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Fig.1 糖尿病における成因 ( 発症機序 ) と病態 ( 病期 ) の概念右向きの矢印は糖代謝異常の悪化 ( 糖尿病の発症を含む ) をあらわす. 矢印の線のうち, の部分は, 糖尿病 と呼ぶ状態を示す. 左向きの矢印は糖代謝異常の改善を示す. 矢印の線のうち, 破線部分は頻度の少ない事象を示す. 例えば 2 型糖尿病でも, 感染時にケトアシドーシスに至り, 救命のために一時的にインスリン治療を必要とする場合もある. また, 糖尿病がいったん発病した場合は, 糖代謝が改善しても糖尿病とみなして取り扱うという観点から, 左向きの矢印は黒く塗りつぶした線であらわした. その場合, 糖代謝が完全に正常化するに至ることは多くないので, 破線であらわした. β β β β

Table1 糖尿病と糖代謝異常 * の成因分類 I.1 型 ( 膵 β 細胞の破壊, 通常は絶対的インスリン欠乏に至る ) A. 自己免疫性 B. 特発性 I.2 型 ( インスリン分泌低下を主体とするものと, インスリン抵抗性が主体で, それにインスリンの相対的不足を伴うものなどがある ) I. その他の特定の機序, 疾患によるもの ( 詳細は Table2 参照 ) A. 遺伝因子として遺伝子異常が同定されたもの (1) 膵 β 細胞機能にかかわる遺伝子異常 (2) インスリン作用の伝達機構にかかわる遺伝子異常 B. 他の疾患, 条件に伴うもの (1) 膵外分泌疾患 (2) 内分泌疾患 (3) 肝疾患 (4) 薬剤や化学物質によるもの (5) 感染症 (6) 免疫機序によるまれな病態 (7) その他の遺伝的症候群で糖尿病を伴うことの多いもの IV. 妊娠糖尿病 注 : 現時点では上記のいずれにも分類できないものは分類不能とする. * 一部には, 糖尿病特有の合併症を来たすかどうかが確認されていないものも含まれる. β β α α β β

Table2 その他の特定の機序, 疾患による糖尿病と糖代謝異常 * A. 遺伝因子として遺伝子異常が同定されたもの (1) 膵 β 細胞機能にかかわる遺伝子異常インスリン遺伝子 ( 異常インスリン症, 異常プロインスリン症, 新生児糖尿病 ) HNF4α 遺伝子 (MODY1) グルコキナーゼ遺伝子 (MODY2) HNF1α 遺伝子 (MODY3) IPF-1 遺伝子 (MODY4) HNF1β 遺伝子 (MODY5) ミトコンドリア DNA(MIDD) NeuroD1 遺伝子 (MODY6) Kir6.2 遺伝子 ( 新生児糖尿病 ) SUR1 遺伝子 ( 新生児糖尿病 ) アミリンその他 (2) インスリン作用の伝達機構にかかわる遺伝子異常インスリン受容体遺伝子 ( インスリン受容体異常症 A 型妖精症 Rabson-Mendenhal 症候群ほか ) その他 B. 他の疾患, 条件に伴うもの (1) 膵外分泌疾患膵炎外傷 / 膵摘手術腫瘍へモクロマトーシスその他 (2) 内分泌疾患クッシング症候群先端巨大症褐色細胞種グルカゴノーマアルドステロン症甲状腺機能亢進症ソマトスタチノーマその他 (3) 肝疾患慢性肝炎肝硬変その他 (4) 薬剤や化学物質によるものグルココルチコイドインターフェロンその他 (5) 感染症先天性風疹サイトメガロウィルスその他 (6) 免疫機序によるまれな病態インスリン受容体抗体 Stifman 症候群インスリン自己免疫症候群その他 (7) その他の遺伝的症候群で糖尿病を伴うことの多いもの Down 症候群 Prader-Wili 症候群 Turner 症候群 Klinefelter 症候群 Werner 症候群 Wolfram 症候群セルロプラスミン低下症脂肪萎縮性糖尿病筋強直性ディストロフィーフリードライヒ失調症 Laurence-Moon-Biedl 症候群その他 * 一部には, 糖尿病特有の合併症を来たすかどうかが確認されていないものも含まれる.

