1 2 - CT TNF 日本標準商品分類番号 シンポニー 皮下注 50mg シリンジ適正使用ガイド

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1 1 2 - CT TNF 日本標準商品分類番号 シンポニー 皮下注 50mg シリンジ適正使用ガイド

2 シンポニー による治療の流れ 投与前の確認事項 対象患者の確認効能 効果 禁忌 慎重投与 その他の注意すべき患者 p.6 8 参照 患者へのインフォームド コンセント p.9 10 参照 問診 検査 感染症 ( 疑いを含む ) 合併症 血液検査 ( 白血球数 リンパ球数 B 型肝炎ウイルス β-d グルカン等を含む ) 等 p 参照 結核スクリーニング検査 結核の既感染者 ( 疑いを含む ) には 本剤投与前に抗結核薬の投与を実施してください 活動性結核の患者には投与禁忌です p 参照 投与時の確認事項 シンポニー 投与 p 参照 投与後の確認事項 患者への注意喚起 p.11 参照 副作用のモニタリング p.16 参照 2

3 CONTENTS 本冊子について 4 Ⅰ. はじめに 5 1. シンポニー とは 5 Ⅱ. 投与前にご確認いただくこと 6 1. 適応となる患者 6 2. 適応とならない患者 6 3. 慎重投与となる患者 7 4. その他の注意すべき患者 8 5. インフォームド コンセントのポイント 9 6. 投与前に行う検査 12 Ⅲ. 投与時にご確認いただくこと シンポニー の用法 用量 シンポニー の投与方法 シンポニー の保存方法 15 Ⅳ. 投与後にご注意いただきたいこと 起こりうる副作用とその対策 16 1) 重大な副作用 17 2) その他の重要な副作用 24 3) 頻度の高い副作用 27 4) 副作用一覧 28 Drug Information 32 3 はじめにⅠシンポニー による治療の流れ 2 投与前にご確認いただくこと投与時にご確認いただくこと投与後にご注意いただきたいことⅣⅡⅢ

4 本冊子について シンポニー ( 一般名ゴリムマブ ) は 炎症性疾患の治療を目的として 米国セントコア社 ( 現 Janssen Biotech, Inc.) で新しく開発されたヒト型抗ヒト TNFα モノクローナル抗体です 米国では2009 年 4 月 欧州では2009 年 10 月に承認され 2010 年 10 月現在 世界 38の国と地域で承認されています 本邦では 田辺三菱製薬株式会社とヤンセンファーマ株式会社が共同開発し 2011 年 7 月 国内において 既存治療で効果不十分な関節リウマチ ( 関節の構造的損傷の防止を含む ) を効能 効果として承認されました シンポニー の関節リウマチ ( 以下 RA) に対する用法は 4 週に1 回の皮下注射であり プレフィルドシリンジ製剤として供給されるため 薬剤調製が不要です 本適正使用ガイドでは シンポニー の対象患者の選択 投与前後における注意事項 本剤投与により起こりうる副作用とその対策等について解説いたしました シンポニー の使用にあたっては 最新の製品添付文書及び本適正使用ガイドを熟読の上 本剤の適正使用をお願い申し上げます 4

5 シンポニー とは ヒト型の抗ヒト TNFαモノクローナル抗体です ヒト免疫グロブリンを産生するトランスジェニックマウスにヒト TNFα を免疫することにより創製されたため ヒト免疫グロブリン (IgG) のアミノ酸配列を有します 生物活性型である可溶性及び膜結合型のヒト TNFα と高い親和性を有し TNFαの受容体への結合を強力に阻害します 関節リウマチに対して4 週間に1 回 皮下注射に より投与します プレフィルドシリンジで供給されるため 薬剤調製が不要で 針刺し事故の防止にも寄与します ⅣⅠ. はじめに 5 はじめにⅠ投与前にご確認いただくことⅡ投与時にご確認いただくことⅢ投与後にご注意いただきたいこと

6 Ⅱ. 投与前にご確認いただくこと 1. 適応となる患者 効能 効果 既存治療で効果不十分な関節リウマチ ( 関節の構造的損傷の防止を含む ) 効能 効果に関連する使用上の注意 1. 過去の治療において 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わないこと ( 添付文書 重要な基本的注意 の項参照 ) 2. 適応とならない患者 添付文書上の禁忌に該当する以下の患者には 投与しないでください 禁忌解説 1) 重篤な感染症 ( 敗血症等 ) の患者 (p 参照 ) 本剤は 細胞性免疫反応を調節するTNFαの生理活性を抑制するため 感染症に対する宿主免疫能に影響を及ぼす可能性があります 重篤な感染症の患者に投与することにより感染症を悪化させるおそれがあるため 本剤を投与しないでください 2) 活動性結核の患者 (p.20 参照 ) 活動性結核の症状を悪化させるおそれがあるため 十分な問診及び胸部 X 線検査に加え インターフェロン -γ 遊離試験又はツベルクリン反応検査等を実施し 結核感染の有無を確認してください また 活動性結核と診断された場合には本剤を投与しないでください 3) 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者では 過敏症状が現れる可能性があるため 本剤を投与しないでください 4) 脱髄疾患 ( 多発性硬化症等 ) 及びその既往歴のある患者 (p.22 参照 ) 本剤を含む抗 TNF 製剤では 中枢神経系の脱髄疾患 ( 多発性硬化症等 ) の再燃又は悪化を来たす可能性が指摘されています そのため 脱髄疾患及びその既往歴のある患者には 本剤を投与しないでください 5) うっ血性心不全の患者 (p.23 参照 ) うっ血性心不全を対象とした他の抗 TNF 製剤の臨床試験において 心不全症状の悪化が認められています 本剤を含む抗 TNF 製剤により症状を悪化させるおそれがあるため 本剤を投与しないでください 6

7 添付文書上の慎重投与に該当する以下の患者には 本剤の投与前に問診 検査等を十分に実施し 本剤投与 による有益性が危険性を上回る場合にのみ 慎重に投与してください 慎重投与 解 説 1) 感染症の患者又は感染症が疑われる患者 (p.27 参照 ) 2) 結核の既往歴を有する患者 (p.20 参照 ) 3) 脱髄疾患が疑われる徴候を有する患者 及び家族歴のある患者 (p.22 参照 ) 4) 重篤な血液疾患 ( 汎血球減少症 白血球減少 好中球減少 血小板減少等 ) の患者又はその既往を有する患者 (p.22 参照 ) 5) 間質性肺炎の既往歴のある患者 (p.19 参照 ) 慎重投与となる患者本剤は免疫反応を減弱する作用を有し 正常な免疫反応に影響を及ぼす可能性がありますので 重篤でなくても 感染症を増悪 顕在化させるおそれがあります 感染症の患者又は感染症が疑われる患者では 感染症の診断 治療を優先し 感染症がコントロールできる状態となるまでは本剤の投与は控え 投与後も十分な観察を行い 必要に応じて適切な処置を行ってください 本剤の作用により 陳旧性結核を再燃させる可能性があります 十分な問診及び胸部 X 線検査に加え インターフェロン -γ 遊離試験又はツベルクリン反応検査等を実施し 結核感染の有無を確認した後 既感染者及び疑われる患者には本剤の投与前に抗結核薬の適切な予防投与を行ってください また 本剤の投与中に定期的に問診及び胸部 X 線検査等を実施し 結核の発症に十分注意してください 本剤を含む抗 TNF 製剤により まれに脱髄疾患 ( 多発性硬化症等 ) の新たな発生もしくは悪化が報告されています 脱髄疾患が疑われる患者及び家族歴のある患者に対しては 適宜神経学的評価や画像診断等の検査を行い 危険性と有益性を慎重に評価した上で本剤適用の妥当性を検討し 投与後も十分な観察を継続してください 本剤により 重篤な血液疾患 ( 汎血球減少症 白血球減少 好中球減少 血小板減少等 ) の発現が報告されています 本剤との因果関係は不明ですが 本剤投与により既存の血液疾患が悪化する可能性があるため 血液疾患の悪化が示唆された場合は 本剤の投与を中止するなど適切な処置を行ってください 本剤投与により 肺線維症を含む間質性肺炎が現れる可能性があります 間質性肺炎の既往歴のある患者では 間質性肺炎が増悪又は再発することがあるため 定期的に問診を行うなど経過観察を慎重に行ってください 感染症等の副作用の発現に留意し 十分な観察を行ってください Ⅳ3. 6) 高齢者一般に高齢者では生理機能 ( 免疫機能等 ) が低下しているため 7 はじめにⅠ投与前にご確認いただくことⅡ投与時にご確認いただくことⅢ投与後にご注意いただきたいこと

