表 1 平成 24 年度改定における病院群の設定 (DPC 病院 Ⅰ 群 ~Ⅲ 群 ) Ⅰ 群大学病院本院 80 病院約 6.5 万床 DPC 対象病院 1,505 病院約 48 万床 Ⅱ 群一定の要件を満たす 90 病院約 5.1 万床 Ⅲ 群 Ⅰ,Ⅱ 群以外 1,335 病院約 36 万床 DP

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1 日衛誌 (Jpn. J. Hyg.),70, (2015) 日本衛生学会 原 著 Diagnosis Procedure Combination 調査データを用いた病院群 Ⅰ 群と Ⅱ 群の Major Diagnostic Category 別診療内容の差異の検討 中島尚登 * 1, 矢野耕也 * 2, 長澤薫子 * 1, 小林英史 * 1, 横田邦信 * 1 * 1 東京慈恵会医科大学附属病院医療保険指導室 * 2 日本大学生産工学部マネジメント工学科 Examination of the Difference in Medical Treatment Contents According to Major Diagnostic Category of Hospital Group I and Group II Using the Diagnosis Procedure Combination Survey Data Hisato NAKAJIMA* 1, Kouya YANO* 2, Kaoko NAGASAWA* 1, Eiji KOBAYASHI* 1 and Kuninobu YOKOTA* 1 * 1 Department of Medical Insurance Guidance Room, The Jikei University Hospital * 2 Department of Industrial Engineering and Management, College of Industrial Technology, Nihon University Abstract Objectives: A difference in the medical treatment situation between the first group and the second group of the hospital group in the DPC system was clarified using Diagnosis Procedure Combination (DPC) survey data according to Major Diagnostic Category (MDC). Furthermore, the division between the first group and the second group was examined. Methods: DPC survey data collected in 2012 was used. According to MDC, significant differences in the patient ratio of hospitalization, the number of planned hospitalizations, the number of emergency hospitalizations, the number of ambulance conveyances, and the number of treatments were considered. Then, by the Mahalanobis Taguchi method, distributions of the Mahalanobis distance and item choice according to MDC were considered. Results: Many items according to MDC showed significant differences between the first group and the second group. The Mahalanobis distance was increased by MDC 16 disease when divided by the Mahalanobis distance of 1.0 between the first group and the second group. The item, which contributed to the calculation of the Mahalanobis distance by item choice, varied and showed a difference between the first group and the second group. Conclusions: The second group was authorized by the hospital followed by the first group. However, the results showed significant differences in the number of DPC survey data and the Mahalanobis distance of many items. Key words: Diagnosis Procedure Combination(Diagnosis Procedure Combination 対象病院 ), Major Diagnostic Category(Major Diagnostic Category 分類 ), medical institution group( 医療機関群 ),Mahalanobis Taguchi system(mahalanobis Taguchi 法 ), Mahalanobis distance(mahalanobis の距離 ) 緒 言 受付 2014 年 11 月 7 日, 受理 2015 年 1 月 22 日 Reprint requests to: Hisato NAKAJIMA Department of Medical Insurance Guidance Room, The Jikei University Hospital, Nishi-Shinbashi, Minato-ku, Tokyo , Japan FAX: +81(3) hisato-nakajima@jikei.ac.jp 平成 15 年 4 月に, 急性期医療に係る診断群分類 (Diagnosis Procedure Combination, 以下 DPC) 点数表が導入され, その後平成 24 年度診療報酬改定では DPC 制度の対象病院を 3 群に分け, 病院群別の基礎係数が新設された DPCによる包括評価部分は, 診断群分類ごとの疾 230

