〔社団法人 小野市シルバー人材センターの設立にかかる事前協議資料〕

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第3節 重点的な取り組み

一雇用によらない臨時的かつ短期的な就業又はその他の軽易な業務に係る就 業機会の確保 提供事業 社会参加のための支援 ( 公益目的事業 ) 1 就業開拓提供等事業 (1) 受託事業 ( 一般 ) 高齢者の生きがいの充実と福祉の増進を図るとともに 活力ある地域づくりに寄与することを目的に 高齢者にふさわ

平成 29 年度事業報告 1. 事業概要 北広島市シルバー人材センターは 昨年 設立 30 周年 の記念の年で 多くの会員の皆様のご協力のもと 記念式典 祝賀会 記念誌発行 など各事業を終えることができました 30 年を迎えた意義を十分に認識し更なる発展に努めてまいります センターでは 会員の経験や

中長期計画の策定について

はじめに我が国が直面する本格的な超高齢化社会の到来は 労働力人口の減少に伴う生産力の低下や地域活力の衰退 社会保障費の増大など 経済や社会に深刻な影響を及ぼすことが懸念されています こうした中で これからの社会の活力を維持し地域を支える担い手として高齢者に対する期待はますます高まっています 当センタ

平成  年度事業報告

平成  年度事業報告

評価項目 評価ポイント 所管部局コメント 評価 国際交流に関する情報の収集及び提供事業国際交流活動への住民の参加促進事業国際理解推進事業在住外国人に対する相談事業在住外国人に対する支援事業 安定 確実な施設運営管理 公正公平な施設使用許可や地域に出向いた活動に取り組むなど新たな利用者の増加に努め 利

5 講習会の開催 6 調査研究 相談事業 7 安全 適正就業の推進 8 シルバー人材センターの活動等について周知を図る事業 9 ボランティア活動の推進 10 東三河ブロックのシルバー人材センターとの連携強化 11 事務局体制強化と事務の効率化 数値目標 ( 第 1 次中期計画より ) 1 会員数 1

平成 27 年度事業報告 公益社団法人愛媛県シルバー人材センター連合会 1. 概要平成 27 年度の国内経済については 積極的な経済政策と金融政策が打ち出され 緩やかな回復基調で推移した しかし 年度後半には 中国経済の減速や原油安による先行き不安等によって経済状況は停滞した シルバー人材センター事

このような団塊の世代が高齢期を迎えようとする中 高齢者も他の世代とともに地域を支えていくという考え方を基本として 団塊の世代を含む高齢者の活躍が期待されているところです 地域活動に関するアンケート ( 平成 20 年 3 月大阪市 ) によると 地域活動に 既に参加 または 今後参加したい と考えて

平成 28 年度事業報告について ( 平成 28 年 4 月 1 日 ~ 平成 29 年 3 月 31 日 ) Ⅰ 事 業 概 要 Ⅱ 会 員 Ⅲ 就 業 Ⅳ 事 業 実 績 Ⅴ 会 議 の 開 催 Ⅵ 団体傷害保険等適用事故 定款第 40 条第 1 項の規定に基づき別紙の議案を報告する

PowerPoint プレゼンテーション

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

一般社団法人送電線建設技術研究会関西支部社会保険等の加入促進計画 1. はじめに 平成 27 年 4 月 24 日制定 建設産業においては 健康保険 厚生年金保険及び雇用保険 ( 以下 社会保険等 という ) の 1 法定福利費を適正に負担しない企業が存在し 技能労働者の医療 年金など いざというと

取材時における留意事項 1 撮影は 参加者の個人が特定されることのないよう撮影願います ( 参加者の顔については撮影不可 声についても収録後消去もしくは編集すること ) 2 参加者のプライバシーに配慮願います 3 その他 (1) 撮影時のカメラ位置等については 職員の指示に従ってください (2) 参

OB140418大森法人ニュースVol 月_PDF納品用

平成26年度事業実施計画

Microsoft Word - 入会説明会しおり.doc

平成18年度標準調査票

事業者名称 ( 事業者番号 ): 地域密着型特別養護老人ホームきいと ( ) 提供サービス名 : 地域密着型介護老人福祉施設 TEL 評価年月日 :H30 年 3 月 7 日 評価結果整理表 共通項目 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 1 理念 基本方針

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

3-1_平成25年度事業計画書

市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

第三者評価結果表 施設名救護施設下関梅花園 評価対象 Ⅰ 福祉サービスの基本方針と組織 評価項目 a b c Na 判断の理由 1 理念 基本方針 (1) 理念 基本方針が確立されている 1 理念が明文化されている 理念は明文化され 法人の中長期計画や事業団ホームページ上にも記 載されており その内

