検討の結果 ジクロロジピリンニッケル錯体とベンジルアミンとの Buchwald Hartwig アミネーション反応を行うと 窒素が導入されたアザコロールとジアザポルフィリンが生成することを見いだした ( 図 3) 2 また 硫化ナトリウムとの反応により硫黄が導入されたチアコロールおよびジチアポルフィ
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- かずき ゆきしげ
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1 ポルフィリンの新合成化学と機能探求 名古屋大学大学院工学研究科 忍久保洋 1. はじめにポルフィリンは光合成反応において中心的な働きをなすクロロフィルなど自然界で重要な機能をもつ色素の基本骨格である ポルフィリンは光学的 電子的に優れた特性をもつため π 電子共役系として非常に重要な位置を占めている このため ポルフィリンの物性や機能性に関する研究は古くから盛んに行われてきている しかし 華やかな機能の反面 その合成はアルデヒドとピロールを縮合 酸化するという古典的な手法 ( 図 1) によっている この方法では 収率が低いだけでなく 合成できる構造にも限界がある 我々は 有機金属化学的な有機合成手法を活用し 従来法では合成しえなかったポルフィリンを効率的に構築し その構造 物性 機能を探求する研究を行っている 図 1. 一般的なポルフィリン合成法 2. ジピリン誘導体のカップリングによるヘテロポルフィリノイド合成ポルフィリンに対して遷移金属触媒反応を活用し様々な新規ポルフィリンの合成を行っていた 1 その際 ポルフィリン環自体の新しい合成法を開発したいと考えた アイディアは単純なもので ポルフィリンの半分の構造をもつジピリンを分子間 分子内置換反応によって連結することにより 多彩なポルフィリン類縁体を効率的に合成できると期待した ( 図 2) この際 テンプレートとなる金属上に二つのジピリンを配位させて予め近接させておけば 選択的にテトラピロール誘導体が収率よく得られるはずである 図 2. ジピリン錯体の環化によるポルフィリン骨格の構築
2 検討の結果 ジクロロジピリンニッケル錯体とベンジルアミンとの Buchwald Hartwig アミネーション反応を行うと 窒素が導入されたアザコロールとジアザポルフィリンが生成することを見いだした ( 図 3) 2 また 硫化ナトリウムとの反応により硫黄が導入されたチアコロールおよびジチアポルフィリンを選択的に合成することに成功した 3 さらに ジチアポルフィリンニッケル錯体を加熱すると 脱硫反応によりチアコロールニッケル錯体が収率よく生成することを見いだした 得られたアザコロールやチアコロールは ヘテロ原子上の非共有電子対を含む 18π 共役系に由来する明確な芳香族性を示した 図 3. ジピリン錯体から得られるヘテロポルフィリン 3. 世界最小の反芳香族ポルフィリン ( ノルコロール ) ノルコロールはポルフィンから 2 つの架橋炭素が消失した環縮小ポルフィリンである 美しい構造をもちながらも 環縮小によるひずみと反芳香族性のため長い間合成困難とされてきた 4 実際 ノルコロール鉄錯体が不安定な化合物として NMR により検出されているのみであった しかし ジブロモジピリン金属錯体の低原子価ニッケルによるホモカップリングを試みたところ ノルコロールニッケル錯体が 90% 以上という高収率で得られたうえに 空気や水に対しても安定な化合物として単離することができた ( 図 4) 簡便な合成手法であるため グラムスケールでの合成も可能である 図 4. ノルコロールの合成と構造
3 単結晶 X 線構造解析の結果 ノルコロールニッケル錯体は高い平面性をもつことが分かった ノルコロールニッケル錯体は 平面構造と 16π 電子をもつため Hückel 則にしたがい強い反芳香族性を示した たとえば 1 H NMR 測定においてピロールのプロトンは = 2 ppm 付近に現れる ( ポルフィリンのピロールのプロトンは = 9 ppm 付近に現れる ) このように安定かつ大量に合成可能な反芳香族化合物は非常に珍しい ノルコロールは反芳香族化合物の物性や機能を探求していく上で重要な化合物になると期待している 一般に反芳香族化合物は高い反応性をもつ ノルコロールニッケル錯体は空気中室温では安定であるが 酸素下で加熱すると酸素がピロール ピロール結合間に位置選択的に挿入し 18π 芳香族性をもつオキサコロールが生成する ( 図 5) 一方 シリレンは位置選択的にピロールの二重結合に付加し 開環することによって六員環へ環拡大した生成物が得られた 5 このように 反芳香族化合物に対する原子挿入反応は新しいπ 電子化合物を創出するのに有効であると期待される 図 5. ノルコロールに対する原子挿入反応 4. 環拡張ポルフィリンのテンプレート合成ニッケル以外の金属をもつジピリン錯体の反応を試みた パラジウム錯体を用いると 8 つのピロールからなるオクタフィリンパラジウム二核錯体のみが収率 59% で得られた ( 図 6) 6 近年 様々な環拡張ポルフィリンが合成されているが 単一の生成物のみを選択的に与える初めての反応である X 線構造解析からオクタフィリンパラジウム二核錯体は美しい 8 の字型の構造をもつことが分かった 図 6. オクタフィリンのテンプレート合成
