日本内科学会雑誌第104巻第5号
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- もえり すわ
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1 トピックス Ⅴ. 酸塩基平衡異常 酸塩基平衡異常 要旨 体内で産生される酸は過不足なく腎臓から排泄され, そのための尿酸性化のメカニズムが存在する. したがって, 腎臓の様々な異常により酸の排泄が障害され, 代謝性アシドーシスが現れる. 一方, 最近, 代謝性アシドーシスが骨や蛋白代謝だけでなく, 腎機能にも影響を与えることが明らかになっており, 酸血症の補正が重要なCKD(chronic kidney disease) 対策の1つとなっている. このような観点から, 腎臓と酸塩基代謝異常の関連について概説する. 要伸也 日内会誌 104:938~947,2015 Key words 代謝性アシドーシス, 酸血症, アニオンギャップ, 有機酸, 酸血症,Henderson-Hasselbalch の式 はじめに本稿では, 酸塩基平衡の基本とその異常につき, 特に腎不全との関連に触れながら解説する 1,2,3). 1. 酸塩基平衡の生理的メカニズム血中 (= 細胞外液 ) のpHは7.40±0.02と弱アルカリ性に保たれている. これはH + イオン濃度 40±2 neq/l に相当する. 1) 揮発性酸と不揮発性酸の産生揮発性酸 (volatile acid) とは炭酸 ([H2CO3]) のことをいう. 炭水化物, 脂肪から炭酸ガス (CO2) の形で生成され,1 日約 15,000 meq/ 日が肺から排出される. 一方, 蛋白質 ( アミノ酸 ) の代謝産物として約 100 meq/ 日の酸が生成され, 腎臓から排出される. これにリン酸 ( 核酸, ATPなどの代謝産物, 約 30 meq/ 日 ) が加わり, アルカリ食品 ( 野菜, 果物など ) による塩基分 ( 約 60 meq/ 日 ) を差し引くと,1 日約 50~ 70 meq/ 日 ( 約 1 meq/kg 体重 ) の不揮発性酸が産生され, これと等量の酸が腎臓から排泄されることになる. 2) 緩衝系とは? 生成された不揮発酸は, 血中, および細胞内の緩衝物質によって直ちに消去され,pH の変化を最小限に止めている. 緩衝系としては, 細胞外液では重炭酸緩衝系が60% を担っており, そのほか細胞外では骨緩衝系, ヘモグロビン緩衝系, 細胞内ではHPO4 2- や蛋白緩衝系がやや遅れて作動する. 杏林大学第一内科 Kidney Diseases and Metabolic Disorders Basics and Applications Required for General Physicians. Topics:V.Acid-base disorders and kidney disease. Shinya Kaname:First Department of Internal Medicine, Kyorin University School of Medicine, Japan. 938 日本内科学会雑誌 104 巻 5 号
2 特集 腎臓病と代謝障害 内科医に求められる基礎と応用 図 1 Lumen HCO 3 - H 2 O Na + H + H 2 CO 3 CA IV + Na + CI - H 2 O PROXIMAL TUBULE NHE-3 CA II CO 2 CO 2 H 2 CO 3 NBC-1 Blood Na HCO 3 3 Na + ATP 2 K + K + H 2 O 近位尿細管における重炭酸イオンの回収機構 - CORTICAL COLLECTING TUBULE Lumen α intercalated cell Blood H + H + -ATPase AE1 ATP - HCO 3 = HPO 4 H 2 CO 3 CI - H +, K + -ATPase Cl - NH 3 H + 3 Na + ATP ATP K + CA II 2 K + K + CO 2 H 2 O K H 2 PO 4 NH 図 2 遠位尿細管における酸排泄機構 3)Henderson-Hasselbalchの式とは? 重炭酸緩衝系では, 炭酸 ( 酸 ) と重炭酸イオン ( 塩基 ) の間に,K=[H + ][HCO3 - ]/[ H 2CO3]) が成り立ち, 変形すると,pH=pK+log ([HCO3 - ]/[ H 2CO3]) となる. 体液中では H2CO3=0.03 pco2(mmhg) の平衡関係にあり,pK=6.1 より, ph=6.1+loghco3 - /0.03 pco2 が成り立つ. これをHenderson-Hasselbalchの式という. これより, 血中のpHは,pCO2( 肺 ; 呼吸器系 ) とHCO3 - ( 腎 ; 代謝系 ) で規定されることがわかる. 4) 呼吸による酸塩基調節酸の負荷により細胞外液中のpHが低下すると, これを呼吸中枢が感知し, 換気亢進によってCO2 ガス分圧を低下させ, 血中 phを元に戻そうとする機序が働く. これを呼吸性代償といい, 逆に代謝性アルカローシスがあれば換気は抑制される. このような代償機転は比較的速く生じ ( 数時間以内 ), その範囲も決まっている. 5) 腎による酸排泄の仕組み体内で産生された酸は緩衝系による消去の過程でHCO3 - を消費するため, 等量のHCO3 - を取り戻さなければならない. 腎臓はこの作業を, 1 近位尿細管におけるHCO3 - の回収,2 皮質集 合管におけるH + 分泌 (HCO3 - 新生 ) の2つに分けて行っている. (1) 近位尿細管におけるHCO3 - の回収濾過された大量のHCO3 - は, 全てがいったん近位尿細管で再吸収 ( 回収 ) される. 機序としては, 管腔側膜に存在するNa + /H + exchanger (NHE3) を介してH + が分泌され, これが濾液中のHCO3 - と反応してH2CO3 となり, 刷子縁に存在する炭酸脱水酵素 (carbonic anhydrase IV) の働きによってCO2 へ変換される ( 図 1). 拡散により尿細管細胞内に入ったCO2 は炭酸脱水酵素 (carbonic anhydrase II) により再度 HCO3へ変換され, 最終的にはNa + -HCO3 - 共輸送体 (NBC-1) を介して血管側に移動する. 重要なのは, この過程で新たなHCO3 - の生成や酸排泄は生じないということである. 近位尿細管におけるHCO3 - 再吸収は, 脱水, 低 K 血症, アンジオテンシンII によって増加し, 副甲状腺ホルモンや様々な近位尿細管障害で減少する. (2) 遠位尿細管 ( 皮質集合管 ) におけるHCO3 - の新生 ( 酸の排泄 ) 正味の酸排泄は, 皮質集合管の介在細胞 (type A intercalated cell) におけるプロトン (H + ) 分泌によって行われる ( 図 2). 最終的には等モルのHCO3 - が陰イオン交換体 (anion exchanger 1:AE1) を通じて血中に入り,HCO3 - が新成される.H + 分泌により尿細管内のpHは低く保た 日本内科学会雑誌 104 巻 5 号 939
3 トピックス Ⅴ. 酸塩基平衡異常 表 1 代謝性アシドーシスの原因別分類 AGの上昇 ( 有機酸陰イオンの蓄積 ) ケトアシドーシス糖尿病性ケトアシドーシス, アルコール性ケトアシドーシス, 飢餓乳酸アシドーシス (L 乳酸アシドーシス ) A 型 ( 低酸素によるもの ): ショック, 低酸素血症, 一酸化炭素中毒 B 型 ( 低酸素によらないもの ): 肝不全, ビタミンB1 欠乏, 過激な運動 / 痙攣, 悪性腫瘍, 糖尿病薬剤 : ビグアナイド薬, 逆転写酵素阻害薬, プロポフォール, イソニアジド, など中毒 : サリチル酸, エチレングリコール, メタノール, トルエン ( 早期 ), など尿毒症横紋筋融解症ピログルタミン酸 (5 オキソプロリン ) D 乳酸アシドーシス ( 短腸症候群 ) AG 正常 ( 高 Cl 性 ) 酸の過剰投与アミノ酸製剤 ( 塩酸アルギニン, リジン, ヒスチジン ), 馬尿酸, トルエン ( 後期 ) アルカリの喪失 * 下痢近位尿細管性アシドーシス (2 型 RTA), ファンコニ症候群アセタゾラミド喚気亢進改善後尿管 S 状結腸吻合酸の排泄障害遠位尿細管性アシドーシス (1 型 RTA,4 型 RTA) レニン アンジオテンシン系阻害薬アルドステロン拮抗薬 ( スピロノラクトンなど ), トリアムテレン初期の腎不全 * ただし, 下痢では代謝性アルカローシスになることもある. れ ( 最大 ph 4.5まで ), このため,H + がリン酸 (HPO4 - ) やアンモニア (NH3) と結合し, 滴定酸 (H2PO4 - ) やアンモニウムイオン (NH4 + ) の形で尿中に排泄されることになる. 結局,1 尿細管内のpHが十分低いこと,2 十分量のNH3が集合管に到達することの2つが酸排泄にとって必須である. アンモニアは, 近位尿細管においてグルタミンから生成され,NH3 の形で集合管に運ばれる. 滴定酸 (H2PO4 - ) の排泄量は約 30 meq/ 日でほぼ一定であるのに対し,NH4 + は 20~30 meq/ 日から酸血症では 1 日 300 meq 以上まで産生が増加し, 過剰な酸負荷に対応している. 2. 酸塩基平衡の異常 1) 定義酸血症 ( アシデミア ) とは血中 ph<7.38~ 7.35, アルカリ血症 ( アルカレミア ) とは血中 ph>7.42~7.45の状態を指す. 一方, アシドーシス, アルカローシスは酸塩基異常を起こす プロセス を指す言葉である. 代謝性 metabolicとは [HCO3 - ] の変化が一次的の場合, 呼吸性 respiratoryとはpco2の変化が一次的な場合をいう. 2) 代謝性アシドーシスと疾患 原因には, アニオンギャップ (anion gap:ag) が正常なものとAGが増えるもの ( 有機酸の蓄積 ) とがある ( 表 1). 生体は比較的酸血症に耐えられるが, 慢性アシドーシスでは骨, 蛋白代 940 日本内科学会雑誌 104 巻 5 号