8 4. その他の注意すべき患者 1) 他の生物製剤を投与中の患者本剤は細胞性免疫反応を調節するTNFαの生理活性を抑制し 宿主免疫能に影響を及ぼす可能性があります 他の生物製剤から本剤へ切り替える場合は 十分な観察を行い 感染症の発現や増悪への注意を継続してください 2) B 型肝炎ウイルスキャリア患者 既往感染者 (p 参照 ) B 型肝炎ウイルスキャリアの患者又は既往感染者 (HBs 抗原陰性 かつHBc 抗体又はHBs 抗体陽性 ) において 本剤を含む抗 TNF 製剤の投与による B 型肝炎ウイルスの再活性化が認められています 報告された多くの症例は 免疫抑制作用を有する薬剤を併用していた症例でした 本剤の投与に先立ち 肝炎ウイルス感染の有無を確認し B 型肝炎ウイルスキャリアの患者又は既往感染者には 定期的に肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど B 型肝炎ウイルス再活性化の徴候や症状の発現に注意してください 3) 生ワクチン接種本剤投与中の患者において生ワクチンの接種に起因する感染症の発現は報告されていませんが 本剤は宿主免疫能に影響を及ぼす可能性があり 感染症発現のリスクを否定できないため 本剤投与中は生ワクチン接種を行わないでください 4) 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 授乳婦 妊娠中の投与に関する安全性は確立していません 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には 治療による有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与してください また 本剤投与中の授乳は避けてください 本剤のヒト乳汁中への移行は不明ですが 動物実験 ( サル ) では本剤の乳汁中への移行が報告されています 5) 小児等小児等での使用経験はなく 安全性は確立していません 8

9 患者のインフォームド コンセントの際は シンポニー 投与による危険性及び有益性を十分にご説明いただき 患者の十分な理解を得た上で同意を取得してください ご説明に際しては 以下の内容を参考にしてください 患者への説明 ( 投与前 ) シンポニー の治療を始める際は 関節リウマチにおける本剤の作用機序及び効果 副作用についてご説明ください 患者への説明文書 1 関節リウマチと TNFα 2シンポニー ( 一般名 : ゴリムマブ ) とは 1 関節リウマチと TNFα 関節リウマチの主な原因は 免疫の異常 です 何らかの原因で体の免疫に異常が起きると 本来 細菌やウイルスなどの病原体 ( 異物 ) にはたらく物質 ( サイトカイン ) が異常に増加し 自分の体の組織を攻撃 ( 自己免疫反応 ) して関節の炎症を引き起こし 痛みや腫れ 関節破壊を来たします このサイトカインの代表が TNFα( ティー エヌ エフ アルファ ) です 2シンポニー ( 一般名 : ゴリムマブ ) とは シンポニー は 関節リウマチの関節で発現している TNFαに特異的に結合することで TNFαによって引き起こされる関節の腫れや痛みを抑える治療薬です シンポニー の投与により 関節リウマチの炎症症状の改善や 関節破壊の進行の抑制 QOLの改善が認められています シンポニー は 4 週間に1 回の間隔で 皮下に注射します Ⅳ5. インフォームド コンセントのポイント 9 はじめにⅠ投与前にご確認いただくことⅡ投与時にご確認いただくことⅢ投与後にご注意いただきたいこと

10 シンポニー 投与後に副作用が発現した場合は 直ちに担当医に連絡するようにご指導ください 3 シンポニー の副作用について 患者への説明文書 発現する可能性のある副作用及び投与における注意事項注射部位に紅斑 疼痛 腫脹 かゆみ 出血などの注射部位反応がみられるこ注射部位反応とがあります 感 染 症 結 核 脱 髄 疾 患 血 液 障 害 うっ血性心不全 B 型肝炎の再燃 自己免疫疾患 悪 性 腫 瘍 アレルギー反応 ラテックスアレルギー 生ワクチンの接種 シンポニー はTNFαの作用を抑制することで効果を発揮しますが TNFαのはたらきが抑えられることで免疫力 ( 体を病原体などから守る力 ) が低下して 感染症にかかりやすくなる可能性があります 副作用の多くは鼻咽頭炎 上気道感染 気管支炎などの軽度なものですが 敗血症 肺炎 結核などの重篤な感染症や 真菌などの日和見感染症にかかりやすくなる可能性があります 神経を覆っている膜 ( 髄鞘 ) が破壊される病気 ( 脱髄疾患 ) が起こることがあります 代表的な疾患に多発性硬化症があります 脱髄疾患にかかっている方又は既往のある方 あるいはご家族に脱髄疾患と診断されたことのある方がいる場合は 必ず担当医に伝えてください 血液中の白血球 好中球 血小板などが減少することがあります うっ血性心不全が現れる 又は症状を悪化させることがあります B 型肝炎ウイルスキャリア又は既往感染 (HBs 抗原陰性 かつHBc 抗体又は HBs 抗体陽性 ) の患者さんでは B 型肝炎が再燃することがあります 異常な自己免疫反応により自己抗体が現れ 関節痛 筋肉痛 皮疹などの症状が現れることがあります 本剤との因果関係は不明ですが 投与を受けた患者さんでは悪性腫瘍 悪性リンパ腫が生じるリスクが高くなる可能性があります まれに投与 30 分以内に 呼吸困難 血圧低下 じんましん 吐き気などを生じるアナフィラキシーショックを含む重篤なアレルギー反応が起こることがあります 本剤の注射器の注射針カバーの素材には天然ゴム ( ラテックス ) が含まれているため ラテックスに過敏な場合 まれにかゆみ 発赤 じんましん むくみ 発熱 呼吸困難 喘息様症状 血圧低下 ショックなどのアレルギー性症状を起こすことがあります 感染症の発現リスクが否定できないため 生ワクチン接種は行わないでください 10

