274 コバス TaqMan48 を用いた液体培地からの抗酸菌検出 澤村卓宏 1) 森部龍一 2) 社会医療法人大雄会第二医科学研究所 1) 社会医療法人大雄会総合大雄会病院 2) [ 目的 ] 我々はコバス TaqMan48( ロシュ ダイアグノステックス ) を用いた液体培地からの抗酸菌検出に関
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- せせら しのしま
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1 274 コバス TaqMan48 を用いた液体培地からの抗酸菌検出 澤村卓宏 1) 森部龍一 2) 社会医療法人大雄会第二医科学研究所 1) 社会医療法人大雄会総合大雄会病院 2) [ 目的 ] 我々はコバス TaqMan48( ロシュ ダイアグノステックス ) を用いた液体培地からの抗酸菌検出に関する基礎的検討を実施した [ 対象および方法 ] 対象はマイコアシッド ( 極東製薬工業 ) にて陽性と判定された 25 例を用い 判定後の液体培地を生理食塩水にて 100 倍および 1000 倍に希釈し 100μL を g にて 5 分間の遠心後のペレットを解析に供した 試料の調整はアンプリコアマイコバクテリウム検体前処理試薬セット ( ロシュ ) およびタックマンマイコ用検体処理試薬添加剤セット SOL-M ( ロシュ ) を用いて能書に従い実施した 処理後の試料はコバス TaqMan MTB( ロシュ 以下 MTB) およびコバス TaqMan MAI( ロシュ 以下 MAI) を用いてコバス TaqMan 48 で増幅 検出を行い AmpliLink ソフトウエア ( ロシュ ) にて判定し さらに TaqMan MYCO 内部コントロール ( ロシュ 以下 IC) の Ct 値の解析を実施し 得られた Ct 値と TaqMan MTB(+) コントロール ( 以下 MTB),TaqMan MAV(+) コントロール ( 以下 MAV) および TaqMan MIN (+) コントロール ( 以下 MIN) の Ct 値を比較した 併せて direct sequence 法で得られた結果と判定とを比較した [ 結果 ] 判定は M. tuberculosis 1 例 M. avium 12 例 M. intracellulare 9 例および混合感染 1 例の陽性を示した MTB では 100 倍希釈で 6 例の IC の増幅不良 (Invalid) を示したが 1000 倍希釈およびコバス MAI ではいずれの希釈倍率においても IC の増幅を認めた コントロールにおける IC の Ct 値 (mean ± SD) は TB, MAV および MIN でそれぞれ 37.5 ± 0.4, 36.8 ± 0.4 および 37.4 ± 1.3 を示した 試料における Ct 値は TB の 100 倍および 1000 倍で 38.7 ± 1.7 および 37.6 ± 1.0 となり MAV および MAI では 37.0 ± 1.4 および 36.7 ± 0.8 を示し MTB の 100 倍において高値傾向を示した direct sequence 法の結果よりコバス TaqMan48 の判定は妥当であった [ 考察およびまとめ ] コバス TaqMan48 による液体培地からの抗酸菌検出は可能であると考えられた TB における IC の増幅不良および IC の Ct 値の高値傾向から 当院のシステムは試料の 1000 倍希釈が適切であると考えられた
2 275 長期療養型病院における耐性菌の解析 基質拡張型 β ラクタマーゼ (ESBL) とメタロ β ラクタマーゼ (MBL) 大竹京子 1) 松村充 2) 医療法人社団富家会富家病院 1) 帝京大学医療技術学部 2) 目的 近年 各種抗菌薬に対し耐性を獲得した菌株が出現し 院内感染の問題となっている 当院から第 3 世代セファロスポリン耐性の Escherichia coli Proteus mirabilis Klebsiella pneumoniae イミペネム耐性の Pseudomonas aeruginosa が検出され それらの株について解析を行った 方法 2013 年 11 月 ~2014 年 2 月に提出された検体 56 件を対象とした 第 3 世代セファロスポリン耐性 E.coli P.mirabilis K.pneumoniae および イミペネム耐性 P.aeruginosa について基質拡張型 β ラクタマーゼ (ESBL) メタロ β ラクタマーゼ (MBL) の確認試験を武蔵臨床検査所に依頼した ESBL が陽性と判定された株については PCR 法による耐性遺伝子解析を実施した 結果 セファロスポリン耐性 3 菌種のすべての株は ESBL 陽性と判定された 検体材料は 喀痰 尿がほとんどを占めた 菌種は P.mirabilis が半数を占め 次いで E.coli が多かった 耐性遺伝子は CTX-M1 型 16 株 CTX-M2 型 21 株 CTX- M9 型 7 株 SHV 型 2 株 不明 6 株であった 材料別にみると喀痰では P.mirabilis が大半を占め 全て CTX-M2 型であった 尿は E.coli が半数以上を占め CTX-M1 型が多かった イミペネム耐性 P.aeruginosa は 32 株 主に喀痰から検出され そのうち 3 株が多剤耐性緑膿菌 (MDRP) であった 3 株のうち 1 株から MBL 陽性菌が検出されたが 材料は尿であった 考察とまとめ 本邦では CTX-M9 型が最も多く検出されるが 当院では CTX-M2 型 次いで CTX-M1 型が多かった 現在 MBL 陽性菌および MDRP は検出されていない 当院の患者は半数が気管切開 大半がオムツを使用するため人の手を介する患者が多い そのため 医療従事者が菌の伝搬をしている可能性が示唆される 医療従事者のみならず 全職員が知識の共有 周知が必要と考える 今後 臨床検査技師ができることとして薬剤感受性結果のチェックや 耐性遺伝子の解析をすることはますます重要になると考えられる
