Microsoft PowerPoint - presentation.ppt [互換モード]

Size: px
Start display at page:

Download "Microsoft PowerPoint - presentation.ppt [互換モード]"

Transcription

1 ソーラーセイルによる深宇宙探査 航行 技術の実証的研究 JAXA 宇宙科学研究所津田雄一 財団法人宇宙科学振興会平成 24 年度宇宙科学奨励賞受賞記念講演 2013 年 3 月 12 日 1

2 謝辞 本研究成果は, もとより個人では成し得なかったものであり, チームとしての研究開発活動の結果です. 下記に, 本研究に直接的にお力添え頂いた方々の名前を挙げて感謝の意を表します. 川口淳一郎様, 森治様, 佐伯孝尚様, 山本高行様, 澤田弘崇様, 米倉克英様, 星野宏和様, 三桝裕也様, 白澤洋次様, 横田力男様, 竹内央様, 池田人様 ( 以上,JAXA), 船瀬龍様 ( 東京大学 ), 遠藤達也様 ( 三菱電機 ), 山口智宏様 (GMV), 中宮賢樹様 ( 京都大学 ) 北出賢二様, 梅里真弘様, 服部雅人様, 岡橋隆一様 ( 以上,NEC) 谷口正様 ( 富士通 ), 石橋史朗様 ( 会津大学 ),Daniel J. Scheeres 様 ( コロラド大学 ) IKAROS デモンストレーションチームの開発 運用メンバーの皆様宇宙科学研究所ソーラーセイルワーキンググループメンバーの皆様 10 年に渡るソーラーセイル研究開発の各場面で参画した ISAS 所属の学生の皆様 IKAROS プロジェクトに支持 支援をいただいた JAXA 役職員, 関連メーカーの皆様 また, 本研究の一部は, 下記の助成を受けて実施しました. 関係各位に謹んで御礼申し上げます. 日本学術振興会科学研究費補助金 ( 基盤研究 C) 最後に, 宇宙科学振興会の皆様, 本賞選考委員会の皆様に心から感謝申し上げます. 2

3 なぜ, ソーラーセイルか? ツィオルコフスキーらが提唱して以来の,100 年来の人類の夢の技術. 世界各国が実用化に向けてしのぎを削ってきた技術. わが国が外惑星探査を行う際に必要な技術. = ソーラー電力セイル技術 3

4 ソーラー電力セイル技術 ソーラーセイル + 電力セイル で外惑星探査 高性能電気推進機関を駆動 大電力を発電 太陽光圧を推進力に変換 4

5 IKAROS Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation Of the Sun 小型ソーラー電力セイル実証機 Sail Size: 14m x 14m S/C Weight: 307kg Orbit: Venus Transfer Launch: May 21, 2010 Sail Deployment: June 9,

6 本研究の成果 (1) ソーラーセイルの遠心力展開技術の開発 遠心力展開セイルに適した, セイルの折り方 収納法を考案 開発 観測ロケットにより宇宙での直径 10m 級セイルの遠心力展開に成功 (2004) セイル膜面の数値シミュレーション技術の確立 (2) ソーラーセイルの姿勢制御システムの開発 IKAROS のソーラーセイル航行システム, 姿勢制御システムを開発 実現した. 太陽 地球をリファレンスとする姿勢決定システムの考案 開発. 可変反射率素子による新しい姿勢制御方式の考案 実現. 柔軟構造物を有するスピン衛星の姿勢制御システムの考案 開発. (3) 飛翔実証結果を用いてソーラーセイル航行技術に新たな知見をもたらした セイル形状と姿勢運動を結びつけるダイナミクスモデル (Generalized Spinning Sail Model) の発見 構築. 6

7 折り方の考案 / 遠心力展開技術の開発 7

8 遠心力だけで展開するセイルシステム 初期の構想図 Extension Speed Control Roller Despun Platform Center Body Bridge Sail いかにコンパクトに畳めるか? 数値モデル化しやすい収納方法 展開方法は? いかに引っ掛かりなく展開できるか? 折り紙による試行錯誤 数値モデルの開発 準静的展開の実現 多数の実験 8

9 遠心力展開におけるエネルギー遷移 (A) (B) (C) 異常な安定モード セイルの内部エネルギー (A): 展開方向にエネルギーが単調減少. (B): 展開中途にエネルギーの極小点あり. (C): ダイナミックな展開 ( 運動エネルギーとの交換有り ). 展開進行 0% ( 収納状態 ) セイルの展開率 100% ( 完全展開状態 ) 9

10 折り紙から生まれた, セイル折り畳み法 クローバー型セイル (S310 観測ロケット実験,2004) 12 隅を引っ張れば自然に開く折り方. 折り目はあるが切れ目はない. 正方形型セイル (IKAROS,2010) 4 隅を引っ張れば自然に開く折り方. 折り目はあるが切れ目はない. 10

11 柔軟膜の数値シミュレーション技術 Multi-Particle Model Simulation 無重力 真空での大面積セイル挙動は,( 実際飛ばすまでは ) 数値モデルでしかわからない. 地上試験 気球実験 観測ロケット実験結果を使って数値モデルを refine. 11

12 遠心力展開実験の足跡 真空塔 (1m) 気球から落下 (4m) 風防付きスピンテーブル (2m) S310 ロケット (10m) M-V サブペイロード超小型衛星 (5m) 気球吊り下げ (20m) スケートリンク (10m) 大きな膜を 真空 無重力下で ゆっくり たくさん 展開したい

13 S310 観測ロケット 34 号機実験のフライト画像 13

14 実験によりシミュレータをチューニング 14

15 展開システムを開発した. 遠心力展開方式を実現した. 帆の向きの制御法, ソーラーセイル航行システムの開発 15

16 XVLBI-ANT XMGA XLGA 太陽センサ 太陽電池パネル 搭載カメラ 分離カメラ セイル 相対回転バー スラスタ 16

17 IKAROS のミッションシーケンス 拡張ミッション (Jan/2011~) 逆スピン運用 (18/Oct/2011) Earth (May/2010) セイル展開 (2 週間 ) 加速実証ソーラーセイル航行 (6 か月 ) Venus (Dec/2010) 4) ソーラーセイルによる加速実証 (~31/Dec/2010) 1) H-IIA 打ち上げ太陽指向 スピン分離 (5rpm) (21/May/2010) 2) 通信機 ON 初期動作チェックスピンアップ (25rpm) 後展開開始 (~02/June/2010) 3) ソーラーセイルの展開実験スピンダウン (1~2rpm) 薄膜太陽電池による太陽光発電 (~10/June/2010) 17

18 IKAROS のために開発したソーラーセイル特有の姿勢制御システム 1. 地球 太陽を用いた深宇宙での低廉な姿勢決定システム 2. セイルの柔軟性を考慮したスピン探査機の姿勢制御法 3. 可変反射率素子による姿勢制御法 18

19 ソーラーセイル航行システムを開発した. 飛ばしてみたら, 予想外の挙動をした. スピン型ソーラーセイルの姿勢運動モデルの構築. 19

20 現実のソーラーセイルを考える ソーラーセイルは, そもそも太陽光圧の影響をたくさん受けるように作られている. セイルは薄膜で作られている. まったいらではないし, 光学特性も一様ではない. そんな現実のセイルで, 太陽光圧加速度 = 並進運動 はどれだけ獲得できる? 高精度軌道決定 そんな現実のセイルは, 姿勢 = 回転運動 にも影響を及ぼすはず とは考えていたが意外な挙動であった. Generalized Spinning Sail Model (GSSM) の構築 20

21 実際の IKAROS の姿勢運動 2010/9/1 2010/11/30 とある収束点まわりの渦巻き運動に見える. すくなくとも, 円運動ではない. 21

22 セイルのしわが生み出す 渦巻き運動 と GSSM の構築 姿勢運動の近似解 (GSSM) A B eq Dexp t cos t, Is Is A B eq Dexp t sin t Is Is C t I s 0 加速 姿勢 δ-δ S 減速 姿勢 α-α S Equilibrium point (α eq,δ eq ) Spin axis direction どんなに複雑さシワでも,A,B,C の 3 つのパラメータで姿勢運動が表現できる. 22

23 渦巻き運動を利用した, 省燃料での太陽追尾 渦巻き運動を発見後, すぐに運用への活用を検討. 左図の IKAROS の半年間の姿勢運動は, スピン軸変更に燃料をほとんど使うことなく実現できた. Sun 21 IKAROS Trajectory 23

24 姿勢運動から, セイル形状を推定する IKAROS のやったこと 姿勢挙動セイル形状 ( フライトデータ ) ( 推定 ) 比較 将来のソーラーセイルでは 姿勢挙動 セイル形状 ( 姿勢要求 ) ( 平面度要求, 表面光学特性の要求 ) 機体のダイナミクスと, セイル に求められる性能を明確に結びつけることができた. 24

25 GSSM が繋いだ, ソーラーセイルダイナミクスの総合理解 軌道を制御できる 軌道力学 天体力学 :YORP 効果の理解 Astrodynamics:GSM( 汎用ソーラーセイルモデル ) 理論との相補性制御論 : スピン安定性の柔軟構造物への拡張 etc 材料が変わると 材料 GSSM ( スピンセイルの姿勢挙動モデル ) 姿勢 ソーラーセイル機姿勢 ( 帆の向き ) の挙動が変わるの統合的な設計論姿勢 ( 帆の向き ) を変化させるとへ 構造 形がかわるとシワができると 25

26 本研究の意義, 次の目標 世界中でしのぎを削って開発競争が行われてきた, 人類の 夢の技術 であったソーラーセイルを, 成立するシステム として世界で初めて実現した. 世界中で行われていたのは, 展開実証 (= ソーラーセイルを使うまでのお膳立て ) どまり. 深宇宙での光圧加速航行という, ソーラーセイルを 使う ことまで実証したのは IKAROS のみ. 実際,IKAROS の運用から多くの他では得難い知見を得た. そのひとつが, Generalized Spinning Sail Model(GSSM) の構築へ繋がる発見である. IKAROS は, 技術実証ミッション であった. 次の目標は, 本格的な外惑星探査. 木星トロヤ群小惑星帯の探査. 26