4 特集 腎臓病と代謝障害 内科医に求められる基礎と応用 表 2 2 型 RTA の原因 選択的 RTA 特発性 (Na + -HCO3 - 共輸送体の遺伝子異常 ) Carbonic anhydrase II 欠損症炭酸脱水酵素阻害薬 ( アセタゾラミド ) Fanconi 症候群 ( 遺伝性 ) シスチン症 (cystinosis),wilson 病 Dent 病,Lowe 症候群遺伝性フルクトース不耐症ガラクトース血症 Fanconi 症候群 ( 後天性 ) 多発性骨髄腫,Bence Jones 蛋白尿アミロイドーシス Sjögren 症候群ビタミン D 欠乏, 二次性副甲状腺機能亢進症 薬剤期限切れテトラサイクリン重金属 ( カドミウム, 水銀, 鉛 ) アリストロキア酸 ( 漢方薬の成分 ) 表 3 1 型 RTA の原因 先天性特発性 (H + -ATPase, アニオン逆輸送体の遺伝子異常 ) Ehlers-Danlos 症候群 elliptocytosis Wilson s disease medullary cystic disease 自己免疫疾患 Sjögren 症候群高ガンマグロブリン血症原発性胆汁性肝硬変 腎石灰症を来たす疾患ビタミンD 中毒原発性副甲状腺機能亢進症甲状腺機能亢進症間質性腎疾患閉塞性腎症腎移植拒絶薬剤アンフォテリシンB 鎮痛剤 謝に影響が現れ,pH<7.0になると生命の危険がある. (1) AGが上昇しないアシドーシス ( 高クロール性アシドーシス ) 1 近位尿細管性アシドーシス (2 型 RTA(renal tubular acidosis)) 近位尿細管の異常により, この部位での重炭酸の再吸収が障害された状態である. 血中 HCO3 がある閾値に達するとそれ以上は進行せず, 遠位尿細管が正常であれば尿酸性化能は保たれる. 確定診断は, 重曹負荷試験によりHCO3 排泄率 (FE HCO3) が15% 以上であることを証明する. 臨床上,2 型 RTAを単独で認めることは少なく, 他の近位尿細管機能 ( 尿酸,Naと共役したアミノ酸 ブドウ糖 リンの再吸収 ) も同時に障害されることが多い (Fanconi 症候群 )( 表 2). 低リン血症によりクル病 成長障害, 骨軟化症などの骨障害をしばしば認めるが,1 型 RTAと異なり腎結石は稀である. 治療には大量のアルカ リ (10~15 meq/kg 体重 ) を要する. 21 型 RTA( 古典的 RTA, 低 K 血症性遠位尿細管性アシドーシス ) 遠位尿細管の間在細胞における尿酸性化能 (H+ 分泌とその維持 ) が選択的に障害された病態であり, 主細胞に異常がなければ低 K 血症を伴う. 臨床的には, 低 K 血症のほか, 尿路結石 腎石灰化の所見が特徴的である ( 表 3). 尿路結石はおもにリン酸 Ca 結石であり, アルカリ尿, クエン酸の尿中排泄低下, 骨融解による高 Ca 尿などが要因として挙げられる. 診断は, 酸血症があっても早朝尿のpHが5.5 以下に下がらないこと, アンモニア排泄障害を反映して, 尿アニオンギャップ ( 尿 [Na + ]+[ K + ]-[ C l - ]) が正の値をとることが診断の手がかりとなる. 確定診断として酸負荷試験 ( 塩化アンモニウム負荷 ) を行う. 治療として, アルカリ補充は1 日酸産生量に相当する1~2 meq/kgでよい. カリウムも同時に補給することが重要で, 通常, クエン 日本内科学会雑誌 104 巻 5 号 941
5 トピックス Ⅴ. 酸塩基平衡異常 表 4 4 型 RTA の原因 アルドステロン分泌低下低レニン性低アルドステロン症糖尿病性腎症, 間質性腎障害, など副腎不全アルドステロン単独欠損遺伝性酵素欠損 (21-hydroxylase 欠損など ) 薬剤 RA 系抑制薬 (ACE 阻害薬,Ang II 受容体阻害薬 ) 消炎鎮痛薬ヘパリンシクロスポリン アルドステロンに対する反応低下偽性低アルドステロン症 I 型偽性低アルドステロン症 II 型 (Gordon 症候群 ) 尿細管 間質障害間質性腎炎全身性エリテマトーデス閉塞性腎症薬剤トリメトプリムナファモスタット K 保持性利尿薬 ( スピロノラクトン, トリアムテレン ) 酸カリウム製剤が投与される. 34 型 RTA( 高 K 血症性遠位尿細管性アシドーシス ) 遠位尿細管における酸排泄 ( 間在細胞の機能 ) とK 分泌 ( 主細胞の機能 ) がともに障害された状態である. 原因は大きく分けて,1アルドステロン分泌の低下,2 遠位尿細管の異常 ( アルドステロン不応 ) に分けられる ( 表 4). 2 では, 酸分泌以外の遠位尿細管機能も全般的に障害され,Na 喪失や尿濃縮力障害を合併することが多い. 低レニン性低アルドステロン症 (hyporeninemic hypoaldosteronism) は傍糸球体細胞におけるレニン分泌の一次的障害である. 軽度の腎機能低下にもかかわらず, 高 K 血症を伴う代謝性アシドーシスを伴うときに疑う. 特に糖尿病性腎症, 間質性腎障害でみられる. 治療は, 高 K 対策のほか, 重曹やミネラルコルチコイド類似体投与などを行う. (2)AGが上昇するアシドーシス 1 尿毒症性アシドーシス egfr 30 以下になるとAGが上昇し始め,G5 (egfr 15 以下 ) ではリン酸, 硫酸などの有機酸の排泄障害によりAG 増加型代謝性アシドーシスが顕著になる ( 後述 ). 2ケトアシドーシスケトン体にはアセト酢酸およびその還元型である3 ヒドロキシ酪酸, アセトンの3つがある. ケトン体は, インシュリン欠乏を基礎に脂肪酸が分解され生成される ( 図 3). 原因としては, 1 糖尿病,2 飢餓時,3アルコール多量摂取の 3つがある. このような病態では通常 [NADH]/ [NAD + ] 比が増加するため, アセト酢酸に比べて3 ヒドロキシ酪酸が優位となることが多い. この際, 尿試験紙のケトン反応 (nitroprusside 反応 ) はアセトン, アセト酢酸にしか反応しないため, ケトン体の蓄積があっても反応が陰性になり得ることに注意する. ケト酸の生成速度はせいぜい毎分 1 mmolなので, 顕在化するには数時間 ~ 半日以上かかる. 3L 乳酸アシドーシス L 乳酸アシドーシスには, 組織の低酸素に由来するA 型 ( 循環不全, 低酸素血症, 一酸化炭素中毒など ) と, それ以外のB 型がある. 乳酸は, ブドウ糖の代謝産物であるピルビン酸が嫌気性代謝によって還元されて生ずる ( 図 3). すなわち, もし組織への酸素供給が不足すると, 還元型のNADHが増加し, ピルビン酸からAce- tyl-coaへの代謝が阻害されると同時に, 乳酸脱水素酵素 (LDH) による乳酸への変換が促進される. 低酸素時には,pyruvate+NADH+H + L-lactate+NAD + の反応は急速に進むため, 乳酸アシドーシスも短時間 ( 分のオーダーで ) で高度に達し得る ( 最大毎分 72 mmol). 一方,B 型の多くは肝障害が基礎にあり, 生成のスピードは比較的ゆっくりである. 薬剤性 ( ビグアナイ 942 日本内科学会雑誌 104 巻 5 号
