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1 (1) りんご農薬使菌用基剤準10. 果樹病害虫防除基準 剤名使用方法使用時期使用回 ICボルドー 412 散 布 - - NCS 土壌くん蒸植 付 前 1 回 アスパイア水和剤 散 布収穫 3 0 日前まで 3 回以内 アリエッティC 水和剤 散 布収穫 1 4 日前まで 3 回以内 アントラコール顆粒水和剤 散 布収穫 4 5 日前まで 4 回以内 アンビルフロアブル 散 布収 穫 7 日 前 ま で 3 回以内 インダーフロアブル 散 布収穫 1 4 日前まで 3 回以内 オーシャイン水和剤 散 布収 穫 7 日 前 ま で 5 回以内 オーソサイド水和剤 80 散 布収穫 1 4 日前まで 6 回以内 オキシラン水和剤 散 布収穫 1 4 日前まで 4 回以内 数殺オキシンドー水和剤 80 散布収穫 1 4 日前まで 4 回以内オンリーワンフロアブル散布収穫 7 日前まで 3 回以内 薬 ガスタード微粒剤 ( 劇 ) 土壌混和夏 期 ~ 秋 期 1 回 キノンドー顆粒水和剤 散 穫 4 ま布収 1 日前で 4 回以内 キノンドー水和剤 80 散 布収穫 1 4 日前まで 4 回以内 キノンドーフロアブル 散 布収穫 1 4 日前まで 4 回以内 クロールピクリン ( 劇 ) 土壌くん蒸 - 1 回 サンリット水和剤 散 布収 穫 7 日 前 ま で 3 回以内 シトラーノフロアブル 散 布収穫 4 5 日前まで 3 回以内 ジマンダイセン水和剤 散 布収穫 3 0 日前まで 3 回以内 スコアMZ 水和剤 散 布収穫 3 0 日前まで 3 回以内 スコア顆粒水和剤 散 布収穫 1 4 日前まで 3 回以内 ステンレス 土壌灌注植付前又は植付後 2 回以内 ストライド顆粒水和剤 散 開花前まで 2 回以内布開花 ~ 収穫前日まで 3 回以内 ストロビードライフロアブル 散 布収 穫 前 日 ま で 3 回以内 石灰硫黄合剤 散 布休眠期 ( 腐らん病 ) - ダイパワー水和剤 散 布収穫 1 4 日前まで 6 回以内 ( 但し 開花期以降散布は3 回以内 ) チオノックフロアブル 散 布収穫 3 0 日前まで 5 回以内 デランフロアブル ( 劇 ) 散 布収穫 6 0 日前まで 3 回以内 ドキリンフロアブル 散 布収穫 1 4 日前まで 4 回以内 トップジンMペースト 塗 布剪定時及び病患部削り取り直後 3 回以内 散 布収 穫 前 日 ま で 6 回以内 トップジンM 水和剤 灌 注休 眠 期 ~ 生 育 期 1 回 根部浸漬植 付 前 1 回 トリフミン水和剤 散 布収 穫 前 日 ま で 3 回以内 トレノックスフロアブル 散 布収穫 3 0 日前まで 5 回以内 ナリアWDG 散 布収 穫 前 日 ま で 3 回以内 バスアミド微粒剤 ( 劇 ) 土壌混和夏 期 ~ 秋 期 1 回 パスポート顆粒水和剤 散 布収穫 4 5 日前まで 3 回以内 バッチレート 塗 布剪定時及び病患部削り取り直後 3 回以内 フリントフロアブル25 散 布収 穫 前 日 ま で 4 回以内 フルーツセイバー 散 布収 穫 前 日 ま で 3 回以内 ブローダ水和剤 散 布収穫 3 0 日前まで 3 回以内 フロンサイドSC 土壌灌注収穫 4 5 日前まで 1 回休眠期 ( 腐らん病 ) 6 回以内ベフラン液剤 25( 劇 ) 散布展葉期 ( 但し 開花期以降散布は3 回以内 ) 収穫前日まで ベルクート水和剤散布収穫前日まで 6 回以内 ( 但し 開花期以降散布は3 回以内 ) ペンコゼブ水和剤散布収穫 3 0 日前まで 3 回以内 ベンレート水和剤 散布収穫前日まで 4 回以内根部浸漬植付直前 - ポリオキシンO 水和剤 散 布収穫 1 4 日前まで 3 回以内 ポリキャプタン水和剤 散 布収穫 1 4 日前まで 3 回以内 マネージDF 散 布収穫 2 1 日前まで 3 回以内 ラリー水和剤散布収穫 7 日前まで 3 回以内リゾレックス水和剤土壌灌注収穫 6 0 日前まで 1 回 ( りんご )

