慎太機機能のメカニズムとアセスメント

Size: px
Start display at page:

Download "慎太機機能のメカニズムとアセスメント"

Transcription

1 身体機能のメカニズムとアセスメント 新城市民病院診療運営部外来脳卒中リハビリテ ション看護認定看護師小野田ちえ

2 前回の復習 生活の再構築とは ICF による生活機能と障害のアセスメント視点 BI FIM ADL IADL 主体性回復の重要性 生活再構築が学習支援である事を理解する 生活再構築の方法 機能障害によって生じた不自由さや困難に対処する適切な生活の仕方を学び よりその人らしく生きられるように 機能障害に陥った生活を立て直し再構築することその過程を支援するのがリハビリテーション看護である

3 本日の予定 1 栄養 摂食嚥下機能のメカニズム 摂食嚥下障害のアセスメント 摂食嚥下障害患者の看護 栄養代謝について 栄養状態のアセスメント 日常生活への影響 2 排泄 排泄のメカニズム 排泄障害のアセスメント 日常生活への影響

4 摂食嚥下機能のメカニズム 摂食 : 食物や液体を口に取り込むまでの過程 = 随意的な運動な運動 摂食障害 : 行為 行動の異常によって生じる食事や飲み込みの問題 嚥下 : 食物や液体が口から咽頭 食道を通過して胃へ運ばれる過程 = 不随的な運動 嚥下障害 : 解剖学的異常によって起こる飲み込みの問題

5 食べるために 1. 患者さんが覚醒していること 2. 座位姿勢保持のための頚部 体幹機能 3. 嚥下のメカニズム 4. 上肢の機能 5. 患者の嗜好 基本的な欲求を満たすことで必要な栄養が摂取できる 口腔器官の不使用による摂食嚥下に必要な筋肉の萎縮 サルコペニアによる嚥下障害 ( 疾患にともない起こる嚥下障害と相まって嚥下障害を助長する ) 気道確保のための頚部伸展位 頚部拘縮 嚥下反射が惹起されにくく誤嚥リスクが高くなる

6 サルコペニアって? サルコペニアとは 筋肉量減少 のこと 加齢 活動低下 筋肉量減少 心臓病 慢性心不全 長期安静 筋肉の異常 サルコペニア 骨の異常 ( 骨折など ) 関節の異常 ( 関節症など ) 筋力低下 バランス筋力低下 痛み 生活機能低下 ADL 低下 QOL 低下 身体機能の低下 免疫力低下

7 指輪っかテスト : ふくらはぎに自己評価 サルコペニアの予防 : 適切な栄養と 適度な運動サルコペニアがあると嚥下筋の筋力低下 機能の低下がみられ 嚥下障害を誘発するため 栄養状態の改善 早期離床 原疾患の治療を行う

8 摂食嚥下障害のある患者への援助 非経口摂取 絶飲食 静脈栄養 経管栄養( 胃瘻など ) 経口摂取介助 自立 間接訓練 経口摂取 直接訓練 基本ケア 摂食嚥下アセスメント 評価呼吸管理 誤嚥予防口腔ケア ( 口腔内観察 ) ポジショニング ( 姿勢調整 ) チームケア 重度 回復過程 ( 全身状態 ) 軽度

9 1. 患者さんが覚醒していること 2. 座位姿勢保持のための頚部 体幹機能 3. 嚥下のメカニズム 4. 上肢の機能 5. 患者の嗜好 アセスメント評価 バイタルサインが安定している覚醒 :JCS1 桁スクリーニングで評価する RSST( 反復唾液嚥下テスト ) MWST( 改定水飲みテスト ) 頚部聴診法 詳細な検査 VF: 嚥下造影 VE: 嚥下内視鏡検査

10 アセスメント評価 意識区分レベル意識状態 JCS(3-3-9 度方式 ) 0 意識清明 Ⅰ. 刺激しないでも覚醒している状態 1 だいたい意識清明だが 今一つはっきりしない 2 見当識障害がある ( ここはどこ? 今何月? この人誰?) 3 自分の名前 生年月日が言えない Ⅱ. 刺激すると覚醒する状態 10 普通の呼びかけで容易に開眼する 20 大きな声または体をゆさぶることにより開眼する 30 痛み刺激を加えつつ呼びかけを繰り返すと辛うじて開眼する Ⅲ. 刺激しても覚醒しない状態 100 痛み刺激に対し 払いのけるような動作をする 200 痛み刺激で少し手足を動かしたり 顔をしかめる 300 痛み刺激に反応しない POINT 最小の刺激から開始観察 声掛け 刺激 痛み 見当識 今はいつなのか 時 ここはどこなのか 場所 この人は誰なのか 人

11 アセスメント評価 RSST( 反復唾液嚥下テスト ) 口腔清拭後 空嚥下を繰り返すように指示します 30 秒間に 3 回未満の場合は異常です 危険性がないのが利点ですが 認知機能低下した患者では実施が難しいです 第 2 指で舌骨を 第 3 指で甲状軟骨を蝕知した状態で 空嚥下を指示し 30 秒間に何回嚥下できるかを観察する 甲状軟骨が 指を十分に乗り越えた場合のみ 1 回とする 30 秒間に 3 回以上を目標

12 アセスメント評価 MWST( 改定水飲みテスト ) 口腔清拭後 冷水 3 mlを嚥下させ判定します 1 冷水 3 mlを口腔底に注ぎ 嚥下を指示する 2 嚥下後反復嚥下を 2 回させる 3 評価基準が 4 点以上なら最大 2 施行繰り返す 4 最低点を評価する 判定不能 : 口から出す 無反応 1a: 嚥下無し ムセなし 1b: 嚥下なし ムセあり 2: 嚥下あり ムセなし 呼吸変化あり 3a: 嚥下あり ムセなし 湿性嗄声あり 3b: 嚥下あり ムセあり 4: 嚥下あり ムセなし 呼吸変化 湿性嗄声なし 5:4 に加えて追加嚥下運動が 30 秒以内に 2 回可能

13 アセスメント評価 頸部聴診法 咽頭部で生じる嚥下音ならびに嚥下前後の呼吸音を頚部より聴取し 嚥下音の性状や長さ 及び呼吸音の性状やタイミングを聴取する 主に 咽頭期における嚥下障害を判定する方法 輪状軟骨直下気管外側上の皮表面

14 1. 患者さんが覚醒していること 2. 座位姿勢保持のための頚部 体幹機能 3. 嚥下のメカニズム 4. 上肢の機能 5. 患者の嗜好 1. 患者さんが覚醒していること 2. 座位姿勢保持のための頚部 体幹機能

15 1. 患者さんが覚醒していること 2. 座位姿勢保持のための頚部 体幹機能 3. 嚥下のメカニズム 4. 上肢の機能 5. 患者の嗜好 3. 嚥下のメカニズム

16

17

18 障害となる問題点 覚醒状態 食欲 認知 姿勢 食事動作 Ⅰ 嗅神経 : 嗅覚 Ⅱ 視神経 : 視覚 Ⅲ 動眼神経 : 瞳孔 眼瞼の調節 眼球運動 Ⅳ 滑車神経 : 眼球運動 Ⅷ 聴神経 : 聴覚 平衡感覚 歯周疾患 残存歯の減少 唾液の分泌低下 口腔内保持力の低下 嚥下反射の低下 咳嗽反射に低下 分割低下 咽頭の位置の低下 咽頭運動の低下 Ⅴ 三叉神経 : 咀嚼運動 顔面の感覚 Ⅶ 顔面神経 : 顔面の運動 舌の前 2/3 味覚 Ⅸ 舌咽神経 : 舌の後ろ 1/3 咽頭の感覚 Ⅸ 舌咽神経 : 舌の後ろ 1/3 咽頭の感覚 Ⅹ 迷走神経 : 咽頭の運動 Ⅻ 舌下神経 : 舌の運動 Ⅸ 舌咽神経 : 舌の後ろ 1/3 咽頭の感覚 Ⅹ 迷走神経 : 咽頭の運動 食道蠕動運動の低下 逆流性食道炎 治療薬の影響 Ⅹ 迷走神経 : 咽頭の運動

19 嚥下と脳神経

20 覚醒を促す 姿勢 姿勢を保持するためには 脳幹網様体から持続的に抗重筋を緊張させる指示がでる 姿勢を保つために 末梢からの感覚刺激に反応し覚醒状態を保っている 抗重筋を緊張させる 脊柱起立筋群

21 覚醒を促す 口腔ケア ペンフィールドの図 感覚刺激の入力は 脳をより活性化させる 口腔ケアの目的肺炎の予防だけでなく 覚醒度を向上し 口腔機能の維持する目的がある 大脳病変による嚥下障害を分析して誤嚥のリスクに対する看護介入を考える 嚥下反射誘発部位を冷却刺激 ( アイスマッサージ ) を行う事で嚥下反射を誘発し 覚醒を促す

22 胡坐座位 背面開放端座位 ヒップアップ 座面が広くなることで座位が安定する 股関節に疾患がない ムーブメラントプログラム オムツ交換など ケア時にヒップ促す

23 視覚を刺激 : サーカディアンリズム ( 日内変動 ) を整える セロトニンが活性化し大脳皮質に繋がりメラトニン分泌が抑制される 自然の光を見る 朝カーテンを開ける 座位時に外の風景を見る 車いすで外を散歩する セロトニン効果 交感神経と連動して 体内時計の調節し 覚醒状態を保つ 気分や感情のコントロール 抗ストレス作用 痛覚を抑制したり 海馬における学習効果にも影響を及ぼす 咀嚼や呼吸といった反復運動の機能にも作用

24 嗅神経を刺激する 患者さんの嗜好に合わせ嗅覚を刺激することで 思わぬ反応があります 例 ) コーヒー お味噌汁 柑橘類など

25 摂食 嚥下障害の症状 摂食 嚥下障害はそれぞれの時期や原因によって 摂食 嚥下の機能 形態障害が異なる 摂食嚥下機能における 5 つのどの時期に 何が原因で どのような症状を呈しているのかアセスメントする 症状と原因 先行期 ( 食物を認知する過程 ) 症状 : 食物を見ても反応しない食べ方が分からない食物を口まで運ぶことができない絶え間なく食物を口に運ぶ食べ物を前にしてもおいしそうと思わない 準備期 ( 食魂形成困難 ) 症状 : 口を閉じることが出来ない食物が口からこぼれてしまう食魂が上手に形成されない 歯の欠損義歯の不具合 疼痛 口腔周囲筋の麻痺舌の委縮 脳血管疾患による意識障害 高次脳機能障害 ( 注意障害 失語 遂行機能障害 ) 認知症 脳血管疾患 ( 球麻痺 仮性球麻痺 ) パーキンソン病 筋委縮性側索硬化症 (ALS) その他の中枢性神経障害 ( 脳腫瘍 頭部外傷 ) サルコペニア 筋ジストロフィー 重症筋無力症 口腔癌の術後

26 摂食 嚥下障害の症状 症状と原因 口腔期 ( 舌が動かず食魂が残留 ) 症状 : 咀嚼するが飲み込めない咀嚼している最中にむせやすい上を向い飲み込もうとする食魂が口蓋に張り付いたままになっている食魂が舌の上に残っている 咽頭期 ( 鼻咽腔閉鎖不全 輪状咽頭筋の弛緩 ) 症状 : 食魂が嚥下時に鼻腔に逆流する食魂が咽頭蓋谷や梨状窩に停滞食物が通過する際に期間に流れ込んでしまう嚥下反射の終了後に食物が期間に誤って流入することで誤嚥が生じる 脳血管疾患 ( 球麻痺 仮性球麻痺 ) パーキンソン病 筋委縮性側索硬化症 (ALS) その他の中枢性神経障害 ( 脳腫瘍 頭部外傷 ) サルコペニア 筋ジストロフィー 重症筋無力症 口腔癌の術後 脳血管疾患 ( 球麻痺 仮性球麻痺 ) パーキンソン病 筋委縮性側索硬化症 (ALS) その他の中枢性神経障害 ( 脳腫瘍 頭部外傷 ) サルコペニア 筋ジストロフィー 重症筋無力症 口腔癌の術後

27 摂食 嚥下障害の症状 食道期 輪状咽筋の弛緩が続き 食道入口部が開いたままの場合 食魂が食道から咽頭に逆流し誤嚥を引き起こす可能性がある 誤嚥とは 本来は食道に入るはずの食物や唾液などが 声門を超えて気管内に入ること 誤嚥性肺炎 窒息 誤って気道内に異物が侵入 生体防御反応として異物を喀出するために咳反射が生じる 強皮症などの膠原病パーキンソン病 食道アカラシア食道がんによる食道狭窄 咳反射が低下 消失すると気道に流入 ムセ 咳反射が生じない誤嚥 : 不顕性誤嚥

