半年ごとの地価動向について 地価公示(1 月 1 日時点 ) と都道府県地価調査 (7 月 1 日時点 ) との共通の調査地点で見ると 三大都市圏の住宅地は平成 25 年の前半と後半がほぼ同率の上昇となり 商業地は平成 25 年後半に上昇率が拡大している また 地方圏の住宅地 商業地はともに下落した

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Ⅰ. 平成 30 年地価公示結果の概要 平成 29 年 1 月以降の1 年間の地価について 全国平均では 住宅地の平均変動率が昨年の横ばいから10 年ぶりに上昇に転じた 商業地は3 年連続の上昇 工業地は2 年連続の上昇となり それぞれ上昇基調を強めている 全用途平均は3 年連続の上昇となった 三大

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平成 31 年地価公示の概要 1 根拠法令地価公示法 2 実施機関国土交通省土地鑑定委員会 3 目的土地鑑定委員会が毎年 1 回標準地の正常な価格を公示し 一般の土地の取引価格に対して指標を与えるとともに 公共事業用地の取得価格算定の規準とされ また 国土利用計画法に基づく土地取引の規制における土地

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第 8 章地価の動向 1 地価公示及び地価調査のあらまし 目 的 地価公示は 地価公示法に基づき 都市及びその周辺地域等において標準地を選定し その正常な価格を公示することにより 一般の土地の取引価格に対して指標を与え 及び公共の利益となる事業の用に供する土地に対する適正な補償金の額の算定等に資し

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令和元年長崎県地価調査結果の概要について 1. 調査目的等地価調査は 地価公示と併せて一般の土地取引の価格に対する指標及び公的土地評価の基準等となるものであり 毎年 1 回 7 月 1 日現在の県下の基準地価格を判定し 公表している 基準地数 :447 地点 ( 住宅地ほか :438 地点林地 :9

月別の売上でみると 百貨店については 夏物衣料が好調だった 7 月と一部店舗で閉店セールを行った 9 月を除いて前年同月を下回っています 一方 スーパーについては 台風の影響があった 8 月を除いて 前年同月を上回っています 1,2 1-3 平成 28 年百貨店 スーパー販売額合計 ( 北海道 :

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平成 31 年地価公示の概要 土地 建設産業局 地価公示法に基づき 国土交通省土地鑑定委員会 ( 委員長 : 森田修東京大学大学院教授 ) が都市計画区域等における標準地を選定して 毎年 1 月 1 日の正常価格を判定し公示するもの 本公示価格は 全国 167の分科会に所属する2,408 人の鑑定評

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年 4 月期関西圏 中京圏賃貸住宅指標 大阪府京都府兵庫県愛知県静岡県 空室率 TVI( ポイント ) 募集期間 ( ヶ月 ) 更新確率 (%)

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H28公示あらまし表紙

目 次 調査結果について 1 1. 調査実施の概要 3 2. 回答者の属性 3 (1) 主な事業地域 3 (2) 主な事業内容 3 3. 回答内容 4 (1) 地価動向の集計 4 1 岐阜県全域の集計 4 2 地域毎の集計 5 (2) 不動産取引 ( 取引件数 ) の動向 8 1 岐阜県全域の集計

住宅着工統計による再建築状況の概要 ( 平成 1 9 年度分 ) 国土交通省総合政策局情報安全 調査課建設統計室 平成 20 年 11 月 5 日公表 [ 問い合わせ先 ] 担当下岡 ( 課長補佐 ) 遠藤( 建築統計係長 ) 中村 TEL ( 代表 ) 内線

国土交通省総合政策局情報管理部建設統計室平成 20 年 2 月 29 日 ( 金 ) 公表 建築着工統計調査報告 平成 20 年 1 月分 平成 20 年 2 月分は 3 月 31 日 ( 月 ) 公表予定 問い合わせ先 国土交通省総合政策局情報管理部建設統計室 電話 担当