4 5. 反芳香族電池の創出反芳香族化合物は 4nπ 電子をもち 二電子酸化 二電子還元により (4n+2)π 電子系に変換される Hückel 則に従うと これらの酸化還元種は芳香族安定化を獲得するはずである そこで ノルコロールニッケル錯体の電気化学測定を行い その酸化還元挙動を調べたところ 安定した特性をもっていることが分かった ノルコロールニッケル錯体がグラムスケールで合成でき 安定な酸化還元特性をもつことから二次電池 ( 充電可能な電池 ) の電極活物質として利用することを考えた 実際 ノルコロールを正極に 金属リチウムを負極に用いた二次電池を作製すると リチウム電池を超える大きな充電容量と 200 回以上の繰り返し耐久性を示した 7 さらに 反芳香族化合物が電子の放出と受容に優れている点を活用し 正極 負極の両方にノルコロールを用いて 金属リチウムを含まない二次電池の作製にも成功した ( 図 7) 芳香族化合物の影に隠れて ほとんど応用展開がなかった反芳香族化合物の新たな可能性を提示するものであると考えている 図 7. ノルコロールを用いた二次電池の動作原理 6. ねじれたポルフィリン多量体の合成我々は アミノ基をもつアントラセンやポルフィリンを酸化すると 二量化が進行することを見いだしている 8 この反応により ピラジンやピロールで縮環した π 共役化合物を容易に合成できる この反応をかさ高い置換基をもつポルフィリンに適用したところ 立体障害をものともせず 収率よく二量体が得られることを見いだした ( 図 8) 9 二量体の X 線構造解析の結果 らせん型に大きくねじれた π 電子系をもつことが分かった さらに 二量体をアミノ化し 酸化することよってポルフィリン四量体を合成した このポルフィリン四量体のねじれ角は 300 であることが分かった 従来のらせん型共役化合物のねじれ角は最大でも 144 であり 大幅に記録を更新することができた さらに ねじれによって分子の光学特性や電子的性質が変化することも明らかにした
5 図 8. アミノポルフィリンの酸化によるねじれたポルフィリン四量体の合成 7. おわりにポルフィリン研究の歴史は古く すでに膨大なポルフィリン誘導体が合成されている しかし 有機合成の力を少し活用するだけで 美しい構造をもつ斬新なポルフィリンを生み出すことができる 美しい構造をもつ化合物は特徴的な機能を必ずもっていると信じており その開拓を分野にとらわれず進めていきたい 参考文献 1. H. Shinokubo, J. Synth. Org. Chem. Jpn. 2014, 72, 149. (b) H. Shinokubo, Proc. Jpn. Acad. Ser. B 2014, 90, 1. (c) H. Shinokubo, A. Osuka, Chem. Commun. 2009, (d) S. Hiroto, S. Yamaguchi, H. Shinokubo, A. Osuka, J. Synth. Org. Chem. Jpn. 2009, 67, M. Horie, Y. Hayashi, S. Yamaguchi, H. Shinokubo, Chem. Eur. J. 2012, 18, (b) A. Yamaji, J.-Y. Shin, Y. Miyake, H. Shinokubo, Angew. Chem. Int. Ed. 2014, 53, H. Kamiya, T. Kondo, T. Sakida, S. Yamaguchi, H. Shinokubo, Chem. Eur. J. 2012, 18, T. Ito, Y. Hayashi, S. Shimizu, J.-Y. Shin, N. Kobayashi, H. Shinokubo, Angew. Chem. Int. Ed. 2012, 51, T. Fukuoka, K. Uchida, Y. M. Sung, J.-Y. Shin, S. Ishida, J. M. Lim, S. Hiroto, K. Furukawa, D. Kim, T. Iwamoto, H. Shinokubo, Angew. Chem. Int. Ed. 2014, 53, H. Kido, J.-Y. Shin, H. Shinokubo, Angew. Chem. Int. Ed. 2013, 52, J.-Y. Shin, T. Yamada, H. Yoshikawa, K. Awaga, H. Shinokubo, Angew. Chem. Int. Ed. 2014, 53, (a) M. Akita, S. Hiroto, H. Shinokubo, Angew. Chem. Int. Ed. 2012, 51, (b) K. Goto, R. Yamaguchi, S. Hiroto, H. Ueno, T. Kawai, H. Shinokubo, Angew. Chem. Int. Ed. 2012, 51, (c) H. Yokoi, N. Wachi, S. Hiroto, H. Shinokubo, Chem. Commun. 2014, 50, S. Ito, S. Hiroto, S. Lee, M. Son, I. Hisaki, T. Yoshida, D. Kim, N. Kobayashi, H. Shinokubo, J. Am. Chem. Soc. 2015, 137, 142.
