国立感染症研究所年報 平成15年度
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- おきみち おまた
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1 11. 昆虫医科学部 部長 小林睦生 概 要 平成 15 年度, 当該部の運営および研究 調査等に関する業務実績の概要は以下の通りである. 人事に関する事項では,4 月 1 日より伊澤晴彦が第 2 室の研究員として採用された. 新たに, 森林敦子が厚生労働研究事業の継続のために客員研究員として加わり, 和田義人, 栗原毅, 安居院宣昭, 倉橋弘, 二瓶直子が客員研究員として, デ マ テーラー, 主藤千枝子は協力研究員として本年度も継続された. 本年度に実施された研究課題およびその内容は以下の通りである. I. 衛生昆虫類の分類 生態に関する研究都市域におけるウエストナイルウイルス (WNV) 媒介蚊の調査を首都圏の11ヶ所で実施し, 約 3,400 匹の蚊を捕集したが, その76% はアカイエカ,23% はヒトスジシマカであった. また, 生物発酵法を応用した二酸化炭素発生装置の開発を試み, 捕集効果はドライアイスとほぼ同等の結果を得た. この装置は, ドライアイスが入手困難な開発途上国などで利用可能であることが示された. また, ドライアイストラップがどの程度の範囲の蚊を誘引するかを二酸化炭素の濃度勾配を測定して検討したところ, 約 3mの範囲が有効であることが示された. また, ドライアイストラップと通常のライトトラップとの蚊成虫捕集効率を比較したが, 明らかにドライアイストラップがより多くの蚊を捕集した. 成虫の発生状況の調査と同様に, 幼虫が都市部でどの程度発生しているか調べることは重要である. 東京および大阪の道路側溝および公園に存在する雨水マスの調査結果は, 両地域において, 雨水マスに水が溜まっている傾向が認められ, 水が溜まっている雨水マスには高率にアカイエカまたはヒトスジシマカの幼虫が発生していることが明らかになった. 都市部における蚊の行動に関して, 地上 7-8mの樹上でアカイエカが多数捕集される傾向があり, 少数のヒトスジシマカも捕集された. この結果は, これらの蚊が樹上で野鳥から吸血する傾向があることを示しており,WNVの都市部での伝播を考える上で重要な発見である. WNVの我が国への侵入を考えると, 飛行機によって感染蚊が運ばれてくる可能性が高い. そこで, 成田空港周辺 3ヶ所で定期的に蚊の捕集を行い,WNVの分離を試みた.3 回の捕集で,14 種類,780 匹の成虫を得たが, アカイエカ, ヒトスジシマカ, ヤマダシマカ等が優占種であった. また, 北海道の東部に位置する能取湖において, ドライアイストラップによって蚊の捕集を試み,4 属 8 種が捕集された. 1トラップ当たりの最大捕集数は837 匹で, 灌木の中の空間に設置したトラップでの捕集であった. トラップの設置場所が捕集数に大きく影響することが明らかとなった. 東北地方でのヒトスジシマカの分布調査では, 今回初めて盛岡市内で幼虫が採集された.WNVが我が国へ侵入する可能性を考え, 継続して分布調査を行う必要がある. 北海道におけるマラリア媒介蚊の再考を行い,3 種類が形態で区別できることが明らかとなった. 高病原性鳥インフルエンザの流行が起こった京都府丹波町で, 冬季に活動するハエ類の調査を行い, 鶏舎から500-2,500mの範囲で採集を試みた.2 日間で約 900 匹のハエ類を採集し, 鶏舎に近いほど多数のクロバエ類が採集された. 地理情報システムを用い, 感染症の防圧戦略を立てることが可能になっており, マラリアのリスクマップの作成など今後の応用範囲の拡大が期待される. また, 我が国の衛生害虫として重要な毒グモに関して, 分散解析にも応用された. デング熱媒介蚊であるネッタイシマカの生態遺伝学的調査を行い, 白色系統と黒色系統との産卵行動に差が認められた. ハエ類が多包条虫卵の伝播に関係するか否かを実験的に明らかにした. 不快害虫としてのチョウバエ類の発生調査を周年行い, 種類によって発生消長が異なっていることが示された. 第 1 室における外部からの衛生動物同定依頼検査では,31 件,477 個体の昆虫, マダニ, クモ類の同定依頼を受けた. II. 衛生昆虫類の生理 生化学 遺伝学的研究北海道のハマダラカの分子系統分類を試み,rDNAITS2 の解析で,4 種類を同定することが可能となり, 形態的分類結果とほぼ一致した.WNV 媒介蚊の吸血源を調査し, 日本産のアカイエカは野鳥 ( カモ類およびスズメ類 ) と人から積極的に吸血していることが明らかとなった. これは,WNVが日本に移入された場合, 都市部でWNVの感染が容易に起こることを示している. また, アカイエカと形態的に区別できないチカイエカをPCR 法および個眼の数で同定できることが示され, 今後, 都市部のアカイエカをより詳細に区別する事が可能となった. 本年新たに3 人の路上生活者由来のコロモジラミから塹壕熱の病原体であるBartonella quintana の遺伝子を検出され, 本疾病が特定集団で静かに流行していることが示唆された.
2 蚊体液に含まれるレクチンの部分精製品であるペプチドの配列を解析し, 全体の構造決定を目指している.WNV 媒介蚊の調査において, 全体で15,000 匹の成虫を都市部を中心に捕集し, 約 7,000 匹を用いてWNVの検出を Taq-Manプローブ法,C6/36 細胞接種等によって行った 年の捕集蚊においては,WNVの遺伝子は検出されていないが, 一部, 日本脳炎ウイルスの遺伝子が都市部の蚊から検出された. フタトゲチマダニ唾液腺から新規生理活性物質を探索し,2 種類の新規トロンビンインヒビターを同定した. ブラジルサシガメ唾液腺に存在する血液凝固阻害活性の性状を検討し, 第 XII 因子および高分子キニノゲンに特異的に結合することが明らかとなった. マラリア原虫のハマダラカ唾液腺への集積機構に関して, 接着, 侵入に重要な働きをするタンパク質 (MAEBL) の機能解析を行った. ヤブカ類に寄生する原虫 Ascogregarina spp. について, リボゾームDNAおよび熱ショックタンパク質 70 遺伝子のクローニングを行い, 分子系統樹を作成した. クロバエ類の卵巣発育と体内のエクジステロイドの関係を調べ, エクジステロイドの増加時期が両種で異なることが示された. コガタアカイエカの有機リン抵抗性系統ではアセチルコリンエステラーゼ (Ace 2) に3 個のアミノ酸置換が認められ, それらの置換が殺虫剤非感受性に関わっていることが, 変異を導入する実験で明らかとなった. コロモジラミのAChE 遺伝子の発現を転写産物量で比較したところ,Ace2はmRNAのレベルが体のどの部分でも高く, Ace2がアセチルコリンの加水分解を行っていることが示された. 首都圏で採集したWNV 媒介蚊の殺虫剤抵抗性レベルを調べたところ, ヒトスジシマカでは全ての殺虫剤に対して感受性であったが, アカイエカ種群ではピレスロイド剤であるetofenproxに感受性低下が認められた. 野外集団での殺虫剤感受性を効率的に調査する手法の確立が急務である. アカイエカ種群のピレスロイド殺虫剤抵抗性集団において, 酸化酵素 P450が薬剤抵抗性に関係していることが, 協力剤 (PBO) を用いることによって明らかとなった. また, アカイエカ種群のピレスロイド系殺虫剤の作用点であるナトリウムチャンネルの構造解析から, ロイシン999の置換が認められ, 典型的なkdr 型抵抗性遺伝子の存在が確認された. 不快害虫であり, 一部病原体の伝播との関わりが指摘されているゴキブリ類は, 発育が遅く, 各地で採集されたゴキブリ類の殺虫試験を行うことが難しい. そこで, 簡易診断法の確立を目指して, ナトリウムチャンネルの構造解析を行った. 日本産のチャバネゴキブリから初めて, ロイシン993の変異が見つかった. 外国産のチャバネゴキブリの解析より, このアミノ酸置換が単一起源に由来しないことが示唆された.
3 研究業績 Ⅰ. 衛生昆虫類の媒介生態 分類に関する研究 (1) 都市化がもたらすデング熱媒介蚊の生態遺伝的変化アイルランガ大学獣医学部 ( インドネシア スラバヤ市 ) の動物舎内部に吸血させたネッタイシマカ白色系統と黒色系統を放逐し, 産卵場所選択行動にみられる系統間の違いを調査した. 動物舎内外の25ヶ所に設置したトラップに産卵された卵を孵化させ, 実験室で飼育して羽化した成虫の構成比率を調べた. 屋内に産卵された卵の割合は黒系統が87%, 白系統が72% であった. 白系統の卵の分布は屋内の比較的明るい部屋と動物舎の外回り ( 庇の下 ) に集中する傾向があり, 黒系統の卵は比較的暗い部屋に集中的に産卵されていた. [ 津田良夫, 澤邉京子 ; 江下優樹 ( 大分大 ); 高木正洋 ( 長崎大 )] (2) 都市域におけるドライアイストラップによる蚊類の発生状況調査 2003 年 5 月より12 月まで, 週 1 回, ドライアイストラップを24 時間設置して蚊成虫の定期採集を行った. 捕獲された昆虫はすべて実験室に持ち帰り種類の同定を行った. 採集地は東京都 5, 埼玉県 3, 神奈川県 1, 千葉県 2の合計 11ヶ所である. 採集総数約 15,000 頭のうち蚊類は23 %( 約 3,400 頭 ) を占めた. アカイエカ ( 含むチカイエカ ), ヒトスジシマカなど10 種類の蚊が採集されたが, アカイエカが全体の76%, ヒトスジシマカが23% を占めた. [ 津田良夫, 倉橋弘, 林利彦, 葛西真治, 伊澤晴彦, 佐々木年則, 澤邉京子, 冨田隆史, 二瓶直子, 小林睦生 ] (3) 蚊成虫捕集トラップのための二酸化炭素源 : 酵母による生物発酵法蚊成虫捕集の際に誘引物質として使われる二酸化炭素を, 酵母による生物発酵によって供給する簡便な方法を開発した. この装置によって少なくとも27 時間にわたり平均 32.4ml/ 分の二酸化炭素を産出することができた. 吸引型トラップと組み合わせて野外に設置し, 産出された二酸化炭素の誘引効果を調べた結果, 誘引効果は明らかで, 以下の6 種の蚊が捕獲された : ヒトスジシマカ, オオクロヤブカ, トラフカクイカ, アカイエカ, ヤマトヤブカ, キンパラナガハシカ. [ 津田良夫 ; 斉藤康秀 ( 麻布大 ); 二瓶直子, 倉橋弘, 小林睦生 ] (4) 蚊類の発生源としての公園の雨水マス調査多摩川水系沿いの東西約 34kmの範囲に存在する大小 30の公園で蚊の幼虫調査を実施した. 雨水マスを対象として, その総数, 水の溜まっている数を調べ合わせて公園の状況を記載した. 水の溜まっていたマスでは, 柄杓によって幼虫を採集した. 調査総数 672の雨水マスのうち, 224 個に水がたまっていた. ボウフラが発生していた雨水マスの総数は111で, これは調査総数の16.5%, 水が溜まっていたマス全体の49.6% に相当する. 発生が確認された蚊の種類は個体数の多い順に, アカイエカ, ヒトスジシマカ, トラフカクイカ, の3 種であった. [ 津田良夫 ] (5) 都市域の公園で発生する蚊の季節的変化都立林試の森公園を調査地として, 公園内の雨水マス ( 約 90 個 ) に発生する蚊幼虫および園内 16ヶ所で吸血飛来する蚊成虫の季節消長を調べた. 水の溜まっている雨水マスは年間を通じてほぼ決まっており全体の24~30 % であった. これらの雨水マスの約 1/3に幼虫が発生していた. 発生が確認されたのはアカイエカ, ヒトスジシマカ, トラフカクイカ, ヤマトクシヒゲカの4 種類であった. 採集された幼虫 ( 総数 7,360) の82.3% はアカイエカで, ヒトスジシマカとヤマトクシヒゲカがそれぞれ8.2%, 8.9% を占めていた. 昼間に吸血飛来した成虫は99.6% がヒトスジシマカであった. [ 津田良夫 ] (6) 都市域における蚊の発生状況調査 2003 年 6 月より10 月にかけて大阪府内 10ヶ所, 西宮市 2 ヶ所の計 12ヶ所で週 1 回ドライアイストラップを設置し蚊の捕集をおこなった. 幼虫調査はトラップ設置場所 6 地点で雨水マスを中心におこなった. 成虫は調査地点で捕集数に大きな違いが見られ, アカイエカとヒトスジシマカが主であった. 幼虫は雨水マスにアカイエカとヒトスジシマカの発生量が多い傾向が認められた. [ 吉田政弘, 山下敏男 ( いきもの研究社 ); 小原豊美 ( 鵬図商事 ); 小林睦生 ] (7) ドライアイストラップの誘引範囲と採集効率に関する研究 1kgのドライアイスはどれほどの範囲から蚊を誘引するか ( 誘因範囲 ), 誘引された蚊の何割がトラップに捕獲されるか ( 捕獲効率 ) を実験室内で調べた. 室内に縦 4.5m, 横 2.5m, 高さ2mのケージを吊し, その中央の床上 1.3mの位置にドライアイスとトラップをつるした. 二酸化炭素濃度の勾配を測定し, 誘因範囲の広さを推定したところ約 3mであった. ケージ内にヒトスジシマカとアカイエカを放逐し,24 時間後に捕獲された個体数を調べて捕獲率を推定した. ヒトスジシマカ, アカイエカの捕獲効率は0.35,0.57であった.