目 次 [Ⅰ] 調査方法 2 [Ⅱ] 地域区分図 3 [Ⅲ] アンケート調査票 4~5 [Ⅳ] 第 2 回不動産市況 DI 調査結果の概要 6 [Ⅴ] 設問ごとの回答内訳 [-1] 設問 2,3( 住宅地価格 ) 7~9 [-2] 設問 2,3( 商業地価格 ) 10~12 [-3] 設問 2,3(

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3 人口 10 万人以上の都市の動向 札幌市 住宅地は 5 年連続の上昇となっており 中央区の住宅価格の高騰から 相対的に割安感のある豊平区 白石区で高い上昇率となった 商業地も 5 年連続で上昇となったが 中央区は高いオフィス需要から引き続き高い上昇率となり 他区においても特に地下鉄駅周辺地域で高

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新設住宅着工戸数 ( 全国 ) 23 年 月の新設住宅着工戸数は 67,273 戸 前年同月比 5.8% と 2 か月連続マイナスとなったがマイナス幅は縮小 1,000 ( 戸 ) 新設住宅着工戸数の月別推移 ( 全国 ) 0,000 90,000 80,000 住宅エコホ イント着工期限 (末 )

1 地価公示の概要 平成 31 年地価公示 地価公示は 地価公示法に基づき 国 ( 国土交通省 ) が 1 月 1 日時点の調査地点 ( 標準地 ) の正常な価格 ( 公示価格 ) を判定し その結果を公表するもので 北海道においては 昭和 47 年以降 毎年実施されている 道内では 地価公示法に基

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宅建試験は、その年の4月1日現在で施行されている法令をもとに出題されます

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北陸地方管内分~地価LOOKレポート~(平成30年第4四半期)

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公益社団法人三重県宅地建物取引業協会一般社団法人三重県不動産鑑定士協会 三重県の地価と不動産市場の動向に関するアンケート調査結果 平成 27 年 4 月 1 日を調査時点とし 公益社団法人三重県宅地建物取引業協会の会員に対しアンケート調査を行った結果をお知らせします 本調査 (DI 調査 ) は所定

#210★祝7500【H30税法対策】「登録免許税ほか」優先暗記30【宅建動画の渋谷会】佐伯竜PDF

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マンション管理士 平成 28 年度マンション管理士全国公開模試総合成績表 VU16122

( 資料 3) 比較検討した住宅 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資料 4) 住宅の選択理由 (%) 注文住宅取得世帯分譲戸建住宅取得世帯分譲マンション取得世帯 中古戸建住宅取得世帯 中古マンション取得世帯 ( 資

中古マンション概況 首都圏における 213 年 1~3 月の中古マンション成約は 9,663 件 ( 前年同期比 12.2% 増 ) で 6 期連続で前年同期を上回り 増加率は 2 ケタに拡大しています すべての都県 地域で前年同期を上回っています の 1 m2当たり単価は首都圏平均で

平成 22 年 11 月 12 日 問い合わせ先 国土交通省土地 水資源局土地市場課課長補佐小酒井淑乃 係長塩野進代表 : ( 内線 :30-214) 直通 : 土地取引動向調査 (*) ( 平成 22 年 9 月調査 ) の結果について 1. 調査目

ている 4 事後届出制度の特徴事後届出制度においては 買主 ( 権利取得者 ) が届出対象面積以上の面積の土地を取得することが届出の条件であるのに対し 事前届出制度 ( 監視区域及び注視区域 ) においては 売主又は買主 ( いずれも複数者の場合を含む ) のいずれかが届出対象面積以上の面積の土地を

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1. 定期借家物件数および居住用賃貸物件に占める割合 14 年度の定期借家物件成約数は 6,631 件 前年度比 2.1% 増加 成約データ公表開始 (11 年度 ) 以来 初の増加 登録数は 2 年連続減少 居住用賃貸物件に占める割合は 2.7% と微増 マンション定期借家普通借家成約数前年度比定

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はじめに 我が国の建設投資は 社会経済活動 市場動向等に与える影響は極めて大きい このため 国土交通省では 国内建設市場の規模とその構造を明らかにすることを目的とし 昭和 35 年度から毎年度 建設投資推計及び建設投資見通しを作成し 建設投資見通し として公表している 作成の方法と留意点 建設投資推