2 菌剤虫剤硫酸銅 ( ボルドー液 )( 劇 ) 数殺散 布 - - 生石灰 ( ボルドー液 ) 散 布 - - ルビゲン水和剤 散 布収穫 3 0 日前まで 3 回以内 ロブドー水和剤 散 布収穫 1 4 日前まで 4 回以内 ロブラール500アクア 散 布収穫 1 4 日前まで 5 回以内 ロブラール水和剤 散 布収穫 1 4 日前まで 5 回以内 農薬使用基準( りんご ) クレフノン散布 - - 殺MR. ジョーカー水和剤 散 布収穫 1 4 日前まで 2 回以内 アーデント水和剤 散 布収 穫 7 日 前 ま で 3 回以内 アクタラ顆粒水溶剤 散 布収 穫 7 日 前 ま で 2 回以内 アグロスリン水和剤 ( 劇 ) 散 布収 穫 前 日 ま で 2 回以内 アタブロンSC 散 布収 穫 7 日 前 ま で 4 回以内 アディオン水和剤 散 布収穫 1 4 日前まで 2 回以内 アディオンフロアブル 散 布収穫 1 4 日前まで 2 回以内 アドマイヤー水和剤 ( 劇 ) 散 布収 穫 3 日 前 ま で 2 回以内 アプロードフロアブル 散 布収穫 3 0 日前まで 2 回以内 アルバリン顆粒水溶剤 散 布収 穫 前 日 ま で 3 回以内 ウララDF 散 布収穫 1 4 日前まで 2 回以内 エクシレルSE 散 布収 穫 前 日 ま で 3 回以内 エルサン水和剤 40( 劇 ) 散 布収穫 4 5 日前まで 2 回以内 オマイト水和剤 散 布収 穫 3 日 前 ま で 1 回 オリオン水和剤 40( 劇 ) 散 布収 穫 前 日 ま で 2 回以内 カネマイトフロアブル 散 布収 穫 7 日 前 ま で 1 回 キラップフロアブル 散 布収穫 1 4 日前まで 2 回以内 交信かく乱剤 (290 頁参照 ) コテツフロアブル ( 劇 ) 散 布収 穫 前 日 ま で 2 回以内 コルト顆粒水和剤 散 布収 穫 前 日 ま で 3 回以内 コロマイト乳剤 散 布収 穫 前 日 ま で 1 回 サイアノックス水和剤 散 布収穫 4 5 日前まで 2 回以内 サイハロン水和剤 ( 劇 ) 散 布収 穫 7 日 前 ま で 3 回以内 サムコルフロアブル10 散 布収 穫 前 日 ま で 3 回以内 サンマイト水和剤 ( 劇 ) 散 布収穫 2 1 日前まで 1 回 スカウトフロアブル ( 劇 ) 散 布収 穫 前 日 ま で 5 回以内 スタークル顆粒水溶剤 散 布収 穫 前 日 ま で 3 回以内 スターマイトフロアブル 散 布収 穫 前 日 ま で 1 回 スプラサイド水和剤 ( 劇 ) 散 布収穫 3 0 日前まで 2 回以内 スミチオン水和剤 40 散 布収穫 3 0 日前まで 3 回以内 ダーズバンDF( 劇 ) 散 布収穫 4 5 日前まで 1 回 ダイアジノン水和剤 34( 劇 ) 散 布収穫 3 0 日前まで 4 回以内 ダニゲッターフロアブル 散 布収 穫 前 日 ま で 1 回 ダニコングフロアブル 散 布収 穫 前 日 ま で 1 回 ダニサラバフロアブル 散 布収 穫 前 日 ま で 2 回以内 ダニトロンフロアブル 散 布収穫 3 0 日前まで 1 回 ダントツ水溶剤 散 布収 穫 前 日 ま で 3 回以内 ディアナWDG 散 布収 穫 前 日 ま で 2 回以内 デミリン水和剤 散 布収穫 3 0 日前まで 3 回以内 テルスター水和剤 散 布収 穫 前 日 ま で 1 回 テルスターフロアブル ( 劇 ) 散 布収 穫 前 日 ま で 1 回 トアロー水和剤 CT 散 布発生初期 ( 但し 収穫前日まで ) - ニッソラン水和剤 散 布収 穫 7 日 前 ま で 2 回以内 粘着くん水和剤 散 布収 穫 前 日 ま で - ノーモルト乳剤 散 布収 穫 前 日 ま で 2 回以内 パーマチオン水和剤 ( 劇 ) 散 布収穫 4 5 日前まで 3 回以内 バイオセーフ 樹幹注入幼虫発生期夏繭が形成される時期土壌灌注 ~ 羽化脱出前まで バイオマックスDF 散 布発生初期 ( 但し 収穫前日まで ) - バイスロイドEW( 劇 ) 散 布収 穫 7 日 前 ま で 4 回以内 バリアード顆粒水和剤 ( 劇 ) 散 布収 穫 前 日 ま で 3 回以内 バロックフロアブル 散 布収穫 1 4 日前まで 2 回以内 ピラニカ水和剤 ( 劇 ) 散 布収穫 2 1 日前まで 1 回 ファイブスター顆粒水和剤 散 布発生初期 ( 但し 収穫前日まで ) - ファルコンフロアブル 散 布収穫 2 1 日前まで 3 回以内 フェニックスフロアブル 散 布収 穫 前 日 ま で 2 回以内 ボクトウコン-H(217 頁参照 ) -

3 農薬使用虫基剤準3 月 4 月 ( 発芽直前まで ) ( りんご ) 薬剤名使用方法使用時期使用回数殺マイトクリーン 散 布収穫 3 0 日前まで 1 回 マイトコーネフロアブル 散 布収 穫 前 日 ま で 1 回 マシン油乳剤 (291 頁参照 ) 散 布 マトリックフロアブル 散 布収穫 1 4 日前まで 2 回以内 マブリックEW( 劇 ) 散 布収穫 3 0 日前まで 2 回以内 マブリック水和剤 20( 劇 ) 散 布収穫 3 0 日前まで 2 回以内 モスピラン顆粒水溶剤 ( 劇 ) 散 布収 穫 前 日 ま で 3 回以内 ロディー水和剤 ( 劇 ) 散 布収 穫 前 日 ま で 2 回以内 ロビンフッド食入孔にノズル収穫前日まで 2 回以内を差し込み噴射ロムダンフロアブル散布収穫前日まで 2 回以内 農薬の使用に当たっては 上記の使用回数に加え 有効成分ごとの総使用回数も定められているので 農薬のラベル等で確認し遵守する ( 農薬名と有効成分名の一覧 (387 頁 ) 参照 ) イミノクタジンを含む剤 ( ダイパワー水和剤 ベフラン液剤 25 ベルクート水和剤) の総使用回数は6 回以内 ( 但し 開花期以降は3 回以内 ) とする 合成ピレスロイド剤 (210 頁参照 ロビンフッドを含む ) は 蚕 魚類に対する毒性が特に強いので 桑園 養魚池 河川の近くでは使用しない また アタブロンSC デミリン水和剤 ノーモルト乳剤 ロムダンフロアブル マトリックフロアブル ファルコンフロアブル モスピラン顆粒水溶剤 バリアード顆粒水和剤 ダントツ水溶剤 アクタラ顆粒水溶剤 スタークル顆粒水溶剤 アルバリン顆粒水溶剤 トアロー水和剤 CT バイオマックスDF ファイブスター顆粒水和剤 MR. ジョーカー水和剤 コテツフロアブル フェニックスフロアブル サムコルフロアブル10 エクシレルSEは 蚕に対する毒性が特に強いので 桑園の近くでは使用しない ( 特別指導事項 (7 頁参照 )) 防除時期対象病害虫名防除方法注意事項 ~ 黒 星 病 うどんこ病 胴 枯 病 モニリア病 腐 ら ん 病 ハ ダ ニ 類 カイガラムシ類 アブラムシ類 リンゴワタムシ マシン油乳剤 (291 頁参照 ) 黒星病 モニリア病対策 1. 前年黒星病やモニリア病の発生した園及びその周辺園では発芽時にデランフロアブル パスポート顆粒水和剤各 1,000 倍 ストライド顆粒水和剤 1,500 倍を散布する なお ストライド顆粒水和剤は 日本なしといちごに薬害の恐れがあるので注意する 2. モニリア病の葉腐れが見られる場合は 発芽 2 週間後 ~ 開花直前までにトップジン M 水和剤 1,000 倍を散布する 3. モニリア病の発病部は摘除し 適切に処分する 1. リンゴハダニの越冬卵が多い園では マシン油乳剤を必ず散布する 2. リンゴワタムシの発生が多い園では必ず防除する また 前年の被害枝 ( 被害部 ) はせん除し適切に処分する 3. 前年にナシマルカイガラムシが多発した園では 必ず散布する 4. うどんこ病被害枝のせん除を徹底する 5. 散布前に粗皮削りを徹底する 6. 黒星病 モニリア病対策としてストライド顆粒水和剤を使用した後に マシン油乳剤を使用すると薬害の恐れがあるので マシン油乳剤の散布は発芽前までに終了する 7. 腐らん病 胴枯病の発生園では 発芽前に石灰硫黄合剤 10 倍を散布する 8. 消雪の遅い地帯では 3~4 月 4 月中旬の散布を省略し 発芽 10 日後にトモノール S ハーベストオイル スプレーオイル ラビサンスプレー アタックオイル各 100 倍を散布してもよい 更に この時期に散布できなかった園では 発芽 20 日後までにラビサンスプレー ハーベストオイル スプレーオイル アタックオイル トモノール S 各 200 倍を散布してもよい 但し 訪花昆虫を保護するため訪花昆虫の活動時間帯の散布は避ける また ストライド顆粒水和剤を使用した園では使用しない