28 摂食 嚥下障害患者の摂食開始までの流れ バイタルサイン安定意識清明 (JCS 1 桁 ) 口腔ケアアイスマッサージと空嚥下 原因と病態を把握 頸部聴診 嚥下音と嚥下の成功は必ずしも一致しない嚥下前後の呼吸音を聞くことが大切 RSST( 反復唾液嚥下テスト ) MWST( 改定水飲みテスト ) ムセあり呼吸変化あり 障害の程度を把握するリスク管理 VF( 嚥下造影 ) VE( 嚥下内視鏡検査 ) ゼリー摂取段階的摂食アップ 安全な摂食条件 ( 姿勢 食物形態内容 )

29 摂食 嚥下障害患者の看護 姿勢 頸部伸展位 頸部前屈位 口腔ケア 咽頭と気管が直線となり誤嚥しやすい 咽頭と気管に角度がついて 誤嚥しにくい

30 摂食 嚥下障害患者の看護 K スプーン 口を閉じてから 嚥下後 喉頭蓋谷や梨状窩の食物残留を誤嚥する可能性がある場合は 発声や咳払いを促すことがあります 食べ物をスムーズに咽頭に送り込むには 食魂が舌の中央にある事が大切です 麻痺がある患者は 健側よりに置いて口を閉じてもらいます すすり食べをすると 空気と食物が気管に入り誤嚥しやすいため すすり食べにならないよう介助します

31 摂食 嚥下障害患者の看護 フードテスト プリン 粥 液状食品をティースプーン 1 杯 (3~4g) 摂食 空嚥下の追加を指示 30 秒観察する 判定は改定水飲みテストに準じて評価及び口腔内残留を評価し 残留があれば陽性とする 判定不能 : 口から出す 指示に従えない 食事の形態 食事前の嚥下体操 嚥下に関与する筋肉をリラックスするために食事前に行います

32 摂食 嚥下障害患者の看護 唾液腺マッサージ 目的 唾液の分泌を促すことで 口腔内にうるおいを与える目的で行います 食前や口腔ケアの前に 5~10 回施行 効果 口腔内の保湿 浄化液として働く 食魂を形成し飲み込み安くなる 食物からの成分を溶かしで舌で味を感じやすくなる 発音をなめらかにする 口腔内の自浄作用を高める 口腔粘膜を保護する 注意事項 口腔癌 咽頭がん 唾液腺腫瘍 唾液腺炎 不整脈がある方 ( マッサージを行う事で徐脈となり血圧も低下する可能性がある ) は 症状が悪化するため控えます

33 摂食 嚥下障害患者の看護 アイスマッサージ 嚥下反射誘発部位を冷却刺激 ( アイスマッサージ ) を行う事で嚥下反射を誘発する 皮膚のアイスマッサージ 唾液腺を刺激して 唾液の分泌を抑える目的で実施します ( 流涎の防止 ) 皮膚の上から軽く押し付けるように一か所を 10 ~15 秒くらい回すようにマッサージします 耳下腺顎下腺舌下腺 口輪筋 寒冷刺激器

34 ちょっと 誤嚥性肺炎について 誤嚥 = 誤嚥性肺炎ではない誤嚥性肺炎とは 口腔内異物や逆流した胃内容物などの気道侵入により発症する肺炎です 誤嚥物の質や量 口腔内汚染状態 栄養状態 体力 抵抗力 誤嚥物質の喀出力など すべてが関係する 典型的には下肺野背側に陰影を生じます 患者側危険因子 摂食嚥下障害 意識障害 脳血管障害急性期 栄養障害 免疫力低下 薬剤( 向精神薬 睡眠薬内服 ) 食道機能障害 胃食道逆流 口腔内汚染 乾燥 経鼻チューブ留置 気管内挿管 誤嚥因子 食物 唾液 胃食道内逆流物 頻回 慢性的な不顕性誤嚥 化学物質 : 濃厚流動 嘔吐物 口腔内の病原性細菌量増加

35 加齢が摂食 嚥下機能に及ぼす影響 加齢とともに歯が欠損する 舌の運動機能が低下する 咀嚼能力が低下する 唾液の分泌が低下する 味覚 嗅覚の低下 咽頭への食べ物の送り込みが遅くなる 嚥下と呼吸調整の低下 無症候性の脳梗塞など 気づかれない疾患が存在していることがある

36 急性期患者の栄養 入院時の栄養低下は 感染性合併症 褥瘡発生率 ADL 死亡率に影響する 1 状態が不安定な時期の廃用予防 ( 機能維持 ) 2 状態が安定した時期の機能改善 急性期で患者のもつ機能を低下させることなく維持した状態で回復期につなげること 脳卒中治療ガイドライン 2015 脳卒中発症後 7 日以上十分な経口摂取が困難と診断された患者では 発症早期から経腸栄養を開始するよう勧められている 脳卒中発症急性期の低栄養状態は独立した転機不良因子である

37 たとえば こんな患者さん : 脳卒中 突然の発症 意識障害や運動麻痺 感覚障害 嚥下障害 高次機能障害など 脳の障害部位によって様々で かつ複数の症状が合併するため生活への影響は人それぞれ異なる 複雑な神経脱落症状に加え 状態の不安定さから経口摂取が困難となり栄養状態が悪化しやすい 再発を繰り返すことにより仮性球麻痺を呈し嚥下障害が顕著になる 意識障害 失語 会話失行など口腔器官の不使用

38 栄養と代謝について 栄養代謝機能は 生命の維持や生活活動をするための栄養素を消化 吸収し 合成 分解などの化学反応を経て 身体の構成成分やエネルギーを合成 貯蔵する生体内の一連の働きである 栄養素は糖質 タンパク質 脂質 ミネラル ビタミンの 5 種類に分類され なかでも タンパク質 糖質 脂質を 3 大栄養素という 小腸で栄養素のほとんどを吸収され血液やリンパに分泌される それぞれの組織で細胞に吸収されやすい形に変換されると 細胞内で代謝が行われエネルギーが発生する

39 栄養状態のアセスメント 身体状態のみでなく 精神状態 ライフサイクルを踏まえた生活活動を視野にいれて行う 身体状態の指標 栄養状態のアセスメントを総合的に行う : 客観的データアセスメント (ODA) 血液 尿生化学検査 身体計測体重 :BMI 上腕周囲長 上腕三頭筋皮下脂肪圧 栄養補給の状況 体重変化や摂取量変化など : 主観的包括的アセスメント (SGA) 年齢 性別 身長 体重 体重変化 食事摂取量の変化 消化器症状 機能性 ( 機能障害 ) ADL 疾病と必要栄養量 理学的所見 ( 皮下脂肪喪失状態 筋肉喪失状態など ) 浮腫 腹水 毛髪の状態

40 栄養状態のアセスメント 上腕周囲長

41 日常生活への影響 摂食嚥下機能栄養代謝機能 セルフケア能力 満足感や情緒の安定をもたらし社会性の向上をもたらす リハビリテ ション栄養について 看護師の役割 栄養状態の改善だけでなく 生活者として ADL の拡大 おいしく食べる事への拡充 QOL 向上の実現 医師 管理栄養士と連携して より満足感の高い経口摂取を主軸とした栄養管理に力を注ぐことが求められている 身体機能だけに眼を向けるのではなく 家族 友人 知人 同僚などの関係性 ( 環境因子 ) 患者の生活や生活史 ( 個人因子 ) を包括的にとらえながら 摂食嚥下機能 栄養代謝機能 セルフケア能力 社会生活への参加に関するアセスメントする必要がある

42 排泄のメカニズム 排尿とは何か 排尿行為は 畜尿と排尿の 2 相から構成される 畜尿時 : 膀胱が弛緩して尿道が収縮する排尿時 : 膀胱が収縮して尿道が弛緩する

43 排泄のメカニズム

44 排泄のメカニズム 排尿障害とは 尿の畜尿 排出に関する何らかの障害であり 膀胱に尿をうまく貯められない畜尿障害 ( 頻尿 尿失禁 ) と うまく出せない排尿障害 ( 排尿困難 尿閉 ) に大別される 畜尿障害 脳血管疾患などの脳幹部 橋よりも上位の中枢神経の障害や 脊髄損傷など脳幹部よりも下部の下位の中枢神経の障害によって生じる 橋よりも上位の障害 : 前脳から橋への抑制性刺激の障害及び促進刺激の亢進により 頻尿や尿失禁 尿意切迫を感じる橋よりも下位の障害 : 仙髄よりも下位に不全まひがあり排尿筋の収縮が起こらず 主に排尿の障害が起こる 排出障害 主として 膀胱と膀胱の出口部の障害により生じる 膀胱の障害 : 加齢に排尿筋収縮のほか 神経障害や薬物の使用などにより 排尿筋の活動が低下することで生じる 膀胱出口部の障害 : 脊損疾患やパーキンソン病などにより排尿筋が収縮しても外尿道括約筋が同調して収縮しない排尿筋 括約筋不調和 前立腺肥大 膀胱瘤子宮脱などの骨盤器脱 腫瘍などにより膀胱出口部や尿道が閉塞されることで生じる

45 排泄のメカニズム 排便は一連の神経反射と内 外肛門括約筋をはじめとする筋内群の協調作用が基本になっている 排便障害とは 便の排泄に障害がある状態の総称であり 3 日間に 1 回以下の排便回数である便秘と 便が形を成さず液状から泥状となる下痢 便失禁が含まれる

46 排泄障害のアセスメント 排尿障害の評価 : 排尿リズムの観察からおこなう 排尿量 排尿時間 漏れた時間 水分摂取時間や摂取量 畜尿障害を示す症状 状態 : 尿が近い トイレまでかまんできない感じ 尿失禁 排尿障害を示す症状 状態 : 尿が出にくく勢いがない 尿戦の途絶や中断 尿が飛び散る 尿の切れが悪い 排尿開始時に力む

47 排泄障害のアセスメント 排便障害の評価 : 症状がいつからどのようにどれぐらいの期間あるのか また 食事回数 量 便の性状 回数 排便時に要する時間便失禁 腹部膨満感 腹痛の有無 腸蠕動音の有無 排ガスの有無 ブリストル便形状スケール 聴診 打診 触診 直腸指診 排便性状の観察排便動作の観察

48 日常生活への影響 排泄障害が生じる原因として 脳卒中や脊髄損傷がある 日常生活上で問題になるはい排尿障害では 脳卒中における片麻痺の重症度からみると入院時軽症 25% 中等度 42% 重症 70% と麻痺が重症になるにつれ排尿障害の頻度が増す 尿失禁 便失禁は仕方ない と漫然とオムツを使用したり 尿道留置カテーテルを使用したりすると感染の危険や ADL の低下 自尊心の低下をきたし 膀胱容量の減少さえ認めることがある このため 急性期から積極的な排尿訓練を開始し 将来の生活を考えた排泄方法を選択する また 排尿障害は本人だけでなく 家族を含めた QOL を脅かすことになる 排泄障害の患者への援助は チーム医療 トータルマネジメントでなければ成り立たず 患者への指導教育では 看護師が主導的な役割を担うため 皮膚排泄ケア認定看護師の果たす役割が期待される デリケートな問題であるだけ本人 家族と

49 では 次へ ~

認定看護師教育基準カリキュラム

認定看護師教育基準カリキュラム 認定看護師教育基準カリキュラム 分野 : 摂食 嚥下障害看護平成 27 年 3 月改正 ( 目的 ) 1. 摂食嚥下障害のある患者に対し 熟練した看護技術を用いて水準の高い看護実践ができる能力を育成する 2. 摂食嚥下障害のある患者の看護において 看護実践を通して他の看護職者に対して指導ができる能力を育成する 3. 摂食嚥下障害のある患者の看護において 看護実践を通して他の看護職者に対して相談対応

More information

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」 2017 年 2 月 1 日 作成者 : 山田さおり 慢性心不全看護エキスパートナース育成コース 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院している心不全患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が慢性心不全看護分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象レベルⅡ 以上で各分野の知識と技術習得を希望する者 ( 今年度は院内スタッフを対象にしています ) 期間中 80% 以上参加できる者

More information

身体障害者診断書 意見書 ( 聴覚 平衡 音声 言語又はそしゃく機能障害用 ) 総括表 氏名 年月日生 ( ) 歳 男女 住所 1 障害名 ( 部位を明記 ) 2 原因となった 交通 労災 その他の事故 戦傷 戦災 疾病 外傷名 自然災害 疾病 先天性 その他 ( ) 3 4 疾病 外傷発生年月日年

身体障害者診断書 意見書 ( 聴覚 平衡 音声 言語又はそしゃく機能障害用 ) 総括表 氏名 年月日生 ( ) 歳 男女 住所 1 障害名 ( 部位を明記 ) 2 原因となった 交通 労災 その他の事故 戦傷 戦災 疾病 外傷名 自然災害 疾病 先天性 その他 ( ) 3 4 疾病 外傷発生年月日年 身体障害者診断書 意見書 ( 聴覚 平衡 音声 言語又はそしゃく機能障害用 ) 総括表 氏名 年月日生 ( ) 歳 男女 住所 1 障害名 ( 部位を明記 ) 2 原因となった 交通 労災 その他の事故 戦傷 戦災 疾病 外傷名 自然災害 疾病 先天性 その他 ( ) 3 4 疾病 外傷発生年月日年月日 場所 参考となる経過 現症 ( エックス線写真及び検査所見を含む ) 5 総合所見 障害固定又は障害確定

