# 05 マエストロの解説 マエストロの解説 複雑になりすぎた 法人税をもう 一度勉強しよう グループ関連企業に対する過大な支払利息を 計上することによる租税回避を防止する措置と して これまでの移転価格税制及び過少資本税 制に加え 平成 24 年度改正で 過大支払利子 税制が設けられた 主要先進国

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1 # 05 マエストロの解説 マエストロの解説 複雑になりすぎた 税をもう 一度勉強しよう グループ関連企業に対する過大な支払利息を 計上することによる租税回避を防止する措置と して これまでの移転価格税制及び過少資本税 制に加え 平成 24 年度改正で 過大支払利子 税制が設けられた 主要先進国においても 支 税務における第一人者 税務マエストロ による税実務講座 払利子を損金に算入することにより税負担を圧 今週のマエストロ テーマ 過大支払利子の 損金算入制限① # 73 品川克己 縮する租税回避が可能となるため 支払利子の 損金算入制限措置を強化する傾向にある 1 制度導入の背景 主要先進国では 租税条約において利子の源 泉税を免税とする傾向が強まっている わが国 の租税条約も 国際的な投資交流の促進の観点 から 源泉地国免税への進展が考えられるとこ ろであり 今般改正された日米租税条約でも 日本公認会計士協会租税 調査会専門委員 国際租 税専門部会 税理士プライスウォーターハウスクーパ ース マネージング ディレクター 利子に対する源泉税免除の範囲が拡大されたと 略歴 されることになる 89年より大蔵省主税局に勤務 90年7月より同国 際租税課にて国際課税関係の政策立案 立法及 び租税条約交渉等に従事 96年ハーバード ロー スクールにて客員研究員として日米租税条約につ いて研究 97年より00年までOECD租税委員会 に主任行政官として出向 在フランス し OECD 移転価格ガイドライン 及び OECDモデル条約 の改定 及び関連会議の運営に従事 01年9月財 務省を辞職し現職 次回のテーマ 74 # ころである しかしながら 利子の源泉地国免 税制度のもとでは 過大な支払利子により税負 担を圧縮する租税回避行為のリスクが一層懸念 こうしたことを背景とし 今般導入された過 大支払利子税制 以下 本制度 は 所得金 額に比して過大な支払利子の損金算入を制限す る措置として位置付けられる への利子 の支払いを通じた租税回避行為を封ずる措置と しては これまで 過大な利率の制限措置とし て 移転価格税制 が 資本に対して過大な負 債の利子の損金算入制限措置として 過少資本 経営戦略に応える 企業再編成税制 税理士 税制 が機能していたが 過大支払利子の損金 算入制限措置はこれらに加わることとなる 朝長英樹 経営戦略の1つとして組織再編成税制を活 用できる方法を 同税制等の創設を主導し た筆者が事例形式で解説する 取り上げて欲しいテーマを編集部にお寄せください ta@lotus21.co.jp 14 2 過大支払利子税制の概要 本制度は の各事業年度の 純支 払利子等の額 が 調整所得金額 の 50 を

2 図1 過大支払利子税制の概要 調整所得金額の 調整所得金額 純支払利子 等の額 比較 50 その他 純支払 利子等の額 損金算入限度額 調整所得金額の 50 を超える部分 減価償却費 受取配当等益金不算入額 当期の所得 の金額 損金不算入額 過大支払利子 等 超える場合には その超える部分の金額につい 等を受ける等の 課税対象所得 に含ま ては 当該事業年度の所得の金額の計算上 損 れないものから 除外対象特定現先取引 金不算入とし 翌事業年度以後 7 年間繰り越し 図2 一定のの範囲 て一定の限度額まで損金算入を認めるというも 1 を通じたからの のである 図 1 参照 子 の金額 当期の所得計算上 損金に算入されない利子 損金不算入額 過大支払利子 = 純支 支払利子等の額 イ される 等 過大支払利子 の金額は下記の算式で算定 そのの関連 除外対象特定 のによりが 関2 連者 者等に対する支 現先取引 b のケース 支 払供与 利 払利子等の額 関 = 等に係る利子 子等の 連者等の課税対 等の額 レポ 額 象所得に含まれ 取引利子 ないものに限る 供与 a のケース 1 損金に算入されない利子等 過大支払利 等に係る利子 を除いた金額をいう i 及び ii の 2 種類が該 支払利子等には次の 当する i 等に対する負債の利子およびこれに 3 又はから貸し付けられたを へ譲渡し又は貸し付けること等による供与 c のケース 準ずるもの 払利子等の額 調整所得金額 て 純支払利子等の額 及び 調整所 2 純支払利子等の額 最初の重要概念である 純支払利子等 の額 は下記の算式で算定される 純支払利子等の額 = 支払利子 等の額 控除対象受取利子等の額 ① 支払利子等の額 売買として扱われるリース取引の対価の額 得金額 の算出が最初の重要ステップとなる 手形の割引料 負債の利子 このように 損金不算入額の計算にあたっ 1,000 万円未満のものを除く に含まれる利 息相当額 割引発行による社債の償還差損等 短期の前払利息 原価算入支払利子 預り金 利子 金融機関の預金利息 給付補填備金繰 入額 上記のほか 経済的な性質が支払う利子に準 ずるもの 支払利子等の額 とは 等 図3 控除対象受取利子等合計額への算入を制限する措置 ii 等に対するその費用又は損失 に対する 支払利子等の額 で その支払利子 支払利子 適用対象 受取利子 a 100 A 国内等 受取利子 b 80 非国内 B 等 15

