銭 等 出 資 型 : 他 の 職 業 に 従 事 して 得 た 収 入 または 持 参 金 等 を 提 供 して, 被 相 続 人 の 財 産 の 増 加 に,または 借 金 の 返 済 等 に より 被 相 続 人 の 財 産 の 維 持 に 寄 与 する 型 提 供 した 趣 旨 金 額 を 参 酌 し, 著 しい 寄 与 と 認 められる 場 合 に 特 別 の 寄 与 に 当 たる ウ. 扶 養 型 : 他 の 職 業 に 従 事 して 得 た 収 入 等 を 提 供 して, 被 相 続 人 の 生 活 費 を 賄 うなどし, 遺 産 の 減 少 を 防 ぎ 相 続 財 産 の 維 持 に 寄 与 する 型 (ア) 妻 の 場 合 : 民 法 760 条 との 関 係 上, 配 偶 者 がお 互 いに 協 力 扶 助 し 合 うことのできる 通 常 の 状 態 を 考 え,その 状 態 下 で 配 偶 者 に 期 待 される 通 常 の 協 力 扶 助 の 程 度 を 基 準 として,それを 超 える 場 合 に 特 別 の 寄 与 が 成 立 する 38

39 遺 産 分 割 のルール Ⅴ( 重 要 ) (イ) 子 の 場 合 : 民 法 877 条 との 関 係 上, 数 人 の 子 があり ほぼ 同 程 度 の 扶 養 能 力 があるのに,そのうちの 一 部 の 者 がその 分 担 割 合 をこえる 金 額 を 負 担 した 場 合 に,その 超 えた 部 分 が 相 当 多 額 であり その 結 果 相 続 財 産 の 維 持 に 著 しく 貢 献 したことが 認 められ,はじめて 特 別 の 寄 与 に 当 たる エ. 療 養 看 護 型 : 被 相 続 人 の 療 養 看 護 を 行 い, 看 護 費 用 の 支 出 を 避 けることにより 被 相 続 人 の 財 産 の 維 持 に 寄 与 する 型 看 護 期 間 要 看 護 状 態 などを 考 慮 し, 社 会 通 念 に 照 らし, 通 常 看 護 の 程 度 をこえる 場 合 で, 付 添 婦 費 用 相 当 額 の 支 払 を 免 れ, 相 続 財 産 の 維 持 につき 著 しく 寄 与 したと 認 められるときに 特 別 の 寄 与 となる オ. 財 産 管 理 型 : 被 相 続 人 の 財 産 管 理 を 行 い, 被 相 続 人 が 管 理 費 用 の 支 出 を 免 れるなどにより 被 相 続 人 の 財 産 の 維 持 に 寄 与 する 型 財 産 の 規 模 管 理 内 容 などを 考 慮 し, 通 常 の 管 理 の 程 度 をこえている 場 合 で, 相 続 財 産 の 維 持 につき 著 しく 寄 与 したと 認 められるときに 特 別 の 寄 与 となる (4) 寄 与 の 時 期 : 寄 与 は 相 続 開 始 前 の 寄 与 に 限 られる( 判 例 ) 相 続 開 始 後 の 管 理 費 用 等 は, 民 法 885 条 あるいは 民 法 252 条 の 規 定 等 により 処 理 すれば 足 りる 39

40 遺 産 分 割 のルール Ⅵ( 重 要 ) 2. 寄 与 分 の 算 定 : その 性 質 上 明 確 な 一 定 の 算 式 方 式 をたてることは 困 難 であり, 各 寄 与 類 型 に 従 って 各 事 案 ごとに 一 切 の 事 情 を 総 合 的 に 考 慮 しながら 決 定 する 必 要 がある 従 来 の 審 判 例 の 寄 与 分 の 範 囲 は5~50%が 多 い 3. 寄 与 分 と 具 体 的 相 続 分 算 定 の 方 法 : 被 相 続 人 が 相 続 開 始 の 時 において 有 した 財 産 の 価 額 から, 寄 与 分 を 控 除 したものを 相 続 財 産 とみなし, 民 法 900 条 から 民 902 条 までの 規 定 によって 算 定 した 相 続 分 に 寄 与 分 を 加 えた 額 をもってその 者 の 相 続 分 とする( 民 904の21) ア. 民 法 903 条 との 関 係 : 民 法 904 条 の2は 民 法 903 条 同 様 具 体 的 相 続 分 の 公 平 化 を 図 るための 修 正 要 素 であることから, 両 条 文 を 同 時 に 適 用 する 算 定 方 法 を 採 る 同 時 適 用 説 が 通 説 イ. 遺 留 分 との 関 係 : 遺 留 分 の 主 張 は, 民 904 条 の2 第 2 項 その 他 一 切 の 事 情 として 考 慮 される 具 体 的 事 案 によっては 遺 留 分 を 侵 害 する 寄 与 分 が 認 められることもありうる 4. 寄 与 分 を 定 める 手 続 : (1) 協 議 : 寄 与 を 認 めるかどうか, 寄 与 分 の 価 額 を, 相 続 人 間 の 話 し 合 いによって 決 める 40

