労働環境改革基本計画

Similar documents
職場環境 回答者数 654 人員構成タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % % 質問 1_ 採用 回答 /654 中途採用 % 新卒採用 % タ

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

7 8 O KAYAKU spirit I O K T C % E C O M T O K T T M T I O O T C C C O I T O O M O O

2018年人事・労務に関するトップ・マネジメント調査結果

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

Contents ESG 社会性報告 人権の尊重 人権方針 体制電通グループは 広告をはじめ事業活動に関わるすべてのコミュニケーション活動を 人権の観点からも豊かなものにしたいと考えています そのため 社員一人ひとりが人権について正しい知識を身につけて理解を深め その知見を業務活動に生かしていくこと

2016 年度の主な活動実績 2WAY マネジメント 2WAY コミュニケーションをより充実させ 効果的な面談を実施するための運用について 2016 年度も継続して 労使間で協議を重ねま した また One NEC Survey( 従業員意識調査 ) の結果もふまえ 各職場でのマネジメント向上施策を

また 四半期毎に部門長を対象とした勤務実績報告会で テレワークを含めたワークスタイル改革を推進させるための施策について議論を実施している 周知 啓発方法 2015 年から約 2,000 名の間接部門社員を対象にしたスキルアップワークショップを実施している ワークショップでは テレワークのススメ とい

Microsoft Word - H29 結果概要

4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

6 当社は 反社会的勢力に対しては一切の関係をもたず 不当要求を受けた場合等の 事案発生時には 総務部を対応統括部署として警察および顧問弁護士等と連携し毅然とした態度で対応する (2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 1 当社は 取締役の職務の執行に関する情報 ( 株主総会議

5. 内部統制推進部内部統制推進部は NEC グループ企業行動憲章 および NEC グループ行動規範 の周知をはじめとしたコンプライアンス徹底のための各種施策を企画立案し 実施しています また 事業部門およびスタッフ部門が実施するリスクマネジメントが体系的かつ効果的に行われるように 必要な支援 調整

制度名 No. 1 ( 働 1) フレックスタイム制度 対象者: 営業職の正社員 労働時間の清算期間: 毎月 1 日から末日までの1か月 1 日の所定労働時間は 8 時間 清算期間内の総労働時間: 1 日あたり8 時間として 清算期間中の労働日数を乗じて得られた時間数 ただし 清算期間内を平均し1

ソーシャルセクター組織実態調査 2017 特定非営利活動法人新公益連盟 2017 年 12 月 6 日 Copyright 2017 Japan Association of New Public All Rights Reserved,

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

直しも行う これらの事務については 稟議規程 文書管理規程 契約書取扱規程は管理本部長が所管 情報管理規程 情報セキュリティ管理規程はコンプライアンス推進部長が所管し 運用状況の検証 見直しの経過等 適宜取締役会に報告する なお 業務を効率的に推進するために 業務システムの合理化や IT 化をさらに

基本的な考え方/CSRマネジメント/マテリアリティ

図 1-a 貴社は 働き方改革に向けた取り組みを なっていますか? ( 企業規模別 ) 0% 20% 40% 60% 80% 100% 1 50 名 4 46% 6% 名 55% 36% 9% 名 63% 301 名以上 82% 9% 図 2 働き方改革に取り組んでいな

スライド 1

PowerPoint プレゼンテーション

あおもり働き方改革推進企業認証制度 Q&A 平成 29 年 12 月 14 日 Vol.1 目次 1 あおもり働き方改革推進企業認証制度全般関係 Q1 県外に本社がある場合はどのように申請できるのか P1 2 あおもり働き方改革宣言企業関係 Q2 次世代法に基づく一般事業主行動計画とはどういうものか

2015 年度 ~2017 年度中期経営経営計画 14 中計 1. 当社が目指すもの企業理念と Vision E 2.11 中計 中計 (2nd STAGE / 2012~ 年度 ) の成果 - Vision E における 11 中計の位置づけと成果 - 1

働き方の現状と今後の課題

20 21 The Hachijuni Bank, LTD.

