パリエット錠5mg、パリエット錠10mg、パリエット錠20mg

Similar documents
ラベキュアパック200・400 使用上の注意改訂のお知らせ_ pdf

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F C D815B838B43505F4F E31302E646F63>

D961H は AstraZeneca R&D Mӧlndal( スウェーデン ) において開発された オメプラゾールの一方の光学異性体 (S- 体 ) のみを含有するプロトンポンプ阻害剤である ネキシウム (D961H の日本における販売名 ) 錠 20 mg 及び 40 mg は を対象として

1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F D815B838B8FF E31312E646F63>

<4D F736F F D B A814089FC92F982CC82A8926D82E782B95F E31328C8E5F5F E646F63>

改訂後 ⑴ 依存性連用により薬物依存を生じることがあるので 観察を十分に行い 用量及び使用期間に注意し慎重に投与すること また 連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により 痙攣発作 せん妄 振戦 不眠 不安 幻覚 妄想等の離脱症状があらわれることがあるので 投与を中止する場合には 徐々に

Ⅰ. 改訂内容 ( 部変更 ) ペルサンチン 錠 12.5 改 訂 後 改 訂 前 (1) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本剤の作用が増強され, 副作用が発現するおそれがあるので, 併用しないこと ( 過量投与 の項参照) 本剤投与中の患者に本薬の注射剤を追加投与した場合, 本

Microsoft Word - sa_niflec_ doc

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F D815B838B4E618FF931306D E3131>

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F E834E838D838A E3132>

モビコール 配合内用剤に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 モビコール 配合内用剤 有効成分 マクロゴール4000 塩化ナトリウム 炭酸水素ナトリウム 塩化カリウム 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全

Untitled

減量・コース投与期間短縮の基準

301128_課_薬生薬審発1128第1号_ニボルマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドラインの一部改正について

タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg タペンタ 錠 100mg に係る 販売名 タペンタ 錠 25mg タペンタ 錠 50mg 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 有効成分 タペンタ 錠 100mg 製造販売業者 ヤンセンファーマ株式会社 薬効分類 821 提出年月 平成 30 年


Microsoft Word - オーソ_201302_Final.docx

スライド 1

葉酸とビタミンQ&A_201607改訂_ indd

1. 医薬品リスク管理計画を策定の上 適切に実施すること 2. 国内での治験症例が極めて限られていることから 製造販売後 一定数の症例に係るデータが集積されるまでの間は 全 症例を対象に使用成績調査を実施することにより 本剤使用患者の背景情報を把握するとともに 本剤の安全性及び有効性に関するデータを

スライド 1

Microsoft Word - 日薬連宛抗インフル薬通知(写).doc

タフィンラーカプセル50mg/75mg、メキニスト錠0.5mg/2mg 添付文書改訂のお知らせ

用法・用量DB

Microsoft Word - LIA RMP_概要ver2.docx

レクタブル 2 mg 注腸フォーム 14 回に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 レクタブル 2 mg 注腸フ 有効成分 ブデソニド ォーム14 回 製造販売業者 EA ファーマ株式会社 薬効分類 提出年月 平成 29 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特

改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 用法 用量 用法 用量 胃潰瘍 十二指腸潰瘍 吻合部潰瘍 Zollinger 胃潰瘍 十二指腸潰瘍 吻合部潰瘍 Zollinger Ellison 症候群 Ellison 症候群現行のとおり略 逆流性食道炎 逆流性食道炎現行のとおり略 非びらん性胃食道逆流

スイッチ OTC 医薬品の候補となる成分についての要望 に対する見解 1. 要望内容に関連する事項 組織名日本消化器病学会 要望番号 H28-11 H28-12 H28-16 成分名 ( 一般名 ) オメプラゾール ランソプラゾール ラベプラゾールオメプラゾール : 胸やけ ( 胃酸の逆流 ) 胃痛

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

医薬品の適正使用に欠かせない情報です

2. 改訂内容および改訂理由 2.1. その他の注意 [ 厚生労働省医薬食品局安全対策課事務連絡に基づく改訂 ] 改訂後 ( 下線部 : 改訂部分 ) 10. その他の注意 (1)~(3) 省略 (4) 主に 50 歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において 選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び

改訂後改訂前 << 効能 効果に関連する使用上の注意 >> 関節リウマチ 1. 過去の治療において 少なくとも1 剤の抗リウマチ薬 ( 生物製剤を除く ) 等による適切な治療を行っても 疾患に起因する明らかな症状が残る場合に投与すること 2. 本剤とアバタセプト ( 遺伝子組換え ) の併用は行わな

