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表 1 高齢者虐待の判断件数 相談通報件数 ( 平成 26 年度対比 ) 養介護施設従事者等 ( 1) によるもの虐待判断件数相談 通報件数 ( 3) ( 4) 養護者 ( 2) によるもの虐待判断件数相談 通報件数 ( 3) ( 4) 27 年度 408 件 1,640 件 15,976 件 26

函館市の障がい者虐待の現状について 1 養護者による障がい者虐待についての対応状況 (1) 相談 通報対応件数および相談 通報者 函館市要援護高齢者 障がい者対策協議会 平成 30 年 2 月 7 日 1 件の事例に対し複数のものから相談 通報があった場合, それぞれの該当項目に重複して計上されるた

Microsoft Word - 平成28年度高齢者虐待の報告 (確定)

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高齢者虐待防止対応マニュアル別冊 6 関係機関との連携 (1) 各機関の役割 市町村や地域包括支援センター等の関係機関は それぞれ対応可能な範囲があります 範囲を超えた対応は行うことができません また 事例によって関係機関の対応を依頼する場合があります 市町村が中心となるコアメンバー会議によって 大

まちの新しい介護保険について 1. 制度のしくみについて 東温市 ( 保険者 ) 制度を運営し 介護サービスを整備します 要介護認定を行います 保険料を徴収し 保険証を交付します 東温市地域包括支援センター ( 東温市社会福祉協議会内 ) ~ 高齢者への総合的な支援 ( 包括的支援事業 )~ 介護予

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都岐沙羅(つきさら)パートナーズセンター

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介護保険事業状況報告 ( 全国計 ) 第 1 表第 1 号被保険者のいる世帯数 ( 単位 : 世帯 ) 前年度末現在当年度中増当年度中減当年度末現在 23,856,459 1,319, ,241 24,261,177 第 2 表第 1 号被保険者数 ( 単位 : 人 ) 年齢区分 前年度

01 表紙 雛形(都道府県、市町村、関係団体)介護保険計画課

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Microsoft PowerPoint - 資料1

2コアメンバー会議の開催時期コアメンバー会議は 事実確認調査で得られた情報や相談 通報内容に基づき 緊急性を判断し 緊急性が高いと判断される事例については 早急に開催します 3 協議内容 虐待の事実認定情報の内容により虐待の事実の有無の判断を行います 情報の内容虐待の事実の有無の判断 高齢者の権利を

利用者満足の向上センターのチラシの配布など センターのPRのために具体的な取り組みを行っている 苦情対応体制を整備している 特記事項 名刺 サービス情報誌 広報での PR イベントでのパネル設置など実施 相談の際のプライバシーの確保を図っている 公平性 中立性の確保 業務改善への取り組み 相談室の整


2 経口移行加算の充実 経口移行加算については 経管栄養により食事を摂取している入所者の摂食 嚥 下機能を踏まえた経口移行支援を充実させる 経口移行加算 (1 日につき ) 28 単位 (1 日につき ) 28 単位 算定要件等 ( 変更点のみ ) 経口移行計画に従い 医師の指示を受けた管理栄養士又

千葉県 地域包括ケアシステム構築に向けた取組事例 1 市区町村名 銚子市 2 人口 ( 1) 68,930 人平成 25 年 4 月 1 日現在 ( ) 3 高齢化率 ( 1) 65 歳以上人口 20,936 人 ( 高齢化率 30.37%) ( ) (65 歳以上 75 歳以上それぞれについて記載

第28回介護福祉士国家試験 試験問題「社会の理解」

平成30年版高齢社会白書(全体版)

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居宅介護支援事業者向け説明会

揖斐川町デイサービスセンター運営規程

2 居宅サービス事業所の状況

4 介護支援専門員証の有効期間を更新するためには 所定の研修の受講が必要です 更新のために必要な研修を受講された人は研修を受講後 有効期間満了の 1 か月前までに様式第 4 号 介護支援専門員証有効期間更新交付申請書 を提出手数料として 香川県証紙 4,200 円分が必要 有効期間満了日までの 5

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各論第 3 章介護保険 保健福祉サービスの充実

平成 28 年度介護保険事業状況報告 ( 年報 ) のポイント 1 第 1 号被保険者数 (28 年 3 月末現在 ) (29 年 3 月末現在 ) 3,382 万人 3,440 万人 ( 対前年度 +59 万人 +1.7% 増 ) ( 単位 : 万人 ) 3,500 3,000 2,500 2,0

京都市介護老人福祉施設入所指針 Q&A( 特例入所関連 平成 27 年 2 月 ) 1 制度変更の概要について Q1 なぜ, 特養の入所対象者が原則として要介護 3 以上の高齢者に限定されるのか A 特別養護老人ホームについては, 限られた資源の中で, より入所の必要性が高い方々 が入所しやすくなる

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介護保険制度改正の全体図 2 総合事業のあり方の検討における基本的な考え方本市における総合事業のあり方を検討するに当たりましては 現在 予防給付として介護保険サービスを受けている対象者の状況や 本市におけるボランティア NPO 等の社会資源の状況などを踏まえるとともに 以下の事項に留意しながら検討を

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北多摩南部圏域 東京都 武蔵野市 三鷹市 府中市 調布市 施設 36% 小金井市 狛江市 凡例 円グラフの大きさ 1,百万円未満 延べ 5百人未満 施設 居住系 1% 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 小 1,百万円以上 1,百万円未満 1,百万円以上 5百人以上 1,百人未満 1