Table3 空腹時血糖値および 75g 経口糖負荷試験 (OGTT)2 時間値の判定基準 ( 静脈血漿値,mg/dl, カッコ内は mmol/l) 空腹時値 75gOGTT 2 時間値 75gOGTT の判定 <110(6.1) <140(7.8) 正常域 両者をみたすものを正常型とする. 糖尿病域 126(7.0) 200(11.1) いずれかをみたすものを糖尿病型 * とする. 正常型にも糖尿病型にも属さないものを境界型とする. * 随時血糖値 200mg/dl( 11.1mmol/l) および HbA1c( 国際標準値 ) 6.5%(HbA1c(JDS 値 ) 6.1%) の場合も糖尿病型とみなす. 正常型であっても,1 時間値が 180mg/dl(10.0mmol/l) 以上の場合には,180mg/dl 未満のものに比べて糖尿病に悪化する危険が高いので, 境界型に準じた取り扱い ( 経過観察など ) が必要である. また, 空腹時血糖値 100~109mg/dl のものは空腹時血糖正常域の中で正常高値と呼ぶ. * OGTT における糖負荷後の血糖値は随時血糖値には含めない.HbA1c( 国際標準値 ) (%) は現行の JDS 値で表記された HbA1c(JDS 値 )(%) に 0.4% を加えた値で表記する. Table4 糖尿病の診断手順 臨床診断 : 1) 初回検査で,1 空腹時血糖値 126mg/dl,2 75gOGTT2 時間値 200mg/dl,3 随時血糖値 200mg/dl,4 * HbA1c( 国際標準値 ) 6.5%(HbA1c(JDS 値 ) 6.1%) のうちいずれかを認めた場合は, 糖尿病型 と判定する. 別の日に再検査を行い, 再び 糖尿病型 が確認されれば糖尿病と診断する **. 但し,HbA1c のみの反復検査による診断は不可とする. また, 血糖値と HbA1c が同一採血で糖尿病型を示すこと (1~3 のいずれかと 4) が確認されれば, 初回検査だけでも糖尿病と診断してよい. 2) 血糖値が糖尿病型 (1~3 のいずれか ) を示し, かつ次のいずれかの条件がみたされた場合は, 初回検査だけでも糖尿病と診断できる. 糖尿病の典型的症状 ( 口渇, 多飲, 多尿, 体重減少 ) の存在 確実な糖尿病網膜症の存在 3) 過去において, 上記 1) ないしは 2) の条件がみたされていたことが確認できる場合には, 現在の検査値が上記の条件に合致しなくても, 糖尿病と診断するか, 糖尿病の疑いを持って対応する必要がある. 4) 上記 1)~ 3) によっても糖尿病の判定が困難な場合には, 糖尿病の疑いをもって患者を追跡し, 時期をおいて再検査する. 5) 初回検査と再検査における判定方法の選択には, 以下に留意する. 初回検査の判定に HbA1c を用いた場合, 再検査ではそれ以外の判定方法を含めることが診断に必須である. 検査においては, 原則として血糖値と HbA1c の双方を測定するものとする. 初回検査の判定が随時血糖値 200mg/dl で行われた場合, 再検査は他の検査方法によることが望ましい. HbA1c が見かけ上低値になり得る疾患 状況の場合には, 必ず血糖値による診断を行う (Table5) 疫学調査 : 糖尿病の頻度推定を目的とする場合は,1 回だけの検査による 糖尿病型 の判定を 糖尿病 と読み替えてもよい. なるべく HbA1c( 国際標準値 ) 6.5%(HbA1c(JDS 値 ) 6.1%) あるいは OGTT2 時間値 200mg/dl の基準を用いる. 検診 : 糖尿病およびその高リスク群を見逃すことなく検出することが重要である. スクリーニングには血糖値, HbA1c のみならず, 家族歴, 肥満などの臨床情報も参考にする. * HbA1c( 国際標準値 )(%) は現行の JDS 値で表記された HbA1c(JDS 値 )(%) に 0.4% を加えた値で表記する. ** ストレスのない状態での高血糖の確認が必要である.

Table5 HbA1c が見かけ上低値になり得る疾患 状況 貧血肝疾患透析大出血輸血慢性マラリア異常ヘモグロビン症その他 Fig.2 糖尿病の臨床診断のフローチャート * HbA1c( 国際標準値 )(%) は現行の JDS 値で表記された HbA1c(JDS 値 )(%) に 0.4% を加えた値で表記する.

Table6 75g 経口糖負荷試験 (OGTT) が推奨される場合 (1) 強く推奨される場合 ( 現在糖尿病の疑いが否定できないグループ ) 空腹時血糖値が 110~ 125mg/dl のもの 随時血糖値が 140~ 199mg/dl のもの HbA1c( 国際標準値 ) が 6.0~ 6.4%(HbA1c(JDS 値 ) が 5.6~6.0%) のもの ( 明らかな糖尿病の症状が存在するものを除く ) (2) 行うことが望ましい場合 ( 糖尿病でなくとも将来糖尿病の発症リスクが高いグループ : 高血圧 脂質異常症 肥満など動脈硬化のリスクを持つものは特に施行が望ましい ) 空腹時血糖値が 100~ 109mg/dl のもの HbA1c( 国際標準値 ) が 5.6~ 5.9%(HbA1c(JDS 値 ) が 5.2~5.5%) のもの 上記を満たさなくても, 濃厚な糖尿病の家族歴や肥満が存在するもの l l l l l l

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Table7 妊娠糖尿病の定義と診断基準 妊娠糖尿病の定義 : 妊娠中に初めて発見または発症した糖尿病にいたっていない糖代謝異常. 妊娠糖尿病の診断基準 : 75gOGTT において次の基準の 1 点以上を満たした場合に診断する. 空腹時血糖値 92mg/dl 1 時間値 180mg/dl 2 時間値 153mg/dl 但し,Table4 に示す 臨床診断 において糖尿病と診断されるものは妊娠糖尿病から除外する. (IADPSGConsensusPanel, 文献 41:DiabetesCare 誌の許諾のもとに一部改変 ) l l l

Fig.3 75gOGTT の判定区分別にみた HbA1c の分布正常型 6,720 例, 境界型 6,296 例, 糖尿病型 5,040 例における HbA1c(JDS 値 ) の分布. 糖尿病型のうち, 空腹時血糖値 (FPG) 126mg/dl かつ OGTT2 時間値 (2hPG) 200mg/dl の 2,950 例を別途示した.( 伊藤千賀子, 文献 3: 著者の許諾のもとに引用 ) l l l l

Fig.5 HbA1c と糖尿病網膜症の頻度 HbA1c(JDS 値 ) と糖尿病網膜症 * の頻度 (%)(n=36,267) * 毛細血管瘤を除外する ( 伊藤千賀子, 未発表データ ) l l Fig.4 空腹時血糖値 OGTT2 時間値と HbA1c との関連 ( 伊藤千賀子, 未発表データおよび文献 44:DiabetesRes ClinPract 誌の許諾のもとに引用 ) l l

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