5-2 ガラスの遮音性能 遮音性能データ (JIS A 46 : 2000 に基づく音響透過損失データによる ) 図 コメント 図 4 単板ガラスの遮音性能 低音域は質量則より大きくなり コインシデン ス周波数 (fc) 付近では質量則より 0 d B ほど 低くなる そして fc より高い周波数で

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1 5-- 防5 - 音に関する基礎事項 今日 建物と環境を考えるにあたって騒音は無視できない問題です 建物において開口部はその構造上 騒音が最も侵入しやすい部位ということができます 従って 開口部の遮音性を高めることは 建物全体の遮音性能を高めるうえで大きな効果があります 音に関する用語 音圧レベル (db) 過損失は次式で求めます TLo = 20 log0(f m) 43 TL = TLo 0 log0(0.23tlo) TLo : 垂直入射透過損失 (db) f : 周波数 (Hz) m: 面密度 (kg/m 2 ) TL : ランダム入射透過損失 (db) コインシデンス効果と低音域共鳴透過図 5 質量則に対し それより遮音性能が落ちる現象 図 2 騒音計の周波数補正特性 音の強弱 ( 音圧レベル Lp) はある音の音圧 P( 単 があります つはガラスのような均質単板に励 位 :Pa( パスカル )) を用い 基準音圧 PO(2 0 ー 起される屈曲波と入射波との共振により起こる 音5-5 Pa) との比率の対数の関係で表せます この基準音圧とは 人間が聴き取る最小音の基準値です 音圧レベル Lpは次のような式に表されます P Lp=20 log0 (db) P0 騒音レベルdB(A) JIS C 502 普通騒音計 JIS C 505 精密騒音計で規定されたA 特性による測定値を騒音レベ コインシデンス効果 もう つは複層ガラスのような二重構造の場合に単板ガラスどうしが中空部分の空気をバネとして共鳴するために起こる低音域共鳴透過現象の2つです ガラスの場合 コインシデンス限界周波数 (fc) と 低音域共鳴透過周波数 (frmd) は それぞれ次の簡易式で表せます ルといい db(a) の単位で表されます 代表的な騒音レベルを図 に示します 騒音計では 音の周波数特性が人間の耳の特性に合うように騒音の物理量 ( 音圧レベル ) に感覚的な補正特性を与える回路をもたせてあり 図 2 のような補正曲線が JISで規定されています 音圧レベルの合成 コインシデンス限界周波数 (fc) 単板ガラス ( 常温時 ) の場合 fc=2000/h hはガラスの呼び厚さ ( ミリ ) 合わせガラス ( 常温時 ) の場合 fc= /h hはガラスの呼び厚さ ( ミリ ) 複層ガラス ( 常温時 ) の場合構成するそれぞれのガラスに対し 上記式を適用 図 3 遮音のメカニズム 2つ以上の音源がある時 その合成音の大きさ ( 音圧レベル ) を求めなければなりません db という単位は対数値なので 合成 ( 和 ) は次のような式となります ( 例 )2 つの同音源 L=L2=50dB 合成音 :L=0 log 0 (0 L/0 +0 L2/0 ) =0 log 0 ( ) =53dB 複層ガラスの低音域共鳴透過周波数 (frmd) ( 常温時 ) frmd=60 m +m 2 m m 2 d d: 中空層幅 [m] m,m2: ガラスの面密度 [kg/m 2 ] ( ガラス呼び厚さ [ ミリ ] 2.5) また 音圧レベルが 0dB 増えるごとに人間の感 覚はおおよそ次のようにとらえられます 図 4 質量則と実測値 (00Hz 程度の低音域 ) 約 2 3 倍 (Hzを中心とする中 高音域) 約 2 倍 音響透過損失 (db) 遮音のメカニズムを表すと 図 3 のようになります 音響透過損失とは 次式によって算出される物質の遮音性能値であり この値が大きいほど性能がすぐれていることを意味しています 音響透過損失 (TL) =0 log 0 (Ⅰi/Ⅰt) 質量則図 4 緻密で均一な材料からできている壁体の透過損失は その壁体の単位面積あたりの重量と音の周波数の積の対数にほぼ比例します すなわち単位面積当たりの質量が大きい材料ほど 遮音 性能がよいといえます ランダム入射における透 図 代表的騒音レベル 図 5 コインシデンス効果と低音域共鳴透過現象