「ガスメット錠10mg・20mg」「ガスメットD錠10mg・20mg」使用上の注意改訂のお知らせ

Microsoft Word - 茬çfl�宛玺0618第1å‘·_æŠ¥èŒ¬é•£å®łã†¦é•ıç�¥ï¼‹ã…¡ã…‹ã…łã…«ã…�ㅳ;.doc

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F A A E5F89968FF E372E646F63>

バイエル薬品工業 改訂のお知らせネクサバール錠


5_使用上の注意(37薬効)Web作業用.indd

目次 C O N T E N T S 1 下痢等の胃腸障害 下痢について 3 下痢の副作用発現状況 3 最高用量別の下痢の副作用発現状況 3 下痢の程度 4 下痢の発現時期 4 下痢の回復時期 5 下痢による投与中止時期 下痢以外の胃腸障害について 6 下痢以外の胃腸障害の副

改訂内容 ( 部追加 改訂 部削除 ) ビ シフロール 錠, ミラペックス LA 錠 共通 改 訂 後 改 訂 前 2. 重要な基本的注意 2. 重要な基本的注意 (5) レボドパ又はドパミン受容体作動薬の投与により 病的賭博 ( 個人的生活の崩壊等の社会的に不利な結果を招くにもかかわらず 持続的に

デベルザ錠20mg 適正使用のお願い

厚生労働省告示024号/平成22年1月22日告示/平成22年1月22日施行

より詳細な情報を望まれる場合は 担当の医師または薬剤師におたずねください また 患者向医薬品ガイド 医療専門家向けの 添付文書情報 が医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されています

先発品とのの相違の一覧 エダラボン点滴静注 30mg 杏林 エダラボン点滴静注 30mg 杏林 脳梗塞急性期に伴う神経症候 日常生活動作障害 機能障害の改善 通常 成人に 1 回 1 管 ( エダラボンとして 30mg) を適当量の生理食塩液等で用時希釈し 30 分かけて 1 日朝夕 2 回の点滴静

タケキャブ錠 10 mg 他に係る医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 ( 別紙様式 ) 販売名 タケキャブ錠 10 mg 同 20 mg 有効成分 ボノプラザンフマル酸塩 製造販売業者 武田薬品工業株式会社 薬効分類 提出年月 2018 年 4 月 1.1. 安全性検討事項 重要

p 13

健康な生活を送るために(高校生用)第2章 喫煙、飲酒と健康 その2

(事務連絡)公知申請に係る前倒し保険適用通知

使用上の注意改訂のお知らせ スピーゲル

アビガン錠 200mg に係る 医薬品リスク管理計画書 (RMP) の概要 販売名 アビガン錠 200mg 有効成分 ファビピラビル 製造販売業者 富士フイルム富山化学株式会社 薬効分類 提出年月 平成 30 年 10 月 1.1. 安全性検討事項 重要な特定されたリスク 頁 重要な潜在

食欲不振 全身倦怠感 皮膚や白目が黄色くなる [ 肝機能障害 黄疸 ] 尿量減少 全身のむくみ 倦怠感 [ 急性腎不全 ] 激しい上腹部の痛み 腰背部の痛み 吐き気 [ 急性膵炎 ] 発熱 から咳 呼吸困難 [ 間質性肺炎 ] 排便の停止 腹痛 腹部膨満感 [ 腸閉塞 ] 手足の筋肉の痛み こわばり

1. 重篤な不正出血の発現状況 ( 患者背景 ) (1) 患者背景 ( 子宮腺筋症 子宮筋腫合併例の割合 ) 重篤な不正出血発現例の多くは子宮腺筋症を合併する症例でした 重篤な不正出血を発現した 54 例中 48 例 (88.9%) は 子宮腺筋症を合併する症例でした また 子宮腺筋症 子宮筋腫のい

膿疱性乾癬の効能追加 ( 承認事項の 部変更承認 ) に伴う改訂 改訂内容 ( 該当部のみ抜粋 ) 警告 1.~3. 4. 関節リウマチ患者では, 本剤の治療を行う前に, 少なくとも 1 剤の抗リウマチ薬等の使用を十分勘案すること. また, 本剤についての十分な知識とリウマチ治療の経験をもつ医師が使

テリボンお知らせカード_ pdf

会長 日本製薬団体連合会会長 日本一般用医薬品連合会会長 米国研究製薬 工業協会会長 欧州製薬団体連合会会長及び一般社団法人日本医薬品卸業連合 会会長あてに発出することとしているので申し添えます

