仙 台 釣 竿

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1 仙 台 市 文 化 財 調 査 報 告 書 第 375 集 仙 台 旧 城 下 町 に 所 在 する 民 俗 文 化 財 調 査 報 告 書 4 仙 台 釣 竿 仙 台 御 筆 2010 年 3 月 仙 台 市 教 育 委 員 会

2 仙 台 釣 竿

3 例 言 1 本 稿 は 仙 台 市 を 補 助 事 業 者 とした 平 成 19 年 度 国 庫 補 助 事 業 仙 台 旧 城 下 町 に 所 在 する 民 俗 文 化 財 調 査 のう ち 仙 台 釣 竿 に 係 る 調 査 報 告 書 である 2 本 調 査 の 実 施 期 間 は 平 成 19 年 6 月 5 日 ~ 平 成 20 年 3 月 21 日 である 3 調 査 は 仙 台 市 教 育 委 員 会 文 化 財 課 ( 担 当 : 伊 藤 優 )の 総 括 のもと 仙 台 民 俗 文 化 研 究 会 が 行 った 4 調 査 および 執 筆 分 担 は 次 のとおり( 肩 書 きは 当 時 ) 調 査 本 文 執 筆 : 車 田 敦 ( 大 崎 市 教 育 委 員 会 ) 調 査 : 茂 木 裕 樹 ( 塩 竈 神 社 博 物 館 学 芸 員 ) 5 本 調 査 事 業 の 目 的 と 方 法 調 査 委 体 制 調 査 結 果 の 概 要 を 示 すために 別 途 総 括 編 を 刊 行 している 6 調 査 及 び 報 告 書 作 成 に 関 する 諸 記 録 資 料 等 は 仙 台 市 教 育 委 員 会 が 保 管 している

4 仙 台 釣 竿 目 次 第 1 章 和 竿 制 作 に 於 ける 仙 台 竿 1 第 1 節 釣 漁 技 術 史 に 於 ける 和 竿 製 作 1 第 2 節 仙 台 竿 について 3 第 2 章 製 作 技 術 について 5 第 1 節 製 作 工 程 5 第 2 節 和 竿 製 作 道 具 12 (1) 矯 める 道 具 (2) 削 る 道 具 (3) 測 る 道 具 (4) 伐 る 道 具 (5) 研 ぐ 道 具 (6) 巻 く 道 具 (7) 塗 る 道 具 第 3 節 材 料 14 (1) 竹 (2) 漆 第 4 節 仙 台 竿 の 種 類 16 (1) 釣 竿 について (2) 釣 竿 の 部 分 の 名 称 (3) 釣 竿 の 種 類 (4) 竿 の 調 子 第 3 章 竿 師 の 生 活 50 第 1 節 仕 事 場 空 間 50 第 2 節 竿 の 製 作 と 修 理 について 52 (1) 職 人 気 質 (2) 竿 の 修 理 (3) 青 葉 釣 友 会 について 第 3 節 竿 師 の 生 きざま 54 (1) 釣 竿 づくり 事 始 め (2) 年 間 の 製 作 サイクル (3) 竿 師 にとっての 釣 り

5 第 4 章 仙 台 竿 製 作 技 術 に 関 する 考 察 56 第 1 節 製 作 技 術 から 見 る 仙 台 竿 56 第 2 節 近 世 以 降 の 日 本 各 地 の 和 竿 製 作 58 (1) 盛 岡 竿 (2) 庄 内 竿 (3) 那 珂 川 竿 (4) 涸 沼 竿 (5) 前 橋 竿 (6) 川 口 竿 (7) 江 戸 和 竿 (8) 横 浜 竿 (9) 加 賀 竿 (10) 郡 上 竿 (11) 京 竿 (12) 紀 州 ヘラ 竿 第 3 節 和 竿 製 作 の 歴 史 と 製 作 技 術 の 伝 承 について 62 第 4 節 仙 台 竿 師 と 釣 魚 文 化 64 註 記 66

6 第 1 章 和 竿 製 作 に 於 ける 仙 台 竿 本 章 では 和 竿 製 作 に 於 ける 仙 台 竿 について 概 観 する 第 1 節 で 釣 漁 技 術 史 に 於 ける 和 竿 製 作 につ いて 展 開 し 仙 台 竿 の 技 術 史 上 の 位 置 付 けを 示 し 第 2 節 で 仙 台 竿 師 についての 概 要 を 述 べる 第 1 節 釣 漁 技 術 史 に 於 ける 和 竿 製 作 一 般 的 に 竹 の 竿 のことを 総 称 として 和 竿 と 呼 ぶ 和 竿 と 言 えば 泰 地 屋 東 作 に 知 られる 江 戸 和 竿 が 有 名 である 近 世 以 前 は 釣 竿 と 言 えば 延 べ 竿 であったが 泰 地 屋 東 作 は 持 ち 運 びに 便 利 なように 短 く 切 り 使 用 する 時 に 継 ぎ 合 せる 継 ぎ 竿 を 販 売 して 評 判 をとり 魚 遊 びの 一 道 具 にすぎなかった 釣 竿 を 美 術 工 芸 品 の 域 に 高 めたと 言 われている 手 始 めに 和 竿 の 定 義 について 触 れてみる 江 戸 和 竿 師 5 代 目 東 作 を 襲 名 した 松 本 栄 一 著 和 竿 事 典 (つり 人 社 昭 和 41 年 )によると 和 竿 は 以 下 のように 定 義 づけられている 日 本 産 の 布 袋 竹 真 竹 淡 竹 黒 竹 矢 竹 内 竹 丸 節 高 野 竹 等 を 原 料 竹 とする 延 べ 竿 と 継 ぎ 竿 とを 総 括 して 和 竿 という 戦 後 六 角 竿 の 業 者 が 和 竿 を 丸 竿 または 丸 竹 竿 等 と 呼 んで それらの 呼 び 名 を 広 く 慣 用 した そのため 昨 今 では 和 竿 を 製 作 する 竿 師 までが この 安 手 な 造 語 を 平 気 で 用 いているが そ もそも 舶 来 の 六 角 竿 は 初 め 西 洋 竿 と 呼 ばれ これに 対 して 日 本 独 自 の 釣 り 竿 が 和 竿 と 呼 ばれたので ある 註 1 ここで 釣 漁 技 術 史 に 於 ける 和 竿 製 作 に 関 する 研 究 史 を 紐 解 いてみる 和 竿 について 記 載 のある 最 も 古 い 文 献 は 日 本 最 古 の 釣 り 専 門 書 として 著 名 な 享 保 8 年 (1723) 津 軽 采 女 政 兕 によって 著 された 何 羨 録 である その 他 既 に 近 世 には 明 和 7 年 (1770) 玄 嶺 老 人 著 漁 人 道 しるべ や 天 保 年 間 ( ) 城 東 漁 父 著 魚 獵 手 引 等 に 於 いても 竿 に 関 する 記 述 が 見 られる 民 俗 学 に 於 ける 先 行 研 究 としては 宮 本 常 一 釣 漁 の 技 術 的 展 開 日 本 水 産 史 ( 角 川 書 店 昭 和 32 年 )や 渋 沢 敬 三 日 本 釣 漁 技 術 史 小 考 ( 角 川 書 店 昭 和 37 年 )が 上 げられる 宮 本 は 釣 漁 の 技 術 的 展 開 で 竿 について 竿 は 手 の 延 長 としての 役 割 を 持 つものだが 同 時 に 竹 の 持 つしなやかな 弾 力 を 利 用 して 漁 利 を 効 果 ならしめている そして 竿 が 早 くから 用 いられていたことは 神 功 皇 后 が 松 浦 川 でアユを 釣 ったとき 竿 を 上 げてアユを 得 たという 記 事 ( 日 本 書 紀 )にも 明 らかであり また 正 倉 院 御 物 の 麻 布 の 絵 にも 竿 を 持 って 魚 を 釣 る 人 の 姿 が 描 かれている 川 釣 りには 竿 が 多 く 用 いられ たのであろう しかし 川 釣 ばかりではなく 海 においても 竿 を 使 用 することは 多 く 遊 魚 に 於 いては 竿 の 吟 味 は 大 変 であった 註 2と 釣 竿 を 使 用 した 日 本 最 古 の 記 載 が 奈 良 時 代 に 書 かれた 六 国 史 にみられることを 指 摘 しながら 遊 魚 の 歴 史 と 竿 を 選 ぶことの 難 しさを 述 べている 渋 沢 は 日 本 釣 漁 技 術 史 小 考 で 釣 漁 法 釣 鉤 釣 糸 テグス ウキ 錘 天 秤 餌 料 そし て 釣 竿 の 各 側 面 から 釣 漁 技 術 の 発 達 について 包 括 的 に 研 究 している 釣 竿 に 要 請 される 基 本 的 な 用 件 は 水 産 宝 典 ( 大 日 本 水 産 会 編 大 正 5 年 )によると1 真 直 2 横 断 面 の 正 円 形 3 強 靭 4 重 量 5 屈 撓 順 調 で これを 完 全 に 近 く 具 備 する 材 料 で 数 量 が 豊 富 入 手 が 容 易 価 格 が 低 廉 なるものは 希 少 例 として 自 然 木 も 存 在 するが 竹 をおいて 存 在 しないとして いる 註 3さらに 我 が 国 は 世 界 有 数 の 竹 産 地 で 植 物 学 上 12 属 約 100 種 変 種 を 加 えると150 種 を 超 え 我 が 民 族 はこれらの 竹 を 極 めて 巧 みに 日 常 生 活 に 取 り 入 れ ほとんどあらゆる 部 門 にわたり 竹 器 を 利 用 しているが 釣 竿 の 要 件 を 満 たす 竹 の 種 類 は1マダケ 2ハチク 3クロチク 4ホテイチク 5メダケ 6ヤダケ 7ナリヒラダケ 8カンチクに 限 られていると 述 べている 註 4これは 上 述 した 松 本 栄 一 氏 による 和 竿 の 定 義 とほぼ 同 じである 1

7 また 渋 沢 は 釣 漁 技 術 の 発 達 にはあまり 画 期 的 と 言 えるものが 無 く 技 術 史 的 時 代 区 分 は 無 理 と しながらも 3 期 の 時 代 区 分 を 設 定 している 第 1 期 は 有 史 以 来 徳 川 前 期 までで 原 始 釣 具 時 期 第 2 期 は 徳 川 中 期 以 後 明 治 中 期 の 終 わりまでで 釣 具 細 部 改 良 時 期 第 3 期 はその 後 現 代 までで 釣 獲 力 拡 大 時 期 としている この 渋 沢 による 時 期 区 分 を 渋 沢 編 年 と 位 置 付 け 釣 竿 製 作 技 術 の 変 遷 を 照 らし 合 わ せて 大 別 して3 期 の 時 期 区 分 を 設 定 するならば 第 1 期 は 延 べ 竿 期 第 2 期 は 継 ぎ 竿 発 展 期 第 3 期 は 明 治 以 後 に 西 洋 竿 の 移 入 により 出 現 した 矧 合 竿 導 入 期 と 位 置 づけられる ここで 釣 漁 が 遊 魚 と 漁 労 を 兼 ねた 広 義 の 言 葉 と 定 義 し 釣 魚 が 遊 魚 を 主 とした 言 葉 と 定 義 し 区 別 するならば 江 戸 を 中 心 とした 近 世 以 降 の 釣 魚 史 研 究 は 盛 んにおこなわれ 数 多 くの 釣 り 関 係 書 が 出 版 されている 初 期 の 研 究 書 としては 明 治 以 降 の 三 大 釣 り 書 と 言 われる 農 商 務 省 水 産 局 編 纂 日 本 水 産 捕 採 史 ( 水 産 書 院 1910) 大 橋 青 湖 編 釣 魚 秘 伝 集 ( 第 一 書 房 1930) 松 崎 明 治 釣 技 百 科 ( 朝 日 新 聞 社 1942)が 著 名 であるが 釣 魚 文 化 研 究 史 として 最 もまとまった 最 初 の 研 究 書 としては 永 田 一 脩 江 戸 時 代 からの 釣 り ( 新 日 本 出 版 社 1987)が 上 げられる その 後 近 年 における 釣 魚 研 究 は 長 辻 象 平 江 戸 釣 魚 大 全 ( 平 凡 社 1996) 同 江 戸 の 釣 り ( 平 凡 社 2003) 同 釣 魚 を めぐる 博 物 誌 ( 角 川 書 店 2003) 小 田 淳 江 戸 釣 術 秘 傳 ( 叢 文 社 2001) 同 何 羨 録 を 読 む (つ り 人 社 1999) 等 によって 深 められている これらの 釣 魚 史 研 究 から 和 竿 製 作 に 関 しては 江 戸 和 竿 に 見 られる 継 ぎ 竿 や 上 方 の 京 竿 に 見 られ る 入 れ 子 竿 の 製 作 技 術 が 各 地 の 釣 魚 文 化 に 影 響 を 与 えていたことがよみとれる 和 竿 製 作 は 江 戸 時 代 以 降 地 域 における 遊 魚 文 化 の 隆 盛 に 伴 い 日 本 各 地 で 独 自 に 発 展 し 地 方 色 豊 かな 釣 竿 が 登 場 し てくるのである 本 論 で 取 り 上 げる 仙 台 竿 もその 一 つである 2

8 第 2 節 仙 台 竿 について 仙 台 竿 は 釣 竿 製 作 技 術 上 和 竿 と 呼 ばれる 日 本 産 竹 を 材 料 とした 釣 魚 に 用 いる 継 ぎ 竿 のことを 指 す 藩 祖 伊 達 政 宗 が 鮎 釣 りに 愛 用 していた 竿 を 作 らせて 以 来 伝 承 されてきた 竿 と 言 われる 明 確 な 系 譜 は 残 存 していないが その 名 残 は 竿 の 調 子 に 残 されている 仙 台 竿 師 は 昭 和 30 年 以 前 には 多 い 時 で21 名 昭 和 30 年 には16 人 いたと 言 われている 多 くの 竿 師 の 技 術 伝 承 が 途 絶 えており 近 世 から 現 代 につながる 様 相 が 解 明 されていないため 不 明 な 点 が 多 い のが 実 情 である しかし 近 世 以 降 の 和 竿 製 作 の 歴 史 を 辿 ると 日 本 全 国 的 に 見 られる 戦 後 の 釣 りブーム 期 が 仙 台 竿 においても 製 作 のピークであったと 思 われる 本 節 の 内 容 は 竿 政 田 村 政 孝 氏 菅 野 釣 具 店 への 聞 き 取 り 調 査 及 び 御 譜 代 町 の 生 業 職 人 と 商 人 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 調 査 報 告 書 第 8 集 ( 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 昭 和 62 年 )の 調 査 事 例 をもとにまとめ 判 明 した 仙 台 竿 師 について 紹 介 する 竿 政 先 代 は 仙 台 釣 竿 師 五 十 嵐 氏 の 元 で 修 業 し 独 立 した 田 村 政 四 郎 氏 で 田 村 政 孝 氏 の 父 である 田 村 政 孝 氏 は 竿 政 2 代 目 にあたる 政 孝 氏 は 現 在 残 存 している 唯 一 の 仙 台 竿 師 で 本 報 告 書 の 製 作 技 術 の 記 録 保 存 調 査 で 対 象 とした 方 である 竿 政 竿 和 竿 吉 の3つの 竿 銘 を 持 つ 竿 師 としてステッ プアップする 度 に 銘 を 変 更 してきたという 昭 和 40 年 頃 までは 竿 政 昭 和 年 頃 までは 竿 和 昭 和 48 年 以 降 現 在 までは 竿 吉 と 銘 を 入 れたが 昭 和 年 頃 までは 竿 のランクに 合 わせて 並 の 竿 に 関 しては 竿 和 高 級 なものには 竿 吉 を 併 用 していた 竿 の 製 造 は 竿 政 時 代 には ピーク 時 で 約 1ヵ 月 に150 本 製 作 したこともあったと 言 う しかし 次 第 に 釣 れる 竿 を 追 及 し 数 を 量 産 するだけでなく お 客 さんからの 要 望 もあり 塗 りに 装 飾 を 加 えた 工 芸 品 としての 魅 力 も 備 えた 現 在 のスタイルに 変 化 していったとのことである また 現 在 は 行 って いないが 昭 和 50 年 以 前 には 釣 具 店 を 兼 ね 大 手 釣 具 メーカーのグラスロッド 製 の 竿 も 販 売 していた 写 真 図 版 1 調 査 風 景 3

