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1 老朽化マンション対策会議 第 3 回研究部会次第 日時 : 平成 22 年 10 月 6 日 ( 水 )10:00~12:00 場所 : 政策研究大学院大学 (4 階研究会室 4A) 次第 1. 研究部会長より挨拶 2. 議事 管理組合等からの実情報告( 団地の各棟要件等の課題の実情 ) 等 1 府中日鋼団地 2 萩中住宅マンション 3 野毛山住宅 4その他 3. 意見交換 ( 資料 ) 資料 -1: 第 2 回研究部会議事録 ( 要旨 ) 資料 -2: 管理組合等からの報告資料 1 府中日鋼団地 2 萩中住宅マンション 3 野毛山住宅

2 老朽化マンション対策会議第 3 回研究部会 (H ) 資料 2 管理組合等からの実情報告 資料 2-1 府中日鋼団地 P 1 資料 2-2 萩中住宅マンション P 6 資料 2-3 野毛山住宅 P11

3 地区名 : 府中日鋼団地 事業検討地区 地区概要 所在地 : 東京都府中市日鋼町 都市計画 : 第一種中高層住居専用地域建蔽率 60% 容積率 200% 準防火 第二種高度地区日影制限 3 時間 /2 時間 敷地面積: 67, m2 立地特性: 京王線 分倍河原 徒歩 10 分 3 路線 3 駅利用 ( 京王線 府中 駅京王線 / 南武線 分倍河原 駅 JR 武蔵野線 北府中 駅 ) 位置図 資料 2-1 地区と建物等の概要 従前 ( 建替え前 ) 建物の概要 竣工年( 築年数 ) 昭和 41 年 ( 築 44 年 ) 床面積( 容積対象 ) 容積率延床面積 43, m2 容積率 65.11% 階数 構造 5 階建 20 棟 4 階建 12 棟計 32 棟 RC 造 (5 階建てのうち 11 棟は一棟あたり 10 戸のタイプ ) 住宅戸数 住宅の平均面積総戸数 702 戸 住宅面積約 43~46 m2 400 戸約 68m2302 戸 その他駐車場 440 台駐輪場 2100 台 配置図 は 一棟あたり 10 戸のタイプ 一棟 10 戸のタイプ 1

4 地区名 : 府中日鋼団地 事業検討地区 地区と建物等の概要 計画建物の概要 ( 平成 20 年当時 現在は計画を変更し検討中 ) 床面積( 容積対象 ) 容積率 113,600 m2 200% * 保留地 10,530 m2を除く 56,800 m2に対する容積率 階数 構造 24 階建 1 棟 15 階建 3 棟 8 階建 2 棟 5 階建 2 棟 ( 共用棟 )3 階建 1 棟 2 階建 1 棟 * 構造 :RC 住宅戸数 住宅の平均面積約 1,500 戸 約 70 m2 床面積( 容積対象 ) 容積率 113,600 m2 200% * 保留地 10,530 m2を除く 56,800 m2に対する容積率 建替え計画の概要 702 戸の住宅に対し 容積率約 200% の約 1500 戸の建替え計画とし それぞれの権利者が自己資金とあわせて建替え後の住戸を取得する計画であった しかし経済状況の変化に対応した形で建替え計画を変更して検討を進めている 計画図 写真等 ( 平成 19 年第 2 次面談当時 ) 容積率約 200% の約 1500 戸の建替え計画 2