3 276 Loop-mediated isothermal amplification (LAMP) 法を利用した GyrA 遺伝子変異の検出 梅谷昌司 1) 松永洋 1) 中嶌雅信 1) 馬場義広 1) 国立療養所沖縄愛楽園 1) はじめに :Loop-mediated isothermal amplification (LAMP) 法は一定温度で DNA を増幅できるため特別な機器を必要とせず簡易 迅速 精確な検査法で感染症の簡易迅速診断が可能となり臨床検査の現場にも多く導入されている LAMP 法は 6 つ領域にプライマーを設定することにより感度 特異性に優れ LAMP プライマーの設計は専用ソフトを使用し比較的簡単にプライマーの設計が可能である そこで耐性遺伝子解析に LAMP 法の適用を図った 目的 方法 : 本研究では Escherichia coli の GyrA 遺伝子を標的 DNA としてプライマーを設計し LAMP 法により増幅する その増幅産物から標的 DNA の塩基配列の確認ができることを検討する 対象は当園で分離した株を使用した 結果 :65 40 分の反応において LAMP 産物の増幅を確認した 今回はループプライマーを使用していないので増幅曲線の立ち上がりが 32 分前後から認められため 60 分に反応時間を変更した LAMP 産物を電気泳動にて確認した LAMP 産物はループ状に増幅されるため泳動像はラダーパ ターンを示した また DNA シークエンス解析は読み始めの 10~30 塩基はエラーが起こり 80 塩基前後からシグナルの減少が起こった 塩基を読めたのは 180 塩基前後までとなった 3 つの株 (E4,18,21) の塩基配列を解析すると GyrA 83,87 に塩基配列の変異を確認した まとめ : 今回我々は LAMP 法を用いて任意の DNA 領域を増幅し DNA シークエンスを解析することができた LAMP 法ではプライマー設計が大きな壁となるが プライマーエクスプローラー により比較的簡単に設計することができた LAMP 法の使用目的のほとんどが検出用であると思われるが プライマーをどの領域に設定するのかによって検出だけに留まらない 今後は使用目的が広がり応用範囲は拡大するものと考える 連絡先国立療養所沖縄愛楽園研究検査科梅谷昌司
4 277 当院における POT 法を用いた MRSA の分子疫学解析の検討 森崎隆裕 1) 中井依砂子 1) 黒田亜里沙 1) 幸福知己 1) 川口正彦 1) 一般財団法人住友病院 1) はじめに MRSA は院内感染対策上 最も重要な耐性菌のひとつであり 当院では 2003 年より入院時 術前 化学療法前 血液内科病棟および ICU 入室時などを対象とした 鼻腔による MRSA アクティブサーベイランスを行っている 2014 年 8 月から POT 法を導入し 入院 外来問わず新規検出 MRSA 全例の POT 型を解析したので報告する 対象 当院にて 2014 年 8 月以降に検出された新規 MRSA 60 株を対象とした 方法 菌株をヒツジ血液寒天培地( 日本 BD) にて 24 時間培養後 シカジーニアス分子疫学解析キット ( 関東化学 ) を用いて POT 値を測定し POT 型を決定した 結果 新規検出 MRSA60 株は 34 の POT 型に分けられ 60 株中 28 株は 1 株ずつ独立した POT 型を示した 同一株が複数見られた型は 6 種で POT 型 が 20 株と最も多く 次いで POT 型 POT 型 が 3 株 POT 型 POT 型 POT 型 が 2 株であった 考察 POT 型 の 20 例の内 入院 48 時間以 降に検出された 2 例は 院内伝播が疑われる事例であった 残り 18 例の内 17 例は 外来または入院時の鼻腔スクリーニングからの検出で その内 10 例は当院への入院歴があり 入院中に院内伝播した可能性が否定できず 残り 7 例は 当院への入院歴はなく 市中での流行株の可能性が考えられた まとめ POT1 が 106 の MRSA は 市中感染型と言われているが 今回解析した結果 POT 型 の株は 市中での流行株もしくは院内での定着 伝播の両方の可能性が示唆された 今後症例数を増やし 院内や地域における MRSA の POT 値の分布などを解析し POT 法の有用性についてさらに検討していきたい 連絡先 : ( 内線 6040)
5 278 当院における外来患者由来 MRSA 株の POT 法による解析について 小川将史 1) 奥田和之 1) 笠井香里 1) 大畑加恵 1) 西本瑛紀子 1) 東良子 1) 角坂芳彦 1) 高橋伯夫 2) 関西医科大学附属枚方病院臨床検査部 1) 関西医科大学臨床検査医学講座 2) はじめに メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA) は代表的な院内感染の原因菌であり 感染制御上重要な菌である Phage Open Reading Frame Typing 法 (POT 法 ) はマルチプレックス PCR により MRSA クローンを簡便に同定できるため MRSA の院内伝播を把握する上で非常に有用である しかし健常者においても MRSA 保菌者は散見されるため 検出された株が院内感染によるものかを同定することはしばしば困難である 近年 院内型 MRSA(HA-MRSA) と比較して非常に強い病原性を持つ市中感染型 MRSA(CA- MRSA) が問題となっている そこで 今回 我々は市中における MRSA クローンの実態を把握するため 新規に外来患者より検出された MRSA 株について POT 法ならびに毒素産生遺伝子解析を行ったので報告する 対象および方法 対象は 2013 年 7 月 ~2014 年 11 月までの外来患者より新規に検出された MRSA89 株 POT 法は鈴木らの方法に従い また PCR により各種毒素産生遺伝子 (PVL TSST- 1 ETA ETB) の有無を調べた 結果 外来患者由来株について POT 法を実施した結果 59 種類の MRSA クロ ーンが検出され そのうち複数クローンは 10 種類検出された 数種類のクローンにおいては 同時期における入院患者からも複数検出された また 毒素産生遺伝子についても検討したが POT ナンバーとの関連性はなかった また CA-MRSA において特に問題となっている PVL 産生遺伝子についても調べたが 今回測定した株では認められなかった 考察 外来患者より検出された MRSA 株を用いて POT 法を実施した結果 院内でも検出されたクローンが複数検出された また POT1 の数値は MRSA クローンと相関しており いわゆる院内感染型と言われる株も多数検出されたため 入院時におけるスクリーニングや入院歴の把握が重要であると考えられた 今回の検討では PVL 産生遺伝子を持つ MRSA は認めなかったが 本邦においても CA- MRSA による症例は報告されており 今後増加することが予想されるため毒素産生株について詳細に把握することは非常に重要と考える 連絡先 (072) ( 内線 3259)
浜松地区における耐性菌調査の報告
平成 28 年度浜松地区感染対策地域連携を考える会 2017 年 2 月 22 日 浜松地区 耐性菌サーベイランス報告 浜松医科大学医学部附属病院 感染対策室 概要 平成 19 年 4 月に施行された改正医療法により すべての医療機関において管理者の責任の下で院内感染対策のための体制の確保が義務化されました 本サーベイランスは 静岡県浜松地区 ( 浜松市 湖西市 ) における薬剤耐性菌の分離状況や薬剤感受性の状況を調査し