4 防除時期対象病害虫名防除方法注意事項 4 月中旬 ( 発芽 10 日後 ) 黒星病重点防除黒 星 病 モ ニ リ ア 病 赤 星 病 腐 ら ん 病 ハマキムシ類キンモンホソガギンモンハモグリガナシマルカイガラムシ デランフロアブル 1,000 倍ストライド顆粒水和剤 1,500 倍 有機リン剤 有機リン剤スミチオン水和剤 倍ダイアジノン水和剤 34 1,000 倍サイアノックス水和剤スプラサイド水和剤 1,500 倍ダーズバンDF 3,000 倍 1. 品種ごとの収穫開始時期を考慮し 各薬剤 ( 成分 ) の総使用回数 収穫前使用日数を厳守する 2. スプラサイド水和剤はボルドー液との混用で特に効果が減退する 1. この時期以降 黒星病の重点防除時期であるため 散布間隔があきすぎないよう注意する 2. りんご なし栽培地帯では かいづかいぶき たまいぶき はいびゃくしん ( そなれ ) みやまびゃくしん ( しんぱく ) などは栽植しない 3. 赤星病防除のため かいづかいぶき たまいぶき はいびゃくしん ( そなれ ) などには 4 月中旬 ~ 下旬に 2 回 石灰硫黄合剤 40 倍を散布する 4. 腐らん病の発生園では 発芽 10 日後にベフラン液剤 25 1,000 倍を散布してもよい なお この時期に散布する場合 西洋なしに薬害 ( 葉の波打ち ) の恐れがあるので注意する 5. デランフロアブルは 展着剤の種類 ( アプローチ BI など ) によって薬害の恐れがあるので加用しない 6. ストライド顆粒水和剤は 日本なしといちごに薬害の恐れがあるので注意する 1. 前年ギンモンハモグリガの発生が多かった園では スミチオン水和剤 40 スプラサイド水和剤を散布する 2. 前年にナシマルカイガラムシが多発した園では アプロードフロアブル 1,000 倍を枝幹部にかかるようていねいに散布する 殺虫 殺ダニ剤の散布制限 訪花昆虫を保護するため開花 1 週間前から巣箱を撤去するまでは 殺虫剤を散布しない 但し トアロー水和剤 CT マトリックフロアブル各 1,000 倍 ロムダンフロアブル 1,500 倍 バイオマックス DF ファイブスター顆粒水和剤各 2,000 倍 アタブロン SC 3,000 倍 フェニックスフロアブル 4,000 倍 ファルコンフロアブル サムコルフロアブル 10 各 5,000 倍は散布できる なお マトリックフロアブルの効果が低下している地域では薬剤の選択に留意する ( りんご ) -206-

5 星病重点防除防除時期対象病害虫名防除方法注意事項 4 月下旬 ( 開花直前 ) 黒黒星病赤星病うどんこ病モニリア病 EBI 剤 EBI 剤 * アスパイア水和剤スコア MZ 水和剤 * ブローダ水和剤 * アンビルフロアブル 1,000 倍 * オンリーワンフロアブル 2,000 倍 * オーシャイン水和剤 * スコア顆粒水和剤トリフミン水和剤ラリー水和剤ルビゲン水和剤 * サンリット水和剤マネージ DF インダーフロアブル 500 倍 3,000 倍 4,000 倍 1 万倍 うどんこ病 モニリア病の発病部は摘除する 1. 耐性菌出現防止のため総使用回数は 2 回以内とする 2. オーシャイン水和剤は 野菜に薬害の恐れがあるので注意する 3.* 印の薬剤はモニリア病にも適用がある ( ハマキムシ類 ) ハマキムシ類 ( ミダレカクモンハマキ ) の発生が多い園では トアロー水和剤 CT マトリックフロアブル各 1,000 倍 ロムダンフロアブル 1,500 倍 バイオマックス DF ファイブスター顆粒水和剤各 2,000 倍 アタブロン SC 3,000 倍 フェニックスフロアブル 4,000 倍 ファルコンフロアブル サムコルフロアブル 10 各 5,000 倍を散布してもよい なお マトリックフロアブルの効果が低下している地域では薬剤の選択に留意する ( りんご )

6 星病重点防除防除時期対象病害虫名防除方法注意事項 5 月 15 日頃 ( 落花直後 ) 黒黒星病うどんこ病赤星病斑点落葉病 EBI 剤 (207 頁参照 ) 1. 開花直前からの防除間隔は できるだけあけないようにする 2. 黒星病の初発が見られる時期なので 早期発見に努め 発病葉の摘除を徹底する 3. この回以降 7 月下旬までクレフノン 100 倍を加用すると果面保護できる キンモンホソガハマキムシ類ヒメシロモンドクガキリガシャクトリムシモモチョッキリゾウムシギンモンハモグリガリンゴクビレアブラムシヒメボクトウ 1. この時期から 6 月上旬までは下記のようにさび果や生理落果などが発生しやすい時期なので薬剤の使用については注意する 薬剤名 期間 各種乳剤 5 月 15 日頃 ~ 6 月上旬まで有機リン剤 5 月 15 日頃 ~ 5 月下旬まで ( 落花直後 ~ 落花 15 日後 ) 発生が懸念される障害さび果 さび果 生理落果助長 葉に薬斑など 2. キンモンホソガ キリガ モモチョッキリゾウムシ リンゴクビレアブラムシの発生が多い園では スプラサイド水和剤 1,500 倍 エルサン水和剤 40 1,000 倍を散布する なお エルサン水和剤 40 はハマキムシ類 ヒメシロモンドクガ シャクトリムシにも効果がある 3. ギンモンハモグリガの発生が多い園では スプラサイド水和剤 1,500 倍を散布する 4. ヒメボクトウの被害が見られる園では バイオセーフ ( 天敵線虫剤 ) を樹幹注入する (216 頁参照 ) ( りんご ) -208-