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RETIO NO.104 地価の地域間の格差 ばらつき について 都道府県地価調査の結果を基に 姫野 和弘 総括研究理事 毎年 3月には地価公示 9月には都道府 ここでは 都道府県地価調査の結果を活用し 県地価調査の結果が公表され 新聞紙面を賑 て その地価の水準から 地域間の 価

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北陸地方管内分~地価LOOKレポート~(令和元年第2四半期)

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News Release No.214(14-5) 2014 年 ( 平成 26 年 )6 月 13 日 東商記者クラブ 日銀クラブで 資料投函させていただいております 平成 26 年 5 月度貸金情報統計概況 貸金業法の指定信用情報機関シー アイ シー (CIC) は 毎月 貸金情報統計を公表して

21 年 1 月 29 日発行 TVI( タス空室インデックス )( 過去 2 年推移 ) ポイント 1 都 3 県 TVI 推移 ( 過去 2 年間 ) 全域 23 区市部神奈川県埼玉県千葉県 年月 東京都全域 23 区市部 神奈川県 埼玉県 千葉県 28 年

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Microsoft Word NO0137

1. 固定資産税 都市計画税について 固定資産税は 毎年 1 月 1 日 ( 賦課期日 といいます ) 現在に土地 家屋 償却資産 ( こ れらを総称して 固定資産 といいます ) を所有している人が その固定資産の所在する 市町村に納める税金です 都市計画税は 下水道 街路 公園などの都市計画事業

Microsoft Word - 75_2

要が流れている傾向にあるが 地形的に平坦部が少ないため 住環境 利便性の優れる住宅地は人気が高く 高額での取引も見られる 一方 北部エリアと高台の住宅地は需要が向かず 下落率は相対的に高い 市街地の利便性の高い地域に一時期分譲マンション需要が高まっていたが 現状落ち着いている模様である a. 住宅地

73,800 円 / m2 幹線道路背後の住宅地域 については 77,600 円 / m2 という結論を得たものであり 幹線道路背後の住宅地域 の土地価格が 幹線道路沿線の商業地域 の土地価格よりも高いという内容であった 既述のとおり 土地価格の算定は 近傍類似の一般の取引事例をもとに算定しているこ

No.0282 発行 / 毎週金曜日一般社団法人全国住宅産業協会 東京都千代田区麹町 5-3 TEL FAX 全住協 HP 平成 30 年 11 月の住宅着工 前年比

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不動産の需給 統計年度別出題項目一覧 出題項目 出題年 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 地価公示 建築着工統計 新設住宅着工戸数 新設住宅の着工床面積 法人企業統計 不動産業の経常利益 不動産業の売上高 土地取引件数 ( 売買による土地所有権移転登記の件数 ) 土地白書 宅地供給量 国土面積の所有主体別割合 土地取引の面積規模別件数割合 土地利用の概況 国土交通白書 宅地建物取引業者数 および は その年に出題されたことを表しています また は正解肢として出題されたことを表しています 統計情報の学習法 現在では 白書 に掲載されなくなった情報 ( 土地取引の面積規模別件数割合 土地取引面積など ) を除き 直近 10 年間に出題された項目について 統計情報をまとめています 直近 10 年間の出題頻度および正解肢になっているかどうかに基づき 重要度をAランクからDランクまで 4 段階で表示しています まずはAランクの項目を確実に できればBランクの項目も覚えるようにしてください Cランク Dランクについては 出題の可能性が高いとはいえませんので 余裕のある方だけ覚えるとよいでしょう 直近 10 年の統計問題の中で 細かな数字を覚えていなければ 選択肢単位で正誤の判断がつかなかったものは 3 肢 ( 平成 17 年問 48 選択肢 2 3 4) しかありません この問題においても 正解肢を見つけるためには 細かな数字を覚えている必要はありませんでした したがって 統計情報を学習する際には いたずらに細かな数字を覚えるのではなく 統計情報の 傾向 の部分 ( 例えば 前年比 % 増 前年の減少から再び増加 など ) を覚えるようにしてください 選択肢単位で正誤の判断をするために必要な情報 すなわち覚えるべき部分については ゴシック体で強調しています また 必要に応じて項目ごとに 覚えるべきポイント を記載していますので そちらも参考にしてください なお この統計情報における各数字は 一定の条件のもとで四捨五入をしています したがって 各数字を単純に積み上げた場合の合計が その合計として示された数字と異なる場合があることをご了解ください 1. 平成 26 年地価公示重要度 A 直近 10 年間で 10 回出題 正解肢 1 回 ( 平成 26 年 3 月公表 国土交通省 ) (1) 特徴 平成 25 年 1 月以降の1 年間の地価は 全国平均では 住宅地 商業地ともに依然として下落をしているものの下落率は縮小傾向を継続している 三大都市圏平均では 住宅地 商業地ともに上昇に転換した 上昇地点数の割合は全国的に大幅に増加した 特に三大都市圏では 住宅地の約 2 分の1の地点が上昇 商業地の約 3 分の2の地点が上昇した 一方 地方圏では住宅地 商業地ともに約 4 分の3の地点が下落した 1

