摂食嚥下訓練 排泄訓練等を開始します SCU で行うリハビリテーションの様子 ROM 訓練 ( 左 ) と端坐位訓練 ( 右 ) 急性期リハビリテーションプログラムの実際病棟訓練では 病棟において坐位 起立訓練を行い 坐位耐久性が30 分以上となればリハ訓練室へ移行します 訓練室訓練では訓練室におい

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高齢化率が上昇する中 認定看護師は患者への直接的な看護だけでなく看護職への指導 看護体制づくりなどのさまざまな場面におけるキーパーソンとして 今後もさらなる活躍が期待されます 高齢者の生活を支える主な分野と所属状況は 以下の通りです 脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 脳卒中発症直後から 患者の

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

平成 28 年度診療報酬改定情報リハビリテーション ここでは全病理に直接関連する項目を記載します Ⅰ. 疾患別リハビリ料の点数改定及び 維持期リハビリテーション (13 単位 ) の見直し 脳血管疾患等リハビリテーション料 1. 脳血管疾患等リハビリテーション料 (Ⅰ)(1 単位 ) 245 点 2

図表 リハビリテーション評価 患 者 年 齢 性 別 病 名 A 9 消化管出血 B C 9 脳梗塞 D D' E 外傷性くも幕下出血 E' 外傷性くも幕下出血 F 左中大脳動脈基始部閉塞 排尿 昼夜 コミュニ ケーション 会話困難 自立 自立 理解困難 理解困難 階段昇降 廊下歩行 トイレ歩行 病

脳卒中の医療連携体制を担う医療機関等における実績調査 調査内容 平成 28 年度の実績 ( 調査内容は別紙様式のとおり ) 別紙 1: 急性期の医療機能を有する医療機関用別紙 2: 急性期及び回復期の医療機能を有する医療機関用別紙 3: 回復期の医療機能を有する医療機関用別紙 4: 維持期の医療機能

平成 24 年度診療報酬説明会リハビリテーション関連 平成 24 年 4 月 21 日 公益社団法人 高知県理学療法士協会 医療部

リハビリテーションを受けること 以下 リハビリ 理想 病院でも自宅でも 自分が納得できる 期間や時間のリハビリを受けたい 現実: 現実: リ ビリが受けられる期間や時間は制度で リハビリが受けられる期間や時間は制度で 決 決められています いつ どこで どのように いつ どこで どのように リハビリ

地域包括ケア病棟 緩和ケア病棟 これから迎える超高齢社会において需要が高まる 高齢者救急に重点を置き 地域包括ケア病棟と 緩和ケア病棟を開設いたしました! 社会福祉法人 恩賜財団済生会福岡県済生会八幡総合病院

リハビリテーションマネジメント加算 計画の進捗状況を定期的に評価し 必要に応じ見直しを実施 ( 初回評価は約 2 週間以内 その後は約 3 月毎に実施 ) 介護支援専門員を通じ その他サービス事業者に 利用者の日常生活の留意点や介護の工夫等の情報を伝達 利用者の興味 関心 身体の状況 家屋の状況 家

病院紀要02:p 松原.eca

第 3 節心筋梗塞等の心血管疾患 , % % % %

医療法人高幡会大西病院 日本慢性期医療協会統計 2016 年度

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脳卒中に関する留意事項 以下は 脳卒中等の脳血管疾患に罹患した労働者に対して治療と職業生活の両立支援を行うにあ たって ガイドラインの内容に加えて 特に留意すべき事項をまとめたものである 1. 脳卒中に関する基礎情報 (1) 脳卒中の発症状況と回復状況脳卒中とは脳の血管に障害がおきることで生じる疾患

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平成26年度診療報酬改定 <リハビリテーション>

「手術看護を知り術前・術後の看護につなげる」

褥瘡発生率 JA 北海道厚生連帯広厚生病院 < 項目解説 > 褥瘡 ( 床ずれ ) は患者さまのQOL( 生活の質 ) を低下させ 結果的に在院日数の長期化や医療費の増大にもつながります そのため 褥瘡予防対策は患者さんに提供されるべき医療の重要な項目の1 つとなっています 褥瘡の治療はしばしば困難

リハビリテーション歩行訓練 片麻痺で歩行困難となった場合 麻痺側の足にしっかりと体重をかけて 適切な刺激を外から与えることで麻痺の回復を促進させていく必要があります 麻痺が重度の場合は体重をかけようとしても膝折れしてしまうため そのままでは適切な荷重訓練ができませんが 膝と足首を固定する長下肢装具を

このような現状を踏まえると これからの介護予防は 機能回復訓練などの高齢者本人へのアプローチだけではなく 生活環境の調整や 地域の中に生きがい 役割を持って生活できるような居場所と出番づくりなど 高齢者本人を取り巻く環境へのアプローチも含めた バランスのとれたアプローチが重要である このような効果的

