事例 1 一元化後に はじめて両方の受給権が発生した場合 < 市役所で短時間勤務再任用 61 歳男性 /1 号厚年被保険者 > 昭和 29 年 11 月 30 日生まれ 民間企業勤務を経て市役所に入庁 平成 26 年 11 月 29 日に 60 歳となり 平成 27 年 3 月 31 日に市役所を定年退職 平成 27 年 4 月 1 日より 市役所で 短時間勤務で再任用 厚生年金保険の被保険者となる 平成 27 年 11 月 29 日に 61 歳となり はじめて年金の受給権が発生し 平成 27 年 12 月分より 厚生年金 (3 号厚年期間 : 共済年金 ) と厚生年金 (1 号厚年期間 ) を受給しはじめる 年金受給データ 厚生年金 (3 号厚年期間 : 共済年金 ): 基本月額 10 万円 旧職域年金相当部分 *: 月額 2 万円 厚生年金 (1 号厚年期間 ) : 基本月額 2 万円 総報酬月額相当額が 22 万円の場合 旧職域年金相当部分 * 一元化後に受給権の発生した職域年金相当部分は 旧職域年金相当部分 と呼称する
1 合算した基本月額 10 万円 { 厚生年金 (3 号厚年期間 : 共済年金 ) }+2 万円 ( 厚生年金 )=12 万円 2 本来の支給停止額を計算 ( 原則 ) 総報酬月額相当額合算した基本月額 支給停止額 ( 月額 )=(22 万円 +12 万円 -28 万円 ) 1/2=3 万円 2* 激変緩和措置一元化の日をまたいで 受給していないので 原則通りが適用 激変緩和措置は適用されません 3 支給停止額を按分厚生年金 (3 号厚年期間 : 共済年金 ) の支給停止額 =3 万円 10/12=2 万 5,000 円厚生年金 (1 号厚年期間 ) の支給停止額 =3 万円 2/12 = 5,000 円 [ 支給停止額の計算は 法律上は年額単位 ここでは便宜的に月単位で行っています 以下同じ ] 全国市町村職員共済組合連合会から支給される年金 (3 号厚年期間 ) 月額 10 万円 -2 万 5,000 円 +2 万円 =9 万 5,000 円 ( 見込み 詳細は政令 ) 旧職域年金相当部分を入れると この金額が支給されます ( 見込み ) 日本年金機構から支給される年金 (1 号厚年期間 ) 月額 2 万円 -5,000 円 =1 万 5,000 円
事例 2 一元化前に 両方の受給権が発生している場合 < 市役所で短時間勤務再任用 61 歳男性 /1 号厚年被保険者 > 昭和 29 年 5 月 30 日生まれ 民間企業勤務を経て市役所に入庁 平成 26 年 5 月 29 日に 60 歳となり 平成 27 年 3 月 31 日に市役所を定年退職 平成 27 年 4 月 1 日より 市役所で 短時間勤務で再任用 厚生年金保険の被保険者となる 平成 27 年 5 月 29 日に 61 歳となり はじめて年金の受給権が発生し 平成 27 年 12 月分より 共済年金と厚生年金を受給しはじめる 年金受給データ 共済年金 : 基本月額 10 万円 職域年金相当部分 : 月額 2 万円 厚生年金 : 基本月額 2 万円 総報酬月額相当額が 22 万円の場合
1 合算した基本月額 10 万円 ( 共済年金 )+2 万円 ( 厚生年金 )=12 万円 2 本来の支給停止額を計算 ( 原則 ) 総報酬月額相当額合算した基本月額 支給停止額 ( 月額 )=(22 万円 +12 万円 -28 万円 ) 1/2=3 万円 2* 激変緩和措置一元化前に受給権が発生し 一元化の日をまたいで在職しているので 激変緩和措置を適用 ( ア ) 上限 1 割 (22 万円 +12 万円 ) 1/10 =34 万円 1/10=3 万 4 千円 ( イ ) 35 万円保障 (22 万円 +12 万円 ) =34 万円 <35 万円支給停止なし ( ウ ) 原則 (22 万円 +12 万円 -28 万円 ) 1/2=3 万円 ( ア )( イ )( ウ ) を比較し 一番少ない ( イ ) が適用されるので 支給停止はかかりません 全国市町村職員共済組合連合会から支給される年金月額 10 万円 +2 万円 =12 万円 ( 見込み 詳細は政令 ) 日本年金機構から支給される年金 月額 2 万円
法律から根拠条文をしっかり学びたい人におすすめ!
