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1 薬剤師国家試験分野別過去問集 薬理学の試験の直前になると, どうやって薬理の勉強をすればいいですか, という質問をしてくる学生がいる. 直前になってそんな馬鹿な質問をするぐらいなら, 潔く再試験を受けるか次年度以降に受けなおせばよいと思うのだが, そうばかりも言ってられない. まぐれで大学に転がり込んだような人はともかくも, とりあえずはほとんどの人は受験勉強らしきことをした経験を持っているはず. そのときに, 例えば数学の計算問題をどうやって勉強したかを思い出してみればよい. 教科書に書いてある公式や例題をぼうっと眺めていても, 決して計算能力は身につかない. 問題集を開いて, ひたすら計算のトレーニングを繰り返すことで, はじめて計算能力が身についたはずである. 理学部の数学科でもないかぎり, 数学の計算力なんてのは, どれだけ多くの問題を解いたかで決まると言っても過言ではない. 他の科目でもそれほど事情は変わらない. そこで, 薬理学の勉強をしようと思えば, 薬理学の問題集を手にして自分で解いていけばよいのだが, 残念なことに日本国内では薬理学の問題集がほとんど出回っていない ( 国家試験受験参考書ならいくつもある ). それならばいっそのこと, 過去の薬剤師国家試験の中から薬理学の問題を集めて, 薬理学の問題集としてしまえばよい. 厳密には, 国家試験の著作権者は日本国 ( 薬剤師国家試験の場合は厚生労働省 ) のはずなのだが, 著作権法 13 条で著作権の目的とならない著作物という扱いなので, 問題にはならないと判断. そこで, とりあえず第 87 回 ( 平成 14 年 3 月実施 ) 以降の薬剤師国家試験問題の医療薬学 I, 医療薬学 Ⅱ の中かから, 薬理学の講義で得られるであろう知識とちょっとした応用力があれば解くことのできるはずの問題を選び, それを分野別に配列してみた. 解答と解説のついた国家試験過去問集は, お金を出せば買うことができるわけだが, そんなのは他人の作った模範解答に過ぎない. 他人の文章を漫然と眺めていても, 実力がつくはずもない. 自分でテキストを開いて, テキストに載っていなければインターネットで調べたり図書館でいろんな本を開いたりしながら, 自分自身の解答と解説書を作ることが, 薬理学の実力を身につける王道であろう. 国家試験は選択式の問題だが, 選択肢をなくしてしまい, 正しいセンテンスはなぜ正しいのか, 間違っている文章はどのように間違っているかを説明するという記述式の問題として取り組めば, 随分レベルの高い問題集になると思う. 答え合わせをしたいときには, 名城大学薬学部の平松先生が作っている HP から ( 最近の問題には解説は書かれていない ) 年 5 月 31 日第 2 版 2006 年 7 月 11 日第 3 版 2006 年 10 月 19 日第 4 版 2007 年 4 月 23 日第 5 版 2008 年 6 月 4 日見尾光庸

2 総論第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 121 細胞膜に存在する受容体に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 神経筋接合部のニコチン性アセチルコリン受容体の刺激は 筋細胞内への Na + 流入を引き起こし 膜電位は脱分極側に変化する b 交感神経節後線維末端に存在するアドレナリン α 2 受容体の刺激は サイクリック AMP (camp) の減少と神経伝達物質の遊離抑制を引き起こす c 心筋細胞のアドレナリンβ 1 受容体の刺激は camp を増加させ 心筋収縮を促進する d ヒスタミン H 2 受容体の刺激は ジアシルグリセロールとイノシトール -1,4,5- 三リン酸の生成を促進する e セロトニン 5-HT 2 受容体の刺激は Cl - 流入を引き起こし 膜電位は過分極側に変化する 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 122 次の薬物の構造式を矢印の方向に変化させた場合 記述した作用が顕著に低下するものの正しい組合せはどれか 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 121 下図の構造を持つ化合物の構造活性相関に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか ただし R 1 と R 2 は特に記述のない場合は水素とする a 側鎖の β 位炭素に結合した水酸基は アドレナリン受容体刺激作用に必須である b R 1 を水素からメチル基に置換すると モノアミン酸化酵素 (MAO) で代謝されやすくなる c R 2 を水素からイソプロピル基に置換すると アドレナリン β 受容体に対する刺激作用が強くなる d ベンゼン環の 2 つの水酸基を水素に置換すると 中枢神経系への移行率が増加する

3 e ベンゼン環の 3 位の水酸基を水素に置換すると アドレナリン α 受容体に対する刺激作用が強くなる 1 (a b) 2 (a e) 3 (b c) 4 (c d) 5 (d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 195 フェロジピンをグレープフルージュース (GFJ) で服用すると 降圧効果が変動することがある この相互作用に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a GFJ 飲用によって 小腸の CYP3A4 活性が阻害される b GFJ 飲用によって 主に肝の薬物代謝活性が阻害される c GFJ 飲用によって フェロジピンの降圧効果が減弱する d GFJ 飲用によって フェロジピンの血中濃度時間曲線下面積 (AUC) は変化するが 最高血中濃度 (Cmax) は変化しない e GFJ 飲用は フェロジピンの血中からの消失半減期にほとんど影響しない 1(a b) 2(a e) 3(b d) 4(c d) 5(c e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 121 細胞間の情報を伝達する物質に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a セロトニンは 神経伝達物質として働き 末梢においては血小板や腸クロム親和性細胞にも存在する b エイコサノイドは オータコイドとして働き その受容体には G タンパク質共役型受容体及びチロシンキナーゼ型受容体がある c アセチルコリンは 神経伝達物質として働き その受容体には G タンパク質共役型受容体とイオンチャネル型受容体がある d エンケファリンは 鎮痛作用をもつニューロペプチドであり 末梢作用としては血管収縮作用がある 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 121 神経伝達物質などの生理作用を仲介する受容体 酵素に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a イオンチャネル型グルタミン酸受容体は 大脳皮質や海馬における興奮性シナプス伝達に重要な役割を担っている b ドパミン神経終末に分布するドパミン D 2 受容体は G タンパク質 (G S ) と共役してドパミン遊離を抑制する c アドレナリン β 1 受容体は G タンパク質 (G S ) と共役して心機能を亢進させる d アンギオテンシン II AT 1 受容体は G タンパク質 (G q/11 ) と共役して血管平滑筋を収縮させる e 一酸化窒素は 可溶性グアニル酸シクラーゼを阻害して cgmp 産生を抑制し 種々の平滑筋を弛緩させる 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 124 生理活性物質の構造式 生理作用及びその生理作用を仲介する受容体の種類の対応のうち 正しいものの組合せはどれか 構造式生理作用受容体の種類 a 胃酸分泌の促進 G タンパク質 (Gs) 共役型受容体 b 心拍数の減少 G タンパク質 (Gq) 共役型受容体 c 血管の収縮チロシンキナーゼ型受容体 d ニューロンの過分極イオン (Cl - ) チャネル内蔵型受容体 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 122 薬物と受容体及び細胞内情報伝達系の対応のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 受容体 細胞内情報伝達系 a イソプレナリンアドレナリン β 1 受容体 Gs タンパク質を介するアデニル酸シクラーゼの活性化 b ベタネコール ムスカリン M 3 受容体 ホスホリパーゼ C の活性化 c フルマゼニル GABA A 受容体 Cl - 透過性亢進

4 d カルペリチドセロトニン 5-HT 2 受容体 Gi タンパク質を介するアデニル酸シクラーゼの阻害 e アカルボースインスリン受容体チロシンキナーゼの活性化 1 (a b) 2 (a d) 3 (b c) 4 (c e) 5 (d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 123 右図は 薬物 A のモルモット摘出回腸収縮作用の濃度 反応曲線と それに対する薬物 B 及び薬物 C の拮抗関係を示している なお 薬物 B 及び薬物 C は 薬物 A の適用 10 分前に処置した 薬物の正しい組合せはどれか ただし 薬物 B 及び薬物 C の濃度は至適濃度とする A B C 1 ヒスタミン ニフェジピン シメチジン 2 セロトニン ケタンセリン フルボキサミン 3 アセチルコリン パパベリン スコポラミン 4 エピネフリン プロプラノロ ール フェントラミン 5 塩化バリウム カフェイン ニトログリセリン 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 122 次の薬物 影響を受ける酵素 適応症の対応 のうち, 正しいものの組合せはどれか 薬物 影響を受 ける酵素 適応症 a 臭化ピリドスチグミン コリンエ ステラーゼ 筋ジストロフィー b ランソプラゾール H+,K+ -ATPase 十二指腸潰瘍 c アロプリノール キサンチ ンオキシダーゼ 痛風 d カンデサルタンシレキセチル ホスホジエステラーゼ 緑内障 e 塩酸オザグレル トロンボキサン合成酵素 高血圧症 1(a,b) 2(a,e) 3(b,c) 4(c,d) 5(d,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 123 右のグラフは, 作動薬の摘出平滑筋あるいは心臓に対する作用と他の薬物による拮抗関係の用量 反応曲線を示している 各グラフの正誤について, 正しい組合せはどれか ただし, 記載した遮断薬の濃度は各薬物の至適濃度と考えるものとする a モルモット回腸 b イヌ腸間膜動脈 ( 内皮細胞あり ) c モルモット心臓 d ラット大動脈 ( 内皮細胞あり ) a b c d 1 誤正誤正 2 誤正正誤 3 誤誤正正 4 正誤誤正 5 正正誤誤 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 181 グレープフルーツジュース (GFJ) と共に ジヒドロピリジン系降圧薬を服用すると 薬効が変動することがある この相互作用に関する記述について 正しいものの組合せはどれか

5 a GFJ 飲用によって 小腸の CYP3A4 活性が阻害される b GFJ 飲用によって 主に肝の薬物代謝活性が阻害される c GFJ と共に服用すると 薬効が減弱する d GFJ 飲用によって生体利用率 ( バイオアベイラビリティー ) に変化が現れるが 最高血中濃度 (Cmax) には影響がみられない e GFJ 飲用は 消失半減期にほとんど影響しない 1(a b) 2(a e) 3(b d) 4(c d) 5(c e) 自律神経作用薬第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 123 自律神経系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ナファゾリンは アドレナリンα1 受容体に作用し 鼻粘膜細動脈の血流を減少させる b エフェドリンは アドレナリン β 受容体刺激作用とともに 交感神経節後線維終末からのカテコールアミン遊離作用も示す c トロピカミドは ムスカリン性アセチルコリン受容体に作用し 眼圧を低下させる d カルバコールは ニコチン様作用を示し コリンエステラーゼにより分解される 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 122 自律神経系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ジスチグミンは シュレム管を閉塞させ 眼房水の流出を妨げる b ベタネコールは 主としてムスカリン様作用を発現する c カルバコールは 真性及び偽性コリンエステラーゼのどちらの酵素によっても分解されにくい d プロパンテリンは 前立腺肥大に基づく排尿障害を改善する 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 123 末梢神経系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a プラゾシンは アドレナリン α1 受容体を選択的に遮断し 末梢血管を拡張させて血圧を下降させる b クロニジンは 交感神経終末におけるアドレナリン α2 受容体を遮断して 血圧を下降させる c カルテオロールは アドレナリン β2 受容体に選択性が高く 気管支平滑筋を弛緩させる d エドロホニウムは 非可逆的コリンエステラーゼ阻害薬で その作用は強く効力の持続も長い e ピロカルピンは 瞳孔括約筋を収縮させて 縮瞳を引き起こす 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 122 自律神経系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの紐合せはどれか a 硫酸グアネチジンは 神経終末へのノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで交感神経系の機能を増強する b 塩酸プロカテロールは アドレナリン β1 受容体に対する高い選択性を有する刺激薬である c 塩酸ラベタロールは アドレナリン β 受容体及びアドレナリン α1 受容体に対して遮断作用を示す d 臭化ジスチグミンは コリンエステラーゼを阻害して副交感神経系の機能を増強する e ヘキサメトニウムは 自律神経節後神経細胞のニコチン性アセチルコリン受容体に作用して節遮断を起こす 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 134 排尿障害の治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸プロピベリンは 抗コリン作用と直接的膀胱平滑筋弛緩作用をもち 頻尿の治療に用いられる b 塩酸タムスロシンは アドレナリン α1 受容体遮断作用をもち 前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療に用いられる c ネオスチグミンは コリンエステラーゼ阻害作用により排尿筋を弛緩させるため 頻尿の治療に用いられる d 塩酸クレンブテロールは β2 アドレナリン受容体遮断作用をもち 排尿障害の治療に用いられる e 塩化ベタネコールは ムスカリン性アセチルコリン受容体刺激を介して排尿障害を改善する

6 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 122 アドレナリン受容体刺激薬及び遮断薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸クロニジンは 中枢の α 2 受容体を遮断して交感神経活動を抑制し血圧を下降させる b 塩酸カルテオロールは β 1 受容体に特異性が高く 気管支ぜん息を有する循環器疾患患者の治療に頻用される c 塩酸プラゾシンは α 1 受容体を選択的に遮断することにより末梢血管を拡張させて 血圧を下降させる d 塩酸ラベタロールは α β 受容体遮断薬であり 高血圧症の治療に用いられる e 臭化水素酸フェノテロールは β 1 受容体への選択性が高い遮断薬であり 不整脈の治療に用いられる 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 121 副交感神経及びその効果器に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a カルバコールは 副腎髄質からエピネフリンを遊離させる b 臭化イプラトロピウムは 経口投与により速やかに吸収され 選択的に気道平滑筋のムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断する c 塩酸ピレンゼピンは ムスカリン性アセチルコリン受容体 M 2 サブタイプの選択的遮断薬であり 心機能亢進が少ない d ネオスチグミンは コリンエステラーゼ阻害作用を有し 手術後の腸管麻痺や排尿障害に用いられる e 硫酸アトロピンは 点眼により眼圧を低下させる 1(a b) 2(a d) 3(b c) 4(c e) 5(d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 122 交感神経及びその効果器に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a メシル酸フェントラミンは アドレナリン α 1 及び α 2 受容体を遮断して血圧を下降させ また心拍数を減少させる b 塩酸クロニジンは 交感神経節後線維終末のアドレナリン α 2 受容体遮断を介して ノルエピネフリン遊離を抑制する c チラミンを短時間内に反復投与すると タキフィラキシーが発現して血圧上昇作用が次第に減弱する d 塩酸プラゾシンは 血管のアドレナリン α 1 受容体を選択的に遮断して 血圧を下降させる 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 124 コリン作動薬及び抗コリン薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸ピロカルピンは シュレム管からの眼房水の排出を促進し 緑内障を改善する b メチル硫酸ネオスチグミンは 手術後の腸管麻痺や膀胱麻痺に用いられる c 臭化プロパンテリンは 前立腺肥大にもとづく排尿障害に有効である d 臭化ブチルスコポラミンは パーキンソン病に用いられる e 臭化水素酸ホマトロピンは 瞳孔散大筋の収縮を抑制することにより瞳孔を縮小させる 1 (a b) 2 (a e) 3 (b c) 4 (c d) 5 (d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 125 交感神経系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸チラミンは 神経終末からのノルアドレナリン遊離を促進して 血圧上昇を起こす b 塩酸フェニレフリンは アドレナリン α 1 受容体を刺激することにより 散瞳を起こす c 塩酸コカインは 局所麻酔作用によりノルアドレナリンの神経終末への取り込みを抑制する d 塩酸メタンフェタミンは 神経節のニコチン受容体に作用して 血圧上昇を起こす 1 (a b) 2 (a c) 3 (b c) 4 (b d) 5 (c d) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 126 ニコチンに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 用量の多少にかかわらず自律神経節後線維を脱分極させ 一過性の興奮に引き続いて持続的な伝達の遮断をもたらす b ガム剤や貼付剤として禁煙の補助に使用されるが 他の用途で医療に用いられることはない c 主な作用部位は自律神経節と神経筋接合部であり 中枢作用はない

7 d 受容体はイオンチャネル内蔵型であり Na + や Ca 2+ を透過させる 1 (a b) 2 (a c) 3 (b c) 4 (b d) 5 (c d) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 124 自律神経系伝達物質あるいはその前駆物質の取込み機構と, これに対する薬物単回投与による作用に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a レセルピンは, アドレナリン作動性神経末端のシナプス小胞に存在するアミン取込み機構を阻害するため, ノルエピネフリンの枯渇を起こす b 塩酸コカインは, アドレナリン作動性神経末端細胞膜に存在するアミン取込み機構を阻害するため, 神経末端からのノルエピネフリンの遊離を阻害する c へミコリニウムは, コリン作動性神経末端細胞膜に存在するコリン取込み機構を阻害するため, アセチルコリンの生合成を阻害する d ボツリヌス毒素は, コリン作動性神経末端のシナプス小胞に存在するアセチルコリン取込み機構を阻害するため, アセチルコリンの枯渇を起こす e 塩酸クロニジンは, アドレナリン作動性神経末端細胞膜上の α2 受容体に作用するため, 細胞膜に存在するアミン取込み機構を阻害する 1(a,b) 2(a,c) 3(b,c) 4(b,d) 5(c,e) 6(d,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 125 抗コリン薬に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a 臭化メペンゾラートは, 鎮痙作用があるので, 過敏大腸症の治療に使用される b 塩酸トリヘキシフェニジルは, 中枢性抗コリン薬に位置づけられ, パーキンソニズムの遅発性ジスキネジアを特異的に改善する c 臭化ブチルスコポラミンは, 中枢作用は弱く, 前立腺肥大による排尿障害の改善に使用される d 臭化フルトロピウムは, 気管支ぜん息時にみられる迷走神経反射性の気管支収縮を緩解させる目的で, 吸入により使用される e 塩酸プロピベリンは, 膀胱平滑筋を弛緩させるため, 神経性頻尿に使用される 1(a,b,c) 2(a,b,e) 3(a,d,e) 4(b,c,d) 5(c,d,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 126 麻酔したイヌの血圧測定実験に関する記述の正誤について, 正しい組合せはどれか a エピネフリンの静脈内注射による血圧上昇は, 塩酸プロプラノロールを前もって静脈内注射しておくと増強される b メシル酸フェントラミンを前もって静脈内注射したのち, ノルエピネフリンを静脈内注射すると, 血圧は下降する c 塩酸チラミンを静脈内注射すると, 血圧は上昇する この現象は, 塩酸イミプラミンを前もって静脈内注射しておくと抑制される d 硫酸アトロピンを静脈内注射したのちに大量の塩化アセチルコリンを静脈内注射すると, 血圧は上昇することがある この血圧上昇反応はヘキサメトニウムを静脈内注射前処置することによって抑制される e レセルピンを 24 時間前に投与しておいた後に, ノルエピネフリンを静脈内注射すると, その血圧上昇反応は抑制される a b c d e 1 正誤正誤正 2 誤正誤誤正 3 正誤正誤誤 4 誤正誤正正 5 正誤正正誤 運動神経 骨格筋骨格筋に作用作用するする薬物, 局所麻酔薬第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 124 末梢神経系とその効果器に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a リドカインの局所麻酔作用は 適用された部位の ph により影響され 酸性部位ではその効力が減弱する b コカインは Na+ チャネル遮断に加え ノルアドレナリンの血管収縮作用を抑制する c スキサメトニウムは 骨格筋弛緩作用に先立ち 終板の脱分極を引き起こす d ベクロニウムは 骨格筋の静止膜電位を変化させず 終板電位を抑制する

8 e ダントロレンは 主に骨格筋細胞膜の Na+ チャネルを遮断し 筋弛緩を引き起こす 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 123 末梢神経系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸テトラカインは 神経細胞内でイオン型となって Na+ チャネルを遮断する b オキセサゼインは 酸性下で局所麻酔作用を発揮し 胃潰瘍に伴う疼痛を抑制する c ヘミコリニウム - 3 は 神経終末へのコリンの取り込みを阻害してアセチルコリン含量を減少させる d 臭化ベクロニウムは 運動神経終末からのアセチルコリン遊離を阻害することで骨格筋弛緩作用を示す e 塩化スキサメトニウムの骨格筋弛緩作用の第 1 相は ネオスチグミンとの併用で抑制される 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 123 骨格筋の収縮に影響を及ぼす薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 臭化パンクロニウムは 競合型筋弛緩薬であり ヒスタミン遊離作用が強い b ダントロレンナトリウムは 骨格筋を脱分極させることにより 筋小胞体からのカルシウム放出を抑制する c 塩化スキサメトニウムは 作用発現が速く 持続時間が短い競合型筋弛緩薬である d 塩化アンベノニウムは 内因性アセチルコリンの分解を抑制するため 重症筋無力症の治療に用いられる e 塩化ツボクラリンの筋弛緩作用は ネオスチグミンとの併用で抑制される 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 123 運動神経又は骨格筋に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a A 型ボツリヌス毒素は 神経筋接合部においてニコチン性アセチルコリン受容体を遮断するため 眼瞼痙れんの治療に使用される b α- ブンガロトキシンは ニコチン性アセチルコリン受容体を遮断し 運動神経興奮による骨格筋収縮を抑制する c ダントロレンナトリウムは 運動神経終末からのアセチルコリン放出を抑制し 筋弛緩作用を発現する d 塩化エドロホニウムは 作用持続の短いコリンエステラーゼ阻害薬で 重症筋無力症の診断に使用される 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 127 右図は 無処置の摘出カエル骨格筋線維を支配する運動神経を電気刺激することによって得られる終板の膜電位変化と筋線維の張力変化を 模式的に示したものである 器官槽内に薬物 a b c を加えて同様の実験を行ったところ A B C のような結果が得られた ただし C では運動神経の電気刺激は行っていない 薬物 a b c の正しい組合せはどれか a b c 1 ダントロレンナトリウム 塩化スキサメトニウム 臭化ベクロニウム 2 ダントロレンナトリウム 臭化ベクロニウム 塩化スキサメトニウム 3 塩化スキサメトニウム 臭化ベクロニウム ダントロレンナトリウム 4 塩化スキサメトニウム ダントロレンナトリウム臭化ベクロニウム 5 臭化ベクロニウム ダントロレンナトリウム塩化スキサメトニウム 6 臭化ベクロニウム 塩化スキサメトニウム ダントロレンナトリウム

9 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 128 局所麻酔薬の作用に関する記述の正誤について, 正しい組合せはどれか a 知覚神経の Na + チャネルの阻害により神経伝導を抑制する b 運動神経は抑制されない c 神経周辺の ph が酸性に偏っている組織では麻酔作用が強く現れる d プロカインはリドカインと比較し作用時間が長い a b c d 1 正誤正誤 2 正正誤正 3 誤正誤誤 4 誤誤正正 5 正誤誤誤 中枢神経薬理第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 125 全身麻酔に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 麻酔時にモルヒネを併用すると モルヒネの動眼神経核抑制作用により散瞳の増大が認められる b プロポフォールは 麻酔の導入と覚せいが速やかで 持続点滴による全身麻酔に用いられる c 神経遮断性麻酔には 麻薬性鎮痛薬のフェンタニルとブチロフェノン系神経遮断薬のドロペリドールを併用する d セボフルランは 心筋のカテコールアミンに対する感受性増大作用がハロタンより強い a b c d 1 正誤正正 2 正誤誤正 3 誤正正誤 4 誤正誤誤 5 正正正誤 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 126 抗てんかん薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a フェニトインは 脳神経細胞への Na + 流入を抑制し 強直間代発作や欠神発作に用いられる b カルバマゼピンは 脳神経細胞の T 型 Ca 2+ チャネルを遮断し 複雑部分発作に用いられる c エトスクシミドは GABA B 受容体に作用して K + チャネルを活性化し 欠神発作に用いられる d ジアゼパムは GABA A 受容体機能を亢進し 静注でてんかん重積状態の緩解に用いられる e バルプロ酸は GABA トランスアミナーゼ阻害作用があり 全般発作に有効である 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 127 鎮痛薬に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a モルヒネは 下行性の痛覚抑制系を活性化し 脊髄後角における痛覚情報の伝達を抑制する b ペチジンは オピオイド μ 受容体を介した鎮痛作用に加えて鎮痙作用をもつ c ペンタゾシンは オピオイド μ 受容体には完全刺激薬として オピオイド κ 受容体には部分刺激薬として作用する d ナロキソンは オピオイド μ 受容体刺激作用のない麻薬拮抗薬で 過量のモルヒネにより抑制された呼吸を回復させる a b c d 1 正誤誤正 2 正正誤正 3 誤誤正正 4 正正正誤 5 誤正正誤 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 128 次の記述のうち 正しいものの組合せはどれか a メチルフェニデートは アンフェタミン様の中枢興奮作用をもち ナルコレプシーに用いられる

10 b ベタヒスチンは アドレナリン β 受容体を遮断して内耳の微小循環を改善し メニエール病に伴うめまいを抑制する c ファスジルは ミオシン軽鎖のリン酸化を阻害し くも膜下出血による脳血管れん縮を抑制する d アマンタジンは 中枢神経機能を活性化する作用をもち 脳梗塞後遺症に伴う意欲 自発性低下を改善する e ドネペジルは 中枢神経系のアセチルコリン合成を選択的に促進し 軽度及び中等度のアルツハイマー病における認知障害の進行を抑制する 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 182 てんかんに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 症候性てんかんは 一般に薬物治療に対する反応性が良好である b ミオクロニー発作は突然の意識消失による行動停止を示し 発作は数秒から十数秒間持続する c 単純部分発作では てんかんの焦点となる脳領域に対応した運動や感覚機能の異常が症状として現れる d 全般性強直間代発作の重積では 高熱 心機能低下など生命の危険を伴う場合がある 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 183 アルツハイマー病に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 運動機能障害などの神経症状に続いて認知機能障害が現れる b β 及び γ セクレターゼにより生成されたアミロイド β タンパク質の沈着が 病因となる c リン酸化タウタンパク質の重合体が減少することにより 神経原線維変化をもたらす d 進行性の脳神経変性疾患であり 大脳皮質と海馬の萎縮が顕著である e マイネルト基底核の病変が著しく コリン作動性神経細胞の変性が認められる 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 184 統合失調症に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 10 歳代 ~30 歳代に好発し 遺伝的素因が認められる b 陽性症状は緩徐に進行し 陰性症状は急速に進行する c 中脳辺縁系経路及び中脳皮質経路のドパミン作動性神経伝達の異常が病態と関係すると考えられる d 陰性症状の病態として 大脳皮質のグルタミン酸作動性神経系の機能低下があげられる e 陰性症状の病態として 大脳皮質のセロトニン 5-HT2 受容体の機能低下があげられる a b c d e 1 誤誤誤正正 2 正誤正誤正 3 正正誤正誤 4 誤正正誤正 5 正誤正正誤 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 185 気分障害とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a うつ病性障害 ( うつ病 ) は 女性より男性の有病率が高い b 双極性障害の躁状態の治療薬には 炭酸リチウム カルバマゼピン バルプロ酸ナトリウムがある c 軽症 中等症のうつ病の第一選択薬は 三環系抗うつ薬である d Hamilton Depression Rating Scale (HDRS) は うつ症状の評価に使用される e うつ病の初期症状は 睡眠障害 食欲減退 疲労感などの身体症状である 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 186 片頭痛とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 慢性かつ発作性の一次性頭痛であり 痛みは拍動性で労作により増悪する b 女性では エストロゲン分泌が変動する時期に 発作が発症 増悪されやすい c 痛みの部位と同側性に鼻閉 鼻漏 流涙などを伴う d 三叉神経からの神経ペプチド放出の低下により 血管が収縮し発症する e 治療に ロメリジン塩酸塩が用いられる

11 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 124 催眠薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ベンゾジアゼピン系薬は バルビツール酸系薬と比較して REM 睡眠 (rapid eye movement sleep) の抑制を起こしにくい b バルビツール酸系薬は GABA A 受容体の GABA 結合部位に結合し Cl - チャネルを開口させる c ベンゾジアゼピン系薬は ベンゾジアゼピン結合部位に結合し GABA A 受容体と GABA B 受容体の機能をともに亢進させる d ペントバルビタールは 短時間型のバルビツール酸系薬で 長期使用でも身体的依存を生じにくい e ブロチゾラムは 短時間型のチエノジアゼピン系薬で 麻酔前投薬にも用いられる 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 125 向精神薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a フルボキサミンは セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを同程度に阻害し うつ病 強迫性障害を改善する b マプロチリンは イミプラミンと類似の構造をもつ三環系抗うつ薬であり カテコールアミン再取り込み阻害作用を示す c クロルプロマジンは ドパミン D 2 受容体を遮断し 抗精神病作用 催吐作用 体温降下作用を示す d ぺロスピロンは ドパミン D 2 受容体及びセロトニン 5-HT 2 受容体を遮断し 統合失調症の陽性症状と陰性症状を改善する e タンドスピロンは セロトニン 5-HT1A 受容体を選択的に刺激し 抗不安作用を示す 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 126 中枢神経系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ピクロトキシンは 脳幹のグリシン受容体を競合的に遮断し 間代性痙れんを引き起こす b エペリゾンは γ- 運動ニューロンを抑制して筋紡錘の感度を下げ 骨格筋を弛緩させる c ビペリデンは 抗精神病薬で誘発されるパーキンソン症候群に有効である d カルビドパは 芳香族 L- アミノ酸脱炭酸酵素によりノルアドレナリンに代謝され パーキンソン病のすくみ足や立ちくらみに有効である e マジンドールは 視床下部摂食中枢に作用して食欲増進作用を示す 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 127 次の薬物 作用機序及び臨床応用のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 作用機序 臨床応用 a ドネペジル アセチルコリンエステラーゼ阻害アルツハイマー型認知症 b タリペキソール ドパミン D 2 受容体刺激 ハンチントン舞踏病 c チザニジン 多シナプス反射抑制 痙性麻痺 d エダラボン フリーラジカル消去 脳梗塞による機能障害 e パロキセチン セロトニン再取り込み阻害 統合失調症 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 196 うつ病とその治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a うつ病では 思考障害 意欲低下 不安 焦燥感などの精神症状がみられる b アミトリプチリン塩酸塩には ムスカリン性アセチルコリン受容体 アドレナリン α 1 受容体及びヒスタミン H 1 受容体の遮断作用がある c ミルナシプラン塩酸塩は ドパミン再取り込みを選択的に阻害する d フルボキサミンマレイン酸塩は セレギリン塩酸塩と併用されることが多い e イミプラミン塩酸塩は 悪性症候群を起こすことがある 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 124