通所リハビリテーションとは 介護保険で認定を受けられた要支援 要介護の方を対象に機能訓練 歩行訓練や日常生活訓練 脳への刺激で認知症予防などを目的に リハビリテーション ( 以下 リハビリ ) を行う通いのサービスです 通所リハビリテーション ( 以下 通所リハビリ ) は 利用者様が可能な限り自宅

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

また リハビリテーションの種類別では 理学療法はいずれの医療圏でも 60% 以上が実施したが 作業療法 言語療法は実施状況に医療圏による差があった 病型別では 脳梗塞の合計(59.9%) 脳内出血 (51.7%) が3 日以内にリハビリテーションを開始した (6) 発症時の合併症や生活習慣 高血圧を

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加算 栄養改善加算 ( 月 2 回を限度 ) 栄養スクリーニング加算 口腔機能向上加算 ( 月 2 回を限度 ) 5 円 重度療養管理加算 要介護 であって 別に厚生労働大が定める状態である者に対して 医学的管理のもと 通所リハビリテーションを行った場合 100 円 中重度者ケア体制加算

認知症医療従事者等向け研修事業要領

点検項目 点検事項 点検結果 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ 計画の定期的評価 見直し 約 3 月毎に実施 リハビリテーションマネジメント加算 Ⅱ ( リハビリテーションマネジメント加算 Ⅰ の要件に加え ) 居宅介護支援事業者を通じて他のサービス事業者への情報伝達 利用者の興味 関心 身体

27 年度調査結果 ( 入院部門 ) 表 1 入院されている診療科についてお教えください 度数パーセント有効パーセント累積パーセント 有効 内科 循環器内科 神経内科 緩和ケア内科

くろすはーと30 tei

基本料金明細 金額 基本利用料 ( 利用者負担金 ) 訪問看護基本療養費 (Ⅰ) 週 3 日まで (1 日 1 回につき ) 週 4 日目以降緩和 褥瘡ケアの専門看護師 ( 同一日に共同の訪問看護 ) 1 割負担 2 割負担 3 割負担 5, ,110 1,665 6,

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グループ紹介 上尾中央医科グループ 上尾中央医科グループは 関東圏を中心とする病院 老健 学校 研究所などからなる関東有数の医療機関グループです * 理念 : 愛し愛される病院 施設 * 施設 : 病院 27 老健 20 学校 3 等 * 総病床数 :9,167 床 * 総職員数 :15,534 詳

2009年8月17日

為化比較試験の結果が出ています ただ この Disease management というのは その国の医療事情にかなり依存したプログラム構成をしなくてはいけないということから わが国でも独自の Disease management プログラムの開発が必要ではないかということで 今回開発を試みました

Q3 回復期リハ病棟の施設基準とは? A3 標榜科名リハビリテーション科を標榜していること 医師病棟ごとに常勤の専任医を 1 名以上配置すること PT OT 看護職員 看護補助者 夜勤看護職員 夜勤看護補助者 リハ施設基準 病室床面積 廊下幅 その他の構造設備 リハ実施体制 日常生活機能評価 地方社

クリニカルパスの 普及・体制の現状と課題

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正誤表 正誤箇所 誤 正 医科 - 基本診療料 -35/47 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注 3 診療に係る費用 ( 注 2 及び注 4に規定する加算 注の見直し 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学管理等の 当該患者に対して行った第 2 章第 1 部医学

岸和田徳洲会病院 当院では以下の研究に協力し情報を提供しております この研究は 国が定めた指針に基づき 対象となる患者さまのお一人ずつから直接同意を得るかわりに 研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開しています 研究結果は学会等で発表されることがありますが その際も個人を特定する情報は公表し

NAGOYA EKISAIKAI HOSPITAL 名古屋掖済会病院

3) 適切な薬物療法ができる 4) 支持的関係を確立し 個人精神療法を適切に用い 集団精神療法を学ぶ 5) 心理社会的療法 精神科リハビリテーションを行い 早期に地域に復帰させる方法を学ぶ 10. 気分障害 : 2) 病歴を聴取し 精神症状を把握し 病型の把握 診断 鑑別診断ができる 3) 人格特徴

14栄養・食事アセスメント(2)

17★ 訪問看護計画書及び訪問看護報告書等の取扱いについて(平成十二年三月三十日 老企 厚生労働省老人保健福祉局企画課長通知)

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Ⅰ 通所リハビリテーション業務基準 通所リハビリテーションのリハビリ部門に関わる介護報酬 1. 基本報酬 ( 通所リハビリテーション費 ) 別紙コード表参照 個別リハビリテーションに関して平成 27 年度の介護報酬改定において 個別リハビリテーション実施加算が本体報酬に包括化された趣旨を踏まえ 利用

