東京講演(50分)…吉川先生

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1 BSE 検査体制の変更について 千葉科学大学副学長 危機管理学部教授吉川泰弘

2 リスク評価と予防原則 リスク (risk ) 食品中の危害因子によってもたらされる健康への悪影響の深刻さとその確率の関数 (Codex 2003) リスク評価 (risk assessment) 将来 発生する可能性のある事象に対する確率的な予測 リスク評価に基づく管理措置 ( リスク回避 ): 予防原則 危害の存在 or 危害の程度に関して不確実性がある場合 それらの危害が現実に甚大であることが明らかになるまで待つのではなく 予防措置の手段をとり得る 予防原則の適用条件 1 相応性 : 保護すべき水準に応じた措置であること 2 非差別性 : 原則の適用に区別をつけない 3 一貫性 : 同類の評価手法と一貫性を保つ 4 費用便益計算 : 潜在的な費用便益の検討を基礎にする 5 検証義務 : 新しい科学的データによる定期的検証 6 検証責任 : 科学的証拠を作り出す責任を持つ

3 リスク評価の武器 (2005 年の例 ) 米国産牛肉の輸入に関しての応答 日本側は 全頭検査した肉でなければ安全性は確保できない BSE 検査なしの肉は輸入禁止! 米国側の対応 :Michael Owen Johanns ジョハンズ農務長官は 即座に この評価は科学的に正当でない!Scientific un-justify! といった 日本側の主張は 科学的に正当でない 貿易障壁となるので WTO( 国際貿易機関 ) に提訴すると示唆 日本側は 20 ヶ月齢超の若齢牛で検査陽性を摘発できるが 20 ヶ月齢以下の牛では 検査しても検出不可能という評価 (2005 年 ) 20 ヶ月齢以下で 特定危険部位除去を条件とした

4 今回の諮問 1 国内措置検査月齢 : と畜場で 20 ヶ月超から 30 ヶ月超にした場合のリスク比較月齢規制はない ( 肉 ) SRM 範囲 : 頭部 脊髄 脊柱を全月齢から 30 ヶ月超にした場合のリスク比較 2 国外措置 ( 米国 カナダ ) 検査月齢 : と畜場で検査はしない月齢規制 :20 ヶ月齢以下から 30 ヶ月齢以下にした場合の輸入肉のリスク比較 SRM 範囲 : 頭部 脊髄 脊柱を全月齢から 30 ヶ月超にした場合のリスク比較 国外措置 ( フランス オランダ ) 検査月齢 : と畜場検査 72 ヶ月齢超を実施している月齢規制 : 輸入禁止を 30 ヶ月齢以下にした場合のリスクの比較 ( オランダは 12 ヶ月齢以下 フランスは 30 ヶ月齢以下の輸入肉 ) SRM 範囲 : 頭部 脊髄 12 ヶ月超 脊柱 30 ヶ月超 (EU 基準 ) を全て 30 ヶ月超にした場合のリスク比較 * 検査月齢は健康と畜牛の検査

5 リスク評価 リスク評価の方法は いつも同一であることが望ましい 同類の評価手法と一貫性を保つ しかし 不確実性の多い問題や感染症の様に背景のリスクが変動する問題では 評価の対象とする課題や評価の方法が変化する 最新の科学データに基づく 新しい評価法の導入が望ましい 新しい科学的データによる定期的検証

6 これまでの BSE リスク評価 :1 1 中間とりまとめ : 日本人の vcjd リスクは? EFSA の分析方法に従った 侵入リスク ( 輸入生体牛 肉骨粉 獣脂 ) 国内安定性 ( 増幅リスク : レンダリング 飼料規制 ) * 暴露リスクは英国との比例計算 (0.1~0.9 人 ) 2 国内見直し : 全頭検査と 21 ヶ月齢超の検査の差は? 定量分析と定性分析法 ( 生体牛と食肉過程 ) 国内の規制 (2001 年 ) の有効性は 潜伏期が長く まだ読めない汚染は続いているというワーストシナリオを取る 20 ヶ月齢以下は 脳へのプリオン蓄積が検出限界以下 * 全月齢の特定危険部位除去をすれば 21 ヶ月超に変更してもリスクの差は極めて小さい 英国 日本

