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1 ノバルティスファーマ株式会社広報統括部 東京都港区虎ノ門 1 丁目 23 番 1 号虎ノ門ヒルズ森タワー MEDIA RELEASE COMMUNIQUE AUX MEDIAS MEDIENMITTEILUNG 報道関係各位 2017 年 9 月 22 日 ノバルティスファーマ株式会社 この資料は ノバルティス ( スイス バーゼル ) が 2017 年 9 月 11 日 ( 現地時間 ) に発表したものを日本語に翻訳 ( 要約 ) したもので 参考資料として提供するものです 資料の内容および解釈については英語が優先されます 英語版は をご参照ください ノバルティスの第 III 相試験 (COMBI-AD) において タフィンラー + メキニスト の術後補助療法が 切除術を受けた BRAF V600 遺伝子変異陽性悪性黒色腫患者さんの再発リスクを 53% 低減 3 年無再発生存率は 併用療法群が 58% であったのに対し プラセボ群は 39% であった 1 ステージ III A B および C の悪性黒色腫患者さんを含む 事前に設定されたサブグループにおいて無再発生存期間 (RFS) の一貫した改善が観察された 1 副次評価項目である全生存期間 (OS) 無遠隔転移生存期間 (DMFS) および無再発期間 (FFR) において 臨床的に意義のある改善が示された 1 BRAF V600 遺伝子変異を有する患者さんにおいて臨床ベネフィットを実証した最初の分子標的治療薬の併用による術後補助療法 1 COMBI-AD の結果は欧州臨床腫瘍学会学術集会 (European Society for Medical Oncology annual congress) で発表され 1 同時にニューイングランド ジャーナル オブ メディシン誌で発表された 年 9 月 11 日 スイス バーゼル発 ノバルティスは 本日 外科的完全切除後に タフィンラー ( ダブラフェニブ ) と メキニスト ( トラメチニブ ) の併用療法を受けたステージ III の BRAF V600E/K 遺伝子変異陽性悪性黒色腫患者さん 870 名の第 III 相試験の結果を発表しました 1 COMBI-AD 試験の結果では 主要評価項目が達成され BRAF 阻害剤と MEK 阻害剤の併用療法を受けた患者さんの再発または死亡のリスクが プラセボと比較して統計学的有意に 53% 減少したことがわかりました (HR[ ハザード比 ]:0.47[95% CI( 信頼区間 ):0.39~0.58]; 中央値はそれぞれ未到達 vs カ月 ;p<0.001) また この試験で新たな安全性シグナルの報告はありませんでした 1 試験の結果は マドリードで開催されている欧州臨床腫瘍学会 (ESMO) の会長シンポジウムで本日発表され ( 抄録番号 LBA6) 同時にニューイングランド ジャーナル オブ メディシン誌 (New England Journal of Medicine) で発表されました 1,2

2 Page 2 of 7 ドイツ キールにあるシュレースヴィッヒ ホルシュタイン州大学病院 (University Hospital Schleswig-Holstein) の皮膚科学教授であり治験責任医師でもあるアクセル ハウシルト博士 (Axel Hauschild, MD, PhD) は次のように述べています この試験で示された タフィンラー と メキニスト の併用療法の有効性および忍容性は ステージ III の BRAF V600E/K 遺伝子変異陽性悪性黒色腫の治療における重要な一歩です これらの前例のない結果は 標的治療薬の併用療法が悪性黒色腫の術後補助療法における標準治療を変える可能性があることを裏付けるものです ノバルティスのグローバル医薬品開発部門責任者兼チーフメディカルオフィサーであるヴァサント ナラシンハン (Vas Narasimhan) は次のように述べています 限局性悪性黒色腫の患者さんのほとんどは外科手術が治療の選択肢となりますが 特に 切除後の再発や死亡のリスクが高いステージ III の患者さんでは 標準治療の改善が必要です COMBI-AD 試験の結果は ステージ III の悪性黒色腫患者さんの重要なアンメットニーズに応えるものです 私たちは この結果について世界中の規制当局と話し合うことを楽しみにしています COMBI-AD 試験は 外科的完全切除を受けてから 12 週間以内に無作為割付けされた抗がん治療歴のないステージ III の BRAF V600E/K 遺伝子変異陽性悪性黒色腫患者さんにおける タフィンラー と メキニスト の併用療法を評価しました 患者さんは タフィンラー (150 mg 1 日 2 回 ) と メキニスト (2 mg 1 日 1 回 ) の併用投与 (n = 438) またはそれぞれのプラセボの投与 (n = 432) を受けました 年 ( 