[ 症例概要 ]( 国内自発報告 ) [ 症例 (1)] 患者 性 年齢男 90 代 使用理由 ( 合併症 ) 胃食道逆流性疾患 ( 高血圧 良性前立腺肥大症 心筋虚血 緑内障 ) 1 日投与量投与期間 20mg 不明 副作用 経過及び処置 2~3ヶ月前 A 院にてオメプラゾールから本剤へ切り替えた

薬生安発 0302 第 1 号 平成 30 年 3 月 2 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬 生活衛生局医薬安全対策課長 ( 公印省略 ) 医薬品リスク管理計画の実施に基づく再審査期間終了後の評価報告について の一部改正について 再審査期間中の新医薬品以外の医薬品の医薬品リ

糖尿病経口薬 QOL 研究会研究 1 症例報告書 新規 2 型糖尿病患者に対する経口糖尿病薬クラス別の治療効果と QOL の相関についての臨床試験 施設名医師氏名割付群記入年月日 症例登録番号 / 被験者識別コード / 1/12

日本医薬品安全性学会 COI 開示 筆頭発表者 : 加藤祐太 演題発表に関連し 開示すべき COI 関連の企業などはありません

Microsoft Word - ランソプラゾール.doc

( 別添 ) 御意見 該当箇所 一般用医薬品のリスク区分 ( 案 ) のうち イブプロフェン ( 高用量 )(No.4) について 意見内容 <イブプロフェン ( 高用量 )> 本剤は 低用量製剤 ( 最大 400mg/ 日 ) と比べても製造販売後調査では重篤な副作用の報告等はない 一方で 今まで

< F2D C D838A8BDB92CA926D2E6A7464>

300828_課_薬生薬審発0828第1号_デュルバルマブ(遺伝子組換え)製剤の最適使用推進ガイドライン(非小細胞肺癌)について

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

< F2D F289BF8AEE8F808D908EA CA926D>

<4D F736F F D2082A8926D82E782B995B68F B838F8FF E392E646F63>

(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

Drug Infomation

から (3) までの具体的な予定については添付 2 の図のとおりですので申し添 えます

改訂の理由及び調査の結果直近 3 年度の国内副作用症例の集積状況 転帰死亡症例 アモキシシリン水和物及びクラブラン酸カリウム アモキシシリン水和物の国内症例が集積したことから 専門委員の意見も踏まえた調査の結果 改訂することが適切と判断した 血小板減少関連症例 1 アモキシシリン水和物 3 例 (

「             」  説明および同意書

分類

2 抗インフルエンザウイルス薬と異常行動の議論と今後の予定 平成 21 年に取りまとめられた報告書以降の知見を改めて報告書にまとめ 以下の議論がなされた 平成 21 年以降の非臨床研究及び 10 年に及ぶ疫学研究の科学的な知見を総括し 以下の事実から タミフル服用のみに異常行動と明確な因果関係がある

以下は メディカルトリビューンの解説記事 酸化マグネシウム使用例の高 Mg 血症はどのように起きているのか 先日, 便秘症などに適応を有する酸化マグネシウム使用に伴う高マグネシウム ( Mg) 血症に関する添付文書の記載強化が行われた ( 関連記事 ) 直近 3 年度で因果関係を否定できない症例を含

副作用収集状況 市販直後調査期間中 (2011 年 4 月 11 日 ~2011 年 10 月 31 日 ) に収集された副作用は 200 例 258 件でした そのうち 重篤な副作用は 8 例 14 件でした 副作用の内訳を表 1 に示します 重篤な副作用は 高カルシウム血症 3 件 意識変容状態

第1回肝炎診療ガイドライン作成委員会議事要旨(案)

CQ1: 急性痛風性関節炎の発作 ( 痛風発作 ) に対して第一番目に使用されるお薬 ( 第一選択薬と言います ) としてコルヒチン ステロイド NSAIDs( 消炎鎮痛剤 ) があります しかし どれが最適かについては明らかではないので 検討することが必要と考えられます そこで 急性痛風性関節炎の

ハイゼントラ20%皮下注1g/5mL・2g/10mL・4g/20mL

Microsoft Word - 奈良県GQP-GVPガイドライン doc

審査結果 平成 25 年 9 月 27 日 [ 販売名 ] アナフラニール錠 10 mg 同錠 25 mg [ 一般名 ] クロミプラミン塩酸塩 [ 申請者名 ] アルフレッサファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 25 年 5 月 17 日 [ 審査結果 ] 平成 25 年 4 月 26 日開

資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号

症例報告書の記入における注意点 1 必須ではない項目 データ 斜線を引くこと 未取得 / 未測定の項目 2 血圧平均値 小数点以下は切り捨てとする 3 治験薬服薬状況 前回来院 今回来院までの服薬状況を記載する服薬無しの場合は 1 日投与量を 0 錠 とし 0 錠となった日付を特定すること < 演習