7 防除時期対象病害虫名防除方法注意事項 5 月下旬黒星病アントラコール顆粒水和剤 1. 例年 褐斑病の発生が見られる園で ( 落花 15 日後 ) 斑点落葉病チオノックフロアブル 500 倍は ペンコゼブ水和剤 500 倍 ジマ褐斑病トレノックスフロアブルンダイセン水和剤 600 倍 デランフ赤星病フルーツセイバー 2,000 倍ロアブル 2,000 倍を散腐らん病布する 2. 腐らん病の発生が見られる園では 腐らん病対策の項 (215 頁 ) を参照し防除を行う アブラムシ類アドマイヤー水和剤 2,000 倍 1. アブラムシ類の発生が見られる園でキンモンホソガは モスピラン顆粒水溶剤 4,000 倍をモモシンクイガ散布してもよい ナシヒメシンクイ 2. アブラムシ類 ハダニ類の発生が見らリンゴワタムシれる園では 粘着くん水和剤 500 倍をコウモリガ単用散布する なお 本剤は水に溶けハダニ類にくいので注意する ハマキムシ類カメムシ類 3. リンゴワタムシの発生が見られる園では バリアード顆粒水和剤 ウララD F 各 2,000 倍 コルト顆粒水和剤 3,000 倍を散布してもよい なお ウララDFは すもも品種大石早生の葉に薬害の恐れがあるので注意する 4. ナミハダニ コウモリガの発生を防止するため 5 月下旬以降園地の草刈りを徹底する 5. リンゴハダニの発生が多い園では 5 月下旬にピラニカ水和剤 ダニトロンフロアブル各 2,000 倍 バロックフロアブル 3,000 倍を散布する 6. シンクイムシ類 ハマキムシ類 キンモンホソガの発生が多い園や合成ピレスロイド剤等が使用できない園では 交信かく乱剤 (290 頁参照 ) を設置する 製剤により対象害虫や効果が異なるので 害虫の発生状況に合わせて剤を選択する なお 複数種のフェロモンを混合した製剤は 殺虫剤散布の削減を目的として使用できる 7. モモシンクイガ防除として バイオセーフ ( 天敵線虫剤 ) が利用できる 5 月下旬と6 月下旬の2 回地表面 ( 被害樹を含む周辺の樹冠下を中心 ) に散布する (291 頁参照 ) 8. この時期以降 カメムシ類の卵塊 ふ化幼虫を見つけた場合には捕殺する 6 月上旬 ( 落花 25 日後 ) 黒 星 病 斑 点 落 葉 病 褐 斑 病 黒 点 病 アントラコール顆粒水和剤チオノックフロアブルトレノックスフロアブル 500 倍 1. 黒星病は摘果時に見つけしだいせん除する 2. 黒点病防除の重要な時期なので ていねいに散布する 3. 斑点落葉病防除のため 6 月中 ~ 下旬に不要な徒長枝はせん除する ハダニ類ヒメボクトウカミキリムシ類 殺ダニ剤 (219 頁参照 ) ハダニ類の発生状況を見て 成幼虫数が 1 葉当たり 3 頭以上の場合は防除する (28 頁参照 ) 1. ヒメボクトウの被害が多い園では ボクトウコン -H を設置してもよい なお 本剤は 3 年以上連続して設置することで効果が安定する (217 頁参照 ) 2. この時期以降 ヒメボクトウやカミキリムシ類による木屑の排出が続く食入痕にはロビンフッドを樹幹注入してもよい (216 頁参照 ) ( りんご )

8 点落葉病重点防除防除時期対象病害虫名防除方法注意事項 6 月中旬斑斑 点 落 葉 病ロブドー水和剤 600 倍 黒星病ポリキャプタン水和剤黒点病ポリオキシンO 水和剤 1,000 倍 す す 点 病 ストロビルリン系薬剤 す す 斑 病 輪 紋 病 炭 そ 病 1. 例年 輪紋病 炭そ病の発生が見られる園では今回以降の防除が重要なので 有機銅を含む薬剤 ( ロブドー水和剤 ポリオキシン O 水和剤 有機殺菌剤 (211 頁参照 )) ストロビルリン系薬剤を散布する 2. 防菌二重袋 着色袋など 袋がけを行う場合は すす点病 すす斑病が発生しやすいので薬剤散布後なるべく早く行う モモシンクイガハマキムシ類キンモンホソガクワコナカイガラムシリンゴワタムシ ストロビルリン系薬剤 ストロビードライフロアブルナリアWDG 2,000 倍フリントフロアブル25 1. ストロビードライフロアブルは 浸透性を高める効果のある展着剤を加用すると薬害の恐れがあるので 展着剤は加用しない 2. ストロビードライフロアブルは オマイト水和剤 スミチオン水和剤 40 と混用すると 黄変落葉の恐れがある 3. フリントフロアブル25を使用する場合はスミチオン水和剤 40と混用しない 4. ストロビードライフロアブルは おうとうに薬害の恐れがあるので注意する 5. ナリアWDGは ぶどう品種ピオーネ 西洋なし品種ル レクチェに薬害の恐れがあるので注意する 6. フリントフロアブル25は いちごに薬害の恐れがあるので注意する 7. 耐性菌出現防止のため連用を避け 総使用回数は2 回以内とする 有機リン剤 (206 頁参照 ) 1. モモシンクイガ キンモンホソガの発生が多い園では 有機リン剤に代えて 合成ピレスロイド剤を散布してもよい 合成ピレスロイド剤アーデント水和剤アグロスリン水和剤テルスター水和剤 1,000 倍パーマチオン水和剤ロディー水和剤アディオンフロアブル 1,500 倍アディオン水和剤サイハロン水和剤スカウトフロアブル 2,000 倍バイスロイドEW マブリックEW マブリック水和剤 20 テルスターフロアブル 3,000 倍 1. 抵抗性害虫出現防止のため総使用回数は2 回以内とする 但し テルスター水和剤 テルスターフロアブルの使用はいずれか1 回とする 2. ロディー水和剤 バイスロイドE W テルスターフロアブルは カメムシ類にも適用がある 3. マブリック剤は すもも ( 太陽等 ) に落葉等薬害の恐れがあるので注意する 2. キンモンホソガの発生が多い園では モスピラン顆粒水溶剤 4,000 倍 アクタラ顆粒水溶剤 2,000 倍を散布してもよい なお これらの剤はモモシンクイガにも効果がある ( りんご ) -210-