9 ということである 現 在 は 1ヵ 月 に3 4 本 のペースで 製 作 している 橋 本 柳 町 の 竿 師 弓 師 の 子 孫 で 古 くから 竿 の 製 作 に 携 わっていたと 言 われている 昭 和 50 年 代 に 廃 業 三 代 目 で 終 わったと 言 われている 三 徳 屋 明 治 以 降 竿 師 になったのではないかと 言 われているが 近 世 までさかのぼれる 可 能 性 もある 現 在 は 釣 具 屋 針 馬 長 町 界 隈 の 竿 師 五 十 嵐 氏 が 修 行 していた 竿 師 と 言 われている 五 十 嵐 田 村 政 孝 氏 の 父 ( 初 代 竿 政 )や 数 名 の 竿 師 が 少 しの 間 修 行 しており 三 人 の 子 供 も 分 家 して 竿 師 を 継 いだが 廃 業 した 菊 地 鉄 砲 町 ( 連 坊 小 路 周 辺 ) 辺 りにいた 竿 師 針 生 河 原 町 若 林 界 隈 にいた 竿 師 詳 細 は 不 明 遠 兵 戦 前 から 愛 宕 橋 付 近 で 開 業 していた 竿 師 松 本 二 番 町 界 隈 の 竿 師 腕 が 良 かったと 言 われている 大 泉 北 目 町 界 隈 の 竿 師 鮎 竿 の 大 きな 看 板 を 出 し 販 売 していたと 言 われている 伊 藤 伊 藤 文 五 郎 氏 東 八 番 町 周 辺 にいた 竿 師 小 関 小 関 正 五 郎 氏 東 八 番 町 周 辺 にいた 竿 師 竹 乃 皮 屋 卸 町 界 隈 の 竿 師 現 在 は 釣 具 製 造 卸 業 鳴 瀬 五 橋 周 辺 にいた 竿 師 菅 井 南 材 木 町 周 辺 にいて 細 横 丁 界 隈 に 移 った?と 言 われる 竿 師 細 横 丁 界 隈 数 件 の 竿 師 がいた 東 二 番 町 界 隈 松 本 大 泉 氏 の 他 にも 数 軒 の 竿 師 がいた 菅 野 釣 具 店 戦 後 竿 師 になる 2 代 (3 代 ) 続 いた 竿 師 であったが 現 在 は 製 作 していない 2 代 目 は 一 時 期 埼 玉 県 へ 修 行 に 出 ている 竿 を 製 作 していた 場 所 は 釣 具 屋 に 併 設 して 残 存 している 現 在 は 釣 具 屋 4

10 第 2 章 製 作 技 術 について 本 章 では 仙 台 竿 師 田 村 政 孝 氏 による 仙 台 竿 の 製 作 技 術 を 取 り 上 げる 第 1 節 では 平 成 19 年 度 に 製 作 したヤマメ 竿 の 製 作 工 程 の 調 査 報 告 を 主 とする 本 報 告 では 製 作 に 使 用 する 竹 は 本 来 吟 味 した 古 竹 を 使 用 するところを 竹 の 刈 り 出 しからの 一 連 の 製 作 行 程 を 報 告 する 為 に 若 竹 も 使 用 している ( 元 竿 に 古 竹 それ 以 外 の 部 分 に 調 査 の 際 に 刈 り 出 した 若 竹 を 使 用 )なお この 製 作 に 関 しては 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 で 記 録 製 作 ビデオ 仙 台 竿 竿 政 田 村 政 孝 の 技 ( 仙 台 市 教 育 委 員 会 平 成 19 年 )で 製 作 工 程 を 撮 影 し 記 録 保 存 されている 第 2 節 では 和 竿 製 作 に 使 用 する 道 具 について 第 3 節 では 和 竿 製 作 に 使 用 する 原 材 料 について 第 4 節 では 実 際 に 製 作 された 仙 台 竿 について 報 告 する 註 5 第 1 節 製 作 工 程 (ヤマメ 竿 の 製 作 を 中 心 に) 製 作 工 程 を 細 分 するとおよそ200 工 程 にも 及 ぶと 言 われているが ここでは ヤマメ 竿 の 製 作 工 程 を44の 工 程 に 分 けて 解 説 し 製 作 の 流 れを 概 観 する ただし シンザオの 製 作 に 関 しては 通 常 の 順 番 はこの 通 りとは 限 らないとのことである ( 表 1 3 写 真 図 版 2 12 参 照 ) 1 竹 の 刈 り 出 し ( 晒 し) 竹 にも 色 々な 種 類 があり 質 の 善 し 悪 しを 他 にすれば その 性 質 に 合 わせて 釣 り 竿 の 材 料 として 利 用 できない 竹 はない 良 い 竿 というものは 竹 の 本 性 を 十 二 分 に 発 揮 させるもので 継 竿 であっても 一 本 の 竹 のように 全 体 に 調 子 があるものである この 点 から 言 えば 良 い 竹 を 手 にいれることは 竿 つ くりにおいて 非 常 に 大 切 なことであり 質 の 良 い 竹 を 見 つけたときには 嬉 しくなる 竹 の 刈 り 出 しは 宮 城 県 内 の 各 地 に 足 をのばしたが 近 年 では 良 い 竹 がとれる 竹 林 はとても 少 なくなった 今 まで 長 く 通 った 竹 林 や 目 を 付 けていたヤブが 行 ってみると 刈 られていたということもあり 落 胆 すること も 少 なくない 竹 林 も 若 い 竹 ヤブから 年 月 を 経 たものまで 色 々な 段 階 があり また 長 年 通 っている 竹 ヤブであれば 地 形 などによる 竹 の 質 の 違 いもわかってくる 竿 の 部 分 によって そのような 微 妙 な 竹 質 の 違 いを 見 極 めて 材 料 に 用 いることが 大 切 である 例 えば シンザオなどは 今 からヤブになって 行 くような 新 しい 竹 ヤブや 野 原 に 生 える 竹 で 密 集 せずに 離 れて 生 えているようなものに 良 いもの が 多 い 竹 を 刈 る 時 期 は 特 に 決 まりはないが 五 月 頃 には 虫 が 多 く その 頃 に 刈 った 竹 は 後 からも 虫 が 付 きやすい 逆 に 八 月 頃 に 刈 った 竹 は 虫 が 付 きにくい また 九 月 から 十 二 月 初 旬 頃 に 刈 り 取 った 竹 は 乾 きは 遅 いが 時 期 としては 一 番 良 い 竹 の 刈 り 出 しは 子 どもの 頃 には 父 の 手 伝 いで 七 北 田 周 辺 にリヤカーを 引 いて 出 かけたもので 今 でも 楽 しい 仕 事 ではない 5

11 製 作 手 順 対 応 写 真 図 版 備 考 1 竹 の 刈 り 出 し 晒 し 写 図 2 2 アラキドリ 写 図 2 3 節 とり 写 図 3 切 り 出 しを 使 って 節 のかすやひげを 取 る 4 磨 き 砂 を 使 って 竹 を 磨 く 写 図 3 5 節 を 抜 く 写 図 3 ナカクリで 竹 の 中 の 節 を 抜 く 6 火 入 れ 写 図 4 7 ホンキドリ キリクミ 写 図 5 切 り 口 は 割 れないように 平 ヤスリで 研 ぐ 8 ナカザライ 写 図 5 ナカザライ 道 具 で 中 の 皮 を 薄 くする 9 アマカワムキ 写 図 5 10 ハマリの 作 成 写 図 6 11 カキダシ(カッツァキ) 写 図 6 カキダシ 道 具 を 使 用 し 中 を 薄 くする 12 節 芽 を 埋 める 写 図 7 サビを 塗 る 13 ソコブタの 作 成 写 図 7 ケツ( 竿 尻 )を 埋 める 14 シンザオの 製 作 写 図 7 唐 竹 を 使 用? 15 麦 漆 塗 り 写 図 8 5 回 くらいは 繰 り 返 し 行 う 16 絹 糸 巻 き 写 図 8 17 ムロで 乾 燥 写 図 8 18 竹 を 磨 く 写 図 8 紙 やすりで 竹 を 磨 く 19 絹 糸 巻 き( 段 巻 き) 写 図 8 節 の 補 強 の 意 味 もある 20 しるし 付 け 写 図 8 21 墨 付 け 写 図 9 22 黒 漆 塗 り 写 図 9 23 ムロで 乾 燥 写 図 9 24 水 研 ぎ 写 図 塗 りの 繰 り 返 し 写 図 10 22~24の 繰 り 返 し 26 朱 塗 り 写 図 朱 塗 り 部 分 の 研 ぎ 出 し 写 図 10 絣 模 様 をつける 28 アシ 付 け 写 図 研 ぎ 出 し 写 図 漆 塗 り 写 図 ムロで 乾 燥 写 図 研 ぎ 出 し 写 図 シン 竿 にアシ 付 け 写 図 研 ぎ 出 し 写 図 石 突 きの 作 成 取 り 付 け 写 図 11 竿 尻 の 金 属 製 蓋 ( 銀 )の 作 成 36 継 ぎ 目 のしるし 付 け 写 図 布 での 研 磨 写 図 11 竿 を 磨 く 38 拭 き 漆 塗 り 写 図 ムロで 乾 燥 写 図 拭 き 漆 塗 りの 繰 り 返 し 写 図 12 胴 ズリ 41 竿 の 握 り 部 分 の 調 整 仕 上 げ 写 図 拭 き 漆 塗 り 写 図 12 滑 り 止 めの 作 成 43 磨 き 粉 での 研 磨 写 図 12 鹿 角 粉 での 艶 出 し 44 完 成 写 図 12 第 1 表 ヤマメ 竿 製 作 工 程 表 6

12 2アラキドリ 竿 の 継 数 と 節 の 間 隔 に 合 わせて 定 規 ノギスを 使 って それぞれの 太 さ 長 さの 竹 を 選 び おおよそ の 長 さにノコギリで 切 り 落 としてアラキドリをする 乾 燥 していても まだ 表 面 に 青 みが 残 るような 竹 は 火 入 れをすると2mmは 縮 むので そのようなことも 計 算 に 入 れなければならない 継 竿 は 先 調 子 にしろ 胴 調 子 にしろ 一 本 の 竹 のように 全 体 の 調 子 を 揃 えなければならないので それぞれの 竹 の 太 さによって 強 さを 変 えて 継 いでいかなくてはならない ちょうど 良 い 竹 が 揃 わなけ れば これだけで 何 ケ 月 もかかってしまう 3 節 とり ナカクリを 使 って 竹 の 節 に 孔 をあける 竹 を 火 に 掛 けたときに 竹 が 破 裂 しないようにするためで ナカクリも 竹 に 合 わせた 太 さや 先 の 形 状 により 0.1 号 の 糸 が 中 通 しに 出 来 る 程 の 太 さから 元 竿 用 の 太 いものまで50 本 以 上 用 意 している 削 り 屑 を 出 しながら 竹 の 両 端 から 開 けて 行 く ナカクリは 鍛 冶 屋 に 頼 めば 格 好 良 いものが 出 来 るが 道 具 の 使 い 勝 手 は 自 分 にしか 分 からないので 鋼 材 を 加 工 し て 自 作 している 刃 の 角 度 と 削 り 屑 を 外 に 出 すための 窪 みや 刃 の 切 れ 目 に 工 夫 がいる 4 切 り 出 しを 使 って 節 のかすやヒゲを 取 る かすやヒゲをこそげてから 切 れ 目 を 入 れて 取 り 除 くが 竹 に 傷 を 付 けてはならない 5 磨 き 砂 を 使 って 竹 を 磨 く 磨 き 砂 は 以 前 は 松 島 方 面 明 石 台 富 谷 方 面 でとれた 山 のヨナ 砂 を 使 ったが 現 在 は 岐 阜 県 産 の 磨 き 砂 を 使 っている 水 に 濡 らして 絞 った 布 きれに 磨 き 砂 を 付 け 竹 を 握 り 込 むようにして 竹 を 磨 く 手 を 前 後 させるだ けでなく 節 の 部 分 では 竹 を 回 すなどしてまんべんなく 汚 れと 竹 の 油 分 を 取 る 濡 れ 雑 巾 で 拭 って 状 態 を 見 ながら 作 業 を 続 ける 節 の 白 い 汚 れに 見 えるような 部 分 は 竹 が 体 を 守 っているもので 付 着 したままにしておくと そ の 部 分 は3 年 ほどは 青 みが 残 っている このような 細 かいかすが 取 れ 磨 いているうちに 油 分 が 抜 け て 全 体 が 白 っぽくなれば 良 い この 作 業 は 非 常 に 腕 が 疲 れる 作 業 で 弟 子 がいる 場 合 は 弟 子 にさせる 仕 事 である 弟 子 が 嫌 になっ てしまうのも 一 つはこの 作 業 が 思 いの 外 つらいからだ 6 火 入 れ 岩 クド( 七 輪 )に 炭 を 入 れ 新 聞 紙 竹 の 切 れ 端 桐 の 木 端 を 火 種 にして 火 をおこし 少 し 置 いて 全 体 をむら 無 く 暖 める 炭 はナラ 炭 松 炭 を 使 うが 火 力 の 強 い 松 炭 の 方 がよい 重 しと 火 力 調 節 用 のふたを 兼 ねて 耐 火 煉 瓦 を 乗 せる また 七 輪 の 周 囲 に 重 しを 置 いて 容 易 に 動 か ないようにする 熱 を 受 けた 時 の 竹 の 力 は 強 く 元 竿 などの 太 い 竹 の 場 合 は 危 険 だからだ 耐 火 煉 瓦 の 底 面 は 半 球 状 に 削 ってあり 熱 が 中 心 に 集 まるようになっている この 耐 火 煉 瓦 の 間 に 竹 を 抜 き 差 しするようにして 熱 を 加 え タメギを 使 って 竹 の 曲 がりや 凹 凸 を 矯 正 する このことをタメルという 随 時 火 力 を 調 節 し 色 の 薄 い 炎 が 上 がる 程 度 に 保 ち 必 要 であれ ば 炭 を 足 す 竹 は 常 に 抜 き 差 しし 或 いは 回 転 させて 皮 を 焦 がさないように 右 手 で 操 作 する 熱 くなった 竹 に 触 れる 左 手 には 布 を 筒 状 にしたテッカワをはめて 手 を 保 護 する この 左 手 に 持 っ たタメギの 溝 に 竹 を 通 し 共 に 握 り 込 むようにして 力 を 加 えて 竹 をタメル 右 手 は 竹 の 端 を 持 って 抜 き 差 しし 引 くようにして 力 を 加 え または 回 転 させながらタメギに 押 し 当 てる 竹 を 加 熱 している うちに 豆 を 煎 るような 香 りがしてきて 先 端 からは 湯 気 が 上 がってくる こうしているうちに 残 っ ていた 油 分 と 水 分 が 飛 び 表 面 の 皮 と 内 側 の 肉 がともに 色 が 変 わってくる また 表 面 にはロウ 分 が 浮 いてくるので 時 々 拭 ってやる 竹 に 熱 を 加 えて 曲 がりや 捻 れを 矯 正 して 真 っ 直 ぐにするとともに 角 張 っていたり 馬 蹄 形 であっ 7