12 統合失調症治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a フマル酸クエチアピンは 著しい高血糖を招くことがあるので 糖尿病の既往歴のある患者には禁忌である b デカン酸ハロペリドールは 投与間隔が 4 週間と長いため 統合失調症の維持療法に用いられる c 塩酸ペロスピロン水和物は セロトニン 5 - HT4 受容体及びドパミン D2 受容体を選択的に遮断することから セロトニン - ドパミン - アンタゴニスト (SDA) と呼ばれる d クロルプロマジンの重大な副作用に 高 Na+ 血症や低張尿などを特徴とする抗利尿ホルモン不適合分泌症候群 (SIADH) がある e スルピリドは 末梢のドパミン D2 受容体も遮断するため 胃運動を亢進させて胃潰瘍を悪化させる 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 125 抗てんかん薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a カルバマゼピンは Na+ チャネルに対する抑制作用を有し 強直間代発作に用いられる b バルプロ酸ナトリウムは K+ チャネルの活性化薬で すべての型の全般発作に用いられる c プリミドンには GABAA 受容体の機能を増強する作用があるので フェノバルビタールとの併用で相乗効果が期待できる d クロナゼパムは ベンゾジアゼピン受容体の遮断薬として作用し 複雑部分発作を抑制する e エトスクシミドは T 電流 ( 低閾値 Ca2+ 電流 ) を減少させ 欠神発作に用いられる 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 126 次の記述のうち 正しいものの組合せはどれか a リン酸コデインは オピオイド δ 受容体を刺激して鎮咳作用を引き起こすが モルヒネよりもグルクロン酸抱合を受けやすい b 塩酸ナロキソンは オピオイド μ 受容体遮断作用により 急性麻薬中毒による呼吸抑制を改善する c ペンタゾシンは オピオイド μ 受容体における拮抗作用により 麻薬依存症患者において退薬症候群 ( 禁断症状 ) を誘発する d クエン酸フェンタニルは オピオイド μ 受容体及び κ 受容体刺激作用をもち 鎮痛作用が強く作用持続も長い 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 183 脳血管障害に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 脳血栓症の主な危険因子として 高血圧 糖尿病 高脂血症がある b 脳出血は 日中活動時よりも就寝中に発症することが多い c クモ膜下出血では 突発的な頭痛 嘔気 嘔吐を発症することが多い d 一過性脳虚血発作 (TIA) においては CT 所見で初期から明らかな虚血病変を認めることが多い 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 184 パニック障害とその治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 不安発作 ( パニック発作 ) の繰り返しを特徴とする b パニック発作では 突然強い不安に襲われ 動悸 息切れ 胸苦しさ めまいなどの身体症状を伴うことが多い c パニック発作には 明らかな誘因が存在することが多い d ベンゾジアゼピン系薬 選択的セロトニン再取り込み阻害薬 (SSRI) が使用される e 塩酸パロキセチン水和物は発作時に頓服で用いられ 継続的には使用されない 1(a b c) 2(a b d) 3(a c e) 4(b c d) 5(b d e) 6(c d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 185 片頭痛とその予防及び発作時の治療に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 脳動脈が一時的に収縮し その後血管が異常拡張することにより生じる発作性の頭痛である b カフェインを含むコーヒー 紅茶を避けるよう指導する c コハク酸スマトリプタンなどのセロトニン 5-HT1B/1D 受容体刺激薬が発作時に用いられる d 発作時には ニトログリセリンが繁用される

13 e 酒石酸エルゴタミン配合剤は 狭心症患者には禁忌である a b c d e 1 正誤誤正誤 2 誤正正正正 3 正正正誤正 4 誤正誤正正 5 誤誤正誤誤 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 124 麻酔薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a チオペンタールナトリウムの作用が短時間であるのは 代謝及び排泄が速やかなためである b プロポフォールは麻酔の導入及び覚醒が速やかで 超短時間型静脈麻酔薬として用いられる c 亜酸化窒素は 酸素欠乏症を起こしやすい d セボフルランは ハロタンより心筋のカテコールアミンに対する感受性増大作用が強い 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 125 向精神薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a オランザピンは ドパミン D 2 受容体を含む多くの種類の受容体を遮断し 統合失調症の治療に用いられる b 非定型抗精神病薬のリスペリドンは セロトニン 5-HT 2 受容体刺激作用を有するため 錐体外路症状が現れにくい c 塩酸マプロチリンは アドレナリン α 2 受容体遮断作用を有する抗うつ薬である d 塩酸アミトリプチリンは 抗コリン作用の弱い抗うつ薬である e 塩酸ミルナシプランは セロトニン及びノルエピネフリンの再取り込みを阻害する抗うつ薬である 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 126 オピオイド受容体に作用する薬物に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a クエン酸フェンタニルは合成麻薬であり μ 受容体を刺激し 鎮痛効果はモルヒネよりも強い b 塩酸ナロキソンは オピオイド受容体を特異的に遮断するため 急性のモルヒネ中毒の治療に用いられる c 塩酸ペチジンは麻薬に指定されていない鎮痛薬で 中枢神経興奮作用がある d ペンタゾシンは κ 受容体刺激作用と弱い μ 受容体遮断作用を有する鎮痛薬である e 塩酸モルヒネは 第 III 脳神経 ( 動眼神経 ) 核に作用して散瞳をきたし 化学受容器引金帯を直接刺激するために 悪心 嘔吐を生じる a b c d e 1 誤正誤正正 2 正誤誤正誤 3 誤正正誤誤 4 正正誤正誤 5 誤誤正誤正 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 183 うつ病とその治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a うつ病では 睡眠欲求の減少や誇大妄想が生じる b レセルピンは うつ状態を引き起こすことがある c 塩酸イミプラミンは モノアミン作動性神経の伝達物質の再取り込みを促進する d 選択的セロトニン再取り込み阻害薬 (SSRI) は 三環系抗うつ薬よりも抗コリン作用 抗ヒスタミン作用による副作用が少ない e SSRI 投与開始後に興奮 錯乱 振戦などが生じた時には セロトニン症候群の可能性がある 1(a b c) 2(a c d) 3(a d e) 4(b c e) 5(b d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 184 パーキンソン病の治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a レボドパは黒質線条体のドパミン作動性神経に取り込まれ ドパミンとして作用する

14 b レボドパの脳内移行量を増加させるため レボドパとドパ脱炭酸酵素阻害薬との合剤が用いられる c メシル酸ブロモクリプチンは ドパミン D 2 受容体を直接刺激する d 塩酸アマンタジンは ドパミン作動性神経末端からのドパミン放出を抑制する e 塩酸トリヘキシフェニジルは コリン作動性神経に興奮性の刺激を与える 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 207 アルツハイマー型老年痴呆とその治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 初期に見られる精神神経症状は記憶 記銘力の低下である b 初期段階から 単なる加齢現象との鑑別は容易である c 中枢神経組織にアミロイド β タンパク質の蓄積が見られる d 塩酸ドネペジルはアミロイド β タンパク質の産生阻害薬である e 画像診断では 海馬部分の萎縮がしぱしば認められる 1(a b c) 2(a b d) 3(a c e) 4(b d e) 5(c d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 213 麻薬および疼痛緩和療法に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 鎮痛補助薬としてカルバマゼピンやアミトリプチリンが用いられる b フェンタニル貼付剤は疼痛緩和療法の第一選択薬である c モルヒネ製剤は中等度から高度の痛みに対して用いられる d モルヒネを経口的に投与する際 効果を最大限に発揮させるためには制吐薬や緩下薬を併用してはいけない e 痛みの強さを把握するためには visual analog scale (VAS) や face scale などが用いられる 1(a b d) 2(a b e) 3(a c e) 4(b c d) 5(c d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 125 パーキンソン病治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 芳香族 L- アミノ酸デカルボキシラーゼ阻害薬のカルビドパを併用すると レボドパの臨床用量を減らすことができる b メシル酸ブロモクリプチンは ドパミン D 2 受容体を遮断してパーキンソン病の症状を改善する c 塩酸セレギリンは B 型モノアミン酸化酵素 (MAO B ) を特異的に阻害し レボドパの効果を増強する d 塩酸トリヘキシフェニジルは パーキンソン病の初期治療に広く使用されるが 薬物性パーキンソン症候群には用いられない e レボドパは 無動症や筋強剛などのパーキンソン病の諸症状を改善するが 振戦には効果がなく増悪する場合もある 1(a b) 2(a c) 3(b c) 4(b d) 5(c e) 6(d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 126 中枢神経系に作用する薬物 作用機序及び適応症の対応のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 作用機序 適応症 a スピペロン ドパミン D 2 受容体遮断 統合失調症 b マレイン酸フルボキサミン セロトニン再取り込み阻害 うつ病 c ブロチゾラム セロトニン 5-HT 1A 受容体刺激 心身症 d クエン酸タンドスピロン GABA A 受容体機能亢進 不眠症 e エトスクシミド GABA トランスアミナーゼ活性化 てんかん 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 127 抗てんかん薬に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a フェニトインは 強直間代発作 ( 大発作 ) に有効であるが 欠神発作 ( 小発作 ) には無効である b フェノバルビタールは 催眠作用に要するより低い用量で抗痙れん作用を発揮する c カルバマゼピンは 複雑部分発作 ( 精神運動発作 ) に用いられるが 歯痛や咽頭痛の治療にも使用される d ジアゼパムは 抗痙れん作用が強く てんかん発作重積症に用いられる e トリメタジオンは 強直間代発作 ( 大発作 ) 及び欠神発作 ( 小発作 ) に有効である a b c d e

15 1 正正誤正誤 2 正誤正誤正 3 誤正正正誤 4 誤誤正正正 5 正正誤誤正 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 182 てんかんとその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 遺伝的素因によるものと 脳の器質的病変によるものなどがある b 小児期よりも成人後に好発する疾患である c 大脳ニューロンの異常興奮が原因であり 脳波上 棘波や棘徐波などを呈する d 発作時には必ず意識消失と全身けいれんを起こす 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 128 催眠薬及び鎮静薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a アルプラゾラムは 大脳辺縁系におけるセロトニン作動性神経系を刺激することにより 鎮静作用や抗不安作用を発現する b ブロムワレリル尿素には薬物依存性があり 連用の中止により痙れん発作 せん妄 振戦などが現れることがある c エスタゾラムは GABA A 受容体複合体のベンゾジアゼピン結合部位に作用し 大脳辺縁系及び視床下部における情動機構を抑制する d トリアゾラムは 作用持続の短いベンゾジアゼピン系薬で 一過性前向性健忘を起こすことがある e ペントバルビタールナトリウムは 大脳皮質及び脳幹網様体の抑制作用が強く レム睡眠を増加させる 1 (a b c) 2 (a c e) 3 (a d e) 4 (b c d) 5 (b d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 129 中枢神経系作用薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸クロルプロマジンは 主に大脳皮質及び辺縁系や間脳のドパミン D 2 受容体遮断を介して 抗精神病作用を現す b バルプロ酸ナトリウムは 興奮性伝達物質であるグルタミン酸の合成抑制を介して 抗てんかん作用を現す c フェニトインは 脳神経細胞への Na + 流入促進を介して 抗てんかん作用を現す d 炭酸リチウムは 脳内ドパミンの産生亢進を介して 抗そう ( 躁 ) 作用を現す e 塩酸ミアンセリンは 脳内アドレナリン α 2 受容体の遮断を介して 抗うつ作用を現す 1 (a b) 2 (a e) 3 (b c) 4 (c d) 5 (d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 130 中枢に作用する薬物と薬理作用及び適応の対応のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 薬理作用 適応 a 塩酸ドネペジル アセチルコリンエステラーゼ阻害 アルツハイマー型痴呆症 b ドロキシドパ ドパミン D 2 受容体刺激 ハンチントン舞踏病 c 塩酸チザニジン 多シナプス反射抑制 癌性麻痺 d 塩酸パロキセチン水和物 セロトニン再取り込み阻害 精神分裂病 ( 統合失調症 ) e エダラボン フリーラジカル消去 脳梗塞による機能障害 1 (a b c) 2 (a c e) 3 (a d e) 4 (b c d) 5 (b d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 131 鎮痛薬に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 塩酸モルヒネによる呼吸抑制は µ 受容体に親和性を有する塩酸ナロキソンによって拮抗される b 塩酸ブプレノルフィンの耐性と依存性は 塩酸モルヒネより弱い c クエン酸フェンタニルは 神経遮断性鎮痛の目的でドロペリドールと併用される d ペンダゾシンは κ 受容体に高い親和性を有し 麻酔前投与や鎮痛の目的で投与される a b c d 1 正正正正 2 正誤正誤

16 3 誤正誤正 4 誤誤正正 5 誤誤誤誤 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 186 うつ病に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 通常 抑うつ気分など精神症状が主症状で 頭痛 食欲不振 体重減少 不眠等の身体的症状は伴わない b 抑うつ気分 自信喪失 思考力低下 自殺企図等の症状は 2 週間以上にわたって持続する c 抗うつ薬の作用及び副作用は 主として中枢神経シナプス間隙におけるモノアミン類の濃度の増加との関連が考えられている d 選択的セロトニン再取り込み阻害薬 (SSRI) は 口渇 便秘 排尿困難の発症が 従来の三環系抗うつ薬よりも少ない e 塩酸ミルナシプランは セロトニンの再取り込みには影響しない 1 (a b c) 2 (a c d) 3 (b c d) 4 (b d e) 5 (c d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 187 神経変性疾患に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a アルツハイマー病患者の脳所見の特徴は 黒質 - 線条体系ドパミンニューロンの脱落である b MPTP(1-methyl-4-phenyl-1,2,3,6-tetrahydropyridine) は 霊長類に投与すると パーキンソン病によく似た症状を起こすため パーキンソン病の動物モデルの作成に使用される c 塩酸トリヘキシフェニジルは 脳内でドパミン作用を発揮するため パーキンソン病の治療に用いられる d カルビドパの配合により レボドパによる消化器系の副作用症状が軽減される e パーキンソン病患者の脳の特徴は 脳の著しい萎縮と正常老人脳に比べ 老人斑と神経原線維変化が多く認められることである a b c d e 1 誤正正誤誤 2 正誤誤正誤 3 正誤正誤正 4 正正誤誤正 5 誤正誤正誤 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 188 神経症に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 不安神経症の原因は 対人関係などに基づく心理的な葛藤が多い b ジアゼパムは 大脳皮質のベンゾジアゼピン受容体に作用し 低用量では鎮静 催眠作用を 高用量では抗不安作用を示す c クエン酸タンドスピロンは セロトニン 5-HT 1 受容体に作用して抗不安作用を示す d ヒステリーは 心的原因が身体症状として現れる疾患である e ハロペリドールは 神経症の第一選択薬である 1 (a b c) 2 (a b d) 3 (a c d) 4 (b d e) 5 (b c e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 129 催眠薬に関する記述の正誤について, 正しい組合せはどれか a ペントバルビタールは,γ- アミノ酪酸 (GABA) 結合部位に直接結合し,Cl- チャネルを開口する b フルマゼニルは, ベンゾジアゼピン受容体に結合し, ベンゾジアゼピン系薬物による過度の鎮静や呼吸抑制に拮抗する c トリアゾラムは, 長時間作用型のベンゾジアゼピン系薬物であり, 不安による不眠症に良く効く d ニトラゼパムは, 治療量ではバルビツール酸系薬物に比較してレム睡眠の抑制が弱い a b c d 1 正正正誤 2 誤正誤正 3 正誤正誤 4 誤誤誤正 5 正誤誤誤

17 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 130 エタノールの薬理作用などに関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a 副腎髄質からのエピネフリン遊離を抑制する b 少量では, 胃液分泌を抑制する c 長期摂取は, 脂肪肝の誘発を促進する d エタノールの 90-95% は肝ミクロソームのエタノール酸化系 (MEOS) によって代謝される e 中枢神経系の抑制性制御機構の抑制により, 見かけ上の興奮を起こす 1(a,b) 2(a,d) 3(b,c) 4(c,e) 5(d,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 131 次の薬物 適応症 薬理作用の対応のうち, 正しいものの組合せはどれか 薬物 適応症 薬理作用 a 塩酸ブプレノルフィン 便秘 タキキニン受容体刺激 b スルピリド 精神分裂病 ドパミン D2 受容体遮断 c フルフェナジン 神経症 ( 不安 緊張など ) アドレナリンβ2 受容体刺激 d バクロフェン 脊髄損傷に伴う痙性麻痺 単及び多シナプス反射抑制 e イソフルラン 全身麻酔 錐体路系刺激 1(a,b) 2(a,e) 3(b,d) 4(c,d) 5(c,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 132 塩酸クロルプロマジンに関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a ドパミン D2 受容体遮断作用は, 催吐作用発現に関与している b ドパミン D2 受容体遮断作用は, 抗精神病作用発現に関与している c ドパミン D2 受容体遮断作用は, 錐体外路系症状発現に関与している d アドレナリン α1 受容体遮断作用は, 血圧下降作用発現に関与している e ヒスタミン H1 受容体遮断作用は, 体温上昇作用発現に関与している 1(a,b,c) 2(a,c,e) 3(a,d,e) 4(b,c,d) 5(b,d,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 183 次の薬物の代表的な適応疾患と副作用の組合せのうち 正しいものはどれか 薬物名適応疾患副作用 a クロルプロマジン 精神分裂病 悪性症候群 b ハロペリドール うつ病 遅発性ジスキネジア c レボドパ パーキンソン病 嘔気 嘔吐 d ゾニサミド てんかん 副甲状腺機能亢進症 e ロラゼパム 不安神経症 高プロラクチン血症 1(a c) 2(a e) 3(b c) 4(b d) 5(d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 184 てんかんの薬物治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a フェノバルビタールは フェニトインよりも集中力低下や眠気を起こしにくい b フェニトインの投与によって 不随意運動や運動失調が現れることがある c エトスクシミドは 主として強直間代性痙れん ( 大発作 ) の治療に用いられる d てんかんの発作重積状態に対しては ジアゼパムの静脈内投与が第一選択である e バルプロ酸ナトリウムは 欠神発作 ( 小発作 ) の病型のみに適応される 1(a c) 2(a e) 3(b c) 4(b d) 5(d e) 免疫 アレルギー, オータコイド第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 129 関節リウマチ治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a アクタリットは 胸腺からのサプレッサー T 細胞の分化誘導を促進する b レフルノミドは 体内で活性化されてピリミジン合成を阻害する c オーラノフィンは シクロオキシゲナーゼを阻害して炎症を抑える d インフリキシマブは 関節破壊の原因となる腫瘍壊死因子 α (TNF-α) の受容体を遮断する e ブシラミンは 分子内に SH 基をもち リウマトイド因子のジスルフィド結合 (-S-S-) を切断する

18 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 130 抗アレルギー薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ジフェンヒドラミンは 気管支においてヒスタミンに加えてアセチルコリンにも拮抗し 気道分泌を抑制する b フェキソフェナジンは ヒスタミン H 1 受容体を遮断するとともに ケミカルメディエーターの遊離を阻害する c トラニラストは ロイコトリエン受容体を遮断し 気管支ぜん息における気道抵抗の上昇を抑制する d スプラタストは ヘルパー T 細胞におけるインターフェロンの産生を特異的に阻害し 好酸球の浸潤を抑制する e ラマトラバンは トロンボキサン A 2 に拮抗し アレルギー性鼻炎における鼻腔抵抗の上昇を抑制する 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 188 アナフィラキシーとその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 原因物質に暴露されて起こる全身性のアレルギー反応で 短時間のうちに症状が進行して ショック状態に至ることがある b IgE 抗体が関与する I 型アレルギー反応によるものと IgG 抗体と抗原の複合体が補体を活性化して起こす III 型アレルギー反応によるものがある c ヒドロコルチゾンリン酸エステルナトリウムは ショック状態を遷延化するため 投与すべきでない d 非経口的に体内に取り込まれた物質だけが症状を引き起こす e 緊急処置として アドレナリンの筋肉内投与又は皮下投与を行う 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 193 気管支ぜん息とその治療に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a アトピー型と非アトピー型があり 成人では前者が 小児では後者が多い b 気道の慢性炎症を本態とし 発作性の咳 喘鳴及び呼吸困難症状を呈する c 長期管理薬として 吸入副腎皮質ステロイド製剤及び長時間作用型アドレナリン β 2 受容体刺激薬がある d 診断及び治療効果の判定には 一秒量 (FEV1.0) 及びピークフロー値が用いられる e プランルカスト水和物は 肥満細胞からのケミカルメディエーターの遊離を抑制することにより ぜん息症状を改善する a b c d e 1 誤正正正誤 2 正正誤誤誤 3 正誤正誤正 4 誤正正正正 5 誤誤誤正正 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 128 免疫系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a タクロリムスは T 細胞活性化因子 (NF-AT) の核内移行を促進して 免疫を抑制する b オーラノフィンは 関節リウマチの治療に用いられる白金化合物である c アザチオプリンは 生体内で 6- メルカプトプリンに変換され 核酸合成を阻害することにより免疫抑制作用を現す d シクロスポリンは ヘルパー T 細胞においてシクロフィリンと複合体を形成し カルシニューリンの活性化を阻害する e メトトレキサートは ジヒドロ葉酸還元酵素を阻害し 細胞増殖を抑制する 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 129 抗アレルギー薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a アゼラスチンは 抗ヒスタミン作用のほかに ロイコトリエン産生抑制作用を有する b モンテルカストは インターロイキン -4 の産生を抑制し ぜん息発作時の気道収縮を速やかに抑制する

19 c セラトロダストは トロンボキサン A 2 の生合成を抑制する d クロルフェニラミンは 中枢抑制作用が弱く 眠気を催さない e デキサメタゾンは ヒドロコルチゾンに比較して抗炎症作用及び抗アレルギー作用が強いが 塩類貯留作用は弱い 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 198 アトピー性皮膚炎とその治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a そう痒のある湿疹を主な病変とし 増悪と寛解を繰り返す b 表皮の角層異常による皮膚の乾燥とバリアー機能亢進を示す c 皮疹は 左右対側性にみられることが多い d 外用副腎皮質ステロイド製剤の適切な使用が炎症治療の基本であり 有効性も高い e タクロリムス水和物軟膏は 皮膚刺激感がなく 顔面部の皮疹に効果的である 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 201 特発性血小板減少性紫斑病 (ITP) とその治療に関する記述について 正しいものの組合せはどれか a 関節内出血を特徴とする b 抗血小板膜タンパク質特異抗体が検出される c 骨髄像では 巨核球数は正常ないし増加している d プレドニゾロン投与が有効である e 脾臓の摘出は無効である 1(a b e) 2(a c d) 3(a c e) 4(b c d) 5(b d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 127 免疫系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a タクロリムス水和物は マクロファージの活性化及び増殖を抑制することにより免疫抑制作用を発現する b テセロイキンは インターロイキン - 1 の遺伝子組換え体であり キラー細胞を誘導して抗腫瘍作用を示す c ムロモナブ - CD3 は ヒト T 細胞表面抗原 CD3 に対するモノクローナル抗体であり 腎移植後の急性拒絶反応の治療に用いられる d アザチオプリンは プリンヌクレオチドの生合成を阻害し 臓器移植後の拒絶反応の予防に用いられる 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 歳の男児 幼児期よりアトピー性皮膚炎を指摘されていたが 外用薬の塗布のみで経過観察していた 本日 家族で夕食に出かけ そばを食べた 食後すぐに気分が悪くなり その後 強いぜん鳴が出現し ショック状態で救急外来に運び込まれた 直ちに使用すべき薬物とその投与法のうち 正しいものの組合せはどれか a クロモグリク酸ナトリウムの吸入 b 0.1% エピネフリンの皮下投与 c コハク酸ヒドロコルチゾンナトリウムの静脈内投与 d アミノフィリンの緩徐な静脈内投与 e 塩酸ニカルジピンの静脈内投与 1(a b c) 2(a b e) 3(a d e) 4(b c d) 5(b d e) 6(c d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 127 免疫抑制薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a タクロリムス水和物は イムノフィリンに結合して B 細胞からのサイトカイン遊離を抑制する b プレドニゾロンは T 細胞及び B 細胞のサイトカインに対する反応性を亢進させる c シクロスポリンは ヘルパー T 細胞のシクロフィリンに結合して カルシニューリンの機能を抑制する d アザチオプリンは 体内で代謝を受けた後 核酸合成を阻害することによって T 細胞の増殖を抑制する 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 128

20 抗アレルギー薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a プランルカスト水和物は ロイコトリエン受容体を遮断し じん麻疹に著効を示す b フマル酸ケトチフェンは 好酸球からのヒスタミンの遊離を特異的に抑制し 気管支ぜん息に有効である c トシル酸スプラタストには インターロイキン -1 及び腫瘍壊死因子 (TNF) の産生を阻害する作用があり アナフィラキシーショックに用いられる d プロピオン酸フルチカゾンはステロイド性抗炎症薬であり 鼻腔内噴霧でアレルギー性鼻炎に用いられる e 塩酸オザグレルは トロンボキサン合成酵素を阻害し 気道過敏性を抑制する 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 128 オータコイド関連薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a セラトロダストは トロンボキサン A 2 受容体刺激薬であり 気管支ぜん息の治療に用いられる b ベラプロストナトリウムは プロスタグランジン I 2 誘導体であり 慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍や疼痛に用いられる c ジノプロストンは プロスタグランジン F 2α 誘導体であり 妊娠子宮の律動的収縮を亢進させる d モンテルカストナトリウムは ロイコトリエン受容体遮断薬であり 気管支ぜん息に有効である 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 147 免疫系に作用する薬物 薬理作用及び適応症の対応のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 薬理作用 適応症 a タクロリムス水和物 サイトカイン産生抑制 アトピー性皮膚炎 b インターフェロンベータ 抗ウイルス作用 膠芽腫 髄芽腫 c ムロモナブ-CD3 キラー細胞誘導 血管肉腫 腎癌 d テセロイキン リンパ球増殖抑制 腎移植後の拒絶反応抑制 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 129 抗アレルギー薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸オザグレルは ロイコトリエン合成阻害作用を有し 光線過敏症などの II 型アレルギー疾患に用いられる b イブジラストは ロイコトリエン遊離抑制作用を有し 急性じんま疹やアレルギー性鼻炎に用いられる c トラニラストは トロンボキサン A 2 受容体を遮断し 皮膚疾患によるかゆみを抑える d クロモグリク酸ナトリウムは 肺肥満細胞の脱顆粒の阻止作用及びロイコトリエン遊離抑制作用を有し アレルギー性鼻炎や気管支ぜん息に用いられる e 塩酸アゼラスチンは ヒスタミン及びロイコトリエン遊離抑制作用を有し I 型アレルギー反応を抑制する 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 184 アトピー性皮膚炎とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 症状に年齢的変化がみられ 新生児期から乳児期にかけては 顔面から頭部に湿潤性の湿疹として出現する b かゆみはほとんどなく 四肢に出現する場合には関節の伸展部に出現しやすい c 成人期では苔癬化がみられ 顔面 頸部 前胸部に浮腫性の紅斑が認められる d 乳幼児期では食物が 成長するにつれてダニやハウスダストが原因となることが多い e 年齢によらず 発症初期より強力な外用副腎皮質ステロイド性薬を用いて治療する 1(a b e) 2(a c d) 3(a d e) 4(b c d) 5(b c e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 185 アナフィラキシーとその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 原因物質に暴露されて起こる全身性のアレルギー反応で 短時間の内に症状が進行して ショック状態に至ることがある b 非経口的に体内に入り込んだ物質だけが症状を引き起こす

21 c リン酸ヒドロコルチゾンナトリウムはショック状態を遷延化するため 投与すべきでない d IgE 抗体が関与する I 型アレルギー反応によるものと IgG 抗体と抗原の複合体が補体を活性化して起こす III 型アレルギー反応によるものがある e 緊急処置として エピネフリンの筋肉内投与又は皮下投与を行う 1(a b e) 2(a c d) 3(a d e) 4(b c d) 5(b d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 186 全身性エリテマトーデス (SLE) とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 全身の組織成分に対する自己抗体が産生され これらの抗体が I 型アレルギー機序で臓器に慢性の炎症を引き起こす b 血液学的検査では 白血球数の減少 血小板数の減少が認められ 免疫学的検査では 抗 DNA 抗体 抗核抗体などが陽性となる c 蝶形紅斑 光線過敏による皮疹 口腔潰瘍などが出現する d 第一選択薬としては非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs) が用いられる e ネフローゼ症候群や中枢神経症状を呈する重症例に対しては 副腎皮質ステロイド性薬の使用は控えるべきである 1(a b) 2(a d) 3(b c) 4(b e) 5(c d) 6(d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 215 ワクチンとトキソイドに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 予防接種努力義務の対象となる感染症は ポリオ ( 急性灰白髄炎 ) 日本脳炎 破傷風及び結核などの 8 疾患である b ポリオ 風疹 麻疹ワクチンは 妊娠している者にも接種できる c 3 種混合ワクチンは ジフテリアトキソイド 百日咳ワクチン B 型肝炎ワクチンを組合せたものである d トキソイドとは病原体が産生する毒素を抗原性が損なわれないように無毒化した免疫学的製剤である 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 206 アレルギー性疾患に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a アトピー性疾患に最も関係する抗体は IgA である b アナフィラキシー性ショックの成立機序は I 型アレルギーによる c 気管支ぜん息とは 種々の程度の気道閉塞と気道の炎症によって特徴づけられる d アナフィラキシー性ショックと判断した時は ただちにノルエピネフリンを急速に静脈内に投与する e 自己免疫性溶血性貧血は I 型アレルギーに属する a b c d e 1 誤正正誤誤 2 正誤正誤正 3 正誤正誤誤 4 誤正誤正正 5 誤正誤正誤 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 208 a~d の薬物が治療上使用される最も可能性の高い疾患を 1 つ選びなさい a コハク酸ヒドロコルチゾンナトリウム b アミノフィリン c エピネフリン d 塩酸ドパミン 1 クッシング症候群 2 アナフィラキシー性ショック 3 アトピー性皮膚炎 4 アレルギー性鼻炎 5 全身性エリテマトーデス 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 149 免疫抑制薬の作用機序に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a シクロスポリンは, ヘルパー T 細胞におけるインターロイキン -2(IL-2) の産生を抑制する b シクロホスファミドは, 肝臓の酵素による活性化を介して DNA のアルキル化作用を示す c アザチオプリンは, 未変化体が免疫抑制活性を示す

22 d ムロモナブ -CD3 は,B 細胞の CD3 部位に特異的に結合する抗リンパ球抗体である 1(a,b) 2(a,c) 3(b,c) 4(b,d) 5(c,d) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 199 全身性エリテマトーデス (SLE) において 副腎皮質ステロイド性薬の大量投与やパルス療法を行う SLE 重症合併病変として 正しいものの組合せはどれか a びまん性糸球体腎炎 b 胸膜炎 c 関節炎 d 全身性血管炎 e 溶血性貧血 1(a b c) 2(a b d) 3(a d e) 4(b c d) 5(b c e) 6(c d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 204 アナフィラキシーショックの際に 初期治療の第一選択薬として用いられるエピネフリンと併用禁忌とな っている薬物について 正しいものの組合せはどれか a ブチロフェノン系向精神薬 b アドレナリンα 受容体遮断薬 c 副腎皮質ステロイド性薬 d カテコールアミン製剤 e 抗ヒスタミン薬 1(a b c) 2(a b d) 3(a d e) 4(b c e) 5(c d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 217 ワクチンに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ワクチン接種による自動免疫は 一般に 1~2 週間を要するので 百日咳ワクチンを除いて予防の目的で使用される b ワクチンは急性の中毒症状にも対応できるので 発症後の接種で効果が得られる c ワクチンは 失活を防ぐ目的でマイナス 20 にて凍結保存する d 免疫抑制薬を投与されている患者にはワクチンの接種は禁忌である e 明らかな発熱を呈している患者に対するワクチンの接種は不適当である 1(a b c) 2(a b e) 3(a d e) 4(b c d) 5(b d e) 6(c d e) 抗炎症薬 抗リウマチリウマチ薬 痛風治療薬第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 131 非ステロイド性抗炎症薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a チアラミドは 主にシクロオキシゲナーゼ (COX) を阻害することにより抗炎症 鎮痛 解熱作用を現す b メロキシカムは アスピリンと比較して COX-2 に対する選択性が高く 胃粘膜障害作用は弱い c エトドラクは COX-2 と比較して COX-1 に対する阻害作用が強いため 胃粘膜の損傷を起こしやすい d ロキソプロフェンは 生体内で活性型になるプロドラッグであり 胃粘膜障害作用が弱い 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 146 高尿酸血症治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a プロベネシドは 近位尿細管での尿酸の再吸収を抑制し 尿中排泄を促進することにより血中尿酸値を低下させる b コルヒチンは 炎症組織への白血球や好中球の遊走を促進することにより 痛風発作を抑制する c アロプリノールは キサンチンオキシダーゼを活性化し 尿酸排泄を促進する d ブコロームは 尿酸排泄促進作用に加えて 毛細血管透過性抑制による抗炎症作用及び抗リウマチ作用を示す 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 197 潰瘍性大腸炎に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 長期経過例では しばしば大腸癌を合併する b 病理組織学的には 病変が筋層や漿膜に及ぶことはほとんどない c 長期間にわたる持続又は反復する粘液便 血便を主症状とする d 女性に比べ 男性に多く発症する e 重症例では サラゾスルファピリジンが第一選択薬である

