平成 30 年度 市民税 県民税 国民健康保険税等の申告手引き 平成 30 年 1 月 佐世保市市民税課
目 次 市民税 県民税 国民健康保険税等の申告をしなければならない人 1 市民税 県民税 国民健康保険税等の申告をしなくてよい人 1 申告に必要なもの 1 非課税の範囲 2 お問い合わせ先 2 市民税 県民税 国民健康保険税等申告書の書き方 3 各種控除額 納税方法に関する事項の記入について 4 所得控除額の計算 6 各種所得に関する事項の記入について 9 市民税 県民税額の計算 11
市民税 県民税 国民健康保険税等の申告をしなければならない人 1. 平成 30 年 1 月 1 日現在 佐世保市内に住所のあった人で 下記項目に該当する人です ただし 税務署に確定申告をされる場合は市民税 県民税 国民健康保険税等の申告は不要です (1) 佐世保市国民健康保険 後期高齢者医療保険に加入する世帯の世帯主と前年中に収入があった世帯員 (2) 営業等 農業 不動産 配当 雑 一時所得などの所得があった人 (3) 給与所得者で次に該当する人 勤務先から給与支払報告書が佐世保市役所に提出されていない人 勤務先から給与支払報告書が佐世保市役所に提出されているが 給与以外の収入 ( 営業等 農業 不動産 配当 雑 一時所得など ) が別にあった人 給与所得者で 給与以外の所得が 20 万以下の所得税の確定申告が不要な人でも 市県民税の申告は必要です (4) 日給等で働いている人 (5) 平成 29 年の途中で退職し 再就職していない人 (6) 公的年金等の受給者で次に該当する人 年金支払者から公的年金等支払報告書が佐世保市役所に提出されていない人 公的年金等以外の収入 ( 営業等 農業 不動産 配当 雑 一時所得など ) があった人や各種所得控除を受ける人 2. 佐世保市内に住んでいないが 事務所や事業所 家を持っている人 市民税 県民税 国民健康保険税等の申告をしなくてよい人 1. 税務署に 所得税の確定申告書を提出する人やすでに提出した人 2. 給与所得のみの人で 勤務先から給与支払報告書が佐世保市役所に提出されている人 3. 公的年金所得のみの人で 年金支払者から公的年金等支払報告書が佐世保市役所に提出されている人 上記 2.3. に該当する人でも 各種控除等を申請しようとする人は申告が必要です 申告に必要なもの 1. 収入に関する書類 ( 平成 29 年 1 月 1 日から 12 月 31 日までの収入 事業経費にかかるもの ) 給与 年金収入がある人 平成 29 年分の給与所得や公的年金等の源泉徴収票 給与収入がある人で 源泉徴収をしていない事業所等に勤務されている場合は 雇用主から支払証明書または申告書 2 面の 6 給与所得の内訳 欄に月別の収入を証明してもらってください 事業や不動産などの収入がある人 平成 29 年中の収入や事業経費がわかる書類 ( 帳簿 領収書 支払証明書等 ) および収支内訳書 ( 申告書 2 面 イ ロ ハ欄 ) その他収入がある人 平成 29 年分の一時所得や雑所得 配当所得などの収入金額や必要経費がわかる証明書 2. 控除に関する書類 ( 平成 29 年 1 月 1 日から 12 月 31 日までに支払ったもの ) 医療費控除 従来の医療費控除生命保険等で補填された金額の証明書および医療費の明細書 ( 医療を受けた人及び病院ごとにまとめ それぞれの合計額を計算してください ) セルフメディケーション税制による特例健康の保持増進及び疾病の予防への取組を行ったことを明らかにする書類および特定一般用医薬品購入費の明細書 ( 薬局などの支払先ごとにまとめ それぞれの合計額を計算してください ) - 1 -