2 表 1 平成 24 年度改定における病院群の設定 (DPC 病院 Ⅰ 群 ~Ⅲ 群 ) Ⅰ 群大学病院本院 80 病院約 6.5 万床 DPC 対象病院 1,505 病院約 48 万床 Ⅱ 群一定の要件を満たす 90 病院約 5.1 万床 Ⅲ 群 Ⅰ,Ⅱ 群以外 1,335 病院約 36 万床 DPC 病院 Ⅱ 群の要件 ( 以下の 実績要件 1 ~ 4 を全て満たす病院 ) Ⅱ 群病院の考え方 : 大学病院本院に準じた診療密度と一定の機能を有する 実績要件 ( 特定機能病院は実績要件 2 を満たしたものとして取扱う ) 実績要件 1 診療密度 実績要件 2 医師研修の実施 実績要件 3 高度な医療技術の実施 右 3 つを全て満たす 実績要件 4 重症患者に対する診療の実施 各要件の具体的指標 1 日当たり包括範囲出来高平均点数 ( 全病院患者構成で補正 ) 届出病床当たりの医師数 ( 免許取得後 2 年目まで ) 手術 1 件あたりの外保連手術指数 ( 協力医師数及び手術時間補正後 ) DPC 算定病床当たりの外保連手術指数 ( 協力医師数及び手術時間補正後 ) 手術実施件数 複雑性指数 ( 重症 DPC 補正後 ) 患 1 日当たり点数に医療機関別係数と在院日数を掛算し て請求点数を算定する この医療機関別係数の内訳は, 入院基本料ごとに設定された機能評価係数 Ⅰ, 毎年の DPC 調査データより対象病院ごとに設定された機能評価係数 Ⅱ( 平成 24 年度はデータ提出指数, 効率性指数, 複雑性指数, カバー率指数, 地域医療指数, 救急医療指数の合計 ), 医療費実績に改定率を反映さす暫定調整係数 ( 平成 30 年に廃止 ), および病院群ごとに設定された基礎係数であり, これらの合計が医療機関別係数である (1) 平成 24 年度の病院群見直し (2) では, 表 1 に示すように,1,505 施設の DPC 対象病院が 3 つの病院群に分けられ, 診療報酬の包括範囲を出来高点数に換算した値の平均より算出された値をもとに,Ⅰ 群 ,Ⅱ 群 ,Ⅲ 群 の基礎係数が設定された (2) 大学病院本院は, 包括範囲の 1 日当たりの診療密度を示す出来高点数や, その役割と機能が明らかに他の施設と異なるため別群のⅠ 群とされた 大学病院本院以外の施設については, 診療密度, 医師研修の実施, 高度な医療技術の実施および重症患者に対する診療の実施などの観点から, 大学病院本院に準じた診療密度と一定の機能を有すると考えられる医療機関についてⅡ 群とされ (2), さらにⅠ,Ⅱ 群以外の病院がⅢ 群と設定され, 平成 26 年度改定でもこの分類が継続されている 著者は, 年度別に厚生労働省が調査し公開している DPC 調査データを用いて,DPC 対象病院の評価 (3, 4), 大学病院を運営する学校法人に対する財務を含めた評価 (5), また DPC 対象病院が医療収入を増やすためには機能評価係数 Ⅱを上げる努力が必要になるため, 個別に設 定される機能評価係数 Ⅱを押し上げる要因 (6, 7) についても報告した 医療機関別係数のうち, 基礎係数, 機能評価係数 Ⅰおよび暫定調整係数は DPC 調査データとは直接には関係なく設定される また大学病院本院であれば規模や経営状況に地域差など (4, 5) が認められてもⅠ 群病院に設定され,Ⅰ 群の基礎係数が適用される しかしながら, 大学病院本院であるⅠ 群と, それに準ずるⅡ 群病院の区分について診療件数をもとにした検証は, 厚生労働省の見直し (2) でも充分になされていない 厚生労働省の平成 26 年度診療報酬調査専門組織 DPC 評価分科会による 医療機関群のあり方などについて (8, 9) では,Ⅰ 群である大学病院本院は, 地域で担う機能が様々であり, また分院に機能を移している病院があることから診療実態の差異が大きいという点を指摘している そして高度な医療技術, 先進的な医療技術の開発, 学部教育の施行より他の病院とは分けて考えるべきではあるが, 分院への機能の移行や精神科など総合的な機能の一部を備えていない大学病院に関して実態を把握し適切な機能を果たしているのかを検討する必要がある, と報告している またⅡ 群については医療提供体制全体の見直しを踏まえ検討する必要があり, 選定要件の基準値を作るべきとの指摘をしている そして地域における医療機関の機能も考慮していく必要があるが, 基準値の策定には慎重な検討を要するとしており,Ⅰ 群, Ⅱ 群ともに診療実態に合わせた定義が検討されている 以上の背景を踏まえて今回著者は, 平成 24 年度より新設された医療機関群のうちⅠ 群とⅡ 群との間の診療実態の差異を, 平成 24 年度 DPC 調査データを用いて主要診断群 (Major Diagnostic Category: 以下 MDC) 分類別に明らかにし, さらに現在のⅠ,Ⅱ 群の区分けの妥当性を検討したので報告する 方 日本の MDC 分類は,DPC 制度の導入時 16 分類であったが現在は 18 分類である その内訳は,01 神経系疾患 ( 以下神経 ),02 眼科系疾患 ( 以下眼科 ),03 耳鼻咽喉科系疾患 ( 以下耳鼻科 ),04 呼吸器系疾患 ( 以下呼吸器 ), 05 循環器系疾患 ( 以下循環器 ),06 消化器系疾患, 肝臓 胆嚢 膵臓疾患 ( 以下消化器 ),07 筋骨格系疾患 ( 以下筋骨格 ),08 皮膚, 皮下組織の疾患 ( 以下皮膚 ),09 乳房の疾患 ( 以下乳房 ),10 内分泌 栄養 代謝に関する疾患 ( 以下代謝 ),11 腎 尿路系疾患および男性生殖器系疾患 ( 以下泌尿器 ),12 女性生殖器系および産褥期疾患 異常妊娠分娩 ( 以下産婦人科 ),13 血液 造血器 免疫臓器の疾患 ( 以下血液 ),14 新生児疾患, 先天性奇形 ( 以下新生児 ),15 小児疾患 ( 以下小児 ),16 外傷 熱傷 中毒 ( 以下外傷 ),17 精神疾患 ( 以下精神 ),18 その他である 今回は平成 24 年度の DPC 調査データ (10) より, 施設別 MDC 比率, 在院日数の平均の差 MDC 別, 予定 法 231

3 救急医療入院医療機関別 MDC 別集計, 救急車による搬送の有無 医療機関別 MDC 別集計,MDC 別医療機関別件数を選び, 表 2 に示すⅠ,Ⅱ 群別 MDC 別の患者数比率, 在院日数, 予定入院 予定外入院 救急医療入院の件数, 救急車搬送件数, および表 3 に示す手術無し 有りの件数の 8 項目を用いて以下の検討を行った なお件数が多大のため, 表 2,3 には項目別に平均と標準偏差を示した の D 2 を MDC 別に計算した 単位空間作成においては Ⅰ 群 80 病院の D 2 も計算される 単位空間の中心は D 2 =1.0 であるため, 計算された MDC 別 D 2 を 1.0 未満と 1.0 以上に区分した そしてⅠ,Ⅱ 群ごとの分布に差を認めるか χ 2 検定し,MDC 別のⅠ,Ⅱ 群の差異を検討した なお D 2 の計算に用いた 8 項目は, 在院日数は短いと, ほか 7 項目は件数が増えると医療収入の増収につながる医療保険制度のため, 在院日数は逆数を用いて計算した 1.Ⅰ,Ⅱ 群別の MDC 別患者数比率病院別の MDC 別患者数比率の平均と標準偏差を計算し,Ⅰ 群とⅡ 群の間の有意差を検討した 2.