7 BSE の診断 : 検査方法 BSE の異常プリオン蛋白は神経系に限局している 生前診断は困難 ELISA でスクリーニング 確定診断は死後の病理組織検査 免疫組織診断 ウエスタン ブロット法で行う マウスバイオアッセイ法や最近は異常プリオン蛋白を人工的に増幅する PMCA 法も検討されている ELISA 試験 ウエスタンブロット法 陽性牛 陽性対照 陽性牛 陰性対照 陽性対照 海綿状変性と花弁状プラーク 免疫組織染色

8 全頭検査の意義を巡る対立 BSE 検査不要論 検査では検出できない 検査は管理の有用性を見る指標サーベイランス ( 監視 ) 危険部位を除去すればいい BSE 検査必要論 検査で検出可能 食肉検査で安全性を確保すべきスクリーニング ( 選別 ) 危険部位を除去は補助手段 全頭検査は科学以前に政治主導で導入された! 検査すれば 全て検出できるという神話 20 か月齢以下では検出困難というリスク評価に対して 3 年間延長という政治判断 全頭検査は政争の具に利用され 地方自治体への責任転嫁 科学者の意見が分かれ 平行線をたどった 議論の凍結!

9 BSE 検査の限界と有用性の再評価 閂部 交感神経 下神経節 迷走神経 腸間膜動脈神経節 腹腔神経節 coeliac and mesenteric ganglion complex CMGC GMC Martin H. Groschup et al., J. gen. Virol 回腸遠位部パイエル板 BSE 感染実験や自然発症例の研究により 1 回腸遠位部から上向したプリオンが脳幹部で増幅したのち 2 抹消神経系に下向することが明らかになった 3 中枢神経まで達していない若齢牛の BSE 検査はリスク回避にならず 無意味 4 他方 無症状末期牛では BSE 検査をしないで特定危険部位を除去するだけではリスク回避できない 高齢牛では BSE 検査は有用! 5BSE 検査の限界と有用性を科学的に説明しなければならない 説明がない!

10 これまでの BSE リスク評価 :2 3 米国 カナダ : 輸出条件を加味した安全性は? 生体牛リスク 屠畜検査 食肉加工米国 カナダの BSE 汚染は続いている ( ワーストシナリオ ) 日本のリスクとの比較 ( 牛 飼料規制 屠畜 食肉加工過程 ) * 実行前の輸出条件を加味した評価では 科学的な同等の安全性は評価できない * 輸出条件が遵守されれば 全月齢の危険部位を除去した 20 カ月齢以下の米国 カナダ産は国内産と同等の安全性 414 か国の評価 :BSE 非発生国 ( 新しい評価法 ) 情報不足を覚悟 定性評価がベースになる EFSA 評価の補正 レンダリング 飼料規制 と畜課程の半定量評価法食肉加工過程の半定量評価法 ( 時系列マトリクス表示 ) * 評価をすませた国の牛肉等のリスクは非常にひくい * データ不備で評価できない国もあった * 非定型 BSE のリスクを配慮した ( 機械回収肉 )

11 振返り リスク評価方法は 同一が望ましいが 背景リスクの変化等により異なる評価法を利用することもある 新しいデータ ( 自然例 感染実験 ) により 若齢牛では検査陰性になることが再確認された しかし 高齢牛では末梢神経にもプリオンが広がることから 高齢牛の BSE 検査はリスク回避措置として有効 ( 非定型 BSE のケースにも適用される ) これまでは BSE 汚染が継続していることを前提に 食肉の安全性確保のためのリスク評価を行ってきた しかし 欧州は BSE の汚染が止まったことを評価の前提に入れる考えに変化した 2013 年 5 月の国際獣疫局 (OIE) の総会で 国産牛で BSE 陽性になった後 欧州以外では 日本が最初の 無視できるリスク国 レベルに承認されることを考えると リスク評価は 汚染が継続している前提ではなく 汚染が終息したかどうかを確認し リスク評価を行うべき

