Ⅰ はじめに グループ法人税制 100% グループ内の法人間での譲渡損益の繰り延べ 100% グループ内の法人間の寄附 ( 以上 本号 ) 100% グループ内の法人間の寄附 ( 承前 ) 支配関係 完全支配関係の判定 100% グループ内の法人のステータス 100% グループ内の法人からの受取配当
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- みさえ みねむら
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1 グループ法人課税の導入 清算所得課税の廃止など大きな実務措置がとられた平成 22 年度税制改正 特にグループ税制については企業に与える影響はタックスプランから申告実務までと広範囲に及ぶため 担当者はその通達までの理解が必須な状態です そこで本誌では今年 7 月 8 月及び 10 月に公表された法人税通達及び質疑応答を実務に活かせる知識とするための解説を 3 回に渡りお届けします 第 1 回の今回はグループ法人課税実務の肝とも言える譲渡損益の繰り延べ及び寄附制度について解説します 目 次 Ⅰ Ⅱ Ⅲ はじめに 24 グループ法人税制の概要 % グループ内の法人間での譲渡損益の繰り延べ 24 1 概 要 24 2 譲渡損益の繰り延べ 25 3 譲渡損益の戻し入れ 26 4 具体的な会計処理 法人税の別表調整 =ケース スタディー = 28 5 通知義務 31 Ⅳ 100% グループ内法人間の寄附 32 1 概要 32 2 寄附金の損金不算入 受贈益の益金不算入 32 3 具体的な会計処理 法人税の別表調整 = ケース スタディー = 35 23
2 Ⅰ はじめに グループ法人税制 100% グループ内の法人間での譲渡損益の繰り延べ 100% グループ内の法人間の寄附 ( 以上 本号 ) 100% グループ内の法人間の寄附 ( 承前 ) 支配関係 完全支配関係の判定 100% グループ内の法人のステータス 100% グループ内の法人からの受取配当等の益金不算入 100% グループ内の法人間の現物配当受取配当等の益金不算入清算所得課税の廃止 期限切れ欠損金の損金算入 Ⅱ グループ法人税制の概要 Ⅲ 100% グループ内の法人間での譲渡損益の繰り延べ 1. 概要 24 スタッフアドバイザー
3 実務特集 2. 譲渡損益の繰り延べ 取扱い内国法人が 譲渡損益調整資産を完全支配関係がある他の内国法人に譲渡した場合には その譲渡損益額を繰り延べる ( 法法 61 の 13 1) ポイント1: 完全支配関係 がある 内国法人 間の譲渡に限定ポイント2: 譲渡損益調整資産 の譲渡に限定ポイント3: 譲渡損益は 認識しない のではなく 繰り延べる ポイント1 譲渡損益を繰り延べるのは 完全支配関係 がある 内国法人 間の譲渡に限定 完全支配関係の有無の判定時点は 資産の譲渡の時点 譲渡損益の繰り延べの対象は 内国法人間の譲渡に限定 ポイント2 譲渡損益の繰り延べは 譲渡損益調整資産 の譲渡にのみ適用 1 固定資産 2 土地 ( 土地の上に存する権利を含み 固定資産に該当するものを除きます ) 3 有価証券 4 金銭債権 5 繰延資産 1 売買目的有価証券 2その譲渡を受けた他の内国法人において売買目的有価証券とされる有価証券 3その譲渡の直前の帳簿価額が1,000 万円に満たない資産 譲渡直前の簿価が 1,000 万円未満のものも対象外 減価償却資産の譲渡直前の簿価が 1,000 万円未満かどうかの判定については 月次決算等で 25
4 図表 1 譲渡損益調整資産の簿価の判定単位 金銭債権 資産の種類 減価償却資産 土地等 有価証券 建物 機械及び装置 その他の減価償 却資産 その他の資産 債務者ごと 判定単位 一棟 ( マンションの場合は一室 ) ごと 一つ ( 通常一式で取引されるものは一式 ) ごと 建物または機械及び装置に準じて区分した単位ごと 一筆 ( 一体として事業供用されるものはその単位 ) ごと 銘柄ごと 通常の取引の単位ごと ポイント3 譲渡損益は 認識しない のではなく 繰り延べ そもそも償却費を計上していない場合には償却費相当額自体がないこととなりますので 期首時点の簿価で判定 問題は自己創設のれんの場合 譲渡損益の繰り延べについての実務上の留意点まずは 完全支配関係がある内国法人をきちんと把握する 1,000 万円以上の資産の譲渡について 管理部門が 事前に 把握できる業務プロセスを構築し 譲渡損益調整資産として譲渡損益を繰り延べた方が有利なのか 譲渡損益を認識した方が有利なのかを判断する 譲渡損益を認識した方が有利な場合 譲渡日までの減価償却を行ったり 資産の譲渡単位 時期を分割したりすることで 判定単位あたりの帳簿価額を 1,000 万円未満とし 譲渡損益の繰り延べの対象から除外することも検討する 事業譲渡や非適格合併 建物の譲渡等の場合には 資産計上されていないのれんや借地権の譲渡利益が実現してしまわないか注意する 譲渡した譲渡損益調整資産については 必要事項を漏れなく重複なく記載した管理簿を必ず作成する 3. 譲渡損益の戻し入れ 26 スタッフアドバイザー
5 実務特集 取扱い1 譲渡 貸倒れ 除却 (1) 譲受法人が有価証券以外の譲渡損益調整資産を譲渡した場合には 譲渡法人は繰り延べた譲渡損益額の全額を戻し入れる ( 法法 61 の 13 2 法令 122 の 14 4 一イ ) (2) 譲受法人が有価証券である譲渡損益調整資産を譲渡した場合には 譲渡法人は繰り延べた譲渡損益額のうち譲渡された数に対応する金額を戻し入れる ( 法法 61 の 13 2 法令 122 の 14 4 六 ) (3) 譲受法人が譲渡損益調整資産を貸倒れ 除却等した場合には 譲渡法人は繰り延べた譲渡損益額の全額を戻し入れる ( 法法 61 の 13 2 法令 122 の 14 4 一イ ) (4) 譲渡法人は これらの譲渡 貸倒れ 除却等があった譲受法人の事業年度の終了の日の属する事業年度に これらの戻し入れを行う ポイント1: 譲受法人の譲渡先がたとえ完全支配関係のある別の内国法人であったとしても 譲渡法人は戻し入れを行う ポイント2: 有価証券以外の譲渡 貸倒れ 除却等の場合は 原則全額戻し入れる ポイント1 譲受法人が譲渡損益調整資産をさらに譲渡した場合 譲渡法人は繰り延べていた譲渡損益額を戻し入れ 