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1 野呂真吾 1) 田中浩 2) Behavior changes of migratory birds in the Aichi Fujimae tideland Shingo NORO 1) and Hiroshi TANAKA 2) Abstract Nagoya City abandoned due to active citizen movement to change garbage disposal place to Fujimae tideland.during April in 2007 between January in 2008 we tried the observations of water quality, bird species and numbers, and bottom animals once a week. This shows some poor oxygen water blocks are frequently observed and have influenced bottom animals and then birds. Between 2000 and 2001 numbers and species of migratory birds were drastically changed. The reason could be why Tokai heavy rainfall and resulting flood flew large amout of soils and sands through the Shinkawa river and changed the bottom shape of Fujimae tideland. This leads to serious changes of bottom animals and then migratory birds. Key word: Environmental assessment book,environmental change of migratory bird. は めに 藤前干潟は名古屋港の湾奥にある干潟で日本最大級のシギ, チドリ類の飛来地として国際的にも重要視されている. 名古屋市がこの干潟にゴミ埋め立て処分場を計画し,1998 に環境アセスメントを実施した結果, 計画が渡り鳥などの生息環境に影響することは明らか としながらも, 人工干潟の造などを条件に埋め立てに着手しようとした. しかしながら, 代償措置としての人工干潟造で現干潟の環境を守ることは極めて困難であるとする環境庁 ( 現環境省 ) の見解が 1999 に発表され, 名古屋市民の反対もあり 名古屋市は藤前干潟の埋め立てを断念した. 藤前干潟は, 名古屋港西南, 臨海工業地域の中にある干潟で, 面積はおよそ 250 ヘクタールである. 伊勢湾に残る最後の干潟で 2002 に鳥獣保護区特別保護地区に指定, さらに同ラムサール条約にも登録され, 日本最大の渡り鳥の飛来地として有名である. 1) 大学院理工学研究科環境創造学修士 2) 環境創造学科 1) Master of Environmental Science and Technology 2) Department of Environmental Science and Technology それでは, 現在の藤前干潟周辺の環境はどうなっているのであろうか. 本研究では大気 水質 土壌 鳥の種類と数の現地調査を行い現在と 1998 のアセスメント時の環境変化を調査する. この藤前干潟の環境アセスメントは本来の意味で妥当だったのだろうか. 環境アセスメントが法律として制定されたのが 1997 ( 9 ) である. しかし藤前干潟はそれ以前に影響評価書 (2) の作が行われているのである. 名古屋市のゴミ埋め立て問題で揺れたこの藤前干潟を, もう一度調査してみたいと考えた. そこには数少なくなった自然環境をなぜ残さなければいけないのか, 都会の中で生き残りをかけた自然生物の現在の生息図が浮かび上がってくる. 本研究では, 月から 2008 の 12 月にかけて週に 1 回の水質調査 鳥類調査を行うことで環境影響評価書が作られた時の生活環境 自然環境と現在の生活環境 自然環境の変化や鳥類の分布の変化について詳しく検討することを目的とする. また 12 と 13 の間に鳥類の飛来数の減少が確認されている. その原因や新川の護岸工事に伴う水質 底生生物や鳥類の動向についても考察したい.

2 2 藤前干潟の現況調査 2 3 現地調査 2007 の環境を実際に藤前干潟で表 1 の方法で測定を行 2 1 藤前干潟の概 図 1 に示す藤前干潟は 伊勢湾に流れ込む庄内川 新川 日光川の河口に広がる砂 泥からる干潟を含む区域で さ い これまでの環境の推移を比較 検討することを目的とす る 時期や対象項目 使用機器は以下に示すとおりである らに 庄内川河口干潟 新川河口干潟 そして藤前地先干潟 対象時期 2007 月から 月 の3つの干潟に分けられる 対象項目 水質(図 2 参照) 鳥類の調査 藤前干潟は 名古屋市の南西に位置し 大都市部としては 貴重な自然を残している場所となっている 使用機器 マルチ水質モニタリングシステム U-21XD 図 3 参照 水質の 8 項目(pH 溶存酸素 導電率 塩分 TDS 全 溶存固形物量 海水比重 温度 濁度)を同時測定 する 2 データ解析 大気 水質 土壌 鳥類の生息状況を元に環境影響評価 が行われた時と現在の生活環境の変化や鳥類の行動パター ン等を解析する 図 1 藤前干潟の場所 2 2 調査方法 愛知県や研究機関の資料を用いて藤前干潟周辺の概 況を調べる 水質 庄内川 新川河口干潟調査会の資料 3 鳥類 あいちの環境及び野鳥観察館のデータ 4 底生生物 庄内川 新川河口干潟調査会 第 1 11 回資料 3 表 現地で測定する項目 1 ph 水素イオン濃度 2 溶存酸素 DO 3 導電率 COND 塩分 SAL 5 全溶存固形物質 TDS 6 温度 TENP 7 濁度 TURB 8 海水比重 σt