5 地区名 : 府中日鋼団地 事業検討地区 検討経緯 事業の検討経緯 建て替えに関する呼びかけは平成 4 年ごろからはじめ アンケート等で意向調査を重ねながら建替え計画を検討を進め H18 年 10 月に建替え推進決議 平成 19 年には事業協力会社として 三菱地所 藤和不動産を選定し 具体的な個別面談を実施したが リーマンショック等のため建替え決議に至らず 現在は計画案の変更を含めて検討中 検討経緯年平成 7 年 月 自由な勉強会 建替え問題勉強会 が管理組合承認で発足 平成 11 年 4 月 平成 12 年 6 月 第 1 回アンケート 第 2 回アンケート 平成 13 年 2 月総会決議 建替え問題を本格的に取り組む決議 約 93% 建替え問題特別委員会の設置平成 14 年 10 月建替えサロン棟開設 平成 14 年 11 月 第 3 回アンケート 平成 16 年 2 月総会決定 事業計画 (3 ヵ年計画策定 ) 平成 16 年 6 月平成 17 年 2 月平成 18 年 5 月平成 18 年 8 月平成 18 年 10 月 第 4 回アンケート 建替え構想( 素案 ) 説明会 建替え構想( 検討案 ) 説明会 第 5 回アンケート 建替え構想( 原案 ) 説明会臨時総会 建替え推進決議 事業協力者選定委員会の設置 平成 19 年 3 月総会決定 事業計画 ( 事業協力会社選定 三菱地所 藤和不動産 ) 建替え計画委員会の設置平成 19 年 6~8 月第一次個別面談 平成 19 年 12 月 建替え計画 ( 素案 ) 説明会 第二次個別面談開始 平成 20 年 8 月マンション市況の低下等を受け 建替え決議延期の提起方針確認のアンケート実施平成 21 年 3 月総会決定 事業計画 ( 地道な取り組み 新しい補助制度対応 ) 平成 21 年 10 月 平成 22 年 3 月 臨時総会 ( マンション等安心居住推進事業 ) 補助申請 通常総会で 年の2 段階の取り組みを経て 24 年に建替え決議を行う 予定を承認 3

6 地区名 : 府中日鋼団地 事業検討地区 課題 その他 1 団地の一括建替え決議にあたっての各棟要件 (2/3 以上の賛成 ) の課題 一括建替えには各棟ごとに 2/3 以上の賛成が必要だが 建替え推進決議の時点で 一棟 10 戸 の棟で 1 棟だけが 2/3 以上の賛成に満たず 702 戸の団地全体の事業推進に不安要素を抱える事 態が起こった 平成 19 年 12 月に実施した第 2 回個別面談では 2/3 以上の賛成に満たない住戸 が 4 棟に増え 平成 21 年の臨時総会では 10 棟に増えている 現行区分所有法 70 条の規定のままでは 圧倒的な組合員の同意を得ても 極端に言えば 698 対 4 で否決される危険がある 意向状況整理 建替え推進決議 H18 10 月 第一次個別面談 H19 4 月 第二次個別面談 H19 12 月 臨時総会 H21 10 月 棟 賛成 4/5 以上 22 棟 15 棟 15 棟 13 棟 別 賛成 2/3 以上 31 棟 31 棟 28 棟 22 棟 賛成 2/3 未満 1 棟 (10 戸の棟 ) 1 棟 (10 戸の棟 ) 4 棟 ( 内 1 棟が 10 戸の棟 ) 10 棟 ( 内 3 棟が 10 戸の棟 ) 全体の賛成率 82.3% 78.1% 75.9% 72.2% 備考 テ ヘ ロッハ ー選定後の第一次面談 建替え素案説明後の面談 補助申請 ( マンション等安心居住モデル事業 ) 決議時 2 管理に無関心な権利者の増加による合意形成の課題建物の老朽化や物件価格の下落により 裕福な居住者は空家としたまま別の場所に住居を構える人や 購入容易な物件として比較的若い転入者が増えつつある これらが管理や建替えに無関心な権利者の増加につながり 今後の意思決定が必要な段階において合意形成が難しくなる恐れがある 3 団地の一部の棟の建替えに関する課題平成 21 年度 マンション等安心居住モデル事業 を活用し 棟別建替え+ 承認決議の仕組みを活用した段階的な団地の建替え を骨子とした再生計画を検討しているが こうした案を実施していくためには 以下の課題がある 区分所有法 69 条の規定に基づき一部の棟を建替えた場合 残りの棟について一括建替え決議が行えない 後発建替え棟の承認決議の担保ができない等 団地全体の再生に安定的な仕組みが整備されていない 段階的整備にあたっては 全体的な団地の将来像 ( マスタープラン ) を示した上で 先行する整備について団地全体の合意形成を図っていくことが必要となるが 現状ではマスタープランを制度的に担保していく仕組みがなく安定的な全体計画がたてられない ( マスタープランを決議しそれに基づき棟毎の建替えに承認決議により事業実施できるような仕組みが必要 ) 4