半年ごとの地価動向について 地価公示(1 月 1 日時点 ) と都道府県地価調査 (7 月 1 日時点 ) との共通の調査地点で見ると 三大都市圏の住宅地は平成 25 年の前半と後半がほぼ同率の上昇となり 商業地は平成 25 年後半に上昇率が拡大している また 地方圏の住宅地 商業地はともに下落したが 平成 25 円後半は下落率が縮小している (2) 概括平成 26 年地価公示の結果は 全国平均では 住宅地 商業地ともに下落したものの 下落率は大きく縮小し 全調査地点数に占める上昇地点数の割合が全国的に大幅に増加した 用途別に見ると 住宅地については 低金利や住宅ローン減税等の施策による住宅需要の下支えや景況感の改善による住宅需要拡大等もあって 全ての都道府県で 地価の下落率縮小や上昇への転換等が継続して見られる 特に利便性 住環境等に優れた住宅地で 上昇基調が顕著に見られた 商業地については 低金利 景況感等の改善を背景に 全ての都道府県において下落率の縮小や上昇への転換等が継続して見られた また 堅調な住宅需要を背景に商業地をマンション用地として利用する動きが全国的に見られ 地価上昇又は下落率縮小の要因の一つとなっている (3) 変動率推移 全用途平均 住宅地 商業地 平成 25 年公示 平成 26 年公示 平成 25 年公示 平成 26 年公示 平成 25 年公示 平成 26 年公示 全国 1.8% 0.6% 1.6% 0.6% 2.1% 0.5% 三大都市圏 0.6% 0.7% 0.6% 0.5% 0.5% 1.6% 地方圏 2.8% 1.7% 2.5% 1.5% 3.3% 2.1% 三大都市圏 とは 東京圏 大阪圏 名古屋圏をいいます (4) 覚えるべきポイント 1(1) 特徴のフレーズがそのまま出題されることがあります ゴシック部分については覚えるようにしましょう 2(3) 変動率推移からは 変動率の数字を覚える必要はありません 三大都市圏では 全用途平均 住宅地 商業地ともに 6 年ぶりに上昇に転じた 全国および地方圏では 依然として 全用途平均 住宅地 商業地ともに下落しているものの 下落率は縮小している という点を覚えてください 2