4 [ 津田良夫 ; 高木正洋, 川田均 ( 長崎大 )] (8) ドライアイストラップとライトトラップの蚊成虫採集効率の比較研究蚊成虫調査でライトトラップを用いた場合と1kgのドライアイストラップを用いた場合に, どちらが効率的であるかを知るために比較実験を行った. 実験は東京都, 埼玉県, 神奈川県の住宅で合計 18 回実施した. 捕獲された蚊はアカイエカとヒトスジシマカが主であった.18 回の調査でドライアイストラップの捕獲数の方が多かったのは14 回, ライトトラップの捕獲数の方が多かったのは2 回, どちらも同じ捕獲個体数であったのは2 回だった. これらの結果から, ドライアイストラップの方がはるかに効率よく蚊を採集できることがわかった. [ 津田良夫, 倉橋弘, 二瓶直子, 小林睦生 ] (9) 樹木の存在と吸血飛来蚊の密度に関する研究東京, 長崎, 盛岡の3ヶ所で樹上と地上にドライアイストラップを設置して, 捕獲される蚊の種類と個体数を調べた. アカイエカは樹上で多く捕獲され, ヒトスジシマカは地上で多く捕獲されることがわかった. 吸血飛来するアカイエカの数は, 樹冠の位置する高さに影響されるのではなく, 樹冠の存在とその状態によって影響されると思われる. 樹上で捕獲されるヒトスジシマカの割合は, 繁殖期の初めには低く, 徐々に高くなっていた. これに対して, アカイエカの樹上で捕獲される割合は, 季節を通じてほぼ一定であった. [ 津田良夫, 倉橋弘, 林利彦 ; 高木正洋 ( 長崎大 )] (10) ビルの環境衛生からみた屋上緑化ヒートアイランド現象の緩和, ビルの省エネルギー, 大気浄化, 自然環境の回復などの効果が期待されるとして 屋上緑化 が促進されている. 屋上に設置された緑地にどのような昆虫類が移住し, それがビルの環境衛生保全とどのように関係するのかを調べるために, 約 1,300 平方メートルのビオトープを屋上に持つ6 階建ての建物で定期調査を開始した. 各階の屋内 (24ヶ所) に粘着トラップを設置すると共にビオトープに生育している樹木にムシロを巻きつけトラップされる昆虫類を採集した. これまでの調査で屋内のトラップからはチョウバエ, ゴキブリ, アリ類が捕獲された. [ 林利彦, 津田良夫 ] (11) 成田空港周辺における疾病媒介蚊調査 2003 年 7,8,9 月に成田空港周辺の3ヶ所で疾病媒介蚊の発生状況調査を実施した. 調査は1kgのドライアイスに誘引される成虫をトラップによって捕獲して行い, 種類と個体数を記録した. その結果 14 種類 780 頭の成虫が捕獲された. 最も個体数の多かったのはアカイエカ (326 頭 ) でついでヒトスジシマカ (235 頭 ), ヤマダシマカ (80 頭 ), フタクロホシチビカ (29 頭 ) の順であった. 水田発生性のコガタアカイエカやハマダライエカ, シナハマダラカも少数だが採集された. [ 津田良夫, 葛西真治, 伊澤晴彦, 林利彦, 佐々木年則, 澤邉京子, 冨田隆史, 倉橋弘, 小林睦生 ] (12) 北海道能取湖におけるドライアイストラップによる蚊の捕集 : 設置場所と捕集数との関係を中心に 2003 年 8 月上旬の3 日間に網走市郊外の能取湖周辺で蚊の捕集を行った. 捕集蚊は4 属 8 種で, アカイエカ (88.3%), ハマダライエカ (9.4%) がおもで, その他アカエゾヤブカ, セスジヤブカ, キンイロヤブカなどであった. 1トラップ当たりの最大捕集数は837 匹で,3-4mほどの灌木の中に設置したトラップで, 近くに設置したトラップでは100 匹ほどであったことから, トラップの微環境が捕集数に影響していることが示唆された. [ 小林睦生, 伊澤晴彦, 佐々木年則, 二瓶直子, 澤邉京子, 津田良夫 ] (13) 東北地方におけるヒトスジシマカの分布拡大と関連する要因 2001 年に新たに分布が確認された新庄市, 横手市で再調査を行った. 新庄では2 年前と同様に市内に広範に分布が確認されたが, 横手では市内の一部に分布が限局していた. また, 過去数回の調査で分布が確認されていなかった盛岡市で初めて2コロニーのヒトスジシマカが確認された. 今後, 定着するのか継続して調査する必要がある. [ 小林睦生, 二瓶直子, 栗原毅 ] (14) 首都圏での媒介蚊類の発生状況と指標昆虫による環境解析媒介蚊類の発生状況と都市環境との関連を知るためにドライアイストラップで蚊類とともに捕集された小形昆虫類を同定し, 指標昆虫の構成割合を分析した.2003 年 5 月 ~12 月, 週 1 日 24 時間 12 地点の捕集成績は8 目となり, 双翅目が最も多く, カ科を含め21 科であった. 特に多かったものはチョウバエ科 (4,363 頭 ), タマバエ科 (3,502 頭 ) カ科 (3,465 頭 ), クロバネキノコバエ科 (1,259 頭 ) の順であった. 捕集昆虫の構成割合から, 捕集地点間の類似性を5 種のクラスタ- 分析法で解析した. 蚊の捕集割合の大きい6 地点と他の昆虫類の占める割合の大きい6 地点とに2 分された. [ 倉橋弘, 津田良夫, 林利彦, 葛西真治, 伊澤晴彦, 佐々木年則, 澤邉京子, 冨田隆史, 二瓶直子, 小林睦生 ] (15) 日本産ハマダラカ属 3 種の卵および蛹の形態比較日本産ハマダラカ属 3 種, シナハマダラカ, エンガルハマダラカ, オオツルハマダラカは成虫での区別が困難であり, 特にシナハマダラカとエンガルハマダラカは有効
5 な区別点が無いとされている. そこで我々は卵および蛹の形態を調べ, 区別点を探してみた. 卵では有効な区別点が見いだせなかったが, 蛹の脱皮殻では翅鞘部分の斑紋や腹部 VII-9の棘の形態などで区別が可能であった. [ 林利彦, 澤邉京子, 二瓶直子, 栗原毅, 小林睦生 ] (16) トリインフルエンザ流行地の昆虫学的調査 2004 年 2~3 月にトリインフルエンザが発生した大分県の鳥小屋および京都府の養鶏場周辺を視察し, ハエ類を中心とした昆虫学的調査を実施した. 魚肉を使用した採集によってどちらの地域でもオオクロバエを主としたクロバエ類が多数採集された. 京都府の調査地では養鶏場から500~1,000mに位置する7ヶ所,2,000~2,500mに位置する2ヶ所を採集場所として選んだ.2 日間の調査でハエ類約 900 頭を捕獲した. 養鶏場に最も近い地点で採集した181 頭の種類構成はオオクロバエ, ケブカクロバエがそれぞれ約 40%, オオイエバエが約 16% であった. [ 倉橋弘, 津田良夫, 林利彦 ] (17) 地域特性を考慮した地球規模のマラリア制圧戦略に関する研究大陸レベルのマラリア感染率の予測と動向については植生の活性度を示すNDVI 値を利用して検討している. 島嶼マラリアについては, 媒介蚊やマラリア原虫の種や系統が限定され, 現地調査に基づく詳細な解析が求められる. 本年度は島嶼マラリアについてはソロモン諸島国ガダルカナル島やマライタ島の夫々 2カ村で調査を行い, 各島嶼間のマラリア原虫の遺伝的背景, 特定地域のマラリア原虫の年次的変異, 熱帯熱マラリアのクロロキン耐性遺伝子 Pf-mdr1の型判定による島嶼間の差異, 疫学調査における簡易迅速診断キットの評価, マラリア媒介蚊発生源の調査, 媒介蚊成虫のより安全な捕集法, デジタルマップや医療統計を収集した. [ 二瓶直子, 小林睦生, 太田伸生 ( 名古屋市大 ), 川端眞人 ( 神戸大 ), 石井明 ( 自治医大 )] (18) ソロモン諸島国におけるマラリアリスクマップの作成民族紛争後のインフラの不備や, 急峻な山地あるいは低湿な低地の地形的特徴から, 現地調査が困難で, しかもマラリア検査も不十分な島嶼におけるマラリアリスクを推測する方法を, 地理情報システムGISおよび衛星画像や空中写真によるリモートセンシングで開発した. 対象地域は, ソロモン諸島国のうち, 内紛終了後のガダルカナル島やマライタ島で, 各種血液検査によるマラリア感染状況と, 媒介蚊の発生源調査を行った. マラリア感染率と, 媒介蚊の発生や人の生活を規定する森林 土壌などの環境要因との関係から, 両島のリスクマップを作成した. その他のソロモン諸島国の島嶼については森林分類図から推定し, マラリアリスクの医学地理的解析を 継続している. [ 二瓶直子, 小林睦生, 太田伸生 ( 名古屋市大 ), 金田弘幸 ( パスコGIS 総研 )] (19)GISによるセアカゴケグモ拡散の地域性についてセアカゴケグモの生息地は未だに拡大し, 県外にも分布域を広げている状況にある.1995 年から2002 年までの大阪府におけるセアカゴケグモの移動 拡散様式を, 地理情報システムGIS 特にspider diagramを作成して解析している. その結果, 移動距離, 移動範囲, 移動手段, 移動年からみて地域的差異が認められ, セアカゴケグモが自力で超えることのできない河川やJRの線路を境に, セアカゴケグモの生息する大阪府は3 地域に区分されることが明らかになった. これらの分布の特徴を踏まえて監視体制を検討している. [ 二瓶直子, 小林睦生 ; 吉田政弘 ( いきもの研究社 ); 金田弘幸 ( パスコGIS 総研 )] (20) 衛星画像による感染症の分布解析宇宙開発事業団 ( 現宇宙航空研究開発機構 ) と昆虫医科学部では研究契約を締結し, マラリア デング熱 住血吸虫症などの媒介動物の分布やその密度の解析のために, 各種の衛星画像を用いたリモートセンシングの利用を検討している. また打ち上げが予定されている陸域観測衛星 (ALOS) の利用計画に参画し, すでに入手可能な国内外の各種衛星画像を用いて上記等の感染症対策への基礎調査を実施している. [ 二瓶直子, 小林睦生 ; 太田伸生 ( 名古屋市大 ); 平山謙治 ( 長崎大 ); 川端眞人 ( 神戸大 ); 松田肇 ( 獨協医大 ); 近藤昭彦 ( 千葉大 )] (21) 無弁翅ハエ類の分類 生態学的研究東洋区産フンコバエ科のトゲナシフンコバエ属について調べた. ベトナムから1 新種が発見され,Lotophila nepalensis Hayashiがタイ国から新たに発見された. Lotophila bicolor Norrbom et Marshall は従来ネパール東部でのみ発見されていたが, 中央部からも記録された. また, ヒロクチバエ科のツマグロホソナガヒロクチバエ Elassogaster hilgendorgi Enderleinの日本における分布を調べた結果, 従来日本からは本州のみで記録されていたが, 北海道から沖縄に至るほぼ全域に分布していることが判明した. [ 林利彦, 倉橋弘 ] (22) ハエ類が多包条虫感染に関与する可能性に関する研究北海道の多包条虫症のヒトへの感染経路の一つとして, ハエ類の関与の可能性を検討した. 前年に引き続き北海道でキタキツネの糞に集まるハエ類を採集し, 腸管内の多包条虫卵の有無とPCRによる検査を行ったが, 結果的
6 に検出できなかった. また, センチニクバエを用い, 実験室内で殺卵した多包条虫卵の摂食と排泄を観察した結果, 雌のハエで摂食が活発で, 排泄は24 時間以内に完了し, 虫卵の形態は保持されていたことから, ハエ類が多包条虫症の感染に関与していることが示唆された. [ 林利彦, 二瓶直子, 小林睦生 ; 堀尾政博, 荻野和正, 金澤保 ( 産業医大 ); 小林文夫, 巌城隆, 奥祐三郎, 神谷正男 ( 北海道大 )] (23) 不快昆虫チョウバエの分類学的研究首都圏 12 地点で年間ドライアイストラップで蚊類と同時に捕集された不快害虫のチョウバエの同定を試みた. オオケチョウバエClogmia albipunctatus (Williston, 1893), ホシチョウバエTinearia alternata (Say, 1824) など夏に家屋に侵入する普通種のほかに, 晩秋から冬にかけて Psychodocha shikokuensis (Tokunaga, 1958), P. itoco (Tokunaga et Etsuko, 1954), Psychoda severini Tonoir, 1922 などの微小種が発生していることがわかった. [ 倉橋弘, 津田良夫, 林利彦 ] (24) 衛生動物同定検査報告平成 15 年 4 月から平成 16 年 3 月までの間, 31 件 477 個体の昆虫 マダニ クモ等の同定依頼を受けた. 多くは双翅目昆虫であった. ヒトへの被害例では, ヒトヒフバエによる輸入ハエ症例, オオハリアリによる刺症例, フタトゲチマダニによる咬着例等があった. また, 不快生物としてアシダカグモとクガビルが初めて持ち込まれた. [ 林利彦, 津田良夫, 倉橋弘, 栗原毅 ] Ⅱ. 衛生昆虫類の生理 生化学 遺伝学的研究 (1) チトクロームb 遺伝子解析による吸血源動物種の同定ウエストナイルウイルスの人への感染で重要になる蚊の種類は, 吸血源として鳥と人の両方を利用する種類に限られる. そこで蚊の吸血嗜好性を考察するために,PCR 法を用い吸血した蚊の動物血液由来 DNAから吸血源動物種を同定する方法を確立した. 解析の結果, 我々の身近に生息するアカイエカやヒトスジシマカはいずれも人も鳥も吸血する種であり, ウエストナイルウイルスの人への伝播を考えた場合, 両種ともに人と鳥の間のブリッジベクターとして大きな役割を果たすであろうことが示唆された. また, 鳥類種の中で主要な吸血源動物であったカモやスズメは本ウイルスの増幅動物として有力である. [ 澤邉京子, 伊澤晴彦, 佐々木年則,Sudipta Rhoychoudhury; 西海功, 濱尾章二 ( 国立科学博物館 ) ; 津田良夫, 小林睦生 ] (2) 日本産アカイエカCulex pipiens pallensとチカイエカ Cx. p. molestusの鑑別法 ウエストナイルウイルス媒介蚊の吸血嗜好性を評価する上で, 形態的に酷似しているためその分類が困難であるが, 生態的 生理的には大きく異なる特徴を持つ2 種アカイエカ (Cx. p. pallensとcx. p. molestus) は明らかに区別して考えなければならない. そこでrDNA ITS1 領域の解析と個眼の数によって両者を区別しようと試みた. 