13 たりする 竹 の 断 面 特 に 節 などを 断 面 が 円 形 になるように 矯 正 しなくてはならない このとき 一 回 で 矯 正 するようにしないと 元 に 戻 ってしまう 見 ていれば 簡 単 そうであるが 最 も 難 しい 工 程 で ま た 逆 に 言 うと 簡 単 そうに 見 えるように 行 わなくてはならない 工 程 でもある 一 度 曲 がっている 方 向 に 力 を 加 えて その 反 発 で 思 った 方 向 へ 曲 げるようにするので 一 瞬 の 力 加 減 が 重 要 である 火 入 れの 加 減 やタメル 力 の 加 減 は いずれ 切 り 落 とす 不 用 な 部 分 で 試 してみることもある 力 の 加 減 などを 間 違 うと 矯 正 するのとは 逆 に 傷 や 凹 凸 などのタメキズを 付 けてしまうことになる 竹 の 太 さや 加 える 力 の 大 きさによって 異 なるタメギを 使 用 する 竹 の 太 さによりタメギの 大 きさ と 溝 のサイズが 異 なり 曲 げる 竹 の 角 度 により 同 じ 太 さの 竹 に 合 ったタメギでも 溝 の 角 度 が 異 なる ものを 使 用 する タメギの 材 質 には 竹 に 傷 を 付 けずに 竹 に 負 けないような 材 を 使 用 する ベココロ シ アオカが 一 番 良 いが 太 い 材 が 手 に 入 らないので 桜 クルミ クリ カシ ウルシなどで 自 作 し ている タメギは 自 分 の 手 にあったものでなくては 使 えず 父 の 使 った 道 具 などは 合 わないし 自 分 の 道 具 でも 年 代 によって 使 いやすいと 思 うものが 違 ってくるということがある 7ホンキドリ キリクミ 注 文 通 りに 納 まるように 何 本 継 ぎにするかを 決 めてキドリし 竹 を 切 断 する このような 作 業 をキ リクミという 8ナカザライ 掻 き 出 し 道 具 で 竹 の 内 側 を 削 る これをナカザライ あるいはナカケズリ ナカクリという 9アマカワむき 上 等 品 はアマカワをむく その 部 分 を 番 のサンドペーパーを 使 用 して 磨 く 次 に240 番 位 の もので 同 じようにする これを4 回 程 繰 り 返 し 行 う この 時 は 絶 対 途 中 で 捩 れないようにする 捩 れると 後 で 漆 を 塗 った 時 にその 部 分 が 黒 っぽくなって 傷 が 見 えるためである このような 場 合 ヤスリ メ あるいはヤスリノキズが 残 ったという 10ハマリの 作 成 竿 の 継 ぎ 目 部 分 のハマリのオスを 削 る 11カッツァキ カキダシ 道 具 を 使 い 竹 の 中 を 薄 くする 12 節 芽 を 埋 める サビを 塗 って 節 芽 を 埋 める 13ソコブタ 作 成 竿 の 尻 にソコブタという 桐 の 木 の 栓 をつける これをケツヲウメルという この 桐 はできるだけ 枯 れているものを3 分 角 5 分 角 などの2 厘 おきの 角 材 にあらかじめ 切 っておき それを 使 用 する 桐 は 一 度 乾 燥 すると 濡 れても 膨 張 しないためである 14シンザオの 製 作 一 番 先 端 の 穂 先 に 当 たる 部 分 をシンザオ シンコ ホモチ ホサキなどと 呼 ぶ 本 来 は 一 本 の 竹 で 製 作 されたものだが より 強 度 を 高 めるために 三 枚 の 竹 を 張 り 合 わせるように 政 孝 氏 が 工 夫 したもの である ここで 言 う 強 さとはただ 硬 いと 言 うことではなく 仙 台 竿 独 特 のふわりとした 柔 らかさを 残 しながら 釣 り 人 の 操 作 によって 穂 先 を 曲 げてしまっても 放 っておけば 自 然 に 元 に 戻 るような 強 さの ことである こうした 強 さを 持 たせる 工 夫 には グラスロッドの 普 及 により 釣 師 の 竿 の 扱 い 方 が 変 わって 穂 先 を 傷 めやすくなったということもある シンザオ 用 にアラキドリした 竹 に 火 入 れして 矯 正 する 竹 を 水 に 浸 け 割 いて 鉋 で 形 を 整 える 張 り 合 わせる 三 枚 の 寸 法 は 寸 分 違 わぬもので この 時 点 での 断 面 は 長 方 形 である 狂 いが 出 ないように 三 枚 を 一 つにテープで 固 定 しておく 微 妙 な 狂 いを とるために 再 び 火 入 れする この 時 点 で 少 しでも 狂 いが 残 ると 使 い 物 にならない シンザオの 火 入 れ 8

14 では 竹 の 繊 維 が 折 れる 一 歩 手 前 まで 焼 きを 入 れ 一 発 で 直 さなくてはならない 特 に 節 の 辺 りは 鉄 と 同 じように 熱 いうちに 一 気 に 直 してしまうことが 重 要 だ 狂 いの 矯 正 と 大 体 の 成 形 が 出 来 たら 面 取 りを 行 う 三 枚 を 一 本 に 合 わせるためにはそれぞれ120 度 の 角 度 を 鉋 で 削 り 出 さなくてはならない 角 にほぞを 切 った 板 を 治 具 として 用 いる このとき 削 りだした 面 は 重 さの 軽 減 と 張 り 合 わせのた めの 接 着 剤 がよく 付 く 様 にするため 張 り 合 わせたときに 中 心 に 極 く 僅 かの 隙 間 が 出 来 るように 仕 上 げる 三 枚 を 一 本 に 合 わせて 五 箇 所 ほどを 糸 で 縛 って 固 定 し 更 に 端 から5mm 弱 の 間 隔 で 一 本 の 糸 を ぐるぐると 巻 きつけて 硬 く 固 定 する 張 り 合 わせの 隙 間 から 接 着 剤 を 流 し 込 んで 完 全 に 固 定 し 乾 燥 後 に 糸 を 外 して 接 着 の 具 合 を 確 かめる まずは 断 面 が 六 角 形 になるように 竹 をたわめて 調 子 を 見 な がら 鉋 で 削 って 行 く 形 が 整 ったら シンザオの 下 のホモチシタとの 継 目 の 部 分 を 小 刀 鉋 ヤスリ カキダシで 削 って 合 わせて 行 く 鉛 筆 で 印 を 付 け どのぐらい 差 し 込 まれているか 確 認 しながら 進 め る 継 ぎが 整 ったら シンザオの 断 面 が 円 になるように 鉋 で 削 る 微 調 整 は 継 いだ 状 態 でカワム キを 使 って 行 う このときにヤスリを 使 うと 合 わせ 目 が 硬 いのでその 部 分 が 高 くなってしまう 調 子 を 確 認 しながら 作 業 を 進 めるが 2 番 目 にシンザオが 負 けているぐらいが 一 本 の 竿 となったときは 丁 度 良 い シンザオの 加 工 は 少 しでも 削 りすぎればそれで 終 わりとなってしまうので 大 まじめでや らなくてはならない 15 麦 漆 塗 り 絹 糸 巻 き 切 り 口 からそのシルシまでの 間 に 麦 漆 を 塗 り 絹 糸 をまく 麦 漆 は 絹 糸 を 接 着 させるためのものであ る 絹 糸 は 太 さが8 20 番 位 のもので 絹 織 物 の 耳 の 部 分 の 縦 糸 を 薬 品 で 煮 たものを 使 用 する これ を 絹 糸 をネルという 煮 るとニカワがとれて 細 くなり 柔 らかさが 出 て 密 着 力 が 出 てくる 煮 た 絹 糸 はザングリにかけて 糸 を 解 き 糸 巻 き 車 に 巻 きつける この 工 程 は 霧 吹 きで 糸 を 濡 らした 方 がやり やすい これを 糸 繰 り または 糸 を 返 すという 玉 虫 塗 のように 仕 上 げる 場 合 は 赤 い 糸 を 使 う そ の 他 は 糸 の 色 はあまり 関 係 ない 16 乾 燥 ムロという 杉 材 の 箱 の 中 を 濡 らし その 中 に 竿 を 入 れて 漆 を 乾 かす 17 磨 き 紙 やすりで 竹 を 磨 く 18 絹 糸 巻 き 絹 糸 を 段 巻 きする 節 の 補 強 の 意 味 もある 19シルシつけ バカという 竹 の 定 規 と 針 を 使 用 して 切 り 口 から5 寸 あるいは6 寸 等 の 決 めた 寸 法 のところに 印 をつける 20 黒 漆 塗 り 節 目 の 穴 を 平 らにする サビをこの 部 分 に 入 れ 和 紙 を 節 目 にの 形 に 切 って ウルシかボンドで 貼 る 磨 いて 黒 漆 を 塗 る 21 乾 燥 ムロという 杉 材 の 箱 の 中 を 濡 らし その 中 に 竿 を 入 れて 漆 を 乾 かす 22 水 研 ぎ 水 研 ぎと 言 って 番 くらいの 耐 水 ペーパーを 使 用 して 研 ぐ 漆 のむらをなくするために 水 研 ぎをする また こうすると 漆 に 密 着 力 が 出 て 剝 げにくくなる 23 乾 燥 ムロという 杉 材 の 箱 の 中 を 濡 らし その 中 に 竿 を 入 れて 漆 を 乾 かす 9

15 24 塗 りの 繰 り 返 し 20 23の 繰 り 返 し 5 回 くらいは 繰 り 返 し 行 い 何 十 年 も 使 える 竿 にしていく 25 朱 塗 り 黒 漆 を 塗 った 箇 所 に 朱 を 塗 りこむ 26 朱 塗 りの 研 ぎ 出 し 朱 を 塗 った 部 分 を 研 ぎ 出 して 絣 模 様 をつける 27アシつけ アシといって 卵 の 白 味 と 水 分 を 絞 った 豆 腐 を 黒 漆 に 入 れたものを 塗 る 28ヤマの 調 整 アシの 立 ち 具 合 をヤマといい これは 漆 の 量 で 決 まる ヤマを 調 整 するときは テレピン 油 を 混 ぜ る これは 温 度 が 下 がると 漆 が 固 くなるため 油 を 混 ぜて 柔 らかくするものである 29 研 ぎ 出 し アシの 立 ち 具 合 を 見 ながら 研 ぎ 出 す 30 木 地 呂 塗 り 生 漆 を70 度 位 にしてガラスの 上 で 練 って 水 分 を 飛 ばしたものを 塗 る 31 乾 燥 ムロという 杉 材 の 箱 の 中 を 濡 らし その 中 に 竿 を 入 れて 漆 を 乾 かす 32シン 竿 にアシ 付 け シン 竿 にアシ 付 けを 行 う 33 研 ぎ 出 し アシの 立 ち 具 合 を 見 ながら 研 ぎ 出 す 34 石 突 の 作 成 取 り 付 け 竿 尻 の 金 属 製 の 蓋 を 作 成 し 取 り 付 ける この 竿 では 銀 を 使 用 している 35 継 目 のシルシつけ 竹 の 切 り 口 付 近 に 継 ぎ 目 の 印 を 焼 火 箸 で 入 れる これは 竹 の 節 目 のある 方 を 上 にして 継 いで 竿 を 使 った 場 合 竿 に 力 がなく 折 れやすくなる したがってこのシルシの 付 いている 方 を 真 上 にして 使 う このシルシによって 竿 師 も 曲 がっている 部 分 を 見 つけやすい 36 布 での 研 磨 砥 の 粉 に 水 をつけて 布 で 研 磨 する 艶 が 均 一 になるまで 行 うが これを 半 艶 という 37 拭 き 漆 塗 り 素 手 で 直 接 生 漆 を 塗 る 工 程 で 和 竿 職 人 の 特 徴 的 な 作 業 この 作 業 によって 竹 の 色 合 いに 味 が 出 る 塗 っては 拭 き 取 りという 作 業 を5 回 くらいは 繰 り 返 す 生 漆 に 水 を 少 し 混 ぜてよく 練 って 使 うと 艶 が 出 やすい 38 乾 燥 ムロという 杉 材 の 箱 の 中 を 濡 らし その 中 に 竿 を 入 れて 漆 を 乾 かす 39 胴 ズリ サンドペーパーの 擦 り 傷 ( 砥 の 目 )がなくなるまで 砥 の 粉 でこする 4 5 回 行 い 最 後 の 一 回 油 を 加 えてこする 40 研 ぎの 粉 での 艶 出 し 2 日 位 おいてから 砥 の 粉 で 研 磨 する この 工 程 を3 回 繰 り 返 しても 艶 が 出 ないときもある その 時 はまた 繰 り 返 し 行 う 10

16 41 竿 の 握 り 部 分 の 調 整 竿 の 握 りの 部 分 にサビをつけて 凸 凹 にする この 部 分 に 黒 漆 を 塗 る 回 数 を 多 く 塗 ると 滑 って 握 りの 役 目 を 果 たさなくなるので なるべく1 回 で 終 わらせる 多 くても2 回 とする 42 拭 き 漆 塗 り 素 手 で 直 接 生 漆 を 塗 る 工 程 で 和 竿 職 人 の 特 徴 的 な 作 業 この 作 業 によって 竹 の 色 合 いに 味 が 出 る 塗 っては 拭 き 取 りという 作 業 を5 回 くらいは 繰 り 返 す 生 漆 に 水 を 少 し 混 ぜてよく 練 って 使 うと 艶 が 出 やすい 43 磨 き 粉 での 研 磨 磨 き 粉 ( 鹿 の 角 の 粉 )を 乾 いた 布 につけて 磨 く 44 完 成 モト 竿 に 銘 を 入 れ 竿 のケースを 作 成 し 完 成 11