事例 3 中小企業の経営者 共済年金に加入歴なし 一元化関係ない!? 昭和 12 年 2 月 23 日生まれ 現在 78 歳 役員報酬月額 100 万円 老齢厚生年金 ( 基本月額 ) 月額 16 万円 支給停止はどうなるか? 原則 (62 万円 +16 万円 -47 万円 ) 1/2=15 万 5 千円 激変緩和措置 (62 万円 +16 万円 ) 1/10=7 万 8 千円
一元化で遺族年金のココが変わる! - 短期要件 長期要件 -
一元化前の遺族年金 - 短期要件 - 事例 A さん ( 夫 :35 歳 ) は一元化前の平成 27 年 7 月に病気で死亡しました 妻は 33 歳で 子どもはいません 地方公務員 民間企業 共済組合 8 年 厚生年金 4 年 平均給与月額 30 万円 平均標準報酬額 45 万円 遺族厚生年金の算定式 平成 27 年 7 月死亡 450,000 円 5.481/1,000 300 3/4 554,951.2 555,000 円 ( 一元化前なので 100 円単位 ) 子どもがいないので 遺族基礎年金の受給権は発生しません 妻が 33 歳なので 中高齢寡婦加算も加算されません
一元化後の遺族年金 - 短期要件 - 事例 B さん ( 夫 :35 歳 ) は一元化後の平成 27 年 11 月に病気で死亡しました 妻は 33 歳で 子どもはいません 地方公務員 共済組合 (3 号厚年期間 ) 8 年 平均給与月額 30 万円 民間企業 厚生年金 (1 号厚年期間 ) 4 年 平均標準報酬額 45 万円 遺族厚生年金の算定式 平成 27 年 11 月死亡 (300,000 円 5.481/1,000 96+450,000 円 5.481/1,000 48) 300/(96+48) 3/4 431,628.7 431,629 円 ( 一元化後なので 1 円単位 ) 子どもがいないので 遺族基礎年金の受給権は発生しません 妻が 33 歳なので 中高齢寡婦加算も加算されません テキストの 68 69 頁参照
一元化前の遺族年金 - 長期要件 - 事例 C さん ( 夫 :60 歳 ) は一元化前の平成 27 年 7 月に病気で死亡しました 妻は 55 歳 ( 年収 500 万円程度 ) で 子どもはいません 地方公務員 民間企業 民間企業 共済組合 (3 号厚年期間 ) 2 年 厚生年金 (1 号厚年期間 ) 15 年 厚生年金 (1 号厚年期間 ) 10 年 国民年金 (1 号 ) 1 年 平均給料月額 25 万円 平均標準報酬月額 35 万円 平均標準報酬額 45 万円 平成 15 年 4 月 平成 27 年 7 月死亡 日本年金機構 遺族厚生年金の算定式 (350,000 円 7.125/1,000 180+450,000 円 5.481/1,000 120) 3/4 558,636.7 558,600 円 ( 一元化前なので 100 円単位 ) 中高齢寡婦加算 585,100 円
一元化前の遺族年金 - 長期要件 - 事例 D さん ( 夫 :60 歳 ) は一元化前の平成 27 年 7 月に病気で死亡しました 妻は 55 歳 ( 年収 500 万円程度 ) で 子どもはいません 地方公務員 民間企業 民間企業 共済組合 (3 号厚年期間 ) 2 年 厚生年金 (1 号厚年期間 ) 15 年 厚生年金 (1 号厚年期間 ) 10 年 国民年金 (1 号 ) 1 年 平均給料月額 25 万円 平均標準報酬月額 35 万円 平均標準報酬額 45 万円 遺族共済年金の算定式 平成 15 年 4 月 平成 27 年 7 月死亡 地方公務員共済組合 厚生年金相当部分の算定式 (a) (250,000 円 7.125/1,000 24) 3/4= 32,062.50 = 32,062 円 50 銭 ( 一元化前 ) 職域年金相当部分の算定式 (b) (250,000 円 0.713/1,000 24) 3/4= 3,208.50= 3,208 円 50 銭 ( 一元化前 ) (a)+(b)= 35,271 円 00 銭 35,300 円 ( 遺族共済年金 ) の年金額 ( 一元化前なので 100 円単位 )