6 特集 腎臓病と代謝障害 内科医に求められる基礎と応用 ブドウ糖 ATP ADP NAD + NADH+H + NADH+H + NAD + ピルビン酸 LDH 乳酸 アシル NAD PDH + グリセロール thiamine エステル化 NAD + NADH+H + NADH+H + NADH+H + NAD + 遊離脂肪酸 Acyl-CoA Acetyl-CoA アセト酢酸 3 ヒドロキシ酪酸 β 酸化非酵素的脱炭酸 酢酸 クエン酸 アセトン ケトン体 エタノール アセトアルデヒド OAA NAD + NADH+H + クエン酸回路 ミトコンドリア 図 3 代謝経路と乳酸アシドーシス ケトアシドーシス ( 文献 3 より ) ド, サリチル酸など ) による乳酸アシドーシスもB 型に分類される. チアミンthiamine( ビタミンB1) はピルビン酸脱水素酵素の補酵素であり, その欠乏により乳酸アシドーシスとなる. 3) 代謝性アルカローシスと疾患代謝性アルカローシスはHCO3 - 負荷または H + イオン喪失のいずれかで生じ, 後者には腎臓からの喪失と腎臓以外 ( 主に消化管 ) からの喪失の2つがある ( 表 5). 一方, 治療を念頭に置くと,NaClの投与に反応するCl 反応性と反応しないCl 抵抗性のものに分けて考えると便利である. 両者は尿中のCl 濃度で鑑別できる. (1) 生成過程と保持機構代謝性アルカローシスが持続するには,1 生成因子 ( アルカリの負荷, 酸喪失 ) のほか,2 アルカローシス維持因子が同時に働かなくてはならない. 維持因子には, 有効循環血漿量の低下, 脱水が重要で, 他に低 K 血症, ミネラルコルチコイド過剰,GFR 低下などがある. 一方, アルカローシスでは低 K 血症傾向となるため, 代謝性アルカローシスと低 K 血症は合併することが多い. 脱水などの場合, アルカローシスがあるにもかかわらず, 尿は逆に酸性に傾くことが多く, これを逆説的酸性尿 (paradoxical aciduria) と呼ぶ. 逆に, アルカリ尿であれば嘔吐かアルカリ過剰摂取を考える. (2) 所見と鑑別診断代謝性アルカローシスでは低カリウム血症を伴うことが多い. ミネラルコルチコイド過剰や利尿薬などは両者の原因になるが, アルカローシス自体が,1 近位尿細管におけるHCO3 - の再吸収を亢進させ,2 遠位尿細管の間在細胞のH + -K + ATPaseポンプを介してK + の再吸収とH + の分泌を増やすためと考えられる. 鑑別には尿中のNa,Cl,pHが有用である ( 表 6). 補足 : 血液ガスの読み方いくつかの方法があるが, 最も一般的な生理的アプローチ (physiological method) について説明する 4).Base-excess 法,Stewart 法について 日本内科学会雑誌 104 巻 5 号 943
7 トピックス Ⅴ. 酸塩基平衡異常 表 5 代謝性アルカローシスの原因別分類 Cl 反応性 ( 尿中 Cl 濃度は低い<20 meq/l) 酸の喪失嘔吐, 胃液吸引,Zollinger-Ellison 症候群過去の利尿薬使用大量の発汗ペニシリン大量投与有機陰イオンのHCO3 への変換 ( クエン酸, 酢酸, 乳酸, ケト酸の塩 ) 呼吸性アシドーシスの改善後 (posthypercapnic alkalosis) クロール喪失性下痢 Cl 抵抗性 ( 尿中 Cl 濃度は比較的高い>20 meq/l) ミネラルコルチコイド過剰状態原発性アルドステロン症, クッシング症候群グリチルリチンの服用レニン分泌の亢進 : レニン産生腫瘍, 腎血管性高血圧, 悪性高血圧 Bartter 症候群 Liddle 症候群 Mg 欠乏利尿薬の投与中アルカリの負荷重曹の投与ミルク アルカリ症候群大量の輸血 ( クエン酸の負荷 ) 表 6 尿中濃度 原因 Na Cl K ph 低値 低値 低値 <6.5 過去の利尿薬服用, 嘔吐 高値 高値 高値 <6.5 最近の利尿薬,Bartter 症候群,Mg 欠乏 高値 低値 高値 >7.0 最近の嘔吐, アルカリ服用 高値 低値 高値 <6.5 非吸収性陰イオン は他を参照されたい 5). ステップ1: 血液ガスのpHにより, アシデミアかアルカレミアかを判断する. ステップ2: アシドーシス, アルカローシスの一次的原因が代謝性か呼吸性かを判断する. ステップ3: 呼吸性または代謝性の代償が行われているかどうかを調べる. ステップ4: アニオンギャップ (AG) を計算する. もしAGが増加していれば, 補正 HCO3 - を計算する ( 背後の代謝性異常の発見 ). ステップ5: 病歴などから, それぞれの酸塩基異常の原因を診断する. 1) 代償性変化の予想 ( 二次性の反応 ) 表 7にそれぞれの一次性酸塩基異常に対する代償性変化の範囲を示す. これらは生理的な反応であり, この代償性範囲を逸脱している場合は, 別個の酸塩基異常が合併していると考える. 2)AGの計算血液中のアニオンギャップ (AG) は, A G =[ N a + ]-[ C l - ]-[ H C O 3 - ] = 測定されない陰イオン (UA)- 測定されない陽イオン (UC) で表される ( 正常値は約 12 meq±2). ここで UAにはアルブミン, 無機リン酸, 有機酸陰イオン ( 乳酸塩など ) が,UCにはK +,Ca 2+,Mg 2+, IgGなどが含まれる.AGの有意の上昇は何らか 944 日本内科学会雑誌 104 巻 5 号
8 特集 腎臓病と代謝障害 内科医に求められる基礎と応用 表 7 酸塩基異常における予測代償範囲 ( 文献 1,4 より ) 一次的な病態 最初の変化 予測代償範囲 限界値 代謝性アシドーシス [HCO3 - ] PCO2=1.2(1~1.3) ΔHCO3 PCO2=10 mmhg PCO2=HCO ±2 代謝性アルカローシス [HCO3 - ] PCO2=0.7(0.5~1.0) ΔHCO3 - PCO2=65 mmhg 呼吸性アシドーシス [pco2] 急性慢性 [HCO3 - ]=0.1 ΔPCO2 [HCO3 - ]=0.3~0.5 ΔPCO2 [HCO3 - ]=30 meq/l [HCO3 - ]=45 meq/l 呼吸性アルカローシス [pco2] 急性慢性 [HCO3 - ]=0.2 ΔPCO2 [HCO3 - ]=0.4~0.5 ΔPCO2 [HCO3 - ]=16 meq/l [HCO3 - ]=12 meq/l 表 8 腎性アシドーシスの鑑別 ( 文献 11 より改変 ) 原因 2 型 RTA 1 型 RTA 4 型 RTA 腎不全 近位尿細管障害 集合管での H+ 分泌障害 アルドステロン作用不全 アンモニア産生障害有機酸の蓄積 血中アニオンギャップ 正常 正常 正常 正常 ~ 上昇 血清 K 濃度 正常 ~ 低下 正常 ~ 低下 上昇 上昇 尿 ph <5.5( 酸負荷時 ) 常に>5.5 不定 <5.5 尿アニオンギャップ 負 ( 酸負荷時 ) 常に正 不定 正 重曹負荷時の重曹排泄率 (FE HCO3) >15% <5% <5% <5% の有機酸の蓄積を意味し, 代謝性アシドーシスの存在を示唆する. 血清アルブミンは負に荷電しているので, 濃度が1 g/dl 低下するごとにAG は約 2.5 meq/l 低下することに注意する ( 例えばアルブミン濃度 2.0 g/dlではagの基準値は6~ 7 meq/l となる ). 3) 補正 HCO3 の概念と有用性 AG 上昇時に蓄積した有機酸 (A - ) は,H + A - +HCO3 - H2O+CO2+A - ように, 等量の HCO3 - と反応し,A - が陰イオンとして蓄積する (=AG 上昇 ). この時, 実測 HCO3 - にAGの上昇分 (ΔAG) を足すと,AG が上昇しないと仮定した場合のHCO3 - ( 補正 HCO3 - = 実測 HCO3 - +ΔAG) が推算でき, これが 24 meq/l 以上か以下かで背後にある異常の有無を推測できる. 厳密にいえば, 蓄積する有機酸の種類により病態はやや異なり, 乳酸アシドーシスではΔAGよりHCO3 - 低下は少なく ( 細胞内の緩衝系などが寄与するた め ), 逆に, ケトアシドーシスではケト酸の尿中排泄のため,ΔAG>ΔHCO3 - を示す ( 見かけ上の AG 正常型アシドーシスの合併 ) ことが多い. 3. 慢性腎臓病と酸塩基異常 1) 慢性腎不全でみられる酸塩基異常慢性腎不全では腎機能悪化に伴い, 代謝性アシドーシスが強くなる.eGFR>30 でも代謝性アシドーシスがみられることがあるが, この場合はAG 正常型のアシドーシスが主体となる. 腎障害に伴うアンモニア産生低下 ( 滴定酸の排泄低下 ) が原因と考えられるが, 低レニン性低アルドステロン症や尿細管性アシドーシスの合併, 閉塞性腎症, レニン アンジオテンシン系阻害薬の服用などもアシドーシスの要因となる. さらに,CKD G4になるとAGが上昇し始め, 尿毒 日本内科学会雑誌 104 巻 5 号 945
