問題 4 次の記述の中で誤っているものを選びなさい 1 食品製造業 薬品製造業 金融業 医療関連 百貨店などでは 建築物による吹付け 石綿で中皮腫になり労災として業務上認定された事案が知られている 2 吹付け石綿のある建築物で中皮腫や肺がんを発症した方が 毎年労災保険で業務上の 疾病と認定されている

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石綿飛散防止小委員会 石綿含有建材成形板等について 平成 30 年 11 月 21 日一般社団法人 JATI 協会技術参与浅見琢也 一般社団法人 JATI 協会 1

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表2

本試験は 本来は実際の建築物を使用して調査票の作成を行う試験であるが 実際の建築物を確保できない場合のみ 仮想の建築物と写真を使用して行っている 実際の建築物を使用するため 本来は 資料公開できない試験であるが 仮想の建築物と写真を使用する場合には 状況設定及び写真等の一部資料のみを公開する - 1

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レベル 1 2 石綿届出対象 記入例 レ労働安全衛生法第 88 条第 3 項 労働安全衛生規則第 90 条第 5 号の2 の規定による計画の届出 石綿障害予防規則第 5 条第 1 項の規定による作業の届出 レ大気汚染防止法第 18 条の15 第 1 項の規定による作業実施の届出を行っております 石綿

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届出義務者の変更 何が変更になるの? 特定粉じん排出等作業 (*) の実施の届出義務者が 工事の施工者から工事の発注者又は自主施工者に変更になります * 吹付け石綿等が使用されている建築物等の解体 改造 補修作業注 ) 労働安全衛生法及び石綿障害予防規則に基づく届出義務者は変更になりません 解体等工

第2章 事務処理に関する審査指針

建築物石綿含有建材調査者育成講習会 現状

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2013年12月25日

設計壁リフォーム標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディングモエンサイディングセンターサイディング屋根リフォームセンタールーフアルマ8-1 適用条件 8 屋根リフォームの設計 1) 適合対象建築物昭和 56 年の建築基準法新耐震基準に適合する木造建築物 昭和 56 年 5

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資料 1-6 認知症高齢者グループホーム等に係る消防法令等の概要 1 消防法令の概要 主な消防用設備等の設置基準消防用設備等の種別消火器屋内消火栓設備スプリンクラー設備自動火災報知設備消防機関へ通報する設備誘導灯 設置基準規模 構造にかかわらずすべて延べ面積 700 m2以上延べ面積 275 m2以

設計162 外壁リフォーム事前調査の方法標準施工法外壁リフォームモエンサイディング重ね張り工法モエンサイディング張り替え工法モエンサイディング張り替え工法 外張り断熱センターサイディング重ね張り工法設計屋根リフォームセンタールーフ重ね葺き工法アルマ重ね葺き工法参考資8-1 適用条件 8-2 屋根リフ

目次 ( )

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事務連絡 平成 27 年 3 月 31 日 各都道府県消防防災主管課 東京消防庁 各指定都市消防本部 御中 消防庁予防課 認知症高齢者グループホーム等の火災対策の充実のための介護保険部 局 消防部局及び建築部局による情報共有 連携体制の構築に関するガイドラインに係る執務資料の送付 認知症高齢者グルー

アスベスト ( 石綿 ) 点検マニュアル 1 アスベストとは 2 2 アスベストの危険性は 2 3 アスベストが原因で起こる病気とは 2 4 アスベストが使用禁止になった時期は 3 5 アスベストは どんなところで使われているか 3 6 建物のどこを調べればよいか 4 7 勤務先や自宅にアスベストが

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1 大阪府の石綿対策の制度 1-1 建築物等の解体等工事に係る法 条例の主な規制内容 建築物の解体等工事 吹付け石綿 断熱材 保温材 被覆材 成形板 ( 石綿使用面積 1,000m 2 以上 ) 成形板 ( 石綿使用面積 1,000m 2 未満 ) 石綿無 着手前 着手中 事前調査条例条例条例条例

別表 1 建築物の構造 建築物の状況 周辺状況 建築物に係る解体工事 木造 鉄骨鉄筋コンクリート造 鉄筋コンクリート造 鉄骨造 コンクリートブロック造 築年数年 棟数棟 周辺にある施設 住宅 商業施設 学校 病院 作業場所 作業場所 十分 不十分 搬出経路 障害物 有 無 前面道路の幅員 約 m 建