各実験室内系統に対してITS1 領域の塩基配列比較ではほぼ 100%, 個眼数でも90% の確率で両種を区別しうることを確認した. 野外採集蚊に対してもこれらの方法が有効であるか, あるいは他の遺伝子領域の比較も加える必要があるかなどの検討を行っている. [ 澤邉京子, 比嘉由紀子, 葛西真治, 伊澤晴彦, 佐々木年則, 小林睦生 ] (3) 日本産ハマダラカ属 hyrcanus 種群の分類と近年の北海道における分布域の推定 1900 年代初め北海道においてマラリアの流行が報告されたが, その媒介蚊の特定はなされなかった. 北海道には数種類のハマダラカ属 hyrcanus 種群の蚊が分布するが, 形態的特徴のみでの分類には限界があることから, 同一個体を用いて,1) 成虫における肘節白帯の対節比,2) 蛹の形態比較,3)rDNA ITS2 領域の塩基配列, の3 点から分類を行った. 得られた分類結果はほぼ一致し, 成虫および蛹の形態にも分類可能な特徴の存在を見出した. これらの分類結果をもとに近年の北海道における分布域を推定したところ,Kanda and Oguma (1978) が報告した当時とはかなり異なることが示唆された. [ 澤邉京子, 二瓶直子 ; 高井憲治 ( 聖マリアンナ医大 ) ; 林利彦, 栗原毅, 小林睦生 ] (4) 長距離移動性昆虫アカトンボ属 Sympetrum spp. の日本国内への飛来と定着について長距離移動性昆虫の我国への飛来と定着を考察するために, 朝鮮半島から九州北部へ飛来しその後国内を北上するとされるアカトンボ属のミトコンドリア16S rrna 領域の塩基配列を解析した. その結果, 北海道に分布するアキアカネS. frequensは国内の他の地域で採集された集団とは異なり, むしろ韓国産タイリクアキアカネS. depressiusculumに近い配列を持っていた. 本種は樺太には分布しないことから樺太経由の侵入ルートは否定され, よって北海道産に見られる遺伝的差異は, アキアカネが氷河期に日本列島に侵入した後, 長年にわたって地理的に隔離されたためにもたらされたのであろうと推察した. [ 澤邉京子 ; 上田哲之 ( 石川県農業短大 ); 東和啓 ( 佐賀市 ); 李承模 ( ソウル市 韓国)] (5) 路上生活者より採取されたコロモジラミからの塹壕熱病原体 Bartonella quintana (B. quintana) の検出 (4) 東京都内のホームレスの衣服から採取したコロモジラ
7 ミにおいて, 塹壕熱の病原体 B.quintanaの存在をPCR 法で調べた. その結果, 衣類にコロモジラミの寄生が見られた8 人中 3 人のシラミからB. quintanaのクエン酸合成酵素 A 遺伝子断片もしくは16S-23S rrna 遺伝子 intergenic spacer region 1 (ITS1) が検出された. これによって,1999 年以降コロモジラミからのB. quintanaの検出率は12.5% となった. [ 佐々木年則, 関なおみ, 伊澤晴彦 ; 久保田眞由美 ( 細菌第二部 ); 矢口昇, 望月信宏 ( 豊島区池袋保健所 ); 澤邉京子 ; 佐々木次雄 ( 細菌第二部 ); 小林睦生 ] (6) オオクロヤブカArmigeres subalbatus 由来レクチンのアミノ酸配列マラリア原虫に対する蚊の殺滅機構として, プロフェノール活性化系が知られている. プロフェノール活性化系に関わると考えられるシアル酸特異的レクチンの構造を決定するため, 本活性化系が強力なオオクロヤブカ Armigeres subalbatusを用いレクチンの部分精製品からアミノ酸配列の解析を行った. 今回新たに2つのポリペプチドに対して気相アミノ酸シークエンサーでN 末端アミノ酸配列を解析した. その結果, データベース上で特に一致するものは得られなかったが, これまでに得た4つのポリペプチドに対しLC-MS/MSでデノボシークエンシングを行った結果, 多くのペプチドの配列を解析することに成功した. [ 佐々木年則, 伊澤晴彦, 澤邉京子, 小林睦生 ] (7)Taq-Manプローブ法による日本国内で捕集された蚊からのウエストナイルウイルス遺伝子検出の試み日本国内の蚊におけるウエストナイルウイルスのサーベランスを目的に, 蚊からのウエストナイルウイルス遺伝子の検出を試みた. 成田, 盛岡, 北海道, 富山, 大阪, 首都圏, 沖縄, 長崎で捕集された蚊プールを破砕後, ヒトスジシマカ由来 C6/36 細胞に接種し, 培養上清からRNA を抽出した. その後,Taq-Manプローブ法にてウエストナイルウイルス遺伝子の検出を試みたが, いずれの蚊プールからも検出されなかった.2003 年国内捕集蚊においてウエストナイルウイルスは認められなかった. [ 佐々木年則, 伊澤晴彦, 澤邉京子, 小林睦生 ] (8) 本邦野外捕集蚊からのアルボウイルスの検出と分離日本国内に生息する蚊類のウイルス保有状況, ならびに蚊媒介性アルボウイルスの国内分布現況を把握する目的で, 野外捕集蚊からのウイルス分離とその種の同定を行った.2003 年 5 月から10 月にかけて, 国内 8 地域においてドライアイストラップ等を用いて蚊類 (9 属 20 種 7,281 個体 ) を捕集し, 種別および地域ごとに分けた乳剤を調製し, 培養細胞接種によるウイルス分離に供した. また, これら細胞上清からRNAを抽出し, 遺伝子解析によりウイルス種の同定を行っている. [ 伊澤晴彦, 澤邉京子, 佐々木年則, 津田良夫, 倉橋弘 ; 高崎智彦, 小滝徹 ( ウイルス一部 ); 吉田政弘 ( いきもの研究社 ); 渡辺護 ( 富山衛研 ); 小林睦生 ] (9) フタトゲチマダニ唾液腺由来トロンビンインヒビターの同定および機能解析フタトゲチマダニHaemaphysalis longicornis 唾液腺に含まれる新規生理活性物質を探索するために, 唾液腺遺伝子の大量解析を行い,2 種の新規トロンビンインヒビターを同定した. これらは, 分子量 6~7kDaの蛋白質で吸血後期に大量に発現し, トロンビンによるフィブリノーゲンからフィブリンへの転換を阻害することが判明した. さらに, トロンビンのフィブリノーゲン結合部位に特異的に結合することから, トロンビン-フィブリノーゲン間の相互作用を阻害することで抗血液凝固活性を示すことが示唆された. [ 伊澤晴彦 ; 岩永史朗 ( 神戸大 ); 油田正夫, 鎮西康雄 ( 三重大 )] (10) マラリア原虫スポロゾイトのハマダラカ唾液腺への特異的集積機構に関する解析マラリア原虫のハマダラカ唾液腺への特異的集積機構を解明するために, ネズミマラリア原虫 Plasmodium bergheiのスポロゾイト期に発現し, ハマダラカ唾液腺への接着 侵入に重要な働きを持つ蛋白質 MAEBLの機能解析を行った. 大腸菌にて発現させたMAEBL 組換え蛋白質は, マウス赤血球に対する強い凝集活性を有していた. また, 組み換え蛋白質に対する抗体を作製し, 蛍光抗体法によりスポロゾイトでの発現と局在を調べたところ, 当該蛋白質は原虫の前方先端部で強い発現が見られることが判明した. [ 伊澤晴彦, 佐々木年則, 澤邉京子 ; 油田正夫, 鎮西康雄 ( 三重大 )] (11) ヤブカ寄生性原虫 Ascogregarina culicis およびA. taiwanensisのリボゾームdnaおよび熱ショック蛋白質 70 遺伝子のクローニング Ascogregarina culicisおよび A. taiwanensisは, それぞれネッタイシマカおよびヒトスジシマカに特異的に寄生する原虫であるが, 形態的に酷似していることからその区別は困難であった. そこで両種を明確に区別し, 他のアピコンプレクス原虫との分子進化的類縁関係を検証する目的で, リボゾームDNAおよび熱ショック蛋白質 70 遺伝子のクローニングを行った. 次いで, これら遺伝子に基づく分子系統樹を作成し, 他の胞子虫類の原虫との類縁関係を明らかにした. [Sudipta Rhoychoudhury, 伊澤晴彦, 澤邉京子, 佐々木年則, 小林睦生 ] (12) ブラジルサシガメ唾液腺に見いだされた接触相活
8 性化阻害活性蛋白質の性状解析シャガス病を媒介する吸血昆虫ブラジルサシガメ Triatoma infestansの唾液腺から分子量約 22kDaの新規生理活性蛋白質を同定した. この唾液腺蛋白質は, 血液凝固第 XII 因子および高分子キニノゲンに対して特異的に結合し, これら血漿蛋白質の異物表面への結合を阻止することで, 内因系凝固反応および接触相活性化を強く阻害することが明らかとなった. またこの結果として, 炎症反応の原因物質であるブラジキニンの産生を強く抑制することが判明した. [ 伊澤晴彦 ; 油田正夫, 織戸由貴, 神宮司成弘, 鎮西康雄 ( 三重大 ); 岩永史朗, 加藤紀子 ( 神戸大 )] (13) オオクロバエとケブカクロバエの卵巣発育とエクジステロイド卵黄蛋白の蓄積を誘導するホルモン, エクジステロイドの羽化後の変動をラジオイムノアッセイ法によって検討した. その結果エクジステロイドの増加が認められだした時点において, 卵の発育が始まることを確認した. ケブカクロバエのエクジステロイドは羽化後 3 日目, オオクロバエのそれは羽化後 10 日目から顕著な増加がありその増加と共にそれぞれの卵黄蛋白の蓄積が始まることを確認した. このことはまたケブカクロバエに比べるとオオクロバエの卵巣発育が遅いことを, またオオクロバエの飛翔距離がケブカクロバエより長いことを裏付ける結果と一致していた. [ 森林敦子, 主藤千枝子, 倉橋弘 ] (14) チカイエカの着色物質の体内動態当部で継代されているチカイエカ ( 洞穴系統 ) の変態過程において緑青に着色した物質が脂肪体に蓄積していくことが観察された. その物質は終齢幼虫後期に顕著に蓄積が開始されることがわかった. その物質を手がかりに幼虫の, の分離を試みたところその物質を多く含む固体は91.8±9.5% の確率で であった. またこの物質は羽化後 2 日で体外に排泄されはじめた. 体外に排泄された物質は, メタノール, アルコール, アセトン, クロロフォルム等には不溶性で水に可溶性の物質であることがわかった. 今後この物質の構造決定と生理的特性を明らかにすることを試みる. [ 森林敦子, 津田良夫, 澤邉京子 ; 斎藤典子 ( 電顕室 )] (15) アセチルコリンエステラーゼ遺伝子 (Ace2) の in vitro 発現コガタアカイエカとナミハダニの有機りん剤抵抗性系統, およびモモアカアブラムシのピリミカーブ抵抗性系統では,Ace2 のアシルポケットに位置する Phe331 座位 ( シビレエイ配列に準拠 ) に, それぞれ,F331W, F331C, S331F 置換が特異的に生じている. 殺虫剤感受性コガタアカイエカの Ace2 cdna にこれらのアミノ酸置換変異 をそれぞれ導入し,AcMNPV-Sf9 系で発現させた酵素の殺虫剤感受性を調べ, 抵抗性昆虫より直接抽出した酵素の感受性と比較することにより, これら3つの変異は, それぞれ, 殺虫剤非感受性をもたらす構造変化であることを確かめた. [ 古崎利紀 ; 鍋島武, 河野義明 ( 筑波大 ); 葛西真治, 冨田隆史 ] (16) コロモジラミにおける2つのアセチルコリンエステラーゼ (AChE) 遺伝子の発現有機りん系殺虫剤のマラチオンは, 海外ではヒトジラミの駆除薬として広く利用されているが, 作用点である AChE の感受性低下により, 抵抗性コロニーが出現している. アタマジラミと同種であるコロモジラミの殺虫剤感受性 NIID 系統を用い,2 つの AChE 遺伝子,Ace1 と Ace2, の転写産物量を定量 PCR により測定した.Ace2 は Ace1 に比較して, 頭 胸部および腹部において, それぞれ,9.3 倍と6 倍高い mrna レベルを示したことから, Ace2 酵素が神経伝達物質アセチルコリンの加水分解を行う主要な分子種であることが示された. [ 冨田隆史, 李時雨, 葛西真治 ] (17) コガタアカイエカ有機りん剤非感受性アセチルコリンエステラーゼ遺伝子 (Ace2) の分布 2003 年に富士見, 横浜, 成田, 小矢部, 岐阜, 諫早の各市より採集した計 135 頭の成虫を用い, 全頭に対してフェニトロオクソンを用いた酵素阻害試験と定量 PCR 装置を用いたアリル特異的 PCRを行い, 有機りん剤非感受性要因となる Ace2 の F455W (TTT-TGG) 置換に関する遺伝子型を推定した. その結果, 抵抗性遺伝子頻度は, 採集地により % の範囲, 全頭プールでは 94% であった.cDNA の直接配列決定により F455 座位を含む 250 塩基長を解析したところ, 調べた 48 頭の抵抗性遺伝子は同一の配列を示し, 抵抗性突然変異の単一起源が示された. [ 李時雨, 葛西真治, 冨田隆史 ] (18) 首都圏を中心としたウエストナイル熱媒介蚊の殺虫剤感受性試験ウエストナイルウイルスの日本への侵入に備え, 媒介蚊の有機リン剤, ピレスロイド剤, キチン合成阻害剤, 幼若ホルモン様殺虫剤に対する感受性を調査した. ヒトスジシマカでは全ての殺虫剤に対して高い感受性が認められたのに対し, アカイエカ群においてはピレスロイド剤であるetofenproxに対して感受性低下を示す個体の存在が首都圏の広範な地域から確認された. 今後, 全国的に調査を展開し, 抵抗性機構を詳細に解明することで, 抵抗性の発達速度や交差抵抗性のスペクトルを予測するシステムを構築すると共に, 野外集団の薬剤感受性を効率的に調査する手法の確立が急務であると考察された.