Microsoft Word _ボグリボースお知らせ

2017 年 9 月 画像診断部 中央放射線科 造影剤投与マニュアル ver 2.0 本マニュアルは ESUR 造影剤ガイドライン version 9.0(ESUR: 欧州泌尿生殖器放射線学会 ) などを参照し 前マニュアルを改訂して作成した ( 前マニュアル作成 2014 年 3 月 今回の改訂

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

診療科 17 診療科 病床数 494 床 (ICU3 床 HCU5 床 無菌病室 1 床含む ) 病棟数 9 病棟 ( 一般病棟入院基本料 7:1) 外来患者数 1302 人 / 日 入院患者 437 人 / 日 地域がん診療連携拠点病院 病院機能評価認定病院 (Ver5.0) 平成 22 年度実績

障害程度等級表 級別じん臓機能障害 1 級 じん臓の機能の障害により自己の身辺の日常生活活動が極度に制限されるもの 2 級 3 級 じん臓の機能の障害により家庭内での日常生活活動が著しく制限されるもの 4 級 じん臓の機能の障害により社会での日常生活活動が著しく制限されるもの

適応病名とレセプト病名とのリンクDB

医薬品の添付文書等を調べる場合 最後に 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 特定の文書 ( 添付文書以外の文書 ) の記載内容から調べる場合 検索 をクリック ( 下部の 検索 ボタンでも可 ) 最後に 調べたい医薬品の名称を入力 ( 名称の一部のみの入力でも検索可能

Microsoft Word - オメプラゾール.doc

クラリチンドライシロップ 1% クラリチン錠 10mg クラリチンレディタブ錠 10mg 第 1 部申請書等行政情報及び添付文書に関する情報 (7) 同種同効品一覧 シェリング プラウ株式会社

審査結果 平成 23 年 4 月 11 日 [ 販 売 名 ] ミオ MIBG-I123 注射液 [ 一 般 名 ] 3-ヨードベンジルグアニジン ( 123 I) 注射液 [ 申請者名 ] 富士フイルム RI ファーマ株式会社 [ 申請年月日 ] 平成 22 年 11 月 11 日 [ 審査結果

改訂後 ( 下線 : 追加記載 ) 改訂前 ( 下線 : 削除 ) 使用上の注意 1) 腎障害のある患者 [ 高い血中濃度が持続するおそれがある ]( 用法 用量に関連する使用上の注意 の項参照 ) 2)~ 4) 現行のとおり テオフィリン リトナビル 中枢神経抑制剤アルコール ( 飲酒 ) ピルシ

患者向医薬品ガイド

ランソプラゾールOD錠15mg「テバ」/ランソプラゾールOD錠30mg「テバ」

Microsoft Word エリンダシン使注意.doc

<4D F736F F D2089BB8A7797C C B B835888E790AC8C7689E6>

改訂後 用法 用量 用法 用量 カンデサルタン錠 2mg 4mg 8mg 12mg オーハラ の場合 高血圧症 高血圧症通常 成人には1 日 1 回カンデサルタンシレキセ通常 成人には1 日 1 回カンデサルタンシレキセチルとして4~8mgを経口投与し 必要に応じチルとして4~8mgを経口投与し 必

緒言

Transcription:

医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 用法 用量 使用上の注意改訂のお知らせ 処方箋医薬品注意 - 医師等の処方箋により使用すること 2017 年 9-11 月 このたび 標記製品の用法 用量 使用上の注意を下記のとおり改訂致しました ( 用法 用量の改訂は 錠 5mg 錠 10mg のみ ) 今後のご使用に際しましては 下記内容をご参照頂き 本書を適正使用情報としてご活用頂きますようお願い申し上げます 改訂内容ダイジェスト ( 詳細はお知らせ本文をご参照下さい ) 錠 5mg 錠 10mg 改訂項目 改訂内容 備考 用法 用量 使用上の注意 重要な基本的注意 プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎の維持療法 が承認されたことに伴い 関連する項目に追記を致しました 錠 5mg 錠 10mg の承認事項一部変更承認に伴う改訂 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg ラベキュアパック 400 800 ラベファインパック 改訂項目改訂内容備考 使用上の注意 副作用 ( 副作用発生状況の概要 ) 使用上の注意 副作用 ( その他の副作用 ) 使用上の注意 副作用 ( 重大な副作用 ) 錠の臨床試験で発現した副作用の情報を反映致しました 急性腎不全 の記載を 急性腎障害 に変更致しました 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg のみの改訂 錠 5mg 錠 10mg の承認事項一部変更承認に伴う改訂 錠 5mg 錠 10mg の承認事項一部変更承認に伴う改訂 事務連絡による改訂 なお 医薬品安全対策情報 (Drug Safety Update)No.264(2017 年 11 月発送予定 ) に本改訂に係る記載が掲載される予定です 製品に関するお問い合わせ先 :EA ファーマ株式会社くすり相談 0120-917-719 この 用法 用量 使用上の注意改訂のお知らせ は EA ファーマ株式会社の医療関係者向けサイトでもご覧になれます ( アドレス :http://www.eapharma.co.jp/ ヘアクセスし 医療関係者の皆さま にお入りください ) - 1 -