23 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 130 抗炎症薬に関する記述の空欄 (a)~(c) にあてはまる薬物の正しい組合せはどれか 非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDS) は シクロオキシゲナーゼ (COX) を阻害する (a) などの COX-2 に選択性を示す薬物は (b) などの非選択的な薬物に比較して 胃腸障害の副作用が弱いといわれる ま た NSAIDS には (c) のように体内で代謝されて効力を現すプロドラッグがある a b c 1 メロキシカム ジクロフェナク ロキソプロフェン 2 ジクロフェナク スリンダク エトドラク 3 エトドラク ロキソプロフェン メロキシカム 4 ロキソプロフェンエトドラク スリンダク 5 スリンダク メロキシカム ジクロフェナク 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 128 炎症及び抗炎症薬に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 炎症部位では 誘導型シクロオキシゲナーゼ (COX-2) が遺伝子の転写促進により発現する b アスピリンによって胃粘膜障害が起きる一因として 胃の構成型シクロオキシゲナーゼ (COX-1) の阻害がある c ジクロフェナクナトリウムは インドメタシンに比べて胃粘膜障害の発生頻度が低い d ピロキシカムは 強力な鎮痛作用や抗炎症作用を有し 1 日 1 回の内服で有効である e ロキソプロフェンナトリウムは 胃粘膜障害作用が弱いので 消化性潰瘍患者にも使用される a b c d e 1 正正正正誤 2 正正正誤正 3 誤誤正誤誤 4 正誤誤正誤 5 誤正誤正正 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 129 非ステロイド性抗炎症薬 (NSAID) に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a アスピリンは解熱作用が強いが 重大な副作用にぜん息発作の誘発がある b メフェナム酸は鎮痛作用が強く 分娩後疼痛や歯痛などに用いられる c ロキソプロフェンナトリウムは 生体内で活性代謝物に変換されて抗炎症作用を発揮する d インドメタシンによる胃粘膜損傷の主因は 胃のシクロオキシゲナーゼ 2(COX-2) の阻害である e ジクロフェナクナトリウムを坐剤で用いると 経口投与の場合よりも 肝臓における初回通過効果を受けやすくなる 1(a b c) 2(a b e) 3(a d e) 4(b c d) 5(c d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 143 痛風 高尿酸血症治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a コルヒチンは 局所組織への白血球や好中球の遊走を促進させることにより痛風発作を抑制する b アロプリノールは キサンチンオキシダーゼを阻害することにより尿酸生成を抑制する c ベンズブロマロンは 腎尿細管における尿酸の分泌及び再吸収を阻害する d プロベネシドは 尿酸の再吸収を阻害することにより尿酸排泄を促進する 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 150 皮膚潰瘍治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a トレチノイントコフェリルは レチノイン酸とビタミン D 3 のエステルである b ヒト塩基性線維芽細胞増殖因子のトラフェルミンは 新生血管に富む良性肉芽の形成を促進する c プロスタグランジン E 1 誘導体のアルプロスタジルは 慢性動脈閉塞症や糖尿病における潰瘍に用いられる d 消炎酵素薬のアズレンは 湿疹や熱傷による潰瘍に用いられる 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 186 関節リウマチに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか

24 a 自己免疫疾患の一つで 関節の滑膜がおかされる b 病変は関節に限局して認められる c 初発症状として 朝のこわばり を認めることが多い d 遺伝的要因が発症に関与することがある e 診断確定後 第一選択薬として副腎皮質ステロイド性薬の投与を開始する 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 143 非ステロイド性抗炎症薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ジクロフェナクナトリウムは シクロオキシゲナーゼ -1(COX-1) を阻害し ヒスタミン及びブラジキニンの産生を抑制する b インドメタシンファルネシルは 体内で活性体に代謝され 抗炎症作用を発揮する c メロキシカムは シクロオキシゲナーゼ -2(COX-2) に対する阻害作用が強く 胃腸障害作用は弱い d アスピリンは ウイルス感染により発熱した小児に使用した場合 Stevens-Johnson 症候群とよばれる脳症を引き起こすことがある 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 146 慢性関節リウマチ治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ジクロフェナクナトリウムは シクロオキシゲナーゼ阻害により抗リウマチ効果を発現するが 効果発現には 3 ヵ月以上の投与が必要である b プレドニゾロンを連用後 急に使用を中止すると関節痛やショックが現れることがある c ブシラミンは 疾患修飾性抗リウマチ薬 (DMARD) であり 関節破壊の進行を抑制する d メトトレキサートは 白血病治療の場合に比して より少量で使用される e ヒアルロン酸ナトリウムは 関節内のヒアルロン酸を増加させる目的で 静脈内注射で用いられる 1 (a b e) 2 (a c d) 3 (a d e) 4 (b c d) 5 (b c e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 189 慢性関節リウマチに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 初発症状として 関節痛と朝のこわばりを特徴とする b 筋肉痛やレイノー症状が高頻度で出現する c 関節滑膜の慢性炎症性疾患である d メトトレキサートにより 十分な効果を得るためには 休薬期間を置かず毎日投与する必要がある e D- ペニシラミンなどの疾患修飾性抗リウマチ薬 (DMARD) を 初期から投与する場合がある 1 (a b c) 2 (a c e) 3 (a d e) 4 (b c d) 5 (b d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 145 炎症及び抗炎症薬に関する記述の正誤について, 正しい組合せはどれか a 炎症部位で遊離されるインターロイキン -1(IL-1) や腫瘍壊死因子 (TNF) は, 全身的発熱を引き起こす b 構成型シクロオキシゲナーゼ (COX-1) の阻害により, 胃粘膜障害や腎機能障害が起こる c エトドラクは, 誘導型シクロオキシゲナーゼ (COX-2) を比較的選択的に阻害する d インドメタシンは, ヒスタミン H1 受容体遮断作用により鎮痛や抗炎症作用を示す e アスピリンは, 構成 誘導型両方のシクロオキシゲナーゼをアセチル化して不可逆的に阻害する a b c d e 1 正正正誤正 2 正正誤正正 3 正誤誤誤誤 4 誤誤正正誤 5 誤誤誤誤正 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 202 高尿酸血症とその治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 健常人では プリン体から産生された尿酸は 約 2/3 が糞中に 約 1/3 が尿中に排泄される b 高尿酸血症は 骨髄増殖疾患群の患者においても認められる c 痛風発作治療の第一選択薬は 塩酸チアラミドである

25 d 尿酸排泄促進薬使用時には 尿の ph をアルカリ性に維持する必要がある e プロベネシドは ペニシリンなどアニオン性薬物の尿中排泄を阻害する 1(a b c) 2(a c d) 3(a d e) 4(b c e) 5(b d e) 6(c d e) 心臓 血管系第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 132 心不全治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a リシノプリルは 心不全状態におけるレニン -アンギオテンシン系の亢進を抑制する b フロセミドは 循環血液量を減少させ 心不全状態における前負荷の増大を軽減する c ジギトキシンは 心筋収縮力を増大させ 心拍数を減少させる d ピモベンダンは 収縮タンパク質の Ca2+ 感受性を低下させ 心筋酸素消費量を減少させる e カルベジロールは アドレナリンβ 受容体を刺激し 心不全患者の予後を改善する 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 133 抗不整脈薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a プロプラノロールは 交感神経緊張による不整脈に有効である b ベラパミルは 房室伝導を抑制し 上室性頻拍を抑制する c ジソピラミドは Ca 2+ チャネルを遮断し 心筋の興奮性を低下させる d メキシレチンは Na + チャネルと K + チャネルを遮断し 活動電位持続時間を延長する e アミオダロンは K + チャネルを遮断し QT 延長を引き起こす 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 134 硝酸薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 後負荷には影響を及ぼさない b 血管平滑筋弛緩作用は 遊離した一酸化窒素がグアニル酸シクラーゼを活性化することにより生じる c 静脈の拡張により心臓へ還流する血流量が増大し 心筋酸素消費の減少をもたらす d 冠動脈のうち 太い部分をより強く拡張させる e ニコランジルの冠血管拡張作用には K + チャネル開口作用も関与している 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 135 麻酔した動物の血圧測定実験に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a アドレナリンを静脈内注射すると 血圧は一過性の上昇ののち 投与前の値より低くなった この血圧の低下は アドレナリンの代謝産物がアドレナリン β 1 受容体に作用したためである b フェントラミンを前もって静脈内注射したのち アドレナリンを静脈内注射すると 血圧は下降した これは フェントラミンが血管のアドレナリン α 受容体を遮断したためである c アセチルコリンを静脈内注射すると 血圧は一過性に下降した この現象は アセチルコリンが血管平滑筋のムスカリン性アセチルコリン M 1 受容体を刺激したためである d アトロピンを静脈内注射したのち 大量のアセチルコリンを静脈内注射すると 血圧は上昇した これは アセチルコリンが交感神経節と副腎髄質のニコチン性アセチルコリン受容体を刺激したためである a b c d 1 誤正誤正 2 正正正誤 3 誤誤誤正 4 正誤正誤 5 誤正正誤 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 歳男性 明け方に前胸部の激烈な痛みを覚え 救急車で病院に搬送された その直後の検査所見は 血清クレアチンキナーゼ (CK) 77 IU/L アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ (AST) 17 IU/L 乳酸脱水素酵素 (LDH) 178 IU/L であった また 発作中に行った心電図検査 ( 胸部第 III 誘導 ) では ST の上昇が認められた ( 下図 ) この疾患に用いられる治療薬として正しいものの組合せはどれか a アムロジピンベシル酸塩 b ニコランジル

26 c 硝酸イソソルビド d ラベタロール塩酸塩 e ベスナリノン 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 190 起立性低血圧とその治療薬に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 循環血漿量の減少が原因の 1 つである b 交感神経非緊張型では 起立時に心拍数が著明に増加する c ドロキシドパは 閉塞隅角緑内障の患者には禁忌である d アドレナリン α 1 受容体刺激薬であるミドドリン塩酸塩が用いられる e ジヒドロエルゴタミンメシル酸塩は 狭心症の患者には禁忌である a b c d e 1 誤正誤正誤 2 正誤正正正 3 誤正正誤正 4 正誤正誤正 5 正正誤正誤 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 歳の男性会社員 会議中に突然頭痛を訴え横になったが軽快せず さらに左足の麻痺 意識障害が生じたため 病院に搬送された その時の検査所見は次のとおりであった 身体所見 : 身長 160 cm 体重 75 kg 血圧 200/120 mmhg 心拍数 74 /min 心電図 : 左心室肥大 脳 CT: 右被殻出血像 脳室の偏位 脳溝の消失を認める この疾患に用いられる治療薬として正しいものの組合せはどれか a 濃グリセリン 果糖 b アルガトロバン c ジルチアゼム塩酸塩 d オザグレルナトリウム e チクロピジン塩酸塩 1(a b) 2(a c) 3(b d) 4(c e) 5(d e) 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 207 狭心症とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 中高年で好発し 男性よりも女性に発症率が高い b ニトログリセリンの血管拡張作用は 血管平滑筋細胞内でのサイクリック AMP (camp) の産生による c 安定狭心症の大部分は 冠動脈硬化による器質的狭窄により生じる d 不安定狭心症は 急性冠症候群の一種である e 冠れん縮性狭心症には ジヒドロピリジン系 Ca 2+ チャネル遮断薬が有効である 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 131 心不全治療薬の作用機序に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ジゴキシンは Na +,K + -ATPase を阻害し 心筋細胞内の Ca 2+ 濃度を上昇させて収縮力を増大させる b ドブタミンは アドレナリン β 1 受容体を刺激してアデニル酸シクラーゼを活性化し 心筋収縮力を増大させる c ミルリノンは アデニル酸シクラーゼを直接活性化し 心筋収縮力を増大させる d カルペリチドは 心房性ナトリウム利尿ペプチドの受容体を刺激して細胞内サイクリック AMP(cAMP) 濃度を上昇させ 血管拡張作用と利尿作用を示す 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 132 心室筋活動電位に対する不整脈治療薬の作用を検討したところ 下図のような実線から破線への変化が観察された それぞれの変化パターンを引き起こす薬物の組合せとして 正しいものはどれか

27 a b c 1 リドカイン ニフェカラント キニジン 2 ニフェカラント メキシレチン プロカインアミド 3 プロカインアミド ソタロール メキシレチン 4 キニジン リドカイン ニフェカラント 5 メキシレチン プロカインアミド ソタロール 6 ソタロール キニジン リドカイン 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 133 薬物の作用機序に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ニトログリセリンは 静脈血管を拡張して静脈還流量を減少させ 心臓に対する前負荷を軽減する b ビソプロロールは 労作時の心機能亢進を抑制し 心筋の酸素消費量を減少させる c ジルチアゼムは 冠血管のれん縮を緩解して冠血流量を増大させるとともに 心機能を抑制して心筋の酸素消費量を減少させる d アルテプラーゼは 組織プラスミノーゲンの活性化を抑制して血栓溶解を促進する e アスピリンは プロスタグランジン I2 の産生を抑制して血小板凝集を阻害し 血栓形成を抑制する 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 134 高血圧症治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a エナラプリルは アンギオテンシン II 及びブラジキニンの生成を抑制する b ロサルタンは アンギオテンシン II AT 1 受容体を選択的に遮断し 血管を拡張させる c ラベタロールは アドレナリン β 受容体を刺激し 血管を拡張させる d ニカルジピンは L 型 Ca 2+ チャネルを遮断し 血管を拡張させる e メチルドパは 生体内で α- メチルノルアドレナリンに変換されて血管運動中枢のアドレナリン α 2 受容体を刺激し 交感神経活動を低下させる 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 歳男性 軽度の心不全症状のため ジゴキシン 0.25 mg/ 日及びフロセミド 40 mg/ 日を経口投与されていたが 労作時呼吸困難が強くなり来院した 心電図で 心房細動 ST 波の盆状降下及び多源性心室性期外収縮を認め ジギタリス中毒と診断された また高度の低 K + 血症も認められた 直ちにジゴキシン投与が中止された 続いて行う処置として 採用可能な正しいものの組合せはどれか a フロセミドの増量 b アンギオテンシン変換酵素阻害薬の投与 c アドレナリン β 受容体刺激薬の投与 d フロセミドからスピロノラクトンヘの変更 1(a b) 2(a c) 3(b c) 4(b d) 5(c d) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 歳男性 1 週間前に前胸部に圧迫感を覚えたが そのまま放置していた 朝食後に前胸部に激烈な痛みを覚え 冷や汗 吐き気を伴い 顔面蒼白となった 痛みは 1 時間以上経っても軽減しないため 救急車で病院に運ばれた 直後の心電図では T 波増高のみが認められたが さらに 1 時間後の心電図では 胸部誘導 V1~V5 で ST 上昇及び異常 Q 波が認められ 多源性心室性期外収縮も認められた この患者に対する治療の正誤について 正しい組合せはどれか a 心室性期外収縮が認められるため アトロピン硫酸塩水和物を投与した b 発症後 6 時問以内であるため アルテプラーゼの静脈内投与を行った c 痛みに対して モルヒネ塩酸塩水和物の静脈内投与を行った d 梗塞の拡大防止のため ニトログリセリンの点滴静注を行った e 酸素吸入を行った a b c d e

28 1 正誤誤正誤 2 誤正正正正 3 正正正正誤 4 正誤正誤正 5 誤正正誤正 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 193 心不全の薬物治療に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 短時間作用型の Ca 2+ チャネル遮断薬は 慢性心不全の予後を悪化させる b 利尿薬は 過大な前負荷 肺うっ血 全身浮腫のある場合に効果的である c アドレナリン β 受容体遮断薬は 慢性心不全患者の予後を悪化させるため 用いられない d アンギオテンシン変換酵素阻害薬は 左室収縮機能障害に基づく心不全治療に用いられる e 糖尿病を合併した心不全患者には ピオグリタゾン塩酸塩を用いる a b c d e 1 正誤正正誤 2 誤正誤正正 3 正正誤正誤 4 正正誤誤正 5 誤誤正誤正 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 130 次の記述のうち 正しいものはどれか 1 メチルジゴキシンは 心拍出量を増大させ 副交感神経抑制作用により心拍数を減少させて うっ血性心不全の症状を改善する 2 スピロノラクトンは 抗アルドステロン作用をもつカリウム保持性利尿薬で うっ血性心不全患者の生命予後を改善する 3 ミルリノンは アデニル酸シクラーゼ活性化を介する細胞内サイクリック AMP(cAMP) 濃度の上昇により 心収縮力を増大させて急性心不全の症状を改善する 4 ブメタニドは ループ利尿薬で 水とナトリウムの排泄促進とカリウム保持作用をもち うっ血性心不全に伴う浮腫を軽減する 5 カルベジロールは 交感神経活性の亢進に起因する頻脈や増大しているレニン分泌を抑制するが 心収縮力を減弱させるので慢性心不全患者には禁忌である 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 131 抗不整脈薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 硫酸キニジンは Na+ チャネルを遮断するが QT 間隔には影響を及ぼさない b アドレナリン β 受容体遮断薬は 異所性ペースメーカー活性の抑制や不応期の延長を起こす c 塩酸リドカインと塩酸メキシレチンは Na+ チャネルを遮断し 活動電位の持続時間を延長する d 塩酸アミオダロンは K+ チャネルを遮断し QT 延長を起こす e 塩酸ベラパミルは L 型 Ca2+ チャネルを遮断し 房室結節細胞の有効不応期を延長する 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 132 虚血性心疾患治療薬の作用機序に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a アルテプラーゼは 急性心筋梗塞においてプラスミノーゲンの活性化を抑制して血栓溶解を促進する b 低用量のアスピリンは プロスタグランジン I2 の産生を抑制して血小板凝集を阻止することにより 冠血管における血栓形成を予防する c ニトログリセリンは 静脈血管の拡張を介して静脈還流量を減少させることにより 心臓に対する前負荷を軽減する d 酒石酸メトプロロールは アドレナリン β1 受容体遮断を介して心機能を抑制し 心筋の酸素消費量を減少させる e 塩酸ジルチアゼムは 冠血管のれん縮を緩解して冠血流量を増大させるとともに 心機能を抑制して心筋の酸素消費量を減少させる 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 133

29 麻酔下の動物を用いた血圧測定実験の結果に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸イソプレナリンの静脈内注射による血圧降下反応は 塩酸プロプラノロールの前処置によって増強された b ノルエピネフリンの静脈内注射による血圧上昇反応は 24 時間前にレセルピンを処置することによって抑制された c アンギオテンシン II の静脈内注射による血圧上昇反応は マレイン酸エナラプリルの前処置によって抑制された d メシル酸フェントラミンを静脈内注射後 エピネフリンを静脈内注射したところ 血圧は降下した e 硫酸アトロピン処置後 大量の塩化アセチルコリンを静脈内注射したところ 血圧は上昇した 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 182 心臓の生理と心電図所見に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 心臓の刺激伝導系興奮は 通常 房室結節の自発的興奮に始まる b P 波は 心房の電気的興奮を反映している c QRS 波は 心室の電気的興奮を反映している d 心房細動では 基線の不規則な振れが認められる e 高 K+ 血症では T 波の平低化が認められる 1(a b c) 2(a b e) 3(a d e) 4(b c d) 5(c d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 歳の女性 動悸と脈拍異常により来院 心電図により心房細動と診断された 心拍数は約 100/ 分であっ た 7 年前に僧帽弁置換術を受け その後 フロセミドとワルファリンカリウムの投薬を受けている 1 週 間前の来院時には脈拍 60/ 分で不整脈は認めなかった この症例において 静脈内投与で用いられる治療薬 I はどれか また 除細動に成功しなかった場合 新たに追加すべき経口投与薬 II はどれか I と II の正しい組合せを選べ I II a 硫酸アトロピン e ジゴキシン b トロンビン f 硝酸イソソルビド c アミノフィリン g 塩酸マニジピン d リン酸ジソピラミド h バルサルタン 1(a e) 2(a h) 3(b g) 4(b h) 5(c f) 6(c g) 7(d e) 8(d f) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 189 高血圧治療薬と主な副作用との対応のうち 正しいものの組合せはどれか 高血圧治療薬 副作用 a Ca2+ チャネル遮断薬 冠動脈れん縮 b アンギオテンシン II 受容体遮断薬 --- 空咳 c アドレナリンα1 受容体遮断薬 起立性低血圧 d アンギオテンシン変換酵素阻害薬 高 K+ 血症 e チアジド系利尿薬 低 K+ 血症 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 190 慢性糸球体腎炎に伴う高血圧症の治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 高度の腎機能低下を合併した場合には 高用量のアンギオテンシン変換酵素阻害薬 (ACEI) を使用すべきである b アンギオテンシン II 受容体遮断薬 (ARB) の使用は 腎機能保護の観点から推奨されている c ACEI と Ca2+ チャネル遮断薬の併用は 避けるべきである d ACEI と ARB は 糸球体内圧を降下させると考えられている e 高血圧は 腎機能障害進行の促進因子の 1 つである 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 130 次の記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸ドブタミンは アドレナリン β 1 受容体を刺激して 心収縮力を増大させる

30 b 塩酸メトキサミンは アドレナリン α 1 受容体を遮断して 血管を拡張させる c ミルリノンは ムスカリン性アセチルコリン M 2 受容体を遮断して 心拍数を上昇させる d 硫酸サルブタモールは アドレナリン β 2 受容体を刺激して気管支拡張作用を示すが 副作用に振戦や心悸亢進などがある 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 131 抗不整脈薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸アミオダロンは K + チャネルを遮断する b アドレナリン β 受容体遮断薬の抗不整脈作用に 膜安定化作用は必須である c 塩酸リドカイン及び塩酸メキシレチンは Na + チャネルを遮断する d 硫酸キニジンは QT 間隔を延長しない 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 132 カンデサルタンシレキセチルに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 経口投与後 吸収過程において速やかに活性体のカンデサルタンに変換される b アンギオテンシン II AT 1 受容体を遮断して 副腎からのアルドステロン分泌を抑制する c アンギオテンシン II AT 2 受容体を遮断して 血管平滑筋の弛緩を引き起こす d カプトプリルと同様に ブラジキニンの分解を抑制する 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 歳の男性 1 年前から定期健康診断で徐脈を指摘されていた 約 1 週間前から数回めまいを感じていたが 今朝 意識消失発作があり救急車で来院した 来院時 意識清明であったが めまい感を訴えている 脈拍 33/ 分 血圧 118/82 mmhg 心電図で完全房室ブロックが認められた この患者の初期治療薬として適切な薬物の正しいものの組合せはどれか a 硫酸アトロピン b 塩酸リドカイン c ニトログリセリン d 塩酸イソプレナリン ( 塩酸イソプロテレノール ) e 塩酸プロプラノロール 1(a b) 2(a d) 3(b c) 4(c e) 5(d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 130 図中の a b 及び c は 細胞内サイクリック AMP(cAMP) 量に影響して心収縮力を強める薬物の作用点を示している 薬物とその作用点の対応のうち 正しいものの組合せはどれか 作用点 a 作用点 b 作用点 c 1 塩酸ドパミン ニトログリセリン ピモベンダン 2 カルベジロール デスラノシド 塩酸メキシレチン 3 塩酸ドブタミン 塩酸コルホルシンダロパート ミルリノン 4 ジピリダモール 硝酸イソソルビド マレイン酸エナラプリル 5 塩酸イソプレナリン カルペリチド アミノフィリン 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 131 不整脈の治療に用いられる薬物 作用機序及び重大な副作用の対応のうち 正しいものの組合せはどれか

31 薬物 作用機序 重大な副作用 a 塩酸リドカイン Na + チャネル遮断 ショック b 塩酸プロプラノロール アドレナリン β 受容体遮断 うっ血性心不全 c 塩酸ベラパミル Ca 2+ チャネル遮断 重篤な肝障害 d 塩酸アミオダロン K + チャネル開口促進 間質性肺炎 e ジゴキシン Na + K + -ATPase 阻害 重篤な房室ブロック 1(a b c) 2(a b e) 3(a d e) 4(b c d) 5(c d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 187 慢性心不全治療に用いる薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a スピロノラクトンは 生命予後を改善する b アンギオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬は 空咳を引き起こすことがある c 左室収縮機能不全には ACE 阻害薬やアンギオテンシン II 受容体遮断薬を用いるべきである d アンギオテンシン II 受容体遮断薬は 血中アンギオテンシン II 濃度を低下させる e アドレナリン β 受容体遮断薬を用いる場合には 特に低用量から開始する必要はない 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 歳 女性 生来健康で健康診断で問題を指摘されたことはない 徹夜で仕事をし 就寝しようとしたが動悸が強く 脈拍も 100/ 分以上で来院した 心電図で心房細動が確認された 電気的除細動器がない場合 この場で選択可能な薬物の組合せはどれか a 塩酸イソプロテレノール b Na + チャネル遮断薬 Ia 群 ( リン酸ジソピラミド ) c 塩酸ベラパミル d Na + チャネル遮断薬 Ib 群 ( 塩酸メキシレチン ) e 強心配糖体 1(a b d) 2(a b e) 3(a c d) 4(b c e) 5(c d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 歳 男性 約 1 年前から 2~3 週間に 1 回程度 労作時に前胸部圧迫を感じていた 1 週間前から 3 回 同じ症状が起こって来院した 運動負荷試験中に胸痛発作が起き 心電図で ST-T 部の変化が認められた この症状に使用する薬物として正しいものの組合せはどれか a アドレナリン β 受容体刺激薬 b 強心配糖体 c アドレナリン β 受容体遮断薬 d Ca 2+ チャネル遮断薬 e 硝酸薬 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 歳 男性 生命保険に加入するとき 高血圧と尿糖を指摘された 精査の結果 糖尿病は食事療法と運動療法で経過をみることとなったが 脈拍数 42/ 分 血圧 198/100 mmhg であった 腎機能は正常であったが 高コレステロール血症 高尿酸血症 軽度の低 K + 血症が認められた この患者の第一選択となる降圧薬として正しいものの組合せはどれか a アドレナリン β 受容体遮断薬 b Ca 2+ チャネル遮断薬 c チアジド系利尿薬 d アンギオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬 e アンギオテンシン II 受容体遮断薬 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 132 メチルジゴキシンに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a H +,K + -ATPase 阻害作用により 心筋細胞内の Na + 濃度上昇を介して Ca 2+ 濃度を上昇させる b 房室ブロックの治療に使用される c 低カリウム血症により作用は減弱する

32 d 虚血性心疾患に基づくうっ血性心不全の治療に使用される e 心房細動 粗動による頻脈の治療に使用される 1 (a b) 2 (a e) 3 (b c) 4 (c d) 5 (d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 133 酒石酸メトプロロールに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 選択的アドレナリン β 2 受容体遮断薬である b 気管支ぜん息の患者には禁忌である c 腎傍糸球体細胞からのレニン分泌を抑制する d 本態性高血圧症の治療に用いられる e 頻脈性不整脈の治療に用いられる 1 (a b c) 2 (a b e) 3 (a d e) 4 (b c d) 5 (c d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 134 低血圧の治療に用いられる薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸エチレフリンは 代表的な血管収縮薬として動物実験に用いられるが 臨床使用されることはない b うっ血性心不全が原因の心原性ショックに対する最も一般的な対処法は 塩酸ドパミン又は塩酸ドブタミンの点滴静注である c 塩酸ミドドリンは 経口投与可能なドパミン D 1 受容体刺激薬であり 本態性低血圧に用いられる d メチル硫酸アメジニウムは ノルアドレナリンの交感神経終末への再取り込みとモノアミン酸化酵素による不活性化を阻害することで 昇圧をもたらす 1 (a b) 2 (a d) 3 (b c) 4 (b d) 5 (c d) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 歳 軽度の心不全症状のある患者が ジゴキシン 0.25 mg/ 日およびフロセミド 40 mg/ 日を経口投与されていたが 労作時呼吸困難が強くなり来院した 心電図で心房細動 心電図上 ST 波の盆状降下および多原性の心室性期外収縮を認め ジギタリス中毒と診断された また高度の低 K + 血症も認められた 直ちにジゴキシン投与が中止された 続いて行う処置として採用可能な正しいものの組合せはどれか a フロセミドの増量 b アンギオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬の投与 c アドレナリン β 受容体刺激薬の投与 d フロセミドからスピロノラクトンヘの変更 1 (a b) 2 (a c) 3 (a d) 4 (b d) 5 (c d) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 歳 5 年前から高血圧を指摘され 不規則に降圧薬 ( 薬品名不明 ) を服用していた 昨年の冬頃から長時間歩くと右下肢が痛むようになった 受診時 脈拍 45/ 分で脈の乱れなし ( 整 ) 血圧 180/100 mmhg 左膝窩動脈から足背動脈が触知不能で閉塞性動脈硬化症と診断された 血液検査から高尿酸血症 高脂血症と診断され, さらに耐糖能異常も認められた この症例の病態を考慮して 選択可能な降圧薬の組合せはどれか a チアジド系利尿薬 b ジヒドロピリジン系 Ca 2+ チャネル遮断薬 c アドレナリン β 受容体遮断薬 d アドレナリン α 1 受容体遮断薬 e アンギオテンシン II 受容体遮断薬 1 (a b c) 2 (a b d) 3 (a c e) 4 (b d e) 5 (c d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 209 下記の治療を受けている患者に対して 硝酸イソソルビドやニトログリセリンの投与が禁忌とされる場合の正しい組合せはどれか a Ca 2+ チャネル遮断薬を服用中の患者 b 高度の貧血患者 c 閉塞隅角緑内障の患者 d クエン酸シルデナフィルを服用中の患者 e 頭部外傷の患者

33 a b c d e 1 誤正正正正 2 正誤正誤正 3 誤誤誤正誤 4 正正誤誤正 5 正正正正誤 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 133 抗高血圧薬に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a ベシル酸アムロジピンは, ジヒドロピリジン系 Ca2+ チャネル遮断薬であり, 作用持続は短い b カプトプリルは, アンギオテンシン変換酵素阻害作用をもち, 副作用として咳漱を誘発しやすい c アテノロールは, アドレナリン β1 受容体の選択的遮断薬であり, 心機能抑制とレニン分泌抑制作用をもつ d ロサルタンカリウムは, アンギオテンシン II 受容体遮断薬であり, アンギオテンシンによる血管収縮やアルドステロン分泌を抑制する e 塩酸プラゾシンは, アドレナリン α1 受容体の選択的遮断薬であり, 初回投与時には血圧下降は起こらない 1(a,b,c) 2(a,b,e) 3(a,d,e) 4(b,c,d) 5(c,d,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 134 心不全治療薬の作用機序に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a ジゴキシンは,Na+,K+-ATPase 阻害を介して, 心筋細胞内の Ca2+ 濃度を上昇させて収縮力を増大させる b ミルリノンは, アデニル酸シクラーゼ活性を選択的に阻害して, 細胞内 camp 濃度の上昇を介して心筋収縮力を増大させる c 塩酸ドブタミンは, 選択的アドレナリン β1 受容体刺激作用によって Gi たん白質を活性化し, 心筋収縮力を増大させる d フロセミドは, 循環血液量の減少を介して, 心臓への負荷を軽減する e カルペリチドは,α 型ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチドであり, 利尿作用と血管収縮作用を示す 1(a,c) 2(a,d) 3(b,d) 4(b,e) 5(c,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 135 虚血性心疾患治療薬の作用機序に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a ニトログリセリンは, 静脈血管の拡張を介して, 静脈還流量を減少させることにより心臓に対する前負荷を軽減する b フマル酸ビソプロロールは, 心機能抑制を介して, 心筋の酸素消費量を減少させる c ジルチアゼムは, 冠血管のれん縮を緩解して冠血流量を増大させるとともに, 心機能を抑制して心筋の酸素消費量を減少させる d アルテプラーゼは, 急性心筋梗塞において組織プラスミノーゲンの活性化を抑制して血栓溶解を促進する e アスピリンは, プロスタグランジン I2 の産生を抑制して血小板凝集を阻害することにより, 冠血管における血栓形成を抑制する 1(a,b,c) 2(a,b,e) 3(a,d,e) 4(b,c,d) 5(c,d,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 136 刺激伝導系に対する抗不整脈薬の作用機序に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a 塩酸ソタロールは, アドレナリン β 受容体遮断作用と K+ チャネル遮断作用を持ち, 有効不応期を延長させる b 塩酸ベラパミルは, 電位依存性 L 型 Ca2+ チャネル遮断と有効不応期延長作用を持つ c 硫酸キニジンは,Na+ チャネル遮断作用を持ち, 活動電位の持続時間を短縮する d 酒石酸メトプロロールは, アドレナリン β1 受容体遮断作用により, 刺激伝導速度を促進するとともに刺激閾値を低下させる e メチルジゴキシンは, 房室伝導速度を促進するので心房粗動の治療に有用である 1(a,b) 2(a,e) 3(b,c) 4(c,d) 5(d,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 203

