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1)~ 2) 3) 近位筋脱力 CK(CPK) 高値 炎症を伴わない筋線維の壊死 抗 HMG-CoA 還元酵素 (HMGCR) 抗体陽性等を特徴とする免疫性壊死性ミオパチーがあらわれ 投与中止後も持続する例が報告されているので 患者の状態を十分に観察すること なお 免疫抑制剤投与により改善がみられた

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られる 糖尿病を合併した高血圧の治療の薬物治療の第一選択薬はアンジオテンシン変換酵素 (ACE) 阻害薬とアンジオテンシン II 受容体拮抗薬 (ARB) である このクラスの薬剤は単なる降圧効果のみならず 様々な臓器保護作用を有しているが ACE 阻害薬や ARB のプラセボ比較試験で糖尿病の新規

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7B5S 2017 年 3 月改訂 ( 第 10 版 ) 2014 年 9 月改訂 スルホニルウレア系経口血糖降下剤 日本標準商品分類番号 873961 劇薬注 ) 処方箋医薬品 4 987171 589212 貯法 : 気密容器 ( 室温保存 ) ( 取扱い上の注意 の項参照 ) 使用期限 : 外装に表示 (3 年 ) 注 ) 注意 - 医師等の処方箋により使用すること 警告 重篤かつ遷延性の低血糖症を起こすことがある 用法及び用量 使用上の注意に特に留意すること グリメピリド口腔内崩壊錠 OD 錠 0.5mg OD 錠 1mg OD 錠 3mg 承認番号 22500AMX00304000 22200AMX00512000 22200AMX00513000 薬価収載 2013 年 6 月 2010 年 11 月 2010 年 11 月 販売開始 2013 年 6 月 2010 年 11 月 2010 年 11 月 効能又は効果 2 型糖尿病 ( ただし 食事療法 運動療法のみで十分な効果が得られない場合に限る ) 禁忌 ( 次の患者には投与しないこと ) (1) 重症ケトーシス 糖尿病性昏睡又は前昏睡 インスリン 依存型糖尿病 ( 若年型糖尿病 ブリットル型糖尿病等 ) の患者 [ インスリンの適用である ] (2) 重篤な肝又は腎機能障害のある患者 [ 低血糖を起こすおそれがある ] (3) 重症感染症 手術前後 重篤な外傷のある患者 [ インスリンの適用である ] (4) 下痢 嘔吐等の胃腸障害のある患者 [ 低血糖を起こすおそれがある ] (5) 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 ( 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 の項参照 ) (6) 本剤の成分又はスルホンアミド系に対し過敏症の既往歴のある患者 組成 性状 販売名 有効成分 (1 錠中 ) 添加物 色 剤形 サイズ 外形 グリメピリド OD 錠 グリメピリド OD 錠 0.5mg ケミファ 1mg ケミファ ( 日局 ) グリメピリド 0.5mg グリメピリド OD 錠 3mg ケミファ ( 日局 ) グリメピリド ( 日局 ) グリメピリド 1.0mg 3.0mg D- マンニトール D- マンニトール D- マンニトール フェニルアラニン化合物 ) ステアリン酸マグネシウム 三二酸化鉄 香料 L- メントール トコフェロール フェニルアラニン化合物 ) ステアリン酸マグネシウム 香料 L- メントール フェニルアラニン化合物 ) ステアリン酸マグネシウム 三二酸化鉄 香料 L- メントール トコフェロール 薄い橙色の素錠白色の片面 1/2 割線入りの素錠 薄い橙色の片面 1/2 割線入りの素錠 直径 (mm) 5.0 6.0 8.0 厚さ (mm) 2.1 3.0 3.6 重量 (mg) 42.5 85 175 側 表 裏 面 識別コード GL0.5 GL1 GL3-1 - 用法及び用量通常 グリメピリドとして 1 日 0.5 1mg より開始し 1 日 1 ~ 2 回朝又は朝夕 食前又は食後に経口投与する 維持量は通常 1 日 1 ~ 4mg で 必要に応じて適宜増減する なお 1 日最高投与量は 6mg までとする 用法及び用量に関連する使用上の注意 本剤は口腔内で崩壊するが 口腔粘膜からの吸収により効果発現を期待する製剤ではないため 唾液又は水で飲み込むこと ( 9. 適用上の注意 の項参照 ) 使用上の注意 1. 