9 トピックス Ⅴ. 酸塩基平衡異常 CKD 酸負荷 代謝性アシドーシス 筋肉の異化亢進アンモニア産生の亢進腎皮質の ph 低下アミノ酸の放出アシドーシスの是正 骨吸収の亢進 髄質のアンモニア濃度の上昇 酸排泄の増加 アンジオテンシン II エンドセリンアルドステロン 補体の活性化 腎間質の線維化 低アルブミン血症サルコペニア 骨量の減少 腎不全の進行 Frailty( 脆弱性 ) 骨折 図 4 代謝性アシドーシス / 酸の負荷が CKD 進行および全身に与える影響 ( 仮説 )( 文献 12 より改変 ) 症期 (CKD G5) では, リン酸, 硫酸などの有機酸の蓄積によってAGが著増し, 透析導入直前には高度のAG 増加型代謝性アシドーシスがみられることが多い. 尿所見では,pHを5.5 以下まで下げることはできるが, アンモニア産生障害を反映して, アシドーシスにもかかわらず尿アニオンギャップが正にとどまるのが特徴であり, この点で1 型 RTAや 2 型 RTAと区別できる ( 表 8). 2) 代謝性アシドーシスと腎予後代謝性アシドーシスでは, 骨吸収 ( 骨量の低下 ) や筋肉などの蛋白異化 ( 低栄養状態 ) を生ずるほか, 高 Ca 尿症 ( 腎結石 ) が生じやすくなる. 最近は, 代謝性アシドーシスが腎機能の低下スピードにも悪影響を及ぼす可能性が指摘され, 注目されている. 機序としては, 補体の活性化, アンモニア濃度の上昇, エンドセリンの増加,Ca の沈着などが推測されている 12) ( 図 4). 観察研究として,Shahらは,HCO3 - 濃度 22 meq/l 以下の腎不全患者では,HCO3 - 濃度 23 meq/l 以上の群に比べて腎不全進行のスピードが速いことを報告した 6). 一方,Brito- Ashurstらは, 平均年齢 54.8 歳, クレアチニンクリアランス20.1 ml/ 分,HCO3 濃度 19.8 meq/l の CKD 患者を対象に, 重曹投与によりアシドーシスを補正する介入試験を行ったところ, 非投与群に比べてCKD 進展の抑制と栄養状態の改善を認めた 7). 早期のCKD(G1,2) を対象とした他の臨床研究でも, アルカリ治療により腎機能低下の抑制がみられている 8). その後の報告では, アシドーシスが腎不全進行だけでなく, 生命予後不良のリスクにもなる可能性も示唆された. これらより, 現在は重曹による代謝性アシドーシスの適度の補正は有用と考えられており, 我が国のCKD 診療ガイドライン2014でも,CKD 進行や死亡リスクを軽減できるとして血中 HCO3 濃度を 23~26 meq/l に保つことを推奨してい 946 日本内科学会雑誌 104 巻 5 号
10 特集 腎臓病と代謝障害 内科医に求められる基礎と応用 る 9). さらに, 最近では, ステージG3,4 のCKD 患者において, 酸性食品の摂取が多い群はそうでない群より, 代謝性アシドーシスの割合に差はないにもかかわらず, 腎不全の進行が速いとの報告もなされている 10). その他, 代謝性アシドーシスの治療により, 高カリウム血症の軽減効果も期待できる. 以上のように, 腎不全患者では代謝性アシ ドーシスないし酸負荷が様々な病態に関与することが明らかになってきている. 今後は, これを適切に管理することがますます重要なCKD 対策になっていくと考えられる. 著者の COI(conflicts of interest) 開示 : 本論文発表内容に関連して特に申告なし 文献 1 ) 黒川清 : 水 電解質と酸塩基平衡 step by step で考える改訂第 2 版. 南江堂,2004, ) 柴垣有吾 : より理解を深める! 体液電解質異常と輸液改訂 3 版. 深川雅史監修. 中外医学社,2007, ) 要伸也 :AG 増加型代謝性アシドーシスの症例. レジデントノート 14 : , ) Berend K, et al : Physiological approach to assessment of acid-base disturbances. N Engl J Med 371 : , ) Seifter JL : Integration of acid-base and electrolyte disorders. N Engl J Med 371 : , ) Shah SN, et al : Serum bicarbonate levels and the progression of kidney disease : a cohort study. Am J Kidney Dis 54 : , ) de Brito-Ashurst I, et al : Bicarbonate supplementation slows progression of CKD and improves nutritional status. J Am Soc Nephrol 20 : , ) Mahajan A, et al : Daily oral sodium bicarbonate preserves glomerular filtration rate by slowing its decline in early hypertensive nephropathy. Kidney Int 78 : , ) 日本腎臓学会編 : エビデンスに基づく CKD 診療ガイドライン 東京医学社, )Banerjee T, et al:high dietary acid load predicts ESRD among adults with CKD. J Am Soc Nephrol 26, 2015 [Epub ahead of print]. 11) 要伸也 : 尿細管機能検査 : 尿細管性アシドーシス, 臨床検査法提要 ( 改訂第 33 版 ), 金原出版, 東京,2010, )Scialla JJ, Anderson CA : Dietary acid load : A novel nutritional target in chronic kidney disease? Adv Chronic Kidney Dis 20 : , 日本内科学会雑誌 104 巻 5 号 947
症例 A: 30 歳 女性 半年くらい前から徐々に全身倦怠感が増強 診察時の検査で BUN 130 mg/dl ( 正常値 : 9~20) クレアチニン 11.4 mg/dl ( 正常値 : 0.5~1.0) である 症例 B: 38 歳 男性 10 年前から高血圧を指摘され 6 年前から高血圧が悪
分子病態課題 : 電解質 酸塩基平衡 血液ガス異常 4/6 & 4/13 設問 1 以下の症例 1~4 で (1)~(5) を考察せよ (1) アシドーシスか アルカローシスか ( 酸血症 acidemia 或いはアルカリ血症 alkalemia?) (2) 代謝性か 呼吸性か? (3) 代償性の変化は適切におこっているか? (4) アニオンギャップは? (5) 原因は? 症例 1~4は症例 A~Dのどれに当たると考えられるか?
酸塩基平衡
酸塩基平衡 ( 鑑別編 ) 2017 年 5 月 25 日 高松赤十字病院モーニングセミナー 腎臓内科横山倫子 酸塩基平衡の解析方法 Physiological approach (Step by Step 法 ) Physicochemical approach (Stewart 法 ) Base-excess approach Henderson Hasselbach の式 ph = 6.1 +
Microsoft Word - 腎臓ネットマニュアルシリーズ_血液ガス分析.docx
腎臓ネットマニュアル第 弾動脈 液ガスの読み と酸塩基異常症診断アルゴリズム 執筆 :IMS 板橋中央総合病院腎臓内科塚本雄介 ( 腎臓ネット代表 ) 近刊 東京医学社 : 専 医のための 電解質異常症の診断と治療 ( 仮題 ) より 部掲載 次 動脈 液ガスの解析 酸塩基異常症診断アルゴリズム 腎臓ネットマニュアルシリーズの使 について : 本原稿は末尾に引 した 献を基に筆者の臨床経験に照らし合わせてまとめたものである
基準範囲の考え方 ph 7.35~ mmHg pco2 mmhg po2 mmhg HCO3 mmol/l BE mmol/l 35~45 85~105 60> 呼吸不全 21~28-2~+3 so2(%) 95~99% 静脈 pco2=45mmhg po2=40mmhg 動脈 pco
データの見方 考え方 血液ガス 佐賀大学病院検査部池田弘典 基準範囲の考え方 ph 7.35~7.45 150mmHg pco2 mmhg po2 mmhg HCO3 mmol/l BE mmol/l 35~45 85~105 60> 呼吸不全 21~28-2~+3 so2(%) 95~99% 静脈 pco2=45mmhg po2=40mmhg 動脈 pco2=40mmhg po2=100mmhg
輸液製剤
体液の区分 人体を構成する最大の要素は水分であり 体重の 60% を占める そのうちの 2/3( 体重の 40%) は細胞内液であり 残りの 1/3( 体重の 20%) は細胞外液として存在する 細胞外液の 3/4( 体重の 15%) は細胞の周囲を満たす液体であり この液体を間質液と呼ぶ 残りの 1/4( 体重の 5%) の大半は血液の液体成分である血漿である 体液にはさまざまな物質がとけており
SpO2と血液ガス
SpO2 と血液ガス 2011 年 6 月 22 日 血液ガスではかっている項目 検査結果に表示される項目 ph PaCO2 PaO2 HCO3- BE SaO2 Na, K, Cl, etc. 実際に機械が測定する項目 ph PaCO2 PaO2 Na, K, Cl, etc. 低酸素血症の評価 SpO 2 で代用可能 ph PaO 2 PaCO 2 HCO - 3 SaO 2 呼吸 代謝の評価
生理学 1章 生理学の基礎 1-1. 細胞の主要な構成成分はどれか 1 タンパク質 2 ビタミン 3 無機塩類 4 ATP 第5回 按マ指 (1279) 1-2. 細胞膜の構成成分はどれか 1 無機りん酸 2 リボ核酸 3 りん脂質 4 乳酸 第6回 鍼灸 (1734) E L 1-3. 細胞膜につ