Ⅰ,Ⅱ 群別の MDC 別在院日数病院別の MDC 別在院日数の平均と標準偏差を計算し,Ⅰ 群とⅡ 群の間の有意差を検討した 3.Ⅰ,Ⅱ 群別の MDC 別予定 予定外 救急医療入院の件数と予定入院に対する予定外 救急医療入院の比率病院別の MDC 別予定入院, 予定外入院, 救急医療入院の件数, および全入院件数に対する予定外入院と救急医療入院の件数の比率, の平均と標準偏差を計算し,Ⅰ 群とⅡ 群の間の有意差を検討した 4.Ⅰ,Ⅱ 群別の救急車搬送件数と入院数病院別の MDC 別救急車搬送件数と総入院数の平均と標準偏差を計算し,Ⅰ 群とⅡ 群の間の有意差を検討した 7.MT 法の項目選択における SN 比 MT 法の項目選択では, 第一水準に 単位空間にこの項目を用いる, 第二水準に 単位空間にこの項目を用いない とする 今回は MDC 別の 1 疾患ごとに 8 項目のため L 12 直行表を用い,Ⅰ 群の MDC 別 1 疾患に全部で 12 個の単位空間を作成する 次に 12 個の単位空間に対し Ⅱ 群 90 病院の MDC 別に個々の D 2 を計算する この個々の D 2 より SN 比を計算し, 各水準の SN 比の平均と差を求める 単位空間の中心 D 2 =1.0 よりどれだけ D 2 が離れるかで評価するため, この SN 比の差が大きいほうが望ましい ( 望大特性 ) 状態である MDC 別 18 疾患の 8 項目に対し SN 比の差を計算すると,SN 比の差が 1.0 db 以上を 有効,1.0 db 未満を やや有効, 負の値を 寄与しない 項目として区分できる そして 有効 と やや有効 である項目が, 単位空間であるⅠ 群に対するⅡ 群個々の病院の D 2 の計算に寄与すると判断できる 今回は項目選択により, 用いた 8 項目のなかでⅠ 群とⅡ 群の間を区分することに寄与する要因を検討した 5.Ⅰ,Ⅱ 群別の MDC 別手術無し 有り 合計の件数病院別の MDC 別手術無し, 手術有り, および手術有り 無しの合計件数の平均と標準偏差を計算し,Ⅰ 群と Ⅱ 群の間の有意差を検討した 6.Ⅰ,Ⅱ 群別 MDC 別の Mahalanobis Taguchi 法による Mahalanobis の距離の分布 Maharanobis Taguchi( 以下 MT) 法は, 単位空間の計測項目間の相関係数の逆行列を利用する方法であり (11),Mahalanobis の空間を用いて基準となるデータで単位空間を定義し, 各々の対象が単位空間からどの程度離れているか Mahalanobis の距離 ( 以下 D 2 ) を計測する 単位空間の中心は D 2 =1.0 であり, 単位空間から対象がどれだけ離れているか, さらに signal-to-noise(sn) 比という評価尺度を示して判定の信頼性を評価する解析法である 著者は MT 法を用い, 健康診断の判定 (12, 13),DPC 参加病院の評価 (3, 4), 自己免疫性肝疾患の診断 (14), 急性肝不全の評価 (15), 平均寿命と医療費の係り (16) について報告してきた 今回は MDC 別の予定入院, 予定外入院, 救急医療入院, 救急車搬送, 入院数, 在院日数, 手術無し, 手術有りの 8 項目データを用いた 初めにⅠ 群 80 病院のデータで MDC 別に単位空間を作成し, 次にⅡ 群 90 病院個々 8. 各計算に用いた方法有意差検定においては,2 標本 t 検定を用い有意水準 5% を有意とした D 2 の計算にはオーケン社製のエクセルアドインソフトである MT システム 1,MT 法 を用い, 多重共線性を配慮して計算した 結 1.Ⅰ,Ⅱ 群別の MDC 別患者数比率 ( 表 2) 入院患者における MDC 別の患者比率は,Ⅰ 群では眼科, 耳鼻科, 筋骨格, 皮膚, 代謝, 産婦人科, 血液, 新生児, その他で,Ⅱ 群では神経, 呼吸器, 循環器, 消化器, 小児, 外傷で有意に高いが, 乳房, 泌尿器, 精神では群間に有意差を認めなかった 比率の高い 3 疾患は上位よりⅠ 群では消化器, 循環器, 眼科,Ⅱ 群では消化器, 循環器, 呼吸器であり, 比率が低い 3 疾患は最下位より Ⅰ,Ⅱ 群ともに精神, 小児, 乳房の順であった 2.Ⅰ,Ⅱ 群別の MDC 別在院日数 ( 表 2) 入院患者の在院日数は,Ⅱ 群では神経, 眼科, 耳鼻科, 呼吸器, 循環器, 消化器, 筋骨格, 皮膚, 乳房, 代謝, 泌尿器, 産婦人科, 血液, 新生児, 小児においてⅠ 群より有意に短いが, 外傷, 精神, その他では群間に差を認 果 232

4 表 2 病院群別の MDC 別 DPC 調査データの平均と標準偏差 入院患者の比率 % 病院群 MDC01 MDC02 MDC03 MDC04 MDC05 MDC06 MDC07 MDC08 MDC09 神経系疾患 眼科系疾患 耳鼻咽喉科系疾患 呼吸器系疾患 循環器系疾患 消化器系疾患, 肝臓 胆嚢 膵臓疾患 筋骨格系疾患 皮膚 皮下組織の疾患 乳房の疾患 Ⅰ 群 6.0±1.5 a 9.2±2.7 a 5.4±1.3 a 8.2±1.9 a 9.4±2.2 a 18.5±3.2 a 6.9±1.6 a 2.4±0.8 a 1.6±0.8 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 Ⅱ 群 7.2± ± ± ± ± ± ± ± ±1.4 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 在院日数 予定入院 Ⅰ 群 19.5± ±2.4 a 13.8±3.4 a 16.1±2.1 a 14.5±3.2 a 14.8±2.3 a 19.7±2.8 a 12.4±2.3 a 10.1±2.4 a n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=79 Ⅱ 群 18.8± ± ± ± ± ± ± ± ±2.2 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=87 Ⅰ 群 490.5±246.7 a ±483.6 a 627.4±256.3 a 747.0±331.8 a 938.3± ±810.9 a 858.5±280.5 a 255.4±126.6 a 216.9±127.1 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=79 Ⅱ 群 273.5± ± ± ± ± ± ± ± ±163.4 n=90 n=79 n=88 n=90 n=88 n=90 n=90 n=83 n=87 予定外入院 救急医療入院 Ⅰ 群 166.5± ±59.5 a 103.9±80.2 c 246.6±182.9 a 150.6± ± ± ± ±6.2 n=76 n=74 n=77 n=79 n=76 n=78 n=77 n=76 n=19 Ⅱ 群 160.4± ± ± ± ± ± ± ± ±7.0 n=83 n=31 n=79 n=87 n=83 n=85 n=80 n=77 n=17 Ⅰ 群 