Microsoft PowerPoint - 9月末公表(栃木県正社員転換・待遇改善実現プラン)

6 市町村と連携した就職促進セミナー ( 総括 コーディネート ) 就職活動の進め方 履歴書の書き方 面接対策 等をテーマにしたセミナーを市町村等実施地区の関係者と協力 連携して実施 ( 県内 15 地区 ) 7 新入社員向け職場定着促進セミナー ( 総括 コーディネート ) 概ね入社後 1 年の若

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律

計画の今後の方向性

チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

PowerPoint プレゼンテーション

7 8 O KAYAKU spirit I O K T C % E C O M T O K T T M T I O O T C C C O I T O O M O O

施策吊

定年は人生の大きな転機です 長い間お疲れ様でした いま あなたは 毎日をどのように過ごしておられますか 退職後も生きがいをもって地域の活動に参加してみませんか? 次のような思いをお持ちの方 まだまだ現役で頑張る 働けるうちは働く 生涯現役だ 時間も体力もある 自分らしく生き生きと 活動したい 就労?


啓発事業推進 会員サービス関係事業 1. 高年齢者雇用優良事業所 障害者雇用優良事業所 永年勤続障害者の表彰を行う 10 月 2. 推進委員会を開催し 協会事業の企画運営に関する検討 協議を行うとともに 委員相互の交流研鑽を図り 協会の円滑な運営に努める 7 月 10 月 3. 会員企業の雇用の安定

中央労働災害防止協会発表

Ⅱ 取組み強化のためのアンケート調査等の実施 (1) 建設技能労働者の賃金水準の実態調査国土交通省から依頼を受けて都道府県建設業協会 ( 被災 3 県及びその周辺の7 県を除く ) に対し調査を四半期ごとに実施 (2) 適切な賃金水準の確保等の取組み状況のアンケート調査国は 平成 25 年度公共工事

平成22 年 11月 15日

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

平成17年度  事 業 報 告

Ⅱ 事業実施報告 1. 就業機会提供事業 (1) 受託事業 平成 29 年度は庭木の剪定 介護関係や木島工場団地内の電子部品製造関係 で受注増となった反面 土木関係 農林 水産関係で受注が減少しましたが 年末の降雪に伴う雪下ろしや除雪作業を受注することで 全体としては 330 万円ほどの増となりまし

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3 諸会議の開催 (1) 定期総会 1 回 (2) 臨時理事会 1 回 (3) 理事会 12 回 (4) 地域班長会議 4 回 (5) 安全管理委員会 4 回 (6) 入会説明会 12 回 (7) 総務部会 1 回 (8) 事業部会 2 回 (9) 広報部会 16 回 (10) 合同部会 ( 総務部

平成27年度事業計画書

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2014 年度事業計画書 2014 年 3 月 25 日 一般社団法人日本テレワーク協会 1

別添

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

問 2 次の文中のの部分を選択肢の中の適切な語句で埋め 完全な文章とせよ なお 本問は平成 28 年厚生労働白書を参照している A とは 地域の事情に応じて高齢者が 可能な限り 住み慣れた地域で B に応じ自立した日常生活を営むことができるよう 医療 介護 介護予防 C 及び自立した日常生活の支援が

第3章 指導・監査等の実施

Microsoft Word - 単純集計_センター長.docx

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

三鷹市健康福祉総合計画2022

高齢者のボランティアなどの社会活動 に関するアンケート報告 高齢者のボランティア活動など地域における社会活動について 県民の皆さんの関心やその意識傾向を把握するために 高齢者のボランティアなどの社会活動 についてのアンケートを実施しました アンケートにご協力いただきました e- モニターの皆さまにお

中期行動計画成24 年度の具体的な行動計画成24 年度の取組結果18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター [ 所管課 : 経 ) 雇用推進課 ] 1 団体目標 新方針重点取組目標 18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター 1 団体の廃止 新公益法人制度への対応平成 28 年度までは 施設の用

金融円滑化に対する当金庫の取組状況 平成 27 年 11 月 13 日 高岡信用金庫

市報2016年3月号-10

平成21年度 指定管理業務評価シート(様式)

