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1 第 1 部 台湾の概要 1 台湾の概況及び情報提供機関 台湾に投資するメリット 第 2 部 台湾への投資 6 第 1 章 台湾でのビジネス展開 6 第 1 節 進出形態別比較検討 6 1. 駐在員事務所 2. 支店 3. 現地法人 4. 工事事務所 営業代理人 5. 公開株式への投資による間接投資 第 2 節 台湾経由の中国投資メリット 12 第 2 章 外国人投資条例等 13 第 1 節 外国人投資条例及びネガティブリスト等 外国人投資条例 ( 抜粋 ) 2. 華僑 外国人投資ネガティブリスト - 華僑 外国人投資禁止及び制限業種 3. 許可業務範囲一覧 第 2 節 中国大陸企業等による台湾投資 24 第 3 章 投資形態別申請の実務手続 27 第 1 節 会社投資申請 (FIA) の手続 FIA 申請手続 2. 会社設立手続 3. 主な留意 説明事項 4. FIA 現地法人から再投資するケース 5. 業種別で要求される最低資本額 6. 居留ビザ取得に関連する最低資本金額 7. FIA 申請から会社登記までの必要書類 第 2 節 支店設立申請の手続 支店設立手続 2. 営業人設立登記 3. 貿易会社登録 4. 支店設立許可申請から支店登記までの必要書類 第 3 節 代表者事務所の設置手続 設置手続 2. 必要書類 3. 設置に要する期間 4. その他の申請 第 4 章 投資奨励制度 36 第 1 節 投資奨励策 投資奨励制度の種類

2 第 2 節 工業区別投資奨励制度 台湾の工業区 2. 一般の工業区 3. 輸出加工区 4. 科学工業園区 ( サイエンスパーク ) 5. 参考 : 各種工業区の面積 賃料比較 第 3 部 税制と会計制度 51 第 1 章 税制 51 第 1 節 租税の種類と特徴 台湾の租税体系 2. 賦税収入額 3. 各税目の内容 4. 地方税法通則 5. 行政救済制度 6. 税務行政組織系統図 第 2 節 個人総合所得税 ( 所得税 ) 納税義務者 2. 中華民国源泉所得 3. 納付税額の計算 4. 個人総合所得金額の内容 5. 現物給与課税 6. 各種控除額 (2010 年度 ) 7. 個人総合所得税率 8. 非課税所得 9. 給与所得に関する源泉徴収制度 10. 外国人の個人総合所得税課税標準 11. ストックオプションへの課税 12. 個人総合所得税の確定申告 13. 個人総合所得税の具体的計算例 14. 個人総合所得税の実務 15. 台湾居住日本人の中国出張の取扱い 第 3 節 両税合一制度 両税合一制度の概要 2. 法人株主 非居住者株主の扱い 3. 会計処理 4. 実務上の対応 第 4 節 営利事業所得税 ( 法人税 ) 納税義務者 2. 課税対象 3. 非課税所得 4. 中華民国源泉所得 5. 事業年度 6. 営業人設立登記と青色申告制度 7. 営利事業所得額の計算 益金 8. 営利事業所得額の計算 損金 9. 欠損金の繰越と繰戻し 10. 営業常規 ( 通常の営業処理 Regular Business Practice)

3 に適合しない場合の調整 ( 移転価格税制 ) 11. 留保金課税 12. 税額控除 13. 税率 14. 確定申告及び納付 15. 予定納税 16. 源泉徴収制度 17. 租税条約 第 5 節 請負工事や技術サービス提供に関する税制 拠点形態と納税方法 2. 拠点形態の選択 3. 工事事務所の設置 4. 税額の計算 5. フルターンキー請負契約の課税範囲 第 6 節 ミニマムタックス税制 ( 最低税負制 ) 導入の経緯 2. 計算方法 3. 所得基本税額条例の概要 4. 制度導入による影響と税額控除型と免税所得型による差異 5. 外国税額の控除制度 第 7 節 移転価格税制とその他の国際税務 移転価格税制 2. 租税協定 3. 外国税額控除 第 8 節 営業税 ( 消費税 ) 課税範囲 2. 納税義務者 3. 輸出の規定 4. 免税の規定 5. 税額の計算 6. 税率 7. 申告及び納付 還付 8. 罰則 9. 事後免税制度 10. 三角貿易における営業税の取り扱い 第 9 節 産業創新条例及び促進産業昇級条例等 産業創新条例 2. 促進産業昇給条例の租税優遇規定 ( 抜粋 ) 3. 促進産業昇級条例適用期限満期到来における注意事項 4. 営利事業所得税 5 年免税の対象所得範囲 5. 生技新薬発展条例 6. 文化創意産業発展法 第 2 章 会計制度 214 第 1 節 台湾の会計制度概要 会計と関連法規 規則 2. 商業会計法の概要 3. 財務会計準則公報の設定主体 性格 4. 財務会計準則公報 5. IFRS( 国際財務報告基準 ) への移行