11 ご指導ください 患者への説明文書 4 患者への確認事項 ( 問診 ) 主な問診事項 次の病気にかかっている方 もしくはかかったことのある方は 医師にお申し出ください 感染症 ( 敗血症 肺炎など ) 悪性腫瘍 結核 うっ血性心不全 間質性肺炎 重篤な血液疾患 慢性閉塞性肺疾患 ( 汎血球減少 再生不良性貧血など ) ( 肺気腫 慢性気管支炎 COPD( 慢性閉塞 B 型肝炎性肺疾患の略号 ) などを含む ) その他の合併症 脱髄疾患 ( 多発性硬化症など ) 妊婦又は妊娠している可能性のある方は 医師にお申し出ください シンポニー の治療中は授乳をすることができません 授乳中の方は授乳を中止してください これまでに生物製剤の投与を受けたことのある方は 医師にお申し出ください 患者への説明 ( 投与後 ) シンポニー による治療を行っている間は 副作用が疑われる症状の発現に十分注意するようご指導ください 患者への説明文書 5 患者への注意喚起シンポニー による治療中に異変を感じた場合は 速やかに担当医もしくは看護師に連絡してください 特に以下のような症状があらわれた場合は すぐにご連絡ください 風邪っぽい 寒気がする 熱がある 咳 痰を伴う咳が出る ( 特に持続する咳 発熱など ) 嘔吐 下痢をする 息切れする 胸が痛む 疲れやすく だるい 脱力する 発疹が出た 皮膚にかゆみがある 熱をもって腫れる 口内炎ができるようになった 11 はじめにⅠシンポニー の投与にあたり 以下の事項に該当する場合には 事前に必ず担当医に申し出るように投与前にご確認いただくこと投与時にご確認いただくこと投与後にご注意いただきたいことⅣⅡⅢ

12 6. 投与前に行う検査 シンポニー による治療を始める前に 以下の問診 検査を行います 治療開始前に行われる問診 検査 問診 (p.11 主な問診事項参照 ) 血液検査 ( 白血球数 リンパ球数 B 型肝炎ウイルス β-dグルカン等 ) 結核スクリーニング検査必須項目 : 問診 ( 既往歴 家族歴 結核患者との接触歴等 ) インターフェロン -γ 遊離試験 ツベルクリン反応検査 胸部 X 線検査その他 : 胸部 CT 撮影 ( 結核 呼吸器疾患の有無 ) 結核に関しては p.20 B 型肝炎に関しては P 参照 関節リウマチ (RA) に対するTNF 阻害薬使用ガイドライン (2014 年 6 月改訂版 ) 投与禁忌 1. 活動性結核を含む重篤な感染症を有している 明らかな活動性を有している感染症を保有する患者においては その種類に関係なく感染症の治療を優先し 感染症の治癒を確認後にTNF 阻害薬の投与を行う 2. NYHA 分類 Ⅲ 度以上のうっ血性心不全を有する Ⅱ 度以下は慎重な経過観察を行う NYHA(New York Heart Association) 心機能分類 (1964 年 ) Ⅰ 度 : 心臓病を有するが 自覚的運動能力に制限がないもの Ⅱ 度 : 心臓病のため 多少の自覚的運動能力の制限があり 通常の運動によって 疲労 呼吸困難 動悸 狭心痛等の症状を呈するもの Ⅲ 度 : 心臓病のため 著しい運動能力の制限があり 通常以下の軽い運動で症状が発現するもの Ⅳ 度 : 心臓病のため 安静時でも症状があり 最も軽い運動によっても 症状の増悪がみられるもの 3. 悪性腫瘍 脱髄疾患を有する 日本リウマチ学会 : 関節リウマチ (RA) に対する TNF 阻害薬使用ガイドライン (2014 年 6 月改訂版 ) 詳細は日本リウマチ学会ホームページをご参照ください 12

13 1. シンポニー の用法 用量 用法 用量 メトトレキサートを併用する場合 通常 成人にはゴリムマブ ( 遺伝子組換え ) として 50mgを4 週に1 回 皮下注射する なお 患者の状態に応じて 1 回 100mgを使用することができる メトトレキサートを併用しない場合通常 成人にはゴリムマブ ( 遺伝子組換え ) として 100mgを4 週に1 回 皮下注射する 用法 用量に関連する使用上の注意 mg 投与を行う際は 100mg 投与は50mg 投与に比較して 一部の重篤な副作用の発現頻度が高まる可能性があることを考慮すること ( 添付文書 その他の注意 の項参照 ) 2. 本剤 3 4 回投与後に治療反応が得られない場合は 治療継続の可否も含め 治療計画を再考すること 3. メトトレキサート併用下での 100mg 投与は 50mg 投与に比べて関節の構造的損傷の進展防止効果が優ることが示唆されていることから 患者の症状 関節の画像検査所見 臨床検査値等を勘案して関節の構造的損傷の進展が早いと考えられる場合に慎重に考慮すること ( 添付文書 臨床成績 の項参照 ) 4. 本剤単独投与による有効性はメトトレキサート併用時に比べ低いことが示されているため 本剤の単独 投与はメトトレキサートが使用できない場合等に考慮すること ( 添付文書 臨床成績 の項参照 ) 2. シンポニー の投与方法 本剤は 患者による自己注射ではなく 医療従事者による投与が必要です 下記の手順により投与してください シンポニー を注射する部位は 上腕部 腹部 大 部のいずれかの 所が適しています ⅣⅢ. 投与時にご確認いただくこと 13 はじめにⅠ投与前にご確認いただくことⅡ投与時にご確認いただくことⅢ投与後にご注意いただきたいこと

14 ❶ 投与前の準備 投与前に冷蔵庫から取り出し 常温に戻した後に投与してください なお 冷蔵庫から取り出した際に製剤が凍結していた場合は 使用しないでください また 製剤は決して振らないでください 1 らの り出し 2 シリン および薬液の確認 箱の中にあるプラスチックケースからシンポニー 本体を取り出します この際 シンポニー のシリンジ中 部分のニードルガード本体を必ず持ってください プレフィルドシリンジのニードルガード本体部分を 針カバーを上にした状態でしっかりと持ちます その際 ニードルガード作動クリップ部分に触れないようにしてください シリンジが壊れていたり 期限が過 ていないかを確認します また 薬液確認 よりシリンジ内の が無 もしくは であることを確認します ❷ 投与 1 ーの り し 2 シリン を つ 投与の準 が う ( 投与直前 ) まで 針カバーは取り外さないでください 投与の準 が ったら 片手でニードルガード本体部分を持ち もう片方の手でまっすぐ針カバーを取り外します 片方の手で 人 し指と中指で むようにしてニードルガード本体を持ち 指をプランジャーヘッドに添えます 3 シンポニー の投与 ( 下の に注 ) 4 を ら く プレフィルドシリンジを持っていない方の手で あらかじめ消 した投与部位をやさしくつまみます 針先の断面を上に け つまんだ皮膚の中 に 度の角度で針を素早く 入し プランジャーヘッドが し切れるまでゆっくり皮下に注入を続けます 薬液をすべて投与し切ったら プランジャーヘッドを し続けたまま 針を皮膚から きます 14

