2,606 円 B2,703 万 2,606 円 C2,641 万 4,735.5 円 D2,637 万 5,221.5 円であると主張した そこで共同相続人等は平成 12 年 5 月 30 日 争いのある部分につき引き続き協議を行い 協議が調わない場合共同口座をいったん解約し Y が解約金を預かり

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1 松橋事件 ~ 遺留分減殺請求の裁判外合意と不動産収入の帰属 ~ 第 1 審 : 東京地裁平 13 年 ( 行ウ ) 305 号 平成 15 年 9 月 1 2 日控訴審 : 東京高裁平 15 年 ( 行コ ) 号 平成 16 年 2 月 1 8 日 PDF 資料 [ 渡辺論文 ] 渡辺充 遺留分減殺請求の裁判外合意と不動産収入の帰属問題 ( 検証! 藤山税務訴 訟判決 3 6 ~ 4 5 頁 ) 補遺 未分割遺産賃料収入帰属事件 第 1 審 : 大阪地裁平成 1 3 年 ( ワ ) 第 号 平成 1 5 年 9 月 2 6 日判決控訴審 : 大阪高裁平成 1 5 年 ( ネ ) 第 号 平成 1 6 年 4 月 9 日判決上告審 : 最高裁一小平成 1 6 年 ( 受 ) 第 号 平成 1 7 年 9 月 8 日判決 Ⅰ. 事実関係 本件の被相続人である A には妻 X と子供 Y B C D がいた A は平成 8 年 10 月 13 日に死亡した A の遺産の中には不動産があり 相続人等は平成 8 年 12 月 26 日 共同で銀行口座を開 設し 本件不動産の賃借人に通知して賃料を共同口座に送金させ 維持管理費用等を共同 口座から出金していた そして本件不動産の賃料は 各不動産の帰属が決まった時点で清 算を行うという暫定的合意が成立していた その後 A の遺産分割は 平成 11 年 6 月 18 日大阪家庭裁判所及び平成 12 年 2 月 2 日 の大阪高等裁判所の決定によって 各相続人が相続すべき不動産が決定した そこで X は 大阪高等裁判所の決定に従って 各不動産の取得者が不動産から生じる賃料を共同口 座開設時から取得していたと考えれば 共同口座残額 2 億 1,163 万 7,517 円は X 1 億 9,402 万 4,269.5 円 Y976 万 円 B917 万 9, 円 C31 万 8, 円 D 164 万 5, 円という分配額になると考えた しかし 子供等は大阪高等裁判所の決定が確定した平成 12 年 2 月 3 日までの収益 費 用は 法定相続分に従って分配すべきであり 分配額は X 1 億 478 万 2,348 円 Y2,703 万 - 1 -

2 2,606 円 B2,703 万 2,606 円 C2,641 万 4,735.5 円 D2,637 万 5,221.5 円であると主張した そこで共同相続人等は平成 12 年 5 月 30 日 争いのある部分につき引き続き協議を行い 協議が調わない場合共同口座をいったん解約し Y が解約金を預かり 訴訟により最終帰 属先を決定するという内容で暫定的合意をした その後 各相続人間での協議が調わなかったため Y は平成 12 年 9 月 13 日に共同口座 を解約して 残金を保管するとともに D から 164 万 5,730 円を受けとった そのため Y は 争いのある金額 8,886 万 3,521 円を保管している状態となった この預託金につき X は Y に対し 預託金返還請求権に基づき 8,886 万 3,521 円及び Y が本件預託金を保管した日である平成 12 年 9 月 13 日から支払済みまで日までの民法所定 の年 5 分の割合による遅延損害金の支払いを求め 本訴に及んだ Ⅱ. 判決の要旨 1. 第 1 審 遺産分割前の不動産から生じる賃料収入に民法 909 条の定める遡及効を与えるべきか否 かについて 大阪地裁は 次のとおり判示し X の主張を認めた 遺産から生じる法定果実は それ自体は遺産でないが 遺産の所有権が帰属する者に その果実を取得する権利も帰属するのであるから ( 民法 89 条 2 項 ) 遺産分割が遡及効 を有する以上 遺産分割の結果 ある財産を取得した者は 被相続人が死亡した時以降の その財産から生じた法定果実を取得することができるというべきである 2. 控訴審 所得税法上遺産分割前の果実について各相続人に法定相続分に応じて帰属するものとして所得の申告をさせているのは 遺産分割が遅延することにより だれもが所得税を納付しなくてもよいという事態を避けるための徴税上の措置であると解するのが相当である ちなみに 実際の納税との相違は事後的に関係者間で調整することができることや未 分割遺産に対する課税制度の趣旨及び目的 ( 相続税法 55 条 ) 等に照らすと 遺産分割前 の果実について各相続人に法定相続分に応じて帰属するものとして所得税が申告されてい るからといって そのことから直ちに各相続人が相続開始後遺産から生じた果実を法定相 続分どおり取得したということはできない と判示し Yの主張を却けた - 2 -