完全支配関係のある別の内国法人に譲渡したとしても 最初に譲渡を行った譲渡法人は戻し入れを行う ポイント2 有価証券以外の譲渡 貸倒れ 除却があった場合は 繰り延べていた譲渡損益額を原則全額戻し入れ 土地の一部を譲渡した場合 ( 法基通 12 の 4 3 5) 金銭債権の一部が貸倒れとなった場合 ( 法基通 12 の 4 3 4) 取扱い2 償却譲渡損益調整資産が譲受法人において減価償却資産または繰延資産に該当する場合には 譲渡法人は繰り延べた譲渡損益額のうち原則法または簡便法により計算した金額を戻し入れる ( 法法 61 の 13 2 法令 122 の 14 4 三四 6) 原則法 繰延譲渡損益額 ( 譲受法人が損金算入した償却費の額 / 譲受法人の取得価額 ) 簡便法 繰延譲渡損益額 ( 譲渡法人のその事業年度の月数 /( 譲受法人が適用する耐用年数 12)) ポイント1: 原則法を採用する場合は 各事業年度ごとに譲受法人が損金算入した償却費の額の通知を受ける必要があり 処理が煩雑 譲受法人が償却費を損金算入しなかった場合は戻し入れを行わない ポイント2: 簡便法を採用する場合は 譲受法人が適用する耐用年数さえ把握できていれば戻入額の計算ができるため 毎事業年度 通知を受ける必要はなく処理が簡便 譲受法人が償却費を損金算入しなかった場合も戻し入れを行う ポイント3: 簡便法を採用する場合は 申告要件がある 27
6 ポイント1 原則法を採用する場合 譲受法人が損金算入した償却費の額が分からなければ戻入額の計算ができません 事業年度ごとに 譲受法人から通知を受け もし通知がなかった場合には譲渡法人から通知の督促をする必要 ポイント2 簡便法を採用する場合 譲渡法人は 譲受法人が適用する耐用年数の通知を 1 回だけ受ければ 以後 規則的 機械的に戻入額の計算ができます 原則法と簡便法のいずれを適用するかは 個々 譲渡損益の戻し入れについての実務上の留意点減価償却資産または繰延資産の償却の場合の譲渡損益の戻し入れを 原則法 簡便法のいずれの方法で行うか 事前に決定しておく 原則法の利点は 譲受法人の償却費の額を調整してもらうことで 譲渡法人の戻入額をコントロールすることが可能なこと 簡便法の利点は 通知や会計処理等の事務が簡単なことと 戻入額の予想がつくこと 予想していなかった譲渡利益の戻し入れによる過大な税負担等を避けるため 譲受法人にて 譲渡 貸倒れ 除却等があった場合には 速やかにその通知をもらえるよう依頼しておくことが望ましい 譲受法人から 戻入事由が生じた旨の通知があった場合には 必ず管理簿を更新しておく 通知漏れによる修正申告 更正の請求を避けるため 譲渡の際に作成した管理簿を各事業年度ごとにチェックし 通知のなかった譲渡損益調整資産について戻入事由が発生していないかどうかを譲受法人に確認する 戻入額の計算に誤りはないか 別表十四 ( 四 ) やその添付書類は適切に作成したか 十分に確認する の減価償却資産ごとに選択 ポイント3 簡便法を採用する場合 申告要件があります 4. 具体的な会計処理 法人税の別表調整 =ケース スタディ= 事例 1 内国法人 G1 は 完全支配関係を有する他の内国法人 G2 に対して時価 100 百万円の機械を G1 の帳簿価額 80 百万円で譲渡することとしました この場合 譲渡法人 G1 の譲渡の日を含む事業年度における申告調整はどのようになりますか なお G1 は 3 月決算法人で 譲渡の日は 2010 年 10 月 1 日 戻入額の計算については簡便法を採用します G2 は3 月決算法人で 譲り受けた機械に対しては耐用年数は 10 年の定額法により減価償却を行います 結論 28 スタッフアドバイザー
7 実務特集 説明 29
8 記載例 ( 別表四抜粋 ) 区 分 総 額 処分留保社外流出 譲渡益計上漏れ 20,000, ,000,000 加算 譲渡損益調整勘定戻入額 1,000, ,000,000 小 計 13 21,000,000 21,000,000 譲渡損益調整勘定繰入額 20,000, ,000,000 減算 寄附金認容 20,000, ,000,000 小 計 25 40,000,000 40,000,000 寄附金の損金不算入額 27 20,000,000 その他 4 20,000,000 所得金額又は欠損金額 44 1,000,000 19,000,000 20,000,000 ( 別表五 ( 一 ) 抜粋 ) 期首現在当期の増減翌期首現在区分利益積立金額減増利益積立金額未収入金 ,000, ,000,000 0 譲渡損益調整勘定 ( 機械 ) ,000, ,000,000 19,000,000 計 0 40,000, ,000,000 19,000,000 事例 2 内国法人 G2 は 翌事業年度において 内国法人 G1 から譲り受けた機械を 完全支配関係を有する他の内国法人 G3 に対して譲渡することとしました この場合 譲渡法人 G1 の翌事業年度における申告調整はどのようになりますか 結論 説明 30 スタッフアドバイザー
9 実務特集 記載例 ( 別表四抜粋 ) 区分総額留保譲渡損益調整勘定戻入額 19,000, ,000,000 加算小計 13 19,000,000 19,000,000 所得金額又は欠損金額 44 19,000,000 19,000,000 処 分 社外流出 ( 別表五 ( 一 ) 抜粋 ) 区 分 期首現在当期の増減翌期首現在利益積立金額減増利益積立金額 譲渡損益調整勘定 ( 機械 ) 19,000, ,000,000 0 計 19,000,000 19,000,000 0 事例 3 事例 1 の場合で もし簡便法ではなく原則法を採用していたとすると 戻入額の計算はどのようになりますか G2 は 譲渡された機械について 減価償却費として 5 百万円の損金算入を行っているとの通知を受けています 結論 5. 通知義務 取扱い (1) 譲渡法人が 譲渡損益調整資産を譲受法人に譲渡した場合には 譲渡後遅滞なく 1その資産が譲渡損益調整資産である旨 2 譲渡法人が簡便法の適用を受けようとする場合にはその旨 を譲受法人に通知しなければならない ( 法令 122の1416) (2) 譲受法人は 上記通知を受けた後遅滞なく 1その資産が譲受法人において売買目的有価証券である場合はその旨 2 譲渡法人が簡便法の適用を受けようとする場合には適用する耐用年数 を譲渡法人に通知しなければならない ( 法令 122 の 14 17) (3) 譲受法人は 繰り延べた譲渡損益の戻入事由が生じたときは 1その旨 2 原則法を採用している場合で償却を行った場合は損金算入した償却費の額 3その生じた日を その事由が生じた事業年度終了後遅滞なく 譲渡法人に通知しなければならない ( 法令 122 の 14 18) 31