社会保険料控除 国民健康保険税 後期高齢者医療保険料 国民年金保険料 介護保険料 任意継続した健康保険料などの支払金額がわかる書類 ( 領収書等 ) 小規模企業共済等掛金控除 小規模企業共済等掛金 確定拠出年金法に基づく個人型加入者掛金及び心身障害者扶養共済掛金の支払金額がわかる書類 生命 地震保険料控除 生命保険料 地震保険料の控除証明書 勤労学生控除 本人の学生証 ( コピー可 ) 障害者控除 本人や扶養親族分の障害者手帳等 ( コピー可 ) 寄附金控除 都道府県 市町村又は特別区 長崎県共同募金会 日本赤十字社長崎県支部 長崎県又は佐世保市が条例で定めた法人や団体が発行する領収書等 ( 合計金額が 2,000 以上の場合 ) 3. 個人番号 ( マイナンバー ) 確認 本人確認に関する書類 番号確認 個人番号 ( マイナンバー ) カード 個人番号通知カード等 個人番号が印字されたもの ( コピー可 ) 本人確認 身分証明書各種 ( 運転免許証等 詳しくは佐世保市ホームページに掲載の 本人確認の際に必要となる書類 をご覧ください ) 非課税の範囲 下記に該当する人は 市民税 県民税は非課税となります 平成 30 年 1 月 1 日現在 生活保護法による生活扶助を受けている人 障害者 未成年 寡婦 ( 夫 ) に該当する人で 前年の合計所得金額が 125 万以下の人 前年の合計所得金額が 31 万 5,000 ( 控除対象配偶者 + 扶養親族数 (16 歳未満の扶養親族数を含む )+1)+18 万 9,000 以下の人ただし 扶養親族等がいない場合は 31 万 5,000 以下の人 お問い合わせ先 申告書の書き方でご不明な点がある人や 分離譲渡所得などこの申告書に記載欄がない所得がある人は下記へお問い合わせください 佐世保市役所財務部市民税課電話 ( 代 )24-1111 内線 2204 から 2208 ( 申告書の記入方法は 3 ページ以降にあります ) - 2 -
市民税 県民税 国民健康保険税等申告書の書き方 30 雑損控除 ( 4 ページ ) 31 医療費控除 ( 4 ページ ) 個人番号 ( マイナンバー ) は必ずご記入ください ( 番号 本人確認書類が必要です ) 平成 29 年 1 月 1 日から平成 29 年 12 月 31 日までの所得金額等 説明をお読みになってご記入ください 申告書の控えが必要な方は ご提出前にコピー等をお取りいただくようお願いします 32 社会保険料控除 ( 4ページ ) 33 小規模企業共済等掛金 ( 4ページ ) 事業所得 16 営業等 17 農業 ( 9ページ ) 34 生命保険料控除 ( 4 ページ ) 20 不動産所得 ( 9 ページ ) 35 地震保険料控除 ( 4 ページ ) 22 配当所得 ( 9 ページ ) 37 寡婦 ( 寡夫 ) 控除 ( 4ページ ) 38 勤労学生控除 ( 4ページ ) 71 障害者控除 ( 4ページ ) 39 配偶者控除 ( 5ページ ) 40 配偶者特別控除 ( 5ページ ) 41 扶養控除 ( 5ページ ) 16 歳未満の扶養親族 ( 5ページ ) 障害者控除対象者 配偶者 扶養親族の個人番号 ( マイナンバー ) は必ず記入してください 事業専従者 納税方法に関する事項 ( 5 ページ ) あなたと生計を一にする配偶者や15 歳以上のその他の親族で 原則として6ヶ月を超える期間あなたの事業にもっぱら従事した人をいいます この場合 あなたの事業より生ずる収入から次の12のうちいずれか少ない方の金額が控除されます 150 万 ( ただし 配偶者である事業専従者については86 万 ) 2( 事業所得 + 不動産所得 + 山林所得 ) ( 事業専従者の数 +1) * 事業専従者に該当する人は 配偶者控除 配偶者特別控除 扶養控除の対象となりません 専従者控除を受ける人は 申告書 2 面 11 事業専従者に関する事項 の欄も記入してください - 3-23 給与所得 ( 9ページ ) 雑所得 24 公的年金等 25 その他 ( 9ページ ) 26 総合譲渡所得一時所得 ( 9ページ ) 21 利子所得 ( 9ページ )
A 各種控除額 納税方法に関する事項の記入について 控除の種類控除の要件等 ( 平成 29 年 12 月 31 日で判定 ) 控除額 30 雑 損 あなたや あなたと生計を一にする配偶者やその他の親族で平成 29 年中の所得金額が 38 万以下の人が 日常生活に必要な住宅や家財などの資産に 災害や盗難などによって損害を受けた場合 災害や損害などに係る損失額及び補てんされた金額の証明書等が必要 6 ページの表で計算できます 31 医療費 32 社会保険料 33 小規模企業共済等掛金 34 生命保険料 35 地震保険料 37 寡婦 寡夫 38 勤労学生 71 障害者 あなたが平成 29 