3 3. 上告審 最高裁は 第 1 審 控訴審の判決とは異なり 遺産分割前の不動産から生じる賃料収入 は遺産とは別である事実を根拠とし 賃料収入は遺産分割の影響を受けないため 賃料収 入は共同相続人間の共有状態にあるとして Y の主張である法定相続分に従って賃料収入 の分配を行うべきであると判示した 遺産は 相続人が数人あるときは 相続開始から遺産分割までの間 共同相続人の共有 に属するものであるから この間に遺産である賃貸不動産を使用管理した結果生ずる金銭 債権たる賃料債権は 遺産とは別個の財産というべきであって 各共同相続人がその相続 分に応じて分割単独債権として確定的に取得するものと解するのが相当である 遺産分割 は 相続開始の時にさかのぼってその効力を生ずるものであるが 各共同相続人がその相 続分に応じて分割単独債権として確定的に取得した上記賃料債権の帰属は 後にされた遺 産分割の影響を受けないというべきである Ⅲ. 私 見 ( 1) 最高裁判決によると 未分割遺産から生じた賃料収入は各共同相続人に対しそれぞ れの相続分で相続開始日より帰属することになり コロラリーとして その賃料収入に係 る所得税の課税関係もその帰属する収入金額に基づいて決せられることを示唆するもので ある これは所得税法 12 条の実質所得者課税の原則にも適うところである したがって 本件最高裁判示事項は 揚言すると 改めて民法の法的論理を税法が強く 意識しなければならないことを確認させる事件といえる ( 2 ) しかし筆者は 柘植事件 ( 東京地裁平成 11 年 ( 行ウ ) 第 172 号 平成 12 年 11 月 30 日 判決 ) で考察したとおり 遺言による受遺者と遺留分権利者との間にその権利関係をめぐ り訴訟が起こると その問題が解決されるまでのタイムラグはそのまま課税上も一時棚上 げとすべきであると考え 必ずしも民法の論理に従った権利関係で課税関係がそのまま律 せられることに無条件に賛成しない したがって 本件においても 課税上は未分割遺産から生ずる賃料収入への課税は 一 時棚上げし 遺産分割の遡及効を賃料収入に対して適用することに賛成したい なぜなら 筆者は 遺産から生じる果実はそれ自体遺産ではなく 遺産の所有権が帰属 する者にその果実を取得する権利も帰属するとする 果実遡及説 を支持するものであり 遺産分割の効果が相続開始時に遡る以上 賃料収入はこれと平仄を合わせる方が合理的で - 3 -