区西北部圏域 豊島区 北区 板橋区 練馬区 1,000百万円未満 500百人未満 居住系 在宅 51% 在宅 71% 居住系 13% 大 中 施設 19% 施設 36% 凡例 円グラフの大きさ 小 東京都 1,000百万円以上 10,000百万円未満 10,000百万円以上 500百人以上 1,00

高齢者虐待防止法の基礎知識

高齢者を取り巻く状況 将来人口 本市の総人口は 今後も減少傾向で推移し 平成32年 2020年 には41,191人程度にまで減少し 高齢 者人口については 平成31年 2019年 をピークに減少に転じ 平成32年 2020年 には15,554人程度 になるものと見込まれます 人 第6期 第7期 第8

障害者虐待の防止と対応

第 2 章高齢者を取り巻く現状 1 人口の推移 ( 文章は更新予定 ) 本市の総人口は 今後 ほぼ横ばいで推移する見込みです 高齢者数は 増加基調で推移し 2025 年には 41,621 人 高齢化率は 22.0% となる見込みです 特に 平成 27 年以降は 後期高齢者数が大幅に増加する見通しです

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

Microsoft Word - 発出版QA

通常の届出に係る加算等のサービス種類算定の開始時期 定期巡回 随時対応型訪問介護 届出が毎月 15 日以前になされた場合には看護翌月から 複合型サービス( 看護小規模多 16 日以降になされた場合には翌々月から機能型居宅介護 ) 夜間対応型訪問介護 ( 介護予防 ) 認知症対応型通所介護 ( 介護予

2. 経口移行 ( 経口維持 ) 加算 経口移行 ( 経口維持 ) 計画に相当する内容を各サービスにおけるサービス計画の中に記載する場合は その記載をもって経口移行 ( 経口維持 ) 計画の作成に代えることができる 従来どおり経口移行 ( 経口維持 ) 計画を別に作成してよい 口腔機能向上加算 口腔

第1章 計画の基本的考え方 態を改善して地域社会への参加等を通じ 生きがいや役割を持てるようにすることが 重要です 4 住まい 持ち家や賃貸住宅だけでなく 有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など 多様な形態の住まいを含みます 生活の基盤である住まいは 高齢者のプライバシー と尊厳が十分に守ら

地域包括ケアシステムの構築について 団塊の世代が 75 歳以上となる 2025 年を目途に 重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう 医療 介護 予防 住まい 生活支援が包括的に確保される体制 ( 地域包括ケアシステム ) の構築を実現 今後

平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 日常生活に関する事項

施設長 副施設長 事務長 施設課長 相談員 入所区分 一般 特例 入所申込日 平成 年 月 日 入所申請受付日 平成 年 月 日 特別養護老人ホームさくら苑入所申請書 特別養護老人ホームさくら苑 施設長 坂本正司 様 入所申込者 - 住所 : 氏名 : 電話番号 : -( )- 入所希望者との続柄

= 掲載済 12 短期入所生活介護 (P107~P121) 13 短期入所療養介護 (P122~P131) 16 福祉用具貸与 (P153~P158) 17 (P159~P170) 18 入居者生活介護 地域密着型入居者生活介護 (P171~P183) 20 介護老人福祉施設 地域密着型介護老人福祉

1102 請求誤りによる実績取り下げ 1109 時効による保険者申立ての取り下げ 1112 請求誤りによる実績取り下げ ( 同月 ) 1129 時効による公費負担者申立ての取り下げ 1142 適正化 ( その他 ) による保険者申立の取り下げ 1143 適正化 ( ケアプラン点検 ) による保険者申

Ⅱ 各論第 2 章 各 論 第 2 章 介護と医療 関係機関の連携 第 1 節 介護と医療 関係機関の連携 1 連携のための関係機関のネットワークづくり 現状 課題 平成 19 年度に内閣府が公表した 高齢者の健康に関する意識調査 によると 多くの高齢者が要介護状態になっても 可能な限り住み慣れた地

平成20年度春の家居宅介護支援事業所事業計画

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Microsoft Word - Ⅰ-7_(資料7)_留意事項_

届出書 体制等状況一覧表 ( 別紙 1-3) の添付書類一覧 定期巡回 随時対応型訪問介護看護 中山間地域等における小規模事業所加算 11 月当たりの平均延訪問回算定表 前年度の 4 月 ~2 月分 緊急時訪問看護加算 特別管理体制 ターミナルケア体制 サービス提供体制強化加算 (Ⅰ) サービス提供

11 平成 21 年度介護予防事業実施状況について 平成 22 年 7 月 大阪市健康福祉局健康づくり担当

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

⑤5 地方公共団体における検証等に関する調査結果

総合事業に係る Q&A 国 注意事項 備考欄には厚生労働省が作成した Q&A の参照先を記載しています 1 介護予防 日常生活支援総合事業ガイドライン案についての Q&A 9 月 30 日版 2 総合事業ガイドライン案に係る追加質問項目について ( 平成 26 年 11 月 10 日全国介護保険担当

福祉用具貸与 介護予防福祉用具貸与 心身機能が低下した高齢者に 日常生活の自立を助ける用具をレンタルします 自 宅 に 住 ん で 自 宅 で 受 け る サ ー ビ ス ( 生活環境を整える ) 貸与品目 福祉用具購入費の支給 住宅改修費の支給 手すり スロープ 歩行器 歩行補助杖 車いす ( 付