年中に あなたやあなたと生計を一にする配偶者やその他の親族のために 病院などに支払った治療費または医薬品の購入費などがある場合 医療費の明細書及び生命保険等で補てんされた金額の証明書等が必要 平成 30~34 年度の申告に限り 前年中にあなたやあなたと生計を一にする配偶者やその他の親族の特定一般用医薬品等購入費を支払った場合において その年中に一定の健康診査や予防接種などを行っているときには セルフメディケーション税制による医療費控除の特例を受けることができます ( 上記の 従来の医療費控除 との重複はできません ) 購入費の明細書及び取組を行ったことを明らかにする書類等が必要 あなたが平成 29 年中に あなたやあなたと生計を一にする配偶者やその他の親族が負担することになっている 国民健康保険税 後期高齢者医療保険料 国民年金保険料 介護保険料 健康保険料 厚生年金保険料などを支払った場合 ( 特別徴収分の国民健康保険税 後期高齢者医療保険料 介護保険料は本人のみの控除となります ) 支払ったことがわかる領収書等が必要 あなたが平成 29 年中に 小規模企業共済制度に基づく第一種共済掛金又は 確定拠出年金法に基づく個人型年金加入者掛金もしくは心身障害者扶養共済制度の掛金を支払った場合 支払ったことがわかる証明書等が必要 あなたが平成 29 年中に 生命保険契約 介護医療保険契約及び個人年金契約に基づく保険料を支払った場合 ( 保険料 掛金から配当金を差し引いた金額で計算してください ) * ただし 平成 24 年 1 月 1 日以後契約分は 56 57 58 に 平成 23 年 12 月 31 日以前契約分は 44 45 にご記入ください 支払ったことがわかる証明書等が必要 あなたが平成 29 年中に あなたやあなたと生計を一にする配偶者 その他の親族が所有している家屋や家財に対する地震保険料契約等に基づく保険料を支払った場合 * ただし 平成 18 年末までに締結した長期損害保険料 ( 保険期間が 10 年以上で満期返戻金あり ) には従来の損害保険料控除が適用されます 支払ったことがわかる証明書等が必要 夫 ( 妻 ) と死別又は離婚した後 再婚せず次の要件に該当する人 Ⅰ 扶養親族 又は生計を一にし 前年の総所得金額等が 38 万 寡婦以下の子がある人 Ⅱ 夫と死別し 合計所得金額が 500 万以下の人 寡婦 Ⅲ 扶養親族である子を有し かつ合計所得金額が 500 万以下の人 特別寡婦 Ⅳ 生計を一にし 前年の総所得金額等が 38 万以下の子を有し 寡夫かつ合計所得金額が 500 万以下の人 あなたが大学 各種学校等の学生か生徒で 合計所得金額が 65 万以下で そのうち給与所得等以外の自己の勤労によらない所得が 10 万以下の人 本人の学生証が必要 あなたや 控除対象配偶者及び扶養親族で 身体障害者手帳 1 2 級の人 療育手帳 A 精神障害者保健福祉手帳 1 級の人等は特別障害者 その他の障害の人は一般の障害者となります また 特別障害に該当する人で あなた又は あなたと生計を一にするその他の親族と同居している場合は 同居特別障害者となります 本人や扶養親族の障害者手帳等 ( コピー可 ) が必要 - 4-6 ページの表で計算できます 支払った金額 支払った金額 7 ページの表で計算できます 7 ページの表で計算できます 寡婦 寡夫 26 万 特別寡婦 30 万 障害者 26 万 26 万 特別障害者 30 万 同居特別障害者 53 万
控除の種類控除の要件等 ( 平成 29 年 12 月 31 日で判定 ) 控除額 39 配偶者 40 配偶者特別 あなたと生計を一にする配偶者で合計所得金額が 38 万以下の人 ( 配偶者が他の所得者の扶養親族 あるいは事業専従者の場合を除く ) あなたの合計所得金額が 1,000 万以下で 生計を一にする配偶者の合計所得金額が 38 万超 76 万未満の場合 その所得に応じて計算します ( 配偶者が他の所得者の扶養親族 あるいは事業専従者の場合を除く ) 一般の人 33 万 70 歳以上の人 38 万 ( 昭和 23 年 1 月 1 日以前生まれの人 ) 8 ページの表で計算できます あなたと生計を一にする親族で合計所得金額が 38 万以下の人 ( 