12 BSE 検査体制の変更について 評価方法は適切だったか? 諮問通りに応えなければならないか?

13 今回のリスク評価の問題 今回の評価で違和感を覚えたのは何故か? 評価方法として 4 の方法を用いた しかし 4 は BSE 非発生国を自ら評価するために開発した 半定量的評価方法 今回の評価は 諮問であるので 十分な科学データを入手できる BSE 汚染が終焉したかどうか? 終焉したならいつか? 汚染が継続しているなら安全のためのリスク回避措置は? その条件は? 評価方法を明確にすべきだったのでは? 今回 農水の諮問がなかったので食品面からしか評価しない 混入する脳脊髄 脊柱は 30 ヶ月以下なら安全としている 汚染が少なく種の壁が理由の 1 つ しかし非可食部分は SRM でないなら規制緩和上 牛に行く可能性もある 食品評価だけでよかったのか? 波及するリスクは?

14 今回のリスク評価のデータ 世界的な BSE 流行の終焉 BSE の経口感染データ 非定型 BSE の分析 何故 これらの課題を分析したのか? そして どのようなプロセスで結論に達したか? 明確に説明する必要がある

15 世界的な BSE 封じ込め成功 何が明らかになったか? 明らかになったこと! 1 サーベイランス ( 監視 :BSE 検査 ) が有用発生数の増減がわかる 2 封じ込め措置が有効危険部位の除去と飼料規制が有効 3 国際流通の安全性が向上各国の侵入リスクが減少した 明らかにすべきこと BSE が終息していく国と 終息しにくい国では何が違うのか? アイルランド ポーランド ポルトガル BSE 牛検出排除 危険部位除去 飼料規制 封じ込めレベルに米国 カナダと日本 フランス オランダに違いはあるか?

16 日本の BSE 対策 危害 :BSE プリオン 経口暴露 致死性 BSE プリオンの蓄積部位 (SRM) 全月齢の扁桃 回腸遠位部脳 脊髄 脊柱等の排除 BSE 検査 陽性牛焼却 SRM: 焼却牛の非可食部分はレンダリング 焼却完全飼料規制 交差汚染防止ピッシング廃止 輸入飼料規制査察 肥飼料検査記録保管義務 HACCPの7 原則 1 危害分析 ( 危害因子 ) 2 重要管理点 (CCP) の設定 3 管理基準の設定 4モニタリング方法の設定 5 改善措置の設定 6 検証方法の設定 7 記録の維持管理

17 BSE 牛の生年月日と摘発年齢 A 群 C 群 10 年齢 ( 歳 ) 5 国内汚染の増幅? 0 国内汚染の侵入? ( 生年月日 確認年月日 ) BSE 全頭検査開始 (01 年 10 月 ) 1995 年前には汚染はほとんどない (92 年生まれ 2 頭 ) 96 年前半に高濃度汚染 1997,1998 年には新しい汚染はない 96 年の汚染牛から 99~01 年の汚染につながった 2002 年の対策後の牛は汚染されていない *BSE の感染は生後 1 年以内 ( 誕生年が重要 ) リスク評価は 汚染が継続しているという仮説から 汚染が止まったという考えにシフトすべき

18 BSE 検査体制の変更について 5か国とも 管理されたリスク国 2004 年 9 月以後の生まれ牛にはBSEない! リスクレベルは本当に同じか?

19 日本のステータス BSE の汚染は続いているか? とまったか? 根拠は? いつとまったか? その根拠は? 年に対策が取られなかった場合はグリーンの破線で BSE 陽性例が出現したと予想される 2 もし 2001 年の BSE 対策と措置が不完全にしか遵守されなかった場合は (50% 減 ) グリーンの実線となる 3 実際には 赤の実線になった. 農家 食肉処理場 流通 販売 飼料工場の関係者が BSE 対策を遵守した結果 流行がとまった. 5 歳齢でほぼ 100% 検出可能とすれば 2007 年 生まれまでは 有効性評価可能 ( 汚染は終焉 ) 10 頭 年の飼料規制 ( 反芻獣 - 反芻獣 ) は有効でない 2002 年 (2001 年末の完全飼料規制 ) で BSE の増幅 (R0) はゼロになったと考えてよい