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有機化学反応の基礎 () 芳香族化合物 ) 芳香族化合物の性質 ベンゼンに代表される芳香族化合物は 環構造を構成する原子すべてが p 軌道をもち 隣同士の原子間で p 軌道が重なり合うことができるので 電子が非局在化 ( 共鳴安定化 ) している 芳香族性をもつため 求電子付加反応ではなく求電子置換反応を起こしやすい 全ての炭素が sp ² 混成 π 結合 p 軌道 π 電子がドーナツ状に分布し 極めて安定
官能基の酸化レベルと官能基相互変換 還元 酸化 炭化水素 アルコール アルデヒド, ケトン カルボン酸 炭酸 H R R' H H R' R OH H R' R OR'' H R' R Br H R' R NH 2 H R' R SR' R" O R R' RO OR R R' アセタール RS S
官能基の酸化レベルと官能基相互変換 還元 酸化 炭化水素 アルコール アルデヒド, ケトン カルボン酸 炭酸 ' ' ' '' ' ' 2 ' ' " ' ' アセタール ' チオアセタール -'' ' イミン '' '' 2 C Cl C 二酸化炭素 2 2 尿素 脱水 加水分解 ' 薬品合成化学 小問題 1 1) Al 4 は次のような構造であり, ( ハイドライドイオン ) の求核剤攻撃で還元をおこなう
Applied hemistry / ome page : http://www.apc.titech.ac.jp M E-mail EXT. FAX ST [email protected] [email protected] [email protected] [email protected] 2145 2145 [email protected]
sample リチウムイオン電池の 電気化学測定の基礎と測定 解析事例 右京良雄著 本書の購入は 下記 URL よりお願い致します 情報機構 sample
sample リチウムイオン電池の 電気化学測定の基礎と測定 解析事例 右京良雄著 本書の購入は 下記 URL よりお願い致します http://www.johokiko.co.jp/ebook/bc140202.php 情報機構 sample はじめに リチウムイオン電池は エネルギー密度や出力密度が大きいことなどから ノートパソコンや携帯電話などの電源として あるいは HV や EV などの自動車用動力源として用いられるようになってきている
シグナル伝達の時空間動態を光で制御して光で解析する
磁性研究グル - プ 反芳香族ポルフィリンの安定化および超原子価化合物の異性化に関する研究 松川史郎 1. 研究目的 β-オクタアルキル-meso-テトラフェニルポルフィリンは高度に歪んだ骨格を持っており, これを用いてポルフィリンの 2 電子酸化体を初めて単離することに成功した. これらの酸化体は, その基本的な物性のみならず, 錯体化学における新しい配位子としても期待されるものであった. しかし
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フッ素化合物の沸点比較 80 80.5 323 フッ素の異常性 ハロゲン - リチウム交換 n-buli R 3 C X R 3 C Li X =, Br, I n-buli R 3 C R 3 C Li フッ素化学入門日本学術振興会フッ素化学第 155 委員会三共出版 2010 ISB 4782706286 フッ素の異常性の原因となる性質 含フッ素生理活性物質 創薬科学入門久能祐子監修佐藤健太郎著オーム社
応用有機化学基礎論
供与と逆供与 前期遷移金属と NR 2, OR カルボニル アルケン 一酸化炭素 ( カルボニル CO) 代表的な p 受容性配位子塩基性 求核性低い (Lewis acid adducts, H 3 B-CO) 遷移金属と錯体形成 2 電子供与 金属 炭素 s- 結合形成 逆供与 (back-bonding) p- 受容性 配位様式 terminal birding ML 5 錯体 (d 6 )
記 者 発 表(予 定)
平成 28 年 4 月 19 日 高効率で二酸化炭素を還元する鉄触媒を発見 ~2 つの近接した鉄原子が高活性の鍵 ~ 中部大学 Tel:0568-51-4852( 研究支援課 ) ポイント 従来の二酸化炭素還元触媒の多くは希少性の高い貴金属元素を使用し 触媒活性も高くなかった 安価で一般的な金属である鉄を用いて 一酸化炭素のみを生成する高い活性を持つ触媒の開発に成功した 太陽光など再生可能エネルギーを用いて
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8. 置換基の電子的性質 誘起効果と共鳴効果 8-1 8.1. 誘起効果 Inductive Effect (I 効果 ) σ 結合を通じて伝わる極性結合と隣の結合との相互作用 電気陰性度の差が重要 1) 陰性の原子 ( 置換基 ) による場合 (-I 効果 ) X X X: alogen,, R, R 2, R, 2... 電気陰性度大 :-I 効果大 2) 陽性の置換基による場合 (Li, B,
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有機化学反応の基礎 (4) 脱離反応 (1) 脱離反応 (E1 と E2 反応 )--- ハロゲン化アルキルの例脱離生成物と安定性原子上のプロトン () と電気陰性度の大きな原子を含む脱離基が脱離し π 結合を形成する 脱離基 Xの結合している炭素 (α 位 ) とその隣の炭素 (β 位 ) からXが脱離するので β 脱離とも呼ばれる ザイツェフ則 ( セイチェフ則 ): 多置換アルケン ( 安定性が高い
平成 2 9 年 3 月 2 8 日 公立大学法人首都大学東京科学技術振興機構 (JST) 高機能な導電性ポリマーの精密合成法を開発 ~ 有機エレクトロニクスの発展に貢献する光機能材料の開発に期待 ~ ポイント π( パイ ) 共役ポリマーの特性制御には 末端に特定の官能基を導入することが重要だが
平成 2 9 年 3 月 2 8 日 公立大学法人首都大学東京科学技術振興機構 (JST) 高機能な導電性ポリマーの精密合成法を開発 ~ 有機エレクトロニクスの発展に貢献する光機能材料の開発に期待 ~ ポイント π( パイ ) 共役ポリマーの特性制御には 末端に特定の官能基を導入することが重要だが 従来の手法では 2 つの末端にそれぞれ異なる官能基を導入できなかった π 共役ポリマーの各末端に目的の官能基を効率よく導入できる精密合成法を開発した
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第 15 章例題 1 以下に示す化合物に正しい IUPAC 名を付けなさい 3) 4) C 3 N C3 2 5) 3 C m- ブロモクロロベンゼン p- ブロモアニリン 3)2,6- ジブロモフェノール 4)1,2,3,5- テトラメチルベンゼン 5)3- メチルブチルベンゼン 例題 2 次の名前に相当する構造を書きなさい (a) 3-メチル 1,2-ベンゼンジアミン (b) 1,3,5-ベンゼントリオール
QOBU1011_40.pdf
印字データ名 QOBU1 0 1 1 (1165) コメント 研究紹介 片山 作成日時 07.10.04 19:33 図 2 (a )センサー素子の外観 (b )センサー基板 色の濃い部分が Pt 形電極 幅 50μm, 間隔 50μm (c ),(d )単層ナノ チューブ薄膜の SEM 像 (c )Al O 基板上, (d )Pt 電極との境 界 熱 CVD 条件 触媒金属 Fe(0.5nm)/Al(5nm)