27 IKAROS 運用室にて 2010 年 5 月 21 日 IKAROS 運用室にて, IKAROS 出航を祝して.

小型ソーラー電力セイル実証機 IKAROS( イカロス ) の紹介 宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 月 惑星探査プログラムグループ (JSPEC) IKAROS デモンストレーションチーム 1

小型ソーラー電力セイル実証機 IKAROS( イカロス ) の紹介 宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 月 惑星探査プログラムグループ (JSPEC) IKAROS デモンストレーションチーム 1 小型ソーラー電力セイル実証機 IKAROS( イカロス ) の紹介 宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 月 惑星探査プログラムグループ (JSPEC) IKAROS デモンストレーションチーム IKAROS の概要 IKAROS は, 太陽光圧の力を膜 ( ソーラーセイル ) に受けて推進力を得る宇宙ヨットで, 世界で初めて ソーラーセイル による航行技術の実証を目指します. ソーラーセイルのアイデア自身は

More information

<4D F736F F F696E74202D208BDF96A D682CC8FB591D28FF3332E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

<4D F736F F F696E74202D208BDF96A D682CC8FB591D28FF3332E B93C782DD8EE682E890EA97705D> 近未来への招待状 世界初の宇宙ヨット イカロス で挑む太陽系大航海時代 宇宙航空研究開発機構 (JAXA) IKAROS デモンストレーションチーム森治 1 宇宙ヨットとは? ソーラーセイル= 帆で風を受けて海を進むヨットのように, 帆で太陽からの光の粒子を反射して宇宙空間を推進する. 燃料を使わない究極のエンジン, 夢の宇宙船 アイデア自体は100 年前からあり,SFにもよく登場する. 世界中で研究開発が行われているが,

More information

Microsoft PowerPoint - SPROUT_v3.pptx

Microsoft PowerPoint - SPROUT_v3.pptx 超小型人工衛星 SPROUT 日本大学理工学部航空宇宙工学科 担当 : 宮崎康行 1. SPROUT 1. 研究テーマのミッション概要 2. 衛星関連のこれまでの活動と 2. 研究項目 SPROUT 3. 期待される成果のレベル 4. 人財育成の効果 3. 衛星工房の方針 5. 宇宙開発利用の裾野の広がり 発展性 1 SPROUT の概要 打ち上げ時コンフィグレーション +10.0 220.0-10.0

More information

Microsoft Word - 01.docx

Microsoft Word - 01.docx 京都大学 MU レーダーで宇宙ごみの姿を捉える ~ 観測波長より小さいスペースデブリのサイズやスピンの推定に成功 ~ 概要高度数百 km の地球周回軌道上にあるスペースデブリ ( 宇宙ごみ ) のうち レーダー観測装置の波長と比較して 大きさが同程度以下のスペースデブリのサイズ スピン 概形等の状態の推定をする観測手法を提案し 大型大気レーダーである京都大学生存圏研究所 MU レーダー ( 周波数

More information

川口研究室

川口研究室 川口研究室メンバー 多くの関係者との交流 川口教授をはじめとする JAXA 実務者から直接研究指導が受けられる 様々な大学 国々から集まる学生と多角的な視点から幅広い検討会ができる その他宇宙研内外の専門家との共同研究 交流 JAXA 職員 学生 教授川口淳一郎 ( はやぶさ元プロジェクトマネージャー ) 准教授川勝康弘 ( 総研大 ) 助教森治 (IKAROSプロジェクトマネージャー) 津田雄一佐伯孝尚秘書岡部和子大石真美

More information

経営理念 宇宙と空を活かし 安全で豊かな社会を実現します 私たちは 先導的な技術開発を行い 幅広い英知と共に生み出した成果を 人類社会に展開します 宇宙航空研究開発を通して社会への新たな価値提供のために JAXAは 2003年10月の発足以来 宇宙航空分野の基礎研究から開発 利用に至るまで一貫して行

経営理念 宇宙と空を活かし 安全で豊かな社会を実現します 私たちは 先導的な技術開発を行い 幅広い英知と共に生み出した成果を 人類社会に展開します 宇宙航空研究開発を通して社会への新たな価値提供のために JAXAは 2003年10月の発足以来 宇宙航空分野の基礎研究から開発 利用に至るまで一貫して行 国立研究開発法人 経営理念 宇宙と空を活かし 安全で豊かな社会を実現します 私たちは 先導的な技術開発を行い 幅広い英知と共に生み出した成果を 人類社会に展開します 宇宙航空研究開発を通して社会への新たな価値提供のために JAXAは 2003年10月の発足以来 宇宙航空分野の基礎研究から開発 利用に至るまで一貫して行うことのできる機関として 活動を行っております 発足当初から10年は研究開発組織として技術実証による技術基盤の獲得を行い

More information

資料9-5 イプシロンロケットの開発及び打上げ準備状況(その1)

資料9-5 イプシロンロケットの開発及び打上げ準備状況(その1) 資料 9-5 宇宙開発利用部会説明資料 科学技術 学術審議会研究計画 評価分科会宇宙開発利用部会 ( 第 9 回 )H25.4.4 イプシロンロケットの開発及び打上げ準備状況 1. 経緯 2. イプシロンロケットの概要 3. 開発状況 4. 打上げ準備状況 5. まとめ宇宙航空研究開発機構宇宙輸送ミッション本部イプシロンロケットプロジェクトチームプロジェクトマネージャ森田泰弘 1. 経緯 (1) 開発移行前

More information

人工衛星姿勢制御ソフトウェアの状態遷移表ベース設計事例

人工衛星姿勢制御ソフトウェアの状態遷移表ベース設計事例 ZIPC ユーザーカンファレンス 2011 人工衛星姿勢制御ソフトウェアの 状態遷移表ベース設計事例 坂井真一郎宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所 (JAXA/ISAS) e-mail: sakai@isas.jaxa.jp 自己紹介 ( 宇宙科学研究所 ) JAXA 所属 宇宙科学の遂行と そのための人工衛星 探査機 ロケットの研究開発を役割としている ルーツは 東京大学で ペンシルロケット を開発した糸川博士の研究室

More information

10-11 平成26年度 予算(案)の概要

10-11 平成26年度 予算(案)の概要 10. 人類のフロンティアの開拓 及び国家安全保障 基幹技術の強化 (1) 文部科学省における宇宙 航空分野の施策 文部科学省における宇宙 航空分野の施策 平成 26 年度予定額 :155,223 百万円 ( 平成 25 年度予算額 :163,279 百万円 ) 運営費交付金中の推計額含む 概要 宇宙基本計画を踏まえ 宇宙利用元年として安全保障 防災 産業振興 宇宙科学等のフロンティアに取り組むとともに

More information

火星大気循環の解明 ~ ダストデビルの内部調査 ~ Team TOMATO CPS 探査ミッション立案スクール 2016/08/26

火星大気循環の解明 ~ ダストデビルの内部調査 ~ Team TOMATO CPS 探査ミッション立案スクール 2016/08/26 火星大気循環の解明 ~ ダストデビルの内部調査 ~ Team TOMATO CPS 探査ミッション立案スクール 2016/08/26 目次 背景 ミッション定義 / ミッション要求 / システム要求 システム仕様 背景 : 火星の特徴 軌道長半径 :1.5 AU 軌道周期 :1.881 年 自転周期 :1.026 日 季節変化がある 比較的地球に似た惑星 大気の特徴 薄く 冷たく 乾燥 平均 6 hpa(1/160

More information

新たな宇宙基本計画における宇宙科学・宇宙探査の位置付け及び主な関連事業の概要

新たな宇宙基本計画における宇宙科学・宇宙探査の位置付け及び主な関連事業の概要 2. 我が国の主要な宇宙科学 宇宙探査 有人宇宙活動プログラムの概要 ( 宇宙科学プログラム ) 1. 宇宙物理学 天文学 1.1 X 線天文学 1.1.1 X 線天文衛星 すざく (ASTRO-EII) 1.1.2 次期 X 線天文衛星 (ASTRO-H) 1.2 赤外線天文学 1.2.1 赤外線天文衛星 あかり (ASTRO-F) 1.2.2 次期赤外線天文衛星 (SPICA) 2. 太陽系科学

More information

日本マイクログラビティ応用学会誌原稿作成用テンプレート

日本マイクログラビティ応用学会誌原稿作成用テンプレート 日本マイクログラビティ応用学会誌 Vol. 29 No. 1 2012 (48 ) IIIIII 特集 : 理論化 モデリングその 1 IIIIII ( 解説 ) 奥泉信克 1 白澤洋次 2 宮崎康行 3 森治 2 Deployment Dynamics of a Thin Film Solar Sail of "IKAROS" Nobukatsu OKUIZUMI 1, Yoji SHIRASAWA

More information

自由落下と非慣性系における運動方程式 目次無重力... 2 加速度計は重力加速度を測れない... 3 重量は質量と同じ数値で kg が使える... 3 慣性系における運動方程式... 4 非慣性系における運動方程式... 6 見かけの力... 7 慣性系には実在する慣

自由落下と非慣性系における運動方程式 目次無重力... 2 加速度計は重力加速度を測れない... 3 重量は質量と同じ数値で kg が使える... 3 慣性系における運動方程式... 4 非慣性系における運動方程式... 6 見かけの力... 7 慣性系には実在する慣 自由落下と非慣性系における運動方程式 1 1 2 3 4 5 6 7 目次無重力... 2 加速度計は重力加速度を測れない... 3 重量は質量と同じ数値で kg が使える... 3 慣性系における運動方程式... 4 非慣性系における運動方程式... 6 見かけの力... 7 慣性系には実在する慣性力があるか... 7 1 2 無重力 (1) 非慣性系の住人は無重力を体感できる (a) 併進的な加速度運動をしている非慣性系の住人