7 地区名 : 府中日鋼団地 事業検討地区 課題 その他 4その他の課題 価格と立地の点では比較的良いので 若い世代がローンを組んで住み始めており 建替え時点での資産状況の違いが合意形成に影響を与える懸念がある エレベーターのない中層 4~5 階建ての住戸なので低層階の住人との間でマンションの再生について意識の違いがある 引越しや仮住居の負担が大きい 計画的な大規模改修を行っているので 外観は比較的きれいな建物であるためか建替えの機運が盛り上がらない 5

8 資料 2-2 地区名 : 萩中住宅マンション 事業完了地区 地区と建物等の概要 地区概要 所在地 : 大田区萩中 1 丁目 7 番 20 号 都市計画:( 用途地域 ) 第一種住居地域 ( 建蔽率 / 容積率 )60/200 ( 高度地区 ) 第 2 種高度地区 ( 日影規制 )4-2.5h GL4m 敷地面積:15,952,91 m2 立地特性:( 最寄駅 ) 京浜急行空港線 糀谷 駅徒歩 5 分最寄駅と当該物件の間には活気のある 糀谷商店街 が続き 隣接には公園や文化センター等がある また お祭りや防災訓練といった自治会活動も盛んである 位置図 従前 ( 建替え前 ) 建物の概要 竣工年( 築年数 ) 昭和 43 年 ( 建替え時築 35 年 ) 床面積( 容積対象 ) 容積率 延床面積 18, m2 容積率 116.2% 階数 構造 5 階建 8 棟 鉄筋コンクリート造 住宅戸数 住宅の平均面積 総戸数 368 戸 住宅面積 m m2 その他 駐車場 118 台 配置図 断面図 6

9 地区名 : 萩中住宅マンション 事業完了地区 建替えの完了した建物の概要 地区と建物等の概要 床面積( 容積対象 ) 容積率延床面積 48, m2 容積率 % 階数 構造 A 棟 : 地上 18 階 BCD 棟 : 地上 17 階 地下 1 階鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄筋コンクリート造 住宅戸数 住宅の平均面積総戸数 534 戸 住宅面積 44.82~88.38 m2 権利変換モデル建替決議時の区分所有者数 350 人 ( 賛成 323 人 非賛成 27 人 賛成率 92%) 新マンション取得戸数 305 戸 平均還元率約 83%(40m2 /48m2) 転出戸数 63 戸 その他従前 8 棟の一団地認定を解除し 新たに一団地認定をかけた市街地住宅総合設計制度を活用駐車場棟 ( 駐車台数 271 台 ) 共用棟 計画図 写真等 共用棟 駐車場棟 B 棟 D 棟 C1 棟 C2 棟 A 棟 メインエントランス ウェルカムコーナー 集会室 多目的集会室 7