3 2 5 現 調査の 2007 月から 12 月までの現地調査において ph の経月 変化を図 に 水温の経月変化を図 5 に DO の経月変化を図 PHの経月変化 6 に示す 9.00 新川 庄内川 日光川のpHは 6 8 の間で 中性に近い 8.00 値を示した 水温に関してはすべての地点で 7 月に最高を記録し を超える地点もある 最低は 12 月で 13oC が最低となってい.00 る 3.00 藤前干潟 No1 庄内川橋下 No2 新川橋下 No3 庄内川下流 No 2.00 また 夏季でもDOの値は 2mg/ℓを下回ることはなかった 1.00 名古屋港や藤前干潟のくぼ地から貧酸素水塊が夏季に拡散 0.00 月 5月 6月 7月 8月 され干潟全域に広がると予測されていたが くぼ地の埋め戻 9月 月 11月 12月 月 しは水面下 cmのみの測定では貧酸素水塊が広がる様子 図 ph の経月変化 は十分確認できなかった しかし 庄内川 新川河口干潟調 3 査会 第 11 回資料 と 藤前干潟の南西にくぼ地があり 水温の経月変化 形されていることがわかる 17 までの激特工事に よってくぼ地も現在では 2 3mの深さまで埋め戻しが行わ れ以前と比べれば貧酸素水塊は少なくなっている 図2参照 その底cm周辺はDOの値が2mg/ℓを下回る貧酸素水塊が しかし必要な土砂が工事期間内に確保できなかったため m の深さまでしか埋め戻されず 現在も藤前干潟を脅かす要.00 藤前干潟 No1 庄内川橋下 No2 新川橋下 No3 庄内川下流 No 5.00 因の一つとなっている 0.00 月 5月 6月 7月 8月 9月 月 11月 12月 月 図 5 水温の経月変化 DOの経月変化 7.00 図 2 藤前干潟のくぼ地 mg/ l 藤前干潟にある深さ 3m のくぼ地 藤前干潟 No1 庄内川橋下 No2 新川橋下 No3 庄内川下流 No 月 5月 6月 7月 8月 9月 月 図 6 DO の経月変化 図 3 21 D 月 11月 12月

4 3 鳥類 3.3 調査 に愛知県の行った既存資料調査(7)によって確認 3.1 目的と 名古屋市による環境影響評価書(2)が作られた と された鳥類は 11 目 25 科 7 種で延べ個体数 羽が確 の環境の差を調べる目的で 鳥類の種類数や季節 認された これらの鳥類の種構を目別にみるとチドリ目が 変化 鳥類の飛来数に大きな変化のある 12 以前の環 37 種 3.5 と最も多く 次いでスズメ目が 35 種 32.7 境とそれ以後の環境変化 また 鳥類の行動パターンを解析 であった 渡り鳥の区分からいくと種類数では冬鳥が 53.9% 夏鳥が する 3.2 調査方 0.8% 旅鳥 漂鳥.9% 留鳥 28.2%と渡り鳥がその半数以 1 定点カウント 上を占めていた 干潟及び海域を対象に干潮時 満潮時 正午時 野鳥観察 優先的に出現したのは表2に示すとおりスズカモが最も多 館前と藤前干潟活動センター前の地点から調査範囲内で観 く13579 羽 19.79% であり 次いでカワウ12833 羽.70% 察された鳥類の種類を記録した オナガカモ 989 羽 となっていた の既存資料から の調査における種類及 図 8 鳥類の観測点 2 行動パターン 鳥類の潮位変化 時間変化による生息場所及び特性を調べ び個体数の季節変化を図 8 に示す ることを目的とし 日の出から日の入りまで 1 時間ごとに記 録した 飛来数と種類数の関係 3 調査場所 調査範囲は図7に示す通り 藤前干潟西地区の野鳥センタ 飛来数合計 種類数 する 種類 0 羽 ー 調査域のほぼ南端 から庄内川 新川橋のところまでと / 2/ 3/ 6/ 6/ 7/ 8/ 1 8/ 27 9/ 9/ 2 /1 / / /1 6 5/ 5/ 21 / / 23 0 日 図 9 における月別の飛来数 種類数については春季の渡り鳥の時期である 月に 50 種 類と最も多くなるほか 月から 2 月くらいまでの秋から冬 にかけても毎月 50 種以上の種類数が確認できる 図 9 に示す個体数においては変動が激しく 秋から冬にか けて最も大きく増加し11 月27 日に13726 羽の鳥類が確認で きた 一方 春から夏にかけて個体数は減少し 6 月には 990 羽と最小個体数が確認できた 調査場所 表 2 6 と の鳥の個体数の変化 図7 調査範囲 羽 / /23 5/ 5/21 6/ 6/ 7/ 8/1 8/27 9/ 日時 9/2 /1 /22 11/26 12/ 1/ 2/ 3/ カワウ 留鳥 スズ カモ 冬鳥 ハマシ ギ 旅 冬鳥 合計 図 8 の飛来数と種類数の 6 個体数 オナガカ ハマシギ スズカモ カワウ カルガモ 割合 スズガモ カワウ オナガガ カルガモ ハマシギ 個体数 割合