慎重投与 ( 次の患者には慎重に投与すること ) (1) 次に掲げる低血糖を起こすおそれのある患者又は状態 1) 肝又は腎機能障害 2) 脳下垂体機能不全又は副腎機能不全 3) 栄養不良状態 飢餓状態 不規則な食事摂取 食事摂取量の不足又は衰弱状態 4) 激しい筋肉運動 5) 過度のアルコール摂取者 6) 高齢者 ( 5. 高齢者への投与 の項参照 ) 7) 3. 相互作用 の (1) に示す血糖降下作用を増強するとの併用 (2) 小児 ( 2. 重要な基本的注意 7. 小児等への投与 の項参照 ) 2. 重要な基本的注意 (1) 糖尿病の診断が確立した患者に対してのみ適用を考慮すること 糖尿病以外にも耐糖能異常 尿糖陽性等 糖尿病類似の症状 ( 腎性糖尿 甲状腺機能異常等 ) を有する疾患があることに留意すること (2) 適用はあらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法 運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り考慮すること (3) 投与する場合には 少量より開始し 血糖 尿糖を定期的に検査し の効果を確かめ 効果が不十分な場合には 速やかに他の治療法への切り替えを行うこと (4) 投与の継続中に 投与の必要がなくなる場合や 減量する必要がある場合があり また 患者の不養生 感染症の合併等により効果がなくなったり 不十分となる場合があるので 食事摂取量 体重の推移 血糖値 感染症の有無等に留意のうえ 常に投与継続の可否 投与量 の選択等に注意すること (5) 重篤かつ遷延性の低血糖を起こすことがあるので 高所作業 自動車の運転等に従事している患者に投与するときには注意すること また 低血糖に関する注意について 患者及びその家族に十分徹底させること

(6) 小児に投与する際には 低血糖症状及びその対処方法につ いて保護者等にも十分説明すること 3. 相互作用 本剤は 主に肝代謝酵素 CYP2C9 により代謝される 併用注意 ( 併用に注意すること ) (1) 血糖降下作用を増強する 1) 臨床症状血糖降下作用の増強による低血糖症状 ( 脱力感 高度の空腹感 発汗 動悸 振戦 頭痛 知覚異常 不安 興奮 神経過敏 集中力低下 精神障害 意識障害 痙攣等 ) が起こることがある 2) 措置方法併用する場合には 血糖値その他患者の状態を十分観察し 必要に応じて本剤又は併用の投与量を調節するなど慎重に投与すること 特にβ- 遮断剤と併用する場合にはプロプラノロール等の非選択性は避けることが望ましい 低血糖症状が認められた場合には通常はショ糖を投与し α-グルコシダーゼ阻害剤 ( アカルボース ボグリボース等 ) との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること 3) 名等 : 作用機序 名等 インスリン製剤ヒトインスリン等ビグアナイド系メトホルミン塩酸塩ブホルミン塩酸塩チアゾリジン系ピオグリタゾン α-グルコシダーゼ阻害剤アカルボースボグリボース等 DPP-4 阻害薬シタグリプチンリン酸塩水和物等 GLP-1 受容体作動薬リラグルチド等 SGLT2 阻害剤イプラグリフロジン L- プロリントホグリフロジン水和物等プロベネシドクマリン系ワルファリンカリウムサリチル酸剤アスピリンサザピリン等 プロピオン酸系消炎剤ナプロキセン ロキソプロフェンナトリウム水和物等 アリール酢酸系消炎剤アンフェナクナトリウム水和物ナブメトン等 オキシカム系消炎剤ロルノキシカム等 β- 遮断剤プロプラノロールアテノロールピンドロール等モノアミン酸化酵素阻害剤 作用機序血中インスリン増大 肝臓での糖新生抑制 腸管でのブドウ糖吸収抑制 インスリン作用増強 糖吸収抑制 インスリン分泌促進 グルカゴン濃度低下 インスリン分泌促進 グルカゴン分泌抑制 尿中へのブドウ糖排泄促進 腎排泄抑制 肝代謝抑制 血中蛋白との結合抑制 サリチル酸剤の血糖降下作用 血中蛋白との結合抑制 [ これらの消炎剤は蛋白結合率が高いので 血中にグリメピリドの遊離型が増加して血糖降下作用が増強するおそれがある ] 糖新生抑制 アドレナリンによる低血糖からの回復抑制 低血糖に対する交感神経症状抑制インスリン分泌促進 糖新生抑制 名等 クラリスロマイシン サルファ剤スルファメトキサゾール等 作用機序 機序不明左記が他のスルホニルウレア系の血中濃度を上昇させたとの報告がある 血中蛋白との結合抑制 肝代謝抑制 腎排泄抑制 クロラムフェニコール肝代謝抑制テトラサイクリン系抗生物質インスリン感受性促進テトラサイクリン塩酸塩ミノサイクリン塩酸塩等シプロフロキサシン機序不明レボフロキサシン水和物フィブラート系血中蛋白との結合抑制 