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

活動状況調査

公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

地域包括ケア構築に向けた実態調査の実施 ひとり暮らし高齢者 高齢者のみ世帯 の全てを訪問形式で調査 地域全体で生活支援等必要なサービス内容を検討 H24 年度 H24.7 月 ~ひとり暮らし実態調査 ( 訪問 ) 集計 解析 ( 名古屋大学 )1 H 福祉を考える集会 ( 住民 関係者

基本理念 第 6 期計画では 高齢者が住み慣れた地域で健康でいきいきと充実した生活を送ることができる地域社会の構築をめざしてきました 第 7 期計画においても 第 6 期計画の基本理念を継承し 総合計画における高齢者福祉の施策の実現をめざして 住んでよかった亀岡 老後も楽しい亀岡 を本計画の基本理念

働き方改革 魅力ある建設業の構築に向けて 特集 域によっても大きな差があり, 北陸地方や北海道 など一部の地方では平成 28 年 10 月調査の加入率が 80% を超えているのに対し, 大都市部のある関東 地方 (55%) や近畿地方 (60%) は低い加入率に 留まっている ( ) 建設マネジメン

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弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

PowerPoint プレゼンテーション

平成23年度の具体的な行動計画(アクションプラン)策定調書

第2号議案 平成16年度補正事業計画(案)

市報かすが12月15日号

地域子育て支援拠点事業について

- 調査結果の概要 - 1. 改正高年齢者雇用安定法への対応について a. 定年を迎えた人材の雇用確保措置として 再雇用制度 導入企業は9 割超 定年を迎えた人材の雇用確保措置としては 再雇用制度 と回答した企業が90.3% となっています それに対し 勤務延長制度 と回答した企業は2.0% となっ

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

(1) 政府の方針 (2) 近年の法改正の動向 (3) 国の高齢者雇用施策の概要 2 神奈川県の取組 (1) シニア ジョブ スタイル かながわ (2) 神奈川生涯現役促進協議会の取組 (3) 第 10 次神奈川県職業能力開発計画 (4) 経済団体への要請 (5) シルバーベンチャーの創出促進 (6

中央建設業審議会による提言について ( 平成 24 年 3 月 14 日 ) 建設産業における社会保険の徹底について ( 提言 ) 建設産業においては 下請企業を中心に 雇用 医療 年金保険について 法定福利費を適正に負担しない企業 ( すなわち保険未企業 ) が存在し 技能労働者の医療 年金など


スライド 1

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資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

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0-1表紙

1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

平成 29 年度事業報告書 我が国の経済は 4 年半の現経済政策の取組の下 長期にわたる景気の回復基調が続いており その長さは バブル期を超え 戦後 3 番目となりました その中で 我々市民生活に密接な関係を持つ雇用や所得が改善傾向にあることが特徴点として挙げられます 全国的に見ると 生産年齢人口が

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

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第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

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将来返上認可 過去返上認可 6 基金 解散認可 1 基金 一括納付による解散である 3 指定基金制度ア概要年金給付等に要する積立金の積立水準が著しく低い基金を 厚生労働大臣が指定します この指定された基金に対して 5 年間の財政健全化計画を作成させ これに基づき事業運営を行うよう重点的に指導すること

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

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個人データの安全管理に係る基本方針

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平成21年度事業計画(案)

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

Transcription:

平成 30 年度事業計画書 ( 平成 30 年 4 月 1 日から平成 31 年 3 月 31 日まで ) はじめに政府は 65 歳以上を一律高齢者扱いせず 70 歳以降でも意欲 能力に応じた力を発揮できる社会環境づくりを推進する高齢者施策の指針となる見直し案を発表しました 当小野市の高齢化状況は 平成 30 年 1 月末現在 60 歳以上人口は 16,287 人で対人口比率は 33.3% 65 歳以上人口は 13,295 人で高齢化率 27.2% の状況にまで進んでいます さて シルバー人材センターは 地域の日常生活に密着した就業機会を提供することなどによりで高齢者の 居場所 と 出番 をつくり 生涯現役社会 の実現に役割を果たしており 生きがいの充実 社会参加の促進により地域社会の活性化に貢献しています 小野市では アクティブシニアが輝く生きがいと活躍の場の創出 を掲げ 生涯現役社会 の構築に向け 様々な取り組みを進められております 昨年 7 月に 65 歳から 74 歳の高齢者 5,000 人を対象に実施した シニア活躍アンケート調査 では 働ける間はいつまでも働きたい と回答された方が多く これらのニーズに応えるため アクティブシニアによる 人材バンク の設置に向け取り組みを進められており 当センターもその一役を担って参りたいと思っております 平成 30 年度は 当センターが広域シルバーから単独法人シルバーに移行して丸 13 年が過ぎ 公益社団法人として 6 か年が経過したところです また 小野市シルバー人材センター中長期計画 を道標とした 後期 5 か年の 中期事業計画 の初年度に入ります 新たな意気込みで目標達成に向け努めて参りたいと考えております 私たちは 小野市シルバー人材センターのより一層の効率的な事業運営を目指し 小野市当局の支援のもと 高齢者の就業機会の拡大 職域の拡大 女性会員の拡大を図ります 当センターの会員は 単なる 高齢者 ではなく 光り輝く 光齢者 地域社会に貢献する 貢齢者 社会の担い手となりみんなに幸せを届ける 幸齢者 を目指し 以下の事業を組織の総力を挙げて取り組むことといたします 1. 高年齢者の就業に関する情報の収集及び提供 ( 公 1) (1) 広報媒体の作成 配布等 1 会員加入促進用 発注者用リーフレットを作成し提供します 2 全国的に展開される普及啓発月間 (10 月 1 日 ~31 日 ) において 市内全域に普及 啓発活動を展開します 1