41 遺 産 分 割 のルール Ⅶ( 重 要 ) (2) 家 裁 での 調 停 : ア. 申 立 権 者 は 寄 与 した 相 続 人, 相 手 方 は, 他 の 共 同 相 続 人 全 員 イ. 管 轄 : (ア) 相 手 方 の 住 所 地 又 は 合 意 で 定 めた 家 庭 裁 判 所 (イ) 遺 産 分 割 調 停 がすでに 家 裁 に 係 属 しているときはその 家 裁 に 申 立 てることを 要 する( 家 審 規 ) 2つの 調 停 は 併 合 されて 処 理 される( 合 一 的 処 理 ) a) 寄 与 分 のみ 調 停 成 立 にさせて, 遺 産 分 割 は 調 停 不 成 立 で 審 判 手 続 に 移 行 させることはできるが 逆 は 不 可 b) 寄 与 分 を 定 める 調 停 のみが 係 属 し,それが 不 成 立 となった 場 合 には 審 判 へ 移 行 するが, 遺 産 分 割 審 判 の 申 立 により 追 完 されないかぎり 不 適 法 として 却 下 される(904の2-4) (3) 家 裁 での 審 判 : ア. 管 轄 は, 被 相 続 人 の 住 所 地 又 は 相 続 開 始 地 の 家 庭 裁 判 所 但 し, 遺 産 分 割 審 判 との 合 一 的 処 理 (904の2-4) イ. 遺 産 分 割 審 判 手 続 において, 寄 与 分 を 主 張 する 場 合 には 別 に 寄 与 分 を 定 める 審 判 申 立 が 必 要 ( 裁 判 所 は 職 権 で 寄 与 分 を 定 めることはできない) 41

42 遺 産 分 割 のルール Ⅷ( 重 要 ) 3 特 別 受 益 : 法 定 相 続 人 の 中 で 被 相 続 人 から 生 前 贈 与 をうけ または 遺 言 によって 財 産 をもらっている 場 合 その 法 定 相 続 人 は 既 に 相 続 財 産 をもらった 者 として 扱 われる 制 度 で 遺 産 分 割 において 法 定 相 続 分 が 修 正 されることになります 特 別 受 益 の 対 象 となる 財 産 及 び 具 体 的 な 精 算 方 法 は 以 下 のとおりです < 関 連 法 規 > 第 903 条 ( 特 別 受 益 者 の 相 続 分 1) 第 904 条 ( 特 別 受 益 者 の 相 続 分 2) 特 別 受 益 の 対 象 : 1. 遺 言 書 によってもらったもの 2. 生 前 贈 与 によってもらったもの 2の 場 合 については 結 婚 や 養 子 縁 組 のため または 生 計 のための 贈 与 ( 例 えば 家 を 買 う 時 に 援 助 してもらったな ど)に 限 られます 精 算 方 法 : 計 算 方 法 は 以 下 の 計 算 式 によることになります 特 別 受 益 を 受 けた 者 の 具 体 的 な 相 続 分 =( 相 続 財 産 + 生 前 贈 与 遺 贈 ) 法 定 相 続 分 - 生 前 贈 与 遺 贈 特 別 受 益 を 受 けていない 者 の 具 体 的 な 相 続 分 =( 相 続 財 産 + 生 前 贈 与 遺 贈 ) 法 定 相 続 分 42

43 4へ 遺 産 分 割 のルール Ⅸ( 重 要 ) 4 分 割 方 法 : 実 際 に 遺 産 を 分 割 する 方 法 として 次 の4つの 方 法 があります 詳 細 は 別 途 案 内 する 現 物 分 割 : 誰 にどの 財 産 を 分 配 させるかを 具 体 的 に 決 める 方 法 で 最 も 一 般 的 な 方 法 代 償 分 割 : ある 相 続 人 が 法 定 相 続 分 以 上 の 財 産 を 取 得 するかわりに 他 の 相 続 人 たちに 自 分 の 金 銭 で 支 払 うという 方 法 換 価 分 割 : 相 続 財 産 をすべて 売 却 して その 代 金 を 分 割 する 方 法 共 有 分 割 : 各 相 続 人 の 持 分 を 定 めて 共 有 で 所 有 する 方 法 43

44 遺 産 分 割 協 議 書 の 作 成 遺 産 分 割 の 協 議 に 相 続 人 全 員 が 参 加 し 内 容 に 同 意 があった 場 合 には 行 われ た 遺 産 分 割 協 議 の 内 容 を 書 面 にして 残 しておかなければなりませんので 遺 産 分 割 協 議 書 を 作 成 しましょう 遺 産 分 割 協 議 書 は 必 ず 作 成 しなければならないというものではないですが 同 意 があったことを 明 確 にして 後 日 の 紛 争 を 防 止 するためも 必 ず 作 成 したほうが いいでしょう また 不 動 産 の 名 義 変 更 の 手 続 きや 預 貯 金 の 払 い 戻 しにも 必 要 になりますので 必 ず 作 成 しましょう 遺 産 分 割 協 議 書 作 成 のためのルールは 以 下 のようなものになります 遺 産 分 割 協 議 書 作 成 のルール: 1. 誰 が 何 を どれだけ 相 続 するか 明 確 にしなければなりません 相 続 財 産 の 中 に 不 動 産 がある 場 合 は 登 記 簿 謄 本 に 記 載 されている 通 り の 内 容 で 記 載 します 2. 用 紙 に 特 に 指 定 はありません また 書 き 方 も 自 由 になります 3. 相 続 人 全 員 が 署 名 押 印 ( 必 ず 個 人 の 実 印 で)しなければなりません 4. 各 相 続 人 について 印 鑑 証 明 書 を 用 意 しておきましょう 具 体 的 には 以 下 の 通 り 44