2 5-2 ガラスの遮音性能 遮音性能データ (JIS A 46 : 2000 に基づく音響透過損失データによる ) 図 コメント 図 4 単板ガラスの遮音性能 低音域は質量則より大きくなり コインシデン ス周波数 (fc) 付近では質量則より 0 d B ほど 低くなる そして fc より高い周波数で再び周 波数の増大とともに質量則の値に徐々に近づく 板厚の違い ( 面密度の差 ) は全般的に周波数に対して透過損失のカーブはほぼ平行移動している 複層ガラスの中空層の違い コメント板厚が薄い複層ガラスでは 中空層を増加させると (A6 A2) 低音域共鳴透過周波数 (frmd) は約 /2オクターブ低い周波数に生じる したがって中高音域を対象にするときは A2の方が有利であるが 逆に低音域を対象とするときは A6の方が有利である 図 2 図 5 合わせガラスと単板ガラスの比較 コメント基本的には単板ガラスと大きな遮音性能の違いはないが 合わせガラスは中間膜による内部損失が大きいので コインシデンス周波数 (fc) より高い周波数域で効果が顕著である 合わせガラスの内部損失には温度依存性があり 温度が高いとコインシデンス効果での落ち込みは小さいが 温度が低いと内部損失が小さくなり総層の単板ガラスと同様な遮音特性を示す 複層ガラスの中空層の違い 2 コメント板厚が厚い複層ガラスでは 中空層を増加させても (A6 A2) 低音域共鳴透過周波数 (frmd) の影響は薄れ 質量則が支配的になるので 遮音性の差は縮まる傾向にある 図 3 図 6 複層ガラスと単板ガラスの比較 コメント中低音域では中空層とガラスによる共鳴透過現象が起き この共鳴透過領域では質量則の値より低くなる しかし コインシデンス周波数 (fc) にかけては徐々に質量則に回復する 異厚と同厚複層ガラスの違い コメント異厚で構成された複層ガラスは同厚ガラス構成よりも遮音性能上有利である これは 2 枚のガラスのコインシデンス周波数 (fc) が異なるため お互いのコインシデンス効果を打ち消し合うことと 低音域の共鳴透過による低下が少なくて済むためである 5-2- 防音5-2

3 5-2-2 防 音5-2 図 7 ラミシャットの遮音性能 図 8 マイミュートと一般の複層ガラスの違い コメント ラミシャットは 特殊な防音中間膜を用いた合 コメント一般に複層ガラスの防音性能は 周波数 25Hz わせガラスです 通常の合わせガラスの中間膜 500Hz 程度の中低音域では共鳴透過現象が に比べて ガラスの振動をより多く防音中間膜 おき 遮音性能の低下がみられる これにより が吸収するので コインシデンス効果による遮 同厚の単板ガラスよりも 幹線道路 電車 航 音性能の低下をおさえ 音域全体に遮音性能を 空機の騒音を透過させてしまうケースがある 発揮する マイミュートは複層ガラス中空層にレゾネーター ( 共鳴器 ) をいれることで 特定の周波数の音 を共鳴させ 中低音域の音エネルギーを熱エネ ルギーに変えて 防音効果を高めている

4 2 各種板ガラスの遮音性能 データの算出条件 表 表 2 で示した音響透過損失のデータは 板ガラスの遮音性能(20 年版 ) ( 板硝子協会 ) 掲載データおよび弊社測定値によります 試験は JIS A 46:2000 に基づいて行われ 測 定しています 板硝子協会データの測定は ( 財 ) 小林理学研究 所で行われたものです 試験設備の概要は以下の通りです 図 9 図 0 残響室 : 音源室と受音室の二室が試料取付け 用の試験開口部で隔てられた不整形 残響室板ガラスの寸法 : 幅 230 高さ480mm 一定施工方法 : 板ガラスの周囲は気密性を保つように木製押縁とパテで固定 合わせガラスの中間膜は0.76mmのポリビニルブチラール膜で 低温は約 7 高温は約 30 その他は常温で約 20 での測定結果です 平均値は Hzの範囲での/3オクターブバンドの周波数ごとの測定結果の算術平均値であり JIS A 49-:2000 付属書 2に基づくRm(/3) に対応しています 遮音等級は JIS A 4706:2000 サッシ により /3オクターブバンドの測定値から定めています JIS A 4706:2000では遮音等級の表記がT- T-4となっております ここでは 板ガラスの遮音性能 (20 年版 ) ( 板硝子協会 ) の遮音性能表記法に準じ ガラス単体の測定結果にこの遮音等級を適用し T 等級相当 と記載しました したがって 本書記載の遮音等級 (T 等級相当 ) はサッシを含む 窓 の遮音性能を示すものではありません 図 9 図 0 不整形残響室 (( 財 ) 小林理学研究所 ) 開口部調整壁の垂直断面図 ( 例 ) 参考文献 : 板ガラスの遮音性能 新 JISに基づく音響透過損失データ (2000 年版 ) 板硝子協会 防音5-2