3 表 課税対象所得 等の区分 課税対象所得 居 住 者 所得税法第2条第 1 項第 21 号に規定する各種所得 非居住者 所得税法第 164 条第 1 項各号に掲げる非居住者の当該各号に定める国内源泉所得 内国 各事業年度の所得又は各連結事業年度の連結所得 外国 法第 141 条各号に掲げる外国の当該各号に定める国内源泉所得 がに支払う債務の保証料 であることや 現在の金融市場において現 がに対しての債務の保証をするこ 先取引等が果たしている金融仲介機能といった とにより そのがに対してを 点を考慮して 本制度の対象外とされたと考え 供与したと認められる場合 られる がに支払うの使用料 債務の なお 除外される利子等の額は 等の 保証料 又はに支払うの使用料 課税対象所得に含まれないレポ取引利子の額 からに貸し付けられた 関 に 一定の割合を乗じて計算される 原則とし 連者がの債務の保証をすることにより て 個々のごとに紐つきで管理 計算する からに貸し付けられたを含 こととなるが 実務上困難であるため 過少資 む が に 担保として提供さ 本税制の場合同様 簡便法により計算すること れ 現先取引で譲渡され 又は現金担保 が認められている 付貸借取引で貸し付けられることによ ニ り がに対してを供与し 本制度は間の支払利子を通じた租税回 たと認められる場合 償還有価証券に係る調整差損 ロ 課税対象所得 等の範囲 避の防止を目的とするものであるため 移転価 格税制や過少資本税制と同様に 一定の に対する支払利子のみが制度の対象となる こ 等に対する支払利子等の額のうち 支 の等には 次のように のほか個人 払利子等を受ける等の課税対象所得に含 も含まれ によるを受けて まれるものは 除外される 課税対象所得は 供与等を行うも含まれる 個人又はのいずれに該当するかに応じそれ i 直接 間接の持分割合が 以上の親 ぞれ上記の表のように定められている また非 子 個人についても以下と同様の関係に 居住者または外国で日本で生じた所得につ ある個人がとなる いて源泉所得課税のみを受ける場合は 課税対 象所得 の対象とされず 本制度の対象となる ハ 除外対象特定現先取引等に係る利子 等の額 a 二ののいずれか一方のが他方の の発行済株式等の総数又は総額の 50 以上の数又は金額の株式等を直接又は 間接に保有する関係を有する 借入と貸付の対等関係が明らかな現先取 b 二のが同一の者によってそれぞれ 引等に係る支払利子等 以下 レポ取引利子 その発行済株式等の総数又は総額の 50 は 支払利子等の額から除かれる 特定 以上の数又は金額の株式等を直接又は間接 現先取引等 現先取引等に係る利子 に保有される場合における当該二のの については 対象となるを通じて 支払利 関係を有する 子と受取利子の対応関係を特定することが可能 16 注 資本関係の有無を判定する場合の

4 図2 一定のの範囲 1 を通じたからの 供与 a のケース 2 のによりが 供与 b のケース 3 又はから貸し付けられたを へ譲渡し又は貸し付けること等による供与 c のケース けられたが に 担保とし 直接又は間接の保有割合の判定は 移 て提供され 現先取引で譲渡され 又 転価格税制 過少資本税制の場合と同 図3 控除対象受取利子等合計額への算入を制限する措置 様 なお 払込金額の全部又は一部の は現金担保付貸借取引で貸し付けられ 実際の権利者が保有するものとして保 におけるその及び 受取利子 a 受取利子 b 支払利子 ることにより 当該がその 払込が行われていない場合にも保有割 A B 非国内 適用対象 に対してを供与したと認められる場合 合に含めて判定し 名義株については 国内等 等 C ② 控除対象受取利子等の額 受取利子a100 受取利子b80より 受取利子の 受取利子 c 国内等 控除対象受取利子等合計額は 下記の算式で ii 役員等の兼務 取引関係 調達等を通 合計額に含まれる金額は80となる 20 有割合を判定する じた実質支配 被支配の関係にある 算定される iii 一定の 図 2 参照 a に係るがを通じてその 控除対 象受取 利子等 の額 に対してを供与したと認められる 場合におけるその b に係るがに対してそ のの債務の保証をすることにより そ = 支払利子 受取利子等 等の額の合計額 の額の合計 レポ取引利子を 額 連結 か ら の 受 取 除く 利子 レポ取 支払利子等の額 引受取利子 の 合 計 額 レ ポ を除く 取引利子を除く 受取利子等の額とは がである居 のがそのに対してを供与し 図1 タックスヘイブン対策税制による合算所得の計算 住者 内国または国内に恒久的施設を有す たと認められる場合におけるその c に係るからそのに貸し付 本邦法令又は 現地法令により 計算される所得 税及び る非居住者もしくは外国から受ける利子等 基準所得金額 適用対象金額 課税対象金額 欠損金及び 持分に応じた