よる感染症は これまでは多くの有効な抗菌薬がありましたが ESBL 産生菌による場合はカルバペネム系薬でないと治療困難という状況になっています CLSI 標準法さて このような薬剤耐性菌を患者検体から検出するには 微生物検査という臨床検査が不可欠です 微生物検査は 患者検体から感染症の原因となる起炎
2014 年 7 月 9 日放送 薬剤耐性菌の動向と最近の CLSI 標準法の変更点 順天堂大学 臨床検査部係長 三澤 成毅 薬剤耐性菌の動向まず 薬剤耐性菌の動向についてお話しします 薬剤耐性菌の歴史は 1940 年代に抗菌薬の第一号としてペニシリンが臨床応用された頃から始まったと言えます 以来 新しい抗菌薬の開発 導入と これに対する薬剤耐性菌の出現が繰り返され 今日に至っています 薬剤耐性菌の近年の特徴は
概要 (2006 年 1 2 3 月分 ) 本サーベイランスは 参加医療機関において血液および髄液から分離された各種細菌の検出状況や薬剤感受性パターンの動 向を把握するとともに 新たな耐性菌の早期検出等を目的とする これらのデータを経時的に解析し臨床の現場に還元することによって 抗菌薬の安全で有効な使用方法や院内感染制御における具体的かつ確実な情報を提供する 検体 2005 年 2006 年 10~12
概要 (2004 年分 ) 本サーベイランスは 参加医療機関において血液および髄液から分離された各種細菌の検出状況や薬剤感受性パターンの動向を把握するとともに 新たな耐性菌の早期検出等を目的とする これらのデータを経時的に解析し臨床の現場に還元することによって 抗菌薬の安全で有効な使用方法や院内感染制御における具体的かつ確実な情報を提供する 検体 ( ) 内は施設数 2002 年 2003 年 2004
スライド タイトルなし
第 4 回ひびき臨床微生物シンポジュウム June 24,27, 港ハウス 感受性検査を読む ( 同定検査結果確認やスクリーニング検査と捉えて ) ( 株 ) キューリン小林とも子 キューリン微生物検査課 塗抹鏡検グラム染色 分離培養検査血液 BTB, エッグーヨーク 報告書作成結果承認 同定検査 VITEK TSI,LIM クリスタル NF 薬剤感受性検査 MIC2 ディスク法 薬剤感受性結果 (
2015 年 9 月 30 日放送 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE) はなぜ問題なのか 長崎大学大学院感染免疫学臨床感染症学分野教授泉川公一 CRE とはカルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 以下 CRE 感染症は 広域抗菌薬であるカルバペネム系薬に耐性を示す大腸菌や肺炎桿菌などの いわゆる
2015 年 9 月 30 日放送 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE) はなぜ問題なのか 長崎大学大学院感染免疫学臨床感染症学分野教授泉川公一 CRE とはカルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症 以下 CRE 感染症は 広域抗菌薬であるカルバペネム系薬に耐性を示す大腸菌や肺炎桿菌などの いわゆる腸内細菌科細菌による感染症の総称です CRE 感染症は 腸内細菌による感染症ですので 感染防御機能の低下した患者
スライド 1
家庭飼育動物由来耐性菌の現状 鳥取大学獣医内科学教室 原田和記 本日の講演内容 国内の家庭飼育動物臨床の現状 家庭飼育動物 ( 犬 ) の指標菌の薬剤耐性率 家庭飼育動物の病原菌の薬剤耐性率 家庭飼育動物における注視すべき多剤耐性菌 2 国内の家庭飼育動物臨床の現状 3 近年の動物の飼育頭数 アニコム家庭どうぶつ白書 2016 犬 猫に対する動物用抗菌薬の販売量 (kg) 合計 7071 kg (
公開情報 2016 年 1 月 ~12 月年報 院内感染対策サーベイランス集中治療室部門 3. 感染症発生率感染症発生件数の合計は 981 件であった 人工呼吸器関連肺炎の発生率が 1.5 件 / 1,000 患者 日 (499 件 ) と最も多く 次いでカテーテル関連血流感染症が 0.8 件 /
公開情報 2016 年 1 月 ~12 月年報 院内感染対策サーベイランス集中治療室部門 集中治療室(ICU) 部門におけるサーベイランスの概要と目的 本サーベイランスの目的は 集中治療室 (Intensive Care Unit : ICU) における人工呼吸器関連肺炎 尿路感染症 カテーテル関連血流感染症の発生状況 * を明らかにすることである 集計対象医療機関の各感染症発生率を 1,000 患者
4-4 in situ PCR 研究室 in situ PCR 標的菌種と遺伝子 ( 報告年 ) 応用 Dept. of Marine Sciences University of Georgia USA Escherichia coli O157slt II Escherichia coli 16SrDNA Ralstonia eutropha phl (1997,1998,1999,2002)
耐性菌届出基準
37 ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 (1) 定義ペニシリン G に対して耐性を示す肺炎球菌による感染症である (2) 臨床的特徴小児及び成人の化膿性髄膜炎や中耳炎で検出されるが その他 副鼻腔炎 心内膜炎 心嚢炎 腹膜炎 関節炎 まれには尿路生殖器感染から菌血症を引き起こすこともある 指定届出機関の管理者は 当該指定届出機関の医師が (2) の臨床的特徴を有する者を診察した結果 症状や所見からペニシリン耐性肺炎球菌感染症が疑われ
<4D F736F F F696E74202D F78BA65F838C C A E815B89EF8B6396F28DDC91CF90AB8BDB5F >
衛 微 物技術協議会第 39 回研究会平成 30 年 7 5 ( 滋賀県 ) レファレンスセンター等関連会議薬剤耐性菌 担当 : 国 感染症研究所薬剤耐性研究センター鈴 和 松井真理 マルチプレックスPCRのトライアル結果について発表者 : 阪健康安全基盤研究所河原隆 先 各ブロックレファレンスセンター報告発表者 : 各ブロックレファレンスセンター担当者 平成 29 年度活動報告及び平成 30 年度活動予定発表者
2012 年 2 月 29 日放送 CLSI ブレイクポイント改訂の方向性 東邦大学微生物 感染症学講師石井良和はじめに薬剤感受性試験成績を基に誰でも適切な抗菌薬を選択できるように考案されたのがブレイクポイントです 様々な国の機関がブレイクポイントを提唱しています この中でも 日本化学療法学会やアメ
2012 年 2 月 29 日放送 CLSI ブレイクポイント改訂の方向性 東邦大学微生物 感染症学講師石井良和はじめに薬剤感受性試験成績を基に誰でも適切な抗菌薬を選択できるように考案されたのがブレイクポイントです 様々な国の機関がブレイクポイントを提唱しています この中でも 日本化学療法学会やアメリカ臨床検査標準委員会 :Clinical and Laboratory Standards Institute
