1. みなし配当とは? A Q1. みなし配当の定義とみなし配当が生じる取引について教えてほしい みなし配当とは 以下 1~6 の事由により法人が株主へ金銭等の交付を行った場合において その交付金銭等の合計額がその法人の資本金等の額又は連結個別資本金等の額のうち交付の基因となった株式に対応する部分を
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- あきみ そや
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1 税務弘報 2010 年 10 月号平成 22 年 9 月 5 日発行 こう変わる!! 自己株式の税務 Q&A 平成 22 年度税制改正とみなし配当 Contents 1. みなし配当とは Q1. みなし配当の定義とみなし配当が生じる取引について教えてほしい Q2. 自己株式取得の場合のみなし配当の計算方法と課税関係について教えてほしい 2. 平成 22 年度税制改正による実務への影響はどうなるか? Q3. 自己株式に関連する平成 22 年度税制改正による主な変更点を教えてほしい Q4. Q3 の A% グループ法人間の株式の発行法人に対する譲渡損益の取扱いについて詳しく説明して欲しい Q5. Q3 の A の自己株式として取得されることを予定して取得した株式に係るみなし配当の取扱いについて詳しく説明してほしい Q6. Q3 の A の抱合せ株式がある場合における譲渡損益の取扱いについて詳しく説明してほしい Q7. 自己株式取得時のみなし配当等について その他の留意点があれば説明してほしい はじめに 平成 22 年度税制改正ではグループ法人税制が導入されるとともに 資本取引等に係る税制の見直しが行われた 本稿では 自己株式の取得等に係る法人株主での課税関係の概要と平成 22 年度税制改正が与える影響について みなし配当の取扱いを中心として Q&A 形式で確認していきたい なお 本稿の意見にわたる部分は筆者の私見であることを申し添える Essence 平成 22 年度税制改正では自己株式に関連して以下の 3 つのポイントが改正された 改正後の資本取引についてはこの改正点を踏まえた上で検討を行う必要がある 1. % グループ法人間の株式の発行法人への譲渡について株式譲渡損益が不計上となった 2. 発行法人による自己株式の取得が予定されている株式を取得し その発行法人へ譲渡した場合のみなし配当について益金不算入制度の適用を受けることができなくなった 3. 非適格合併の抱合株式について譲渡損益が不計上となった
2 1. みなし配当とは? A Q1. みなし配当の定義とみなし配当が生じる取引について教えてほしい みなし配当とは 以下 1~6 の事由により法人が株主へ金銭等の交付を行った場合において その交付金銭等の合計額がその法人の資本金等の額又は連結個別資本金等の額のうち交付の基因となった株式に対応する部分を超えるときにおけるその超える部分の金額をいう ( 法法 241) みなし配当は会社法上の剰余金の配当には該当しないものの 経済実体としては利益の払戻しに該当することから 税務上は剰余金の配当と同様に取り扱われるものである 1 非適格合併 2 非適格分割型分割 3 資本の払戻し ( 資本剰余金の減少に伴う剰余金の配当のうち 分割型分割によるもの以外のもの ) 又は解散による残余財産の分配 4 自己の株式又は出資の取得 ( 一定のものを除く Q2 において詳述 ) 5 出資の消却 ( 一定のものを除く ) 出資の払戻し 社員その他法人の出資者の退社又は脱退による持分の払戻しその他株式又は出資をその発行した法人が取得することなく消滅させること 6 一定の組織変更 A Q2. 自己株式取得の場合のみなし配当の計算方法と課税関係について教えてほしい (1) みなし配当の計算方法 Q1 の A のとおり みなし配当の金額は 自己株式の取得の対価として交付した金銭の額及び金銭以外の資産の価額の合計額から 発行法人の資本金等の額のうち交付の基因となった当該法人の株式に対応する部分の金額 (1 株当たりの資本金等の額 取得株数 ) を控除した残額となる ( 法法 24 1 四 法令 81 十七 ) ただし 自己株式の取得であっても以下の取引についてはみなし配当として取り扱われない ( 法法 241 四カッコ書き 法令 233 法法 61 の 213 一 ~ 三 ) 金融商品取引所の開設する市場における購入 店頭売買登録銘柄として登録された株式のその店頭売買による購入 金融商品取引業のうち一定のものが有価証券の売買の媒介 取次ぎ又は代理をする場合におけるその売買 ( 一定のものを除く ) 事業の全部の譲受け 合併又は分割若しくは現物出資 ( 一定のものに限る ) による被合併法人又は分割法人若しくは現物出資法人からの移転 適格分社型分割 ( 一定のものに限る ) による分割承継法人からの交付 一定の株式交換による株式交換完全親法人からの交付 合併に反対する当該合併に係る被合併法人の株主等の買取請求に基づく買取り 会社法第 192 条 1 項 ( 単元未満株式の買取りの請求 ) 又は第 234 条第 4 項 ( 一に満たない端数の処理 )( 第 235 条第 2 項又は他の法律において準用する場合を含む ) の規定による買取り 全部取得条項付種類株式に係る一定の取得決議 ( 当該取得決議に係る取得価格の決定の申立てをした者でその申立てをしないとしたならば当該取得の対価として交付されることとなる当該取得をする法人の株式の数が一に満たない端数となるものからの取得に係る部分に限る ) 法人税法施行令 119 条の 8 の 2( 取得請求権付株式の取得等の対価として生ずる端数の取扱い ) に規定する 1 株に満たない端数に相当する部分の対価としての金銭の交付 一定の取得請求権付株式に係る請求権の行使によりその取得の対価として当該取得をする法人の株式のみが交付される場合の当該請求権の行使による取得 一定の取得条項付株式に係る取得事由の発生によりその取得の対価として当該取得をされる株主等に当該取得をする法人の株式のみが交付される場合の当該取得事由の発生による取得 全部取得条項付種類株式に係る取得決議によりその取得の対価として当該取得をされる株主等に当該取得をする法人の株式以外の資産が交付されない場合の当該取得決議による取得 2
3 (2) 課税関係 自己株式取得時の課税関係については平成 22 年度税制改正で一部取扱いに変更があるが 下記では原則的な取扱いについて記載している 改正点については Q3 以降を参照されたい 1 株式を発行法人に譲渡した法人の処理 前述のとおり 株式の発行法人への譲渡対価として交付された金銭等の額のうち 発行法人の 1 株当たりの資本金等の額 譲渡株数 を超える部分の金額はみなし配当として取り扱われるが みなし配当は受取配当等の益金不算入制度により 一部 又は全部が益金不算入となる ( 法法 23) ( 益金不算入制度の改正については Q7 参照 ) また 譲渡対価の額からみなし配当の額を控除した金額 すなわち当該購入に対応する資本金等の額と譲渡原価との差額が株式譲渡損益として課税対象となる ( 法法 61 の 21) ( 図表 1 2 参照 ) 2 自己株式を購入した発行法人の処理 自己株式の取得のために株主に支払った対価は資本金等と利益積立金を払い戻したものとみなされる ( 法令 81 十七 法令 91 十二 )( 図表 1 2 参照 ) 図表 1 みなし配当と株式譲渡損益の計算ロジック 交付金銭等の額 ( 譲渡対価 ) 300 資本金等の額 50 (1 株当たり資本金等の額 取得株数 ) 利益積立金額 250 ( 交付金銭等の額 - 資本金等の額 ) みなし配当 250 譲渡対価の額 - みなし配当の額 50 ( 資本金等の額 ) 譲渡損 50 ( みなし配当控除後の譲渡対価 - 譲渡原価 ) 譲渡原価 図表 2 譲渡側及び購入側の税務仕訳 (A 社 : 譲渡法人側 ) 借方 * 金額 貸方 * 金額 現金預金 A 300 B 社株式 D 株式譲渡損 E 50 みなし配当 C 250 合計 350 合計 350 (B 社 : 購入法人側 ) 借方 * 金額 貸方 * 金額 資本金等 B 50 現金預金 A 300 利益積立金 C 250 合計 300 合計 300 原則として 譲渡損は損金算入 譲渡益は益金算入 ( 改正後は一定の場合には譲渡損益が計上されない ) 受取配当等の益金不算入制度の適用により一部又は全部が益金不算入 ( 改正後は一定の場合には益金算入 ) ( 前提 ) 1 自己株式 ( 発行済株数の 50% 相当 ) を時価 300 で購入 2 発行法人の資本金等の額は 3 譲渡側における発行法人の株式 (80% 保有 ) の簿価は 源泉税については考慮外 (* 金額の算定根拠 ) A: 購入対価 300 B: 資本金等の額 購入割合 50% = 50 C: A(300)- B (50)= 250 D: 株式簿価 % 譲渡割合 50% = E: A(300)- C(250)- D()= -50( 譲渡損 ) 3
4 2. 平成 22 年度税制改正による実務への影響はどうなるか? Q4. Q3 の A% グループ法人間の株式の発行法人に対する譲渡損益の取扱いについて詳しく説明して欲しい A Q3. 自己株式に関連する平成 22 年度税制改正による主な変更点を教えてほしい 以下が主な変更点となる 1 % グループである内国法人間で 所有株式を発行法人である内国法人に対して譲渡する等の場合には その譲渡損益を計上しないこととされた ( 法法 61 の 216) 2 自己株式として取得されることを予定して取得した株式が自己株式として取得された際に生ずるみなし配当については 益金不算入制度 ( 外国子会社配当益金不算入制度を含む ) を適用しないこととされた ( 法法 の 22) 3 抱合株式については 譲渡損益を計上しないこととされた ( 法法 61 の 23) A (1) 改正前の取扱い 株式を内国法人である発行法人に対して譲渡する等の場合には Q2 の A のとおり譲渡対価のうち 1 株当たりの資本金等の額 譲渡株数 を超える金額をみなし配当として計算する一方 資本の払戻しの額 (1 株当たりの資本金等の額 譲渡株数 ) と譲渡株式の簿価との差額が譲渡損益として認識されていた 改正前の制度では 資本金等の額が小さく利益剰余金が大きい会社が自己株式取得を行った場合 親会社においてみなし配当 ( 益金不算入 ) と子会社株式譲渡損失が両建てで計上され 税務上の損失を計上するケースがあった 4
5 (2) 改正後の取扱い 平成 22 年度税制改正により 内国法人が所有株式を その株式を発行した完全支配関係 ( 直接又は間接の % 支配関係で 従業員持株会の所有割合が 5% 未満の場合等を含む 法法 2 十二の七の六 法令 4 の 22) がある他の内国法人に対して自己株式の取得として譲渡するなど みなし配当が生じる事由により金銭等の交付を受けた場合又は当該事由により当該他の内国法人の株式を有しないこととなった場合 ( 残余財産の分配を受けないことが確定した場合を含む ) には その株式の譲渡に係る対価の額は原価の額に相当する金額とされることとなった ( 法法 61 の 216) すなわち 譲渡損益額が計上されないこととなった ( 図表 3 参照 ) これは グループ法人が一体的に経営されている実態にかんがみ 発行法人に対する株式の譲渡及びこれと同様のみなし配当の発生の基因となる事由の発生もグループ内法人に対する資産の譲渡に変わりないことから 譲渡損益を計上しないこととされたものである ただし 税法上 自己株式は資産ではなく資本の減算項目として取得と同時に消却したかのような処理を行っていることから 譲渡損益の繰延べではなく譲渡損益を計上しないこととされた また この場合 以下の算式により計算した金額が 株主における資本金等の額の減算項目とされた ( 法令 81 十九 ) すなわち 譲渡損益相当額を株主である法人の資本金等の額にチャージすることになった 減算すべき資本金等の額 (3) 適用時期 = みなし配当等の額 + 譲渡原価相当額 - 交付を受けた金銭等の額 上記の改正は平成 22 年 10 月 1 日以後に生ずるみなし配当の発生事由について適用される ( 平成 22 年改正法附則 21 3 平成 22 年改正法令附則 42) なお その発生事由が残余財産の分配である場合には 平成 22 年 9 月 30 日以前に解散したものを含まないことに注意が必要である ( 平成 22 年改正法令附則 132) つまり 平成 22 年 9 月 30 日以前の解散に基づき平成 22 年 10 月 1 日以後に残余財産の分配がなされた場合は 従前どおり株式の譲渡損益が計上されることとなる 図表 3 完全支配関係にある法人間の株式の発行法人への譲渡 親会社 ( 子会社株式簿価 :200) % 子会社 資産 ( 含み益なし ) 子会社株式 50% 負債 資本金等 利益積立金 500 改正前の税務仕訳 親会社 現金預金 300 子会社株 株式譲渡損 50 みなし配当 250 対価 300 親会社の課税 1 みなし配当 株式譲渡損 受取配当等益金不算入 -250 合計 -50 子会社 資本金等 50 現金預金 300 利益積立金 250 子会社 資本金等 50 現金預金 300 利益積立金 250 ( 注 : 源泉税については考慮外 配当益金不算入における控除負債利子 = 0) 改正後の税務仕訳 親会社 現金預金 300 子会社株 資本金等 50 みなし配当 250 親会社の課税 1 みなし配当 株式譲渡損 0 3 受取配当等益金不算入 -250 合計 0 5
6 (4) 留意点 1 適用除外取引 Q1 の A のみなし配当発生事由のうち以下の事由については 従前より発行法人株式の譲渡損益が計上されないことから この措置の適用対象外とされた ( 法法 61 の 216 カッコ書き ) 被合併法人の株主に合併法人の株式又は合併法人の親法人の株式のいずれか一方の株式以外の資産が交付されない合併 分割法人の株主に分割承継法人の株式又は分割承継法人の親法人の株式のいずれか一方の株式以外の資産が交付されない分割型分割 2 適格現物分配との関係 平成 22 年度税制改正により 適格現物分配制度が新設された 完全支配関係がある内国法人間で現物分配 ( 株主等に対して剰余金の配当 資本の払戻し 解散による残余財産の分配 自己株式の取得等により金銭以外の資産を交付すること 法法 2 十二の六 ) が行われた場合には適格現物分配となり ( 法法 2 十二の十五 ) 現物分配法人 ( 現物分配を行った法人 ) から被現物分配法人 ( 現物分配により資産の移転を受けた法人 ) に対して 当該移転をした資産の当該適格現物分配直前の帳簿価額 ( 当該適格現物分配が残余財産の全部の分配である場合には その残余財産の確定の時の帳簿価額 ) により譲渡をしたものとし ( 法法 62 の 53) 一方 被現物出資法人においては当該資産の移転により生じる収益の額は益金の額に算入しないこととされた ( 法法 62 の 54) ここで 適格現物分配が自己株式の取得である場合 すなわち % グループ法人間で自己株式取得の対価として金銭以外の資産を交付した場合には 通常のみなし配当と同様に 現物分配法人株式の部分譲渡とされるものの Q4 の A で記載したとおり 譲渡損益は計上されず ( 法法 61 の 216) 譲渡損益相当額を資本金等の額にチャージすることとされた ( 法令 81 十九 ) また 被現物分配法人は その交付を受けた資産のその交付直前簿価に相当する金額から現物分配法人の資本金等の額 (1 株当たり資本金等の額 自己株式の取得に係る株数 ) を除いた金額を利益積立金額に加算することとなる ( 法令 91 四 ) ( 図表 4 参照 ) 図表 4 適格現物分配の処理例 ( 自己株式取得 ) ( 被現物分配法人側 ) 借方 * 金額貸方 * 金額 資産 ( 簿価 ) A 300 子会社株式 D 資本金等 E 50 利益積立金 C 250 合計 350 合計 350 ( 前提 ) 1 自己株式 ( 発行済株数の 50% 相当 ) を金銭以外の資産 ( 簿価 300) で購入 2 発行法人の資本金等の額は 3 譲渡側における発行法人の株式 (% 保有 ) の簿価は % グループ法人間での自己株式取得 ( 現物分配法人側 ) 借方 * 金額貸方 * 金額 資本金等 B 50 資産 ( 簿価 ) A 300 利益積立金 C 250 合計 300 合計 300 (* 金額の算定根拠 ) A: 自己株式の取得対価 ( 金銭以外の資産の簿価 ) B: 資本金等の額 購入割合 50% = 50 C: A(300)- B(50)= 250 D: 株式簿価 200 譲渡割合 50% = E: A みなし配当 (250)+ みなし対価 ()- 交付資産等 (300)= 50 6
7 A Q5. Q3 の A の自己株式として取得されることを予定して取得した株式に係るみなし配当の取扱いについて詳しく説明してほしい (1) 改正前の取扱い 株式を内国法人である発行法人に対して譲渡する等の場合には 前述のとおり譲渡対価のうち 1 株当たりの資本金等の額 譲渡株数 を超える金額をみなし配当として計算する一方 譲渡対価からみなし配当を控除した残額 つまり譲渡株式に対応する資本金等の額と譲渡株式の簿価 ( 譲渡原価 ) との差額が譲渡損益として認識されることになるが 当該みなし配当については受取配当等益金不算入制度の適用により その一部又は全部が益金不算入となり かつ 当該株式の譲渡損も損金算入されることから この制度を利用して 実質的に損益が生じない取引を行うことによって税制上のみの損失を作り出す事例が存在していたようである (2) 改正後の取扱い 上記の租税回避的行為を防止するための措置として 公開買付けなど発行法人が自己株式として取得することを予定している株式を取得し 当該株式が予定どおり発行法人により取得された場合には 発行法人により自己株式として取得された際に生ずるみなし配当については 受取配当等益金不算入制度及び外国子会社配当益金不算入制度の適用対象外とされた ( 法法 の の 43)( 図表 5 参照 ) (3) 適用時期 上記の改正は 法人が平成 22 年 10 月 1 日以後に取得 ( 適格合併又は適格分割型分割による引継ぎを含む ) する株式に係る配当等の額について適用される ( 平成 22 年改正法附則 ) 図表 5 自己株式取得に係るみなし配当の益金不算入の制限 A 社 公開買付実施 B 社 Step 2 公開買付に応募 (1 株 株当たり資本金等の額 :70) 株式市場 Step 1 株式市場から A 社株式を取得 (1 株 200) (Step 1) 改正前の税務仕訳 B 社 A 社株 200 現金預金 200 (Step 2) B 社 現金預金 200 A 社株 200 株式譲渡損 130 みなし配当 130 親会社の課税 1 みなし配当 株式譲渡損 受取配当等益金不算入 -65 合計 -65 (Step 1) (Step 2) 改正後の税務仕訳 B 社 A 社株 200 現金預金 200 B 社 現金預金 200 A 社株 200 株式譲渡損 130 みなし配当 130 親会社の課税 1 みなし配当 株式譲渡損 受取配当等益金不算入 0 合計 0 ( 注 : 源泉税については考慮外 配当益金不算入における控除負債利子 = 0.50% 益金不算入 ) 7
8 (4) 留意点 1 上記制度は完全支配関係がある発行法人による自己株式の取得の場合には 適用除外とされている ( 法法 の 43) これは完全支配関係のある法人間での自己株式の取得については前述のとおり譲渡損益が不計上とされており 租税回避のおそれがないためである 2 益金不算入制度の適用対象外となるみなし配当の元本である株式は 発行法人による自己株式の取得が予定されているもの に限られているが この自己株式の取得には金融商品取引所の開設する市場における取得等 みなし配当の生じない事由 ( 法令 233) による取得は含まれない (Q2 の A 参照 ) また 自己株式の取得が その株式の取得時において ( 図表 5 の B 社における A 社株の取得時において ) 具体的に予定されていることを必要とし 例えば公開買付けに関する公告がされている場合や組織再編 ( 反対株主の買取請求 ) が公表されている場合には 予定されていること に該当するが 単に取得条項や取得請求権が付されていることのみをもっては 予定されていること には該当しないものと考えられる ( 財務省 平成 22 年度税制改正の解説 ) この点については新設された法人税基本通達 3-1-8( 自己株式等の取得が予定されている株式等 ) でも触れられており 例えば上場会社等が自己の株式の公開買付けを行う場合における公開買付期間中に法人が当該株式を取得した場合が該当するものとされている さらに その取得した株式が適格合併 適格分割又は適格現物出資により被合併法人 分割法人又は現物出資法人から移転を受けた株式である場合には 益金不算入制度の適用対象外となるみなし配当の額は その 予定されていた事由 がその合併法人等のその株式の取得の時においても生ずることが予定されていた場合における その予定されていた事由に基因する配当等の額となる ( 法令 20 の 2 22 の の 7 の 2) 3 益金不算入制度の適用対象外となるみなし配当の額は その予定されていた事由に基因するものに限られていることから 自己株式としての取得が予定されている株式を取得した場合でも 例えば公開買付けが予定されていたにもかかわらず公開買付けが実施されなかったときには その後みなし配当発生事由が生じたことにより配当を受け取った場合でも その配当の額については 受取配当等益金不算入制度が適用される ( 法基通 注書き ) 8
9 A Q6. Q3 の A の抱合せ株式がある場合における譲渡損益の取扱いについて詳しく説明してほしい (1) 改正前の取扱い 非適格合併の場合において 抱合株式 ( 合併法人が有する被合併法人株式 ) に合併法人の新株を割り当てないときでも 他の被合併法人株主と同様に新株の交付を時価で受けたものとみなして みなし配当 ( 合併交付金等が交付されない場合 ) 又はみなし配当及び株式譲渡損益 ( 合併交付金等が交付される場合 ) を認識していた 改正前の制度では 金銭を交付する非適格合併を行った場合に 合併法人においてみなし配当 ( 益金不算入 ) と子会社株式譲渡損失が両建てで計上され 税務上の損失を計上するケースが存在していたようである 図表 6 非適格合併における抱合株式の譲渡損失 (2) 改正後の取扱い 抱合株式については株式の譲渡損益を計上しないこととされ この譲渡損益相当額を資本等の額に加減算することとなった ( 法法 61 の 23 法令 81 五 )( 図表 6 参照 ) 合併法人は合併により被合併法人の資産及び負債の包括承継を受けるところ 合併法人が合併直前に被合併法人の株式を有していた場合には 被合併法人の資産負債について合併により被合併法人株式を通じた間接保有から直接保有へと変わるものであり 合併対価の種類にかかわらず 被合併法人の資産負債への投資が継続しているといえるため 譲渡損益を計上しないこととされたものである (3) 適用時期 この改正は 平成 22 年 10 月 1 