[ 改訂箇所及び改訂理由 ] 1. 錠 5mg 錠 10mg 用法 用量 の項 用法 用量 逆流性食道炎 < 治療 > 逆流性食道炎の治療においては 通常 成人にはラベプラゾールナトリウムとして1 回 10mgを1 日 1 回経口投与するが 病状により1 回 20mgを1 日 1 回経口投与することができる なお 通常 8 週間までの投与とする また プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な場合 1 回 10mg 又は1 回 20mgを1 日 2 回 さらに8 週間経口投与することができる ただし 1 回 20mg1 日 2 回投与は重度の粘膜傷害を有する場合に限る < 維持療法 > 再発 再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては 通常 成人にはラベプラゾールナトリウムとして1 回 10mgを1 日 1 回経口投与する また プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎の維持療法においては 1 回 10mgを1 日 2 回経口投与することができる 用法 用量 逆流性食道炎逆流性食道炎の治療においては 通常 成人にはラベプラゾールナトリウムとして1 回 10mgを1 日 1 回経口投与するが 病状により1 回 20mgを1 日 1 回経口投与することができる なお 通常 8 週間までの投与とする また プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な場合 1 回 10mg 又は1 回 20mgを1 日 2 回 さらに8 週間経口投与することができる ただし 1 回 20mg1 日 2 回投与は重度の粘膜傷害を有する場合に限る 再発 再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては 通常 成人にはラベプラゾールナトリウムとして1 回 10mgを1 日 1 回経口投与する 下線部 ( ): 追記 改訂理由錠 5mg 錠 10mg の承認事項一部変更承認の内容に基づき 用法 用量 の項に < 維持療法 > として また プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎の維持療法においては 1 回 10mg を 1 日 2 回経口投与することができる を追記致しました 使用上の注意 重要な基本的注意 の項 2. 重要な基本的注意 (4) 逆流性食道炎の維持療法については 再発 再燃を繰り返す患者やプロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な患者に対し行うこととし 本来 維持療法の必要のない患者に行うことのないよう留意すること また 食事制限 アルコール摂取制限等の生活習慣の改善が図られ 寛解状態が長期にわたり継続する場合には休薬又は減量を考慮すること なお 維持療法中は定期的に内視鏡検査を実施するなど観察を十分に行うことが望ましい 2. 重要な基本的注意 (4) 逆流性食道炎の維持療法については 再発 再燃を繰り返す患者に対し行うこととし 本来 維持療法の必要のない患者に行うことのないよう留意すること また 食事制限 アルコール摂取制限等の生活習慣の改善が図られ 寛解状態が長期にわたり継続する場合には休薬を考慮すること なお 維持療法中は定期的に内視鏡検査を実施するなど観察を十分に行うことが望ましい 下線部 ( ): 追記 改訂理由錠 5mg 錠 10mg の用法 用量に係る承認事項一部変更承認に伴い プロトンポンプインヒビターによる治療で効果不十分な逆流性食道炎の維持療法に関する注意喚起を追記致しました - 2 -