45 (1) 遺 産 分 割 協 議 1 被 相 続 人 の 遺 言 がある 場 合 は 遺 言 によって 指 定 分 割 しますが 遺 言 がない 場 合 は 法 定 相 続 分 の 割 合 で 共 有 になります そこ で 個 々の 財 産 を それぞれの 相 続 人 の 所 有 として 確 定 する 手 続 きが 必 要 になります 相 続 人 全 員 で 話 し 合 い どのように 財 産 を 分 配 するのかを 決 める 話 し 合 いを 遺 産 分 割 協 議 といいます 2 遺 産 分 割 協 議 は 相 続 人 全 員 を 参 加 させて 行 います 遺 言 による 包 括 受 遺 者 がいるときはその 者 も 協 議 に 参 加 します 一 部 の 相 続 人 や 包 括 受 遺 者 を 除 外 して 行 った 遺 産 分 割 協 議 は 無 効 です 3 遺 産 分 割 協 議 に 入 る 前 に 相 続 財 産 や 相 続 人 を 確 定 させる 必 要 があります ( 協 議 前 に 相 続 財 産 目 録 を 作 成 しておくと 便 利 です ) 4 相 続 人 のなかに 未 成 年 者 がいる 場 合 は 特 別 代 理 人 の 選 任 が 必 要 なります 一 般 に 未 成 年 者 については 親 権 者 が 法 定 代 理 人 として 未 成 年 の 法 律 行 為 や 財 産 管 理 を 行 いますが 遺 産 分 割 に 関 しては 未 成 年 者 と 法 定 代 理 人 ( 親 権 者 )の 利 害 が 対 立 する 関 係 にあるため 法 定 代 理 人 が 未 成 年 者 の 代 理 をすることができません 特 別 代 理 人 の 選 任 は 親 族 等 のなかから 適 切 な 人 を 候 補 者 に 立 て 家 庭 裁 判 所 に 対 し 申 し 立 てを 行 い 選 任 することになります 5 遺 産 分 割 は 民 法 に 規 定 されている 法 定 相 続 分 どおりに 分 配 せずに 相 続 人 全 員 が 合 意 すれば 自 由 に 決 めることができます 誰 か1 人 に 単 独 相 続 させることもできます 6 遺 産 分 割 協 議 は 相 続 人 全 員 が 一 同 に 集 まって 決 めるのが 原 則 ではありますが 相 続 人 が 遠 方 に 住 んでいるなどで 一 同 に 集 まる ことが 難 しい 場 合 は 電 話 や 手 紙 などで 話 し 合 いを 進 めて 遺 産 分 割 協 議 書 を 作 成 し 署 名 押 印 は 持 ち 回 りの 方 法 でもかまいません 7 遺 産 分 割 の 期 限 はないが 相 続 税 の 申 告 期 限 まで 決 まらないと 配 偶 者 の 税 額 軽 減 や 小 規 模 宅 地 等 の 特 典 が 受 けられないし 財 産 処 分 する 際 などに 支 障 が 出 てきます 8 相 続 人 全 員 の 合 意 に 基 づく 遺 産 分 割 協 議 は 原 則 としはやり 直 しはできません 民 法 第 909 条 : 遺 産 の 分 割 は 相 続 開 始 の 時 にさかのぼってその 効 力 を 生 ずる 但 し 第 三 者 の 権 利 を 害 することができない 原 則 として 適 法 に 不 備 なく 協 議 が 成 立 するとやり 直 しはできません( 但 し 相 続 人 全 員 の 合 意 があれば 可 能 ) その 効 力 は 相 続 開 始 時 にさかのぼって 被 相 続 人 から 直 接 それぞれが 相 続 したことになります 但 し 書 きは 相 続 開 始 から 遺 産 分 割 協 議 成 立 前 までにその 者 の 財 産 の 持 分 を 第 三 者 へ 処 分 した 場 合 です 譲 り 受 けた 第 三 者 が 分 割 の 結 果 に 左 右 されてご 破 算 になると 取 引 の 安 全 を 害 することになるからです 45

46 (2) 遺 産 の 分 割 方 法 遺 産 分 割 協 議 は 分 割 方 法 についても 自 由 に 決 めることができますが 一 般 的 に 次 の4つの 方 法 が 取 ら れます 1. 現 物 分 割 : 相 続 財 産 の 形 を 変 えずにそのまま 分 割 する 最 もシンプルな 方 法 です 例 えば 預 金 1,000 万 円 は 長 男 が 500 万 円 は 次 男 が 家 は 配 偶 者 が 相 続 するというような 場 合 に なります 2. 代 償 分 割 : 法 定 相 続 人 の 中 の1 人 または 数 人 がすべての 財 産 を 相 続 し 残 りの 法 定 相 続 人 にその 代 償 金 を 支 払 うという 方 法 です 例 えば 長 男 が 家 業 を 継 ぐため 唯 一 の 財 産 であった 工 場 とその 土 地 を 相 続 し 他 の 相 続 人 に 対 しては 長 男 から 代 償 金 を 支 払 いというような 場 合 になります 事 業 用 資 産 などの 分 割 しにくい 財 産 に 有 効 対 価 の 支 払 いは 金 銭 で 支 払 う 方 法 のほかに 物 ( 不 動 産 や 有 価 証 券 )を 交 付 する 場 合 もあります 3. 換 価 分 割 : 財 産 の 全 て 又 は 一 部 を 売 却 し それぞれの 相 続 分 に 応 じて 分 配 する 方 法 です 例 えば 土 地 を4,000 万 円 で 売 却 して その 売 却 代 金 の 中 から2,000 万 円 を 配 偶 者 に 1,000 万 円 を 長 男 に 1,000 万 円 を 次 男 に 分 配 するような 場 合 になります 4. 共 有 分 割 : 財 産 のすべて または 一 部 を 法 定 相 続 人 の 全 員 または 一 部 で 共 有 取 得 するという 方 法 です 例 えば 土 地 の 持 分 の2 分 の1を 配 偶 者 4 分 の1を 長 男 4 分 の1を 次 男 で 共 有 するというような 場 合 になります 46