17 第 2 節 和 竿 製 作 道 具 和 竿 製 作 の 際 に 使 われる 道 具 を 矯 める 節 を 取 る 測 る 伐 る 研 ぐ 巻 く 塗 るの 大 きく7つ の 工 程 に 分 けて それぞれに 使 用 する 道 具 を 概 観 する ( 表 4 写 真 図 版 参 照 ) (1) 矯 める 道 具 曲 がった 竹 を 真 直 ぐにする 工 程 で 使 用 する 道 具 タメギ 火 入 れの 時 に 竹 の 矯 正 のために 使 用 する タメギは 竿 師 の 手 の 大 きさによって 一 人 一 人 違 うものを 使 用 する 他 人 に 使 われると 後 は 使 えなくなってしまう 角 度 によって 何 種 類 かあり ど の 角 度 のものを 使 うかは 長 年 の 経 験 による ( 写 真 図 版 13 製 作 道 具 2 6 参 照 ) 当 て 布 (テッカワ) 矯 めのときに 使 用 する テッカワともいう やけどを 防 ぐ 為 に 手 に 当 てる 布 ( 写 真 図 版 13 製 作 道 具 1 参 照 ) クド 火 入 れに 使 用 する 七 輪 のこと ( 写 真 図 版 13 製 作 道 具 8 参 照 ) (2) 削 る 道 具 できる 限 り 竹 を 薄 く 刳 り 出 し 感 度 を 高 める 為 に 重 要 な 工 程 で 使 用 する 道 具 中 刳 り 竹 の 内 部 の 節 を 取 るものである 1 分 から1 寸 の 間 に 20 種 類 くらい 大 きさの 違 うものが ある ( 写 真 図 版 15 製 作 道 具 参 照 ) カキダシ 道 具 ナカクリを 使 用 した 後 に 竹 の 内 部 を 削 って 薄 くしたものである カッツァキともい う ( 写 真 図 版 14 製 作 道 具 9 14 参 照 ) 電 動 式 回 転 台 作 業 場 奥 の 床 に 安 置 してあり ナカクリやカキダシ 道 具 を 接 続 して 竹 の 内 部 の 節 を 削 り 取 る 為 の 道 具 ( 写 真 図 版 16 製 作 道 具 24 参 照 ) ヤスリ 棒 ヤスリと 平 ヤスリがある 棒 ヤスリは 竹 の 内 部 に 刃 の 形 が 残 るので 政 孝 氏 はあまり 使 用 しない ( 写 真 図 版 18 製 作 道 具 45 参 照 ) (3) 測 る 道 具 バカ 竹 製 で 寸 法 を 測 るために 使 用 するもので 和 式 採 寸 用 に 穴 をあけた 定 規 ( 写 真 図 版 17 製 作 道 具 39 参 照 ) 定 規 和 式 採 寸 用 の 竹 の 物 差 し (4) 伐 る 道 具 鋸 竹 を 伐 る 際 の 伐 り 口 が 大 事 であるため 数 種 類 のものがある ( 写 真 図 版 18 製 作 道 具 46 参 照 ) (5) 研 ぐ 道 具 研 ぐための 道 具 製 作 に 使 用 する 道 具 を 研 ぐ 為 の 道 具 と 竹 の 表 面 を 磨 く 際 に 使 用 する 道 具 の 大 き く 二 つに 分 けられる カッサギトギ ドイツ 産 掻 き 出 し 道 具 を 研 ぐ 専 用 の 砥 石 ( 写 真 図 版 18 製 作 道 具 44 参 照 ) 砥 石 京 都 産 のもので 1 号 2 号 3 号 4 号 を 使 用 する ( 写 真 図 版 18 製 作 道 具 42 参 照 ) 研 磨 用 炭 竹 を 磨 くために 使 用 する 炭 ( 写 真 図 版 18 製 作 道 具 41 参 照 ) 紙 やすり 100 番 240 番 の 紙 やすり 400 番 600 番 800 番 1000 番 1500 番 2000 番 の 耐 水 ペー パーを 使 用 する ( 写 真 図 版 18 製 作 道 具 40 参 照 ) 鉋 竹 の 皮 をむく 際 に 使 用 する 繊 細 な 作 業 の 為 6 種 類 くらいのものを 使 用 している ( 写 真 図 版 18 製 作 道 具 43 参 照 ) (6) 巻 く 道 具 薄 く 刳 り 出 した 竹 に 強 度 を 与 える 為 糸 を 巻 く 際 に 使 用 する 道 具 糸 巻 き 機 先 代 が 大 正 12 年 に 開 業 してから 使 用 していると 言 われる 糸 巻 き 機 ( 写 真 図 版 19 製 作 12

18 道 具 参 照 ) (7) 塗 る 道 具 ハケ 人 の 髪 で 作 ったものを 使 用 する 大 小 20 種 類 以 上 のものを 使 い 分 けて 使 用 している ( 写 真 図 版 17 製 作 道 具 33 参 照 ) 筆 繊 細 な 作 業 に 使 用 する 為 自 分 で 使 いやすくするために 作 り 直 すものもある 50 本 位 を 使 い 分 けている ( 写 真 図 版 17 製 作 道 具 参 照 ) ムロ 杉 材 で 作 られた 長 方 形 の 長 さ5 尺 2 寸 深 さ1 尺 2 寸 の 箱 である 空 気 の 出 入 りがないよう に 作 られており 大 きいものほど 使 いやすい この 中 には 霧 吹 きで 水 分 を 撒 いて 梅 雨 時 のような 状 態 にして 漆 を 乾 燥 させる ムロ 内 の 温 度 が24 度 位 になると30 分 程 で 乾 いてしまうが これはあまりよ い 状 態 ではない ( 写 真 図 版 19 製 作 道 具 参 照 ) ネリキ 漆 を 混 ぜるのに 使 用 するもの ( 写 真 図 版 17 製 作 道 具 32 参 照 ) 13

19 第 3 節 材 料 (1) 竹 竹 はなるべく 長 く 約 2.5mほどに 刈 り 取 る 真 っ 直 ぐ 伸 びて 捻 れがなく 節 のつまったものが 良 い 竹 は 太 陽 を 追 って 捻 れているもので また 風 の 当 たり 具 合 や 土 地 の 傾 斜 によっても 捻 れがでる ただ し 少 々 曲 がっていたり 格 好 が 悪 くとも 竿 の 材 料 としての 質 が 良 いものもある また 戦 い 傷 ( 誰 かがヤブに 入 ってぶつけるなどして 部 分 的 に 油 が 飛 んで 白 っぽくなった 傷 )が 付 いていても 程 度 に よっては 材 料 として 用 いることが 出 来 る 刈 り 取 った 竹 は 二 尺 一 寸 の 紐 でまるったものを 一 把 とし 雨 が 当 たらないようにして 乾 燥 させてお く 他 では15 6 年 寝 せるようだが 2 年 から3 年 寝 かせれば 充 分 で 極 端 に 言 えば 取 ってきてから 乾 けばそれで 良 い 完 全 に 竹 を 枯 らして 死 んだものを 加 工 するのは 狂 いも 少 なく 作 業 も 楽 だが 仙 台 竿 では まだ 息 のある 竹 でも 熱 を 加 えて 矯 正 し 狂 いが 出 ないようにする 技 術 があるからだ 仙 台 竿 製 作 に 使 用 する 竹 は 八 竹 大 名 竹 黒 竹 ゴマ 竹 マルップシ スズ 竹 等 が 上 げられる 八 竹 モトザオ 専 用 ホウキにも 使 用 できる 大 名 竹 メダケ 属 正 しくは 寒 山 竹 で 大 名 竹 は 九 州 の 呼 び 名 筍 が 美 味 なところからこの 名 がつ いたという 説 もある いわゆる 女 竹 では 最 も 太 く 高 くなる 和 竿 では 鮎 竿 の2 番 3 番 青 鱚 竿 のケー スに 使 われる ( 太 くてもふわりとした 調 子 がでる) モトザオと 前 の 部 分 に 使 用 黒 竹 表 面 の 黒 い 竹 のことを 言 う モトザオと 中 間 の 部 分 に 使 用 する ゴマ 竹 モトザオに 使 用 した マルップシ いわゆる 女 竹 の 系 統 シノ 竹 の 仲 間 シノ 竹 よりはずっと 丈 夫 で 張 りがある 特 に 節 が 丸 くて 張 りがあるものを 指 し シンザオに 使 用 太 いものは 海 釣 用 に 使 用 する シノ 竹 クマザサ 属 高 野 竹 スズタケともいう 本 州 四 国 九 州 に 自 生 する 節 が 低 く 伸 びや かで かつ 細 く 強 靭 なので 穂 持 ちなどに 利 用 油 竹 ともいう ヘラ 竿 でおなじみの 材 料 である 質 の 良 い 竹 で 以 前 は 仙 台 市 内 でもよく 見 られた 筋 が 集 まって 折 れにくくとても 丈 夫 である オニシノ シノ 竹 の 太 くて 大 きいものをいう 矢 竹 ヤダケ 属 稈 は 強 く 弾 力 があり 切 り 口 もきれいに 丸 いので 昔 から 人 家 の 周 囲 に 植 えられ 矢 や 釣 竿 筆 軸 飾 窓 などに 広 く 使 われてきた 特 に 江 戸 和 竿 では 欠 かせない 材 料 と 言 われている 変 種 にラッキョウダケなどがある 淡 竹 (ハチク) マダケ 属 稈 部 は 真 竹 属 のうち 最 も 繊 維 が 緻 密 細 く 割 いても 強 靭 なので 茶 筅 に 利 用 される 筍 はアクが 少 なく 美 味 江 戸 和 竿 では 稈 部 の 風 合 いを 活 かして 早 伐 りして 軽 く 仕 立 て たもの(コケものの 節 込 竹 )を 手 元 や 握 りに 使 う 布 袋 竹 マダケ 属 下 部 の 節 間 が 膨 れ 七 福 神 の 布 袋 さんのお 腹 のように 見 えるからこの 名 がある 五 三 竹 とも 呼 ばれる うさんちく は 九 州 での 呼 び 名 だが 九 州 では 布 袋 竹 の 中 でも 大 きくなるも のを 指 すことがある 唐 竹 マダケ 属 真 竹 のこと 苦 竹 と 書 くこともある 強 靭 で 弾 力 があり 加 工 もしやすい 楽 器 器 物 弓 杖 など 各 種 竹 工 芸 に 利 用 される 日 本 では 秋 田 県 がほぼ 北 限 になる 江 戸 和 竿 ではほと んどが 削 り 穂 先 として 利 用 される (2) 漆 漆 は 近 年 中 国 産 が 多 く 出 回 っているが 日 本 産 のものが 一 番 よく 政 孝 氏 は 福 井 県 産 のものを 使 用 している 漆 は 湿 気 と 気 温 によって 乾 き 方 に 差 が 出 てくる 特 に 湿 度 は 重 要 で 湿 度 の 多 い 時 に 乾 きやすく 湿 度 の 少 ない 時 に 乾 きにくいという 性 質 がある 秋 は 乾 燥 しているので 一 番 漆 が 乾 きに 14

20 くい 逆 に 梅 雨 の 時 期 は 塗 っているうちにハケまで 乾 いてしまうほどである この 様 な 時 は 熱 を 加 えてあまり 速 く 乾 かないように 調 整 するが 加 えすぎると 漆 が 弱 くなるので 注 意 が 必 要 である 中 国 産 単 価 が 安 いが 国 産 のものに 比 べて 質 が 落 ちるとの 事 福 井 県 産 若 狭 塗 箸 等 に 使 用 する 漆 を 使 用 か 岩 手 県 産 浄 法 寺 塗 りに 使 用 するものを 使 用 製 作 工 程 中 に 使 用 する 漆 1 麦 漆 漆 にウドン 粉 を 混 ぜたもの 2 木 地 呂 生 漆 を70 位 にして ガラスの 上 で 練 って 水 分 を 飛 ばしたもの 3 アシ 卵 の 白 味 と 水 分 を 絞 った 豆 腐 を 黒 漆 に 入 れたもの 豆 腐 は 漆 の10 分 の1 卵 は 豆 腐 の5 分 の1までいかない 程 度 に 調 合 したもの 4 サビ 砥 粉 に 水 を 入 れ ご 飯 粒 と 漆 を 練 り 合 わせたもの 5 イシメ 漆 をガラスの 上 に 何 度 も 塗 り 乾 燥 させて 細 かく 砕 いて 使 用 する 15

21 第 4 節 仙 台 竿 の 種 類 (1) 釣 竿 について 釣 竿 は 魚 が 喰 いついたものをいかに 早 く 知 るか またその 魚 をいかにうまく 上 げるかという 点 に 配 慮 することが 大 事 である 昭 和 30 年 頃 までは 普 及 品 または 並 竿 といって 絹 糸 代 りに 木 綿 糸 を 使 用 し サビをつけて5 回 ほど 漆 を 塗 った 程 度 のものがよく 売 れた その 後 グラスロッド 製 の 釣 竿 が 出 てきたため 長 く 使 える 良 い 竿 が 作 られるようになり この 竿 はあまり 作 らなくなった 終 戦 後 は 少 しでも 多 くの 魚 を 取 る 為 についた 魚 は 必 ず 上 がるように 釣 竿 は 全 体 的 に 少 し 硬 いも のが 作 られ 好 まれていた 現 在 はもとの 釣 竿 の 好 みに 戻 っているが これは 川 の 水 量 が 少 なく 流 れが 弱 いため 硬 い 釣 竿 は 必 要 なくなったためでもある 釣 師 に 使 い 良 い 竿 は 初 心 者 に 向 かない 場 合 が 多 い (2) 釣 竿 の 部 分 の 名 称 ( 図 1 参 照 ) 名 称 は 竿 の 種 類 や 継 ぎ 目 の 多 少 に 係 わりなく すべて 共 通 である 先 端 の 一 番 細 い 部 分 をホサキ ホモチ 又 はシンザオ シンコという そのすぐ 下 の 部 分 をホモチ シタといい 以 下 順 に3 番 4 番 5 番 という ホモチシタのことを 仙 台 では 孫 竿 ということもある 手 元 の 握 る 部 分 を 元 竿 手 元 元 上 などという モト 竿 モトの 上 4 番 3 番 マゴ 竿 シン 竿 第 1 図 釣 竿 部 分 名 称 図 16

22 (3) 釣 竿 の 種 類 ( 表 2 参 照 ) 淡 水 用 釣 竿 友 釣 竿 鮎 の 友 釣 り 用 の 竿 昔 は2 間 5 尺 3 間 1 尺 であったが 川 の 状 況 が 変 化 したため 現 在 は 4 間 4 間 半 の 長 さになった 鮎 の 皮 膚 に 針 の 掛 かる 感 覚 を 手 元 に 伝 えるところに 仙 台 竿 の 特 徴 があ る 引 掛 け 竿 ガラス 箱 を 使 用 して 水 中 を 魚 が 通 るのを 見 ながら 引 掛 けて 釣 る 4 6 尺 普 通 で 上 手 な 人 は9 尺 の 竿 を 使 う 岩 の 表 面 をしゃくるようにして 鮎 を 釣 る 竿 調 子 のないようなゴツイ 竿 で 根 掛 りに 備 えて 錘 自 体 に 針 がついた 仕 掛 けを 用 いる 又 の 名 をナメカケ 竿 ともいう 現 在 は 製 作 して いない 天 羽 竿 コロガシ 竿 のこと 昔 は9 10 尺 であったが 現 在 は3 間 1 尺 につくる 穴 釣 竿 ウナギ 釣 り 用 の 竿 現 在 は 製 作 していない トンボ 釣 竿 道 糸 に 馬 の 毛 を 使 用 し それに1 1.5 号 のテグスをつないでトンボをつける この トンボにハヤが 集 まる 鞭 のように 使 い シンザオの 手 前 から 水 につかっていく 5 6 尺 の 長 さで 継 ぎ 目 を 感 じさせない 継 ぎ 方 にする 現 在 は 製 作 していない ジュウネン 竿 ジュウネン(エゴマ)を 口 の 中 で6 割 ほど 噛 み 潰 し 竹 筒 で 水 面 に 吹 いてハヤをよ せ カエシのない 針 で 釣 る 長 さ6 尺 位 の 竿 である 現 在 は 製 作 していない ヤマメ 竿 普 通 は2 間 半 位 の 長 さのものを 使 うが 熟 練 した 人 は3 間 のものを 使 う ヘラ 竿 戦 後 に 関 西 方 面 からヘラブナ 釣 りが 広 まってきてこの 竿 を 作 るようになった 仙 台 の 竹 は 関 西 の 竹 に 似 ている 仙 台 ではややハリのある 竿 を 作 り 逆 に 関 西 に 影 響 を 与 えている テンカラ 竿 長 さが 短 い 毛 鉤 用 の 竿 を 指 す フライ 用 の 竿 イワナ 竿 イワナ 釣 り 用 の 竿 カバリ 竿 ヤマメのテンカラ 竿 をカバリ 竿 という ドンブリ 竿 元 竿 の 中 にシンザオ ホモチシタを 納 めてテツギでふさぐようにした 竿 がある 友 釣 竿 天 羽 竿 等 に 用 いる 作 りで この 竿 のコマツギは 一 番 難 しい 海 釣 用 釣 竿 遠 投 竿 2 間 半 3 間 の4 本 継 ぎで 投 げ 釣 りに 使 う 黒 鯛 竿 3 間 半 4 間 のリール 竿 胴 調 子 でごつい コマセ 竿 2 間 ほどの 長 さの 柔 らかい 竿 で 黒 鯛 のコマセ 釣 りに 使 う ハゼ 竿 6 尺 ほどの 柔 らかい 先 調 子 の 船 竿 製 作 上 技 巧 を 凝 らしたものが 多 い 船 釣 竿 ネウ カレイなどを 釣 る 先 調 子 の 竿 である ボラカケ 竿 寒 中 にカキ ノリ 棚 でボラを 釣 る 竿 7 9 尺 の3 本 継 で 胴 調 子 になっている 仕 掛 けは 赤 いゴム 風 船 を 細 く 切 ってハタキの 様 に 束 ね その 下 に 針 をつける オノレ 竿 昭 和 40 年 頃 まで 漁 師 の 間 でズズコツリ( 数 珠 釣 り)という 釣 針 を 使 用 しない 独 特 の 釣 に 使 われていた 17