10 通知義務についての実務上の留意点譲渡法人 譲受法人とも どのような場合に 何を いつ 通知するのかをきちんと理解し 通知を忘れない 譲渡法人は 少なくとも決算ごとに 管理簿に基づいて 譲受法人が通知を忘れていないかきちんと確認する 通知書の書式については 国税庁から公表されている書式例 (39 頁の図表 5) を必要に応じて参考にする Ⅳ 100% グループ内法人間の寄附 1. 概要 2. 寄附金の損金不算入 受贈益の益金不算入 取扱い (1) 内国法人が各事業年度においてその内国法人との間に完全支配関係がある他の内国法人に対して支出した寄附金の額は その支出した内国法人の各事業年度の所得の金額の計算上 損金の額に算入しない ( 法法 37 2) (2) 内国法人が各事業年度においてその内国法人との間に完全支配関係がある他の内国法人から受けた受贈益の額は その受贈益を受けた内国法人の各事業年度の所得の金額の計算上 益金の額に算入しない ( 法法 25 の 2 1) ポイント1: 完全支配関係がある 内国法人 間の寄附に限定ポイント2: 個人 による完全支配関係は対象外ポイント3: 寄附金の損金不算入 と 受贈益の益金不算入 は裏表の関係ポイント4: やむを得ない子会社等の再建 支援には損金不算入 益金不算入の適用なしポイント5: 無利息融資 無償の役務提供を受けた場合には収益と費用の両建て処理を行うポイント6: 子会社から親会社への寄附は配当とされる可能性あり ポイント1 この制度の対象となるのは 内国法人から内国法人に対する寄附に限定 32 スタッフアドバイザー
11 実務特集 図表 2 ポイント2 寄附金の損金不算入 受贈益の益金不算入の対象となるのは 法人による完全支配関係がある場合に限定 個人が頂点に立つ間接的な完全支配関係があってもこの制度の適用対象 法人による支配関係に限られるという要件は 100% グループ内の法人間での譲渡損益の繰り延べ制度の要件にはありません ポイント 3 損金不算入 となる寄附金の額と益金不算入となる受贈益の額はそ れぞれ対応関係にあります 寄附の出し手と受 け手の一方でのみこの規定の適用を受けるということ はありません 33
12 ポイント4 従前よりやむを得ず子会社等を整理 再建する場合における一定の経済的利益の供与は寄附金の額に該当しない とされていました 子会社に対する一定の経済的利益の供与はそもそも寄附金に該当しないということになり 寄附金を対象とした寄附金の損金不算入の規定の適用はなく親会社において全額損金算入となり 子会社においては 受贈益の益金不算入の適用はなく 全額益金算入 ポイント5 受贈側では支払利息または役務提供の対価相当額を損金算入するとともに受贈益の額を益金算入とする両建て処理を行い 併せて受贈益を益金不算入とする処理を行う 費用 収益の両建て処理については損金経理要件が付されていない 別表四で申告調整による両建て処理を行うことが認められます ポイント6 子会社から親会社に対する経済的な利益の供与は 寄附ではなく利益または剰余金の分配と扱われる 可能性 寄附金の損金不算入 受贈益の益金不算入についての実務上の留意点 寄附を行う際には受贈法人との間に 法人による 完全支配関係があるかないかを確認する 業績の悪化した子会社を支援する場合には 損金算入となる子会社支援損 ( 法基通 ) を活用できないかをまず検討する 無利息融資を受けている場合には 資金の出し手が益金計上している受取利息の計算方法 利率等を確認し その条件に基づいて支払利息と受贈益の両建て処理を行う 34 スタッフアドバイザー
13 実務特集 上記無利息融資のほか 寄附に該当する親法人に よる子法人の給与負担や 無償による役務提供等に ついても親法人の処理を確認しながら両建て処理を 行う 子会社から親会社へ寄附として金銭等を交付する 際には 配当ではなく寄附として行った背景となる 事情を後日説明できるように準備した上で行う 3. 具体的な会計処理 法人の別表調整 事例 4 = ケース スタディ = 次のような完全支配関係がある法人間におい て現金 100 の寄附をした場合における (1)S1 社 (2) S2 社の処理はどうなりますか 記載例 ( 別表四抜粋 ) 処分区分総額留保社外流出寄附金の損金不算入額 その他 100 結論 説明 記載例 ( 別表四抜粋 ) 処分区分総額留保社外流出減算受贈益の益金不算入額 小計 事例 5 100% 親子会社間で子会社に対し 1 億円の無 利息融資を行っている場合 どのような処理を行え ばよいでしょうか なお 利息の計算期間は 1 年とし 親子会社間で 受領すべき適正な金利は年 2.0% とします 結論 35
14 説明 記載例 ( 別表四抜粋 ) 区 分 総 額 処分留保社外流出 加算 受取利息認容 2,000,000 2,000,000 小計 13 2,000,000 2,000,000 減算 寄附金認容 2,000,000 2,000,000 小計 25 2,000,000 2,000,000 寄附金の損金不算入額 27 2,000,000 その他 2,000,000 ( 別表四抜粋 ) 処分区分総額留保社外流出受贈益認容 2,000,000 2,000,000 加算小計 13 2,000,000 2,000,000 支払利息認容 2,000,000 2,000,000 減算受贈益の益金不算入額 18 2,000,000 2,000,000 小計 25 4,000,000 2,000,000 2,000,000 事例 6 内国法人 G2 は 法人による完全支配関係を有する他の内国法人 G1 から時価 100 百万円の機械を G1 の帳簿価額 80 百万円で譲受けることとしました この場合 譲受法人 G2 の譲渡の日を含む事業年度における申告調整はどのようになりますか なお G1 は 3 月決算法人で 譲渡の日は 2010 年 10 月 1 日 G2 は 3 月決算法人で 譲り受けた機械に対しては耐用年数は 10 年の定額法により減価償却を行います 結論 説明 36 スタッフアドバイザー