20 振返り : 日本のステータス 日本の流行疫学 BSE の感染が 1 歳齢以内に起こるとすれば 流行疫学的には 感染牛の生まれ年が重要! 2002 年 2 月生まれ以後には 陽性牛は出ていない 2001 年の規制が遵守された 科学的に 汚染が止まったことを分析したのち日本におけるリスク評価は 汚染が続いている状況でのリスク回避ではなく 汚染の終焉の時期でリスクを考えるべき リスクシナリオを変える必要がある

21 フランス オランダのステータス BSE の汚染は続いているか? とまったか? 根拠は? いつとまったか? その根拠は? フランス オランダ BSE 検査結果の分析 / 生まれ年によるデータで分析 / 非定型 BSE 例は除き 補正するピークは95,96 年生まれ オランダ フランス 年完全飼料規制レンダリング 飼料工場交差汚染防止 ( 施設分離 ライン分離 ) 違反なし 2000 年に流行が終焉したとすれば その以後の牛にはリスクはない しかし フランスでは 2004 年に 陽性例がある ( 無視出来るリスク国ではない ) 何故 EU のリスク評価では SRM の規定が全月齢の扁桃 全腸 腸間膜 12 カ月齢以上の頭蓋 脊髄 30 カ月齢以上の脊柱か? EU 全体としては まだ汚染がとまっていないという考え方か?

22 カナダのステータス BSE の汚染は続いているか? とまったか? 根拠は? いつとまったか? その根拠は? カナダ :BSE 検査結果の分析 生まれ年陽性数 98,01,02,03, 04 年他 1997 年の飼料規制は有効でない 2007 年の飼料規制は有効か? 不明 5 歳齢でほぼ100% 検出可能としても 米国 カナダ飼料規制 カナダ完全飼料規制 完全規制の有効性評価は読めない 最悪シナリオで止まっていない? というのがこれまでのルール 2007 年の規制が有効である理由は? 特定危険部位の扱い レンダリング 飼料工場規制 : 遵守度は?

23 アメリカのステータス BSE の汚染は続いているか? とまったか? 根拠は? いつとまったか? その根拠は? 米国 :BSE 検査結果の分析 1997 年の飼料規制は有効でない? 有効であるとすれば根拠は? 2009 年 10 月の飼料規制は有効か? ( 生まれ年陽性数 ) 5 歳齢でほぼ100% 検出可能としても有効性の評価はまだ読めない ( 年間 4 万頭検査 異常牛のみ ) 最悪のシナリオで止まっていない? / 2009 年規制が有効である理由は? 特定危険部位の扱い レンダリング / 飼料工場規制 : 遵守度は? / トレーサビリティのないシステムでの 30 カ月齢の科学的意味は? 97 年は反芻獣 ( 馬 豚以外の哺乳類 ) から 反芻獣を禁止 ( カナダは無効であった ) 09 年は BSE 陽性牛 30 カ月齢以上の 牛の脳 脊髄等の家畜飼料利用禁止 30 カ月齢以下であれば脳 脊髄も飼料使用は OK (BSE 検査なし ) ダウナーは? 食用禁止 頭数 検査数 4 万 検査以外のダウナーは 30 カ月以下なら OK レンダリングは変更なし?3log 減のレンダリングは 5% のみ ( 低減効果は期待できない ) レンダリングの交差汚染は? 飼料工場は専用化 (80% から 98%) 違反は少ない?