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2011 年 11 月 2 日放送 NHCAP の概念 長崎大学病院院長 河野茂 はじめに NHCAP という言葉を 初めて聴いたかたもいらっしゃると思いますが これは Nursing and HealthCare Associated Pneumonia の略で 日本語では 医療 介護関連肺炎 と

通常の市中肺炎の原因菌である肺炎球菌やインフルエンザ菌に加えて 誤嚥を考慮して口腔内連鎖球菌 嫌気性菌や腸管内のグラム陰性桿菌を考慮する必要があります また 緑膿菌や MRSA などの耐性菌も高齢者肺炎の患者ではしばしば検出されるため これらの菌をカバーするために広域の抗菌薬による治療が選択されるこ

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賀茂精神医療センターにおける精神科臨床研修プログラム 1. 研修の理念当院の理念である 共に生きる 社会の実現を目指す に則り 本来あるべき精神医療とは何かを 共に考えて実践していくことを最大の目標とする 将来いずれの診療科に進むことになっても リエゾン精神医学が普及した今日においては 精神疾患 症

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急性期リハビリテーションとは 一昔前までは 脳血管障害で片麻痺などの障害を発症した患者さんは まず一般病院に入院し 安静 加療の後リハビリテーション専門病院に転院してから ゆっくりとリハビリテーションをして行くという考え方が一般的でした 最近では 急性期から無理のない範囲で可能な限り体を動かすことがその後の機能回復に大変良いことが医学的に証明され 脳血管障害のリハビリテーションは急性期より開始することが重要であることが認識されるようになりました 日本脳卒中学会が定めた脳卒中の治療指針である脳卒中治療ガイドライン 2009 にも急性期リハビリテーションは推奨レベル A( 強く行うことが勧められる ) となっています 急性期リハが遅れることにより 臥床に伴う二次的合併症いわゆる廃用症候群を生じ その後のリハビリテーションに重大な障害をもたらします 急性期リハの効果は廃用症候群の防止と機能回復の促進により より高い機能での早期社会復帰が可能となり 結果として入院期間の短縮につながることにあります 高齢者 重症者における急性期リハビリテーションの有用性高齢者の寝たきり状態は 主に 脳卒中 心臓病 骨折等の疾病をきっかけとする場合が多く 要介護状態となることを予防するには 早期から一貫した機能維持 回復訓練を実施する必要があります 特に 脳血管障害については寝たきりの原因の 4 割を占めることから 脳血管障害の急性期医療の充実とともに リハビリテーションの充実が必要となります リハビリテーションが早期に開始できないような症例は多発病変患者や完全麻痺 高齢者などで 低栄養状態や糖尿病があり MRSA を含む日和見感染による肺炎や尿路感染症 消化管出血など 複数の合併症を同時にきたしたものであることが多いのです このような患者さんは入院時から全介助にとどまることが予想される重症例です しかし 全介助にとどまることが予想されるこのような重症患者さんのなかにも 早期からのリハビリテーション的アプローチにより 歩行自立する症例も少なからずいることが報告されています このような症例において急性期リハビリテーションが充分に行われなかった場合 廃用症候群で 作られた寝たきり になる危険が高くなります 内科的治療と並行した早期からのリハビリテーション医学的介入の有無により 歩行自立か寝たきりかが分けられるこのような患者群こそ 急性期リハビリテーションの効果 意義が大きいものといえます 急性期リハビリテーション開始基準急性期リハビリテーションの基本的な考えかたは リスク管理を行いながら 坐位訓練 起立訓練を行い 早期離床を促すことにあります リハビリテーションによる症状の悪化を防止するために 早期離床開始基準を作成します この開始基準には バイタルサインの安定 麻痺進行の停止 および意識レベル1 桁 ( 刺激を与えないでも開眼している状態 ) を用いるのが一般的です 早期離床開始基準を検討し 待機すべき時は拘縮予防や体位変換など基礎的リハプログラムを実施します 早期離床開始基準を満たした場合 坐位耐性 バランス訓練や立位 歩行訓練 離床 1

摂食嚥下訓練 排泄訓練等を開始します SCU で行うリハビリテーションの様子 ROM 訓練 ( 左 ) と端坐位訓練 ( 右 ) 急性期リハビリテーションプログラムの実際病棟訓練では 病棟において坐位 起立訓練を行い 坐位耐久性が30 分以上となればリハ訓練室へ移行します 訓練室訓練では訓練室において坐位訓練を継続しながら 作業療法も開始します 装具療法により麻痺肢の機能補助 代償で体重支持の向上を図ります 急性期リハでは ADL 訓練が重要であり 早期から車椅子への移乗訓練を取り入れていきます 急性期脳血管障害患者の嚥下障害の管理は 低栄養状態や誤嚥性肺炎の予防という観点から重要です 排尿障害に対しては 患者もしくは介護者に対する間歇的導尿の指導 ADL 訓練に伴うトイレ移乗や排尿訓練を行います 病棟で行うリハビリテーションの様子言語療法士による嚥下訓練 ( 左 ) と作業療法士によるトイレ移乗訓練 ( 右 ) 2