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第 2 章高齢者を取り巻く状況 1. 人口構成と高齢化の状況 本市の総人口をみると 平成 24 年は 53,334 人 平成 29 年は 53,952 人と年々増加しています また 年齢 3 区分別にみると 0~14 歳の年少人口及び 15~64 歳の生産年齢人口は減少傾向にあるのに対し 65 歳以

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栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 二期計画 ) 概要版 1 計画の目的と背景 高齢化が急速に進行する中 平成 24 年 3 月に県土整備部と保健福祉部が連携のもと高齢者の居住の安定確保に関する法律に基づく 栃木県高齢者居住安定確保計画 ( 以下 現計画 という ) を策定し 高齢者が安心して快適に暮

スライド 1

事務連絡

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - 第1章~第5章.doc

2 社会保障 2.1 社会保障 2.2 医療保険 2.3 年金保険 2.4 介護保険 2.5 労災保険 2.6 雇用保険 介護保険は社会保険を構成する 1 つです 介護保険制度の仕組みや給付について説明していきます 介護保険制度 介護保険制度は 高齢者の介護を社会全体で支えるための制度

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

Microsoft Word - 1 Ⅰ 高齢者虐待防止の基本

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

2


( 参考 ) 身体拘束廃止未実施減算の適用について 1 身体拘束禁止規定について サービスの提供にあたっては 当該入所者 ( 利用者 ) 又は他の入所者 ( 利用者 ) 等の生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合を除き 身体的拘束その他入所者 ( 利用者 ) の行動を制限する行為を行ってはな

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01 表紙 老人保健課 - コピー

平成 28 年 2 月以降に認定更新等により要支援認定を受けた方が介護予防訪問介護 介護予防通所介護を利用される場合 これまでの予防給付サービスから総合事業のサービスに変わります 要支援者の認定有効期間は現在最長 12か月ですので 大川市は平成 28 年 2 月から1 年かけて移行します 更新の場合

Microsoft PowerPoint - 05短時間の身体介護 調査結果概要((5)短時間の身体介護)0320

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計画の今後の方向性

大阪府特別養護老人ホーム入所指針

小規模多機能型居宅介護 介護予防小規模多機能 区分変更 ( 要介護 1~ 要介護 5 の間 要支援 Ⅰ 要支援 Ⅱ) 型居宅介護く ) 区分変更 ( 要介護 要支援 ) サービス提供日 サービス事業所の変更 ( 同一サービス種類のみ ) ( 通い 訪問又は宿泊 ) 事業 ( 指定有効期間 ) 受給資

暫定ケアプランの取扱いについて 平成 30 年 11 月 29 日事務連絡隠岐広域連合介護保険課長通知 暫定ケアプランの取扱いについては 介護制度改革 INFORMATION vol.80 平成 18 年 4 月改定関係 Q&A(vol.2) について ( 平成 18 年 3 月 27 日厚生労働省

注意 本様式は参考としてお示しするものです 引用する場合は各法人 事業所にて十分精査した上でご利用ください 介護予防 日常生活支援総合事業第一号事業契約書 様 ( 以下 利用者 という ) と ( 例 : 株式会社 社会福祉法人 会等 )( 以下 事業者 という ) は 事業者が提供するサービスの利

平成24年度 団塊の世代の意識に関する調査 経済状況に関する事項

埼玉県特別養護老人ホーム優先入所指針 1 目的この指針は 特別養護老人ホーム ( 以下 施設 という ) のサービスを受ける必要性が高いと認められる者を優先的に入所させるため 施設が優先入所 ( 以下 入所 という ) に関する手続き及び入所の必要性を評価する基準等を制定する際の参考とすべき基準を明

様式第九(附則第二条関係)

サービス付き高齢者向け住宅の登録制度の概要 バリアフリー化や居住者への生活支援の実施等の基準を満たす住宅について都道府県等が登録を実施 サービス付き高齢者向け住宅の登録制度は 高齢者の居住の安定確保に関する法律 ( 高齢者住まい法 ) の改正により 平成 23 年 10 月に創設 料金やサービス内容

Microsoft PowerPoint - 地域密着型サービスについて(長岡市)

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

住所地特例に係る事務の見直しの概要について Ⅱ- 資料 2 本事務は 介護予防 日常生活支援総合事業の実施時期に係わらず 平成 27 年 4 月から 全ての市町村において必要な事務であるので 留意されたい 1. 平成 27 年 4 月からの住所地特例に係る事務の見直しの概要 住所地特例の対象施設にサ

Transcription:

平成 22 年度奈良県における高齢者虐待の状況について 別添 平成 23 年 2 月 8 日長寿社会課 高齢者虐待の防止 高齢者の養護者に対する支援等に関する法律 に基づく県内における高齢者虐待の状況は 以下のとおり この資料では 虐待を受けている ( 受けたと思われる場合も含む ) 高齢者本人の年齢が 65 歳以上の事例のみを集計対象としている ( ただし 年齢不詳であるものの 65 歳以上と推測された事例は集計対象とする ) 用語解説 養介護施設従事者等 とは 養介護施設 とは 養介護施設 または 養介護事業 の業務に従事する者 老人福祉法に規定される老人福祉施設( 地域密着型施設も含む ) 有料老人ホーム 介護保険法に規定される介護老人福祉施設 介護老人保健施設 介護療養型医療施設 地域密着型老人福祉施設 地域包括支援センター 養介護事業 とは 老人福祉法に規定される老人居宅生活支援事業 介護保険法に規定される居宅サービス事業 地域密着型サービス事業 居宅介護支援事業 介護予防サービス事業 地域密着型介護予防サービス事業 介護予防支援事業 養護者 とは 高齢者を現に養護する者であって養介護施設従事者等以外のもの であり 高齢者の世話をしている家族 親族 同居人等が該当する 身体的虐待 とは 暴力行為などで 身体にあざ 痛みを与える行為や 外部との接触を意図的 継続的に遮断する行為 介護 世話の放棄 放任 とは 介護や生活の世話を放棄または放任し 高齢者の生活環境や身体 精神状態を悪化させていること 心理的虐待 とは 脅しや侮辱などの言葉の威圧的な態度 無視 嫌がらせ等によって精神的 情緒的苦痛を与えること 性的虐待 とは 経済的虐待 とは 本人との間で合意がなされていない あらゆる形態の性的な行為またはその強要 本人の合意なしに財産や金銭を使用し 本人の希望する金銭の使用を理由なく制限すること ( 全国の状況 ) 平成 22 年度高齢者虐待の防止 高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果 ( 厚生労働省調査 ) より出典 - -

. 養介護施設従事者等による高齢者虐待について () 相談 通報受理件数及び虐待認定件数 ( 件数 ) 平成 22 年度 県内 39 市町村における養介護施設従事者等による高齢者虐待に関する相談 通報受理件数は4 件であったが 虐待の事実があったとの判断には至らなかった H2 年度 相談 通報受理件数 4 2 3 うち虐待認定件数 全国の状況 H2 年度 相談 通報受理件数 56 48 45 うち虐待認定件 96 76 7 H2 年度 3 2 4 相談 通報受理件数うち虐待認定件数 2 4 6 (2) 相談 通報者 ( 人 複数回答 ) 相談 通報者の内訳は 家族 親族 件 当該施設 事業所職員 件 当該施設 事業所元職員 件 2 件 不明 件であった H2 年度 本人による届出 本人による届出 家族 親族 3 当該施設 事業所職員 当該施設 事業所元職員 医師 介護支援専門員 国民健康保険団体連合会 都道府県から連絡 家族 親族 当該施設 事業所 当該施設 事業所 医師介護支援専門員 国民健康保険 都道府県から H2 年度 3 2 2 不明 ( 匿名を含む ) 不明 ( 匿名を含む ) 6 2 3 2 3 4 件の事例に対し 相談 通報者が複数の場合があるため 内訳は相談 通報受理件数と一致しない 全国の状況 当該施設職員 が 34.8 と最も多く 次いで 家族 親族 が 26. であった - 2 -

(3) 養介護施設等における虐待の種別等 H2 年度 性別 - 女性 - 被虐待者の状況 年齢階級 - 8~84 歳 - 要介護度 - 要介護 4 - 心身の状況 - 認知症 - 虐待の種別 - 心理的虐待 - 養介護施設等の種別 - 訪問介護 - 虐待を行った - 代表者 - 養介護施設等従事者の職種 全国の状況 施設 事業所の種別は 特別養護老人ホーム ( 介護老人福祉施設 ) が 29.2 と最も多く 次いで 認知症対応型共同生活介護 ( グループホーム ) が 2.9 介護老人保健施設 が 7.7 の順であった 虐待の種別 類型は 身体的虐待 が 7.8 と最も多く 次いで 心理的虐待 が 36.5 介護等放棄 が 4.6 の順であった 被虐待高齢者の性別は 女性 が 74.7 と 全体の 7 割強が 女性 であった 年齢は 9~94 歳 が 22. と最多であり 次いで 8~84 歳 が 2.5 85~89 歳 が 2. であった 要介護状態区分は 要介護 4 が 34.9 と最も多く 次いで 要介護 5 が 2.5 要介護 3 が 8.8 であり 要介護 3 以上 が 75.2 と 7 割強を占めた 虐待を行った養介護施設従事者等の職種は 介護職員 が 76. 施設長 が 8.8 看護職員 が 3.2 などであった - 3 -

2. 養護者による高齢者虐待について () 相談 通報受理件数及び虐待認定件数 ( 件 ) 平成 22 年度 県内 39 市町村における養護者による高齢者虐待に関する相談 通報受理件数は68 件で 事実確認調査の結果 高齢者虐待と認定したのは 件であった H2 年度 相談 通報受理件数 68 66 24 H2 年度 83 24 相談 通報受理件数 うち虐待認定件数 うち虐待認定件数 87 83 87 66 全国の状況 68 H2 年度相談 通報受理件数 25,35 23,44 2,692 うち虐待認定件数 6,668 5,65 4,889 5 5 2 (2) 相談 通報者 ( 人 複数回答 ) 相談 通報者の内訳は 介護支援専門員 介護保険事業所職員 が 44. 次いで 警察.7 と 被虐待高齢者本人 同.7 の順であった H2 年度 介護支援専門員 74 79 89 介護保険事業所職員 44. 47.6 7.8 9 3 4 近隣住民 知人 5.4 7.8 3.2 4 民生委員 6. 2.4 8.9 被虐待高齢者本人 8 22 27.7 3.3 2.8 家族 親族 7 24 39. 4.5 3.5 3 2 虐待者自身.8.2. 当該市町村行政 2 26 職員 7. 6.6 2. 警察 8 9 2.7 5.4 9.7 3 3 6. 7.8.5 8.. 6.5 229 77 7 - - - 不明 ( 匿名を含む ) 介護支援専門員 介護保険事業所職員 近隣住民 知人 構成割合は 相談 通報受理件数 ( 68 件 ) に対するもの 件の事例に対し 相談 通報者が複数の場合があるため 内訳は相談 通報受理件数と一致しない 全国の状況 介護支援専門員 介護保険事業所職員 が 43.4 と最も多く 次いで 家族 親族 が 2.6 被虐待高齢者本人 が.7 であった 民生委員 被虐待者本人 家族 親族 3.2 2.4 6.. 虐待者自身.2 当該市町村行政職員 警察 5.4.8 6.6 7. 5.4 7.8 6. 6.5 不明 ( 匿名を含む ).. 7.8 9.7 8.9 3.3.7..7.5 4.5 2.8 2. 3.5 44. 47.6 H2 年度 7.8. 2. 4. 6. 8. - 4 -