15 実務特集 記載例 ( 別表四抜粋 ) 区 分 総 額 処分留保社外流出 受贈益計上漏れ 20,000, ,000,000 加算 減価償却費の償却超過額 7 19,000, ,000,000 小 計 13 39,000,000 39,000,000 受贈益の益金不算入額 18 20,000, ,000,000 減算 減価償却費認容 20,000, ,000,000 小 計 25 40,000,000 20,000,000 20,000,000 所得金額又は欠損金額 44 1,000,000 19,000,000 20,000,000 ( 別表五 ( 一 ) 抜粋 ) 区 分 期首現在当期の増減翌期首現在利益積立金額減増利益積立金額 機械 ,000, ,000,000 0 減価償却超過額 ,000,000 19,000,000 計 0 20,000,000 39,000,000 19,000,000 実務上の留意点 寄附をした法人は利益積立金が減少し 受贈益を受けた法人では利益積立金が増加するため留保金課税の適用を受けている場合には税額が変化する 減価償却資産を低額譲渡または無償で譲受けた法人では 時価をベースにした減価償却費相当額を損金算入することができる 37
16 38 スタッフアドバイザー
17 実務特集 39
実務特集1. 寄附修正 Ⅰ はじめに グループ法人税制 100% グループ内の法人間での譲渡損益の繰り延べ 100% グループ内の法人間の寄附 ( 以上 2010 年 11 月号 ) 100% グループ内の法人間の寄附 ( 寄附修正 ) 支配関係 完全支配関係の判定 100% グループ内の法人のステ
グループ法人課税の導入 清算所得課税の廃止などの大きな実務措置がとられた平成 22 年度改正 本誌では法人税通達および質疑応答を実務に活かせる知識とするための解説を 3 回に渡りお届けしています 第 2 回の今回はグループ法人税制の対象を判断する肝となる支配関係 完全支配関係の判定のほか 寄附修正 中小特例の制限 配当に係る改正点について解説します 目 次 Ⅰ Ⅱ はじめに 25 100% グループ法人間の寄附
法人による完全支配関係下の寄附金 1.100% グループ内の法人間の寄附 ( 法法 372) 現行税制上では 寄附金は支出法人では損金計上限度額を超える部分が損金不算入 受領法人では益金算入です 平成 22 年度税制改正により 100% グループ内での支出法人では寄附金全額を損金不算入とし 受領法人
平成 23 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 法人による完全支配関係下の寄附金 http://www.up-firm.com 1 法人による完全支配関係下の寄附金 1.100% グループ内の法人間の寄附 ( 法法 372) 現行税制上では 寄附金は支出法人では損金計上限度額を超える部分が損金不算入 受領法人では益金算入です 平成 22 年度税制改正により
128 Z E I K E I T S U S H I N 10. 3
Z E I K E I T S U S H I N 10. 3 127 128 Z E I K E I T S U S H I N 10. 3 親法人 1 譲渡損益計上繰延 2 譲渡損益の実現 1 時価受入 A 社 B 社 X 社 1 資産譲渡 2 外部譲渡 Z E I K E I T S U S H I N 10. 3 129 簿価 1,000 万円未満の資産 売買目的有価証券 譲渡損益の計上 親法人
【問】適格現物分配に係る会計処理と税務処理の相違
現物配当に係る会計上 税法上の取扱い Profession Journal No.11(2013 年 3 月 21 日 ) に掲載 日本税制研究所研究員朝長明日香 平成 22 年度税制改正において適格現物分配が組織再編成の一形態として位置づけられたことにより 完全支配関係のある法人間で現物分配を行った場合には その現物分配に係る資産の譲渡損益の計上を繰り延べることとされました 従来 商法において現物配当の可否についての明確な規定は設けられていませんでしたが
CONTENTS 第 1 章法人税における純資産の部の取扱い Q1-1 法人税における純資産の部の区分... 2 Q1-2 純資産の部の区分 ( 法人税と会計の違い )... 4 Q1-3 別表調整... 7 Q1-4 資本金等の額についての政令の規定 Q1-5 利益積立金額についての政
はしがき 会社の純資産の部は 株主が会社に拠出した払込資本の部分と利益の内部留保の部分で構成されています 法人税においては 前者を 資本金等の額 後者を 利益積立金額 と定義するとともに 両者を厳格に区分 ( 峻別 ) しています 様々な理由で 会社が株主に金銭などを交付した際に 株主に対する課税を適正に行うためです 資本金等の額を減らすためには 会社から株主へ金銭などを交付しなければなりません そのため
自己株式とみなし配当 1. 自己株式取得の法務自己株式は 会計上は資本取引として認識し 純資産の部から取得価額を控除する形式で表示します ( 自己株式会計基準 7) 一方税務上では 発行法人の貸借対照表と自社株式の取引価額次第で みなし配当課税と所得税の源泉徴収が必要な場合があります 自己株式の取得
平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 自己株式とみなし配当 M&A における利用方法 http://www.up-firm.com 1 自己株式とみなし配当 1. 自己株式取得の法務自己株式は 会計上は資本取引として認識し 純資産の部から取得価額を控除する形式で表示します ( 自己株式会計基準 7) 一方税務上では 発行法人の貸借対照表と自社株式の取引価額次第で
下では特別償却と対比するため 特別控除については 特に断らない限り特定の機械や設備等の資産を取得した場合を前提として説明することとします 特別控除 内容 個別の制度例 特定の機械や設備等の資産を取得して事業の用に供したときや 特定の費用を支出したときなどに 取得価額や支出した費用の額等 一定割合 の