34 ジギタリス製剤投与中の慢性心不全患者に併用することによって ジギタリス中毒を起こす恐れのある薬 物として 正しいものの組合せはどれか a フロセミド b リファンピシン c アムホテリシン B d コレスチラミン e 活性型ビタミン D3 1(a b d) 2(a c e) 3(a d e) 4(b c d) 5(b c e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 205 狭心症に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 労作性狭心症の大部分は 冠動脈硬化による器質的狭窄により生じる b 不安定狭心症の発生機序は 冠動脈のれん縮あるいは血栓症による酸素供給の減少である c ニトログリセリンの血管拡張作用は 血管平滑筋細胞内でのサイクリック AMP(cAMP) の産生による d アドレナリン β 受容体遮断薬は 冠れん縮性狭心症を悪化させることはない e 冠れん縮性狭心症に対する第一選択薬は ジヒドロピリジン系 Ca2+ チャネル遮断薬である 1(a b d) 2(a b e) 3(a c d) 4(b c e) 5(b d e) 呼吸器系の薬理第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 136 呼吸器系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ドキサプラムは 末梢性化学受容器に作用し 呼吸を促進する b ブロムヘキシンは 気道粘膜において腺細胞からの分泌を促進させ 痰の粘性を低下させて去痰作用を示す c プロカテロールは 長時間作用型のアドレナリン β 受容体遮断薬で 気管支ぜん息発作時の気道閉塞を緩解する d デキストロメトルファンは ジヒドロコデインとほぼ同等の鎮咳作用と止瀉作用を示すが 鎮痛作用はない e イプラトロピウムは 吸入により気管支平滑筋のムスカリン性アセチルコリン受容体に作用してサイクリック AMP (camp) 濃度を上昇させ 気管支を拡張する 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 135 呼吸器系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ホミノベンは 呼吸中枢興奮作用をもつ非麻薬性鎮咳薬である b L- カルボシステインは ムコタンパク質のジスルフィド結合 (-S-S-) を切断して低分子化し 喀痰の粘度を低下させる c ベクロメタゾンプロピオン酸エステルは 吸入ステロイド薬として気管支ぜん息発作の予防に用いられる d エピナスチンは ヒスタミン H 1 受容体を介する気管支収縮を抑制する e マブテロールは ムスカリン性アセチルコリン受容体刺激薬で 気管支ぜん息の治療に用いられる 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 208 慢性閉塞性肺疾患 (COPD) とその治療に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 喫煙が原因であり 大気汚染や感染は原因とはならない b 気道の病変による気流制限が特徴的であるが 肺気腫は認められない c 安定期の第一選択薬は気管支拡張薬で 全身性の副作用回避のため 吸入剤が推奨される d インフルエンザワクチン接種は 危険因子への暴露回避のため 推奨される e 薬物療法以外の治療法に 酸素療法 呼吸リハビリテーション及び栄養療法がある a b c d e 1 誤誤正正正 2 正正誤誤正 3 誤正誤正誤 4 正誤正誤誤 5 誤誤正誤正 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 209 耳鼻咽喉疾患とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか

35 a 副鼻腔洞内の細菌感染による急性炎症が急性副鼻腔炎であり いわゆる蓄膿症とよばれる b 急性副鼻腔炎の主な起炎菌は インフルエンザ菌 肺炎球菌及びブドウ球菌である c 急性副鼻腔炎が かぜ症候群に続発することはまれである d 副鼻腔炎の局所治療では 抗生物質と副腎皮質ステロイド性薬とを混合したネブライザーを使用する e 扁桃炎とは ワルダイエル咽頭輪に属するリンパ組織の炎症である 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 129 呼吸器系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ジモルホラミンは 呼吸中枢を刺激して呼吸興奮を起こすが 血圧上昇作用もある b リン酸ジヒドロコデインは 塩酸モルヒネより呼吸中枢抑制作用と鎮咳作用は強いが 依存性形成作用は弱い c 臭化水素酸デキストロメトルファンは 右旋性 (d 体 ) 合成オピオイド化合物で強い鎮咳作用を有するが 嗜癖などの麻薬としての作用はない d 塩酸アンブロキソールは 肺表面活性物質分泌促進作用 気道液分泌促進作用及び線毛運動亢進作用を有する e 塩酸ドキサプラムは 末梢性化学受容器を介して呼吸中枢を刺激するが 血圧降下作用もある 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 195 気管支ぜん息及び薬物誘発性ぜん息とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a I 型アレルギー反応を機序とするぜん息では 血清非特異的 IgE 値が低下している b アドレナリン β2 受容体刺激薬の硫酸サルブタモールは 発作がなくても定期的に投与する c アスピリンぜん息の患者には メフェナム酸は禁忌である d ロイコトリエン受容体遮断薬のプランルカスト水和物は 発作予防の目的で用いられる e ピークフロー値の測定は患者自身が行えるため 治療効果のモニタリングに用いられる 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 133 呼吸器系に作用する薬物 薬理作用及び副作用のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 薬理作用 副作用 a プロピオン酸ベクロメタゾン 気道炎症の抑制 カンジダ症 b テオフィリン ホスホジエステラーゼ阻害 痙れん c リン酸コデイン 延髄の咳中枢抑制 下痢 d 塩酸プロカテロール アドレナリンβ 1 受容体刺激 血清 K + 値低下 e 臭化イプラトロピウム ケミカルメディエーター遊離抑制 間質性肺炎 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 190 呼吸器疾患の治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a キシナホ酸サルメテロールは 短時間作動型の吸入アドレナリン β 2 受容体刺激薬で 気管支ぜん息に用いられる b びまん性汎細気管支炎にエリスロマイシンの投与は禁忌である c 気管支ぜん息の長期管理薬として吸入副腎皮質ステロイド製剤を用いる場合には 吸入後にうがいを実施するよう指導する d サイトメガロウイルスによる肺炎の治療にはガンシクロビルを投与する e 真菌性肺炎にフルコナゾールを用いる場合 シトクロム P450 活性阻害による薬物相互作用に注意が必要である 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 134 呼吸器系に作用する薬物に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a L- カルボシステインは ムコタンパク質中のジスルフィド (-S-S-) 結合反応を促進して痰を凝集させる b 塩酸ドキサプラムは 頸動脈体の化学受容器を刺激して呼吸興奮を引き起こす c ノスカピンは 延髄の咳嗽中枢を抑制して鎮咳作用を示すが 呼吸抑制は示さない d 塩酸プロカテロールは 選択的アドレナリン β 2 受容体刺激薬であり 心臓への直接作用は弱い

36 e 塩酸ナロキソンは 延髄の呼吸中枢に直接作用して呼吸興奮を引き起こす a b c d e 1 誤誤正正正 2 正誤正誤正 3 正正誤正誤 4 誤正正正誤 5 正正誤誤正 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 193 鎮咳 去痰薬に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a リン酸コデインの過剰投与では 散瞳が認められる b リン酸コデインは モルヒネに代謝されてはじめて鎮咳作用を示す c 塩酸ブロムヘキシンは 気道粘膜の漿液性分泌を促進させ 喀痰の粘度を低下させて去痰作用を示す d 麻薬性鎮咳薬は エタノールの中枢抑制作用を増強する e リン酸コデインは 気管支ぜん息発作発症中の患者に禁忌である a b c d e 1 誤誤正正正 2 誤正正誤誤 3 誤正誤正誤 4 正正正誤誤 5 正誤誤正正 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 194 慢性閉塞性肺疾患 ( 肺気腫 慢性気管支炎など ) とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 薬物療法として 主に気管支拡張薬が用いられる b アドレナリン β 2 受容体刺激薬は 気管支平滑筋のアデニル酸シクラーゼを活性化して 細胞内遊離カルシウム濃度を上昇させる c 臭化イプラトロピウムは アトロピン過敏症 緑内障及び前立腺肥大症の患者には禁忌である d 吸入副腎皮質ステロイド性薬の使用後には 薬効が減弱するのでうがいをしてはいけないと指導する e 喫煙習慣のある患者には 禁煙を指導すべきである 1(a b e) 2(a c d) 3(a c e) 4(b c d) 5(b d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 137 呼吸器系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸ドキサプラムは 末梢性化学受容器のムスカリン受容体に作用し 呼吸興奮を起こす b テオフィリンはホスホジエステラーゼを阻害して 気道平滑筋細胞内サイクリック AMP (camp) 濃度を高める c 硫酸サルブタモールは アドレナリン β 2 受容体に対するより β 1 受容体に対する選択性が高い d セラトロダストは トロンボキサン A 2 受容体を遮断することにより 抗ぜん息作用を示す e プロピオン酸フルチカゾンは 吸入で使用される抗ぜん息薬である 1 (a b c) 2 (a c e) 3 (a d e) 4 (b c d) 5 (b d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 196 気管支ぜん息に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 小児の気管支ぜん息のアレルゲンとしては スギ花粉が最も多い b プロピオン酸ベクロメタゾン吸入剤を使用する際には 吸入効果を高めるために スペーサーの使用を指導すべきである c 吸入アドレナリン β 2 受容体刺激薬と吸入副腎皮質ステロイド性薬を併用する患者には 前者を吸入した後に後者を吸入するように指導する d プロピオン酸ベクロメタゾンの吸入剤は 成長障害の副作用がないため 小児に繁用する 1 (a b) 2 (a c) 3 (b c) 4 (b d) 5 (c d) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 219 気管支ぜん息の患者に対して循環器内科から塩酸プロプラノロールを含む処方せんが発行された これに対する薬剤師の対応の正誤について 正しい組合せはどれか

37 a 塩酸プロプラノロールに対する副作用歴やアレルギー歴がなかったので処方せんどおり調剤して交付した b 処方医から塩酸プロプラノロールは削除できない と言われたので 呼吸器内科の主治医に対してより強力な鎮咳薬であるリン酸コデインの投与を提案した c 塩酸プロプラノロールは禁忌であるので 処方医に処方の変更を依頼した d 塩酸プロプラノロールをより安全なフロセミドに変更して調剤する場合には 疑義照会の必要はない e 薬歴を確認したところ この患者にはいかなるアドレナリン β 受容体刺激薬も投薬されていなかったので 処方せんどおり調剤して交付した a b c d e 1 正正誤正誤 2 誤正誤正正 3 正正正誤正 4 誤誤正誤誤 5 正誤正誤正 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 138 呼吸器系疾患に用いる薬物に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a 臭化水素酸デキストロメトルファンは, リン酸コデインより強い鎮咳作用を持ち, 呼吸抑制作用も強い b 塩酸プロカテロールは, アドレナリン β2 受容体を刺激し, 気管支拡張を引き起こす c 塩酸 L- エチルシステインは, 糖鎖の一部を分解して痰の粘稠性を低下させる d フマル酸ケトチフェンは, 抗原抗体反応時の肥満細胞からのヒスタミンやロイコトリエン遊離抑制作用により, 気管支ぜん息発作を予防する e 塩酸ナロキソンは, 延髄の呼吸中枢直接刺激作用により, モルヒネによる呼吸抑制を改善する 1(a,b) 2(a,e) 3(b,d) 4(c,d) 5(c,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 191 気管支ぜん息発作に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 客観的な呼吸機能の指標として ピークフローメーターを用いて 発作の重症度を把握する b 呼吸機能検査では 1 秒率や 1 秒量の低下が認められる c 発作は夜間から早朝にかけて出現することが多く また季節の変わり目にも多く出現する d 急性発作時には 抗アレルギー薬や徐放性テオフィリン製剤が第一選択薬である e 小児へのプロピオン酸ベクロメタゾンの吸入は 発作の程度に関係なく 早期から長期間使用することを原則とする 1(a b c) 2(a b d) 3(a d e) 4(b c d) 5(b c e) 6(c d e) 消化器系第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 137 肝臓 胆道 膵臓に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a グリチルリチン酸は 糖質コルチコイド様作用を示し 慢性肝疾患における肝機能異常を改善する b フロプロピオンは ムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断して胆管平滑筋を弛緩させ 十二指腸内への胆汁排出を促進する c ケノデオキシコール酸は 肝臓でのコレステロール合成を阻害し 胆石表面のコレステロールをミセル化して溶解する d ウリナスタチンは トリプシン阻害作用のほか リパーゼや顆粒球エラスターゼの阻害作用をもち 急性膵炎に用いられる e カモスタットは コレシストキニン受容体を遮断して 膵酵素分泌を抑制する 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 138 消化性潰瘍治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a テプレノンは 胃粘膜細胞のムスカリン性アセチルコリン M 1 受容体に選択的に作用して 粘膜防御機能を高める b セトラキサートは 胃粘膜組織でのプロスタグランジン E 2 の生合成を抑制して微小循環を改善する c アズレンは 抗炎症作用以外に創傷治癒促進作用をもっている d ランソプラゾールは 壁細胞の H +, K +,-ATPase を阻害して胃酸分泌を抑制する

38 e ラニチジンは ヒスタミン H 2 受容体遮断作用による胃酸分泌抑止作用と ペプシン分泌抑制作用をもっている 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 181 肝障害の診断に用いる臨床検査に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 肝硬変では γ- グロブリンが上昇し プロトロンビン時間が延長する b 肝細胞癌では SCC 抗原 (squamous cell carcinoma related antigen) が上昇する c 急性肝炎の疑いがあるときは 肝炎ウイルスマーカーの検査が不可欠である d 薬剤性肝障害に関する検査項目には アラニンアミノトランスフェラーゼ (ALT) と γ- グルタミルトランスペプチダーゼ (γ-gtp) がある e アルコール性肝障害では アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ (AST) は変動しない 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 196 消化管疾患とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 胆管癌は 病理組織学的には腺癌に比べて扁平上皮癌が多い b 緊張低下性胆道ジスキネジーには パパベリン塩酸塩が用いられる c インターロイキン -6 は 急性膵炎重症化の早期の指標として有用である d 膵のう胞を合併した膵炎では 血中の膵酵素高値が持続することが多い e 胆石症のうち ビリルビンカルシウム石は主に胆道内感染を介して形成される 1 (a b c) 2(a b e) 3(a c d) 4(b d e) 5(c d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 136 次の消化性潰瘍治療薬のうち 主として防御因子を増強することにより効果を現すものの正しい組合せは どれか a オルノプロスチル b ファモチジン c ゲファルナート d テプレノン e ラベプラゾール 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 137 消化器系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ドンペリドンは 副交感神経節後線維のドパミン D 2 受容体を遮断してアセチルコリン遊離を促進し 胃運動亢進作用を現す b グラニセトロンは セロトニン 5-HT 3 受容体を遮断し 制吐作用を現す c ロペラミドは 腸管のオピオイド μ 受容体を刺激して腸管運動を抑制し 止瀉作用を現す d センノシドは 胃酸により加水分解を受けてレインアンスロンを生成し 大腸の蠕動運動亢進作用を現す e ベルベリンは オウレンなどの生薬に含有されるアルカロイドで 発酵促進作用と蠕動運動亢進作用を現す 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 187 大腸疾患とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 抗生物質投与により生じる偽膜性大腸炎は 腸内の菌交代現象により起こる b 過敏性腸症候群に使用されるポリカルボフィルカルシウムは 便秘及び下痢に効果を示す c クロ一ン病は 高齢者に発症することが多い d 小児下痢症では ウイルス性の急性腸炎はまれである e 潰瘍性大腸炎は 粘膜や粘膜下層を侵す疾患である 1(a b c) 2(a b e) 3(a c d) 4(b d c) 5(c d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 188 消化器疾患とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a コレステロール結石が原因となる胆石症は まれである b 胃 十二指腸潰瘍の原因とされるヘリコバクター ピロリは ウレアーゼ活性を有し 尿素を産生する c 慢性膵炎治療の基本は 禁酒を含めた生活指導と食事療法である

39 d 急性膵炎に用いるガベキサートメシル酸塩は タンパク分解酵素阻害作用及び Oddi 括約筋弛緩作用を有する e 急性胆管炎は 胆管結石による胆管閉塞に起因することが多い 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 135 消化性潰瘍治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a オメプラゾールは 酸性条件下で活性型となり プロトンポンプ分子の SH 基と結合してポンプ機能を持続的に阻害する b ファモチジンは 胃粘膜主細胞のヒスタミン H2 受容体を競合的に遮断することにより酸分泌を抑制する c スクラルファートは ショ糖硫酸エステルアルミニウム塩で ペプシンを阻害するほか 潰瘍部に結合し 治癒を促進する d レバミピドは 活性酸素の消去作用やプロスタグランジン濃度上昇作用により胃粘膜保護効果を示す e アモキシシリンのヘリコバクター ピロリに対する抗菌作用は 胃内 ph の上昇により低下する 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 136 消化器系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ウルソデオキシコール酸は 胆汁分泌を抑制するため 肝内胆汁うっ滞の治療に使用される b C 型慢性肝炎に対するインターフェロンの効果は C 型肝炎ウイルスの遺伝子型と治療前のウイルス RNA 量に影響される c クエン酸モサプリドは セロトニン 5-HT4 受容体を遮断して 消化管運動を抑制する d グリチルリチン製剤は 慢性肝疾患における肝機能異常の改善に用いられる e メシル酸ナファモスタットは タンパク質分解酵素阻害薬で 急性膵炎や慢性膵炎の急性増悪時に用いられる 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 134 胃に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸ピレンゼピンは ヒスタミン産生細胞に存在するムスカリン M 2 受容体を選択的に遮断し 胃酸分泌を抑制する b ランソプラゾールは 壁細胞の H +, K + -ATPase を阻害し 胃酸分泌を抑制する c テプレノンは 胃粘膜保護作用ならびに胃粘膜血流量増加作用を有する d ドンペリドンは 副交感神経節後線維のセロトニン 5-HT 1 受容体を遮断することによりアセチルコリン遊離を促進し 胃運動を亢進させる e ファモチジンは 壁細胞のヒスタミン H 1 受容体を遮断し 胃酸分泌を抑制する 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 135 腸に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a センノシドは 腸内細菌によりレインアンスロンに変換され ぜん動運動を亢進させる b ピコスルファートナトリウムは ぜん動運動を亢進させるが 水分吸収阻害作用はない c ヒマシ油は 腸内で加水分解されると腸に対する刺激性を失い 瀉下作用がなくなる d カルメロースナトリウムは 腸内容物の水分量と容積を増大させることにより ぜん動運動を亢進させる 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 193 消化性潰瘍とその治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 非ステロイド性抗炎症薬 (NSAID) の長期投与時に見られる潰瘍に対して ミソプロストールは用いられない b 十二指腸潰瘍患者では 胃潰瘍患者よりも胃酸分泌が亢進していることが多い c 血液透析中の患者では アルミニウムを含む制酸剤を投与すべきでない d オメプラゾールの標準的用法は 1 日 1 回投与である e シメチジンは 腎不全患者でも減量の必要はない

40 1(a b c) 2(a b e) 3(a d e) 4(b c d) 5(c d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 135 消化管に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a メトクロプラミドは 胃 十二指腸のドパミン D 2 受容体を遮断し 消化管運動促進作用を示す b センノシドは 腸内細菌により活性化され緩下作用を現わす c オンダンセトロンは 選択的セロトニン 5-HT 3 受容体遮断薬であり 抗癌薬による悪心 嘔吐を抑制する d クエン酸モサプリドは 消化管内在神経叢のセロトニン 5-HT 4 受容体を刺激し アセチルコリン遊離を抑制する e 塩酸ロペラミドは ムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断して腸運動を抑制し 水分吸収を促進する 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 198 大腸疾患とその治療に関する記述について 正しいものの組合せはどれか a 潰瘍性大腸炎は 60 歳以降に好発する b 潰瘍性大腸炎の病変は 腸管に限局され 全身症状を示すことはない c 副作用防止の点から 下部大腸の潰瘍性大腸炎の治療に副腎皮質ステロイド性薬が注腸されることがある d 抗菌薬の投与によって急性出血性大腸炎が生じることがある e 抗菌薬投与による腸内細菌叢の変化により 偽膜性大腸炎が生じることがある 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 138 ウルソデオキシコール酸に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 胆のう胆汁中のコレステロールの相対比率を低下させ コレステロールの飽和化を抑制する b 外殼が石灰化したコレステロール系胆石の溶解にも著効を示す c 胆石溶解には利胆に用いるより高用量を必要とする d 胆管内胆石による激しい痛みのある患者では 作用は速効性である e クロフィブラートとの併用により 胆石溶解作用が減弱することがある 1 (a b c) 2 (a c e) 3 (a d e) 4 (b c d) 5 (b d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 139 消化性潰瘍治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a Helicobacter pylori の除菌には ランソプラゾール クラリスロマイシン アモキシシリンの 3 者を併用するのが一般的である b オメプラゾールは Na +,K + -ATPase の SH 基と結合し 酵素活性を阻害する c 非ステロイド性抗炎症薬の長期服用を中止することができない消化性潰瘍患者では ミソプロストールを併用することがある d トロンビンは 強酸性下でも強い効力を発現するので 胃の出血に内服で使用される e レバミピドは ヒスタミン H 2 受容体遮断薬であり 攻撃因子を強力に抑制する 1 (a b) 2 (a c) 3 (b e) 4 (c d) 5 (d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 140 消化器系に作用する薬物と薬理作用及び適応の対応のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 薬理作用 適応 a ドンペリドン ドパミン D 2 受容体遮断 機械的イレウス b 塩酸ロペラミド アセチルコリン遊離抑制 下痢症 c 塩酸グラニセトロン セロトニン 5 -HT 3 受容体遮断 悪心 嘔吐 d ジメンヒドリナート ヒスタミン H 2 受容体遮断 便秘症 e クエン酸モサプリド オピオイド µ 受容体遮断 急性膵炎 1 (a b) 2 (a e) 3 (b c) 4 (c d) 5 (d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 199 消化性潰瘍とヘリコバクター ピロリ (H. pylori) 菌に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか

41 a 消化性潰瘍は 心窩部痛 悪心 嘔吐 吐血 下血 食欲不振および貧血の諸症状から確定診断が可能である b 消化性潰瘍の治療においては プロトンポンプ阻害薬とヒスタミン H 2 受容体遮断薬の併用が必要とされる c H. pylori はグラム陽性桿菌であるが 低 ph 環境下では球状に変形し 増殖性が低い d H. pylori を除菌すると 消化性潰瘍の治療のみならず 潰瘍の再発を抑えることができる e H. pylori 除菌療法としては プロトンポンプ阻害薬 テトラサイクリン系抗菌薬 胃粘膜保護薬による 3 剤併用療法が標準となっている a b c d e 1 正正正誤正 2 誤正誤正正 3 誤誤誤正誤 4 正誤正誤誤 5 誤誤正誤正 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 200 消化器疾患に用いる医薬品に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a オルノプロスチルは プロスタグランジン E 誘導体で 胃粘膜保護作用を持つ抗潰瘍薬である b スクラルファートは 胃粘膜保護作用を有するが 透析療法中の患者には禁忌である c メトクロプラミドは 胃壁細胞のニコチン受容体を選択的に遮断し 胃液分泌を抑制する d タンニン酸アルブミンは 腸管内で徐々に分解してタンニン酸を遊離し 便の軟化を起こすことによって瀉下作用を起こす e ポリカルボフィルカルシウムは 過敏性腸症候群における下痢や便秘に用いられる 1 (a b e) 2 (a c d) 3 (a c e) 4 (b c d) 5 (b d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 139 消化器系に作用する薬物に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a ドンペリドンは, 上部消化管と化学受容器引き金帯 (CTZ) のドパミン D2 受容体を刺激することにより, 嘔吐を抑制する b ウルソデスオキシコール酸は, 胆汁分泌を促進し, 肝機能を改善する c サラゾスルファピリジンは, 腸内細菌で代謝されるサルファ剤で, 潰瘍性大腸炎に用いられる d 乾燥水酸化アルミニウムゲルは, 胃酸の中和作用とともに胃粘膜の保護作用も有している e トコンは, セロトニン 5-HT3 受容体を遮断し, 嘔吐を引き起こす 1(a,b,d) 2(a,b,e) 3(a,c,d) 4(b,c,d) 5(b,c,e) 6(c,d,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 140 緩下薬として用いられる薬物について, 正しいものの組合せはどれか a ビサコジル b センノシド c 塩酸セトラキサート d 塩酸ロペラミド e 合成ケイ酸アルミニウム 1(a,b) 2(a,e) 3(b,d) 4(c,d) 5(c,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 141 消化性潰瘍治療薬に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a 水酸化マグネシウムは胃内の ph を上昇させて, ペプシノーゲンのペプシンヘの変換とペプシン活性を抑制する b ファモチジンは, 壁細胞上のヒスタミン H2 受容体を遮断して胃酸分泌を抑制する c オメプラゾールは, 主細胞上のプロトンポンプを阻害して塩酸分泌を抑制する d 塩酸ピレンゼピンは, 壁細胞上のガストリン受容体を選択的に遮断して胃酸分泌を抑制する 1(a,b) 2(a,c) 3(b,c) 4(b,d) 5(c,d) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 196 肝疾患に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a インターフェロン製剤は 全ての肝炎ウイルス感染に使用される b 肝性脳症の発現には アンモニアの代謝障害が関与する c 分枝鎖アミノ酸の補給により 肝性昏睡時のアミノ酸のバランス補正を行う d 肝臓アルブミン合成能の低下は 肝硬変や肝がんに伴う腹水の貯留に関与している

42 e レニン - アンギオテンシン - アルドステロン系の活性化は 腹水の貯留には関与しない 1(a b c) 2(a c e) 3(b c d) 4(b d e) 5(c d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 197 便秘と下痢に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 原因不明の急性発症の便秘には まず塩類下剤で治療を行う b 高分子繊維を含む膨張性下剤は 強度の便秘に対して繁用される c テトラサイクリンを服用している患者で便秘が生じた場合には 大黄よりも硫酸マグネシウムが適している d 硫酸モルヒネによる便秘が生じたので 大腸刺激性下剤を投与した e 病原性大腸菌による下痢が疑われた場合には 安易に止痢薬を使ってはならない 1(a b) 2(a c) 3(a e) 4(b c) 5(b d) 6(d e) 腎臓と利尿薬第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 139 利尿薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a トリクロルメチアジドは ヘンレ係蹄上行脚で Na+ 及び Cl-の再吸収を抑制する b スピロノラクトンは 抗アルドステロン作用を示し 低カリウム血症を起こしやすい c ブメタニドは 遠位尿細管で Na+-K+-2Cl- 共輸送系を阻害する d マンニトールは 浸透圧利尿作用を示し 腎尿細管でほとんど再吸収されない e アセタゾラミドは 炭酸脱水酵素阻害作用を示し 緑内障の治療にも用いられる 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 140 排尿障害及び頻尿の治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a プロピベリンは アドレナリン β2 受容体刺激作用による膀胱平滑筋弛緩作用をもち 尿失禁の治療に用いられる b タムスロシンは 前立腺のアドレナリン α1 受容体に選択性が高い遮断薬で 前立腺肥大症に伴う排尿障害の治療に用いられる c クレンブテロールは アドレナリン α 及び β 受容体遮断作用をもち 腹圧性尿失禁を改善する d ジスチグミンは 間接的にアセチルコリンの作用を増強して排尿筋を収縮させるため 排尿困難の治療に用いられる e オキシブチニンは 抗コリン作用と筋直接作用により膀胱平滑筋を弛緩させるため 頻尿の治療に用いられる 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 191 急性腎不全とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 乏尿 無尿 血清クレアチン及び尿素窒素の急激な上昇などで診断される b 横紋筋融解症に合併する急性腎不全は 筋細胞由来のミオグロビンが糸球体内血管を閉塞させることにより発症する c 溶血性尿毒症症候群による急性腎不全の病因として 血管内血液凝固があげられる d 急性間質性腎炎では 間質及び尿細管が障害されており 急性腎不全の原因となりうる e 人工透析療法は 治療として用いられない 1 (a b c) 2(a b e) 3(a c d) 4(b d e) 5(c d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 138 利尿薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a チアジド系利尿薬は 有機酸輸送系によって遠位尿細管中に分泌されて作用する b 炭酸脱水酵素阻害薬は 尿中への HCO 3 - 排泄を抑制し 尿の ph を酸性側に傾ける c ループ利尿薬は ヘンレ係蹄上行脚の Na + -K + -2Cl - 共輸送系の機能を亢進させる d 浸透圧利尿薬には 非電解質のイソソルビドなどがあり 腎尿細管で再吸収されにくい e カリウム保持性利尿薬は チアジド系利尿薬による K + 排泄を抑制する 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 189

43 腎疾患とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 膜性腎症は 高齢者に多くみられ 小児ではみられない b 2 型糖尿病による糖尿病性腎症の発症は まれである c 腎硬化症の主な原因は 高血圧である d 微小変化型ネフローゼ症候群では 副腎皮質ステロイド性薬が有効な場合が多い e IgA 腎症では ネフローゼ症候群を示すことは少ない 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 136 利尿薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a カンレノ酸カリウムは浸透圧利尿薬であり 低 Na + 血症を生じることがある b トリアムテレンは アルドステロン受容体に結合して利尿作用を示す c ブメタニドは ヘンレ係蹄上行脚の Na + -K + -2Cl - 共輸送体の機能を抑制する d トリクロルメチアジドは 遠位尿細管で Na + 及び Cl - の再吸収を抑制する 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 133 利尿薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ヒドロクロロチアジドは 近位尿細管で炭酸脱水酵素を阻害し Na + 及び K + の再吸収を促進する b スピロノラクトンは 集合管におけるアルドステロンの Na + 再吸収促進作用を抑制する c D- マンニトールは 尿細管の管腔内浸透圧を上昇させ Na + 再吸収に影響することなく水の再吸収量を減少させる d トリアムテレンは 遠位尿細管から集合管にかけて作用し K + 保持性利尿作用を発揮する 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 136 フロセミドに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 主な作用点はヘンレ係蹄の太い下行脚である b 利尿効果はトリクロルメチアジドよりも強い c Na + -K + -2Cl - 共輸送系を促進する d 血漿レニン活性を上昇させることがある e 高尿酸血症を引き起こすことがある 1 (a b c) 2 (a b e) 3 (a c d) 4 (b d e) 5 (c d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 195 ネフローゼ症候群に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a タンパク尿 (3.5 g/ 日以上 ) と低タンパク血症 ( 血清総タンパク質量 6.0 g/dl 以下 血清アルブミン量 3.0 g/dl 以下 ) が診断の必須条件である b 肝臓での脂質合成が低下するため 血清総コレステロール値は低値を示す c 低アルブミン血症により 血漿膠質浸透圧が低下するため浮腫が生じる d 微小変化型群には 副腎皮質ステロイド性薬が有効である e 初期治療は免疫抑制薬から開始し 副腎皮質ステロイド性薬の使用は控える 1(a b c) 2(a c d) 3(a d e) 4(b c e) 5(b d e) 6(c d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 137 利尿薬の主な作用部位と利尿効力に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a フロセミドは, ヘンレループ上行脚に作用して強い利尿効果を発現する b アセタゾラミドは, 集合管に作用して中等度の利尿効果を発現する c ヒドロクロロチアジドは, 遠位尿細管に作用して中等度の利尿効果を発現する d スピロノラクトンは, 近位尿細管に作用して弱い利尿効果を発現する 1(a,b) 2(a,c) 3(b,c) 4(b,d) 5(c,d) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 233 患者 A(55 歳 男性 ) は慢性腎不全と診断されて 次の処方を受けた 処方内容に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか 処方