47 4つの 分 割 方 法 の 特 徴 47

48 (3) 具 体 的 な 遺 産 分 割 協 議 書 遺 産 分 割 協 議 書 は 必 ず 作 らなければいけないというものではないが 遺 産 分 割 協 議 により 分 割 が 確 定 したら 相 続 税 がかかる かからないにかかわらず 後 々のトラブルを 未 然 に 防 止 するため 相 続 税 の 申 告 するときや 相 続 登 記 をするときは 必 ず 必 要 になるので 合 意 を 確 認 する 遺 産 分 割 協 議 書 を 作 成 します 1 遺 産 分 割 協 議 書 の 書 式 や 形 式 などに 決 まったルールはありませんから 縦 書 でも 横 書 きでもよく 手 書 きやパソコンで 作 成 してもかまいません 2 誰 がどの 財 産 を 取 得 したのかが 明 確 にわかること ⅰ 不 動 産 は 登 記 簿 謄 本 の 記 載 どおりに 書 きます 土 地 の 場 合 所 在 地 地 目 面 積 建 物 の 場 合 所 在 地 種 類 構 造 床 面 積 ⅱ 預 貯 金 の 場 合 は 金 融 機 関 名 預 金 種 類 口 座 番 号 金 額 ⅲ 有 価 証 券 の 場 合 は 銘 柄 株 数 金 額 その 他 3 遺 産 分 割 協 議 が 相 続 人 全 員 の 合 意 により 適 正 に 成 立 したことが 証 明 されること 適 正 に ⅰ 相 続 人 の 住 所 氏 名 を 住 民 票 どおりに 正 確 に 記 載 し 全 員 が 署 名 ( 記 名 ) 押 印 すること ⅱ 印 鑑 は 必 ず 印 鑑 証 明 を 受 けた 実 印 を 押 印 し 全 員 の 印 鑑 証 明 書 を 添 付 する 4 協 議 書 が 複 数 枚 になるときは 用 紙 間 に 相 続 人 全 員 の 契 印 が 必 要 です 5 相 続 人 の 数 だけ 作 成 し 各 自 が 保 存 しておく 不 動 産 は お 金 のなる 木 である なんていうか つての 幻 想 は 捨 てて 不 動 産 を 所 有 する 者 は その 管 理 保 全 についても 責 任 を 持 たなければ いけない 重 要 な 社 会 インフラであるという 認 識 を 持 って 遺 産 分 割 協 議 をすること 不 動 産 は 分 けられない 資 産 であるという 知 識 をしっかり 持 つこと 実 際 に 誰 が 住 んで 誰 がその 不 動 産 の 管 理 保 全 をするのかを 見 極 め 必 要 な 人 に 確 実 に 承 継 するようにすること 48