営 ViewPoint 法人税における 特別償却 と 特別控除 久住透部東京室 法人が特定の機械や設備等の資産を取得して事業の用に供した一定の場合 通常の減価償却のほかに認められる 特別償却 の制度や 一定の金額を法人税額から控除する 特別控除 ( 税額控除 ) の制度の適用を受けることができます 今回は 法人税における特別償却および特別控除について それぞれの概要と選択のポイントを解説します 特別償却や特別控除の効果は
完全子会社同士の無対価合併 1. 会社法の規制 100% 子会社同士が合併する場合は 兄弟合併とも言われます 実務上は新設合併はマイナーで 法律上の許認可の関係で一方が存続する吸収合併が一般的です また 同一企業グループ内での組織再編成の場合は 無対価合併が一般的です 簡易合併に該当する場合は 存続
平成 23 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 Up Newsletter 完全子会社同士の無対価合併 http://www.up-firm.com 1 完全子会社同士の無対価合併 1. 会社法の規制 100% 子会社同士が合併する場合は 兄弟合併とも言われます 実務上は新設合併はマイナーで 法律上の許認可の関係で一方が存続する吸収合併が一般的です また 同一企業グループ内での組織再編成の場合は
[2] のれんの発生原因 企業 ( または事業 ) を合併 買収する場合のは 買収される企業 ( または買収される事業 ) のおよびを 時価で評価することが前提となります またやに計上されていない特許権などの法律上の権利や顧客口座などの無形についても その金額が合理的に算定できる場合は 当該無形に配
営 ViewPoint 相 談のれんの会計と税務 勝木幹雄部東京室花野稔部大阪室 大企業間だけではなく 中小企業間でも M&A が積極的に進められるようになりました M&A では 対象となる企業 ( または事業 ) の純価格と実際の売買価格とが異なるケースがあり その差額は その企業 ( または事業 ) の超過収益力 すなわち のれん を評価したものと説明されることがあります のれん は買収や合併の際に発生する特有の勘定科目です
[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分
相続した財産を譲渡した場合の税務 坂本和則相談部東京相談室花野稔相談部大阪相談室 相続した財産 ( 不動産や株式など ) を譲渡し 相続税の納税資金を捻出する場合があります 特に譲渡する株式が非上場株式である場合は 譲渡しようとしても流通性が乏しく また買取資金を用意する関係などからも その株式を発行会社に買取ってもらうケースが多いと思われます そうしたケースをはじめ 財産の譲渡による所得には 原則として所得税と住民税が課税されますが
1 繰越控除適用事業年度の申告書提出の時点で判定して 連続して 提出していることが要件である その時点で提出されていない事業年度があれば事後的に提出しても要件は満たさない 2 確定申告書を提出 とは白色申告でも可 4. 欠損金の繰越控除期間に誤りはないか青色欠損金の繰越期間は 最近でも図表 1 のよ
欠損金の繰越控除と繰戻還付に係る留意点企業会計上 損失が発生すればそれはその事業年度かぎりのことで その金額が他の年度の損益計算に影響を与えることはありません 税務上の所得計算も 単年度ごとに益金から損金を控除して行いますが ある年度の欠損金を他の年度の所得金額と通算せず所得の発生した年度にだけ課税するのは 企業資本の維持の観点から問題が残ります そこで法人税法では ある事業年度に生じた欠損金について
法人税 faq
法人基本情報と別表一 グループ法人税制における中小特例の扱いについて A 親会社の資本金が 5 億円以上の場合 その 100% 子会社については 中小企業特例は適用されません 1 軽減税率 平成 24 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から 複数の大法人の 100% 子会社等も適用されません 2 特定同族会社の特別税率 ( 留保金課税 ) の不適用 3 貸倒引当金の法定繰入率 4 交際費等の損金不算入制度における定額控除額制度
日本基準基礎講座 有形固定資産
有形固定資産 のモジュールを始めます Part 1 は有形固定資産の認識及び当初測定を中心に解説します Part 2 は減価償却など 事後測定を中心に解説します 有形固定資産とは 原則として 1 年以上事業のために使用することを目的として所有する資産のうち 物理的な形態があるものをいいます 有形固定資産は その性質上 使用や時の経過により価値が減少する償却資産 使用や時の経過により価値が減少しない非償却資産
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改正消費税法に関する Q&A 平成 25 年 6 月 10 日公益社団法人リース事業協会 Q1 平成 20 年 4 月 1 日以後に契約を締結したファイナンス リース取引 平成 20 年 4 月 1 日以後に契約を締結したファイナンス リース取引について 改正法 ( ) の経過措置の適用関係 ( 借手 貸手 ) を教えてください ( ) 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律
利益積立金額第 10 章税法上の資本の部 第 2 節利益積立金額 利益積立金額とは 法人の所得の金額のうち留保されているものをいう ( 法 21 十八 ) この利益積立金額は 法人の所得として課税済みの金額であり それが株主等に配当等された場合には二重課税の調整を要し また 特定同族会社の留保金課税
第 10 章税法上の資本の部 法人税法は 資本の部の金額のうち 株主等が拠出した部分の金額と法人が稼得した部分の金額とを区別しており 前者を資本金等の額といい資本金の額と資本金の額以外のものから成り 後者を利益積立金額という 資本金等の額は 企業会計上の資本金と資本剰余金に相当するものであり また 利益積立金額は 企業会計上の利益剰余金に相当するものであるが これらは必ずしも一致するものではない この章では
その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の
