冬期道路管理_1

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交通模擬車両 路温計測 ( 熱電対 ) 氷膜路面 t =.5 ~ 1.mm 無散布 g/m 2 g/m 2 g/m 2 g/m 2 g/m 2 1m 5m KP=.5 KP=. KP=.4 KP=.55 KP=.7 KP=.85 図 -1 試験コースレイアウト 2 曲線区間約 1

3. 冬期交通確保における課題及び分析 (1) 降雪による交通への影響近年, 強い降雪により大規模な通行止めが発生している. 近畿において降雪による大規模な通行止めの事例としては,2011 年 1 月 30 日から 31 日にかけて, 福井県の敦賀市から越前市 ( 旧武生市 ) にかけての豪雪が挙げ

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ニュースレター「SEI WORLD」2016年6月号

暴風雪災害から身を守るために~雪氷災害の減災技術に関する研究~

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本章では 衝突被害軽減ブレーキ 車線逸脱警報 装置 等の自動車に備えられている運転支援装置の特性 Ⅻ. 運転支援装置を 備えるトラックの 適切な運転方法 と使い方を理解した運転の重要性について整理しています 指導においては 装置を過信し 事故に至るケースがあることを理解させましょう また 運転支援装

別紙 1 ワイヤロープの今後の設置予定について H ワイヤロープの技術的検証結果 ( 第 3 回検討会 ) 土工区間については 技術的に実用化可能 中小橋については 試行設置箇所を拡大し 実用化に向けた取組みを進める 長大橋 トンネル区間については 公募選定技術の性能検証を引き続き進め

チェーン規制区間 < 区間 > せいよしうわちょうおおずしきたただ国道 56 号 : 愛媛県西予市宇和町 ~ 愛媛県大洲市北只 ( 延長 7.0km) ( 別紙 1~4 のとおり ) < 規制内容 > 大雪特別警報 が発表され 冬用タイヤでの走行が困難な路面状況になった場合に 従来であれば通行止めと

第 2 章横断面の構成 2-1 総則 道路の横断面の基本的な考え方 必要とされる交通機能や空間機能に応じて, 構成要素の組合せ と 総幅員 総幅員 双方の観点から検討 必要とされる道路の機能の設定 通行機能 交通機能アクセス機能 滞留機能 環境空間 防災空間 空間機能 収容空間 市街地形成 横断面構

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トラック部会

発達する低気圧の影響による暴風雪と高波及び大雪に対する注意喚起

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スマートICの事業費の基準について

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今後の気象の見通し ( 別紙 1) 渡島地方を中心に これから 2 月 5 日にかけて大雪による車両の立往生などの交通障害の発生するおそれがあります 湿った重い雪により除雪作業が困難になるおそれもあります 大雪による交通障害に警戒し なだれにも注意が必要です 外出される際は 事前に気象情報や道路情報

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01評価調書(大柳仁豊野線)V6(路肩1.5mVer).pptx

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1 基本的な整備内容 道路標識 専用通行帯 (327 の 4) の設置 ( 架空標識の場合の例 ) 自 転 車 ピクトグラム ( 自転車マーク等 ) の設置 始点部および中間部 道路標示 専用通行帯 (109 の 6) の設置 ( 過度な表示は行わない ) 専 用 道路標示 車両通行帯 (109)

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速度規制の目的と現状 警察庁交通局 1

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ひっかけ問題 ( 緊急対策ゼミ ) ステップ A B C D 39.4% 学科試験パーフェクト分析から ひっかけ問題 に重点をおいた特別ゼミ! 2 段階 出題頻度 39.4% D ゼミ / 内容 *(2 段階 24.07%+ 安知 15.28%=39.4

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チェーン規制区間 別紙 近畿地方整備局 関東地方整備局 E19 国道 138 号 山中湖村平野 ~ 小山町須走字御登口 中央道 飯田山本 IC ~ 園原 IC 直轄国道 高速道路 直轄国道 都道府県 路線番号 箇所名 区間 延長 (km) 道路管理者 山梨県静岡県 やまなかこすばしりやまなかこむらひ