9 モシンクイガ重点防斑点落葉病のポリオキシン耐性菌対策 1. ポリオキシンの効果が低下した園 (1) 耐性菌が出現している可能性があるのでポリオキシン剤 ( 混合剤も含む ) は使用せず ロブラール水和剤 ロブラール 500 アクア各 1,500 倍 ロブドー水和剤 600 倍を散布する なお これらの薬剤の使用は 斑点落葉病の急増する 6 月中旬 8 月上 中旬の 2 回とし散布回数を多くしない (2) 有機殺菌剤を主体に使用し 5 月中旬以降散布ムラがでないようにていねいに散布するなど 発病初期から防除を徹底する 2. ポリオキシンの効果が高い園耐性菌出現防止のため ポリオキシン剤の使用は斑点落葉病の急増する 6 月中旬の 1 回のみとする 防除時期対象病害虫名防除方法注意事項 6 月下旬 ~ 7 月上旬モ斑点落葉病輪紋病黒星病褐斑病すす点病すす斑病炭そ病除モモシンクイガハマキムシ類 ( ヒメボクトウ ) 有機殺菌剤 ICボルドー 倍 4-12 式ボルドー液 (386 頁参照 ) 有機殺菌剤 アントラコール顆粒水和剤 500 倍オーソサイド水和剤 倍 * オキシラン水和剤アリエッティC 水和剤 * キノンドーフロアブル 800 倍 * ドキリンフロアブル * キノンドー顆粒水和剤 * シトラーノフロアブルダイパワー水和剤 1,000 倍パスポート顆粒水和剤ベルクート水和剤 * オキシンドー水和剤 80 * キノンドー水和剤 80 1,200 倍ベフラン液剤 25 1,500 倍 1. 品種ごとの収穫開始時期を考慮し 各薬剤 ( 成分 ) の総使用回数 収穫前使用日数を厳守する 2. 有機銅を含む剤 (* 印 ) パスポート顆粒水和剤はさび果の発生を多くするので 6 月中旬以前の散布は避ける 3. ベルクート水和剤 ダイパワー水和剤は 西洋なしに薬害の恐れがあるので注意する 4. ベフラン液剤 25 ベルクート水和剤は炭そ病に効果がない なお ベフラン液剤 25は7 月上旬以降に使用する 5. アリエッティC 水和剤はオリオン水和剤 40と混用しない 有機リン剤 (206 頁参照 ) 1. 黒星病の発生園では有機殺菌剤を使用する 2. 早生種 ( つがるなど ) 及びジョナゴールドには IC ボルドー 412 及びボルドー液は薬害の恐れがあるので散布しない 3. 降雨が続く場合で この回に IC ボルドー 412 ボルドー液を散布した園では 5~7 日後に IC ボルドー 倍 ボルドー液を追散布する また 有機殺菌剤を散布した園では散布間隔があきすぎないようにする 1. モモシンクイガの重要な防除時期なので 発生の多い園では防除を徹底する 2. モモシンクイガの被害果は見つけしだい処分する 3.6 月中旬に合成ピレスロイド剤を使用した園で今回 IC ボルドー 412 ボルドー液を散布しない場合は 殺虫効果が持続しているので有機リン剤は省略できる 4. ヒメボクトウの被害が見られる園では 7 月上旬頃にフェニックスフロアブル 4,000 倍を枝幹部に十分かかるようていねいに散布する (216 頁参照 ) ( りんご )

10 モシンクイガ重点防防除時期対象病害虫名防除方法注意事項 7 月中旬モ斑 点 落 葉 病 輪 紋 病 黒 星 病 褐 斑 病 す す 点 病 す す 斑 病 炭 そ 病 モモシンクイガキンモンホソガギンモンハモグリガカメムシ類 有機殺菌剤 (211 頁参照 ) IC ボルドー 倍 4-12 式ボルドー液 (386 頁参照 ) 有機リン剤 (206 頁参照 ) 1. 斑点落葉病の発生を少なくするため 不要な徒長枝はせん除する 2. 果実の汚れ防止のため IC ボルドー 412 及びボルドー液の使用は 7 月下旬までとする 1. モモシンクイガの発生が多く IC ボルドー 412 ボルドー液を散布しない園では 合成ピレスロイド剤 (210 頁参照 ) を散布してもよい この場合は次回の殺虫剤は省略できる 2. モモシンクイガの発生が見られる園では スタークル顆粒水溶剤 アルバリン顆粒水溶剤 ダントツ水溶剤 バリアード顆粒水和剤各 2,000 倍を散布してもよい なお これらの剤はキンモンホソガ カメムシ類にも効果がある 3. ギンモンハモグリガの発生を少なくするため 不要な徒長枝はせん除する 4. キンモンホソガ ギンモンハモグリガの発生が多い園では デミリン水和剤 ノーモルト乳剤各 4,000 倍 アドマイヤー水和剤 2,000 倍を散布してもよい 5. この時期以降 園内へカメムシの飛来が確認される場合や被害果が見られる場合は 殺虫剤の散布を行う (218 頁参照 ) 除ハ ダ ニ 類殺ダニ剤 (219 頁参照 ) 7 月下旬 斑 点 落 葉 病 輪 紋 病 黒 星 病 褐 斑 病 す す 点 病 す す 斑 病 炭 そ 病 モモシンクイガキンモンホソガ 有機殺菌剤 (211 頁参照 ) オリオン水和剤 40 1,000 倍ディアナ WDG 1 万倍 この時期以降 ハダニ類の発生が多くなるので防除を徹底する 例年 輪紋病 炭そ病の発生が見られる園では 有機銅を含む薬剤 (211 頁参照 ) を散布する 更に 褐斑病の発生が見られる園では トップジン M 水和剤 2,000 倍 ベンレート水和剤 3,000 倍を散布する ( りんご ) -212-