第1号様式(第9条第1項関係)

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資料 1 SAMPLE

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スライド 1

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改修の記録 資産除去債務の計上のための石綿使用有無の調査結果などの過去に実施した石綿に係る調査の結果が適切に提供される必要がある なお 特定建築材料における石綿の含有の考え方については 平成 18 年 9 月 5 日付け環水大大発第 号において 建築材料の製造若しくは現場施工にお


名前 第 1 日目 建築基準法 2 用途規制 1. 建築物の敷地が工業地域と工業専用地域にわたる場合において 当該敷地の過半が工業地域内であると きは 共同住宅を建築することができる 2. 第一種低層住居専用地域内においては 高等学校を建築することができるが 高等専門学校を建築する ことはできない

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【確定版】石綿含有仕上塗


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第二面 1. 建築物の位置 延べ面積 構造 設備及び用途並びに敷地面積に関する事項 建築物に関する事項 1. 地名地番 2. 敷地面積 m2 3. 建築面積 m2 4. 延べ面積 m2 5. 建築物の階数 地上 階 地下 階 6. 建築物の用途 一戸建ての住宅 共同住宅等 非住宅建築物 複合建築物

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< 被害認定フロー ( 地震による被害木造 プレハブ > 第 次調査 ( 外観による判定 一見して住家全部が倒壊 一見して住家の一部の階が全部倒壊 地盤の液状化等により基礎のいずれかの辺が全部破壊 いずれかに いずれにも ( 傾斜による判定 全壊 外壁又は柱の傾斜が/ 以上 ( % 以上 ( 部位

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JIS A9521 F JIS A9521 F 計資料 JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521 F JIS A 6930 A JIS A9521


5.1.2 気密材の種類と特長気密層は 室内と外気の境界部分に連続して設けなくてはならない 一口に気密層といっても 躯体工法 断熱工法の違いにより 必ずしも部材構成として新たに一層増えるわけではなく 従来のほかの目的を持つ部材 例えば防湿層 断熱材 防風層 あるいは構造躯体自体を気密層として考えるこ

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結露の発生を防止する対策に関する試験ガイドライン

申請者等の概要 ( 第二面 ) 1. 申請者 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 郵便番号 住所 電話番号 2. 代理者 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 建築士事務所名 郵便番号 住所 電話番号 3. 建築主 氏名又は名称のフリガナ 氏名又は名称 郵便番号 住所 電話番号 4. 設計者 資格

隣地境界線126 第 3 章消防用設備等の設置単位 さいたま市消防用設備等に関する審査基準 消防用設備等の設置単位消防用設備等の設置単位は 建築物 ( 屋根及び柱又は壁を有するものをいう 以下同じ ) である防火対象物については 特段の規定 ( 政令第 8 条 第 9 条 第 9 条の

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資料 5-1 防耐火に係る基準 資料の素案 第 1 章総則 ( 設計基準 ) 1.2 用語の定義 主要構造部 : 建築基準法第 2 条第 5 号による 耐火構造 : 建築基準法第 2 条第 7 号による 準耐火構造 : 建築基準法第 2 条第 7 の 2 号による 防火構造 不燃材料 : 建築基準法

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ウ火元責任者は 自主検査の結果 異常が認められたときは 防火管理者及び防火管理責任者 ( 工事責任者 ) に報告し 指示を受けて対処する (2) 放火対策ア建物の外周部及び階段等には 可燃性の工事用資材又は梱包材等は置かないようにする やむを得ず置く場合は整理整頓し防炎シート等で覆い保管する イ工事

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国土技術政策総合研究所研究資料

2.2 分析対象の石綿の定義 平成 18 年 8 11 の厚 労働省通達 ( 基発第 号 ) では 綿とは, 繊維状を呈しているアクチノライト, アモサイト, アンソフィライト, クリソタイル, クロシドライト及びトレモライトをいうこと と定義されており, 分析対象の 綿は, 岩 を