訓練室で行うリハビリテーションの様子理学療法士による起立訓練台を使った起立訓練 ( 左 ) と平行棒内歩行訓 練 ( 中央 ) 作業療法士による巧緻動作訓練 ( 右 ) リハビリテーションスタッフとチーム医療急性期リハビリテーションプログラムを実施し その効果を上げるにはチーム医療が欠かせない要件となります リハビリテーションチームは 通常はリハビリテーション医がリーダーとなり リハビリテーション看護士 理学療法士 作業療法士 言語療法士 ソーシャルワーカー 臨床心理士が加わります 脳血管障害の患者等急性期リハの対象患者が入院した場合 入院当初から このリハビリテーションチームが治療に参加し 早期からリハビリテーションプログラムを作成 実行します 地域におけるリハビリテーションの連携脳血管障害患者の機能予後を改善し 寝たきりを少なくするには地域のリハビリテーション連携システムを構築する必要があります 急性期医療 ( リハビリテーション ) を担当する病院は 回復期 維持期のリハビリテーション施設との連携を図り 病院間でリハビリテーションをシームレスに継続することが重要です 急性期病院は 疾病 を 回復期病院は 障害 を維持期の病院は 生活 を対象にすると言われています 疾病を対象とする急性期病院は次のステップである 障害 までは介入できても 生活 までは関与する体制はありません 急性期病院で 疾病 の治療を終えた患者さんは回復期病院で充実したリハビリテーションとケアを受け 退院後を見据えた準備が可能となります 好生館における急性期リハビテーションへの取り組み当館では 脳神経内科医 脳神経外科医 リハビリテーション科医 ( 週半日の非常勤 ) 循環器内科医 理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 看護婦 薬剤師 管理栄養士 医療ソーシャルワーカーらからなるストロークユニットを平成 17 年より立ち上げています 脳神経内科医 脳神経外科医と救急医がチームを組んで 脳卒中患者の入院に備え 発症後 3 時間以内に治療開 3

始を可能にすべく当直体制を敷いています 脳卒中患者が入院した場合には 直ちに脳神経系の専門医が救急医とともに治療を開始し あらかじめ決められた治療指針のもとに緊急の治療方針が決定されます そして 入院当日ないし翌日には急性期リハビリテーションの指示が出され リハビリテーションが開始されます 他職種で行われる週 1 回のストロークユニット回診とストロークユニットカンファレンスで身体所見の確認 意思統一と治療方針の決定を行っています これにより 24 時間体制で超急性期治療と急性期リハビリテーションが提供できるようになり 平均在院日数の短縮 退院時の ADL( 日常生活動作のレベル ) の向上が見られるようになりました 平成 23 年からは神経病棟に摂食嚥下障害看護認定看護師が配置され 主治医 言語聴覚士らとともにチーム医療で摂食嚥下リハビリテーションに取り組んでいます ストロークユニット回診 ( 左 ) と嚥下カンファレンス ( 右 ) の様子医師 療法士 看護師 栄養士などがチームを組ん でリハビリテーションを進めて行きます 地域におけるリハビリテーション連携にも積極的に取り組んでいます 平成 20 年から佐賀県医師会主導のもとに作成された佐賀県脳卒中連携パスの運用に参加しています パスとは良質な医療を効率的かつ安全 適正に提供するために開発された診療計画書のことです 脳卒中地域連携パスの目的の一つは 地域全体の脳卒中診療体制の把握と改善です そのためにはデータの集計が必要となります 当館では現在 当館の急性期地域連携パスと回復期病院の連携パスのデーターベース化を進めて 地域の脳卒中診療体制の把握に努めています また 回復期リハビリテーション施設との年 3 回の合同カンファレンスを行っています 参考文献 1) 急性期のリハビリテーション梶原敏夫 pp3-12, 脳血管障害の長期管理現代医療社矢崎義雄監修 2000 年東京 2) 早期リハビリテーションをめぐる議論 : 三好正堂 総合リハ 23 巻 12 号 1045~1050 1995 3) 急性期リハビリテーションの安全管理 : 近藤克則 総合リハ 23 巻 12 号 1051~1057 1995 4) 急性期リハビリテーションと廃用症候群 : 上田敏 総合リハ 23 巻 12 号 1059~1065 1995 5) 脳卒中早期リハビリテーションにおける家族訓練の有用性 : 前島伸一郎 総合リハ28 巻 12 号 4

1161~1166 2000 6) 米国における急性期 亜急性期リハビリテーション :Richard T Kats 総合リハ 28 巻 2 号 115 ~126 2000 5