他の所得者の扶養親族 あるいは事業専従者の場合を除く ) 一般の人 33 万 41 扶 養 19 歳 ~22 歳の人 45 万 ( 平成 7 年 1 月 2 日 ~ 平成 11 年 1 月 1 日生まれの人 ) 70 歳以上の人 38 万 ( 昭和 23 年 1 月 1 日以前生まれの人 ) 70 歳以上の同居老親 45 万 ( あなたか配偶者のいずれかと同居しており そのいずれかの直系の尊属である人 ) 16 歳未満の扶養親族 ( 控除対象外 ) あなたと生計を一にする親族で合計所得金額が 38 万以下の人 ( 他の所得者の扶養親族 あるいは事業専従者の場合を除く ) 16 歳未満の人控除対象外 ( 平成 14 年 1 月 2 日以降生まれの人 ) 市県民税の非課税限度額等の算定に必要になりますので 必ず申告書に記載してください 別居の控除対象配偶者もしくは扶養親族等については 申告書 2 面右下 12 別居の扶養親族等に関する事項 欄にもご記入ください 寄附金 (2 面 15 ) あなたが平成 29 年中に 都道府県 市町村又は特別区 長崎県共同募金会 日本赤十字社長崎県支部 長崎県又は佐世保市が条例で定めたものに対して合計で 2,000 を超える寄附金を支払った場合 市 県民税所得割から税額控除されます 都道府県 市町村又は特別区に対する寄付金 ( ふるさと納税 ) のうち 2,000 を超える部分については市 県民税所得割の 2 割を限度として追加控除 ( 特例控除 ) されます 支払ったことがわかる証明書等が必要 申告書 ( 確定申告書を含む ) を提出される場合は ふるさと納税ワンストップ特例制度は適用されません 寄附金も併せて申告する必要がありますのでご注意ください 納税方法に関する事項 1 給与から差し引き を希望した場合市役所から勤務先を通じて通知する額により平成 30 年 6 月 ~ 平成 31 年 5 月の毎月の給与から差し引かれます 2 自分で納付 を希望した場合市役所から送付する納税通知書により 平成 30 年 6 8 10 月 平成 31 年 1 月の 4 回の納期に分けて金融機関等で納付していただきます - 5 -
所得控除額の計算 (4 ページの各種控除額の計算には こちらの表をお使いください ) 30 雑損控除額 A 損害金額 ( 合計 ) B 保険金などで補填される金額 C A-B( 差引損失額 ) D 申告書の27 + 退職所得金額 + 山林所得金額 E D 0.1 F C-E G Cのうち災害関連支出の金額 H G-50,000 F と H のいずれか多い方の金額 I I の金額を申告書 1 面右の30に記入してください 31 医療費控除額 従来の医療費控除申告書 31 の 通常 欄にチェックを入れてください A 支払った医療費 B 保険金などで補填される金額 C A-B D 申告書の27 + 退職所得金額 + 山林所得金額 E D 0.05 F 10 万と E のいずれか少ない方の金額 C-F G( 最高額 200 万 ) G の金額を申告書 1 面右の31に記入してください セルフメディケーション税制による特例申告書 31 の 特例 欄にチェックを入れてください A 支払った医療費 B 保険金などで補てんされる金額 C A-B C-12,000 D( 最高額 88,000 ) D の金額を申告書 1 面右の31に記入してください 分離課税の所得がある場合には それらの所得金額 ( 特別控除前 ) の合計金額を加算します - 6 -
34 生命保険料控除額 新契約 ( 平成 24 年 1 月 1 日以後契約分 ) 各支払額 A の金額 各控除額の計算 生命保険料 支払額 A 申告書 1 面左 56 に記入 個人年金保険料 支払額 A 申告書 1 面左 57 に記入 介護医療保険料 支払額 A 00,000 ~12,000 A の金額控除額 ⑴ 控除額 ⑵ 控除額 ⑶ 12,001 ~32,000 A 0.5+6,000 申告書 1 面左 58 に記入 32,001 ~56,000 A 0.25+14,000 56,001 ~12,000 一律 28,000 ( 上限 28,000 ) ( 上限 28,000 ) ( 上限 28,000 ) 旧契約 ( 平成 23 年 12 