(3) 虐待の種別 類型 ( 件 複数回答 ) 虐待の種別 類型は 身体的虐待 が 65. と最も多く 次いで 心理的虐待 37. 介護 世話の放棄 放任 3. 経済的虐待 23. の順であった H2 年度 身体的虐待 65 55 47 65. 63.2 56.6 介護 世話の 3 9 2 放棄 放任 3. 2.8 24. 心理的虐待 37 26 26 37. 29.9 3.3 性的虐待...2 経済的虐待 23 25 29 合 計 23. 28.7 34.9 56 25 23 - - - 身体的虐待 介護 世話の放棄 放任 心理的虐待 性的虐待 経済的虐待.2.. 24. 2.8 23. 3. 3.3 29.9 28.7 37. 34.9 56.6 63.2 65. H2 年度. 2. 4. 6. 8. 構成割合は虐待認定件数 ( 件 ) に対するもの 件の事例に対し 複数の虐待が行われている場合があるため 内訳は虐待認定件数 ( 件 ) と一致しない 全国の状況 身体的虐待 が 63.4 と最も多く 次いで 心理的虐待 39. 介護 世話の放棄 放任 25.6 経済的虐待 25.5 性的虐待.6 であった (4) 被虐待高齢者の性別 ( 人 ) 性別は 女性 79.8 男性 2.4 と 女性 が全体の 8 割を占めた 男性 女性 合 計 H2 年度 22 2 7 2.4 24. 9.8 86 66 69 79.6 75.9 8.2 8 87 86... 構成割合は被虐待高齢者人数 ( 8 人 ) に対するもの 件の事例に対し 被虐待高齢者が複数の場合があるため 内訳は虐待認定件数と一致しない 男性 女性 9.8 24. 2.4 8.2 75.9 79.6 H2 年度. 5.. 全国の状況 女性 が 76.5 男性 が 23.4 と 女性 が全体の 7 割強であった - 5 -

(5) 被虐待高齢者の年齢階層 ( 人 ) 被虐待高齢者の年齢階層は 8~84 歳 が3.5 と最も多く 次いで 75~79 歳 26.9 7~74 歳 3. の順であった H2 年度 8 7 6 65~69 歳 8. 65~69 歳 7.4 7.4 8. 7. H2 年度 24.4 4 2 7~74 歳 2.6 3. 7~74 歳 3. 2.6 24.4 6.3 29 2 4 75~79 歳 24. 75~79 歳 26.9 26.9 24. 6.3 8.6 34 6 6 8~84 歳 8.4 8~84 歳 3.5 3.5 8.4 8.6 23.3 24 2 27.6 85~89 歳 85~89 歳.2.2 27.6 23.3.5 8 7 9 9 歳以上 9 歳以上 8. 7.4 7.4 8..5. 4. 不明不明 3.7 3.7.. 8 87 86.. 2. 3. 4.... 構成割合は被虐待高齢者人数 ( 8 人 ) に対するもの 件の事例に対し 被虐待高齢者が複数の場合があるため 内訳は虐待認定件数と一致しない 全国の状況 8~84 歳 が 23.2 で最多 次いで 75~79 歳 2.9 85~89 歳 9. であった 7. (6) 被虐待高齢者の要介護認定者数 ( 人 ) 被虐待高齢者 8 人のうち 介護保険の利用申請を行い 認定済み の者が 68.5 未申請 は 2.4 であり 約 7 割が要介護認定者であった H2 年度 未申請 22 2 8 2.4 23. 2.9 申請中 2 2 2.9 2.3 2.3 認定済み 74 59 6 68.5 67.8 69.8 認定非該当 7 6 6 ( 自立 ) 6.5 6.9 7. 不明 3 2.8.. 合 計 8 87 86... 2.9 未申請 23. H2 年度 2.3 2.4 申請中 2.3.9 69.8 認定済み 67.8 68.5 認定非該 7. 6.9 当 6.5 不明.. 2.8. 2. 4. 6. 8. 構成割合は 被虐待高齢者人数 (では 8 人 ) に対するもの 件の事例に対し 被虐待高齢者が複数の場合があるため 内訳は虐待認定件数と一致しない 全国の状況 認定済み が 68.3 未申請 と 25.4 であり 約 7 割が要介護認定者であった - 6 -