日以後に合併が行われる場合における法人の各事業年度の所得に対する法人税について適用される ( 平成 22 年改正法附則 102) (4) 留意点 上場会社について MBO や完全子会社化が行われる際に少数株主の排除 ( スクイーズ アウト ) の手法の一つとして現金交付合併が利用されることがあるが この改正により譲渡損の計上ができなくなるため 改正後のスキーム検討に注意が必要と思われる A 社 ( 合併法人 ) (B 社株式簿価 :200) 資産 900 ( 含み益なし ) B 社 ( 被合併法人 ) その他株主 20% 80% 負債 300 資本金等 利益積立金 500 改正前のA 社の税務仕訳時価受入時 資産 900 負債 300 資本金等 500 合併交付金 * 抱合株式への割当て ** 合併交付金 20 みなし配当 *** 自己株式 ** B 社株 200 譲渡損 **** 180 自己株式を資本金等の額から減算 資本金等 自己株式 改正後のA 社の税務仕訳時価受入時 資産 900 負債 300 資本金等 500 合併交付金 * 抱合株式への割当て ** 合併交付金 20 みなし配当 *** 自己株式 ** B 社株 200 資本金等 180 自己株式を資本金等の額から減算 資本金等 自己株式 合併にあたり合併交付金 80 合併法人株式 ( 時価 )400 を交付 ( 合併法人以外の株主のみ ) * 合併交付金を A 社にも交付したものとして 80 80% = の交付金を計上する ** 合併交付金 :80 80% 20% = 20 自己株式 :400 80% 20% = *** みなし配当 : 対価 ( + 20)- 20% = **** 譲渡損 : 合併対価 ( + 20)- みなし配当 ()- 譲渡原価 (200)= -180 ( 源泉税については考慮外 ) 9
10 A Q7. 自己株式取得時のみなし配当等について その他の留意点があれば説明してほしい (1) 受取配当等益金不算入制度の改正 平成 22 年度税制改正により 完全支配関係のある子法人からの受取配当金の益金不算入については負債利子控除が不適用となった ( 法法 2345 平成 22 年 4 月 1 日以後開始事業年度から適用 ) 具体的には 配当を行う内国法人と配当を受ける内国法人との間に配当等の計算期間 ( 原則として 前回の配当支払いに係る基準日の翌日から今回の配当支払いに係る基準日までの期間 ) の開始の日から末日まで継続して完全支配関係があった場合には これらの内国法人間での配当については 負債利子の額を控除することなく 当該子法人からの受取配当等の額の全額が益金不算入となる ( 法令 22 の 2) ただし みなし配当については そのみなし配当の支払い効力発生日の前日において完全支配関係があった場合には この規定の適用を受けることとなり 負債利子の額を控除することなく みなし配当の額の全額が益金不算入となる ( 法令 22 の 21 カッコ書き )( 図表 7 参照 ) 図表 7 改正前後の受取配当等の益金不算入額の算式 (2) 資本金等の減少による地方税等への影響 これは平成 22 年度税制改正には直接関係がないが 自己株式を取得する発行法人側については当該取得に伴い 資本金等と利益積立金が減少することとなるが これに伴い ( 資本金等の額に応じて税額を計算する ) 住民税均等割額や外形標準課税の資本割額に影響が生じる可能性がある また 資本金等の額が税務調整額の計算基礎となる寄附金等の損金不算入制度等についても影響が生じる可能性がある 配当等の区分 改正前 益金不算入額 改正後 完全子法人株式等 ( 配当等の計算期間中 完全支配関係が継続する関係等 ) ( 関係法人株式等に係る配当等に区分 ) 配当等の額 % 関係法人株式等 ( 配当等の支払効力発生日以前 6 か月以上 保有割合が 25% 以上等 ) ( 配当等の額 - 控除負債利子 ) % 上記以外の株式等 ( 配当等の額 - 控除負債利子 ) 50% 10
11 (3) 自己株式買取り時のみなし配当に係る源泉税 本稿の各図表では仕訳単純化のために考慮対象外としているが みなし配当の金額に 20% を乗じた金額については原則として源泉徴収が必要となる ( 所法 182 二 ) ただし 上場会社等が自己株式を公開買付けにより取得する場合にはみなし配当に係る源泉税の取扱いに特例が存在する 具体的には 上場会社等が平成 22 年 3 月 31 日までの期間内に 金融商品取引法に規定する公開買付けにより自己株式の取得を行った場合には この買付けに応じた個人株主についてはみなし配当課税を行わず 株式の譲渡による所得として課税することとされていた ( 所法 251 四 旧措法 9の6 旧措令 5) が 平成 22 年度税制改正によりこの取扱いが廃止され 改正後はみなし配当に係る源泉徴収を行うとともに配当等の支払の取扱者への源泉徴収に係る一定の通知を行うこととなった また 上場会社等の自己株式の公開買付けの場合のみなし配当に係る大口株主 (5% 以上 ) の判定基準日について その公開買付け終了日とする改正が行われた ただし 平成 22 年 12 月 31 日まではみなし配当の支払の取扱者のシステム対応に要する期間等を考慮して 従前の取扱いを適用する経過措置が講じられている ( 措令 4の21 4の61 4の6の213 平成 22 年改正措法附則 512 平成 22 年改正措令附則 9) なお 上記改正後の上場株式等のみなし配当に係る源泉税率は原則として所得税 15%+ 住民税 5% だが 平成 21 年 1 月 1 日から平成 23 年 12 月 31 日までの間に支払いを受けるべき上場株式等の配当等については所得税 7%+ 住民税 3% とすることとされている ( 措法 8 の 41 平成 20 年改正措法附則 平成 20 年地法附則 35)( 図表 8 参照 ) (4) 税制改正の個人所得税課税への影響 自己株式に関連する平成 22 年度税制改正の内容は基本的には法人株主に関するものであり 個人株主の税務取扱いについては上記 3 の上場株式等に係る自己株式の取得の場合を除き 従前からの変更はない すなわち 法人の株主である個人が当該法人による自己株式の取得により金銭等の交付を受けた場合において その金銭等の額のうち当該法人の資本金等の額に対応する部分の金額を超えるときは その超える部分の金額はみなし配当として取り扱われることとなる ( 所法 251 四 ) みなし配当は配当所得に分類されるため 総合課税の対象として他の所得と合算され 配当控除の適用を受けることとなる ( 所法 92) また みなし配当に係る源泉税は確定申告において税額控除の対象となる ( 所法 1201 五 六 ) さらに 株式の譲渡所得についても分離課税がなされることとなる ( 措法 37 の 10 地法附則 35 の 2) なお 相続税の確定申告書の提出期限の翌日以後 3 年を経過する日までの間にその相続税額に係る課税価格の計算の基礎に算入された非上場会社株式を自己株式として発行法人に譲渡した場合には みなし配当を株式の譲渡損益として取り扱う旨の規定がある ( 措法 9 の 7) ので留意する必要がある (5) 旧制度の駆込み適用と包括否認規定 上述のとおり 自己株式に係る平成 22 年度税制改正の内容は基本的に平成 22 年 10 月 1 日以後の取引に適用されることとなっているため 原則として平成 22 年 9 月末までに取引を行えば改正前の制度が利用でき 損失計上が認容されることになるものと考えられるが あくまでも事業上の目的や経済合理性のある取引についてのみ当該損失の計上が容認され 租税負担の軽減のみを目的とした場合には 形式的には違法行為でなくとも包括的租税回避行為防止規定 ( 法法 132 等 ) の適用を受ける可能性も否定できないものと考えられる 図表 8 源泉税率の整理 配当区分 上場株式等の配当等 株主区分 個人 ( 大口株主等以外 ) 個人 ( 大口株主等 (5% 以上保有 )) 源泉徴収税率 ~ 平成 23 年 12 月 31 日平成 24 年 1 月 1 日 ~ 所得税 7% + 住民税 3% 所得税 15% + 住民税 5% 所得税 20% 法人所得税 7% 所得税 15% 非上場株式等の配当等 個人 法人 所得税 20% 11