9 [ 葛西真治 ; 石川剛 ( シェル商事 ( 株 ); 正野俊夫, 津田良夫, 小林睦生, 冨田隆史 ] (19) アカイエカ群のピレスロイド剤抵抗性に対する解毒酵素の関与首都圏より採集したアカイエカ種群の中で,etofenprox 抵抗性の度合いが高かった集団について, 抵抗性機構を調べた. 渋谷, 新宿, 市川産チカイエカおよび林試の森公園産アカイエカについてetofenproxに対する半数致死濃度 (LC 50 ) を算出するとともに, 酸化酵素チトクロム P450の阻害剤であるPBO 処理下でのLC 50 値を求めた. P450の抵抗性への貢献度合いを示す共力係数は9~548であり, 全系統の抵抗性にチトクロムP450 酸化酵素系が関与していることが明らかとなった. これにより, アカイエカ群のetofenprox 抵抗性には解毒酵素の活性増大と神経感受性低下の少なくとも2つの機構が働いていることが示された. [ 葛西真治, 正野俊夫, 津田良夫, 冨田隆史 ] (20) ピレスロイド剤抵抗性アカイエカ群における殺虫剤作用点の種特異的構造変化首都圏で採集されたetofenprox 抵抗性アカイエカおよびチカイエカについて, ピレスロイド系殺虫剤の作用点であるナトリウムチャネルの構造解析を行った. 抵抗性チカイエカ3コロニーでは, ともにロイシン999がフェニルアラニンへと置換されており, 典型的なkdr 型抵抗性遺伝子を有する蚊が日本に存在することを初めて確認した. 一方, 抵抗性アカイエカ5コロニーでは999 番目のアミノ酸がフェニルアラニンではなく, 全てセリンへと置換されていた. アカイエカ, チカイエカは種特異的なアミノ酸変化によってそれぞれの抵抗性を発達させており, 亜種か別種かで議論が分かれる両種が, 独立種として分化している可能性を示唆した. [ 葛西真治, 正野俊夫, 李時雨, 冨田隆史 ] (21) チャバネゴキブリのピレスロイド剤抵抗性機構解明世代間のサイクルが長く, 殺虫試験を行うのに時間と労力を要するため殺虫剤抵抗性の全国調査が進んでいないチャバネゴキブリについて簡易診断法を確立するため, permethrin 抵抗性系統 ( 新幹線系 ) を用いて抵抗性機構の解明を試みた. 作用点であるナトリウムチャネルの構造解析を行ったところ, 日本産のチャバネゴキブリとしては初めて,Leu993Pheを有するkdr 型の変異を確認した. また, 解析したcDNA 配列内には, 新幹線系統と米国産 Ectiban-R 系統の比較において3つの塩基座位に同義置換があったことから, 日本産と米国産のkdr 型ナトリウムチャネル遺伝子のLeu993Phe 置換変異が単一起源に由来するものではないことが明らかになった. [ 葛西真治, 冨田隆史 ] 発表業績一覧 Ⅰ. 誌上発表 1. 欧文発表原著 1)Satho, T., Tsuda, Y., Somboon, P., Kawada, H. and Takagi, M.: Difference in the larval susceptibility to pyriproxyfen in nine colonies of six vector mosquito species. Med. Entomol. Zool., 54: , )Dieng, H., Boots, M., Mwandawiro, C., Satho, T., Hasegawa, M., Nyambura, G. J., Saita, S., Kawada, H. Tsuda, Y. and Takagi, M.: Effects of a copepod predator on the survivorship and development of Aedes albopictus (Diptera: Culicidae). Med. Entomol. Zool., 54: , )Nihei, N., Yoshida, M., Kobayashi, M., Kaneta, H., Shimamura, R. and Agui, N.: Geographic information systems (GIS)analysis of the distribution of the redback spider Latrodectus hasseltii (Araneae: Theridiidae) in Osaka, Japan. Med. Entomol. Zool., 54: , )Kurahashi, H.: Blow flies recorded from Irian Java, Indonesia, with description of one new species (Diptera, Calliphoridae). Jpn. J. Syst. Entomol., 9: , )Tomita, T., Yaguchi, N., Mihara, M., Takahashi, M., Agui, N. and Kasai, S.: Molecular analysis of a para sodium channel gene from pyrethroid-resistant head lice, Pediculus humanus capitis (Anoplura: Pediculidae). J. Med. Entomol., 40: , )Kurahashi, H. and Shudo, C.: Photoperiodically induced delayed oogenesis in the blow fly, Aldrichina grahami (Diptera: Calliphoridae). Med. Entomol. Zool., 54: , )Tuno, N., Tsuda, Y., Takagi, M. and Swonkerd, W.: Preand postprandial mosquito resting behavior around cattle hosts. J. Am. Mosq. Control Assoc., 19: , )Kurahashi, H.: Blow flies from the Solomon Islands, with description of a new species (Diptera: Calliphoridae). Jpn. J. Syst. Entomol., 9: , )Tsuda, Y., Maekawa, Y., Saita, S., Hasegawa, M. and Takagi, M.: Dry ice-trap collection of mosquitoes flying near a tree canopy in Nagasaki, Japan with special reference to Aedes albopictus (Skuse) and Culex pipiens pallens Coquillett (Diptera: Culicidae). Med. Entomol. Zool., 54: , )Kasai, S., Mihara, M., Takahashi, M., Agui, N. and Tomita, T.: An artificial blood feeding system for body louse, Pediculus humanus. Med. Entomol. Zool., 54: , 2003.
10 11)Hayashi, T.: A new species and distributional notes on the genus Lotophila Lioy (Diptera: Sphaeroceridae) from the Oriental Region. Med. Entomol. Zool., 54: , )Hu, X.-M., Tsuda, Y. and Takagi, M.: Survival and development of larvae of three tropical malaria vectors (Diptera: Culicidae) under a seasonally changing temperature condition in Nagasaki, Japan. Med. Entomol. Zool., 54: , )Dieng, H., Boots, M., Tuno, N., Tsuda, Y. and Takagi, M.: Life history effects of prey choice by copepods: implications for biocontrol of vector mosquitoes. J. Am. Mosq. Control Assoc., 19: 67-73, )Nabeshima, T., Kozaki, T., Tomita, T. and Kono, Y.: An amino acid substitution on the second acetylcholinesterase in the pirimicarb resistant strains of the peach potato aphid, Myzus persicae. Biochem. Biophys. Res. commun., 307: 12-22, )Sukontason, K., Sukontason, K. L., Piangjai, S., Chaiwong, T., Boonchu, N., Kurahashi, H. and Vogtsberger, R. C.: Larval ultrastructure of Parasarcophaga dux (Thomson)(Diptera: Sarcophagidae). Micron, 34: , )Sukontason, K., Sukontason, K. L., Piangjai, S., Chaiwong, T., Boonchu, N. and Kurahashi, H.:Hairy maggot of Chrysomya villeneuvi (Diptera: Calliphoridae), a fly species of forensic importance. J. Med. Entomol., 40: , )Nagao, Y., Dachlan, Y. P., Soedarto, Hidajati, S., Yotopranoto, S., Kusmartisnawati, Sri Subekti, Ideham, B., Tsuda, Y., Kawabata, M., Takagi, M. and Looareesuwan, S.: Distribution of two species of malaria, Plasmodium falciparum and Plasmodium vivax, on Lombok Island, Indonesia. Southeast Asian J. Trop. Med. Public Health, 34: , )Iwanaga, S., Okada, M., Isawa, H., Morita, A., Yuda, M. and Chinzei, Y.: Identification and characterization of novel salivary thrombin inhibitors from the ixodidae tick, Haemaphysalis longicornis. Eur. J. Biochem., 270: , )Nabeshima, T., Mori, A., Kozaki, T., Iwata, Y., Hidoh, O., Harada, S., Kasai, S., Severson, D. W., Kono, Y. and Tomita, T.: An amino acid substitution attributable to insecticide-insensitivity of acetylcholinesterase in a Japanese encephalitis vector mosquito, Culex tritaeniorhynchus. Biochem. Biophys. Res. Commun., 313: , )Nihei, N., Kajihara, N., Kirinoki, M., Chigusa, Y., Saitoh, Y., Shimamura, R., Kaneta, H. and Matsuda, H.: Fixed-point observation of Oncomelania nosophora in Kofu Basin-establishment of monitoring system of schistosomiasis japonica in Japan. Parasitol. Int., 52: , )Sawabe, K., Takagi, M., Tsuda, Y., and Tuno N.: Molecular variation and phylogeny of the Anopheles minimus complex (Diptera: Culicidae) inhabiting Southeast Asian countries, based on ribosomal DNA Internal spacers, ITS1 and 2, and the 28S D3 sequences. Southeast Asian J. Trop. Med. Public Health, 34, , )Omar, B., Marwl, M A., Sun, C. M., Jeffrey, J. and Kurahashi, H.: Distribution of medically important flies at various altitudes of Titiwangsa Range near Kuala Lumpur, Malyasia. Trop. Biomed., 20: , )Kurihara, T., Shinohara, A. and Kurahashi, H.: Type specimens of mosquitoes (Diptera, Culicidae) deposited in the National Science Museum, Tokyo. Bull. Natl. Sci. Mus. Ser. A(Zool.), 30:45-60, )Miyagi, I., Toma, T. and Higa, Y.: A new species of Mimomya (Ingramia) from Indonesia (Diptera: Culicidae). Med. Entomol. Zool., 55: 11-20, )Nihei, N., Yoshida, M., Kaneta, H., Shimamura, R. and Kobayashi, M.: Analysis on the dispersal pattern of newly introduced redback spider Latrodectus hasseltii in Japan by spider diagram. J. Med. Entomol., 41 (in press), )Scott, J.G. and Kasai, S.: Evolutionary plasticity of monooxygenase-mediated resistance. Pesticic. Biochem. Physiol., 78: , 和文発表原著 1) 小林睦生 : 衛生害虫. 昆虫学大事典 ( 総編集三橋淳, 1200 pp.),pp , 2003, 朝倉書店. 2) 栗原毅 : 日本におけるデング熱媒介蚊研究の概要. Med. Entomol. Zool., 54: , ) 林利彦, 葛西真治, 森林敦子, 冨田隆史, 倉橋弘, 小林睦生, 渡辺護 : 大江町の露天風呂におけるコシジロ対策. アブ研究,26: 1-9, ) 小林睦生 : 疫学調査の重要性. 生活と環境,48(6): 11, ) 小林睦生 : ウエストナイル熱媒介対策に関するガイドライン 解説. 生活と環境,48(7): 40-43, ) 小林睦生 : 気になる病気 MONTHLY, アタマジラミ. 日経ヘルス,No. 67: ) 小林睦生 :Seminar:[ 蚊が媒介する感染症 ] ウエストナイル熱 - 米国での流行から何を学ぶか-. 感染症, 33(4): 33-39, ) 小林睦生 : 危険なゴケグモに注意! ゴケグモを知る必要性. 小学保健ニュース, 第 695 号付録,1, ) 葛西真治, 冨田隆史 :cdnaアレイ法によるチトクロムp450 発現の解析 : 殺虫剤新規作用点の探索と抵抗性機構の解明にむけて. 日本農薬学会誌,28: , ) 二瓶直子 : 感染症の拡大を予測する. 地理,48(1): 74-83, 2003.