5 5-2-4 防音5-2 表 各種板ガラスの透過損失 ( その. 板硝子協会による提供データ ) (5-6に示したガラスの遮音設計におけるシミュレーションではオクターブバンド周波数のデータ使用) 平オクターブ各周波数別の T 等級相当品種 ( 商品名 ) 透過損失合成値 ( 単位 :db) 均値ターブ 25Hz Hz 単板ガラわせガラ層ガラ/3オクオクターブ /3 オクターブ各周波数別の透過損失測定値 ( 単位 :db) fc (Hz) スFL8 29 T-2 T FL3 25 T- T FL4 26 T- T FL5 27 T- T FL6 28 T- T PW T-2 T FL0 3 T-2 T 重窓形fc= コインシデンス限界周波数 (Hz) frmd= 複層ガラスの低音域共鳴透過周波数 (Hz) FL2 33 T-3 T FL5 34 T-3 T 合スL6( 低温度 ) 28 T-2 T L6 28 T-2 T L8 30 T-2 T FL9 35 T-3 T L0 32 T-2 T L2 33 T-3 T L6 35 T-3 T L6( 高温度 ) 30 T-2 T L2( 低温度 ) 33 T-2 T 複スFL5+A2+PW6.8 3 T-2 T FL3+A6+FL FL3+A2+FL FL3+A6+FL5 28 T- T FL3+A2+FL5 29 T- T FL3+A6+FL6 29 T- T FL4+A6+FL4 27 T FL4+A6+FL6 29 T- T FL4+A2+FL6 3 T- T L2( 高温度 ) 34 T-3 T FL4+A6+FL8 3 T-2 T FL5+A6+FL5 28 T- T FL5+A2+FL5 28 T- T FL5+A6+FL8 30 T-2 T FL5+A6+FL0 32 T-2 T FL6+A6+FL6 28 T- T FL6+A2+FL0 33 T-3 T FL6+A6+FL2 33 T-2 T FL6+A2+FL2 33 T-3 T FL8+A2+FL8 29 T-2 T FL8+A6+FL2 33 T-3 T 二式FL5+A200+FL8 45 T-4 T FL3+A50+FL6 33 T-2 T FL3+A00+FL6 36 T-3 T FL8+A2+FL2 33 T-3 T FL5+A50+FL8 38 T-3 T FL5+A00+FL8 43 T-4 T FL5+A50+(FL3+A6+FL6) 39 T-3 T FL5+A00+(FL3+A6+FL6) 45 T-4 T FL5+A200+(FL3+A6+FL6) 47 T-4 T 表中の記号 FL: フロート板ガラス PW: 網入磨き板ガラス L: 合わせガラス A: 中空層また 二重窓形式の ( ) 内で示されたものは複層ガラスであることを示します 板ガラスの遮音性能に関する注意事項 ガラスの遮音性能測定試験は 板ガラス品種毎の遮音性能の比較 分類を目的にしたもので 試験の再現性を確保するために 5-2-3ページの データの算出条件 で測定されます そのため 音響透過損失データは ガラス単体の性能値であり サッシにはめこんだときの遮音性能を表示するものではありません 表 表 2 の値は実測値 計算値を示したもので 各製品の性能を保証するものではありません 弊社での測定値は 板硝子協会による提供データに記載されたガラス構成とは別の構成の測定結果を記載しております 弊社と板硝子協会の測定結果では残響室が異なるため 同構成の測定を行ったとしても各周波数で微妙にデータが異なります また等級が異なる場合も有ります frmd (Hz)