肝代クロフィブラート謝抑制 腎排泄抑制ベザフィブラート等アゾール系抗真菌剤肝代謝抑制 (CYP2C9 阻害 ) ミコナゾール血中蛋白との結合抑制フルコナゾール等シベンゾリンコハク酸塩インスリン分泌促進が考えらジソピラミドれている ピルメノール塩酸塩水和物 (2) 血糖降下作用を減弱する 1) 臨床症状血糖降下作用の減弱による高血糖症状 ( 嘔気 嘔吐 脱水 呼気のアセトン臭等 ) が起こることがある 2) 措置方法併用する場合には 血糖値その他患者の状態を十分観察しながら投与すること 3) 名等 : 作用機序 アドレナリン 名等 副腎皮質ホルモンコルチゾン酢酸エステルヒドロコルチゾン等甲状腺ホルモンレボチロキシンナトリウム水和物乾燥甲状腺等 卵胞ホルモンエストラジオール安息香酸エステルエストリオール等 利尿剤トリクロルメチアジドフロセミド等ピラジナミド イソニアジド 作用機序 末梢でのブドウ糖の取り込み抑制 肝臓での糖新生促進肝臓での糖新生促進 末梢組織でのインスリン感受性低下 腸管でのブドウ糖吸収亢進 グルカゴンの分泌促進 カテコールアミンの作用増強 肝臓での糖新生促進機序不明コルチゾール分泌変化 組織での糖利用変化 成長ホルモンの過剰産生 肝機能の変化等が考えられる インスリン分泌の抑制 末梢でのインスリン感受性の低下 機序不明血糖値のコントロールが難しいとの報告がある 糖質代謝の障害による血糖値上昇及び耐糖能異常 リファンピシン 肝代謝促進 (CYP 誘導 ) ニコチン酸 肝臓でのブドウ糖の同化抑制 フェノチアジン系クロルプロマジン インスリン遊離抑制 副腎からのアドレナリン遊離 フルフェナジン 等 フェニトイン インスリンの分泌阻害 - 2 -

名等作用機序ブセレリン酢酸塩機序不明ブセレリン酢酸塩投与により 耐糖能が悪化したという報告がある 4. 副作用本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない (1) 重大な副作用 ( 頻度不明 ) 1) 低血糖 : 低血糖 ( 初期症状 : 脱力感 高度の空腹感 発汗等 ) があらわれることがある なお 徐々に進行する低血糖では 精神障害 意識障害等が主である場合があるので注意すること また グリメピリドの投与により低血糖症状 ( 脱力感 高度の空腹感 発汗 動悸 振戦 頭痛 知覚異常 不安 興奮 神経過敏 集中力低下 精神障害 意識障害 痙攣等 ) が認められた場合には通常はショ糖を投与し α-グルコシダーゼ阻害剤 ( アカルボース ボグリボース等 ) との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与すること また 低血糖は投与中止後 臨床的にいったん回復したと思われる場合でも数日間は再発することがある 2) 汎血球減少 無顆粒球症 溶血性貧血 血小板減少 : 汎血球減少 無顆粒球症 溶血性貧血 血小板減少があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと 3) 肝機能障害 黄疸 : AST(GOT) ALT(GPT) Al-P の上昇等を伴う肝機能障害 黄疸があらわれることがあるので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には投与を中止し 適切な処置を行うこと (2) 重大な副作用 ( 類薬 ) 再生不良性貧血 : 再生不良性貧血があらわれることが他のスルホニルウレア系で報告されているので 観察を十分に行い 異常が認められた場合には 投与を中止するなど適切な処置を行うこと (3) その他の副作用 血液 肝臓 腎臓消化器 過敏症 白血球減少 貧血 頻度不明 AST(GOT) 上昇 ALT(GPT) 上昇 Al-P 上昇 LDH 上昇 γ-gtp 上昇 BUN 上昇嘔気 嘔吐 心窩部痛 下痢 便秘 腹部膨満感 腹痛発疹 光線過敏症 そう痒感等 精神神経系めまい 頭痛その他血清カリウム上昇 ナトリウム低下等の電解質異常 倦怠感 CK(CPK) 上昇 浮腫 脱毛 一過性視力障害 味覚異常 5. 高齢者への投与高齢者では 生理機能が低下していることが多く 低血糖があらわれやすいので 少量から投与を開始し定期的に検査を行うなど慎重に投与すること 6. 妊婦 産婦 授乳婦等への投与 (1) 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと [ スルホニルウレア系は胎盤を通過することが報告されており 新生児の低血糖 巨大児が認められている また グリメピリドの動物実験 ( ラット ウサギ ) で催奇形性作用が報告されている ] (2) 授乳中の婦人には投与しないことが望ましい [ 他のスルホニルウレア系で母乳へ移行することが報告されている ] 7. 