More information

Microsoft PowerPoint _宇宙航行_山田和(MAAC)_2.pptx

Microsoft PowerPoint _宇宙航行_山田和(MAAC)_2.pptx 展開型柔軟エアロシェルを利用した 超小型惑星プローブに関する研究 山田和彦 (JAXA / ISAS) 鈴木宏二郎 ( 東大新領域 ) 秋田大輔 ( 東工大 ) 今村宰 ( 日大 ) 永田靖典 ( 岡山大 ) 高橋裕介 ( 北大 ) MAAC-WG CONTENTS < 今年度の活動報告 > 超小型衛星 EGG の運用 (1 月 ~5 月 ) EGG の成果 EGG の先へ SPUR( 超小型惑星探査

More information

宇宙開発委員会 推進部会 GXロケット評価小委員会(第8回)議事録・配付資料 [資料8-1]

宇宙開発委員会 推進部会 GXロケット評価小委員会(第8回)議事録・配付資料 [資料8-1] 資料 8-1 各国の中型ロケット等に係る動向 平成 20 年 6 月 30 日宇宙航空研究開発機構 米国の動向 (1/2) 2005 年 1 月に発表された 米国宇宙輸送政策 において 政府系の中 大型衛星の打上げは基本的に EELV(Evolved Expendable Launch Vehicle) を使用する 方針を掲げている EELV(Atlas V Delta IV) はともにモジュール化されたステージのクラスターにより

More information

Title< 高 校 生 のページ> 電 波 と 電 気 とエネルギー Author(s) 篠 原, 真 毅 ; 三 谷, 友 彦 Citation Cue : 京 都 大 学 電 気 関 係 教 室 技 術 情 報 誌 (2016), 35: 5 Issue Date 2016-03 URL http://hdl.handle.net/2433/210150 Right Type Departmental

More information

_Livingston

_Livingston プレスリリース 自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター 2018 年 11 月 26 日 宇宙と地上の望遠鏡の連携で 100 個を超える系外惑星を発見 東京大学のリビングストン大学院生 田村教授 ( 東京大学 自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター ) らの国際研究チームは NASA のケプラー宇宙望遠鏡による K2 ミッション ( 注釈 1) および ESA のガイア宇宙望遠鏡 ( 注釈

More information

構成 1. ISECG 国際宇宙探査ロードマップの概要と現状認識 2. 国際宇宙探査に向けた準備シナリオ ( 案 ) 3. シナリオを達成するための主要課題 2

構成 1. ISECG 国際宇宙探査ロードマップの概要と現状認識 2. 国際宇宙探査に向けた準備シナリオ ( 案 ) 3. シナリオを達成するための主要課題 2 資料 4-2 科学技術 学術審議会研究計画 評価分科会宇宙開発利用部会 ISS 国際宇宙探査小委員会 ( 第 4 回 )H26.6.13 我が国の国際宇宙探査への参加シナリオ ( 案 ) ~JAXA 案 ~ 平成 26 年 6 月 13 日 ( 金 ) ( 独 ) 宇宙航空研究開発機構 構成 1. ISECG 国際宇宙探査ロードマップの概要と現状認識 2. 国際宇宙探査に向けた準備シナリオ ( 案

More information

スライド 1

スライド 1 ALOS-2 相乗り公募小型副衛星の概要 平成 26 年 5 月 宇宙航空研究開発機構 2 1. H-IIA ロケット相乗り公募小型副衛星の概要 H-IIA ロケットで JAXA の衛星 ( 主衛星 ) を打上げる際 ロケットに余剰能力がある場合に限り そのロケットに小型の人工衛星を相乗りさせることができる この小型の人工衛星を 小型副衛星 と呼んでおり JAXA では 平成 18 年より小型副衛星の公募を行っている

More information

資料 H3ロケットの開発状況について

資料 H3ロケットの開発状況について 資料 25-3-1 科学技術 学術審議会研究計画 評価分科会宇宙開発利用部会 ( 第 25 回 )H28.2.2 H3 ロケットの開発状況について 平成 28(2016) 年 2 月 2 日宇宙航空研究開発機構 理事 山本静夫 執行役 布野泰広 H3プロジェクトチーム 岡田匡史 ご説明内容 第 22 回宇宙開発利用部会 ( 平成 27 年 7 月 2 日 ) では 1 機体形態の選定 および 2 機体名称

More information

Aluminium Spc IKAROS x by ALUMI AGE phoogrphs by Tkok Hiroshi Siling ship! 3 lumi g lumi g 2

Aluminium Spc IKAROS x by ALUMI AGE phoogrphs by Tkok Hiroshi Siling ship! 3 lumi g lumi g 2 ALUMI-AGE 203 Auumn No.78 Jpn Aluminium Associion J A X A I n r v i w zcoo Aluminium Spc IKAROS x by ALUMI AGE phoogrphs by Tkok Hiroshi Siling ship! 3 lumi g lumi g 2 に風 を受 け て進 む帆船 や ヨ ッ ト は実 に優雅 な 姿

More information

Microsoft PowerPoint - 21.齋修正.pptx

Microsoft PowerPoint - 21.齋修正.pptx 薄膜シリコン太陽電池用光閉じ込め技術の開発 先端産業プロセス 低コスト化チーム齋均 発電効率 5%( 接合 ) J SC = 5 ma/cm c-s:h 単接合 ( 膜厚 ~ m) で30 ma/cm 光閉じ込めによる c-s:hの高電流化が必須 c-s:h で 30 ma/cm テクスチャ無しで膜厚 5 m 相当 光マネジメントで実現 a-s:h c-s:h Buffer BSR Glass TCO

More information

鬆徒労苦衷有迷禍荷苦痛

鬆徒労苦衷有迷禍荷苦痛 J J.1 J.1.1 (1) J.1 1 J.1 1 300 mm 2 55 mm 300 mm J.2 FEM (Truss-P.exe) 827 828 J. 10 mm 3 1 5 mm J.1 24.1 g 2.8 kg J.2 Visual BASIC Euler J.1 1 J.3 2007 1 3 1 mm J.3 J.1 http://mechanics.civil.tohoku.ac.jp/sozo/

More information

untitled

untitled 小惑星探査ミッション はやぶさ 2 第 回宇宙科学シンポジウム 年 月 日 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所 吉川真 ( ) はやぶさ 2 プロジェクト準備チーム 1 現状のまとめ はやぶさ のカプセルが地球帰還し はやぶさ ミッションの経験がフルに生かせる状況になった 来年度 (H23 年度 ) に はやぶさ 2 の予算が認められた 今年度内のプロジェクト移行を目指して いろいろな作業を継続している

More information

WTENK6-1_4604.pdf

WTENK6-1_4604.pdf わが国の今後の衛星観測計画について 437 第3図 ALOS-2外観 出典 JAXA 第2図 ASNARO 外観 小川 2011 目指した光学センサを搭載した ASNARO と2014年 度の打ち上げを目標とした X-band SAR を搭載する 第4図 ALOS-3外観 出典 JAXA ASNARO-2が開発されている 小川 2011 また ベ ト ナ ム 政 府 か ら の 資 金 協 力 要

More information

SICEセミナー 制御のためのシステム同定

SICEセミナー 制御のためのシステム同定 状態推定班 ロケット ( 企業共研 ) 電気自動車用リチウムイオン電池 ( 企業共研 ) モデリングと制御班 ヘリコプタ実験 エンジン制御 ( 企業共研 ) RoboCar 実験 制御実験装置 複写機の制御 ( 企業共研 ) 異常検出 基礎理論研究 モデリング Multi-domain modeling 非線形同定 JIT,PLS,PCA,... 統計的学習理論ベイジアン,RVM スパース推定 状態推定

More information

4 1 2 34 56 1

4 1 2 34 56 1 2016 8 2 2 4 1 2 34 56 1 3 2 4 2 78 910 2 1 3 10,000 A 100 A 9,900 9,900 A 100 100 POINT! 4 2 2 2 5 2100 100 3 50 5050100 POINT! 6 3 2 7 ABC 2 10010,0001100 2 100 2 5,000 1 50 32 16,000 13,000 10,000 7,000

More information

い そういう考えに至る 当時開発が始まっていたイプシロンロケットでの打上げが検討されたのだが, 経費が掛かり過ぎる, と追い詰められていった たまたま, 金星探査機 PLANET-C( あかつき ) の打上げロケットを決める理事会に陪席して, 窮地に活路を見いだすことになる 余剰ペイロードがあるなら

い そういう考えに至る 当時開発が始まっていたイプシロンロケットでの打上げが検討されたのだが, 経費が掛かり過ぎる, と追い詰められていった たまたま, 金星探査機 PLANET-C( あかつき ) の打上げロケットを決める理事会に陪席して, 窮地に活路を見いだすことになる 余剰ペイロードがあるなら ISSN 0285-2861 宇宙科学研究所 ニュース 2016.3 No. 420 別冊 特集 IKAROSから ソーラー電力 セイル探査機へ 小型ソーラー電力セイル実証機 IKAROS 左 とソーラー電力セイル探査機 はじめに き空間が 文字通りフロンティアである 川口淳一郎 まれた計画である もちろん 究極的な IKAROS その出生の秘密と意義 2010年6月 私は小惑星探査機 は やぶさ

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation 宇宙環境エネルギーを利用した 宇宙システムの実現を目指して 京都大学生存圏研究所スペースグループ 宇宙圏航行システム工学分野 山川研究室福原始 UNISEC WORKSHOP 2009 @ 慶應義塾大学 11/28-29 テーマは宇宙の環境とエネルギー NASA 太陽からのエネルギー 太陽光 太陽風 太陽がどのように地球近傍の環境へ影響しているか? 太陽と地球が形成する環境を利用して新たな推進システム