(7) 要介護認定者の要介護状態区分 要介護認定者 74 人における要介護状態区分は 要介護 2 が 24.3 と最も多く 次いで 要支援 6.2 と 要介護 同 6.2 の順であった H2 年度 2 8 4 要支援 5. 6.2 3.6 6.7 要支援 5.3 7 9 9 2 要支援 2 9.5 9.5 5.3 5. 要介護 2 要介護 6.2 6.2 6.9 8.3 要介護 8 8 2 要介護 2 24.3 3.5 8.3 要介護 4 7 5.9 要介護 3 3 8.9.9 25. 8.3 要介護 8 3 5 5. 要介護 4 4.8.8 5. 8.3 3 4 5 要介護 8.3 要介護 5 5 6.8 4. 6.8 8.3 4.. 不明..... 74 59 6... 構成割合は 被虐待高齢者のうち認定済み人数 ( 74 人 ) に対するもの 全国の状況 要介護 2 が 2.6 で最多 次いで 要介護 2. 要介護 3 9.4 の順であった (8) 要介護認定者の認知症日常生活自立度 ( 人 ) 要介護認定者 74 人における認知症日常生活自立度は 自立度 Ⅱ 以上 が 59.5 であり 被虐待高齢者全体 ( 人 ) の 44 を占めた 要支援 6.7 3.6 6.2 8.3 6.9 8.3 8.9 24.3 25. H2 年度 3.5 不明.. 2. 3. 4. H2 年度 自立または認知症 2 2 9 なし 27. 2.3 5. 自立度 Ⅰ 6 3,5 8.6. 自立度 Ⅱ 4 2 4 8.9 2.3 23.3 自立度 Ⅲ 6 3 2.6 8.6 2.7 自立度 Ⅳ 9 5 3 2.2 8.5 5. 自立度 M 2.4 3.4. 認知症はあるが 4 5 5 自立度不明 5.4 8.5 25. 自立度 Ⅱ 以上 44 35 45 ( 再掲 ) 59.5 59.3 75. 認知症の有無が 不明..7. 74 59 6... 自立または 認知症なし 自立度 Ⅰ 自立度 Ⅱ 自立度 Ⅲ 自立度 Ⅳ. 自立度 M 3.4.4 認知症はあるが 自立度不明 自立度 Ⅱ 以上 5. 2.3 23.3 2.3 構成割合は 被虐待高齢者のうち認定済み人数 ( 74 人 ) に対するもの 認知症はあるが自立度不明 には 一部 自立度 Ⅰ が含まれている可能性がある 5. 8.5 2.7 8.6 全国の状況 自立度 Ⅱ 以上 は68.9 であり 被虐待高齢者全体の47. を占めた - 7 - ( 再掲 ) 認知症の有無 が不明.. 8.6 3.5 8.5 5.4.7. 2.2 8.9 2.6 27. 25. H2 年度 59.3 59.5 75.. 2. 4. 6. 8.

(9) 虐待者との同居 別居の状況 ( 件 ) 虐待者と同居 が9. と 9 割が虐待者と同居であった 虐待者と同居 虐待者と別居 H2 年度 9 73 74 9. 83.9 89.2 9 3 9 9. 4.9.8... 虐待者と同居 虐待者と別居 不明... 87 83... 構成割合は虐待認定件数 ( 件 ) に対するもの... 全国の状況 虐待者と同居 が 85.5 と 8 割強が虐待者と同居であった.8 9. 4.9 H2 年度 83.9 89.2 9.. 不明... 2. 4. 6. 8.. () 世帯構成 ( 件 ) 未婚の子と同一世帯 が32. 既婚の子と同一世帯 が 3. であり 両者を合わせると63. と 6 割以上が子と同一世帯であった また 次いで 夫婦二人世帯 が2. であった H2 年度 単身世帯 7 6. 8. 7.2 夫婦二人世帯 2 23 2. 26.4 3.3 未婚の子と 32 25 27 同一世帯 32. 28.7 32.5 既婚の子と 3 25 3 同一世帯 3. 28.7 36. 3 6 9 3. 6.9.8 不明... 87 83... 構成割合は虐待認定件数 ( 件 ) に対するもの 単身世帯 夫婦二人世帯 未婚の子と同一世帯 既婚の子と同一世帯 7.2 8.. 全国の状況 未婚の子と同一世帯 が 37.3 と最も多く 次いで 既婚の子と同一世帯 が 26.4 であり 両者を合わせると 63.7 と 6 割強が子と同一世帯であった 6.9.8 3.3 2. 3. 26.4 H2 年度 32.5 28.7 32. 28.7 3. 36.. 不明.... 2. 3. 4. - 8 -

() 虐待者との関係 ( 人 複数回答 ) 被虐待高齢者からみた虐待者の続柄は 息子 が 42.5 と最も多く 次いで 娘 が5.9 夫 が 4.2 であった なお 件の事例に対し虐待者が複数の場合があるため 虐待判断事例件数 件に対し虐待者数は3 人であった H2 年度 夫 6 24 7 4.2 24.5 9.3 妻 4 2 2 3.5 2. 2.3 息子 48 37 42 42.5 37.8 47.7 娘 8 8 5.9.2 9. 息子の配偶者 4 ( 嫁 ) 8.8.2 4.5 娘の配偶者 5 3 3 ( 婿 ) 4.4 3. 3.4 兄弟姉妹 3 4 2.7 4.. 孫 4 3 6 3.5 3. 6.8 4 4 6 3.5 4. 6.8 不明.9.. 3 98 88... 構成割合は虐待者数 ( 3 人 ) に対するもの 9.3 夫 24.5 4.2 2.3 妻 2. 3.5 47.7 息子 37.8 42.5 9. 娘.2 5.9 息子の配偶者 4.5.2 ( 嫁 ) 8.8 娘の配偶者 3.4 3. ( 婿 ) 4.4. 兄弟姉妹 4. 2.7 6.8 H2 年度 孫 3. 3.5 6.8 4. 3.5 不明...9. 2. 4. 6. 全国の状況 息子 が 42.6 と最も多く 次いで 夫 が 6.9 娘 が 5.6 の順であった - 9 -