44 フロセミド錠 40 mg 1 錠 1 日 1 回朝食後服用 14 日分 アルファカルシドールカプセル 0.5 μg 1 カプセル 1 日 1 回朝食後服用 14 日分 ニフェジピンカプセル 10 mg 3 カプセル 1 日 3 回毎食後服用 14 日分 ポリスチレンスルホン酸カルシウム末 15g 1 日 3 回毎食後服用 14 日分 a フロセミドは カリウム保持性の利尿薬である b アルファカルシドールは 腎不全時のビタミン D 代謝異常にともなう諸症状を改善する c ニフェジピンは 降圧作用に基づくめまいなどを起こすことがある d ポリスチレンスルホン酸カルシウムは 腎不全時の血清リン値の上昇を抑制する a b c d 1 誤正正誤 2 正誤誤正 3 正正誤誤 4 誤誤正正 5 誤正誤正 6 誤正正正 内分泌系 生殖器系生殖器系 代謝代謝に作用作用するする薬物 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 141 薬物 作用機序及び適応症のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 作用機序 適応症 a リトドリン ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断切迫流産 早産 b ホスフェストロールエストロゲン受容体遮断 前立腺癌 c シルデナフィル ホスホジエステラーゼ 5 阻害 勃起不全 d クロミフェン 下垂体ゴナドトロピン分泌促進 不妊症 e ファドロゾール アロマターゼ阻害 閉経後乳癌 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 144 糖尿病治療薬の作用に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a グリベンクラミドは ATP 感受性 K + チャネルを活性化する b トルブタミドは 膵 β 細胞の電位依存性 Ca 2+ チャネルを直接遮断し インスリンの分泌を促進する c ボグリボースは α- グルコシダーゼを阻害して 消化管における多糖類の分解 吸収を遅らせる d インスリンは チロシンキナーゼを内蔵するインスリン受容体に結合し 細胞内へのグルコースの取り込みを促進する e エパルレスタットは アルドース還元酵素を阻害し 高血糖持続時にみられるソルビトール蓄積による末梢神経障害を改善する 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 145 高脂血症治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ベザフィブラートは コレステロールを分解除去する b プロブコールは コレステロールから胆汁酸への異化排泄を促進する c アトルバスタチンは 肝細胞膜の低比重リポタンパク質 (LDL) 受容体数を減少させる d コレスチミドは 胆汁酸の糞便中排泄を促進するとともに コレステロールの吸収を抑制する e デキストラン硫酸エステルは トリグリセリドの加水分解を促進する 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 147 骨粗しょう症治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ラロキシフェンは 骨のエストロゲン受容体に結合して骨吸収抑制作用を示す b カルシトリオールは 小腸からの Ca 2+ 吸収を促進し 骨形成促進作用を示す c イプリフラボンは エストロゲンによるカルシトニン分泌促進作用を増強し 骨吸収を抑制する

45 d エチドロン酸は 骨芽細胞に作用し 骨形成を促進する e エルカトニンは カルシトニンの分泌を促進して破骨細胞による骨吸収を抑制する 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 187 骨 関節疾患とその治療に関する記述の正誤について 正しい組合わせはどれか a 変形性関節症の治療には 副腎皮質ステロイド製剤の経口投与が第一選択となる b 骨量 ( 骨密度 ) は 20 歳後半から 30 歳前半で最大に達し 以後 加齢とともに減少していく c ビスホスホネート製剤は 破骨細胞による骨吸収を抑制する d 選択的エストロゲン受容体モジュレーター (SERM) は 骨に対してはエストロゲン様作用を示すが 乳腺に対しては示さない e 骨粗しょう症による疼痛には カルシトニン製剤が適応となる a b c d e 1 誤正誤正誤 2 正誤誤正正 3 誤正正誤正 4 誤正正正正 5 正誤正誤誤 6 正誤誤誤誤 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 型糖尿病に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 発症後の数年間は無症状に進行し 診断時ではすでに合併症が認められることがある b 糖負荷後 2 時間の高血糖はインスリン分泌不全 空腹時の高血糖はインスリン抵抗性の指標となる c 網膜浮腫の成因として 最終糖化反応物 (AGE) による微小血管の周囲細胞や内皮細胞の障害があげられる d インスリン抵抗性の成因として 肥大脂肪細胞からの腫瘍壊死因子 α (TNF-α) の分泌増加があげられる e 動脈硬化進展の成因として 脂肪細胞からのアディポネクチンの分泌増加があげられる 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 202 甲状腺機能異常症とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a バセドウ病は自己免疫疾患で 甲状腺のびまん性腫大 眼球突出 頻脈を主徴とする b 甲状腺機能低下症では グリコサミノグリカンの蓄積 沈着による粘液水腫の症状を呈する c プロピルチオウラシルは 無顆粒球症を起こすおそれがある d 慢性甲状腺炎では 甲状腺刺激ホルモン及び甲状腺ホルモンの分泌不全を呈する e 甲状腺ホルモン補充維持療法では チアマゾールが用いられる 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 203 尿崩症とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 中枢性と腎性があり 中枢性尿崩症の大多数は遺伝性である b 疾患関連遺伝子としては バソプレシン受容体遺伝子や水チャネル遺伝子がある c デスモプレシン塩酸塩は 経口投与が可能なバソプレシン誘導体である d 薬剤性尿崩症の原因薬物として 炭酸リチウムがある e 中枢性尿崩症では 主として血漿バソプレシン濃度は低値を示す 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 歳男性 会社の健康診断で異常を指摘され来院した 身長 170 cm 体重 63 kg 血圧 128/88 mmhg 血液生化学検査 ( 空腹時 ) : 血糖 98mg/dL 総コレステロール 180 mg/dl トリグリセリド 460 mg/dl 尿酸値 9.2 mg/dl 今後薬物療法を開始する場合に用いられる治療薬として 正しいものの組合せはどれか a グリベンクラミド b シンバスタチン c ベザフィブラート

46 d アロプリノール 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 139 生殖器 内分泌系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a エチニルエストラジオールとノルエチステロンの合剤は 下垂体からのゴナドトロピンの分泌を抑制し 妊娠を妨げる b オキシトシンは 律動的な子宮収縮作用を有し 分娩を誘発する c ゲメプロストは 子宮弛緩作用のあるプロスタグランジン誘導体で 切迫早産 流産を予防する d ブセレリンは ゴナドトロピン放出ホルモン受容体を遮断し 子宮内膜症の治療に用いられる 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 142 糖尿病治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a グリベンクラミドは 膵 β 細胞の ATP 感受性 K + チャネルを遮断し インスリン分泌を促進する b メトホルミンは 末梢組織での糖利用及び肝での糖新生を抑制する c エパルレスタットは アルドース還元酵素を特異的に阻害し ソルビトール蓄積による末梢神経障害を改善する d アカルボースは 末梢組織のインスリン感受性を増強し インスリン抵抗性を改善する 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 143 高脂血症治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ニコモールは 胆汁酸と結合して脂肪吸収を抑制し コレステロールの異化を促進する b アトルバスタチンは ヒドロキシメチルグルタリル CoA(HMG-CoA) 還元酵素を活性化し 血清中の低比重リポタンパク質 (LDL) を低下させる c フェノフィブラートは ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体 α(pparα) に結合し リポタンパク質リパーゼ (LPL) の活性を増大させる d プロブコールは 動脈内膜下で LDL の酸化を抑制し 抗動脈硬化作用を示す e コレスチラミンは 脂肪細胞のアデニル酸シクラーゼを阻害し 遊離脂肪酸生成を抑制する 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 144 痛風 高尿酸血症治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a コルヒチンは チュブリンと結合して微小管重合を阻害し 局所組織への好中球の遊走を抑制する b アロプリノールは キサンチンオキシダーゼを競合的に阻害し 尿酸産生を抑制する c プロベネシドは 尿酸再吸収を抑制せず 尿酸分泌を促進する d ブコロームは ステロイド性抗炎症薬で 尿酸排泄促進作用を示す 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 145 骨粗しょう症治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a エルカトニンは 破骨細胞による骨吸収を抑制するが 骨粗しょう症性疼痛には無効である b アルファカルシドールは 腸管でのカルシウム吸収を促進して血清中 Ca 2+ 濃度を上昇させる c メナテトレノンは 活性型ビタミン D 3 存在下にオステオカルシンの生成を促進する d エチドロン酸は ヒドロキシアパタイトに結合せず 破骨細胞の機能を直接抑制する e イプリフラボンは エストロゲン受容体を遮断し 骨吸収を抑制する 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 183 高脂血症とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 血清総コレステロール値 血清トリグリセリド値のうち少なくとも一つが基準値以上の場合には 高脂血症と診断される b 高脂血症と診断された場合には 薬物療法が第一選択となる c アキレス腱の黄色腫は 家族性高コレステロール血症の診断上 重要な所見である d 高脂血症治療の目的は 動脈硬化症の予防である

47 e 重篤な高脂血症患者の治療には シンバスタチンとベザフィブラートとの併用が推奨される 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 184 高尿酸血症 痛風とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 尿酸排泄低下型高尿酸血症では アロプリノールが第一選択薬となる b 尿酸排泄促進薬を使用するときは 尿の ph を酸性に維持し 尿路結石を予防する c 尿酸産生過剰型高尿酸血症は プリン体の過量摂取又は過剰合成による d 痛風の典型的な症状は 足の母趾付け根外側の激痛を伴う発赤腫脹である e 痛風発作時には 非ステロイド性抗炎症薬の大量 短期投与が有効である 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 歳男性 会社の定期健診で尿糖を指摘され来院した 身長 169 cm 体重 79 kg 血圧 138/82 mmhg 尿所見 : タンパク質 (-) 糖 (1+) ケトン体 (-) 血液生化学検査 : 空腹時血糖 170 mg/dl 総コレステロール 254 mg/dl トリグリセリド 543 mg/dl 食事療法 (1400 kcal/ 日 ) 運動療法及び禁酒を 3 か月間続けたところ 体重 70 kg 血圧 124/80 mmhg 空腹時血糖 98 mg/dl 総コレステロール 198 mg/dl HDL- コレステロール 28 mg/dl トリグリセリド 456 mg/dl となった 今後薬物療法を開始する場合に 選択すべき正しい薬物の組合せはどれか a メトホルミン塩酸塩 b グリベンクラミド c クロフィブラート d ニセリトロール e プラバスタチンナトリウム 1(a c) 2(a e) 3(b d) 4(b e) 5(c d) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 203 骨粗しょう症とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 骨の強度は 主に骨量 ( 骨密度 ) に依存する b 男性は 女性よりも骨粗しょう症を発症しやすい c 骨粗しょう症の骨折好発部位は 椎骨と大腿骨頸部である d 骨粗しょう症の治療には ビスホスホネート製剤が有効である e 閉経後骨粗しょう症の治療には エストロゲン製剤は用いられない 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 206 糖尿病とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 糖尿病合併症の発症に タンパク質の糖化反応やポリオール経路活性の亢進が関与している b 糖尿病性腎症では はじめに血清クレアチニン値が上昇し その後にタンパク尿が生じる c 糖尿病性腎症の発症や進展を防止するには アンギオテンシン変換酵素阻害薬の使用が推奨される d 2 型糖尿病の薬物治療を開始する指標として ヘモグロビン A1c(HbA1c) 値 空腹時血糖値及び食後 2 時間血糖値がある e 糖尿病の血清脂質管理において 低比重リポタンパク質コレステロール (LDL-C) 値は有用な指標ではない 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 137 子宮に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸リトドリンは アドレナリン β1 受容体遮断薬であり 流産 早産の防止に用いられる b ジノプロストは 律動的な子宮収縮を引き起こすため 陣痛促進に用いられる c 塩酸ピペリドレートは ニコチン性アセチルコリン受容体遮断作用を有し 切迫流産 早産の防止に用いられる d マレイン酸エルゴメトリンは 子宮収縮作用を有し 分娩後の弛緩出血の予防 治療に用いられる e オキシトシンは 陣痛誘発や分娩促進の目的で用いられる

48 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 140 高脂血症治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a プロブコールには コレステロールの胆汁中への異化排泄促進作用はあるが 抗酸化作用はない b ベザフィブラートは 血清中の総コレステロール トリグリセリド及び高比重リポタンパク (HDL) を低下させる c ニコモールは 血清中の総コレステロールと HDL を低下させるが トリグリセリドを上昇させる d フルバスタチンナトリウムは ヒドロキシメチルグルタリル CoA(HMG-CoA) 還元酵素を阻害し 血清中の低比重リポタンパク (LDL) を低下させる e コレスチミドは 小腸からの胆汁酸の再吸収を阻害し 肝細胞の LDL 受容体数を増加させて 血清総コレステロールを低下させる 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 141 下垂体ホルモンに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a プロラクチンは 乳汁分泌に重要な働きを有するホルモンで ドパミン受容体の刺激により分泌が促進される b 副腎皮質刺激ホルモン (ACTH) は 糖質コルチコイド産生を増大させるが その分泌は血中糖質コルチコイドによるフィードバック制御を受けない c 成長ホルモンには タンパク質同化促進作用のほか 糖利用を抑制する作用がある d バソプレシン (ADH) の抗利尿作用は 腎の集合管に存在する V2 受容体の刺激を介して現れる e プロラクチンは オキシトシン類似の構造を有するペプチドホルモンで 下垂体後葉から分泌される 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 142 インスリンに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a インスリン受容体は チロシンキナーゼ内蔵型であり 各 2 個の α 及び β サブユニットからなる b 膵ランゲルハンス島 β 細胞からの生理的分泌は 細胞内へのグルコースの取り込みと それに続く ATP 感受性 K+ チャネルの抑制によって引き起こされる c 肝臓 骨格筋及び脂肪組織へのグルコース輸送を促進することで血糖を調節するが この機序には糖輸送担体の細胞膜への移動が重要である d 適応症は 1 型糖尿病であり 2 型糖尿病に使われることはない e 動物実験で催奇形性が報告されているので 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には禁忌である 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 143 内分泌 代謝系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a リオチロニンナトリウムは T4 製剤より速効性の T3 製剤であり 甲状腺機能低下症に用いられる b チアマゾールは 甲状腺ペルオキシダーゼの活性化作用を有し 甲状腺機能亢進症の治療に用いられる c 副甲状腺ホルモンは 骨や腎臓に存在する受容体と結合しアデニル酸シクラーゼ活性化を介して 血漿中カルシウムを増加させる d カルシトニンは 甲状腺傍細胞で合成されるペプチドホルモンで 腎臓に作用してカルシウムイオンやリン酸の排泄を促進する e アレンドロン酸ナトリウム水和物は 石灰化と骨吸収を促進し 骨粗しょう症治療薬として用いられる 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 186 骨 関節疾患の病態及びカルシウム代謝に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 骨粗しょう症では コラーゲンなどのタンパク性基質とカルシウムやリンから成る骨塩とが一定の割合を保ちつつ減少する b 慢性腎不全では ビタミン D 活性化障害とリン排泄障害により 骨粗しょう症が出現する c 骨軟化症では ビタミン D の欠乏により骨の脆弱化が起こる d 血液 腫瘍性疾患で起こる高 Ca2+ 血症は 活性型ビタミン D3 の産生亢進により発症する e 変形性関節症は ビタミン D の活性化障害により関節軟骨に障害が生じたものである 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 201

49 糖尿病とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 糖尿病患者の高血圧治療には チアジド系利尿薬が第一選択として用いられる b 糖尿病の血糖管理では ヘモグロビン A1c 値が 10~15% となるようにする c 2 型糖尿病患者が重症感染症を発症した場合には インスリンよりもスルホニル尿素薬を治療に用いるべきである d ケトアシドーシス時にインスリンを投与すると 血清 K+ 濃度が投与前より低下しやすい e 2 型糖尿病患者の体格指数 (body mass index) が 28 以上の場合には 体重を減量する必要がある 1(a b) 2(a c) 3(b d) 4(c e) 5(d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 202 甲状腺疾患とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 新生児の甲状腺機能低下症 ( クレチン病 ) では 知能発達遅延を起こさないように 早期にチロキシンの補充が必要である b バセドウ病 ( グレーブス病 ) の放射性ヨード療法では 甲状腺機能低下症を生じることがある c 成人の原発性甲状腺機能低下症は 慢性甲状腺炎 ( 橋本病 ) によるものが最も多い d 慢性甲状腺炎は男性に多く 無力感 寒冷敏感 皮膚乾燥などの自覚症状を示す e 甲状腺疾患による機能低下症では 血中甲状腺刺激ホルモン (TSH) 及び遊離チロキシンの値が共に低下している 1(a b c) 2(a c e) 3(a d e) 4(b c d) 5(b d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 137 生殖器系に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 合成エストロゲンと合成プロゲステロンの合剤は 経口避妊薬として用いられる b 経口避妊薬は 肝由来の凝固因子を増加させ 血栓症の危険を増大させる c エチニルエストラジオールは 抗卵胞ホルモン作用を示し 前立腺肥大症の治療に用いられる d クエン酸タモキシフェンは 黄体ホルモン作用を示し 黄体機能不全による不妊症の治療に用いられる 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 140 ホルモン その欠乏あるいは作用不全によって起きる疾患又は症状 及び治療薬の対応の正誤について 正しい組合せはどれか ホルモン 疾患又は症状 治療薬 a インスリン 糖尿病 ナテグリニド b バソプレシン 中枢性尿崩症 酢酸デスモプレシン c 甲状腺ホルモン クレチン病 レボチロキシンナトリウム a b c 1 正正正 2 誤誤正 3 正正誤 4 正誤誤 5 誤正正 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 141 ビタミン D に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a エルゴカルシフェロールは 紫外線によりコレカルシフェロールに変換される b ビタミン D 3 は 肝臓で水酸化されてカルシトリオールになる c 活性型ビタミン D 3 は Ca 2+ の消化管吸収促進作用及び腎尿細管における Ca 2+ の再吸収促進作用を有する d 上皮小体ホルモンは 腎臓に作用し カルシトリオール合成の律速酵素を誘導する a b c d 1 正誤正誤 2 正正誤正 3 誤正誤誤 4 誤誤正正 5 誤正誤正 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 142

50 糖尿病あるいは糖尿病合併症の治療に用いられる薬物 作用機序及び重大な副作用のうち 正しいものの 組合せはどれか 薬物 作用機序 重大な副作用 a グリベンクラミド ATP 感受性 K + チャネルの開口抑制 無顆粒球症 b 塩酸メトホルミン 糖利用抑制 糖新生促進など 乳酸アシドーシス c ボグリボース β-グルコシダーゼの阻害 腸閉塞様症状 d エパルレスタット アルドース還元酵素の阻害 血小板減少 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 185 骨粗しょう症の治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 閉経後骨粗しょう症に対しては 骨吸収促進作用を有するビスホスホネート製剤が用いられる b メナテトレノンは食後投与では吸収が低いので 空腹時に服用すべきである c 骨痛がある場合には カルシトニン製剤が適応となる d ワルファリンカリウム服用中の患者にメナテトレノンを投与すべきでない 1(a b) 2(a c) 3(b c) 4(b d) 5(c d) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 歳の男性 5 年前に職場の検診で尿糖を指摘されたが放置してきた 3 日前から足のむくみに気づき来院した 現在 薬物治療を受けていない 身長 177 cm 体重 66 kg 下肢に浮腫を認める 脈拍 48/ 分 血圧 188/99 mmhg 尿検査 : タンパク 2+ 糖 2+ ケトン体 (-) 血液生化学検査値 : 空腹時血糖 200 mg/dl 尿素窒素 (BuN) 20 mg/dl クレアチニン 1.0 mg/dl 総コレステロール 277 mg/dl トリグリセリド 250 mg/dl Na 144 meq/l K3.O meq/l Cl 111 meq/l この患者の治療薬として適切な薬物の正しいものの組合せはどれか a カプトプリル b トルブタミド c スピロノラクトン d トリクロルメチアジド e 酒石酸メトプロロール 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 198 副腎皮質機能亢進症あるいは低下症に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 下垂体以外からの ACTH 分泌過剰によりクッシング症候群が生じることがある b 副腎皮質機能低下症では 満月様顔貌が生じる c デキサメタゾン抑制試験は 視床下部 - 下垂体 - 副腎皮質のネガティブ フィードバック機構を応用した検査法である d 副腎皮質機能亢進症では 低血圧 低ナトリウム血症を生じることが多い e 副腎皮質機能不全患者では 強いストレス ( 手術など ) により副腎クリーゼ ( 急性副腎皮質不全 ) を発症することがある 1(a b c) 2(a b d) 3(a c e) 4(b d e) 5(c d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 200 糖尿病とその治療薬に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 2 型糖尿病治療の基本は食事療法と運動療法であり それらのみで十分に血糖値がコントロールできない場合に経口糖尿病用薬が使用される b 治療目標としては通常 空腹時血糖値を 150 mg/dl 食後血糖値を 200~ 250 mg/dl HbA 1c を 10% 以下に設定する c スルホニル尿素薬は ビグアナイド薬の効果が不十分な場合あるいは副作用等により継続できない場合に限って使用される d 塩酸ピオグリタゾンはインスリン抵抗性を改善する a b c d 1 正正誤正 2 正誤誤正 3 誤誤正正 4 誤正正誤

51 5 正誤正誤 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 132 高脂血症の治療に用いられる薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a コレスチミドは陰イオン交換樹脂であり 小腸からの胆汁酸の再吸収を抑制する b プロブコールには抗酸化作用があり 血清低比重リポタンパク質 (LDL) の酸化を抑制する c ニコモールは 脂肪組織からの遊離脂肪酸の放出を減少させ 血清トリグリセリドを低下させる d シンバスタチンは ヒドロキシメチルグルタリル CoA(HMG-CoA) の生合成を阻害することにより LDL を低下させる e クロフィブラートアルミニウムは 血清総コレステロール及び血清トリグリセリドに加え 血清高比重リポタンパク質 (HDL) も低下させる 1(a b c) 2(a b e) 3(a d e) 4(b c d) 5(c d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 136 生殖器系に作用する薬物 作用機序及び適応症の対応のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 作用機序 適応症 a 塩酸リトドリン アドレナリン β 2 受容体刺激 切迫流 早産 b オキシトシン オキシトシン受容体刺激 排卵抑制 c クエン酸シルデナフィル ホスホジエステラーゼ 5 阻害 勃起不全 d 酢酸ブセレリン ゴナドトロピン放出ホルモン (GnRH) 子宮内膜症 受容体数減少 e ジノプロスト アドレナリン α 1 受容体遮断 弛緩性子宮出血 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 140 骨粗しょう症治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a カルシトリオールは ビタミン D 受容体と複合体を形成し 副甲状腺ホルモンの合成 分泌を抑制する b アレンドロン酸ナトリウム水和物は 骨芽細胞におけるオステオカルシンの合成を促進する c エルカトニンは 破骨細胞における骨吸収を抑制する d イプリフラボンは エストロゲンのカルシトニン分泌促進作用を増強し 間接的に骨吸収を抑制する e メナテトレノンは 血清 Ca 2+ を低下させ 骨吸収を抑制する 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 141 ホルモン関連薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 酢酸クロルマジノンは 前立腺の肥大抑制作用及びアンドロゲン依存性腫瘍の増殖抑制作用を有する b メテノロンは タンパク同化ステロイドで 熱傷による消耗状態や骨粗しょう症の患者に用いられる c テルグリドは 下垂体からの甲状腺刺激ホルモン及びプロラクチンの分泌を促進する d 酒石酸プロチレリンは 下垂体プロラクチン分泌細胞のドパミン D 2 受容体を刺激し 血中プロラクチン値を低下させる e チアマゾールは ヨウ素のチログロブリンヘの結合を阻害し 甲状腺ホルモンの生成を抑制する 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 142 ビタミンに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a アスコルビン酸は 酸化されてデヒドロアスコルビン酸になり アセチル化の触媒反応に補酵素として機能する b 塩酸ピリドキシンは肝臓でピリドキサール 5'- リン酸に変換されて活性を現わす c パルミチン酸レチノールは 動脈硬化症の予防に用いられる d アルファカルシドールは 高 Ca 2+ 血症の治療に用いられる e フィトナジオンは 血液凝固因子のうち第 II 第 VII 第 IX 第 X 因子の生合成を促進する 1(a c) 2(a d) 3(b d) 4(b e) 5(c e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 183 骨粗しょう症の病態とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか

52 a ビスホスホネート製剤を服用する患者には ミネラルを多く含む機能性食品や牛乳との同時服用を避けるよう指導する b カルシトニンは 病的骨折による疼痛に無効である c ビタミン D が欠乏すると 腸管からのカルシウム吸収が低下し 副甲状腺ホルモン分泌が抑制される d 閉経後の骨粗しょう症患者に エストロゲンの補充療法を行うと骨量減少が抑制される e 高齢の骨粗しょう症患者には 腎での活性化を必要としないビタミン D 製剤の投与が好ましい 1(a b c) 2(a b d) 3(a d e) 4(b c e) 5(c d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 202 糖尿病患者における低血糖症状に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 低血糖時には 頻脈 四肢の振戦 発汗 めまいなどを生じ 重症では意識障害や痙れんが認められることがある b アドレナリン β 受容体遮断薬は 糖代謝に悪影響を及ぼすのみならず 頻脈などの低血糖症状をマスクするため 血糖降下薬との併用には十分に注意する c スルホニル尿素薬と α- グルコシダーゼ阻害薬を併用している患者に低血糖症状が起きた時は すぐにショ糖を経口投与する d ナテグリニドは速効性のため 食事の 30 分以上前に投与すると低血糖症状を起こす可能性があるので 必ず食直前に服用する a b c d 1 正正正正 2 正正誤正 3 誤誤正正 4 誤正誤誤 5 誤誤正誤 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 203 甲状腺機能異常症とその治療薬に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 甲状腺ホルモンは 血中でほとんどがタンパク質非結合型分子として存在する b 甲状腺ホルモンにはチロキシン (T 4 ) とトリヨードチロニン (T 3 ) があるが 一般には T 4 が甲状腺機能低下症の治療に用いられる c 甲状腺機能亢進症には バセドウ病 ( グレーブス病 ) 粘液水腫 クレチン病がある d 甲状腺機能亢進症の治療に用いられるプロピルチオウラシルは 甲状腺に存在するアルドース還元酵素を阻害することにより T 3 及び T 4 の生合成を低下させる a b c d 1 正誤正正 2 正正誤正 3 正誤誤誤 4 誤正正正 5 誤正誤誤 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 204 高脂血症とその治療薬に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 高脂血症を放置すると動脈硬化症を引き起こし 虚血性心疾患や血栓 塞栓症の原因となるため 治療が必要である b 家族性高コレステロール血症の患者では 黄色腫が認められることがある c フィブラート系薬は 主として高トリグリセリド血症の改善に用いる d ヒドロキシメチルグルタリル CoA(HMG-CoA) 還元酵素阻害薬にフィブラート系薬を併用することによって 横紋筋融解症の発症リスクを低下させることができる a b c d 1 正正誤正 2 正誤誤正 3 正正正誤 4 誤誤正正 5 誤正誤誤 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 135

53 プラバスタチンナトリウムの薬理作用に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 肝細胞内コレステロール含量を低下させる b 肝細胞膜の LDL 受容体数を減少させる c 血清 LDL 値を低下させる d 血清 HDL 値を上昇させる e 血清総コレステロール値は変化させない 1 (a b d) 2 (a c d) 3 (a c e) 4 (b c e) 5 (b d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 141 子宮に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a オキシトシンは 陣痛誘発や分娩促進の目的で用いられる b ジノプロスト ( プロスタグランジン F 2α ) は 持続的に子宮筋の緊張を高めるので 陣痛誘発には使えない c マレイン酸エルゴメトリンは 速効的な子宮収縮作用を有し 弛緩性子宮出血に対して用いられる d 塩酸ピペリドレートは ムスカリン受容体刺激作用を有し 切迫流 早産の防止に用いられる e 塩酸リトドリンの子宮平滑筋弛緩作用は アドレナリン β 2 受容体の刺激による 1 (a b c) 2 (a b d) 3 (a c e) 4 (b d e) 5 (c d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 145 ホルモン関連薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a クエン酸クロミフェンは 内因性エストロゲンの作用を増強することにより 排卵を抑制する b 酢酸デスモプレシンは 腎集合管における水の再吸収を促進する c レボチロキシンナトリウムは 組織の酸素消費を高め基礎代謝を上昇させる d 酢酸ブセレリンは 反復投与により下垂体のゴナドトロピン放出ホルモン受容体数を増加させ 卵巣からの性ホルモンの分泌を促進する e ナテグリニドは α- グルコシダーゼを阻害することにより 食後高血糖を改善する l (a c) 2 (a d) 3 (b c) 4 (b e) 5 (d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 205 糖尿病とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 糖尿病患者の高血圧治療には チアジド系利尿薬が第一選択として用いられる b 糖尿病の血糖管理は ヘモグロビン A 1C 値が 15% 以上になるようにする c 2 型糖尿病患者が重症感染症を発症した場合には インスリンよりもスルホニル尿素薬を治療に用いるべきである d ケトアシドーシス時にインスリンを投与すると 血清 K + 濃度が投与前より低下する e 2 型糖尿病患者の体格指数 (body mass index) が 28 以上の場合には 体重を減量する必要がある 1 (a b) 2 (a c) 3 (b e) 4 (c e) 5 (d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 144 次の記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a プレドニゾロンの投与を急に中止すると, ショック等の症状が出ることがある b プロピルチオウラシルの抗甲状腺作用は, 主として甲状腺ホルモンの産生を阻害することによる c デキサメタゾンの生物学的半減期はヒドロコルチゾンより短く, 抗炎症作用も弱い d 抗エストロゲン薬であるクエン酸タモキシフェンは乳がん治療に経口投与で用いられるが, 副作用として多胎, 更年期症状がある 1(a,b) 2(a,c) 3(a,d) 4(b,c) 5(c,d) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 185 前立腺肥大症に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 初発症状は 突然生じる乏尿と腎機能低下である b 高血圧症を合併する患者では 排尿障害を悪化するので アンギオテンシン変換酵素阻害薬は投与すべきでない c 心室性不整脈を合併している場合には 抗コリン作用のないジソピラミドが適応である d 抗アンドロゲン作用を有する黄体ホルモンを治療に用いることもある e アドレナリン α1 受容体遮断薬の塩酸プラゾシンが適応である 1(a b) 2(a d) 3(b c) 4(c e) 5(d e)

54 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 200 血中のコレステロールレベルよりもトリグリセリドレベルを強く低下させる薬物として 正しいものの組 合せはどれか a プラバスタチンナトリウム b クロフィブラート c プロブコール d デキストラン硫酸ナトリウムイオウ e イコサペント酸エチル 1(a b c) 2(a b e) 3(b c d) 4(b d e) 5(c d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 201 経口血糖降下薬との併用時 血糖降下作用を増強させる薬物について 正しいものの組合せはどれか a アドレナリンβ 受容体遮断薬 b サルチル酸系薬 c モノアミン酸化酵素 (MAO) 阻害薬 d 甲状腺ホルモン製剤 e セフェム系抗菌薬 1(a b c) 2(a b d) 3(a c e) 4(b c d) 5(b d e) 6(c d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 208 甲状腺疾患に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 新生児の甲状腺機能低下症 ( クレチン病 ) では 精神神経障害を起こさないように早期にチロキシンの補充が必要である b バセドウ ( グレーブス ) 病の放射性ヨード療法では 甲状腺機能低下症を生じることがある c 成人の原発性甲状腺機能低下症は 慢性甲状腺炎 ( 橋本病 ) によるものが最も多い d 慢性甲状腺炎は男性に多く 無力感 寒冷敏感 皮膚乾燥などの自覚症状を示す e 甲状腺疾患による機能低下症では 血中甲状腺刺激ホルモン (TSH) 及び遊離チロキシンレベルが共に低下している 1(a,b,c) 2(a c e) 3(a d e) 4(b c d) 5(b d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 235~236 次の処方に関して 下記の問に答えよ 処方グリベンクラミド錠 2.5mg 1 錠 1 日 1 回朝食前 14 日分アカルボース錠 100mg 3 錠 1 日 3 回朝 昼 夕食直前 14 日分問 235 この処方から考えられる特徴的な注意すべき副作用の症状に関する記述の正しいものの組合せはどれか a 食欲不振 筋肉の痛み 悪心 嘔吐 b 脱力感 動悸 発汗 手足のふるえ c 息苦しさ 発熱 筋力減退 d お腹がはる 放屁 ( おなら ) 増加 下痢 腹痛 問 236 処方薬に関する次の記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 透析療法を受けている患者には禁忌である b グリベンクラミドの 1 日最高投与量は 10 mg である c 重症ケトーシス患者には禁忌である d 気管支ぜん息の患者には禁忌である a b c d 1 誤正正誤 2 誤誤正誤 3 正正誤正 4 誤正誤正 5 正誤誤正 血液に作用作用するする薬物第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 142