211.7±128.5 a 68.1±42.3 a 40.7±32.2 a 178.6±134.0 a 335.5±227.3 a 273.1±220.5 a 36.8±26.2 c 28.1±26.4 b 12.7±1.3 n=79 n=55 n=60 n=79 n=79 n=80 n=60 n=52 n=7 Ⅱ 群 461.1± ± ± ± ± ± ± ± ±6.0 n=88 n=39 n=72 n=90 n=87 n=90 n=71 n=65 n=12 Ⅰ 群 42.6±14.7 a 9.2±5.2 a 17.3±8.0 a 35.3±13.0 a 33.1±11.4 a 23.7±8.4 a 9.5±3.9 a 25.1±13.0 a 1.9±3.2 予定外 + n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=79 救急入院の割合 % Ⅱ 群 68.8± ± ± ± ± ± ± ± ±5.1 n=90 n=79 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=88 n=87 救急車搬送 入院合計 入院患者の比率 % 在院日数 Ⅰ 群 199.8±132.0 a 29.3± ± ±78.5 a 266.8±201.3 a 156.1±108.9 a 22.8±10.5 a 15.2± ±0.0 n=80 n=4 n=62 n=80 n=80 n=80 n=61 n=25 n=0 Ⅱ 群 369.0± ± ± ± ± ± ± ± ±3.5 n=88 n=1 n=81 n=90 n=86 n=90 n=80 n=51 n=2 Ⅰ 群 858.0± ±514.6 a 759.1±291.5 a ±464.7 a ±553.7 a ± ±301.5 a 338.3±142.5 a 226.7±131.2 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=79 Ⅱ 群 872.7± ± ± ± ± ± ± ± ±166.9 n=90 n=79 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=89 n=88 病院群 MDC10 MDC11 MDC12 MDC13 MDC14 MDC15 MDC16 MDC17 MDC18 内分泌 栄養 代謝に関する疾患 腎 尿路系疾患女性生殖器系疾患及び男性生殖器及び産褥期疾患 系疾患異常妊娠分娩 血液 造血器 免疫臓器の疾患 新生児疾患, 先天性奇形 小児疾患 外傷 熱傷 中毒 精神疾患 Ⅰ 群 3.8±1.2 a 7.4± ±2.3 a 2.8±0.8 b 3.5±1.4 a 0.6±0.4 a 3.4±1.4 a 0.1± ±0.5 a n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 Ⅱ 群 2.8± ± ± ± ± ± ± ± ±0.5 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 Ⅰ 群 15.0±2.5 a 13.3±2.4 a 11.6±2.1 a 25.7±4.0 a 15.6±3.4 a 9.8±2.6 a 14.3± ± ±4.2 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=46 n=80 Ⅱ 群 13.0± ± ± ± ± ± ± ± ±4.8 n=90 n=90 n=86 n=90 n=82 n=89 n=88 n=44 n=90 その他 予定入院 Ⅰ 群 446.7±225.3 a 844.5±263.4 a 899.7±375.1 a 260.3± ±176.4 a 18.1± ± ± ±86.5 a n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=42 n=80 n=21 n=80 Ⅱ 群 226.4± ± ± ± ± ± ± ± ±39.0 n=90 n=90 n=86 n=87 n=79 n=17 n=84 n=5 n=89 予定外入院 Ⅰ 群 57.8± ± ±78.8 c 82.9±41.3 a 35.5± ±59.1 a 93.1±81.9 a 15.0± ±32.0 n=76 n=77 n=79 n=78 n=71 n=71 n=75 n=4 n=77 Ⅱ 群 53.1± ± ± ± ± ± ± ± ±30.3 n=76 n=83 n=77 n=81 n=49 n=76 n=78 n=14 n=81 救急医療入院 Ⅰ 群 51.2±35.2 a 70.4±54.9 a 62.2± ±38.1 a 33.4± ±25.6 a 223.9±167.9 a 16.3± ±38.2 a n=71 n=75 n=71 n=73 n=49 n=50 n=79 n=16 n=77 Ⅱ 群 81.8± ± ± ± ± ± ± ± ±59.1 n=87 n=88 n=75 n=86 n=35 n=72 n=86 n=23 n=89 Ⅰ 群 19.2±10.5 a 17.3±6.2 a 18.7± ±10.8 a 20.0±13.7 a 84.5±21.5 a 59.2±14.1 a 42.8±45.3 a 42.7±14.0 a 予定外 + n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=77 n=80 n=32 n=80 救急入院の割合 % Ⅱ 群 38.7± ± ± ± ± ± ± ± ±14.9 n=90 n=90 n=86 n=90 n=81 n=88 n=86 n=33 n=90 救急車搬送 Ⅰ 群 35.8± ± ± ± ± ± ±162.6 a 15.5± ±27.3 a n=72 n=74 n=74 n=70 n=47 n=50 n=79 n=18 n=71 Ⅱ 群 52.5± ± ± ± ± ± ± ± ±28.3 n=85 n=88 n=65 n=84 n=36 n=81 n=86 n=21 n=87 入院合計 Ⅰ 群 547.8±250.7 a ±328.3 a ±429.8 a 392.8±136.1 a 301.2±186.4 a 92.7± ±275.6 a 26.3± ±117.9 a n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=50 n=80 Ⅱ 群 351.1± ± ± ± ± ± ± ± ±87.4 n=90 n=90 n=87 n=90 n=82 n=89 n=89 n=50 n=90 a:p<0.01 Ⅰ 群 vs Ⅱ 群,b:p<0.02 Ⅰ 群 vs Ⅱ 群,c:p<0.05 Ⅰ 群 vs Ⅱ 群 233