企業会計基準適用指針第 3 号その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の会計処理 目次 平成 14 年 2 月 21 日改正平成 17 年 12 月 27 日企業会計基準委員会 目的 1 適用指針 2 範囲 2 会計処理 3 適用時期 7 議決 8 結論の背景 9 検討の経緯 9 会計処理 10 項 - 1 - 目的 1. 本適用指針は その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の会計処理を定めるものである
3. 改正の内容 法人税における収益認識等について 収益認識時の価額及び収益の認識時期について法令上明確化される 返品調整引当金制度及び延払基準 ( 長期割賦販売等 ) が廃止となる 内容改正前改正後 収益認識時の価額をそれぞれ以下とする ( 資産の販売若しくは譲渡時の価額 ) 原則として資産の引渡
30. 収益認識基準 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景収益認識に関する会計基準の公表を受け 法人税における収益認識等について改正が行われる 大綱 90 ページ (2) 内容 法人税における収益認識等について 収益認識時の価額及び収益の認識時期について法令上明確化される 返品調整引当金制度及び延払基準 ( 長期割賦販売等 ) が廃止となる (3) 適用時期平成 30 年 4 月 1 日以後終了事業年度
「平成20年版 法人税申告書の記載の手引」別表五(一)
別表五 ( 一 ) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書 1 利益積立金額の計算に関する明細書 ⑴ この明細書の用途この明細書は 法第 2 条第 18 号及び令第 9 条 利益積立金額 に規定する利益積立金額を計算するために使用します ⑵ 各欄の記載要領 欄記載要領注意事項 区分 の 積立金 2 以下の空欄 利益準備金 1 以外の利益積立金額 ( 税務上の否認金 額のうち留保した金額を含みます
作成する申告書 還付請求書等の様式名と作成の順序 ( 単体申告分 ) 申告及び還付請求を行うに当たり作成することとなる順に その様式を示しています 災害損失の繰戻しによる法人税 額の還付 ( 法人税法 805) 仮決算の中間申告による所得税 額の還付 ( 法人税法 ) 1 災害損失特別勘
災害損失の繰戻しによる法人税額の還付 ( 法人税法第 80 条第 5 項 ) 及び仮決算の中間申告による所得税額の還付 ( 同法第 72 条 第 4 項 第 78 条 ) の適用を受ける場合の申告書等の記載例 この記載例では 1 災害損失の繰戻しによる法人税額の還付 ( 法人税法 805) 2 仮決算の中間申告による所得税額の還付 ( 法人税法 724 78) の適用を受ける場合の 申告書 還付請求書及び各種明細書の記載例を設例に基づき示しています
別表五(一) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書
別表五別表五 ( 一 )( 一 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書 ) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書 1 利益積立金額の計算に関する明細書 ⑴ この明細書の用途この明細書は 平成 18 年 5 月 1 日以後に終了する事業年度における法第 2 条第 18 号及び令第 9 条 利益積立金額 規定する利益積立金額を計算するために使用します なお 平成 18 年 5 月
投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額
(5) 課税上の取扱い 投資主及び投資法人に関する一般的な課税上の取扱いは以下のとおりです なお 税制等が改正された場合には 以下の内容が変更になることがあります 1 個人投資主の税務ア. 利益の分配に係る税務個人投資主が投資法人から受け取る利益の分配 ( 利益を超える金銭の分配のうち一時差異等調整引当額の増加額に相当する金額を含みます ) は 株式の配当と同様に配当所得として取り扱われます したがって
自己株式の消却の会計 税務処理 1. 会社法上の取り扱い取得した自己株式を消却するには 取締役会設置会社の場合は取締役会決議が必要となります ( 会 178) 取締役会決議では 消却する自己株式数を 種類株式発行会社では自己株式の種類及び種類ごとの数を決定する必要があります 自己株式を消却しても 会
平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 自己株式の消却の会計 税務処理 自己株式の処分の会計 税務処理 http://www.up-firm.com 1 自己株式の消却の会計 税務処理 1. 会社法上の取り扱い取得した自己株式を消却するには 取締役会設置会社の場合は取締役会決議が必要となります ( 会 178) 取締役会決議では 消却する自己株式数を
平成30年公認会計士試験
第 3 問答案用紙 問題 1 1 新株予約権 2 75,000 3 75,000 4 0 5 3,000 6 70,000 7 7,000 8 42,000 金額がマイナスの場合には, その金額の前に を付すこと 9 2,074,000 会計基準の新設及び改正並びに商法の改正により, 以前よりも純資産の部に直接計上される 項目や純資産の部の変動要因が増加している そこで, ディスクロージャーの透明性の確保
繰越損益金 26 欄記載要領注意事項 定により積み立てた剰余金の配当に係る利益準記載した金額を 当期の備金の額は 利益準備金 1 の 増 3 に記載増減 の 増 3 に 印します を付して記載します ( そ ⑷ 平成 22 年 10 月 1 日以後に適格合併に該当しの積立額は 翌期においない合併によ
別表五 ( 一 ) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書 1 利益積立金額の計算に関する明細書 ⑴ この明細書の用途 この明細書は 法第 2 条第 18 号 (( 定義 )) 及び令第 9 条 (( 利益積立金額 )) に規定する利益積立金額を計算するために使用します ⑵ 各欄の記載要領 欄記載要領注意事項 区分 の 積立金 2 以下の空欄 期首現在利益積立金額 1 当期の増減 利益準備金