55 血液に作用する薬物に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a アルガトロバンは プロスタノイド IP 受容体を刺激し 血小板凝集を阻害する b アルテプラーゼは フィブリノーゲンに強く結合し フィブリンの生成を抑制する c イプシロン - アミノカプロン酸は プラスミンのリシン ( リジン ) 結合部位に結合し プラスミンによるフィブリンの分解を阻害する d ダルテパリンは アンチトロンビン III に結合し Xa 因子の活性を阻害する a b c d 1 正正誤誤 2 正誤誤誤 3 誤誤誤正 4 誤誤正正 5 誤正正誤 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 歳男性 最近仕事中に動悸 息切れが強くなり 顔面が黄色いように感じた また 鼻出血を繰り返し 皮下出血斑も認められたため来院した 末梢血所見では赤血球 /μl 白血球 2500/μL 血小板数 /μl と汎血球減少が認められたが 特に原因となる疾患は認められなかった 骨髄穿刺では巨核球の著明な減少とリンパ球の相対的増加が認められたため 腸骨穿刺及び骨髄生検を行ったところ 造血細胞数の減少が認められた この疾患に用いられる薬物として正しいものの組合せはどれか a メテノロン酢酸塩 b 抗胸腺細胞グロブリン (ATG) c ビタミン B 12 d エリスロポエチン e シクロスポリン 1(a b c) 2(a b e) 3(a c d) (b d e) 5(c d e) 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 199 血液 造血器腫瘍とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 慢性骨髄性白血病では フィラデルフィア染色体上に BCR/ABL キメラ遺伝子が形成される b 成人 T 細胞白血病は 東日本に好発している c 慢性リンパ性白血病では B 細胞慢性リンパ性白血病が大半である d 多発性骨髄腫では 病的骨折を起こしやすい e ホジキン病の治療には 放射線療法は用いられない 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 140 血液 造血器官に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 葉酸は ビタミン B 12 の吸収を促進し 悪性貧血に用いられる b メコバラミンは ヘム合成に必要なビタミン B 6 の誘導体で 鉄芽球性貧血に用いられる c エポエチンアルファは 赤芽球前駆細胞から赤血球への分化増殖を促進し 腎性貧血に用いられる d フィルグラスチムは 顆粒球コロニー刺激因子で 好中球減少症に用いられる 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 138 次の記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ワルファリンカリウムは ビタミン K に拮抗し 主として腎での血液凝固因子産生を抑制する b 塩酸チクロピジンは 血小板のアデニル酸シクラーゼを抑制し 血小板の凝集及び放出能を抑制する c ジピリダモールは ホスホジエステラーゼ活性を上昇させ 抗血小板作用を現わす d ウロキナーゼは プラスミノーゲンをプラスミンに変換し 血栓中のフィブリンを溶解する e アルガトロバンは トロンビンを選択的に阻害し 血小板凝集を抑制する 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 138 血液に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ヘパリンナトリウムは 血栓を溶解し 血液凝固を阻害する

56 b 低分子ヘパリン製剤のダルテパリンナトリウムは ヘパリンナトリウムより作用持続が長い c アルテプラーゼは 遺伝子組換え型組織プラスミノーゲン活性化因子 (t-pa) で 発症後 6 時間以内の急性心筋梗塞に用いられる d 塩酸サルポグレラートは セロトニン 5-HT 3 受容体を遮断して 血小板凝集を抑制する 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 194 貧血とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 巨赤芽球性貧血では 鉄の欠乏や吸収障害により赤芽球の分裂障害が生じる b 再生不良性貧血は 小球性低色素性貧血に分類される c 鉄欠乏性貧血では 不飽和鉄結合能が増加している d ビタミン B 12 の欠乏による貧血では 手足のしびれなどの特徴的な神経症状が出現する e 自己免疫性溶血性貧血に対して 副腎皮質ステロイド性薬の投与や脾臓摘出が行なわれることがある 1(a b c) 2(a b e) 3(a d e) 4(b c d) 5(b d e) 6(c d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 195 播種性血管内凝固症候群 (DIC) とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 原因疾患には 敗血症 悪性腫瘍 劇症肝炎 外傷 熱傷などがある b 血液凝固反応が亢進して微小血管内に血栓が多発するため 多臓器不全を起こすことがある c 血液の凝固と線溶が繰り返されて 血液凝固因子や血小板が消費されるため 出血傾向が出現する d アンチトロンビン III の補充を行なう場合には ヘパリンナトリウムの投与を中止しなければならない e メシル酸ガベキサートは DIC を進行させるため投与すべきでない 1(a b c) 2(a b e) 3(a d e) 4(b c d) 5(b d e) 6(c d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 196 慢性骨髄性白血病とその治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 造血幹細胞移植は治療に用いられない b 多くの患者でフィラデルフィア染色体が検出される c ゲフィチニブが治療に有効である d インターフェロンアルファ製剤の投与により フィラデルフィア染色体陽性の白血病細胞が減少または消失することがある e ヒドロキシカルバミド ( ヒドロキシ尿素 ) は 白血病細胞数コントロールの目的で用られることがある 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 137 貧血の分類 治療薬及び副作用の対応のうち 正しいものの組合せはどれか 分類 治療薬 副作用 a 鉄欠乏性貧血 クエン酸第一鉄ナトリウム 悪性症候群 b 溶血性貧血 フィルグラスチム 中毒性表皮壊死症 c 再生不良性貧血 シクロスポリン 腎障害 d 腎性貧血 エポエチンアルファ 脳梗塞 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 138 血液に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ヘパリンナトリウムは 血漿中のアンチトロンビン III と結合し 凝固因子の生合成を阻害する b アルガトロバンは トロンビンの活性中心に選択的に作用し トロンビンを失活させる c アルテプラーゼは プラスミノーゲンを活性化し フィブリンの分解を促進する d イプシロン - アミノカプロン酸は 抗プラスミン作用により血液凝固を抑制する 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 199 貧血に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 鉄欠乏性貧血では 赤血球は小球性低色素性であり 血清フェリチン値は低下していることが多い b 胃全摘手術後に悪性貧血を発症した患者に ビタミン B l2 製剤を投与する場合には非経口投与が原則である

57 c 溶血性貧血では 網 ( 状 ) 赤血球数増加 血清間接ビリルビン濃度上昇 血清ハプトグロビン濃度低下が観察されることが多い d 鉄欠乏性貧血に対する鉄製剤の経口投与は 血色素濃度が正常化した時点で中止してよい e 腎性貧血の治療に遺伝子組換えヒトエリスロポエチン製剤を用いる場合 貧血の改善とともに血圧は低下傾向を示すことが多い 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 200 血栓 塞栓症とその治療に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 妊婦に抗凝固療法を行う場合には 催奇形性のないワルファリンカリウムが選択される b ヘパリンナトリウムの抗凝固効果は 活性化部分トロンボプラスチン時間で評価できる c 抗リン脂質抗体症候群は 動静脈血栓症や習慣性流産の原因となる d ヘパリンナトリウムの過量投与により出血が生じた場合には 硫酸プロタミンを投与することがある e 手術後の長期臥床や長距離の旅客機旅行は 肺血栓塞栓症のリスク因子である a b c d e 1 正正誤誤正 2 誤誤正正誤 3 正誤誤誤正 4 誤正正誤誤 5 誤正正正正 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 207 再生不良性貧血に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 平均赤血球容積 (MCV) は 低値を示す b 先天性のものには Fanconi 貧血があり 後天性のものには薬物 肝炎ウイルスなどによるものがある c 臨床検査では 血清鉄の増加 血清フェリチン値の上昇 血清エリスロポエチン値の上昇を認める d 葉酸やビタミン B 12 の投与が効果的である e 軽症や中等症では タンパク質同化ホルモン ( メテノロン ) による治療が行われることがある 1 (a b c) 2 (a c d) 3 (a d e) 4 (b c e) 5 (b d e) 6 (c d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 142 貧血治療薬に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 鉄欠乏性貧血において 鉄製剤の投与により赤血球数が正常に回復した場合は 直ちに投与を中止する b 腎性貧血に用いられるエリスロポエチンは 腎において産生される造血因子である c 悪性貧血は内因子不足に基づく貧血であり ビタミン B 12 製剤の経口投与が最も一般的な治療法である d 自己免疫性の溶血性貧血の治療には プレドニゾロンなどの糖質コルチコイド製剤が用いられる a b c d 1 正正正誤 2 正誤誤誤 3 正誤正誤 4 誤誤誤正 5 誤正誤正 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 143 血液凝固に影響を与える薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a アルテプラーゼは プラスミノゲンをプラスミンに変換し 血栓を溶解する b ヘパリンナトリウムは アンチトロンビン III に特異的に拮抗することにより 血液凝固阻止作用を示す c イコサペント酸エチルは トロンボキサン A 2 受容体を特異的に遮断することにより 血小板凝集を抑制する d 塩酸サルポグレラートは セロトニン 5-HT 2 受容体を遮断することにより 血小板凝集を抑制する e トラネキサム酸は プラスミンによるフィブリン分解を阻害することにより 線溶系を抑制する 1 (a b c) 2 (a c d) 3 (a d e) 4 (b c e) 5 (b d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 182 ワルファリンカリウム (W) の相互作用に関する記述のうち 正しい組合せはどれか

58 食品 薬 主な機序 抗凝固作用への影響 a 納豆 ビタミン K の腸内産生増大 増強 b ブロッコリー ビタミン K の高含量 減弱 c インドメタシン W の薬物動態変化 増強 d リファンピシン W の代謝酵素誘導 増強 e セフェム系抗菌薬 腸内細菌の減少 減弱 1 (a b) 2 (a d) 3 (a e) 4 (b c) 5 (c d) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 142 貧血治療薬に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a 経口鉄製剤は, 主として 3 価の鉄 (Fe3+) として腸管粘膜から吸収される b 鉄は, トランスフェリンやアポフェリチンに結合して存在するため, これらの鉄結合たん白質の生体内存在量は腸管における鉄吸収量にも影響する c 注射鉄製剤は, ヘモグロビン合成を効率良く促進するので, 鉄欠乏性貧血では第一選択薬となる d メコバラミンは, コバルトを含有する赤色化合物で, 悪性貧血の治療薬として用いられる e 葉酸は, 溶血性貧血に適用される 1(a,b) 2(a,c) 3(a,e) 4(b,c) 5(b,d) 6(d,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 143 血液凝固に影響を与える薬物に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a 低分子ヘパリン製剤であるダルテパリンナトリウムは, ヘパリンと同程度のアンチトロンビン III 結合能や抗トロンビン作用を有する b ワルファリンカリウムは経口抗凝血薬であり, 肝臓において凝固因子を直接阻害する c ウロキナーゼは, 循環血液中でプラスミノーゲンを加水分解することによりプラスミンを生成し, 血栓及び塞栓の溶解作用を示す d アルガトロバンは特異的な抗トロンビン薬であり, 抗血栓作用を示す e トラネキサム酸はプラスミンの作用を促進し, 血液凝固作用を示す 1(a,b) 2(a,e) 3(b,c) 4(c,d) 5(d,e) 眼 皮膚皮膚などなど感覚器覚器の薬理学第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 143 皮膚に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a アルプロスタジルは 活性型ビタミン D3 で 表皮細胞分化誘導作用をもち 角化症に用いられる b 尿素は 表皮の水分含有量を高める作用を示し 角化症に用いられる c タカルシトールは プロスタグランジン E1 製剤で 局所血流を改善し 皮膚潰瘍に用いられる d トレチノイントコフェリルは レチノイン酸とビタミン E のエステルで 血管新生を促進し 皮膚潰瘍に用いられる e トラフェルミンは 線維芽細胞増殖因子 (FGF) 受容体に結合して良性肉芽の形成を促進し 皮膚潰瘍に用いられる 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 200 眼疾患とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 原発開放隅角緑内障では 主にシュレム管からの房水流出が阻害されて 眼圧が上昇する b 緑内障の患者で 眼圧が正常ならば 視野障害は進行しない c 白内障の病因として 水晶体を構成するタンパク質の凝集があげられる d チモロールマレイン酸塩点眼液は 気管支ぜん息の患者には禁忌である e 緑内障治療薬であるラタノプロストの作用機序は 房水産生抑制である 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 141 眼に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a トロピカミドは アトロピンに比べて作用持続時間の短い散瞳薬である b ナファゾリンは アドレナリン α 受容体を刺激して血管を収縮させ 充血を抑制する c チモロールは アドレナリン β 受容体遮断作用により房水産生を促進する d グリチルリチンは 水晶体構造タンパク質の酸化を防止するため 白内障に用いられる

59 e ラタノプロストは プロスタグランジン F2α 誘導体で 眼圧低下作用を示す 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 139 眼科領域で用いられる薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 塩酸ジピベフリンは ノルエピネフリンのプロドラッグであり 瞳孔散大筋を収縮させて散瞳をもたらす b トロピカミドは 散瞳や調節麻痺の目的で使用されるが 緑内障の患者には禁忌である c ヒアルロン酸ナトリウムは 眼球乾燥症候群 ( ドライアイ ) やスティーブンス ジョンソン症候群に伴う角結膜上皮障害の治療に点眼で用いられる d 塩酸ブナゾシンは アドレナリン α1 受容体遮断薬であり 眼房水の産生を抑制することで眼内圧を低下させる e ピレノキシンには 水晶体の透明性を改善する作用があり 糖尿病性白内障の治療に内服で用いられる 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 199 緑内障とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 主な発症原因は 水晶体タンパク質の変性による眼圧の上昇である b 中心視野の障害は比較的少ないため 進行末期まで視野異常や視力低下を自覚しないことがある c イソプロピルウノプロストンは 毛様体上皮に存在する炭酸脱水酵素を阻害することにより 眼圧を低下させる d マレイン酸チモロールは 主に房水産生を抑制することにより眼圧を低下させる e 急性発作時には 副腎皮質ステロイド性薬の経口薬が用いられる 1(a c) 2(a e) 3(b c) 4(b d) 5(d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 139 眼に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a D- マンニトールの高張液製剤は 眼圧の下降を目的として点滴静注で用いられる b ムスカリン性アセチルコリン受容体刺激薬の塩酸ピロカルピンは 瞳孔括約筋を収縮させるため 縮瞳薬として用いられる c 眼底検査のための散瞳には 作用持続の短いコリンエステラーゼ阻害薬のトロピカミドが用いられる d 選択的なアドレナリン β 1 受容体遮断薬のニプラジロールは 眼房水の産生抑制を介して眼圧を下降させる e アドレナリン α 受容体刺激薬の硝酸ナファゾリンは 血管収縮作用が強く 表在性充血の除去に用いられる 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 197 緑内障の治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a マレイン酸チモロールの全身性副作用を軽減するために 点眼後 1~5 分間閉瞼して涙のう部を圧迫させた後 開瞼するよう指導する b マレイン酸チモロールの持続性点眼液は 気管支ぜん息患者にも安全に使用できる c ラタノプロストは 虹彩に色素沈着を起こすことがある d アセタゾラミドは 毛様体上皮に存在する炭酸脱水酵素を阻害することにより房水産生を抑制して眼圧を低下させる e ピレノキシンの点眼剤が適応となる 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 139 眼に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a アセタゾラミドは 毛様体の炭酸脱水酵素を阻害し 眼房水排出を促進する b 塩酸ピロカルピンは 毛様体筋を弛緩させ 眼圧上昇及び遠視性調節麻痺を引き起こす c グルタチオンは 水晶体内可溶性タンパク質のジスルフィド (-S-S-) 結合を保護して白濁を予防するため 白内障治療に用いられる d マレイン酸チモロールは 毛様体のアドレナリン β 2 受容体を遮断して眼房水の産生を抑制し 眼圧を低下させる

60 e 副腎皮質ステロイドは 点眼により白内障や緑内障を誘発することがある 1(a b) 2(a c) 3(b e) 4(c d) 5(d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 201 緑内障及びその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 点眼された薬物が 循環血流に移行して全身性の副作用を起こすことがある b 縮瞳薬であるトロピカミドは 緑内障の治療に用いられる c 眼圧が正常範囲でも 視神経異常を生じることがある d 塩酸ピロカルピンは 瞳孔括約筋のムスカリン性アセチルコリン受容体に結合して縮瞳を起こす e アドレナリン α 1 受容体遮断薬である塩酸ブナゾシンは 緑内障治療に禁忌である 1(a b e) 2(a c d) 3(a d e) 4(b c d) 5(b c e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 144 緑内障治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a イソプロピルウノプロストンの点眼剤は 気管支ぜん息や心疾患を併発している患者に対しても使用できる b マレイン酸チモロールの点眼は 瞳孔径や焦点調節に影響を与えない c カルバコールを点眼すると まぶしさを訴えることがある d ラタノプロストは アドレナリン β 2 受容体遮断作用によって眼圧を低下させる e アセタゾラミドを内服するときは L- アスパラギン酸カリウムを併用してはいけない 1 (a b) 2 (a c) 3 (b e) 4 (c d) 5 (d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 203 緑内障に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 緑内障の主要な発症原因は 糖尿病である b 毛様体上皮細胞の房水産生の異常は 緑内障の発症原因となる c 緑内障では 光を瞳孔に当てた時 眼底からの反射が遮られる d ピレノキシン点眼薬は 眼圧低下に有効である e 塩酸カルテオロールは 房水産生を抑制する 1 (a b) 2 (a c) 3 (b d) 4 (b e) 5 (c e) 6 (d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 146 皮膚に作用する薬物に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a 塩化リゾチームは, 線維芽細胞の増殖促進や結合織線維の形成促進作用があり, 褥瘡や皮膚潰瘍に用いられる b タカルシトールは, 活性型ビタミン B2 の外用薬であり, 乾癬などの表皮の角化異常に用いられる c メトキサレンは, 皮膚の光線感受性を減弱させる作用を有し, 尋常性白斑に用いられる d トレチノイントコフェリルは, 細胞遊走や細胞増殖の促進作用を有し, 褥瘡や皮膚潰瘍に用いられる 1(a,b) 2(a,c) 3(a,d) 4(b,c) 5(c,d) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 198 緑内障に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 緑内障は 角膜と水晶体の毛細血管網が充血する疾患である b 毛様体上皮の炭酸脱水酵素を阻害すれば 眼圧低下が期待できる c 隅角の閉塞症状に対しては 交感神経作動薬を用いる d 隅角閉塞症状の患者には 硫酸アトロピンや塩酸イミプラミンは禁忌である e 塩酸ジピベフリンは エピネフリンのプロドラッグで 開放隅角緑内障に用いられる 1(a b c) 2(a b d) 3(b c e) 4(b d e) 5(c d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 209 光線ばく露によって発症する症状等の記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 光線過敏症皮膚症状は 日光ばく露部にも被覆部にも現れる b ニコチン酸の欠乏によって 皮膚の露出部に浮腫性の暗赤褐色紅斑や水疱 ( ペラグラ ) を生じることがある c エノキサシンやピロキシカムによって薬疹として現れることがある d 全身性エリテマトーデス (SLE) の患者は 光線へのばく露によって皮膚症状を生じやすい

61 e 色素性乾皮症の患者は 遺伝的に紫外線致死感受性が低い 1(a b e) 2(a c d) 3(a d e) 4(b c d) 5(b c e) 抗菌薬, 抗ウイルスウイルス薬, 抗真菌薬, 駆虫薬第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 148 抗真菌薬に関する記述のうち 正しいものの紺合せはどれか a アムホテリシン B は 真菌のコレステロール合成を抑制することにより膜機能を抑制する b テルビナフィンは 真菌の微小管に作用し 細胞分裂を停止させる c フルシトシンは 真菌内で 5-フルオロウラシルに変換されて核酸合成を抑制する d ミコナゾールは ラノステロールの C-14 脱メチル酵素を阻害し エルゴステロール欠乏をきたす 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 146 抗菌薬の作用機序に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ノルフロキサシンは 細菌の DNA ポリメラーゼを阻害し 殺菌的に作用する b ストレプトマイシンは 細胞壁合成にかかわるトランスペプチダーゼと結合して 細菌の増殖を抑制する c セファゾリンは DNA 依存性 RNA ポリメラーゼと結合し 細菌の RNA 合成を抑制する d ナイスタチンは ポリエン系の抗真菌薬であり 真菌細胞膜のエルゴステロールと結合して細胞膜障害を引き起こす e ミノサイクリンは 細菌リボソームの 30S サブユニットと結合することにより タンパク質合成を抑制する 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 147 抗ウイルス薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ラミブジンは ウイルスのプロテアーゼを阻害し ウイルスの増殖を抑制する b オセルタミビルは その活性代謝物がノイラミニダーゼを阻害することにより A 型及び B 型のインフルエンザに効果を現す c リトナビルは 感染細胞内で逆転写酵素を競合的に阻害する d アシクロビルは チミジンキナーゼによりアシクロビル三リン酸に変換されて DNA 合成を阻害する e ガンシクロビルは サイトメガロウイルス感染細胞内でリン酸化されて DNA ポリメラーゼを競合的に阻害する 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 186 肝炎ウイルス感染症に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a A 型肝炎ウイルスは経口的に感染し 高率に慢性肝炎へ移行する b B 型肝炎ウイルスの持続感染は 母子感染 ( 垂直感染 ) が原因であることが多い c B 型肝炎ウイルス感染症に対し インターフェロン療法の適応はない d 肝細胞癌患者では B 型肝炎ウイルス感染者より C 型肝炎ウイルス感染者の方が多い e C 型肝炎ウイルスは 主に血液を介して感染する 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 194 肺結核とその治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 薬剤耐性が獲得されやすいので 2 剤以上の多剤併用療法が必須である b リファンピシンは 薬物代謝酵素を強力に誘導するので 多くの薬物のクリアランスを上昇させる c イソニアジドの重大な副作用として 末梢神経炎がある d 日本では 第二次世界大戦以降 罹患率は急激に減少し 先進諸国の中でもきわめて低い e 経気道的感染症であり 感染者のほとんどが発病する 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 204 抗菌薬に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a リファンピシン投与により 尿 汗 涙液が燈赤色に着色する

62 b スパルフロキサシンは 光線過敏症を起こすことがある c アンピシリン水和物は 飲酒によりジスルフィラム様作用を現すことが多い d バンコマイシン塩酸塩は red neck(redman) 症候群を起こすことがある e エリスロマイシンステアリン酸塩には 併用禁忌薬はない a b c d e 1 正正誤正誤 2 誤正正誤正 3 正誤正正誤 4 正正誤誤誤 5 誤誤正正正 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 144 抗菌薬の作用機序に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a アンピシリンは 主にトランスペプチダーゼを阻害する b 硫酸カナマイシンは 細胞壁合成を阻害し 広い抗菌スペクトルを示す c 塩酸ミノサイクリンは 30S リボソームに結合してタンパク質合成を阻害する d リファンピシンは RNA ポリメラーゼと結合して RNA 合成を阻害する e クラリスロマイシンは 70S リボリームの 50S サブユニットに結合してタンパク質合成を阻害する 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 145 MRSA( メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 ) の除菌及びその感染症の治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 消毒用アルコールは MRSA の除菌に有効である b ムピロシンカルシウム水和物は 鼻腔内の MRSA の除菌に有効である c テイコプラニンは 細菌の細胞壁合成阻害作用を有するが MRSA に対する抗菌力はない d 塩酸バンコマイシンは 消化管から吸収されやすいため 腸管内感染には適用されない 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 194 肺炎とその治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a スルファメトキサゾール トリメトプリム (ST) 注射剤は ニューモシスチス カリニ肺炎の治療に適応となる b 細菌性肺炎のうち 市中肺炎の起炎菌としては肺炎球菌及びインフルエンザ桿菌の頻度が高い c ザナミビル水和物は A 型インフルエンザウイルスのみに有効だが 塩酸アマンタジンは A 型及び B 型の両方に有効である d マイコプラズマ肺炎には β- ラクタム系抗生物質が有効である e 臓器移植患者におけるサイトメガロウイルス肺炎の治療には ガンシクロビルやホスカルネットナトリウム水和物が有効である 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 144 病原生物に作用する薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a レボフロキサシンは 細菌の DNA ジャイレースを阻害し 幅広い抗菌スペクトルを示す b クラリスロマイシンは リボソームの 50S サブユニットと結合し タンパク質合成を阻害する c 塩酸セフカペンピボキシルの活性体は ヒト A 型及び B 型インフルエンザウイルスのノイラミニダーゼを阻害する d フルコナゾールは 細菌の細胞壁合成を阻害して抗菌作用を示す e リン酸オセルタミビルの活性体は 真菌細胞膜のエルゴステロール生合成を阻害する 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 145 抗ウイルス薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a リトナビルは ウイルスの逆転写酵素を競合的に阻害する b インターフェロンアルファは ウイルス感染細胞内の mrna の合成を阻害する c 塩酸アマンタジンは ウイルスの脱殻を阻害し 核内へのウイルスの侵入を阻止する

63 d ジダノシンは ウイルスのプロテアーゼを阻害し ウイルスの増殖を抑制する 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 201 帯状疱疹とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 免疫低下状態の患者で発症することがある b 単純ヘルペスウイルスによる感染症である c 塩酸バラシクロビルはアシクロビルのプロドラッグである d 重症の腎障害患者では アシクロビルの投与間隔を延長するなどの注意が必要である e アシクロビルを経口投与で用いる場合 成人には通常 1 日 1 回投与する 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 202 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) 感染症治療または局所の MRSA 除菌に用いる薬物について 正しいものの組合せはどれか a リネゾリド b 塩酸バンコマイシン c ムピロシンカルシウム水和物 d ベンジルペニシリンカリウム e テイコプラニン 1(a b d) 2(a b e) 3(a c d) 4(b c e) 5(c d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 203 肺結核症とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ツベルクリン反応陽性は 必ずしも発症を意味するものではない b 結核菌に対する化学療法は 耐性菌出現防止のため 併用療法が原則である c 硫酸ストレプトマイシンは 経口投与で用いられる d リファンピシンは 薬物代謝酵素を誘導して薬物相互作用の原因となることがある e 塩酸エタンブトールを服用中の患者では 聴力検査を定期的に行うべきである 1(a b c) 2(a b d) 3(a c e) 4(b d e) 5(c d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 144 抗ウイルス薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a リトナビルは ヒト免疫不全ウイルス (HIV) の増殖に必要なプロテアーゼ活性を阻害する b ガンシクロビルは 細胞内のチミジンキナーゼでリン酸化され 抗サイトメガロウイルス作用を示す c アシクロビルは 細胞内のチミジンキナーゼによりアシクロビル三リン酸となり HIV の逆転写酵素を阻害する d ジドブジンは 細胞内でリン酸化されて活性型となり 単純ヘルペスウイルスの DNA ポリメラーゼを阻害する e 塩酸アマンタジンは ウイルスの宿主細胞への侵入や脱殻を阻害することにより A 型インフルエンザウイルスの複製を阻止する 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 147 抗結核薬と薬効の作用機序及び副作用の関係のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 薬効の作用機序 副作用 a イソニアジド N-アセチル転移酵素を阻害 肝障害 b リファンピシン DNA 依存性 RNA ポリメラーゼを阻害 肝障害 c 塩酸エタンブトール 細胞壁合成又は核酸合成経路を抑制 味覚障害 d ピラジナミド パラアミノ安息香酸に拮抗 第 8 脳神経障害 e 硫酸ストレプトマイシン 30S リボソームに結合してタンパク質合成を阻害 腎障害 1 (a c) 2 (a d) 3 (b d) 4 (b e) 5(c e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 148 抗真菌薬 抗原虫薬と作用機序及び適応の組合せのうち 正しいものはどれか 薬物作用機序適応

64 1 メトロニダゾール DNA の二重鎖切断 真菌症 2 フルシトシン 核酸合成阻害 アメーバ赤痢 3 スルファドキシン ピリメタミン 葉酸代謝阻害 トリコモナス症 4 アムホテリシン B エルゴステロール合成阻害 マラリア 5 ミコナゾール ラノステロールの C-14 脱メチル化酵素の阻害真菌症 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 185 呼吸器感染症に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 基礎疾患がない成人における細菌性の市中肺炎の原因菌としては 肺炎球菌やインフルエンザ菌が多い b 慢性呼吸不全患者の呼吸器感染症の予防には 肺炎球菌ワクチンやインフルエンザ HA ワクチンは使用しない c ヒト免疫不全ウイルス (HIV) 感染患者では ニューモシスチス カリニ肺炎発症のリスクが高い d レジオネラ肺炎の治療においては セフェム系抗菌薬の方がクラリスロマイシンよりも有効である e メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) による肺炎治療には 塩酸バンコマイシンやテイコプラニンが用いられる 1 (a b c) 2 (a c e) 3 (a d e) 4 (b c d) 5 (b d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 197 肺結核症とその治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 日本の結核罹患率は 最近 10 年間一貫して減少傾向にある b 糖尿病は 結核の発症のリスク要因の 1 つである c リファンピシンは 薬物の代謝を亢進することが少ない d イソニアジドは 末梢神経炎を生じることがある e 塩酸エタンブトールは 視力障害を生じることがあるので 定期的に視力検査を行う 1 (a b c) 2 (a d e) 3 (b c d) 4 (b d e) 5 (c d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 207 O157 感染症に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 連鎖球菌による経口感染が原因である b 原因毒素は ベロ毒素である c 保育園や学校及び老人ホームでの集団発生が多い d 下痢症状には 塩酸バンコマイシン投与の有効性が示されている e 中枢神経症状や溶血性尿毒症性症候群を合併すると予後不良である 1 (a b c) 2 (a b e) 3 (a c d) 4 (b c e) 5 (c d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 147 抗生物質の耐性に関する記述の正誤について, 正しい組合せはどれか a 塩酸セフォチアムは, セファロスポリナーゼ産生菌にも有効である b メチシリンは, ペニシリナーゼにより分解されにくい c メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) は, 細胞壁を合成する酵素が変異を起こしている d MRSA 感染には塩酸バンコマイシンが一般的に使用される a b c d 1 正正正正 2 正誤誤正 3 誤正正誤 4 誤誤正誤 5 正誤誤誤 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 148 抗ウイルス薬 A~C の作用の特徴を述べた記述 a~c について, 正しい組合せはどれか A 塩酸アマンタジン B アシクロビル C 硫酸インジナビルエタノール付加物 a ウイルスの酵素によりますリン酸化を受け, つづいて宿主の酵素でリン酸化されたものが DNA ポリメラーゼを阻害する b HIV 由来のプロテアーゼを選択的に阻害する c ウイルスの脱穀の段階を抑制する A B C 1 a c b