11 防除時期対象病害虫名防除方法注意事項 8 月上 中旬斑点落葉病重点防除品種ごとの収穫開始時期を考慮し 各薬剤の収穫前使用日数を厳守する 斑点落葉病ロブドー水和剤 600 倍黒星病ベフラン液剤 25 1,500 倍褐斑病ストロビルリン系薬剤 (210 頁参照 ) 輪紋病炭そ病 モモシンクイガハマキムシ類クワコナカイガラムシヨモギエダシャクハダニ類 有機リン剤 (206 頁参照 ) 1. ハマキムシ類の発生が多い園やモモシンクイガの発生が見られる園では サムコルフロアブル 10 5,000 倍を散布してもよい 2. 早生種で例年モモシンクイガの発生が見られる園では 有機リン剤に代えてダントツ水溶剤 スタークル顆粒水溶剤 アルバリン顆粒水溶剤 バリアード顆粒水和剤各 2,000 倍を散布してもよい 3. ハダニ類の発生が多い園では 殺ダニ剤 (219 頁参照 ) を散布する 4. ヨモギエダシャクの発生が見られる園では コテツフロアブル 2,000 倍を散布してもよい なお コテツフロアブルはナミハダニにも効果がある 8 月下旬 斑 点 落 葉 病 黒 星 病 褐 斑 病 すす点病すす斑病輪紋病炭そ病 モモシンクイガキンモンホソガヒメボクトウ 収穫後 黒 星 病 褐 斑 病 有機殺菌剤 (211 頁参照 ) 有機リン剤 (206 頁参照 ) 1. 斑点落葉病 黒星病 輪紋病 すす点病 すす斑病 炭そ病が多発している園では 9 月上旬 ~ 中旬にストライド顆粒水和剤 1,500 倍 有機銅を含む剤 (211 頁参照 ) を 1~2 回散布する 2. ストライド顆粒水和剤は 散布後に高温が続くと葉に薬害の恐れがあるので 高温が予想される場合には使用を避ける 3. ストライド顆粒水和剤は 日本なしといちごに薬害の恐れがあるので注意する 1. モモシンクイガの発生が見られる園では ノーモルト乳剤 2,000 倍を散布してもよい 2. キンモンホソガの発生が多い園では スタークル顆粒水溶剤 アルバリン顆粒水溶剤 ダントツ水溶剤 アクタラ顆粒水溶剤各 2,000 倍を散布してもよい 3. モモシンクイガの発生が多い園では 9 月上旬にサムコルフロアブル 10 エクシレル SE 各 5,000 倍 ディアナ W DG 1 万倍を散布してもよい 4. ヒメボクトウの被害が見られる園では 9 月中旬 ~10 月上旬頃にバイオセーフ ( 天敵線虫剤 ) を樹幹注入する (216 頁参照 ) 発生の多い園では 収穫後から翌春までに落葉を集めて適切に処分する ( りんご )

12 除被害跡地の対策法紋羽病対策 種類白紋羽病紫紋羽病防除法耕種的防除法予防法治療薬法苗木剤毒苗木などの未結果樹の治療法防1. 強剪定を避ける 2. 発育枝を利用して樹の若返りを図る 3. 過度の着果を避ける 4. 土壌の排水を良くするなど 土壌改良や肥培管理に努め 樹勢を衰弱させないようにする なお 未熟有機物の施用は発病を助長するので完熟したもの以外は使用しない 5. 本病の治療は発病の初期でないと 実際の効果が期待できず それには早期発見が最も大切なので わずかな病徴も見逃さないよう常に園地を見回る必要がある 腐朽している根は切除し 治療可能な根は病患部を削り取る 削り取った病患部は土に混ぜないよう あらかじめ作業前に紙を敷いておく 下記の方法による 1. 露出した根をトップジン M 水和剤 1,000 倍液で十分洗浄し 更に 掘り上げた土に同液 ( 総使用薬量は 1 樹当たり 200l 限度 ) を灌注しながら埋め戻す 土を埋め戻す際 1 樹当たり 100~ 200 kgの完熟堆肥か尿素 0.5~1.0 kgを入れれば一層有効である 処理する時期は 5~6 月で その年は着果させないようにする 下記の方法による 1. リゾレックス水和剤 1,000 倍液を病患部を中心に 1 樹当たり約 40l 専用注入器を用い分散注入する ( 根の掘り上げは不要 ) 生育期に処理できる ( 但し 収穫 60 日前までとする ) 2. フロンサイドSC 1,000 倍を1 樹当たり100~200l 又は500 倍を1 樹当たり50~100l 土壌灌注する ( 株の掘り上げは不要 ) 生育期に処理できる( 但し 収穫 45 日前までとする ) 消植付け前にベンレート水和剤 1,000 倍液に10~ 30 分間 又はトップジンM 水和剤 500 倍液に10 分間根部を浸漬する 根を掘り起こし 病患部をせん除した後 ステンレス 1,000 倍液を 1 樹当たり 4~10l 土壌灌注する 土を埋め戻す場合は 薬液と掘り上げた土がよく混ざるように注意する 土を埋め戻す際 1 樹当たり 100~200 kgの完熟堆肥か 尿素 0.5~1.0 kgを入れれば一層有効である ( 被害樹の跡に植付けする場合 ) 被害根はもちろん健全な根もていねいに除去し 以下の方法により跡地の土壌消毒を行う 1. クロールピクリン約 60 cmの深さに耕起 整地し 30 cm 30 cmごとの深さ 30~40 cmの位置に 5~10ml を注入器を用いて注入し 直ちに覆土し ポリエチレンで被覆し 2~3 週間放置する 植付け 7~10 日前に被覆を外し ガス抜きを行う ( 粘質土壌ではガス抜きを 2 回行う ) なお 降雨の際はガス抜きを行わない 薬剤処理後 30 日間は薬害の恐れがあるので植付けを避ける ガス抜きの際は周辺環境に十分注意し ガスの拡散による危被害を防止する 2.NCS 約 60 cmの深さに耕起 整地し 30 cm間隔の千鳥状に深さ約 15 cmの穴をあけて 3~5ml を注入器を用いて注入し 直ちに覆土し ポリエチレンで被覆し 2~3 週間放置する 植付け 7~10 日前に被覆をはずし ガス抜きを行う ( 粘質土壌ではガス抜きを 2 回行う ) なお 降雨の際はガス抜きを行わない 薬剤処理後 30 日間は薬害の恐れがあるので植付けを避ける 3. バスアミド微粒剤 ガスタード微粒剤被害樹を伐根した跡地と周辺部を含めて できるだけ広めに 1 m2当たり 50~100g を散布し 深さ 40 cmに土壌と均一に混和する 混和後ビニール等で被覆する 20 日後被覆を除去し 植付けは翌春に行う なお ガス抜きはていねいに行う ( りんご ) -214-