6 表 2 各種板ガラスの透過損失 ( その2. 弊社での測定値 ) (5-6に示したガラスの遮音設計におけるシミュレーションではオクターブバンド周波数のデータ使用) 平オクターブ各周波数別の T 等級相当品種 ( 商品名 ) 透過損失合成値 ( 単位 :db) 均値ターブ 25Hz Hz 合わせガラ層ガラ/3オクオクターブ /3 オクターブ各周波数別の透過損失測定値 ( 単位 :db) fc (Hz) スL38(9+9) 40 T-3 T L9.8(PW6.8+3) 32 T-2 T L0.8(PW6.8+4) 32 T-3 T L8(8+0) 35 T-3 T L20(0+0) 36 T-3 T L24(2+2) 37 T-3 T L30(5+5) 39 T-3 T L6( ラミシャット 30) 30 T-2 T FL8+Re0+F4 ( マイミュート ) 33 T-3 T 合わせペアガラ品種 ( 商品名 ) 平均値ターブ 25Hz Hz 合わせ複層ガラT 等級相当 /3オクオクターブ オクターブ各周波数別の透過損失合成値 ( 単位 :db) L7( ラミシャット 30) 3 T-2 T L8( ラミシャット 35) 33 T-3 T T-3 T 複スFL0+A2+FL2 34 T-3 T FL3+A6+PW T- T FL3+A2+PW T-2 T FL4+A2+FL4 28 T- T FL5+A6+FL6 3 T-2 T FL5+A6+PW6.8 3 T-2 T FL5+A2+FL8 3 T-2 T FL6+A2+FL6 29 T- T FL6+A6+FL8 3 T-2 T FL8+A6+FL8 30 T-2 T FL0+A6+FL0 32 T-2 T FL0+A2+FL0 3 T-2 T L0( ラミシャット 35) 34 FL0+A6+FL2 33 T-3 T FL0+A2+FL5 35 T-3 T FL2+A2+FL2 32 T-2 T FL2+A2+FL5 35 T-3 T FL5+A2+FL5 33 T-3 T FL4+A6+FL5 30 T- T FL4+A6+PW6.8 3 T- T FL6+A6+PW6.8 3 T-2 T FL6+A2+PW T-2 T FL8+A2+PW T-2 T FL8+Re0+FL5( マイミュート ) 33 T-3 T スFL4+A0+L6( ラミシャット 30) 33 T-2 T FL3+A2+L7(3+4) 32 T-2 T FL4+A6+L9.8(PW6.8+3) 33 T-2 T FL5+A6+L9.8(PW6.8+3) 33 T-2 T FL8+A6+L8( ラミシャット 35) 35 T-3 T 表中の記号 FL: フロート板ガラス PW: 網入磨き板ガラス L: 合わせガラス A: 中空層 Re: レゾネーター /3 オクターブ各周波数別の透過損失測定値 ( 単位 :db) fc (Hz) スFL5+A6+L8 32 T-2 T FL3+A6+L6 30 T- T FL3+A2+L6 30 T- T FL4+A6+L6 30 T- T FL4+A2+L6 3 T- T FL5+A6+L6 3 T-2 T FL5+A2+L6 3 T-2 T PW6.8+A6+L6 3 T-2 T PW6.8+A8+L6 3 T-2 T PW6.8+A2+L6 3 T-2 T FL5+A2+L8 32 T-2 T FL6+A6+L8 32 T-2 T FL6+A2+L8 33 T-2 T FL4+A6+L T-2 T FL4+A8+L T-2 T frmd (Hz) fc= コインシデンス限界周波数 (Hz) frmd= 複層ガラスの低音域共鳴透過周波数 (Hz) frmd (Hz) 防音5-2

