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Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

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○数学科 2年 連立方程式

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

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能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

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第4学年算数科学習指導案

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

【指導のポイント】

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

国語科学習指導案様式(案)

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

2 単元の構想 本単元の目標 関心 意欲 態度 平均を用いることのよさに気付き, 進んで身近な事柄の考察や表現に用いようとする 見方や考え方 平均の考えを用いて, 身近な事柄について考えたり, 表現の仕方を考えたりすることができる 技能 平均を求めたり, 平均から全体を求めたりできる また, それを

算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

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代表を表す平均を用いることがあること, 平均だけでなく最大値や最小値, 最頻値などの観点か ら調べることで, 集団の特徴や傾向がかることなど, 資料の調べ方を総括的にまとめていく 第 3 小単元 既習のグラフや表を活用して, 体力テストの結果を統計的な観点で読み取り, 自 たちの体力について特徴や傾

平成23年度全国学力・学習状況調査問題を活用した結果の分析   資料

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

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Microsoft Word - 数学指導案(郡市教科部会)

調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる さらに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイ

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第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

平成 28 年度山梨県学力把握調査 結果分析資料の見方 調査結果概況 正答数分布グラフ 分布の形状から児童生徒の解答状況が分かります 各学校の集計支援ツールでは, 形状だけでなく, 県のデータとの比較もできます 設問別正答率 無解答率グラフ 設問ごとの, 正答率や無解答率が分かります 正答率の低い設

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第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

算数科学習指導案 広島市立 小学校教諭 1 日時平成 21 年 2 月 日 ( ) 2 学年 5 年 組 3 単元数量関係 割合とグラフ 4 単元について 本単元では, 百分率について理解し, それを用いることができるようにするとともに, 目的に応じて資料を分類整理し, それを円グラフや帯グラフを用

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指導方法等の改善計画について

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算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

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Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

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調査の概要 1 目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し その改善を図るとともに そのような取組を通じて 教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する また 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

Taro-H29結果概要(5月25日最終)

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Microsoft Word - 社会科

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

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2 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査 児童生徒に対する調査 学校意欲 学習方法 学習環境 生活の諸側面等に関する調査 学校に対する調査 指導方法に関する取組や人的 物的な教育条件の整備の状況等に関する調査 2

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中学校第 3 学年数学科学習指導案 日 時 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時 対 象 第 3 学年 学校名 立 中学校 1 単元名 式の計算第 1 章式の計算 2 単元の目標文字を用いた簡単な多項式について 式の展開や因数分解ができるようにするとともに 目的に応じて式を変形したりその意味を読

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学年第 3 学年 2 単元名 ( 科目 ) いろいろな関数の導関数 ( 数学 Ⅲ) 3 単元の目標 三角関数 対数関数 指数関数の導関数を求めることができる 第 次導関数の意味を理解し 求めることができる 放物線 楕円 双曲線などの曲線の方程式を微分することができる 4 単元の学習計画 三角関数 対

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

(6) 調査結果の取扱いに関する配慮事項調査結果については 調査の目的を達成するため 自らの教育及び教育施策の改善 各児童生徒の全般的な学習状況の改善等につなげることが重要であることに留意し 適切に取り扱うものとする 調査結果の公表に関しては 教育委員会や学校が 保護者や地域住民に対して説明責任を果

3. 単元計画 (10 時間 ) 1 5 年生の学習を振り返ろう 散らばりの様子を表にすると 平均だけ 一番大きい数字は 平均で比べてみると ではわからなかった資料の特徴がいろ いろと見えてくるね 2 平均を使えば比べることができた ( 合計 ) ( 個数 )= 平均だった紙飛行機とばし大会に出ます

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

数学科学習指導案 指導者ステップコース隠地純子 平野未紗 ジャンプコース中村徳寿 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 )5 校時 2 学年第 1 学年ステップコース 12 人 ジャンプコース 19 人 3 単元名空間図形 立体の表面積と体積 4 単元について (1) 単元観中学校学習指

(Microsoft Word - 201\214\366\212J\216\366\213\3061\224N\211\271.docx)

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技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

平成 22 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 22 年 4 月 20 日 ( 火 )AM8:50~11:50 平成 22 年 9 月 14 日 ( 火 ) 研究主任山口嘉子 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (105 名 )