5 表 3 病院群別の MDC 別手術無し 有り 合計の件数の平均と標準偏差 MDC01 MDC02 MDC03 MDC04 MDC05 MDC06 MDC07 MDC08 MDC09 手術 神経系疾患 眼科系疾患 耳鼻咽喉科系疾患 呼吸器系疾患 循環器系疾患 消化器系疾患, 肝臓 胆嚢 膵臓疾患 筋骨格系疾患 皮膚 皮下組織の疾患 乳房の疾患 Ⅰ 群 無し 602.5± ±114.9 a 322.7±185.6 c 927.4±409.9 a 600.8±252.8 a ± ±173.9 a 205.9±90.5 a 70.2±61.8 c n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=66 有り 239.2± ±483.4 a 432.5±162.1 a 231.1±86.0 b 727.7± ± ±180.2 a 118.2±50.1 a 168.7±105.3 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=78 計 841.7± ±515.2 a 755.2±290.0 a ±461.2 a ±512.0 b ± ±298.5 a 324.0±121.2 a 228.1±130.4 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=78 Ⅱ 群 無し 653.1± ± ± ± ± ± ± ± ±44.7 n=90 n=46 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=88 n=77 有り 203.4± ± ± ± ± ± ± ± ±146.3 n=88 n=78 n=83 n=90 n=88 n=89 n=89 n=83 n=87 計 852.0± ± ± ± ± ± ± ± ±166.7 n=90 n=78 n=90 n=90 n=90 n=90 n=90 n=89 n=87 MDC10 MDC11 MDC12 MDC13 MDC14 MDC15 MDC16 MDC17 MDC18 手術 内分泌 栄養 代謝に関する疾患 腎 尿路系疾患女性生殖器系疾患血液 造血器 及び男性生殖器及び産褥期疾患 免疫臓器の系疾患異常妊娠分娩疾患 新生児疾患, 先天性奇形 小児疾患 外傷 熱傷 中毒 精神疾患 その他 Ⅰ 群 無し 398.9±204.4 a 578.8±195.1 a 468.6±225.6 a 306.8±118.0 b 250.3± ±67.5 a 161.1±103.0 a 24.7± ±74.2 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=41 n=80 有り 137.3±61.5 a 444.8± ± ±24.6 a 212.2±139.3 a 0.0± ±168.4 a 0.0± ±55.7 a n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 計 536.3±247.6 a ±327.3 b ±417.1 a 378.1±134.8 a 462.5±243.8 a 90.6±67.5 a 474.9±258.7 a 24.7± ±116.6 a n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=80 n=41 n=80 Ⅱ 群 無し 268.6± ± ± ± ± ± ± ± ±47.7 n=90 n=-90 n=86 n=90 n=78 n=89 n=86 n=42 n=90 有り 77.9± ± ± ± ± ± ± ± ±44.4 n=88 n=90 n=86 n=86 n=78 n=86 n=90 計 344.7± ± ± ± ± ± ± ± ±81.0 n=90 n=90 n=86 n=90 n=82 n=89 n=86 n=42 n=90 a:p<0.01 Ⅰ 群 vs Ⅱ 群,b:p<0.02 Ⅰ 群 vs Ⅱ 群,c:p<0.05 Ⅰ 群 vs Ⅱ 群 めなかった 在院日数の短い 3 疾患は最上位より Ⅰ,Ⅱ 群ともに眼科, 小児, 乳房, 在院日数の長い 3 疾患は最 下位よりⅠ 群では血液, その他, 筋骨格,Ⅱ 群では血液, その他, 神経の順であった 3.Ⅰ,Ⅱ 群別の MDC 別予定 予定外 緊急医療入院の件数と予定入院に対する予定外 緊急医療入院の比率 ( 表 2) MDC 別の予定入院件数は,Ⅰ 群では神経, 眼科, 耳鼻科, 呼吸器, 消化器, 筋骨格, 皮膚, 代謝, 泌尿器, 産婦人科, 新生児, その他で有意に多く, 循環器, 乳房, 血液, 小児, 外傷, 精神では有意差を認めなかった 予定外入院件数は,Ⅰ 群では眼科, 産婦人科, 血液で, Ⅱ 群では耳鼻科, 呼吸器, 小児, 外傷で有意に多いが, 神経, 循環器, 消化器, 筋骨格, 皮膚, 乳房, 代謝, 泌尿器, 新生児, 精神, その他では有意差を認めなかった 救急医療入院件数は,Ⅰ 群では眼科で,Ⅱ 群では神経, 耳鼻科, 呼吸器, 循環器, 消化器, 筋骨格, 皮膚, 代謝, 泌尿器, 血液, 小児, 外傷, その他で有意に多いが, 乳房, 産婦人科, 新生児, 精神では有意差を認めなかった 入院件数における予定外入院と救急医療入院件数の合計の割合は,Ⅰ 群では眼科で,Ⅱでは神経, 耳鼻科, 呼 吸器, 循環器, 消化器, 筋骨格, 皮膚, 代謝, 泌尿器, 血液, 新生児, 小児, 外傷, 精神, その他で有意に高いが, 乳房, 産婦人科では有意差を認めなかった またⅠ 群では予定外と救急医療入院の比率が高い最上位 3 疾患は小児, 外傷, 精神,Ⅱ 群では小児, 精神, 外傷であり, 比率が低い 3 疾患はⅠ,Ⅱ 群ともに最下位より乳房, 眼科, 筋骨格であった 4.Ⅰ,Ⅱ 群別の救急車搬送件数と入院数 ( 表 2) 救急車搬送件数は,Ⅱ 群では神経, 呼吸器, 循環器, 消化器, 筋骨格, 外傷, その他で有意に多いが, 他の疾患では有意差を認めなかった Ⅰ 群で件数が多い最上位 3 疾患は循環器, 外傷, 神経,Ⅱ 群では循環器, 神経, 外傷であり, 件数の少ない 3 疾患はⅠ,Ⅱ 群ともに最下位より乳房, 皮膚, 精神であった 入院件数の合計は,Ⅰ 群では眼科, 耳鼻科, 筋骨格, 皮膚, 代謝, 泌尿器, 産婦人科, 血液, 新生児, その他, Ⅱ 群では呼吸器, 循環器, 外傷で有意に多いが, 神経, 消化器, 乳房, 小児, 精神では有意差を認めなかった Ⅰ, Ⅱ 群ともに件数が多い最上位 3 疾患は消化器, 循環器, 呼吸器であり, 件数の少ない 3 疾患は最下位よりⅠ 群で精神, 小児, 乳房,Ⅱ 群で精神, 新生児, 小児であった 234