(2) 虐待への対応策としての分離の有無 ( 件 ) 虐待への対応策としての分離の有無は 被虐待高齢者の保護と虐待者からの分離を行った事例 が32.4 分離していない事例 は 56.2 であった H2 年度 被虐待高齢者の保護と虐待者からの分離を 34 4 24 行った事例 32.4 46. 28.6 被虐待高齢者と虐待者を分離してない事例 59 37 58 56.2 42.5 69. 被虐待者が複数で異なる対応 ( 分離と非分離 ) を行った事例... 現在対応について検討 調整中の事例 4 6 3.8 6.9.2 8 4 7.6 4.6.2 5 87 84... 構成割合は における虐待対応件数 ( 5 件 ) に対するもの 各年度の対応件数は 前年度の虐待判断事例数を含む 被虐待者の保護と虐待者からの分離を行った事例 28.6 32.4 46. 被虐待者と虐待者の分離をしていない事例 42.5 56.2 69. 被虐待者が複数で異なる対応 ( 分離と非分離 ) を行った事例 現在対応について検討 調整中の事例....2 6.9 3.8 H2 年度.2 4.6 7.6. 2. 4. 6. 8. 全国の状況 被虐待高齢者の保護と虐待者からの分離を行った事例 が 32.5 と 3 割を超える事例で分離が行われていた 一方 被虐待高齢者を分離していない事例 は 59.3 であった - -

(3) 分離を行った事例の対応の内訳 ( 件 ) 分離を行った事例 34 件における対応は 契約による介護保険サービスの利用 が4.2 と最も多く 次いで 緊急一時保護 7.6 医療機関への一時入院.8 の順であった なお 医療機関への一時入院 4 件のうち 件の面会制限が行われていた H2 年度 4 6 5 契約による介護保険サービスの利用 4.2 4. 2.8 老人福祉法に基づくやむを得ない事由等に 2 4 7 よる措置 5.9. 29.2 6 4 緊急一時保護 7.6. 4.2 医療機関への一時入院 4 9 6.8 22.5 25. 8 7 5 23.5 7.5 2.8 34 4 24... 構成割合は 分離を行った事例数 ( 34 件 ) に対するもの 契約による介護保険サービスの利用 2.8 4. 4.2 やむを得ない事由等による措置 緊急一時保護 4.2 5.9.. 7.6 29.2 H2 年度 医療機関への一時入院.8 25. 22.5 2.8 7.5 23.5. 2. 4. 6. 全国の状況 契約による介護保険サービスの利用 が 37.7 と最も多く 次いで 医療機関への一時入院 が 2. やむを得ない事由等による措置 が 2.4 の順であった やむを得ない事由等による措置 729 件のうち 34.7 にあたる 253 件において面会制限が行われた 用語解説 契約による介護保険サービスの利用 とは 本人の同意などにより 契約によるサービス利用を行う 老人福祉法に基づくやむを得ない事由等による措置 とは 要介護認定を待つ時間的猶予がない場合などの やむを得ない事由 により 契約による介護保険サービス利用が著しく困難な被虐待者に対して 老人福祉法に基づき 市町村長が職権により特養の入所やショートステイなどの介護サービスを利用させること 緊急一時保護 とは 市町村が特養のベッドなどを確保して 被虐待者を緊急的かつ一時的に保護する - -

(4) 分離していない事例の対応の内訳 ( 件 複数回答 ) 分離していない事例 59 件における対応は 養護者に対する助言 指導 が 62.7 と最も多く 次いで 被虐待高齢者が介護保険サービス以外のサービスを利用 28.8 被虐待者が新たに介護保険サービスを利用 と ケアプランを見直し 3.6 の順であった H2 年度 養護者に対する助言 指導 37 6 2 62.7 43.2 36.2 養護者が介護負担軽減のための事業に参加 2.7. 3.4 被虐待者が新たに介護保険サービスを利用 8 4 3.6 29.7 24. 既に介護保険サービスを受けているが ケア 8 5 4 プランを見直し 3.6 3.5 24. 被虐待者が介護保険サービス以外のサービス 7 2 3 を利用 28.8 5.4 5.2 4 5 6.8 2.7 8.6 7 見守り.9 27. 9. 82 45 7 - - - 構成割合は 分離していない事例 ( 59 件 ) に対する件数 件の事例に対し 該当項目が複数の場合があるため 内訳は分離していない事例数と一致しない 見守り については 他の対応と重複がない事例のみ計上している 養護者に対する助言 指導 養護者が介護負担軽減のための事業に参加 被虐待者が新たに介護保険サービスを利用 既に介護保険サービスを受けているが ケアプランを見直し 被虐待者が介護保険サービス以外のサービスを利用 見守り 3.4..7 3.6 3.5 3.6 5.2 5.4 8.6 2.7 6.8.9 24. 29.7 24. 28.8 9. 27. 36.2 43.2 62.7 H2 年度. 2. 4. 6. 8. 全国の状況 養護者に対する助言 指導 が 49.8 と最も多く 次いで 既に介護保険サービスを受けているが ケアプランを見直し が 28.8 見守り が 2.7 であった - 2 -