15 1 が ーされ す 完全に皮膚から針が離れたら プランジャーヘッドからゆっくり 指の圧力を めます 針全体がすっぽりとかくれるように ニードルガード部分がスライドします 投与後 Ⅳ❸ 投与後は患者の状態にご注意ください 特に重篤なアレルギー症状 (p.23 参照 ) 注射部位反応(p.27 参照 ) の発現等に注意し 必要に応じて適切な処置を行ってください 3. シンポニー の保存方法 シンポニー は遮光し 凍結を避けて 2 8 で保存してください 使用期限は製造後 2 年です 使用前に ラベル 外箱に表示されている最終使用年月を必ず確認してご使用ください 2 使用後のプレフィルドシリンジは 分解したりせずに そのまま 通性 容器に適切に してください 15 はじめにⅠ投与前にご確認いただくことⅡ投与時にご確認いただくことⅢ投与後にご注意いただきたいこと

16 Ⅳ. 投与後にご注意いただきたいこと 1. 起こりうる副作用とその対策 シンポニー は 細胞性免疫反応を調節するTNFα( 腫瘍壊死因子 α) に特異的に結合し その生理活性を抑制するモノクローナル抗体であり 過剰に産生されているTNFαを介したシグナル伝達経路を阻害することで効果を発揮します しかしながら TNFαの有する正常な生理機能を阻害することによる副作用が発現する可能性があります 本剤を含む免疫系に影響を及ぼす薬剤は 感染症及び悪性腫瘍に対する宿主の防御機構やワクチン接種に対する応答に影響を及ぼす可能性があります 本剤の投与により発現する可能性のある注意すべき副作用は 以下のとおりです 承認時までの国内外の臨床試験の結果から 本剤投与により発現する副作用はいずれも抗 TNF 製剤の類薬で認められているものと同様であり 本剤のみに特有の有害事象は認められていません 本剤による治療開始前に必ず熟読いただき 適正使用をお願いいたします また 本剤の国内における使用経験は限られているため 本適正使用ガイドに記載されている副作用以外にも最新の製品添付文書を熟読の上 十分に注意してください なお 事前に必ず患者又は家族への説明を行ってください 16

17 重篤な感染症 * 重大な副作用 Ⅳ1) *: 添付文書における重大な副作用 本剤を含む抗 TNF 製剤において 敗血症 肺炎 真菌感染症を含む日和見感染症等の致命的な感染症が報告されており 重篤な感染症の多くは免疫抑制療法を併用している患者において認められています 本剤の国内臨床試験 ( 承認時 ) 1 では敗血症の発現は認められませんでしたが 肺炎 (0.7%) 等の重篤な感染症が認められており 感染症による死亡例 1 例が報告されています 海外臨床試験 2 における重篤な感染症の発現割合は ゴリムマブ 50mg 群 1.5% ゴリムマブ 100mg 群 2.2% でした 1: 国内 4 試験統合における副作用 2: 海外 3 試験統合における副作用 (16 週まで ) 主な初期症状 悪寒 発熱 咳 痰 鼻水 倦怠感等 投与前の注意 重篤な感染症 ( 敗血症等 ) の患者には シンポニー は投与禁忌となっています 感染症の再発を繰り返す患者 易感染性の状態にある患者 あるいは慢性 潜在性の感染又は局所感染が ある患者に対しては 慎重に投与してください また 本剤は抗 TNF 製剤であり アバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用により重篤な感染症の発現の可能性が あるため 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わないでください プラセボを対照とした海外臨床 試験において 抗 TNF 製剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用により 効果の増強は示されず 抗 TNF 製剤のみによる治療を受けた患者と比べて感染症及び重篤な感染症が多く発現したとの報告 1,2) があります 1) Weinblatt, M., et al.: Arthritis Rheum., 54: 2807, ) Weinblatt, M., et al.: Ann. Rheum. Dis., 66: 228, 2007 投与中の注意 本剤による治療中は十分な観察を行い 感染症の発現や増悪に注意してください 重篤な感染症の初期症状や感染症を疑う所見を認める場合は 本剤による治療は一時中断し 次ページのフローチャートを参考に適切な処置を行ってください 感染症が完治するまで本剤の投与を再開せず 感染症治療を優先してください 敗血症が発現すると頻脈 頻呼吸 低血圧 乏尿 錯乱等の他 肺 腎臓 肝臓を含む多くの臓器が機能不全に陥ることもあります その場合には 本剤の中止 原因菌の同定 抗菌薬の投与 輸液負荷 昇圧薬や強心薬の投与 輸血 ( 赤血球 血小板 ) 血糖コントロール 副腎皮質ステロイドの投与 人工呼吸管理 血液透析等の適切な処置を行ってください 患者に対しては 感染源への接触を避けるように説明し 感染症の症状がみられる場合には自己判断せず 速やかに担当医に連絡するように指導してください 17 はじめにⅠ投与前にご確認いただくことⅡ投与時にご確認いただくことⅢ投与後にご注意いただきたいこと

18 生物学的製剤 トファシチニブ投与中における発熱 咳 呼吸困難に対するフローチャート 日本リウマチ学会 : 関節リウマチ (RA) に対する TNF 阻害薬使用ガイドライン (2014 年 6 月改訂版 ) 詳細は日本リウマチ学会ホームページをご参照ください 18

19 間質性肺炎 を否定できない 間質性肺炎 が報告されています また 海外臨床試験においては重篤な間質性肺疾患が 1 例 その他 3 例 4 件に肺臓炎が報告されています 主な初期症状痰を伴わない咳嗽 ( 乾性咳嗽 ) 息切れ 発熱等呼吸困難が高度の場合 頻呼吸 聴診による捻髪音 (fine crackles) 投与中の注意本剤投与中は呼吸器症状に十分注意してください 間質性肺炎の既往歴のある患者 間質性肺炎の疑われる患者に対しては 定期的に問診を行うなど経過観察を慎重に行ってください 異常が認められた場合には 速やかに胸部 X 線検査 胸部 CT 検査及び血液ガス検査等を実施し 本剤の投与を中止するとともにニューモシスティス肺炎と鑑別診断 (β-d グルカン KL-6の測定等 ) を考慮に入れ 適切な処置を行ってください 患者に対しては 肺疾患の副作用が疑われる症状がみられる場合には 速やかに担当医に連絡するように指導してください はじめに本剤投与により 肺線維症を含む間質性肺炎が現れる可能性があります 国内において 本剤との因果関係与前にご確認いただくことⅣ19 Ⅰ投Ⅱ投与時にご確認いただくことⅢ投与後にご注意いただきたいこと