49 遺 産 分 割 協 議 書 を 作 成 上 の 注 意 事 項 Ⅰ (イ) 何 といっても 共 同 相 続 人 の 確 定 を 誤 りのないようにする 遺 産 分 割 は 共 同 相 続 人 全 員 でしなければなりませんので 亡 くなった 人 の 戸 籍 謄 本 除 籍 謄 本 を14~15 歳 ころ ( 生 殖 可 能 年 齢 )から,できれば 出 生 時 から 死 亡 時 まで 連 続 するように( 途 中 の 落 ち がないように) 取 寄 せて 共 同 相 続 人 を 確 定 して 下 さい 養 子 に 行 ったりしていると 行 った 先 で 生 まれた 子 供 が 被 相 続 人 の 死 亡 時 の 戸 籍 には 記 載 されていないというような ことや 転 籍 ( 本 籍 を 移 すこと)が 多 いと 思 わぬところに 共 同 相 続 人 になる 人 がいたりすることがありますので( 残 され た 子 供 たちA Bの 全 然 知 らない 子 C<A Bからすると 実 の 兄 弟 >が 幼 いとき 養 子 に 行 っているような 例 もありま す ) この 点 はくれぐれも 注 意 して 下 さい 共 同 相 続 人 の 確 定 に 不 安 が 残 るようでしたら 専 門 家 に 相 談 してみるの も 一 つの 方 法 と 思 います (ロ) 遺 産 の 確 定 を 間 違 えないようにする 例 えば 共 同 相 続 人 の 全 員 が 被 相 続 人 の 遺 産 だと 思 っていても 登 記 簿 をみると 被 相 続 人 の 先 代 の 名 義 になっ ていたりすることがあります このような 場 合 現 在 の 共 同 相 続 人 だけでは 遺 産 分 割 できないことがあります 銀 行 預 金 等 についても 被 相 続 人 の 名 義 でないものは 遺 産 分 割 協 議 書 を 作 成 しても これだけでは 銀 行 側 は 預 金 の 名 義 変 更 に 応 じてくれないでしょう 銀 行 としては それが 被 相 続 人 の 預 金 であることが 確 定 できないからです この ような 場 合 は 遺 産 とみていいのかどうか 遺 産 とみることができるにしてもどのような 手 続 を 経 れば 遺 産 としての 扱 いができるのかといった 問 題 がありますので やはり そのことに 詳 しい 人 や 専 門 家 に 相 談 するのがいいでしょう 以 上 のように 名 実 ともに 誰 がみても 遺 産 といえるものは 問 題 は 少 ないのですが( 共 同 相 続 人 間 でそれが 遺 産 を 構 成 するのかどうか 争 いになることもありますが このような 場 合 は 後 述 の 調 停 等 の 手 続 によることが 必 要 になると 思 われます ) 問 題 のありそうなものは 遺 産 分 割 協 議 書 を 作 成 する 前 に 遺 産 として 分 割 していいかどかきちんと 確 認 しておくことが 必 要 です (ハ) 協 議 がまとまったら 誰 がどの 遺 産 を 相 続 するのか 疑 問 の 残 らない 形 で 記 載 するようにする 例 えば 妻 〇 〇 は の 土 地 建 物 を 取 得 するとした 場 合 土 地 建 物 の 特 定 については 地 番 や 家 屋 番 号 などに 間 違 いが 生 じないよう 不 動 産 登 記 簿 謄 本 ( 登 記 事 項 証 明 書 )と 照 らし 合 わせて 記 載 して 下 さい 地 番 や 床 面 積 など に 違 いがあると 登 記 の 際 困 ることが 生 じますので( 遺 産 分 割 協 議 書 は 登 記 原 因 証 明 情 報 として 使 われることが 一 般 的 です ) 一 字 一 句 不 動 産 登 記 簿 謄 本 ( 登 記 事 項 証 明 書 )と 合 わせることが 望 まれます 49

50 遺 産 分 割 協 議 書 を 作 成 上 の 注 意 事 項 Ⅱ 長 男 〇 〇 は の 銀 行 預 金 を 取 得 するとする 場 合 も 銀 行 支 店 名 はもちろん 普 通 預 金 か 定 期 預 金 かといった 区 別 から 口 座 番 号 まで 書 いておくと 特 定 としては 十 分 でしょう このときも 書 き 間 違 えないようにして 下 さい もっとも 相 続 開 始 時 に 〇 〇 銀 行 支 店 に 存 する 被 相 続 人 名 義 の 預 金 全 部 といった 書 き 方 でも 取 得 財 産 が 特 定 できれば 差 支 えありません なお 銀 行 預 金 やゴルフ 会 員 権 では 預 金 等 の 名 義 変 更 について 銀 行 やクラブ 所 定 の 同 意 書 等 を 要 求 するとこ ろがありますので 事 前 に 問 い 合 わせておくのが 無 難 でしょう その 他 の 遺 産 ( 株 式, 賃 借 権 等 )についても 遺 産 の 内 容 を 特 定 し 誰 がどの 遺 産 を 取 得 するのか 第 三 者 がみ ても 疑 問 のない 形 で 作 成 して 下 さい これについても 調 印 前 に 専 門 家 にチェックしてもらうと 安 心 でしょう (ニ) 自 署 実 印 印 鑑 証 明 書 添 付 とする 署 名 を 代 筆 としないのは 後 に 自 分 の 署 名 したものではないといったトラブルを 避 けるためです ですから 高 齢 等 で 自 分 の 名 前 も 書 くのが 困 難 といった 場 合 はともかく 代 筆 はできる 限 り 避 けて 下 さい 実 印 によるのは 登 記 や 銀 行 預 金 の 名 義 変 更 等 の 場 合 実 印 によることが 求 められることや それぞれ 自 己 の 意 思 によるものであること 明 確 に 残 しておくためです 印 鑑 証 明 書 は 実 印 による 印 影 であることの 証 明 になります 遺 産 分 割 協 議 書 は 各 共 同 相 続 人 が 一 通 ずつ 所 持 することになりますので 印 鑑 証 明 書 等 もそれに 応 じた 枚 数 を 用 意 するとよいでしょう (ホ) 付 記 ( 債 務 の 分 割 代 償 分 割 について) 遺 産 分 割 協 議 書 で 住 宅 ローンなどの 債 務 についても 誰 が 支 払 うか 決 めることはできますし 共 同 相 続 人 間 では 有 効 な 合 意 です もっとも 債 権 者 としては 支 払 ってもらえない 場 合 遺 産 分 割 協 議 書 の 定 め 如 何 にかかわらず 債 権 額 を 共 同 相 続 人 の 法 定 相 続 分 に 応 じて 請 求 することができます そうでないと もし 債 務 を 一 番 資 力 のない 相 続 人 に 相 続 させ た 結 果 債 権 者 からすると 取 立 不 能 に 終 わる( 不 良 債 権 化 する)ようなことになっては 困 るからです 50