More information

新たな宇宙基本計画における宇宙科学・宇宙探査の位置付け及び主な関連事業の概要

新たな宇宙基本計画における宇宙科学・宇宙探査の位置付け及び主な関連事業の概要 4. 月探査 ( 月周回衛星 かぐや 月面着陸 探査ミッション SELENE 2 ) 月探査 の意義 目的 月探査 将来の国際協働による有人月探査において 我が国が自律性を確保し国際的な位置づけを確保し貢献するために 必須となる探査技術の実証と 現地の環境や資源などの調査を実施する 具体的には 地球以外の重力天体への軌道投入技術 自律着陸技術 帰還 回収技術等の獲得 および月面の資源および環境調査等を無人探査機により実証する

More information

資料12-1-1_国際宇宙探査協働グループ(ISECG)での調整状況

資料12-1-1_国際宇宙探査協働グループ(ISECG)での調整状況 資料 12-1-1 科学技術 学術審議会研究計画 評価分科会宇宙開発利用部会 ISS 国際宇宙探査小委員会 ( 第 12 回 )H27.1.26 国際宇宙探査協働グループ (ISECG) での調整状況 2015 年 1 月 26 日 宇宙航空研究開発機構 本資料の位置づけ 本資料は 2014 年 12 月 12 日に行われた ISS 国際宇宙探査小委員会において ISECG での議論の進め方 技術のマッピングの仕方等について明確にすべきとの指摘があったことに対する説明資料である

More information

数値計算で学ぶ物理学 4 放物運動と惑星運動 地上のように下向きに重力がはたらいているような場においては 物体を投げると放物運動をする 一方 中心星のまわりの重力場中では 惑星は 円 だ円 放物線または双曲線を描きながら運動する ここでは 放物運動と惑星運動を 運動方程式を導出したうえで 数値シミュ

数値計算で学ぶ物理学 4 放物運動と惑星運動 地上のように下向きに重力がはたらいているような場においては 物体を投げると放物運動をする 一方 中心星のまわりの重力場中では 惑星は 円 だ円 放物線または双曲線を描きながら運動する ここでは 放物運動と惑星運動を 運動方程式を導出したうえで 数値シミュ 数値計算で学ぶ物理学 4 放物運動と惑星運動 地上のように下向きに重力がはたらいているような場においては 物体を投げると放物運動をする 一方 中心星のまわりの重力場中では 惑星は 円 だ円 放物線または双曲線を描きながら運動する ここでは 放物運動と惑星運動を 運動方程式を導出したうえで 数値シミュレーションによって計算してみる 4.1 放物運動一様な重力場における放物運動を考える 一般に質量の物体に作用する力をとすると運動方程式は

More information

Microsoft PowerPoint - 宇宙の交通

Microsoft PowerPoint - 宇宙の交通 シナリオ 宇宙輸送システムの現状と将来 工学部航空宇宙工学科中須賀真一 宇宙システムあれこれ ロケット 人工衛星 ( 超小型衛星など含む ) 深宇宙探査機 有人宇宙船 宇宙ステーション 宇宙空間の ハイウェイ : 軌道 宇宙の輸送系をシステム化する OTV ネットワーク 惑星への輸送システムのインフラ化 地球を回る 太陽電池展開 衛星の業務 ( ミッション ) 通信 放送 GPS( カーナヒ ) リモートセンシンク

More information

資料 科学技術 学術審議会研究計画 評価分科会宇宙開発利用部会 ( 第 29 回 H ) HTV X の開発状況について 平成 28(2016) 年 7 月 14 日 ( 木 ) 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門 HTV Xプリプロジェクトチーム長伊藤

資料 科学技術 学術審議会研究計画 評価分科会宇宙開発利用部会 ( 第 29 回 H ) HTV X の開発状況について 平成 28(2016) 年 7 月 14 日 ( 木 ) 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門 HTV Xプリプロジェクトチーム長伊藤 資料 29 5 2 科学技術 学術審議会研究計画 評価分科会宇宙開発利用部会 ( 第 29 回 H28.7.14) HTV X の開発状況について 平成 28(2016) 年 7 月 14 日 ( 木 ) 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 有人宇宙技術部門 HTV Xプリプロジェクトチーム長伊藤徳政 1. 背景 平成 27 年 (2015 年 )12 月 22 日 新たな日米協力の枠組み ( 日米オープン

More information

新たな宇宙状況監視 (SSA) システム構築に向けた事前調査平成 26 年度予算案額 11 百万円 ( 新規 ) 文部科学省研究開発局宇宙開発利用課 事業概要 目的 必要性 事業イメージ 具体例 スペースデブリの増加が世界的な課題として認識される中 宇宙状況監視 ( SSA : Space Situ

新たな宇宙状況監視 (SSA) システム構築に向けた事前調査平成 26 年度予算案額 11 百万円 ( 新規 ) 文部科学省研究開発局宇宙開発利用課 事業概要 目的 必要性 事業イメージ 具体例 スペースデブリの増加が世界的な課題として認識される中 宇宙状況監視 ( SSA : Space Situ 新たな宇宙状況監視 (SSA) システム構築に向けた事前調査平成 26 年度予算案額 11 百万円 ( 新規 ) 文部科学省研究開発局宇宙開発利用課 スペースデブリの増加が世界的な課題として認識される中 宇宙状況監視 ( SSA : Space Situational Awareness) 体制の構築は 宇宙空間の安定的な活用や日米協力の観点から重要な課題です 中による衛星破壊実験 (2007 年

More information

資料21-4 小型探査機による高精度月面着陸の技術実証(SLIM)について

資料21-4	小型探査機による高精度月面着陸の技術実証(SLIM)について 資料 21-4 科学技術 学術審議会研究計画 評価分科会宇宙開発利用部会 ( 第 21 回 )H27.6.3 小型探査機による高精度月面着陸 の技術実証 (SLIM) について 平成 27(2015) 年 6 月 3 日 宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 本日の報告内容 宇宙科学 探査ロードマップ ( 宇宙政策委員会の宇宙科学 探査部会 ( 平成 25 年 9 月 19 日 ) に基づき 新宇宙基本計画

More information

X 線天文衛星ひとみ (ASTRO-H) への FRAM 適用 有人宇宙システム株式会社 IV&V 研究センター道浦康貴 宇宙航空研究開発機構第 3 研究ユニット片平真史 石濱直樹有人宇宙システム株式会社 IV&V 研究センター野本秀樹 道浦康貴 JAXA All Rights

X 線天文衛星ひとみ (ASTRO-H) への FRAM 適用 有人宇宙システム株式会社 IV&V 研究センター道浦康貴 宇宙航空研究開発機構第 3 研究ユニット片平真史 石濱直樹有人宇宙システム株式会社 IV&V 研究センター野本秀樹 道浦康貴 JAXA All Rights X 線天文衛星ひとみ (ASTRO-H) への FRAM 適用 2017.11.8 有人宇宙システム株式会社 IV&V 研究センター道浦康貴 宇宙航空研究開発機構第 3 研究ユニット片平真史 石濱直樹有人宇宙システム株式会社 IV&V 研究センター野本秀樹 道浦康貴 概要 X 線天文衛星 ASTRO-H ひとみ 異常事象調査報告書 を基に FRAM 分析を実施した結果を FRAM の分析手順に沿って紹介する

More information

( 資料 3-4) ロボット ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト プロジェクト概要 (H29-33:5 年間 H29 予算 :33 億円 ) 小口輸送の増加や積載率の低下などエネルギー使用の効率化が求められる物流分野や 効果的かつ効率的な点検を通じた長寿命化による資源のリデュースが喫緊の課題となるインフラ点検分野等において 無人航空機やロボットの活用による省エネルギー化の実現が期待されている

More information

Microsoft PowerPoint _1219_Koko_Panel.ppt

Microsoft PowerPoint _1219_Koko_Panel.ppt 柔構造大気突入機 (MAAC( MAAC) ) プロジェクトと宇宙航行の力学シンポジウム 山田和彦 (ISAS/JAXA) 第一期気球実験 (2003-2004) 第二期気球実験 (2008-2009) 観測ロケット実験提案 (2004 2012) 柔構造大気突入機プロジェクトの背景 積極的な宇宙活動のためには輸送システムの充実は必須である. 高頻度に, 地球と宇宙を往復する輸送システムが実現すればあらたな利用が生まれる.