13 対象病害斑点落葉病すす斑病すす点病輪褐黒黒腐らん病炭モニリア病斑紋星点そ病病病病病腐らん病対策 1. 管理適正な樹勢を保ち 高接ぎ更新樹などでは日焼け防止対策を講ずる 2. 早期発見常時園地を見回り 早期発見に努める 特に剪定や粗皮削りなどの冬季作業時に注意する また 放任園は伝染源となるので共同で対策を講ずる 3. 剪定時の注意剪定枝の長い切り残しは本病菌の侵入門戸になりやすいので 必ず基部から切り落とし 塗布剤を処理する なお 塗布剤の使用回数を厳守する 4. 発生園及びその周辺での対策 (1) 枝腐らん対策枝腐らんを発見したら 直ちにせん除し適切に処分する なお 剪定枝も放置せず早期に処分する (2) 胴腐らん対策胴腐らんを発見したら ア又はイの方法によって防除を徹底する ア. 病患部は早期に健全部を含め紡すい状に大きく削り取り ( 削り取った病患部は集めて適切に処分する ) トップジンMペースト バッチレートを塗布する なお 塗布剤の使用回数を厳守する イ. 園地の土を ダンゴ状につくれる固さに水で練り 3~5cmの厚さで 病患部より5~6cm程度幅広く貼り付ける 貼り付けた泥の上をポリエチレンやビニールで包み 縄やひもで巻き 泥が乾燥しないように注意して1 年後に泥を取除く ( 泥巻き法 ) なお 内部腐敗を防ぐため 縄やひもで巻く場合はあまり強く巻かない ビニールなどの内部に雨水を溜めないなど注意する (3) 薬剤散布による防除ア. 発芽前に石灰硫黄合剤 10 倍 トップジンM 水和剤 1,000 倍 ベンレート水和剤 2,000 倍を散布する イ. 発芽 10 日後にベフラン液剤 25 1,000 倍を散布する ウ. 摘果痕からの感染を防止するため 摘果後 (6 月上旬まで ) にトップジンM 水和剤 1,500 倍 ベンレート水和剤 3,000 倍を散布する その際 枝幹部にも薬液が十分にかかるよう散布する エ. 収穫後 (11 月中旬以降 ) に石灰硫黄合剤 10 倍 トップジンM 水和剤 ベフラン液剤 25 各 1,000 倍を散布する これら薬剤の散布には 固着性展着剤を加用すると流亡防止効果がある 有機殺菌剤の対象病害 薬剤名 単一成分アントラコール顆粒水和剤 オーソサイド水和剤 80 オキシンドー水和剤 80 キノンドー顆粒水和剤 キノンドー水和剤 80 キノンドーフロアブル ドキリンフロアブル パスポート顆粒水和剤 フル-ツセイバー ベフラン液剤 25 ベルクート水和剤 混合成分アリエッティC 水和剤 オキシラン水和剤 シトラーノフロアブル ダイパワー水和剤 各薬剤の成分名は 387 頁参照 ( りんご )

14 ヒメボクトウ対策 王林 や つがる は加害を受けやすく 特に樹齢を経た粗皮の著しく発達した樹や高接等による接木部で被害が多くなる傾向があるので 日頃から園内をよく観察し 被害発生の兆候 ( 樹幹からのフラス ( 虫糞と木屑の混ざった物 ) の排出の有無 ) の早期発見に努める 被害のみられる園では 下記の耕種的防除 薬剤防除 交信かく乱による防除を併用して総合的に新規の食入を防止する 1. 耕種的防除 (1) 発生園では必ず粗皮削りを行う (2) 被害樹の伐採や被害枝をせん除した場合には 幼虫が寄生している被害部は直ちに適切に処分する 2. 薬剤防除薬剤を処理する場合には 薬液の付着性や食害孔道内への到達性を高めるため 必ず処理前に被害部のフラスを除去する (1) 樹幹注入 ( 被害孔に灌注 ) による方法ア. 天敵線虫剤 ( バイオセーフ ) による防除方法バイオセーフの適用表対象害虫名使用時期使用量希釈液量使用回数 ヒメボクトウ幼虫発生期 2,500 万頭 ( 約 10g) 2.5~25 l - ( ア ) 天敵線虫剤で樹幹注入を行う場合の留意点 1 薬液の樹幹注入処理は 5 月中旬 ~ 下旬 ( 蛹化期前 ) と 9 月中旬 ~10 月上旬頃の 2 回行うと防除効果が高まる 2 フラス排出孔を中心に薬液が滴るまで樹幹注入を行う なお 被害の多い樹に樹幹注入を行う場合は 希釈液量を少なくした高濃度処理を行う 3 有効成分の天敵線虫とその共生細菌は 35 以上では長時間生存できないため 直射日光が当たらない場所で調製し 速やかに使いきる また 線虫は沈みやすいので常にかき混ぜながら使用する 4 樹幹注入を行う場合は 食害孔道内の幼虫生息部に十分量の薬液を到達させるため フロアブル剤専用蓄圧式散布器を利用する 5 処理後のフラス排出状況を観察し 排出が止まらない場合には翌年にも同様の処理を行う イ. エアゾール剤 ( ロビンフッド ) による防除方法ロビンフッドの適用表対象害虫名使用時期使用方法使用回数 ヒメボクトウ収穫前日まで樹幹 樹枝の食入孔にノズルを差し込み噴射 2 回以内 ( ア ) ロビンフッドで樹幹注入を行う場合の留意点 1 幼虫の食入が進むと効果が劣る場合があるので 食入初期に使用する 2 食入孔に専用ノズル先端を差し込み 薬液が食入孔から逆流するまで 2~10 秒間噴射しながら押し込むことにより ノズルが詰まらず樹内の殺虫効果が安定する 3 逆流した薬液が果実や葉にかからないように注意する 4 高圧ガスが噴出するおそれがあるため 専用ノズルが斜めの状態や缶を逆さ 横に向けて使用しない 5 薬害の恐れや効果が不安定になることがあるため 高温時や強風時 降雨前の使用は避ける 6 薬液は眼に対して刺激性があるので眼に入らないように注意する (2) 散布による方法成虫の発生盛期前の 7 月上旬頃に ふ化幼虫の樹幹侵入阻止効果を狙ってフェニックスフロアブル 4,000 倍液を枝幹部に十分かかるようていねいに散布する 特に被害樹周辺の樹は新たな加害を受けやすいので 薬液のかかりにくい部分には十分にかかるよう散布を行う ( りんご ) -216-