一元化後の遺族年金 - 長期要件 - 事例 D さん ( 夫 :60 歳 ) は一元化後の平成 27 年 12 月に病気で死亡しました 妻は 55 歳 ( 年収 500 万円程度 ) で 子どもはいません 地方公務員 民間企業 民間企業 共済組合 (3 号厚年期間 ) 2 年 厚生年金 (1 号厚年期間 ) 15 年 厚生年金 (1 号厚年期間 ) 10 年 国民年金 (1 号 ) 1 年 平均給料月額 25 万円 平均標準報酬月額 35 万円 平均標準報酬額 45 万円 平成 15 年 4 月 平成 27 年 12 月死亡 日本年金機構 遺族厚生年金 ( 厚年 1 号期間 ) の算定式 (350,000 円 7.125/1,000 180+450,000 円 5.481/1,000 120) 3/4 558,636.7 558,637 円 ( 一元化後なので 1 円単位 ) 中高齢寡婦加算 585,100 円
一元化後の遺族年金 - 長期要件 - 事例 D さん ( 夫 :60 歳 ) は一元化後の平成 27 年 12 月に病気で死亡しました 妻は 55 歳 ( 年収 500 万円程度 ) で 子どもはいません 地方公務員 民間企業 民間企業 共済組合 (3 号厚年期間 ) 2 年 厚生年金 (1 号厚年期間 ) 15 年 厚生年金 (1 号厚年期間 ) 10 年 国民年金 (1 号 ) 1 年 平均給料月額 25 万円 平均標準報酬月額 35 万円 平均標準報酬額 45 万円 平成 15 年 4 月 平成 27 年 12 月死亡 地方公務員共済組合 遺族厚生年金 ( 3 号厚年期間 ) の算定式 (250,000 円 7.125/1,000 24) 3/4 32,062.5 32,063 円 ( 一元化後なので 1 円単位 ) 経過的職域加算額 ( 遺族共済年金 ) の算定式 (250,000 円 0.713/1,000 24) 3/4 3,208.5 3,209 円 ( 一元化後なので 1 円単位 )
一元化で障がい年金のココが変わる!
一元化後の障がい年金 (1) 事例 E さん (35 歳 独身 ) は一元化後の平成 27 年 12 月に 障がい等級 2 級に認定されました 地方公務員 共済組合 (3 号厚年期間 ) 8 年 平均給与月額 30 万円 民間企業 厚生年金 (1 号厚年期間 ) 4 年 平均標準報酬額 45 万円 障がい厚生年金の算定式 平成 26 年 6 月初診日 平成 27 年 12 月認定日 (300,000 円 5.481/1,000 96+450,000 円 5.481/1,000 48) 300/(96+48) =575,505 円 ( 一元化後なので 1 円単位 ) 障がい基礎年金 (2 級 ):780,100 円 日本年金機構より支給 ( なお 障がい厚生年金については 初診日に加入していた実施機関において 他の実施機関に加入していた期間の分も含めて 障がい厚生年金の金額を決定し 支給する )
一元化後の障がい年金 (2) ポイント 認定日が 一元化前か一元化後か 初診日が 一元化前か一元化後か 地方公務員 地方公務員 共済組合 (3 号厚年期間 ) 共済組合 (3 号厚年期間 ) 平成 26 年 6 月初診日 平成 27 年 10 月 1 日一元化 平成 27 年 12 月認定日 初診日 認定日 年金の名称 職域年金相当部分 一元化前 一元化前 障がい共済年金 支給される ( 障がい共済年金 ) 一元化前 一元化後 障がい厚生年金 経過的職域加算額として支給 ( 障がい共済年金 ) 一元化後 一元化後 障がい厚生年金 支給されない
職域年金相当部分 と 年金払い退職給付 は ココが違う!