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 小型月着陸実証機 SLIM( スリム ) とは? 日本初の月面着陸を目指します ~ 降りやすいところに降りる から 降りたいところに降りる 時代へ ~ SLIM の目的とは? 1 月面の狙った場所へのピンポ イント着陸技術の実証 2 軽量な探査機システムを実 現することで 月惑星探査の 高頻度化に貢献 SLIM 着陸機 どうして月に着陸する? 惑星の誕生と進化の解明のため 特定場所に降りて特定の地形や

More information

【NanotechJapan Bulletin】10-9 INNOVATIONの最先端<第4回>

【NanotechJapan Bulletin】10-9 INNOVATIONの最先端<第4回> 企画特集 10-9 INNOVATION の最先端 Life & Green Nanotechnology が培う新技術 < 第 4 回 > プリンテッドエレクトロニクス時代実現に向けた材料 プロセス基盤技術の開拓 NEDO プロジェクトプロジェクトリーダー東京 学教授染 隆夫 に聞く 図6 4 3 解像度を変えた TFT アレイによる電子ペーパー 提供 凸版印刷 株 大面積圧力センサの開発

More information

付録2 第26号科学衛星(ASTRO-H)プロジェクトについて

付録2 第26号科学衛星(ASTRO-H)プロジェクトについて 5. 開発計画 5-10. 国際協力に基づいた打ち合わせ実績の例 平成 20 年 9 月 29 日 : 第 1 回設計会議 平成 20 年 12 月 12 日 : NASA 側 SRR/SDR 平成 21 年 2 月 27 日 : 第 3 回設計会議 平成 21 年 6 月 29 日 : すざく /ASTRO-H 国際会議 ( 小樽 ) 平成 21 年 7 月 30 日 : 第 5 回設計会議 これまでに

More information

SICE東北支部研究集会資料(2011年)

SICE東北支部研究集会資料(2011年) 269 (2011.12.12) 269-10 Basic analysis of coaching in sprint motion using three dimensional motion capture data Masahiro Nagayama,Takayuki Takahashi *, ** *Graduate School Fukushima University,**Fukushima

More information

宇宙開発委員会 宇宙開発に関する重要な研究開発の評価 LNG推進系飛行実証 プロジェクトの中間評価結果 [付録3]

宇宙開発委員会 宇宙開発に関する重要な研究開発の評価 LNG推進系飛行実証 プロジェクトの中間評価結果 [付録3] 付録 3( 資料 2-1-2) LNG 推進系の設計変更に伴う ロケットの事業性への影響について 2006 年 10 月 13 日石川島播磨重工業株式会社航空宇宙事業本部本部長渡辺康之 PRSS 1. ロケットの目的 本プロジェクト (ロケット) の目的は 国際市場で競合し得る 高性能で安く 信頼性の高い商用ロケットを開発し事業化すること である 1 PRSS 2. ロケット実施体制 (1) 事業実施体制

More information

招待論文 フルスペック 8K スーパーハイビジョン圧縮記録装置の開発 3.3 記録制御機能と記録媒体 144 Gbps の映像信号を 1/8 に圧縮した場合 18 Gbps 程度 の転送速度が要求される さらに音声データやその他のメ タデータを同時に記録すると 記録再生には 20 Gbps 程度 の転送性能が必要となる また 記録媒体は記録装置から 着脱して持ち運ぶため 不慮の落下などにも耐性のあるこ

More information

T

T ! " 位置決め 人間と共存 代替可能なバリ取りロボットを開発 安全 コンパクトで高精度な技術を持つロボットが実現 研究開発のきっかけ 自動車や家電製品等において樹脂部品の割合は増加しているが その成形時に生じるバリについて 主に費用対効 果の問題から 小物部品のバリ除去の自動化が遅れている 現在 人海戦術でバリを取っているが 除去が不十分で信頼性に欠け 研削具の巻き込み危険や粉塵による人体への

More information

0 21 カラー反射率 slope aspect 図 2.9: 復元結果例 2.4 画像生成技術としての計算フォトグラフィ 3 次元情報を復元することにより, 画像生成 ( レンダリング ) に応用することが可能である. 近年, コンピュータにより, カメラで直接得られない画像を生成する技術分野が生

0 21 カラー反射率 slope aspect 図 2.9: 復元結果例 2.4 画像生成技術としての計算フォトグラフィ 3 次元情報を復元することにより, 画像生成 ( レンダリング ) に応用することが可能である. 近年, コンピュータにより, カメラで直接得られない画像を生成する技術分野が生 0 21 カラー反射率 slope aspect 図 2.9: 復元結果例 2.4 画像生成技術としての計算フォトグラフィ 3 次元情報を復元することにより, 画像生成 ( レンダリング ) に応用することが可能である. 近年, コンピュータにより, カメラで直接得られない画像を生成する技術分野が生まれ, コンピューテーショナルフォトグラフィ ( 計算フォトグラフィ ) と呼ばれている.3 次元画像認識技術の計算フォトグラフィへの応用として,

More information

ニュートン重力理論.pptx

ニュートン重力理論.pptx 3 ニュートン重力理論 1. ニュートン重力理論の基本 : 慣性系とガリレイ変換不変性 2. ニュートン重力理論の定式化 3. 等価原理 4. 流体力学方程式とその基礎 3.1 ニュートン重力理論の基本 u ニュートンの第一法則 = 力がかからなければ 等速直線運動を続ける u 等速直線運動に見える系を 慣性系 と呼ぶ ² 直線とはどんな空間の直線か? ニュートン理論では 3 次元ユークリッド空間

More information

新たな宇宙基本計画に向けた提言

新たな宇宙基本計画に向けた提言 新たな宇宙基本計画に向けた提言 2012 年 11 月 20 日 一般社団法人日本経済団体連合会 1. はじめに経団連は昨年 5 月に 宇宙基本法に基づく宇宙開発利用の推進に向けた提言 をとりまとめ 宇宙インフラの構築と維持の重要性や 総合的な宇宙政策の推進組織の設置と宇宙航空研究開発機構 (JAXA) の見直しによる政府の推進体制の強化を訴えた その後 本年 6 月に内閣府設置法が改正され 7 月に宇宙政策の司令塔となる内閣府宇宙戦略室が発足した

More information

プラズマ バブルの到達高度に関する研究 西岡未知 齊藤昭則 ( 京都大学理学研究科 ) 概要 TIMED 衛星搭載の GUVI によって観測された赤道異常のピーク位置と 地上 GPS 受信機網によって観測されたプラズマ バブルの出現率や到達率の関係を調べた 高太陽活動時と低太陽活動時について アジア

プラズマ バブルの到達高度に関する研究 西岡未知 齊藤昭則 ( 京都大学理学研究科 ) 概要 TIMED 衛星搭載の GUVI によって観測された赤道異常のピーク位置と 地上 GPS 受信機網によって観測されたプラズマ バブルの出現率や到達率の関係を調べた 高太陽活動時と低太陽活動時について アジア プラズマ バブルの到達高度に関する研究 西岡未知 齊藤昭則 ( 京都大学理学研究科 ) 概要 TIMED 衛星搭載の GUVI によって観測された赤道異常のピーク位置と 地上 GPS 受信機網によって観測されたプラズマ バブルの出現率や到達率の関係を調べた 高太陽活動時と低太陽活動時について アジア地域とアメリカ地域においてそれらの関係を調べたところ 赤道異常高度とプラズマ バブルの出現頻度に強い相関が見られたのは

More information

Microsoft PowerPoint - S2-010.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - S2-010.ppt [互換モード] S2-010 ソーラー電力セイルによる木星トロヤ群 小惑星探査とその先の小天体探査 森治 (JAXA), ソーラーセイル WG 1 これまでの小天体探査実績 ( 運用中を含む ) はやぶさが NEO サンプルリターンを切り拓き, はやぶさ 2 でこれを継承 発展させる. 2 小天体探査の国際動向 露 米 1980 1990 2000 2010 現在 2020 2030 2040 Vega-1&2 Phobos-1&2

More information

JAXA前半_PDF用.indd

JAXA前半_PDF用.indd 2015 Explore to Realize 02 04 06 08 FEATURE 01 11 FEATURE 02 12 FEATURE 03 CONTENTS 14 16 18 26 34 36 37 38 01 02 03 Research and Development 01 02 03 04 05 04 05 01 02 03 04 05 06 07 FEATURE 01 08 09

More information

報道関係者各位 平成 29 年 10 月 30 日 国立大学法人筑波大学 ディンプル付きサッカーボールの飛び方 ~サッカーボール表面におけるディンプル形状の空力効果 ~ 研究成果のポイント 1. サッカーボール表面のディンプル形状が空力特性に及ぼす影響を 世界に先駆けて示しました 2. サッカーボー

報道関係者各位 平成 29 年 10 月 30 日 国立大学法人筑波大学 ディンプル付きサッカーボールの飛び方 ~サッカーボール表面におけるディンプル形状の空力効果 ~ 研究成果のポイント 1. サッカーボール表面のディンプル形状が空力特性に及ぼす影響を 世界に先駆けて示しました 2. サッカーボー 報道関係者各位 平成 29 年 10 月 30 日 国立大学法人筑波大学 ディンプル付きサッカーボールの飛び方 ~サッカーボール表面におけるディンプル形状の空力効果 ~ 研究成果のポイント 1. サッカーボール表面のディンプル形状が空力特性に及ぼす影響を 世界に先駆けて示しました 2. サッカーボール表面のディンプル形状が 飛翔軌道に与える作用を明らかにしました 3. サッカーボールの飛翔特性の理解

More information

熱電変換の紹介とその応用について.ppt

熱電変換の紹介とその応用について.ppt 熱電変換の紹介と その応用について 埼玉大学 大学院理工学研究科 長谷川 靖洋 hasegawa@mail.saitama-u.ac.jp http://www.env.gse.saitama-u.ac.jp/hasegawa/ Tel&Fax:048-858-3757 熱電変換研究の歴史 7/24 1821年 ゼーベックによるゼーベック効果の発見 1834年 ペルチェによるペルチェ効果の発見

More information

SOLAR-B 熱解析

SOLAR-B 熱解析 宇宙機の熱設計太陽観測衛星 ひので 秋山純子 ( 三菱スペース ソフトウエア ) 目次 はじめに 宇宙機の熱設計 ひので 概要 ひので 熱設計 - 要求条件 - 設計条件 - 熱計装の選定 - 熱設計の検証 ひので 現状 おわりに はじめに 設計検討項目 宇宙機 熱 構造 地球周回衛星静止衛星惑星探査衛星 推進 電気 宇宙機の熱設計 ~ 概要 ~ 宇宙機の熱設計は 要求された期間において 搭載機器や構造物が

More information

宇宙太陽発電システムのキー要素技術の開発,三菱重工技報 Vol.48 No.4(2011)

宇宙太陽発電システムのキー要素技術の開発,三菱重工技報 Vol.48 No.4(2011) 航空宇宙特集技術論文 23 宇宙太陽発電システムのキー要素技術の開発 Development of Key Technologies on Space Solar Power System *1 成田貴則 *1 神谷俊宏 Takanori Narita Toshihiro Kamiya *1 鈴木敬二 *2 安間健一 Keiji Suzuki Kenichi Anma *3 新津真行 *4 福田信彦