20 結核 一般に 結核菌に対する生体防御機構として腫瘍壊死因子 (TNF) が主な役割を果たすことが報告されています シンポニー 投与により TNFαを介する免疫機能が低下し 播種性結核 ( 粟粒結核 ) 及び肺外結核 ( 胸膜 リンパ節等 ) を含む結核に感染する可能性があります また TNFαは肉芽腫形成にも関与しているため既感染患者の結核を活動化させるおそれがあり 結核の再燃を来たす可能性があります 本剤の国内臨床試験 ( 承認時 ) では活動性結核の発現は認められていませんが 海外臨床試験では 13 例に活動性結核の発現が報告されています これらは 1 例を除き いずれも治療により事象は消失しました 主な初期症状持続する咳 体重減少 発熱等投与前の注意本剤の投与に先立ち すべての患者に十分な問診及び胸部 X 線検査に加え インターフェロン -γ 遊離試験又はツベルクリン反応検査による結核スクリーニング検査を必須とし 必要に応じて胸部 CT 撮影などを行い 潜在性結核感染の有無を確認してください 特に 重篤な疾患もしくは易感染状態の患者においては ツベルクリン反応等の検査で偽陰性となる可能性があるので注意してください 結核の既往歴を有する患者及び結核感染が疑われる患者には 複数の検査により適切に感染の有無を確認し 必要に応じて結核の診療経験がある医師に相談してください 活動性結核感染の場合活動性結核感染の患者には シンポニー は投与禁忌となっています 投与を考慮する場合は 活動性結核に対する治療 ( 化学療法 ) を行った後に再度 結核スクリーニングを行ってください 結核の既感染患者の場合結核の既往歴を有する場合及び結核感染が疑われる場合には 結核の診療経験がある医師に相談してください (1) 胸部画像検査で陳旧性結核に合致するか推定される陰影を有する患者 (2) 結核の治療歴 ( 肺外結核を含む ) を有する患者 (3) インターフェロン -γ 遊離試験やツベルクリン反応検査等の検査により 既感染が強く疑われる患者 (4) 結核患者との濃厚接触歴を有する患者 のいずれかの患者には 結核等の感染症について診療経験を有する医師と連携の下 原則として本剤の投与開始前に適切な抗結核薬を投与してください 投与中の注意本剤投与中は 定期的に問診及び胸部 X 線検査等を行い 結核症状の発現に十分注意してください 本剤投与前にツベルクリン反応等の検査が陰性の患者においても 投与後活動性結核が現れることがあるため注意してください 患者に対しては 結核が疑われる症状 ( 持続する咳 発熱等 ) がみられる場合には 速やかに担当医に連絡するように指導してください 20

21 投与前にご確認いただくこと投与時にご確認いただくこと生物学的製剤投与時の結核予防対策 Ⅳ 渡辺彰 : リウマチ科, 37 : 356, 2007 より引用改変 21 はじめにⅠⅡⅢ投与後にご注意いただきたいこと

22 脱髄疾患 本剤を含む抗 TNF 製剤において 中枢神経系の新たな脱髄疾患 ( 多発性硬化症等 ) の発現もしくは悪化が報告されています 本剤の国内臨床試験 ( 承認時 ) では脱髄疾患の発現は認められていませんが 海外臨床試験において新たな脱髄疾患が1 例 既存の脱髄の悪化とみられる非重篤な脱髄疾患が1 例に認められています 主な初期症状 腕 下肢 体幹 顔にしびれ 刺すような痛み 焼けつくような感覚異常 疲労感 手脚の動作の鈍化 複視や眼のかすみ等の視力障害 気分の変動や抑うつ等の精神性障害等投与前の注意脱髄疾患 ( 多発性硬化症等 ) 及びその既往歴のある患者には シンポニー は投与禁忌となっています 脱髄疾患が疑われる徴候を有する患者及び家族歴のある患者に対しては 神経学的評価や画像診断等の検査を行い 危険性と有益性を慎重に評価した上で 本剤適用の妥当性を検討してください 投与中の注意本剤投与後は十分に観察を行い 異常が認められた場合には本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行ってください 重篤な血液障害 海外において認められた副作用であり頻度は不明ですが まれに汎血球減少症 白血球減少症 好中球減少症 血小板減少症等の重篤な血液障害が発現したとの報告があります また 重篤な血液障害の既往を有する患者では 症状が悪化するおそれがあります 主な初期症状発熱持続 皮下出血 出血 蒼白等投与中の注意異常が認められた場合には本剤の投与を中止し 適切な処置を行ってください 22

23 投与前にご確認いただくことうっ血性心不全 本剤はうっ血性心不全患者を対象とした臨床試験を実施していませんが 他の抗 TNF 製剤におけるうっ血性心不全を対象とした臨床試験では 心不全症状の悪化 死亡率の上昇が報告されており 本剤を含む抗 TNF 製剤によりうっ血性心不全の症状を悪化させるおそれがあります 本剤の国内臨床試験 ( 承認時 ) ではうっ血性心不全の発現報告はありませんでした 海外臨床試験では 24 週までに 2 例にうっ血性心不全の発現が認められましたが 本剤との因果関係なし 可能性小と判定されました 投与中の注意対しては 本剤投与中は十分な観察を行い 異常が認められた場合には本剤の投与を中止するなどの適切な処置を行ってください 重篤なアレルギー反応 本剤の国内臨床試験 ( 承認時 ) では報告されていませんが 海外臨床試験においてアナフィラキシー様症状等の重篤なアレルギー反応が発現したとの報告があり 本剤初回投与後に発現した症例も報告されています また 他の抗 TNF 製剤で 遅発性にアレルギー反応 ( 筋肉痛 関節痛 発熱 発疹等 ) が起こることが報告されています 1) 1)Lees CW., et al.:ailment Pharmacol Ther., 29: 286, 2009 主な初期症状ショック アナフィラキシー様症状 : 呼吸困難 血圧低下 チアノーゼ 吐き気等対処方法 投与前の注意本剤投与前に十分な問診を行い アレルギー歴 家族歴等を確認してください 投与中の注意観察を十分に行い 異常が認められた場合には本剤の投与を中止し 速やかに適切な処置を行ってください ループス様症候群 本剤の国内臨床試験 ( 承認時 ) ではループス様症候群の発現は認められていませんが 海外臨床試験において 新たな自己免疫疾患として軽度の全身性エリテマトーデスの発現が1 例報告されています 発現頻度は不明ですが 本剤投与によりループス様症候群等の自己免疫疾患が発現する可能性があります 主な初期症状発熱 全身倦怠感 体重減少 多関節痛 ( 炎 ) 顔面蝶型紅斑 紅斑様発疹 漿膜炎 貧血 血小板減少 腎症状 神経症状 心膜炎 胸膜炎 肺実質病変等投与中の注意本剤投与後に抗核抗体陽性のループス様症候群が発現した場合は 本剤の投与を中止してください 遷延化する場合は抗炎症剤あるいは副腎皮質ホルモン剤の投与等適切な処置を行い 症状が回復するまで患者の状態を十分に観察してください はじめにシンポニー はうっ血性心不全に対し 投与禁忌となっています うっ血性心不全の発症リスクのある患者に Ⅳ23 ⅠⅡⅢ投与時にご確認いただくこと投与後にご注意いただきたいこと

24 2) その他の重要な副作用 B 型肝炎ウイルスの再活性化 本剤を含む抗 TNF 製剤を投与されたB 型肝炎ウイルスキャリア患者又は既往感染者 (HBs 抗原陰性 かつ HBc 抗体又はHBs 抗体陽性 ) において B 型肝炎ウイルスの再活性化が認められています 報告された症例の多くは 免疫抑制作用を持つ薬剤を併用していた症例です 投与中の注意 B 型肝炎ウイルスキャリア患者又は既往感染者に対して本剤を投与する場合は 本剤の投与開始前 投与中 及び投与中止後数ヵ月間は肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど 次ページの B 型肝炎対策ガイドライン を参考に B 型肝炎ウイルスの再活性化の徴候や症状発現の評価及び経過観察を慎重に行ってください 24