65 2 c a b 3 a b c 4 c b a 5 b c a 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 192 肺炎とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a マイコプラズマやサイトメガロウイルスは 間質性肺炎を起こしやすい b マイコプラズマ肺炎には β- ラクタム系抗菌薬が有効である c クラミジア肺炎には テトラサイクリン系やマクロライド系抗菌薬が用いられる d 細菌性肺炎は肺炎球菌によるものが多く その治療にはアムホテリシン B やミコナゾールを用いる e ニューモシスチス カリニやトキソプラズマによる肺炎の治療には ST( スルファメトキサゾール トリメトプリム ) 合剤やイセチオン酸ペンタミジンを用いる 1(a b c) 2(a b e) 3(a c e) 4(b c d) 5(c d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 230 ニューキノロン薬の副作用とその回避に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 重大な副作用として 痙れん 横紋筋融解症 中毒性表皮壊死症 急性腎不全 光線過敏症などが知られている b 中毒性表皮壊死症 急性腎不全を回避するための最善の方策は 原因となる薬の用量を減量することである c 血液尿素窒素 (BUN) や血清クレアチニン濃度 (Scr) をモニターすることは 横紋筋融解症や急性腎不全の防止につながる d シプロフロキサシンによる痙れんはケトプロフェンを併用すると増強されるので 両薬物は併用禁忌とされている e 狭心症 その他の虚血性心疾患 肝機能障害の患者には 投与すべきでない 1(a b) 2(a d) 3(b e) 4(c d) 5(c e) 抗腫瘍薬 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 149 抗悪性腫瘍薬 薬効の作用機序及び特徴的な副作用のうち 正しいものの組合せはどれか 抗悪性腫瘍薬 薬効の作用機序 特徴的な副作用 a シクロホスファミド免疫の賦活 出血性膀胱炎 b ゲフィチニブ CD20 との結合 視覚障害 c ドキソルビシン トポイソメラーゼ II 阻害 心毒性 d パクリタキセル 微小管の安定化 末梢神経障害 e ビンブラスチン トポイソメラーゼ I 阻害 下痢 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 192 乳癌とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 日本人女性における乳癌の罹患率は 年々減少している b 発生部位により乳管癌と小葉癌に大別され 後者が 90% 以上を占める c 早期乳癌 ( 臨床病期 I) 手術後の 10 年生存率は 90% 以上である d 遠隔転移を伴わない乳癌では 手術療法が第一選択となる e トラスツズマブは HER2 (human epidermal growth factor receptor type 2) が過剰発現している転移性乳癌に対して用いられる 1 (a b c) 2(a b e) 3(a c d) 4(b d e) 5(c d e) 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 194 肺癌とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 我が国では 肺癌による死亡率は男性では増加傾向にあるが 女性では減少傾向にある b 小細胞癌は 早期より遠隔臓器に転移している症例が多い c 非小細胞癌は 放射線感受性が高いので 放射線療法が治療の主体となる d 小細胞癌の一般的な化学療法として シスプラチンとエトポシドの併用療法がある e イリノテカン塩酸塩の重大な副作用に 骨髄抑制と高度な下痢がある

66 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 195 上部消化器癌とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 我が国では 食道癌のほとんどが腺癌であり 胃癌では扁平上皮癌が多い b 食道癌の好発部位は 胸部中部食道である c 食道癌は放射線感受性が低いので 放射線治療はほとんど行われない d 胃癌の化学療法として フルオロウラシルとシスプラチンが用いられる 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 148 抗悪性腫瘍薬の作用機序及び適応のうち 正しいものの組合せはどれか 抗悪性腫瘍薬 作用機序 適応 a エトポシド トポイソメラーゼ II 阻害 悪性リンパ腫 b シスプラチン DNA 鎖の架橋形成 非小細胞肺癌 c ドセタキセル 微小管安定化 慢性骨髄性白血病 d トラスツズマブ チロシンキナーゼ阻害 膀胱癌 e ブレオマイシン チミジル酸合成酵素阻害 皮膚癌 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 歳女性 発熱が持続し 動悸 息切れが強く 口腔粘膜 歯肉出血をきたしたので 内科を受診した 血液検査で貧血と血小板数減少がみられたので 骨髄穿刺を施行したところ 不均一な大型リンパ芽球が 50% 以上を占めていた 芽球のミエロペルオキシダーゼ染色では 陽性率が 1% 以下であった 次の薬物のうち この患者の治療に用いることができるものの組合せはどれか a ビンクリスチン硫酸塩 b シスプラチン c ドキソルビシン塩酸塩 d プレドニゾロン e ブレオマイシン塩酸塩 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 146 抗悪性腫瘍薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a フルオロウラシルは 5- フルオロ -2'- デオキシウリジン -5'- リン酸に変換され チミジル酸合成酵素を不可逆的に阻害して DNA 合成を抑制する b マイトマイシン C は アントラサイクリン系薬物で心毒性が強く 心機能に異常のある患者には禁忌である c シクロホスファミドは チュブリンの重合を阻害し 細胞分裂を抑制する d 塩酸イリノテカンは トポイソメラーゼ I 阻害薬で S 期の細胞に特異的な毒性を示す 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 196 呼吸器系の悪性腫瘍とその治療薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 日本では 気管 気管支及び肺に発生する癌による死亡数は 成人男性腫瘍死の第一位となっている b 非小細胞肺癌の非進行症例の治療において 化学療法は外科手術よりも優先される c ゲフィチニブの重篤な副作用として 急性肺障害や間質性肺炎がある d 小細胞肺癌治療には シスプラチンとエトポシドの併用療法が適応となる e 塩酸イリノテカンは 癌細胞の増殖にかかわるチロシンキナーゼを阻害する作用を持つ 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 197 消化器系癌とその治療薬に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 近年 日本では大腸癌の罹患率が減少している b Squmous cell carcinoma(scc) 抗原は 膵臓癌の腫瘍マーカーである c ヘリコバクター ピロリによる慢性胃炎は 胃癌の危険因子の一つである

67 d 塩酸ゲムシタビンは 膵臓癌治療に用いられる e 大腸癌に対する化学療法として レボホリナート フルオロウラシル療法がある a b c d e 1 正正誤誤誤 2 誤正正正誤 3 誤正誤正正 4 誤誤正正正 5 正誤正誤正 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 146 悪性腫瘍に作用する薬物 作用機序及び適応症のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 作用機序 適応症 a ホスフェストロール テストステロン分泌促進 前立腺癌 b エトポシド トポイソメラーゼ I 阻害 小細胞肺癌 c 硫酸ビンクリスチン 有糸分裂抑制 悪性リンパ腫 d パクリタキセル 微小管タンパク質重合促進 卵巣癌 e 塩酸ドキソルビシン DNA ポリメラーゼ反応抑制 骨肉腫 1(a b c) 2(a b e) 3(b c d) 4(b d e) 5(c d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 205 抗悪性腫瘍薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 抗悪性腫瘍薬は 一般に増殖速度が速い腫瘍に効果的に作用する b トレチノインは 急性前骨髄性白血病の分化誘導療法に用いられる c 顆粒球コロニー刺激因子 (G-CSF) は 抗悪性腫瘍薬による白血球減少には無効である d 寛解導入療法では 単剤の抗悪性腫瘍薬使用が一般的である e 抗悪性腫瘍薬による嘔吐には ヒスタミン H 2 受容体遮断薬の投与が第一選択である 1(a b) 2(a c) 3(b d) 4(c e) 5(d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 145 病原生物に作用する薬物に関する記述について 正しいものの組合せはどれか a メトロニダゾールは DNA の二重鎖切断などの機能障害を起こし 抗トリコモナス作用を示す b サントニンは 回虫の細胞膜透過性を変化させ 殺虫作用を示す c グリセオフルビンは 真菌の細胞膜成分であるエルゴステロールの生合成を特異的に阻害する d キニーネは マラリアの無性生殖体に致死的に作用して抗マラリア作用を示す 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 146 悪性腫瘍の治療に用いられる薬物 作用機序及び副作用の対応のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 作用機序 副作用 a シクロホスファミド DNA アルキル化 出血性膀胱炎 b マイトマイシン C DNA 架橋形成 骨髄抑制 c 塩酸ブレオマイシン RNA ポリメラーゼ阻害 横紋筋融解症 d 塩酸イリノテカン トポイソメラーゼ II 阻害 好中球減少 e クエン酸タモキシフェン 抗アンドロゲン作用 高 K + 血症 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 192 乳癌とその治療に関する記述について 正しいものの組合せはどれか a 腫瘤の触知をきっかけとして発見されることが多い b 癌細胞が上皮増殖因子 (EGF) 受容体陽性である場合には クエン酸タモキシフェンの効果が期待できる c 黄体形成ホルモン放出ホルモン (LH-RH) アゴニストである酢酸ゴセレリンには 副作用として頭重感 めまい ほてり感 抑うつなどがある d CAF 療法とは シクロホスファミド アザチオプリン 5- フルオロウラシルの組合せによる化学療法である

68 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 195 肺癌とその治療薬に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 塩酸イリノテカンの作用発現には 代謝活性化を必要としない b 小細胞癌と非小細胞癌では 抗癌薬に対する感受性が異なる c シスプラチンは 小細胞癌の治療に用いられる d 癌化学療法時の副作用として生じる嘔吐には セロトニン 5-HT 3 受容体遮断薬が用いられる e 喫煙は 扁平上皮癌と小細胞癌の危険因子である a b c d e 1 誤正正誤正 2 誤正正誤誤 3 正誤誤正誤 4 誤正正正正 5 正誤誤正正 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 205 抗悪性腫瘍薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a L- アスパラギナーゼは 急性リンパ性白血病に有効である b 塩酸ブレオマイシンは チュブリンの重合を妨げ 細胞分裂を阻害する c イホスファミド投与に伴う出血性膀胱炎の発現抑制にメスナを用いることがある d 癌細胞膜の P- 糖タンパク質含量の増加は 硫酸ビンクリスチンなどの抗腫瘍活性を低下させる因子の 1 つである e シタラビン (Ara-C) は核酸のプリン塩基と拮抗し 細胞分裂を阻害する 1(a b c) 2(a c d) 3(a d e) 4(b c d) 5(b c e) 6(b d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 206 子宮癌に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 子宮癌は発生部位によって 子宮頸癌と子宮体癌 ( 子宮内膜癌 ) とに分類されるが 子宮体癌がそのほとんどを占める b 子宮頸癌の多くは 病理組織学的に扁平上皮癌である c エストロゲンは 子宮体癌のリスク因子である d 子宮体癌のホルモン療法には 酢酸メドロキシプロゲステロンを用いることがある e 子宮頸癌は 子宮体癌より放射線感受性が低い 1(a b c) 2(a c e) 3(a d e) 4(b c d) 5(b d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 149 抗悪性腫瘍薬の作用機序に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a シクロホスファミドは チュブリンの重合を阻害する b エトポシドは DNA をアルキル化し DNA に損傷を引き起こす c メルカプトプリンは 体内でイノシン酸のチオ誘導体 (TIMP) に変換され DNA 及び RNA の生合成を阻止する d シタラビンは 体内でシタラビン三リン酸ヌクレオチド (Ara-CTP) になり DNA 合成を阻害する 1 (a b) 2 (a c) 3 (b c) 4 (b d) 5 (c d) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 201 慢性骨髄性白血病 (CML) の病態と治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ほとんどの例で第 22 染色体と第 9 染色体に相互転座が認められ フィラデルフィア染色体が出現する b 慢性期は 未分化な骨髄球系の細胞のみが増殖する c 急性転化を起こした後では 化学療法が著効である d 骨髄移植適用の条件としては 慢性期状態患者でドナーとの HLA(human leukocyte antigen) が一致することが望ましい e 慢性期には 腫瘍細胞の増殖抑制作用および腫瘍細胞に対する細胞傷害性を高める作用のあるインターフェロンアルファによる治療が行われる 1 (a b c) 2 (a b d) 3 (a d e) 4 (b c d) 5 (b c e) 6 (c d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 210

69 抗悪性腫瘍薬やその副作用軽減に用いられる薬物に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a クレアチニンクリアランスが 30 ml/min であれば シスプラチンを使用してよい b シスプラチンの長期使用時に出現する難聴は 主に低音域の障害である c 塩酸ドキソルビシンの総投与量が 500 mg/m 2 ( 体表面積 ) を超えると 心筋障害が出現しやすい d メスナは イホスファミドに誘発される出血性膀胱炎の発現を抑制する e L- アスパラギナーゼ使用時には 低フィブリノゲン血症の出現に注意を要する 1 (a b c) 2 (a c d) 3 (a d e) 4 (b c e) 5 (b d e) 6 (c d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 186 乳がんとその治療法に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a クエン酸タモキシフェンを用いる場合には がん細胞がエストロゲン受容体陽性であると 効果が期待できる b アロマターゼ阻害薬である塩酸ファドロゾール水和物は 副作用として副腎機能不全を生じることがある c 日本人女性の乳がん有病率は 現在減少傾向にある d 代表的な併用化学療法 CMF 療法とは シスプラチン メトトレキサート ホスホマイシンナトリウムの組合せである e 乳房温存手術では 術後の局所放射線療法は行わない 1(a b) 2(a d) 3(b c) 4(c e) 5(d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 210 悪性腫瘍の化学療法にともなう有害反応に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 悪心 嘔吐に対しては セロトニン 5-HT3 受容体遮断薬が有効である b 好中球減少が生じた場合には エリスロポエチンが用いられる c 塩酸イリノテカン投与患者では 重症の下痢による電解質異常に注意が必要である d 硫酸ビンクリスチンの投与後には 下痢が多発する e L- アスパラキナーゼは 急性膵炎や血液凝固異常を誘発することがある 1(a b c) 2(a b d) 3(a c e) 4(b d e) 5(c d e) 消毒薬第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 235 消毒薬に関する記述のうち 正しいものはどれか 1 塩化ベンゼトニウムは 消毒用エタノールと同様 結核菌 緑膿菌のみならず一部のウイルスにも有効である 2 ヨード製剤は強力な殺菌効果を持っているが 皮膚への刺激が強いため 医療器具の消毒に限られる 3 フェノールやクレゾールは 下水道への廃棄が禁じられているため 使用不可となっている 4 消毒薬自体が病原菌で汚染される可能性は低いので 量が少なくなったら継ぎ足して用いることができる 5 グルタラールは 医療器具の消毒に用いられるが 人体には使用できない 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 231 消毒薬と使用目的の正しい組合せはどれか 消毒薬名 a 3% グルタラール b 1% 次亜塩素酸ナトリウム c 0.2% グルコン酸クロルヘキシジン含有消毒用エタノール d 10% ポビドンヨード 使用目的 ア手指の消毒イ内視鏡の消毒ウ結膜嚢の消毒エ手術部位の皮膚 粘膜の消毒オ排泄物の消毒 a b c d 1 アオウエ

70 2 イオアエ 3 イアウオ 4 ウイアオ 5 エウオイ 6 エウイア 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 214 A 群 (a~e) は B 群の消毒薬 ( ア ~ オ ) の特徴を示している 正しい組合せはどれか A 群 a 殺菌作用は その酸化力によるものとされている 殺菌作用は 中性条件下よりも酸性条件下で強い 容易に水洗される b 分子内にビグアニド構造を有し これが菌体膜への結合に寄与しているとされている 手指消毒に繁用されるが 粘膜へは適用できない c 菌体表層のたん白質活性基と不可逆的結合をするので 殺菌力は最も強い 医療器具や便器等の消毒には適しているが 人には使用できない d 陽イオン界面活性剤である 芽胞 ウイルス 結核菌には無効である e 手指 皮膚の消毒 HB ウイルスの消毒 プール水の消毒に使用される B 群ア塩化ベンザルコニウムイグルコン酸クロルヘキシジンウポピドンヨードエグルタルアルデヒドオ次亜塩素酸ナトリウム a b c d e 1 イウエオア 2 ウイエアオ 3 アイウエオ 4 エオアイウ 5 イオエアウ 解毒薬第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 150 薬物中毒の治療に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a ネオスチグミンの過剰投与による中毒症状は アトロピンにより減弱される b フェノバルビタールの過剰摂取による中毒症状に対して 消化管からの吸収を阻害する目的で活性炭の反復経口投与が行われる c リチウム中毒には エデト酸カルシウムが有効である d ベンゾジアゼピン系薬物による過度の中枢抑制には フルマゼニルが用いられる a b c d 1 正誤誤正 2 正正誤正 3 誤正正誤 4 誤誤正正 5 正正正誤 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 150 薬物中毒の原因物質 解毒薬及び解毒の作用機序のうち 正しいものの組合せはどれか 原因物質 解毒薬 解毒の作用機序 a ベンゾジアゼピン系薬フルマゼニル 原因物質と作用点で競合する b 有機リン系殺虫剤 プラリドキシム (PAM) 原因物質により不活性化された酵素を再活性化する c シアン化合物 ジメルカプロール (BAL) 原因物質の代謝的解毒を促進する d 葉酸代謝拮抗薬 ホリナートカルシウム 原因物質の排泄を促進する e クマリン系抗凝血薬 ビタミン K 原因物質と作用点で競合する 1(a b c) 2(a b e) 3(a c d) 4(b d c) 5(c d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 150

71 薬物中毒とその処置法及び解毒薬に関する記述のうち 正しいものの組合わせはどれか a 血液吸着 (hemoperfusion) は 血液中の有害物質を吸着剤に接触させて除去する方法であり タンパク結合性の強い薬物も効果的に除去できる b ジメルカプロール (BAL) は 分子内に 2 つの SH 基をもち ヒ素や水銀などの重金属とキレートを形成して体外排泄を促進する c 活性炭は 消化管内の未吸収薬物の吸着には有効であるが 吸収された薬物の排泄促進には無効である d ヨウ化プラリドキシムは ムスカリン性アセチルコリン受容体遮断作用を有し 有機リン系殺虫剤の中毒時に解毒薬として投与される e フルマゼニルは ベンゾジアゼピン系薬の急性中毒に用いられる 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 148 中毒処置薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a チオ硫酸ナトリウムは シアンを毒性の低いチオシアン酸に変換し 解毒作用を現わす b ジメルカプロール (BAL) は 重金属とキレートを形成するため カドミウムやセレン中毒に用いられる c エタノールは メタノールの代謝を促進することにより毒性を軽減する d 鉛中毒の治療に用いられるエデト酸カルシウム二ナトリウムは 肝障害のある患者には禁忌である e メシル酸デフェロキサミンは 3 価の鉄イオンとキレートを形成し 鉄の排泄を促進する 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 診断用薬第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 148 診断用薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ガドジアミド水和物に含まれるガドリニウムイオンは 常磁性を示し X 線 CT 画像のコントラストを強める b メチラポンは 下垂体 TSH 分泌機能検査に用いられる c ヒト絨毛性ゴナドトロピン (hcg) は 妊娠成立早期から産生分泌されるので 尿中 hcg の有無が妊娠診断に使用される d 酢酸ゴナドレリンは 下垂体 LH 分泌機能検査に用いられる e 精製ツベルクリンは 皮下注射で結核の診断に用いられる 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 147 診断用薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a プロチレリンは 甲状腺刺激ホルモン (TSH) 分泌機能検査に用いられる b インドシアニングリーンは 血中から組織に移行することなく ほとんどすべてが腎から排泄されるので腎機能検査に用いられる c 塩化エドロホニウムは 重症筋無力症の診断薬で 静脈内注射により一過性に症状が悪化すれば陽性と判断される d ヨード造影剤としては 水溶性の高いイオン性造影剤が汎用されている e 糖尿病の患者や腎機能が低下している患者では ヨード造影剤による急性腎障害が現れやすい 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 230 機能検査薬あるいは診断用薬 (a~e) に対応する検査項目あるいは診断項目 ( ア ~ オ ) について 正しいものの組合せはどれか a 塩酸アルギニン注射液 b デンプン部分加水分解物液 c ベンチロミド内服液 d 精製ツベルクリン注射液 e スルホブロモフタレインナトリウム注射液ア下垂体機能検査イ糖尿病診断時の糖負荷試験ウ膵外分泌機能検査エ結核の診断

72 オ肝機能検査 a b c d e 1 アウイオエ 2 アイウエオ 3 オエウイア 4 オイアエウ 5 エウアイオ 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 207 診断用薬に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a インドシアニングリーン (ICG) は 肝 胆道機能検査に経口投与で使用できる b メシル酸ブロモクリプチンを経口投与すると ドパミン D2 受容体刺激によって血中プロラクチン濃度が増加する c バリウムやヨードは 原子番号が大きく X 線の吸収率が高い d CT 検査にはヨード造影剤が MRI 検査には常磁性キレートのガドリニウム製剤が用いられる e コリンエステラーゼ阻害作用を持つ塩化エドロホニウムは 重症筋無力症の鑑別診断に使用される 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 229 診断用医薬品に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a スルホブロモフタレインナトリウムは 肝機能検査に用いられる b パラアミノ馬尿酸ナトリウム 酢酸ゴナドレリンは腎機能検査に用いられる c グルカゴンは 成長ホルモン分泌機能検査やインスリノーマの診断に用いられる d インジゴカルミン インドシアニングリーンは 遮光下で保存する e 診断用医薬品は すべて室温で保存できる 1(a b c) 2(a b d) 3(a c d) 4(b c e) 5(b d e) 6(c d e) 複合問題 実験技術実験技術 医薬品開発第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 205 医薬品の副作用に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a スティーブンス ジョンソン症候群の原因薬物として カルバマゼピン フェニトイン アロプリノールの報告例が多い b 中毒性表皮壊死症の初期症状としては 38 以上の発熱 眼の充血 ロ唇のびらん 咽頭痛 紅斑などがある c スティーブンス ジョンソン症候群から 中毒性表皮壊死症に移行することはない d 中毒性表皮壊死症とライエル症候群は 異なる症状を呈する 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 208 副作用として播種性血管内凝固症候群 (DIC) を起こすことのある薬物について 正しいものの組合せはどれか a アシクロビル b インドメタシンナトリウム注 c ナファモスタットメシル酸塩 d シクロスポリン e ドセタキセル水和物 第 93 回 ( 平成 20 年 3 月 ) 問 歳の男性 頻尿 尿線途絶があり 診療所を受診した 初診時の身体所見は 身長 168 cm 体重 58 kg 脈拍 76 / 分 血圧 118/79 mmhg 体温 36.6 直腸指診で腫瘤を認めた 血液検査の結果は 白血球数 7,800 /μl 血清クレアチニン 0.8 mg/dl 尿素窒素 18 mg/dl PSA (prostate specificantigen) 2.0 ng/ml CEA (carcinoembryonic antigen) 2.0 ng/ml であった 問 209 この患者の病名として考えられるものと その治療薬の組合せのうち 正しいものはどれか 1 直腸癌ブスルファン

73 2 腎不全クエン酸カリウム クエン酸ナトリウム水和物 3 腎結石ジスチグミン臭化物 4 前立腺肥大ナフトピジル 5 前立腺癌テストステロンプロピオン酸塩問 210 この患者は問 209 の治療薬を投与されていたが その後 発熱 排尿痛 下腹部痛を起こしたため 下記の処方が追加された シプロフロキサシン塩酸塩錠 (200 mg) 2 錠 1 日 2 回朝夕食後 7 日分しかし 本剤服用にもかかわらず 症状の改善が見られなかったため薬局に相談に来た 患者は自宅にあった一般用医薬品を毎食後に服用しており 薬剤師が確認した結果 薬物間相互作用が原因と判断された 原因と考えられる薬物はどれか 1 イブプロフェン 2 アスコルビン酸 3 スクラルファート 4 クロルフェニラミンマレイン酸塩 5 ファモチジン 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 149 非臨床試験に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a GLP は 医薬品の安全性に関する非臨床試験の実施の基準である b 一般薬理試験は 目的とする主作用以外の薬理作用について検討する試験である c 生殖 発生毒性試験では 被験薬の変異原性も調べられる d 反復投与毒性試験では 単回投与毒性試験で毒性が現れる用量での検討は不要である e 薬効薬理試験には 病態モデル動物での試験や作用機序に関する試験も含まれる 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 205 薬物とその禁忌となる疾患との対応の正誤について 正しい組合せはどれか a シルデナフィルクエン酸塩 気管支喘息 b エルゴタミン酒石酸塩 狭心症 c メトプロロール酒石酸塩 頻脈性不整脈 d ベザフィブラート 腎不全 e エストラジオール 肺塞栓症 a b c d e 1 正誤正正誤 2 正正誤誤誤 3 正誤誤正正 4 誤正正誤正 5 誤正誤正正 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 210 高齢者とその薬物療法に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 血漿アルブミン濃度及び α1 酸性糖タンパク質濃度が低下していることが多い b 一般に腎機能が低下しているので 腎排泄型薬物の投与には注意が必要である c 体脂肪率が増加し, 脂溶性薬物の分布容積が大きくなることが多い d 血中濃度の消失半減期が長い薬物ほど 高齢者に安全に使用できる e ベンゾジアゼピン系薬に対する感受性が高くなるので 投与量に注意が必要である 1(a b c) 2(a b d) 3(a d e) 4(b c e) 5(c d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 215 医薬品の臨床試験の実施に関する基準 (GCP) に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 治験薬の化学名又は識別記号は治験薬概要書には必須である b 治験依頼者は治験薬の容器に 予定される用法 用量を記載しなければならない c 治験施設支援機関 (SMO) から派遣の治験コーディネーター (CRC) も守秘義務が課せられる d 治験実施医療機関の長は 治験に係わる審議及び採決に参加しなければならない

74 e 治験薬は 治験審査委員会で審査が終了すれば 治験の契約が締結される前でも交付できる 1(a b) 2(a c) 3(b e) 4(c d) 5(d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 216 前日よりインフルエンザ様症状を呈した 14 歳の男子 ( 体重 42 kg 血清クレアチニン 0.9 mg/dl) に対し 次の処方が出された 処方医に対する薬剤師の対応について 正しいものの組合せはどれか 処方オセルタミビルリン酸塩カプセル 75 mg( オセルタミビルとして ) 2 カプセル 1 日 2 回朝 夕食後 14 日分アスピリン ダイアルミネート錠 330 mg 2 錠発熱時頓用 1 日 2 回まで 5 回分 a オセルタミビルの分量を 1 カプセルに変更を求める b オセルタミビルの投与日数を 5 日分に変更を求める c アスピリンの使用中止もしくは他剤への変更を求める d アスピリンの 1 回量を 1 錠に変更を求める e アスピリンの頓用を食後投与に変更を求める 1(a c) 2(a d) 3(a e) 4(b c) 5(b d) 6(b e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 218 精神科 神経科系疾患患者 ( 男性 63 歳 ) に対する処方に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれ か 処方 (1) ハロペリドール錠 1 mg 3 錠 トリヘキシフェニジル塩酸塩錠 2 mg 3 錠 1 日 3 回 毎食後 14 日分 (2) センノシド錠 12 mg 2 錠 1 日 1 回 就寝前 14 日分 a パーキンソン病治療のための処方である b トリヘキシフェニジル塩酸塩は ハロペリドールによる薬剤性錐体外路障害の治療目的で処方されている c トリヘキシフェニジル塩酸塩をレボドパに変更して処方することも可能である d センノシドは併用薬による便秘に対して処方されている a b c d 1 正誤誤誤 2 誤正誤正 3 正誤正正 4 誤正正誤 5 誤誤誤正 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 220 内服薬の処方について 禁忌のため疑義照会が必要とされる正しいものの組合せはどれか a 前立腺肥大症の患者に対して メチレンジサリチル酸プロメタジンを含有する感冒用配合剤が処方された b インスリン製剤で十分な血糖降下作用が得られない患者に対して ボグリボースが処方された c ネフローゼ症候群の患者に対して シクロスポリンが処方された d 気管支喘息のある患者に対して プロプラノロール塩酸塩が処方された e 消化性潰瘍のある患者に対して インドメタシンが処方された 1(a b c) 2(a c e) 3(a d e) 4(b c d) 5(b d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 歳 関節リウマチの女性患者に対する処方の鑑査に関する記述のうち 正しいものの組み合わせはどれか 処方 1 エトドラク錠 200 mg 2 錠サラゾスルファピリジン腸溶錠 500 mg 2 錠

75 1 日 2 回朝 夕食後 28 日分 処方 2 ミソプロストール錠 200μg 4 錠 1 日 4 回朝 昼 夕食後 就寝前 28 日分 処方 3 メトトレキサートカプセル 2 mg 2 カプセル 1 日 2 回朝 夕食後 28 日分 a エトドラクは この疾患に適応がないので疑義照会する b サラゾスルファピリジンは この疾患に対する分量としては多すぎるので疑義照会する c ミソプロストールは 流産の報告があるので妊娠の有無を確認する d メトトレキサートは この疾患に対する用法 用量と異なるので疑義照会する e この疾患に対しては メトトレキサート ホリナート救援療法を行うべきであり疑義照会する 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 225 以下の注射薬と内服薬が併用された場合 薬物間相互作用が問題となる組合せはどれか 注射薬 内服薬 a フルコナゾール トリアゾラム b アシクロビル フェニトイン c フルルビプロフェンアキセチル ノルフロキサシン d パニペネム ベタミプロン バルプロ酸ナトリウム e アミカシン硫酸塩 小柴胡湯 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 228 次の薬物の重大な副作用及びその主な初期症状に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 重大な副作用 主な初期症状 a イホスファミド 出血性膀胱炎 排尿痛 残尿感 頻尿 血尿 b ブホルミン塩酸塩 代謝性アルカローシス腹痛 下痢 嘔気 呼吸亢進 c カプトプリル 血管浮腫 顔面 舌 咽頭の腫脹 呼吸困難 d インターフェロンアルファ抑うつ 自殺企図 不眠 不安 焦燥 e 小柴胡湯 間質性腎炎 乏尿 血尿 尿タンパク 第 92 回 ( 平成 19 年 3 月 ) 問 238~ 歳男性 身長 160 cm 体重 68 kg 定期健診で高血圧を指摘され 1 年以上前から治療を行っている 定 期受診後 薬剤師が患者面談を行った 処方 処方 1 ビソプロロールフマル酸塩錠 5 mg 1 錠 1 日 1 回朝食後 60 日分 処方 2 フルニトラゼパム錠 1 mg 1 錠 1 日 1 回就寝前 14 日分 処方 3 ファモチジン錠 20 mg 1 錠 1 日 1 回就寝前 60 日分 検査値 : アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ (AST)26 IU/L アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT) 34 IU/L γ-グルタミルトランスペプチターゼ (γ-gtp)102 IU/L 尿素窒素(BUN)20 mg/dl 血清クレ アチニン (Scr)0.85 mg/dl 血清総コレステロール (TC)260 mg/dl 血清トリグリセリド (TG)252 mg/dl 血圧 : 135 mmhg/85 mmhg 心拍数 : 80/ 分 現病歴 : 頭痛 腰痛 不眠症 高血圧 ( 時々 頻脈 ) 逆流性食道炎 嗜好品 : 喫煙なし ビール大ビン 2 本 / 日 OTC 薬 : なし アレルギー歴 副作用歴 : なし 健康食品 : 時々摂取 問 238 患者及び処方についての解説に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか

76 a 患者は高血圧症で頻脈があるため アドレナリン β 1 受容体遮断薬のビソプロロールフマル酸塩を服用している b 不眠は血圧コントロール不良の一因となるため フルニトラゼパムが処方されている c ヒスタミン H 2 受容体遮断薬のファモチジンは 過量である d フルニトラゼパムは向精神薬であるため 14 日分の処方となっている e ビソプロロールフマル酸塩がフルニトラゼパムの代謝を阻害し 薬効が強く現れる可能性がある 1(a b d) 2(a b e) 3(a c e) 4(b c d) 5(c d e) 問 239 患者データに関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 血圧はほぼコントロールされているが 境界域にあるので 注意する必要がある b BUN が高値を示しているので 肝機能障害が疑われる c γ-gtp が高値であるのは飲酒による可能性がある d TC や TG が高値のため 食事に気をつけ 休重を減らすように指導が必要である e 腎機能障害があるため 服薬を一時中止する必要がある 1(a b e) 2(a c d) 3(a c e) 4(b c d) 5(b d e) 問 240 服薬指導に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a 自動車の運転等 危険を伴う機械の操作を行わないよう指導した b 睡眠薬はお酒と一緒に飲むと中枢抑制作用が強くなるので 併用しないよう指導した c 全身倦怠感や皮下出血を認めた場合には ファモチジンの副作用の可能性があるので医師に相談するように指導した d セント ジョーンズ ワート ( 西洋オトギリソウ ) はシトクロム P450(CYP3A4) を阻害してファモチジンの血中濃度を高くするので 摂取を避けるように指導した a b c d 1 正誤正正 2 誤正誤正 3 正正誤誤 4 誤誤正正 5 正正正誤 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 147 次の記述のうち 正しいものの組合せはどれか a クロモグリク酸ナトリウムは ケミカルメディエーター遊離抑制作用を有し アレルギー性結膜炎に用いられる b オフロキサシンは ニューキノロン系抗菌薬で トラコーマの治療に使用される c ラタノプロストは プロスタグランジン F2α の誘導体で 眼房水の流出を促進して眼圧降下を引き起こす d 臭化水素酸ホマトロピンは 瞳孔散大筋のムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断して 散瞳を引き起こす e 臭化ピリドスチグミンは 短時間作用型のコリンエステラーゼ阻害薬で 緑内障の治療に用いられる 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 149 非臨床試験に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 一般毒性試験は 単回投与毒性試験と反復投与毒性試験に大別される b 反復投与毒性試験とは 6 ヶ月を超える長期連続投与試験のことである c 臨床試験を開始するためには すべての非臨床試験の結果が得られていなければならない d 生殖 発生毒性試験は 被験薬物の催奇形性作用を明らかにすることを目的とする e 依存性試験は 特殊毒性試験に属し 被験薬物の身体依存性と精神依存性を明らかにする目的で実施される 1(a b) 2(a e) 3(b c) 4(c d) 5(d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 192 以下の医薬品のうち 妊婦に投与禁忌となるものの正しい組合せはどれか

77 a エトレチナート b リン酸ピリドキサール c マレイン酸エナラプリル d スクラルファート e ミソプロストール 1(a b c) 2(a c e) 3(a d e) 4(b c d) 5(b d e) 6(c d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 歳 男性 体重 80 kg 左母趾の付け根部分の激痛 同部の腫脹と発赤で来院した 消炎鎮痛薬の投与により痛みは軽減した 10 年前からタンパク尿 5 年前から高血圧を指摘されていたが 放置していた 検査結果は以下の通りであった 血圧 177/107 mmhg 脈拍 77/ 分 整 尿所見 : タンパク (+) 糖(-) 沈渣で赤血球 15~20/ 視野 血液生化学 ( 括弧内は基準値 ): 総タンパク質 6.4 g/dl(6.5~8.2) 尿素窒素 66 mg/dl(8~20) クレアチニン 3.8 mg/dl(0.6~1.2) 尿酸 11.1 mg/dl( 男性 3.5~7.5) Na 133 meq/l(135~149) K 5.5 meq/l (3.5~4.9) Cl 93 meq/l(96~108) この患者に対する適切な治療薬の組合せはどれか a プロベネシド b スピロノラクトン c ヒドロクロロチアジド d ニフェジピン e アロプリノール 1(a b) 2(a c) 3 b d) 4(c e) 5(d e) 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 204 インフルエンザウイルス感染症及びその予防と治療に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a インフルエンザウイルスは A B C の 3 型に分類される b インフルエンザ HA ワクチンは B 型インフルエンザウイルスには予防効果がない c 塩酸アマンタジンは 副作用として幻覚 せん妄 痙れんを生じることがある d ノイラミニダーゼ阻害薬は インフルエンザ様症状の発現から 2 日以内に投与を開始する e 小児の発熱時には アスピリンはライ症候群を引き起こす危険性があるため ジクロフェナクナトリウムが第一選択となる a b c d e 1 正正正誤正 2 正誤正正誤 3 正誤誤正正 4 誤正誤誤正 5 誤正正正誤 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 205 癌牲疼痛に用いられる医薬品に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a WHO 方式の疼痛治療では 疼痛の程度が軽い段階から塩酸モルヒネを積極的に用いる b 鎮痛薬に加えて 塩酸アミトリプチリンなどの鎮痛補助薬を用いることがある c 塩酸モルヒネの消失半減期は 24 時間と長いので 1 日 1 回の投与で効果的である d オピオイド鎮痛薬の副作用に悪心 嘔吐があり その予防には塩酸グラニセトロンが用いられる e フェンタニルの貼付剤により 3 日間程度持続する鎮痛効果が得られる a b c d e 1 正正正正誤 2 正誤誤誤正 3 誤正誤誤正 4 誤正正誤正 5 誤誤正正誤 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 206~207 下記の症例の臨床経過を読んで 問に答えよ < 症例 > 24 歳の女性 体重 40 kg 朝食はいつも摂らず 昼食も偏食がちで欠食することも多かった 顔色は悪く 血圧も低い方であった 特に薬の服用はない このところ体調がすぐれないため 近医を受診したところ 以下の検査結果であった 検査結果 ( 括弧内の値は基準値 )

78 白血球数 5200/μL(4500~9000) 血色素量 6.2 g/dl( 女性 11.4~14.7) 血小板数 /μL(13 ~40 104) MCV( 平均赤血球容積 )62 fl(81~100) MCHC( 平均赤血球血色素濃度 )28%(31~35) 問 206 上記の検査結果から推定可能な疾患の正しいものの組合せはどれか a 溶血性貧血 b 鉄欠乏性貧血 c 再生不良性貧血 d 無トランスフェリン血症 e 葉酸欠乏による貧血 1(a b) 2(a c) 3(b d) 4(c e) 5(d e) 問 207 さらに検査を施行し 血清鉄 9μg/dL( 女性 40~160) 総鉄結合能 450 μg/dl( 女性 240~350) トランスフェリン飽和率 (= 血清鉄 / 総鉄結合能 100)2 % 血清フェリチン値 5 ng/ml( 女性 10~80) 電解質 :Na 136 meq/l(135~149) K 3.6 meq/l(3.5~4.9) Cl 100 meq/l(96~108) 乳酸脱水素酵素 (LDH)210 IU/L(200~400) であった このため ある薬剤の投与が開始された この症例の検査値と治療薬 ( 血液製剤を含む ) に関する記述のうち 正しいものはどれか 1 血清鉄値 トランスフェリン飽和率 血清フェリチン値が低値であったため 鉄剤の経口投与を開始した 2 血清鉄値の低下と溶血の検査所見が認められたため プレドニゾロンの経口投与を開始した 3 再生不良性貧血を考えて 白血球除去赤血球製剤の輸血を行った 4 葉酸の欠乏を考えて ホリナートカルシウムの投与を開始した 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 208~210 下記の症例の臨床経過を読んで 問に答えよ < 症例 > 30 歳の男性 このところ疲れやすく 37 台後半の熱が持続し 下肢に出血斑を認めたため 近医を受診した 初診時の身体所見は 身長 175 cm 体重 68 kg 脈拍 80/ 分 整 血圧 120/78 mmhg 体温 37.8 瞼結膜に軽度の貧血を認めたが 球結膜には黄染 ( 黄疸 ) を認めなかった 頸部に 2 cm 2 cm 大のリンパ節を 4 個触知し 肝脾腫が認められた 近医で施行した検査結果は以下の通りであった 検査結果 ( 括弧内の値は基準値 ) 白血球数 2500/μL(4500~9000) 血色素量 8.2 g/dl( 男性 12.0~16.2) 血小板数 /μl(13~ ) 電解質:Na 136 meq/l(135~149) K 4.5 meq/l(3.5~4.9) Cl 100 meq/l(96~108) 乳酸脱水素酵素 (LDH)630 IU/L(200~400) 尿素窒素(BUN)12 mg/dl(8~20) 血清クレアチニン 0.8 mg/dl(0.6~1.2) 問 208 上記の記述に基づいて判断する場合 正しいものの組合せはどれか a 悪性腫瘍により発熱が出現することはまれなので この発熱は悪性腫瘍とは関係がない b 下肢に出現した出血斑は 血小板減少による可能性がある c 頸部リンパ節の触知 肝脾腫の所見は 異常とはいえない d 瞼結膜に認められた貧血は 血色素量 8.2 g/dl を反映している e 逸脱酵素の上昇から 何らかの細胞の破壊が起きている可能性がある 問 209 さらに検査を施行したところ 血液凝固系 線溶系検査で プロトロンビン時間 (PT) 活性化部分トロンボプラスチン時間 (APTT) とも延長し フィブリノゲン値の低下 フィブリン分解産物 (FDP) 値の上昇を認めた また 骨髄検査を施行したところ 有核細胞数の増加を認め このうち前骨髄球が 90% 以上を占めていた この疾患に関する病態と治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 大多数の骨髄細胞にフィラデルフィア染色体が認められる b 播種性血管内凝固症候群 (DIC) を合併している可能性があるため DIC に対する治療も並行して行う必要がある c トレチノインの内服による分化誘導療法を行う d 急性白血病であるから 直ちに抗腫瘍薬の多剤併用による化学療法を施行する e メシル酸イマチニブの内服により 完全寛解に導入することができる 1(a b) 2(a d) 3(b c) 4(c e) 5(d e) 問 210 この患者に用いられる可能性の高い治療薬について 正しいものの組合せはどれか a ヘパリンナトリウム b メシル酸ガベキサート c ワルファリンカリウム d ウロキナーゼ e 乾燥濃縮人アンチトロンビン III

79 第 91 回 ( 平成 18 年 3 月 ) 問 236 次の症例に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか [ 症例 ] 65 歳 高脂血症の女性に対し ベザフィブラート (1 日 400 mg) の投与を開始したところ 8 日目に全身倦怠感が発現したため 本剤の投与を中止した 更に 2 日後にはクレアチンキナーゼ (CK) 値が 19,350 IU/L と上昇していた そこで精査のため入院させて経過を観察したところ 13 日後に回復し (CK 値 60 IU/L) 退院となった a これらの症状から横紋筋融解症が疑われる b これらの症状は 腎機能障害を有する患者にベザフィブラートを投与した場合に発現しやすい c これらの症状は 血中 尿中ミオグロビンの上昇を伴うケースが多い d これらの症状は シンバスタチンでも起きることがある a b c d 1 正正正正 2 正正誤正 3 正誤正誤 4 誤正正誤 5 正誤誤正 6 誤正誤正 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 148 次の薬物 - 適応症 - 薬理試験法のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 適応症 薬理試験法 a フェノバルビタール 強直間代発作 最大電撃痙れん法 b ハロペリドール 統合失調症 葛藤 ( コンフリクト ) 試験 c インドメタシン 関節リウマチ アジュバント関節炎法 d アセトアミノフェン 発熱 酢酸ライジング試験 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 149 非臨床試験に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 安全性試験には 一般毒性試験と特殊毒性試験がある b 反復投与毒性試験の結果は 被験薬物の無毒性量の推定に用いられる c 依存性試験は 被験薬物の中枢作用の有無を明らかにする目的で実施される d 遺伝毒性 ( 変異原性 ) 試験は 被験薬物の生殖 発生に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 157 次の薬物とその活性代謝物との対応のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 活性代謝物 a プリミドン フェニトイン b アミトリプチリン ノルトリプチリン c イミプラミン デシプラミン d ニトラゼパム ジアゼパム e アロプリノール オキシプリノール 1(a b c) 2(a b d) 3(a d e) 4(b c d) 5(b c e) 6(c d e) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 206 次の医薬品と疾病の対応について 投与が禁忌となっているものの組合せはどれか a 塩酸カルテオロール 緑内障 b 塩酸イミプラミン 緑内障 c 塩酸プロプラノロール 気管支ぜん息 d マレイン酸エナラプリル 気管支ぜん息 e インスリン 重症感染症を合併した糖尿病 f グリベンクラミド 重症感染症を合併した糖尿病

80 1(a c e) 2(a c f) 3(a d e) 4(b c f) 5(b d e) 6(b d f) 第 90 回 ( 平成 17 年 3 月 ) 問 218 薬物の相互作用に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか a アロプリノールは メルカプトプリンの代謝を抑制してその血中濃度を上昇させ 骨髄抑制作用を増強することがある b 塩酸ミノサイクリンは ケイ酸マグネシウムとキレートを作るが 他の金属カチオン含有制酸薬とは併用してさしつかえない c リトナビルは エスタゾラムの代謝を阻害し血中濃度を上昇させ 呼吸抑制を起こすことがある d セイヨウオトギリソウは CYP3A4 を誘導し タクロリムス水和物やシクロスポリンの曲中濃度を低下させることがある e メロペネム三水和物は フェニトインの代謝を促進して血中濃度を低下させ 痙れん発作を誘発させることがある a b c d e 1 正誤誤正正 2 正誤正正誤 3 誤正正誤正 4 正正誤正誤 5 誤誤正誤正 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 180 脳梗塞とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 片麻痺 失語 眼球運動障害は 脳出血では出現するが 脳梗塞では認められない b 病因には 塞栓性と血栓性とがある c 血栓溶解薬 ( ウロキナーゼなど ) は 使用禁忌である d 2 次予防には 血小板凝集抑制薬 ( アスピリンなど ) が用いられる e 頭蓋内圧亢進 脳浮腫の治療には D- マンニトールを点滴静注する 1(a b c) 2(a c e) 3(a d e) 4(b c d) 5(b d e) 6(c d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 181 くも膜下出血とその治療に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 突然の強い頭痛を初発症状とする b 原因には脳動脈瘤と脳動静脈奇形部の破裂によるものとがある c 患者から採取された髄液は 無色透明である d 脳血管れん縮を生じると 脳虚血をきたす危険がある e トロンボキサン A 2 合成酵素阻害薬のオザグレルナトリウムは 脳血管れん縮に対して無効である 1(a b d) 2(a b e) 3(a c e) 4(b c d) 5(c d e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 191 前立腺肥大症による排尿障害を生じている患者に対して 投与が禁忌となっている薬物の正しいものの組合せはどれか a 硫酸アトロピン b 塩酸プロメタジン c 塩酸タムスロシン d 塩酸チクロピジン e 塩酸ジフェンヒドラミン 1(a b e) 2(a c d) 3(a d e) 4(b c d) 5(b c e) 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 218 高血圧症 食道カンジダ症及び尿失禁のあった 80 歳の女性患者が 嚥下障害の改善とふらつきの原因の精査 治療のため診療所から紹介入院した 肝機能 腎機能障害は認められず 副作用歴 アレルギー歴もない患者である 診療所からの持参薬を継続処方 ( 処方 a ) していたが 入院 1 週後に不眠と皮膚のかゆみを訴えたため 処方 ( 処方 b ) が追加された この患者の服薬指導担当薬剤師が主治医に対して処方変更を提案した内容 (1~5) のうち 正しいものはどれか 処方 a ベシル酸アムロジピン錠 (5 mg)1 錠

81 フルコナゾールカプセル (100 mg)1 カプセル塩酸プロピベリン錠 (20 mg)1 錠処方 b トリアゾラム錠 (0.125 mg)1 錠塩酸セチリジン錠 (10 mg)1 錠 1 ベシル酸アムロジピンと塩酸セチリジンは併用禁忌の組合せであるので 後者を中止し 他の薬剤に変更する 2 ベシル酸アムロジピンとトリアゾラムは併用注意の組合せであるので 後者の用量を減量する 3 フルコナゾールと塩酸セチリジンは併用注意の組合せであるので 後者の用量を減量する 4 フルコナゾールとトリアゾラムは併用禁忌の組合せであるので 後者を中止し 他の薬剤に変更する 5 塩酸プロピベリンと塩酸セチリジンは併用禁忌の組合せであるので 後者を中止し 他の薬剤に変更する 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 220 医薬品の薬用量の大小と適応症の関係の正誤について 正しい組合せはどれか 適応 ( 症 ) による薬用量 医薬品 大 小 a アスピリン 脳梗塞 慢性関節リウマチ b スルピリド 胃 十二指腸潰瘍 統合失調症 c メトトレキサート 白血病 慢性関節リウマチ d ジピリダモール ネフローゼ症候群 狭心症 a b c d 1 正誤誤誤 2 誤誤正正 3 正正誤誤 4 正誤正誤 5 誤正誤正 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 221 医薬品間の相互作用に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a ワルファリンカリウム服用患者にフェノバルビタールを併用すると 出血傾向が強くなることがある b インターフェロンアルファを投与中に小柴胡湯を併用すると 間質性肺炎が起こりやすくなる c 塩酸テトラサイクリンを鉄剤と同時に服用すると 吸収が低下して作用が減弱されることがある d メルカプトプリン服用患者にアロプリノールを併用すると メルカプトプリンの尿中排泄が促進され その作用が減弱されることがある 第 89 回 ( 平成 16 年 3 月 ) 問 237~240( ただし問 238 は省略 ) 高血圧症で通院中の男性 (38 歳 ) 2000 年 10 月よりニフェジピン徐放錠 (20 mg)1 日 2 錠 ( 朝夕食後 ) を服用し 血圧は良好に維持されていた しかし 2003 年に入り血圧コントロールが不良となり 7 月には 164/100 mmhg 8 月には 190/110 mmhg を示した なお 肝および腎機能は正常であった この時点での問診により 患者は 2003 年 3 月から他院にて結核治療のためイソニアジド錠 (100 mg)1 日 3 錠 ( 毎食後 ) リン酸ピリドキサール錠 (20 mg)1 日 3 錠 ( 毎食後 ) リファンピシンカプセル (150 mg)1 日 3 カプセル ( 朝食前 ) を服用していることが判明した なお この間 患者の服薬コンプライアンスは良好であり 生活習慣 食生活に変化はなかった なお 既往歴に気管支ぜん息がある 問 237 上記の臨床経過をふまえて以下の問に答えよ この患者の血圧コントロール不良の原因として考えられるものはどれか 1 イソニアジドによりニフェジピンの Ca 2+ チャネル遮断作用が減弱した 2 リファンピシン服用によりニフェジピンの代謝酵素が誘導された 3 リン酸ピリドキサール併用によりニフェジピンの吸収が阻害された 4 イソニアジド併用によりニフェジピンの腎排泄が促進された 問 239 上記の臨床経過をふまえて以下の問に答えよ この患者の血圧コントロールを改善するために ニフェジピンを他薬に変更したい 結核治療は継続されているとして 選択可能な薬物の正しい組合せはどれか a トリクロルメチアジド b 塩酸プロプラノロール c フェロジピン d カンデサルタンシレキセチル

82 問 240 上記の臨床経過をふまえて以下の問に答えよ 一般に ニフェジピン服用患者に対して注意を要する薬物 飲食物の正しい組合せはどれか a イトラコナゾール b テオフィリン c グレープフルーツジュース d グリベンクラミド e リトナビル 1(a b c) 2(a b d) 3(a c e) 4(b d e) 5(c d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 121 非臨床試験に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 各種の新規医薬品候補物質の中から 目的とするもの又は特定の薬理活性をもつものを選別することを 特定スクリーニングテストという b 毒性試験は 一般毒性試験と特殊毒性試験に大別されるが 後者の試験では薬物動態 癌原性 依存性などが検索される c 酵素や受容体に対する作用など 数多くの項目を試験して その物質の開発の可能性を幅広く見出すことを ランダムスクリーニングテストという d 薬効薬理試験は 臨床的に期待される薬理学的特性 ( 主作用 ) と作用機序の解明を目的とする試験で 健常動物や各種病態モデル動物が用いられる e 一般薬理試験は 主作用以外の薬理作用を明らかにするための試験であり 主に病態モデル動物が用いられる 1 (a b c) 2 (a b e) 3 (a c d) 4 (b d e) 5 (c d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 150 次の薬物とその有害作用に対する処置薬の対応のうち 正しいものの組合せはどれか 薬物 処置薬 a シスプラチン チオ硫酸ナトリウム b メトトレキサート ホリナートカルシウム c 有機リン系農薬 ヨウ化プラリドキシム d アスピリン N-アセチルシステイン 1 (a b) 2 (a d) 3 (b c) 4 (b d) 5 (c d) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 151 次の薬物相互作用の中で 薬力学的 (pharmacodynamic) 相互作用と考えられるものはどれか 1 アルミニウム含有制酸剤によるエノキサシンの作用減弱 2 チアジド系利尿薬によるジゴキシンの作用増強 3 リファンピシンによるトリアゾラムの作用減弱 4 イトラコナゾールによるシクロスポリンの作用増強 5 コレスチラミンによるワルファリンの作用減弱 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 181 薬物の有害作用に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 薬物による免疫毒性は 抗原性による他に 免疫機能の間接的な抑制によっても起きる b 塩酸モルヒネによる有害反応としては 下痢が現れやすい c 薬物による悪心 嘔吐は 局所の消化管粘膜傷害だけでなく 中枢の化学受容器引金帯 (CTZ) を介して起きる d 非ステロイド性抗炎症鎮痛薬は プロスタグランジン類の産生を促すことで 腎障害を誘発する 1 (a b) 2 (a c) 3 (a d) 4 (b c) 5 (b d) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 198 次の症例報告を読み 以下の鑑別診断と治療薬に関する文章中 [ ] の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか 患者 (37 歳女性 ) は 腹痛と粘血便で来院した 半年前から下痢が始まり回数が増えた 大腸の内視鏡検査では 全周性に発赤や浮腫の強い 易出血性の粘膜が観察されたことから 活動性の潰瘍性大腸炎を疑った 慢性持続性下血を伴う疾患の鑑別診断には 大便培養検査や口腔観察などがあり 前者では [ a ] を 後者では [ b ] を 除外できるか否かを鑑別する また潰瘍性大腸炎の治療薬としては [ c ] や [ d ] が用いられる

83 a b c d 1 感染性腸炎 小腸疾患 フマル酸クレマスチン プレドニゾロン 2 感染性腸炎 クローン病 サラゾスルファピリジン プレドニゾロン 3 過敏性腸症候群 小腸疾患 フマル酸クレマスチン インドメタシン 4 過敏性腸症候群 クローン病 サラゾスルファピリジン プレドニゾロン 5 感染性腸炎 クローン病 フマル酸クレマスチン インドメタシン 6 過敏性腸症候群 小腸疾患 サラゾスルファピリジン プレドニゾロン 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 202 顆粒球減少症を引き起こす可能性がある薬物 薬剤として 正しいものの組合せはどれか a クロルプロマジン b メチルプレドニゾロン c 顆粒球コロニー刺激因子 (G-CSF) 製剤 d プロピルチオウラシル e スルファメトキサゾール トリメトプリム (ST 合剤 ) 1 (a b c) 2 (a c d) 3 (a d e) 4 (b c e) 5 (b d e) 6 (c d e) 第 88 回 ( 平成 15 年 3 月 ) 問 235 末期癌患者の薬物療法に関する記述のうち 正しいものはどれか 1 リン酸コデインや塩酸モルヒネの作用は ペンタゾシンや塩酸ブプレノルフィンの併用により減弱することがある 2 作用の強い麻薬性鎮痛薬を使用すると 癌患者の生存期間を短縮させる恐れがあるので用いない方がよい 3 末期癌の持続性の痛みには 塩酸モルヒネの頓服が合理的である 4 癌患者の疼痛緩和を目的に使用する塩酸モルヒネは 副作用や習慣性及び退薬症候に注意する必要があるため 投与量の上限が設定されている 5 塩酸モルヒネでコントロールできない疼痛は 向精神薬を併用しても軽減することはない 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 121 わが国の医薬品 GLP に関する記述のうち, 正しいものの組合せはどれか a 臨床試験の実施基準を定めたものである b 非臨床安全性試験実施に関する基準である c 公的機関により試験実施施設が GLP 基準に適合しているか否か実地調査される d 試験結果の最終報告書は試験責任者が作成する e 信頼性保証部門責任者は最終報告書を調査し, 誤りを発見したときは必要な修正を行う 1(a,b,d) 2(a,b,e) 3(a,c,e) 4(b,c,d) 5(c,d,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 150 次の薬物 適応症 重篤な有害作用の対応のうち, 正しいものの組合せはどれか 薬物 適応症 重篤な有害作用 a ジギトキシン うっ血性心不全 不整脈 b プラバスタチンナトリウム 高コレステロール血症 平滑筋融解症 c 塩酸イリノテカン 肺がん 骨髄機能抑制 d 塩酸アミオダロン 狭心症 間質性肺炎, 肝障害 e ペニシラミン 高尿酸血症 無顆粒球症 1(a,c) 2(a,d) 3(b,d) 4(b,e) 5(c,e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 182 わが国の臨床試験 ( 治験 ) に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 新規薬物の臨床効果は可能な限り プラセボと比較すべきである b 対象患者の無作為化割り付けの目的は 治療群間での効果に影響する要因の系統的な偏りを排除することである c 二重遮へい ( 盲験 ) 試験は 薬効評価における患者側のプラセボ効果排除のみを目的としている d 新規薬物でも海外で十分に効果が報告されている場合には インフォームド コンセント (IC) を取得する必要はない

84 e 医療機関の治験審査委員会 (IRB) は 個人情報保護のため当該機関に所属する者 ( 医師 薬剤師など ) のみで構成される 1(a b) 2(a c) 3(b c) 4(b d) 5(c e) 6(d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 211 医薬品の副作用報告 市販後調査及びこれらに関連する制度に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 保険薬局は 医薬品等安全性情報報告制度の対象ではない b 医薬品を投与された患者に生じたあらゆる好ましくない出来事を有害事象とよび このうち当該医薬品との因果関係が否定できないものを副作用とよぶ c 医薬品の市販後調査とは 有害事象と副作用のみを調査する制度である d 市販後調査により収集された情報は 薬剤疫学の解析対象となる 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 212 医薬品の適正使用に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 薬物療法を効果的に進めるためには 患者の服薬コンプライアンスを高めることが重要である b 患者の状態に合った最適な薬剤を選択することは 薬剤師の裁量で行える c 医薬品の適正使用を遂行するには 適切な医薬品情報の収集 整理 評価及び提供が不可欠である d 医薬品の有効性情報は 安全性情報よりも優先されるべきである e 医薬品の適正使用は 患者の QOL や医療経済学的な観点から重要である 1(a b c) 2(a b d) 3(a c e) 4(b c d) 5(b d e) 6(c d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 213 臨床試験のデザインや統計解析に関する記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 盲検化と無作為化は 臨床試験における偏りを回避するために有用な技法である b 臨床試験により有効性の実証された標準薬が存在しない場合 対照薬としてプラセボの使用ができる c 無作為に分けた 2 群の一方に試験薬 A を 他方に対照薬 B を用いて薬の治療効果を比較する場合 対応のある t 検定を用いる d 2 群間の差が 5% 水準で有意であるとして 帰無仮説を棄却した場合 両群間に差があるものを誤って否定する危険が 20 回に 1 回であることを意味する e 臨床データの種類には 計量尺度や順序尺度によるものがあり 順序尺度の検定手法として Wilcoxon 法がある 1(a b c) 2(a b e) 3(a d e) 4(b c d) 5(b c e) 6(c d e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 215 次の薬物群 (a~e) に該当する副作用 ( ア~オ ) の正しい組合せはどれか a 抗てんかん薬 ( カルバマゼピン バルビツール酸系薬 ) b ドパミン D2 受容体遮断薬 c 非ステロイド性抗炎症薬 d ヒドロキシメチルグルタリル CoA(HMG-CoA) 還元酵素阻害薬 e 三環系抗うつ薬ア横紋筋融解症イ消化器症状ウ Stevens-Johnson 症候群エ抗コリン性副作用オ錐体外路症状 a b c d e 1 アオイウエ 2 ウオイアエ 3 ウエイオア 4 エオウイア 5 イウエアオ 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 216 次の副作用 (a~e) の初期症状 ( ア~オ ) の正しい組合せはどれか a 横紋筋融解症 b 消化器症状 c Stevens-Johnson 症候群 d 抗コリン性副作用 e 錐体外路症状ア熱がでる 発疹がでる 水疱ができる

85 イ手足に力が入りにくい 筋肉に痛みがある ウ口やのどが渇く 尿がでにくい エお腹が痛む 便の色が黒くなる オ手指がふるえる よだれがでる 表情が変化する a b c d e 1 アエイウオ 2 イエウオア 3 イエアウオ 4 ウオアエイ 5 イエアオウ 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 220 肝硬変の合併症に対する処方に関する記述の正誤について 正しい組合せはどれか 処方 1) スピロノラクトン錠 25 mg 4 錠 フロセミド錠 40 mg 2 錠 1 日 2 回朝夕食後 14 日分 2) ラクツロース 60% シロップ 60 ml 1 日 3 回毎食後 14 日分 3) カナマイシンカプセル 250 mg 6 カプセル 1 日 3 回毎食後 14 日分 a 肝硬変では 高アルドステロン血症を伴うことが多いため スピロノラクトンは第一選択であり フロ セミドは補助的に処方されていると考えられる b スピロノラクトンやフロセミドは 高血圧や腹水を改善する c ラクツロースやカナマイシンは 高アンモニア血症に対して効果を示す d 血漿中カリウム濃度の変動に注意を払うべきである e 聴覚障害を持つ患者には 不適切な処方である a b c d e 1 正正正正正 2 誤正正誤誤 3 正誤正誤正 4 誤正誤正誤 5 誤誤誤正正 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 224 ABC-12 は排尿障害治療薬として開発中の治験薬である この治験薬は従来の市販薬と比較して副作用の発現頻度が低い抗コリン薬として開発が進められている 今までの試験結果より ヒトでの血漿たん白結合率は 99% そのほとんどが肝臓の CYP3A4 で代謝され 24 時間までの尿中及び糞便中の排泄率は それぞれ投与量の 95% 及び 5% であることがわかっている 次の記述のうち 正しいものの組合せはどれか a 抗ヒスタミン薬のジフェンヒドラミンの併用は 本治験薬の排尿障害に対する評価には影響を与えない b アドレナリン α1 受容体遮断薬は 作用機序が異なるので併用してもよい c イトラコナゾールやミコナゾールは併用禁忌とすべきである d 低アルブミン血症の患者は本治験の対象とはならない e 腎機能障害患者は本治験の対象とはならないが 肝機能障害患者は対象となる 1(a b) 2(a c) 3(b d) 4(b e) 5(c d) 6(c e) 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 231 次の処方 (a~c) から予想される疾患名 ( ア~エ ) について 正しい組合せはどれか 処方 a ランソプラゾールカプセル 30 mg 2 カプセル アモキシシリンカプセル 250 mg 6 カプセル クラリスロマイシン錠 200 mg 2 錠 1 日 2 回 7 日分 処方 b ピラジナミド末 1.5g イソニアジド錠 100 mg 3 錠 塩酸エタンブトール錠 125 mg 6 錠

86 1 日 1 回朝食後 30 日分 リファンピシンカプセル 150 mg 3 カプセル 1 日 1 回朝食前 30 日分 処方 c ジドブジンカプセル 100 mg 6 カプセル メシル酸ネルフィナビル錠 250 mg 3 カプセル 1 日 3 回毎食後 14 日分 ラミブジン錠 150 mg 2 錠 1 日 2 回 14 日分 < 疾患名 > ア胃 十二指腸潰瘍 イ肺結核 ウ慢性肝炎 エ HIV 感染症 a b c 1 アエウ 2 アイエ 3 イアエ 4 イウア 5 ウエイ 6 エイウ 第 87 回 ( 平成 14 年 3 月 ) 問 237 次の記述は テオフィリンと他の薬物との相互作用に関するものである [ ] の中に入れるべき薬物の正しい組合せはどれか テオフィリンは有効血中濃度域が狭いので 薬物代謝酵素を誘導又は阻害する薬物との併用は避けることが望ましい [ a ] は テオフィリンの作用を減弱させる一方 イミダゾール環を有する [ b ] は薬物代謝酵素を阻害するため テオフィリンの作用が増強される しかし [ b ] と同じ主作用を有するが イミダゾール環を持たない [ c ] に処方変更することにより テオフィリンとの相互作用を回避することができる アリファンピシンイシメチジンウクラリスロマイシンエエリスロマイシンオイソニアジドカファモチジン a b c 1 アカイ 2 イエウ 3 ウアオ 4 アイカ 5 ウイカ 6 エアオ

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