12 Contact インターナショナルアンドトランザクションタックスサービス部前川宗大マネージャー [email protected] Ernst & Young アーンスト アンド ヤングについて アーンスト アンド ヤングは アシュアランス 税務 トランザクションおよびアドバイザリーサービスの分野における世界的なリーダーです 全世界の 14 万 1 千人の構成員は 共通のバリュー ( 価値観 ) に基づいて 品質において徹底した責任を果します 私どもは クライアント 構成員 そして社会の可能性の実現に向けて プラスの変化をもたらすよう支援します アーンスト アンド ヤング とは アーンスト アンド ヤング グローバル リミテッドのメンバーファームで構成されるグローバル ネットワークを指し 各メンバーファームは法的に独立した組織です アーンスト アンド ヤング グローバル リミテッドは 英国の保証有限責任会社であり 顧客サービスは提供していません 詳しくは にて紹介しています について は 長年にわたり培ってきた経験と国際ネットワークを駆使し 常にクライアントと協力して質の高いグローバルなサービスを提供しております 企業のニーズに即応すべく 国際税務 M&A 組織再編や移転価格などをはじめ 税務アドバイザリー 税務コンプライアンスの専門家集団として質の高いサービスを提供しております 詳しくは にて紹介しています 本記事全般に関するご質問 ご意見等がございましたら 下記までお問い合わせ下さい コーポレート コミュニケーション部 [email protected] 2010 Ernst & Young Shinnihon Tax All Rights Reserved. EYTAX SCORE CC 本書又は本書に含まれる資料は 一定の編集を経た要約形式の情報を掲載するものです したがって 本書又は本書に含まれる資料のご利用は一般的な参考目的の利用に限られるものとし 特定の目的を前提とした利用 詳細な調査への代用 専門的な判断の材料としてのご利用等はしないでください 本書又は本書に含まれる資料について を含むアーンスト アンド ヤングの他のいかなるグローバル ネットワークのメンバーも その内容の正確性 完全性 目的適合性その他いかなる点についてもこれを保証するものではなく 本書又は本書に含まれる資料に基づいた行動又は行動をしないことにより発生したいかなる損害についても一切の責任を負いません
【問】適格現物分配に係る会計処理と税務処理の相違
現物配当に係る会計上 税法上の取扱い Profession Journal No.11(2013 年 3 月 21 日 ) に掲載 日本税制研究所研究員朝長明日香 平成 22 年度税制改正において適格現物分配が組織再編成の一形態として位置づけられたことにより 完全支配関係のある法人間で現物分配を行った場合には その現物分配に係る資産の譲渡損益の計上を繰り延べることとされました 従来 商法において現物配当の可否についての明確な規定は設けられていませんでしたが
1% 子会社の清算に係る繰越欠損金の引継ぎ等 概要 平成 22 年度税制改正後においては 平成 22 年 1 月 1 日以後の解散決議により 完全支配関係がある子法人が清算した場合のその清算法人株式の譲渡損益については その清算法人株式を簿価で譲渡したものとして 親法人で譲渡損益 ( 清算損 ) を
税務弘報 平成 23 年 11 月発行 会社清算の申告ガイド 1% 子会社整理に伴う繰越欠損金の引継手続 Contents 1% 子会社の清算に係る繰越欠損金の引継ぎ等 具体的設例 Essence 平成 22 年度税制改正において 法人が解散した場合の課税関係につき大幅な改正が行われ 平成 22 年 1 月 1 日以後に完全支配関係がある子法人が解散した場合の親法人における清算損の計上が廃止され その代わりに親法人において清算子法人の繰越欠損金が引き継げるようになった
自己株式とみなし配当 1. 自己株式取得の法務自己株式は 会計上は資本取引として認識し 純資産の部から取得価額を控除する形式で表示します ( 自己株式会計基準 7) 一方税務上では 発行法人の貸借対照表と自社株式の取引価額次第で みなし配当課税と所得税の源泉徴収が必要な場合があります 自己株式の取得
平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 自己株式とみなし配当 M&A における利用方法 http://www.up-firm.com 1 自己株式とみなし配当 1. 自己株式取得の法務自己株式は 会計上は資本取引として認識し 純資産の部から取得価額を控除する形式で表示します ( 自己株式会計基準 7) 一方税務上では 発行法人の貸借対照表と自社株式の取引価額次第で
実務特集1. 寄附修正 Ⅰ はじめに グループ法人税制 100% グループ内の法人間での譲渡損益の繰り延べ 100% グループ内の法人間の寄附 ( 以上 2010 年 11 月号 ) 100% グループ内の法人間の寄附 ( 寄附修正 ) 支配関係 完全支配関係の判定 100% グループ内の法人のステ
グループ法人課税の導入 清算所得課税の廃止などの大きな実務措置がとられた平成 22 年度改正 本誌では法人税通達および質疑応答を実務に活かせる知識とするための解説を 3 回に渡りお届けしています 第 2 回の今回はグループ法人税制の対象を判断する肝となる支配関係 完全支配関係の判定のほか 寄附修正 中小特例の制限 配当に係る改正点について解説します 目 次 Ⅰ Ⅱ はじめに 25 100% グループ法人間の寄附
投資法人の資本の払戻 し直前の税務上の資本 金等の額 投資法人の資本の払戻し 直前の発行済投資口総数 投資法人の資本の払戻し総額 * 一定割合 = 投資法人の税務上の前期末純資産価額 ( 注 3) ( 小数第 3 位未満を切上げ ) ( 注 2) 譲渡収入の金額 = 資本の払戻し額 -みなし配当金額
(5) 課税上の取扱い 投資主及び投資法人に関する一般的な課税上の取扱いは以下のとおりです なお 税制等が改正された場合には 以下の内容が変更になることがあります 1 個人投資主の税務ア. 利益の分配に係る税務個人投資主が投資法人から受け取る利益の分配 ( 利益を超える金銭の分配のうち一時差異等調整引当額の増加額に相当する金額を含みます ) は 株式の配当と同様に配当所得として取り扱われます したがって
Foreword
2011-12 Foreword 2011-12 2 2011-12 4 2011-12 541 (CFO) 100 Mark Weinberger Global Vice Chair Tax Deborah Nolan Americas Tax Controversy Leader Rob Thomas Director Tax Policy & Controversy 2011-12 3 4 2011-12
完全支配関係の添付書類 ( 出資関係図 ) (1) 出資関係図の記載例 (Q&A 問 1) 平成 22 年度税制改正で グループ法人税制が導入されたことに伴い 法人税の確定申告書に 内国法人との間に完全支配関係がある法人との関係を系統的に示した図 ( 以下 出資関係図 という ) を添付することが定