11 11) 二瓶直子 : 宇宙から住血吸虫症をみつめて. 日本住血吸虫発見 100 年. 医学のあゆみ,208(2): 91-94, ) 津田良夫 : デング熱媒介蚊の生態 ( 東南アジアを例として ). 病原微生物検出情報,25(2): 9-10, ) 小林睦生, 二瓶直子, 栗原毅 : わが国のデング熱媒介蚊であるヒトスジシマカの分布拡大について. 病原微生物検出情報,25(2): 10-11, ) 小林睦生 : 海外旅行と感染症 - 虫よけ. 治療学,38(3): 42-44, ) 林利彦, 倉橋弘 : 日本におけるツマグロホソナガヒロクチバエ ( 新称 )Elassogaster hilgendorfi Enderlein, 1924( 双翅目 : ヒロクチバエ科 ) の分布について. はなあぶ,17: 1, Ⅱ. 学会発表 1. 国際学会 1)Tomita, T., Kasai, S., Nabeshima, T., Kozaki, T. and Kono, Y.:Insecticide-resistance due to structural changes of target sites in medical pests. Korea-Japan Joint Conference on Applied Entomology and Zoology 2003, May 28-31, 2003, Pusan. 2)Lee, S-W, Tomita, T., Kasai, S.: Preservation of louse, Pediculus humanus, DNA for PCR with gene specific primers. Korea-Japan Joint Conference on Applied Entomology and Zoology 2003, May 28-31, 2003, Pusan. 3)Kozaki, T., Tomita, T., Kono, Y.: Structural changes of acetylcholinesterase accompanied the insecticide resistance in the housefly, Musca domestica. Korea-Japan Joint Conference on Applied Entomology and Zoology 2003, May 28-31, 2003, Pusan. 4)Kasai, S. and Tomita, T.: Sex specific expression of cytochorome P450s in Drosophila melanogaster. Korea-Japan Joint Conference on Applied Entomology and Zoology 2003, May 28-31, 2003, Pusan. 5)Tomita, T., Yaguchi, N., Mihara, M., Agui, N. and Kasai, S.: Sodium channel point mutations associated with pyrethroid-resistance in the head louse, 3rd Pan-Pacific Conference on Pesticide Science, June 1-3, 2003, Honolulu. 6)Iwanaga, S., Kato, N., Isawa, H., Yuda, M. and Chinzei, Y.: Identification and characterization of novel anticoagulants from the hard tick, Haemaphysalis longicornis. International Symposium: The Expression Mechanism of Insect Functions, September 21-23, 2003, Tokyo. 7)Scott, J.G. and Kasai, S.: Evolutionary plasticity of monooxygenase-mediated resistance Entomological Society of America Annual Meeting and Exhibition, October 26-29, 2003, Cincinnati Convention Center, Cincinnati, Ohio, USA 8)Nihei, N. and Nakamura, S.: Establishment of monitoring system of schistosomiasis japonica in Japan;Breeding of the intermediate snail of schistosomiasis, and fixed-point observation of Oncomelnia nospohora in Kofu Basin. The 4th RNAS ( The Regional Network for Research, Surveillance and Control of Asian Schistosomiasis) Workshop, November 25-27,2003, Vienchian, Laos. 2. 国内学会 1) 津田良夫 : 人為選抜したネッタイシマカ白色系統と黒色系統の個体群形質の比較. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 2) 前川芳秀, 高木正洋, 津田良夫,Subagyo, Y., Yoes, D., 川田均, 吉永一未, 神原廣二 : インドネシアロンボク島ムニンティング郡のマラリア媒介蚊について. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 3) 才田進, 津田良夫, 杉山章,Hu, X. M., Nyambur, J., 高木正洋 : 西浜川周辺 ( 石垣島 ) におけるAn. minimusの分布調査 年 -. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 4) 高井憲治, 小熊譲, 栗原毅, 二瓶直子, 澤邉京子, 小林睦生 : ハマダラカAn. engarensis 成虫の形態分類形質について. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 5) 澤邉京子, 小林睦生, 二瓶直子, 栗原毅, 高井憲治 : 日本産ハマダラカ属 hyrcanus 種群の分子系統分類の試み. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 6)Sudipta Roychoudhury, 小林睦生 :Extraction method of Ascogregarina sporozoite, a potential tool of gene vector approach. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 7) 葛西真治, 李時雨, 冨田隆史 : ピレスロイド剤抵抗性ネッタイイエカの作用点変異. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 8) 冨田隆史, 葛西真治, 李時雨, 矢口昇, 三原實, 安居院宣昭 : アタマジラミのピレスロイド剤抵抗性に関連するナトリウムチャネル遺伝子の点突然変異. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 9) 二瓶直子, 吉田政弘, 小林睦生, 金田弘幸, 嶋村竜太 :GISによる地理的分布パターンから推測されるセアカゴケグモの拡散について. 第 55 回日本衛生動物学会大会, 15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 10) 二瓶直子, 橋田良彦, 川端眞人, 小林睦生,Bacotee, B., Leafasla, J., 石井明 : ソロモン諸島国におけるマラリアリスクマップ作成に向けて. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学.
12 11) 小林睦生, 二瓶直子, 栗原毅 : 東北地方におけるヒトスジシマカの分布調査 : 山形市の事例を中心に. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 12) 倉橋弘 : 旧世界のオビキンバエ属の再検討. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 13) 林利彦 : 日本産ヒメフンコバエ属 (Genus Spelobia) の分類学的研究 ( 双翅目, フンコバエ科 ). 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 14) 渡辺護, 長谷川澄代, 安居院宣昭 : 富山県におけるコガタアカイエカとシナハマダラカ捕集数の年変動とその要因解析. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 15) 伊澤晴彦, 油田正夫, 織田由貴, 鎮西康雄 : ハマダラカ唾液腺蛋白質ハマダリンによる接触相活性化阻害の分子機構. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 16) 佐々木年則, 澤邉京子, 江下優樹, 伊藤美佳子, 高崎智彦, 倉根一郎, 小林睦生 :VecTest による蚊からのウエストナイルウイルスの検出. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 17) 青木千春, 大塚靖, 高岡宏行, 林利彦 : 大分県におけるメマトイ類 3 種のThelazia 幼虫自然感染. 第 55 回日本衛生動物学会大会,15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 18) 林利彦 : 山形県大江町の露天風呂におけるコシジロ対策. 第 55 回日本衛生動物学会大会アブ研究班集会, 15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 19) 冨田隆史 : 米国での西ナイルウイルス汚染実態について. 第 55 回日本衛生動物学会大会殺虫剤研究班集会, 15 年 3 月 31 日 -4 月 2 日, 大分医科大学. 20) 小林睦生 : 我が国におけるウエストナイルウイルス媒介蚊の分布, 生態およびその対策. 第 38 回日本脳炎ウイルス生態学研究会シンポジウム, ウエストナイル熱の疫学と予防対策,15 年 5 月 日, 小樽市. 21) 佐々木年則, 澤邉京子, 伊澤晴彦, 江下優樹, 伊藤美佳子, 高崎智彦, 倉根一郎, 小林睦生 : イムノクロマトグラフィーによる蚊からのウエストナイルウイルスの検出. 第 38 回日本脳炎ウイルス生態学研究会,15 年 5 月 日, 小樽市. 22) 伊澤晴彦, 油田正夫, 織戸由貴, 鎮西康雄 : ハマダラカAnopheles stephensi 唾液腺由来新規抗凝固蛋白質の解析. 第 67 回日本生化学会中部支部例会,15 年 5 月 24 日, 津市. 23) 小林睦生 : ウエストナイル熱とその予防. 東京都健康局 病院経営本部専門性向上研修 公開講座,15 年 6 月 10 日, 東京都. 24) 小林睦生 : ウエストナイル熱及びその媒介蚊対策について. 日本家庭用殺虫剤工業会 日本防疫殺虫剤協会 主催講演会,15 年 7 月 4 日, 東京都. 25) 小林睦生 : ウエストナイル熱とその予防 -ウエストナイル熱の媒介蚊とその対策. 北多摩北部地域保健医療圏感染症予防講演会,15 年 7 月 10 日, 小金井市. 26) 津田良夫 : ウエストナイル熱と媒介蚊について. 日本環境衛生センターウエストナイル熱媒介蚊防除対策実技講習緊急セミナー,15 年 7 月 15 日,30 日,9 月 3 日, 川崎市. 27) 小林睦生 : ウエストナイル熱媒介蚊対策. 日本ペストコントロール協会創立 35 周年記念講演会,15 年 10 月 2 日, 大阪市. 28) 小林睦生 : ウエストナイル熱媒介蚊対策の現状. 第 55 回日本衛生動物学会東日本支部大会特別講演,15 年 10 月 3 日, 横浜市. 29) 小林睦生, 津田良夫, 澤邉京子, 佐々木年則, 伊澤晴彦, 二瓶直子, 栗原毅 : 北海道, 能取湖においてドライアイストラップと人囮法で採集されたアカエゾヤブカについて. 第 55 回日本衛生動物学会東日本支部大会, 15 年 10 月 3 日, 横浜市. 30) 倉橋弘, 森林敦子, 主藤千枝子, 津田良夫,K. & K. Sukontason: タイ国チェンマイ産センチニクバエの非休眠コロニー. 第 55 回日本衛生動物学会東日本支部大会,15 年 10 月 3 日, 横浜市. 31) 澤邉京子, 佐々木年則, 伊澤晴彦,Sudipta Roychoudhury, 小林睦生 : 野外採集蚊からのウエストナイルウイルスの検出 年度前期報告 -. 第 55 回日本衛生動物学会東日本支部大会,15 年 10 月 3 日, 横浜市. 32) 高井憲治, 小熊譲, 栗原毅, 二瓶直子, 澤邉京子, 小林睦生 :Anopheles engarensisと北海道産 An. sinensis の前脚白帯による識別. 第 55 回日本衛生動物学会東日本支部大会,15 年 10 月 3 日, 横浜市. 33) 秦和壽, 栗原毅 : 衛生害虫の伝統的な対応法 (12) ゴキブリと 油虫 の関係. 第 55 回日本衛生動物学会東日本支部大会,15 年 10 月 3 日, 横浜市. 34) 斉藤康秀, 服部順子, 芽根士郎, 二瓶直子, 津田良夫, 小林睦生 : 酵母を用いた生物発酵に寄り産生された炭酸ガスを利用した蚊の捕集について. 第 55 回日本衛生動物学会東日本支部大会,15 年 10 月 3 日, 横浜市. 35) 小林睦生 : ウエストナイル熱媒介蚊防除における問題点. 第 47 回全国環境衛生大会,15 年 10 月 日, 岐阜市. 36) 加藤紀子, 岩永史朗, 伊澤晴彦. 油田正夫, 鎮西康雄 :Characterization of two Kunitz type domains of novel contact system inhibitor, Haemaphysalin. 第 76 回日本生化学会大会,15 年 10 月 15 日 -18 日, 横浜市. 37) 二瓶直子 : 感染症媒介ベクターの実態, 生息防止対策に関する研究 GISによる解析について. 獨協医科大学社会医学系セミナー,15 年 10 月 17 日, 栃木県壬生町. 38) 才田進, 津田良夫, 川田均, 高木正洋 :CDC 型電動昆虫吸引機を用いた休息蚊採集の試み. 第 56 回日本
13 寄生虫学会南日本支部 第 53 回衛生動物学会南日本支部合同大会,15 年 10 月 日, 鹿児島市. 39) 堀尾政博, 荻野和正, 金澤保, 小林文夫, 巌城隆, 奥祐三郎, 神谷正男, 八木欣平, 林利彦, 二瓶直子 : ハエ類がヒトの多包条虫感染に関与する可能性の検討 -センチニクバエの多包条虫卵の取り込みと排泄. 第 56 回日本寄生虫学会南日本支部 第 53 回日本衛生動物学会南日本支部合同大会,15 年 10 月 日, 鹿児島市. 40) 小林睦生 : ウエストナイル熱の媒介蚊対策. 平成 15 年度狂犬病予防等 ( 動物由来感染症対策を含む ) 技術研修会,15 年 10 月 31 日, 東京都. 41) 小原豊美, 吉田政弘, 平良常弘, 芝生幸夫, 小林睦生 : 都市域における蚊の発生源について. 第 58 回日本衛生動物学会西日本支部大会,15 年 10 月 31 日 -11 月 2 日, 金沢市. 42) 伊藤美佳子, 高崎智彦, 新井智, 小林睦生, 倉根一郎 : 地球温暖化と節足動物媒介性ウイルス感染症. シンポジウム 気候変化と健康, 気候影響 利用研究会 バイオクリマ研究会.15 年 11 月 8 日, 東京都. 42) 小林睦生 : ねずみ 衛生害虫駆除活動と地区衛生活動. 新潟市住みよい郷土推進協議会衛生活動研修会,15 年 11 月 21 日, 新潟市. 44) 小林睦生 : 衛生動物をめぐる最近の話題. 第 39 回ねずみ衛生害虫駆除技術研修会,15 年 12 月 2 日, 川崎市. 45) 澤邉京子, 伊澤晴彦, 佐々木年則, 津田良夫, 小林睦生 : チトクロームb 遺伝子解析によるアカイエカ類とヒトスジシマカの吸血源動物種の同定. 日米医学協力研究会寄生虫疾患専門部会国内研究会議,16 年 1 月 24 日, 東京都. 46) 二瓶直子, 橋田良彦, 金田弘幸, 小林睦生, 川端眞人, 太田伸生,Bakote'e, B., Leafasia, J., 石井明 :GISによるソロモン諸島国マラリアリスクの推定. 日米医学協力研究会寄生虫疾患専門部会国内研究会議,16 年 1 月 24 日, 東京都. 47) 二瓶直子 : 位置情報と地理情報システム- 基礎 応用 渡り鳥調査の事例から学ぶ-.( オーガナイザー講演 ),+ 第 42 回日本衛生動物学会東日本支部例会,16 年 1 月 30 日, 東京都. 48) 小林睦生 : ウエストナイル熱媒介蚊対策 - 昆虫学的研究の最前線 -. 第 38 回ねずみ 衛生害虫駆除研究協議会,16 年 2 月 日, 名古屋市. 49) 佐々木年則 : 蚊における生体防御機構の解明と創薬への応用に関する研究. 創薬等ヒューマンサイエンス総合研究事業 ( 第 Ⅱ 期 ) 研究成果発表会,16 年 3 月 12 日, 東京都. 50) 葛西真治 : ピレスロイド剤抵抗性の要因としてのシトクロムP450に関する研究. 日本農薬学会第 29 回大会奨励賞受賞講演,16 年 3 月 24 日 -26 日, 神戸市. 51) 冨田隆史, 葛西真治 : 殺虫剤作用点探索と抵抗性機 構解明のためのチトクロムP450 遺伝子発現の解析. 第 48 回日本応用動物昆虫学会大会 昆虫ゲノムの解析と利用 小集会,16 年 3 月 26 日 -28 日, 京都市. 52) 李時雨, 葛西真治, 冨田隆史 : コガタアカイエカ集団における殺虫剤抵抗性アセチルコリンエステラーゼ遺伝子の全国的分布. 第 48 回日本応用動物昆虫学会大会, 16 年 3 月 26 日 -28 日, 京都市. 53) 土 ` 田聡, 駒崎進吉, 冨田隆史, 河野義明 : ワタアブラムシのピリミカーブ抵抗性に関与するアセチルコリンエステラーゼ遺伝子上の突然変異. 第 48 回日本応用動物昆虫学会大会,16 年 3 月 日, 京都市. 調査 1) 津田良夫 : 東南アジアにおける蚊媒介性感染症の流行を左右する環境の定量的評価 ( 科学研究費補助金, 長崎大学 ), マレ-シア,15 年 8 月 18 日 -29 日. 2) 津田良夫 : 都市化がもたらすデング熱媒介蚊の生態遺伝的変化 ( 科学研究費補助金 ) インドネシア スラバヤ,. 16 年 1 月 19 日 -2 月 1 日. 3) 津田良夫 : 東南アジアにおける蚊媒介性感染症の流行を左右する環境の定量的評価 ( 科学研究費補助金, 長崎大学 ), タイ チェンマイ,16 年 2 月 11 日 -22 日. 4) 二瓶直子 : ソロモン諸島国におけるマラリアリスクマップの作成 ( 厚生労働省国際医療協力研究委託費 ), ソロモン諸島国ガダルカナル島 マライタ島,16 年 2 月 4-13 日. 5) 小林睦生 : 台湾におけるデング熱流行地の媒介蚊対策に関する調査. 台北. 高雄,16 年 3 月 15 日 -18 日.
