不燃化推進特定整備地整備プログラム 大田 羽田二 三 六丁目地 平成 27 年 2 月 大田
1 整備目標 方針 地名 位置 地の現況 課題 羽田二 三 六丁目地 ( 大田 ) 東京都大田羽田二丁目 三丁目 六丁目 現状 独立住宅を中心に 集合住宅や併用住宅も含めた住居系の土地利用がほとんどを占めている 幅員 4m 未満の道路が大半を占めており 幅員 2.7m 未満の道路も多くなっている また 行き止まりの道路も多くみられ 旧防波堤部分で高低差がある箇所では 階段になっており歩行者しか通行できなくなっている 地内の公園の規模は小さく 高速 1 号線の高架下を除くとすべて 00 m2未満である また 接道状況の悪い公園が多い 木造や防火造の建物の割合が高く 老朽木造住宅が密集した市街地が形成されている 老朽木造住宅の中には 敷地が道路に面していないものも多い 地の不燃領域率 3.3%( の委託調査の結果による H26.3 末現在 ) 地の人口 世帯 6,946 人 3,713 世帯 ( 住民基本台帳による H26..1 現在 ) 建物棟数 2,167 棟 ( 委託調査の結果による H26.3 末現在 ) 老朽建物棟数 1,286 棟 ( 委託調査の結果による H26.3 末現在 ただし 老朽は昭和 6 年以前の建物 ) 課題 (1) 災害時に有効な公共施設整備 街内には狭あい道路が多いため 震災時には道路ネットワークが遮断され 延焼火災発生時に住民の避難が困難となり 被害が拡大することが想定される また 公園も避難や防災活動に寄与できないことが想定される (2) 市街地の不燃化 老朽木造住宅が密集し 建替えが進んでいないため 震災時には建物の倒壊と同時に延焼火災が発生し 被害が拡大することが想定される これまでの防災都市づくりの主な取組 新たな取組 町丁目羽田二丁目羽田三丁目羽田六丁目 計 面積 (ha) 面積 (ha) 10.6ha 12.4ha 11.9ha 34.8ha 倒壊 4 4 34.8ha 地域危険度 ( 第 7 回 ) 火災 4 総合 1 住宅市街地総合整備事業 ( 密集住宅市街地整備型 )( 羽田一 ~ 六丁目 平成 26 年 4 月 ~) 2 木造住宅密集地域整備事業 ( 羽田三 ~ 六丁目 平成 26 年 4 月 ~) 3 新防火規制 ( 防火地域を除く全域 )( 平成 26 年 6 月 30 日 ~) 4 耐震化助成制度における耐震改修及び耐震不燃化建て替え工事助成 ( 平成 18 年 4 月 1 日 ~) 1 による積極的な働きかけ 職員による積極的な戸別訪問 全戸訪問型派遣によるニーズ把握 2 老朽木造建築物の除却 建替え等支援 士業派遣 戸建建替の設計費 除却費支援 老朽建築物除却費支援 老朽建築物除却後の土地管理用仮設費助成 共同化建替助成の要件緩和 固定資産税 都市計画税の減免 3 円滑な用地取得に係る取組 用地折衝の専門家派遣 未接道敷地の先行取得 公園用地取得助成の面積要件緩和 公営住宅等の優先的あっせん 民間不動産情報提供支援 整備目標 方針 (1) 整備目標 地震などの被害を最小限に食い止められる災害に強いまちづくり 誰もが快適に住み続けられる安全 安心のまちづくり 地域との協働により進めるまちづくり 不燃領域率を平成 32 年度までに 現在の 3.3% から 70.0% に引き上げる (2) 整備方針 A コア事業地における整備方針 重点整備路線の整備により道路ネットワークの形成を図るとともに 一定の幅員のある主要生活道路における延焼遮断効果や避難路としての有効性を高める B コア事業地以外における整備方針 老朽木造建築物の建替え促進等により不燃領域率の向上を図るとともに 新たな用地取得や既存公園の活用により防災上有効な空地を確保する 数値目標 現況 最終 備考 不燃領域率 3.3% 70% の委託調査の結果による ( 平成 2 年度実施 ) 1