23 No 用 途 名 称 写 真 図 版 備 考 1 淡 水 釣 用 友 釣 り 竿 写 図 22 3 本 で3 間 1 尺 が 最 も 長 い 竿 ( 竿 政 初 代 から) 2 淡 水 釣 用 引 掛 け 竿 ナメガケ 竿 3 淡 水 釣 用 天 羽 竿 写 図 コロガシ 竿 4 淡 水 釣 用 穴 釣 竿 ウナギ 釣 竿 中 通 し 竿 5 淡 水 釣 用 トンボ 釣 竿 6 淡 水 釣 用 ジュウネン 竿 ハヤ 釣 竿 7 淡 水 釣 用 ヤマメ 竿 写 図 23 8 淡 水 釣 用 ヘラ 竿 写 図 淡 水 釣 用 テンカラ 竿 写 図 23 長 さが 短 い 毛 鉤 用 の 竿 を 指 す 10 淡 水 釣 用 イワナ 竿 写 図 淡 水 釣 用 カバリ 竿 毛 鉤 竿 ヤマメのテンカラ 竿 を 指 す 12 淡 水 釣 用 ドンブリ 竿 写 図 本 に 仕 舞 込 む 竿 を 指 す 13 海 釣 用 遠 投 竿 写 図 海 釣 用 黒 鯛 竿 写 図 海 釣 用 コマセ 竿 16 海 釣 用 ハゼ 竿 写 図 海 釣 用 船 釣 竿 写 図 海 釣 用 ボラカケ 竿 19 海 釣 用 オノレ 竿 第 2 表 仙 台 竿 の 種 類 (4) 竿 の 調 子 釣 竿 には 調 子 というものがあり 大 きくは 胴 調 子 と 先 調 子 に 分 けられる これは 釣 竿 を 使 う 人 の 好 みに 応 じて 竿 師 が 作 り 出 すものである 調 子 とは 釣 りをする 時 に 竿 の 最 も 柔 らかく 動 く 部 分 の 全 体 に 比 べる 割 合 のことをいう 先 調 子 は 7 3 調 子 等 ともいわれ 全 体 を10とすると 先 端 の3 割 の 部 分 が 動 くことである 胴 調 子 は4 6 調 子 4 分 先 調 子 などともいわれ 先 端 の4 割 の 部 分 が 動 くものである また 手 元 の3 割 が 固 く 残 りの7 割 が 柔 らかいものもある この7 3 調 子 4 6 調 子 などは 名 品 と 言 われる 釣 竿 をみて それから 竿 師 が 割 り 出 すものである これは 見 る 人 によって 多 少 の 違 いがあり 具 体 的 な 数 字 が 決 まっているというようなものではない 先 調 子 は 比 較 的 出 しやすく 市 販 されているもののほとんどがこれである 胴 調 子 の 方 が 糸 がよ く 飛 び 川 釣 りなどには 適 している 場 合 が 多 いが 調 子 が 出 ないときは 使 いにくいものとなってしまう 客 の 注 文 に 応 じた 調 子 にすることをキドルといい これが1 回 の 竹 の 切 断 でできないと 一 人 前 とは 言 えない また コマツギ(1 本 の 竿 を 何 本 にも 分 けて 持 ち 運 びに 便 利 なように 作 った 竿 )ほど 竿 の 調 子 が 出 しやすく 竿 師 としては 調 子 の 出 し 方 を 覚 えるために 非 常 に 参 考 になる 仙 台 竿 は 小 物 用 の 細 い 糸 の 仕 掛 けに 大 きな 獲 物 がかかっても 十 分 にあげられるように 調 子 をとっている 18

24 No 製 作 工 程 備 考 写 真 図 版 41 麦 漆 を 混 ぜ 合 せているところ 写 図 8 42 糸 巻 き 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 8 43 磨 き 作 業 工 程 17の 磨 き 写 図 8 44 磨 き 写 図 8 45 塗 りに 入 る 前 写 図 8 46 麦 漆 塗 り 写 図 8 47 シルシツケ 写 図 8 48 糸 巻 き 写 図 8 49 段 巻 きの 麦 漆 塗 りが 終 わったところ 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 9 50 塗 りの 様 子 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 9 51 塗 りの 様 子 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 9 52 墨 付 け 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 9 53 漆 塗 り 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 9 54 ムロでの 乾 燥 写 図 9 55 仕 舞 に 使 用 するふたの 作 成 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 9 56 竿 を 納 めるケースの 寸 法 合 わせ 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 9 57 水 研 ぎ 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 水 研 ぎ 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 朱 漆 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 朱 漆 の 混 ぜ 合 せ 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 朱 漆 塗 り 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 朱 漆 塗 り 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 研 ぎ 出 し 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 研 ぎ 出 した 様 子 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 アシ 付 け 後 の 研 ぎ 出 し 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 研 ぎ 出 した 様 子 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 シンザオのアシ 付 け 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 シンザオのアシ 付 け 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 研 ぎ 出 しの 様 子 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 研 ぎ 出 しの 様 子 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 石 突 の 作 成 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 石 突 の 作 成 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 拭 き 漆 の 手 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 拭 き 漆 の 様 子 写 図 ムロでの 乾 燥 写 図 胴 ズリ 写 図 ムロでの 乾 燥 を 促 すため 湿 らす 写 図 磨 き 粉 での 研 磨 写 図 完 成 した 様 子 写 図 銘 が 入 った 完 成 品 写 図 12 No 製 作 工 程 備 考 写 真 図 版 1 竹 の 刈 り 出 し 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 2 2 竹 の 刈 り 出 し 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 2 3 晒 し 写 図 2 4 晒 していた 古 竹 写 図 2 5 アラキドリ 写 図 2 6 アラキドリ 写 図 2 7 竹 の 選 び 出 し 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 3 8 切 り 出 しを 使 用 し 節 のかす ひげ 取 り 写 図 3 9 切 り 出 しを 使 用 し 節 のかす ひげ 取 り 写 図 3 10 磨 き 砂 を 使 用 し 竹 を 磨 く 写 図 3 11 節 とり 写 図 3 12 アラキドリ~ 節 とりまで 終 えた 竹 写 図 3 13 岩 クドに 隅 を 入 れ 温 めているところ 写 図 4 14 火 入 れ 作 業 の 様 子 写 図 4 15 火 入 れ 作 業 の 様 子 写 図 4 16 火 入 れ 作 業 の 様 子 写 図 4 17 火 入 れ 作 業 の 様 子 写 図 4 18 火 入 れ 作 業 の 様 子 写 図 4 19 ホンキドリ 写 図 5 20 切 組 写 図 5 21 ナカザライ 写 図 5 22 中 を 荒 くさらった 状 態 写 図 5 23 ハマリの 作 成 写 図 5 24 ハマリの 作 成 写 図 5 25 ハマリの 作 成 表 面 の 皮 を 薄 くむいた 様 子 写 図 5 26 ハマリの 作 成 平 ヤスリで 節 を 研 ぐ 写 図 5 27 ハマリの 作 成 写 図 6 28 ナカザライ 写 図 6 29 ナカザライ カキダシ 道 具 使 用 の 様 子 写 図 6 30 ハマリの 作 成 写 図 6 31 ナカザライを 終 えた 様 子 写 図 6 32 ハマリ 部 分 の 調 整 をしている 様 子 写 図 6 33 ハマリの 作 成 が 終 了 したところ 段 巻 き 準 備 のしるし 有 り 写 図 6 34 節 芽 を 埋 める 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 7 35 底 蓋 を 埋 めた 様 子 仙 台 市 歴 史 民 俗 資 料 館 写 真 資 料 写 図 7 36 シンザオの 作 成 写 図 7 37 シン 竿 材 の 火 入 れ 写 図 7 38 シンザオの 作 成 竹 を3 枚 に 貼 り 合 わせたところ 写 図 7 39 シンザオの 作 成 鉋 で 削 り 出 し 写 図 7 40 シンザオの 作 成 小 刀 で 削 り 出 し 写 図 7 第 表 3 ヤマメ 竿 製 作 工 程 写 真 対 応 表 19

25 写 真 図 版 2 竹 の 切 り 出 し アラキドリ 20

26 写 真 図 版 3 節 とり 節 ぬき

27 写 真 図 版 4 火 入 れ 18 22

28 写 真 図 版 5 ホンキドリ ハマリの 作 成

29 写 真 図 版 6 ハマリの 作 成 カキダシ

30 写 真 図 版 7 節 芽 を 埋 める シンザオの 作 成 25

31 写 真 図 版 8 絹 糸 巻 き 麦 漆 塗 り 段 巻 き 作 成 26

32 写 真 図 版 9 墨 付 け ムロでの 乾 燥 27

33 写 真 図 版 10 28

34 写 真 図 版 11 漆 塗 り 石 突 きの 作 成 29

35 写 真 図 版 12 拭 き 漆 30

36 No 名 称 用 途 備 考 写 真 図 版 1 テッカワ 矯 めに 使 用 する 道 具 アテヌノとも 言 う 写 図 13 2 テッカワ タメギ 矯 めに 使 用 する 道 具 写 図 13 3 タメギ( 中 ) 矯 めに 使 用 する 道 具 写 図 13 4 タメギ( 大 ) 矯 めに 使 用 する 道 具 写 図 13 5 タメギ( 小 ) 矯 めに 使 用 する 道 具 写 図 13 6 タメギ 矯 めに 使 用 する 道 具 写 図 13 7 タメギ 矯 めに 使 用 する 道 具 写 図 13 8 岩 クド( 七 輪 ) 矯 めに 使 用 する 道 具 写 図 13 9 カキダシ ナカザライ 道 具 10の 先 端 のアップ 写 図 カキダシ ナカザライ 道 具 写 図 カキダシ ナカザライ 道 具 写 図 カキダシ ナカザライ 道 具 写 図 節 とり ナカザライ 道 具 写 図 節 とり ナカザライ 道 具 写 図 クリガタナ ナカザライ 道 具 写 図 クリガタナ ナカザライ 道 具 写 図 ナカクリ ナカザライ 道 具 写 図 ナカクリ ナカザライ 道 具 写 図 カキダシ ナカザライ 道 具 写 図 ナカクリ ナカザライ 道 具 写 図 ナカクリ ナカザライ 道 具 写 図 ナカクリ ナカザライ 道 具 写 図 ナカクリ ナカザライ 道 具 写 図 電 動 式 回 転 台 ナカザライ 道 具 写 図 ワニグチ ナカザライ 道 具 写 図 ワニグチ ナカザライ 道 具 25の 先 端 アップ 写 図 ワニグチ ナカザライ 道 具 写 図 ミツメギリ ナカザライ 道 具 小 さいものは 穴 を 開 けるのに 使 用 写 図 ミツメギリ( 大 ) ナカザライ 道 具 写 図 作 業 台 写 図 焼 印 写 図 ネリキ 塗 り 道 具 写 図 ハケ 塗 り 道 具 写 図 筆 塗 り 道 具 写 図 筆 塗 り 道 具 高 級 筆 写 図 筆 塗 り 道 具 田 村 政 孝 氏 が 作 り 直 した 筆 写 図 筆 塗 り 道 具 高 級 筆 写 図 ノギス 測 る 道 具 写 図 バカ 測 る 道 具 写 図 砥 石 研 ぐ 道 具 写 図 研 磨 用 炭 研 ぐ 道 具 写 図 砥 石 研 ぐ 道 具 写 図 鉋 削 る 道 具 写 図 カッツァギトギ 研 ぐ 道 具 カキダシ 道 具 の 先 を 研 ぐ 道 具 写 図 金 ヤスリ 研 ぐ 道 具 写 図 鋸 伐 る 道 具 写 図 ハサミ 切 る 道 具 写 図 小 刀 削 る 道 具 写 図 糸 巻 き 機 巻 く 道 具 塗 りにも 使 用 写 図 糸 巻 き 機 巻 く 道 具 写 図 糸 巻 き 機 巻 く 道 具 写 図 絹 糸 巻 く 道 具 写 図 金 箔 ハサミ 塗 り 道 具 写 図 塗 り 道 具 一 式 塗 り 道 具 写 図 ムロ 塗 り 道 具 漆 を 乾 燥 させるための 箱 写 図 ムロ 塗 り 道 具 写 図 ムロ 塗 り 道 具 写 図 19 第 4 表 仙 台 竿 製 作 道 具 31