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北海道型 SMA のきめ深さは, 所定の箇所数の測定値の平均で,0.9mm 以上とされている. 平成 26 年度の施工におけるきめ深さは, 約 9% 規格値以下のデータが確認されるものの,0.8mm 以下のデータは出現せず, 概ね良好な結果であると考えられる. 次に, 締固め度の状況を確認した. 北

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令和元年 7 月 10 日 東日本高速道路株式会社 北海道支社 お盆期間の高速道路における渋滞予測について 北海道版 ~ ピークは 8 月 12 日 ( 月 ) 13 日 ( 火 ) 分散利用で渋滞緩和にご協力ください ~ NEXCO 東日本北海道支社 ( 札幌市厚別区 ) は お盆期間 (8 月

225 (2) 通行料金が無料になる通行道東自動車道において 以下の対象 が入口かつ出口となるご利用が無料となります 対象 : 占冠 トマム 十勝清水 芽室 帯広 JCT 音更帯広 詳しくは 別添 1 通行方法にご注意下さい 道東道無料措置 をご覧ください (3) 対象車種全車種が対象となります (

許可方針

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CONTENTS 1 2

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防雪事業 雪処理施設 堆雪場 吹雪 地吹雪対策 スノーシェッド 吹雪や地吹雪によって視界が悪くなり 危険な状態と 防雪柵 なる箇所や 吹き溜まりができる箇所には 必要な対 風の力を利用し 道路 上に降る雪を飛ばし て 吹 き 溜 ま り や 視 程障害を防ぎます 策を行い道路利用者の安全を守ります 防雪林 林で風の力を弱め 林の 風上側や林の中に雪を堆 雪させて 視程障害を防 ぎます 林は 視線誘導効果や防 音効果 さらには温暖化防 止にも役立っています スノーシェルター 地を利用した堆雪場 地域エネルギーを利用す る融雪溝や流雪溝 融雪槽などがあります 防雪柵 堆雪場 河川敷などを 夏期は広場として使用し 冬期は 堆雪場として使用するなど 一年を通じて公共空 間を有効に利用しています 視程計 道路を建造物で覆っ て 吹 き 溜 ま り や 視 程障害を防ぎます 道路情報館 チェーン着脱場 道路情報板 固定式視線誘導柱 都市内の雪を処理する施設です 河川敷や空き 視程計 流雪溝 融雪溝 防雪林 住民 自治体 道路管理者の協調により 道路下 に埋設した水路に河川水や温泉水などを流して 投雪口から住民のみなさんが投げ入れた雪をとか します トイレ 電話 自発光視線誘導標 視線誘導施設 近年 太陽電池を内蔵した自発光式の固定式視線誘導柱 や 視程の状況に応じ発光輝度を変化させ 天候や時間 帯を問わず適切な視線誘導を行う自発光視線誘導標の整 備が進められています パーキングシェルター 運搬排雪 パーキングシェルター 又は スノーシェルター 地吹雪 吹き溜まりの発生が多い箇所に設置した 緊急避難施設です トイレ 公衆電話 道路情報板 などを備えています CCTV 路面凍結検知器 ツルツル路面対策 流雪溝 融雪溝 雪崩対策 雪崩の発生のおそれの ある箇所では必要な対 路側通信 策を行い 道路利用者 に安全で快適な道路を 雪崩予防柵 提供します 雪崩予防柵 消雪施設 廃熱利用 歩道除雪 テレメーター 整備前 融 雪 槽 札幌市の例 スノーシェッド 雪崩の発生が予想される斜面 道路に屋根を設けた構造物で に予防柵を設置し 雪崩の発 雪崩が屋根の上を流れ 道路 生を防ぎます 利用者の安全を守ります 開発局 道路事務所 凍結防止剤等散布 VICS 融雪槽 廃熱利用 チェーン着脱場 13 峠 山岳部で気象条件の急変する箇所などに タイヤ チェーンの装着 離脱を安全に行うためのチェーン着脱 場を整備しています このスペースは 安全な走行 が続けられるように 長距離 運転中の休憩や荷直しをする ためにも利用されています 流雪溝へ投雪する住民 運搬された雪を融雪槽に投入し 清掃工場の廃熱 や下水処理水の熱を利用して融かし 河川に放流 する施設です 夏季は防火用水槽として あるい は雨水による浸水対策や水質保全の役割を担い 通年型の多目的施設として利用されています 整備後 固定式視線誘導柱 視線誘導標 道路情報 BOX 14 道路管理者が 道路管理の高度化を図るために光ファイバーを 埋設する空間です 第一種電気通信事業者や有線放送 CATV 事業者なども埋設することができ この空間を利用しています 15 融雪槽 外観 ダンプトラックからの 排雪状況 16