平成 28 年度埼玉県学力 学習状況調査各学年の結果概要について 1 小学校 4 年生の結果概要 ( 平均正答率 ) 1 教科区分による結果 (%) 調査科目 羽生市 埼玉県 国語 算数 分類 区分別による結果 < 国語 > (%) 分類 区分 羽生市 埼

PowerPoint プレゼンテーション

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平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果の概要 ( 和歌山県海草地方 ) 1 調査の概要 (1) 調査日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) (2) 調査の目的義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から 全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握 分析し 教育施策の成果と課題を検証し

スライド 1

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

年生 章資料の活用 ( 基本問題練習 ) 入試問題を解くための準備問題です 1 に適当なことばを入れなさい 資料のとる値のうち, 最大のものから最小のものをひいた差を ア という 度数分布表において, 資料を整理するための区間を階級といい, その幅を 3 右の表は, 生徒 人のある日の睡眠時間を,

教科に関する調査の各問題の分析結果と課題 (3) 中学校数学 B

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

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第○学年 ○○科指導計画

平成 29 年度 全国学力 学習状況調査結果と対策 1 全国学力調査の結果 ( 校種 検査項目ごとの平均正答率の比較から ) (1) 小学校の結果 会津若松市 国語 A は 全国平均を上回る 国語 B はやや上回る 算数は A B ともに全国平均を上回る 昨年度の国語 A はほぼ同じ 他科目はやや下

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

第 2 章 知 徳 体 のバランスのとれた基礎 基本の徹底 基礎 基本 の定着 教育基本法 学校教育法の改正により, 教育の目標 義務教育の目標が定められるとともに, 学力の重要な三つの要素が規定された 本県では, 基礎 基本 定着状況調査や高等学校学力調査を実施することにより, 児童生徒の学力や学

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

第 3 学年算数科学習指導案 日時対象学校名授業者会場 平成 27 年 7 月 8 日 ( 水 )5 校時 13:40~14:25 第 3 学年均等割クラス 19 名町田市立町田第六小学校 2 階 3 年 1 組教室 1 単元名 かけ算の筆算 ( 学校図書 みんなと学ぶ小学校算数 3 年上 ) 2

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

Microsoft PowerPoint - 中学校学習評価.pptx

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

項目評価規準評価方法状況 C の生徒への対応 関心意欲態度 1 自の考えを持ち 積極的に交流 討論している 2 自らの言葉で 中学生にかりやすく紹介文を書こうとしている 交流 討論で得た仲間の意見を取り入れて 自らの考えを深めるよう促す 参考例を示したり 書き出しを例示したりして 参考にするように指

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

(Microsoft Word - \207U\202P.doc)

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

H30全国HP

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

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3 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 4 単元の評価規準ア算数への関心 意欲 態度 イ数学的な考え方 ウ数量や図形についての技能 エ数量や図形についての知識 理解 速さを 単位量当たりの大きさなどを用いて数値化したり 実際の場面と結びつけて 生活や学習に活用したりしようとし

スライド 1

Microsoft Word - 小・社会・祭田①.doc

本時の展開

Transcription:

中学校第 1 学年数学科学習指導案 単元名 : 資料の活用 廿日市市立大野中学校授業者 遠藤美由紀 1 日時平成 25 年 1 月 17 日 ( 木 ) 2 学年 学級第 1 学年 1 組 ( 男子 19 人, 女子 15 人, 計 3 人 ) 3 場所第 1 学年 1 組教室 (1) 単元観中学校学習指導要領では, 本単元のねらいとして 目的に応じて資料を収集し, コンピュータを用いたりするなどして表やグラフに整理し, 代表値や資料の散らばりに着目してその資料の傾向を読み取ることができるようにする とある 小学校算数科では, 棒グラフ, 折れ線グラフ, 円グラフ及び帯グラフを学習し, 度数分布を表やグラフに表したり, 資料の平均や散らばりを調べるなどの活動を通して, 統計的に考察したり表現したりしてきている また, 第 5 学年では, 測定値の平均について学習し, 第 6 学年では資料の平均を基に統計的に考察したり表現したりすることを学習している 中学校第 1 学年では, これらの学習の上に立って, 資料を収集, 整理する場合には, 目的に応じて適切で能率的な資料の集め方や, 合理的な処理の仕方が重要であることを理解できるようにする さらに, ヒストグラムや代表値などについて理解し, それらを用いて資料の傾向をとらえ説明することを通して, 資料の傾向を読み取ることができるようにする 本単元は, 第 2 学年の確率や第 3 学年の標本調査の学習につながる重要な学習内容である (1) 調査結果 平成 2 年度 基礎 基本 定着状況調査の問題 (2) 相対度数を求める問題 単元について 調査結果からみる課題 下の表は, ある中学校の第 2 学年の女子生徒 0 人の立ち幅とびの記録を度数分布表に表したものです このとき, 次の問いに答えなさい (2)175cm 以上 195cm 未満の階級の相対度数を求めなさい 階級 (cm) 度数 ( 人 ) 以上未満 95~115 1 115~135 3 135~155 7 155~175 12 175~195 10 195~215 6 215~235 1 計 0 出題の趣旨 相対度数の意味を理解し, 度数分布表から相対度数を求めることができる 学習指導要領の内容 領域 第 1 学年 D 資料の活用 (1) アヒストグラムや代表値の必要性と意味を理解すること