More information

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム 平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チームの介入による下部尿路機能の回復のための包括的排尿ケアについて評価する ( 新 ) 排尿自立指導料 [

More information

<4D F736F F F696E74202D2091BD968088DD82EB82A4836C F815B834E2892F18F6F A90CE8E528EF58E71>

<4D F736F F F696E74202D2091BD968088DD82EB82A4836C F815B834E2892F18F6F A90CE8E528EF58E71> 多摩胃ろうネットワーク 2012.3.3 八王子労政会館 摂食 嚥下リハビリテーションの 4 つのアプローチ 摂食 嚥下のリハビリテーション 医療法人社団永生会南多摩病院言語聴覚士石山寿子 ( 日本摂食 嚥下リハビリテーション学会認定士 ) 治療的アプローチ 間接的訓練 代償的アプローチ 環境改善的アプローチ 間接的訓練直接的 l 訓練 代償的嚥下方法食事形態の変更経管栄養 中心静脈栄養などの利用

More information

例えば行為の際に使用する ツール について 行為との関連性をわかりやすくするために イベントの p/o である行為の p/o として記述した 咀嚼する 時に使用するツールである 義歯 は 咀嚼する の p/o でありツールロールを担う として記述する オントロジーに記述する概念は 極力看護プロファイ

例えば行為の際に使用する ツール について 行為との関連性をわかりやすくするために イベントの p/o である行為の p/o として記述した 咀嚼する 時に使用するツールである 義歯 は 咀嚼する の p/o でありツールロールを担う として記述する オントロジーに記述する概念は 極力看護プロファイ 看護プロファイル項目のオントロジーを用いた整理 東京大学医学部附属病院企画情報運営部横田慎一郎 1. はじめに 先行研究 1) にて 4 種類の書籍からゴードン NANDA ヘンダーソン ヘンダーソン ( 精神 ) に関しての書籍より 看護プロファイル項目の抽出 整理が行われている これらの看護プロファイル項目間の上下関係 階層性 関連性について オントロジーを用いることによりさらなる整理を試みたい

More information

別記様式第 8 号 ( 第 11 条関係 ) 身体障害者診断書 意見書 ( 聴覚 平衡 音声 言語又はそしゃく機能障害用 ) 総括表 氏 名 大正 昭和 年 月 日生 ( ) 歳 平成 男 女 住所 ( ) 1 障害名 ( 部位を明記 ) 2 原因となった疾病 外傷名 交通 労災 その他の事故 戦傷

別記様式第 8 号 ( 第 11 条関係 ) 身体障害者診断書 意見書 ( 聴覚 平衡 音声 言語又はそしゃく機能障害用 ) 総括表 氏 名 大正 昭和 年 月 日生 ( ) 歳 平成 男 女 住所 ( ) 1 障害名 ( 部位を明記 ) 2 原因となった疾病 外傷名 交通 労災 その他の事故 戦傷 別記様式第 8 号 ( 第 11 条関係 ) 身体障害者診断書 意見書 ( 聴覚 平衡 音声 言語又はそしゃく機能障害用 ) 総括表 氏 名 大正 昭和 年 月 日生 ( ) 歳 平成 男 女 住所 ( ) 1 障害名 ( 部位を明記 ) 2 原因となった疾病 外傷名 交通 労災 その他の事故 戦傷 戦災 自然災害 疾病 先天性 その他 ( ) 3 疾病 外傷発生年月日年月日 場所 4 参考となる経過

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション ALS 筋萎縮性側索硬化症 三小田一成 村山皓紀 森將一郎 ALS(Amyotrophic lateral sclerosis) とは ALS とは運動ニューロンが変性し 重篤な筋肉の萎縮と筋力の低下を示す疾患 厚生労働省の定める難病に指定されている 発病率は人口 10 万人あたり 1~2 人 男性が 1.2~1.5 倍多く 国内に約 1 万人の患者がいる アイスバケツチャレンジ wikipedia

More information

聴覚・平衡・音声・言語又はそしゃくの機能障害の状態及び所見

聴覚・平衡・音声・言語又はそしゃくの機能障害の状態及び所見 身体障害者診断書 意見書 ( 障害用 ) 総括表 氏名 明治 大正昭和 平成 年月日生 ( 歳 ) 男 女 住所 1 障害名 ( 部位を明記 ) 2 原因となった 交通, 労災, その他の事故, 戦傷, 戦災 疾病 外傷名疾病, 先天性, その他 ( ) 昭和 3 疾病 外傷発生年月日年月日 場所平成 4 参考となる経過 現症 ( エックス線写真及び検査所見を含む ) 5 総合所見 障害固定又は障害確定

More information

下痢 消化管粘膜が損傷をうけるために起こります 好中球 白血球 減少による感 染が原因の場合もあります セルフケアのポイント 症状を和らげる 下痢になると 体の水分と電解質 ミネラル が失われるので ミネラルバ ランスのとれたスポーツドリンクなどで十分補うようにしましょう 冷えすぎた飲み物は 下痢を悪化させることがあるので控えましょう おなかが冷えないよう腹部の保温を心がけましょう 下痢のひどいときは

More information

<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6>

<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6> 2012 年 4 月更新作成者 : 宇根底亜希子 化学療法看護エキスパートナース育成計画 1. 目的江南厚生病院に通院あるいは入院しているがん患者に質の高いケアを提供できるようになるために 看護師が化学療法分野の知識や技術を習得することを目的とする 2. 対象者 1 ) レベル Ⅱ 以上で各分野の知識と技術習得を希望する者 2 ) 期間中 80% 以上参加できる者 3. 教育期間 時間間 1 年間の継続教育とする

More information

高齢化率が上昇する中 認定看護師は患者への直接的な看護だけでなく看護職への指導 看護体制づくりなどのさまざまな場面におけるキーパーソンとして 今後もさらなる活躍が期待されます 高齢者の生活を支える主な分野と所属状況は 以下の通りです 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 脳卒中発症直後から 患者の

高齢化率が上昇する中 認定看護師は患者への直接的な看護だけでなく看護職への指導 看護体制づくりなどのさまざまな場面におけるキーパーソンとして 今後もさらなる活躍が期待されます 高齢者の生活を支える主な分野と所属状況は 以下の通りです 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 脳卒中発症直後から 患者の 認定看護師 21 分野 1 万 7,443 人に専門性を発揮し 高齢者や長期療養者の生活を支える 公益社団法人日本看護協会 ( 会長 坂本すが 会員数 70 万人 ) は このたび 第 24 回認定看護師認定審査 を実施しました 審査に合格した 1,626 人が新たに認定され 認定看護師は 1 万 7,443 人となりました (5 ページ参照 ) 認定看護師は 高度化し専門分化が進む医療の現場において

More information

様式第 1 号 (2)( 第 2 条関係 ) 総括表 身体障害者診断書 意見書 聴覚 平衡 音声 言語又はそしゃく機能障害用 氏名年月日生男 女 住所 1 障害名 ( 部位を明記 ) 2 原因となった交通 労災 その他の事故 戦傷 戦災 自然災害疾病 外傷名疾病 先天性 その他 ( ) 3 疾病 外

様式第 1 号 (2)( 第 2 条関係 ) 総括表 身体障害者診断書 意見書 聴覚 平衡 音声 言語又はそしゃく機能障害用 氏名年月日生男 女 住所 1 障害名 ( 部位を明記 ) 2 原因となった交通 労災 その他の事故 戦傷 戦災 自然災害疾病 外傷名疾病 先天性 その他 ( ) 3 疾病 外 様式第 1 号 (2)( 第 2 条関係 ) 総括表 身体障害者診断書 意見書 聴覚 平衡 音声 言語又はそしゃく機能障害用 氏名年月日生男 女 住所 1 障害名 ( 部位を明記 ) 2 原因となった交通 労災 その他の事故 戦傷 戦災 自然災害疾病 外傷名疾病 先天性 その他 ( ) 3 疾病 外傷発生年月日年月日 場所 4 参考となる経過 現症 ( エックス線写真及び検査所見を含む ) 障害固定又は障害確定

More information

頭頚部がん1部[ ].indd

頭頚部がん1部[ ].indd 1 1 がん化学療法を始める前に がん化学療法を行うときは, その目的を伝え なぜ, 化学療法を行うか について患者の理解と同意を得ること ( インフォームド コンセント ) が必要である. 病理組織, 病期が決定したら治療計画を立てるが, がん化学療法を治療計画に含める場合は以下の場合である. 切除可能であるが, 何らかの理由で手術を行わない場合. これには, 導入として行う場合と放射線療法との併用で化学療法を施行する場合がある.

More information

通常の市中肺炎の原因菌である肺炎球菌やインフルエンザ菌に加えて 誤嚥を考慮して口腔内連鎖球菌 嫌気性菌や腸管内のグラム陰性桿菌を考慮する必要があります また 緑膿菌や MRSA などの耐性菌も高齢者肺炎の患者ではしばしば検出されるため これらの菌をカバーするために広域の抗菌薬による治療が選択されるこ

通常の市中肺炎の原因菌である肺炎球菌やインフルエンザ菌に加えて 誤嚥を考慮して口腔内連鎖球菌 嫌気性菌や腸管内のグラム陰性桿菌を考慮する必要があります また 緑膿菌や MRSA などの耐性菌も高齢者肺炎の患者ではしばしば検出されるため これらの菌をカバーするために広域の抗菌薬による治療が選択されるこ 2014 年 12 月 3 日放送 高齢者肺炎の診療マネジメント 大分大学呼吸器 感染症内科教授門田淳一はじめに今回は高齢者肺炎の診療マネジメントについて考えてみたいと思います およそ 4 人に 1 人が 65 歳以上である超高齢社会の我が国において 高齢者肺炎は日常診療において最も頻繁に遭遇する疾患の一つです 我が国の死因の第 3 位は肺炎ですが そのうち約 96% は65 歳以上の高齢者が占めています

More information

untitled

untitled Japan Community Health care Organization 神経内科について 神経内科 鈴 木 秀一郎 神経内科が主に診療している病気は れば後遺症なく完治できる病気も少なか 脳 脊髄 末梢神経 筋肉の病気になり らずあります 精神的な問題ではなく手 ますが 近年人口の高齢化と共に患者数 足に力が入らない 思うように動かすこ が増えています 具体的な病気としては とができないなど体が不自由になった場

More information

リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ

リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ リハビリテーションに関わる 医療 福祉の仕組み NTT 東日本関東病院 総合相談室 ソーシャルワーカー井手宏人 リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように

More information

000-はじめに.indd

000-はじめに.indd 2 リハビリテーション看護 (1) 概要 ア 看護部の理念 方針 理念 患者様とともにリハビリテーションのゴール 目標 を目指し できるかぎりの自立を支援 し 安全で質の高い看護を提供します 方針 1 人間の生命 人間としての尊厳および権利を尊重した看護サービスを提供します 2 リハビリテーション看護の専門性を発揮し 患者様の日常生活行動の獲得に向けて 見守る 待つ ともに考える 姿勢を持ってかかわり

More information

老年看護学実習

老年看護学実習 老年看護学実習 実習記録用紙 提出日 : 平成 年 月 日 実習期間 : 平成 年 月 日 ~ 月 日 学生番号 氏名 1 オムツ排泄体験 ( 一晩オムツをつけ 朝排泄し そのまま 1 時間経過すること ) 1 排泄したときの気持ちを書きなさい 2 排泄前の陰部や臀部などの状態 ( 感覚 皮膚の状態など ) について気づいたことを書きなさい 3 排泄後の陰部や臀部などの状態 ( 感覚 皮膚の状態など

More information

はじめに Myotonic dystrophy type DM myotonia DM... DM 対象と方法 対象 DM.. ADL 方法 EHD ml g 図 嚥下造影検査評価用紙

はじめに Myotonic dystrophy type DM myotonia DM... DM 対象と方法 対象 DM.. ADL 方法 EHD ml g 図 嚥下造影検査評価用紙 原著論文 筋強直性ジストロフィー 型患者の嚥下造影検査による 嚥下障害の検討 Study of swallowing function in myotonic dystrophy type patients using video fluorography 神谷 陽平 Yohei Kamiya 歩 土田 佐伯 NHO Kazushige Saeki Ayumi Tsuchida 一成 旭川医療センター

More information

摂食嚥下訓練 排泄訓練等を開始します SCU で行うリハビリテーションの様子 ROM 訓練 ( 左 ) と端坐位訓練 ( 右 ) 急性期リハビリテーションプログラムの実際病棟訓練では 病棟において坐位 起立訓練を行い 坐位耐久性が30 分以上となればリハ訓練室へ移行します 訓練室訓練では訓練室におい