3 市広報誌へのシルバー事業内容の掲載 ( 依頼 ) を継続的に実施します 4 ホームページを活用したシルバー情報の提供を積極的に展開します 5 広報委員会を年 2 回以上開催し広報活動に努めるとともに研修会を開き広報誌の魅力向上を図ります 6 当センターの広報誌 シルバーだよりおの を年 2 回発刊します (2) 各種イベントにシルバーコーナーを設置する等 宣伝普及活動を展開します 2. 高年齢者の就業に関する調査及び研究 ( 公 1) 先進地シルバーの調査及びその内容の研究 検討を行うとともにセミナー等に参加 して これからの事業の取り組みに反映させます 3. 会員の拡大と就業相談会等の実施 ( 公 1) (1) シルバー事業を円滑かつ安定的に行えるよう会員の拡大を図るために 会員拡大推進員を設置 2 月 3 月を推進月間として会員拡大を図ります (2) 入会希望者を対象に入会説明会 ( 毎月 2 回開催 ) を実施し 入会の促進と会員の就業に繋げます (3) 市及び老人クラブをはじめ各種団体の集会に参加をして会員拡大を図ります (4) 随時窓口来訪者に雇用情報の提供等を行います 又 そのための情報収集を積極的に把握いたします (5) 未就業会員を対象に 当該会員の希望就業職群及び健康状態等を定期的に把握し就業機会の適切な提供に生かすとともに 就業相談会等を実施します (6) 市のシニア活躍推進課と連携し 会員拡大 就業機会の拡大を図ります 4. 高年齢者に対する臨時的かつ短期的な就業 ( 雇用によるものを除く ) 又はその他の軽易な業務に係る就業機会 ( 雇用によるものを除く ) の確保及び提供 ( 公 1) 就業開拓事業の推進 1 市内の事業所 公共機関等を計画的に訪問し 就業の拡大に繋げます 2 シルバーだより 等センター事業情報を積極的に活用し 受注件数の拡大を図ります 3 商工会議所に協力をいただき 同所会員へのシルバー情報の提供等を積極的に展開します 4 就業機会開拓推進員を設置し 就業開拓事業の推進を図ります 5 女性会員の就業機会の拡大に向けた取り組みを進めます そのために 就業先の確保や就業相談を行う女性就業拡大推進員を設置します 5. 有料職業紹介事業の実施 ( 公 1) ( 公社 ) 兵庫県シルバー人材センター協会が実施する有料職業紹介事業の実施事業 2