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第4回 東日本大震災アスベスト対策合同会議


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02(別紙1)調査対象施設種別

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( 裏 ) 工事等の概要7東京消防ビル 2 階の東京消防オフィスのテナント入居に伴う使用開始の届出である 添付書類のとおり 8 配置図 備考 1 届出者が法人の場合 氏名欄には その名称及び代表者氏名を記入すること 2 同一敷地内に管理権原が同一である 2 以上の防火対象物がある場合は 主要防火対象

1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのものであること (2) 所有者自らが居住していること (3)

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表 1 不燃認定となる下地材一覧 ( 建設省告示第 1400 号 * 1) より抜粋 ) 下地材 * 2) 除く * 3) 鉄鋼 厚さ (mm):0.5~20.0 質量 (kg/m 2 ):1.4~56.0 合金番号 : 以下の通り 1070, 1060, 1050, 1100, 1200, 201

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1. 住宅性能表示制度 とは良質な住宅のストック並びに消費者の方々の保護を目的とした 住宅の品質確保の促進等に関 する法律 ( 品確法 ) の柱として 次のような内容で平成 12 年 10 月に新築住宅を対象として開始 されました 住宅の品質や性能を客観的に評価して性能の等級を表示し 比較しやすくす

第1章 アスベストに関する基礎知識

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(板橋区) 第31~34号様式

Ⅲ 診断判定モデル住宅事例 建物概要 2 階建て木造住宅延べ床面積 53 m2 1 昭和 56 年 6 月以降 2 地盤は普通か良い 3 鉄筋コンクリート基礎 4 屋根は軽い 5 健全である 6 壁量多い 7 筋かいあり 8 壁のバランスが良い 9 建物形状はほぼ整形 10 金物あり 老朽度 診断結

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1. ヨドコウ外壁防耐火認定商品一覧表 認定内容 耐火構造 構造認定準耐火構造 防火構造 材料認定 商品名 1 時間 30 分 45 分 捨て張り工法 旧認定品の読替え仕様等 ( 内装材等必要 ) 不燃材料 準不燃材料 鉄骨下地 鉄骨下地 鉄骨下地 木造下地 鉄骨下地 鉄骨下地 木造下地 ヨド耐火パ

Transcription:

表紙に凡例を表示済み 調査者 = 建築物石綿含有建材調査者 建築物石綿含有建材調査者講習筆記試験問題と回答 問題 1 次の記述の中で正しいものを選びなさい 1 石綿とは ケイ酸塩鉱物の総称である 2 石綿とは 繊維状鉱物の総称である 3 石綿とは 繊維状ケイ酸塩鉱物の一部の総称であり ケイ酸塩の含有成分の確認と共に 顕微鏡などで繊維状の性状を確認することが必要である 4 石綿とは 繊維性ケイ酸塩鉱物の一部の総称である 石綿には クロシドライト ( 青石綿 ) アモサイト ( 茶石綿 ) クリソタイル ( 白石綿 ) ゼオライト アクチノライト トレモライトの6 種類がある ( 回答 1)3 問題 2 石綿障害予防規則でいう通称 レベル 2 含有建材に 該当しない建材を選びなさい 1 石綿含有保温材 2 煙突用石綿断熱材 3ガラス繊維保温材 4 屋根用折板石綿断熱材 ( 回答 2)3 問題 3 次の記述の中で調査者の行動として正しいものを選びなさい 1 石綿含有建材がない建築物で 他の現場のサンプルを用いて 石綿含有 有 と報告した 2 吹付け石綿が劣化している建築物で 室内の気中石綿濃度測定を要します とコメントしなかった 3 建築物の吹き抜けの天井部が通常使用時高かったので 建築物石綿含有建材調査報告書に ピロティ天井部吹付け石綿 ( 疑い ) 今回高所のため試料採取できず 改築 解体時は検査必要 と記載した 4 内層にスレートのない保温材のみの煙突用石綿断熱材の試料採取結果が 石綿 ( クリソタイル )5% 含有となっていたが 再試料採取 再分析しなかった ( 回答 3)3-1 -