25 免疫抑制 化学療法により発症する B 型肝炎対策ガイドライン ( 改訂版 ) 1 HBs 2 HBs HBs HBc HBs HBe HBe 3 HBcHBs HBc HBs HBV DNA 4 HBV DNA 2.1 log copies/ml 2.1 log copies/ml 6 5 a, b, c HBV DNA 1 /1 3 AST/ALT 1 / , 8, 9, log copies/ml 2.1 log copies/ml 7 補足血液悪性疾患に対する強力な化学療法中あるいは終了後に HBs 抗原陽性あるいはHBs 抗原陰性例の一部にHBV 再活性化により B 型肝炎が発症し その中には劇症化する症例があり 注意が必要である また 血液悪性疾患または固形癌に対する通常の化学療法およびリウマチ性疾患 膠原病などの自己免疫疾患に対する免疫抑制療法においても HBV 再活性化のリスクを考慮して対応する必要がある 通常の化学療法および免疫抑制療法においては HBV 再活性化 肝炎の発症 劇症化の頻度は明らかでなく ガイドラインに関するエビデンスは十分ではない また 核酸アナログ投与による劇症化予防効果を完全に保証するものではない 注 1) 免疫抑制 化学療法前に HBVキャリアおよび既往感染者をスクリーニングする まず HBs 抗原を測定して HBVキャリアかどうか確認する HBs 抗原陰性の場合には HBc 抗体およびHBs 抗体を測定して 既往感染者かどうか確認する HBs 抗原 HBc 抗体およびHBs 抗体の測定は 高感度の測定法を用いて検査することが望ましい また HBs 抗体単独陽性 (HBs 抗原陰性かつHBc 抗体陰性 ) 例においても HBV 再活性化は報告されており ワクチン接種歴が明らかである場合を除き ガイドラインに従った対応が望ましい 注 2) HBs 抗原陽性例は肝臓専門医にコンサルトすること 全ての症例で核酸アナログ投与にあたっては肝臓専門医にコンサルトするのが望ましい 注 3) 初回化学療法開始時にHBc 抗体 HBs 抗体未測定の再治療例および既に免疫抑制療法が開始されている例では 抗体価が低下している場合があり HBV DNA 定量検査などによる精査が望ましい 注 4) 既往感染者の場合は リアルタイム PCR 法により HBV DNAをスクリーニングする 注 5) a. リツキシマブ ステロイド フルダラビンを用いる化学療法および造血幹細胞移植例は 既往感染者からの HBV 再活性化の高リスクであり 注意が必要である 治療中および治療終了後少なくとも 12か月の間 HBV DNAを月 1 回モニタリングする 造血幹細胞移植例は 移植後長期間のモニタリングが必要である b. 通常の化学療法および免疫作用を有する分子標的薬を併用する場合においても頻度は少ないながら HBV 再活性化のリスクがある HBV DNA 量のモニタリングは 1 3か月ごとを目安とし 治療内容を考慮して間隔および期間を検討する 血液悪性疾患においては慎重な対応が望ましい c. 副腎皮質ステロイド 免疫抑制薬 免疫抑制作用あるいは免疫修飾作用を有する分子標的治療薬による免疫抑制療法においても HBV 再活性化のリスクがある 免疫抑制療法では 治療開始後および治療内容の変更後少なくとも 6か月間は 月 1 回のHBV DNA 量のモニタリングが望ましい 6か月後以降は 治療内容を考慮して間隔および期間を検討する 注 6) 免疫抑制 化学療法を開始する前 できるだけ早期に投与を開始するのが望ましい ただし ウイルス量が多いHBs 抗原陽性例においては 核酸アナログ予防投与中であっても劇症肝炎による死亡例が報告されており 免疫抑制 化学療法を開始する前にウイルス量を低下させておくことが望ましい 注 7) 免疫抑制 化学療法中あるいは治療終了後に HBV-DNAが2.1 log copies/ml 以上になった時点で直ちに投与を開始する 免疫抑制 化学療法中の場合 免疫抑制薬や免疫抑制作用のある抗腫瘍薬は直ちに投与を中止せず 対応を肝臓専門医と相談するのが望ましい 注 8) 核酸アナログはエンテカビルの使用を推奨する 注 9) 下記の条件を満たす場合には核酸アナログ投与の終了を検討してよい スクリーニング時に HBs 抗原陽性例ではB 型慢性肝炎における核酸アナログ投与終了基準を満たす場合 スクリーニング時に HBc 抗体陽性またはHBs 抗体陽性例では (1) 免疫抑制 化学療法終了後 少なくとも 12か月間は投与を継続すること (2) この継続期間中にALT(GPT) が正常化していること ( 但しHBV 以外にALT 異常の原因がある場合は除く )(3) この継続期間中にHBV DNAが持続陰性化していること 注 10) 核酸アナログ投与終了後少なくとも 12か月間は HBV DNAモニタリングを含めて厳重に経過観察する 経過観察方法は各核酸アナログの使用上の注意に基づく 経過観察中にHBV DNAが2.1 log copies/ml 以上になった時点で直ちに投与を再開する Ⅳ 日本肝臓学会肝炎診療ガイドライン作成委員会 :B 型肝炎治療ガイドライン ( 第 2 版 ), 2014 年 6 月 ( 25 はじめにⅠ投与前にご確認いただくことⅡ投与時にご確認いただくことⅢ投与後にご注意いただきたいこと

26 悪性腫瘍 本剤を含む抗 TNF 製剤で 悪性リンパ腫等の悪性腫瘍の発現が報告されています 抗 TNF 製剤との因果関係は明確ではありませんが 本剤投与により悪性腫瘍が発現することが報告されています 関節リウマチ及びその他の慢性炎症性疾患の患者では 免疫抑制剤の長期間投与によりリンパ腫の発現リスクが高いこと 1) 疾患活動性が高い患者集団ではリンパ腫の発現リスクがさらに高くなること 1,2) 他の免疫抑制剤による悪性リンパ腫の発現リスクへの影響の可能性があること 3,4,5) が報告されています また 本剤を含む抗 TNF 製剤でメラノーマの発現 6) 他の抗 TNF 製剤でメルケル細胞癌の発現 7,8) が報告されています 1)Baecklund E., et al.:arthritis. Rheum., 54:692, )Wolfe, F., et al.:arthritis. Rheum., 50:1740, )Taillan, B., et al.:clin. Rheumatol.,12:93, )Mariette, X., et al.:blood., 99:3909, )Jones, M., et al.:br. J. Rheumatol., 35:738, )Raaschou P., et al.: BMJ, 346: f1939, )De Giorgi V., et al.:acta Derm Venereol., 91:354, )Linn-Rasker SP., et al.:ned Tijdschr Geneeskd., 156:A4464, 2012 投与中の注意本剤投与中は 患者の状態を十分に観察してください ラテックスアレルギー 本剤のシリンジ注射針部分のカバーには乾燥天然ゴム ( ラテックス類縁物質 ) が含有されているため ラテックスに過敏症の既往歴あるいは可能性のある場合は かゆみ 発赤 蕁麻疹 むくみ 発熱 呼吸困難 喘息様症状 血圧低下 ショック等のアレルギー性症状を起こすことがあるので注意してください 26