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上原記念生命科学財団研究報告集, 25 (2011) 20. 第一級アルデヒドとアミン類の化学選択的酸化的アミド化反応の開発 山田健一 Key words: アミド合成, カルベン触媒,NHC, 化学選択的反応, 官能基選択的反応 京都大学大学院薬学研究科薬品合成化学分野 緒言アミド結合はタンパク質, 抗生物質, 機能性高分子など様々な化合物に含まれる基本結合であり, 最重要かつ最も基本的な化学構造の1つといえる
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New Color Chemosensors for Monosaccharides Based on Azo Dyes
New olor hemoenor for Monocchride ed on zo Dye 著者 : Nicol Diere nd Joeph R. Lkowicz 雑誌 : rg.lett. 1, 3 (4), 3891-3893 紹介者 : 堀田隼 1 年 1 月 7 日 ボロン酸の性質 1 ci-ジオールと環状エステルを形成する 環状エステルを形成すると ボロン酸の酸性度が高まる btrct
スライド 1
1 Organic reaction on water 2016. 10. 1. (sat.) Takumi Matsueda (M2) Today s topic 2 1. Introduction 2. Investigation of on water -Bulk & surface water -Theoretical study (Diels-Alder) 3. Application of
Chap. 1 NMR
β α β α ν γ π ν γ ν 23,500 47,000 ν = 100 Mz ν = 200 Mz ν δ δ 10 8 6 4 2 0 δ ppm) Br C C Br C C Cl Br C C Cl Br C C Br C 2 2 C C3 3 C 2 C C3 C C C C C δ δ 10 8 6 4 δ ppm) 2 0 ν 10 8 6 4 δ ppm) 2 0 (4)
酸化的付加 (oxidative addition)
酸化的付加 酸化的付加 oxidative addition 有機反応との類似点 Grignard 試薬の生成カルベン挿入反応 二核錯体上での酸化的付加 金属の酸化数 :+1 d 電子数 :-1 酸化的配位 求電子剤の配位により形式的に金属が酸化される ( 結合の切断が進行しない点で 酸化的付加と区別 ) 傾向 1. 電子豊富な金属中心の方が有利 2. 立体的に空いている金属中心の方が有利 3. 非極性結合の酸化的付加では
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デンドリマー構造を持つアクリルオリゴマー 大阪有機化学工業 ( 株 ) 猿渡欣幸 < はじめに > アクリル材料の開発は 1970 年ごろから UV 硬化システムの確立とともに急速に加速した 現在 UV 硬化システムは電子材料において欠かせないものとなっており その用途はコーティング 接着 封止 パターニングなど多岐にわたっている アクリル材料による UV 硬化システムは下記に示す長所と短所がある
フェロセンは酸化還元メディエータとして広く知られている物質であり ビニルフェロセン (VFc) はビニル基を持ち付加重合によりポリマーを得られるフェロセン誘導体である 共重合体としてハイドロゲルかつ水不溶性ポリマーを形成する2-ヒドロキシエチルメタクリレート (HEMA) を用いた 序論で述べたよう
Synthesis of high Performance Polymeric Mediators and Evaluation of Biosensors based on them ( 高機能ポリマーメディエータを基盤としたバイオセンサー ) 氏名氷室蓉子 1. 緒言酵素は基質の酸化還元 脱水素反応などを触媒するが これらの反応は同時に電子授受反応でもある 酵素固定化型アンペロメトリックバイオセンサーは
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電池 Fruit Cell 自然系 ( 理科 ) コース高嶋めぐみ佐藤尚子松本絵里子 Ⅰはじめに高校の化学における電池の単元は金属元素のイオン化傾向や酸化還元反応の応用として重要な単元である また 電池は日常においても様々な場面で活用されており 生徒にとっても興味を引きやすい その一方で 通常の電池の構造はブラックボックスとなっており その原理について十分な理解をさせるのが困難な教材である そこで
練習問題
生物有機化学 練習問題 ( はじめに ) 1 以下の各問題中で 反応機構を書け ということは 電子の流れを曲がった矢印を用いて説明せよ ということである 単純に生成物を書くだけでは正答とはならない 2 で表される結合は 立体異性体の混合物であることを表す 3 反応式を表す矢印 ( ) に書かれている試薬に番号が付いている場合 1. の試薬 を十分に反応させた後に 2. の試薬を加えることを表す 例えば
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無機化学 II 2018 年度期末試験 1. 窒素を含む化合物にヒドラジンと呼ばれる化合物 (N2H4, 右図 ) がある. この分子に関し, 以下の問いに答えよ.( 計 9 点 ) (1) N2 分子が 1 mol と H2 分子が 2 mol の状態と, ヒドラジン 1 mol となっている状態を比較すると, どちらの分子がどの程度エネルギーが低いか (= 安定か ) を平均結合エンタルピーから計算して答えよ.
フォルハルト法 NH SCN の標準液または KSCN の標準液を用い,Ag または Hg を直接沈殿滴定する方法 および Cl, Br, I, CN, 試料溶液に Fe SCN, S 2 を指示薬として加える 例 : Cl の逆滴定による定量 などを逆滴定する方法をいう Fe を加えた試料液に硝酸
沈殿滴定とモール法 沈殿滴定沈殿とは溶液に試薬を加えたり加熱や冷却をしたとき, 溶液から不溶性固体が分離する現象, またはその不溶性固体を沈殿という 不溶性固体は, 液底に沈んでいいても微粒子 ( コロイド ) として液中を浮遊していても沈殿と呼ばれる 沈殿滴定とは沈殿が生成あるいは消失する反応を利用した滴定のことをいう 沈殿が生成し始めた点, 沈殿の生成が完了した点, または沈殿が消失した点が滴定の終点となる
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上原記念生命科学財団研究報告集, 23(2009) 3. 多置換縮合芳香族化合物の位置制御構築法の開発と創薬基盤研究への応用 赤井周司 Key words: 多置換縮合芳香族化合物, 位置制御連結, ベンザイン, 芳香族プメラー型反応,γ- ルブロマイシン 静岡県立大学薬学部医薬品創製化学分野 緒言顕著な生物活性を示す天然化合物には, ベンゼン環が並び, その環上に多種類の異なる置換基を持つ複雑な縮合芳香環構造を有するものが多数存在する.