問題 4 次の記述の中で誤っているものを選びなさい 1 食品製造業 薬品製造業 金融業 医療関連 百貨店などでは 建築物による吹付け 石綿で中皮腫になり労災として業務上認定された事案が知られている 2 吹付け石綿のある建築物で中皮腫や肺がんを発症した方が 毎年労災保険で業務上の 疾病と認定されている 3 吹付け石綿のあった建築物で中皮腫になった事案で 建築物の所有者に責任が及ぶ可 能性がある 4 吹付けのある建築物でも 石綿肺の健康被害が知られている ( 回答 4) 4 問題 5 天井からの石綿繊維による汚染の状態の概念で 誤っているものを選びなさい 1 吹付け石綿の自然落下は 振動や空気の動きなどで通常認められるが 飛散する率は 低いとされている 2 接触での吹付け石綿の飛散は補修や維持などで時々起こるが 飛散する率は高いとさ れている 3 床からの再飛散は 日常活動で頻繁に生じるが 飛散する率は低い場合から高い場合 までさまざまである 4 天井裏に肉眼で確認できるほどの大きな石綿の堆積があった場合 気中石綿濃度は必ず高くなる ( 回答 5)4 問題 6 次の記述の中で誤っているものを選びなさい 1 調査者が行う目視調査は 容易にできるため 諸外国も3~4 段階で吹付け石綿の劣化の具合を判断している 2 吹付け石綿を飛散させる行為の中では ボールを当てるより ほうきでこすることの方が石綿の気中濃度は高くなる 3 建築物調査時に 〇階の壁の裏側と 部屋の天井内部は隠ぺい部が確認できませんでした と記載するのは 自分の能力が足りないと思われるので現地調査総括票には記入しなかった 4 目視の結果と建築物内気中濃度結果には一定のずれが生じるため 調査者は必要と判断した場合は 建築物内の気中濃度測定による石綿繊維 (f/l) の確認を推奨します とコメントする必要がある ( 回答 6)3-2 -

質問 7 リスク コミュニケーションについて 誤っているものを選びなさい 1リスク コミュニケーションとは 有害物の危険性を関係者が十分理解するために 継続的に関係者全員が参加できる機会を設け 科学的に十分説明し相互に納得し合意形成を図る方法をいう 2 吹付け石綿に関するリスク コミュニケーション事例が 1990 年代から日本で報告されている 3 飛散事故後の危機管理 ( クライシス コミュニケーション ) 事案として 文京区さしがや保育園 佐渡両津小学校が有名で 同報告書の事案は調査者の学習のために大変参考になる 4アメリカと異なって日本では リスク コミュニケーションについての省庁レベルでの検討は進んでいない ( 回答 7)4 問題 8 壁式 RC 造のように 床と外壁を一体化するように施工できる構造では 床と外壁の取り合い部分が耐火上の弱点になりにくいが はりに外壁を後で取り付ける場合には 外壁と鉄筋コンクリート床スラブとの間に隙間が生じやすい こうした取り合い部分には 吹き付け材を充填することが多いが 外壁と鉄筋コンクリート床スラブとの間の取り合い部分に吹き付け材を充填した部分を一般に何と呼ぶか 正しいものを選びなさい 1 層間ふさぎ 2 床スラブ延長部 3カーテンウォールふさぎ 4 層間充填部 ( 回答 8)1-3 -

問題 9 建築物に石綿含有建材が使用されているか否かを調べる際 図面調査に限界がある理由として誤っているものを選びなさい 1 改修 補修履歴があいまいなことがある 2 特別な記載をしなくても施工者にどうするべきか伝わる一般的な施工方法と認識されていたために 建築図面には詳細が記載されていないことがある 3 石綿含有建材の種類は膨大である 4 文字や線が薄くなっていて 判別しがたい場合がある ( 回答 9)3 問題 10 調査のために用意された建築図面の取り扱いにおいては 注意点がいくつかある 次のア~エの注意点のうち 誤っているものはいくつあるか選びなさい ア. 借用時の使用目的の説明イ. 借用時に 不要な部分の閲覧 複写はしないことの説明ウ. 複製の保存エ. 破損しないように注意する 11つ 22つ 33つ 44つ ( 回答 10)1 問題 11 次の記述の( ) に入る語句を下から選びなさい 建築図面から石綿含有建材の使用が記載されている箇所を効率的に見つけるための二つの方法を紹介する 一つの方法は建築基準法の ( ) に着目する方法 もう一つは断熱や結露防止 吸音など設計者の設計思想に着目する方法である 1 防火規制 2 斜線制限 3 火災の危険 4 都市計画 ( 回答 11)1-4 -

