3. 単元計画 (10 時間 ) 1 5 年生の学習を振り返ろう 散らばりの様子を表にすると 平均だけ 一番大きい数字は 平均で比べてみると ではわからなかった資料の特徴がいろ いろと見えてくるね 2 平均を使えば比べることができた ( 合計 ) ( 個数 )= 平均だった紙飛行機とばし大会に出ます

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第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

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算数科学習指導案 指導者中野智子 1 日時平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 ) 第 6 校時 2 学年第 6 学年 1 組男子 12 名女子 9 名計 21 名 3 単元名資料の調べ方 4 単元について (1) 単元観本単元は, 小学校学習指導要領第 6 学年の内容 [D データの活用 ]

Taro-⑤-1資料の調べ方.jtd

代表を表す平均を用いることがあること, 平均だけでなく最大値や最小値, 最頻値などの観点か ら調べることで, 集団の特徴や傾向がかることなど, 資料の調べ方を総括的にまとめていく 第 3 小単元 既習のグラフや表を活用して, 体力テストの結果を統計的な観点で読み取り, 自 たちの体力について特徴や傾

○数学科 2年 連立方程式

(Microsoft Word - \217\254_\216Z_5_\216O\214\264\216s\227\247\216O\214\264\217\254.doc)

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

第4学年算数科学習指導案

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第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

算数科学習指導案 広島市立 小学校教諭 1 日時平成 21 年 2 月 日 ( ) 2 学年 5 年 組 3 単元数量関係 割合とグラフ 4 単元について 本単元では, 百分率について理解し, それを用いることができるようにするとともに, 目的に応じて資料を分類整理し, それを円グラフや帯グラフを用

国語科学習指導案様式(案)

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

Microsoft Word - 全国調査分析(H30算数)

第 6 学年算数科学習指導案 日時平成 25 年 月 日 ( ) 校時対象第 6 学年 組 名学校名 立 小学校授業者 1 単元名 速さ ( 学校図書 6 年上 ) 2 単元の目標速さについて理解し 求めることができるようにする 3 単元の評価規準 単元の評価規準 ア算数への関心 意欲 態度 速さを

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

2 単元の構想 本単元の目標 関心 意欲 態度 平均を用いることのよさに気付き, 進んで身近な事柄の考察や表現に用いようとする 見方や考え方 平均の考えを用いて, 身近な事柄について考えたり, 表現の仕方を考えたりすることができる 技能 平均を求めたり, 平均から全体を求めたりできる また, それを

1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

【指導のポイント】

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

Microsoft Word - ④「図形の拡大と縮小」指導案

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第 6 学年 1 組 算数科指導案 平成 年 月 日 ( ) 指導者 在籍児童数 名 1 題材名場合を順序よく整理して 2 題材について本題材では, 具体的な事柄について, 起こり得る全ての場合を適切な観点から図や表などを用いて分類整理し, 落ちや重なりがないように調べることができるようにすることを

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

日常の事象を 統計的に処理 表現 考察し 活用する能力や態度が育つ算数 数学科学習 6 年 資料の調べ方 の指導を通して 名古屋市立 C 小学校 1 研究のねらい情報があふれる現代社会では 様々な場面において必要なデータを収集して分析し その傾向や特徴を読み取り課題を解決したり 意思決定したりするこ

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

平成 28 年度山梨県学力把握調査 結果分析資料の見方 調査結果概況 正答数分布グラフ 分布の形状から児童生徒の解答状況が分かります 各学校の集計支援ツールでは, 形状だけでなく, 県のデータとの比較もできます 設問別正答率 無解答率グラフ 設問ごとの, 正答率や無解答率が分かります 正答率の低い設

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7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

2 種の量によって表されたものの比較には いろいろな方法がある その中の単位量あたりという比較の方法を理解する 2 種の量によって表されたものの比較は 1 種の量をそろえることによって比較できることを理解する ( 単位の考え方 ) 導入段階では 1 種の量を単位量 1 にする必要はないが 1 にする

けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

平均値 () 次のデータは, ある高校生 7 人が ヵ月にカレーライスを食べた回数 x を調べたものである 0,8,4,6,9,5,7 ( 回 ) このデータの平均値 x を求めよ () 右の表から, テレビをみた時間 x の平均値を求めよ 階級 ( 分 ) 階級値度数 x( 分 ) f( 人 )

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第1学年国語科学習指導案

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いきたいと考えるはずである 水溶液を区別する ためには, 水溶液のどんな性質やはたらきに着目していったらよいか, 子どもたちの考えを大切にしながら学習を進めていきたい 本単元の問題を解決するためには, いくつかの実験結果から, 総合的に判断することが必要である そこで,5つの水溶液を区別するという意