の基礎 1-1. 細胞の主要な構成成分はどれか 1 タンパク質 2 ビタミン 3 無機塩類 4 ATP 第5回 (1279) 1-2. 細胞膜の構成成分はどれか 1 無機りん酸 2 リボ核酸 3 りん脂質 4 乳酸 第6回 (1734) 1-3. 細胞膜について正しい記述はどれか 1 糖脂質分子が規則正しく配列している 2 イオンに対して選択的な透過性をもつ 3 タンパク質分子の二重層膜からなる 4
シトリン欠損症説明簡単患者用
シトリン欠損症の治療 患者さんへの解説 2016-3-11 病因 人は 健康を維持するために食物をとり 特に炭水化物 米 パンなど 蛋白質 肉 魚 豆など 脂肪 動物脂肪 植物油など は重要な栄養素です 栄養は 身体の形 成に また身体機能を維持するエネルギーとして利用されます 図1に 食物からのエ ネルギー産生経路を示していますが いずれも最終的にはクエン酸回路を介してエネル ギー ATP を産生します
メディカルスタッフのための腎臓病学2版
1 章 腎臓の構造 structure of kidney 腎臓 (kidney) は背中側にある臓器で, 1 胸椎から 1 腰椎のあたりに脊柱を挟んで左右に 1 個ずつ ( 計 個 ) あります. 腎臓 1 個の大きさは, 長径約 1 cm, 短径約 6 cm, 幅 ( 厚み ) 約 3 cm で, 握りこぶしよりやや大きめです (1 6 3 cm). 重量は個人差がありますが,10~150 g
Microsoft Word 血液ガス、酸塩基平衡.doc
I 血液ガスから読みとる酸塩基平衡異常米国式 5 step approach Step 1: ph から acidemia か alkalemia か 判断する Step 2: 変化が代謝性 (HC0 3 ) か 呼吸性 (pco 2 ) か 判断する Step 3: アニオンギャップ (AG) を計算する Step 4: AG が増加していれば 補正 HC0 3 を計算する Step 5: 代償性変化は適切か
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1. 血液の中に存在する脂質 脂質異常症で重要となる物質トリグリセリド ( 中性脂肪 :TG) 動脈硬化に深く関与する 脂質の種類 トリグリセリド :TG ( 中性脂肪 ) リン脂質 遊離脂肪酸 特徴 細胞の構成成分 ホルモンやビタミン 胆汁酸の原料 動脈硬化の原因となる 体や心臓を動かすエネルギーとして利用 皮下脂肪として貯蔵 動脈硬化の原因となる 細胞膜の構成成分 トリグリセリド ( 中性脂肪
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酸と塩基 代謝概要 平成 31 年 4 月 18 日 病態生化学分野教授 ( 生化学 2) 山縣和也 本日の学習の目標 ヘンダーソン ハッセルバルヒの式を理解する アミノ酸の電荷について理解する 自由エネルギーについて理解する 1. 酸と塩基 ( ヘンダーソン ハッセルバルヒの式 ) 2. 代謝概要 ( 反応速度について ) 生体内の反応の多くに酸 塩基反応が関わっている またアミノ酸や核酸は酸や塩基の性質を示す
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ミトコンドリア電子伝達系 酸化的リン酸化 (2) 平成 24 年 5 月 21 日第 2 生化学 ( 病態生化学分野 ) 教授 山縣和也 本日の学習の目標 電子伝達系を阻害する薬物を理解する ミトコンドリアに NADH を輸送するシャトルについて理解する ATP の産生量について理解する 脱共役タンパク質について理解する 複合体 I III IV を電子が移動するとプロトンが内膜の内側 ( マトリックス側
血液ガス分析検査
2013.06.22 新人サポートセミナー - 血液ガス分析 - 愛知県臨床検査技師会生物化学分析検査研究班愛知医科大学病院坂梨大輔 Today s Contents 血液ガス分析の目的 測定前後の注意 結果解釈と報告時の注意 [ パニック値 ] 吸気(大気)と呼気 大気にはN2,O2,アルゴン等が含まれており CO2はわずかしか存在しない 吸気(大気) ヒトは大気中のO2を取り込み体内で消費しCO2
1治療 かっていたか, 予想される基礎値よりも 1.5 倍以上の増加があった場合,3 尿量が 6 時間にわたって 0.5 ml/kg 体重 / 時未満に減少した場合のいずれかを満たすと,AKI と診断される. KDIGO 分類の重症度分類は,と類似し 3 ステージに分けられている ( 1). ステー
腎臓病と腎保存期治療2 Q1 Q1 acute kidney injury AKI AKI は, 何らかの原因で短期間に腎機能が急速に低下した状態の総称である. 以前は, 急性腎不全 (acute renal failure: ARF) と呼ばれていた状態が, 早期発見と国際的に共通にす 1るとの観点から AKI という名称に変更してきている. 現在,AKI の診断基準は RIFLE 分 類,,KDIGO
_ 白髪論文.smd
総 説 知らないと損する血液ガスの診方 白髪 宏司 ( 受付日 : 平成 27 年 9 月 10 日受理日 : 平成 27 年 9 月 29 日 ) 要旨血液ガスの新しい分析方法を考案しそれについて述べた その方法は, ペア解析法に基づく 7 アクション法からなる ペアとなる因子は血清 Na と Cl, 血清 K と ph,ph と pco 2,pCO 2 と HCO - 3, そしてアニオンギャップ計算に用いる因子である
第6回 糖新生とグリコーゲン分解
第 6 回糖新生とグリコーゲン分解 日紫喜光良 基礎生化学講義 2014.06.3 1 主な項目 I. 糖新生と解糖系とで異なる酵素 II. 糖新生とグリコーゲン分解の調節 III. アミノ酸代謝と糖新生の関係 IV. 乳酸 脂質代謝と糖新生の関係 2 糖新生とは グルコースを新たに作るプロセス グルコースが栄養源として必要な臓器にグルコースを供給するため 脳 赤血球 腎髄質 レンズ 角膜 精巣 運動時の筋肉
QA JOURNAL RADIOMETER June No. C O N T E N T S 2 6 8
QA JOURNAL RADIOMETER June 2012 19 No. C O N T E N T S 2 6 8 2 はじめに 麻酔 集中治療領域では重症または理解が困難な酸塩基平衡異常に遭遇することは珍しくありません 従来の方法ではわかりにくい酸塩基平衡異常もStewart approachではわかりやすいといったこともあります 今回は急性腎障害 (Acute Kidney Injury:AKI)
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上原記念生命科学財団研究報告集, 23(2009) 175. 破骨細胞阻害因子 (OPG) とリン調節ホルモンの相互作用の解明 大城戸一郎 Key words:fibroblast growth factor 23(FGF-23), 破骨細胞分化阻止因子, リン * 東京慈恵会医科大学医学部内科学 緒言生体内のリン代謝調節は, 腎臓からの排泄 腸管からの吸収 骨との交換 細胞膜における輸送のバランスにより行われているが,
歴史 きっかけは Cholera pandemic(1829 年 ~) 酸の定義 (acid:acidus=sour taste) 1880 年代 ~ Arrhenius 酸とは水に溶けたときに H + を増加させるもの (HCl が酸 ) Naunyn は イオン自体の性質が酸を定義する (Cl
酸塩基平衡 2 つのアプローチ Tradi0onal Approach Stewart Approach 慈恵 ICU 勉強会 2015/01/27 児島千里 歴史 きっかけは Cholera pandemic(1829 年 ~) 酸の定義 (acid:acidus=sour taste) 1880 年代 ~ Arrhenius 酸とは水に溶けたときに H + を増加させるもの (HCl が酸 )
られる 糖尿病を合併した高血圧の治療の薬物治療の第一選択薬はアンジオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬とアンジオテンシン II 受容体拮抗薬 (ARB) である このクラスの薬剤は単なる降圧効果のみならず 様々な臓器保護作用を有しているが ACE 阻害薬や ARB のプラセボ比較試験で糖尿病の新規
論文の内容の要旨 論文題目アンジオテンシン受容体拮抗薬テルミサルタンの メタボリックシンドロームに対する効果の検討 指導教員門脇孝教授 東京大学大学院医学系研究科 平成 19 年 4 月入学 医学博士課程 内科学専攻 氏名廣瀬理沙 要旨 背景 目的 わが国の死因の第二位と第三位を占める心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患を引き起こす基盤となる病態として 過剰なエネルギー摂取と運動不足などの生活習慣により内臓脂肪が蓄積する内臓脂肪型肥満を中心に