問題 12 次の記述の( ) に入る語句を下から選びなさい 建築基準法の防火規制では 建築物の用途や規模に応じて 居室や廊下 階段などの壁や天井の仕上げを 準不燃材料や難燃材料とすることが義務付けられている こうした規制を ( ) という 1 仕上材 2 主要構造部 3 内装制限 4 特殊建築物 ( 回答 12)3 問題 13 建築物設計者の設計思想に着目する方法から考えると 石綿含有建材が使用されている可能性のある部位はア~エの中にいくつあるか選びなさい ア. 最上階の屋根の下面 北側外壁の内側 屋根用折板イ. 耐火構造の壁 床などを配管が貫通する部分ウ. ボイラー本体 配管エ. ボイラー室の壁の上部 天井 11つ 22つ 33つ 44つ ( 回答 13)4-5 -

問題 14 次の表の ( ) に入る語句の組合せとして正しいものを選びなさい 調査種別建築物調査改修の事前調査解体の事前調査 調査者 調査者 調査者および石綿作業主任者 工事関係者合同 目的 (1) 労働者保護や周囲への飛散防止 調査者および石綿作業主任者 工事関係者合同 労働者保護や周囲への飛散防止 対象部屋建築物内の全館全部屋対象部屋および隣部屋 上下階建築物内の全館全部屋 石綿レベル (2) レベル 1 2 3 レベル 1 2 3 調査手法目視 採取目視 採取目視 採取 非破壊調査かどうか 高所 有毒ガスなどの危険区域 最重点項目 基本は非破壊調査 許可された部位の破壊調査を含む 破壊調査まで行う 原則として調査しない可能な限り調査する可能な限り調査する 調査漏れのない石綿含有建材の有無の判定 調査漏れのない石綿含有建材の有無の判定 調査漏れのない石綿含有建材の有無の判定 主な装備 通常の装備 通常の装備に加えてファイバースコープなど 通常の装備に加えて バール スモークテスターなど 成果物 石綿含有建材の有無の 調査結果 石綿含有建材の有無の調査結果 石綿含有建材の有無の調 査結果 (1) (2) 1 建築物の適正な維持管理 レベル1 2 2 労働者保護や周囲への飛散防止 レベル1 2 3 建築物の適正な維持管理 レベル1 2 3 4 労働者保護や周囲への飛散防止 レベル1 2 3 ( 回答 14)1-6 -

問題 15 建築物の石綿建材調査のフローで (1)~(4) に入る語句の順番が正しい組合せ のものを選びなさい 調査依頼 (1) (2) (3) (4) 報告書提出 (1) (2) (3) (4) 1 調査計画 現場調査 報告書作成 調査済票を貼付 2 図面調査 試料採取 ヒアリング調査 報告書作成 3 調査計画 現場調査 試料採取 劣化度判定 4 ヒアリング調査 試料採取 分析結果確認評価 劣化度判定 ( 回答 15)3 問題 16 建築物調査時の基本姿勢として正しいものを選びなさい 1 建築物所有者から直接指示を受け すでに鍵なども預かっており 所有者から管理人室には連絡が入っている旨を事前に聞いていたので 当日は管理人室に立ち寄りヒアリングはせず 屋上のエレベーター機械室に向かった 25 階建ての事務所ビルで 2 階から4 階までは同じレイアウトであると管理人からヒアリングしていたので 最上階の5 階の天井を見た後 4 階から2 階までのサンプルは 3 階で代表試料採取し 3つに分けて2 階 3 階 4 階事務室天井吹付け材とした 3 管理人から今日は 17 時までに調査を終わらせてほしいと言われたため 天井高の高い地下機械室ではボイラーの裏側で資材が山積みになっていた場所は省略した 4 建築物の北側を意識して 壁の裏側などを確認し 見落としのない調査をするように心がけた ( 回答 16)4-7 -