27 3) 頻度の高い副作用注射部位反応 射部位紅斑が9.3% に認められました 本剤に対する抗体陽性例は少ないことから 注射部位反応と抗体の存在との関連性は不明です 主な初期症状注射部位に発現する紅斑 発赤 疼痛 腫脹 そう痒 硬結 出血 血腫等投与中の注意注射部位反応の多くは数日で自然に消失しますが 皮膚の状態によりステロイド剤 抗アレルギー剤 抗ヒスタミン剤による処置を行ってください 感染症 国内臨床試験 ( 承認時 ) における感染症及び寄生虫症の副作用発現率は 138 例 (31.9%)214 件で 主な感染症及び寄生虫症は 鼻咽頭炎 17.3% 咽頭炎 3.5% 胃腸炎 2.5% 上気道感染 1.6% 気管支炎 1.4% 帯状疱疹 1.4% でした 海外臨床試験における感染症及び寄生虫症の副作用発現率は ゴリムマブ 50mg 投与群で11.0% 100mg 投与群で10.7% でした 主な初期症状悪寒 発熱 咳 痰 鼻水 倦怠感等投与中の注意症状発現に注意し 必要に応じて適切な処置を行ってください はじめに国内臨床試験 ( 承認時 ) において 本剤投与による注射部位反応 ( 硬結 そう痒感 蕁麻疹等 ) が5.5% 注にご確認いただくことⅣ27 Ⅰ投与前Ⅱ投与時にご確認いただくことⅢ投与後にご注意いただきたいこと

28 4) 副作用一覧 国内臨床試験 ( 承認時 ) 既存治療で効果不十分な関節リウマチ患者を対象に実施した国内臨床試験における安全性評価対象症例 581 例中 449 例 (77.3%) に副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が認められました 主なものは 鼻咽頭炎 131 例 (22.5%) 上気道感染 66 例 (11.4%) 注射部位紅斑 54 例 (9.3%) 注射部位反応 32 例 (5.5%) 咽頭炎 32 例 (5.5%) でした ( 承認時 ) 副作用及び臨床検査値異常発現頻度一覧 調 査症例数 581 例 副作用発現症例数 449 例 副作用発現症例率 77.3% 副作用の種類 発現例数 (%) 感染症および寄生虫症 300(51.6) 鼻咽頭炎 131(22.5) 上気道感染 66(11.4) 胃腸炎 42( 7.2) 咽頭炎 32( 5.5) 細菌感染 22( 3.8) 気管支炎 17( 2.9) 皮膚真菌感染 17( 2.9) 膀胱炎 11( 1.9) 帯状疱疹 11( 1.9) 口腔ヘルペス 10( 1.7) 副鼻腔炎 9( 1.5) 扁桃炎 7( 1.2) 爪囲炎 6( 1.0) ウイルス感染 5( 0.9) 蜂巣炎 5( 0.9) インフルエンザ 4( 0.7) 肺炎 4( 0.7) 鼻炎 4( 0.7) 中耳炎 3( 0.5) 単純ヘルペス 2( 0.3) 膿瘍 2( 0.3) 膿痂疹 2( 0.3) 副作用の種類 発現例数 (%) 外耳炎 2( 0.3) 全身性真菌症 2( 0.3) 化膿 2( 0.3) 喉頭炎 1( 0.2) 感染 1( 0.2) 髄膜炎 1( 0.2) 歯髄炎 1( 0.2) 腎盂腎炎 1( 0.2) ニューモシスティスジロヴェシ肺炎 1( 0.2) 良性 悪性および詳細不明の新生物 ( 嚢胞およびポリープを含む ) 10( 1.7) 皮膚乳頭腫 4( 0.7) 乳房の良性新生物 1( 0.2) 骨新生物 1( 0.2) 乳癌 1( 0.2) 結腸癌 1( 0.2) 甲状腺新生物 1( 0.2) 子宮平滑筋腫 1( 0.2) 卵巣新生物 1( 0.2) 血液およびリンパ系障害 23( 4.0) 白血球減少症 13( 2.2) 貧血 6( 1.0) リンパ節炎 2( 0.3) 血小板減少症 2( 0.3) 免疫系障害 9( 1.5) 過敏症 9( 1.5) 内分泌障害 1( 0.2) 自己免疫性甲状腺炎 1( 0.2) 28

29 代謝および栄養障害 26( 4.5) 高脂血症 9( 1.5) 高コレステロール血症 8( 1.4) 糖尿病 4( 0.7) 低血糖症 2( 0.3) 高尿酸血症 2( 0.3) 脂質代謝障害 2( 0.3) 脱水 1( 0.2) 精神障害 8( 1.4) 不眠症 5( 0.9) 不安 1( 0.2) 錯乱状態 1( 0.2) 神経過敏 1( 0.2) 神経系障害 50( 8.6) 頭痛 23( 4.0) 浮動性めまい 16( 2.8) 神経痛 5( 0.9) 感覚鈍麻 2( 0.3) 意識変容状態 1( 0.2) 小脳梗塞 1( 0.2) 味覚異常 1( 0.2) 知覚過敏 1( 0.2) 頭蓋内動脈瘤 1( 0.2) 片頭痛 1( 0.2) 末梢性感覚ニューロパチー 1( 0.2) 第 6 脳神経麻痺 1( 0.2) 平衡障害 1( 0.2) 嗅覚減退 1( 0.2) 眼障害 20( 3.4) 眼乾燥 4( 0.7) 角膜炎 3( 0.5) 白内障 2( 0.3) 霰粒腫 2( 0.3) 結膜出血 2( 0.3) 眼充血 2( 0.3) 眼精疲労 1( 0.2) 眼瞼炎 1( 0.2) 複視 1( 0.2) 眼瞼浮腫 1( 0.2) 瞼板腺炎 1( 0.2) 視神経乳頭浮腫 1( 0.2) 網膜剥離 1( 0.2) 副作用の種類 Ⅳ歯周病 3( 0.5) 発現例数 (%) 副作用の種類 発現例数 (%) 耳および迷路障害 8( 1.4) 耳鳴 4( 0.7) 難聴 3( 0.5) 耳不快感 1( 0.2) 心臓障害 8( 1.4) 動悸 6( 1.0) 上室性期外収縮 1( 0.2) 頻脈 1( 0.2) 心室性期外収縮 1( 0.2) 血管障害 13( 2.2) 高血圧 10( 1.7) 低血圧 1( 0.2) 末梢循環不全 1( 0.2) 血管炎 1( 0.2) 呼吸器 胸郭および縦隔障害 35( 6.0) 咳嗽 11( 1.9) 口腔咽頭痛 9( 1.5) 器質化肺炎 2( 0.3) 口腔咽頭不快感 2( 0.3) 喘息 2( 0.3) 呼吸困難 2( 0.3) 鼻粘膜障害 2( 0.3) 咽頭紅斑 1( 0.2) 無気肺 1( 0.2) 過換気 1( 0.2) 間質性肺疾患 1( 0.2) 肺線維症 1( 0.2) 鼻部不快感 1( 0.2) 中葉症候群 1( 0.2) 逆流性喉頭炎 1( 0.2) 胃腸障害 106(18.2) 齲歯 19( 3.3) 便秘 17( 2.9) 下痢 15( 2.6) 口内炎 11( 1.9) 腹部不快感 8( 1.4) 歯肉炎 8( 1.4) 腹痛 7( 1.2) 悪心 6( 1.0) 歯周炎 5( 0.9) 嘔吐 3( 0.5) 29 はじめにⅠ投与前にご確認いただくことⅡ投与時にご確認いただくことⅢ投与後にご注意いただきたいこと