37 写 真 図 版 13 矯 める( 火 入 れ) 道 具 32

38 写 真 図 版 14 カキダシ 道 具

39 写 真 図 版 15 ナカクリ 道 具

40 写 真 図 版 16 節 とり 道 具 その 他 の 道 具

41 写 真 図 版 17 塗 る 道 具 測 る 道 具 36

42 写 真 図 版 18 研 ぐ 道 具 削 る 道 具 切 る 道 具

43 写 真 図 版 19 巻 く 道 具 塗 る 道 具

44 No 名 称 長 さ 継 数 銘 仕 舞 用 途 時 期 備 考 写 真 図 版 1 コロガシ( 鮎 ) 竿 12 尺 5 本 継 竿 政 2 本 夏 川 終 戦 間 際 に 製 作 したもの 写 図 20 2 コロガシ( 鮎 ) 竿 11 尺 5 本 継 竿 政 2 本 夏 ~ 秋 川 写 図 20 3 コロガシ( 鮎 ) 竿 2 間 1 尺 5 本 継 竿 政 2 本 夏 川 7 月 末 まで 使 用 するもの 黒 塗 り 写 図 20 4 コロガシ( 鮎 ) 竿 11 尺 3 本 継 竿 政 1 本 夏 川 ドンブリ 竿 写 図 20 5 コロガシ( 鮎 ) 竿 2 間 4 尺 5 本 継 竿 政 2 本 秋 川 総 巻 き 写 図 20 6 コロガシ( 鮎 ) 竿 2 間 4 尺 5 本 継 竿 和 2 本 夏 川 研 ぎ 出 しホワイト 漆 段 巻 き 写 図 20 7 コロガシ( 鮎 ) 竿 2 間 4 尺 6 本 継 竿 吉 2 本 夏 川 写 図 21 8 コロガシ( 鮎 ) 竿 2 間 4 尺 6 本 継 竿 吉 2 本 秋 川 写 図 21 9 コロガシ( 鮎 ) 竿 2 間 4 尺 6 本 継 竿 吉 2 本 秋 川 写 図 コロガシ( 鮎 ) 竿 3 間 1 尺 6 本 継 竿 吉 2 本 夏 ~ 秋 川 総 巻 き 木 地 呂 塗 り 金 を 塗 った 馬 鹿 塗 り 写 図 チュウビキ( 鮎 ) 竿 3 間 4 尺 6 本 継 竿 吉 2 本 8 月 以 降 深 みで 使 う 竿 写 図 チュウビキ( 鮎 ) 竿 3 間 4 尺 7 本 継 竿 政 2 本 8 月 以 降 写 図 友 釣 り( 鮎 ) 竿 3 間 5 尺 6 本 継 竿 和 2 本 8 月 シン 竿 2 本 付 き 片 手 で 持 て るよう 軽 く 作 っている 写 図 友 釣 り( 鮎 ) 竿 3 間 2 尺 6 本 継 竿 和 2 本 8 月 写 図 友 釣 り( 鮎 ) 竿 4 間 1 尺 5 寸 7 本 継 竿 吉 2 本 8 月 シン 竿 2 本 付 き 写 図 友 釣 り( 鮎 ) 竿 4 間 5 尺 8 本 継 竿 吉 2 本 8 月 写 図 友 釣 り( 鮎 ) 竿 4 間 5 尺 6 本 継 竿 吉 2 本 8 月 写 図 友 釣 り( 鮎 ) 竿 4 間 1 尺 5 寸 6 本 継 竿 吉 2 本 8 月 2009/11/7 調 査 時 製 作 中 写 図 ヤマメ 竿 3 間 8 本 継 竿 吉 2 本 3~10 月 ビデオ 製 作 で 作 成 した 竿 写 図 ヤマメ 竿 3 間 8 本 継 竿 吉 2 本 3~10 月 写 図 ヤマメ 竿 3 間 半 10 本 継 竿 吉 2 本 3~10 月 写 図 ヤマメ 竿 3 間 10 本 継 竿 吉 2 本 3~10 月 写 図 テンカラ 竿 11 尺 6 本 継 竿 吉 2 本 写 図 テンカラ 竿 11 尺 6 本 継 竿 吉 2 本 第 14 回 みやぎ 地 場 産 業 デザ インコンテンツ 工 芸 品 生 活 関 連 用 品 部 門 県 知 事 賞 写 図 23 (H ) 25 イワナ 竿 3 間 6 本 継 竿 吉 2 本 写 図 ドンブリ 竿 3 間 6 本 継 竿 政 1 本 ヤマメ 竿 写 図 ヘラ 竿 8 尺 4 本 継 竿 吉 2 本 写 図 ヘラ 竿 9 尺 4 本 継 竿 吉 2 本 写 図 ヘラ 竿 10 尺 5 本 継 竿 吉 2 本 硬 式 写 図 ヘラ 竿 11 尺 5 本 継 竿 吉 2 本 やや 軟 式 朱 塗 り 研 ぎ 出 し 写 図 ヘラ 竿 11 尺 5 本 継 竿 吉 2 本 写 図 ヘラ 竿 13 尺 5 本 継 竿 吉 2 本 研 ぎ 出 しホワイト 漆 段 巻 き 仕 上 げ 写 図 ヘラ 竿 13.5 尺 5 本 継 竿 吉 2 本 軟 式 青 馬 鹿 塗 り 写 図 ヘラ 竿 14 尺 5 本 継 竿 吉 2 本 軟 式 写 図 ヘラ 竿 15 尺 5 本 継 竿 吉 2 本 軟 式 写 図 ヘラ 竿 14 尺 5 本 継 竿 吉 2 本 軟 式 クチ 巻 き 写 図 ヘラ 竿 15 尺 5 本 継 竿 吉 2 本 硬 式 段 巻 き 黒 塗 り 写 図 ヘラ 竿 15 尺 5 本 継 竿 吉 2 本 硬 式 青 馬 鹿 塗 り 写 図 ヘラ 竿 18 尺 5 寸 5 本 継 竿 吉 2 本 総 巻 き 木 地 呂 塗 り ハマリ 馬 鹿 塗 り 写 図 ヘラ 竿 22 尺 5 本 継 竿 吉 2 本 総 巻 き 木 地 呂 塗 り ハマリ 馬 鹿 塗 り 写 図 ハゼ 竿 6 尺 2 本 継 竿 吉 2 本 シン 竿 ケース 有 り 写 図 ハゼ 竿 7 尺 2 寸 2 本 継 竿 吉 2 本 写 図 遠 投 ( 黒 鯛 ) 竿 9 尺 5 寸 3 本 継 竿 吉 2 本 モト 竿 にシン 竿 が 入 る 写 図 黒 鯛 竿 11 尺 7 寸 3 本 継 竿 吉 2 本 モト 竿 にシン 竿 が 入 る 写 図 黒 鯛 竿 10 尺 4 寸 3 本 継 竿 吉 2 本 モト 竿 にシン 竿 が 入 る 写 図 フライ 用 竿 7 尺 8 寸 2 本 継 竿 吉 2 本 総 巻 き 写 図 遠 投 竿 8 尺 8 寸 7 本 継 竿 吉 4 本 換 えシン 竿 付 き 細 :3~6 号 太 :30~50 号 写 図 船 竿 (カレイ 竿 ) 6 尺 2 本 継 竿 吉 2 本 大 物 シャクリ 竿 50 号 写 図 船 竿 (カレイ 竿 ) 6 尺 2 本 継 竿 吉 2 本 総 巻 きクジラ 穂 カレイ 竿 20 号 写 図 船 竿 (カレイ 竿 ) 6 尺 4 寸 5 分 2 本 継 竿 吉 2 本 クジラ 穂 カレイ 竿 50 号 写 図 海 釣 り 竿 10 尺 9 本 継 竿 吉 4 本 総 巻 き 総 塗 り シン 竿 ケース 有 り 写 図 シャクリ 竿 7 尺 5 寸 6 本 継 竿 吉 4 本 写 図 マブナ 竿 2 間 16 本 継 竿 吉 4 本 写 図 マブナ 竿 10 尺 14 本 継 竿 吉 4 本 写 図 タナゴ 竿 1m 14 本 継 竿 吉 4 本 写 図 29 第 5 表 仙 台 竿 製 品 写 真 対 応 表 39

45 写 真 図 版 20 コロガシ 竿 40

46 写 真 図 版 21 コロガシ 竿 チュウビキ 竿 41

47 写 真 図 版 22 友 釣 り 竿

48 写 真 図 版 23 ヤマメ 竿 テンカラ 竿 43

49 写 真 図 版 24 イワナ 竿 ドンブリ 竿 ヘラ 竿 44

50 写 真 図 版 25 ヘラ 竿

51 写 真 図 版 26 ヘラ 竿 ハゼ 竿 46

52 写 真 図 版 27 黒 鯛 竿 フライ 用 竿 遠 投 竿

53 写 真 図 版 28 船 釣 竿 海 釣 り 竿 48

54 53 54 写 真 図 版 29 マブナ 竿 タナゴ 竿 55 49

55 第 3 章 竿 師 の 生 活 本 章 では 田 村 政 孝 氏 の 竿 師 としての 生 活 の 一 部 を 垣 間 見 ることで 仙 台 竿 師 の 姿 を 浮 き 彫 りにする 第 1 節 では 仕 事 場 空 間 の 変 化 と 利 用 実 態 に 迫 り 第 2 節 では 竿 の 製 作 と 修 理 について 第 3 節 では 竿 師 の 生 きざまについて 述 べる 註 6 第 1 節 仕 事 場 空 間 ( 平 面 図 移 転 前 との 比 較 ) 移 転 に 伴 い 仕 事 場 空 間 が 変 わったことにより どの 様 な 点 に 変 化 が 見 られるかを 比 較 検 討 する 作 業 時 の 光 の 取 り 方 が 難 しいとの 話 がある また 中 刳 りの 際 に 使 用 する 電 動 式 回 転 台 の 設 置 等 に 違 い があるように 見 受 けられる 移 転 後 は 作 業 場 空 間 をコンパクトに 使 用 している ( 図 2 参 照 ) 東 9 番 丁 ( 移 転 前 ) 作 業 場 は 間 口 2 間 半 奥 行 10 尺 5 寸 で この 中 は 土 間 が4 尺 5 寸 ショーウィ ンドウと 道 具 入 れが 高 さ4 尺 8 寸 幅 1 尺 2 寸 である 塗 り 場 ( 漆 を 塗 る 部 屋 )として2 階 の6 畳 間 を 使 用 している 部 屋 の 北 側 にはムロが 置 かれ 南 側 は4 枚 の 引 き 戸 西 側 は 明 かり 取 りが1つある ムロは 二 つ 利 用 していた 風 の 強 い 日 は 埃 が 多 いの で 室 内 であっても 急 ぎの 仕 事 以 外 漆 は 塗 らない 2 階 のベランダ 及 び 屋 根 は 竹 を 干 すのにも 使 用 しており その 為 に 屋 根 のトタンは 政 孝 氏 によっ て 丈 夫 な 素 材 に 張 り 替 えられていたとのことである 南 鍛 冶 町 ( 移 転 後 ) 作 業 場 は 板 張 り 絨 毯 敷 きの9 畳 間 に1 畳 ( 間 ) 分 のコンクリートの 土 間 が 付 き 壁 面 にショーウィンドウが 高 さ 約 2m 幅 1 尺 4 寸 で 道 具 入 れが 高 さ 約 2.5mで 幅 2 尺 7 寸 で 取 り 付 けてある 東 9 番 町 の 時 とは 違 い 塗 り 場 ( 漆 を 塗 る 部 屋 )は 同 じ 部 屋 を 使 用 している 部 屋 の 道 具 入 れの 下 の 段 には 幅 1 尺 2 寸 深 さ1 尺 2 寸 長 さ5 尺 7 寸 のムロが 設 置 されている 移 転 前 の 作 業 場 とは 光 の 加 減 が 変 わり 作 業 に 重 大 な 影 響 を 与 えているという 50

56 室 6 畳 間 竿 入 れ ショーウィンドウ 塗 りの 部 屋 2F 道 具 入 れ 8 畳 間 土 間 入 口 1F 東 九 番 町 ( 移 転 前 ) 作 業 場 模 式 図 道 具 入 れ 竿 入 れ 室 電 動 式 回 転 台 入 口 土 間 ムシロ 8 畳 間 ショーウィンドウ 南 鍛 冶 町 ( 移 転 後 ) 作 業 場 模 式 図 第 2 図 作 業 場 間 取 り 図 第 2 図 作 業 場 間 取 り 図 51

57 第 2 節 竿 の 製 作 と 修 理 について (1) 職 人 気 質 仙 台 竿 師 は どのような 種 類 の 釣 竿 もみな 作 ることができる 大 物 をいかにして 細 い 糸 で 釣 り 上 げ るかを 考 えて 釣 竿 を 作 るものである 太 さの 違 う 何 本 もの 竹 を 自 然 に 生 えている 一 本 の 竹 のように 継 ぐことが 面 白 くまた 難 しい 売 れても 売 れなくても 他 の 竿 師 に 負 けないよい 竿 を 作 るように 心 掛 けている 自 分 の 気 に 入 るま で 何 度 も 塗 り 直 したものなので 日 数 もかかっており 値 段 も 高 いものとなっている しかし どれ も 自 分 で 作 ったものなので 実 際 の 値 段 で 良 い 悪 いと 差 別 することはできない 竿 師 は 良 い 釣 師 でもなければならない よい 釣 ができなければ 釣 竿 について 買 う 人 にいろいろな アドバイスをすることはできない 政 孝 氏 は 釣 竿 を 入 れる 箱 も 自 分 で 作 る これは このような 箱 も 作 れるような 確 かな 道 具 を 作 って いる 職 人 であるということを 示 しているものである (2) 竿 の 修 理 釣 竿 は 狂 っている( 曲 がっていること)と 修 理 が 必 要 になる 修 理 はコマツギの 釣 竿 を 自 然 の1 本 の 竹 のように 作 れるような 腕 にならないとできないものである 釣 竿 の 修 理 というものは 戦 後 のグラスロッド 製 のものが 出 てきたために 1 本 の 竿 を 長 く 使 うた めに 行 われるようになったものである それ 以 前 は 修 理 をせずに 捨 てて 新 しいものを 使 っていた 修 理 は 狂 った 部 分 を 新 たに 作 って 取 り 換 えるということである 同 じ 太 さ 同 じ 節 目 の 竹 が 必 要 で あり 適 当 な 竹 が 見 つかるまでは 何 か 月 もかかることになる 釣 竿 の 寸 法 は 髪 の 毛 1 本 と 言 えない ほどに 微 妙 であるため 慎 重 に 竹 を 選 ばないと 後 で 竿 全 体 が 狂 ってしまう 政 孝 氏 は 新 しく 替 え た 部 分 にも 他 の 部 分 と 同 じ 年 月 使 用 したように 見 せるために 漆 を 多 く 重 ねる (3) 青 葉 釣 友 会 について 竿 政 では 先 代 から( 戦 後 間 もなくの 昭 和 20 年 頃 から) 自 分 の 製 品 を 買 ってくれたお 客 さんに 竿 のメンテナンスと 製 作 した 竿 をよりよく 使 用 してもらうために 釣 りの 指 導 をおこなっている 青 葉 釣 友 会 という 釣 り 倶 楽 部 を 結 成 している 現 在 も 約 80 名 の 会 員 がいる 会 の 活 動 は 春 と 秋 に 行 われ ている 年 2 回 の 釣 り 大 会 が 主 なものである 時 には 対 外 試 合 をすることもあったという この 様 な 釣 り 倶 楽 部 の 運 営 は 常 にお 客 さんとのコミュニケーションを 大 事 にし 長 くいい 竿 を 使 っ てもらおうという 竿 政 の 姿 勢 が 表 れている 仙 台 竿 師 として 唯 一 残 った 理 由 のひとつではないだろう か 52

58 写 真 図 版 30 主 として 鯊 釣 り 竿 等 海 釣 り 用 の 竿 の 製 作 と 修 理 10 月 9 月 11 月 その 他 の 竿 の メンテナンスや 修 理 等 の 仕 事 12 月 1 月 竿 作 り 年 間 サイクル 2 月 3 月 4 月 8 月 7 月 6 月 5 月 主 として 鮎 釣 り 竿 等 川 釣 り 用 の 竿 の 製 作 と 修 理 第 3 図 年 間 製 作 サイクル 53