調査結果 1. 働き方改革 と聞いてイメージすること 男女とも 有休取得 残業減 が 2 トップに 次いで 育児と仕事の両立 女性活躍 生産性向上 が上位に 働き方改革 と聞いてイメージすることを聞いたところ 全体では 有給休暇が取りやすくなる (37.6%) が最も多く 次いで 残業が減る (36

Microsoft Word 年度評価シート.docx

育児短時間勤務

Microsoft Word - 内部統制システム構築の基本方針.doc

スライド 1

採用者数の記載にあたっては 機械的に採用日の属する年度とするのではなく 一括 採用を行っている場合等において 次年度新規採用者を一定期間前倒しして雇い入れた 場合は 次年度の採用者数に含めることとしてください 5 新卒者等以外 (35 歳未満 ) の採用実績及び定着状況採用者数は認定申請日の直近の3

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

内部統制ガイドラインについて 資料

<4D F736F F F696E74202D C668DDA A8DB293A190E690B62E B8CDD8AB B83685D>

第 3 章 保険募集管理態勢の整備と内部監査 法令等遵守態勢の確認検査用チェックリスト とは別に 保険募集管理態勢の確認検査用チェックリスト により検証する構成がとられています これは 保険募集に関する法令等遵守の重要性が高く また 着目すべきポイントが多岐に渡っていることを反映したものとも考えられ

Ⅱ.1 ワーク ライフ バランス施策の定義と類型 (1) ワーク ライフ バランス施策とは work-life balance 1 (2) ワーク ライフ バランス施策の類型

Microsoft Word - 様式第1号 キャリアアップ計画書 記入例

PowerPoint プレゼンテーション

安全管理規程

目次 4. 組織 4.1 組織及びその状況の理解 利害関係者のニーズ 適用範囲 環境活動の仕組み 3 5. リーダーシップ 5.1 経営者の責務 環境方針 役割 責任及び権限 5 6. 計画 6.1 リスクへの取り組み 環境目標

自己点検・評価表

PowerPoint Presentation

共通事項 1 キャリアアップ 管理者情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 奨励金対象労働者数 ( 全労働者数 ) 9 企業規模 ( 該当

スライド 1

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

平成18年度標準調査票

(参考)女性の活躍推進企業データベース記入要領

品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

2 取組実績 ( 選択した取組事項について記入すること ) (1) 労働時間等設定改善委員会の設置等労使の話し合いの機会の整備 ( 労働時間等の設定の改善に関する特別措置法第 7 条第 2 項の規定による衛生委員会のみなしを含む ) 労働時間等設定改善委員会などの設置の有無 名称 話し合いの機会の頻

1 取組の目的一人ひとりが心身ともに健康で いきいきと働くことで生産性を高め 価値を創造し利益を生むことと それにより 働きやすい会社 やりがいのある会社 成長し続ける会社 を実現することを目的として 働き方改革の取組を進めている 2 現在の取組 働き方改革推進室 を中心とした取組の推進同社では約

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 印 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働

指針に関する Q&A 1 指針の内容について 2 その他 1( 特許を受ける権利の帰属について ) 3 その他 2( 相当の利益を受ける権利について ) <1 指針の内容について> ( 主体 ) Q1 公的研究機関や病院については 指針のどの項目を参照すればよいですか A1 公的研究機関や病院に限ら

- 調査結果の概要 - 1. 改正高年齢者雇用安定法への対応について a. 定年を迎えた人材の雇用確保措置として 再雇用制度 導入企業は9 割超 定年を迎えた人材の雇用確保措置としては 再雇用制度 と回答した企業が90.3% となっています それに対し 勤務延長制度 と回答した企業は2.0% となっ

滋賀県内企業動向調査 2018 年 月期特別項目結果 2019 年 1 月 滋賀銀行のシンクタンクである しがぎん経済文化センター ( 大津市 取締役社長中川浩 ) は 滋賀県内企業動向調査 (2018 年 月期 ) のなかで 特別項目 : 働き方改革 ~ 年次有給休暇の取得

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

調査結果 転職決定者に聞く入社の決め手 ( 男 別 ) 入社の決め手 を男 別でみた際 性は男性に比べると 勤務時間 休日休暇 育児環境 服装 オフィス環境 職場の上司 同僚 の項目で 10 ポイント以上 かった ( 図 1) 特に 勤務時間 休日休暇 の項目は 20 ポイント以上 かった ( 図