職域年金相当部分 と 年金払い退職給付 < 昭和 33 年 3 月 3 日生まれの地方公務員の 3 階部分の年金給付イメージ > 退職年金 旧職域年金相当部分 組合員期間 組合員期間 (3 号厚年期間 ) 63 歳 平成 33 年 3 月 2 日 [ 支給開始年齢 ] 65 歳 平成 35 年 3 月 2 日 [ 支給開始年齢 ] 57 歳 平成 27 年 10 月 1 日 [ 一元化の日 ] 60 歳平成 30 年 3 月 31 日 [ 定年退職の日 ] テキストの 57 頁参照
年金払い退職給付の概要 (1) 年金払い退職給付は 法律上 退職等年金給付という 一元化後の国家公務員共済組合法第 74 条 一元化後の地方公務員等共済組合法第 76 条 一元化後の私立学校教職員共済法第 20 条第 2 項 共済組合の組合員期間中は加入 ( 厚生年金保険のように 70 歳で資格喪失はしない 年齢制限なし ) ただし 私学事業団の加入者は 70 歳で資格を喪失する 退職等年金給付の種類 1 退職年金 2 公務障がい年金 3 公務遺族年金 退職年金の給付要件 11 年以上の組合員期間 2 退職していること 365 歳以上であること
こんな場合はどうなる? 1 平成 27 年 10 月から平成 28 年 3 月までの組合員期間しかない 228 万円とか 47 万円の支給停止ラインはないのか 360 歳から繰り上げ受給できるのか テキストの 58 頁参照
有期退職年金1-21-2年金払い退職給付の概要 (2) 退職年金の受給方法 1 終身退職年金 2 有期退職年金 (240 月 または 120 月 一時金 ) 終身退職年金 一時金の受給 : 有期退職年金の給付事由が生じたのち 6 月以内に 請求 繰り上げ請求をする場合は 有期退職年金と終身退職年金を同時に行う ½ : 組合員期間が 10 年未満であるときは 1/4 在職中 ( 組合員期間中 ): 有期退職年金は不支給 終身退職年金は支給停止 退職年金の受給権を有する者が死亡した場合 有期退職年金の残余部分 ( 未支給分 ) が遺族に一時金として支給 しかし いわゆる公務外で死亡した場合の遺族年金というものはない 有期退職年金と終身退職年金は 離婚分割 ( 合意分割 3 号分割 ) の対象とされない
給付基礎算定額年金払い退職給付の給付設計 テキストの 59 頁参照 組合員期間中の積立 退職後の年金受給時 利子 ( 基準利率で付与 ) ½ ½ 有期退職年金 終身退職年金 1 年目 2 年目 ~ 20 年目 毎月の付与額 ( 毎月の標準報酬月額と標準期末手当等の額に一定の付与率を乗じて得た額基準利率で付与 ) 積立終了 ( 退職時 ) 受給権発生時 [ 総務省地方財政審議会第 21 回地方公務員共済組合分科会 ]( 平成 25 年 5 月 30 日開催 ) に提出された 資料 3 10 ページの 年金払い退職給付 の給付設計 財政運営 に掲載されている図および各共済組合の HP を参照し 筆者が一部加工して作成 死亡 有期退職年金 = 給付算定基礎額 ½ ( 支給残月数に応じた ) 有期年金現価率 ( 毎年改定 ) 終身退職年金 = 給付算定基礎額 ½ ( 受給権者の年齢に応じた ) 終身年金現価率 ( 毎年改定 )
年金払い退職給付の概要 (3) 一元化後に初診日のある公務傷病 1 級から 3 級の障がい等級に該当 終身年金 ただし 組合員期間中は 在職支給停止 通勤災害はなし 公務障がい年金 公務傷病による死亡 公務外で死亡した遺族年金はなし 通勤災害はなし 公務遺族年金