5 生生物が激減していること また 1999 にも同様の傾向 が見られたと報告されている 幸いこのときのダメージ 考察 はヨコエビ ゴカイ スナモグリ アナジャコと順番に.1 鳥類の減少傾向と東海豪雨の関係 図 に示す通り 12 を境にハマシギの飛来数が 激減している カワウのような渡り鳥ではない留鳥は変 化していない その原因の一つとして底生生物の変化が上げられる ハマシギは主に水生昆虫 ゴカイ類 ヨコエビなどの甲 殻類を捕食しているのに対しカワウは魚を捕食している 199 から2001 までに行われた7 回の全域の定量調 査の結果 133 種の底生動物が確認されている また ウミゴマツボなど 11 種の RDB 種が確認された 199 の調査ではゴカイ ホトトギス ニホンドロソコエビが 優先していたのに対し 月の東海豪雨後の 2001 に実施された調査では ウミゴマツボ ヤマトス ピオが優占し 優占種が明らかに変化していた 200 の調査によると 干潟本体ではウミゴマツボ カワグチ ツボ ソトオリガイ アナジャコが優占し アシ原湿地 内では 絶滅危惧ⅠA 類 とされたフトヘナタリ 同Ⅱ 類 のヒロクチカノコ及び希少な巻貝の 1 種が採集され た また 希少な魚類の 1 種も目視確認された 東海豪雨のもたらした環境の変化に底生生物が対応で きなかった結果になった また鳥類も底生生物の上位種 であるため生態系のピラミットが崩れ 鳥類の飛来数の 減少の繋がったと推測される 少しずつ回復に向かい半後にはある程度まで環境が戻 った しかし 1999 にも貧酸素水塊が上昇し ただでさ え1997の貧酸素水塊の影響で減少しているのにまた個 体数が減少し 2000 以降もあまり芳しい状態ではなく なっている 貧酸素水塊は 力の弱い幼生や卵が捕食される等自然 の中での生態系や食物連鎖が行われるのとは違い 親の 世代までダメージを受けるため 次の世代への影響が計 り知れない 一般的に底生生物にみられる甲殻類は数 の寿命があり 一匹の固体が一生の間に 2 3 度繁殖時期 に参加する これは 天候や海流などの変化によって 卵や幼生が壊滅的な打撃を受けても体が生き残ってい れば次の繁殖期で増加することを表している しかし貧 酸素水塊のように卵 幼生 体の区別なくダメージを 受けた場合 その世代だけでなく次の世代つまり数先 にまで影響が及ぶ 現在の藤前干潟は 生態系としてみた場合 非常に奇 妙なバランスの上にり立っているように思われる 全 くの自然干潟の場合 そこに流れこむ河川があり 潟土 と有機物の供給が行われる 河口部にはアシ原があり 河口の汽水域から干潟 浅海域へと 緩やかな傾斜が続 く この緩やかに変化してゆく一続きの環境が 本来の姿 であるが 藤前干潟の場合 いわば 干潟 の部分だけ.2 貧酸素水塊と底生生物の関係 5 を切り出したような環境が 突如 出現する 藤前干潟 考察の.1 に鳥類と東海豪雨の関係性について述べた の東側を流れる 新川 は 元はと言えば治水目的のた が 実際東海豪雨の影響だけで鳥類が激減したのではな めに掘られた人工の川であり 上流は自然の川であるが い 東海豪雨以前にも起こっている貧酸素水塊と底生生 下流は完全に人工のものである 河口部にもアシ原はそ 物の関係につて述べたい れほど発達しておらず 本来そこで浄化されるはずの有 5 れてい 機物は 藤前干潟に流入しているのであろう 西側はと て 例夏の終わりに貧酸素水塊の影響を受け アナジ いえば 流れがほとんど無いに等しい 日光川 であり ャコやゴカイなどに大きなダメージを与えていることが 水門によって 過剰な水がオーバーフローする程度の 研究されている その原因は伊勢湾の汚染や 河川から 川 である 藤前干潟では 1997 からアナジャコの調査 流れ込む汚濁物質も関係するだろうが 直接的には藤前 この2つの川に挟まれた藤前干潟は 通常の渚のよう 干潟中央部にある 幅 0m 長さ 300m 深さ 5mの大き に 海に向かって緩やかに傾斜する のではなく 土砂 な くぼ地の存在にあると推測される このくぼ地は 1953 を運んでくる新川から流れのほとんど無い日光川に向か の伊勢湾台風直後の堤防復旧のために土砂を採取した って緩やかに傾斜する という 不思議な地盤高の変化 跡といわれ 1998 の名古屋市による環境アセスメント をする さらに 陸との境には 海岸 を持たない 伊 評価書にも この深みで貧酸素水塊の発生が見られるこ 勢湾台風後に強化されたという堤防から いきなり干潟 とが指摘されている が生えるのである 堤防の捨石のある部分は まるで波 1997 から 1999 まで藤前干潟を守る会で行われた 5 研究報告 と 月かけて藤前干潟西部で底 の静かな 磯 であり 結果 堤防の直下は 干満に合 わせて水の動く澪になっている