2. 新設住宅着工戸数重要度 A 直近 10 年間で 8 回出題 正解肢 3 回 ( 住宅着工統計 建築着工統計調査報告 国土交通省 ) 出題頻度の高い項目ですが 新設住宅着工戸数には 年 計 ( 前年 1 月 ~ 前年 12 月 例年 1 月末公表 ) の統計から出題される年と 年度 計 ( 前年 4 月 ~ 当年 3 月 例年 4 月末公表 ) の統計から出題される年がある という点に注意が必要です 平成 18 年と 19 年にあっては 2 年度前 ( 前々年 4 月 ~ 前年 3 月 ) の統計から出題されています H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 年 16 年出題なし年度 16 年度 17 年度 19 年度 出題なし 21 年 22 年 23 年 24 年 (1) 平成 25 年の新設住宅着工戸数 ( 平成 26 年 1 月 31 日公表 ) 重要度 A 1 平成 25 年の新設住宅着工戸数 : 約 98 万戸 (980,025 戸 )( 前年比 11.0% 増 4 年連続の増加 ) 2 利用関係別戸数 ⅰ 持家 1 : 約 35.5 万戸 (354,772 戸 )( 前年比 13.9% 増 4 年連続の増加 ) ⅱ 貸家 2 : 約 35.6 万戸 (356,263 戸 )( 前年比 11.8% 増 2 年連続の増加 ) ⅲ 分譲住宅 3 : 約 26.4 万戸 (263,931 戸 )( 前年比 6.9 増 4 年連続の増加 ) マンション : 約 12.8 万戸 (127,599 戸 )( 同 3.6% 増 4 年連続の増加 ) 一戸建住宅 : 約 13.5 万戸 (134,888 戸 )( 同 10.0% 増 4 年連続の増加 ) 1 持家とは 建築主が自分で居住する目的で建築するものをいいます 2 貸家とは 建築主が賃貸する目的で建築するものをいいます 3 分譲住宅とは 建て売り または分譲の目的で建築するものをいい この下位分類として マンション 一戸建住宅が あります (2) 平成 25 年度の新設住宅着工戸数 ( 平成 26 年 4 月 30 日公表 ) 重要度 D 1 平成 25 年度の新設住宅着工戸数 : 約 98.7 万戸 (987,254 戸 )( 前年度比 10.6% 増 4 年連続の増加 ) 2 利用関係別戸数 ⅰ 持家 1 : 約 35.3 万戸 (352,841 戸 )( 前年度比 11.5% 増 2 年連続の増加 ) ⅱ 貸家 2 : 約 37 万戸 (369,993 戸 )( 前年度比 15.3% 増 2 年連続の増加 ) ⅲ 分譲住宅 3 : 約 25.9 万戸 (259,148 戸 )( 前年度比 3.8% 増 4 年連続の増加 ) マンション : 約 12.4 万戸 (123,818 戸 )( 同 0.2% 減 4 年ぶりの減少 ) 一戸建住宅 : 約 13.4 万戸 (133,906 戸 )( 同 7.5% 増 4 年連続の増加 ) 1 持家とは 建築主が自分で居住する目的で建築するものをいいます 2 貸家とは 建築主が賃貸する目的で建築するものをいいます 3 分譲住宅とは 建て売り または分譲の目的で建築するものをいい この下位分類として マンション 一戸建住宅が あります (3) 覚えるべきポイント 1 まず (1) の 年 計を確実に覚えましょう 平成 25 年の新設住宅着工戸数は 4 年連続で増加しています そして そのうち 利用関係別戸数をみると 貸家だけが2 年連続で増加しており それ以外は4 年連続で増加しています 2 年度 計については 出題可能性が高いとはいえません しかし 年 計と傾向の異なる点に 3