旬刊経理情報 No.1266 平成 22 年 12 月 1 日発行 出資関係図の作成例などが明らかに 10 月公表質疑応答事例にみるグループ法人税制等の留意点 Contents 完全支配関係の添付書類 ( 出資関係図 ) (1) 出資関係図の記載例 (Q&A 問 1) (2) グループ法人が不明の場合 (Q&A 問 2) 株式の持合い (1) 中小特例の適用の有無 (Q&A 問 3) (2) 寄附修正
[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分
相続した財産を譲渡した場合の税務 坂本和則相談部東京相談室花野稔相談部大阪相談室 相続した財産 ( 不動産や株式など ) を譲渡し 相続税の納税資金を捻出する場合があります 特に譲渡する株式が非上場株式である場合は 譲渡しようとしても流通性が乏しく また買取資金を用意する関係などからも その株式を発行会社に買取ってもらうケースが多いと思われます そうしたケースをはじめ 財産の譲渡による所得には 原則として所得税と住民税が課税されますが
経 [2] 証券投資信託の償還 解約等の取扱い 平成 20 年度税制改正によって 株式投資信託等の終了 一部の解約等により交付を受ける金銭の額 ( 公募株式投資信託等は全額 公募株式投資信託等以外は一定の金額 ) は 譲渡所得等に係る収入金額とみなすこととされてきました これが平成 25 年度税制改
経 ViewPoint 営相 ~ 金融所得課税の新ルールを解説 ~ 談金融 証券税制の改正 福田和仁部東京室 平成 25 年度税制改正では 平成 28 年 1 月 1 日以後の金融所得課税の一体化を進める観点から 公社債等および株式等に係る所得に対する課税が大きく変更されました 今回は 平成 28 年 1 月 1 日以後の金融 証券税制のポイントを解説します 1. はじめに 平成 28 年 1 月
法人による完全支配関係下の寄附金 1.100% グループ内の法人間の寄附 ( 法法 372) 現行税制上では 寄附金は支出法人では損金計上限度額を超える部分が損金不算入 受領法人では益金算入です 平成 22 年度税制改正により 100% グループ内での支出法人では寄附金全額を損金不算入とし 受領法人
平成 23 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 UP!Consulting Up Newsletter 法人による完全支配関係下の寄附金 http://www.up-firm.com 1 法人による完全支配関係下の寄附金 1.100% グループ内の法人間の寄附 ( 法法 372) 現行税制上では 寄附金は支出法人では損金計上限度額を超える部分が損金不算入 受領法人では益金算入です 平成 22 年度税制改正により
1 繰越控除適用事業年度の申告書提出の時点で判定して 連続して 提出していることが要件である その時点で提出されていない事業年度があれば事後的に提出しても要件は満たさない 2 確定申告書を提出 とは白色申告でも可 4. 欠損金の繰越控除期間に誤りはないか青色欠損金の繰越期間は 最近でも図表 1 のよ
欠損金の繰越控除と繰戻還付に係る留意点企業会計上 損失が発生すればそれはその事業年度かぎりのことで その金額が他の年度の損益計算に影響を与えることはありません 税務上の所得計算も 単年度ごとに益金から損金を控除して行いますが ある年度の欠損金を他の年度の所得金額と通算せず所得の発生した年度にだけ課税するのは 企業資本の維持の観点から問題が残ります そこで法人税法では ある事業年度に生じた欠損金について
完全子会社同士の無対価合併 1. 会社法の規制 100% 子会社同士が合併する場合は 兄弟合併とも言われます 実務上は新設合併はマイナーで 法律上の許認可の関係で一方が存続する吸収合併が一般的です また 同一企業グループ内での組織再編成の場合は 無対価合併が一般的です 簡易合併に該当する場合は 存続
平成 23 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 Up Newsletter 完全子会社同士の無対価合併 http://www.up-firm.com 1 完全子会社同士の無対価合併 1. 会社法の規制 100% 子会社同士が合併する場合は 兄弟合併とも言われます 実務上は新設合併はマイナーで 法律上の許認可の関係で一方が存続する吸収合併が一般的です また 同一企業グループ内での組織再編成の場合は
公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金
公共債の税金について Q 公共債の利子に対する税金はどのようになっていますか? 平成 28 年 1 月 1 日以後に個人のお客様が支払いを受ける国債や地方債などの特定公社債 ( 注 1) の利子については 申告分離課税の対象となります なお 利子の支払いを受ける際に源泉徴収 ( 注 2) された税金だけで課税関係を終了することもできます ( 確定申告不要制度の対象 ) 公共債の利子 平成 27 年
別表五(一) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書
別表五別表五 ( 一 )( 一 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書 ) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書 1 利益積立金額の計算に関する明細書 ⑴ この明細書の用途この明細書は 平成 18 年 5 月 1 日以後に終了する事業年度における法第 2 条第 18 号及び令第 9 条 利益積立金額 規定する利益積立金額を計算するために使用します なお 平成 18 年 5 月
「平成20年版 法人税申告書の記載の手引」別表五(一)
別表五 ( 一 ) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書 1 利益積立金額の計算に関する明細書 ⑴ この明細書の用途この明細書は 法第 2 条第 18 号及び令第 9 条 利益積立金額 に規定する利益積立金額を計算するために使用します ⑵ 各欄の記載要領 欄記載要領注意事項 区分 の 積立金 2 以下の空欄 利益準備金 1 以外の利益積立金額 ( 税務上の否認金 額のうち留保した金額を含みます
CONTENTS 第 1 章法人税における純資産の部の取扱い Q1-1 法人税における純資産の部の区分... 2 Q1-2 純資産の部の区分 ( 法人税と会計の違い )... 4 Q1-3 別表調整... 7 Q1-4 資本金等の額についての政令の規定 Q1-5 利益積立金額についての政
はしがき 会社の純資産の部は 株主が会社に拠出した払込資本の部分と利益の内部留保の部分で構成されています 法人税においては 前者を 資本金等の額 後者を 利益積立金額 と定義するとともに 両者を厳格に区分 ( 峻別 ) しています 様々な理由で 会社が株主に金銭などを交付した際に 株主に対する課税を適正に行うためです 資本金等の額を減らすためには 会社から株主へ金銭などを交付しなければなりません そのため
3. 改正の内容 法人税における収益認識等について 収益認識時の価額及び収益の認識時期について法令上明確化される 返品調整引当金制度及び延払基準 ( 長期割賦販売等 ) が廃止となる 内容改正前改正後 収益認識時の価額をそれぞれ以下とする ( 資産の販売若しくは譲渡時の価額 ) 原則として資産の引渡
30. 収益認識基準 1. 改正のポイント (1) 趣旨 背景収益認識に関する会計基準の公表を受け 法人税における収益認識等について改正が行われる 大綱 90 ページ (2) 内容 法人税における収益認識等について 収益認識時の価額及び収益の認識時期について法令上明確化される 返品調整引当金制度及び延払基準 ( 長期割賦販売等 ) が廃止となる (3) 適用時期平成 30 年 4 月 1 日以後終了事業年度