5 図3 控除対象受取利子等合計額への算入を制限する措置 支払利子 適用対象 受取利子 a 100 受取利子 b 80 A 国内等 受取利子a100 受取利子b80より 受取利子の 合計額に含まれる金額は80となる 非国内 等 C 受取利子 c 20 B 国内等 以下 国内受取利子等 の額がある場 の場合には マイナスの金額 に 下記のよう 600 合には 国内等ごとに計算した①国内関 な金額の加算 控除により計算される 計算さ 400 連者受取利子等の額と ②の事業年度の期 れた調整所得金額がマイナスの金額となる場合 間と同一の期間において国内等が非国内 には 当期の調整所得金額はゼロとして 本制 200 度を適用する 等から受けた受取利子等の額のいずれか 図1 タックスヘイブン対策税制による合算所得の計算 ① 調整所得金額の計算上適用されない規定 少ない金額が がその国内等から受 ける受取利子等の額となる 図 3 参照 除外 本邦法令又は 対象特定現先取引等に係る受取利子等の額 現地法令により 基準所得金額 の計算については 簡便法により計算すること 計算される所得 0 過大利子税制 等に係る支払利子等の 損金不算入 超過利子額の損金算入 適用対象金額 課税対象金額 過少資本税制 が認められている なお 受取利子等の額の合 受取配当等 外国子会社から受ける配当等の ポ取引受取利子は除かれる 資産の評価損の損金不算入等 税及び 欠損金及び 持分に応じた 益金不算入 金額の計算 計額からは 連結からの受取利子およびレ 受取配当等の調整 納付税額等の調整 所得税額 外国税額の損金不算入 なお 受取利子等は 受取利子およびこれに 図2 本邦法令に基づく基準所得金額の計算 図3 受取配当の除外 原則 繰越欠損金等の損金算入 準ずるものとして 支払を受ける利子 手形の 割引料 売買として扱われるリース取引の対価 税法 措置法により の額に含まれる利息相当額 償還有価証券に係 計算される所得 る調整差益のほか 経済的な性質が支払を受け 措令39の15①一 る利子に準ずるものが該当する 加算 納付所得税 3 調整所得金額 措令39の15①二 調整所得金額は 青色欠損金の繰越控除等の 減算 還付所得税 規定を適用せず かつ その事業年度において 措令39の15①三 支出した寄附金の全額を損金の額に算入して計 減算 益金不算入配当 措令39の15①四 算した場合のその事業年度の所得の金額 欠損 減算 控除対象配当等 措令39の15③④ 所得の金額 調整所得金額 18 特定目的会社 投資 組合事業損失等の 子会社 特定外国子会社等 損金算入 25 以上 配当 基準所得金額 6ヶ月以上 の計算上減算 租税特別措置法に規定される一定の所得控除 所有 ② 加算する金額配当 基準所得金額 上記以外 純支払利子等の額を構成 損金算入される減価償却資産の償却費 特別 償却準備金として積み立てた金額を含む 損金算入される貸倒れによる損失の額 ③ 商流 関連 シンガポー 商流 購入 控除する金額 加算する金額 控除する金額 過大利子税制その他 一定の 純支払利子等の 特定外国子会社等に係 金の全額を損金の額に算入し て計算した所得の金額 価償却費 貸倒損失 分課税対象金額 = 規定を適用せず かつ 寄附 額 損金算入される減 る課税対象金額又は部 日本 製造 インド

6 外国子会社合算税制 コーポレート イン に係る計算明細を確定申告書に添付する必要は バージョン対策合算税制を含む との調整措置 ない の対象となる特定外国子会社等に係る課税対象 ①その事業年度における純支払利子等の 額が 1 千万円以下であること 金額又は部分課税対象金額 4 適用除外と申告要件 ②その事業年度における支払利子等の額 確定申告書等に下記の規定の適用がある旨を 記載した書面及びその計算明細があり かつ の合計額が総支払利子等の額 注 の 以下であること その計算に関する書類の保存がある場合に限 注 に対する支払利子等でその支払 り 適用除外とされる なお 純支払利 を受けるにおいて我が国の税 子等の額が調整所得金額の 50 以下であるた の課税所得に算入されるもの等は除かれ めに本制度の適用とならない場合には 本制度 る 記事に関連するお問い合わせ先 記事に関するお問い合わせは週刊 T Amaster 編集部にお寄せください 執筆者に質問内容を お伝えいたします TEL FAX ta@lotus21.co.jp なお 内容によっては回答いたしかねる場合がありますので あらかじめご了承ください 19

図 タックスヘイブン対策税制による合算所得の計算 図 タックスヘイブン対策税制による合算所得の計算 本邦法令又は 現地法令により 本邦法令又は 適用対象金額 現地法令により 本邦法令に基づくの計算 7 図2 年の欠損の金額および当該年度の税額による 持分に応じた 金額の計算 適用対象 図3 原則 図

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