30 副作用の種類 発現例数 (%) 口唇炎 2( 0.3) 結腸ポリープ 2( 0.3) 十二指腸潰瘍 2( 0.3) 胃ポリープ 2( 0.3) 胃食道逆流性疾患 2( 0.3) 胃腸障害 2( 0.3) 歯痛 2( 0.3) 消化管アミロイドーシス 2( 0.3) 腹部膨満 1( 0.2) 胃潰瘍 1( 0.2) 胃十二指腸潰瘍 1( 0.2) 舌痛 1( 0.2) 痔核 1( 0.2) イレウス 1( 0.2) メレナ 1( 0.2) 口腔内不快感 1( 0.2) 唾液腺痛 1( 0.2) 心窩部不快感 1( 0.2) 胃腸粘膜障害 1( 0.2) 歯肉腫 1( 0.2) 胃粘膜病変 1( 0.2) 便通不規則 1( 0.2) 肝胆道系障害 28( 4.8) 肝障害 24( 4.1) 脂肪肝 5( 0.9) 皮膚および皮下組織障害 94(16.2) 湿疹 32( 5.5) 発疹 25( 4.3) そう痒症 10( 1.7) 紅斑 8( 1.4) 皮膚炎 5( 0.9) 過角化 4( 0.7) 乾癬 4( 0.7) 蕁麻疹 3( 0.5) 脱毛症 3( 0.5) 皮膚乾燥 3( 0.5) 皮膚潰瘍 3( 0.5) 乾皮症 3( 0.5) 皮膚嚢腫 2( 0.3) 光線過敏性反応 2( 0.3) 紫斑 2( 0.3) 皮膚血管炎 1( 0.2) 副作用の種類発現例数 (%) ざ瘡 1( 0.2) 皮膚サルコイドーシス 1( 0.2) 結節性紅斑 1( 0.2) 皮下出血 1( 0.2) ヘノッホ シェーンライン紫斑病 1( 0.2) 嵌入爪 1( 0.2) 網状皮斑 1( 0.2) 手掌 足底発赤知覚不全症候群 1( 0.2) 爪床出血 1( 0.2) 顔面感覚鈍麻 1( 0.2) 筋骨格系および結合組織障害 34( 5.9) 背部痛 7( 1.2) 四肢痛 3( 0.5) 筋肉痛 2( 0.3) 関節炎 2( 0.3) 筋痙縮 2( 0.3) 頚部痛 2( 0.3) 滑液嚢腫 2( 0.3) 筋骨格硬直 1( 0.2) ピロリン酸カルシウム結晶性軟骨石灰化症 1( 0.2) 尾骨痛 1( 0.2) 外骨腫 1( 0.2) 関節腫脹 1( 0.2) シェーグレン症候群 1( 0.2) 変形性脊椎炎 1( 0.2) 顎関節症候群 1( 0.2) 開口障害 1( 0.2) 下肢腫瘤 1( 0.2) 椎間板突出 1( 0.2) 四肢の結節 1( 0.2) 足変形 1( 0.2) 脊椎すべり症 1( 0.2) 筋硬化症 1( 0.2) 軟部組織壊死 1( 0.2) 腎および尿路障害 2( 0.3) 神経因性膀胱 1( 0.2) 頻尿 1( 0.2) 30

31 生殖系および乳房障害 13( 2.2) 月経障害 5( 0.9) 不正子宮出血 4( 0.7) 子宮頚管ポリープ 1( 0.2) 子宮内膜症 1( 0.2) 女性化乳房 1( 0.2) 月経前症候群 1( 0.2) 子宮付属器腫瘤 1( 0.2) 全身障害および投与局所様態 97(16.7) 注射部位紅斑 54( 9.3) 注射部位反応 32( 5.5) 倦怠感 6( 1.0) 発熱 6( 1.0) 注射部位硬結 6( 1.0) 注射部位そう痒感 4( 0.7) 胸痛 3( 0.5) 熱感 2( 0.3) 注射部位蕁麻疹 2( 0.3) 注射部位疼痛 1( 0.2) 顔面浮腫 1( 0.2) 異常感 1( 0.2) 浮腫 1( 0.2) 臨床検査 95(16.4) 肝機能検査異常 27( 4.6) アラニン アミノトランスフェラーゼ増加 17( 2.9) 尿中血陽性 10( 1.7) γ- グルタミルトランスフェラーゼ増加 9( 1.5) 血圧上昇 7( 1.2) アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加 血中クレアチンホスホキナーゼ増加 5( 0.9) 4( 0.7) 血中アルカリホスファターゼ増加 4( 0.7) 体重増加 3( 0.5) 血中乳酸脱水素酵素増加 3( 0.5) 血中尿素増加 3( 0.5) 脂質異常 3( 0.5) 好中球数減少 3( 0.5) リンパ球数減少 2( 0.3) 白血球数増加 2( 0.3) 発現例数 (%) 副作用の種類 発現例数 (%) 血中ブドウ糖増加 2( 0.3) 尿中ブドウ糖陽性 2( 0.3) ヘモグロビン減少 2( 0.3) 尿中蛋白陽性 2( 0.3) 二本鎖 DNA 抗体 2( 0.3) 血中クレアチニン増加 1( 0.2) 単球数増加 1( 0.2) 血中ビリルビン増加 1( 0.2) 血中カリウム減少 1( 0.2) 心電図異常 1( 0.2) 心電図異常 QRS 群 1( 0.2) 心電図 ST 部分上昇 1( 0.2) グリコヘモグロビン増加 1( 0.2) 心拍数増加 1( 0.2) 眼圧上昇 1( 0.2) 心電図 R 波上昇不良 1( 0.2) 血小板数増加 1( 0.2) 好酸球百分率増加 1( 0.2) 細胞マーカー増加 1( 0.2) 傷害 中毒および処置合併症 7( 1.2) 凍瘡 3( 0.5) 挫傷 1( 0.2) 筋損傷 1( 0.2) 肋骨骨折 1( 0.2) 歯牙破折 1( 0.2) [ 承認時までの集計 ] 31 はじめにⅠ投与前にご確認いただくことⅡ投与時にご確認いただくことⅢ投与後にご注意いただきたいこと

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34 MEMO

35 MEMO

36 製品情報お問い合わせ先 ヤンセンファーマ株式会社メディカルインフォメーションセンター 電話 ( フリーダイヤル ): FAX: 受付時間 :9:00~17:40( 土 日 祝日 会社休日を除く )

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな - 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読み下さい - 警告 効能 効果 用法 用量 使用上の注意 等改訂のお知らせ ヒト型抗ヒト TNFα モノクローナル抗体製剤 ( 一般名 : ゴリムマブ ( 遺伝子組換え )) 2017 年 4 月 製造販売元ヤンセンファーマ株式会社発売元田辺三菱製薬株式会社 この度 標記製品 ( 以下 本剤 ) シンポニー 皮下注 50mg シリンジ ( 一般名 :

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p 13 p 12 p 13 p 14 p 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 10. 安全性 (1) 副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) 総症例 1030 例中 副作用が報告されたのは 519 例 (50.4%) でした 主な症状は鼓腸 197 例 (19.1%) 下痢 188 例 (18.3%) 腹部膨満

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