15 3. 交信かく乱による防除ヒメボクトウの幼虫は数年をかけて成虫になるため 樹幹に残る幼虫が羽化するまでの少なくとも 3 年以上は必ず連続して使用する ボクトウコン-Hの適用表対象害虫名使用時期使用量使用方法使用回数 ヒメボクトウ成虫の発生初期から終期 100~150 本 /10a ディスペンサーを対象作物の枝に挟み込み または巻き付け設置する - (1) ボクトウコン -H を使用する場合の注意事項 1 本剤は合成性フェロモンの作用によってヒメボクトウ成虫の交尾を阻害し 次世代幼虫の発生を抑制する資材で 直接の殺虫作用はない 2 成虫発生前の 6 月上旬頃に設置を行うことで 成虫発生終期の 8 月下旬まで交尾を阻害できる 3 雌成虫の飛翔距離は比較的短いため 被害圃場のみの設置でも効果は認められるが できるだけ広範囲に設置することでより効果が安定する 4 性フェロモン成分は空気よりも重いため 傾斜地や起伏の多い場所では傾斜上部の設置割合を 1~2 割多く設置する ( りんご )

16 殺虫剤の対象害虫及び効果 薬剤名希釈倍数 モモシンクイガ ハマキキンモンムシ類ホソガ ギンモンハモグリガ 1) 対象害虫 ケムシ類 シャク 2) トリムシ モモチョッキリゾウムシ 3) クワコナアブラリンゴカメムシ類カイガラムシムシ類ワタムシ残効 エルサン水和剤 40 1,000 倍 () () () サイアノックス水和剤 1,000 () スプラサイド水和剤 1,500 () () () スミチオン水和剤 ダーズバンDF 3,000 () ダイアジノン水和剤 34 1,000 () オリオン水和剤 40 1,000 アクタラ顆粒水溶剤 2,000 3,000 倍 アドマイヤー水和剤 2,000 () アルバリン顆粒水溶剤 2,000 スタークル顆粒水溶剤 2,000 ダントツ水溶剤 2,000 バリアード顆粒水和剤 2,000 4,000 倍 4,000 倍 モスピラン顆粒水溶剤 4,000 2,000 倍 4,000 倍 ウララ DF 2,000 コルト顆粒水和剤 3,000 トアロー水和剤 CT 1,000 バイオマックス DF 2,000 ファイブスター顆粒水和剤 2,000 アタブロン SC 3,000 デミリン水和剤 4,000 ノーモルト乳剤 4,000 ファルコンフロアブル 5,000 マトリックフロアブル 1,000 ロムダンフロアブル 1,500 合成ピレスロイド剤 (210 頁参照 ) 2,000 倍 2,000 倍 () 2,000 倍 ( 成虫発生期 ) 2,000 倍 6,000 倍 2,000 倍 3,000 倍 4,000 倍 6,000 倍 2,000 倍 3,000 倍 4,000 倍 2,000 倍 2,000 倍 MR. ジョーカー水和剤 2,000 キラップフロアブル 2,000 コテツフロアブル 2,000 () () エクシレル SE 5,000 サムコルフロアブル 10 5,000 フェニックスフロアブル 4,000 ディアナ WDG 1 万 1) 対象害虫 : 効果が高い 効果がある ( ) 作物の適用はある 2) シャクトリムシは若齢幼虫時に防除する 3) 残効欄の記号は残効期間の目安を表す -: 短い :1 週間程度 :10 日程度 () ( りんご ) -218-

17 殺ダニ剤の特性表 抵抗性出現を防止するため同一成分の薬剤は年 1 回の使用とする 地域により薬剤の効果が低いハダニ類が発生しているので 薬剤の選択に留意する ボルドー液などのアルカリ性薬剤との混用はしない 使用時期 対象のハダニ 薬剤名希釈倍数 6 月注意事項 (5 月 ) 7 リンゴハダニナミハダニ月 8 月卵幼虫成虫卵幼虫成虫 ボルドー液と近接散布すると効果 バロックフロアブル 3,000 倍 () が劣るので ボルドー液散布後は使 用しない また本剤散布後 2 週間はボルドー液を使用しない ピラニカ水和剤 2,000 () これらは同一成分とみなし連用を避ける ダニトロンフロアブル 2,000 () また ピラニカ水和剤 ダニトロン サンマイト水和剤 1,500 フロアブル サンマイト水和剤は 眼に刺激があるので注意する マイトクリーン 2,000 ダニサラバフロアブル 1,000 ボルドー液と近接散布すると 効果が劣るので ボルドー液との間隔は スターマイトフロアブル 2,000 前後とも2 週間以上あける ダニコングフロアブル 2,000 ニッソラン水和剤 2,000 カネマイトフロアブル 1,000 ボルドー液と近接散布すると効果 が劣るので 2 週間以上間隔をおいて散布する ダニゲッターフロアブル 2,000 おうとう 日本なしの新梢伸長期には新葉に薬害の恐れがあるので注意する ボルドー液と近接散布すると 効果 が劣るので ボルドー液との間隔は前後とも2 週間以上あける 水稲の開花時期には 穂に薬害の恐れがあるので注意する オマイト水和剤 750 散布時期は8 月以降とする ボルドー液と近接散布すると 効果が劣るので ボルドー液との間隔は 前後とも1 週間とする ダイアジノン水和剤 34 ストロビードライフロアブルとの混用は避ける コロマイト乳剤 1,000 マイトコーネフロアブル 1,000 ボルドー液と近接散布すると 効果が劣るので ボルドー液との間隔は前後とも 2 週間以上あける 対象のハダニ : 効果がある 効果がやや劣る 効果がない 地域によって効果の低下が認められる ( りんご )

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30年防除基準.indb 果樹類- りんご - 2. りんご 農薬使用基準 殺菌剤 FRAC コード 薬剤名使用方法使用時期使用回数備考 M1 IC ボルドー 412 散布 - - M4+33 アリエッティ C 水和剤散布収穫 14 日前まで 3 回以内 M3 アントラコール顆粒水和剤散布収穫 45 日前まで 4 回以内 3 アンビルフロアブル散布収穫 7 日前まで 3 回以内 3 インダーフロアブル散布収穫 14 日前まで

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