スピンオフに関する組織再編税制の改正 PwC 税理士法人 国際税務 /M&A タックスグループディレクター原嵩 はじめに 2017( 平成 29) 年度税制改正では事業再編の環境整備のために 経営戦略に基づく先を見据えたスピード感のある事業再編等を加速するため 特定事業を切り出して独立会社とするスピ
PwC s View 特集 : 組織再編税制等に関する税制改正 Vol. 8 May 2017 www.pwc.com/jp スピンオフに関する組織再編税制の改正 PwC 税理士法人 国際税務 /M&A タックスグループディレクター原嵩 はじめに 2017( 平成 29) 年度税制改正では事業再編の環境整備のために 経営戦略に基づく先を見据えたスピード感のある事業再編等を加速するため 特定事業を切り出して独立会社とするスピンオフ等の円滑な実施を可能とする税制の整備を行う
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改正消費税法に関する Q&A 平成 25 年 6 月 10 日公益社団法人リース事業協会 Q1 平成 20 年 4 月 1 日以後に契約を締結したファイナンス リース取引 平成 20 年 4 月 1 日以後に契約を締結したファイナンス リース取引について 改正法 ( ) の経過措置の適用関係 ( 借手 貸手 ) を教えてください ( ) 社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律
128 Z E I K E I T S U S H I N 10. 3
Z E I K E I T S U S H I N 10. 3 127 128 Z E I K E I T S U S H I N 10. 3 親法人 1 譲渡損益計上繰延 2 譲渡損益の実現 1 時価受入 A 社 B 社 X 社 1 資産譲渡 2 外部譲渡 Z E I K E I T S U S H I N 10. 3 129 簿価 1,000 万円未満の資産 売買目的有価証券 譲渡損益の計上 親法人
会社が株主に交付する金銭等に係る情報提供に関する事務取扱要領 平成 21 年 8 月 21 日平成 2 3 年 4 月 8 日改正平成 29 年 8 月 25 日改正日本証券業協会 全国株懇連合会 この取扱要領は 振替株式を発行する会社が当該振替株式につき株主に交付する金銭等に関し 当該金銭等に係る
平成 29 年 8 月 25 日 会員各位 全国株懇連合会 理事長 永池正孝 会社が株主に交付する金銭等に係る情報提供に関する事務取扱要領 の改正について 平成 29 年度税制改正により 特定事業を切り出して独立会社とするスピンオフ等の円滑な実施を可能とする税制の整備が行われました これに伴い 日本証券業協会との協議を経て 本日開催の理事会において掲題の事務取扱要領の改正を承認いたしましたので会員各社に本書をもってご通知申し上げます
Microsoft Word - 非適格合併の諸問題 HP用
非適格合併における税務上の諸問題 公認会計士 税理士都築敏 1. 合併についての税法の考え方 法人税法における法人合併の捉え方は 合併を契機とした法人財産の譲渡と法人の解散および清算の組合せと考えます 合併時において 合併消滅法人はその法人財産を合併時の時価で合併存続法人に譲渡し その対価として合併存続法人から株式その他の資産を譲り受けます 合併消滅法人は合併の対価として受け取った株式その他の資産を有する法人となりますが
( 注 3) その他の少額上場株式等の非課税口座制度の詳細については 証券会社等の金融商品取引業者等にお問い合わせ下さ い b. 利益を超える金銭の分配に係る税務個人投資主が本投資法人から受取る利益を超える金銭の分配 ( 平成 27 年 4 月 1 日以後開始事業年度に係る利益を超える金銭の分配につ
(5) 課税上の取扱い 日本の居住者又は日本法人である投資主及び投資法人に関する課税上の一般的な取扱いは以下のとおりです なお 税法等の改正 税務当局等による解釈 運用の変更により 以下の内容は変更されることがあります また 個々の投資主の固有の事情によっては異なる取扱いがなされることがあります 1 投資主の税務 ( イ ) 個人投資主の税務 a. 利益の分配に係る税務個人投資主が投資法人から受取る利益の分配
上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年 1 月 1 日 ~ 平成 25 年 12 月 31 日 平成 26 年 1 月 1 日 ~ 平成 49 年 12 月 31 日 平成 50 年 1 月 1 日 ~ % (
証券税制について 丸三証券株式会社 当資料は 個人のお客様の税制を解説しています 法人のお客様については 税制が異なる点がありますので 詳しくは担当者等にお電話でお問い合わせ下さい 課税は納税者の状況等によって異なりますので 具体的な税務上の質問等は 税理士等の専門家にご相談下さい 上場株式等の譲渡益に係る課税 上場株式等の税金について 上場株式等の譲渡益に係る税率は以下の通りです 平成 25 年
Q. 確定申告は必要ですか? A. 今回の配当によるみなし譲渡損益が特定口座の計算対象とならない場合 または源泉徴収の無い特定口座や一般口座でお取引いただいている場合につきましては 原則として確定申告が必要になります 申告不要制度の適用可否を含め 株主の皆様個々のご事情により対応が異なりますので 具
各 位 平成 23 年 11 月 1 日 会 社 名 1stホールディングス株式会社 代表者名 代表取締役社長 内 野 弘 幸 (JASDAQ コード 3644) 問合せ先役職 氏名 取 締 役 中 嶋 智 電 話 0359627400 中間配当の税務上の取扱いに関するお知らせ 当社は 平成 23 年 10 月 6 日付の当社取締役会決議に基づき 平成 23 年 11 月 7 日より中間配当金のお支払いを開始させていただきますが
繰越損益金 26 欄記載要領注意事項 定により積み立てた剰余金の配当に係る利益準記載した金額を 当期の備金の額は 利益準備金 1 の 増 3 に記載増減 の 増 3 に 印します を付して記載します ( そ ⑷ 平成 22 年 10 月 1 日以後に適格合併に該当しの積立額は 翌期においない合併によ
別表五 ( 一 ) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書 1 利益積立金額の計算に関する明細書 ⑴ この明細書の用途 この明細書は 法第 2 条第 18 号 (( 定義 )) 及び令第 9 条 (( 利益積立金額 )) に規定する利益積立金額を計算するために使用します ⑵ 各欄の記載要領 欄記載要領注意事項 区分 の 積立金 2 以下の空欄 期首現在利益積立金額 1 当期の増減 利益準備金
とともに 繰越損益金 26 の 増 3 の金額に含まれることになります なお この場合に会社法第 445 条第 4 項の規定により積み立てた剰余金の配当に係る利益準備金の額は 利益準備金 1 の 増 3 に記載します ⑸ 平成 22 年 10 月 1 日以後に適格合併に該当しない合併により完全支配関
別表五 ( 一 ) 利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書 1 利益積立金額の計算に関する明細書 ⑴ この明細書の用途 この明細書は 法第 2 条第 18 号及び令第 9 条 (( 利益積立金額 ) に規定する利益積立金額を計算するために 使用します ⑵ 各欄の記載要領 欄記載要領注意事項 区分 の 積立金 2 以下の空欄 期首現在利益積立金額 1 利益準備金 1 以外の利益積立金額 (