51 遺 産 分 割 協 議 書 を 作 成 上 の 注 意 事 項 Ⅲ ですから 共 同 相 続 人 としては ある 相 続 人 が 債 務 を 負 担 する 旨 の 分 割 協 議 書 を 作 成 しただけでは 安 心 できませんので もし 債 務 を 負 担 してもらう 代 わりにプラスの 財 産 もその 人 に 相 続 させるという ような 合 意 ( 協 議 )をする 場 合 確 実 にその 相 続 人 に 支 払 ってもらえるかどうかを 見 極 めたうえで 合 意 することが 大 事 です また ある 相 続 人 Aが 多 くの 遺 産 を 取 得 した 場 合 他 の 相 続 人 B Cに 対 しては AからB Cに 対 し 代 償 として 金 銭 を 支 払 うといった 分 割 方 法 ( 代 償 分 割 といっています)も 有 効 ですが この 場 合 も B Cとしては 確 実 に 代 償 金 を 支 払 ってもらえるかどうかを 見 極 めておくことがやはり 大 事 でしょう 代 償 分 割 は 後 述 の 調 停 や 審 判 でも 時 々 目 にする 分 割 方 法 の 一 つです また せっかく 遺 産 分 割 協 議 書 を 作 成 しても 合 意 過 程 ( 例 えば 共 同 相 続 人 のうちの 誰 かの 意 思 表 示 に 錯 誤 があったとき)や 合 意 当 事 者 に 問 題 のあったとき( 例 えば 共 同 相 続 人 のうちの 誰 かを 外 した 状 態 で 合 意 したとき)などには 遺 産 分 割 協 議 の 無 効 や 取 消 といった 問 題 が 生 じてきます 以 上 のように 協 議 による 分 割 ができれば それに 越 したことはありませんが 何 らかの 事 情 で 協 議 が 整 わないときは 家 庭 裁 判 所 による 調 停 や 審 判 の 手 続 により 分 割 することになります 調 停 というのは かいつまんでいうと 家 庭 裁 判 所 で 調 停 委 員 ( 会 )または 裁 判 官 ( 家 事 審 判 官 )に 中 に 入 ってもらって 共 同 相 続 人 の 話 合 いで 遺 産 分 割 の 解 決 を 目 指 す 方 法 です 審 判 は 調 停 ができない( 調 停 不 成 立 ) 場 合 などに 裁 判 官 ( 家 事 審 判 官 )の 判 断 により 遺 産 分 割 の 内 容 を 決 めてもらうことになるもので 民 事 事 件 でいうと 判 決 に 相 当 するといっていいでしょう これ に 対 し 調 停 は 民 事 事 件 でいうと 和 解 ( 裁 判 上 の 和 解 )と 同 様 に 考 えられます これらについての 詳 しいことは 以 下 の 調 停 による 分 割 等 をご 参 照 下 さい 51

52 4へ 遺 産 分 割 のポイント(まとめ) 被 相 続 人 相 続 人 遺 産 分 割 内 容 項 目 内 容 現 在 判 明 していない 相 続 財 産 が 発 見 された 場 合 亡 くなられた 被 相 続 人 の 氏 名 のほかに 本 籍 死 亡 年 月 日 を 記 載 する 相 続 人 の 氏 名 住 所 ( 住 民 票 印 鑑 証 明 に 記 載 された 通 り) 相 続 人 との 続 柄 を 記 載 する どの 財 産 を 誰 がどれだけ 取 得 したかを 出 来 るだけ 具 体 的 に 記 載 する 2 次 相 続 まで 考 慮 しているかどうかがポイントです! 誰 にどのような 要 領 で 分 配 するかも 予 め 決 めておく 不 動 産 不 動 産 については 登 記 簿 謄 本 の 記 載 内 容 をそのまま 転 記 する ( 所 在 地 番 地 目 地 積 家 屋 番 号 種 類 構 造 床 面 積 ) 株 式 公 社 債 預 貯 金 負 債 株 式 公 社 債 預 貯 金 等 については 次 の 内 容 を 記 載 する ( 銘 柄 株 数 金 融 機 関 名 支 店 名 証 券 番 号 口 座 の 種 類 口 座 番 号 残 高 ) 負 債 ( 借 入 金 預 り 金 未 払 いの 税 金 など)についても 誰 が 相 続 するのかを 記 載 する 相 続 人 が 未 成 年 の 場 合 用 紙 署 名 捺 印 保 管 相 続 人 が 未 成 年 の 場 合 で 親 権 者 も 相 続 人 の 一 人 の 場 合 には 未 成 年 の 相 続 人 の ために 特 別 代 理 人 を 選 任 しなければならない 特 に 定 められた 書 式 形 式 がなく 最 近 はA4 用 紙 にパソコン 等 で 作 成 するのが 一 般 的 です 相 続 人 全 員 が 署 名 し 実 印 を 押 印 する 印 鑑 証 明 書 を 添 付 する 事 が 必 要 です 財 産 を 取 得 しなかった 相 続 人 がいる 場 合 も 分 割 協 議 書 への 署 名 と 捺 印 が 必 要 です 用 紙 が 複 数 枚 になる 場 合 は 用 紙 と 用 紙 の 間 に 契 印 ( 割 印 )を 全 員 で 行 います 相 続 人 の 人 数 分 作 成 し 各 自 で 保 管 する 52