7 5-3- 防5-3 窓の遮音性能 サッシの遮音等級 サッシの遮音等級については JIS A 4706 に規定 音5-3 されています 例えば T-3 等級 (35 等級 ) をクリアするガラスを使用しても T-2 等級 (30 等級 ) しかないサッシを使用すれば T-3 等級 (35 等級 ) の窓になるとは限りません なお 遮音等級の判定は サッシ JIS A 4706 の遮音性能の項目をご参照ください ( 図 参照 ) 窓の遮音性能表示性能の表示の仕方として オクターブバンド周波数毎のデータ が揃うことが望ましいのですが それがない場合には 平均透過損失で db( 各オクターブバンドレベルの算術平均 ) 500Hzで db JISで 等級 などの 図 JIS A 4706 サッシ の遮音等級 標記をするべきです dbの遮音性能 というだけの表し方は平均値なのか 何 Hzでの値 か JIS の遮音等級のランクなのか判断できない ので誤解をまねく恐れがあります 窓開閉方式による遮音性能の違い一般には遮音性能に影響するサッシの隙間の大小は気密性で表されます 開閉方式で言えば 開き窓系 は引き寄せ機構を持ち 隙間が少ないので 引き窓系 に比べて特に高音域での遮音性の向上が顕著となります 図 2 に複合サッシ ( アルミ+ 樹脂 ) の 引違い窓 と Fix+ 縦すべり出し窓 ( 連窓 ) の遮音性能を示します 窓 ( サッシを含む ) としてのとらえ方 窓種類 : 複合材料製 ( アルミ + 樹脂 ) ガラス構成 : 合わせペア FL3+A2+L6(3+3) : Fix+ 縦すべり出し窓 ( 連窓 ) : 引違い窓 窓は ガラスとサッシから構成されており 開閉機構を持つサッシは一般的にわずかな隙間があ 図 2 窓開閉方式による遮音性能 引違い窓 と Fix+ 縦すべり出し窓 ( 連窓 ) ります このわずかな隙間が 窓全体の遮音性能 ( 透過損失 ) に影響を与える場合があります 今 サッシの隙間が例えば窓の見付け面積の この窓において ガラスを含めた全体の透過損 ( ガラス + 隙間 ) の透過損失は 30dB 以上にはな / である場合を考えてみると 隙間の影響 失を考える場合 ガラス部分の透過損失は周波 りません は以下のように考えることが出来ます 数によって変りますが ここではガラスの透過損 すなわち このようなサッシに 中音域以上の周 窓全体の透過率の中で 隙間を通った音だけを 失を次の各レベルについて検討すると表 のよ 波数領域で 30dB 以上の性能を持つガラスを使 考えた透過率 τ は / であり これを透過 うになります 用しても サッシの隙間の影響を受けるため遮 損失 TL( デシベル ) で表せば 以下の基本式より この例のように 隙間 (/ の面積 ) を通った 音性能は向上せず 中音域以上の透過損失は横 30dB となります 音の透過損失が 30dB のようなサッシに 30dB ばいの特性を示します τ= =0.00 ( 隙間を通った音だけを考えた透過率 ) TL=0 log0( )=0 log0( τ 0.00 ) =0 log0()=30(db) 以上の性能を持つガラスを使用しても 窓全体 表 窓の透過損失に対する隙間の影響ガラスの透過損失 (db) 透過率換算値 隙間の透過率 ( ガラス + 隙間 ) の透過率 ( ガラス + 隙間 ) 透過損失 (db)

8 二重窓の遮音性能 窓の遮音性能を高めるのは 窓単体での対策で は限界があります そこで 外窓の室内側にもう一つ内窓を取り付ける 二重窓 方式が 遮音性能を大きく向上させます 二重窓 方式では外窓と内窓との間隔 ( 空気層 ) を大きく取るほど遮音性能は向上します インナーウインド mado 2 / まどまど では この空気層間隔は約 80mmが確保されており 高い遮音性能を得ることが出来ます 図 3 に 外窓とこれに内窓として インナーウインド mado 2 / まどまど を取り付けた場合の遮音性能を示します インナーウインド mado 2 / まどまど には 合わせガラスまたは複層ガラスが使用されていますが 内窓としての気密性能が十分に高いため どちらのガラスを使用した場合でも 高い遮音性能が得られます この インナーウインド mado 2 / まどまど ( 二重窓 ) の場合 JISの等級としてはT-4(40 等級 ) となります 右記性能値はJIS A 46 実験室における建築部材の空気音遮断性能の測定方法 に基き 建材試験センターで測定したデータであり 保証値ではありません 図 3 二重窓 インナーウインド mado 2 / まどまど の遮音性能 : 外窓 (FL5)+A80+ インナーウインド mado 2 / まどまど ( 合わせガラス FL3+FL3) : 外窓 (FL5)+A80+ インナーウインド mado 2 / まどまど ( ペアガラス FL3+A6+FL3) ( 建材試験センター測定値 ) : 外窓 (FL5) のみ 一般アルミサッシ ( 当社測定値 ) 防音5-3