6 さらに 干潟の南端はというと 新川と日光川の流路 が合流するため 流路と船舶の航路を確保するため 定 結論 期的に浚渫される 緩やかに浅海域へと変化する とい う環境は望むべくもない 藤前干潟は全体として南端の 尖った五角形になり そして これ以上南側への干潟の 発達は無い 名古屋市の行なった環境アセスメントによると 新川 上流の護岸整備に伴い 土砂の供給が減少しているため 藤前干潟は 徐々に やせている とのことである し かし 考えようによっては この事が藤前干潟を絶妙の バランスの上に保たせているといえる 新川が 現在以 上の土砂を供給し始めたら 藤前干潟は 現在の干潟部 分だけがかさ上げされる結果になりかねない そうでな くとも 干潟東端は 新川の運んでくる砂泥によって 砂質化が進んでいるのである このように考えてくると 藤前干潟が いかに特殊な 環境にあるかがわかってきて 改めて考えさせられてし まう 面積的にも 0ha 程の小さな場所が よくも 日 本有数の渡り鳥の中継地 であり得るものである もし 渡り鳥の中継地である藤前干潟を 1998 に名古屋 市によって行われた環境アセスメント(2)と比較しつつ 再度調査を行った 愛知県の定常観測に加えて 月から 2008 の 12 月にかけて週 1 回の大気質調 査 水質調査 鳥類調査 底質調査を行ない それぞ れの変化について検討した結果 大気質には基本的変 化はなかったものの 水質では貧酸素水塊が干潟地形 の変化のため随所に見られた この貧酸素水塊は底生 生物に少なからぬ悪影響を与えた 特に興味を引くのは 2000 と 2001 の間に鳥類 の飛来数の減少と種類の変化が顕著に確認されたこと である その原因は 月の東海豪雨による新川 の護岸工事に伴う土砂の流出によって餌となる干潟の 底生生物の変化によるものと結論付けられる このように表面的には変化してないように見える干 潟に意外な変化が進行していることを明らかにされた ここが自然の干潟であれば 仮に貧酸素水塊が数回発生 し 底生生物が激減したとしても おそらくすさまじい 回復力を示して 立ち直ってくるであろう しかし 藤 前干潟の場合 状況がかなり特殊で いわばガラス細工 のような 箱庭のような 干潟 である したがって 最低限 かつて破壊した部分すなわちバランスを崩す原 因となり得る部分については修復する必要がある 0000 東海豪雨 ハマシギ オナガカモ カワウ スズカモ 激特事業期間 環境影響評価書の作 00 羽 東海豪雨以前と以 の 要鳥の

7 謝 本研究を進めるにあたり 幅広い立場からご指導ください 1 環境省総合環境政策局環境影響評価課 環境影響評 ました名城大学理工学部環境創造学科 酒巻史郎教授と名城 価情報支援ネットワーク 大学理工学部環境創造学科伊藤政博教授に感謝の意を表し ます 2 環境影響評価書 名古屋市 3 庄内川 新川河口干潟調査会 第 1 11 回河口干潟調 査会資料 4 名古屋市鳥類観察館 5 干潟を守る会 藤前干潟におけるアナジャコ類に対す る貧酸素水塊の影響 e1.pdf 6 自然環境局 海域ごとの生物相と干潟の現状 過去と の比較 7 生物多様性情報システム 原稿受理日 20 9 月 2 日

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