に対して高い感受性 ( 媒介能力 ) を示すことが報告されている ヒトスジシマカの吸血嗜好性の範囲が哺乳動物から野鳥までと広いことから ウエストナイル熱対策においても重要な媒介蚊と位置付けられている 過去 8 年ほどの我々の調査から ヒトスジシマカは青森県以南の山岳地を除く地域に分布が見られること
地球温暖化の節足動物媒介性ウイルス疾患の流行に及ぼす影響に関する研究 (1) 地球温暖化のウイルス感染節足動物に及ぼす影響に関する研究 国立感染症研究所昆虫医科学部 小林睦生 二瓶直子 津田良夫 比嘉由紀子 星野啓太 伊澤晴彦 澤邉京子 栗原毅 平成 13-17 年度合計予算額 10,000 千円 ( うち平成 17 年度当初予算額 2,000 千円 ) [ 要旨 ] 我が国における疾病媒介蚊の重要な種類であるヒトスジシマカは
大学院博士課程共通科目ベーシックプログラム
平成 30 年度医科学専攻共通科目 共通基礎科目実習 ( 旧コア実習 ) 概要 1 ). 大学院生が所属する教育研究分野における実習により単位認定可能な実習項目 ( コア実習項目 ) 1. 組換え DNA 技術実習 2. 生体物質の調製と解析実習 3. 薬理学実習 4. ウイルス学実習 5. 免疫学実習 6. 顕微鏡試料作成法実習 7. ゲノム医学実習 8. 共焦点レーザー顕微鏡実習 2 ). 実習を担当する教育研究分野においてのみ単位認定可能な実習項目
論文題目 腸管分化に関わるmiRNAの探索とその発現制御解析
論文題目 腸管分化に関わる microrna の探索とその発現制御解析 氏名日野公洋 1. 序論 microrna(mirna) とは細胞内在性の 21 塩基程度の機能性 RNA のことであり 部分的相補的な塩基認識を介して標的 RNA の翻訳抑制や不安定化を引き起こすことが知られている mirna は細胞分化や増殖 ガン化やアポトーシスなどに関与していることが報告されており これら以外にも様々な細胞諸現象に関与していると考えられている
図 B 細胞受容体を介した NF-κB 活性化モデル
60 秒でわかるプレスリリース 2007 年 12 月 17 日 独立行政法人理化学研究所 免疫の要 NF-κB の活性化シグナルを増幅する機構を発見 - リン酸化酵素 IKK が正のフィーッドバックを担当 - 身体に病原菌などの異物 ( 抗原 ) が侵入すると 誰にでも備わっている免疫システムが働いて 異物を認識し 排除するために さまざまな反応を起こします その一つに 免疫細胞である B 細胞が
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アマミノクロウサギ保護増殖事業計画 平成 27 年 4 月 21 日 文部科学省 農林水産省 環境省 アマミノクロウサギ保護増殖事業計画 文部科学省 農林水産省 環境省 第 1 事業の目標 アマミノクロウサギは 奄美大島及び徳之島にのみ生息する 1 属 1 種の我が国固有の種である 本種は 主に原生的な森林内の斜面に巣穴を作り これに隣接した草本類等の餌が多い沢や二次林等を採食場所として利用している
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平成 26 年 10 月 27 日 統合失調症発症に強い影響を及ぼす遺伝子変異を 神経発達関連遺伝子の NDE1 内に同定した 名古屋大学大学院医学系研究科 ( 研究科長 髙橋雅英 ) 精神医学の尾崎紀夫 ( おざきのりお ) 教授らの研究グループは 同研究科神経情報薬理学の貝淵弘三 ( かいぶちこうぞう ) 教授らの研究グループとの共同研究により 統合失調症発症に関連していると考えられている染色体上
医薬品タンパク質は 安全性の面からヒト型が常識です ではなぜ 肌につける化粧品用コラーゲンは ヒト型でなくても良いのでしょうか? アレルギーは皮膚から 最近の学説では 皮膚から侵入したアレルゲンが 食物アレルギー アトピー性皮膚炎 喘息 アレルギー性鼻炎などのアレルギー症状を引き起こすきっかけになる
化粧品用コラーゲンの原料 現在は 魚由来が中心 かつては ウシの皮膚由来がほとんど BSE 等病原体混入の危険 人に感染する病原体をもたない アレルギーの問題は未解決 ( むしろ問題は大きくなったかもしれない ) アレルギーを引き起こす可能性 医薬品タンパク質は 安全性の面からヒト型が常識です ではなぜ 肌につける化粧品用コラーゲンは ヒト型でなくても良いのでしょうか? アレルギーは皮膚から 最近の学説では
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教育実践学研究 23,2018 1 Studies of Educational Psychology for Children (Adults) with Intellectual Disabilities * 鳥海順子 TORIUMI Junko 要約 : 本研究では, の動向を把握するために, 日本特殊教育学会における過去 25 年間の学会発表論文について分析を行った 具体的には, 日本特殊教育学会の1982
報道発表資料 2006 年 4 月 13 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス免疫発動機構の解明 - 免疫 アレルギー制御のための新たな標的分子を発見 - ポイント 異物センサー TLR のシグナル伝達機構を解析 インターフェロン産生に必須な分子 IKK アルファ を発見 免疫 アレルギーの有効
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 4 月 13 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス免疫発動機構の解明 - 免疫 アレルギー制御のための新たな標的分子を発見 - がんやウイルスなど身体を蝕む病原体から身を守る物質として インターフェロン が注目されています このインターフェロンのことは ご存知の方も多いと思いますが 私たちが生まれながらに持っている免疫をつかさどる物質です 免疫細胞の情報の交換やウイルス感染に強い防御を示す役割を担っています
1. 背景血小板上の受容体 CLEC-2 と ある種のがん細胞の表面に発現するタンパク質 ポドプラニン やマムシ毒 ロドサイチン が結合すると 血小板が活性化され 血液が凝固します ( 図 1) ポドプラニンは O- 結合型糖鎖が結合した糖タンパク質であり CLEC-2 受容体との結合にはその糖鎖が
参考資料配布 2014 年 11 月 10 日 独立行政法人理化学研究所 国立大学法人東北大学 血小板上の受容体 CLEC-2 は糖鎖とペプチド鎖の両方を認識 - マムシ毒は糖鎖に依存せず受容体と結合 - 本研究成果のポイント レクチンは糖鎖とのみ結合する というこれまでの考え方を覆す CLEC-2 受容体は同じ領域でマムシ毒とがんに関わる糖タンパク質に結合 糖鎖を模倣したペプチド性薬剤の設計への応用に期待
( 図 ) IP3 と IRBIT( アービット ) が IP3 受容体に競合して結合する様子
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 6 月 23 日 独立行政法人理化学研究所 独立行政法人科学技術振興機構 細胞内のカルシウムチャネルに情報伝達を邪魔する 偽結合体 を発見 - IP3 受容体に IP3 と競合して結合するタンパク質 アービット の機能を解明 - 細胞分裂 細胞死 受精 発生など 私たちの生の営みそのものに関わる情報伝達は 細胞内のカルシウムイオンの放出によって行われています
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PRESS RELEASE(2017/07/18) 九州大学広報室 819-0395 福岡市西区元岡 744 TEL:092-802-2130 FAX:092-802-2139 MAIL:[email protected] URL:http://www.kyushu-u.ac.jp 造血幹細胞の過剰鉄が血液産生を阻害する仕組みを解明 骨髄異形成症候群の新たな治療法開発に期待 - 九州大学生体防御医学研究所の中山敬一主幹教授
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酵素 : タンパク質の触媒 タンパク質 Protein 酵素 Enzyme 触媒 Catalyst 触媒 Cataylst: 特定の化学反応の反応速度を速める物質 自身は反応の前後で変化しない 酵素 Enzyme: タンパク質の触媒 触媒作用を持つタンパク質 第 3 回 : タンパク質はアミノ酸からなるポリペプチドである 第 4 回 : タンパク質は様々な立体構造を持つ 第 5 回 : タンパク質の立体構造と酵素活性の関係
博士学位論文審査報告書
5 氏 名満仲翔一 学 位 の 種 類博士 ( 理学 ) 報 告 番 号甲第 465 号 学位授与年月日 2017 年 9 月 19 日 学位授与の要件学位規則 ( 昭和 28 年 4 月 1 日文部省令第 9 号 ) 第 4 条第 1 項該当 学位論文題目腸管出血性大腸菌 O157:H7 Sakai 株に存在する Stx2 ファー ジにコードされた Small Regulatory RNA SesR
災害時および復興過程における害虫問題
復興農学 被災地における害虫問題 女川 気仙沼 生物制御機能学分野 堀雅敏 1 災害時における衛生害虫問題 衛生害虫とは 人や家畜に対して害を与える昆虫やダニ類 東日本大震災の際は ハエや蚊が大量に発生し 問題となった 2 ハエと蚊の違い ハエ目 :2 枚の翅をもつ昆虫の分類群 後翅にあたる 2 枚が平均棍という器官になっている ハエ亜目 ( 短角亜目 ): 触角の節数が 3 節以下ハエ アブ カ亜目
豊田ホタルの里ミュージアム研究報告書第 6 号 : 頁, 2014 年 3 月 Bull. Firefly Museum of Toyota town. (6): , Mar 報告 下関市のイソジョウカイモドキの生態と分布 松田真紀子 1) 2) 川野敬介
豊田ホタルの里ミュージアム研究報告書第 6 号 : 113-117 頁, 2014 年 3 月 Bull. Firefly Museum of Toyota town. (6): 113-117, Mar. 2014 報告 松田真紀子 1) 2) 川野敬介 1) 豊田ホタルの里ミュージアム サポーター会員, 750-0441 山口県下関市豊田町大字中村 50-3 2) 豊田ホタルの里ミュージアム,
研究目的 1. 電波ばく露による免疫細胞への影響に関する研究 我々の体には 恒常性を保つために 生体内に侵入した異物を生体外に排除する 免疫と呼ばれる防御システムが存在する 免疫力の低下は感染を引き起こしやすくなり 健康を損ないやすくなる そこで 2 10W/kgのSARで電波ばく露を行い 免疫細胞
資料 - 生電 6-3 免疫細胞及び神経膠細胞を対象としたマイクロ波照射影響に関する実験評価 京都大学首都大学東京 宮越順二 成田英二郎 櫻井智徳多氣昌生 鈴木敏久 日 : 平成 23 年 7 月 22 日 ( 金 ) 場所 : 総務省第 1 特別会議室 研究目的 1. 電波ばく露による免疫細胞への影響に関する研究 我々の体には 恒常性を保つために 生体内に侵入した異物を生体外に排除する 免疫と呼ばれる防御システムが存在する
生理学 1章 生理学の基礎 1-1. 細胞の主要な構成成分はどれか 1 タンパク質 2 ビタミン 3 無機塩類 4 ATP 第5回 按マ指 (1279) 1-2. 細胞膜の構成成分はどれか 1 無機りん酸 2 リボ核酸 3 りん脂質 4 乳酸 第6回 鍼灸 (1734) E L 1-3. 細胞膜につ
の基礎 1-1. 細胞の主要な構成成分はどれか 1 タンパク質 2 ビタミン 3 無機塩類 4 ATP 第5回 (1279) 1-2. 細胞膜の構成成分はどれか 1 無機りん酸 2 リボ核酸 3 りん脂質 4 乳酸 第6回 (1734) 1-3. 細胞膜について正しい記述はどれか 1 糖脂質分子が規則正しく配列している 2 イオンに対して選択的な透過性をもつ 3 タンパク質分子の二重層膜からなる 4
一次サンプル採取マニュアル PM 共通 0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital その他の検体検査 >> 8C. 遺伝子関連検査受託終了項目 23th May EGFR 遺伝子変異検
Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 6459 8. その他の検体検査 >> 8C. 遺伝子関連検査受託終了項目 23th May. 2017 EGFR 遺伝子変異検査 ( 院内測定 ) c-erbb/egfr [tissues] 基本情報 8C051 c-erbb/egfr JLAC10 診療報酬 分析物 識別材料測定法