とともに 繰越損益金 26 の 増 3 の金額に含まれることになります なお この場合に会社法第 445 条第 4 項の規定により積み立てた剰余金の配当に係る利益準備金の額は 利益準備金 1 の 増 3 に記載します ⑸ 平成 22 年 10 月 1 日以後に適格合併に該当しない合併により完全支配関
別表五 ( 一 ) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書 1 利益積立金額の計算に関する明細書 ⑴ この明細書の用途 この明細書は 法第 2 条第 18 号及び令第 9 条 (( 利益積立金額 ) に規定する利益積立金額を計算するために 使用します ⑵ 各欄の記載要領 欄記載要領注意事項 区分 の 積立金 2 以下の空欄 期首現在利益積立金額 1 利益準備金 1 以外の利益積立金額 (
1. みなし配当とは? A Q1. みなし配当の定義とみなし配当が生じる取引について教えてほしい みなし配当とは 以下 1~6 の事由により法人が株主へ金銭等の交付を行った場合において その交付金銭等の合計額がその法人の資本金等の額又は連結個別資本金等の額のうち交付の基因となった株式に対応する部分を
税務弘報 2010 年 10 月号平成 22 年 9 月 5 日発行 こう変わる!! 自己株式の税務 Q&A 平成 22 年度税制改正とみなし配当 Contents 1. みなし配当とは Q1. みなし配当の定義とみなし配当が生じる取引について教えてほしい Q2. 自己株式取得の場合のみなし配当の計算方法と課税関係について教えてほしい 2. 平成 22 年度税制改正による実務への影響はどうなるか?
完全支配関係の添付書類 ( 出資関係図 ) (1) 出資関係図の記載例 (Q&A 問 1) 平成 22 年度税制改正で グループ法人税制が導入されたことに伴い 法人税の確定申告書に 内国法人との間に完全支配関係がある法人との関係を系統的に示した図 ( 以下 出資関係図 という ) を添付することが定
旬刊経理情報 No.1266 平成 22 年 12 月 1 日発行 出資関係図の作成例などが明らかに 10 月公表質疑応答事例にみるグループ法人税制等の留意点 Contents 完全支配関係の添付書類 ( 出資関係図 ) (1) 出資関係図の記載例 (Q&A 問 1) (2) グループ法人が不明の場合 (Q&A 問 2) 株式の持合い (1) 中小特例の適用の有無 (Q&A 問 3) (2) 寄附修正
債務超過会社の吸収合併 1. 会社法の規制債務超過会社を消滅会社とする合併は 旧 商法では 資本充実の原則 に反するとして認められていませんでした つまり 合併登記が受理されませんでした このため実務上は 不動産や有価証券の含み益を計上するか営業権を認識して債務超過を解消する あるいは債務超過の子会
平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 Up Newsletter 債務超過会社の吸収合併 http://www.up-firm.com 1 債務超過会社の吸収合併 1. 会社法の規制債務超過会社を消滅会社とする合併は 旧 商法では 資本充実の原則 に反するとして認められていませんでした つまり 合併登記が受理されませんでした このため実務上は 不動産や有価証券の含み益を計上するか営業権を認識して債務超過を解消する
営業活動によるキャッシュ フロー の区分には 税引前当期純利益 減価償却費などの非資金損益項目 有価証券売却損益などの投資活動や財務活動の区分に含まれる損益項目 営業活動に係る資産 負債の増減 利息および配当金の受取額等が表示されます この中で 小計欄 ( 1) の上と下で性質が異なる取引が表示され
設例で解説 キャッシュ フロー計算書 第 1 回 : 営業活動によるキャッシュ フロー (1) 2015.11.18 新日本有限責任監査法人公認会計士山岸正典 新日本有限責任監査法人公認会計士七海健太郎 1. はじめにこれから 4 回にわたり キャッシュ フロー計算書について設例を使って解説していきます キャッシュ フロー計算書は そのキャッシュ フローを生み出した企業活動の性格によって 営業活動によるキャッシュ
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アンジェス MG (4563) 平成 19 年 12 月期決算短信ファイル名 :060_9390600652003.doc 更新日時 :2/6/2008 1:40 PM 印刷日時 :2008/02/0716:48 5. 連結財務諸表等 連結財務諸表 1 連結貸借対照表 区分 注記番号 前連結会計年度 ( 平成 18 年 12 月 31 日 ) 構成比金額 ( 千円 ) 当連結会計年度 ( 平成 19
第 298 回企業会計基準委員会 資料番号 日付 審議事項 (2)-4 DT 年 10 月 23 日 プロジェクト 項目 税効果会計 今後の検討の進め方 本資料の目的 1. 本資料は 繰延税金資産の回収可能性に関わるグループ 2 の検討状況を踏まえ 今 後の検討の進め方につ
第 298 回企業会計基準委員会 資料番号 日付 2014 年 10 月 23 日 プロジェクト 項目 税効果会計 今後の検討の進め方 本資料の目的 1. 本資料は 繰延税金資産の回収可能性に関わるグループ 2 の検討状況を踏まえ 今 後の検討の進め方について審議することを目的とする 背景 2. 第 1 回税効果会計専門委員会 ( 以下 専門委員会 という ) において 検討の範 囲及び進め方が審議され
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貸借対照表 ( 平成 28 年 6 月 30 日現在 ) 資産の部負債の部 ( 単位 : 千円 ) 流動資産 1,849,964 流動負債 460,780 現金及び預金 1,118,009 短期借入金 2,400 売掛金 95,652 1 年内返済予定の 6,240 長期借入金販売用不動産 13,645 未払金 41,252 貯蔵品 1,154 未払法人税等 159,371 前払費用 47,335
第4期 決算報告書