< 正答率 > 29.0% ( 県平均.%) < 解答類型 > 解答類型 1 0.25 2 25 25% 3, 0, 10 1 10 5 左記以外 6 無解答 本校の割合 (%) 29.0% 21.5% 5.% 12.9% 1.3% 12.9% (2) 誤答分析 相対度数を百分率で表している 0 10 をしている 該当する階級の度数を記述している 相対度数の意味や求め方を理解できていない (3) 課題となる力課題 1 相対度数の意味と表し方を理解し, 相対度数を求める力 課題 2 割合 ( 比べる量 もとにする量 ) を求める力 () 本学級の課題 2 学期末に本学級で行った数学に対する意識調査の結果は次のとおりである 本学級県平均数学の勉強は好きです 66.7% 60.6% 数学の授業の内容はよくわかる 75.% 71.5% 数学の授業では, 自分の考え方や解き方と比べながら友だちや先生の説明 1.% 72.9% を聞いています 数学の授業では, 理由を挙げて自分の考え方や解き方を説明しています 51.5% 7.0% この結果から, 本学級の生徒は, 数学の授業への関心 意欲は高い しかし, 自分の考え方や解き方と比べながら説明を聞いてはいるが, 理由を挙げて自分の考えを他の人に説明したりすることに苦手意識をもっていることがわかる 指導改善のポイント (1) 指導上の課題 1 相対度数の意味や必要性を理解させ, それを求めさせる指導が不十分であった 2 小学校での既習事項 ( 割合 ) との関連を踏まえた指導が不十分だった 3 数学用語の意味を丁寧に指導していなかった (2) 指導方法の工夫 ( 重点項目の取組を含む ) 1 総度数の異なる資料を提示し, 相対度数の意味とともに必要性についても理解させる 2 相対度数が示す実際の数値を一つ一つ確認させるとともに, その数値が何を表しているかを説明させる 3 言葉が似ており間違いやすい数学用語 ( 度数 相対度数 階級など ) については, 意味の違いを説明させるなどの活動を取り入れる 重点項目の取組との関連 1 相手意識をもって自分の考えをまとめ, 根拠をもって説明できるようにするために, 式や数学的な表現を用いて思考の過程を適切に表現させる 2 他者の考えとすり合わせ, 高まったり深まったりした自分の考えを表現できるようにするために, 小グループを利用して考えを交流する場を設定する