53 全 般 4へ 調 停 審 判 ( 協 議 が 円 滑 に 進 まない 場 合 ) 民 法 第 907 条 2 項 : 遺 産 の 分 割 について 共 同 相 続 人 間 に 協 議 が 調 わないとき 又 は 協 議 をすることができないときは 各 共 同 相 続 人 は その 分 割 を 家 庭 裁 判 所 に 請 求 することができる 遺 産 分 割 協 議 は 法 定 相 続 人 全 員 で 行 うことにより 有 効 なものであるので 遠 い 親 戚 のような 他 人 同 然 の 人 間 が 相 続 人 であった 場 合 には 遺 産 分 割 協 議 が 決 裂 する 場 合 も 多 くあります 遺 産 分 割 の 協 議 がどうしても 整 わない 場 合 には 法 定 相 続 分 で 相 続 財 産 の 分 配 をすることになりますが 被 相 続 人 の 所 在 地 の 家 庭 裁 判 所 に 調 停 審 判 の 手 続 きを 申 し 立 てることで 遺 産 分 割 協 議 に 変 わる 判 断 を 裁 判 所 にしてもらうこ ともできます( 民 法 第 907 条 第 2 項 家 事 審 判 法 第 18 条 ) < 参 考 > 裁 判 所 遺 産 分 割 調 停 弁 護 士 不 要 で 当 事 者 同 士 で 手 続 きを 行 うことが 出 来 ます 申 し 立 て 手 数 料 は 一 件 1200 円 審 判 が 確 定 した 場 合 確 定 した 判 決 と 同 じ 効 力 をもつことになります 法 定 相 続 人 であれば 誰 でも 調 停 審 判 を 申 し 立 てることができます < 調 停 > 法 定 相 続 人 の 協 議 に 家 庭 裁 判 所 の 審 判 官 と 調 停 委 員 が 第 三 者 として 同 席 し 話 し 合 いがうまくまとまるようにアド バイスして 手 続 きを 進 めます 結 論 はあくまで 法 定 相 続 人 に 任 せるというもので 協 議 が 不 調 に 終 わると 自 動 的 に 審 判 に 移 行 することになります 協 議 がうまくまとまった 場 合 には 家 庭 裁 判 所 において 調 停 調 書 が 作 成 されます 調 停 調 書 には 法 的 な 強 制 的 な 力 があり 法 定 相 続 人 はその 内 容 に 必 ず 従 わなくてはならなくなります < 審 判 > 調 停 がうまくまとまらなかった 場 合 の 手 続 きということになります 家 庭 裁 判 所 の 審 判 官 によって 事 実 関 係 の 調 査 が 実 施 され その 後 審 判 官 の 判 断 により 遺 産 の 分 割 が 強 制 的 に 行 われるというものです 53

54 5 財 産 の 名 義 変 更 について 遺 産 分 割 協 議 が 終 了 して 相 続 財 産 をどう 分 配 するかを 決 めて その 内 容 にしたがって 遺 産 分 割 協 議 書 を 作 成 した ら その 内 容 どおりに 相 続 財 産 の 名 義 を 変 更 していく 手 続 きを 進 めていかなければなりません 相 続 財 産 の 名 義 変 更 は いつまでにしなくてはならないというような 期 限 はありませんが 次 の 相 続 が 起 こってし まった 場 合 には 手 続 きが 複 雑 になりトラブルのもとになりますし 相 続 した 財 産 を 誰 かに 売 却 しようという 場 合 には 名 義 人 が 被 相 続 人 のままであると 売 却 することができませんので 結 果 的 に 名 義 変 更 をしなくてはならなくなります そういったトラブルを 避 けるためにも 遺 産 分 割 協 議 が 終 了 したらなるべく 早 めに 相 続 財 産 の 名 義 を 変 更 するように しましょう なお 不 動 産 の 名 義 変 更 手 続 きは1 番 重 要 な 手 続 きですので 速 やかに 名 義 変 更 の 手 続 き 行 うことをお 勧 めいた します MENU 不 動 産 の 名 義 変 更 手 続 き 預 貯 金 の 名 義 変 更 手 続 き 株 式 の 名 義 変 更 手 続 き 生 命 保 険 金 の 請 求 その 他 54

55 不 動 産 の 名 義 変 更 手 続 き1 大 まかな 手 続 きの 流 れ 法 務 局 では 誰 でもその 不 動 産 が 誰 の 物 であるか 担 保 などがついているかど うかが 記 載 されている 登 記 簿 を 閲 覧 できるようになっています 相 続 が 起 こった 場 合 被 相 続 人 名 義 の 不 動 産 登 記 簿 を 相 続 人 名 義 に 変 える 手 続 き( 登 記 など)をしなくてはなりません なお 不 動 産 の 名 義 を 変 更 しないでいてトラブルになることはよくあることです ので 速 やかに 名 義 変 更 の 手 続 きを 行 うことをお 勧 めいたします 以 下 で 不 動 産 の 名 義 変 更 の 手 続 きを 解 説 していきます 1 大 まかな 手 続 きの 流 れ: 遺 産 分 割 協 議 の 終 了 登 記 に 必 要 な 書 類 の 収 集 登 記 申 請 書 の 作 成 法 務 局 への 登 記 の 申 請 不 動 産 は お 金 のなる 木 である なんていうかつ ての 幻 想 は 捨 てて 不 動 産 を 所 有 する 者 は そ の 管 理 保 全 についても 責 任 を 持 たなければいけ ない 重 要 な 社 会 インフラであるという 認 識 を 持 っ て 遺 産 分 割 協 議 をすること 不 動 産 は 分 けられない 資 産 であるという 知 識 を しっかり 持 つこと 実 際 に 誰 が 住 んで 誰 がその 不 動 産 の 管 理 保 全 をするのかを 見 極 め 必 要 な 人 に 確 実 に 承 継 す るようにすること 55