除雪対策 車道除雪 冬期間も住民の生活や社会活動に支障がないように 幹線道路の 歩道除雪 除雪を効率的 効果的に行い その機能を発揮させます 実施前 早朝に歩道除雪を行って 通勤 通学の時間帯にバリアフリーな 新雪除雪 歩行者空間を提供し 日常生活 新たに降り積もった雪を 走行車線から取り除きます を支えています 路上の新雪が通行車両によって圧雪化されないうちに 除去します 作業中 除雪トラックや除雪グレーダで路側または路外に投雪し たり 除雪ドーザで交差点などの特定箇所を除雪します 除雪トラック 実施後 1 粗面形成装置 除雪グレーダや凍結防 止剤散布車に装備し 機械で削った後のツ ルツル路面に傷をつけ て タイヤの摩擦抵抗 を高めます また 散布した凍結防 路面整正 凸凹になった路面を平坦にし 車が走りやすくします 小型除雪車 ブレード装置 特に 道路沿いに商業施設が立 除雪トラックや除雪グレーダで 通行に必要な幅員と 路面の平坦性を確保します 路面整正作業後の鏡面状の路面に溝を付け すべり抵 除雪グレーダ 1 抗を高めるための 粗面形成装置も使用されています 止剤などがこの傷 溝 飛散の防止にもつなが ります 2 段切り 安全上一度に雪山の切 り崩しを行わずに 上 のほうから段を設けて 切り取りを行うことで す どの公共施設のある地域では 夏と同じように利用できる歩行者空間ネットワークの確保が求められて の部分に入り込むこと で 凍結防止剤などの ち並ぶ都心部や 病院 学校な います このため 歩道上での迅速な作業が可能な小型機械を用いて 拡幅除雪 歩道除雪を行います 路側の雪堤を 外側に押し出したり 投雪したりして車道の幅を広げます 堆雪幅の確保 積雪が比較的少ない時期には 除雪トラックのプラウ による投雪や押し出しなどを行います 除雪ドーザ 雪堤が大きくなった場合にはロータリ除雪車で投雪します たげにならないように 堆雪幅を確保した道路づくりをしています さらに大きくなった場合には 除雪トラックに装着し 2 冬期の除雪作業で路肩に堆積した雪が 自動車や歩行者の通行のさま 3 たマックレと呼ばれる装置を用いて 段切りやかきだ しを行ってからロータリ除雪車で投雪を行います 堆雪幅のない道路 3 かきだし 雪を掻いて落とすこと 運搬排雪 です 除雪の際 道路脇に高く積み上げられた雪を 次の除雪に備えて排雪します 歩道 ロータリ除雪車 路肩 車道 中央帯 車道 路肩 歩道 堆雪幅を確保した道路 歩道 これまでの運搬排雪は ロータリ除雪車の横に 17 1 車線積込型ロータリ除雪車の開発により 同一 ダンプトラックを並べて雪の積込みを行うため 車線上での雪の積込みが可能となり 運搬排雪時 通行規制が必要でした の交通渋滞を緩和できるようになりました 交通量の多い都市では 除雪作業による交通障 害を避けるため夜間や 早朝の作業を行っています 歩道 降雪量による除雪機械の出動基準 日中除雪 5 10cm以上 夜間除雪 10cm以上 適 用 幅員が狭く交通量が多い 箇所は夜間も5cm以上 ロータリ除雪車 1 車線積込型 路肩 車道 中央帯 車道 路肩 堆雪幅 堆雪幅 路肩 札幌市の取組み 除雪パートナ シップ制度 地域と札幌市が費用を負担し合い 地域 住民 除雪業者 札幌市の 3 者が役割を分 担して 生活道路の運搬排雪を行う制度です 路肩 歩道 通常期 歩道 冬 期 18