(5) 権利擁護に関する対応 権利擁護に関する対応として 成年後見制度については 利用開始済 が 2 件 利用手続き中 が 2 件であり これらを合わせた 4 件のうち 市町村長申立の事例 は 件であった 一方 日常生活自立支援事業の利用 は 4 件であった H2 年度 成年後見制度利用開始済 2 5 4 成年後見制度利用手続き中 2 3 成年後見制度利用のうち 市町村長申立の事例 2 4 日常生活自立支援事業の利用 4 2 成年後見制度利用開始済 成年後見制度利用手続き中 成年後見制度利用のうち 市町村長申立の事例 2 2 2 3 4 4 5 H2 年度 日常生活自立支援事業の利用 2 4 2 3 4 5 全国の状況 利用開始済み が 3 件 利用手続き中 が 233 件であり これらを合わせた 543 件のうち 市町村長申立の事例は 223 件 (4.) であった 一方 日常生活自立支援事業の利用 は 39 件であった 用語解説 成年後見制度 とは 判断能力の不十分な成年者を保護するための制度 高齢者虐待防止法では 適切に市町村長申立 を行うことが規定されている ( 第 9 条 ) 日常生活自立支援事業 とは 認知症高齢者などの判断能力が不十分な者を対象に 利用者との契約により 預金の払い戻し 預け入れの手続き等 日常生活費の管理などを援助する - 3 -

(6) 虐待等による死亡例 介護している親族による 介護をめぐって発生した事例で 被介護者が65 歳以上 かつ虐待等により死亡に至った例 について 養護者の 件報告があった < 事件形態 > 養護者のネグレクトによる被養護者の致死 < 被害者 > 女性 (8 ~ 84 歳 ) < 養護者 > 息子 (5 ~ 59 歳 ) 全国の状況 で 2 件 2 人 養護者による被養護者の殺人 が 件 人 養護者の介護等放棄 ( ネグレクト ) による被養護者の致死 が 6 件 6 人 心中 が 4 件 4 人 養護者の虐待 ( 介護等放棄を除く ) による被養護者の致死 が 件 人 被害者の性別は 男性 8 人 (38.) 女性 3 人 (6.9) であった 年齢は 75~79 歳 6 人 (28.6) 8~84 歳 5 人 (23.8) 7~74 歳 4 人 (9.) 85~89 歳 4 人 (9.) 65~69 歳 と 9 歳以上 人 (4.8) の順であった 加害者の性別は 男性 6 人 (76.2) 女性 5 人 (23.8) 続柄は 息子 9 人 (42.9) 夫 7 人 (33.3) 妻 3 人 (4.3) 娘 と 人 (4.8) であった - 4 -

3. 市町村における高齢者虐待防止対応のための体制整備について 市町村における高齢者虐待防止のための体制整備について 平成 22 年度末現在の状況を調査した結果は 次のとおり 実施済み市町村数 実施割合 対応窓口部局の設置 39. 地域包括支援センター等の関係者への研修 2 5.3 講演会や広報紙等による住民への啓発活動 7 43.6 居宅介護サービス事業者に法について周知 9 48.7 介護保険施設に法について周知 4 35.9 独自の対応のマニュアル 業務指針等の作成 4 35.9 早期発見 見守りネットワーク の構築への 取組の構築への取組への取組 保健医療福祉サービス介入支援ネットワーク 関係専門機関介入支援ネットワーク の構築 7 43.6 25.6 2 3.8 成年後見制度の市町村長申立への体制強化 2 5.3 法に定める警察署長に対する援助要請等に関する警察署担当者との協議老人福祉法による措置に必要な居室確保のための関係機関との調整虐待を行った養護者に対する相談 指導または助言居宅において日常生活を営むのに支障がありながら 必要な福祉サービス及び保健医療サービスを利用していない高齢者の権利利益の養護を図るための早期発見の取組や相談等 7 43.6 2 5.3 8 46.2 9 48.7-5 -

4. 高齢者虐待防止に向けた取組について () 市町村における相談窓口体制等の整備 高齢者虐待に関する相談窓口の設置 すべての市町村 地域包括支援センターにおいて 平日 休日別に日中 夜間の連絡先を整理し 県ホームページにおいても掲載 2 警察との連携 市町村 地域包括支援センター等の相談窓口の一覧を警察本部に提供 3 市町村における高齢者虐待防止ネットワークの設置 高齢者虐待の防止や早期発見 虐待を受けた高齢者や養護者に対する適切な支援を行うため 関係機関や民間団体との連携協力体制を整備するため 市町村において連絡 連携体制を構築 (2) 市町村や介護サービス従事者等を対象とした研修の実施 市町村新任職員等研修会 今年度新たに担当となった職員等を対象に 権利擁護に関する基礎的な知識等に関する研修を実施 2 高齢者虐待防止研修会 ( 養介護施設従事者等職員研修 ) 市町村 地域包括支援センター 介護サービス事業所の職員 従事者等を対象に 専門的な人材の確保及び資質の向上を図るため 高齢者虐待発見時の対応等について研修を実施 (3) 介護サービス事業所に対する指導等 不適正なケアの是正 身体拘束 高齢者虐待の防止に向け 介護サービス事業所に対し 必要な指導等を実施 - 6 -