9 5-4- 防5-4 室内騒音の許容値 音5-4 室内の騒音評価室内の騒音を評価する一般的な尺度として 日本建築学会騒音等級基準であるN 曲線と BeranekのNC 曲線がよく使われます これらは人間の聴感に基づいて 騒音の基準許容値をオクターブ帯域で表したものです NC 曲線の使い方例えば騒音の一例として 応接室に外部から侵入する騒音をプロットすると 図 2 の線のようになります NC 曲線上の最大値 (A 点 ) を読むと 62の値が得られます NC 値は5ステップ毎にとるため この場合の騒音は NC=65と判断されます 一方 応接室の許容値は表 より NC=30ですから 騒音のプロット線と NC30 曲線との各周波数における差だけ さらに遮音することが必要となります 図 2 NC 曲線 (Beranek) の使用例 図 N 曲線 ( 日本建築学会 ) 図 3 NC 曲線 (Beranek)

10 表 各種用途における室内騒音の許容値 うるささ 会話 電話への影響 スタジオ db(a) NC NR 無音感非常に静か特に気にならない騒音を感じる騒音を無視できない 無響室 アナウンススタジオ 5m 離れてささやき声が聞こえる ラジオスタジオ テレビスタジオ 0m 離れて会議可能電話は支障なし 主調整室 一般事務室 普通会話 (3m 以内 ) 電話は可能 集会 ホール音楽堂劇場 ( 中 ) 舞台劇場映画館 プラネタリウムホールロビー 大声会話 (3m) 電話やや困難 病院聴力試験室特別病室 手術室 病室 診察室検査室待合室 ホテル 住宅書斎寝室 客室宴会場ロビー 一般事務室 公共建物 学校 教会 商業建物 { 日本建築学会編 建築設計資料集成 環境 丸善 (978) P3による表 2 生活騒音の大きさ 庭用設備機器重役室 大会議室 公会堂 音楽教室 応接室小会議室一般事務室 美術館 博物館講堂 礼拝堂 図書閲覧 公会堂兼体育館 研究室 普通教室 タイプ 計算機室 屋内スポーツ施設 ( 拡 ) 廊下 音楽喫茶店書籍店一般商店 宝石店 美術品店 音響機器類家類分類機器名測定条件測定数 db(a) ステレオ 夜間の聴取状態 6 78 ピアノ 正面 m 点 ( 自由曲 ) ピアノ 正面 m 点 ( バイエル 04 番 ) 電子オルガン普通の演奏状態 ( 正面 m 点 ) ステレオ昼間の聴取状態 7 88 テレビ 昼間の聴取状態 掃除機 真上 m 点 ボイラ 定常運転 エアコン室内ユニット 正面 m( 強 ) エアコン室内ユニット 正面 m( 弱 ) テレビ 夜間の聴取状態 エアコン ( 室外 ) クーラー始動時 温風ヒーター 標準状態 洗濯機 正面 m( 洗濯時 ) 洗濯機 ( 脱水 ) 洗濯時 掃除機 横 m 点 換気扇 m 点 ( 最多使用条件 ) バス 給水音 トイレ 洗浄音 ( 財 ) 小林理学研究所 : 昭和 56 年度環境庁委託業務結果報告書 生活騒音対策調査 による 表 3 室内騒音に関する適用等級 表 4 適用等級の意味 建築物 室用途 騒音レベル (db(a)) 騒音等級 級 2 級 3 級 級 2 級 3 級 適用等級 集合住宅 居室 N-35 N-40 N-45 ホテル 客室 N-35 N-40 N-45 事務所 オープン事務室 N-40 N-45 N-50 会議 応接室 N-35 N-40 N-45 学校 普通教室 N-35 N-40 N-45 病院 病室 ( 個人 ) N-35 N-40 N-45 コンサートホール オペラハウス N-25 N-30 劇場 多目的ホール N-30 N-35 録音スタジオ N-20 N-25 日本建築学会編 建築物の遮音性能基準と設計指針 [ 第二版 ] による 銀行レストラン 食堂 騒音レベル ( 注 ) 印はJIS 規格値 ( 能力にランクあり ) 性能水準の説明 級建築学会が推奨する好ましい性能水準 2 級一般的な性能水準 3 級やむを得ない場合に許容される水準 日本建築学会編 建築物の遮音性能基準と設計指針 [ 第二版 ] による 防音5-4