中央値 ) の経過観察後に主要評価項目が達成され 併用療法群はプラセボ群と比較して 再発または死亡のリスクが有意に 53% 減少しました (HR:0.47[95% CI:0.39~0.58]; 中央値はそれぞれ未到達 vs カ月 ;p<0.001) 1 ステージ III A B および C の患者さんを含むすべてのサブグループにおいて 併用療法群の無再発生存ベネフィットが観察されました 1 年 2 年 および 3 年の推定 RFS は プラセボ群と比較して一貫して高くなりました (1 年 :88% vs. 56% 2 年 :67% vs. 44% 3 年 :58% vs. 39%) 1 また 併用療法群は 重要な副次評価項目である OS の改善を示しました (HR: 0.57[95% CI:0.42~0.79];p= これは 統計的有意性を示すために事前に定義された中間解析の閾値 p= を超えませんでした ) さらに併用療法では その他の副次評価項目として DMFS(HR:0.51 [95% CI:0.40~0.65]) および FFR(HR:0.47[95% CI:0.39~0.57]) においても臨床的に意義のあるベネフィットを示しました 1 有害事象は タフィンラー と メキニスト 併用療法の他の試験と一致し 新たな安全性シグナルの報告はありませんでした 1 併用療法を受けた患者さんのうち 97% に有害事象が認められ 41% はグレード 3/4 の有害事象 26% は治療の中止に至る有害事象でした ( プラセボ群はそれぞれ 88% 14% 3%) 1 別の試験で ノバルティスは BRF の第 II 相試験の結果を発表し 転移性疾患に対し全身治療歴のない BRAF V600E 遺伝子変異を有する転移性非小細胞肺がん (NSCLC) 患者さんに タフィンラー と メキニスト を併用投与した場合の有効性を示しました ( 抄録番号 LBA51) 3 タフィンラー 150 mg を 1 日 2 回と メキニスト 2 mg を 1 日 1 回投与した 36 名の未治療患者さんにおいて 全奏効率 (ORR) は 64% でした (95% CI:46%~79%) 経過観察期間の中央値が 15.9 カ月時点における 奏効期間 (DoR) の中央値は 10.4 カ月 (95% CI:8.3~17.9 カ月 ) であり 無増悪生存期間 (PFS) の中央値は 10.9 カ月 (95% CI:7.0~16.6 カ月 ) でした 3 OS

3 Page 3 of 7 の中央値は 24.6 カ月 (95% CI:12.3 カ月 ~ 推定不能 ) であり 2 年生存率は 51% (95% CI:33%~67%) でした 3 これらの試験結果は同時に The Lancet Oncology で発表されました 4 試験の結果は 転移性 NSCLC に対し 全身治療を受けたことがない患者さん並びに少なくとも 1 回の白金製剤をベースとした化学療法を受けた患者さんにおいて 臨床的に意義のある抗腫瘍活性を実証し 欧州委員会 (EC) および米国食品医薬品局 (FDA) による直近の承認を後押ししました 最も多く認められた有害事象 ( 発現率 >20%) は 発熱 疲労 悪心 嘔吐 下痢 皮膚乾燥 食欲減退 浮腫 発疹 悪寒 出血 咳嗽 呼吸困難でした 同学会では 下記のような悪性黒色腫における タフィンラー と メキニスト の試験に関連した追加のポスターおよび口頭発表も行われました 切除可能なステージ IIIB/C の BRAF V600 遺伝子変異を有する悪性黒色腫における術前補助療法のダブラフェニブ+トラメチニブ (D+T) の第 II 相試験 [ 抄録番号 1220PD] METRIC の 5 年目の有効性および安全性の最新情報 :BRAF V600E/K 遺伝子変異を有する進行性または転移性悪性黒色腫患者におけるトラメチニブ vs. 化学療法 [ 抄録番号 1226PD] 切除不能または転移性の BRAF V600 遺伝子変異を有する悪性黒色腫の未治療患者における併用療法の PDR001+ダブラフェニブ+トラメチニブとプラセボ+ ダブラフェニブ+トラメチニブを比較する第 III 相無作為化 二重盲検 プラセボ対照試験 (COMBI-i)[ 抄録番号 1259TiP] KEYNOTE-022 の最新情報 :BRAF 変異を有する進行性悪性黒色腫における一次治療としてのペンブロリズマブ (pembro)+ダブラフェニブ(d) とトラメチニブ (T) の第 I 相試験 [ 抄録番号 1216O] BRAF V600 変異を有する切除可能なステージ IIIB/C/D の悪性黒色腫における術前補助療法としてのペンブロリズマブにダブラフェニブとトラメチニブ (D+T) を併用または併用しない第 II 相無作為化 非盲検試験 (NeoTrio 試験 )[ 抄録番号 1256TiP] 脳転移を含む実臨床の患者におけるダブラフェニブとトラメチニブの併用療法 :MelBase のフランスでの成績 [ 抄録番号 1255P] COMBI-AD について COMBI-AD 試験は無作為化 二重盲検 プラセボ対照 第 III 相試験であり 外科的完全切除を受けたステージ III の BRAF V600E/K 遺伝子変異を有する悪性黒色腫の合計 870 名の患者さんが参加しました 患者さんは BRAF 遺伝子の変異 (V600E vs. V600K) およびステージ (IIIA vs. IIIB vs. IIIC) に基づいて層別化され 12 カ月間治療を受けました 主要評価項目は無再発生存期間 (RFS) でした 副次評価項目には全生存期間 (OS) 無遠隔転移生存期間 (DMFS) 無再発期間 (FFR) および安全性が含まれました 悪性黒色腫について世界中で毎年約 200,000 例の新たな悪性黒色腫が診断されており このうち約半数に BRAF 遺伝子変異が認められます 遺伝子検査で腫瘍に BRAF 遺伝子変異があるかど

4 Page 4 of 7 うかを判定します 5,6 悪性黒色腫のために外科的治療を受ける患者さんは 術後に悪性黒色腫細胞が体内に残っている可能性があるため 再発リスクが高い場合があります 7 悪性黒色腫の再発リスク低減の手助けをするため リスクの高い悪性黒色腫患者さんに術後補助療法が推奨されることがあります 7 タフィンラー と メキニスト の併用療法について切除不能または転移性の BRAF V600E/K 遺伝子変異陽性悪性黒色腫患者さんに対する タフィンラー + メキニスト 併用療法は米国 欧州 オーストラリア カナダで承認されています 日本では タフィンラー および メキニスト は BRAF 遺伝子変異を有する根治切除不能な悪性黒色腫の治療薬として 2016 年 3 月に承認され 同年 6 月に発売されました タフィンラー + メキニスト の併用療法はさらに 米国で BRAF V600E 遺伝子変異を有する転移性非小細胞肺がん (NSCLC) の治療法として また EU では BRAF V600 遺伝子変異を有する進行性 NSCLC の治療法として承認されています タフィンラー と メキニスト は 非小細胞肺がんや悪性黒色腫に関連する RAS/RAF/MEK/ERK 経路のセリン トレオニンキナーゼファミリーの異なるキナーゼ BRAF および MEK1/2 をそれぞれ標的とします タフィンラー と メキニスト を併用した場合 腫瘍の増殖速度をそれぞれ単剤で用いた場合より抑制することが明らかになっています タフィンラー と メキニスト の併用療法については 現在 この併用療法をがん腫横断的に評価するための臨床試験プログラムが世界中の試験施設で進行中です 承認されている適応症以外では タフィンラー と メキニスト の併用療法の安全性および有効性のプロファイルは確立されていません タフィンラー および メキニスト は BRAF V600 遺伝子変異の切除不能または転移性悪性黒色腫患者さんの治療薬としてそれぞれ単剤で 米国および欧州を含む世界 60 カ国で承認されています 日本でも タフィンラー は単剤として メキニスト は タフィンラー との併用において 承認されています タフィンラー + メキニスト 併用における安全性に関する重要な情報 タフィンラー と メキニスト の併用投与により 重篤な有害事象が起きる可能性があります タフィンラー と メキニスト の併用療法は BRAF 遺伝子の変異を有する患者さんの治療薬としてのみ使用できます BRAF 遺伝子変異がなく RAS 遺伝子変異を有する患者さんに BRAF 阻害剤を投与した場合 細胞増殖のリスクがあるため 医師は治療を開始する前に検査を行う必要があります また BRAF 阻害剤を単剤療法で使用したことのある患者さんの場合 わずかですが タフィンラー と メキニスト の併用療法の有効性が低いことを示すデータがあるため 他の治療法を検討する必要もあります タフィンラー 単独投与 または メキニスト との併用投与により 新たながん ( 皮膚がん およびその他のがん ) が発現する可能性があります 新たな病変

5 Page 5 of 7 既存の皮膚病変の変化 その他の悪性腫瘍の徴候と症状が認められた患者さんはすぐに医師に報告してください タフィンラー と メキニスト の併用投与 または メキニスト 単独投与により 重度の出血を引き起こし 死に至る可能性もあります 患者さんは 頭痛 めまい 脱力感 咳に血や血の塊がまじる 血またはコーヒー残渣様の吐物の嘔吐 赤または黒いタール状の便 その他なんらかの異常な出血の徴候が認められた場合は すぐに医師に報告し適切な処置を受けてください それぞれの単独投与 または タフィンラー と メキニスト の併用投与により 失明に至ることもある重篤な眼障害が起きる可能性があります 患者さんは 視力低下 失明またはその他視覚の変化 色の付いた点が見える ハロー ( 物体の周りにぼやけた輪郭が見える ) 眼痛 眼の腫れや赤みなどの眼障害の症状が認められた場合は