2. 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg ラベキュアパック 400 800 ラベファインパック 使用上の注意 副作用 ( 副作用発生状況の概要 その他の副作用 ) の項 [ 錠 5mg 錠 10mg] 胃潰瘍 十二指腸潰瘍 吻合部潰瘍 逆流性食道炎 Zollinger-Ellison 症候群 非びらん性胃食道逆流症承認時までの試験では 総症例 2,509 例中 277 例 (11.0%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは ALT(GPT) の上昇 29 件 (1.2%) AST(GOT) の上昇 21 件 (0.8%) であった 製造販売後の調査 試験では 総症例 7,020 例中 299 例 (4.3%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは下痢 19 件 (0.3%) Al-P の上昇 19 件 (0.3%) 便秘 16 件 (0.2%) であった ( 再審査終了時 ) 循環器 血圧上昇 動悸 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 口内炎 腹痛 苦味 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 下線部 ( ): 変更 取消線部 ( ): 削除 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 胃潰瘍 十二指腸潰瘍 吻合部潰瘍 逆流性食道炎 Zollinger-Ellison 症候群 非びらん性胃食道逆流症承認時までの試験では 総症例 1,992 例中 241 例 (12.1%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは ALT(GPT) の上昇 29 件 (1.5%) AST(GOT) の上昇 21 件 (1.1%) LDH の上昇 18 件 (0.9%) であった 製造販売後の調査 試験では 総症例 7,020 例中 299 例 (4.3%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは下痢 19 件 (0.3%) Al-P の上昇 19 件 (0.3%) 便秘 16 件 (0.2%) であった ( 再審査終了時 ) 循環器 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 血圧上昇 動悸 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) [ 錠 20mg] 承認時までの試験では 総症例 2,509 例中 277 例 (11.0%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは ALT(GPT) の上昇 29 件 (1.2%) AST(GOT) の上昇 21 件 (0.8%) であった ( 承認時 : 錠の逆流性食道炎の維持療法及び非びらん性胃食道逆流症の承認時に実施した試験の症例を含む ) 製造販売後の調査 試験では 総症例 7,020 例中 299 例 (4.3%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは下痢 19 件 (0.3%) Al-P の上昇 19 件 (0.3%) 便秘 16 件 (0.2%) であった ( 再審査終了時 : 錠の再発 再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法の再審査期間中に実施した製造販売後調査 試験の症例を含む ) 承認時までの試験では 総症例 1,992 例中 241 例 (12.1%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは ALT(GPT) の上昇 29 件 (1.5%) AST(GOT) の上昇 21 件 (1.1%) LDH の上昇 18 件 (0.9%) であった ( 承認時 : 錠 10mg の再発 再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法及び非びらん性胃食道逆流症の承認時に実施した試験の症例を含む ) 製造販売後の調査 試験では 総症例 7,020 例中 299 例 (4.3%) の副作用 ( 臨床検査値異常を含む ) が報告されている その主なものは下痢 19 件 (0.3%) Al-P の上昇 19 件 (0.3%) 便秘 16 件 (0.2%) であった ( 再審査終了時 : 錠 10mg の再発 再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法の再審査期間中に実施した製造販売後調査 試験の症例を含む ) - 3 -

循環器 血圧上昇 動悸 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 口内炎 腹痛 苦味 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 循環器 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 血圧上昇 動悸 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 下線部 ( ): 変更 取消線部 ( ): 削除 [ ラベキュアパック 400 800 ラベファインパック ] 循環器 血圧上昇 動悸 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 口内炎 腹痛 苦味 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 循環器 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 血圧上昇 動悸 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 下線部 ( ): 変更 改訂理由錠 5mg 錠 10mg の承認事項一部変更承認に係る プロトンポンプインヒビター抵抗性逆流性食道炎の患者を対象とした国内臨床第 Ⅲ 相試験の結果 36 例 54 件の副作用が発現しました 本臨床試験及びこれまでの国内臨床試験 製造販売後調査 試験における副作用を再集計した結果を反映し 記載を変更致しました なお 新たに追記した副作用はございません - 4 -

使用上の注意 副作用 ( 重大な副作用 ) の項 [ 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg] 6) 急性腎障害 間質性腎炎急性腎障害 ( 頻度不明 ) 間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 腎機能検査 (BUN クレアチニン等 ) に注意し 異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと 下線部 ( ): 変更 6) 急性腎不全 間質性腎炎急性腎不全 ( 頻度不明 ) 間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 腎機能検査 (BUN クレアチニン等 ) に注意し 異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと [ ラベキュアパック 400 800] 6) 急性腎障害 間質性腎炎急性腎障害 ( 頻度不明 ) 間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 腎機能検査 (BUN クレアチニン等 ) に注意し 異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと サワシリン 5) 腎障害急性腎障害等の重篤な腎障害 (0.1% 未満 ) があらわれることがあるので 定期的に検査を行うなど観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと クラリス 8) 横紋筋融解症筋肉痛 脱力感 CK(CPK) 上昇 血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 投与を中止し 適切な処置を行うとともに 横紋筋融解症による急性腎障害の発症に注意すること 10) 急性腎障害 尿細管間質性腎炎急性腎障害 尿細管間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 観察を十分に行い 乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下所見が認められた場合には 投与を中止し 適切な処置を行うこと 下線部 ( ): 変更 - 5-6) 急性腎不全 間質性腎炎急性腎不全 ( 頻度不明 ) 間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 腎機能検査 (BUN クレアチニン等 ) に注意し 異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと サワシリン 5) 腎障害急性腎不全等の重篤な腎障害 (0.1% 未満 ) があらわれることがあるので 定期的に検査を行うなど観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと クラリス 8) 横紋筋融解症筋肉痛 脱力感 CK(CPK) 上昇 血中及び尿中ミオグロビン上昇を特徴とする横紋筋融解症 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 投与を中止し 適切な処置を行うとともに 横紋筋融解症による急性腎不全の発症に注意すること 10) 急性腎不全 尿細管間質性腎炎急性腎不全 尿細管間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 観察を十分に行い 乏尿等の症状や血中クレアチニン値上昇等の腎機能低下所見が認められた場合には 投与を中止し 適切な処置を行うこと