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凍結路面対策 2 舗装 消雪施設 試験研究 消雪施設 凍結抑制舗装 交通量の多い急な坂道に交差点が ある箇所などでは スリップ事故 車道舗装 北海道の国道の表層舗装は従来スパイクタイヤによる摩耗に強い 凍結抑制舗装用添加物 を防止するためロードヒーティン ものを使用してきましたが スパイクタイヤ使用規制後は摩耗が グを行う場合があります 少なくなり 流動 車輪の跡がわだちとなる が目立つようにな 一般にロードヒーティングは電気 りました やガスを熱源としていますが 燃 料費などの維持費が高いため設置 舗装に対する交通環境の変化に伴い 平成 13 年度からそれらの 粗骨材 状況に適した表層舗装を使用することとしています アスファルトモルタル これによって 冬期間もわだち掘れのない舗装路面を安全に走行 凍結抑制舗装用添加物 塩化カルシウムなどを主成分とした塩化物系 することができます 添加剤や廃タイヤチップなどの粒状ゴム系添加材 をアスファルト混合 できる箇所が限られます そこで 温泉水を熱源としたロードヒーティ ングなども設置されています 物に混ぜ込み 路面の凍結を抑制することを目的とした舗装材です 今までの舗装 グルービング舗装 細粒度ギャップアスコン グルービング部分 スパイクタイヤの時代に この 装着車両による舗装の摩耗損傷 舗装 が問題となっていました タイヤと接する路面上から水をなくす このような状況に対し 調査 車道消雪施設 研究の結果 耐摩耗性に優れる ものとして提案され 表層の標準 舗装表面に一定の幅 深さ ピッチで連続的に溝を切ることで 混合物として採用されました 車両のタイヤと接する路面上から水をなくし すべりに対する 流動対策など これからの舗装 抵抗性の向上を図った舗装です 歩道の舗装ブロック 舗装の流動によるわだち掘れ バス停の消雪施設 温泉水を利用 密粒度アスコン 密粒度ギャップアスコン 改質 @ 型アスファルト 一般的な区間に標準と 急勾配が長く続く箇所に 大型車などの交通量が多く して使用 経済性に優れる リサイクル材料を使用 しやすい 21 使用 ゴムを混ぜ込み すべり 止め用舗装として使用 特に耐流動対策の必要な箇 所に使用 耐流動性に優れ わだちが できにくい 廃タイヤを冷凍粉砕したゴムチップを原料として ウレタン樹脂に よって高温 加熱成型したものです 適度な弾力により 凍 結 着雪の抑制をめざした舗装材です 22