6 5.Ⅰ,Ⅱ 群別の MDC 別手術無し 有り 合計の件数 ( 表 3) MDC 別手術無しの件数は,Ⅰ 群では眼科, 耳鼻科, 筋骨格, 皮膚, 乳房, 代謝, 泌尿器, 産婦人科, 血液, Ⅱ 群では呼吸器, 循環器, 小児, 外傷で有意に多いが, 神経, 消化器, 新生児, 精神, その他では有意差を認めなかった Ⅰ 群で件数が多い最上位 3 疾患は消化器, 呼吸器, 神経,Ⅱ 群では呼吸器, 消化器, 循環器, 件数の少ない 3 疾患は最下位よりⅠ 群では精神, 乳房, 小児, Ⅱ 群では精神, 乳房, その他であった MDC 別手術有りの件数は,Ⅰ 群では眼科, 耳鼻科, 呼吸器, 筋骨格, 皮膚, 代謝, 血液, 新生児, その他, Ⅱ 群では外傷で有意に多いが, 神経, 循環器, 消化器, 乳房, 泌尿器, 産婦人科, 小児, 精神では有意差を認めなかった Ⅰ 群で件数が多い最上位 3 疾患は消化器, 眼科, 循環器,Ⅱ 群では消化器, 循環器, 眼科, 件数の少ない 3 疾患は最下位よりⅠ,Ⅱ 群ともに小児, 精神, 血液であった MDC 別手術無し 有りの合計件数は,Ⅰ 群では眼科, 耳鼻科, 筋骨格, 皮膚, 代謝, 泌尿器, 産婦人科, 血液, 新生児, その他,Ⅱ 群では呼吸器, 循環器, 小児, 外傷で有意に多いが, 神経, 消化器, 乳房, 精神では有意差を認めなかった Ⅰ 群で件数が多い最上位 3 疾患は消化器, 循環器, 眼科,Ⅱ 群では消化器, 循環器, 呼吸器, 件数の少ない 3 疾患は最下位よりⅠ 群では精神, 小児, 乳房,Ⅱ 群では精神, 小児, 皮膚であった 6.Ⅰ,Ⅱ 群別 MDC 別の Mahalanobis Taguchi 法による Mahalanobis の距離の分布 ( 表 4,5) Ⅰ 群 80 病院を単位空間とし,Ⅱ 群 90 病院の D 2 を MT 法で計算してⅠ,Ⅱ 群間の乖離を検討した MDC 別のⅠ,Ⅱ 群病院の告示番号と D 2 の分布を表 4,5 に示す MT 法では D 2 =1.0 が中心となる Ⅰ,Ⅱ 群病院の D 2 を 1.0 で区切って分布を検討すると, 神経, 眼科, 耳鼻科, 呼吸器, 循環器, 消化器, 筋骨格, 皮膚, 代謝, 泌尿器, 産婦人科, 血液, 新生児, 小児, 外傷, その他では χ 2 検定でⅠ 群において D 2 が 1.0 未満の病院の比率が有意に高かったが, 乳房と精神では有意差を認めなかった 即ちⅠ,Ⅱ 群間で MDC18 疾患のうち 16 疾患において D 2 の分布はⅠ 群では 1.0 未満の,Ⅱ 群では 1.0 以上の病院が多く, 有意に乖離した結果であった Ⅰ 群 80 病院では,MDC 別で 18 疾患ともに D 2 が 1.0 未満を示した病院は認められず,17 疾患で 1.0 未満を示したのは 3 病院,16 疾患では 8 病院であった 一方 Ⅱ 群 90 病院では,D 2 が 1.0 以上を示した病院は 18 疾患を通じては 6 病院,17 疾患では 3 病院,16 疾患では 9 病院であった Ⅰ,Ⅱ 群ともに表 4,5 では, これらの病院の告示番号を で囲って示す 多数の病院において D 2 の分布は MDC 別で様々であり,18 疾患通して共通の評価は困難である 7.MT 法の項目選択における SN 比 ( 表 6) MT 法では,MDC 別件数のⅠ,Ⅱ 群間の有意差検定とは異なり, 項目別の相関関係も加味して病院個別の D 2 を計算する そして D 2 の計算に有効な項目を項目選択で見いだす Ⅰ 群を単位空間としてのⅠ,Ⅱ 群の D 2 の計算により, 表 6 に示すように, が SN 比 1.0 db 以上で 有効, が SN 比 1.0 未満で やや有効, が SN 比負の値で 寄与しない 項目である 神経では予定外入院, 入院数, 平均在院日数, 手術無しが やや有効, 眼科ではすべて 寄与しない, 耳鼻科では予定入院, 予定外入院, 救急医療入院, 入院数, 手術無し, 手術有りが やや有効, 呼吸器では予定入院, 予定外入院, 入院数, 平均在院日数, 手術無し, 手術有りが やや有効, 循環器では手術無しが 有効, 平均在院日数が やや有効, 消化器では予定入院, 予定外入院, 平均在院日数が やや有効, 筋骨格では予定入院, 予定外入院, 救急医療入院, 救急車搬送, 手術無し, 手術有りが やや有効, 皮膚では予定入院, 予定外入院, 救急車搬送, 平均在院日数, 手術無しが やや有効, 乳房では予定外入院, 入院数, 手術有りが 有効, 予定入院, 手術無しが やや有効, 代謝では手術無し, 手術有りが 有効, 予定入院, 入院数, 平均在院日数が やや有効, 泌尿器では平均在院日数が 有効, 予定入院, 予定外入院, 救急医療入院, 入院数, 手術無しが やや有効, 産婦人科では手術無し, 手術有りが 有効, 救急車搬送が やや有効, 血液では予定外入院, 救急医療入院, 手術無し, 手術有りが やや有効, 新生児では救急医療入院, 手術無しが 有効, 予定入院, 救急車搬送, 入院数, 手術有りが やや有効, 小児では予定入院が 有効, 入院数, 手術無しが やや有効, 外傷では手術有りが 有効, 救急車搬送, 手術無しが やや有効, 精神では予定入院, 入院数, 平均在院日数, 手術無しが やや有効, その他では予定入院, 予定外入院が やや有効 であった これらの項目が,Ⅰ 群を単位空間としてⅡ 群の, 計測項目間の相関係数の逆行列を利用して D 2 を計算するにあたって寄与する項目になる 考 平成 24 年度より DPC 対象病院は, 大学病院本院をⅠ 群,Ⅰ 群に準じた診療機能を有する病院をⅡ 群, それ以外をⅢ 群と区分された Ⅱ 群については, 表 1 に示すように, 実績要件 1 は 1 日当り包括範囲出来高平均点数を具体的指標とした診療密度, 実績要件 2 は届出病床当りの免許取得後 2 年目までの医師数を具体的指標とした医師研修の実施, 実績要件 3 は手術 1 件当りの外科系学会社会保険委員会連合 ( 以下外保連 ) 手術指数,DPC 算定病床当りの外保連手術指数および手術実施件数を具体的指標とした高度な医療技術の実施, 実績要件 4 は複雑性指数を具体的指標とした重症患者に対する診療の実施, という 4 要件をすべて満たす病院 (1) とされた そ 察 235

7 表 4 病院群別 MDC 別の D 2 =1.0 で区分した D 2 の分布 (MDC01-09),16 疾患以上共通して 1.0 以上または未満に分布する病院を で示す 236

8 表 5 病院群別 MDC 別の D 2 =1.0 で区分した D 2 の分布 (MDC10-18),16 疾患以上共通して 1.0 以上または未満に分布する病院を で示す 237

9 表 6 MDC 別の項目選択結果 MDC01 MDC02 MDC03 MDC04 MDC05 MDC06 MDC07 MDC08 MDC09 MDC10 MDC11 MDC12 MDC13 MDC14 MDC15 MDC16 MDC17 MDC18 神経系疾患 眼科系疾患 耳鼻咽喉科系疾患 呼吸器系疾患 循環器系疾患 消化器系疾患, 肝臓 胆嚢 膵臓疾患 筋骨格系疾患 皮膚 皮下組織の疾患 乳房の疾患 内分泌 栄養 代謝に関する疾患 腎 尿路系疾患及び男性生殖器系疾患 女性生殖器系疾患及び産褥期疾患 異常妊娠分娩 血液 造血器 免疫臓器の疾患 新生児疾患, 先天性奇形 小児疾患 外傷 熱傷 中毒 精神疾患 その他 予定入院 予定外入院 救急医療入院 救急車搬送 入院数 平均在院日数 手術無し 手術有り SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 SN 比差 感度差 :SN 比 1.0 db 以上で 有効, :SN 比 1.0 未満で やや有効, :SN 比が負の値で 寄与しない 238