4 6. 会計士監査制度 第 2 節 日本の会計制度との比較 221 第 3 節 台湾会計基準と国際財務報告基準の相違 231 第 4 節 棚卸資産の会計処理準則 248 第 5 節 無形資産の会計処理準則 254 第 4 部 会社法務 労務 273 第 1 章 会社法 273 第 1 節 台湾進出時の FAQ 274 第 2 節 株主の持株比率別の決議内容及び権利内容 279 第 3 節第 4 節 株主総会のスケジュール ( 非公開発行会社の場合 ) 会社法主要条文 総則 2. 会社の設立 3. 株主総会 4. 取締役会 5. 監査役 6. 会計 7. 新株の発行 8. 関係企業 9. 自己株式の取得 10. 参考 : 準備金の取扱いに関する会社法修正草案 第 2 章 労働許可 居留ビザと居留証 経緯 2. 外国人ビザに関する規則体系 3. 居留ビザの取得形態 4. 招聘の申請から居留証の取得までの一般的なステップ 5. 手続及び所要日数 6. 居留証取得後の注意事項 第 3 章 労務 313 第 1 節 労働基準法 総則 2. 労働契約 3. 賃金 4. 勤務時間 休息及び休暇 5. 年少労働者及び女子労働者 6. 定年退職 7. 職業災害補償 8. 就業規則 9. 附則 第 2 節 企業定年退職金制度 321 第 3 節 社会保険制度 ( 労工保険 全民健康保険 国民年金 労工保険の概要 2. 労工保険制度の解説 3. 全民健康保険の概要 4. 全民健康保険制度の解説 5. 国民年金の概要 第 4 章 事業再編 339 第 1 節 事業再編概要 手続概略

5 2. その他 第 2 節 会社の合併手続 一般の株式会社合併についての主要な手続の流れ 2. 会社の合併に関する主要規定 3. 必要書類 第 3 節 会社の解散 清算手続 一般の株式会社の解散 清算についての主要な手続の流れ 2. 会社の解散 清算に関する主要規定 3. 必要書類 第 4 節 企業併購法 ( 企業 M&A 法 ) の概要 会社法に関連する部分 2. 証券取引法に関連する部分 3. 労働基準法に関連する部分 4. 従業員福利金条例に関連する部分 5. 促進産業昇級条例に関連する部分 6. 税法に関連する部分 7. 土地法 特許法 動産担保取引法等に関連する部分 8. 民法に関連する部分 第 5 部 その他 360 第 1 章 外国為替と資金管理 外国為替収支或いは取引申請弁法 2. 為替レート 3. ファクタリング 第 2 章 不動産事情 近年の台湾の不動産市場の状況 2. 土地の取得 3. 外国人の土地の取得制限 4. 土地法の外国人規制に関する主な規定 5. 工業区の土地利用規制 6. 不動産関連の租税 第 3 章 株式市場概要と上場店頭公開基準 台湾証券取引所 2. 上場銘柄 3. 一般会社の上場及び店頭登録基準 4. 特定事業の上場基準 5. 外国会社の上場及び店頭登録基準 ( 第一 IPO) 6. 台湾における預託証券 (TDR) の発行 ( 第二 IPO) 7. 興櫃市場における取引 第 4 章 対外投資及び中国大陸投資 台湾からの対外投資 2. 台湾からの中国大陸投資 3. 中国大陸投資に関する規定 4. 中国大陸投資の審査方式 5. 参考資料 付録 2009 年度営利事業所得税確定申告書 ( 損益及び税額計算表 ) の日本語訳 2009 年度営利事業所得税確定申告書における関連者情報 ( 日本語訳 ) 会計科目中国語 英語 日本語対照表

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2.第0部目次_201601 第 1 部 台湾の概要 1 台湾の概況及び情報提供機関 1 台湾に投資するメリット 4 第 2 部 台湾への投資 12 第 1 章 台湾でのビジネス展開 12 第 1 節 進出形態別比較検討 12 1. 駐在員事務所 12 2. 支店 13 3. 現地法人 14 4. 工事事務所 営業代理人 15 5. 公開株式への投資による間接投資 16 第 2 節 台湾経由の中国投資メリット 19 第 2 章

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