情報ネットワーク 安全で快適な道路を確保するためには 現在の道路 気象 交通の状況などがどのようになっているか 今 後どのように変化するのか という情報を迅速に入 手することが必要です 北海道開発局では これら の状況を把握し 適切に判断しながら最も効果的 効率的な道路管理を行っています 道路利用者には 出発前 走行中 さらに休憩中と 様々なメディアを 情報収集 通じて道路情報を提供しています 各種機器 パトロール また 札幌圏においてはインターネットを通じ 道路管理者相互での 道路管理情報を共有しており 豪雪などの災害時にも都市間 都市内 交通経路を早急に確保できる管理体制を整えています 気象予報 関係機関 試験 研究 1 2 情報を収集する 情報処理 開発局 開発建設部 道路事務所など 情報共有 ホワイトネット インタ ネット 情報提供 出発前に 走行中に 休憩所で 除雪ステーション 除雪委託業者 情報を処理する 北海道開発局 開発建設部 道路事務所など 道路利用者に情報提供 道路交通情報提供システム 道路管理用カメラ 道路テレメーター 路面凍結検知器 気象変化の激しい区 間などに設置し遠隔 操 作 で 道 路 気 象 路面の状況を把握し ます 雨量 降雪量 積雪深 風向 風速 気温 路面温度 路面水分 積 気温 路面温度を測定する機器が装 雪を測定する機器で 路面状態 備され 情報は無線で道路事務所な の情報が 乾燥 湿潤 積雪 どへ送られます 凍結 に分けられ 道路事務所 などへ送られます 現地で収集されたデータをコンピュータなどの 機器を用いて情報の加工 集計 出力 保存など を行います 道路状況が一目でわかるように グラフィックパネルが設置されています 視程計 車両感知器 レーダ雨雪量計 パトロール 地吹雪や濃霧の透過 率から見え方を測定 する機器で 情報は 道路事務所などへ送 られます 車両の通過や存在を検 出する装置 圧力車両感 知器 超音波車両感知器 レーダ車両感知器 ルー プ車両感知器などいろい ろな種類があります 広範囲の雨量 降雪量 を高精度に測定する機 器 で 降 雨 降 雪 の 強 さ の 情 報 が 道 路 事務所などへ送られま す 道 路 の 安 全 管 理 や 通行障害を防ぐため 毎日道路パトロールを 行い 無線で情報を 道路事務所など へ送ります 3 道路除雪情報システム 情報を共有する 北海道開発局 北海道 凡例 3 除雪ステーション 除雪委託業者 独 北海道開発 土木研究所 2 ホワイトネット 道路情報提供システム 気象予報関係機関 1 路面凍結予測システム 1 路面凍結予測システム 23 冬期の凍結路面発生の抑制と 雪氷路面対策作業の効率化 / 薬剤散布量削減の両立を図り 路面 維持管理コストの縮減はもとより道路利用者へのサービス向上を図るためのシステムです 路面凍結予測は気象機関の気象予測データと 道路管理者がパトロールなどで収集する路面観測 情報をもとに 今後発生する路面状況を予測するもので 両者はインターネットを通じて迅速に 情報を交換します 札幌圏道路情報共有システム 札幌市 日本道路公団 北海道支社 2 ホワイトネット 札幌圏道路情報共有システム 平成 8 年1月の豪雪を教訓にして 道路管理の高度化 効率化を図り安全で安心な道路を提供するため 札幌圏の各道路管理者間でインターネットを活用し モデル路線の通行規制情報 除雪情報 気象情報 の共有化の実動実験を行っています 3 道路除雪情報システム 道路除雪を効率的かつ迅速に実施するためには 除雪機械の稼動状況及び道路情報 をリアルタイムに把握して それに応じた運用を行い また緊急時にも適切な指示 を行う必要があります そこで 現在の施工記録装置による施工管理を発展させ 除雪機械の位置 作業工種 除雪実績などの除雪情報及び除雪箇所の気象状況 路面状況などの道路情報を収集 伝達するシステムの構築を検討しています 24