More information

平成30年度 卒業論文 低軌道衛星(LEO)使用よってもたらされる影響

平成30年度 卒業論文  低軌道衛星(LEO)使用よってもたらされる影響 平成 30 年度 卒業論文 安全航行に向けた低軌道衛星 (LEO) 利用に関する調査研究 東京海洋大学海洋工学部海事システム工学科学籍番号 1521019 笠井敬太指導教員久保信明准教授 目次 LEOとは LEOとMEOの比較 Almanacデータを用いたシミュレーション LEO 運用による海洋安全政策の事例 まとめと考察 はじめに 背景 目的 スマートフォンが普及している現在 GNSS を利用するデバイスは

More information

Microsoft PowerPoint - ロボットの運動学forUpload'C5Q [互換モード]

Microsoft PowerPoint - ロボットの運動学forUpload'C5Q [互換モード] ロボットの運動学 順運動学とは 座標系の回転と並進 同次座標変換行列 Denavit-Hartenberg の表記法 多関節ロボットの順運動学 レポート課題 & 中間試験について 逆運動学とは ヤコビアン行列 運動方程式 ( 微分方程式 ) ロボットの運動学 動力学 Equation of motion f ( ( t), ( t), ( t)) τ( t) 姿勢 ( 関節角の組合せ ) Posture

More information

NASAの惑星データベース(PDS)

NASAの惑星データベース(PDS) NASA 惑星探査データベース (PDS) と その利用の実際 天間崇文 (NASA / JPL) 目次 1. PDSの概要 2. 組織 3. データの取得とフォーマット 読み込み 4. データ処理 5. 日本 欧州での活用 6. まとめ 7. 簡単なデータ読み込み実演 惑星探査データとは 観測データ カメラ 分光器 高度計などによる測定結果 探査機の位置 / 姿勢情報 対象天体の暦 これらが各探査で同一フォーマットだと便利

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 復習 ) 時系列のモデリング ~a. 離散時間モデル ~ y k + a 1 z 1 y k + + a na z n ay k = b 0 u k + b 1 z 1 u k + + b nb z n bu k y k = G z 1 u k = B(z 1 ) A(z 1 u k ) ARMA モデル A z 1 B z 1 = 1 + a 1 z 1 + + a na z n a = b 0

More information

東京大学 ISSL における超小型宇宙機開発の歩み CanSat (1999~) XI-V (2005) XI-IV (2003) 衛星設計の練習 わずか 1[kg] でも衛星が作れる PRISM(2009) わずか 8.5[kg] 衛星で 30m 地上分解能達成! Nano-JASMINE( 開発

東京大学 ISSL における超小型宇宙機開発の歩み CanSat (1999~) XI-V (2005) XI-IV (2003) 衛星設計の練習 わずか 1[kg] でも衛星が作れる PRISM(2009) わずか 8.5[kg] 衛星で 30m 地上分解能達成! Nano-JASMINE( 開発 超小型深宇宙探査機 PROCYON( プロキオン ) 船瀬龍 ( 東大航空宇宙工学専攻 ) PROCYON 開発チーム ( 東大 JAXA) 1 東京大学 ISSL における超小型宇宙機開発の歩み CanSat (1999~) XI-V (2005) XI-IV (2003) 衛星設計の練習 わずか 1[kg] でも衛星が作れる PRISM(2009) わずか 8.5[kg] 衛星で 30m 地上分解能達成!

More information

スライド 1

スライド 1 月や火星にはどうやったら行けるの? ( その 1) 京都大学生存圏研究所 宇宙総合学研究ユニット 工学研究科 山川宏 http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/~yamakawa 平成 21 年 3 月 21 日 NPO 科学カフェ京都京都大学楽友会館 宇宙望遠鏡の打ち上げ直前 宇宙望遠鏡衛星 ( 鹿児島 内之浦 ) 地球周辺の宇宙環境 宇宙開発と宇宙環境 : スペースデブリ (

More information

光赤外将来計画検討書: 改訂の進捗

光赤外将来計画検討書: 改訂の進捗 セッション 3: スペース班報告および関連状況 ~ 概要 2015 年度光学赤外線天文連絡会シンポジウム 光赤外将来計画 : 報告書の最終取りまとめと長期戦略への布石 2015 年 9 月 14 日 ( 月 ) ー 16 日 ( 水 ) 松原英雄 (ISAS, JAXA) セッション3: スペース班報告および関連状況 座長: 川端弘治 10:00 概要 松原英雄 (JAXA) 10:15 SPICAの進行状況報告

More information

小惑星探査機 はやぶさ 2 の 運用状況 2018 年 10 月 23 日 JAXA はやぶさ 2 プロジェクト

小惑星探査機 はやぶさ 2 の 運用状況 2018 年 10 月 23 日 JAXA はやぶさ 2 プロジェクト 小惑星探査機 はやぶさ 2 の 運用状況 2018 年 10 月 23 日 JAXA はやぶさ 2 プロジェクト 本日の内容 はやぶさ 2 に関連して TD1-R1-A 運用の報告 TD1-R3 運用計画 について紹介する TD1-R1-A : タッチダウン 1 リハーサル 1A(2 回目のリハーサルに相当 ) TD1-R3 : タッチダウン 1 リハーサル 3(3 回目のリハーサルに相当 ) 2

More information

Kumamoto University Center for Multimedia and Information Technologies Lab. 熊本大学アプリケーション実験 ~ 実環境における無線 LAN 受信電波強度を用いた位置推定手法の検討 ~ InKIAI 宮崎県美郷

Kumamoto University Center for Multimedia and Information Technologies Lab. 熊本大学アプリケーション実験 ~ 実環境における無線 LAN 受信電波強度を用いた位置推定手法の検討 ~ InKIAI 宮崎県美郷 熊本大学アプリケーション実験 ~ 実環境における無線 LAN 受信電波強度を用いた位置推定手法の検討 ~ InKIAI プロジェクト @ 宮崎県美郷町 熊本大学副島慶人川村諒 1 実験の目的 従来 信号の受信電波強度 (RSSI:RecevedSgnal StrengthIndcator) により 対象の位置を推定する手法として 無線 LAN の AP(AccessPont) から受信する信号の減衰量をもとに位置を推定する手法が多く検討されている

More information

GoogleMoon

GoogleMoon Prj LINKAGE Author:Shoichi Otomo @geojackass Shoichi Otomo(GeoJackass) prj LINKAGE Prj LINKAGE とは 月 地球 惑星 衛星などの大規模データ及び そのデータから目的のデータを簡単に検索できるシステムを目指している 実は身近な宇宙 惑星 地球 HAYABUSA ひまわり かぐや等 聞いたことの多い人工衛星は結構多い

More information

発表の概要 名称の由来 : EGG( エッグ ) 衛星 =re-entry satellite with Gossamer aeroshell and GPS/Iridium ( 超軽量空気ブレーキと GPS およびイリジウム SBD 通信による運用を行う大気圏突入衛星 ) 衛星の大きさ カテゴリー

発表の概要 名称の由来 : EGG( エッグ ) 衛星 =re-entry satellite with Gossamer aeroshell and GPS/Iridium ( 超軽量空気ブレーキと GPS およびイリジウム SBD 通信による運用を行う大気圏突入衛星 ) 衛星の大きさ カテゴリー 発表者鈴木宏二郎 ( 東京大学大学院新領域創成科学研究科教授 ) 今村宰 ( 日本大学生産工学部准教授 ) 山田和彦 ( 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所准教授 ) 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 東京事務所地下 1 階プレゼンテーションルーム 2017 年 6 月 23 日記者発表 1 発表の概要 名称の由来 : EGG( エッグ ) 衛星 =re-entry satellite

More information

スライド 1

スライド 1 相対論的プラズマにおける PIC シミュレーションに伴う数値チェレンコフ不安定の特性ついて 宇宙物理学研究室 4 年池谷直樹 研究背景と目的 0 年 Ie Cube 国際共同実験において超高エネルギーニュートリノを検出 780Tev-5.6PeV 890TeV-8.5PeV 相互作用が殆んど起こらないため銀河磁場による軌道の湾曲が無く 正確な到来方向の情報 を得られる可能性がある ニュートリノから高エネルギー宇宙線の起源を追う

More information

第73回宇宙政策委員会

第73回宇宙政策委員会 資料 2 国際宇宙探査の方針に係る JAXA における検討状況について 2018 年 10 月 30 日 宇宙航空研究開発機構 国際宇宙探査センター 概要及び目次 第 41 回において 月 火星探査並びに月近傍拠点 (Gateway) の国際的な動向をご報告した 今回は その国際動向を踏まえた以下の JAXA の検討状況についてご報告し 今後の日本の方針についてご議論いただきたい 国際宇宙探査に対する

More information

2-工業会活動.indd

2-工業会活動.indd 平成 27 年 3 月 第 735 号 1. はじめに 13 1938 17 97 A/D Analog to Digital 1 20 27 2. 宇宙市場における多摩川精機の実績 60 1985 30 1 1 ISAS EXOS-D 1989 JAXA RD 2 25 工業会活動 Stepping Motor Resolver 多摩川. 宇宙ロングラン製品 Stepping Motor with

More information

世界の将来宇宙輸送システムに関する動向 ( 米国 1/4) 米国において 民間企業により 再使用型ロケットや再使用型有人宇宙往還機の開発が進められている また 軍では再使用型無人宇宙往還機が運用されている Falcon9-R 2011 年 米 SpaceX 社は Falcon9 を再使用化する構想を