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01 年度大学入試センター試験解説 化学 Ⅰ 第 1 問物質の構成 1 問 1 a 1 g に含まれる分子 ( 分子量 M) の数は, アボガドロ定数を N A /mol とすると M N A 個 と表すことができる よって, 分子量 M が最も小さい分子の分子数が最も多い 分 子量は, 1 = 18 N = 8 3 6 = 30 Ne = 0 5 = 3 6 l = 71 となり,1 が解答 (
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有機薄膜太陽電池用材料の新しい合成法を開発
配信先 : 筑波研究学園都市記者会 文部科学記者会 科学記者会 経済産業記者会 経済産業省ペンクラブ 報道関係者各位 配布日時 : 平成 26 年 2 月 10 日国立大学法人筑波大学独立行政法人物質 材料研究機構独立行政法人新エネルギー 産業技術総合開発機構 有機薄膜太陽電池用材料の新しい合成法を開発 ~ 高純度化により光電変換効率向上を実現 ~ 研究成果のポイント 1. 不純物の少ない有機薄膜太陽電池用材料を安価に
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219 年度大学入試センター試験解説 化学 第 1 問問 1 a 塩化カリウムは, カリウムイオン K + と塩化物イオン Cl - のイオン結合のみを含む物質であり, 共有結合を含まない ( 答 ) 1 1 b 黒鉛の結晶中では, 各炭素原子の 4 つの価電子のうち 3 つが隣り合う他の原子との共有結合に使われ, 残りの 1 つは結晶を構成する層上を自由に移動している そのため, 黒鉛は固体の状態で電気をよく通す
2004 年度センター化学 ⅠB p1 第 1 問問 1 a 水素結合 X HLY X,Y= F,O,N ( ) この形をもつ分子は 5 NH 3 である 1 5 b 昇華性の物質 ドライアイス CO 2, ヨウ素 I 2, ナフタレン 2 3 c 総電子数 = ( 原子番号 ) d CH 4 :6
004 年度センター化学 ⅠB p 第 問問 a 水素結合 X HLY X,Y= F,O,N ( ) この形をもつ分子は 5 NH である 5 b 昇華性の物質 ドライアイス CO, ヨウ素 I, ナフタレン c 総電子数 = ( 原子番号 ) d CH 4 :6+ 4 = 0個 6+ 8= 4個 7+ 8= 5個 + 7= 8個 4 + 8= 0個 5 8= 6個 4 構造式からアプローチして電子式を書くと次のようになる
第1回 生体内のエネルギー産生
第 1 回生体内のエネルギー産生 日紫喜光良 基礎生化学 2014.4.15 1 暮らしの中の生化学と関連した事象 発酵 発酵食品の製造 酒造 代謝 エネルギー 栄養 栄養素 代謝異常 糖尿病 肥満 2 健康についての疑問は生化学に関連 スポーツ飲料の成分の科学的根拠は? コラーゲンをたくさんとると肌がぷりぷりになる? ご飯を食べなければ太らないか? 3 教科書 Champe PC, Harvey
木村の有機化学小ネタ 糖の構造 単糖類の鎖状構造と環状構造 1.D と L について D-グルコースとか L-アラニンの D,L の意味について説明する 1953 年右旋性 ( 偏光面を右に曲げる ) をもつグリセルアルデヒドの立体配置が
糖の構造 単糖類の鎖状構造と環状構造.D と L について D-グルコースとか L-アラニンの D,L の意味について説明する 9 年右旋性 ( 偏光面を右に曲げる ) をもつグリセルアルデヒドの立体配置が X 線回折実験により決定され, 次の約束に従い, 構造式が示された 最も酸化された基を上端にする 上下の原子または原子団は中心原子より紙面奥に位置する 左右の原子または原子団は中心原子より紙面手前に位置する
化学 1( 応用生物 生命健康科 現代教育学部 ) ( 解答番号 1 ~ 29 ) Ⅰ 化学結合に関する ⑴~⑶ の文章を読み, 下の問い ( 問 1~5) に答えよ ⑴ 塩化ナトリウム中では, ナトリウムイオン Na + と塩化物イオン Cl - が静電気的な引力で結び ついている このような陽イ
化学 1( 応用生物 生命健康科 現代教育学部 ) ( 解答番号 1 ~ 29 ) Ⅰ 化学結合に関する ⑴~⑶ の文章を読み, 下の問い ( 問 1~5) に答えよ ⑴ 塩化ナトリウム中では, ナトリウムイオン Na + と塩化物イオン Cl - が静電気的な引力で結び ついている このような陽イオンと陰イオンの静電気的な引力による結合を 1 1 という ⑵ 2 個の水素原子は, それぞれ1 個の価電子を出し合い,
創薬に繋がる V-ATPase の構造 機能の解明 Towards structure-based design of novel inhibitors for V-ATPase 京都大学医学研究科 / 理化学研究所 SSBC 村田武士 < 要旨 > V-ATPase は 真核生物の空胞系膜に存在す
創薬に繋がる V-ATPase の構造 機能の解明 Towards structure-based design of novel inhibitors for V-ATPase 京都大学医学研究科 / 理化学研究所 SSBC 村田武士 < 要旨 > V-ATPase は 真核生物の空胞系膜に存在するプロトンポンプである 複雑なサブユニット構造からなる超分子複合体であり 親水性の触媒頭部部分 (V1