計算書類 ( 会社法第 435 条第 2 項の規定に基づく書類 ) 第 4 期 自平成 21 年 4 月 1 日至平成 22 年 3 月 31 日 1. 貸借対照表 2. 損益計算書 3. 株主資本等変動計算書 4. 個別注記表 エイチ エス債権回収株式会社 貸借対照表 平成 22 年 3 月 31 日 エイチ エス債権回収株式会社 ( 単位 : 千円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金
株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編
特定口座 ( 源泉徴収あり ) の譲渡損失を上場株式等に係る配当所得等から差し引いて 翌年以後に繰り越す場合の確定申告書の作成の手順を説明します ( 特定口座 ( 源泉徴収なし ) と一般口座を申告する場合の操作手順は 操作の手引き 株式等の譲渡 ( 特定口座 ( 源泉徴収なし ) と一般口座 ) 編 を併せてご覧ください ) なお この操作の手引きは 平成 29 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた
平成28年度 第144回 日商簿記検定 1級 会計学 解説
平成 28 年度第 144 回日商簿記検定試験 1 級 - 会計学 - 解 説 第 1 問語句 ( 数値 ) 記入 1. 退職給付会計 ⑴ 個別上の処理 1 期首退職給付引当金 :300,000 千円 ( 期首退職給付債務 )-250,000 千円 ( 期首年金資産 ) +36,000 千円 ( 未認識過去勤務費用 有利差異 )=86,000 千円 2 年金資産への拠出額 ( 借 ) 退職給付引当金
改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引
復興増税と平成 23 年度税制改正案の一部が成立しました!! 平成 23 年 11 月 30 日に 東日本大震災からの復興施策としての復興増税 ( 法人税及び所得税などの 臨時増税 ) と 平成 23 年度税制改正案のうち一部 ( 法人税率の引き下げや中小法人の軽減税率の引 き下げなど ) が国会で成立し 平成 23 年 12 月 2 日に公布 施行されました 成立している主な改正事項 企業関係個人
Taro-入門ⅠA-2019.jtd
第 3 章 有形固定資産 有形固定資産については 購入時 及び売却時の仕訳を行える必要があります また 有形固定資産には 建物や機械のように減価償却を行う償却資産と土地のように償却計算を行わない非償却資産とがあります 本章では 減価償却の手続きについても学習します 建物有形固定資産償却資産備品の種類 両運搬具有形固定資産機械 償却資産 地 董品 1. 有形固定資産の 有形固定資産を購入した場合には
日本基準でいう 法人税等 に相当するものです 繰延税金負債 将来加算一時差異に関連して将来の期に課される税額をいいます 繰延税金資産 将来減算一時差異 税務上の欠損金の繰越し 税額控除の繰越し に関連して将来の期に 回収されることとなる税額をいいます 一時差異 ある資産または負債の財政状態計算書上の
国際財務報告基準 (IFRS) 税効果シリーズ シリーズ IAS 第 12 号 法人所得税 (1/3) ( 平成 23 年 1 月 31 日現在 ) 1. 目的 範囲 IAS 第 12 号 法人所得税 の目的は 法人所得税の会計処理を定めることにあります 法 人所得税の会計処理に関する主たる論点は 次の事項に関して当期および将来の税務上の 影響をどのように会計処理するかにあります 1 企業の財政状態計算書で認識されている資産
科目 期別 損益計算書 平成 29 年 3 月期自平成 28 年 4 月 1 日至平成 29 年 3 月 31 日 平成 30 年 3 月期自平成 29 年 4 月 1 日至平成 30 年 3 月 31 日 ( 単位 : 百万円 ) 営業収益 35,918 39,599 収入保証料 35,765 3
財務諸表 貸借対照表 資産の部 ( 単位 : 百万円 ) 科目 期別 平成 29 年 3 月末 平成 30 年 3 月末 流動資産 196,872 206,161 現金及び預金 172,852 184,518 求償債権 11,481 11,536 有価証券 4,822 6,921 金銭の信託 10,058 5,023 未収入金 378 365 前払費用 31 43 繰延税金資産 3,372 3,228
平成28年度 第143回 日商簿記検定 1級 会計学 解説
平成 28 年度第 143 回日商簿記検定試験 1 級 - 会計学 - 解 説 第 1 問 ⑴ 固定資産の減損に係る会計基準注解注 1 1. ⑵ 金融商品に関する会計基準 32 ⑶ 1 株当たり当期純利益に関する会計基準 20 ⑷ 事業分離等に関する会計基準 16 ⑸ 四半期財務諸表に関する会計基準 39 からのお知らせ 自分の未来を考えるセミナー 未来塾 を開催します 何のために働くのか? 本当の学力を身に付けること
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貸借対照表 ( 平成 24 年 6 月 30 日現在 ) 資産の部負債の部 ( 単位 : 千円 ) 流動資産 1,467,088 流動負債 803,958 現金及び預金 788,789 短期借入金 14,000 売掛金 138,029 1 年内返済予定の 47,952 長期借入金貯蔵品 857 未払金 90,238 前払費用 27,516 未収収益 12,626 未払法人税等 247,756 未払消費税等
連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476
連結貸借対照表 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476 貸倒引当金 140 流動資産合計 82,369 固定資産有形固定資産建物及び構築物 67,320 減価償却累計額 38,306 建物及び構築物
平成25年度 第134回 日商簿記検定 1級 商業簿記 解説
平成 25 年度第 134 回日商簿記検定試験 1 級 - 商業簿記 - 解 説 ( 注 ) 金額の単位はすべて千円である 1.20X4 年度末の連結決算 ⑴ S 社の資本の流れ 20X1 20X3 20X4 資本金 30,000 30,000 30,000 +3,000 +1,000( 利益 ) 利益剰余金 5,000 8,000 8,600 400( 配当 ) +700 +100 評価 換算差額等