国立感染症研究所血液 安全性研究部 HBV-DNA 国内標準品及び HIV-RNA 国内標準品の力価の再評価のための共同研究 1. 背景と目的血液製剤のウイルス安全性の確保対策として実施されている原料血漿と輸血用血液のウイルス核酸増幅試験 (NAT) のための HCV HBV 及び HIV の国内標
血液事業部会安全技術調査会 平成 28 年 8 月 日国立感染症研究所血液 安全性研究部 HBV-DNA 国内標準品及び HIV-RNA 国内標準品の力価の再評価 血液製剤のウイルス安全性の確保対策として実施されている原料血漿と輸血用血液のウイルス核酸増幅試験 (NAT) のための HCV HBV 及び HIV の国内標準品が製造されてから 10 年以上が経過した これらの国内標準品は当時の WHO
地方衛生研究所におけるカルバペネム耐性腸内細菌科細菌検査の現状 薬剤耐性研究センター 第 1 室 鈴木里和
地方衛生研究所におけるカルバペネム耐性腸内細菌科細菌検査の現状 薬剤耐性研究センター 第 1 室 鈴木里和 感染症発生動向調査で報告を求めている 薬剤耐性菌感染症 AMRを公衆衛生学的な問題として認識させた薬剤耐性菌 5類全数 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌 CRE 感染症 バンコマイシン耐性腸球菌 VRE 感染症 薬剤耐性アシネトバクター MDRA 感染症 バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌 VRSA
褥瘡発生率 JA 北海道厚生連帯広厚生病院 < 項目解説 > 褥瘡 ( 床ずれ ) は患者さまのQOL( 生活の質 ) を低下させ 結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながります そのため 褥瘡予防対策は患者さんに提供されるべき医療の重要な項目の1 つとなっています 褥瘡の治療はしばしば困難
褥瘡発生率 褥瘡 ( 床ずれ ) は患者さまのQOL( 生活の質 ) を低下させ 結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながります そのため 褥瘡予防対策は患者さんに提供されるべき医療の重要な項目の1 つとなっています 褥瘡の治療はしばしば困難であり 発症予防がより重要となることから 関連知識の蓄積 予防の計画 予防の実施にかかる総合力を評価します 平成 25 年度 0.04% (109/257,938)
「薬剤耐性菌判定基準」 改定内容
Ver.3.1 Ver.3.2 改訂内容 (2019 年 1 月 ) 改訂対象改訂前改訂後 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) ペニシリン耐性肺炎球菌 (PRSP) 多剤耐性緑膿菌 (MDRP) 多剤耐性アシネトバクター属 (MDRA) 概要 MPIPC が R の Staphylococcus aureus ( または CFX がディスク拡散法で R ) または選択培地で MRSA と確認された菌微量液体希釈法の基準
はじめに
LAMP 法を用いたウェルシュ菌エンテロトキシン遺伝子検出の検討 佐藤秀美 Development of detection of Clostridium perfringens enterotoxin gene using the LAMP assey Hidemi Sato はじめにウェルシュ菌による食中毒は, 大量に調理された食品を原因とすることが多く, しばしば大規模になるため, 原因物質の迅速な検出と判断が求められている.
R06_01
Staphylococcus aureus (MSSA) PCG (N=118,334) 57,369 (48.5%) 判定不能 :3 (0.0%) 60,962 (51.5%) CEZ (N=143,723) I:42 (0.0%) 143,635 (99.9%) R:46 (0.0%) CVA/AMPC (N=19,281) R:14 (0.1%) 19,265 (99.9%) 判定不能 :2
目 次 1. はじめに 1 2. 組成および性状 2 3. 効能 効果 2 4. 特徴 2 5. 使用方法 2 6. 即時効果 持続効果および累積効果 3 7. 抗菌スペクトル 5 サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 2/ PDF
サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 1/8 52-0198-01-4PDF 目 次 1. はじめに 1 2. 組成および性状 2 3. 効能 効果 2 4. 特徴 2 5. 使用方法 2 6. 即時効果 持続効果および累積効果 3 7. 抗菌スペクトル 5 サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 2/8 52-0198-01-4PDF 1. はじめに 医療関連感染の原因となる微生物の多くは
2017 年 8 月 9 日放送 結核診療における QFT-3G と T-SPOT 日本赤十字社長崎原爆諫早病院副院長福島喜代康はじめに 2015 年の本邦の新登録結核患者は 18,820 人で 前年より 1,335 人減少しました 新登録結核患者数も人口 10 万対 14.4 と減少傾向にあります
2017 年 8 月 9 日放送 結核診療における QFT-3G と T-SPOT 日本赤十字社長崎原爆諫早病院副院長福島喜代康はじめに 2015 年の本邦の新登録結核患者は 18,820 人で 前年より 1,335 人減少しました 新登録結核患者数も人口 10 万対 14.4 と減少傾向にありますが 本邦の結核では高齢者結核が多いのが特徴です 結核診療における主な検査法を示します ( 図 1) 従来の細菌学的な抗酸菌の塗抹
大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム
平成 30 年度医科学専攻共通科目 共通基礎科目実習 ( 旧コア実習 ) 概要 1 ). 大学院生が所属する教育研究分野における実習により単位認定可能な実習項目 ( コア実習項目 ) 1. 組換え DNA 技術実習 2. 生体物質の調製と解析実習 3. 薬理学実習 4. ウイルス学実習 5. 免疫学実習 6. 顕微鏡試料作成法実習 7. ゲノム医学実習 8. 共焦点レーザー顕微鏡実習 2 ). 実習を担当する教育研究分野においてのみ単位認定可能な実習項目