ついてだけは 押さえておくと良いでしょう 利用関係別戸数の持家については 年 計では 4 年連続の増加であるのに対して 年度 計では 2 年連続の増加 となっています また マンションについては 年 計では 4 年連続の増加であるのに対して 年度 計では 4ぶりの減少 となっています 3 ゴシック部分をしっかりと覚えてください 4 平成 18 年と平成 19 年には 2 年度前の統計から出題されていますが それは その年の国土交通白書に2 年度前の統計が掲載されていたという特殊事情によるものと推測されます 平成 26 年受験においては 気にする必要はありません 3. 新設住宅着工床面積重要度 B 直近 10 年間で 1 回出題 正解肢 0 回 ( 住宅着工統計 建築着工統計調査報告 国土交通省 ) (1) 平成 25 年の新設住宅着工床面積 ( 平成 26 年 1 月 31 日公表 ) 重要度 B 平成 25 年の新設住宅着工床面積 :87,210 千m2 ( 前年比 11.2% 増 4 年連続の増加 ) (2) 平成 25 年度の新設住宅着工床面積 ( 平成 26 年 4 月 30 日公表 ) 重要度 D 平成 25 年度の新設住宅着工床面積 :87,313 千m2 ( 前年度比 9.9 増 4 年連続の増加 ) (3) 覚えるべきポイント直近 10 年間で1 回の出題であり かつ 一度も正解肢になっていませんので 余裕のある方だけ 覚えると良いでしょう 平成 16 年に出題された際は 年 計の出題でしたが 具体的な数字を覚えるのではなく 傾向を押さえてください 年 計 年度 計ともに4 年連続の増加です 4. 不動産業の経常利益重要度 A 直近 10 年間で 5 回出題 正解肢 1 回 ( 法人企業統計年報 平成 25 年 9 月 2 日公表 財務省 ) 平成 24 年度の不動産業の経常利益 : 約 3 兆 1,019 億円 ( 前年度比 6.2% 減 2 年連続の減益 ) 5. 不動産業の売上高重要度 A 直近 10 年間で 3 回出題 正解肢 1 回 ( 法人企業統計年報 平成 25 年 9 月 2 日公表 財務省 ) 平成 24 年度の不動産業の売上高 : 約 32 兆 6,817 億円 ( 前年度比 8.5% 減 3 年連続の減少 全産業の売上高の約 2.4% を占めている ) 6. 土地取引件数 ( 売買による土地所有権移転登記の件数 ) 重要度 A 直近 10 年間で 5 回出題 正解肢 1 回 ( 土地白書 平成 26 年 6 月公表 国土交通省 ) 平成 25 年の全国の土地取引件数 ( 売買による土地所有権移転登記の件数 ): 128.1 万件 ( 前年比 6.4% 増 2 年連続の増加 ) 4

7. 宅地供給量重要度 D 直近 10 年間で 2 回出題 正解肢 0 回 ( 平成 26 年版土地白書には不掲載 国土交通省 ) 平成 25 年版土地白書 以降 全国の宅地供給量の推移に関する資料が不掲載となりました 国土交通省に不掲載の理由を問い合わせたところ そもそも平成 23 年度から全国の宅地供給量の推移の調査を実施していないとの回答を得ました したがって 出題の可能性は極めて低いものと考えられます 参考までに平成 22 年度の全国の宅地供給量の推移は以下のとおりです 平成 22 年度の全国の宅地供給量 : 約 4,600ha( 前年度比 4.5% 増 10 年ぶりの増加 ) 8. 国土 ( 宅地 農地及び森林 原野 ) の所有主体別面積重要度 C 直近 10 年間で 1 回出題 正解肢 0 回 ( 土地白書 平成 26 年 6 月公表 国土交通省 ) 平成 24 年度の国土 ( 宅地 農地及び森林 原野等 ) の所有主体別面積 ( 割合 ): 国公有地が 1,192 万 ha(37.4%) 私有地が 1,994 万 ha(62.6%) となっている 9. 土地利用の概況重要度 C 直近 10 年間で 1 回出題 正解肢 0 回 ( 土地白書 平成 26 年 6 月公表 国土交通省 ) 1 平成 24 年における我が国の国土面積は約 3,780 万 ha となっている 2 森林 ( 約 2,506 万 ha) が最も多く 次が農地 ( 約 455 万 ha 前年より減少) となっており これらで全国土面積の約 8 割を占めている 3 宅地 ( 住宅地 工業用地等 ) は約 190 万 ha 道路が約 137 万 ha 水面 河川 水路が約 134 万 ha 原野等が約 34 万 ha となっている 10. 宅地建物取引業者数重要度 A 直近 10 年間で 3 回出題 正解肢 1 回 ( 国土交通白書 平成 26 年 7 月公表 国土交通省 ) 平成 25 年 3 月末現在の宅地建物取引業者数 :12 万 2,510 業者 (7 年連続で減少 近年 微減傾向が続 いている ) 5