4 情報ネットワーク 情報を提供する 情報提供 情報処理 情報収集 出発前の自宅などで テレビ ラジオ 新聞 天候や路面などの道路状況に関する 情報は 北海道警察からの渋滞など の交通情報とともに日本道路交通情 報センターに集約し 提供しています 5 インターネット 北 海 道 開 発 局 北 海 道 札幌市 日本道路公団北 海道支社では 道内の道路情報を総合案内 するサイト 北の道ナビ を開設していま す このサイトは 北海道開発局が提供し ている主要峠の画像情報の他 規制情報 日本道路交通情報センターの交通情報提 供 道の駅の情報などにリンクしています 各種機器 パトロール 試験 研究 気象予報 関係機関 試験 研究 出発前に 開発局 走行中に 開発建設部 道路事務所など 休憩所で 情報共有 ホワイトネット インタ ネット 除雪ステーション 除雪委託業者 積雪寒冷地型自発光マーカー 4 石狩吹雪実験場 吹雪による視程障害 吹雪や降雪時 道路のセンター表示ライ や着雪防止などに関 ンが見づらいことによる事故の防止策と http://northern-road.jp/navi/ 道 して 路面に対してフラットで かつ運転 路 とならない自発光式路面表示装置の開発 わる実験を行ってお り 道 路 の 吹 雪 対 策 や吹雪時の道路管理 者にも視認されやすく 除雪作業の支障 走行中に 利 道路情報板 用 走行中のドライバーに 文字 や図形で情報を提供してい ます 者 に 情 手法の検討 さらには 3 寒冷地型 ITS の技術開 発 な ど 冬 期 交 通 の を行っています 1 VICS 自発光マーカー 車載機に文字や図形で最新 の渋滞情報や駐車場の満空 路側通信設備 AM ラジオ 1620KHz 情報を提供しています を通じて音声で道路情 報を提供しています 寒冷地走行支援道路システム 発光警告部 視程障害時の事故は 後続車からの発見が遅れやすい ため 多重衝突事故に発展する例も少なくありません 視線誘導部 3 色 LED) を確実に検知できるミリ波レーダ技術に着目して 寒 冷地走行支援道路システムの開発を行っています 報 提 4 5 石狩吹雪実験場では ミリ波レーダに連動する高機能 6 自発光視線誘導標や路側情報板からなるパイロットシ ステムを整備し 様々な実験を通して実現化に向けた 研究開発を進めています 大雪道路情報ターミナル 国道 273 号 道の駅 国道の路面状況 通行止めなどの 道路情報を提供しています 道路情報館 国道 230 号 北海道で唯一の 道路 に関する 資料館です います 5 高機能自発光 2 公共の休憩場所で 究を数多く実施して フルカラー LED) こうした事故を防止するため 吹雪の場合でも障害物 供 安全向上のための研 道路情報や道路案内情報 観光 情報を提供しています 高機能自発光視線誘導標 苫小牧寒地試験道路 視線誘導標 視界の状況に応じて 発光の明るさを自動 的に調整し 前方障害 物の存在を点滅で知 らせる機能をもつ視 線誘導標のことです 視線誘導標 道路の側方に設置し 道路の形を示すこと で 昼間 夜間におけ るドライバーの視線 の誘導を行うための 施設です 苫小牧寒地試験道路は周回延長 2,700m 6 パイロットシステム で 直線部は高規格幹線道路対応 4 車線区 実際の道路に導入する 間と一般道路対応 2 車線区間があります 前の 機能検証などの 高速での実験が可能で 人工降雪機も設 研究に使用するための 置していることから 冬期における交通 施設などをいいます 事故の減少と交通の円滑化に対する実験 休憩施設や 24 時間利用できるトイレもあります 1 VICS 25 Vehicle Information and Communication System 道路交通情報通信システム ドライバーの利便性の向上 渋滞の解消 緩和などを図るため 渋滞 状況 所要時間 工事 交通規制などに関する道路交通情報を 道路 上に設置したビーコン アンテナ部を通じ車両の位置座標や道路交通 情報などを受送信する装置 や FM 多重放送により ナビゲーショ ンシステムなどの車載機へ リアルタイムに提供するシステムです 2 ミリ波レーダ 波長 1 ミリから 1 センチまでの電波のこと レーダにミリ波 を使うと指向性が高くなるうえ 細かいものまで見分ける ことができます さらに ミリ波は降雪に影響されないこと から 積雪寒冷地の安全走行支援システムには欠くことの できない I T S 基礎技術として 実用化へ向けた技術開発が 期待されています などを行っています 苫小牧寒地試験道路の概観 3 ITS Intelligent Transport Systems 高度道路交通システム 最先端の情報通信技術を用いて人と道路と車両とを情報でネット ワークすることにより 交通事故 渋滞などといった道路交通問 題の解決を目的に構築する新しい交通システムです ITS は ナビゲーションの高度化 自動料金収受システム 安全 運転の支援などの 9 つの開発分野から構成されています 26

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