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大阪臨床検査技師会定期講習会 初心者でもわかる血液ガスの見方 読み方 血液ガス ガス交換の指標 酸塩基平衡の指標 公立大学法人大阪市立大学医学部附属病院中央臨床検査部安保浩二 血液ガスに関する用語 血液ガスの量的な表現濃度 (F;fraction) :vol 含量 (C;content) :ml/dl 分圧 (P;partial pressure) :Torr, ガスの存在部位 動脈血 (a;arterial)
尿検査のみかた、考えかた
1 章 1 尿検査総論 尿の成分 外観 A 正常状態で尿に含まれる成分. 尿素 (urea) 尿素は蛋白質の終末代謝産物であり, 肝臓で合成され, 腎臓から排泄される. ヒトが蛋白質から取り入れた窒素のうち, 過剰分のほとんどが尿中に尿素の形で排泄される. 通常,20 30 mg/ 日の排泄がある. 発熱や糖尿病, 副腎機能亢進など, 蛋白異化が亢進している状態では尿素排泄は増加する. 逆に, 末期肝不全で蛋白異化が極度に低下している状態や,
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酵素 : タンパク質の触媒 タンパク質 Protein 酵素 Enzyme 触媒 Catalyst 触媒 Cataylst: 特定の化学反応の反応速度を速める物質 自身は反応の前後で変化しない 酵素 Enzyme: タンパク質の触媒 触媒作用を持つタンパク質 第 3 回 : タンパク質はアミノ酸からなるポリペプチドである 第 4 回 : タンパク質は様々な立体構造を持つ 第 5 回 : タンパク質の立体構造と酵素活性の関係
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解糖系 (2) 平成 24 年 5 月 7 日生化学 2 ( 病態生化学分野 ) 教授 山縣和也 本日の学習の目標 解糖系の制御機構を理解する 2,3-BPG について理解する 癌と解糖系について理解する エネルギー代謝経路 グリコーゲン グリコーゲン代謝 タンパク質 アミノ酸代謝 トリアシルグリセロール グルコース グルコース 6 リン酸 アミノ酸 脂肪酸 脂質代謝 解糖系 糖新生 β 酸化 乳酸
解糖系でへ 解糖系でへ - リン酸 - リン酸 1,-2 リン酸 ジヒドロキシアセトンリン酸 - リン酸 - リン酸 1,-2 リン酸 ジヒドロキシアセトンリン酸 AT AT リン酸化で細胞外に AT 出られなくなる 異性化して炭素数 AT の分子に分解される AT 2 ホスホエノール AT 2 1
糖質の代謝 消化管 デンプン 小腸 肝門脈 AT 中性脂肪コレステロール アミノ酸 血管 各組織 筋肉 ムコ多糖プリンヌクレオチド AT 糖質の代謝 糖質からの AT 合成 の分解 : 解糖系 と酸化的リン酸化嫌気条件下の糖質の分解 : 発酵の合成 : 糖新生 糖質からの物質の合成 の合成プリンヌクレオチドの合成 : ペントースリン酸回路グルクロン酸の合成 : ウロン酸回路 糖質の代謝 体内のエネルギー源
デベルザ錠20mg 適正使用のお願い
2014 年 3 月作成薬価基準未収載 - 医薬品の適正使用に欠かせない情報です 使用前に必ずお読みください - 適正使用のお願い 処方せん医薬品 : 注意 - 医師等の処方せんにより使用すること 製造販売元 販売元 適応となる患者さんとデベルザ錠の使い方 本剤を投与する前に 以下のことを確認してください 2 型糖尿病の患者さんですか 本剤の効能 効果は 2 型糖尿病 です 1 型糖尿病の患者さんは
細胞の構造
大阪電気通信大学 5/8/18 本日の講義の内容 酵素 教科書 第 4 章 触媒反応とエネルギーの利用 酵素の性質 酵素反応の調節 酵素の種類 触媒の種類 無機物からなる無機触媒と有機物からなる有機触媒がある 触媒反応とエネルギーの利用 1 無機触媒の例 過酸化水素水に二酸化マンガンを入れると過酸化水素水が分解して水と酸素になる 2 有機触媒の例 細胞内に含まれるカタラーゼという酵素を過酸化水素水に加えると
使用上の注意改訂のお知らせ スピーゲル
医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 使用上の注意改訂のお知らせ このたび制酸剤スピーゲルにつきまして 使用上の注意を下記のとおり改訂いたしましたので お知らせ申し上げます 平成 20 年 9 月 記 スピーゲル ( メタケイ酸アルミン酸マグネシウム ) 1. 改訂箇所下記の下線部のとおり [ 相互作用 ] の 併用注意 を改訂し [ その他の注意 ] を新設しました 2. 改訂内容
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酸と 酸と 酸 acid 亜硫酸 pka =.6 pka =.9 酸 acid ( : 酸, すっぱいもの a : 酸の, すっぱい ) 酸性 p( ) 以下 酸っぱい味 ( 酸味 ) を持つ リトマス ( ) BTB( ) 金属と反応して ( ) を発生 ( 例 )Z l Zl リン酸 P pka =.5 pka =. pka =.8 P P P P P P P 酸性のもと 水素イオン 塩化水素
CQ1: 急性痛風性関節炎の発作 ( 痛風発作 ) に対して第一番目に使用されるお薬 ( 第一選択薬と言います ) としてコルヒチン ステロイド NSAIDs( 消炎鎮痛剤 ) があります しかし どれが最適かについては明らかではないので 検討することが必要と考えられます そこで 急性痛風性関節炎の
[web 版資料 1 患者意見 1] この度 高尿酸血症 痛風の治療ガイドライン の第 3 回の改訂を行うことになり 鋭意取り組んでおります 診療ガイドライン作成に患者 市民の立場からの参加 ( 関与 ) が重要であることが認識され 診療ガイドライン作成では 患者の価値観 希望の一般的傾向 患者間の多様性を反映させる必要があり 何らかの方法で患者 市民の参加 ( 関与 ) に努めるようになってきております
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14栄養・食事アセスメント(2)
14 5. 栄養 食事アセスメント 2 ④成果 アウトカム outcome の予測 合併症 死亡 5. 栄養 食事 アセスメント 2 率 ケア必要度 平均在院日数などの成果が予測出来 るかどうか 疾患別に検討されている 一般病棟の高 齢患者では総蛋白質 血清アルブミン リンパ球数と 1. 栄養状態の評価 判定の定義と目標 術後合併症併発 一般病棟内科疾患患者ではアルブミ ① 栄養状態の評価 判定 栄養状態が過剰あるいは欠乏
一次サンプル採取マニュアル PM 共通 0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital その他の検体検査 >> 8C. 遺伝子関連検査受託終了項目 23th May EGFR 遺伝子変異検
Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital 6459 8. その他の検体検査 >> 8C. 遺伝子関連検査受託終了項目 23th May. 2017 EGFR 遺伝子変異検査 ( 院内測定 ) c-erbb/egfr [tissues] 基本情報 8C051 c-erbb/egfr JLAC10 診療報酬 分析物 識別材料測定法
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 教授 花房俊昭 宮村昌利 副査副査 教授教授 朝 日 通 雄 勝 間 田 敬 弘 副査 教授 森田大 主論文題名 Effects of Acarbose on the Acceleration of Postprandial
( 様式甲 5) 学位論文内容の要旨 論文提出者氏名 論文審査担当者 主査 花房俊昭 宮村昌利 副査副査 朝 日 通 雄 勝 間 田 敬 弘 副査 森田大 主論文題名 Effects of Acarbose on the Acceleration of Postprandial Hyperglycemia-Induced Pathological Changes Induced by Intermittent
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日本人の年齢別推算糸球体濾過量 (egfr) の検討 ~ 協会けんぽ東京支部 76 万人の健診データから ~ 渋谷区医師会 望星新宿南口クリニック院長高橋俊雅 協会けんぽ東京支部保健グループ岡本康子 尾川朋子 目的 企画総務グループ馬場武彦 概要 推算糸球体濾過量 (egfr) は 慢性腎臓病 (CKD) の診断 治療に広く利用さ れているが 個々人の egfr を比較できる年齢別 egfr( 標準値
尿試験紙を用いたアルブミン・クレアチニン検査の有用性
Clinical effectiveness of the Urine Test Strip for albumin and creatinine Masataka Suzuki Eiken Chemical has newly developed the Urine Test Strip, ''URO PAPER TM '', for albumin and creatinine testing.