24 北米 ( カナダ 米国 ) の規制 2007 年の飼料規制 ( 米国は 2009 年 10 月 ) 30 カ月齢以上の牛の頭蓋骨 脳 三叉神経 眼球 扁桃 脊髄背根神経節 回腸遠位部 ( 全月齢 ) を家畜 ペット飼料 肥料禁止 屠畜場に来る牛 健康牛の非可食部分 30 ヶ月齢以上は SRM を除く ダウナー 異常牛は食用禁止 BSE 検査 3 万 / 年以外 (20 万頭 ) は検査なし レンダリングは不十分 (6 工場は SRM も一緒に処理?) 重大な違反は 2007 年以後はない飼料検査はしていない 30 ヶ月齢以下であれば全月齢の回腸遠位部以外は OK 頭蓋 脳 三叉神経節 扁桃脊髄 背根神経節は家畜 ペット飼料 肥料以外は可 何に使う? 30 ヶ月齢以下の SRM( 回腸遠位部以外 ) は輸入拒否できない 29 ケ月の脳脊髄 脊柱は OK 日本の牛に交差汚染すれば? 種の壁はない! 食品以外のシナリオも評価対象にしなければいけない ( 農水はどうするのか?)

25 無視できるリスク国の承認 無視出来るリスク国 に申請 承認できる時期オランダ :2012 年 (2013 年承認 ) 日本 :2013 年 ( 承認 ) フランス : このままいけば2015 年カナダ :2007 年の規制が完全なら2018 年米国???(2013 年承認 韓国は反対!) フィンランド (1) スウェーデン (1) デンマーク (15) に次いで ベルギー (133) は欧州連合で 4 番目にこのステータス ( 無視できるリスク国 ) を得た (2012 年 ) *() は陽性牛頭数

26 汚染が続いている場合のリスク回避 経口感染実験データ :30 カ月齢の科学的意味は? 閂部 交感神経 下神経節 迷走神経 腸間膜動脈神経節 腹腔神経節 coeliac and mesenteric ganglion complex CMGC GMC Martin H. Groschup et al., J. gen. Virol 回腸遠位部パイエル板 汚染が続いていても リスク回避の可能な月齢は? 上向経路で閂部に到達し 検出可能になる月齢は? ~30 カ月? 閂部に蓄積し 下向経路で抹消神経に広がる月齢は? ~32 カ月 2005 年の諮問は? 汚染が続いている状況での検出感度の限界は? ~20 ヶ月

27 2012 年食品安全委員会リスク評価 BSE 検査と畜場高リスク牛 SRM 除去頭部扁桃脊髄 ( 脊柱 ) 腸 日本 米国 ( カナダ ) EU OIE 基準 ( 管理されたリスク国 ) 20 ヶ月超 ( 全頭検査 ) 24 ヶ月超 全月齢全月齢全月齢全月齢 ( 回腸遠位部 ) なし 30 ヶ月超 ( 一部 ) 30 ヶ月超全月齢 (30 ヶ月超 ) 30 ヶ月超全月齢 ( 回腸遠位部 ) 72 ヶ月超 48 ヶ月超 12 ヶ月超全月齢 12 ヶ月 (30 ヶ月超 ) 全月齢 ( 腸全体 ) なし 30 ヶ月超 30 ヶ月超全月齢 30 ヶ月超全月齢 ( 回腸遠位部 ) 検査月齢 SRM の範囲 日本 20 ヶ月超を 30 ヶ月齢超にしても リスクの差は非常に小さく 人への健康影響は無視できる SRM( 扁桃 回腸遠位部以外 ) の範囲が全月齢の場合と 30 ヶ月超の場合のリスクの差は非常に小さく 人への健康影響は無視できる 米国 カナダ フランス オランダ 輸入規制が 20 ヶ月齢以下の場合と 30 ヶ月齢以下の場合のリスクの差は非常に小さく 人への健康影響は無視できる SRM( 扁桃 回腸遠位部以外 ) の範囲が全月齢の場合と 30 ヶ月超の場合のリスクの差は非常に小さく 人への健康影響は無視できる