予想問題 平成 26 年受験用不動産の需給 統計情報 平成 26 年 8 月 22 日 問 1 宅地建物の統計等に関する次の記述のうち 誤っているものはどれか 1 平成 24 年度法人企業統計年報 ( 平成 25 年 9 月公表 ) によれば 平成 24 年度における不動産業の経常利益は約 3 兆 1,000 億円となっており 前年度比 6.2% 減となった 2 平成 26 年地価公示 ( 平成 26 年 3 月公表 ) によれば 平成 25 年の1 年間の地価は 全国平均では 住宅地 商業地ともに下落したものの 下落率は大きく縮小し 全調査地点数に占める上昇地点数の割合が全国的に大幅に増加した 3 建築着工統計 ( 平成 26 年 1 月公表 ) によれば 平成 25 年の持家戸数は4 年連続で増加しているものの 貸家戸数は2 年ぶりに減少している 4 平成 26 年版土地白書 ( 平成 26 年 6 月公表 ) によれば 土地取引について 売買による所有権移転登記の件数でその動向を見ると 平成 25 年の全国の土地取引件数は 128.1 万件となり 2 年連続の増加となった 問 1 正解肢 3 1 正不動産業の経常利益は2 年連続の減益平成 24 年度法人企業統計年報 ( 平成 25 年 9 月公表 ) によれば 平成 24 年度の不動産業の経常利益は約 3 兆 1,019 億円となり 前年度比 6.2% 減で 2 年連続の減益となりました 2 正全国平均で 住宅地 商業地ともに下落しているが下落率は縮小傾向を継続平成 26 年地価公示 ( 平成 26 年 3 月公表 ) によれば 平成 25 年 1 月以降の1 年間の地価は 全国平均では 住宅地 商業地ともに依然として下落しているものの下落率は縮小傾向を継続しています 3 誤持家戸数と分譲住宅戸数は 4 年連続で増加 貸家戸数は2 年連続の増加建築着工統計 ( 平成 26 年 1 月公表 ) によれば 平成 25 年の新設住宅着工戸数を利用関係別に見ると 持家戸数と分譲住宅戸数は 4 年連続で増加していますが 貸家戸数は 2 年連続の増加となりました 2 年ぶりの減少ではありません 4 正土地取引件数は 2 年連続で増加平成 26 年版土地白書 ( 平成 26 年 6 月公表 ) によれば 土地取引について 売買による土地所有権移転登記の件数でその動向を見ると 平成 25 年の全国の土地取引件数は 128.1 万件となり 前年比 6.4% 増で 2 年連続の増加となりました 6

予想問題 平成 26 年受験用不動産の需給 統計情報 平成 26 年 8 月 22 日 問 2 宅地建物の統計等に関する次の記述のうち 誤っているものはどれか 1 平成 26 年地価公示 ( 平成 26 年 3 月公表 ) によれば 平成 25 年の1 年間の地価を前年 1 年間と比較すると 三大都市圏平均で住宅地 商業地ともに地価が上昇に転じたものの 地方平均は住宅地 商業地ともに引き続き下落率が拡大している 2 平成 25 年度年次報告国土交通白書 ( 平成 26 年 7 月公表 ) によれば 平成 25 年 3 月末現在の宅地建物取引業者数は約 12.3 万業者となっており 近年 微減傾向が続いている 3 平成 26 年版土地白書 ( 平成 26 年 6 月公表 ) によれば 平成 24 年における我が国の国土面積は約 3,780 万 ha となっており 森林が最も多く 次が農地となっており これらで全国土面積の約 8 割を占めている 4 建築着工統計 ( 平成 26 年 1 月公表 ) によれば 平成 25 年の新設住宅着工戸数のうち貸家は約 35.6 万戸で 2 年連続の増加となった 問 2 正解肢 1 1 誤三大都市圏平均では 住宅地 商業地ともに地価が上昇に転じ 地方平均では 住宅地 商業地ともに下落率は縮小平成 26 年地価公示 ( 平成 26 年 3 月公表 ) によれば 平成 25 年の1 年間の地価を前年 1 年間と比較すると 三大都市圏平均で住宅地 商業地ともに地価が上昇に転じたものの 地方平均は住宅地 商業地ともに引き続き下落しているものの下落率は縮小しています 2 正宅地建物取引業者数は 近年 微減傾向が継続平成 25 年度年次報告国土交通白書 ( 平成 26 年 7 月公表 ) によれば 平成 25 年 3 月末現在の宅地建物取引業者数は約 12.3 万業者となっており 近年 微減傾向が続いています 3 正国土面積は約 3,780 万 ha 森林が最も多く 次が農地 これらで全国土面積の約 8 割平成 26 年版土地白書 ( 平成 26 年 6 月公表 ) によれば 平成 24 年における我が国の国土面積は約 3,780 万 ha となっており 森林が最も多く 次が農地となっており これらで全国土面積の約 8 割を占めています 4 正貸家戸数は 2 年連続の増加建築着工統計 ( 平成 26 年 1 月公表 ) によれば 平成 25 年の新設住宅着工戸数のうち貸家は約 35.6 万戸で 2 年連続の増加となりました 7