[ ラベファインパック ] 6) 急性腎障害 間質性腎炎急性腎障害 ( 頻度不明 ) 間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 腎機能検査 (BUN クレアチニン等 ) に注意し 異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと サワシリン 5) 腎障害急性腎障害等の重篤な腎障害 (0.1% 未満 ) があらわれることがあるので 定期的に検査を行うなど観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 下線部 ( ): 変更 6) 急性腎不全 間質性腎炎急性腎不全 ( 頻度不明 ) 間質性腎炎 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 腎機能検査 (BUN クレアチニン等 ) に注意し 異常が認められた場合には投与を中止し適切な処置を行うこと サワシリン 5) 腎障害急性腎不全等の重篤な腎障害 (0.1% 未満 ) があらわれることがあるので 定期的に検査を行うなど観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 改訂理由平成 29 年 3 月 14 日付厚生労働省医薬 生活衛生局安全対策課事務連絡に基づき 急性腎不全 という用語を 急性腎障害 に変更致しました 本製品の最新添付文書情報は独立行政法人医薬品医療機器総合機構ホームページ (http://www.pmda.go.jp/) からご覧下さい - 6 - CODE DI J 635 2017 年 9 月作成 (1803)

医薬品の適正使用に欠かせない情報です 必ずお読みください 使用上の注意改訂のお知らせ 処方箋医薬品注意 - 医師等の処方箋により使用すること 2017 年 2-3 月 このたび 標記製品の使用上の注意を下記のとおり改訂致しました 今後のご使用に際しましては 下記内容をご参照頂き 本書を適正使用情報としてご活用頂きますようお願い申し上げます 改訂内容ダイジェスト ( 詳細はお知らせ本文をご参照下さい ) 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg ラベキュアパック 400 800 ラベファインパック 共通の改訂 改訂項目改訂内容備考 副作用 ( その他の副作用 ) の項 ( の ) 副作用 ( その他の副作用 ) の項に 顕微鏡的大腸炎 を追記致しました 薬生安通知によらない改訂 ラベファインパック の改訂 改訂項目改訂内容備考 重要な基本的注意 の項 副作用 ( 重大な副作用 ) の項 フラジールの 重要な基本的注意 の項の 中枢神経障害に対する注意に初期症状及び発現時のメトロニダゾール製剤の処置に関する情報を追記致しました 薬生安通知によらない改訂フラジールの 副作用 ( 重大な副作用 ) の項に 中枢神経障害 として 脳症 を追記致しました なお 本改訂内容は医薬品安全対策情報 (Drug Safety Update)No.257(2017 年 3 月発送予定 ) にも掲載される予定です 製品に関するお問い合わせ先 :EA ファーマ株式会社くすり相談 0120-917-719 この 使用上の注意改訂のお知らせ は EA ファーマ株式会社の医療関係者向けサイトでもご覧になれます ( アドレス :http://www.eapharma.co.jp/ ヘアクセスし 医療関係者の皆さま にお入りください ) - 1 -

[ 使用上の注意 : 改訂箇所及び改訂理由 ] 1. 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg ラベキュアパック 400 800 ラベファインパック 共通の改訂 副作用( その他の副作用 ) の項 錠 5mg 錠 10mg 錠 20mg 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 下線部 ( ): 追記 ( 薬生安通知によらない改訂 ) 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 舌炎 嘔吐 ラベキュアパック 400 800 ラベファインパック 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 (collagenous colitis lymphocytic colitis) 便秘 下痢 腹部膨満感 嘔気 腹痛 苦味 口内炎 カンジダ症 胃もたれ 口渇 食欲不振 鼓腸 舌炎 嘔吐 下線部 ( ): 追記 ( 薬生安通知によらない改訂 ) 改訂理由国内において の投与例で顕微鏡的大腸炎の症例報告が集積していること またプロトンポンプ阻害剤と顕微鏡的大腸炎との関連性を示唆する文献が報告されていることから追記致しました また の改訂に伴い ラベキュアパックとラベファインパックの使用上の注意も同様に改訂致しました 参考文献 [ 文献請求番号 ] Bonderup, O.K. et al. : Inflamm. Bowel Dis., 20, 1702 (2014) ZZZ-0407-2 -