摂食嚥下訓練 排泄訓練等を開始します SCU で行うリハビリテーションの様子 ROM 訓練 ( 左 ) と端坐位訓練 ( 右 ) 急性期リハビリテーションプログラムの実際病棟訓練では 病棟において坐位 起立訓練を行い 坐位耐久性が30 分以上となればリハ訓練室へ移行します 訓練室訓練では訓練室におい 急性期リハビリテーションとは 一昔前までは 脳血管障害で片麻痺などの障害を発症した患者さんは まず一般病院に入院し 安静 加療の後リハビリテーション専門病院に転院してから ゆっくりとリハビリテーションをして行くという考え方が一般的でした 最近では 急性期から無理のない範囲で可能な限り体を動かすことがその後の機能回復に大変良いことが医学的に証明され 脳血管障害のリハビリテーションは急性期より開始することが重要であることが認識されるようになりました

More information

医療法人高幡会大西病院 日本慢性期医療協会統計 2016 年度

医療法人高幡会大西病院 日本慢性期医療協会統計 2016 年度 医療法人高幡会大西病院 日本慢性期医療協会統計 2016 年度 職員のインフルエンザワクチンの接種率 ワクチン接種率 =C( 自院内にてインフルエンザワクチンを接種した職員数 ) /B( ワクチン接種最終日の職員数 ) 100 年度 ワクチン接種最終日の職員数 ( 人 ) 自院内にてインフルエンザワクチンを接種した職員数 ( 人 ) 職員のインフルエンザワクチンの接種率 (%) 平成 26 年度 151

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 第 25 回日本意識障害学会 2016.7.23 教育実践セミナー 2 摂食 嚥下 口腔ケア 口から食べるためのリハビリテーション 香川大学医学部附属病院 リハビリテーション部 黒川 清博 本日の内容うどん食べた? 1. 摂食 嚥下に関する基本的知識 2. リハビリの視点に立った口腔ケア 在宅でできる! 3. 嚥下の評価とリハビリのポイント * 写真や動画の使用については患者 ご家族の同意を得ています

More information

院内がん登録における発見経緯 来院経路 発見経緯がん発見のきっかけとなったもの 例 ) ; を受けた ; 職場の健康診断または人間ドックを受けた 他疾患で経過観察中 ; 別の病気で受診中に偶然 がん を発見した ; 解剖により がん が見つかった 来院経路 がん と診断された時に その受診をするきっ

院内がん登録における発見経緯 来院経路 発見経緯がん発見のきっかけとなったもの 例 ) ; を受けた ; 職場の健康診断または人間ドックを受けた 他疾患で経過観察中 ; 別の病気で受診中に偶然 がん を発見した ; 解剖により がん が見つかった 来院経路 がん と診断された時に その受診をするきっ 15 年 12 月時点 院内がん登録統計 (13 年 ) 登録対象 当院で診断された または治療された がん 当院で がん と判明した場合や他施設から がん の治療のためにされた場合に登録 診断された時点で登録を行うため 治療実績 手術件数などとは件数が異なります 例 )A さんは X 医院で胃がんと診断され 治療のために当院に来院された 胃がん を登録 1 腫瘍 1 登録 1 人が複数の部位に がん

More information

健康な生活を送るために(高校生用)第2章 喫煙、飲酒と健康 その2

健康な生活を送るために(高校生用)第2章 喫煙、飲酒と健康 その2 11 1 長期にわたる大量飲酒が 引き起こす影響 脳への影響 アルコールは 脳の神経細胞に影響を及ぼし その結果 脳が縮んでいきます 脳に対 するアルコールの影響は 未成年者で特に強いことが知られています 写真B 写真A 正常な脳のCT 写真C 写真D アルコール 依 存 症 患者の脳の 正常な脳のCT Aに比べてやや CT Aとほぼ同じ高さの位置の 低い位置の断面 断面 脳の外側に溝ができ 中央

More information

Microsoft Word 栄マネ加算.doc

Microsoft Word 栄マネ加算.doc 別紙 7 栄養マネジメント加算及び経口移行加算等に関する事務処理手順例及び様式例の提示について ( 平成 17 年 9 月 7 日老老発第 0907002 号厚生労働省老健局老人保健課長通知 ) 改正前改正後 1 栄養ケア マネジメントの実務等について (1) 栄養ケア マネジメントの体制ア ( 略 ) イ施設長は 医師 管理栄養士 看護師及び介護支援専門員その他の職種が共同して栄養ケア マネジメントを行う体制を整備する

More information

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( はい / ) 上記外来の名称 対象となるストーマの種類 7 ストーマ外来の説明が掲載されているページのと は 手入力せずにホームページからコピーしてください 他施設でがんの診療を受けている または 診療を受けていた患者さんを

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( はい / ) 上記外来の名称 対象となるストーマの種類 7 ストーマ外来の説明が掲載されているページのと は 手入力せずにホームページからコピーしてください 他施設でがんの診療を受けている または 診療を受けていた患者さんを がんの診療に関連した専門外来の問い合わせ窓口 記載の有無 あり とするとデータ抽出の対象となります 記載する内容がない場合は なし としてください なし の場合は以下について記入の必要はありません 病院名 : 公立大学法人横浜市立大学附属病院 平成 9 年 9 月 1 日現在 あり がん診療に関連した専門外来の の項目は 以下の表の疾患名を用いて記載してください 表の中に 該当する病名がない場合は

More information

サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護

サービス担当者会議で検討し 介護支援専門員が判断 決定するものとする 通所系サービス 栄養改善加算について問 31 対象となる 栄養ケア ステーション の範囲はどのようなものか 公益社団法人日本栄養士会又は都道府県栄養士会が設置 運営する 栄養士会栄養ケア ステーション に限るものとする 通所介護 平成 30 年度介護報酬改定に関する Q&A(Vol.1)( 平成 30 年 3 月 23 日 ) ( 栄養関係抜粋 ) 居宅療養管理指導 介護予防居宅療養管理指導 単一建物居住者 1 2 回に分けて実施する場合等問 4 以下のような場合は 単一建物居住者 複数人に対して行う場合の居宅療養管理指導費を算定するのか 1 利用者の都合等により 単一建物居住者複数人に対して行う場合であっても 2 回に分けて居宅療養管理指導を行わなければならない場合

More information

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( / ) 上記外来の名称 ストマ外来 対象となるストーマの種類 コロストーマとウロストーマ 4 大腸がん 腎がん 膀胱がん ストーマ管理 ( 腎ろう, 膀胱ろう含む ) ろう孔管理 (PEG 含む ) 尿失禁の管理 ストーマ外

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( / ) 上記外来の名称 ストマ外来 対象となるストーマの種類 コロストーマとウロストーマ 4 大腸がん 腎がん 膀胱がん ストーマ管理 ( 腎ろう, 膀胱ろう含む ) ろう孔管理 (PEG 含む ) 尿失禁の管理 ストーマ外 がんの診療に関連した専門外来の問い合わせ窓口 記載の有無 あり とするとデータ抽出の対象となります 記載する内容がない場合は なし としてください なし の場合は以下について記入の必要はありません 病院名 : 岐阜大学医学部附属病院 平成 9 年 9 月 1 日現在 あり がん診療に関連した専門外来の の項目は 以下の表の疾患名を用いて記載してください 表の中に 該当する病名がない場合は その病名を直接記載してください

More information

Microsoft Word - 1 糖尿病とは.doc

Microsoft Word - 1 糖尿病とは.doc 2 糖尿病の症状がは っきりしている人 尿糖が出ると多尿となり 身体から水分が失われ 口渇 多飲などが現れます ブドウ糖が利用されないため 自分自身の身体(筋肉や脂肪)を少しずつ使い始めるので 疲れ やすくなり 食べているのにやせてきます 3 昏睡状態で緊急入院 する人 著しい高血糖を伴う脱水症や血液が酸性になること(ケトアシドーシス)により 頭痛 吐き気 腹痛などが出現し すみやかに治療しなければ数日のうちに昏睡状態に陥ります

More information

スライド 1

スライド 1 社保審 - 介護給付費分科会 第 84 回 (H23.11.10) 資料 5 介護保険施設入所者に対する口腔 栄養関連サービスについて 介護保険施設入所者に対する口腔関連サービスについて 2 論点口腔機能維持管理加算は 歯科衛生士が介護保険施設の介護職員に対して口腔ケアに係る技術的助言及び指導等を行っている場合を評価しているが 入所者に対する口腔ケアを充実する観点から 歯科衛生士が入所者に対して口腔ケアを実施した場合についても評価してはどうか

More information

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 大庭祥子 論文審査担当者 主査深山治久副査下山和弘 古屋純一 論文題目 Screening tests for predicting the prognosis of oral intake in elderly patients with acute pneu

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 大庭祥子 論文審査担当者 主査深山治久副査下山和弘 古屋純一 論文題目 Screening tests for predicting the prognosis of oral intake in elderly patients with acute pneu 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 大庭祥子 論文審査担当者 主査深山治久副査下山和弘 古屋純一 論文題目 Screening tests for predicting the prognosis of oral intake in elderly patients with acute pneumonia ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 高齢者の肺炎の多くは誤嚥性肺炎である よって入院後一時的に絶食の措置がとられるが

More information

14栄養・食事アセスメント(2)

14栄養・食事アセスメント(2) 14 5. 栄養 食事アセスメント 2 ④成果 アウトカム outcome の予測 合併症 死亡 5. 栄養 食事 アセスメント 2 率 ケア必要度 平均在院日数などの成果が予測出来 るかどうか 疾患別に検討されている 一般病棟の高 齢患者では総蛋白質 血清アルブミン リンパ球数と 1. 栄養状態の評価 判定の定義と目標 術後合併症併発 一般病棟内科疾患患者ではアルブミ ① 栄養状態の評価 判定 栄養状態が過剰あるいは欠乏

More information

図表 リハビリテーション評価 患 者 年 齢 性 別 病 名 A 9 消化管出血 B C 9 脳梗塞 D D' E 外傷性くも幕下出血 E' 外傷性くも幕下出血 F 左中大脳動脈基始部閉塞 排尿 昼夜 コミュニ ケーション 会話困難 自立 自立 理解困難 理解困難 階段昇降 廊下歩行 トイレ歩行 病

図表 リハビリテーション評価 患 者 年 齢 性 別 病 名 A 9 消化管出血 B C 9 脳梗塞 D D' E 外傷性くも幕下出血 E' 外傷性くも幕下出血 F 左中大脳動脈基始部閉塞 排尿 昼夜 コミュニ ケーション 会話困難 自立 自立 理解困難 理解困難 階段昇降 廊下歩行 トイレ歩行 病 大阪 転倒転落の要因と分析 B 福岡メディカル研究会 座長 株式会社メディカルクリエイト表パートナー 遠山 峰輝 : 北山 后子 はじめに 背景と目的 社会の変化とともに医療界の事故がマスコミなどにより大き 今回 転倒 転落 を選択した理由は 患者の自発行 く取りざたされるようになってきた 訴訟も年々増加の傾向に 動による転倒転落が 占めるという理由 そして患者に与え ある 昨年より厚生労働省も各施設に安全管理委員会の設置

More information

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな 7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいになると予想される 医療ニーズに応じて適切に医療資源を投入することが 効果的 効率的な入院医療の提供にとって重要

More information

つばめ通信 Vol.1 摂食 嚥下障害看護認定看護師活動日のお知ら はじめまして摂食 嚥下障害看護認定看護師の兼本です 今月より嚥下に関わる情報をつばめ通信としてお届けしま 8 月の認定活動日は 8 月 8 日 ( 月 ) 9 時 ~17 時 8 月 24 日 ( 水 ) 9 時 ~17 時となって

つばめ通信 Vol.1 摂食 嚥下障害看護認定看護師活動日のお知ら はじめまして摂食 嚥下障害看護認定看護師の兼本です 今月より嚥下に関わる情報をつばめ通信としてお届けしま 8 月の認定活動日は 8 月 8 日 ( 月 ) 9 時 ~17 時 8 月 24 日 ( 水 ) 9 時 ~17 時となって つばめ通信 Vol.1 摂食 嚥下障害看護認定看護師活動日のお知ら はじめまして摂食 嚥下障害看護認定看護師の兼本です 今月より嚥下に関わる情報をつばめ通信としてお届けしま 8 月の認定活動日は 8 月 8 日 ( 月 ) 9 時 ~17 時 8 月 24 日 ( 水 ) 9 時 ~17 時となっていますご相談があれば 下記 介入依頼の流れ を参考に PHS6934 にご連絡ください 摂食 嚥下障害看護認定看護師

More information

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350

5. 死亡 (1) 死因順位の推移 ( 人口 10 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 悪性新生物 位 26 悪性新生物 350 5. 死亡 () 死因順位の推移 ( 人口 0 万対 ) 順位年次 佐世保市長崎県全国 死因率死因率死因率 24 悪性新生物 328.4 悪性新生物 337.0 悪性新生物 286.6 25 悪性新生物 377.8 悪性新生物 354. 悪性新生物 290.3 位 26 悪性新生物 350.3 悪性新生物 355.7 悪性新生物 290.3 27 悪性新生物 332.4 悪性新生物 35. 悪性新生物