11 5-5- 防5-5 屋外騒音の音圧レベル 各環境における騒音レベル 各種騒音源の周波数特性 ( 騒音振動対策ハンドブック ( 社 ) 日本音響材料協会編による ) 音5-5 図 道路騒音 図 2 鉄道騒音 図 3 航空機騒音 図 4 特殊騒音 図 5 環境騒音 騒音源からの距離減衰音源からr の点での音圧をL とすると 更に離れたr2の点での音圧は 次式により L2に減衰する 点音源 :L2=L 20 log0( r2 r ) 例 : 機械線音源 :L2=L 0 log0( r2 r ) 例 : 道路面音源 :L2=L 例 : 建物 騒音源が線音源の場合 r< π b の範囲は線音源減衰 r> b π の範囲は点音源減衰 騒音源が面音源の場合 r< π a までは減衰なし ( 面音源 ) a π <r< π b の範囲は線音源減衰 r> π b の範囲は点音源減衰 騒音源の周波数特性は 騒音源の種類や現地の状況により大きく変化しますので 現地の状況を把握する必要があります 図 図 5 に示す数値は あくまでも参考数値としてください 2 騒音に係る環境基準 ( 平成 0 年環境庁告示第 64 号 ) 環境基準は 表 のように定められています 表 騒音に係る環境基準 ( 環境基本法 ( 平成 5 年法律第 9 号 ) 第 6 条第 項の規定に基づく ) 地域の類型 基準値昼間夜間 該当地域 AA 50デシベル以下 40デシベル以下 環境基準は 地域の類型及び時間の区分ごとに基準値 A 及びB 55デシベル以下 45デシベル以下 の欄に掲げるとおりとし 各類型を当てはめる地域は C 60デシベル以下 50デシベル以下 都道府県知事が指定する ( 注 ) 時間の区分は 昼間を午前 6 時から午後 0 時までの間とし 夜間を午後 0 時から翌日の午前 6 時までの間とする 2 AAを当てはめる地域は 療養施設 社会福祉施設等が集合して設置される地域など特に静穏を要する地域とする 3 Aを当てはめる地域は 専ら住居の用に供される地域とする 4 Bを当てはめる地域は 主として住居の用に供される地域とする 5 Cを当てはめる地域は 相当数の住居と併せて商業 工業等の用に供される地域とする L2 = log0 0.5 =68dB L2 = log0 0.5 =89dB 線 L2 = log0.6 =94dB 図 6 点音源 面音源の適用範囲と距離減衰の例

12 5-5 防音5-5-2

13 5-6- 防5-6 ガラスの遮音設計 遮音性能 総合透過損失の考え方 遮音対策を考える場合 内外の環境を設定し 間にある壁の構造と開口部の面積などを条件にして 開口部の必要透過損失を求めることにより ガラスの板厚 構成を決めるという作業が 行われます つまり 実際の建物では窓以外からの音の廻り込み 内装の種類による室内の音圧レベルの違い等の条件を加味したシミュレーション過程が必要となります 音5-6 設計例外部から室内へ 拡散騒音が伝搬するときを考える ( 例 ) オフィス応接室 図 2 シミュレーション プロセス 図 シミュレーション モデル 表 街路騒音に対する開口部の遮音設計の例 No. 項目 25Hz k 2k 4k 備考単位 透過損失理論式 :TL=0 log0 τ () 外部音圧レベル (Ls) 一般国道 ( 騒音源から 30m) 屋外騒音レベル 65dB (A) db 透過率 :τ=0 -(TL/0) (2) S 外壁面全体の透過損失 : TL=0 log0 ΣSiτi (3) S 全体の面積 (m 2 ) Si 壁を構成する各部分の面積 (m 2 ) τi 壁を構成する各部分の透過率 2 室内許容音圧 レベル (LE) 天井の吸音率 α 吸音力 A 壁の吸音率 α2 吸音力 A NC30( 応接室 ) db 室内騒音レベル 40dB (A) S=25.9 表 3 より 岩綿吸音板 9 ボード捨張り m S2=54.0 表 3 より m 空気層 45 石膏ボード9 外壁面全体の必要透過損失 : Sw A TLW=LS LE+0 log0 (4) LS 外部音圧レベル (db) LE 室内許容音圧レベル (db) SW 騒音に面した外壁面の面積 (m 2 ) 3 床の吸音率 α S3=25.9 表 3 より 吸音力 A パイルカーペット 0 ガラスの吸音率 α S4=4.3 表 3 より 吸音力 A 大板ガラス 室内の吸音力 (A) A+A2+A3+A4 m 2 m 2 m 2 室内吸音力 :A=ΣSi αi (5) Si 天井 壁 床等それぞれの面積 (m 2 ) αi 天井 壁 床等それぞれの吸音率ガラス窓の必要透過損失は (2) と (3) 式を変形して (6) 式のようになる 4 吸音力補正値 騒音に面した外壁面の 5 必要透過損失 (TLW) 6 コンクリート壁の透過損失 (TLR) ー 3. ー.9 ー 2.9 ー 4.2 ー 4.8 ー 5.0 Sw=9.72 (4) 式 0log(Sw/A) の値 (4) 式による ( 2)+4 db 表 2 よりコンクリート PC 板 (50) db db TLg= 0 log0 {0 -TLW/0 ( SR+Sg Sg ) 0 -TLR/0 ( SR Sg )} (6) SR コンクリート外壁の面積 (m 2 ) Sg ガラス窓の面積 (m 2 ) ( 例の場合 ) SR+Sg Sg =2.25 SR Sg =.25 TLg ガラス窓の必要透過損失 (db) 7 ガラスの必要透過損失 (TLg) 8 ガラス厚構成の選択 (6) 式による小数以下切り上げ FL5 単板 (5-2-4 ページの表 より ) 9 判定 OK OK OK OK OK OK 8 7 が前提 屋外騒音レベルと室内騒音レベルは A 特性の聴感補正を加え合成したものです db db TLW 騒音に面した外壁の必要透過損失 (db) TLR コンクリート壁の透過損失 (db)