予想問題 平成 26 年受験用不動産の需給 統計情報 平成 26 年 8 月 22 日 問 3 宅地建物の統計等に関する次の記述のうち 正しいものはどれか 1 平成 26 年地価公示 ( 平成 26 年 3 月公表 ) によれば 平成 25 年の 1 年間の地価変動率は 全国平均で住宅地がマイナス 0.6% 商業地がマイナス 0.5% となっており 住宅地は引き続き下落率が拡大したものの 商業地は下落率が縮小している 2 平成 26 年版土地白書 ( 平成 26 年 6 月公表 ) によれば 平成 25 年の売買による土地所有権移転登記の件数は全国で 128.1 万件となっており 対前年比 6.4% 減とここ数年減少が続いている 3 建築着工統計 ( 平成 26 年 1 月公表 ) によれば 平成 25 年の新設住宅着工戸数は 対前年比では 11.0% 増で そのうち 持家 貸家 分譲住宅とも前年に比べ増加した 4 平成 24 年度法人企業統計年報 ( 平成 25 年 9 月公表 ) によれば 平成 24 年度の不動産業の売上高は約 32 兆 7,000 億円となっており 対前年度比 2.4% 増となった 問 3 正解肢 3 1 誤全国平均では 住宅地 商業地ともに下落率は縮小平成 26 年地価公示 ( 平成 26 年 3 月公表 ) によれば 平成 25 年の1 年間の地価を前年 1 年間と比較すると 全国平均では 住宅地がマイナス 0.6% 商業地がマイナス 0.5% となっており 住宅地 商業地ともに引き続き下落しているものの下落率は縮小しています 2 誤土地取引件数は 2 年連続で増加平成 26 年版土地白書 ( 平成 26 年 6 月公表 ) によれば 土地取引について 売買による土地所有権移転登記の件数でその動向を見ると 平成 25 年の全国の土地取引件数は 128.1 万件となり 前年比 6.4% 増で 2 年連続の増加となりました 3 正新設住宅着工戸数は前年比増加 ( 利用関係別に見ても 持家 貸家 分譲住宅とも前年比増加 ) 建築着工統計 ( 平成 26 年 1 月公表 ) によれば 平成 25 年の新設住宅着工戸数は 約 98 万戸 前年比 11.0% 増で4 年連続の増加となりました 利用関係別に見ても 持家 貸家 分譲住宅とも前年に比べ増加しました なお 利用関係別では 貸家だけが2 年連続の増加で 他は4 年連続の増加となっています 4 誤不動産業の売上高は3 年連続の減少平成 24 年度法人企業統計年報 ( 平成 25 年 9 月公表 ) によれば 平成 24 年度の不動産業の売上高は 約 32 兆 7,000 億円で 前年度比 8.5% 減 3 年連続の減少となっています 以上 8