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

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が可能である 友達の意見に左右されず 自分の考え 方法を堂々と発表したり 友達の意見を認め その良さを受け入れて多面的な考え方をしようとする気持ちを称賛していきたい 3 指導の手立て単元の導入段階では 教科書の挿絵を使った長さ比べをする 1 円玉やクリップ 紐を使って長さを数値化して比較することは

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

理していくようにすまた, 表と棒グラフを比較しながら, 棒グラフに表すことのよさや有用性について話し合い, 身の回りにある棒グラフの使われ方についても考えさせるようにすまた, 棒グラフの指導においては, グラフをよんだりかいたりする技能的な面だけではなく, 統計的に考察する能力も育てていきたいと考え

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

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【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

第5学年  算数科学習指導案

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能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

ICTを軸にした小中連携

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

4 全体計画 ( 総時数 6 時間 ) 主な学習活動 時数 教師のかかわり 評価の観点 ( 求める子どもの姿 ) 新聞について興味をもち, 投 1 新聞への興味をもつことができるよう 関心 意欲 態度 書の特徴を知る に, 実際の新聞をもとに, 投書の内容 新聞について興味をもち, を取り上げる 投

Taro-5年研究のまとめ

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

4 研究との関わり (1) 確かな学びを生み出すノート作り研究内容 2-2 正しい手順で正確に計算させるために, 問題間に余白をとらせ, 筆算には補助数字を書かせる 本単元では, 既習の 2 位数の加減筆算の仕組みを用いて, 繰り上がりと繰り下がりが 2 回ある場合の加減の筆算の仕方を身に付けること

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

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< 算数科 > 金種の弁別をし, 硬貨や紙幣の名称を知る 単一硬貨を使っての合計金額を数える 硬貨が各種混じった中で, 合計金額を数える おつりを伴う正しいお金の出し方を知る 複数の品物の合計金額を概算で見積もることができる 定価, 売値, 割引の意味を知るとともに, 割引後の値段を求める 必要感目

Microsoft PowerPoint - syogaku [互換モード]

★数学学習指導案最終(知的障害)

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( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

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Microsoft Word - 学習指導案(公民的分野 ②).doc

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

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(3) 指導について本単元のねらいは 体の発育 発達について その一般的な現象や思春期の体の変化などについて理解できるようにすること 体をより良く発育 発達させるための生活のしかたについて理解できるようにすること である そのねらいを達成するため 児童が学習に興味 関心をもち 意欲的に取り組むことが

彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

平成 30 年 1 月平成 29 年度全国学力 学習状況調査の結果と改善の方向 青森市立大野小学校 1 調査実施日平成 29 年 4 月 18 日 ( 火 ) 2 実施児童数第 6 学年 92 人 3 平均正答率 (%) 調 査 教 科 本 校 本 県 全 国 全国との差 国語 A( 主として知識

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

5. 単元指導目標単元の目標 ( 子どもに事前に知らせる ) 小数 整数の意味を考えよう 小数 整数の計算の仕方を見つけ 計算できるようになろう 子どもに事前に知らせる どうまとめるのか 何を ( どこを ) どうするのか ( 作業 教える 考えさせる ) 何についてまとめるのか 1. 小数 整数の

具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

指導案 5年 算数

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第 3 学年算数科学習指導案 江戸川区立清新第一小学校しっかり ( 標準 ) コース 3 年授業者齋藤睦美 1. 単元名考える力をのばそう 間の数に目をつけて 2. 単元の目標問題を解決することを通して, 本数と間の数のきまりを見つけることの大切さや関数的な見方のよさに気付く 3. 単元の評価規準ア

Microsoft Word - 全道研指導案(資料の活用).doc

国語 A では, 領域別, 観点別, 問題形式別に見て, どの区分においても全国平均を上回り, 高い正答率でした しかし, 設問別でみると全国および新潟県平均正答率を下回った設問が, 15 問中 1 問, 新潟県の平均正答率を下回った設問は,15 問中 1 問ありました 設問の概要関屋小新潟県全国

<小学校 生活科>

4. 単元の実際 習得 (1) 三部構成のモデル文 ゲームなんてやめなさい を提示し 子どもの意識とのズレを生む 実践を行った4 年生のクラス 38 名全員が何らかのゲームをもっていることを確認し 子どもがゲームについて感じている楽しさを十分掘り起こす その上で はじめ なか おわり の形式で書かれ


2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

2、協同的探究学習について

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

Transcription:

算数科学習指導案 6 年 資料の調べ方 6 年 1 組男子 20 名女子 10 名指導者佐藤貴幸 1. 単元の目標ならびに解説 集団の特徴を表す値として 平均のよさに気付き 身の回りにある事柄について統計的な考察や表現をしようとする ( 関心 意欲 態度 ) 第 5 学年に平均の学習を行っているが 身の回りにある資料の特徴を捉えたり 複数の資料を比較したりする経験はこれまであまり多くはないと考える 本単元の学習を通して 子どもたちにはある集団の特徴を表す値として平均を用いることができる点や その平均値を比較することで複数の集団を比較することができるなど 平均のよさに気付かせていきたい そして 実生活の中で統計的な資料に出会った際に平均の見方を活用できる態度を育んでいきたいと考える 平均や散らばりの様子などを用いて 資料の特徴について統計的に考察することができる ( 数学的な考え方 ) 第 5 学年で いくつかの数量を同じ大きさの数量にならす平均の考え方を学習している 本単元では 複数の集団を比較する際にそれぞれの平均を出して資料の特徴を見ていく さらに 平均だけでは資料の特徴が捉えられない場合に 資料の散らばりに目を向ければよいことに 子どもたち自身が気づいていくような学習を構成していきたい 度数分布表や柱状グラフにかいたり それを読み取ったりすることができる ( 技能 ) 本単元では 資料全体の分布の様子や特徴を分かりやすくするために 度数分布表や柱状グラフに表すことを学習する 度数分布表は 数量をいくつかの区間 ( 階級 ) に分けて 各区間ごとに入る度数を対応させた表であり 資料の分布の様子が量的にとらえやすくなるというよさがある また 柱状グラフ ( ヒストグラム ) は 横軸に階級の幅 縦軸に度数をとったものであり 資料の分布の様子が視覚的にとらえやすくなるというよさがある 区間 ( 階級 ) を意識しやすくするために 単元の中で実際に紙飛行機飛ばし大会を行い 子どもたち一人一人の飛んだ距離を位置付ける活動を取り入れていく そうすることで 自分がどの区間に入るのか 自分より記録がよい人は何人いるのか といった 表やグラフのよさを実感させることができると考える 代表値としての平均や散らばり 度数分布表や柱状グラフについて理解する ( 知識 理解 ) 本単元の学習を通して 平均が集団の特徴を表す値として用いることができることや 場合によっては平均の見方だけではなく資料の散らばりに目を向けること また 資料を度数分布表や柱状グラフで表すことを理解し 活用していけるようにする

3. 単元計画 (10 時間 ) 1 5 年生の学習を振り返ろう 散らばりの様子を表にすると 平均だけ 一番大きい数字は 平均で比べてみると ではわからなかった資料の特徴がいろ いろと見えてくるね 2 平均を使えば比べることができた ( 合計 ) ( 個数 )= 平均だった紙飛行機とばし大会に出ます 亀井号と佐藤号どちらを選びますか? 5 6 表とは別の方法で わかりやすく表す方法はないかな? 折れ線グラフのようなものは? 棒グラフみたいのを見たことある わからない 何か考えるヒントはないの? 柱状グラフで表してみよう あれ? 平均で比べたらだめなのかな? 多いところがぱっと見てわかる 飛び出ているところが見えてくるね 平均は亀井号の方が高いけど 最大は佐藤号が上だ 柱状グラフは 散らばりの様子を見るの 村上号と対決したら どっちが勝つだろう み便利なグラフだね 平均は同じでも 散らばり具合を見ると 7 これまで学習した方法や見方で 2 つの 違いがわかるね 資料を比べてみよう 自分たちも 紙飛行機とばし大会をしよう! 平均で比べる 3 紙飛行機とばし大会の様子がわかりやすいように 整理しよう ちらばり具合も見ないとね 一番重いもの同士比べるとどうなるかな 自分の結果は何位くらいだろう? 以上とか 以下とかで分けたらいいね 比べ方もいろいろあるね 状況に合わせた比べ方をしないとね 未満という言葉もあるけど 合計が正しく合うようにまとめないと 8 いろいろなグラフを調べてみよう (本時)4 これまでの学習を振り返ってみよう 表にまとめると 多くのデータが入る範囲が見やすくなった表からどんなことがわかるかな? 社会の学習で見たことがあるグラフだ 棒グラフと折れ線グラフを合わせている 身の回りには いろいろなグラフがあるね 便利に使わないと 未満の数を比べられる 9 いろいろな問題に挑戦してみたい 重い方から 7 番目は? という問題はどう? 10