More information

Clinical Indicator 2016 FUNABASHI MUNICIPAL REHABILITATION HOSPITAL

Clinical Indicator 2016 FUNABASHI MUNICIPAL REHABILITATION HOSPITAL Clinical Indicator 2016 FUNABASHI MUNICIPAL REHABILITATION HOSPITAL 1 入院 4 1- Ⅰ リハビリ実施単位数 単価 4 1 患者 1 人 1 日あたりのリハビリ単位数 年別 4 2 疾患別リハビリ単位数 年別 ( 脳血管 運動器 廃用 ) 4 3 スタッフ配置数 4 1- Ⅱ 退院患者 5 1 疾患別患者数 5 2 年齢 性別構成

More information

リハビリテーション歩行訓練 片麻痺で歩行困難となった場合 麻痺側の足にしっかりと体重をかけて 適切な刺激を外から与えることで麻痺の回復を促進させていく必要があります 麻痺が重度の場合は体重をかけようとしても膝折れしてしまうため そのままでは適切な荷重訓練ができませんが 膝と足首を固定する長下肢装具を

リハビリテーション歩行訓練 片麻痺で歩行困難となった場合 麻痺側の足にしっかりと体重をかけて 適切な刺激を外から与えることで麻痺の回復を促進させていく必要があります 麻痺が重度の場合は体重をかけようとしても膝折れしてしまうため そのままでは適切な荷重訓練ができませんが 膝と足首を固定する長下肢装具を 歩行訓練 片麻痺で歩行困難となった場合 麻痺側の足にしっかりと体重をかけて 適切な刺激を外から与えることで麻痺の回復を促進させていく必要があります 麻痺が重度の場合は体重をかけようとしても膝折れしてしまうため そのままでは適切な荷重訓練ができませんが 膝と足首を固定する長下肢装具を使用することで適切な荷重訓練を行うことができます ( 図 13) 図 14は重度の右片麻痺を患った患者さんの荷重訓練をしている時の麻痺側下肢の筋活動

More information

平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2 平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅱ)(1 単位 ) 200 点 3. 脳血管疾患等リハビリテーション料

More information

課題名

課題名 急性期重度嚥下障害患者に対する完全側臥位法の有効性 研究責任者氏名長尾恭史 岡崎市民病院リハビリテーション室 副主任 共同研究者脳神経内科小林靖歯科口腔外科長尾徹看護局西嶋久美子 西暦 2017 年 6 月 15 日版数 1 目次 1. 実施計画の経緯 ( 背景 )... 1 2. 目的... 1 3. 研究対象者について... 1 3-1 選択基準... 1 3-2 除外基準... 1 3-3 中止基準...

More information

2 片脚での体重支持 ( 立脚中期, 立脚終期 ) 60 3 下肢の振り出し ( 前遊脚期, 遊脚初期, 遊脚中期, 遊脚終期 ) 64 第 3 章ケーススタディ ❶ 変形性股関節症ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2 片脚での体重支持 ( 立脚中期, 立脚終期 ) 60 3 下肢の振り出し ( 前遊脚期, 遊脚初期, 遊脚中期, 遊脚終期 ) 64 第 3 章ケーススタディ ❶ 変形性股関節症ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー PT OT ビジュアルテキスト 姿勢 動作 歩行分析 contents 序ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー畠中泰彦 3 本書の使い方ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

More information

スライド 1

スライド 1 1. 血液の中に存在する脂質 脂質異常症で重要となる物質トリグリセリド ( 中性脂肪 :TG) 動脈硬化に深く関与する 脂質の種類 トリグリセリド :TG ( 中性脂肪 ) リン脂質 遊離脂肪酸 特徴 細胞の構成成分 ホルモンやビタミン 胆汁酸の原料 動脈硬化の原因となる 体や心臓を動かすエネルギーとして利用 皮下脂肪として貯蔵 動脈硬化の原因となる 細胞膜の構成成分 トリグリセリド ( 中性脂肪

More information

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり

学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり 学位論文の内容の要旨 論文提出者氏名 庄司仁孝 論文審査担当者 主査深山治久副査倉林亨, 鈴木哲也 論文題目 The prognosis of dysphagia patients over 100 years old ( 論文内容の要旨 ) < 要旨 > 日本人の平均寿命は世界で最も高い水準であり, 高齢者の人口は全人口の約 25% を占め, 介護の問題なども含め, 高齢化は深刻な問題である. 平均寿命の延伸とともに,100

More information

2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果

2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果 2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果汁飲料 ) の飲用試験を実施した結果 アトピー性皮膚炎症状を改善する効果が確認されました なお 本研究成果は

More information

脳卒中に関する留意事項 以下は 脳卒中等の脳血管疾患に罹患した労働者に対して治療と職業生活の両立支援を行うにあ たって ガイドラインの内容に加えて 特に留意すべき事項をまとめたものである 1. 脳卒中に関する基礎情報 (1) 脳卒中の発症状況と回復状況脳卒中とは脳の血管に障害がおきることで生じる疾患

脳卒中に関する留意事項 以下は 脳卒中等の脳血管疾患に罹患した労働者に対して治療と職業生活の両立支援を行うにあ たって ガイドラインの内容に加えて 特に留意すべき事項をまとめたものである 1. 脳卒中に関する基礎情報 (1) 脳卒中の発症状況と回復状況脳卒中とは脳の血管に障害がおきることで生じる疾患 事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン参考資料 脳卒中に関する留意事項 脳卒中に関する留意事項 以下は 脳卒中等の脳血管疾患に罹患した労働者に対して治療と職業生活の両立支援を行うにあ たって ガイドラインの内容に加えて 特に留意すべき事項をまとめたものである 1. 脳卒中に関する基礎情報 (1) 脳卒中の発症状況と回復状況脳卒中とは脳の血管に障害がおきることで生じる疾患の総称であり

More information

福島県のがん死亡の年次推移 福島県におけるがん死亡数は 女とも増加傾向にある ( 表 12) 一方 は 女とも減少傾向にあり 全国とほとんど同じ傾向にある 2012 年の全のを全国と比較すると 性では高く 女性では低くなっている 別にみると 性では膵臓 女性では大腸 膵臓 子宮でわずかな増加がみられ

福島県のがん死亡の年次推移 福島県におけるがん死亡数は 女とも増加傾向にある ( 表 12) 一方 は 女とも減少傾向にあり 全国とほとんど同じ傾向にある 2012 年の全のを全国と比較すると 性では高く 女性では低くなっている 別にみると 性では膵臓 女性では大腸 膵臓 子宮でわずかな増加がみられ 福島県のがんの死亡の特徴 2012 年の別は 全でみると 性は 179.5 女性は 86.0 に対し 全国は性 175.7 女性は 90.3 であった 別にみると いずれもわずかであるが 性の胃や大腸 女性では膵臓や卵巣が全国より高く 肺は女とも全国より低くなっている ( 図 15) 図 15. 別 ( 人口 10 万対 ) 標準集計表 9 から作成 - 2012 年 ( 平成 24 年 ) - 性

More information

対応策頭部を支持できる車椅子 ( ティルト リクライニング車椅子 ) の使用や介助方法の検討をしましょう 3. 食事を楽しみにしていない 考えられる原因またはこの状態により発生する問題について意識障害 ( 服薬の影響含む ) 認知症 高次脳機能障害 摂食障害 ( 拒食症 過食症 ) 抑うつ状態 薬剤

対応策頭部を支持できる車椅子 ( ティルト リクライニング車椅子 ) の使用や介助方法の検討をしましょう 3. 食事を楽しみにしていない 考えられる原因またはこの状態により発生する問題について意識障害 ( 服薬の影響含む ) 認知症 高次脳機能障害 摂食障害 ( 拒食症 過食症 ) 抑うつ状態 薬剤 5. 食事観察における問題点の把握とその分析 リスク管理のための検査法 対応法について * 以下に記す症状がみられる場合は 専門職 ( 専門医 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士など ) に相談しましょう 頻回にムセがみられたり 発熱があるなど誤嚥をうたがう所見があれば 専門の医療機関を受診することをお勧めします 場合によっては嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査 専門職によるリハビリが必要なこともあります

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション NASVA プレスリリース 平成 29 年 3 月 3 日 独立行政法人自動車事故対策機構被害者援護部坂本 中庄司電話 3(568)7638 NASVA 療護施設入院患者の改善状況について NASVAでは 全国 8か所で療護施設を運営しています 療護施設とは 自動車や原動機付自転車が関係する交通事故により脳が損傷され 重度の後遺障害 ( 遷延性意識障害 ) を負った方のための公的専門病院です 急性期治療を終えた方を対象として

More information

認定看護師教育基準カリキュラム

認定看護師教育基準カリキュラム 認定看護師教育基準カリキュラム 分野 : 慢性心不全看護平成 28 年 3 月改正 ( 目的 ) 1. 安定期 増悪期 人生の最終段階にある慢性心不全患者とその家族に対し 熟練した看護技術を用いて水準の高い看護実践ができる能力を育成する 2. 安定期 増悪期 人生の最終段階にある慢性心不全患者とその家族の看護において 看護実践を通して他の看護職者に対して指導ができる能力を育成する 3. 安定期 増悪期

More information

第1分野 摂食嚥下リハビリテーションの全体像 1 総 論 2 摂食嚥下のリハビリテー 椿原彰夫 ション総論 Lecturer 川崎医療福祉大学学長 学 習目標 Learning Goals Chapter 1 摂食嚥下とその障害の概念が理解できる 摂食嚥下障害の治療目的がわかる 急性期 回復期 生活

第1分野 摂食嚥下リハビリテーションの全体像 1 総 論 2 摂食嚥下のリハビリテー 椿原彰夫 ション総論 Lecturer 川崎医療福祉大学学長 学 習目標 Learning Goals Chapter 1 摂食嚥下とその障害の概念が理解できる 摂食嚥下障害の治療目的がわかる 急性期 回復期 生活 第1分野 摂食嚥下リハビリテーションの全体像 1 総 論 摂食嚥下のリハビリテー 椿原彰夫 ション総論 Lecturer 川崎医療福祉大学学長 学 習目標 Learning Goals 1 摂食嚥下とその障害の概念が理解できる 摂食嚥下障害の治療目的がわかる 急性期 回復期 生活期の流れが把握できる 摂食嚥下障害のチーム医療の重要性がわかる 摂食 嚥下 摂食嚥下障害とは何か e ラーニング スライド

More information

06: 耳鼻咽喉 頭頸部外科コース 1. 耳鼻咽喉 頭頸部外科コースの概説このコースでは 聴器 平衡器 鼻 副鼻腔 口腔 咽頭 喉頭 気管 食道および唾液腺 甲状腺を含む臨床解剖 生理を知り これら器官の疾患の診断および治療法についての概念を習得することにあるが さらにこれら疾患と他臓器疾患との関連

06: 耳鼻咽喉 頭頸部外科コース 1. 耳鼻咽喉 頭頸部外科コースの概説このコースでは 聴器 平衡器 鼻 副鼻腔 口腔 咽頭 喉頭 気管 食道および唾液腺 甲状腺を含む臨床解剖 生理を知り これら器官の疾患の診断および治療法についての概念を習得することにあるが さらにこれら疾患と他臓器疾患との関連 06: 耳鼻咽喉 頭頸部外科コース 1. 耳鼻咽喉 頭頸部外科コースの概説このコースでは 聴器 平衡器 鼻 副鼻腔 口腔 咽頭 喉頭 気管 食道および唾液腺 甲状腺を含む臨床解剖 生理を知り これら器官の疾患の診断および治療法についての概念を習得することにあるが さらにこれら疾患と他臓器疾患との関連を知ることも重要である 耳科学 鼻科学 頭頸部外科学で構成される 2. 教育目標 (1) 一般目標聴器

More information

漢方薬

漢方薬 神経系 Pharmaceutical education for the general public. Advanced level text to learn medicine. 深井良祐 [ 著 ] 1 目次 第一章. 神経系とは P. 3 1-1. 神経系の仕組み P.3 1-2. 神経系の分類 P.4 第二章. 中枢神経 ( 脳で働く神経伝達物質 ) P. 6 第三章. 自律神経 ( 交感神経と副交感神経

More information

NAGOYA EKISAIKAI HOSPITAL 名古屋掖済会病院

NAGOYA EKISAIKAI HOSPITAL 名古屋掖済会病院 当科の紹介 名古屋市南西部の工業地帯に位置し 地域医療及び救急医療に長年従事している 特に救急医療は県の救急センター さらに国の救命救急センター ( 昭和 53 年開設 平成 18 年新センター開業 ) を併設し多くの急病 外傷患者を四六時中 受け入れてきた実績がある また 32 診療科を有する 662 床の急性期総合病院 (DPC: 包括医療 ) でもある 地域の連携病院の核として 災害拠点病院