世界の将来宇宙輸送システムに関する動向 ( 米国 1/4) 米国において 民間企業により 再使用型ロケットや再使用型有人宇宙往還機の開発が進められている また 軍では再使用型無人宇宙往還機が運用されている Falcon9-R 2011 年 米 SpaceX 社は Falcon9 を再使用化する構想を 世界の将来宇宙輸送システムに関する動向 ( 米国 1/4) 米国において 民間企業により 再使用型ロケットや再使用型有人宇宙往還機の開発が進められている また 軍では再使用型無人宇宙往還機が運用されている Falcon9-R 2011 年 米 SpaceX 社は Falcon9 を再使用化する構想を発表 Grasshopper という実験機で 垂直離着陸の実験を進めており 2015 年までに 1 段の再使用技術を確立する計画

More information

2) では, 図 2 に示すように, 端末が周囲の AP を認識し, 認識した AP との間に接続関係を確立する機能が必要である. 端末が周囲の AP を認識する方法は, パッシブスキャンとアクティブスキャンの 2 種類がある. パッシブスキャンは,AP が定期的かつ一方的にビーコンを端末へ送信する

2) では, 図 2 に示すように, 端末が周囲の AP を認識し, 認識した AP との間に接続関係を確立する機能が必要である. 端末が周囲の AP を認識する方法は, パッシブスキャンとアクティブスキャンの 2 種類がある. パッシブスキャンは,AP が定期的かつ一方的にビーコンを端末へ送信する ns-2 による無線 LAN インフラストラクチャモードのシミュレーション 樋口豊章 伊藤将志 渡邊晃 名城大学理工学部 名城大学大学院理工学研究科 1. はじめに大規模で複雑なネットワーク上で発生するトラヒックを解析するために, シミュレーションは有効な手段である. ns-2(network Simulator - 2) はオープンソースのネットワークシミュレータであり, 多くの研究機関で利用されている.

More information

ソユーズ宇宙船の飛行概要

ソユーズ宇宙船の飛行概要 大西卓哉宇宙飛行士 ( 第 48 次 /49 次長期滞在クルー ) ミッション概要及びソユーズ宇宙船 (47S/MS-01) 打上げ時取材に関する説明会 ソユーズ宇宙船 (47S/MS-01) の飛行概要 2016 年 5 月 27 日 ( 金 ) 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構有人宇宙技術部門宇宙飛行士運用技術ユニット 1. ソユーズ宇宙船 (1) 概要 (2) 構成 (3) 主要諸元 2.

More information

資料 2 国際宇宙ステーション (ISS) 計画概要 平成 26 年 4 月 23 日 ( 水 ) 文部科学省研究開発局 1

資料 2 国際宇宙ステーション (ISS) 計画概要 平成 26 年 4 月 23 日 ( 水 ) 文部科学省研究開発局 1 資料 2 国際宇宙ステーション (ISS) 計画概要 平成 26 年 4 月 23 日 ( 水 ) 文部科学省研究開発局 1 構成 1. ISS 計画とは 2. 各極の役割分担 3. 各極の利用権 4. 共通的なシステム運用経費分担 5. 日本の責任と権利 6. ISSの運用期間 7. ISSを巡る各国の動向 参考 ISS 計画への投資額 我が国のISS 年間経費 2 1. ISS 計画とは (1/4)

More information

宇宙機搭載ソフトウエア開発のアセスメント

宇宙機搭載ソフトウエア開発のアセスメント SPI-JAPAN2009 セッション :1A 現場 / 他部門との協調 No.3 宇宙機搭載ソフトウエア開発の アセスメント ( 独 ) 宇宙航空研究開発機構 情報計算工学センター (JAXA/JEDI) 古石 ゆみ < 共著 > ( 独 ) 宇宙航空研究開発機構情報 計算工学センター (JAXA/JEDI) 宮本 祐子 NEC 東芝スペースシステム株式会社 岩崎 正明 ( 株 )SRA 小嶋 勉

More information

平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1-

平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1- 平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 2006 3. 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1- エネルギー対策特別会計 ( 経済産業省分 ), 一般会計 ( 資源エネルギー庁分 ) -2- エネルギー安全保障の強化

More information

資料 2-4 新型基幹ロケット開発の進め方 ( 案 ) 平成 26 年 4 月 3 日 宇宙政策委員会 宇宙輸送システム部会 1. 新型基幹ロケット開発の進め方の位置づけ本書は 宇宙政策委員会第 15 回会合 ( 平成 25 年 5 月 30 日 ) の資料 1-1 宇宙輸送システム部会の中間とりま

資料 2-4 新型基幹ロケット開発の進め方 ( 案 ) 平成 26 年 4 月 3 日 宇宙政策委員会 宇宙輸送システム部会 1. 新型基幹ロケット開発の進め方の位置づけ本書は 宇宙政策委員会第 15 回会合 ( 平成 25 年 5 月 30 日 ) の資料 1-1 宇宙輸送システム部会の中間とりま 資料 2-4 新型基幹ロケット開発の進め方 ( 案 ) 平成 26 年 4 月 3 日 宇宙政策委員会 宇宙輸送システム部会 1. 新型基幹ロケット開発の進め方の位置づけ本書は 宇宙政策委員会第 15 回会合 ( 平成 25 年 5 月 30 日 ) の資料 1-1 宇宙輸送システム部会の中間とりまとめ における新型基幹ロケットに関する記述及び同第 17 回会合 ( 平成 25 年 10 月 25

More information

第40回宇宙産業・科学技術基盤部会

第40回宇宙産業・科学技術基盤部会 資料 2-2 再使用型ロケットの研究開発について 平成 30 年 9 月 5 日 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 研究開発部門 宇宙輸送システム長期ビジョン ( 平成 26 年 4 月宇宙政策委員会 ) 1. 長期ビジョンの基本的な考え方 ( おわりに より引用 ) 2040 年から2050 年頃には 将来宇宙輸送システムが社会インフラとして整備され 広く日常的に宇宙輸送を利用できるような社会になる

More information

素粒子物理学2 素粒子物理学序論B 2010年度講義第4回

素粒子物理学2 素粒子物理学序論B 2010年度講義第4回 素粒子物理学 素粒子物理学序論B 010年度講義第4回 レプトン数の保存 崩壊モード 寿命(sec) n e ν 890 崩壊比 100% Λ π.6 x 10-10 64% π + µ+ νµ.6 x 10-8 100% π + e+ νe 同上 1. x 10-4 Le +1 for νe, elμ +1 for νμ, μlτ +1 for ντ, τレプトン数はそれぞれの香りで独立に保存

More information

SDS-1 の概要 (1/2) システム SDSの目的 宇宙機器 部品の宇宙での事前実証機会の提供. ( 実際に宇宙でしか得られない環境下での検証や総合的なシステムとしての検証 ) SDS-1は, 温室効果ガス観測技術衛星 いぶき (GOSAT) の小型副衛星として 他の公募小型副衛星 6 機と共に

SDS-1 の概要 (1/2) システム SDSの目的 宇宙機器 部品の宇宙での事前実証機会の提供. ( 実際に宇宙でしか得られない環境下での検証や総合的なシステムとしての検証 ) SDS-1は, 温室効果ガス観測技術衛星 いぶき (GOSAT) の小型副衛星として 他の公募小型副衛星 6 機と共に 委 34-2 小型実証衛星 1 型 (SDS-1) 成果概要と運用終了 平成 22 年 9 月 22 日宇宙航空研究開発機構研究開発本部中村安雄 平子敬一 1 SDS-1 の概要 (1/2) システム SDSの目的 宇宙機器 部品の宇宙での事前実証機会の提供. ( 実際に宇宙でしか得られない環境下での検証や総合的なシステムとしての検証 ) SDS-1は, 温室効果ガス観測技術衛星 いぶき (GOSAT)

More information

宇宙機工学 演習問題

宇宙機工学 演習問題 宇宙システム工学演習 重力傾度トルク関連. 図に示すように地球回りの円軌道上を周回する宇宙機の運動 を考察する 地球中心座標系を 系 { } 軌道面基準回転系を 系 { } 機体固定系を 系 { } とする 特に次の右手直交系 : 地心方向単位ベクトル 軌道面内 : 進行方向単位ベクトル 軌道面内 : 面外方向単位ベクトル 軌道面外 を取る 特に この { } Lol Horiotl frme と呼ぶ

More information

回収機能付加型宇宙ステーション補給機 (HTV-R) 検討状況 1. 計画の位置付け 2. ミッションの概要 3. 期待される成果 4. 研究の進捗状況 5. 今後の計画 平成 22 年 8 月 11 日宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 有人宇宙環境利用ミッション本部 委 29-4

回収機能付加型宇宙ステーション補給機 (HTV-R) 検討状況 1. 計画の位置付け 2. ミッションの概要 3. 期待される成果 4. 研究の進捗状況 5. 今後の計画 平成 22 年 8 月 11 日宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 有人宇宙環境利用ミッション本部 委 29-4 回収機能付加型宇宙ステーション補給機 (HTV-R) 検討状況 1. 計画の位置付け 2. ミッションの概要 3. 期待される成果 4. 研究の進捗状況 5. 今後の計画 平成 22 年 8 月 11 日宇宙航空研究開発機構 (JAXA) 有人宇宙環境利用ミッション本部 委 29-4 1. 計画の位置付け 将来の我が国の有人宇宙活動に不可欠な技術である安全確実な帰還 回収技術の実証 確立 ISS 計画における補給

More information

ES_Exp_32_Photovo_Cells_LQ_日本語

ES_Exp_32_Photovo_Cells_LQ_日本語 太陽電池 LabQuest 32 太陽によって生産されるエネルギーは太陽エネルギーと呼ばれる. 太陽全体で起こっている核融合反応によって生産されている. このエネルギーは光の形式で地球に届く. 光電池あるいは太陽電池は, 光エネルギーを電卓や自動車, 人工衛星などで使われる電気エネルギーに変換する. 光電池は普通, シリコンなどの半導体物質から作られる. 電池に光が入ると, 電子を動かし電池に電流を発生させる.