問題 17 次の記述の に入る正しい語句の組合せを選びなさい 現地調査における最大の留意点は (1) である この (1) の最大の要因は (2) である (1) (2) 1 試料採取を忘れること 調査時の記録忘れ 2 調査ミスをしないこと 調査漏れ 3 しっかりとスケッチ ( 野帳 ) を描くこと 写真をたくさん撮らなかったこと 4 図面との違いを探すこと 図面を読む力不足 ( 回答 17)2 問題 18 建築物調査時における行動として正しいものを選びなさい 1 試料採取時は窓を開け 換気扇を稼働し積極的に換気し 室内に試料採取時の粉じんを残さないようにした 2 飛散する作業を短時間に終了するため 電気工具による採取を積極的に実施した 3 試料採取予定箇所の近傍に動力電線があり 漏電するおそれがあったので 採取時には薬液を散布せず スクレーパーで試料採取した 4 試料採取時に 粉じんが発生したので 濡れたウエスで粉じんを拭きとった ( 回答 18)4-8 -

問題 19 建築物外観の観察は現地調査の中でも非常に大切な事である 建築物外観の観察について誤っているものを選びなさい 1 対象建築物の外周を一周し 搭屋や煙突の位置などを確認した 2 立会い者との待ち合わせ時間より前に現地に到着し 事前に現場の確認や建築物の全体の写真の撮影などを行った 3 建築物の規模によらず 注意していなければ見過ごしてしまうような位置に 定礎 と印刻されたプレートがある場合がある この定礎に印刻された年月は 基礎工事開始 つまり工事開始の年月を意味しており 建材の年代確認の重要な要素の一つである 4 建築物の外周を歩いている時には 常に北の方角を確認する 方位の認識は重要であり 特に石綿の調査においては北面の妻側の壁にのみ 結露防止や断熱を目的として石綿含有建材が使用された といったケースがある ( 回答 19)3 問題 20 関係者へのヒアリングを実施するにあたり 誤っているものを選びなさい 1 調査者は聞きたい事柄 調べておきたい事象について 依頼者である建築物の所有者の了解を得た上で これらの情報を有する人に積極的に聞くように努めたい 2 関係者とは 依頼者である建築物の所有者の他 建築物の維持管理者 地方公共団体の担当者 不動産関係者等が考えられ 利害関係が発生する調査対象の建築物に長く滞在する人や利用する人は避ける 3ヒアリングの方法としては 調査日前に関係者から電話で聞く 調査当日に立会い者から話を聞く 調査日以降に関係者から電話で聞くなどが考えられる 4ヒアリングの際には 調査対象の建築物のことは調査者よりヒアリング相手のほうが詳しいのであるから 相手の話を十分に聞いて否定しないようにする ( 回答 20)2-9 -

問題 21 調査時の留意点について 誤っているものを選びなさい 1 個々の建築計画における違いを踏まえた上で 建築物の構造別 用途別にまとめ 特徴のある部屋や箇所 部位なども注意しながら これらを見逃さないようにする 2 現地調査においては なぜ ここに石綿含有建材が使われているのか もしかしたらあの部位にも使われているのではないか などと疑いの目 ( 推測する力 ) をもつことが重要である 3 建築物はその利用目的によって多種多様な形態がある 同一建築物における類似箇所への石綿含有建材の使用を類推することはできない 4 調査においては 建築物の用途によって視点 留意点が異なる 建築物の用途によっては例えば地方公共団体 ( 建築部局や消防本部 署 ) などから 個々に指導を受けて施工されていたり また用途変更に伴う付帯工事がなされ 当初の建築図面と異なっているなどの場合もあるので注意を要する ( 回答 21)3 問題 22 改修工事 増築工事を見落とさない調査を行うために 正しいものを選びなさい 1 建築物の外観などからは6 階建のビルであるが 建築図面では5 階までの図面しかないなどということがある このような場合 6 階部分は増築されている可能性が高いため 耐震上 構造は既存建築物と一緒にすることが一般的である 2テナントなどとして利用されている建築物では 入居者の変更ごとに仕上げ材料が変わるため 構造図を含めて図面はあてにせず 現況確認で調査することが多い 3 工場の現地調査で 柱やはりが端部 2スパンだけ規則性が異なっていた 端部は比較的足場なども架けやすく 工場の作業の支障も少く 試料の採取にも向いているので この場所から試料採取した 4 岩綿吸音板やバーミキュライト吹付けでは 新旧併せて塗装仕上げなどが行われていると 表面上での違いがわからない場合もある また複数回の塗装により 例えば岩綿吸音板の虫食い模様 ( トラバーチン ) が塗料により埋まって平滑になっていたり バーミキュライト仕上げの山 谷が埋まり素材感が異なって見えるようなケースもある しかし 天井裏からであれば 古い部位と新しい部位の違いが判別できる場合がある ( 回答 22)4-10 -