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酵素 : タンパク質の触媒 タンパク質 Protein 酵素 Enzyme 触媒 Catalyst 触媒 Cataylst: 特定の化学反応の反応速度を速める物質 自身は反応の前後で変化しない 酵素 Enzyme: タンパク質の触媒 触媒作用を持つタンパク質 第 3 回 : タンパク質はアミノ酸からなるポリペプチドである 第 4 回 : タンパク質は様々な立体構造を持つ 第 5 回 : タンパク質の立体構造と酵素活性の関係
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中学 2 年理科まとめ講座 第 1 分野 1. 化学変化と原子 分子 物質の成り立ち 化学変化 化学変化と物質の質量 基本の解説と問題 講師 : 仲谷のぼる 1 物質の成り立ち 物質のつくり 物質をつくる それ以上分けることができない粒を原子という いくつかの原子が結びついてできたものを分子という いろいろな物質のうち 1 種類の原子からできている物質を単体 2 種類以上の原子からできている物質を化合物という
有機元素化学特論04回配布用
光学活性シランの合成 ( ジアステレオマー法 ) 有機 14 族元素化合物の性質 : 置換反応 炭素およびケイ素上での置換反応 有機元素化学特論第 4 回 4 配位 14 族元素 (Si,Ge,Sn) 化合物は四面体構造をとる ケイ素と炭素の各種結合解離エネルギー 炭素 :5 配位構造は遷移状態 ケイ素 :5 配位構造は中間体 ( : 第 1 回資料参照 ) Si H 結合は C H 結合より弱い
スライド 1
基礎無機化学第 回 分子構造と結合 (IV) 原子価結合法 (II): 昇位と混成 本日のポイント 昇位と混成 s 軌道と p 軌道を混ぜて, 新しい軌道を作る sp 3 混成 : 正四面体型 sp 混成 : 三角形 (p 軌道が つ残る ) sp 混成 : 直線形 (p 軌道が つ残る ) 多重結合との関係炭素などでは以下が基本 ( たまに違う ) 二重結合 sp 混成三重結合 sp 混成 逆に,
第3類危険物の物質別詳細 練習問題
第 3 類危険物の物質別詳細練習問題 問題 1 第 3 類危険物の一般的な消火方法として 誤っているものは次のうちいくつあるか A. 噴霧注水は冷却効果と窒息効果があるので 有効である B. 乾燥砂は有効である C. 分子内に酸素を含むので 窒息消火法は効果がない D. 危険物自体は不燃性なので 周囲の可燃物を除去すればよい E. 自然発火性危険物の消火には 炭酸水素塩類を用いた消火剤は効果がある
有機化合物の反応10(2018)講義用.ppt
有機化合物の反応 ( 第 10 回 ) 創薬分子薬学講座薬化学部門 金光卓也 第 14 章 到達目標 l 共役ジエンの性質及びアルケンとの相違点について説明できる l 化学反応で用いられる 速度支配 熱力学支配 という用語の意味を説明できる l Diels-Alder 反応の特徴を具体例を用いて説明できる l 共役と有機化合物の色の関係について説明できる 14.1 共役化合物 共役 conjugation
様式 C-19 科学研究費助成事業 ( 科学研究費補助金 ) 研究成果報告書 平成 25 年 5 月 27 日現在 機関番号 :32619 研究種目 : 基盤研究 (C) 研究期間 :2010~2012 課題番号 :22590015 研究課題名 ( 和文 ) 非アミド型炭素 - 窒素軸不斉化合物の触媒的不斉合成と不斉反応への応用研究課題名 ( 英文 )Catalytic Enantioselective
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2004 March 3 C O N T E N T S Petroleum Energy Center News 1 13 1 2 3 3 4 3 5 6 3 7 8 3 9 ロ 芳香環の水素化 通常の縮合多環芳香族の水素化には 図17 芳香環の水素化 水素化活性の強化 NiMo系あるいはNiW系触媒が有効であり これらの水素化活性を高めることでメチル 基による反応阻害を緩和し 4,6DMDBT等
UBE Aromatic SF5 Compounds,
UBE Aromatic S5 Compounds, Contact: [email protected] Molecular Model of Ph UBE の S5 化合物は 多様な S5 化合物を低コストで供給できる画期的な手法で合成されています 現在 下記の S5 化合物の提供が可能です 医薬 農薬 高分子材料 エレクトロニクス材料等 お客様が求める機能材料のビルディングブロックとしてご活用ください
有機化合物の反応9(2018)講義用.ppt
有機化合物の反応 ( 第 9 回 ) 創薬分子薬学講座薬化学部門 金光卓也 ハロゲン化アルキルの反応性 l S N 1 と S N 2 の特徴の復習 l S N 1=Unimolecular Nucleophilic Substitution 単分子求核置換反応 l S N 2=Bimolecular Nucleophilic Substitution 二分子求核置換反応 1 反応速度 l S N
Microsoft Word - 無機化学テキスト_2010_
25 金属錯体 代表的な錯体の名称, 構造, 基本的性質を説明できる. 配位結合を説明できる. 代表的なドナー原子, 配位基, キレート試薬を列挙できる. 錯体の安定性に与える配位子の構造的要素 ( キレート効果 ) について説明できる. 錯体の反応性について説明できる. 医薬品として用いられる代表的な錯体を列挙できる. 錯体は, 金属錯体, 配位化合物ともいい, 中心金属とそれを取り巻くように結合する配位子とから構成される.