4 あると考えるからである さもなければ 遺産分割後 たとえば一人の相続人が全ての不 動産を相続し 他の共同相続人が本来法的に自己に帰属すべき賃料収入を受け取らず 一 人の相続人がその全ての賃料収入を取得したときは 相続人間において新たな贈与税の課 税関係が生ずることになり この贈与税の課税関係を回避するためには 遺産分割協議に おいて 賃料収入につき代償分割に準ずる取り扱いをしなければならなくなる しかし 果実に関して代償分割をなすべきことの牽連性がある訳でもなく 賃料収入の総額に対す る課税漏れが発生しないかぎり 課税のスタイルはシンプルであるべきではないかと考え る ( 3) 民法の論理を課税上も適用することはそれが本来の姿であることは筆者も否定しな いが 納税者の実際の担税力や徴税上の問題を考慮した場合に 必ずしも絶対的に服従す べき場合が全てではないことも視座に入れたい < 参考 > 中塚事件 ( 最高裁一小平成 3 年 ( 行ツ ) 第 84 号 平成 4 年 11 月 16 日判決 ) は 法人 への土地の遺贈と遺留分減殺請求が関係した事件であるが 最高裁は 本件土地の遺 贈に対する遺留分減殺請求について 受遺者が価額による弁償を行ったことにより 結 局 本件土地が遺贈により被相続人から受遺者に譲渡されたという事実には何ら変動が ない とし 課税上は必ずしも民法の論理に従わない旨の注目すべき判断を下した 関係法令 国税通則法 ( 更正の請求 ) 第 23 条 2 納税申告書を提出した者又は第 25 条 ( 決定 ) の規定による決定 ( 以下この項におい て 決定 という ) を受けた者は 次の各号の一に該当する場合 ( 納税申告書を提出 した者については 当該各号に掲げる期間の満了する日が前項に規定する期間の満了す る日後に到来する場合に限る ) には 同項の規定にかかわらず 当該各号に掲げる期 間において その該当することを理由として同項の規定による更正の請求 ( 以下 更正 の請求 という ) をすることができる 一 その申告 更正又は決定に係る課税標準等又は税額等の計算の基礎となった事実に 関する訴えについての判決 ( 判決と同一の効力を有する和解その他の行為を含む ) により その事実が当該計算の基礎としたところと異なることが確定したとき その確定した日の翌日から起算して 2 月以内 ( 以下 省略 ) - 4 -

5 民法 ( 遺留分の帰属及びその割合 ) 第 1028 条兄弟姉妹以外の相続人は 遺留分として 次の各号に掲げる区分に応じてそれぞれ当該各号に定める割合に相当する額を受ける 一直系尊属のみが相続人である場合被相続人の財産の 3 分の 1 二前号に掲げる場合以外の場合被相続人の財産の 2 分の 1 ( 遺産の分割の効力 ) 第 909 条遺産の分割は 相続開始の時にさかのぼってその効力を生ずる ただし 第三者の権利を害することはできない ( 受贈者による果実の返還 ) 第 1036 条受贈者は その返還すべき財産のほか 減殺の請求があった日以後の果実を返還しなければならない ( 果実の帰属 ) 第 89 条天然果実は その元物から分離する時に これを収取する権利を有する者に帰属する 2 法定果実は これを収取する権利の存続期間に応じて 日割計算によりこれを取得する 相続税法 ( 未分割遺産に対する課税 ) 第 55 条 相続若しくは包括遺贈により取得した財産に係る相続税について申告書を提出 する場合又は当該財産に係る相続税について更正若しくは決定をする場合において 当 該相続又は包括遺贈により取得した財産の全部又は一部が共同相続人又は包括受遺者に よってまだ分割されていないときは その分割されていない財産については 各共同相 続人又は包括受遺者が民法 ( 第 904 条の 2 ( 寄与分 ) を除く ) の規定による相続分又 は包括遺贈の割合に従って当該財産を取得したものとしてその課税価格を計算するもの とする ただし その後において当該財産の分割があり 当該共同相続人又は包括受遺 者が当該分割により取得した財産に係る課税価格が当該相続分又は包括遺贈の割合に従 って計算された課税価格と異なることとなった場合においては 当該分割により取得し た財産に係る課税価格を基礎として 納税義務者において申告書を提出し 若しくは第 32 い 条の更正の請求をし 又は税務署長において更正若しくは決定をすることを妨げな 所得税法 ( 実質所得者課税の原則 ) 第 12 条資産又は事業から生ずる収益の法律上帰属するとみられる者が単なる名義人であって その収益を享受せず その者以外の者がその収益を享受する場合には その収益は これを享受する者に帰属するものとして この法律の規定を適用する - 5 -

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