59 第 3 節 竿 師 の 生 きざま (1) 釣 竿 づくり 事 始 め 政 孝 氏 は 若 干 8 歳 の 時 に 初 めて 竹 竿 の 製 作 を 試 みた 10 歳 に 満 たない 頃 製 作 した 竿 が 先 代 ( 父 親 )の 倍 の 値 で 売 れた 時 先 代 は 非 常 に 驚 いたという 先 代 は 政 孝 氏 の 竿 師 としての 才 能 を 早 くから 認 めていたそうである 政 孝 氏 は3 歳 頃 から 竹 で 遊 んでおり 物 心 ついた 時 には 自 分 で 作 った 竿 をもって 近 くの 川 や 湖 沼 に 釣 りに 出 かけていたという おそらくこの 頃 に 改 良 を 重 ねて よい 竿 を 製 作 する 感 と 技 術 を 身 につけ たのではないだろうか 10 歳 頃 のこと 仙 台 市 内 の 某 所 某 沼 で 自 分 製 作 した 竿 を 使 って 釣 りをしていた 時 鉄 砲 打 ちに 来 て いた 猟 師 が その 釣 れっぷりに 驚 き 鉄 砲 打 ちをやめて 寄 ってきて その 竿 を 欲 しいとせがまれたと いう 話 がある 生 まれつきの 竿 師 なのであろう (2) 年 間 の 製 作 サイクル 20 歳 前 までは 一 時 的 に 大 工 仕 事 (16 歳 頃 か)を 手 伝 った 時 期 もあったが それ 以 後 は 年 間 を 通 し て 竿 を 作 り 続 けている 3 月 から9 月 にかけては 鮎 釣 りシーズンで 鮎 釣 り 用 10 月 から11 月 は 鯊 釣 り 用 などの 海 釣 りの 竿 の 製 作 と 修 理 に 睡 眠 不 足 が 続 く 生 活 に 慣 れてしまったという (3) 竿 師 にとっての 釣 り 政 孝 氏 は 竿 師 でありながら 数 多 くのエピソードを 持 つ 伝 説 の 釣 師 と 言 える その 鮎 釣 りや 大 貝 釣 り 等 の 釣 話 は 話 始 まると 止 まらなくなるほど 数 が 多 い しかも すべてが 予 想 をはるかに 超 えた 釣 果 なのである 青 葉 釣 友 会 の 運 営 と 竿 の 製 作 及 び 修 理 に 対 する 取 り 組 みは 竿 師 は 良 い 釣 師 でなければならないと いう 彼 の 気 概 が 表 れている また 政 孝 氏 が 釣 りに 行 くのは 自 分 の 製 作 した 竿 が 本 当 に 釣 れるかを 確 かめに 行 く 目 的 もあってのことである それはお 客 さんに 釣 れない 竿 を 売 ることはできないという 気 持 ちの 表 れである ここでいくつかのエピソードを 紹 介 したい 小 学 校 高 学 年 頃 の 話 北 一 番 町 の 酒 屋 の 旦 那 に 広 瀬 川 で 釣 りをしている 大 人 の 人 が 鮎 を 釣 ろうとしても 中 々 釣 れないな いらしく 当 時 評 判 になっていた 政 孝 少 年 の 竿 作 りと 釣 りの 腕 に 貴 様 なら 釣 れるから 行 ってみろ と 言 われたので おやじ( 初 代 竿 政 )が 捨 てた 竹 を 使 って 魚 を 一 匹 も 外 さない 竿 を 作 った 時 の 事 本 当 に 釣 れるかどうかの 証 人 となるため 近 所 に 住 むヨネヤマ 自 動 車 の 社 長 カガワ 時 計 店 の 店 主 ホ ネツギ 医 者 コセキショウゴロウ 氏 コマツ 電 機 社 長 の 大 人 が4 人 政 孝 少 年 の 竿 の 見 物 に 行 ったそうだ 時 は 愛 宕 神 社 に 鐘 が 鳴 る 夕 暮 れ 時 の 小 一 時 間 6 寸 5 分 7 寸 8 分 位 の 鮎 を 立 て 続 けに30 匹 位 釣 った そうだ この4 人 の 証 人 により 父 も 竿 作 りの 腕 を 認 めるようになったとのこと この 時 の 竿 作 りの コツと 製 品 に 対 する 自 信 が 今 竿 師 をしている 原 点 であるという 50 代 の 話 片 平 町 小 学 校 の 曲 がり 角 付 近 でのこと ここは 足 の 踝 までしか 水 はないのに 流 れが 速 くて 竿 をとめ ておくのが 大 変 なところ 友 釣 りで 種 鮎 の 鼻 っぱしに8 号 の 重 りをつけても 流 されてしまうような ところなのだが 上 流 に 上 っていく 鮎 を 狙 って ピタリととめて8 寸 5 分 位 の 鮎 を40 45 匁 くらい 釣 り 上 げたそうだ これには ふわりとした 感 覚 を 持 たせる 竿 の 調 子 鮎 を 暴 れさせずにつり 上 げるこ とができる 竿 を 作 った 職 人 としての 誇 りを 感 じる 瞬 間 だったと 言 う 仙 台 竿 でなければ 同 じ 条 件 下 で 釣 り 上 げることはできなかったのではと 54

60 60 代 の 話 仙 南 漁 業 協 同 組 合 の 釣 大 会 の 日 のこと 大 会 は 午 前 6 時 から 午 後 3 時 まで 行 われている 政 孝 氏 は 午 前 8 時 頃 に 出 向 き 長 町 バイパスの 大 橋 の 真 下 あたりで 約 1 時 間 半 で70 匹 の 鮎 をコロガシ 竿 で 釣 りあげたとのことである もちろん 一 番 であったそうだ 竿 師 としても 釣 師 としても 極 めた 名 人 で あるからこその 話 と 言 える 55

61 第 4 章 仙 台 竿 製 作 技 術 に 関 する 考 察 本 章 では 仙 台 竿 の 製 作 技 術 に 関 する 考 察 を 行 う 第 1 節 では 仙 台 竿 の 製 作 技 術 について 特 徴 をま とめ 第 2 節 では 日 本 各 地 の 和 竿 製 作 について 紹 介 し 比 較 を 試 みる 第 3 節 では 和 竿 製 作 の 歴 史 につ いて 概 観 し 製 作 技 術 の 伝 承 について 考 察 する 第 4 節 では 仙 台 竿 師 と 釣 魚 文 化 について 考 察 する 第 1 節 製 作 技 術 から 見 る 仙 台 竿 仙 台 竿 の 製 作 技 術 については 本 報 告 書 第 2 章 で 竿 政 ( 田 村 政 孝 氏 )のヤマメ 竿 製 作 技 術 に 関 す る 調 査 報 告 を 行 っている ヤマメ 竿 の 製 作 工 程 からは 技 術 的 な 部 分 仙 台 竿 の 種 類 については 実 際 に 製 作 された 仙 台 竿 ( 写 真 図 版 参 照 )についてみてきたが 本 節 では あらためて 仙 台 竿 の 製 作 について 製 作 技 法 や 製 作 に 使 用 する 道 具 等 をとおして 特 徴 をまとめてみる 仙 台 竿 の 製 作 手 順 仙 台 竿 の 製 作 手 順 を 田 村 政 孝 氏 の 資 料 をもとに 第 1 4 段 階 (A D)の 製 作 手 順 にまとめ 下 記 表 に 示 す 段 階 No 製 作 内 容 備 考 (A) 切 組 節 とり 火 入 れ 皮 むき 底 蓋 作 成 1 切 組 江 戸 和 竿 製 作 工 程 1 番 切 り 組 み 第 1 段 階 2 竹 に 空 気 穴 を 開 ける 3 電 動 式 回 転 台 にナカクリ 道 具 をはめ 込 み 節 を 取 る 4 炭 を 起 こしクドに 火 をかけ 火 入 れを 行 う 曲 りとり 江 戸 和 竿 製 作 工 程 2 番 火 入 れ (B) 竿 の 継 ぎ 目 作 成 及 び 糸 を 巻 くまでの 下 地 作 り 1 中 皮 をとる 2 薄 皮 を 削 る 3 継 目 を 削 る 江 戸 和 竿 製 作 工 程 6 番 継 ぎ 第 2 段 階 4 ペーパーで 仕 上 げる 江 戸 和 竿 製 作 工 程 3 番 巻 き 下 5 ハマリ 作 り 6 ペーパー 仕 上 げ 7 ハマリ 調 整 8 継 目 合 わせ (C) 糸 巻 きから 糸 巻 きの 下 塗 りから 上 塗 りまで 1 糸 巻 き 下 ごしらえ 2 麦 漆 を 塗 って 糸 巻 きに 入 る 江 戸 和 竿 製 作 工 程 4 番 糸 巻 き 第 3 段 階 3 胴 の 節 々の 下 ごしらえ 4 節 巻 き( 段 巻 き) 5 節 巻 き 後 生 漆 を 塗 る 江 戸 和 竿 製 作 工 程 5 番 漆 しめ 6 室 で 乾 燥 後 2 回 塗 る (D) 竿 の 仕 上 がりの 中 塗 りから 拭 き 漆 第 4 段 階 1 乾 燥 後 漆 を 塗 る 江 戸 和 竿 製 作 工 程 7 番 漆 塗 り 2 5 回 塗 った 後 石 突 の 上 の 朱 を 塗 る 3 金 具 付 け 第 6 表 仙 台 竿 製 作 手 順 段 階 表 仙 台 竿 製 作 の 特 徴 仙 台 竿 製 作 について 第 6 表 仙 台 竿 製 作 手 順 段 階 表 を 参 照 し 考 察 する 第 1 段 階 は 竹 から 竿 の 原 型 を 作 る 工 程 で 中 でも 一 番 重 要 視 しされるのは 火 入 れである 様 々な 竹 56

62 に 対 応 できるように 火 入 れの 際 矯 めに 使 用 するタメギは 材 も 様 々な 樹 木 を 使 用 し 大 きさも 大 小 様 々そろえている( 写 真 図 版 13 参 照 ) 第 2 段 階 は 竿 の 質 が 決 まる 工 程 で 感 度 がよく 馬 の 毛 一 本 で 釣 れる 名 竿 をつくるには 重 要 な 工 程 である ナカクリやカキダシ 道 具 を 数 多 くそろえており( 写 真 図 版 参 照 ) この 点 から できるだけ 竹 を 薄 く 軽 量 にするために 力 を 入 れていることが 分 かる それは 田 村 氏 が 言 うように 針 先 に 鮎 の 皮 を 感 じさせる 位 に 竿 の 感 度 を 高 める 為 にギリギリの 薄 さと 軽 さを 追 及 していること を 証 明 している 第 3 4 段 階 は 塗 りの 工 程 である 第 2 段 階 で 感 度 を 高 めるために 竹 を 薄 くすることから 第 3 段 階 で 竿 に 強 度 を 与 える 為 に 総 巻 きにする 製 品 が 多 くみられる 塗 りの 手 法 も 朱 塗 り 研 ぎ 出 し 研 ぎ 出 しホワイト 漆 塗 り 根 来 塗 り 木 地 呂 塗 り 段 巻 き 黒 漆 塗 り ハマリ 馬 鹿 塗 り 青 馬 鹿 塗 り 等 年 々 様 々な 塗 りの 技 法 を 試 みている 飽 くなき 追 求 に 粋 な 精 神 を 感 じさせられる 製 作 された 和 竿 の 仕 舞 は1 4 本 仕 舞 である 1 本 仕 舞 いの 竿 をドンブリ 竿 と 呼 び それ 以 外 は 基 本 的 に2 本 仕 舞 いが 多 くみられる 製 作 された 和 竿 の 継 ぎは 全 て 並 継 ぎである 57

63 第 2 節 近 世 以 降 の 日 本 各 地 の 和 竿 製 作 江 戸 時 代 中 期 以 降 の 継 ぎ 竿 製 作 の 技 術 的 進 歩 が 和 竿 の 釣 竿 としての 機 能 を 高 めるとともに 美 術 工 芸 品 としての 極 みへ 向 かわせ 日 本 各 地 で 独 自 の 釣 魚 文 化 を 開 かせた 本 節 では 和 竿 製 作 に 於 け る 仙 台 竿 の 位 置 付 けを 考 える 上 で 日 本 各 地 の 和 竿 製 作 について 概 観 してみる 近 世 以 降 の 文 献 から は 各 地 で 釣 りが 盛 んであったことを 示 す 例 が 見 られる 註 7ここでは 代 表 的 な 和 竿 を 紹 介 する ( 図 4 参 照 ) (1) 盛 岡 竿 明 治 中 期 に 登 場 したと 言 われる 山 女 魚 鮎 毛 鈎 釣 りといった 川 釣 り 用 の 竿 京 竿 を 参 考 にしたと いう 説 もある 岩 手 県 南 部 に 自 生 する 浮 洲 竹 という 女 竹 系 統 の 竹 を 使 うが 江 戸 和 竿 に 用 いる う きす とは 異 なる (2) 庄 内 竿 山 形 県 庄 内 地 方 伝 統 の 海 竿 特 に 磯 の 黒 鯛 竿 が 有 名 庄 内 藩 時 代 から 武 士 階 級 の 間 で 釣 りが 盛 ん で 藩 主 酒 井 公 も 奨 励 自 らも 楽 しんだという 初 期 は 一 本 もので 次 第 に 継 ぎ 竿 になった 螺 旋 の 真 鍮 金 具 で 継 ぐ 地 元 で 苦 竹 と 呼 ぶ 女 竹 系 統 の 竹 を 使 う (3) 那 珂 川 竿 那 珂 川 流 域 の 烏 山 大 田 原 宇 都 宮 などで 作 られる 鮎 や 山 女 魚 釣 り 用 の 竿 那 珂 川 周 辺 には 良 質 の 竹 が 昔 から 多 く 竹 工 芸 が 盛 んで 釣 竿 もその 一 つ (4) 涸 沼 竿 茨 城 県 涸 沼 で 使 われてきた 船 の 黒 鯛 鯊 釣 り 用 の 和 竿 波 穏 やかな 釣 り 場 にふさわしい 細 身 でや わらかな 調 子 が 独 特 で その 繊 細 な 釣 り 味 は 今 も 評 価 が 高 い 大 正 期 には 常 磐 線 の 開 通 に 伴 い 栄 え たが その 後 一 時 製 造 が 途 絶 えた しかし 昭 和 に 入 り 復 活 し 昭 和 60 年 つくば 科 学 万 博 で 展 覧 品 と して 出 品 され 県 知 事 賞 を 受 賞 している (5) 前 橋 竿 押 しの 強 い 利 根 川 に 適 応 した 地 方 色 の 強 い 鮎 の 友 釣 り 竿 真 竹 を 使 った 腰 のある 調 子 が 独 特 昭 和 初 期 に 都 丸 義 郎 氏 が 都 丸 竿 と 称 して 東 京 へ 持 って 行 った 軟 調 子 の4 間 半 5 間 の 長 竿 が 東 京 の 友 釣 り 竿 に 大 きな 影 響 をもたらしたことで 知 られている (6) 川 口 竿 質 の 良 い( 矢 竹 布 袋 竹 )を 江 戸 東 京 に 供 給 していく 中 明 治 中 期 付 加 価 値 を 高 めるために 産 地 自 らが 釣 竿 作 りを 始 めた 普 及 品 的 な 竿 が 地 場 産 業 となるが やがて 高 級 品 を 目 指 す 職 人 も 多 くな り 現 在 川 口 竿 としてその 名 が 知 られる 1978 年 に 埼 玉 県 伝 統 工 芸 品 に 指 定 1991 年 には 国 の 伝 統 工 芸 品 に 指 定 される (7) 江 戸 和 竿 一 般 的 には 天 明 八 年 (1788) 下 谷 稲 荷 町 広 徳 寺 前 ( 今 の 台 東 区 )に 紀 州 徳 川 藩 の 江 戸 詰 め 武 士 松 本 東 作 によって 作 られるようになったのがその 始 まりと 言 われている 当 時 の 釣 竿 といえば 一 本 の 竹 をそのまま 釣 竿 にした 延 べ 竿 が 大 半 であったが 単 に 魚 を 釣 るという 点 では 優 れた 延 べ 竿 でも 持 ち 運 びには 極 めて 不 便 であった したがって 2 本 や3 本 に 分 けることのできる 継 ぎ 竿 が 作 られる ようになる しかし 実 際 には 津 軽 黒 石 藩 旗 本 津 軽 采 女 政 兕 が 享 保 八 年 (1723)に 記 した 何 羨 録 によると 東 作 創 業 60 年 以 上 前 には 既 に 江 戸 に 継 ぎ 竿 を 作 る 竿 師 がいて 製 品 を 見 分 ける 方 法 まで 記 されていることから 継 ぎ 竿 の 製 作 技 術 は 京 竿 同 様 に 17 世 紀 まで 遡 れる 可 能 性 が 考 えられる 天 明 八 年 (1788)に 記 された 闇 の 明 里 には 江 戸 の 釣 道 具 屋 住 所 として24 軒 の 店 が 登 場 し そ 58