算数 数学内容系統表 小学校 1 年 絵や図を用いた数量の表現 小学校 2 年 簡単な表やグラフ 小学校 3 年 表や棒グラフ 小学校 年 二次元の表, 折れ線グラフ 小学校 5 年 測定値の平均 単位量あたりの大きさ 円グラフ, 帯グラフ 小学校 6 年 資料の平均, 度数分布 中学校第 1 学年 ヒストグラムや代表値の必要性や意味 ヒストグラムや代表値を用いること 誤差や近似値 小中の連携 1 本時で活用する既習事項の確認 数学用語カードの活用 音声計算トレーニングの実施 小テストの実施 2 数学的活動の工夫 小グループを活用し, 自分の考えや解き方を図, 式, 言葉を使って説明し, 伝え合う場をつくる キーワード, 話型を示して説明させる 3ノート指導 めあて と 振り返り を書かせる 思考の過程( 途中式 ) や理由を書かせる 単元の目標 目的に応じて資料を収集し, コンピュータを用いたりするなどして表やグラフに整理し, 代表値や資料の散らばりに着目してその資料の傾向を読み取ることができるようにする アヒストグラムや代表値の必要性と意味を理解すること イヒストグラムや代表値を用いて資料の傾向をとらえ説明すること 評価規準 数学への関心 意欲 態度数学的な見方や考え方数学的な技能 資料の傾向を調べたり表したりすることに関心をもち, いろいろな資料について, ヒストグラムや代表値などを用いて資料の傾向を捉え説明しようとしている 資料や目的に応じて, 資料を整理する方法や調べる観点について考え, ヒストグラムや代表値を用いて, 資料の比較や傾向を捉えることができる 資料を表やグラフに整理したり, 代表値を求めたりすることができる 数量や図形などについての知識 理解ヒストグラムや代表値 相対度数の必要性と意味, 誤差や近似値の意味などを理解している

資料の傾向をとらえ説明しよう ( 全 12 時間 ) 次学習内容 ( 時数 ) 指導と評価の計画 評 価 関見技知評価規準評価方法 1 度数分布 (3) ( 本時はその3/3) 一2 代表値と散らばり (3) 度数分布表に関心をもち, 資料の傾向を 読み取り, 説明しようとしている 問題を解決するために, 度数分布表を用 いて, 資料を整理することができる 問題を解決するために, ヒストグラムや 度数分布多角形を用いて, 資料を整理す ることができる 課題を解決するために, ヒストグラムや 度数分布多角形を用いて, 資料の傾向を 読み取り, 説明することができる 相対度数に関心をもち, 資料の傾向を読 み取り, 説明しようとしている 課題を解決するために, 相対度数を用い て, 資料の傾向を読み取り, 説明するこ とができる 問題を解決するため, 平均値を求めるこ とができる 代表値の必要性と意味を理解している 平均値を用いて資料の傾向を調べ説明し ようとしている 問題を解決するため, 代表値を用いて資 料の傾向を捉え説明することができる 問題を解決するため, 最頻値や中央値を 求めることができる 代表値の必要性と意味を理解している 代表値に関心をもち, それらを用いて資 料の傾向を調べ説明しようとしている 問題を解決するため, 代表値を用いて資 料の傾向を捉え説明することができる ワークシート ワークシート 3 近似値 (1) 調べたことをまとめ, 発表しよう (3) ある数値を有効数字を使って表すことができる 有効数字や近似値, 誤差の意味を理解している 身のまわりから課題を見付け, それを解決するために必要な資料を収集 整理して, 資料の傾向を捉えようとしている 資料を整理して傾向を捉え, ヒストグラムや代表値を用いて, 説明することができる 課題を解決するために, ヒストグラムや代表値などを用いて, 整理することができる 課題を解決するために, ヒストグラムや代表値, 相対度数などをどのように用いればよいかを理解している まとめの問題 (2) 既習の知識や考え方を基に, 課題を解決 できる ワークシート ワークシートレポート ワークシート 単元テスト 本時の学習 (1) 本時の目標 総度数の異なる 2 つの資料を比較する活動を通して, 相対度数の意味や必要性を理解し, 資料

う見通しをもつの傾向を読み取り説明することができる (2) 本時の評価規準 数学への関心 意欲 態度 総度数の異なる 2 つの資料を比較する活動を通して, 資料の傾向を読み取ろうとしている 数学的な見方や考え方 総度数の異なる 2 つの資料を比較するために, 相対度数を用いて資料の傾向を読みとり, 説明することができる (3) 準備物ワークシート, 電卓, 掲示用の度数分布表と度数分布多角形 () 本時の展開 学習活動 1 既習事項の確認をする 2 本時の学習課題を確認する 指導上の留意点 努力を要すると判断される生徒への手だて主な発問とそれに対する予想される生徒の発言 資料の傾向や特徴を調べる方法として, どんなものがあったか確認し, 数学用語カードとして黒板に掲示する 度数分布表 ヒストグラム 度数分布多角形 学習課題を明確にし, 学習への心構えをもたせる 生徒に音読させて意識を高める 評価規準 ( 評価方法 ) めあて 合計人数の異なる 2 つの資料を比較する方法を考えよ 次の度数分布表は, 大野北中学校 1 年生と大野南中学校 1 年生のハンドボール投げの記録である この2つのデータを比較して, どちらの学校の記録がよいか, 理由をつけて説明しましょう ハンドボール投げの記録 (m) 大野北中学校 ( 人 ) 大野南中学校 ( 人 ) 以上 未満 9~12 12~15 15~1 1~21 21~2 2~27 27~30 1 6 10 7 2 5 16 27 35 25 計 3 120 3 2 つの度数分布表を比較する 大野北中学校の方が記録がよい なぜなら, 記録のよい生徒の割合が多いからです 大野南中学校の方が記録がよい なぜなら, 記録のよい生徒の人数が多いからです 全体の人数が違うので比べられない