問題 23 次の記述のうち 正しいものを選びなさい 1 平成 17 年に調査した際には分析の結果 石綿使用なしと判定された建築物を解体することとなった 当時の分析で無石綿と判断されているので石綿未使用の建築物と判断し 解体を実施した 2 建築物の解体作業前に同じ試料を2 社に分析依頼したところ A 社では石綿含有 B 社では無石綿との判定であった 工事に費用をかけたくなかったため B 社の結果をもとに石綿が使用されていない建築物として解体を実施した 3 分析機関の選定に当たっては技術的な側面よりも費用を抑えるためにコスト面でメリットのある分析費用の安い機関を選定することが最も重要である 4 石綿の分析を依頼する機関の選定に当たっては 外部委託せずに自社内で分析対応ができる機関へ依頼することが望ましい ( 回答 23)4 問題 24 位相差 分散顕微鏡法による定性分析において 石綿の種類 屈折率 分散色の組み合わせで誤っているものを選びなさい 1クリソタイル 屈折率 1.550 分散色が赤紫 ~ 青 2アモサイト 屈折率 1.680 分散色が桃色 3クロシドライト 屈折率 1.690 分散色が桃色 4トレモライト / アクチノライト 屈折率 1.605 分散色が青 ( 回答 24)4 問題 25 現地調査総括票の記入に当たって調査できなかった箇所の書き方について誤っているものを選びなさい 1 棟 階の欄への記載において 複数棟ある場合には別紙に棟別に整理し追加してもよい 2 棟 階の欄への記載において 階は必ず記載する 工場 倉庫 体育館などの平屋の場合でも 1 階と記載する 3 部屋名の欄への記載において 例えば複数の階段がある場合には 北側階段 B 階段など固有の名称を記入する 4 調査できなかった理由は書かなくてもよい ( 回答 25)4-11 -

問題 26 現地調査総括票の記入に当たっての注意事項について誤っているものを選びなさい 1 建築物名称 : 建築物の調査時点での名称を記入する 2 建築物用途 : 学校 店舗併用住宅 工場 商業ビルなどを記入する 3 建築物使用者 : 調査時点の使用者名 ( 法人 個人 ) を記入する 4 増改築の有無 : 増改築年は可能な限り年月まで記入する ( 回答 26)3 問題 27 現地調査総括票および現地調査個票の下書きについて正しいものを選びなさい 1 現地調査を実施した日は帰社が遅くなり 現地調査個票作成は下書き程度まで整理し 帰宅した 2 現地調査個票は劣化状態の悪いものから順番に作成すると 間違いが少なくなる 3 分析機関から 結果速報や石綿分析結果報告書本書を受領した後 現地調査総括票および現地調査個票本書の作成に入る この際に調査者は分析結果の内容を検討する必要はない 4 調査者は 分析結果については門外漢なので口出ししない ( 回答 27)1 問題 28 建築物石綿含有建材調査報告書の構成の中で誤っているものを選びなさい 1 現地調査総括票 2 調査結果概要 3 石綿分析結果報告書 4 改修計画書 ( 回答 28)4-12 -

問題 29 現地調査総括票における今回調査箇所の記入時の注意事項について誤っているものを選びなさい 1 竪穴区画 :EVシャフト内部などの竪穴空間について記載する 劣化度判定を行った場所を ( ) 内に記載する 2 調査手法 : 検体採取した場合は 採取 に をし 検体採取をしなかった場合は 目視 の項目に をする 例えば 煙突用石綿断熱材 屋根用折板石綿断熱材など石綿含有が明確な物であっても 検体採取を割愛してはならない 3 劣化度 : 劣化度の判定は調査者の技術として重要であり 必須の記入項目である 十分な知識と経験 正確性と公平性 普遍性が求められていることに留意する 4 参照ページ : 調査メモを基に清書した個別の部屋の状況 ( 簡単な間取り 採取位置など ) を簡潔に記入し添付した個票のページ番号を記入する ( 回答 29)2 問題 30 石綿( アスベスト ) 含有建材データベースの建材名リストのうち約何 (%) の品数がレベル3であるか選びなさい 180(%) 285(%) 390(%) 495(%) ( 回答 30)4-13 -