10 の結果認可された 90 病院では大学病院分院, 独立行政 法人, 自治体病院, 公的病院が大半を占め, 都道府県別では東京都 10 病院, 愛知県 8 病院, 神奈川県 7 病院など大都市部に集中したが 18 県ではⅡ 群病院を認めない結果 (10) となった Ⅱ 群となる要因では, 包括範囲出来高平均点数, 研修医数, 外保連手術指数と手術実施件数, および複雑性指数がⅠ 群に準ずる必要がある (17) 外保連手術指数は, 平成 24 年度は人件費 ( 技術度 必要時間 必要人数 ) と材料費をもとに決めており, 技術度は技術の難度によって易しいものから A,B,C,D,E の 5 段階にわけ, E に最も高い診療報酬をつけている そして平成 26 年の外保連試案第 8.2 版 (18) では, 手術指数は外科医師数を含めた時間当たりの人件費の相対値に手術時間数を加味して各手術に重み付けし, 集計対象手術それぞれについて合算算出している また複雑性指数は機能評価係数 Ⅱを構成する一つであり, 診断群分類ごとに一入院当りの包括点数を全病院の平均包括点数に置換し, 全病院の平均一入院当り包括点数で除算して求める (19) 従ってⅡ 群と認可される要因と, 今回検討した予定入院, 予定外入院, 救急医療入院, 救急車搬送, 入院数, 在院日数, 手術無し, 手術有りの 8 項目との関連が深いことが示唆された しかしながら MDC 別に詳細に検討すると, これら 8 項目においてⅠ 群とⅡ 群の差異が多く認められる 入院患者の MDC 別構成割合では,MDC18 疾患のうちⅠ 群では 9 疾患で,Ⅱ 群では 6 疾患で有意に構成割合の比率が高く, 疾患の偏在が認められる また MDC 別在院日数はⅠ 群でⅡ 群より有意に短い疾患は認められず,Ⅱ 群で 18 疾患のうち 14 疾患の在院日数がⅠ 群より有意に短く, 最大 4.7 日の差を耳鼻科で認めた 入院件数は 18 疾患のうち 12 疾患でⅠ 群が有意に多いが, 全入院において予定外入院と救急医療入院を合わせた比率は 15 疾患でⅡ 群の比率が有意に高く, 特に小児はⅡ 群でこの比率が 95.7% に達し, 小児において予定外の診療が多いという難しさが明らかになった 救急車搬送は 7 疾患で Ⅱ 群の件数が有意に多く,11 疾患では有意差を認めなかった 治療面では手術無し, と有りの合計は,18 疾患のうち 10 疾患でⅠ 群が有意に多く,5 疾患でⅡ 群が多かった 特にⅠ 群 Ⅱ 群合わせた手術無し, と有りの合計で最多件数の消化器はⅠ,Ⅱ 群で差を認めないが, 次に件数の多い循環器と呼吸器はⅡ 群で有意に多かった 手術有りでは,9 疾患でⅠ 群が有意に多かったが,Ⅱ 群では 1 疾患の外傷が多かった 高齢者に多い救急搬送された疾患は, 総務省消防庁の報告 (20) では脳疾患 14.0%, 心疾患 12.7%, 呼吸器系 11.3%, 消化器系 9.3% であり, また 65 歳以上の救急受診患者 9,673 名のうち, 脳血管障害, 心疾患, 呼吸器疾患, 消化器疾患の 4 疾患で 5,615 名 58.0% を占めた (21) という報告もみられる これら救急車搬送や救急受診患者の多い 4 疾患については,Ⅱ 群では, 神経は救急医療入院と救急車搬送が, 循 環器は救急医療入院, 救急車搬送, 治療件数が, 呼吸器は予定外, 救急医療入院, 救急車搬送, 治療件数が, 消化器では救急医療入院, 救急車搬送が多く在院日数は短いことが特徴であり,Ⅱ 群では救急医療面での負担が多くなっている可能性がある 今回はⅠ 群で単位空間を作成し, 単位空間の中心である D 2 =1.0 でⅠ,Ⅱ 群を区分した 精神は設置されている医療機関が少ないため, その他は疾患が混在するため除外して検討した その結果 MDC 別でⅠ 群は80 病院中 50~56 病院の D 2 が 1.0 未満,Ⅱ 群は 90 病院中 42~ 89 病院の D 2 が 1.0 以上に区分された MT 法に用いた予定入院, 予定外入院, 救急医療入院, 救急車搬送, 入院数, 在院日数, 手術無し, 手術有り, の 8 項目ではⅠ 群とⅡ 群の間には MDC 別件数に有意差を認める項目も多数認められる しかしながら MT 法では, 計測項目間の相関係数の逆行列を利用して D 2 を計算し, 寄与する項目を項目選択で見いだす 項目選択からは, 単位空間のⅠ 群に対し乖離の程度を検討したⅡ 群の D 2 を求めるにあたり, 有効 と やや有効 の項目が寄与する 特に 有効 の項目は, 呼吸器では在院日数がⅡ 群で短いこと, 循環器では在院日数がⅡ 群で短く手術無しが多いこと, 乳房では予定外入院, 入院数, 手術有りがⅠ, Ⅱ 群で同数であること, 代謝では手術無し, 手術有りが Ⅱ 群で少ないこと, 泌尿器では在院日数がⅡ 群で短いこと, 産婦人科では手術無し, 手術有りがⅡ 群で少ないこと, 血液では救急医療入院がⅡ 群で多く, 手術無しがⅡ 群で少ないこと, 小児では予定入院がⅠ,Ⅱ 群で同数であること, 外傷では手術有りがⅡ 群で少ないこと, であった このように MT 法では距離の計算にあたり, 寄与する項目がそれぞれ MDC 別で異なる結果であった Ⅰ 群である大学病院本院と, 本院に準ずるとして表 1 の実績要件 1 ~ 4 を満たすことが要件のⅡ 群病院との間には, 予定入院, 予定外入院, 救急医療入院, 救急車搬送, 入院数, 在院日数, 手術無し, 手術有りの 8 項目についての診療実績には多くの差異を認めた またⅠ 群の基準は大学病院本院が要件であり, 基礎係数は一律で設定され, 診療実績の差異は考慮されていない 大学病院本院 80 施設の診療実績の差異についての報告は見当たらないが, 私立の大学医学部および医科大学の附属病院を運営する学校法人 27 大学の財務指標を含めた著者の検討 (5) では, 経常利益に相当する帰属収支差額比率は % から-11.60%, 人件費率は 36.5% から 53.9% とかなりの幅を認め, また機能評価係数 Ⅱは財務状況を反映しない結果であり, 診療実績の差異がみとめられた MT 法によるⅠ,Ⅱ 群の D 2 の分布は, 表 4,5 で示したように,D 2 を 1.0 で区分すると,MDC 別 18 疾患通じて D 2 が 1.0 未満か以上に分布する病院は少なく, 疾患ごとに分布が異なる 厚生労働省は基礎係数における病院群の設定において, 他の施設とは異なる機能や役割を担っている大学病院本院などに対し, 他と同程度の効率化 標準化を求めることは困難なため, 病院群を分類 239