自分の考えをもつ考えを交流する 大きさの違う 2 つの資料を比較する方法を考える 5 自分の考えをグループで交流する 6 全体で交流する 7 2 つの資料の相対度数を求める どうすれば全体の人数が異なる 2 つの資料を比較できるでしょうか 資料の大きさが異なることに着目させ, 全体の人数をそろえれば比較できるという発想をもたせる 比較しやすくするために割合で考えたらいい 百分率 (%) で表わす 3 人 (120 人 ) にそろえる 約 3 倍として考える 最小公倍数で人数をそろえる 指導改善のポイント 1 総度数の異なる資料を提示し, 相対度数の意味とともに必要性についても理解させる 相手意識をもって自分の考えをまとめ, 数学的な表現を用いて, 根拠を明らかにして説明できるようにする 他者の考えとすり合わせ, 高まったり深まったりした自分の考えを表現させる 机間指導で, ほめ 励ます言葉かけをする 話し手, 聞き手を意識して発表させる つながり発言を促す 説明が曖昧なところは切り返しの発問をする 割合はどうやって出すのですか 全体を 1 とみてそろえることはできませんか 1 あたりの量を求めて, 比較する考え方を想起させる 小学校での割合の求め方を思い出させる 比べる量 もとにする量 生徒全員に電卓を配布し, ペアで分担して, 計算に時間がかからないようにする 割合は小数で表し, 四捨五入して小数第 2 位まで求めさせる 1 つの階級の割合の求め方を例示する 四捨五入の意味と方法を丁寧に個別指導する 重点項目の取組 1 相手意識をもって自分の考えをまとめ, 根拠をもって説明できるようにするために, 数学的な表現を用いて思考の過程を適切に表現させる 重点項目の取組 2 他者の考えとすり合わせ, 高まったり深まったりした自分の考えを表現できるようにするために, 小グループとなって考えを交流する場を設定する 関 総度数の異なる 2 つの資料を比較する活動を通して, 資料の傾向を読み取ろうとしている (, ワークシート ) 記録 (m) 大野北中学校度数 大野北中学校全体に対する割合 大野南中学校度数 大野南中学校全体に対する割合 以上 未満 9~12 12~15 15~1 1~21 21~2 2~27 27~30 1 6 10 7 2 0.03 0.11 0.16 0.21 0.26 0.1 0.05 5 16 27 35 25 0.0 0.13 0.23 0.29 0.21 0.07 0.03 計 3 1.00 120 1.00 一覧表を提示して, 確認させる

えを交流する深める考さらに考えを 相対度数を度数分布多角形をみて,2 つの資料の傾向を比較する 表を見て気付くことはありませんか 例えば大野北中学校の1m 以上 ~21m 未満と大野南中学校の2m 以上 ~27m 未満の度数は 人で同じですが, 割合の数値は違う値になっています これは, どうしてでしょうか 全体に対する割合を示しているので, 度数 ( 人数 ) とは関係ないから 指導改善のポイント2 相対度数が示す数値を確認させるとともに, その数値が何を表しているかを説明させる 全体に対する割合を求めることはできましたが, 数値がたくさん並んでいて全体の傾向を読み取ることは難しいです では, もっとわかりやすくするにはどうしたらよいですか ヒストグラムや度数分布多角形にしてみる 全体に対する割合の数値を使って, 度数分布多角形に表したものを見てください 2つのグラフを比較して, どちらの学校の記録がよいか, 理由をつけて説明しましょう 度数分布多角形を提示し, 重ねる 度数分布多角形を重ねると, 視覚的に比較しやすいことを実感させる 次の話型を示し, それを活用して, 説明できるようにする 2つのグラフを比較すると中学校の方が記録がよいことがわかります なぜならからです 見 総度数の異なる 2 つの資料の比較するために, 相対度数を用いて資料の傾向を読みとり, 説明することができる (, ワークシート ) 大野北中学校の方が記録がよいことがわかります なぜなら, グラフの山が右に寄っているからです 大野北中学校の方が記録がよいことがわかります なぜなら, グラフの 1 番高いところが右に寄っているからです