64 庄 内 竿 加 賀 竿 郡 上 竿 京 竿 盛 岡 竿 仙 台 竿 前 橋 竿 那 珂 川 竿 涸 沼 竿 川 口 竿 江 戸 和 竿 紀 州 ヘラ 竿 横 浜 竿 No 名 称 所 在 地 主 な 竿 備 考 1 盛 岡 竿 岩 手 県 川 釣 り 竿 京 竿 を 参 考 にしたと 言 われている 2 庄 内 竿 山 形 県 黒 鯛 竿 などの 海 竿 3 仙 台 竿 宮 城 県 鮎 竿 山 女 竿 などの 川 竿 及 び 海 竿 4 那 珂 川 竿 栃 木 県 川 釣 り 竿 5 涸 沼 竿 茨 城 県 黒 鯛 鯊 竿 などの 海 竿 6 前 橋 竿 群 馬 県 鮎 竿 7 川 口 竿 埼 玉 県 大 量 生 産 の 普 及 竿 8 江 戸 和 竿 東 京 都 海 釣 り 竿 淡 水 用 釣 竿 9 横 浜 竿 神 奈 川 県 主 に 海 釣 り 用 継 ぎ 竿 10 加 賀 竿 石 川 県 鮎 の 毛 鉤 釣 り 用 の 竿 どぶ 竿 の 原 点 と 言 われている 11 郡 上 竿 滋 賀 県 友 釣 り 竿 12 京 竿 京 都 府 一 本 仕 舞 いの 入 れ 子 竿 13 紀 州 ヘラ 竿 和 歌 山 県 ヘラ 鮒 竿 第 4 図 日 本 各 地 の 和 竿 59

65 の 中 に 登 場 する 浅 草 蔵 前 八 幡 町 蕨 屋 利 右 衛 門 神 田 新 し 橋 針 屋 武 兵 衛 は 竿 師 であると 推 察 されてい る 彼 らが 竿 師 であり 東 作 との 関 係 が 記 されているものに 喜 多 村 時 信 が 文 政 十 三 年 (1830)に 記 した 嬉 遊 笑 覧 の 漁 撈 の 部 と 同 時 期 に 書 かれた 釣 書 ふきよせ があげられる そこには 利 右 衛 門 の 名 が 出 ており 最 初 武 兵 衛 というものが 継 ぎ 竿 (7 対 3 調 子 )を 作 っていたが それを 利 右 衛 門 が 細 見 で 胴 調 子 のものに 改 良 し 継 ぎ 竿 に 革 命 を 起 こした また その 利 右 衛 門 ( 竿 利 のルーツ) の 継 ぎ 竿 を 真 似 て 売 り 出 し 成 功 したのが 初 代 東 作 である といった 内 容 が 記 されていることから 信 憑 性 が 高 いと 思 われる 時 代 の 移 り 変 わりとともに 江 戸 和 竿 にもさまざまな 流 派 が 登 場 し 江 戸 和 竿 の 伝 統 を 受 け 継 ぎつつ も 漆 塗 りや 金 具 の 細 工 を 施 したものなどが 作 られるようになった 江 戸 和 竿 の 特 徴 は 日 本 特 産 の 竹 を 使 い さまざまな 漆 塗 り 仕 上 げを 取 り 入 れ 工 芸 的 な 美 しさと 耐 久 性 を 目 的 に 作 られていること である 長 年 の 竿 師 達 の 研 究 で 江 戸 和 竿 も 美 術 工 芸 品 としての 道 が 開 かれるようになり 昭 和 59 年 には 東 京 都 の 伝 統 工 芸 品 に 指 定 され 続 いて 平 成 3 年 には 国 の 伝 統 工 芸 品 として 認 定 されている (8) 横 浜 竿 漁 師 が 沖 合 での 網 漁 の 合 間 に 自 分 で 使 用 するため 自 作 したのが 始 まりと 言 われる 明 治 期 に 製 作 さ れたと 言 われる 穂 先 にクジラ 穂 を 使 用 したカワハギ 竿 が 有 名 (9) 加 賀 竿 きらびやかな 加 賀 文 化 と 武 士 階 級 の 釣 りにかける 情 熱 が 融 合 した 竿 ことに 鮎 の 毛 鈎 釣 り 用 の 竿 (どぶ 竿 の 原 点 )が 有 名 段 巻 きを 施 した 優 美 な 竿 として 知 られる (10) 郡 上 竿 大 正 中 期 伊 豆 狩 野 川 の 川 漁 師 が 長 良 川 の 郡 上 八 幡 へ 鮎 を 釣 る 為 にやってきた 携 えてきたのが 移 動 に 便 利 な 継 ぎ 竿 以 後 地 元 で 改 良 が 加 えられ 郡 上 竿 として 知 られるようになった 荒 瀬 に 対 応 した 独 特 の 調 子 を 持 つ 友 釣 り 竿 で 継 ぎ 口 には 真 鍮 の 管 を 使 う (11) 京 竿 江 戸 時 代 にはすでに 継 ぎ 竿 があり 文 化 文 政 期 には 鮒 はえ 諸 子 竿 など 魚 種 別 に 凝 った 物 がつく られていた 一 本 仕 舞 いの 入 れ 子 竿 さらには 現 在 の 振 出 し 竿 のように 穂 先 から 順 に 送 り 出 されるも のなど 繊 細 な 作 りを 得 意 とする 古 事 類 縁 によると 明 和 新 増 京 羽 二 重 大 全 という 書 に 京 都 の 入 れ 子 竿 職 人 のことが 触 れられ ており 入 子 釣 竿 師 東 洞 院 五 条 下 ル 町 平 野 や 四 郎 右 衛 門 と 記 されている ( 明 和 年 間 : ) また 延 宝 三 年 (1675)に 京 都 の 北 村 季 吟 が 記 した 句 集 花 千 句 にも いれこの 竿 の 釣 に 世 捨 てる という 句 があり これは 継 ぎ 竿 に 関 してはもっとも 古 い 記 録 である 竿 伊 という 京 竿 の 工 房 は 文 政 八 年 (1825)の 創 業 である (12) 紀 州 ヘラ 竿 大 正 末 期 ヘラ 鮒 釣 りの 登 場 とともに 自 然 発 生 的 に 生 まれた 独 特 の 竿 間 もなく 穂 持 ちに 細 身 なが ら 粘 りのある 高 野 竹 が 使 われるようになり その 調 子 が 基 本 調 子 になった 最 初 に 作 り 始 めたのは 大 阪 で 海 釣 用 の 竿 を 作 っていた 職 人 やがて 紀 州 出 身 の 弟 子 がこの 技 術 を 故 郷 ( 和 歌 山 県 橋 本 市 )に 持 ち 帰 り 地 場 産 業 となり 現 在 にいたる 和 竿 人 気 を 支 える 西 の 本 場 となった 日 本 各 地 の 和 竿 製 作 と 仙 台 竿 について 上 述 してきた 日 本 各 地 の 和 竿 製 作 で 明 らかに 製 作 技 法 工 法 が 違 うのは 一 本 の 竹 を 分 割 して 繋 ぎ 合 わせる 庄 内 竿 が 上 げられる 庄 内 竿 は 一 本 の 竹 を2 3 本 に 伐 って それを 螺 旋 状 に 工 作 した 真 鍮 部 分 で 継 ぎ 合 わせるようにしたものである 註 8 土 佐 ギリ 竿 註 9も 写 真 資 料 しか 無 く 詳 細 は 不 明 だが 庄 内 竿 と 同 様 に 延 べ 竿 のように 製 作 されていると 思 われる 仙 台 竿 の 製 作 は 第 1 節 で 記 したA Dの 製 作 工 程 と 江 戸 和 竿 及 び 横 浜 竿 の 製 作 記 録 ビデオ 註 10 川 口 竿 の 製 作 工 程 註 11と 比 較 してみると タメギやナカクリといった 道 具 の 形 状 等 使 用 する 道 具 に 60

66 若 干 差 異 は 認 められるが 用 法 としては 基 本 的 に 類 似 する 仙 台 竿 製 作 技 術 は 広 い 意 味 では 川 口 竿 や 横 浜 竿 といった 各 地 の 和 竿 製 作 と 同 様 に 江 戸 和 竿 の 製 作 技 術 から 少 なからず 影 響 を 受 けていた 可 能 性 は 高 い 江 戸 和 竿 の 製 作 工 程 は 1 伐 り 出 し 晒 し 2 切 り 組 み 3 矯 め 4 巻 き 5 継 ぎ 6 調 子 7 塗 り 8 仕 上 げと 大 きく8 段 階 にわけて この 順 番 で 製 作 を 行 っている 註 12 田 村 氏 の 製 作 する 仙 台 竿 とこの 江 戸 和 竿 の 製 作 工 程 を 比 較 してみると 作 業 工 程 自 体 に 大 きな 違 いはないが 江 戸 和 竿 製 作 で 巻 き 下 と 言 われる 糸 巻 きを 行 う 前 の 工 程 で ハマリ 部 分 の 調 整 等 の 継 ぎの 工 程 を 丁 寧 に 行 っており この 段 階 で 竿 の 調 子 も 見 ている 点 に 若 干 の 違 いがある また 江 戸 和 竿 ではシンザオは 削 り 出 して 作 っているのに 対 して 仙 台 竿 師 田 村 政 孝 氏 は 3 枚 の 竹 を 矧 ぎ 合 わせて 一 本 の 竹 の 様 に 製 作 している 点 に 違 いがみられる シンサオに 矧 ぎ 合 せの 技 法 を 用 いたのは 初 代 竿 政 からである 61

67 第 3 節 和 竿 製 作 の 歴 史 と 製 作 技 術 の 伝 承 について 第 1 章 では 和 竿 製 作 技 術 の 変 遷 を 釣 漁 技 術 史 上 渋 沢 編 年 をもとにして 第 1 期 は 江 戸 時 代 初 期 までの 延 べ 竿 期 第 2 期 は 江 戸 時 代 中 期 から 明 治 時 代 中 期 までの 継 ぎ 竿 発 展 期 第 3 期 は 明 治 時 代 以 降 の 矧 合 竿 導 入 期 とおおまかに3 期 に 分 けて 概 観 してきた この3 期 の 編 年 を 基 に 釣 魚 文 化 史 的 に 製 作 技 術 の 変 遷 を 見 ていきたい 第 1 期 は 有 史 以 前 から 江 戸 時 代 初 期 までである 釣 竿 が 主 に 手 の 延 長 の 役 割 を 果 たす 道 具 として ほぼ 漁 労 用 具 としてのみ 位 置 付 けられている 時 期 である 遊 魚 に 使 用 する 道 具 としては 江 戸 時 代 初 期 に 晩 年 の 伊 達 政 宗 が 敷 地 内 の 庭 園 に 釣 り 堀 を 造 ろうとしたことなどが 遊 魚 文 化 の 萌 芽 として 指 摘 されている 註 13が 武 士 階 級 に 於 いて 生 活 の 中 に 遊 魚 としての 釣 りの 嗜 みが 生 じた 釣 魚 文 化 の 曙 期 と いえる 政 宗 との 関 わりから 仙 台 竿 の 初 現 期 がこの 頃 まで 遡 れる 可 能 性 はある 第 2 期 は 江 戸 時 代 中 期 から 明 治 時 代 中 期 である この 時 期 は 段 階 のある 釣 魚 文 化 拡 大 期 である 細 かく 見 ていくと まず 江 戸 時 代 中 期 は 津 軽 采 女 政 兕 何 羨 録 のような 釣 に 関 するハウツー 本 が 生 まれ 武 士 階 級 へ 釣 りが 流 行 していくことと 同 時 期 に 徳 川 綱 吉 による 釣 り 禁 止 令 による 釣 りの 規 制 が 生 じ 一 方 では 拡 大 し 一 方 では 抑 制 するという 矛 盾 を 抱 えた 時 期 と 言 える 禁 止 令 が 出 たにもか かわらず 釣 りに 興 じた 為 に 元 禄 7 年 (1694) 観 世 流 小 鼓 方 筆 頭 観 世 新 九 郎 のような 大 物 が 伊 豆 大 島 へ 島 流 しにされるといった 事 態 が 生 じる 註 14 釣 り 文 化 の 拡 大 を 象 徴 する 事 件 と 言 えよう 江 戸 時 代 後 期 は 庶 民 階 級 へ 普 及 していく 時 期 と 言 えるが 同 時 に 地 方 武 士 階 級 への 釣 りの 浸 透 は その 本 気 度 に 乗 じて 各 地 で 農 民 とのトラブルを 生 じさせている これらの 事 実 は 近 世 文 書 に 残 される 註 15 明 治 時 代 は 和 竿 製 作 の 技 術 に 関 して 記 録 や 伝 承 として 残 っている 江 戸 和 竿 に 焦 点 を 当 てると 最 も 円 熟 した 時 期 である 三 代 目 東 作 初 代 竿 忠 初 代 竿 治 の 明 治 三 名 人 による 継 ぎ 竿 の 技 術 が 発 展 した 時 期 と 言 える この 時 期 の 技 術 的 発 展 が その 後 各 地 の 和 竿 製 作 技 術 伝 承 において 大 きな 影 響 を 与 えていると 考 えられる 第 3 期 註 16は 明 治 時 代 中 期 から 現 代 までである 明 治 時 代 中 期 以 降 六 角 竿 に 見 られるような 西 洋 式 の 矧 合 竿 が 導 入 し 和 竿 の 技 術 にも 取 り 入 れられるようになってくる 大 正 時 代 には 釣 り 雑 誌 が 出 現 し これが 釣 情 報 発 展 の 萌 芽 期 と 思 われる 昭 和 初 期 になると 釣 りのハウツー 本 が 出 現 し 釣 情 報 が 隆 盛 し 本 当 の 意 味 で 各 地 に 釣 文 化 が 広 がる 礎 ができた 時 期 といえる このような 流 れを 受 け て 戦 後 の 釣 りブームによる 和 竿 の 大 量 生 産 期 が 和 竿 製 作 の 全 国 的 なピークをむかえることになる しかし その 後 グラスロット 製 釣 竿 の 普 及 により 和 竿 製 作 は 急 速 に 衰 退 し 現 在 に 至 る 製 作 技 術 の 伝 承 に 関 しては 江 戸 和 竿 の 技 術 伝 承 が 最 も 明 らかである 平 成 5 年 東 京 釣 用 品 協 同 組 合 と 東 京 和 竿 睦 会 が 共 同 でまとめた 江 戸 和 竿 師 系 図 註 17という 一 覧 表 をみると 天 明 から 現 代 ま での 約 200 年 間 で 約 170 人 が 名 を 連 ねる この 系 図 からは 現 代 までの 江 戸 和 竿 技 術 東 作 竿 忠 竿 治 竿 幸 といった 一 門 の 伝 播 の 流 れがよく 分 かる しかし 全 国 的 にみれば 江 戸 和 竿 に 見 られるように 各 地 の 和 竿 製 作 技 術 が 現 在 まで 伝 承 されていることは 稀 である それは もちろん 技 術 を 伝 承 することの 難 しさも 上 げられるが 第 3 期 における 第 二 次 世 界 大 戦 以 降 の 戦 後 復 興 期 である 高 度 経 済 成 長 期 の 大 量 生 産 大 量 消 費 の 波 に 乗 じて より 安 価 で 手 に 入 りやすい 竿 が 普 及 する 時 代 とな り 手 間 暇 かけて 製 作 する 和 竿 は 家 業 として 経 営 することの 難 しさが 並 大 抵 のものではなかったか らであろう その 苦 労 は 和 竿 製 作 の 象 徴 ともいえる 東 作 の 歴 史 にみられる 註 18 仙 台 竿 の 製 作 技 術 は 唯 一 竿 政 の 田 村 政 孝 氏 にのみ 受 け 継 がれている 田 村 氏 は 過 去 に 幾 度 か 弟 子 をとろうとしたことはあったが 技 術 的 な 難 しさと 経 営 することの 難 しさからうまく 伝 承 はで きなかったという 江 戸 和 竿 の 職 人 でさえ 後 継 者 不 足 に 頭 を 抱 えている 御 時 世 である 仙 台 竿 の 製 作 が 田 村 氏 で 途 切 62

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