More information

高齢者におけるサルコペニアの実態について みやぐち医院 宮口信吾 我が国では 高齢化社会が進行し 脳血管疾患 悪性腫瘍の増加ばかりでなく 骨 筋肉を中心とした運動器疾患と加齢との関係が注目されている 要介護になる疾患の原因として 第 1 位は脳卒中 第 2 位は認知症 第 3 位が老衰 第 4 位に

高齢者におけるサルコペニアの実態について みやぐち医院 宮口信吾 我が国では 高齢化社会が進行し 脳血管疾患 悪性腫瘍の増加ばかりでなく 骨 筋肉を中心とした運動器疾患と加齢との関係が注目されている 要介護になる疾患の原因として 第 1 位は脳卒中 第 2 位は認知症 第 3 位が老衰 第 4 位に 高齢者におけるサルコペニアの実態について みやぐち医院 宮口信吾 我が国では 高齢化社会が進行し 脳血管疾患 悪性腫瘍の増加ばかりでなく 骨 筋肉を中心とした運動器疾患と加齢との関係が注目されている 要介護になる疾患の原因として 第 1 位は脳卒中 第 2 位は認知症 第 3 位が老衰 第 4 位に関節疾患 5 位が骨折 転倒であり 4,5 位はいずれも運動器が関係している 骨粗しょう症のメカニズムの解明

More information

症例報告 (05 年老年歯科医学会学術大会発表 ) 摂食 嚥下障害の評価と訓練の実際 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学系口腔老化制御学講座高齢者歯科学分野准教授戸原玄 69 歳女性. 原疾患はくも膜下出血 ( 平成 14 年 12 月 ). ADL は部分介助レベル. 発症後に誤嚥性

症例報告 (05 年老年歯科医学会学術大会発表 ) 摂食 嚥下障害の評価と訓練の実際 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学系口腔老化制御学講座高齢者歯科学分野准教授戸原玄 69 歳女性. 原疾患はくも膜下出血 ( 平成 14 年 12 月 ). ADL は部分介助レベル. 発症後に誤嚥性 摂食 嚥下障害の評価と訓練の実際 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学系口腔老化制御学講座高齢者歯科学分野准教授戸原玄 株式会社デジタルクリエイト 症例報告 (05 年老年歯科医学会学術大会発表 ) 摂食 嚥下障害の評価と訓練の実際 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科老化制御学系口腔老化制御学講座高齢者歯科学分野准教授戸原玄 69 歳女性. 原疾患はくも膜下出血 ( 平成 14 年

More information

Clinical Indicator 2017 FUNABASHI MUNICIPAL REHABILITATION HOSPITAL

Clinical Indicator 2017 FUNABASHI MUNICIPAL REHABILITATION HOSPITAL Clinical Indicator 2017 FUNABASHI MUNICIPAL REHABILITATION HOSPITAL 1 入院 4 1- Ⅰ リハビリ実施単位数 単価 4 1 患者 1 人 1 日あたりのリハビリ単位数 年別 4 2 疾患別リハビリ単位数 年別 ( 脳血管 運動器 廃用 ) 4 3 スタッフ配置数 4 1- Ⅱ 退院患者 5 1 疾患別患者数 5 2 年齢 性別構成

More information

減量・コース投与期間短縮の基準

減量・コース投与期間短縮の基準 用法 用量 通常 成人には初回投与量 (1 回量 ) を体表面積に合せて次の基準量とし 朝食後および夕食後の 1 日 2 回 28 日間連日経口投与し その後 14 日間休薬する これを 1 クールとして投与を繰り返す ただし 本剤の投与によると判断される臨床検査値異常 ( 血液検査 肝 腎機能検査 ) および消化器症状が発現せず 安全性に問題がない場合には休薬を短縮できるが その場合でも少なくとも

More information

(1) 高齢者の特徴加齢による身体機能の低下は人により異なりますが 高齢者の体にさまざまな変化をもたらすと同時に 食生活にも影響を及ぼします このため 高齢者への食生活支援には 身体状況や食事の摂取状況の把握に加え 環境や社会的 経済的要因の他 サービス利用者本人や家族の意向などを考慮した栄養改善計

(1) 高齢者の特徴加齢による身体機能の低下は人により異なりますが 高齢者の体にさまざまな変化をもたらすと同時に 食生活にも影響を及ぼします このため 高齢者への食生活支援には 身体状況や食事の摂取状況の把握に加え 環境や社会的 経済的要因の他 サービス利用者本人や家族の意向などを考慮した栄養改善計 栄養改善について 1. 栄養改善の意義高齢者は 加齢に伴う身体的, 精神的, 社会 経済的要因などにより きちんとした食事を摂ることが難しくなる傾向にあります また 高血圧症や動脈硬化症 骨粗鬆症 四肢の障害など何らかの疾病や障害を持っていることが多い他 生理的ストレスや薬物の服用による食欲低下などもおこります 栄養バランスが崩れエネルギーやタンパク質など体に必要な栄養が十分に摂取できなくなると 低栄養状態に陥りやすくなり

More information

はじめに 連携パス とは 地域のと大阪市立総合医療センターの医師が あなたの治療経過を共有できる 治療計画表 のことです 連携パス を活用し と総合医療センターの医師が協力して あなたの治療を行います 病状が落ち着いているときの投薬や日常の診療はが行い 専門的な治療や定期的な検査は総合医療センターが

はじめに 連携パス とは 地域のと大阪市立総合医療センターの医師が あなたの治療経過を共有できる 治療計画表 のことです 連携パス を活用し と総合医療センターの医師が協力して あなたの治療を行います 病状が落ち着いているときの投薬や日常の診療はが行い 専門的な治療や定期的な検査は総合医療センターが 大腸がん術後連携パス 大阪市立総合医療センター 大阪府がん診療連携協議会 はじめに 連携パス とは 地域のと大阪市立総合医療センターの医師が あなたの治療経過を共有できる 治療計画表 のことです 連携パス を活用し と総合医療センターの医師が協力して あなたの治療を行います 病状が落ち着いているときの投薬や日常の診療はが行い 専門的な治療や定期的な検査は総合医療センターが行いますので ちょっとしたケガや日常の相談は

More information

Microsoft Word - シラバス.doc

Microsoft Word - シラバス.doc 1 多様なサービスと理解 (1) 職務の理解 これからの介護が目指すべき その人の生活を支える 在宅におけるケア 等の実践について 介護職がどのような環境で どのような形で どのような仕事を行うのか 具体的なイメージを持って実感し 以降の研修に実践的に取り組めるようにさせる 2. 2. 多様なサービスの理解 2 介護職の仕事内容や働く現場の理解 3. 3. 介護職の仕事内容や働く現場の理解 3 (

More information

鼻腔内 ( 通常手順 ) 安全に吸引が実施できる者を選定すること及び緊急時に備える STEP1 安全管理体制確保 評価項目内容実施者 留意事項 考えられるえられる主なリスク 必要な知識知識 技術 利用者の状態に関する情報を共有し 報告 連絡 相談等の連携体制を確保する ( 急変 事故発生時の対策を含

鼻腔内 ( 通常手順 ) 安全に吸引が実施できる者を選定すること及び緊急時に備える STEP1 安全管理体制確保 評価項目内容実施者 留意事項 考えられるえられる主なリスク 必要な知識知識 技術 利用者の状態に関する情報を共有し 報告 連絡 相談等の連携体制を確保する ( 急変 事故発生時の対策を含 ( 通常手順 ) 安全に吸引が実施できる者を選定すること及び緊急時に備える STEP1 安全管理体制確保 利用者の状態に関する情報を共有し 報告 連絡 相談等の連携体制を確保する ( 急変 事故発生時の対策を含む ) 医師 吸引は まれに迷走神経反射や低酸素状態等を引き起こす危険性もあり 職員間の連携が重要である 急変 事故発生時の連絡体制と連絡網を整備する 急変 事故発生時の対応マニュアルをすぐ活用できるようにしておく

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション オピオイド / 緩和医療 2012 年 3 月 21 日 主催 : 福岡大学病院腫瘍センター 共催 : 福岡市薬剤師会 福岡地区勤務薬剤師会 緩和医療とは 生命を脅かす疾患に伴う問題に直面する患者と家族に対し 疼痛や身体的 心理社会的 スピリチュアルな問題を 早期から正確に評価し解決することにより 苦痛の予防と軽減を図り 生活の質 (QOL) を向上させるためのアプローチ (WHO, 2002 年

More information

ラン君 10 歳 5 2. 口腔ケアの道具 6 原因不明の歯肉炎で食事が摂れなくなった 軟らかいタイプのキャットフードに変えて食べることができるようになり 体調も戻ってきました 粘膜ケアの道具 7 残存歯のブラッシングをするための道具 8 2

ラン君 10 歳 5 2. 口腔ケアの道具 6 原因不明の歯肉炎で食事が摂れなくなった 軟らかいタイプのキャットフードに変えて食べることができるようになり 体調も戻ってきました 粘膜ケアの道具 7 残存歯のブラッシングをするための道具 8 2 口から食べるための口腔ケア 1. なぜ口腔ケアが必要? 2 実技編 山部歯科医院 摂食嚥下コーディネーター 社会福祉士 岩井冨美子 口腔ケアをおこなうことで期待できること 口の中がきれいになる 口が動き出す 唾液分泌が促される 口の中が潤う 咽頭がきれいになる 目が覚める 消化管が動き出す 消化吸収が良くなる 肺炎が予防できる 3 うちの子達の食事風景 4 1 ラン君 10 歳 5 2. 口腔ケアの道具

More information

腹腔鏡下前立腺全摘除術について

腹腔鏡下前立腺全摘除術について ロボット支援腹腔鏡下根治的前立腺摘除術を受けられる方へ 前立腺がんの治療法 前立腺がんには様々な治療法があり 年齢や癌の広がり具合に応じて治療法が選択されます がんが前立腺にとどまっていて治癒 ( 根治 ) が期待される場合に推奨される治療法の一つが根治的前立腺摘除術です この根治的前立腺摘除術にはいくつかの方法 ( 手術方法 ) がありますが大きく分けて 開放手術と腹腔鏡下手術があります 当科における根治的前立腺摘除術

More information

関節リウマチ関節症関節炎 ( 肘機能スコア参考 参照 ) カルテNo. I. 疼痛 (3 ) 患者名 : 男女 歳 疾患名 ( 右左 ) 3 25 合併症 : 軽度 2 術 名 : 中等度 高度 手術年月日 年 月 日 利き手 : 右左 II. 機能 (2 ) [A]+[B] 日常作に

関節リウマチ関節症関節炎 ( 肘機能スコア参考 参照 ) カルテNo. I. 疼痛 (3 ) 患者名 : 男女 歳 疾患名 ( 右左 ) 3 25 合併症 : 軽度 2 術 名 : 中等度 高度 手術年月日 年 月 日 利き手 : 右左 II. 機能 (2 ) [A]+[B] 日常作に 日本整形外科学会 - 日本肘関節学会 参考 肘機能スコア I 疼痛判定基準 (3 ) 以下の 3 項の最低で評価 ( ) 疼 痛 日常生活の支障 疼痛対策の有無 ( 自発運痛 ) ( 鎮痛剤ど ) 3 25 時々 軽度 2 常 時 中等度高度 15 1 5 常常常常 時時時時 作によってあり全ての作時にありかりあり肘をかろうじて使用 時々必要常に必要常に必要常に必要 II 日常作簡便法 (12 )

More information

1 保健事業実施計画策定の背景 北海道の後期高齢者医療は 被保険者数が増加し 医療費についても増大している 全国的にも少子高齢化の進展 社会保障費の増大が見込まれる このような現状から 一層 被保険者の健康増進に資する保健事業の実施が重要となっており 国においても 保健事業実施計画 ( データヘルス

1 保健事業実施計画策定の背景 北海道の後期高齢者医療は 被保険者数が増加し 医療費についても増大している 全国的にも少子高齢化の進展 社会保障費の増大が見込まれる このような現状から 一層 被保険者の健康増進に資する保健事業の実施が重要となっており 国においても 保健事業実施計画 ( データヘルス 資料 2 平成 26 年 10 月 21 日第 2 回運営協議会用資料 北海道後期高齢者医療広域連合 保健事業実施計画骨子 ( 案 ) 概要 1 保健事業実施計画策定の背景 北海道の後期高齢者医療は 被保険者数が増加し 医療費についても増大している 全国的にも少子高齢化の進展 社会保障費の増大が見込まれる このような現状から 一層 被保険者の健康増進に資する保健事業の実施が重要となっており 国においても

More information

スライド 1

スライド 1 1. 胃の構造 胃の構造 胃底部 胃底部 胃体部 幽門部 胃液の成分ペプシン胃酸粘液 1. 胃の構造 胃の構造と役割 噴門胃底部胃体部幽門部 粘液を分泌胃酸 ( 塩酸 ) ペプシンを分泌胃酸 ( 塩酸 ) ペプシンを分泌ガストリンを血液中に分泌 ペプシン 胃酸 粘液 タンパク質を分解 病原菌の殺菌やペプシノーゲンの活性化 ペプシンや胃酸から胃粘膜を保護 1. 復習 胃の構造と役割 噴門 胃底部 胃体部