問題 31 次の表の にあてはまるものを選びなさい 11980 年 21987 年 31992 年 42004 年 種類 ( 施工部位 ) 内装材 ( 壁 天井 ) 建材の種類 製造時期 石綿含有スレートボード フレキシブル板 1952~ 2004 石綿含有スレートボード 平板 1931~ 2004 石綿含有スレートボード 軟質板 1936~ 2004 石綿含有スレートボード 軟質フレキシブル板 1971~ 2004 石綿含有スレートボード その他 1953~ 2004 石綿含有スラグせっこう板 1978~ 2003 石綿含有パルプセメント板 1958~ 2004 石綿含有ケイ酸カルシウム板第一種 1960~ 2004 石綿含有ロックウール吸音天井板 1961~ 1987 石綿含有せっこうボード 1970~ 1986 石綿含有パーライト板 1951~ 1999 石綿含有その他パネル ボード 1966~ 2003 石綿含有壁紙 1969~ 1991 耐火間仕切り石綿含有ケイ酸カルシウム板第一種 1960~ 2004 床材 石綿含有ビニル床タイル 1952~ 1987 石綿含有ビニル床シート 1951~1990 石綿含有ソフト巾木 住宅用ほとんどなし ( 回答 31)2 問題 32 次の表の 11980 年 21987 年 31992 年 42004 年 にあてはまるものを選びなさい 種類表 5.1 レベル 3 の石綿含有建建材の種類材の種類および製造時期 ( 続き ) 製造時期 ( 施工部位 ) 石綿含有窯業系サイディング 1960~2004 石綿含有建材複合金属系サイディング 1975~1990 石綿含有押出成形セメント板 1970~2004 外装材 石綿含有ケイ酸カルシウム板第一種 1960~2004 ( 外壁 軒天 ) 石綿含有スレートボード フレキシブル板 1952~2004 石綿含有スレート波板 大波 1931~2004 石綿含有スレート波板 小波 1918~2004 石綿含有スレート波板 その他 1930~2004 屋根材 石綿含有住宅屋根用化粧スレート 1961~2004 石綿含有ルーフィング 1937~1987 煙突材 石綿セメント円筒 1937~2004 設備配管 石綿セメント管 ~ 1985 建築壁部材 石綿発泡体 1973~2001 ( 回答 32)4-14 -

問題 33 屋上防水層の詳細図のうち押出し成形セメント板が使用されているものを選びなさい 1ア屋上防水詳細図 ( 外断熱 ) 2イ 3ウ 4エ ア イウエ ( 回答 33)1 問題 34 レベル 3の石綿含有建材である石綿含有スレートボード フレキシブル板および石綿含有スレート板 平板について誤っているものを選びなさい 1 防火性能が高く 大多数の製品が防火材料としての認定を取得している 2 不燃材料など 外装材としては軒天井への利用が多く 内装材としては内装制限を受ける火気を使用する部屋で使用されている例が多い 3 石綿含有スレート板 平板の施工方法としては 釘の直打ちが一般的である 4 湿度による変化が少ないことから 浴室の壁 天井 台所の壁などにも使用されている ( 回答 34)3 問題 35 事務所などの天井仕上げ材として多く使用されている石綿含有ロックウール吸音天井板 ( レベル3) の記述について誤っているものを選びなさい 1 軽量であり 不燃性 吸音性能に優れている 2 施工法には 捨貼り工法 直貼り工法 システム工法などがある 3リニュ-アル工事では 表面を再塗装され使用される事も多く 新旧見分けがつきにくいが 各メーカー一斉に無石綿になったので 施工年度で石綿含有の有無の判別ができる 4 一般建築物 事務所 学校 講堂 病院などの医療施設などの天井に不燃 吸音天井板として多く使用されている ( 回答 35)3-15 -