月 31 日以前契約分 ) 各支払額 B の金額 各控除額の計算 生命保険料 支払額 B 申告書 1 面左 44 に記入 個人年金保険料 支払額 B 00,000 ~15,000 B の金額控除額 ⑷ 控除額 ⑸ 15,001 ~40,000 B 0.5+7,500 申告書 1 面左 45 に記入 40,001 ~70,000 B 0.25+17,500 70,001 ~12,000 一律 35,000 ( 上限 35,000 ) ( 上限 35,000 ) ⑴+⑷ の合計額および ⑵+⑸ の合計額の上限は 28,000 となります ⑴+⑷と⑷のいずれ ⑵+⑸と⑸のいずれ + +⑶= C か多い方の金額か多い方の金額 ( 最高額 70,000 ) C の金額を申告書 1 面右の34に記入してください 35 地震保険料控除額 地震保険料 ( 合計 ) A A の金額 地震保険料の控除額 00,000 ~50,000 A 0.5 50,001 ~00,000 25,000 B 旧長期損害保険料 ( 合計 ) C C の金額 旧長期損害保険料の控除額 00,000 ~05,000 C の金額 05,001 ~15,000 C 0.5+2,500 D 15,001 ~00,000 10,000 B+D E( 最高額 25,000 ) E の金額を申告書 1 面右の35に記入してください - 7 -
40 配偶者特別控除額 配偶者の合計所得金額 控除額 ( ) 380,001 ~ 449,999 330,000 450,000 ~ 499,999 310,000 500,000 ~ 549,999 260,000 550,000 ~ 599,999 210,000 600,000 ~ 649,999 160,000 650,000 ~ 699,999 110,000 700,000 ~ 749,999 060,000 750,000 ~ 759,999 030,000 760,000 ~ 000,000 000,000 上記の表から配偶者の合計所得金額に該当する控除額を40に記入してください - 8 -
B 各種所得に関する事項の記入について 所得の種類内容必要経費等 事 16 営業等 業 17 農 業 20 不 動 産 卸売業 小売業 飲食店業 製造業 修理業 建設業 サービス業等いわゆる営業から生ずる所得や 大工 左官 外交員 医師 弁護士 ホステス 個人教授 画家 あんま 漁業などの事業から生ずる所得 農産物の生産 果樹の栽培 農家が兼営する家畜の飼育などによる収入があった人 地代 家賃 貸間代 駐車場代 土地 家屋の権利金などから生ずる所得 その収入を得るために要した経費 ( 生活費 所得税 住民税は含みません ) 専従者給与 ( 控除 ) 額 青色申告特別控除額 * 収入 必要経費等の内訳は申告書 2 面の収支内訳書 イ ロ ハに記入してください 22 配 当 株式の配当 余剰金の分配などの所得 ( ただし 道府県民税配当割が課せられているものは申告不要です ) 上場株式等の配当について平成 22 年度から総合課税と分離課税の選択が可能となりました 分離課税選択の場合は 別途分離課税用の申告書を併せて提出してください * 上場株式等の配当 譲渡所得等について 所得税等と異なる課税方法を選択される場合には 上場株式等の配当 譲渡所得等に係る住民税申告 欄の する にチェックを入れてください 株式を買ったり 出資したりするために借り入れた負債の利子 * 申告書 2 面 8 で配当所得が計算できます 23 給 与 給与 俸給 賃金 歳費 賞与等の所得 ( 総収入金額を 1 収入金額等 の8に記入してください ) また 源泉徴収票を添付してください 源泉徴収票がない人については 2 面の 6 給与所得の内訳 欄に記入してください 10 ページの別表 Ⅰ によって給与所得の金額23が計算できます 雑 24 公的年金等 厚生年金 国民年金 共済年金 恩給などの公的年金の所得 ( 総収入金額を 1 収入金額等 の10に記入してください また 源泉徴収票を添付してください ) * 公的年金でも 遺族年金 扶助料 障害年金 福祉年金等は非課税扱いですので 申告書 2 面下部の 平成 29 年中に所得がなかった人などの記入欄 