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検査室における感染対策と地域連携への取り組み 細菌検査データのまとめ方と利用法について考えよう 細菌検査データの活用法を考える 順天堂大学浦安病院 感染対策室 中澤 武司 病院感染サーベイランスの目的と意義 目的病院感染の発生を最小限に抑える 1 病院感染発生の早期発見 2 感染対策予防措置や感染管理の客観的評価 3 医療処置や器材の変更時の効果判定 4 教育啓蒙 5 感染対策委員会資料 ( 保健所監査
2017 年 2 月 27 日 Myco Finder バリデーションデータ 日水製薬株式会社 研究部
2017 年 2 月 27 日 Myco Finder バリデーションデータ 日水製薬株式会社 研究部 1. 概要 マイコプラズマ遺伝子検出キット (Myco Finder) の性能を評価するために 下記ふたつの情報を参 考にバリデーションデータを取得した 1. 第十七改正日本薬局方 ( 平成 28 年 3 月 7 日厚生労働省告示 64 号 ) 参考情報 バイオテクノロジー応用医薬品 / 生物起源由来医薬品の製造に用いる細胞基材に対するマイコ
スライド 1
感染と CRP 感染と CRP メニュー 1.Sepsis 1 診断的 価値 Intensive Care Med 2002 2 重症度 3 治療効果 予後判定 判定 Crit Care 2011 Infection 2008 2.ICU Patients 3.VAP Crit Care 2006 Chest 2003 Crit Care Med 2002 Heart & Lung 2011
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R01
1. 集計対象医療機関数 (1,792 医療機関 ) 13.2% (7 医療機関 ) 900 床以上 N=53 86.8% (46 医療機関 ) 19.2% (70 医療機関 ) 500 899 床 N=365 80.8% (295 医療機関 ) JANIS 参加 * 200 499 床 N=2,231 43.4% (968 医療機関 ) 56.6% (1,263 医療機関 ) JANIS 参加 200
Microsoft PowerPoint - 茬囤æ—�告敧検æ�»çµ’果ㆮèª�ㆿ挹ㆨ活çfl¨æŒ¹æ³Łï¼‹JANISã…⁄ㅼㇿ説柔ä¼ıï¼› æ‘’å⁄ºçfl¨
厚生労働省院内感染対策サーベイランス事業 (JANIS) 新規参加医療機関募集に伴う JANIS データ提出 活用のための説明会 2018/7/17 よく分かる! 薬剤感受性検査結果の 読み方と活用方法 順天堂大学医学部附属順天堂医院臨床検査部三澤成毅 本講演の内容 1. 薬剤感受性検査の目的, 方法, 特徴微量液体希釈法, ディスク拡散法 2. 検査結果を理解するために必要な知識 MIC, ブレイクポイント,
プライマリーケアのためのワンポイントレクチャー「総論」(2017年4月12日開催)
総論 感染症診療の基本 感染制御部中村造 [email protected] お薦め図書 ( ポケット本 ) 初級者用辞書 中級者以上の必須本 Empiric therapy 用 初級者用マニュアル お薦め図書 ( 臨床の教科書 ) 物語的にまとめた本 辞書的な本 本日のポイント 1 感染症の 3 要素を押さえて診療する 2 グラム染色で菌を推定する 3 抗菌薬を勉強するにはまずは Spectrum
イルスが存在しており このウイルスの存在を確認することが診断につながります ウ イルス性発疹症 についての詳細は他稿を参照していただき 今回は 局所感染疾患 と 腫瘍性疾患 のウイルス感染検査と読み方について解説します 皮膚病変におけるウイルス感染検査 ( 図 2, 表 ) 表 皮膚病変におけるウイ
2012 年 12 月 13 日放送 第 111 回日本皮膚科学会総会 6 教育講演 26-3 皮膚病変におけるウイルス感染検査と読み方 川崎医科大学皮膚科 講師山本剛伸 はじめにウイルス性皮膚疾患は 臨床症状から視診のみで診断がつく例もありますが ウイルス感染検査が必要となる症例も日常多く遭遇します ウイルス感染検査法は多種類存在し それぞれに利点 欠点があります 今回は それぞれのウイルス感染検査について
,...~,.'~ 表 2.6.2.2-26 試験管内 PAE 菌株薬剤 MIC (µg/ml) PAE (h) 1 MIC 4 MIC STFX 0.025 0.92 2.35 S. aureus FDA 209-P LVFX 0.20 0.68 2.68 CPFX 0.20 1.05 1.59 SPFX 0.10 0.35 1.07 STFX 0.025 2.33 1.14 E. coli KL-16
腸内細菌科細菌 Enterobacteriaceae Escherichia coli (大腸菌) Klebsiella sp. (K. pneumoniae 肺炎桿菌など) Enterobacter sp. (E. cloacaeなど) Serratia marcescens Citrobacte
CREとJANIS検査部門 について 国立感染症研究所 細菌第2部 JANIS事務局 筒井敦子 感染症法の報告対象となる薬剤耐性菌感染症 5類全数 カルバペネム耐性腸内細菌科細菌 CRE 感染症 薬剤耐性アシネトバクター MDRA 感染症 バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌 VRSA 感染症 バンコマイシン耐性腸球菌 VRE 感染症 5類基幹定点 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 MRSA 感染症 薬剤耐性緑膿菌
ROCKY NOTE 結核に対する結核菌 LAMP 法の検査特性 (150226) 肺炎の治療の前に喀痰の検査を施行 これを機会に結核菌 LAMP 法の検査特性について調べ てみることにした 比較的新しい論文を
結核に対する結核菌 LAMP 法の検査特性 (150226) 肺炎の治療の前に喀痰の検査を施行 これを機会に結核菌 LAMP 法の検査特性について調べ てみることにした 比較的新しい論文を簡単に流し読みしてみることにした 文献 1 では感度が 98% 特異度が 78.3% と記載されている real-time fluorescence quantitative PCR (Q-PCR). の感度が 96.0%
2009年8月17日
医師 2,000 人超の調査結果を多数掲載中です https://www.facebook.com/medpeer 2013 年 8 月 1 日 メドピア株式会社 マイコプラズマ感染症診断における迅速診断キットの使用状況 について 半数以上はキットを使用していない 医師約 6 万人が参加する医師専用サイト MedPeer ( メドピア https://medpeer.jp/) を運営するメドピア 株式会社
スライド 1