28 日本 欧州と北米のシナリオの違い 日本は終息した 欧州は終焉した? 終焉後のリスクは無い ( 例 :2002 年以後の生まれ ) SRMの全月齢と30カ月 ( あるいは48か月 ) 超に差がない意味 米国 カナダは終息していない? SRMはリスクを持つ 回腸遠位部 扁桃は全月齢脊髄は12~20ヶ月齢 (EU), 頭部 ( 脳 ) は30カ月齢 20ヶ月齢と30カ月齢では差がある? 日 仏 蘭が終焉しているなら全月齢の回腸遠位部 扁桃除去は どのようなシナリオか? 何のリスクに対する回避措置か? 非定型 BSE の蔓延防止か? 説明を明確にする必要がある

29 説明のミスリード ( 不信感の醸成?) 評価対象の 5 か国 ( 日 米 加 仏 蘭 ) では 2004 年 9 月以降に生まれた牛に BSE 感染牛は確認されていない! というメッセージの意味は?( 安全確認? No!) これは科学的にどういう意味を持つのか? 何故 2004 年 9 月なのか? 5 か国で 2004 年に何か特別な共通の規制措置を取ったか?No カナダで 2005 年生まれの陽性牛が出ても何らおかしくない ( 新規の規制は 2007 年に施行!) 1 例反証事例なので 2005 年 ~2007 年生まれの陽性牛が出ると この説明は破たんする!! ( リスク評価で述べるべき事項ではない )

30 振返り 諮問は OIE の 管理されたリスク国 を念頭に出された? 高リスク牛検査 30 ヶ月超 SRM: 扁桃 回腸遠位部 ( 全月齢 ) 頭部 脊髄 脊柱 (30 ヶ月超 ) しかし 管理されたリスク国であっても リスクレベルは同一ではない食肉のリスクと非可食部分 ( 中枢神経 ) のリスクは同じではない 各国の SRM リスク評価も異なる EU では, 中枢神経は 12 か月超 ( 頭部 脊髄 ), 30 ヶ月超 ( 脊柱 ) 米国 カナダは 中枢神経は 30 ヶ月超 ( カナダは扁桃も 30 ヶ月超 ) 日本は全月齢から 30 ヶ月超へ 諮問通りの答えでなくてもいいのではないだろうか? 例 : 管理されたリスク国でもレベルの違いがある食肉とともにくる非可食部位 ( 神経 ) の牛 ( 種の壁がない ) へのリスク評価を加える ( 以前は飼料を含めて評価した )

31 非定型 BSE への対応 今後の課題 非定型 BSE の課題と封じ込め

32 汚染が終息した後の規制緩和は? 無視できるリスク国の規制緩和は? その根拠は? 非定型 BSEの問題をどうはめ込むか? 12 歳 ±4 歳で95% はカバ できるとして 安全確保にx1.5? で6 歳超? 国 L 型 H 型その他計 フランスポーランドイタリアスイス英国オランダカナダドイツ日本米国オーストリアデンマークアイルランドスウェーデン 年頃から 老齢牛を主体に報告 その後 北米 欧州 日本で確認された 現在までに 63 例の発生が認められている 非定型ではプリオンの脳内分布が異なる 病変が C 型と違う 抹消神経 筋肉に分布する例もある

33 非定型 BSE これまで BSE と診断された大多数の牛では ウエスタン ブロット法でのバンドの位置とパターン ( 糖付加 ) は一定していた BSE の病原体は一種類 ( 定型 BSE:C 型 ) と考えられてきた 近年 バンドパターンが定型 BSE(C 型 ) とは異なるケースが出てきた そのため非定型として 定型 BSE とは異なる種類 (H 型 L 型 ) が分類された 定型 BSE と非定型 BSE の WB パターン 分子量 L 型 H 型 C 型 L 型 H 型 C 型 30K 30K 20K 20K

34 L.H 型以外の非定型 BSE: スイス 定型 BSE(C 型 ) と L.H 型 BSE の切断部位 QPHGGGWG QPHGGGWGWGQG GTHGQ WNKP H 型 C 型 L 型 スイスで見つかった 新しい非定型は H,C,L 型とも異なる (2011) C H L C H L C H L