11 表 7 Ⅰ,Ⅱ 群を D 2 =1.0 で区分した場合の入院件数の平均と標準偏差 MDC01 MCD02 MDC03 MDC04 MDC05 MDC06 D 2 神経系疾患眼科系疾患耳鼻咽喉科系疾患呼吸器系疾患循環器系疾患 消化器系疾患, 肝臓 胆嚢 膵臓疾患 1.0 未満 699.1± ± ± ± ± ±661.8 n=81 n=74 n=65 n=57 n=73 n= 以上 ± ± ± ± ± ± n=89 n=85 n=105 n=113 n=97 n=89 t 検定 p< NS NS p< p< p< MDC07 MDC08 MDC09 MDC10 MCD11 MDC12 D 2 筋骨格系疾患皮膚 皮下組織の疾患乳房の疾患 内分泌 栄養 代謝に関する疾患 腎 尿路系疾患及び男性生殖器系疾患 女性生殖器系疾患及び産褥期疾患 異常妊娠分娩 1.0 未満 787.4± ± ± ± ± ±307.8 n=77 n=87 n=99 n=90 n=71 n= 以上 681.1± ± ± ± ± ±571.3 n=93 n=82 n=69 n=80 n=99 n=83 t 検定 NS NS p< NS NS p=0.009 MDC13 MDC14 MDC15 MDC16 MDC17 MDC18 D 2 血液 造血器 新生児疾患, 小児疾患外傷 熱傷 中毒精神疾患その他免疫臓器の疾患先天性奇形 1.0 未満 335.4± ± ± ± ± ±65.6 n=75 n=52 n=73 n=73 n=55 n= 以上 352.9± ± ± ± ± ±128.8 n=95 n=110 n=96 n=96 n=45 n=84 t 検定 NS NS p< p< p=0.002 p< し基礎係数を設定する, と報告している (22) また地 域住民の疾患を超急性期から亜急性期まで診療する病院はⅢ 群にならざるを得ない点や,Ⅰ,Ⅱ 群は救命救急センターの併設がないと減点評価になる, など現在の病院群には種々の問題点も指摘されている (23) さらに D 2 の計算に寄与する項目は, 表 6 の項目選択の結果に示すように複雑であるため, 表 4,5 に示すように D 2 を 1.0 で区分して MDC 別に 2 群に分けて病院群を定義する設定がより DPC 調査データを反映していると考えられる また D 2 で区分した場合の,MDC 別の入院件数の平均を表 7 に示す この区分では,MDC 分類で神経, 呼吸器, 循環器, 消化器, 乳房, 産婦人科, 小児, 外傷, 精神, その他において D 2 が 1.0 以上の病院の入院件数が有意に多く, 眼科, 耳鼻科, 筋骨格, 皮膚, 代謝, 泌尿器, 血液, 新生児は有意差を認めなかった よって少なくとも有意差を認めた疾患においては,D 2 が 1.0 以上の医療機関の基礎係数を高く設定することがより DPC 調査データを反映する可能性がある 以上より, 現状の医療機関群のⅠ 群とⅡ 群の設定においては, 疾患別の差異が存在し, 診療実績に即するのは疾患ごとの区分であることが示唆された なお, 利益相反はない 文 ( 1 ) 2r z0_1.pdf ( ) ( 2 ) 医学通信社編集部.DPC 点数早見表. 医学通信社, 東京,2014. ( 3 ) 中島尚登, 矢野耕也, 長澤薫子, 安部一之, 横田邦信, 上竹慎一郎, 松平浩, 伊藤周二, 湯川豊一, 高木一郎.Diagnosis Procedure Combination データを用いた全国大学病院ランキング. 品質工学 2012;20: ( 4 ) 中島尚登, 長澤薫子, 安部一之, 上竹慎一郎, 高木一郎, 横田邦信.Diagnosis Procedure Combination 参加病院 準備病院の Mahalanobis の距離を用いたランキング. 東京慈恵会医科大学雑誌 2011;126: ( 5 ) 中島尚登, 矢野耕也, 長澤薫子, 小林英史, 横田邦信. Diagnosis Procedure Combination(DPC) データ, 機能評価係数 Ⅱ 及び経営指標を含めた大学病院の評価について. 厚生の指標 2014;61:8 14. ( 6 ) 中島尚登, 矢野耕也, 長澤薫子, 小林英史, 横田邦信. Diagnosis Procedure Combination 制度の機能評価係数 Ⅱ に影響を与える要因. 日本衛生学雑誌 2015;70: ( 7 ) 中島尚登, 長澤薫子, 小林英史, 上竹慎一郎, 伊藤周二, 横田邦信.Diagnosis procedure combination 対象病院における機能評価係数 Ⅱ について 東京慈恵会医科大学 4 病院を例として. 東京慈恵会医科大学雑誌 献 240

12 2014;129:( 掲載予定 ). ( 8 ) Hokenkyoku-Iryouka/ pdf ( ) ( 9 ) Hokenkyoku-Iryouka/ pdf ( ) (10) ( ) (11) 田口玄一. 診断と SN 比. 品質工学 1994;2:2 4. (12) 中島尚登, 高田圭, 矢野宏, 高木一郎, 柴本由香, 山内眞義, 戸田剛太郎.Mahalanobis Taguchi System 法による健康診断の予測的評価と効率化. 日本公衆衛生雑誌 1999;46: (13) Nakajima H, Takada K, Yano H, Shibamoto Y, Takagi I, Yamauchi M, Toda G. Forecasting future health from existing medical examination results using the MTS. In: Taguchi G (ed), Taguchi s Quality Engineering Handbook. Hoboken: John Wiley & Sons, 2005, (14) 中島尚登, 矢野耕也, 上竹慎一郎, 高木一郎. Mahalanobis Taguchi Adjoint method を用い, 検査所見を信号因子とした要因効果図の帰属による間疾患の診断について. 日本消化器病学会雑誌 2012;109: (15) Nakajima H, Yano K, Uetake S, Takagi T. About the evaluation of liver disease by the monitoring of Mahalanobis distance; examination for acute hepatic failure. J Community Med Health Educ 2013;3:1 10. (16) 中島尚登, 矢野耕也, 長澤薫子, 小林英史, 上竹慎一郎, 高木一郎, 横田邦信. 男女別平均寿命に係る市町村別医療費の検討. 日本衛生学雑誌 2014;69:1 12. (17) 2r u8po.pdf ( ) (18) 1.html ( ) (19) Hokenkyoku-Iryouka/ pdf ( ) (20) _1houdou/01_houdoushiryou.pdf ( ) (21) 加藤博之. 高齢者に多い救急疾患. 日本老年医学会雑誌 2011;48: (22) 2r fira.pdf ( ) (23) 上西紀夫, 小山信彌, 川渕孝一, 福井次矢. これからの DPC 病院のマネジメントを語る. 東和コミュニケーションプラザ 2014;29:

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