債務超過会社の吸収合併 1. 会社法の規制債務超過会社を消滅会社とする合併は 旧 商法では 資本充実の原則 に反するとして認められていませんでした つまり 合併登記が受理されませんでした このため実務上は 不動産や有価証券の含み益を計上するか営業権を認識して債務超過を解消する あるいは債務超過の子会
平成 22 年 4 月 1 日現在の法令等に準拠 Up Newsletter 債務超過会社の吸収合併 http://www.up-firm.com 1 債務超過会社の吸収合併 1. 会社法の規制債務超過会社を消滅会社とする合併は 旧 商法では 資本充実の原則 に反するとして認められていませんでした つまり 合併登記が受理されませんでした このため実務上は 不動産や有価証券の含み益を計上するか営業権を認識して債務超過を解消する
目次 Ⅰ タックス ヘイブン対策税制の概要 3 Ⅱ 非課税所得の範囲 連結納税を適用している場合の取扱い 1 非課税所得の範囲 2 連結納税を適用している場合の租税負担割合の算定方法 Ⅲ 各国の事例に基づく検討 1 米国 ( 現物分配 連結納税 LLC) 2 英国 ( グループリリーフ ) 3 ドイ
www.pwc.com/jp/tax 外国子会社合算税制 ( タックス ヘイブン対策税制 ) の課税上の取扱いの明確化 2014 年 10 月 28 日 ( 火 ) 税理士法人プライスウォーターハウスクーパースパートナー佐々木浩 目次 Ⅰ タックス ヘイブン対策税制の概要 3 Ⅱ 非課税所得の範囲 連結納税を適用している場合の取扱い 1 非課税所得の範囲 2 連結納税を適用している場合の租税負担割合の算定方法
その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の
企業会計基準適用指針第 3 号その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の会計処理 目次 平成 14 年 2 月 21 日改正平成 17 年 12 月 27 日企業会計基準委員会 目的 1 適用指針 2 範囲 2 会計処理 3 適用時期 7 議決 8 結論の背景 9 検討の経緯 9 会計処理 10 項 - 1 - 目的 1. 本適用指針は その他資本剰余金の処分による配当を受けた株主の会計処理を定めるものである
株式等の譲渡(特定口座の譲渡損失と配当所得等の損益通算及び翌年以後への繰越し)編
特定口座 ( 源泉徴収あり ) の譲渡損失を上場株式等に係る配当所得等から差し引いて 翌年以後に繰り越す場合の確定申告書の作成の手順を説明します ( 特定口座 ( 源泉徴収なし ) と一般口座を申告する場合の操作手順は 操作の手引き 株式等の譲渡 ( 特定口座 ( 源泉徴収なし ) と一般口座 ) 編 を併せてご覧ください ) なお この操作の手引きは 平成 29 年分株式等の譲渡所得等の申告のしかた
第 298 回企業会計基準委員会 資料番号 日付 審議事項 (2)-4 DT 年 10 月 23 日 プロジェクト 項目 税効果会計 今後の検討の進め方 本資料の目的 1. 本資料は 繰延税金資産の回収可能性に関わるグループ 2 の検討状況を踏まえ 今 後の検討の進め方につ
第 298 回企業会計基準委員会 資料番号 日付 2014 年 10 月 23 日 プロジェクト 項目 税効果会計 今後の検討の進め方 本資料の目的 1. 本資料は 繰延税金資産の回収可能性に関わるグループ 2 の検討状況を踏まえ 今 後の検討の進め方について審議することを目的とする 背景 2. 第 1 回税効果会計専門委員会 ( 以下 専門委員会 という ) において 検討の範 囲及び進め方が審議され
平成30年公認会計士試験
第 3 問答案用紙 問題 1 1 新株予約権 2 75,000 3 75,000 4 0 5 3,000 6 70,000 7 7,000 8 42,000 金額がマイナスの場合には, その金額の前に を付すこと 9 2,074,000 会計基準の新設及び改正並びに商法の改正により, 以前よりも純資産の部に直接計上される 項目や純資産の部の変動要因が増加している そこで, ディスクロージャーの透明性の確保
[2] のれんの発生原因 企業 ( または事業 ) を合併 買収する場合のは 買収される企業 ( または買収される事業 ) のおよびを 時価で評価することが前提となります またやに計上されていない特許権などの法律上の権利や顧客口座などの無形についても その金額が合理的に算定できる場合は 当該無形に配
営 ViewPoint 相 談のれんの会計と税務 勝木幹雄部東京室花野稔部大阪室 大企業間だけではなく 中小企業間でも M&A が積極的に進められるようになりました M&A では 対象となる企業 ( または事業 ) の純価格と実際の売買価格とが異なるケースがあり その差額は その企業 ( または事業 ) の超過収益力 すなわち のれん を評価したものと説明されることがあります のれん は買収や合併の際に発生する特有の勘定科目です
3. 資本剰余金からの配当について ( ご参考 ) 今回の配当は 全額 その他資本剰余金 を配当原資とするため 資本の払戻し に該当し 一般的な 利益剰余金 を配当原資とする配当とは税務上の取扱いが異なります 今回の配当は 所得区分が 配当所得 ( みなし配当 ) 部分と みなし配当以外 の部分に分
各位 会社名代表者名 問合せ先 平成 29 年 5 月 12 日 株式会社 JVCケンウッド代表取締役兼社長執行役員最高経営責任者 (CEO) 辻孝夫 ( コード番号 6632 東証第一部 ) 企業コミュニケーション部長西下進一朗 (TEL 045-444-5232) 剰余金の処分に関するお知らせ 当社は 本日開催の取締役会において 下記のとおり 当社個別の剰余金を処分し その他資本剰余金を利益剰余金に振り替えることにより繰越損失を解消すること
公募株式投資信託の解約請求および償還時
平成 20 年 12 月 1 日 お客さま各位 大同生命保険株式会社 運用企画部投信販売担当 平素は格別のお引き立てをいただき 厚く御礼申しあげます 平成 20 年度税制改正により 平成 21 年 1 月 1 日より証券税制が変更となります つきましては 当社でお取扱いしております公募株式投資信託 ( 以下 投資信託 ) に関わる税制改正の概要をお知らせいたしますので ご確認ください なお 今回お知らせする内容は平成
定款の一部変更に関するお知らせ
各 位 平成 28 年 5 月 12 日 会社名シャープ株式会社代表者名取締役社長髙橋興三 ( コード番号 6753) 問合せ先広報部長武浪裕 TEL 大阪 (06)6621-1272 東京 (03)5446-8207 定款の一部変更に関するお知らせ 当社は 平成 28 年 5 月 12 日開催の取締役会において 平成 28 年 6 月 23 日開催予定の第 122 期定時株主総会 ( 以下 本定時株主総会
株主各位 平成 29 年 8 月 2 日東京都港区虎ノ門三丁目 1 番 1 号 ITbook 株式会社代表取締役会長兼 CEO 恩田饒 ストック オプション ( 新株予約権 ) の発行に関する取締役会決議公告 当社は 平成 29 年 7 月 19 日開催の取締役会において 当社取締役 執行役員および
株主各位 平成 29 年 8 月 2 日東京都港区虎ノ門三丁目 1 番 1 号 ITbook 株式会社代表取締役会長兼 CEO 恩田饒 ストック オプション ( 新株予約権 ) の発行に関する取締役会決議公告 当社は 平成 29 年 7 月 19 日開催の取締役会において 当社取締役 執行役員および従業員に対しストック オプションとして発行する新株予約権の募集事項を決定し 当該新株予約権を引き受ける者の募集をすること等につき