2 地内での取組 コア事業 事業番号 A-1 A-2 事業項目 重点整備路線の整備促進 主要生活道路の沿道整備 事業概要 木密事業において位置づけている重点整備路線 1~3 号の拡幅整備を加速するため 拡幅用地取得の円滑化策や 事業協力後の生活再建の支援策等を導入し 職員による積極的な戸別訪問により周知の徹底を図る 事業手法 ( : 東京都不燃化推進特定整備地制度要綱第 14 条第 1 項に定める支援策 ) 補助事業 住宅市街地総合整備事業 補助事業 木造住宅密集地域整備事業 士業派遣 用地折衝等専門家派遣 戸建建替の設計費 除却費支援 共同化建替え助成の要件緩和 公営住宅等の優先的あっせん 民間不動産情報の提供 公園用地取得助成の面積要件緩和 固定資産税 都市計画税の減免 災害時に避難路として有効に機能する 補助事業 住宅市街地総合整備事業道路空間を確保するため 既に道路ネッ 補助事業 木造住宅密集地域整備事業トワークを形成している幅員 4m 以上の 全戸訪問型派遣主要生活道路沿道において 老朽木造 戸建建替の設計費 除却費支援建物の建替え促進や空地の確保等を行 共同化建替助成の要件緩和う また 積極的な全戸訪問により周知を 公園用地取得助成の面積要件緩和徹底し 沿道整備を促進する 固定資産税 都市計画税の減免 事業主体 事業規模 重点整備路線 1~3 号計画幅員 :6m 延長 : 計約 880m 主要生活道路沿道 事業の進捗状況 備考 B-1 老朽木造建築物の建替え促進 地内の老朽木造建築物について 建替え費用の支援等を行い 全戸訪問に 全戸訪問型派遣より周知を徹底することで 主要生活道 戸建建替の設計費 除却費支援路沿道など市街地の不燃化のスピード 老朽建築物除却費支援アップを図り 早期の不燃領域率の向上 固定資産税 都市計画税の減免を図る 地全域 34.8ha コア事業以外の事業 B-2 公園 広場の整備 B-3 未接道敷地の解消等による街整備 公園の不足する域における新たな公園整備や 不整形であるため利用に問題のある公園について 新たな用地取得などにより改善を図る 未接道宅地や小規模公園が集まる街において 種地の取得や公園用地の交換 敷地の集約等を行い 未接道宅地を解消するとともに公園を集約し 防災性の高い街を形成する 補助事業 住宅市街地総合整備事業 補助事業 木造住宅密集地域整備事業 公園用地取得助成の面積要件緩和 用地折衝等専門家派遣 補助事業 住宅市街地総合整備事業 補助事業 木造住宅密集地域整備事業 士業派遣 未接道敷地の先行取得 共同化建替助成の要件緩和 戸建建替の設計費 除却費支援 老朽建築物除却費支援 老朽建物除却後の土地管理用仮設費助成 公園用地取得助成の面積要件緩和 固定資産税 都市計画税の減免 新たな用地取得約 2,000 m2程度 面的整備検討街約 0.8ha 程度 規制誘導策 事業番号 C-1 規制誘導の手法 規制誘導の目的 規制誘導の内容 新防火規制市街地の不燃化を図る 建物の新築等において 準耐火建築物以上とする規制 重点整備路線の計画を担保し 市街地重点整備路線を地施設に位置付ける C-2 地計画羽田一 ~ 六丁目 ( 予定 ) 平成 29 年度から導入 ( 予定 ) の防災性を向上させる その他 ( 未定 ) 決定権者 都 準防火地域全域 規制誘導の範囲等 規制誘導の実施有無 進捗状況 平成 26 年 6 月 30 日より施行 備考
3 域図大田羽田二 三 六丁目地 大鳥居駅 N 羽田一丁目 穴守稲荷駅 町丁目境 羽田四丁目 羽田五丁目 羽田二丁目 羽田小学校 凡例 不燃化推進特定整備地 羽田三丁目 町丁目境 羽田六丁目 用途地域境