すぐに医師に報告してください タフィンラー 単独投与 または メキニスト との併用投与により 発熱が起きる可能性があり 重篤化する場合もあります 発熱の発現頻度や重症度は タフィンラー と メキニスト を併用投与した場合により高くなる可能性があります 発熱は 悪寒または悪寒戦慄 過度な体液喪失 ( 脱水 ) 低血圧 めまい 腎障害を伴う場合があります ダブラフェニブ投与中に 38.5oC(101.3oF) を超える発熱が認められた患者さんは すぐに医師に報告してください タフィンラー と メキニスト の併用投与 または メキニスト 単独投与により 心ポンプ機能に影響を与える可能性があります 投与開始前および投与中は患者さんの心機能検査を行う必要があります 患者さんは 動悸 息切れ 足首や足の腫れ 意識朦朧などの心臓障害の症状と徴候が一つでも認められた場合は すぐに医師に報告してください タフィンラー 単独投与 または メキニスト との併用投与により 腎機能障害または腎臓の炎症を引き起こす恐れがあります 腎機能障害は 発熱患者 または体液喪失量が多い患者さんに多く認められます 38.5oC を超える発熱 尿量減少 疲労 食欲不振 下腹部または背部に不快感が認められる場合 すぐに医師に報告する必要があります タフィンラー は腎機能不全 ( クレアチニン > 1.5 x ULN) の患者さんを対象とした試験が行われていないため 腎機能不全の患者さんに使用する場合は注意が必要です タフィンラー を メキニスト と併用投与 または メキニスト 単独投与により 肝機能障害を引き起こす場合があります 疲労 食欲不振 黄色皮膚 暗色尿 腹部不快感が認められる場合があります 肝機能障害は 血液検査により評価する必要があります このような症状が認められた場合は 医師に報告してください 中等度から重度の肝機能障害患者さんに タフィンラー または メキニスト を投与する場合は注意が必要です 高血圧の既往の有無にかかわらず メキニスト を タフィンラー と併用した患者さん または メキニスト を単独で使用した患者さんの血圧上昇が報告されています メキニスト を投与する場合は血圧を監視し 必要に応じて標準療法により高血圧をコントロールする必要があります

6 Page 6 of 7 タフィンラー を メキニスト と併用投与 または メキニスト 単独投与により 肺組織の炎症を引き起こす恐れがあります 息切れや咳など 肺の新たな症状や悪化 あるいは呼吸の問題が認められた場合は医師に報告してください タフィンラー を メキニスト と併用投与 または メキニスト 単独投与により 副作用として発疹が多く観察されます また タフィンラー を メキニスト と併用投与 または メキニスト 単独投与により その他の皮膚反応が起こる可能性もあります これらの皮膚反応は重症化することがあり 病院での治療が必要となる場合があります 患者さんは 辛いまたは継続する皮疹 ざ瘡 手や足の赤み 腫れ 剥け または圧痛 皮膚の赤みなどのいずれかの症状が認められた場合は すぐに医師に報告してください タフィンラー を メキニスト と併用投与 または メキニスト 単独投与により 横紋筋融解症と呼ばれる筋破壊を引き起こす恐れがあります 筋肉痛 筋肉の圧痛 筋力低下 筋腫脹が認められた場合は すぐに医師に報告する必要があります タフィンラー 単独投与 または メキニスト との併用投与により 膵臓の炎症 ( 膵炎 ) を稀に引き起こす恐れがあります 原因不明の腹痛がある場合は直ちに検査し 過去に膵炎に罹患した後で タフィンラー の投与を再開する場合は 注意深く監視する必要があります タフィンラー を メキニスト と併用投与 または メキニスト 単独投与により 腕や脚に血栓を生じることがあり これらが肺に運ばれ死に至る可能性もあります 患者さんは 胸痛 突然の息切れまたは呼吸困難 腫れを伴うまたは伴わない脚の痛み 腕や脚の腫れまたは冷感や蒼白を感じた場合はすぐに医師に報告し 適切な処置を受けてください メキニスト は単剤投与でも タフィンラー との併用投与でも 胃や腸に穴が開く ( 胃腸穿孔 ) リスクが高まる可能性があります メキニスト 単剤投与または タフィンラー との併用投与は 胃腸穿孔のリスクが認識されている医薬品の併用を含め 胃腸穿孔のリスク因子のある患者さんでは慎重に使用しなければなりません タフィンラー および メキニスト は いずれも胎児に悪影響を及ぼす可能性があります また タフィンラー によりホルモン避妊薬の効力が失われる場合があります タフィンラー と メキニスト の併用療法で最も多く認められた副作用には 発熱 悪心 下痢 疲労 悪寒 頭痛 嘔吐 関節痛 高血圧 発疹 咳嗽などがあります 発熱の発現頻度と重症度は メキニスト を タフィンラー との併用下で投与した場合に高くなります 辛い副作用が起きたり 副作用が継続する場合は医師や薬剤師に報告してください タフィンラー と メキニスト の併用投与により 上記以外の副作用が起きる可能性もあります 詳細については医師や薬剤師にお問い合わせください