問 85 慢性腎不全による透析導入基準について正しいのは次のうちどれか 1 透析導入基準の点数が 60 点以上になれば透析導入の判断となる 2 腎機能評価ではクレアチニンが評価項目である 3 血管合併症があれば基準点に加算される 4 視力障害は透析導入基準の評価には含まれない 5 日常生活の障害に関
問 80 高血圧の説明について正しいのはどれか 1 薬剤による血清カルシウム濃度が低下すると末梢血管抵抗が上昇し高血圧を呈する 2 透析患者の高血圧合併症は多く, その要因には過剰体液貯留が挙げられる 3 腎皮質障害はレニン アンデオテンシン系を亢進しナトリウム 水排泄を低下させる 4 レニン アンデオテンシン系の亢進は末梢血管抵抗を増大させる 5 透析中の血圧上昇は除水に対するプラズマリフィリングの亢進で起こる
~ 副腎に腫瘍がある といわれたら ~ 副腎腫瘍? そもそも 副腎って何? 小さいけれど働き者の 副腎 副腎は 左右の腎臓の上にある臓器です 副腎皮質ホルモンやカテコラミンと呼ばれる 生命や血圧を維持するために欠かせない 重要なホルモンを分泌している大切な臓器です 副腎 副腎 NEXT ホルモンって 何? 全身を調整する大切な ホルモン 特定の臓器 ( 内分泌臓器 ) から血液の中に出てくる物質をホルモンと呼びます
資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号
資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号 ;II-231) 1 医療上の必要性の基準に該当しないと考えられた品目 本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル
2. 看護に必要な栄養と代謝について説明できる 栄養素としての糖質 脂質 蛋白質 核酸 ビタミンなどの性質と役割 およびこれらの栄養素に関連する生命活動について具体例を挙げて説明できる 生体内では常に物質が交代していることを説明できる 代謝とは エネルギーを生み出し 生体成分を作り出す反応であること
生化学 責任者 コーディネーター 看護専門基礎講座塚本恭正准教授 担当講座 学科 ( 分野 ) 看護専門基礎講座 対象学年 1 期間後期 区分 時間数 講義 22.5 時間 単位数 2 単位 学習方針 ( 講義概要等 ) 生化学反応の場となる細胞と細胞小器官の構造と機能を理解する エネルギー ATP を産生し 生体成分を作り出す代謝反応が生命活動で果たす役割を理解し 代謝反応での酵素の働きを学ぶ からだを構成する蛋白質
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慢性腎臓病 (CKD) における危険因子としての食後高血糖の検討 独立行政法人国立病院機構千葉東病院臨床研究部 糖尿病研究室長関直人 はじめに 1. 研究の背景慢性腎臓病 (CKD) は 動脈硬化 腎機能低下 末期腎不全 心血管イベントなどの危険因子であることが報告されている (1) 一方で食後高血糖もまた 動脈硬化 心血管イベントの危険因子であることが報告されている (2) 食後高血糖の検出には持続血糖モニタリング
糖尿病性腎症に合併したネフローゼ症候群の治療
糖尿病性腎症の各病期と治療 佐賀大学医学部講座 宮崎博喜 [email protected] 日本の透析患者数は年々増加し 現在約 30 万人である ( 人口 400 人あたりに 1 人 ) 平成 22 年末の透析患者数 297.126 人 ( 前年 + 約 6500 人 ) 佐賀県における透析患者の数 日本の医療費 34 兆円のうち透析医療費は 1.4 兆円 (4.1%) を占める 新規透析開始となった患者の年齢分布
2. 水分の摂取と排出 1) 水分摂取量と排出量のバランス 代謝で生じる水も含む! 水分摂取量 ( 約 2500ml) 60% 飲料水から 30% 食物から 10% 代謝から 1500ml 700ml 300ml 尿が最も多い!1 日で 1500ml 水分排泄量 ( 約 2500ml) 60% 尿と
8 体液のしくみとはたらき Ⅰ 体液とは (98( 図 )) 内部環境としての体液組成は 原始地球の海水塩分濃度に最も近い 細胞を囲む細胞外液は 細胞の生命活動を可能にする身体の内部環境である 生存のために体液の電解質 浸透圧 ph 温度 血圧 血糖などの恒常性が維持される 1. 体液の割合 (99( 図 )) 外部環境 内部環境 固形成分 40% タンパク質など 15~20% 脂肪など 13~20%
今後の改訂予定について 編集の独立性について 利益相反と普遍性の確保について ガイドライン作成委員会 委員会 中間報告会など開催記録 評価委員会総括 評価委員会 開催記録 外部評価委員会 利益相反情報について 利益相反情報についての開示 1) 腎性貧血とは, 腎臓においてヘモグロビンの低下に見合った十分量のエリスロポエチン (EPO) が産 生されないことによってひき起こされる貧血であり,
インスリンが十分に働かない ってどういうこと 糖尿病になると インスリンが十分に働かなくなり 血糖をうまく細胞に取り込めなくなります それには 2つの仕組みがあります ( 図2 インスリンが十分に働かない ) ①インスリン分泌不足 ②インスリン抵抗性 インスリン 鍵 が不足していて 糖が細胞の イン
糖尿病ってなに 糖尿病は インスリンが十分に働かないために 血液中を流れるブドウ糖という糖 血糖 が増えてしまう病気です インスリンは膵臓から出るホルモンであり 血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています 血糖の濃度 血糖値 が何年間も高いままで放置されると 血管が傷つき 将来的に心臓病や 失明 腎不全 足 の切断といった より重い病気 糖尿病の慢性合併症につながります また 著しく高い血糖は それだけで昏睡
図 B 細胞受容体を介した NF-κB 活性化モデル
60 秒でわかるプレスリリース 2007 年 12 月 17 日 独立行政法人理化学研究所 免疫の要 NF-κB の活性化シグナルを増幅する機構を発見 - リン酸化酵素 IKK が正のフィーッドバックを担当 - 身体に病原菌などの異物 ( 抗原 ) が侵入すると 誰にでも備わっている免疫システムが働いて 異物を認識し 排除するために さまざまな反応を起こします その一つに 免疫細胞である B 細胞が
2004 年度センター化学 ⅠB p1 第 1 問問 1 a 水素結合 X HLY X,Y= F,O,N ( ) この形をもつ分子は 5 NH 3 である 1 5 b 昇華性の物質 ドライアイス CO 2, ヨウ素 I 2, ナフタレン 2 3 c 総電子数 = ( 原子番号 ) d CH 4 :6
004 年度センター化学 ⅠB p 第 問問 a 水素結合 X HLY X,Y= F,O,N ( ) この形をもつ分子は 5 NH である 5 b 昇華性の物質 ドライアイス CO, ヨウ素 I, ナフタレン c 総電子数 = ( 原子番号 ) d CH 4 :6+ 4 = 0個 6+ 8= 4個 7+ 8= 5個 + 7= 8個 4 + 8= 0個 5 8= 6個 4 構造式からアプローチして電子式を書くと次のようになる
Microsoft Word 高尿酸血症痛風の治療ガイドライン第3版主な変更点_最終
高尿酸血症 痛風の治療ガイドライン改訂第 3 版発刊のお知らせ この度 高尿酸血症 痛風の治療ガイドライン改訂第 3 版 (2019 年改訂 ) を発刊いたしましたのでお知らせいたします 本ガイドラインは1996 年の初版 2002 年の改訂第 2 版を経て 最新のエビデンスをもとに改訂されたものです 高尿酸血症は痛風との関わりで話題になることが多いですが 現在では高血圧や糖尿病 肥満などの生活習慣病
健康な生活を送るために(高校生用)第2章 喫煙、飲酒と健康 その2
11 1 長期にわたる大量飲酒が 引き起こす影響 脳への影響 アルコールは 脳の神経細胞に影響を及ぼし その結果 脳が縮んでいきます 脳に対 するアルコールの影響は 未成年者で特に強いことが知られています 写真B 写真A 正常な脳のCT 写真C 写真D アルコール 依 存 症 患者の脳の 正常な脳のCT Aに比べてやや CT Aとほぼ同じ高さの位置の 低い位置の断面 断面 脳の外側に溝ができ 中央
2011年度 化学1(物理学科)
014 年度スペシャルプログラム (1/17) 酸 塩基 : 酸 塩基の定義を確認する No.1 1 酸と塩基の定義に関する以下の文章の正を答えよ 場合は 間違いを指摘せよ 文章正指摘 1 酸と塩基の定義はアレニウスとブレンステッド ローリーの 種類である ルイスの定義もある アレニウスの定義によれば 酸とは H を含むものである 水に溶けて 電離して H+ を出すものである 3 アレニウスの定義によれば
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第1部 心不全の基本的病態 第1部 第 1 章 心不全と神経体液性因子 の関係 心不全の基本的病態 心不全の病態は急性と慢性に分かれるが 慢性心不全の急性増悪化は急性 心不全であり お互いは密接に関連している 急性心不全は 心臓の器質 的 機能的異常により急速に心ポンプ機能が低下し 主要臓器への灌流不全 やうっ血に基づく症状や徴候が急性に出現した状態であり 急性心原性肺水 腫 心原性ショックが代表的な病態である
脂質異常症を診断できる 高尿酸血症を診断できる C. 症状 病態の経験 1. 頻度の高い症状 a 全身倦怠感 b 体重減少 体重増加 c 尿量異常 2. 緊急を要する病態 a 低血糖 b 糖尿性ケトアシドーシス 高浸透圧高血糖症候群 c 甲状腺クリーゼ d 副腎クリーゼ 副腎不全 e 粘液水腫性昏睡
糖尿病 内分泌内科 ( 必修 1 ヶ月 ) GIO(General Instructive Objective: 一般目標 ) 医学及び医療の果たすべき社会的役割を認識しつつ 診療を受ける者に対応する医師としての人格をかん養し 一般的な診療において頻繁にかかる負傷または疾病に適切に対応できるよう 基本的な診療能力を身に付ける SBO(Specific Behavioral. Objectives:
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酸と塩基 代謝概要 平成 25 年 4 月 15 日 病態生化学分野 ( 生化学 2) 教授 山縣和也 本日の学習の目標 ヘンダーソン ハッセルバルヒの式を理解する アミノ酸の電荷について理解する 自由エネルギーについて理解する 1. 酸と塩基 2. 代謝概要 ( 反応速度について ) 生体内の反応の多くに酸 塩基反応が関わっている またアミノ酸や核酸は酸や塩基の性質を示す 酸 Acid 塩基 Base