所として 高年齢者の就業に適した臨時的かつ短期的又はその他の軽易な業務に係る 雇用を希望する高年齢者に職業紹介事業を実施します 6. 高年齢者に対する臨時的かつ短期的な就業及びその他の軽易な業務に係る就業に必要な知識及び技能の付与を目的とした講習会等への参加 講習会の開催 ( 公 1) (1) シルバー連合本部が行なう事業への会員の積極的な参加を推進します (2) 技能習得のための植木剪定講習会 ( 独自 ) を開催します (3) 草刈り作業等の安全就業講習会 ( 独自 ) を開催します (4) 清掃の作業効率と技術向上のため清掃講習会 ( 独自 ) を開催します (5)( 公社 ) 兵庫県シルバー人材センター協会が実施する 高齢者活躍人材育成事業 を連携して推進します 7. 安全 適正就業対策の推進 ( 公 1) 安全 適正就業委員会を開催し 以下の安全 適正就業対策を推進します 1 安全 適正就業委員会を年 3 回以上開催するとともに安全 適正就業推進研修会 打ち合わせ会等を開催し 会員の安全 適正就業意識の向上を図ります 2 安全 適正就業パトロールを積極的に展開し事故防止に努めるとともに 発注者への法令順守の確保を要請していきます 3 職群班づくりを積極的に拡大し 各就業場所における安全 適正就業体制の確立を図ります 4 就業に必要な安全グッズ等の配備により 傷害 事故を未然に防止する措置を講じます 5 会員の交通安全講習会を開催します 6 安全 適正就業推進員を配置し 会員の安全 適正就業を推進します 7 厚生労働省及び全国シルバー人材センター事業協会が作成した 適正就業ガイドライン の周知徹底を図ります 8. シルバー派遣事業の実施 ( 公 1) ( 公社 ) 兵庫県シルバー人材センター協会が実施する一般労働者派遣事業 ( シルバー派遣事業 ) の実施事業所として 高年齢者の就業に適した臨時的かつ短期的又はその他の軽易な業務に係る雇用を希望する高年齢者にシルバー派遣事業を実施します また 協会と緊密な連携を図りながら 高齢者活用 現役世代雇用サポート事業に取り組むとともにサポート推進員を配置し 多様な働き方の選択肢としてその拡大を図ります 9. 事務処理の集中化の推進 ( 公 1) 3

( 公社 ) 兵庫県シルバー人材センター協会及び兵庫県下各シルバー人材センターが 行う事務のうち共通するものについて その処理の集中化の推進に参画し 事務の効 率化 事務処理の水準の引き上げに向けた取り組みを引き続き推進します 10. 独自事業の推進 ( 公 1) (1) 家庭用刃物の再生を通じた刃物文化の応援と シルバー人材センターの広告塔として 地域の匠の技能を活かした匠の里 シルバー刃とぎ館 事業を継続実施しするとともにその活動範囲の拡大に努めます (2) 当センターが受託した剪定業務に係る当該剪定枝葉をチップ化し 公園及び各学校の庭園等への敷設 チップを希望する市民へ提供するとともに 付加価値をつけてその有効活用の推進を図ります (3) 市及び関係機関と連携し 新たな独自事業を展開します 11. 会員組織の整備 ( 他 1) 自主 自立 共働 共助 の理念のもと 会員の自主的な運営を図る体制をめざし 以下の事業に取り組みます 1 地域班設置規程に基づく地区 ( 校区単位 ) 地域班活動を積極的に展開します 2 各発注者事業所 職域等における職群班の設置を積極的に拡大し 適正就業体制の確立と連携した事業運営を推進します 12. シルバー会員の親睦と連帯意識の高揚に繋がる事業の展開 ( 他 1) 会員の相互扶助及び福利厚生並びに会員相互の親睦をはかる事業を実施します 1 福利厚生委員会を年 2 回以上開催します 2 会員慶弔金 見舞金等の給付規程にもとづく事業を継続します 3 日帰りの親睦旅行を実施します 4 サークル活動等の展開をめざし 組織作りを図ります 5 地域社会に貢献する組織をめざし 環境美化等ボランティア活動を展開します 13. 小野市シルバー人材センター中長期計画の推進 ( 法人 ) 高齢者の知恵と力を地域社会に生かす シルバーづくりを推進することをめざして策定した平成 25 年度から平成 34 年度までの 10 年間を期間とする 小野市シルバー人材センター中長期計画 の後期 5 か年計画 ( 平成 30 年度 ~ 平成 34 年度 ) の目標達成に向け事業を推進します 14. 公益社団法人としての機関確保事業の実施 ( 法人 ) (1) 総会 理事会等 各種会議の適宜開催 1 平成 30 年度定時総会を 5 月に開催します 4

2 理事会は 概ね四半期ごとに開催します 3 監事監査は 中間監査及び決算監査を実施します 4 総務財政委員会を年 2 回以上開催します 5 その他 必要に応じて各種会議 打合せ会等を適時に開催します 6 会員等の顕彰に関する規程 に基づき顕彰を実施します 15. 事業及び会計の適正処理の実施 ( 法人 ) 公益社団法人として 事業並びに会計処理の適正実施を維持発展させるため引続き 公認会計士の確認 指導を受けます 16. シルバーワークプラザ の活用について ( 公 1 法人 ) 技術習得 いきがいづくり サロン空間 として高齢者及び市民の利活用を 高め 会員相互の連携を深めるとともに更なる事業の展開を図っていきます 5