DNA を用いた微生物 分析の現場での活用 平成 18 年 10 月 5 日 B 会場 15:30~15:50 三井農林 ( 株 ) 食品総合研究所微生物分析サービス 衛生管理手法の変化 従来の方法 公定法に基づく微生物検査 一般性菌数 大腸菌群の判定など 実際は HACCP や cgmp の導入 大規模 大量生産 流通の多様化 迅速化 安全性追求意識の高まり より正確正確で迅速迅速かつ簡便簡便な微生物検査方法が必要
<4D F736F F D D8ACC8D6495CF8AB38ED282CC88E397C38AD698418AB490F58FC782C982A882A282C48D4C88E E B8
肝硬変患者のヘルスケア関連感染症におけるエンピリック治療では, 広域スペクトル抗生物質を使用する方が生存率が高い : 無作為化試験 An empirical broad spectrum antibiotic therapy in health Careassociated infections improves survival in patients with cirrhosis: A randomized
PowerPoint プレゼンテーション
2013 年 10 月 3 日 ( 木 ) 東京都院内感染対策強化事業研修会 地域における耐性菌対策について 公益財団法人ライフ エクステンション研究所付属永寿総合病院感染制御部感染管理認定看護師佐藤久美 病院で感染がおこりやすい理由 易感染性患者 高齢者の増加 院内に耐性菌が増加 易感染性患者が限られた空間に密集 病原性の低い菌 ( 弱毒菌 ) でも感染症 ( 日和見感染症 ) を起こす これらを包括して
染症であり ついで淋菌感染症となります 病状としては外尿道口からの排膿や排尿時痛を呈する尿道炎が最も多く 病名としてはクラミジア性尿道炎 淋菌性尿道炎となります また 淋菌もクラミジアも検出されない尿道炎 ( 非クラミジア性非淋菌性尿道炎とよびます ) が その次に頻度の高い疾患ということになります
2015 年 3 月 4 日放送 淋菌 クラミジア感染症の現状と問題点 産業医科大学泌尿器科講師濵砂良一主な性感染症淋菌感染症およびクラミジア感染症は 性感染症の一つであり 性感染症のなかで最も頻度の高い疾患です 性感染症とは 主に性的な行為によって病原体が感染する疾患であり この淋菌 クラミジア感染症の他に 梅毒 性器ヘルペス 尖圭コンジローマ HIV 感染症など数多くの疾患が含まれます これらの疾患の一部は
シプロフロキサシン錠 100mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを
シプロフロキサシン錠 mg TCK の生物学的同等性試験 バイオアベイラビリティの比較 辰巳化学株式会社 はじめにシプロフロキサシン塩酸塩は グラム陽性菌 ( ブドウ球菌 レンサ球菌など ) や緑膿菌を含むグラム陰性菌 ( 大腸菌 肺炎球菌など ) に強い抗菌力を示すように広い抗菌スペクトルを有し 上気道感染症 尿路感染症 皮膚感染症などに有効なニューキノロン系の合成抗菌剤である シプロキサン 錠
Microsoft Word - FMB_Text(PCR) _ver3.doc
2.PCR 法による DNA の増幅 現代の分子生物学において その進歩に最も貢献した実験法の1つが PCR(Polymerase chain reaction) 法である PCR 法は極めて微量の DNA サンプルから特定の DNA 断片を短時間に大量に増幅することができる方法であり 多大な時間と労力を要した遺伝子クローニングを過去のものとしてしまった また その操作の簡便さから 現在では基礎研究のみならず臨床遺伝子診断から食品衛生検査
ン (LVFX) 耐性で シタフロキサシン (STFX) 耐性は1% 以下です また セフカペン (CFPN) およびセフジニル (CFDN) 耐性は 約 6% と耐性率は低い結果でした K. pneumoniae については 全ての薬剤に耐性はほとんどありませんが 腸球菌に対して 第 3 世代セフ
2012 年 12 月 5 日放送 尿路感染症 産業医科大学泌尿器科学教授松本哲朗はじめに感染症の分野では 抗菌薬に対する耐性菌の話題が大きな問題点であり 耐性菌を増やさないための感染制御と適正な抗菌薬の使用が必要です 抗菌薬は 使用すれば必ず耐性菌が出現し 増加していきます 新規抗菌薬の開発と耐性菌の増加は 永遠に続く いたちごっこ でしょう しかし 近年 抗菌薬の開発は世界的に鈍化していますので
糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性
2018 年 10 月 31 日放送 成人 RS ウイルス感染症 坂総合病院副院長高橋洋はじめに RS ウイルスは小児科領域ではよく知られた重要な病原体ですが 成人例の病像に関しては未だ不明の点も多いのが現状です しかし近年のいくつかの報告を契機として この病原体の成人領域での疫学や臨床像 とくに高齢者における重要性が少しずつ明らかになってきています 今回は成人における RS ウイルス肺炎の病像を当施設の成績を踏まえてお話しさせていただきます
Clostridium difficile 毒素遺伝子検査を踏まえた検査アルゴリズム
Clostridium difficile 毒素遺伝子検査を踏まえた検査アルゴリズム 委員 一般社団法人日本臨床微生物学会理事長賀来満夫感染症領域新規検査検討委員会委員長三鴨廣繁副委員長栁原克紀石井良和 大楠清文 大塚喜人 大曲貴夫國島広之 鈴木広道 細川直登 柳沢英二 Ⅰ. 背景 Clostridium difficile 感染症 (CDI) は 腸管内において毒素産生 C. difficile
Microsoft Word - H30eqa麻疹風疹実施手順書(案)v13日付記載.docx
平成 30 年度外部精度管理事業 課題 1 麻疹 風疹 実施手順書 ( ウイルスの核酸検出検査 ) 1) 検体を受け取りましたら 外部精度管理事業ホームページ (https://www.niid.go.jp/niid/ja/reference/eqa.html) にてお手続きください 2) 検体到着後 各チューブのスピンダウンを行ってから 500 マイクロリットルの Nuclease-free water
遺伝子検査の基礎知識
リアルタイム PCR( インターカレーター法 ) 実験ガイドこの文書では インターカレーター法 (TB Green 検出 ) によるリアルタイム PCR について 蛍光検出の原理や実験操作の流れなどを解説します 実際の実験操作の詳細については 各製品の取扱説明書をご参照ください - 目次 - 1 蛍光検出の原理 2 実験に必要なもの 3 実験操作法 4 結果の解析 1 1 蛍光検出の原理 インターカレーターによる蛍光検出の原理
新しい敗血症診断用検査薬を用いた遺伝子関連検査Verigene®の実施指針