More information

平成 25 年度新エネルギー技術フィールドテスト事業太陽光発電新技術等フィールドテスト事業に関する運転データ分析評価等業務 発電量等シミュレーター説明書 平成 26 年 2 月株式会社三菱総合研究所 目次 1. 発電量等シミュレーターの構成... 1 1.1 発電量等シミュレーターの概要... 1 1.2 発電量算出機能... 2 1.3 設置面積算出機能... 3 1.4 フィールドテスト事業実績データの表示機能...

More information

発電単価 [JPY/kWh] 差が大きい ピークシフトによる経済的価値が大きい Time 0 時 23 時 30 分 発電単価 [JPY/kWh] 差が小さい ピークシフトしても経済的価値

発電単価 [JPY/kWh] 差が大きい ピークシフトによる経済的価値が大きい Time 0 時 23 時 30 分 発電単価 [JPY/kWh] 差が小さい ピークシフトしても経済的価値 差が大きい ピークシフトによる経済的価値が大きい 3 3 4 4 時 23 時 3 分 差が小さい ピークシフトしても経済的価値が小さい 3 3 4 4 時 23 時 3 分 電力使用量を調整する経済的価値を明らかに ~ 発電コストの時間変動に着目した解析 制御技術を開発 ~ ポイント 電力需要ピーク時に電力使用量を調整するデマンドレスポンスは その経済的価値が明らかになっていなかった デマンドレスポンスが費用対効果を最大化するための制御技術を新たに開発

More information

プロジェクトを成功させる見積りモデルの構築と維持・改善 ~CoBRA法による見積りモデル構築とその活用方法について~

プロジェクトを成功させる見積りモデルの構築と維持・改善 ~CoBRA法による見積りモデル構築とその活用方法について~ 工数見積り手法 CoBRA ~ 勘 を見える化する見積り手法 ~ CoBRA 研究会 2011 年 5 月 情報技術研究センターシステム技術グループ Copyright 2011 MRI, All Rights Reserved ご紹介する内容 1.CoBRA 法の概要 2.CoBRAツール 3.CoBRAモデルでの見積り 4.CoBRAモデルの応用 5.CoBRAモデルの構築 6. まとめ 2 Copyright

More information

Micro Fans & Blowers Innovation in Motion マイクロファン & ブロワー 有限会社シーエス技研 PTB 事業部東京オフィス 千葉県市原市辰巳台西

Micro Fans & Blowers Innovation in Motion マイクロファン & ブロワー 有限会社シーエス技研 PTB 事業部東京オフィス 千葉県市原市辰巳台西 www.pelonistechnologies.com Innovation in Motion マイクロファン & ブロワー 有限会社シーエス技研 PTB 事業部東京オフィス 290-0004 千葉県市原市辰巳台西 4-13-1-9-1 104-0041 東京都中央区新富 1-5-5-406 Tel:0436-98-2341 Fax:0436-98-2336 Tel:03-3206-6832 Fax:03-3206-6829

More information

<4D F736F F F696E74202D A957A A8EC0895E8D7182C982A882AF82E EF89FC915082CC82BD82DF82CC A83808DC5934B89BB A2E >

<4D F736F F F696E74202D A957A A8EC0895E8D7182C982A882AF82E EF89FC915082CC82BD82DF82CC A83808DC5934B89BB A2E > Techno Forum 2012 実運航における燃費改善のためのトリム最適化 株式会社 MTI 技術戦略グループ上級研究員堀正寿 1 目次 1. はじめに 2. 最適トリムの評価手法 2-1. オペレーションプロファイル調査 2-2. 水槽試験とトリム影響解析 2-3. 実船検証 3. トリムチャートと運用 4. まとめ 2 1-1 トリムの定義 1. はじめに 船尾喫水 (da) と船首喫水 (df)

More information

資料1-2 5GHz帯無線LANの周波数拡張に係る技術的条件の検討開始

資料1-2 5GHz帯無線LANの周波数拡張に係る技術的条件の検討開始 資料 1-2 5GHz 帯無線 LAN の周波数帯拡張等に係る技術的条件 の検討開始について 平成 27 年 12 月 11 日事務局 1. 検討開始の背景 5GHz 帯無線 LAN の周波数帯拡張等に係る技術的条件 スマートフォンやタブレット端末等の普及により 移動通信システムのトラヒックは年々増加傾向にある そのため 急増するトラヒックを迂回するオフロード先として無線 LAN を活用する傾向にあり無線

More information

(Microsoft Word \203\202\203f\203\213\203\215\203P\203b\203g)

(Microsoft Word \203\202\203f\203\213\203\215\203P\203b\203g) 31124 モデルロケットの設計に関する研究 要旨モデルロケットを設計 製作して安全に打ち上げ 飛行させるために モデルロケット講習会に参加し モデルロケットのライセンスを取得した ここで得た専門的な知識と技術をもとに実際にモデルロケットを設計し ロケット甲子園への参加に向けて研究と開発を行った その結果 4 級および3 級ライセンスを取得し 自作ロケット3 機の発射 回収に成功した 1. 目的モデルロケットライセンスを取得し

More information

Microsoft Word - 白井散策マップ_日本語マニュアル.docx

Microsoft Word - 白井散策マップ_日本語マニュアル.docx 白井散策マップ 日本語マニュアル (iphone アプリ名 : 白井散策 Map ) Ver. 0.01 白井市教育委員会文化課 東京大学空間情報科学研究センター 2017 年 8 月 13 日 目次 1. 準備... 1 2. 起動方法... 2 3. メイン画面の説明... 3 4. マップ操作の説明... 4 4.1 進行方向を上向きにマップ表示... 4 4.2 現在地を画面中心にマップ表示...

More information

News Release 国立研究開発法人新エネルギー 産業技術総合開発機構 福島県 南相馬市 株式会社 SUBARU 日本無線株式会社 日本アビオニクス株式会社 三菱電機株式会社 株式会社自律制御システム研究所 世界初 無人航空機に搭載した衝突回避システムの探知性能試験を実施

News Release 国立研究開発法人新エネルギー 産業技術総合開発機構 福島県 南相馬市 株式会社 SUBARU 日本無線株式会社 日本アビオニクス株式会社 三菱電機株式会社 株式会社自律制御システム研究所 世界初 無人航空機に搭載した衝突回避システムの探知性能試験を実施 News Release 2018.12.14 国立研究開発法人新エネルギー 産業技術総合開発機構 福島県 南相馬市 株式会社 SUBARU 日本無線株式会社 日本アビオニクス株式会社 三菱電機株式会社 株式会社自律制御システム研究所 世界初 無人航空機に搭載した衝突回避システムの探知性能試験を実施 福島ロボットテストフィールドで 有人ヘリコプター衝突回避の模擬飛行試験 NEDO ( 株 )SUBARU

More information

Microsoft PowerPoint - システム創成学基礎2.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - システム創成学基礎2.ppt [互換モード] システム創成学基礎 - 観測と状態 - 古田一雄 システムの状態 個別の構成要素の状態の集合としてシステムの状態は記述できる 太陽系の状態 太陽の状態 s 0 = {x 0,y 0,z 0,u 0,v 0,w 0 } 水星の状態 s 1 = {x 1,y 1,z 1,u 1,v 1,w 1 } 金星の状態 s 2 = {x 2,y 2,z 2,u 2,v 2,w 2 } 太陽系の状態 S={s 0,s

More information

Microsoft Word - 01.doc

Microsoft Word - 01.doc 科学技術振興機構 (JST) 理 化 学 研 究 所 京 都 大 学 有機薄膜太陽電池で飛躍的なエネルギー変換効率の向上が可能に ~ 新材料開発で光エネルギー損失低減に成功 ~ ポイント 塗布型有機薄膜太陽電池 ( 塗布型 OPV) の実用化には変換効率の向上が課題となっている 新しい半導体ポリマーの開発により 塗布型 OPV の光エネルギー損失が無機太陽電池並みまで低減に成功した 塗布型 OPV

More information

小型科学衛星シリーズにおける 標準バスシステムの開発について

小型科学衛星シリーズにおける 標準バスシステムの開発について 小型科学衛星シリーズにおける標準バスシステムの開発について 2007 年 11 月 5 日 小型科学衛星プリプロジェクトチーム 標準バス開発の目的 JAXA 宇宙科学研究本部では 従来の中型科学衛星の補完的な位置付けとして 小型科学衛星計画を立ち上げ 特徴ある宇宙科学ミッションを迅速かつ高い頻度で実現することを目指している そこでは 宇宙科学コミュニティが提案するミッションの多様性を十分吸収しつつ

More information

平成 28 年 10 月 25 日 報道機関各位 東北大学大学院工学研究科 熱ふく射スペクトル制御に基づく高効率な太陽熱光起電力発電システムを開発 世界トップレベルの発電効率を達成 概要 東北大学大学院工学研究科の湯上浩雄 ( 機械機能創成専攻教授 ) 清水信 ( 同専攻助教 ) および小桧山朝華

平成 28 年 10 月 25 日 報道機関各位 東北大学大学院工学研究科 熱ふく射スペクトル制御に基づく高効率な太陽熱光起電力発電システムを開発 世界トップレベルの発電効率を達成 概要 東北大学大学院工学研究科の湯上浩雄 ( 機械機能創成専攻教授 ) 清水信 ( 同専攻助教 ) および小桧山朝華 平成 28 年 10 月 25 日 報道機関各位 東北大学大学院工学研究科 熱ふく射スペクトル制御に基づく高効率な太陽熱光起電力発電システムを開発 世界トップレベルの発電効率を達成 概要 東北大学大学院工学研究科の湯上浩雄 ( 機械機能創成専攻教授 ) 清水信 ( 同専攻助教 ) および小桧山朝華 ( 同専攻博士課程学生 ) の研究グループは 幅広い波長の光を含む太陽光を 太陽電池に最適な波長の熱ふく射

More information