木村の理論化学小ネタ 熱化学方程式と反応熱の分類発熱反応と吸熱反応化学反応は, 反応の前後の物質のエネルギーが異なるため, エネルギーの出入りを伴い, それが, 熱 光 電気などのエネルギーの形で現れる とくに, 化学変化と熱エネルギーの関
熱化学方程式と反応熱の分類発熱反応と吸熱反応化学反応は, 反応の前後の物質のエネルギーが異なるため, エネルギーの出入りを伴い, それが, 熱 光 電気などのエネルギーの形で現れる とくに, 化学変化と熱エネルギーの関係を扱う化学の一部門を熱化学という 発熱反応反応前の物質のエネルギー 大ネルギ熱エネルギーー小エ反応後の物質のエネルギー 吸熱反応 反応後の物質のエネルギー 大ネルギー熱エネルギー小エ反応前の物質のエネルギー
安価な鉄錯体を用いて温和な条件下で窒素ガスの触媒的還元に成功! - 窒素ガスから触媒的なアンモニアおよびヒドラジン合成を実現 - 1. 発表者 : 東京大学栗山翔吾 ( 東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻大学院生 ) 荒芝和也 ( 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻特任研究員 )
安価な鉄錯体を用いて温和な条件下で窒素ガスの触媒的還元に成功! - 窒素ガスから触媒的なおよびヒドラジン合成を実現 - 1. 発表者 : 東京大学栗山翔吾 ( 東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻大学院生 ) 荒芝和也 ( 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻特任研究員 ) 中島一成 ( 東京大学大学院工学系研究科総合研究機構助教 ) 石井和之 ( 東京大学生産技術研究所教授 ) 西林仁昭
■ 質量分析計の原理 ■
質量分析装置 1, 質量分析法とは? 質量分析法 (Mass Spectrometry, 以下 MS と略す ) は 極めて少量の試料 (1mg 以下, 最低必要量は 1 mmol/l の溶液が数 μl あれば測定可能 ) で 信頼性のある分子量を測定する方法である 実際には試料を高真空下 適当な方法でイオン化し そのイオンを電磁気的に分離して検出を行う 元素分析と MS を組み合わせれば 試料の分子式が決定できる
論文の内容の要旨
論文の内容の要旨 2 次元陽電子消滅 2 光子角相関の低温そのまま測定による 絶縁性結晶および Si 中の欠陥の研究 武内伴照 絶縁性結晶に陽電子を入射すると 多くの場合 電子との束縛状態であるポジトロニウム (Ps) を生成する Ps は 電子と正孔の束縛状態である励起子の正孔を陽電子で置き換えたものにあたり いわば励起子の 同位体 である Ps は 陽電子消滅 2 光子角相関 (Angular
リチウムイオン電池用シリコン電極の1粒子の充電による膨張の観察に成功
同時発表 : 筑波研究学園都市記者会 ( 資料配付 ) 文部科学記者会 ( 資料配布 ) 科学記者会 ( 資料配布 ) 都庁記者クラブ ( 資料配布 ) 概要 リチウムイオン電池用シリコン電極の 1 粒子の充電による膨張の観察に成功 - リチウムイオン電池新規負極材料の電極設計の再考 - 平成 25 年 3 月 27 日 独立行政法人物質 材料研究機構 公立大学法人首都大学東京 1. 独立行政法人物質
ビタミン B 12 人工酵素 2 C 2 C 3 C 3 C 2 C 3 C C 3 C 2 C 3 C 2 L Co C 3 C 3 C 3 C 3 L C2 2 B 12 LC 3 B 12 LC B 12 C C X 2 C 3 X C 3 P C 2 5,6-2 CoA C CoA C -C
解 説 ビタミン B 12 人工酵素 光の照射で環境汚染物質を分解! 嶌越 恒 久枝良雄 然の触媒として数かずの精密な生体反応に関与天する酵素. そのしくみを研究 応用してバイオ インスパイアード触媒へと進化させたビタミン B 12 人 工酵素は, 光の照射により, さまざまな環境汚染物質 の分解 除去に貢献する夢の触媒として期待されている. ビタミン B 12 とは B 12 1 µg B 12
8.1 有機シンチレータ 有機物質中のシンチレーション機構 有機物質の蛍光過程 単一分子のエネルギー準位の励起によって生じる 分子の種類にのみよる ( 物理的状態には関係ない 気体でも固体でも 溶液の一部でも同様の蛍光が観測できる * 無機物質では規則的な格子結晶が過程の元になっているの
6 月 6 日発表範囲 P227~P232 発表者救仁郷 シンチレーションとは? シンチレーション 蛍光物質に放射線などの荷電粒子が当たると発光する現象 材料 有機の溶液 プラスチック 無機ヨウ化ナトリウム 硫化亜鉛 など 例えば以下のように用いる 電離性放射線 シンチレータ 蛍光 光電子増倍管 電子アンプなど シンチレーションの光によって電離性放射線を検出することは非常に古くから行われてきた放射線測定法で
京都大学博士 ( 工学 ) 氏名宮口克一 論文題目 塩素固定化材を用いた断面修復材と犠牲陽極材を併用した断面修復工法の鉄筋防食性能に関する研究 ( 論文内容の要旨 ) 本論文は, 塩害を受けたコンクリート構造物の対策として一般的な対策のひとつである, 断面修復工法を検討の対象とし, その耐久性をより
塩素固定化材を用いた断面修復材と犠牲陽極材を併用し Titleた断面修復工法の鉄筋防食性能に関する研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 宮口, 克一 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2015-01-23 URL https://doi.org/10.14989/doctor.k18 Right Type Thesis
生物時計の安定性の秘密を解明
平成 25 年 12 月 13 日 生物時計の安定性の秘密を解明 概要 名古屋大学理学研究科の北山陽子助教 近藤孝男特任教授らの研究グループは 光合 成をおこなうシアノバクテリアの生物時計機構を解析し 時計タンパク質 KaiC が 安定な 24 時 間周期のリズムを形成する分子機構を明らかにしました 生物は, 生物時計 ( 概日時計 ) を利用して様々な生理現象を 時間的に コントロールし 効 率的に生活しています
スライド 1
基礎無機化学第 10 回 分子構造と結合 (II) 結合長, 結合の強さ, ケテラーの三角形,VSEPR 本日のポイント 結合長と結合の強さ結合が強い方が結合が短い. 周期表の下の方ほど結合は弱い. 非共有電子対の反発があると結合は弱い. 分極した結合は強い. ケテラーの三角形結合している原子の電気陰性度を見て, 金属結合 共有結合 イオン結合を区別. VSEPR: 分子全体の形を単純な規則で予想結合の電子対同士は反発する.