7 Page 7 of 7 タフィンラー と メキニスト の併用投与は 医師 薬剤師の指示に厳密に従って行ってください 医師の指導なしに用量を変更したり 服用を中断したりしないでください メキニスト は 1 日 1 回 ( 朝または夕方 タフィンラー と同じ時間に ) のみ服用し タフィンラー は約 12 時間間隔で服用してください タフィンラー + メキニスト は食事の 1 時間以上前または食後 2 時間以降に服用してください タフィンラー を服用し忘れた場合 6 時間以内に次の投与スケジュールがくる場合は 飲み忘れた分を服用しないでください タフィンラー カプセルは開けたり 潰したり かみ砕いたりしないでください メキニスト を服用し忘れた場合 12 時間以内に次の投与スケジュールがくる場合は 飲み忘れた分を服用しないでください 免責事項本リリースには 現時点における将来の予想と期待が含まれています したがって その内容に関して また 将来の結果については 不確実な要素や予見できないリスクなどにより 現在の予想と異なる場合があることをご了解ください なお 詳細につきましては ノバルティスが米国証券取引委員会に届けております Form20-F をご参照ください ノバルティスについてノバルティスは ヘルスケアにおける世界的リーダーです 革新的な新薬 アイケア ( 眼科用医療機器 コンタクトレンズなど ) 高品質かつ安価なジェネリック医薬品など 幅広い分野の製品を提供しています ノバルティスグループ全体の 2016 年の売上高は 485 億米ドル 研究開発費は 90 億米ドル ( 減損 償却費用を除くと 84 億米ドル ) でした スイス バーゼル市に本拠を置くノバルティスは約 119,000 人の社員を擁しており 世界 150 カ国以上で製品が販売されています 詳細はホームページをご覧ください 参考文献 1. Hauschild A, Santinami M, Long GV, et al. COMBI-AD: Adjuvant Dabrafenib (D) Plus Trametinib (T) for Resected Stage III BRAF V600E/K Mutant Melanoma. Abstract #LBA European Society of Medical Oncology (ESMO), September 8-12, 2017, Madrid, Spain. 2. Long GV, Hauschild A, Santinami M, et al. Adjuvant Dabrafenib Plus Trametinib for Stage III BRAF V600E/K Mutant Melanoma. New England Journal of Medicine Planchard D, Smit EF, Groen HJM, et al. Phase 2 Trial (BRF113928) of Dabrafenib (D) Plus Trametinib (T) in Patients (pts) With Previously Untreated BRAF V600E Mutant Metastatic Non-Small Cell Lung Cancer (NSCLC). Abstract #LBA European Society of Medical Oncology (ESMO), September 8-12, 2017, Madrid, Spain. 4. Planchard D, Smit EF, Groen HJM, et al. Dabrafenib plus trametinib in patients with previously untreated BRAF V600E mutant metastatic non-small cell lung cancer: an open-label, phase 2 trial. The Lancet Oncology Melanoma Skin Cancer. American Cancer Society. Available at: Accessed May 31, Heinzerling L, Kuhnapfel S, Meckbach D. Rare BRAF mutations in melanoma patients: implications for molecular testing in clinical practice. British Journal of Cancer Melanoma Research Alliance. Adjuvant Therapy. Available at Accessed July 7, 以上

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