の該当欄に記入してください 10 ページの別表 Ⅱ によって公的年金等に係る雑所得の金額24が計算できます 25 その他 生命保険契約に基づく年金 ( 郵便年金 個人年金 互助年金等 ) 原稿料 印税 講演料 放送謝金 貸付の利子などから生ずる所得 * 仮想通貨等に係る利益も含まれます その収入を得るために要した経費 * 申告書 2 面 9 で雑所得が計算できます 26 総合譲渡 車両 機械 船舶 漁業権 著作権 特許権 ゴルフ会員権などの土地建物等以外の資産の譲渡による所得 ( 商品 原材料などの棚卸資産は除かれます ) 短期 取得後 5 年以内の譲渡長期 取得後 5 年超の譲渡 * 上場株式等の配当 譲渡所得等について 所得税等と異なる課税方法を選択される場合には 上場株式等の配当 譲渡所得等に係る住民税申告 欄の する にチェックを入れてください 譲渡した資産の取得 譲渡に要した経費 ( 特別控除額は 50 万か 収入 - 経費のいずれか少ない方 ) * 申告書 2 面 10 で総合譲渡の所得が計算できます 一 時 生命保険 損害保険契約に基づく一時金 満期金等 賞金 懸賞当選金品 競馬 競輪などの払戻金 遺失物拾得の報労金などの所得 その収入を得るために要した経費 ( 特別控除額は 50 万か 収入 - 経費のいずれか少ない方 ) * 申告書 2 面 10 で一時所得が計算できます 21 利 子 所得税の源泉分離課税扱いとならない日本国外の銀行等の預金利子所得等 なし - 9 -
別表 Ⅰ 給与所得の計算 別表 Ⅱ 公的年金等 ( 雑所得 ) の計算 A 給与等の収入金額 C 公的年金等の収入金額 申告書 1 面の 1 収入金額等 の 8に A の金額を記入してください 申告書 1 面の 1 収入金額等 の 10に C の金額を記入してください A の金額所得金額区分 C の金額公的年金等の雑所得 ~650,999 0 ~700,000 0 昭 651,000 A-650,000 和 28 700,001 C-700,000 ~1,618,999 年 1 ~1,299,999 1,619,000 月 1,300,000 C 0.75-375,000 969,000 2 ~1,619,999 日 ~4,099,999 以 後 1,620,000 生 4,100,000 C 0.85-785,000 970,000 ま ~1,621,999 れ ~7,699,999 の 1,622,000 972,000 人 7,700,000 ~ C 0.95-1,555,000 ~1,623,999 1,624,000 ~1,627,999 974,000 区分 C の金額公的年金等の雑所得 1,628,000 ~1,799,999 1,800,000 ~3,599,999 3,600,000 ~6,599,999 6,600,000 ~9,999,999 A 4=B 千未満切捨て B,000 B 2.4 B 2.8-180,000 B 3.2-540,000 A 0.9-1,200,000 10,000,000 ~ A-2,200,000 Aを上記の表にあてはめて計算し 算出された給与所得の金額を申告書 1 面の 2 所得金額 の23に記入してください 昭和 28 年 1 月 1 日以前生まれの人 ~1,200,000 1,200,001 ~3,299,999 3,300,000 ~4,099,999 4,100,000 ~7,699,999 7,700,000 ~ C-1,200,000 C 0.75-375,000 C 0.85-785,000 C 0.95-1,555,000 0 Cを上記の表にあてはめて計算し 算出された公的年金等に係る雑所得の金額を申告書 1 面の 2 所得金額 の24に記入してください - 10 -