56 2 手 続 きのすすめ 方 1. 登 記 に 必 要 な 書 類 の 収 集 : 登 記 に 必 要 な 書 類 はどのように 遺 産 分 割 の 協 議 が 行 われたかによって 必 要 な 書 類 が 異 なってきます 具 体 的 には 以 下 のとおりになります 1-1. 法 定 相 続 人 が 一 人 の 場 合 または 法 定 相 続 分 で 相 続 をする 場 合 : 被 相 続 人 の 出 生 から 死 亡 までの 戸 籍 謄 本 法 定 相 続 人 の 戸 籍 謄 本 法 定 相 続 人 の 住 民 票 相 続 する 不 動 産 の 固 定 資 産 税 評 価 証 明 書 以 上 の 書 類 は 全 て 市 区 町 村 役 場 で 取 得 することができます 1-2. 遺 産 分 割 協 議 で 決 めた 割 合 で 相 続 をする 場 合 : 被 相 続 人 の 出 生 から 死 亡 までの 戸 籍 謄 本 法 定 相 続 人 の 戸 籍 謄 本 法 定 相 続 人 の 住 民 票 相 続 する 不 動 産 の 固 定 資 産 税 評 価 証 明 書 法 定 相 続 人 の 印 鑑 証 明 書 遺 産 分 割 協 議 書 戸 籍 謄 本 住 民 票 評 価 証 明 書 印 鑑 証 明 書 については 全 て 市 町 村 役 場 で 取 得 することができます 遺 産 分 割 協 議 書 については 遺 産 の 分 割 のページで 作 成 した 協 議 書 をそのまま 使 用 可 能 です 56

57 5へ 不 動 産 の 名 義 変 更 手 続 き( 申 請 書 登 記 ほか) 2. 申 請 書 の 作 成 : 登 記 の 申 請 書 の 作 成 については 状 況 によって 複 雑 に 変 化 するものなのでここでの 解 説 は 控 えさせて いただきます なお 登 記 を 申 請 する 法 務 局 ( 登 記 所 )に 直 接 問 い 合 わせてみるといいでしょう 3. 登 記 の 申 請 : 登 記 の 申 請 書 に 集 めた 書 類 をクリップで 止 めて 相 続 する 不 動 を 管 轄 とする 法 務 局 ( 登 記 所 )に 登 記 の 申 請 をいたします 提 出 した 書 類 に 不 備 がなければ1 週 間 くらいで 登 記 が 完 了 し 不 動 産 の 名 義 が 変 更 されたことになります 4. 登 記 の 費 用 について: 登 記 を 申 請 する 際 には 税 金 ( 登 録 免 許 税 )の 納 付 が 必 要 になります なお そのときに 必 要 になる 税 金 ( 登 録 免 許 税 )は 固 定 資 産 税 評 価 証 明 に 記 載 されている 不 動 産 の 価 格 に1000 分 の1を 乗 じた 価 格 となります なお 司 法 書 士 などの 専 門 家 に 登 記 の 依 頼 をした 場 合 には 必 要 書 類 の 収 集 登 記 申 請 書 の 作 成 法 務 局 への 登 記 の 申 請 まですべての 手 続 きを 司 法 書 士 が 代 理 することになります この 場 合 には 登 録 免 許 税 以 外 に 司 法 書 士 への 報 酬 が 必 要 になります なお 1つの 土 地 を 相 続 した 場 合 に 相 続 人 で1つの 土 地 を 複 数 の 土 地 に 分 ける 場 合 ( 相 続 したのが2 00m2の 土 地 で 長 男 はその 土 地 の 南 側 100m2 次 男 はその 土 地 の 北 側 100m2という 場 合 です )に は 相 続 の 登 記 の 申 請 をする 前 に その 土 地 を 物 理 的 に 分 ける 手 続 きをする 必 要 がでてきます この 場 合 には 地 積 測 量 を 行 い1つの 土 地 を 複 数 の 土 地 に 分 ける 手 続 き( 土 地 分 筆 登 記 )の 申 請 が 必 要 になります その 手 続 きのあとに 各 相 続 人 名 義 に 相 続 の 登 記 を 申 請 することになります 57

Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要

Ⅲ 相 続 財 産 の 分 割 に 関 する 確 認 事 項 1 遺 言 がありますか? 有 遺 言 公 正 証 書 又 は 家 公 証 人 役 場 等 要 月 日 無 庭 裁 判 所 の 検 認 を 受 否 ( 通 ) けた 遺 言 書 2 死 因 贈 与 があります 有 贈 与 契 約 書 要 相 続 人 様 へ の お 願 い 相 続 税 の 申 告 にあたり 以 下 の 各 項 目 についてのご 確 認 をお 願 い 致 します Ⅰ 被 相 続 人 に 関 する 確 認 事 項 1 被 相 続 人 について 有 被 相 続 人 の 戸 籍 ( 除 本 籍 地 の 市 区 町 村 要 月 日 籍 ) 謄 本 ( 出 生 から 役 所 ( 場 ) 否 ( 通 ) 相 続 開 始 まで) 被

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