10 地区名 : 萩中住宅マンション 事業完了地区 検討経緯 事業の実施経緯平成 5 年に建替えの検討を開始し 平成 12 年の建替推進決議の採択を受け 本格的に建替えに向け検討を進め 事業協力者の参画を得て平成 14 年に建替決議を実施するも不成立となる その後改正区分所有法の施行を受けて 平成 15 年に再度建替決議を実施し 91% の賛成多数により建替決議が成立 円滑化法に基づく建替組合を設立し 平成 16 年に権利変換計画認可を得て工事着工 平成 18 年に新マンションの竣工を迎え現在に至る 検討経緯 年月平成 5 年 5 月 再開発検討委員会設立 建替え検討開始 平成 6 年 5 月 建替準備委員会設立 平成 9 年 5 月 事業推進コンサルタントとして シティコンサルタンツを選定 平成 10 年 9 月 第一次建替計画案発表 平成 12 年 5 月 第二次建替計画案発表 平成 12 年 12 月建替推進決議採択 (3/4 特別決議 ) 平成 13 年 9 月 事業協力者として有楽土地 長谷工コーポレーションを選定 平成 14 年 9 月 実施計画案発表 平成 14 年 12 月建替決議不成立 ( 旧区分所有法 84% の賛成 1 棟で4/5 要件に2 名足りず ) 平成 15 年 8 月建替決議成立 (91% の賛成 ) 平成 15 年 9 月 円滑化法に基づき建替組合設立認可申請 平成 15 年 11 月 建替組合設立認可 告示 平成 16 年 2 月 権利変換計画認可 解体工事着工 平成 16 年 6 月 本体工事着工 平成 18 年 3 月 竣工 8

11 地区名 : 萩中住宅マンション 事業完了地区 課題 事業上のポイント 1 団地の一括建替え決議にあたっての各棟要件 (2/3 以上の賛成 ) の課題 1) 改正前の区分所有法のもとでの決議 (H14 年 12 月 ) 一回目の建替え決議においては 全体では84% の賛同を得られたが全 8 棟 ( 各棟 40~50 戸 ) の内 1 棟 (50 戸 ) のみ4/5に2 名足りず否決となった ( 参考 : 建替え決議時の棟別決議状況 ) 議決権 区分所有者数 号棟 賛成 非賛成 賛成率 賛成 非賛成 賛成率 1 号棟 % % 2 号棟 % % 3 号棟 % % 4 号棟 % % 5 号棟 % % 6 号棟 % % 7 号棟 % % 8 号棟 % % 合計 % % 2) 改正後の区分所有法のもとでの決議 (H15 年 8 月 ) 半年後の改正法を視野に入れ 再度の建替え決議に向け合意形成の活動を行った結果 91% の賛成で決議は成立した 建替えに未賛同のグループは 各棟の成立要件に着眼し特定棟を集中的に未賛同者が説得活 動を行うことにより 未賛同者を集めた 各棟要件は全体の棟数(2 棟でも 100 棟でも ) に係わらず 1 棟でも満たさなければ 決議不 成立となるため 棟数が多くなればなるほど各棟の成立要件が大きな課題となる 当該建替え決 議 (1 回目 ) においても84% の賛成者にとっては不成立は納得のいくものではなかったが 棟数 の非常に多い団地では たとえ全体では90% 程度の賛成が得られても2/3の要件で否決とな る団地が出る可能性があるのではないかと危惧する 議決権 区分所有者数 号棟 賛成 非賛成 賛成率 賛成 非賛成 賛成率 1 号棟 % % 2 号棟 % % 3 号棟 % % 4 号棟 % % 5 号棟 % % 6 号棟 % % 7 号棟 % % 8 号棟 % % 合計 % % 9