新しい敗血症診断用検査薬を用いた遺伝子関連検査 Verigene の実施指針 (2017 年 3 月 1 日 ) 一般社団法人日本臨床微生物学会感染症領域新規検査検討委員会一般社団法人日本感染症学会感染症遺伝子検査委員会 新しい敗血症診断用検査薬を用いた遺伝子関連検査の実施指針 1. 新しい敗血症診断用検査薬 Verigene の製品概要 2. 新しい敗血症診断用検査薬 Verigene の検査実施指針
Microsoft Word - 【要旨】_かぜ症候群の原因ウイルス
かぜ症候群の原因ウイルス ~ サフォードウイルスもそのひとつ?~ 新潟県保健環境科学研究所ウイルス科主任研究員広川智香 1 はじめにかぜ症候群とは, 鼻やのど, 気管支や肺に急性の炎症をきたす疾患の総称で, その原因となる病原体は 80~90% がウイルスといわれています 主な原因ウイルスとしてはライノウイルス, コロナウイルス, パラインフルエンザウイルス,RS ウイルス, インフルエンザウイルスなどがあげられます
Microsoft Word - <原文>.doc
隔離予防策のための CDC ガイドライン医療現場における感染性微生物の伝播の予防 2007 年 2007 Guideline for Isolation Precautions: Preventing Transmission of Infectious Agents in Healthcare Settings 監訳県西部浜松医療センター矢野邦夫 < 原文 > http://www.cdc.gov/ncidod/dhqp/pdf/guidelines/isolation2007.pdf
一次サンプル採取マニュアル PM 共通 0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital その他の検体検査 >> 8C. 遺伝子関連検査受託終了項目 23th May EGFR 遺伝子変異検
Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 6459 8. その他の検体検査 >> 8C. 遺伝子関連検査受託終了項目 23th May. 2017 EGFR 遺伝子変異検査 ( 院内測定 ) c-erbb/egfr [tissues] 基本情報 8C051 c-erbb/egfr JLAC10 診療報酬 分析物 識別材料測定法
抗酸菌検査結果の見方
抗酸菌検査結果の見方 目次 1. 塗抹結果の見方... 2 塗抹陰性の場合... 2 塗抹陽性の場合... 3 2. 結核菌群 TRC 法結果の見方... 3 TRC 法陰性の場合... 3 TRC 法陽性の場合... 4 品質不良の場合... 4 TRC 法の結果欄に 別検体で実施 と入っている場合... 5 TRC 法の結果欄に 中止 と入っている場合... 5 3. 非結核性抗酸菌核酸増幅検査
仙台市立病院医誌 索引用語 小児 27 45 50 2007 肺炎マイコプラズマ クラミジア ニューモニエ 肺炎マイコプラズマIgM抗体およびクラミジア ニューモニエ IgM抗体の年齢別陽性頻度について ロ 恭 鈴 木 エ フ 近 力秀克 フ 谷 野 柳 武 岡本 恵 木 部 山 理 直 フ 阿 裕 生 二 哉 リ 谷 エ 俊 ウ 彦 正 司子勝 邦 竹 村 ウ 谷 大 中高 森 憲 佳 ラ 美 ウ
博士学位論文審査報告書
5 氏 名満仲翔一 学 位 の 種 類博士 ( 理学 ) 報 告 番 号甲第 465 号 学位授与年月日 2017 年 9 月 19 日 学位授与の要件学位規則 ( 昭和 28 年 4 月 1 日文部省令第 9 号 ) 第 4 条第 1 項該当 学位論文題目腸管出血性大腸菌 O157:H7 Sakai 株に存在する Stx2 ファー ジにコードされた Small Regulatory RNA SesR
別紙 1 新型インフルエンザ (1) 定義新型インフルエンザウイルスの感染による感染症である (2) 臨床的特徴咳 鼻汁又は咽頭痛等の気道の炎症に伴う症状に加えて 高熱 (38 以上 ) 熱感 全身倦怠感などがみられる また 消化器症状 ( 下痢 嘔吐 ) を伴うこともある なお 国際的連携のもとに
別紙 1 新型インフルエンザ (1) 定義新型インフルエンザウイルスの感染による感染症である (2) 臨床的特徴咳 鼻汁又は咽頭痛等の気道の炎症に伴う症状に加えて 高熱 (38 以上 ) 熱感 全身倦怠感などがみられる また 消化器症状 ( 下痢 嘔吐 ) を伴うこともある なお 国際的連携のもとに最新の知見を集約し 変更される可能性がある (3) 届出基準ア患者 ( 確定例 ) 患者 ( 確定例
562 当院におけるプロカルシトニンとプレセプシンの比較検討 東恭加 1) 加藤淳子 1) 井元明美 1) 上霜剛 1) 秋篠範子 1) 兵庫県立柏原病院 1) はじめに プロカルシトニン (PCT) は 細菌性敗血症のマーカーとして日常診療に用いられており 当院でもイムノクロマト法 (PCT-Q:
561 加藤真也 1) 小林千明 1) 中西優子 1) 伊勢赤十字病院医療技術部 1) 小児発熱性疾患におけるプロカルシトニンの臨床的意義の検討 ~ 川崎病を中心に ~ はじめに プロカルシトニン (PCT) は全身症状を伴う細菌感染症に特異的に上昇し かつ重症度を反映する炎症マーカーとしての有用性が報告されている また 小児においても細菌性敗血症の鑑別診断や 髄膜炎の重症度に関する有用性が報告されている
2017 年 2 月 1 日放送 ウイルス性肺炎の現状と治療戦略 国立病院機構沖縄病院統括診療部長比嘉太はじめに肺炎は実地臨床でよく遭遇するコモンディジーズの一つであると同時に 死亡率も高い重要な疾患です 肺炎の原因となる病原体は数多くあり 極めて多様な病態を呈します ウイルス感染症の診断法の進歩に
2017 年 2 月 1 日放送 ウイルス性肺炎の現状と治療戦略 国立病院機構沖縄病院統括診療部長比嘉太はじめに肺炎は実地臨床でよく遭遇するコモンディジーズの一つであると同時に 死亡率も高い重要な疾患です 肺炎の原因となる病原体は数多くあり 極めて多様な病態を呈します ウイルス感染症の診断法の進歩に伴い 肺炎におけるウイルスの重要性が注目されてきました 本日のお話では 成人におけるウイルス性肺炎の疫学と診断の現状
計画研究 年度 定量的一塩基多型解析技術の開発と医療への応用 田平 知子 1) 久木田 洋児 2) 堀内 孝彦 3) 1) 九州大学生体防御医学研究所 林 健志 1) 2) 大阪府立成人病センター研究所 研究の目的と進め方 3) 九州大学病院 研究期間の成果 ポストシークエンシン
計画研究 2005 2009 年度 定量的一塩基多型解析技術の開発と医療への応用 田平 知子 1) 久木田 洋児 2) 堀内 孝彦 3) 1) 九州大学生体防御医学研究所 林 健志 1) 2) 大阪府立成人病センター研究所 研究の目的と進め方 3) 九州大学病院 研究期間の成果 ポストシークエンシング時代のゲノム科学研究では 多因子性 遺伝性疾患の関連解析による原因遺伝子探索が最重要課題であ 1.