く 細胞傷害活性の無い CD4 + ヘルパー T 細胞が必須と判明した 吉田らは 1988 年 C57BL/6 マウスが腹腔内に移植した BALB/c マウス由来の Meth A 腫瘍細胞 (CTL 耐性細胞株 ) を拒絶すること 1991 年 同種異系移植によって誘導されるマクロファージ (AIM
( 様式甲 5) 氏 名 山名秀典 ( ふりがな ) ( やまなひでのり ) 学 位 の 種 類 博士 ( 医学 ) 学位授与番号 甲 第 号 学位審査年月日 平成 26 年 7 月 30 日 学位授与の要件 学位規則第 4 条第 1 項該当 Down-regulated expression of 学位論文題名 monocyte/macrophage major histocompatibility
Microsoft Word - 【セット版】別添資料2)環境省レッドリストカテゴリー(2012)
別添資料 2 環境省レッドリストカテゴリーと判定基準 (2012) カテゴリー ( ランク ) 今回のレッドリストの見直しに際して用いたカテゴリーは下記のとおりであり 第 3 次レッド リスト (2006 2007) で使用されているカテゴリーと同一である レッドリスト 絶滅 (X) 野生絶滅 (W) 絶滅のおそれのある種 ( 種 ) Ⅰ 類 Ⅰ 類 (hreatened) (C+) (C) ⅠB
DNA/RNA調製法 実験ガイド
DNA/RNA 調製法実験ガイド PCR の鋳型となる DNA を調製するにはいくつかの方法があり 検体の種類や実験目的に応じて適切な方法を選択します この文書では これらの方法について実際の操作方法を具体的に解説します また RNA 調製の際の注意事項や RNA 調製用のキット等をご紹介します - 目次 - 1 実験に必要なもの 2 コロニーからの DNA 調製 3 増菌培養液からの DNA 調製
記載例 : ウイルス マウス ( 感染実験 ) ( 注 )Web システム上で承認された実験計画の変更申請については 様式 A 中央の これまでの変更 申請を選択し 承認番号を入力すると過去の申請内容が反映されます さきに内容を呼び出してから入力を始めてください 加齢医学研究所 分野東北太郎教授 組
記載例 : ウイルス マウス ( 感染実験 ) ( 注 )Web システム上で承認された実験計画の変更申請については 様式 A 中央の これまでの変更 申請を選択し 承認番号を入力すると過去の申請内容が反映されます さきに内容を呼び出してから入力を始めてください 加齢医学研究所 分野東北太郎教授 組換えマウスを用いたヒト HSP90 遺伝子の機能解析 2012 5 2015 3 部分一致で検索可能です
PowerPoint プレゼンテーション
多能性幹細胞を利用した毒性の判定方法 教授 森田隆 准教授 吉田佳世 ( 大阪市立大学大学院医学研究科遺伝子制御学 ) これまでの問題点 化学物質の人体および環境に及ぼす影響については 迅速にその評価を行うことが社会的に要請されている 一方 マウスやラットなど動物を用いた実験は必要ではあるが 動物愛護や費用 時間的な問題がある そこで 哺乳動物細胞を用いたリスク評価系の開発が望まれる 我々は DNA
生物時計の安定性の秘密を解明
平成 25 年 12 月 13 日 生物時計の安定性の秘密を解明 概要 名古屋大学理学研究科の北山陽子助教 近藤孝男特任教授らの研究グループは 光合 成をおこなうシアノバクテリアの生物時計機構を解析し 時計タンパク質 KaiC が 安定な 24 時 間周期のリズムを形成する分子機構を明らかにしました 生物は, 生物時計 ( 概日時計 ) を利用して様々な生理現象を 時間的に コントロールし 効 率的に生活しています
1. Caov-3 細胞株 A2780 細胞株においてシスプラチン単剤 シスプラチンとトポテカン併用添加での殺細胞効果を MTS assay を用い検討した 2. Caov-3 細胞株においてシスプラチンによって誘導される Akt の活性化に対し トポテカンが影響するか否かを調べるために シスプラチ
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 朝日通雄 恒遠啓示 副査副査 瀧内比呂也谷川允彦 副査 勝岡洋治 主論文題名 Topotecan as a molecular targeting agent which blocks the Akt and VEGF cascade in platinum-resistant ovarian cancers ( 白金製剤耐性卵巣癌における
ルス薬の開発の基盤となる重要な発見です 本研究は 京都府立医科大学 大阪大学 エジプト国 Damanhour 大学 国際医療福祉 大学病院 中部大学と共同研究で行ったものです 2 研究内容 < 研究の背景と経緯 > H5N1 高病原性鳥インフルエンザウイルスは 1996 年頃中国で出現し 現在までに
[PRESS RELEASE] 平成 28 年 4 月 27 日 鳥インフルエンザウイルスはヒトで増殖しやすく変化する ~ 鳥インフルエンザウイルスのメカニズム解明に関する論文掲載 ~ 京都府立医科大学医学研究科感染病態学講師渡邊洋平らの研究グループは H5N1 高病原性鳥インフルエンザウイルスが感染患者体内で獲得するウイルス遺伝子変異を網羅的に解析することで ウイルスポリメラーゼ遺伝子の新たな適応変異を同定することに成功し
核内受容体遺伝子の分子生物学
核内受容体遺伝子の分子生物学 佐賀大学農学部 助教授和田康彦 本講義のねらい 核内受容体を例として脊椎動物における分子生物学的な思考方法を体得する 核内受容体遺伝子を例として脊椎動物における遺伝子解析手法を概観する 脊椎動物における核内受容体遺伝子の役割について理解する ヒトや家畜における核内受容体遺伝子研究の応用について理解する セントラルドグマ ゲノム DNA から相補的な m RNA( メッセンシ
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上原記念生命科学財団研究報告集, 26 (2012) 75. 哺乳類のゴルジ体ストレス応答の分子機構の解明 吉田秀郎 Key words: ゴルジ体, 小胞体, 転写, ストレス応答, 細胞小器官 兵庫県立大学大学院生命理学研究科生体物質化学 Ⅱ 講座 緒言細胞内には様々な細胞小器官が存在して細胞の機能を分担しているが, その存在量は細胞の需要に応じて厳密に制御されており, 必要な時に必要な細胞小器官が必要な量だけ増強される.
報道発表資料 2006 年 8 月 7 日 独立行政法人理化学研究所 国立大学法人大阪大学 栄養素 亜鉛 は免疫のシグナル - 免疫系の活性化に細胞内亜鉛濃度が関与 - ポイント 亜鉛が免疫応答を制御 亜鉛がシグナル伝達分子として作用する 免疫の新領域を開拓独立行政法人理化学研究所 ( 野依良治理事
60 秒でわかるプレスリリース 2006 年 8 月 7 日 独立行政法人理化学研究所 国立大学法人大阪大学 栄養素 亜鉛 は免疫のシグナル - 免疫系の活性化に細胞内亜鉛濃度が関与 - 私たちの生命維持を行うのに重要な役割を担う微量金属元素の一つとして知られていた 亜鉛 この亜鉛が欠乏すると 味覚障害や成長障害 免疫不全 神経系の異常などをきたします 理研免疫アレルギー科学総合研究センターサイトカイン制御研究グループと大阪大学の研究グループは
厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患等生活習慣病対策総合研究事業)
厚生労働科学研究費補助金 ( 循環器疾患 糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業 ) 分担研究報告書 健康寿命の全国推移の算定 評価に関する研究 評価方法の作成と適用の試み 研究分担者橋本修二藤田保健衛生大学医学部衛生学講座 教授 研究要旨健康寿命の推移について 平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加 ( 健康日本 21( 第二次 ) の目標 ) の達成状況の評価方法を開発 提案することを目的とした 本年度は
Microsoft PowerPoint - 資料6-1_高橋委員(公開用修正).pptx
第 1 回遺伝子治療等臨床研究に関する指針の見直しに関する専門委員会 平成 29 年 4 月 12 日 ( 水 ) 資料 6-1 ゲノム編集技術の概要と問題点 筑波大学生命科学動物資源センター筑波大学医学医療系解剖学発生学研究室 WPI-IIIS 筑波大学国際睡眠医科学研究機構筑波大学生命領域学際研究 (TARA) センター 高橋智 ゲノム編集技術の概要と問題点 ゲノム編集とは? なぜゲノム編集は遺伝子改変に有効?
Hi-level 生物 II( 国公立二次私大対応 ) DNA 1.DNA の構造, 半保存的複製 1.DNA の構造, 半保存的複製 1.DNA の構造 ア.DNA の二重らせんモデル ( ワトソンとクリック,1953 年 ) 塩基 A: アデニン T: チミン G: グアニン C: シトシン U
1.DNA の構造, 半保存的複製 1.DNA の構造 ア.DNA の二重らせんモデル ( ワトソンとクリック,1953 年 ) 塩基 A: アデニン T: チミン G: グアニン C: シトシン U: ウラシル (RNA に含まれている塩基 DNA にはない ) イ. シャルガフの規則 二本鎖の DNA に含まれる A,T,G,C の割合は,A=T,G=C となる 2.DNA の半保存的複製 ア.
Microsoft Word - 01沖縄県蚊媒介感染症対策行動計画(第3版)
沖縄県蚊媒介感染症対策行動計画 ( 第 3 版 ) 平成 29 年 4 月 1 日 * 平成 28 年 7 月 12 日第 1 版作成 * 沖縄県蚊媒介感染症行動計画 平成 28 年 10 月 21 日第 2 版作成 目次はじめに P 2 Ⅰ 基本的な方針 P 3 Ⅱ 関係機関の役割 P 4 Ⅲ 平常時の対策 P 6 Ⅳ 県内発生時の対策 P 8 Ⅴ 資料編 P 10 別添 1. 蚊媒介感染症患者発生時対応フロー図
60 秒でわかるプレスリリース 2008 年 2 月 19 日 独立行政法人理化学研究所 抗ウイルス反応を増強する重要分子 PDC-TREM を発見 - 形質細胞様樹状細胞が Ⅰ 型インターフェロンの産生を増幅する仕組みが明らかに - インフルエンザの猛威が続いています このインフルエンザの元凶であるインフルエンザウイルスは 獲得した免疫力やウイルスに対するワクチンを見透かすよう変異し続けるため 人類はいまだ発病の恐怖から免れることができません
本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因
HbA1c 測定系について ~ 原理と特徴 ~ 一般社団法人日本臨床検査薬協会 技術運営委員会副委員長 安部正義 本日の内容 HbA1c 測定方法別原理と特徴 HPLC 法 免疫法 酵素法 原理差による測定値の乖離要因 HPLC 法 HPLC 法原理 高速液体クロマトグラフィー 混合物の分析法の一つ 固体または液体の固定相 ( 吸着剤 ) 中で 液体または気体の移動相 ( 展開剤 ) に試料を加えて移動させ
蚊を介した感染経路以外にも 性交渉によって男性から女性 男性から男性に感染したと思われる症例も報告されていますが 症例の大半は蚊の刺咬による感染例であり 性交渉による感染例は全体のうちの一部であると考えられています しかし 回復から 2 ヵ月経過した患者の精液からもジカウイルスが検出されたという報告
2016 年 8 月 3 日放送 ジカウイルス感染症 国立国際医療研究センター国際感染症センター忽那賢志ジカ熱とはジカ熱とは フラビウイルス科フラビウイルス属のジカウイルスによって起こる蚊媒介感染症です ジカウイルス感染症 ジカ熱 ジカウイルス病など さまざまな呼び方があります ジカ熱を媒介する蚊は 主にネッタイシマカとヒトスジシマカです ジカ熱は近年 急速に流行地域を拡大しており 2013 年のフランス領ポリネシア
計画研究 年度 定量的一塩基多型解析技術の開発と医療への応用 田平 知子 1) 久木田 洋児 2) 堀内 孝彦 3) 1) 九州大学生体防御医学研究所 林 健志 1) 2) 大阪府立成人病センター研究所 研究の目的と進め方 3) 九州大学病院 研究期間の成果 ポストシークエンシン
計画研究 2005 2009 年度 定量的一塩基多型解析技術の開発と医療への応用 田平 知子 1) 久木田 洋児 2) 堀内 孝彦 3) 1) 九州大学生体防御医学研究所 林 健志 1) 2) 大阪府立成人病センター研究所 研究の目的と進め方 3) 九州大学病院 研究期間の成果 ポストシークエンシング時代のゲノム科学研究では 多因子性 遺伝性疾患の関連解析による原因遺伝子探索が最重要課題であ 1.