一元化で遺族共済年金の 職域加算額はどうなる! 夫の退職共済年金 ( 厚生年金相当部分 :120 万円 職域年金相当部分 :24 万円 ) 夫が平成 37 年 9 月 30 日までに死亡した場合 妻の遺族厚生年金 ( 厚生年金相当部分 ) 120 万円 3/4=90 万円 妻の遺族共済年金 ( 経過的職域加算額 ) 24 万円 3/4=18 万円 夫が平成 37 年 10 月 1 日に死亡した場合 妻の遺族厚生年金 ( 厚生年金相当部分 ) 120 万円 3/4=90 万円 妻の遺族共済年金 ( 経過的職域加算額 ) 24 万円 3/4 29/30=17 万 4 千円 夫が平成 46 年 10 月 1 日以後に死亡した場合 妻の遺族厚生年金 ( 厚生年金相当部分 ) 120 万円 3/4=90 万円 妻の遺族共済年金 ( 経過的職域加算額 ) 24 万円 3/4 20/30=12 万円 テキストの 20 頁参照
改正前地共済法による職域加算額の経過措置 平成 24 年法律第 97 号による改正後の改正法附則第 60 条
こんな相談にはどのように対応すれば? 1 10 月以降の共済年金と厚生年金の年金請求に 加入期間確認通知書は不要ですか 10 月前に受給権が発生した方が 10 月以降に手続きをする場合 年金加入期間確認通知書は不要ですか 2 約 70 万円くらいの障がい共済年金があります 障がい等級 3 級ですが 市役所に勤めているため 全額支給停止になっています 一元化後は 全額支給になりますか? 3 一元化後の共済年金と厚生年金の口座はそれぞれ指定できますか 4 共済年金を受給中です 過去に 6 ヶ月間だけ厚生年金に加入していたことがあります この 6 ヶ月はいつから受給できますか 5 10 月 1 日前に受給権が発生している年金は 一元化後に手続をする場合 厚生年金にせよ共済年金にせよ 年金請求書はどこに提出してもいいのですか 6 昭和 30 年 11 月生まれの男性 厚生年金に現在 加入中 以前消防署に勤務 請求年齢に到達したとき 年金請求書の提出先はどこか
7 一元化後 厚生年金と共済年金の期間がある女性の請求はどうなるのか 昭和 30 年 11 月 2 日に生まれた女性は 60 歳時に厚生年金 62 歳時に共済年金を請求するのか それとも 62 歳のときは 60 歳時に すでに 1 回請求しているので もう請求の手続をしなくてもよいのか? 8 一元化後の共済年金の旧 3 階部分 職域部分の年金請求は その共済組合に請求するのか? 9 一元化後の共済年金の新 3 階部分 退職何とかという部分の年金請求は ワンストップサービスの対象ですか? 10 複数の年金請求書が送付される方 されない方 日程等はどうなっているのか 11 一元化後 厚生年金と共済年金の年金コードはどうなりますか?
ワンストップサービスの対象となる 主な届書 ( 予定 ) 老齢厚生年金 遺族厚生年金 氏名 住所 受取金融機関の変更届 死亡届 未支給年金請求書 離婚分割に関する届書など
ワンストップサービスの対象とならない 主な届書 ( 予定 ) 障がい厚生年金 特定消防職員 特定警察職員の特別支給の老齢厚生年金 公的年金等の受給者の扶養親族等申告書 ( 年次ハガキ ) など
5 つの重要ポイント 1 一元化前の厚生年金と共済年金のそれぞれの制度内容をしっかりと理解しておくこと 2 一元化後はどちらの年金制度にそろえるのか あるいは従前のままなのか 一元化に伴う経過措置はどうなっているのか 3 受給資格を判定する上で 厚生年金と共済年金の加入期間を合算するのか 合算しないのか 4 在職年金の支給停止の算定では 激変緩和措置が適用されるのかどうか 5 難解でも ときには関係する条文に目を通してみる
ご清聴ありがとうございました