4 整備方針図大田羽田二 三 六丁目地 コア事業 A-1 重点整備路線の沿道整備 A-2 主要生活道路の沿道整備 積極的な個別訪問により促進支援 N コア事業以外の事業 B-1 老朽木造建築物の建替え促進 大鳥居駅 B-2 公園 広場の整備 B-3 未接道敷地の解消等による街整備 羽田一丁目 穴守稲荷駅 規制誘導策 羽田四丁目 C-1 新防火規制 C-2 地計画 ( 平成 29 年度導入予定 ) 羽田二丁目 羽田五丁目 凡例 不燃化推進特定整備地 住宅市街地整備事業域 東京都木造住宅密集地域整備事業 防火地域 新防火規制指定域 重点整備路線 主要生活道路 町丁目境 避難場所 羽田三丁目 羽田小学校 羽田六丁目
整備スケジュール 事業内容平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度平成 31 年度平成 32 年度 職員による積極的な戸別訪問 ( 説明会の開催等を含 士業派遣 A-1 重点整備路線の整備促進 戸建建替の設計費 除却費支援 共同化建替助成の要件緩和 公営住宅等の優先的あっせん 民間不動産情報の提供 用地折衝専門家派遣 コア事業 公園用地取得助成の面積要件緩和 固定資産税 都市計画税の減免 A-2 B-1 主要生活道路の沿道整備 老朽木造建築物の建替え促進 [ 補助事業 ] 住宅市街地総合整備事業 (H27 年度より用地取得等開始 ) 全戸訪問型派遣戸建建替の設計費 除却費支援共同化建替助成の要件緩和公園用地取得助成の面積要件緩和固定資産税 都市計画税の減免全戸訪問型派遣戸建建替の設計費 除却費支援老朽建築物除却費支援固定資産税 都市計画税の減免 コア事業以外の事業 B-2 B-3 公園 広場の整備 未接道敷地の解消等による街整備 用地折衝専門家派遣公園用地取得助成の面積要件緩和 士業派遣共同化建替助成の要件緩和戸建建替の設計費 除却費支援老朽建築物除却費支援老朽建物除却後の土地管理用仮設費助成公園用地取得助成の面積要件緩和固定資産税 都市計画税の減免 未接道敷地の先行取得 規制誘導策 C-1 新防火規制 C-2 地計画 平成 26 年 6 月 30 日施行 ( 注 ) 以外の事業については参考スケジュールを示す 地元における検討都市計画決定手続き施行
6 平成 27 年度整備スケジュール 事業内容 4~ 月 6~7 月 8~9 月 10~11 月 12~1 月 2~3 月 職員による積極的な戸別訪問 ( 説明会の開催等を含む ) 士業派遣 コア事業 A-1 重点整備路線の整備 固定資産税 都市計画税の減免 戸建建替の設計費 除却費支援共同化建替助成の要件緩和公営住宅等の優先的あっせん 民間不動産情報の提供公園用地取得助成の面積要件緩和 A-2 B-1 主要生活道路の沿道整備 老朽木造建築物の建替え促進 全戸訪問型派遣戸建建替の設計費 除却費支援共同化建替助成の要件緩和公園用地取得助成の面積要件緩和固定資産税 都市計画税の減免全戸訪問型派遣戸建建替の設計費 除却費支援老朽建築物除却費支援固定資産税 都市計画税の減免 コア事業以外の事業 B-2 公園 広場の整備 B-3 未接道敷地の解消等による街整備 公園用地取得助成の面積要件緩和 士業派遣共同化建替助成の要件緩和戸建建替の設計費 除却費支援老朽建築物除却費支援老朽建物除却後の土地管理用仮設費助成 規制誘導策 C-1 新防火規制 C-2 地計画 固定資産税 都市計画税の減免 平成 26 年 6 月 30 日施行 地元における検討 ( 注 ) 以外の事業については参考スケジュールを示す 公園用地取得助成の面積要件緩和