More information

嚥下時の咽頭クリアランスの 加齢による変化

嚥下時の咽頭クリアランスの 加齢による変化 嚥下のメカニズムと その評価 九州大学医学研究院耳鼻咽喉科梅崎俊郎 摂食 嚥下障害 耳鼻咽喉科医の役割 摂食 ingestion 先行期 ( 前口腔期 ) anticipatory(pre-oral) oral)stage 準備期 preparatory stage = stage II dysphagia 嚥下 swallowing 口腔期 ( 嚥下第一期 ) oral stage 咽頭期 ( 嚥下第二期

More information

耐性菌届出基準

耐性菌届出基準 37 ペニシリン耐性肺炎球菌感染症 (1) 定義ペニシリン G に対して耐性を示す肺炎球菌による感染症である (2) 臨床的特徴小児及び成人の化膿性髄膜炎や中耳炎で検出されるが その他 副鼻腔炎 心内膜炎 心嚢炎 腹膜炎 関節炎 まれには尿路生殖器感染から菌血症を引き起こすこともある 指定届出機関の管理者は 当該指定届出機関の医師が (2) の臨床的特徴を有する者を診察した結果 症状や所見からペニシリン耐性肺炎球菌感染症が疑われ

More information

【0513】12第3章第3節

【0513】12第3章第3節 第 3 章第 3 節 栄養状態の改善に向けて 1. 食生活アセスメント 基本チェックリストを確認の上 より詳しく食生活の課題を知るために 食生活アセスメントを実施してみましょう (1) 基本チェックリスト 栄養 NO. 質問事項回答解決方法 11 6 か月間で 2~3kg 以上の体重減少がありましたか 12 BMI が 18.5 未満ですか *BMI= 体重 (kg) 身長 (m) 身長 (m) はい

More information

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的 介護予防の推進について 1. 基本的な考え方 介護予防は 高齢者が要介護状態等となることの予防や要介護状態等の軽減 悪化の防止を目的として行うものである 特に 生活機能の低下した高齢者に対しては リハビリテーションの理念を踏まえて 心身機能 活動 参加 のそれぞれの要素にバランスよく働きかけることが重要であり 単に高齢者の運動機能や栄養状態といった心身機能の改善だけを目指すものではなく 日常生活の活動を高め

More information

330 先天性気管狭窄症 / 先天性声門下狭窄症 概要 1. 概要気道は上気道 ( 鼻咽頭腔から喉頭 ) と下気道 ( 気管 気管支 ) に大別される 指定難病の対象となるものは声門下腔や気管に先天的な狭窄や閉塞症状を来す疾患で その中でも先天性気管狭窄症や先天性声門下狭窄症が代表的な疾病である 多

330 先天性気管狭窄症 / 先天性声門下狭窄症 概要 1. 概要気道は上気道 ( 鼻咽頭腔から喉頭 ) と下気道 ( 気管 気管支 ) に大別される 指定難病の対象となるものは声門下腔や気管に先天的な狭窄や閉塞症状を来す疾患で その中でも先天性気管狭窄症や先天性声門下狭窄症が代表的な疾病である 多 330 先天性気管狭窄症 / 先天性声門下狭窄症 概要 1. 概要気道は上気道 ( 鼻咽頭腔から喉頭 ) と下気道 ( 気管 気管支 ) に大別される 指定難病の対象となるものは声門下腔や気管に先天的な狭窄や閉塞症状を来す疾患で その中でも先天性気管狭窄症や先天性声門下狭窄症が代表的な疾病である 多くが救命のため緊急の診断 処置 治療を要する 外傷や長期挿管後の二次性のものは除く 2. 原因原因は不明で

More information

9(1) 介護の基本的な考え方 9() 介護に関するこころのしくみの基礎的理解 9() 介護に関するからだのしくみの基礎的理解 9(4) 生活と家事 5 9(5) 快適な居住環境整備と介護 9(6) 整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 4 4 理論と法的根拠に基づき介護を行うこと

9(1) 介護の基本的な考え方 9() 介護に関するこころのしくみの基礎的理解 9() 介護に関するからだのしくみの基礎的理解 9(4) 生活と家事 5 9(5) 快適な居住環境整備と介護 9(6) 整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護 4 4 理論と法的根拠に基づき介護を行うこと 介護職員初任者研修研修カリキュラム ( 科目別シラバス 科目別特徴等 ) 事業者名 : 公益財団法人東京しごと財団 平成 9 年 1 月 5 日現在 担当科目時間 ( 項目 科目番号 科目名 ) 数 科目別特徴 指導体制 1(1) 多様なサービスの理解 国の介護施策とその動向 介護サービスの全体像をとらえる 1() 介護職の仕事内容や働く現場の理解 (1) 人権と尊厳を支える介護 5 () 自立に向けた介護

More information

基本料金明細 金額 基本利用料 ( 利用者負担金 ) 訪問看護基本療養費 (Ⅰ) 週 3 日まで (1 日 1 回につき ) 週 4 日目以降緩和 褥瘡ケアの専門看護師 ( 同一日に共同の訪問看護 ) 1 割負担 2 割負担 3 割負担 5, ,110 1,665 6,

基本料金明細 金額 基本利用料 ( 利用者負担金 ) 訪問看護基本療養費 (Ⅰ) 週 3 日まで (1 日 1 回につき ) 週 4 日目以降緩和 褥瘡ケアの専門看護師 ( 同一日に共同の訪問看護 ) 1 割負担 2 割負担 3 割負担 5, ,110 1,665 6, 訪問看護料金表 ( 医療保険 ) 健康保険 国民健康保険 後期高齢者医療保険等の加入保険の負担金割合 (1~3 割 ) により算定します 介護保険から医療保険への適用保険変更介護保険の要支援 要介護認定を受けた方でも 次の場合は 自動的に適用保険が介護保険から医療保険へ変更になります 1 厚生労働大臣が定める疾病等の場合 1 多発性硬化症 2 重症筋無力症 3スモン 4 筋萎縮性側索硬化症 5 脊髄小脳変性症

More information

肝臓の細胞が壊れるる感染があります 肝B 型慢性肝疾患とは? B 型慢性肝疾患は B 型肝炎ウイルスの感染が原因で起こる肝臓の病気です B 型肝炎ウイルスに感染すると ウイルスは肝臓の細胞で増殖します 増殖したウイルスを排除しようと体の免疫機能が働きますが ウイルスだけを狙うことができず 感染した肝

肝臓の細胞が壊れるる感染があります 肝B 型慢性肝疾患とは? B 型慢性肝疾患は B 型肝炎ウイルスの感染が原因で起こる肝臓の病気です B 型肝炎ウイルスに感染すると ウイルスは肝臓の細胞で増殖します 増殖したウイルスを排除しようと体の免疫機能が働きますが ウイルスだけを狙うことができず 感染した肝 エンテカビル トーワ を服用されている方へ B 型慢性肝疾患の治療のために 監修 国立大学法人高知大学医学部消化器内科学講座 教授西原利治先生 施設名 2017 年 10 月作成 (C-1) 肝臓の細胞が壊れるる感染があります 肝B 型慢性肝疾患とは? B 型慢性肝疾患は B 型肝炎ウイルスの感染が原因で起こる肝臓の病気です B 型肝炎ウイルスに感染すると ウイルスは肝臓の細胞で増殖します 増殖したウイルスを排除しようと体の免疫機能が働きますが

More information

表紙69-5,6_v10.eps

表紙69-5,6_v10.eps 2 1 6 宇佐美 眞 他 に対応する管理を行う3 4 癌と栄養代謝 悪液質 cachexia とその前段階の前悪液質 precachexia は 図2に示す体重減少と BMI の変化 サルコペニア の有無 食欲不振と代謝変化によって定義されている3 悪液質は 腫瘍の種類と存在部位により極めて多様な 病態を呈するが その病態は図3の様に 代謝変化臓器 として骨格筋減少 サルコペニア が中心におかれて理

More information

1981 年 男 全部位 C00-C , , , , ,086.5 口腔 咽頭 C00-C

1981 年 男 全部位 C00-C , , , , ,086.5 口腔 咽頭 C00-C 1980 年 男 全部位 C00-C96 11.2 4.3 4.6 2.3 11.1 10.6 37.1 85.0 104.9 210.0 364.0 617.3 871.7 1,231.6 1,759.0 2,286.6 1,998.0 1,827.2 口腔 咽頭 C00-C14 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 2.0 5.0 0.0 6.6 17.5 8.7 7.4 36.9 16.8

More information

摂食・嚥下障害 まず最初に何を見ますか?

摂食・嚥下障害 まず最初に何を見ますか? 摂食 嚥下障害まず最初に何を見ますか? とりあえず押さえておきたい評価 訓練のポイント 2012.11.22 東京医科大学八王子医療センターリハビリテーション部言語聴覚士新美拓穂 今回の講習の学習目標 頭頸部の解剖と運動のおおまかな理解 PT OT が介入する ( してほしい ) ポイント 嚥下評価のとりあえず押さえておきたいポイント 誤嚥の危険があるサインを知る 目次 Ⅰ 頭頸部の解剖と運動 Ⅱ

More information

認定看護師教育基準カリキュラム

認定看護師教育基準カリキュラム 認定看護師教育基準カリキュラム 分野 : 脳卒中リハビリテーション看護平成 27 年 4 月改正平成 28 年 7 月下線部追記 ( 目的 ) 1. 脳卒中患者およびその家族に対し QOL 向上を目指して 熟練した脳卒中リハビリテーション看護技術を用いた水準の高い看護実践ができる能力を育成する 2. 脳卒中患者およびその家族の看護において 看護実践を通して他の看護職者に対して指導ができる能力を育成する

More information

乳がん術後連携パス

乳がん術後連携パス 私の治療カルテ 大腸連携パス ( 術後フォローアップ ) 堺市立総合医療センター はじめに 連携パス とは 地域のと堺市立総合医療センターの医師が あなたの治療経過を共有できる 治療計画表 のことです 連携パス を活用し と堺市立総合医療センターの医師が協力して あなたの治療を行います 病状が落ち着いているときの投薬や日常の診療はが行い 専門的な治療や定期的な検査は堺市立総合医療センターが行いますので

More information

地域包括ケア病棟 緩和ケア病棟 これから迎える超高齢社会において需要が高まる 高齢者救急に重点を置き 地域包括ケア病棟と 緩和ケア病棟を開設いたしました! 社会福祉法人 恩賜財団済生会福岡県済生会八幡総合病院

地域包括ケア病棟 緩和ケア病棟 これから迎える超高齢社会において需要が高まる 高齢者救急に重点を置き 地域包括ケア病棟と 緩和ケア病棟を開設いたしました! 社会福祉法人 恩賜財団済生会福岡県済生会八幡総合病院 地域包括ケア病棟 緩和ケア病棟 これから迎える超高齢社会において需要が高まる 高齢者救急に重点を置き 地域包括ケア病棟と 緩和ケア病棟を開設いたしました! 社会福祉法人 恩賜財団済生会福岡県済生会八幡総合病院 往診患者を 24 時間 365 日いつでもどーぞご紹介ください はい どーぞ!! 検査もできますので すぐにお越しください 診療所 往診 断らない!! 根掘り葉掘り聞かない!! 紹介 あまり検査もできないし

More information

<4D F736F F F696E74202D2092F990B CFB8D6F8B40945C82CC955D89BF82C982C282A282C4>

<4D F736F F F696E74202D2092F990B CFB8D6F8B40945C82CC955D89BF82C982C282A282C4> 受診票 口腔機能評価項目 後期高齢者歯科口腔健診における口腔機能の評価について 3. 咀嚼能力評価 4. 舌機能評価 5. 嚥下機能評価 愛媛県歯科医師会地域保健担当理事久保奈知子 2 3. 咀嚼能力の評価 ( 咬筋触診法 ) 咬筋の触診 ( 咬合力 ) 1) 対象者にはこれから咬むための筋肉の強さを調べますと説明する 2) 左右の耳の付け根の下 ( 顎角部のやや内側 ) に人差し指 中指 薬指の先の腹の部分で軽く触れ

More information

< A815B B83578D E9197BF5F906697C38B40945C F92F18B9F91CC90A72E786C73>

< A815B B83578D E9197BF5F906697C38B40945C F92F18B9F91CC90A72E786C73> がんに対する診療機能 各領域の専門医に加え 認定看護師 専門 認定薬剤師等とともにチーム医療を展開しており 標準的かつ良質 適切な医療の提供に努め 又 他の医療機関との連携を推進しております. 肺がん 当該疾患の診療を担当している 医師数 当該疾患を専門としてい 腫瘍内科 4 4 2 腫瘍外科 ( 外科 ) 5 4 3 腫瘍放射線科 実績実績実績 開胸 治療の実施 (: 実施可 / : 実施不可 )