12 2 建替え反対者の立退きについて ( 明渡断行仮処分の申立 ) 建替え反対者に対して 所有権は( 円滑化法の ) 売渡し請求をもって移転できても 立ち退きに応じないものに対しては明け渡しの強制力がない 本件では上記の1 回目の決議で否決された1 棟において解体工事に着手しても明渡を拒んだ地権者があり 裁判所に明渡断行仮処分の申立を行い 審尋の結果 ( 和解 ) 引渡しを受けた この結果 この明渡に約 3ヶ月を要したが 8 棟のうち支障のない6 棟については順次解体工事を行ったため結果として事業の遅延はなかった しかし 解体の都度インフラを繋ぐ必要があるなど余計な手間が生じるとともに 万が一事業が遅延していた場合 その間に仮移転を行った者はそのまま仮住居への居住が余儀なくされるなどのリスクをはらんでいた 3 同じ場所の建替えでなければ建替え出来ないことに起因する問題 ( 仮住居対策 ) 規模の大きな団地では 近隣に仮住居を確保する必要があり 本事業では二百数十戸の仮住居が一度に必要となった こうした問題は別敷地での建替えが可能となれば生じない 高齢( 単身 ) 者 身障者等が多い団地の特性に配慮して 仮住居について近隣同士で今までと同様な共同生活ができるように 参加組合員がある企業の遊休社宅を確保し 建替組合が一括借上げし組合員に転貸した また 建替組合が保証人になるなどして参加組合員等と協力して仮住居の斡旋を行った 10

13 資料 2-3 地区名 : 野毛山住宅 事業完了地区 地区概要 所在地 : 横浜市西区老松町 都市計画: 第一種中高層住居専用地域 60/150 準防火地域 敷地面積:6, m2 立地特性:JR 桜木町駅徒歩 7 分の立地で 旧平沼別邸後に立つ団地型マンションである 利便性に優れると共に 住環境も良好な好立地となっている 位置図 地区と建物等の概要 対象地 従前 ( 建替え前 ) 建物の概要 竣工年( 築年数 ) 昭和 31 年 ( 建替え時築 51 年 ) 床面積( 容積対象 ) 容積率延床面積 5,207 m2 容積率 82.1% 階数 構造 5 階建 5 棟 鉄筋コンクリート造 住宅戸数 住宅の平均面積総戸数 120 戸 平均住宅面積約 43m2 その他住宅以外の施設は小規模な管理室が一棟 エレベータ無 配置図 11

14 地区名 : 野毛山住宅 事業完了地区 建替えの完了した建物の概要 地区と建物等の概要 床面積( 容積対象 ) 容積率 延床面積 12, m2 容積率 200.9% 階数 構造 地上 6 階地下 1 階建て 鉄筋コンクリート造 住宅戸数 住宅の平均面積 総戸数 142 戸 平均住宅面積約 65m2 その他横浜市初の円滑化法による建替え事業石垣部分について 市の文化財の認可を得ている 建替えの完了した建物の写真 12

15 地区名 : 野毛山住宅 事業完了地区 検討経緯 事業の実施経緯平成 6 年ごろ あるデベロッパー主導で 全員合意による建替えを目指して 活動を行っていたが 全員合意が取れずに計画が頓挫した その後 有志による建替え委員会が立ち上がり この委員会を中心にして事業が進んだ 検討経緯年月平成 7 年頃 建替えの動きが始まる 平成 16 年 10 月 有志による野毛山住宅建替え委員会が発足 平成 16 年 11 月 旭化成ホームズを事業パートナーとして選定 平成 17 年 2 度の地権者意向ヒアリング (6 月 9 月 ) 平成 17 年 12 月建替え決議 ( 賛成率 : 区分所有者で 93.75% 議決で 95.75%) 平成 18 年 8 月 マンション建替組合設立認可 平成 19 年 3 月 権利変換計画認可 平成 19 年 3 月 本体工事着工 平成 19 年 10 月 マンション管理規約策定 平成 20 年 9 月 竣工 13