4. 本時の主張 視点 1 子どもがすすんで問題解決に向かう学習構成 本時で目指す子どもの姿 1 根拠をもって亀井号また は佐藤号を選択する姿 2 平均ではだめなのか な? という問題意識をも ち 考える姿 < 目指す子どもの姿を具現化する教師の手立て > 1 本時の問題場面では 亀井号と佐藤号のどちらを選ぶ? と問う 子どもたちは ヒントがほしい 飛ばしてみることはできる? などと選ぶための手がかかりを求めると考える 子どもの必要感を生かし それぞれの紙飛行機を飛ばしたデータを提示することで そのデータをもとに 平均 最大値最小値 散らばり 等の根拠をもって選択する子ともの姿を引き出したい また 提示する際にはデータを一つ提示することで データの散らばりや最大値や最小値を印象付けるようにする 2 自力解決後の交流では まず初めに亀井号を選択した子の根拠を取り上げる 平均が高いからという意見を位置付けていくことで いや そうとは限らない と佐藤号を選んだ子の意見を引き出していく そして 平均とは違う見方の意見を対立的に位置づけることで あれ? 平均で比べてはだめなのかな? という問いを生む展開としたい 視点 2 学びの価値に迫り 見方 考え方が確かになる学び合いの構成 本時で目指す子どもの姿 1 平均と散らばりの両方の 見方から資料を捉える姿 2 平均で比較するだけでは 資料の特徴がわからない ことに気付く姿 本時の目標 ( 数学的な考え方 ) < 目指す子どもの姿を具現化する教師の手立て > 1 自力解決後の交流では まず亀井号と佐藤号のどちらを選択したのかネームカードを黒板に貼らせ それぞれの根拠を位置付けていく その際に 子どもの考えを類分けして板書を構成していく そうするとことで 最大値や平均値 データの集まり方や散らばり方など 2つの紙飛行機の特徴を比較しながら押さえることができ 平均 と 最大値最小値 という異なる資料の見方を共有させることができると考える お互いの考えを理解し共感的に学び合うことで 資料の新たな見方を獲得していく交流としたい 2 亀井号と佐藤号のそれぞれの根拠を交流した後で村上号を提示する その際に まず村上号の平均値 19mと最大値 66m 2つのデータを知らせる そして 村上号がどのような資料なのかを考えさせる 子どもたちが平均値や最大値に目を向けた状態で村上号のデータを提示することで 平均と実際のデータとの間にギャップを感じ 平均で比べるだけではだめだ 資料の中身を見ないと特徴がわからない と実感を生ませたい

5. 本時の目標 散らばりの異なる複数の資料の比較を通して 平均の比べ方だけではなく 散らばりに目を向けた比 べ方に気づき資料の特徴をつかむことができる ( 数学的な考え方 ) 6. 本時の展開 (2/10 時間 ) 主な学習活動 ( 前時まで )5 年生の学習である平均の意味を想起し ( 全体 ) ( 個数 )= 平均の求め方や 最大値 最小値などの確認をし ている 紙飛行機飛ばし大会に出ます 亀井号と佐藤号の 2 つ があります どちらを選んで出場しますか? 予想できないなあ ヒントがほしいな 飛ばしてみてもいい? 亀井 19 18 18 20 安定感がある 1 回勝負だから亀井号の方がいい記録が出そう 平均 18m で勝っている 低い記録も少ないよ 佐藤号の方が飛距離が散らばっているから 失敗もありそうだ 佐藤号のよい記録が出るのはだいたい半々 飛びそうだよ 亀井号はだいたい平均のあたりに集まっているから 次も飛ぶよ 亀井号佐藤号どちらも選ぶ気持ちはわかるなあ 選べないよ 平均だったら亀井号だし 最大値だったら佐藤号だなあ 平均 19m 最大 66m 村上 57 8 7 66 平均が 亀井号佐藤号より 大きいみたい 最大値も大きい あれ? 平均も最大値も村上号が上だけど 最大値が 66m なのに どうして平均が 19m なんだろう 佐藤号みたいに 飛んでいない記録もたくさんあるんじゃないかな 平均の数字にだまされた! 資料には 平均だけではわからない特徴がある 最大値や最小値 散らばり具合を見ると特徴がわかるね 佐藤 28 14 18 8 データでは最大の 28m が出ているから 平均は亀井号に負けているけど いい記録が出る可能性が高い 村上号に 勝てそうかな? 教師のかかわり どちらかを選択させることで 自分事として考えさせる 何があったら考えられそうなのか子どもの考えを引き出し それぞれの紙飛行機のデータを提示する どのように勝負するのかを子どもとやりとりしながら問題の条件を確認していく ( 次に飛ばした 1 回の飛んだ距離で決める ) ノートに選択した根拠を書かせる 黒板上で自分の選んだ方にネームカードを貼らせる 類分けして両方の根拠を位置付けていく データを並び替えさせるなど 資料の特徴をわかりやすく表そうとする意見が交流に生きるようかかわっていく この段階ではどちらが正しい考え方かどうかは確定しない 大会の相手である村上号を登場させる 平均 19m 最大値 66 mであることを知らせる 村上号がどのようなデータをもつ資料なのか考えさせる 村上号のデータを提示する どちらが勝ちそうか 理由を書かせ資料をどのように見ているか見取る