市民税 県民税額の計算 計算の手順に従って 13 ページの 税額の計算表 に記入して参考にしてください 土地等の譲渡所得などの分離課税所得がある場合は 計算式が異なりますので 市民税課までお問い合わせください 計算の手順 1. 所得金額 ( 申告書 1 面右の27 ) から所得控除金額 ( 申告書 1 面右の 43 ) をひき 課税総所得金額 ( ア ) を計算する 2.( ア ) に税率 ( イ ) をかけ 算出税額 ( ウ ) を計算する 3.( ウ ) から調整控除 ( エ ) をひく (12ページの調整控除の計算を参照) 4. 該当する各種税額控除 ( オ ) 13ページ参照 がある人は さらに ( ウ ) から ( オ ) をひく 5. 百未満を切り捨て 所得割額 ( カ ) を計算する 6.( カ ) に均等割額 ( キ ) を加算し 市民税 ( コ ) 県民税( サ ) を計算する 7.( コ ) と ( サ ) を合算し 年税額 ( ケ ) を計算する 課税総所得金額 ( 千未満切り捨て ) 申告書 1 面27欄の金額 - 申告書 1 面43欄の金額 = ( ア ),000 市 県民税の税率 所得割 課税総所得金額 市民税 税 率 県民税 一律 6% 4% 1 2 均等割 3,500 2,000 1 市民税均等割のうち 500 は復興増税分です 2 県民税均等割のうち 500 はながさき森林環境税 500 は復興増税分です - 11 -
調整控除の計算 1. 市 県民税の合計課税所得金額 ( ア ) が200 万以下の人 1と2のいずれか小さい額の5%( 市民税 3% 県民税 2%) 1 下表の人的控除額の差の合計額 2 市 県民税の合計課税所得金額 ( ア ) 2. 市 県民税の合計課税所得金額 ( ア ) が200 万超の人 1の金額から2の金額を控除した金額 (5 万を下回る場合には 5 万 ) の5% ( 市民税 3% 県民税 2%) 1 下表の人的控除額の差の合計額 2 市 県民税の合計課税所得金額 ( ア ) から200 万を控除した金額 人的控除額の差 所得税の人的控除額と市 県民税の人的控除額との差 人的控除額の差 人的控除額の差 障害者控除 寡婦控除 普 通 1 万 一 般 5 万 特 別 10 万 特 定 18 万 扶養控除 一 般 1 万 老 人 10 万 特例加算 4 万 同居老親 13 万 配偶者控除 寡夫控除 1 万同居特別障害者加算 12 万 勤労学生控除 1 万 一般 5 万 配偶者特別控除 38 万超 40 万未満 40 万超 45 万未満 5 万 3 万 老人 10 万基礎控除 5 万 - 12 -
市 県民税の税額控除 ( オ ) 配当控除 一部の配当を除きます 課税総所得金額等 ( 譲渡所得等含む ) 市民税県民税 課税標準額が 1,000 万以下の部分の配当所得 1.6% 1.2% 課税標準額が 1,000 万を超える部分の配当所得 0.8% 0.6% 住宅借入金等特別控除 下表の期間中に入居し 所得税の住宅ローン控除を受けている人で 住宅ローン控除可能額に対し所得税から控除しきれなかった額が発生した場合は 控除しきれなかった額および所得税の課税総所得金額等の額に下表に定める乗率を乗じて得た額のうち いずれか小さい額 ( 上限は以下のとおり ) を控除します 入居した期間乗率上限 平成 11 年 ~18 年末 平成 21 年 ~26 年 3 月末 5% 97,500 平成 26 年 4 月 ~ 平成 29 年末 7% 136,500 平成 19 年 20 年に入居した人は 住民税の住宅ローン控除の適用はありません 上記以外の税額控除 寄附金税額控除 外国税額控除 配当割額控除又は株式等譲渡所得割額控除につきましては 市民税課へおたずねください 税額の計算表 市民税 県民税 ( ア ) 課 税 総 所 得 金 額 00,000,000 ( イ ) 税 率 6% 4% ( ウ ) 算 出 税 額 ( ア ) ( イ ) ( エ ) 調 整 控 除 ( オ ) 税 額 控 除 ( カ ) 所得割額 ( ウ )- ( エ )- ( オ ) 00 00 ( キ ) 均等割額 3,500 2,000 ( コ ) ( サ ) ( ク ) 計 ( カ ) + ( キ ) 00 00 ( ケ ) 年税額 ( コ ) + ( サ ) 00-13 -
この申告手引きは 平成二十九年十二月一日現在の税法により作成しておりますが 税制改正によっては 内容が変更になる場合があります 3 月 15 日までに申告をしないと過料が課される場合があります 佐世保市市民税課作成 平成 30 年 1 月 4 日 電話 (0956)24-1111 内線 2204~2208