第1回 生体内のエネルギー産生
第 1 回生体内のエネルギー産生 日紫喜光良 基礎生化学 2018.4.10 1 暮らしの中の生化学と関連した事象 発酵 発酵食品の製造 酒造 代謝 エネルギー 栄養 栄養素 代謝異常 糖尿病 肥満 2 健康についての疑問は生化学に関連 コラーゲンをたくさんとると肌がぷりぷりになる? ご飯さえ食べなければ太らない ( 糖質ダイエット?) か? 3 教科書 リッピンコットシリーズイラストレイテッド生化学
第11回配布用
07 年度有機化学 および演習第 回 (07.07.06) (06 年度以前入学者は有機化学序論 ) 担当山下誠居室 号館 0 階 03 号室 e-mail [email protected] 7/3( 木 ) 休講 7/5( 土 ) 限補講 @ 演習で解説してほしい問題は田浦先生 ([email protected]) と荒巻先生 ([email protected])
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Detection of bound phenolic acids: prevention by ascorbic acid and ethylenediaminetetraacetic acid of degradation of phenolic acids during alkaline hydrolysis ( 結合フェノール酸の検出 : アルカリ加水分解中のアスコルビン酸と EDTA によるフェノール酸の劣化防止
首都圏北部 4 大学発新技術説明会 平成 26 年 6 月 19 日 オレフィン類の高活性かつ立体選択的重合技術 埼玉大学大学院理工学研究科 助教中田憲男
首都圏北部 4 大学発新技術説明会 平成 26 年 6 月 19 日 オレフィン類の高活性かつ立体選択的重合技術 埼玉大学大学院理工学研究科 助教中田憲男 ポリオレフィンの用途 ポリプロピレン 絶縁性を利用して テレビなどの電化製品 通信機器などの絶縁体として使用耐薬品性を活かして薬品の容器 包装にも使用 ポリスチレン コップ 各種容器 歯ブラシなどの日用品 プラ スチックモデルなどのおもちゃや包装に使用
報道関係者各位 平成 24 年 4 月 13 日 筑波大学 ナノ材料で Cs( セシウム ) イオンを結晶中に捕獲 研究成果のポイント : 放射性セシウム除染の切り札になりうる成果セシウムイオンを効率的にナノ空間 ナノの檻にぴったり収容して捕獲 除去 国立大学法人筑波大学 学長山田信博 ( 以下 筑
報道関係者各位 平成 24 年 4 月 13 日 筑波大学 ナノ材料で Cs( セシウム ) イオンを結晶中に捕獲 研究成果のポイント : 放射性セシウム除染の切り札になりうる成果セシウムイオンを効率的にナノ空間 ナノの檻にぴったり収容して捕獲 除去 国立大学法人筑波大学 学長山田信博 ( 以下 筑波大学 という ) 数理物質系 系長三明康郎 守友浩教授は プルシャンブルー類似体を用いて 水溶液中に溶けている
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電気化学 (F2027&F2077) 第 1 回講義平成 22 年 4 月 13 日 ( 火 ) 電気化学の概説 1. カリキュラムの中での本講義の位置づけの理解 2. 電気化学の発展 3. 電気化学の学問領域, 主な分野 4. 電気化学が支える先端技術分野と持続的社会 はじめに の部分 電気化学の歴史, 体系, エネルギー変換電気化学が深く関係する学問領域と先端技術の例を挙げよ電気化学が関係する先端技術の例を挙げよ
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量子化学 原田 講義概要 第 1 回 概論 量子化学の基礎 第 回 演習 1 第 3 回 分子の電子状態の計算法 (ückel 法 ) 第 4 回 演習 第 5 回 近似を高めた理論化学計算法 第 6 回 演習 3 第 7 回 試験 分子の電子状態の計算法 (ückel 法 ) 到達目標 : 分子軌道計算手法の物理的意味を把握する. 計算法や術語に慣れる. なぜ ückel 法か 手計算で解けるから!
解法 1 原子の性質を周期表で理解する 原子の結合について理解するには まずは原子の種類 (= 元素 ) による性質の違いを知る必要がある 原子の性質は 次の 3 つによって理解することができる イオン化エネルギー = 原子から電子 1 個を取り除くのに必要なエネルギー ( イメージ ) 電子 原子
解法 1 原子の性質を周期表で理解する 原子の結合について理解するには まずは原子の種類 (= 元素 ) による性質の違いを知る必要がある 原子の性質は 次の 3 つによって理解することができる イオン化エネルギー = 原子から電子 1 個を取り除くのに必要なエネルギー ( イメージ ) 電子 原子 いやだ!! の強さ 電子親和力 = 原子が電子 1 個を受け取ったときに放出するエネルギー ( イメージ