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第 54 回日本臨床化学会年次学術集会 POCT 専門委員会プロジェクト報告 透析液の成分濃度測定の標準化 2014 年 9 月 5 日 ( 金 ) 白井秀明 ( 中部労災病院 ) 梅本雅夫 ( 検査医学標準物質機構 ) 清水康 ( 元町 HD クリニック ) 谷渉 ( 臨床検査基準測定機構 ) 山家敏彦 ( 東京山手メディカルセンター ) 桑克彦 ( 産業技術総合研究所 ) 本演題に関連して 筆頭著者に開示すべき
<4D F736F F F696E74202D208C8C B E5F89968AEE95BD8D7488D98FED2E E B8CDD8AB B83685D>
1/11/17 第 33 回動物臨床医学会 (1) クリニカルシンポジウム 1 体液異常に挑む ( 原因の見極めと治療 ) 血液ガス分析機 血液ガス 酸塩基平衡異常 O 城下幸仁 ( 相模が丘動物病院呼吸器科 ) 電極 電極 電極 動脈血ガス分析 の変化と臨床徴候 酸素化 : 肺機能 Po 酸塩基平衡状態 1 肺 揮発性酸 (HCO3) の排泄 Pco 腎 不揮発性酸 ( 硫酸, リン酸, 乳酸,
Microsoft Word - 低Na血症の診断と治療1.3.docx
腎臓ネットマニュアル第 2 弾低ナトリウム 症の診断と治療 v1.3 執筆 :IMS 板橋中央総合病院腎臓内科塚本雄介 ( 腎臓ネット代表 ) 東京医学社刊 専 医のための 電解質異常症診断と治療 より 部掲載 次 1. 低 Na 症の診断アルゴリズム 2. 低 Na 症の治療 腎臓ネットマニュアルシリーズの使 について : 本原稿は末尾に引 した 献を基に筆者の臨床経験に照らし合わせてまとめたものである
( 続紙 1 ) 京都大学 博士 ( 薬学 ) 氏名 大西正俊 論文題目 出血性脳障害におけるミクログリアおよびMAPキナーゼ経路の役割に関する研究 ( 論文内容の要旨 ) 脳内出血は 高血圧などの原因により脳血管が破綻し 脳実質へ出血した病態をいう 漏出する血液中の種々の因子の中でも 血液凝固に関
Title 出血性脳障害におけるミクログリアおよびMAPキナーゼ経路の役割に関する研究 ( Abstract_ 要旨 ) Author(s) 大西, 正俊 Citation Kyoto University ( 京都大学 ) Issue Date 2010-03-23 URL http://hdl.handle.net/2433/120523 Right Type Thesis or Dissertation
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その他 B 型肝炎 15% C 型肝炎 68% 41 706 168 66 19 12 肝 には の か 脂肪肝 の で る () という も りま の く い 肝 の肝細胞のなかに 脂肪の く がこ なにたまっ いま 類洞 正常な肝臓 腸管からの栄養や不要物が流れていく 肝細胞 正常な肝臓 脂肪肝の始まり 類洞 腸管からの栄養や不要物が流れていく 類洞 過剰な脂質 糖質の流入 肝細胞 肝細胞のなかに中性脂肪がたまり始める
J Hospitalist Network Journal Club! DKAの輸液は生食と乳酸リンゲル液では どちらがいいのか! Fluid management in diabetic-acidosis! Ringer s lactate versus normal saline:! a ran
J Hospitalist Network Journal Club! DKAの輸液は生食と乳酸リンゲル液では どちらがいいのか! Fluid management in diabetic-acidosis! Ringer s lactate versus normal saline:! a randomized controlled trial 2014. 11. 24 練馬光が丘病院 監修 鈴木
保健機能食品制度 特定保健用食品 には その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をすることができる 栄養機能食品 には 栄養成分の機能の表示をすることができる 食品 医薬品 健康食品 栄養機能食品 栄養成分の機能の表示ができる ( 例 ) カルシウムは骨や歯の形成に 特別用途食品 特定保健用
資料 1 食品の機能性表示に関する制度 平成 25 年 4 月 4 日 消費者庁 保健機能食品制度 特定保健用食品 には その摂取により当該保健の目的が期待できる旨の表示をすることができる 栄養機能食品 には 栄養成分の機能の表示をすることができる 食品 医薬品 健康食品 栄養機能食品 栄養成分の機能の表示ができる ( 例 ) カルシウムは骨や歯の形成に 特別用途食品 特定保健用食品 保健の機能の表示ができる
第1回 生体内のエネルギー産生
第 1 回生体内のエネルギー産生 日紫喜光良 基礎生化学 2018.4.10 1 暮らしの中の生化学と関連した事象 発酵 発酵食品の製造 酒造 代謝 エネルギー 栄養 栄養素 代謝異常 糖尿病 肥満 2 健康についての疑問は生化学に関連 コラーゲンをたくさんとると肌がぷりぷりになる? ご飯さえ食べなければ太らない ( 糖質ダイエット?) か? 3 教科書 リッピンコットシリーズイラストレイテッド生化学
Microsoft Word - 1 糖尿病とは.doc
2 糖尿病の症状がは っきりしている人 尿糖が出ると多尿となり 身体から水分が失われ 口渇 多飲などが現れます ブドウ糖が利用されないため 自分自身の身体(筋肉や脂肪)を少しずつ使い始めるので 疲れ やすくなり 食べているのにやせてきます 3 昏睡状態で緊急入院 する人 著しい高血糖を伴う脱水症や血液が酸性になること(ケトアシドーシス)により 頭痛 吐き気 腹痛などが出現し すみやかに治療しなければ数日のうちに昏睡状態に陥ります
スライド 1
第 56 回日本透析医学会 2011.06.19 血液ガス分析装置による透析液重炭酸イオン濃度 と総二酸化炭素濃度 ~ その正確性について ~ 五仁会元町 HD クリニック臨床検査部 同臨床工学部 * 同内科 ** 清水康 田中和弘 小松祐子 森上辰哉 * 田中和馬 * 阪口剛至 * 大槻英展 * 吉本秀之 * 田渕篤嗣 * 申曽洙 ** 目的 各社血液ガス分析装置を用いて重炭酸イオン ( ) を
低マグネシウム血症
clinical question 2014 年 11 月 18 日 JHOSPITALIST NETWORK マグネシウム欠乏 低 K 血症があるときに Mg を補充する意義 亀田総合病院総合内科 竹之内盛志 監修 : 佐田竜一 分野 : 腎 電解質テーマ : 治療 症例 昨日肺炎で入院し 抗菌薬加療中の 82 歳女性 主な既往歴 : 慢性心不全 糖尿病 高血圧 主な内服薬 : フロセミド 40mg
福岡大学薬学部薬学疾患管理学教授
研究報告 新規腎機能マーカーのシスタチン C を応用した硫酸アルベカシンの Therapeutic drug monitoring に関する臨床薬学的研究 大塚尚 目的 腎機能の指標には腎糸球体濾過量 (glomerular filtration rate: GFR) が用いられる GFR は一定時間に糸球体を濾過される量であり GFR は ml/min で表される これは言い換えると単位時間当たりに排泄される薬物量を血漿量に換算したものとなる
Microsoft Word - 酸塩基
化学基礎実験 : 酸 塩基と (1) 酸と塩基 の基本を学び の実験を通してこれらの事柄に関する認識を深めます さらに 緩衝液の性質に ついて学び 緩衝液の 変化に対する緩衝力を実験で確かめます 化学基礎実験 : 酸 塩基と 酸と塩基 水の解離 HCl H Cl - 塩酸 塩素イオン 酸 強酸 ヒドロニウムイオン H 3 O H O H OH - OH ー [H ] = [OH - ]= 1-7 M
2 CKD 1. 不適当な食事 2. 感染症 : 尿路感染, 肺炎, 敗血症など 3. 急激な循環状態の変動 : 高血圧, 低血圧 4. 水 電解質異常 : 脱水, 溢水, アシドーシス 5. 尿路疾患 : 尿路結石 狭窄 感染 6. 腎毒性薬剤 : 造影剤, 抗生物質,NSAIDs 7. 手術およ
1 CKD 1 慢性腎臓病 chronic kidney disease(ckd) は,1 つの腎疾患 ( 腎臓病 ) を意味するのではなく, 表 1 の1,2のいずれかまたは両方が 3 カ月以上持続することにより診断される.CKD は従来の慢性腎疾患の診断とは異なっている. つまり, 腎障害を示唆する所見 ( 検尿異常, 画像異常, 血液異常, 腎病理組織異常所見など. 特に蛋白尿が重要である )
日本の糖尿病患者数は増え続けています (%) 糖 尿 25 病 倍 890 万人 患者数増加率 万人 690 万人 1620 万人 880 万人 2050 万人 1100 万人 糖尿病の 可能性が 否定できない人 680 万人 740 万人
糖尿病とは? 糖尿病とは ブドウ糖が血液の中に増えすぎてしまう病気です 糖尿病には 1 型と 2 型があり 2 型糖尿病の発症に生活習慣が深くかかわっています 食べ過ぎ 運動不足 日本の糖尿病患者数は増え続けています (%) 糖 35 30 尿 25 病 20 35 倍 890 万人 患者数増加率 15 10 5 0 1 1370 万人 690 万人 1620 万人 880 万人 2050 万人 1100
前立腺癌は男性特有の癌で 米国においては癌死亡者数の第 2 位 ( 約 20%) を占めてい ます 日本でも前立腺癌の罹患率 死亡者数は急激に上昇しており 現在は重篤な男性悪性腫瘍疾患の1つとなって図 1 います 図 1 初期段階の前立腺癌は男性ホルモン ( アンドロゲン ) に反応し増殖します そ
再発した前立腺癌の増殖を制御する新たな分子メカニズムの発見乳癌治療薬が効果的 発表者筑波大学先端領域学際研究センター教授柳澤純 ([email protected] TEL: 029-853-7320) ポイント 女性ホルモンが制御する新たな前立腺癌の増殖 細胞死メカニズムを発見 女性ホルモン及び女性ホルモン抑制剤は ERβ 及び KLF5 を通じ FOXO1 の発現量を変化することで前立腺癌の増殖
木村の理論化学小ネタ 緩衝液 緩衝液とは, 酸や塩基を加えても,pH が変化しにくい性質をもつ溶液のことである A. 共役酸と共役塩基 弱酸 HA の水溶液中での電離平衡と共役酸 共役塩基 弱酸 HA の電離平衡 HA + H 3 A にお
緩衝液 緩衝液とは, 酸や塩基を加えても,pH が変化しにくい性質をもつ溶液のことである A. 酸と塩基 弱酸 HA の水溶液中での電離平衡と酸 塩基 弱酸 HA の電離平衡 HA H 3 A において, O H O ( HA H A ) HA H O H 3O A の反応に注目すれば, HA が放出した H を H O が受け取るから,HA は酸,H O は塩基である HA H O H 3O A