ふり返る9 相対度数の意味を知る 10 本時の学習をふり返る 相対度数の意味を説明する 各階級の度数の全体に対する割合を, その階級の相対度数という * 各階級の度数 総度数 相対度数は % ではなく, 小数で表すことを説明する 本時の授業でわかったことを, キーワードを押さえながら, できるだけ生徒の言葉でまとめる 相対度数の意味と必要性を再確認する 指導改善のポイント 3 数学用語の意味を説明させる活動を取り入れる まとめ 相対度数を用いると, 総度数の異なる資料を比較することができる 次時の予告をする 板書計画 度数分布表 ヒストグラム 度数分布多角形 めあて合計人数の異なる 2 つの資料を比較する方法を考えよう 2 つの度数分布多角形を比較しよう 2 つのデータを比較して, どちらの学校の記録がよいでしょう 記録 (m) 大野北中学校度数 大野北中学校全体に対する割合 大野南中学校度数 大野南中学校全体に対する割合 以上未満 9~12 12~15 15~1 1~21 21~2 2~27 27~30 1 6 10 7 2 0.03 0.11 0.16 0.21 0.26 0.1 0.05 5 16 27 35 25 0.0 0.13 0.23 0.29 0.21 0.07 0.03 計 3 1.00 120 1.00 大野北中学校の方が記録がよい 記録のよい生徒の割合が多いから 大野南中学校の方が記録がよい 記録のよい生徒の人数が多いから 全体の人数が違うので比べられない どうすれば全体の人数が異なる2つの資料を比較できるでしょうか 比較しやすくするために割合で考えたらいい 百分率(%) で表わす 3 人 (120 人 ) にそろえる 約 3 倍として考える 最小公倍数で人数をそろえる 大野北中学校の方が記録がよい グラフの山が右に寄っているから グラフの1 番高いところが右に寄っているから全体に対する割合 = 各階級の度数 総度数相対度数 小数で表わすまとめ相対度数を用いると, 総度数の異なる資料を比較することができる

検証 検証の方法 平成 2 年度 基礎 基本 定着状況調査 の問題に取り組ませ, その内容を比較し, 生徒の定着度を 検証する 下の表は, ある中学校の第 2 学年の女子生徒 0 人の立ち幅とびの記録を度数分布表に表したものです このとき, 次の問いに答えなさい (1) 立ち幅とびの記録が 195cm 以上の生徒は, 何人ですか (2)175cm 以上 195cm 未満の階級の相対度数を求めなさい 階級 (cm) 度数 ( 人 ) 以上未満 95~115 1 115~135 3 135~155 7 155~175 12 175~195 10 195~215 6 215~235 1 計 0 検証結果 (1) の問題 < 正答 > 31 人 (93.9%) < 誤答 > 2 人 (6.1%) 195cm 以上 215cm 未満の度数を答えている (2 人 ) (2) の問題 < 正答 > 2 人 (.%) < 誤答 > 5 人 (15.2%) 百分率 (%) で答えている (2 人 ) 求める式は正しいが計算を間違っている (3 人 ) 分析 考察 平成 2 年度 基礎 基本 定着状況調査で正答率 29.0%( 県平均.%) と課題が見られた問題だったが, 正答率.% と大きく上回る結果となった 同学年における検証結果ではないが, 指導改善の成果であると思われる 数学用語をいきなり提示するのではなく, 意味や使い方を丁寧に指導し, 生徒自身に説明させることで, 定着させることができたのではないかと考えられる 小学校の既習事項で生徒が苦手意識をもっている割合だが, 比べる量 もとの量 を意識させることによって, 割る数と割られる数を反対にする生徒は少なくなり誤答する生徒も減少した グループで考えを交流する場を設定することで, 相手意識をもって数学的な表現を用いて説明しあい, より理解を深めることができた