35 非定型 BSE の封じ込めの検討 確率は低いが 非定型 BSE はどの国でも発生する 100 万頭に 1 頭? 高齢牛 (8 歳齢以上 ) では 30 万頭に 1 頭位? 定型 BSE と異なり 脳内分部 体内分布が多様である 伝達性 病原性はある (L.H 型 ) 平均発症が 12 歳 ±4 歳 ( 危険幅を x1.5 として ) 6 歳齢 ~18 歳齢でほぼカバーされる 6 歳齢以上のと畜牛は BSE 検査を行い 陽性牛は焼却処分 さらに 安全対策として若齢牛の侵入経路 ( 回腸遠位部と扁桃 ) を SRM として排除対象に残す高齢牛 (6 歳齢超 ) の神経組織の反芻動物飼料への利用を禁止その他

36 纏め : 日本 欧州 北米のシナリオの違い わかりやすいシナリオ 日本は科学的にみて 2002 年で汚染は終焉し その後の侵入はない 検査は 30 ヶ月超 (48 ヶ月超 ) でも問題ない SRM は非定型 BSE の発生はあり得るので 新しい増幅を止めるために入口の扁桃 回腸は全月齢 ( 上向部の脊髄は 20 ヶ月超 頭部は 30 ヶ月超 )? フランス オランダも基本的に汚染は終焉しているとみなせる? 要求通り 30 ヶ月齢以下では 牛肉は検査なしで問題ない SRM は EU のリスク評価に基づき 腸 扁桃は全月齢 脊髄 頭部は 12 ヶ月超 脊柱は 30 ヶ月超をまもってもらう 米国 カナダは科学的にみて 完全飼料規制の有効性はまだ評価できない ワーストシナリオでは 汚染が止まっていない可能性を考える 牛肉を 30 ヶ月齢にあげてもリスクの差は無視できる ( 汚染の低減 システムの安定性 種の壁 ) 輸出牛肉のための SRM は従来通り 扁桃 回腸遠位部は全月齢頭部 脊髄 脊柱なども全月齢 ( 人だけでなく日本の牛へのリスクを考える ) 完全飼料規制の有効性が確認されればこの条件は変更する カナダは 2014~2015 年 米国は 2016~2017 年

37 今回の措置 ( 北米の緩和 ) の 最悪シナリオ? SRM 規制緩和 ( 永久歯前の牛の脳 脊髄 脊柱の利用 ) 2002 年以後 ~2012 年の生まれ牛には BSE ない 2013 年以後の生まれに BSE 陽性例が見つかる? ただし これが明らかになるのは 2020 年頃! 30 ヶ月齢以下のセルヴェル ド ボー (cervelle de veau) ウシの脳の料理 食べますか?

38 ご清聴ありがとう ございました

牛海綿状脳症 (BSE) とは BSE は牛の病気の一つ BSE プリオン と呼ばれる病原体が 主に脳に蓄積し 脳の組織がスポンジ状になり 異常行動 運動失調などを示し 死亡する 脳から異常プリオンタンパク質を検出することにより診断 現在のところ 生前診断法はない この病気が牛の間で広まったのは B

牛海綿状脳症 (BSE) とは BSE は牛の病気の一つ BSE プリオン と呼ばれる病原体が 主に脳に蓄積し 脳の組織がスポンジ状になり 異常行動 運動失調などを示し 死亡する 脳から異常プリオンタンパク質を検出することにより診断 現在のところ 生前診断法はない この病気が牛の間で広まったのは B 資料 1-2 平成 25 年度 食品安全モニター会議 BSE に係る食品健康影響評価 平成 25 年 6 月食品安全委員会委員長熊谷進 1 牛海綿状脳症 (BSE) とは BSE は牛の病気の一つ BSE プリオン と呼ばれる病原体が 主に脳に蓄積し 脳の組織がスポンジ状になり 異常行動 運動失調などを示し 死亡する 脳から異常プリオンタンパク質を検出することにより診断 現在のところ 生前診断法はない

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