小児等への投与低出生体重児 新生児 乳児 幼児又は9 歳未満の小児に対する安全性は確立していない ( 使用経験がない ) ( 小児については 2. 重要な基本的注意 の項参照 ) 8. 過量投与徴候 症状 : 低血糖が起こることがある ( 4. 副作用 (1) 重大な副作用 1) 低血糖の項参照 ) 処置 : (1) 飲食が可能な場合ブドウ糖 (5 ~ 15g) 又は 10 ~ 30g の砂糖の入った吸収の良いジュース キャンディなどを摂取させる (2) 意識障害がある場合ブドウ糖液 (50% 20mL) を静注し 必要に応じて 5% ブドウ糖液点滴により血糖値の維持を図る (3) その他血糖上昇ホルモンとしてのグルカゴン投与もよい 9. 適用上の注意 (1) 交付時 :PTP 包装のは PTP シートから取り出して服用するよう指導すること [PTP シートの誤飲により 硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し 更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている ] (2) 服用時 : 本剤は舌の上にのせ唾液を浸潤させ 唾液のみで服用可能である また 水で服用することもできる 10. その他の注意 (1) スルホニルウレア系 ( トルブタミド 1 日 1.5g) を長期間継続使用した場合 食事療法単独の場合と比較して心臓 血管系障害による死亡率が有意に高かったとの報告がある (2) インスリン又は経口血糖降下剤の投与中にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を投与することにより 低血糖が起こりやすいとの報告がある (3) イヌを用いた慢性毒性試験において 最高用量の 320mg/kg 投与群の雌雄各 1 例に白内障を認めたとの報告がある ウシの水晶体を用いた in vitro 試験とラットを用いた検討結果では 白内障を発症させる作用や発症増強作用の可能性は認められなかったとの報告がある 薬物動態 1) 生物学的同等性試験グリメピリド OD 錠 0.5mg ケミファ グリメピリド OD 錠 0.5mg ケミファ は 含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン に基づき グリメピリド OD 錠 1mg ケミファ を標準製剤としたとき 溶出挙動が等しく 生物学的に同等とみなされた グリメピリド OD 錠 1mg ケミファ グリメピリド OD 錠 1mg ケミファ と標準製剤を クロスオーバー法によりそれぞれ1 錠 ( グリメピリドとして 1mg) 健康成人男子に絶食単回経口投与して血清中グリメピリド濃度を測定し 得られた薬物動態パラメータ (AUC Cmax) について 90% 信頼区間法にて統計解析を行った結果 log(0.80) ~ log(1.25) の範囲内であり 両剤の生物学的同等性が確認された - 3 -

( 水あり投与 ) グリメピリド OD 錠 1mg ケミファ 443.6 ± 105.0 97.2 ± 23.4 2.3 ± 0.9 1.9 ± 0.2 標準製剤 ( 普通錠 1mg)484.8 ± 148.5 103.0 ± 29.4 2.6 ± 0.7 2.0 ± 0.5 (ng/ml) 140 0 0 4 8 12 16 20 24120 80 60 40 20 ( 水なし投与 ) (Mean ± S.D.,n = 16) グリメピリド OD 錠 1mg ケミファ 標準製剤 ( 普通錠 1mg) (Mean±S.D.,n16) グリメピリド OD 錠 1mg ケミファ 574.3 ± 146.4 124.5 ± 23.8 2.9 ± 0.8 1.8 ± 0.3 標準製剤 ( 普通錠 1mg) * 526.5 ± 177.2 116.7 ± 37.2 2.4 ± 0.8 1.8 ± 0.5 * 標準製剤は水とともに投与 (Mean ± S.D.,n = 15) (ng/ml)160 140 120 80 60 40 20 (Mean±S.D.,n15) グリメピリド OD 錠 1mg ケミファ 標準製剤 ( 普通錠 1mg) 0 0 4 8 12 16 20 24 血清中濃度並びに AUC Cmax 等のパラメータは 被験者の選択 体液の採取回数 等の試験条件によって異なる可能性がある グリメピリド OD 錠 3mg ケミファ グリメピリド OD 錠 3mg ケミファ と標準製剤を クロスオーバー法によりそれぞれ1 錠 ( グリメピリドとして 3mg) 健康成人男子に低脂肪食摂取後 30 分に 単回経口投与して血清中グリメピリド濃度を測定し 得られた薬物動態パラメータ (AUC Cmax) について 90% 信頼区間法にて統計解析を行った結果 log(0.80)~ log(1.25) の範囲内であり 両剤の生物学的同等性が確認された ( 水あり投与 ) グリメピリド OD 錠 3mg ケミファ 1801.7 ± 356.7 311.4 ± 46.5 3.1 ± 0.9 4.1 ± 1.4 標準製剤 ( 普通錠 3mg)1789.4 ± 442.4 307.2 ± 75.4 3.1 ± 1.0 4.1 ± 1.6 (Mean ± S.D.,n = 15) (ng/ml) 400 350 300 250 200 150 50 0 0 4 8 12 16 20 24( 水なし投与 ) (Mean±S.D.,n15) グリメピリド OD 錠 3mg ケミファ 標準製剤 ( 普通錠 3mg) グリメピリド OD 錠 3mg ケミファ 1756.7 ± 473.7 294.7 ± 69.8 3.8 ± 0.8 3.8 ± 1.5 標準製剤 ( 普通錠 3mg) * 1846.3 ± 502.8 312.3 ± 66.1 3.4 ± 0.9 4.4 ± 1.7 * 標準製剤は水とともに投与 (Mean ± S.D.,n = 16) (ng/ml) 400 350 (Mean±S.D.,n16) グリメピリド OD 錠 3mg ケミファ 標準製剤 ( 普通錠 3mg) 300 250 0200 150 50 0 4 8 12 16 20 24 血清中濃度並びに AUC Cmax 等のパラメータは 被験者の選択 体液の採取回数 等の試験条件によって異なる可能性がある 2) 薬効薬理グリメピリドはインスリン分泌能の残存する膵ランゲルハンス島 β 細胞を刺激してインスリンの分泌を高める インスリン分泌促進作用は β 細胞の ATP 依存性 K + チャネルを閉口して脱分極を起こすことにより Ca 2+ チャネルを開口し Ca 2+ を細胞内に流入させることによる 有効成分に関する理化学的知見一般名 : グリメピリド (Glimepiride) 化学名 :1-(4-{2-[(3-Ethyl-4-methyl-2-oxo-3-pyrroline-1- carbonyl)amino]ethyl}phenylsulfonyl)-3-(trans- 4-methylcyclohexyl)urea 分子式 :C24H34N4O5S 分子量 :490.62 構造式 : - 4 -

性状 : グリメピリドは白色の結晶性の粉末である 本品はジクロロメタンに溶けにくく メタノール又はエタノール (99.5) に極めて溶けにくく 水にほとんど溶けない 融点 : 約 202 ( 分解 ) 取扱い上の注意 1. 保管方法開封後は 高温 湿気を避けて保存し なるべく速やかに使用すること 3) 2. 安定性試験グリメピリド OD 錠 0.5mg ケミファ : 最終包装製品を用いた加速試験 (40 相対湿度 75% 6ヵ月 ) の結果 グリメピリド OD 錠 0.5mg ケミファ は通常の市場流通下において 3 年間安定であることが推測された グリメピリド OD 錠 1mg ケミファ グリメピリド OD 錠 3mg ケミファ : アルミパックした PTP 包装品を用いた長期保存試験 (25 相対湿度 60% 3 年間 ) の結果 外観及び含量等は規格の範囲内であり グリメピリド OD 錠 1mg ケミファ 及びグリメピリド OD 錠 3mg ケミファ は通常の市場流通下において 3 年間安定であることが確認された 包装グリメピリド OD 錠 0.5mg ケミファ : 錠 (10 錠 10) グリメピリド OD 錠 1mg ケミファ : 錠 (10 錠 10) 140 錠 (14 錠 10) 500 錠 (10 錠 50) グリメピリド OD 錠 3mg ケミファ : 錠 (10 錠 10) 140 錠 (14 錠 10) 主要文献 1) シオノケミカル : 生物学的同等性に関する資料 ( 社内資料 ) 2) 第十七改正日本薬局方解説書 C-1560, 廣川書店, 東京,2016 3) シオノケミカル : 安定性に関する資料 ( 社内資料 ) 文献請求先主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください 日本ケミファ株式会社安全管理部 101-0032 東京都千代田区岩本町 2 丁目 2 番 3 号 TEL :0120-47-9321 03-3863-1225 FAX:03-3861-9567-5 -