More information

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ

介護における尊厳の保持 自立支援 9 時間 介護職が 利用者の尊厳のある暮らしを支える専門職であることを自覚し 自立支援 介 護予防という介護 福祉サービスを提供するにあたっての基本的視点及びやってはいけ ない行動例を理解している 1 人権と尊厳を支える介護 人権と尊厳の保持 ICF QOL ノーマ 介護職員初任者研修 ほほえみ介護塾 シラバス 研修事業者名 使用教材 一般財団法人宇治市福祉サービス公社 介護職員初任者研修テキスト 公益財団法人介護労働安定センター 科目名 職務の理解 6 時間 研修に先立ち これからの介護が目指すべき その人の生活を支える 在宅におけるケ ア 等の実践について 介護職がどのような環境で どのような形で どのような仕事を 行うのか 具体的イメージを持って実感し 以降の研修に実践的に取り組めるようにす

More information

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医

佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生年月日 住所 M T S H 西暦 電話番号 年月日 ( ) - 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 ( ) - 家族構成 ( ) - ( ) - ( ) - ( ) - 担当医情報 医 佐賀県肺がん地域連携パス様式 1 ( 臨床情報台帳 1) 患者様情報 氏名 性別 男性 女性 生 住所 M T S H 西暦 電話番号 氏名 ( キーパーソンに ) 続柄居住地電話番号備考 家族構成 情報 医療機関名 診療科 住所 電話番号 紹介医 計画策定病院 (A) 連携医療機関 (B) 疾患情報 組織型 遺伝子変異 臨床病期 病理病期 サイズ 手術 有 無 手術日 手術時年齢 手術 有 無 手術日

More information

適応病名とレセプト病名とのリンクDB

適応病名とレセプト病名とのリンクDB データベース データベースの概要 添付文書に記載されている適応病名とそれに対応するレセプト病名を関連付けたデータベースです 保険請求に関連したレセプト病名の検索や薬品との整合性チェックを行うことが可能です 本データベースは 医療用医薬品の添付文書に記載されている全ての適応病名情報を網羅しており 下記参考情報のレセプト病名の改定 ( 年 2 回 ) にも対応しています 参考情報 : 傷病名マスター (

More information

クリニカルインディケーター 2017 の刊行にあたって 当院は開院以来 重症者にも対応できる医療 リハケア体制の整備 スタッフの量的および質的充実に向けた教育 研修体制の構築 チームアプローチの徹底や情報共有の強化 急性期病院および地域医療 介護との連携推進 生活 期リハの充実等 様々な取り組みを組

クリニカルインディケーター 2017 の刊行にあたって 当院は開院以来 重症者にも対応できる医療 リハケア体制の整備 スタッフの量的および質的充実に向けた教育 研修体制の構築 チームアプローチの徹底や情報共有の強化 急性期病院および地域医療 介護との連携推進 生活 期リハの充実等 様々な取り組みを組 Clinical Indicator 2017 HATSUDAI REHABILITATION HOSPITAL クリニカルインディケーター 2017 の刊行にあたって 当院は開院以来 重症者にも対応できる医療 リハケア体制の整備 スタッフの量的および質的充実に向けた教育 研修体制の構築 チームアプローチの徹底や情報共有の強化 急性期病院および地域医療 介護との連携推進 生活 期リハの充実等 様々な取り組みを組織的に整備

More information

老化と 摂食嚥下障害 口から食べる を多職種で支えるための視点 編著藤本篤士糸田昌隆葛谷雅文若林秀隆 Dysphagia Oral sarcopenia Presbyphagia

老化と 摂食嚥下障害 口から食べる を多職種で支えるための視点 編著藤本篤士糸田昌隆葛谷雅文若林秀隆 Dysphagia Oral sarcopenia Presbyphagia 老化と 摂食嚥下障害 口から食べる を多職種で支えるための視点 編著藤本篤士糸田昌隆葛谷雅文若林秀隆 Dysphagia Oral sarcopenia Presbyphagia 02 小山珠美 Koyama Tamami 口から食べるための包括的アプローチ 高齢社会において 口からおいしく食べ続けたい という願いを実現するために包 括的支援を注ぐことが われわれの責務である 食べることに困難を有した要介護高齢

More information

統合失調症患者の状態と退院可能性 (2) 自傷他害奇妙な姿勢 0% 20% 40% 60% 80% 100% ないない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 尐ない 中程度 高い 時々 毎日 症状なし 幻覚 0% 20% 40% 60% 80% 100% 症状

統合失調症患者の状態と退院可能性 (2) 自傷他害奇妙な姿勢 0% 20% 40% 60% 80% 100% ないない 0% 20% 40% 60% 80% 100% 尐ない 中程度 高い 時々 毎日 症状なし 幻覚 0% 20% 40% 60% 80% 100% 症状 統合失調症患者の状態と退院可能性 () 自傷他害奇妙な姿勢 ないない 1 3 4 1 3 4 尐ない 中程度 高い 時々 毎日 症状なし 幻覚 症状なし 罪業感 1 3 4 1 3 4 ごく軽度軽度中等度やや高度高度非常に高度 ごく軽度軽度中等度やや高度高度非常に高度 1 現在の状態でも居住先 支援が整えば退院可能 状態の改善が見込まれるので 居住先 支援などを新たに用意しなくても近い将来退院見込み

More information

P-2 3 自分で降りられないように ベットを柵 ( サイドレール ) で囲む 実施の有無 1 他に介護の方法がないため 2 同室者 他の利用者からの依頼 4 不穏や不安など本人の混乱を防止 5 暴力行為など他人への迷惑行為を防止の為 6 夜間以外の徘徊を防止 7 夜間の徘徊を防止 8 不随運動があ

P-2 3 自分で降りられないように ベットを柵 ( サイドレール ) で囲む 実施の有無 1 他に介護の方法がないため 2 同室者 他の利用者からの依頼 4 不穏や不安など本人の混乱を防止 5 暴力行為など他人への迷惑行為を防止の為 6 夜間以外の徘徊を防止 7 夜間の徘徊を防止 8 不随運動があ 別紙 -3 身体拘束実施のチェックシート P-1 利用者氏名 調査日任者 平成年月日 調査責任者 身体拘束の禁止となる具体的な行為 (11 項目 ) 1 徘徊しないように 車椅子や椅子 ベットに体幹や四肢を紐等で縛る 実施の有無 1 他に介護の方法がないため 2 同室者 他の利用者からの依頼 4 夜間以外の徘徊を防止 5 夜間の徘徊を防止 6 施設外への徘徊を防止の為 7 職員の見守りが出来ない時間帯のみ

More information

せきがはら10月号.ec6

せきがはら10月号.ec6 10 2015 OCT. No.615 ~ ~ 毎日お酒を飲み 休肝日がほとんどない お酒をのむとき つまみはあまり食べない お酒を飲むペースが早いと言われる 休日には 昼間からお酒を飲むことが多い 1日に日本酒2合 ビール中びん2本 以上飲む 二日酔いの回数が増えた お酒を飲んで記憶をなくしたことがある 飲み過ぎて肝機能が悪くなった 当てはまる項目が多いほど アルコール依存症になる可能性が高いので

More information

Microsoft Word - クリニカルインディケーター(臨床指標).doc

Microsoft Word - クリニカルインディケーター(臨床指標).doc クリニカル インディケーター ( 臨床指標 ) クリニカル インディケーター (Clinical Indicator) とは 病院の様々な機能を適切な指標を用いて表したものであり これを分析し 改善することにより医療サービスの質の向上を図ることを目的とするものです 平成 22 年度からは 厚生労働省において 国民の関心の高い特定の医療分野について 医療の質の評価 公表を実施し その結果を踏まえた 分析

More information

<955C8E862E657073>

<955C8E862E657073> メ モ 目次 地域連携クリテイカルパスについて手帳の使い方定期検診の検査と必要性術後の注意患者さん基本情報診療計画表 役割分担表診療経過 ( 連携医情報 ) 診療経過 ( 専門病院情報 ) 2 3 4 5 6 8 12 32 ー 1 ー 地域連携クリテイカルパスについて 地域連携クリテイカルパスは がんの診断 治療 定期的な検査などの診療を 複数の医療機関 ( 専門病院と地域のかかりつけ連携診療所

More information

復習問題

復習問題 脳卒中の リハビリテーション 竹内 復習問題 Q1 大腿骨頸部骨折の手術方法を 決定する大きな基準 ( 分類 ) を述べてください Q2 大腿骨頸部骨折患者の 受傷から在宅療養までの 一般的流れを述べてください Q3 大腿骨頭置換術患者 の各手術法の脱臼肢 位を述べてください 1 後側方アプローチ 2 前側方アプローチ Q4 大腿骨頸部骨折患者の合併症および根本的原因を述べてください Q1 大腿骨頸部骨折の手術方法を

More information

甲状腺機能が亢進して体内に甲状腺ホルモンが増えた状態になります TSH レセプター抗体は胎盤を通過して胎児の甲状腺にも影響します 母体の TSH レセプター抗体の量が多いと胎児に甲状腺機能亢進症を引き起こす可能性が高まります その場合 胎児の心拍数が上昇しひどい時には胎児が心不全となったり 胎児の成

甲状腺機能が亢進して体内に甲状腺ホルモンが増えた状態になります TSH レセプター抗体は胎盤を通過して胎児の甲状腺にも影響します 母体の TSH レセプター抗体の量が多いと胎児に甲状腺機能亢進症を引き起こす可能性が高まります その場合 胎児の心拍数が上昇しひどい時には胎児が心不全となったり 胎児の成 甲状腺機能亢進症が女性に与える影響 1) バセドウ病と生理 ( 月経 ) バセドウ病になると生理の周期が短くなったり 生理の量が少なくなったりします バセドウ病では 甲状腺機能亢進症の状態となります 甲状腺ホルモンは卵胞の成長にも影響しますので 甲状腺機能亢進症の状態では 卵胞の成長が早くなり生理の周期が短くなることがあります そのため生理が頻回に生じる頻発月経になったりしますが 逆に全身状態が悪くなったり

More information

Microsoft Word - ダイジェスト(A4改

Microsoft Word - ダイジェスト(A4改 ダイジェスト版 計画のねらい すべての野田村民が生涯を通じて むし歯と歯周病の予防に取り組み 必要 な歯科保健サービスを受けられるように 村民 歯科医療機関 行政 保育所 学校や教育委員会などの関係機関と目標を共有し 豊かな自然の中で 地域で 支えあい 自分らしさを大切にしながらより良い生活ができる健康な村を目指 し のだむら歯と口腔の健康づくり基本計画 を策定しました 目 標 生涯にわたり美味しく食べたり

More information

杉 杉 杉 杉

杉 杉 杉 杉 発作性心房細動の管理 杉薫 発作性心房細動の管理についてご教示ください 特に カテーテルアブレーションや抗不整脈薬の適応とその有効性についてご教示ください また 年に数回程度の発作を呈する患者さんの場合 どのように管理すればよいでしょうか 杉 60 12 11. 2016 881 1 杉 杉 杉 2011 3 4 2 杉 2882 60 12 11. 2016 6 杉 4 杉 60 12 11.

More information

3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴

3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴 専門研修プログラム整備基準項目 5 別紙 1 専門技能 ( 診療 検査 診断 処置 手術など ) 1 年目 1 患者及び家族との面接 : 面接によって情報を抽出し診断に結びつけるとともに 良好な治療関係を維持する 2. 診断と治療計画 : 精神 身体症状を的確に把握して診断し 適切な治療を選択するとともに 経過に応じて診断と治療を見直す 3. 疾患の概念と病態の理解 : 疾患の概念および病態を理解し

More information

透析看護の基本知識項目チェック確認確認終了 腎不全の病態と治療方法腎不全腎臓の構造と働き急性腎不全と慢性腎不全の病態腎不全の原疾患の病態慢性腎不全の病期と治療方法血液透析の特色腹膜透析の特色腎不全の特色 透析療法の仕組み血液透析の原理ダイアライザーの種類 適応 選択透析液供給装置の機能透析液の組成抗

透析看護の基本知識項目チェック確認確認終了 腎不全の病態と治療方法腎不全腎臓の構造と働き急性腎不全と慢性腎不全の病態腎不全の原疾患の病態慢性腎不全の病期と治療方法血液透析の特色腹膜透析の特色腎不全の特色 透析療法の仕組み血液透析の原理ダイアライザーの種類 適応 選択透析液供給装置の機能透析液の組成抗 透析に関する新入職員教育要項 期間目標入職 ~ 1 施設及び透析室の特殊性がわかる 2 透析療法の基礎知識がわかる 1ヶ月 1 透析室の環境に慣れる 2 血液透析開始 終了操作の手順がわかる 3 プライミング操作ができる 3ヶ月 1 透析業務の流れがわかる 2 機械操作の理解と開始 終了操作の手順がわかる 3 プライミング操作ができる 1 透析開始終了操作が指導下でできる 1 年目 ~ 1 血液透析開始終了操作の見守りができる

More information