[ 症例概要 ] collagenous colitis( 膠原性大腸炎 ) 性別年齢 男性 70 歳代投与開始 48 日前投与開始日 投与 159 日目 投与 180 日目 ( 投与中止日 ) 中止 7 日後 中止 16 日後 副作用の経過及び処置腎不全のため 腹膜透析開始 低用量アスピリン投与時の副作用予防のため ラベプラゾールナトリウム 10mg の投与開始 1 日 7 回の下痢が続くことから臨時受診 明らかな原因がなく 補液と整腸剤を投与し経過観察 定期受診時に 下痢が継続しているとの訴えあり 原因精査のため 翌日からの入院を指示 プロトンポンプ阻害剤による collagenous colitis の可能性を考慮し ラベプラゾールナトリウムの投与を中止し ポラプレジンクに変更 下部消化管内視鏡検査を施行 病理組織学的検査の所見から collagenous colitis と診断 病理組織学的検査における所見 盲腸 上行結腸及び下行結腸粘膜組織には表層上皮直下に均一硝子様の膠原線維の線状沈着を認め 粘膜固有層には軽度の慢性炎症細胞の浸潤を認めた 横行結腸 S 状結腸及び直腸結腸粘膜組織には リンパ球主体の軽度炎症細胞の浸潤を認めた 徐々に下痢症状は改善し 退院 合併症及び既往歴 右腎癌 胃食道癌 陳旧性心筋梗塞 うっ血性心不全 ラクナ梗塞 慢性腎臓病 高血圧症 高尿酸血症 高リン血症 二次性副甲状腺機能亢進症 腎性貧血 併用薬 アスピリン アロプリノール フロセミド 沈降炭酸カルシウム クエン酸第一鉄ナトリウム ファレカルシトリオール カルベジロール アムロジピンベシル酸塩 シロスタゾール ベンフォチアミン ピリドキシン塩酸塩 シアノコバラミン配合剤 ダルベポエチンアルファ - 3 -

2. ラベファインパック の改訂 重要な基本的注意 副作用 ( 重大な副作用 ) の項 改 訂 後 改 訂 前 2. 重要な基本的注意 フラジール (2) 中枢神経障害があらわれることがあるので 患者の状態を十分に観察し ふらつき 歩行障害 意識障害 構語障害 四肢のしびれ等の初期症状の発現に注意すること 2. 重要な基本的注意 フラジール (2) 中枢神経障害があらわれることがあるので 患者の状態を十分に観察し 構語障害 小脳失調等の症状の発現に十分注意すること また これらの初期症状があらわれ メトロニダゾール による脳症が疑われた場合には メトロニダゾールの投 与を中止すること フラジール 2) 中枢神経障害脳症 痙攣 意識障害 構語障害 錯乱 幻覚 小脳失調等の中枢神経障害 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと [ 慎重投与 及び 重要な基本的注意 の項参照 ] フラジール 2) 中枢神経障害痙攣 意識障害 構語障害 錯乱 幻覚 小脳失調等の中枢神経障害 ( 頻度不明 ) があらわれることがあるので 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと [ 慎重投与 及び 重要な基本的注意 の項参照 ] 下線部 ( ): 追記 取消線部 ( ): 削除 ( 薬生安通知によらない改訂 ) 改訂理由フラジールの改訂に伴い 本製品の使用上の注意を改訂致しました 1. 重要な基本的注意 の項の中枢神経障害に対する注意に初期症状及び発現時のメトロニダゾール製剤の処置に関する情報を追記国内市販後のメトロニダゾール製剤において 嫌気性菌感染症や偽膜性大腸炎等に対する投与例で因果関係を否定できない重篤な中枢神経障害 末梢神経障害が報告されています 当該事象については既に 使用上の注意 にて注意喚起をしておりますが 国内報告症例が集積している状況を鑑み これらの事象について早期発見 早期対応を行っていただくため 重要な基本的注意 の項に初期症状を記載し 注意喚起を行いました 2. 重大な副作用 の項の 中枢神経障害 として脳症を追記メトロニダゾール注射液 販売名 : アネメトロ点滴静注液 500mg( ファイザー株式会社 ) の添付文書の記載状況を踏まえ 記載整備しました 本製品の最新添付文書情報は独立行政法人医薬品医療機器総合機構ホームページ (http://www.pmda.go.jp/) からご覧下さい - 4 - CODE DI J 613 2017 年 2 月作成 (1708)

Drug Safety Update No.

CODE DI-J-515