公開情報 2016 年 1 月 ~12 月年報 ( 全集計対象医療機関 ) 院内感染対策サーベイランス検査部門 Citrobacter koseri Proteus mirabilis Proteus vulgaris Serratia marcescens Pseudomonas aerugino
公開情報 2016 年 1 月 ~12 月年報 ( 全集計対象医療機関 ) 院内感染対策サーベイランス検査部門 検査部門におけるサーベイランスの概要と目的 本サーベイランスの目的は 細菌検査により検出される主要な細菌の分離頻度とその抗菌薬感受性を継続的に収集 解析し 医療機関における主要な細菌ならびに薬剤耐性菌の分離状況を明らかにすることである サーベイランスの対象となる主要菌ならびに薬剤耐性菌の分離率は
Acecide_ProductsInformation2010PDF.indd
53-0115-00-4PDF 53-0115-00-4PDF INDEX 1 3 9 11 12 16 21 38 39 40 42 43 44 45 46 47 53-0115-00-4PDF 3 1 Critical Semicritical Noncritical Disinfection Sterilization 53-0115-00-4PDF 2 53-0115-00-4PDF O =
DNA/RNA調製法 実験ガイド
DNA/RNA 調製法実験ガイド PCR の鋳型となる DNA を調製するにはいくつかの方法があり 検体の種類や実験目的に応じて適切な方法を選択します この文書では これらの方法について実際の操作方法を具体的に解説します また RNA 調製の際の注意事項や RNA 調製用のキット等をご紹介します - 目次 - 1 実験に必要なもの 2 コロニーからの DNA 調製 3 増菌培養液からの DNA 調製
PowerPoint プレゼンテーション
透析液ライン管理のエキスパートを目指して 第 20 回兵庫県臨床工学技士会定期学習会 臨床現場における透析液ラインの洗浄消毒法選択とその効果 課題 過酢酸を含む消毒剤の選択 田岡正宏 1 目的 1) 消毒の効果 薬剤の種類の 2 剤化 2) 消毒時間の短縮化 1 日の使用薬剤の 1 剤化 使用薬剤の選択 透析液ライン管理に用いられる洗浄剤の種類と特徴 過酢酸を含む消毒剤の組成 過酢酸濃度順 過酢酸
BKL Kit (Blunting Kination Ligation Kit)
製品コード 6126/6127 BKL Kit (Blunting Kination Ligation Kit) 説明書 PCR 産物を平滑末端ベクターにクローニングする場合 使用するポリメラーゼ酵素の種類により 3' 末端に余分に付加された塩基を除去し さらに 5' 末端をリン酸化する必要があります 本製品は これらの一連の反応を簡便に短時間に行うためのキットです PCR 産物の末端平滑化とリン酸化を同時に行うことにより
糖尿病診療における早期からの厳格な血糖コントロールの重要性
2019 年 5 月 1 日放送 Clostridioides (Clostridium) difficile 感染症診療カ イト ラインのホ イント 愛知医科大学大学院臨床感染症学教授三鴨廣繁はじめに Clostridioides difficile は医療関連感染としての原因菌として最も多くみられる嫌気性菌であり 下痢症や偽膜性腸炎などの多様な C. difficile infection(cdi)
ファイトプラズマ病を一網打尽に検出できる遺伝子診断キットの開発 根絶事業により途上国農業生産への貢献が期待 1. 発表者 : 難波成任 ( 東京大学大学院農学生命科学研究科生産 環境生物学専攻教授 ) 2. 発表のポイント : イネ ココヤシ バナナなどの重要作物や 花き 野菜 樹木など 1,000
ファイトプラズマ病を一網打尽に検出できる遺伝子診断キットの開発 根絶事業により途上国農業生産への貢献が期待 1. 発表者 : 難波成任 ( 東京大学大学院農学生命科学研究科生産 環境生物学専攻教授 ) 2. 発表のポイント : イネ ココヤシ バナナなどの重要作物や 花き 野菜 樹木など 1,000 種以上の植物 に感染し枯らす世界中のあらゆるファイトプラズマの高感度遺伝子診断キットを開発しまし た
緑膿菌 Pseudomonas aeruginosa グラム陰性桿菌 ブドウ糖非発酵 緑色色素産生 水まわりなど生活環境中に広く常在 腸内に常在する人も30%くらい ペニシリンやセファゾリンなどの第一世代セフェム 薬に自然耐性 テトラサイクリン系やマクロライド系抗生物質など の抗菌薬にも耐性を示す傾
2 緑膿菌 Pseudomonas aeruginosa グラム陰性桿菌 ブドウ糖非発酵 緑色色素産生 水まわりなど生活環境中に広く常在 腸内に常在する人も30%くらい ペニシリンやセファゾリンなどの第一世代セフェム 薬に自然耐性 テトラサイクリン系やマクロライド系抗生物質など の抗菌薬にも耐性を示す傾向が強い 多剤耐性緑膿菌は5類感染症定点把握疾患 赤痢菌属 グラム陰性通性嫌気性桿菌 腸内細菌科
PowerPoint プレゼンテーション
ワンヘルスに関するシンポジウム 2017 年 11 月 27 日 医療における耐性菌の現状 長崎大学大学院病態解析 診断学 ( 臨床検査医学 ) 同病院検査部栁原克紀 医療における耐性菌の現状 薬剤耐性菌とは? 重要な薬剤耐性菌 医療における耐性菌の現状 薬剤耐性菌とは? 重要な薬剤耐性菌 薬剤耐性とは? 薬剤耐性 ( やくざいたいせい ) とは 微生物が 自分に対して何らかの作用を持った薬剤に対して抵抗性を持ち
リアルタイムPCRの基礎知識
1. リアルタイム PCR の用途リアルタイム PCR 法は 遺伝子発現解析の他に SNPs タイピング 遺伝子組み換え食品の検査 ウイルスや病原菌の検出 導入遺伝子のコピー数の解析などさまざまな用途に応用されている 遺伝子発現解析のような定量解析は まさにリアルタイム PCR の得意とするところであるが プラス / マイナス判定だけの定性的な解析にもその威力を発揮する これは リアルタイム PCR
細菌または真菌の抗菌薬感受性の検査方法およびそれに用いるシステム
有効な抗菌薬を迅速に選ぶ ための簡易感受性測定法 大阪大学産業科学研究所感染制御学研究分野特任研究員 客員教授松本佳巳准教授西野邦彦大阪大学産業科学研究所技術室係長榊原昇一東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻講師飯野亮太 1 技術の概要 耐性菌の増加に伴い抗菌薬適正使用のために迅速で簡便 低コストの薬剤感受性検査が求められている 本技術は 微細加工による顕微鏡観察に適した新しい考案品と検査室にある顕微鏡を用いて
<4D F736F F F696E74202D208DD78BDB82CC95AA97A C977B814593AF92E85B93C782DD8EE682E890EA97705D>
( 病原 ) 細菌検査の流れ 細菌の分離 培養 同定 横浜市立大学医学部微生物学講座吉田篤司 ( 病原 ) 細菌検査の流れ ( 病原 ) 細菌検査の流れ 増菌培養 増菌培養 1 ( 病原 ) 細菌検査の流れ塗沫 鏡検検査 塗沫 乾燥 固定染色洗浄固定 エンテロバクターグラム染色像 55 才女性 留置カテーテル尿 尿路感染を疑いグラム染色を実施多数のグラム陽性球菌と一部フィラメント状に変形したグラム陰性桿菌が認められた
(病院・有床診療所用) 院内感染対策指針(案)
院内感染対策指針 さかえクリニック 1 院内感染対策に関する基本的な考え方院内感染の防止に留意し 感染等発生の際にはその原因の速やかな特定 制圧 終息を図ることは 医療提供施設にとって重要である 院内感染防止対策を全従業員が把握し 指針に則った医療が提供できるよう 本指針を作成するものである 2 院内感染管理体制 2-1 院長は 次に掲げる院内感染対策を行う (1) 院内感染対策指針及びマニュアルの作成