化を明らかにすることにより 自閉症発症のリスクに関わるメカニズムを明らかにすることが期待されます 本研究成果は 本年 京都において開催される Neuro2013 において 6 月 22 日に発表されます (P ) お問い合わせ先 東北大学大学院医学系研究科 発生発達神経科学分野教授大隅典
報道機関各位 2013 年 6 月 19 日 日本神経科学学会 東北大学大学院医学系研究科 マウスの超音波発声に対する遺伝および環境要因の相互作用 : 父親の加齢や体外受精が自閉症のリスクとなるメカニズム解明への手がかり 概要 近年 先進国では自閉症の発症率の増加が社会的問題となっています これまでの疫学研究により 父親の高齢化や体外受精 (IVF) はその子供における自閉症の発症率を増大させることが報告されています
卵管の自然免疫による感染防御機能 Toll 様受容体 (TLR) は微生物成分を認識して サイトカインを発現させて自然免疫応答を誘導し また適応免疫応答にも寄与すると考えられています ニワトリでは TLR-1(type1 と 2) -2(type1 と 2) -3~ の 10
健康な家畜から安全な生産物を 安全な家畜生産物を生産するためには家畜を衛生的に飼育し健康を保つことが必要です そのためには 病原体が侵入してきても感染 発症しないような強靭な免疫機能を有していることが大事です このような家畜を生産するためには動物の免疫機能の詳細なメカニズムを理解することが重要となります 我々の研究室では ニワトリが生産する卵およびウシ ヤギが生産する乳を安全に生産するために 家禽
バンカーシート 利用マニュアル 2017年版(第一版)
施設野菜の微小害虫と天敵カブリダニ 施設野菜での微小害虫問題 中央農業研究センター 石原産業 ( 株 ) 施設のイチゴではハダニ類が多発し 問題となる 施設のキュウリ ナス サヤインゲンでも アザミウマ類やコナジラミ類などの被害や媒介ウイルス病が問題となる これらの害虫は薬剤抵抗性が発達しやすく 農薬での防除は難しい カブリダニ類は有力な天敵であるが 放飼時期の見極めや農薬との併用などが難しく これらの施設作物では利用が進んでいない
1 アライグマの 分布と被害対策 1 アライグマの分布 1977 昭和52 年にアライグマと少年のふれあいを題材とし たテレビアニメが全国ネットで放映されヒット作となった それ 以降 アライグマをペットとして飼いたいという需要が高まり海 外から大量に輸入された しかしアライグマは気性が荒く 成長 す
3 中型獣の生態と特徴 41 1 アライグマの 分布と被害対策 1 アライグマの分布 1977 昭和52 年にアライグマと少年のふれあいを題材とし たテレビアニメが全国ネットで放映されヒット作となった それ 以降 アライグマをペットとして飼いたいという需要が高まり海 外から大量に輸入された しかしアライグマは気性が荒く 成長 すると飼育が困難なため飼い主が自然環境に遺棄したり 飼育施 設から逃亡する個体もあり
Microsoft Word - 研究報告書(崇城大-岡).doc
崇城 大学 生物生命学部 崇城大学 1999 年 九州大学農芸化学科卒業 生物生命学部 2004 年 同大学院生物資源環境科学府 応用微生物工学科 博士課程修了 准教授 2004 年 産業技術総合研究所 糖鎖工学研究センター研究員 岡 拓二 2008 年 崇城大学生物生命学部助教 2010 年 崇城大学生物生命学部准教授 糸状菌のガラクトフラノース含有糖鎖生合成に関わる 新規糖転移酵素遺伝子の機能解析
脳組織傷害時におけるミクログリア形態変化および機能 Title変化に関する培養脳組織切片を用いた研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 岡村, 敏行 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date URL http
脳組織傷害時におけるミクログリア形態変化および機能 Title変化に関する培養脳組織切片を用いた研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 岡村, 敏行 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2009-03-23 URL http://hdl.handle.net/2433/124054 Right Type Thesis or
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 大道正英 髙橋優子 副査副査 教授教授 岡 田 仁 克 辻 求 副査 教授 瀧内比呂也 主論文題名 Versican G1 and G3 domains are upregulated and latent trans
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 大道正英 髙橋優子 副査副査 岡 田 仁 克 辻 求 副査 瀧内比呂也 主論文題名 Versican G1 and G3 domains are upregulated and latent transforming growth factor- binding protein-4 is downregulated in breast
Microsoft Word - 博士論文概要.docx
[ 博士論文概要 ] 平成 25 年度 金多賢 筑波大学大学院人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻 1. 背景と目的映像メディアは, 情報伝達における効果的なメディアの一つでありながら, 容易に感情喚起が可能な媒体である. 誰でも簡単に映像を配信できるメディア社会への変化にともない, 見る人の状態が配慮されていない映像が氾濫することで見る人の不快な感情を生起させる問題が生じている. したがって,
RNA Poly IC D-IPS-1 概要 自然免疫による病原体成分の認識は炎症反応の誘導や 獲得免疫の成立に重要な役割を果たす生体防御機構です 今回 私達はウイルス RNA を模倣する合成二本鎖 RNA アナログの Poly I:C を用いて 自然免疫応答メカニズムの解析を行いました その結果
RNA Poly IC D-IPS-1 概要 自然免疫による病原体成分の認識は炎症反応の誘導や 獲得免疫の成立に重要な役割を果たす生体防御機構です 今回 私達はウイルス RNA を模倣する合成二本鎖 RNA アナログの Poly I:C を用いて 自然免疫応答メカニズムの解析を行いました その結果 Poly I:C により一部の樹状細胞にネクローシス様の細胞死が誘導されること さらにこの細胞死がシグナル伝達経路の活性化により制御されていることが分かりました
Q2 蚊媒介感染症 にはどんな病気があるの? A2 蚊媒介感染症は世界的に数多く存在しますが, 海外から日本国内へ持ち込まれ, 流行する可能性のある感染症としては, ウエストナイル熱, ジカウイルス感染症, チクングニア熱, デング熱, 日本脳炎, マラリアの6つがあります 海外から持ち込まれる可能
衛生環境研究所にゅーす 蚊の特集 ~ 身近にある大きな脅威 ~ 微生物部門担当 管理課疫学情報担当 平成 28 年度 No.1( 通巻 129 号 ) 最近, テレビやインターネットでは, 中南米を中心に流行している ジカウイルス感染症 や一昨年の夏, 約 70 年ぶりに国内での感染が確認された デング熱 など蚊が媒介する感染症, 蚊媒介感染症 のニュースをよく目にするようになりました 特に デング熱
糖鎖の新しい機能を発見:補体系をコントロールして健康な脳神経を維持する
糖鎖の新しい機能を発見 : 補体系をコントロールして健康な脳神経を維持する ポイント 神経細胞上の糖脂質の糖鎖構造が正常パターンになっていないと 細胞膜の構造や機能が障害されて 外界からのシグナルに対する反応や攻撃に対する防御反応が異常になることが示された 細胞膜のタンパク質や脂質に結合している糖鎖の役割として 補体の活性のコントロールという新規の重要な機能が明らかになった 糖脂質の糖鎖が欠損すると
厚生労働科学研究費補助金 (地域健康危機管理研究事業)
平成 23 年度厚生労働科学研究費補助金循環器疾患 糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業循環器疾患等の救命率向上に資する効果的な救急蘇生法の普及啓発に関する研究 (H21- 心筋 - 一般 -001) ( 研究代表者丸川征四郎 ) 平成 23 年度研究報告 研究課題 A AED の普及状況に係わる研究 研究分担者近藤久禎国立病院機構災害医療センター臨床研究部政策医療企画研究室長 平成 24(2012)
今後の展開現在でも 自己免疫疾患の発症機構については不明な点が多くあります 今回の発見により 今後自己免疫疾患の発症機構の理解が大きく前進すると共に 今まで見過ごされてきたイントロン残存の重要性が 生体反応の様々な局面で明らかにされることが期待されます 図 1 Jmjd6 欠損型の胸腺をヌードマウス
PRESS RELEASE(2015/11/05) 九州大学広報室 819-0395 福岡市西区元岡 744 TEL:092-802-2130 FAX:092-802-2139 MAIL:[email protected] URL:http://www.kyushu-u.ac.jp 免疫細胞が自分自身を攻撃しないために必要な新たな仕組みを発見 - 自己免疫疾患の発症機構の解明に期待 -
KASEAA 51(10)
解説 昆虫ウイルスを利用した 害虫防除資材の現状と展望 1 693 1 * ** * ** 694 1 2 695 1 2 2 3 696 2 * ** * ** 697 し AgMNPV を使った技術が受け入れやすかった 2 公的普及事業が積極的に行われた 3 AgMNPV の病 原性が高く宿主間の水平伝播率が高いため少ない散布回 数で十分な効果を上げられた 4 ダイズの経済的被害 許容水準が高く
報道関係者各位 平成 26 年 1 月 20 日 国立大学法人筑波大学 動脈硬化の進行を促進するたんぱく質を発見 研究成果のポイント 1. 日本人の死因の第 2 位と第 4 位である心疾患 脳血管疾患のほとんどの原因は動脈硬化である 2. 酸化されたコレステロールを取り込んだマクロファージが大量に血
報道関係者各位 平成 26 年 1 月 20 日 国立大学法人筑波大学 動脈硬化の進行を促進するたんぱく質を発見 研究成果のポイント 1. 日本人の死因の第 2 位と第 4 位である心疾患 脳血管疾患のほとんどの原因は動脈硬化である 2. 酸化されたコレステロールを取り込んだマクロファージが大量に血管に溜まっていくことが動脈硬化の原因となる 3. マクロファージ内に存在するたんぱく質 MafB は
Microsoft Word - 【要旨】_かぜ症候群の原因ウイルス
かぜ症候群の原因ウイルス ~ サフォードウイルスもそのひとつ?~ 新潟県保健環境科学研究所ウイルス科主任研究員広川智香 1 はじめにかぜ症候群とは, 鼻やのど, 気管支や肺に急性の炎症をきたす疾患の総称で, その原因となる病原体は 80~90% がウイルスといわれています 主な原因ウイルスとしてはライノウイルス, コロナウイルス, パラインフルエンザウイルス,RS ウイルス, インフルエンザウイルスなどがあげられます
Microsoft PowerPoint - DNA1.ppt [互換モード]
生物物理化学 タンパク質をコードする遺伝子 (135~) 本 PPT 資料の作成には福岡大学機能生物研究室のホームページを参考にした http://133.100.212.50/~bc1/biochem/index2.htm 1 DA( デオキシリボ核酸 ) の化学的特徴 シャルガフ則とDAのX 線回折像をもとに,DAの構造が予測された (Watson & Crick 1953 年 ) 2 Watson
1 巡目調査 ( 平成 3~7 年度 ) 2 巡目調査 ( 平成 8~12 年度 ) ゲンジボタルの確認された調査地区 (1 巡目調査 2 巡目調査 ) 6-61
6.5 注目すべき種の分布状況ここでは私たちにとって馴染み深い昆虫類の確認状況や 水域と陸域との接点である水際域に特徴的な種の確認状況を整理しました なお 前回 前々回調査との比較は 調査の範囲や時期 回数などの条件が必ずしも同一ではありません また 移動性の高い種や 限られた季節にしかみられない種もあることから 比較結果は同一河川での消長を示すものではなく 全国的な傾向を示したものです ゲンジボタルとヘイケボタルの確認状況
877 スギ花粉の放出と拡散過程に関する研究 第6図 関東地方におけるスギ花粉飛散量分布のシミュレーション 点の多い所ほど 花粉濃度が高く計算 された地域 果 これらの花粉が遠く離れたアフリカ南端や さら 4 1 スギ花粉の発生と拡散過程のモデル化 に遠い南アメリカから 卓越する西風によって輸送さ わが国には 世界的にも他に類を見ない空間的に密 れたものであることを明らかにした スギ花粉の拡散 な気象観測システムであるアメダス
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酸性雨研究センター 2 アジアで増え続けるNOxとVOCs 増え続けるNO2濃度 衛星観測結果 アジアでは 急速な経済発展に伴って オゾ ンの原因物質であるNOx排出量が著しく増え ていると考えられる これを示す証拠として 最 近 対流圏観測衛星GOMEによるNO 2の対 流圏カラム濃度分布の結果が発表された (Richterら, 2005) 図2-1は 東アジアにおけ る1996年と2002年の1月のNO2対流圏濃度
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平成 23 年 2 月 12 日筑波大学 不要な mrna を選択的に分解するしくみを解明 医療応用への新規基盤をめざす < 概要 > 真核生物の遺伝子の発現は DNA のもつ遺伝情報をメッセンジャー RNA(mRNA) に写し取る転写の段階だけでなく 転写の結果つくられた mrna 自体に対しても様々な制御がなされています 例えば mrna を細胞内の特定の場所に引き留めておくことや 正確につくられなかった
,...~,.'~ 表 2.6.2.2-26 試験管内 PAE 菌株薬剤 MIC (µg/ml) PAE (h) 1 MIC 4 MIC STFX 0.025 0.92 2.35 S. aureus FDA 209-P LVFX 0.20 0.68 2.68 CPFX 0.20 1.05 1.59 SPFX 0.10 0.35 1.07 STFX 0.025 2.33 1.14 E. coli KL-16
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 森脇真一 井上善博 副査副査 教授教授 東 治 人 上 田 晃 一 副査 教授 朝日通雄 主論文題名 Transgene number-dependent, gene expression rate-independe
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 森脇真一 井上善博 副査副査 東 治 人 上 田 晃 一 副査 朝日通雄 主論文題名 Transgene number-dependent, gene expression rate-independent rejection of D d -, K d -, or D d K d -transgened mouse skin
別紙 自閉症の発症メカニズムを解明 - 治療への応用を期待 < 研究の背景と経緯 > 近年 自閉症や注意欠陥 多動性障害 学習障害等の精神疾患である 発達障害 が大きな社会問題となっています 自閉症は他人の気持ちが理解できない等といった社会的相互作用 ( コミュニケーション ) の障害や 決まった手
PRESS RELEASE(2016/09/08) 九州大学広報室 819-0395 福岡市西区元岡 744 TEL:092-802-2130 FAX:092-802-2139 MAIL:[email protected] URL:http://www.kyushu-u.ac.jp 自閉症の発症メカニズムを解明 - 治療への応用を期待 九州大学生体防御医学研究所の中山敬一主幹教授 西山正章助教