16 地区名 : 野毛山住宅 事業完了地区 課題 その他 課題 1 団地の一括建替え決議にあたっての各棟要件 (2/3 以上の賛成 ) の課題 一部の法人が複数の住戸を所有していた 住戸構成 1 号棟 20 戸 2 号棟 15 戸 3 号棟 40 戸 ( うちH 社が10 戸 N 社が10 戸を所有 ) 4 号棟 30 戸 ( うちH 社が10 戸所有 ) 5 号棟 15 戸 最終的には 両社とも良識のある会社であったが 悪意にとれば 決議のキャスティ ングボードを握ることも可能な状況であった ( 参考 : 建替え決議時の棟別決議状況 ) 号棟 区分所有者議決権賛成非賛成賛成率賛成非賛成賛成率 1 号棟 % % 2 号棟 % % 3 号棟 % % 4 号棟 % % 5 号棟 % % 仮にH 社及びN 社が反対に回っていたら 号棟 区分所有者議決権賛成非賛成賛成率賛成非賛成賛成率 1 号棟 % % 2 号棟 % % 3 号棟 % % 4 号棟 % % 5 号棟 % % 3 号棟の議決権割合で2/3 要件に満たず 不成立となっていた 2 一括建替えの前提条件として必要な団地管理規約の問題 管理組合規約で 建物の管理は各棟別に行う棟の規定が定められていた ( 区分所有法 70 条 1 項の一括建替え決議を行う場合には 団地管理組合規約において 団地管理組合が建物 の管理をすることを定めている必要がある ) 3 不在区分所有者 住所不明者の取扱いに苦慮 新築当時は人気の住宅であったが 計画的な長期修繕は一切行われておらず 建物の老朽 化が著しく 建替え決議時点で 120 戸中で 実際に利用されている住居は40 戸程度の 状況であった 14

17 また 外部居住者が多く 相続等も相当数発生していることから 以下のような問題があった 管理組合自体が 真の所有者が誰であるかは把握できていないケース は多かった ( それまでの組合運営では 規約の改定や大規模修繕等で特別決議が必要とされる決議を行うこともなかったため 過半数の区分所有者の委任状が集まれば 通常決議はできる状況であったあったため 問題になっていなかった ) 遠隔地居住者も多かった 一部に連絡がなかなかつかない区分所有者が存在した 4 一度 全員合意を前提に進めていたが 結果的には全員の合意を得るには至らず 計画が頓挫したことがあり その後は矢面に立って建替えを進めようとする人がなかなか現れない状況であった 建替え計画実施時点での課題 1 景気 ( 地価 ) 低迷期の計画であったため 余剰容積率はある程度あったが 従前面積からの還元率でいえば 70% 弱程度の還元しかできない状況であった 2 特に 共有住戸の中で 問題があるケースがいくつか生じた 相続が二代発生しており 権利者間で相続についての紛争が生じていたケース 共有者間で必ずしも仲がよくなく 議決権行使者の決定がなかなかできないケース 15

18 新成長戦略実現に向けた 3 段構えの経済対策について ( 平成 22 年 9 月 10 日閣議決定 ) 5 日本を元気にする規制改革 100 別表 1 既定の改革の実施時期を前倒しする事項 ( 抜粋 ) 事項名 規制改革の概要 実施時期 容積率の緩和 環境負荷の低減 高齢社会への対応 財政負担の抑制 防災機能の向上 経済の活性化などの観点から 地区外の環境保全など幅広い環境貢献措置を評価した容積率の緩和 老朽建築物の建替えに資する容積率の緩和に係る具体的施策について早期に検討し 結論を得た上で 平成 22 年度中に措置を講じる 平成 22 年度検討 結論 措置 別表 2 5 分野を中心とした需要 雇用創出効果の高い規制 制度改革事項 ( 抜粋 ) 事項名 規制改革の概要 実施時期 マンション建替え円滑化法における最低住宅面積の緩和 マンション建替え円滑化法を活用した建替えには 各戸あたりの最低面積が定められており 戸当たり面積の小さいワンルームマンションの建替えが困難となっている このため 建替え前の1 戸当たり面積が 50 m2未満のワンルームマンションに限り 建替え後の最低住宅面積および居住室の条件を緩和し マンション建替え円滑化法の適用を可能とするよう早期に検討し 結論を得た上で 平成 22 年度中に措置を講じる 平成 22 年度検討 結論 措置 5 分野 : 都市再生 住宅 環境 エネルギー 医療 介護 観光振興をはじめとした地域活性化 国を開く経済戦略

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