14 表 2 一般的建築構造物の透過損失データ 種 類 オクターブバンド周波数 (Hz) [ 単位 :db] k 2k 4k コンクリート PC 板 (00)ρ= コンクリート PC 板 (50)ρ= 軽量 PC 板 (50)ρ= PC 板 (00)+GL ボンド +PB(2) PC 板 (00)+ スタッド (50)+PB(2) 軽量コンクリートブロック (00) 仕上げなし 軽量コンクリートブロック (00) 両面プラスター 重量コンクリートブロック (50) 両面モルタル ガラスブロック (95)83kg/m ALC(00)50kg/m ALC(00)55kg/m ALC(00) 両面モルタル (6)8kg/m モルタル (20)+AS(00)+ 合板 (3) ALC(00)+AS(40)+PB(9) 日本建築学会 設計計画パンフレット 4 建築の音響設計 彰国社 (983) による ( ) の中の数字は 厚さを示します 表 3 各種建材の吸音率データ 種 類 空気層厚 (mm) オクターブバンド周波数 (Hz) k 2k 4k 石こうボード 9 2m フレキシブルボード 3 5mm 合板 6mm mm ガラス ( 大板 ) コンクリート打放し モルタル金ごて コンクリート布張り 石張り タイル張り 板張床 ( 木下地 ) 扉 ( ビニールレザーふとん張り ) 扉 ( 鉄板 OP) パイルカーペット 0mm ニードルパンチカーペット 3.5mm 厚手カーテン 2 倍ひだ 0.3kg/m 細木毛セメント板 25mm 岩綿吸音板 ( 金具工法 )5mm ( 石こうボード捨張り )2mm ( )9mm グラウスウール 32 48K 50mm 有孔板閉孔率 3% 5mm (GW20K t50) 日本建築学会編 設計計画パンフレット 4 建築の音環境設計 彰国社 (983) による 吸音材の使い方と場所 ( 遮音対策の補助 ) 吸音材を室内の壁 天井の表面に貼る場合 そ れは室内の音圧レベルを下げたり 不要な反響 音を減らす等に役立ちます これは 内部外部間の遮音性能が上がることと同じ結果となるので 遮音対策としても有効です また 中空層の広い二重窓のサッシ間の四周面に図 3 のようにして吸音処理を施すことがあります 少しでも遮音性能を向上させる工夫です 出窓形式にして中空層を大きくし 低音領域の性能を上昇させるのは道路騒音に対しては有効である 図 3 二重窓サッシの吸音処理による遮音対策 防音5-6

5-2 ガラスの遮音性能 遮音性能データ (JIS A 46 : に基づく音響透過損失データによる ) 音響透4 過損失 図 コメント 図 4 単板ガラスの遮音性能 低音域は質量則より大きくなり コインシデン ス周波数 (fc) 付近では質量則より db ほど 低くなる

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