< 実働組織 > コンプライアンス企画部会 任命 報告等 設置 取締役会 コンプライアンス委員会 コンプライアンス委員長 コンプライアンス委員 審議 決定事項の報告 コンプライアンス特別委員 ( 社外弁護士 ) コンプライアンス規程 当社はコンプライアンスに関する体制 組織および運営方法を定めた基本

2014 年度事業計画書 2014 年 3 月 25 日 一般社団法人日本テレワーク協会 1

CSR(企業の社会的責任)に関するアンケート調査結果《概要版》

Let s ゆとり! キャンペーン好事例 実施期間 : 平成 30 年 9 月 1 日 ~11 月 30 日 参加事業所数 :249 事業所 PickUp! 参加してどんな効果があったの? ゆとりキャンペーン参加事業所の事例紹介 宣言内容 県内一斉 ノー残業デー に参加します 毎月第 2 第 4 水

Presentation Title

農業法人等における雇用に関する調査結果

過労死等の防止のための対策に関する大綱 ( 平成 30 年 7 月 24 日閣議決定 ) の概要 ~ 過労死をゼロにし 健康で充実して働き続けることのできる社会へ ~ 第 1 はじめに 1 これまでの取組 過労死等防止対策推進法の成立 施行の背景 過労死等の防止のための対策に関する大綱の策定 見直し

~この方法で政策形成能力のレベルアップが図れます~

様式第1号 職場定着支援計画

ANNUAL REPORT

4. icd 取組みの効果及び今後予定する効果内容 4.1. 効果のあった項目効果内容 お客様への価値提供に向けた人財在庫見える化 事業 ( 業種 ) 別戦略の高度化 経営の PDCA と連動した人財育成 経営戦略に必要な役割を定義し 人財在庫を見える化することで 経営の意思である お客様への価値提

<4D F736F F D208DBB939C97DE8FEE95F18CB48D EA98EE58D7393AE8C7689E6816A2E646F63>

( 様式第 1 号 ( 共通 )) 共通事項 1 キャリアアップ管理者 情報 ( 氏名 ): 役職 ( 配置日 ): 年月日 2 キャリアアップ管理者 の業務内容 ( 事業所情報欄 ) 3 事業主名 4 事業所住所 ( - ) 5 電話番号 ( ) - 6 担当者 7 企業全体で常時雇用する労働 者


1 制定の目的 方針 当社におけるコーポレートガバナンスを向上させるための枠組みである パーク 24 コーポレートガバナンスガイドライン を制定し コーポレートガバナンスの強化 充実に努めることで 当社の中長期的な価値向上と持続的成長を実現する コーポレートガバナンスに対する基本的な考え方公正で透明

0516

平成18年度標準調査票

社員がイキイキと働く サンメディカルを目指して

佐藤委員提出資料

Ⅲ コース等で区分した雇用管理を行うに当たって留意すべき事項 ( 指針 3) コース別雇用管理 とは?? 雇用する労働者について 労働者の職種 資格等に基づき複数のコースを設定し コースごとに異なる配置 昇進 教育訓練等の雇用管理を行うシステムをいいます ( 例 ) 総合職や一般職等のコースを設定し

H25見える化 Ⅰ

取組 これまでの取組み (~2017 年度 ) マインド の観点からダイバーシティ推進 マインド 女性総合職採用 目標値 評価 ~2015 年度 2016 年度 2017 年度 産休 育休者 PC 貸与 病児保育 学童保育支援 在宅勤務 ( 妊娠 育児 介護 ) 育休一部有給化 育休期間を昇進要件期

<4D F736F F F696E74202D A B837D836C CA48F435F >

<4D F736F F F696E74202D20658BCE91D38FD089EE8E9197BF81698AAE915394C5816A2E707074>

図表 1 人口と高齢化率の推移と見通し ( 億人 ) 歳以上人口 推計 高齢化率 ( 右目盛 ) ~64 歳人口 ~14 歳人口 212 年推計 217 年推計

「新入社員意識調査」に関するアンケート調査結果

企業アンケート ( 東証一部 二部の 941 社が回答 ) の結果等のポイント 指名委員会を設置済み 又は設置を検討中 検討予定の企業 : 55% 報酬委員会 : 5 3 ページ参照 社長 CEOの選定 解職の決定に関して監督を行なうことについて 社外取締役が役割を果たしている と回答 した企業 委

<4D F736F F F696E74202D EF8B638E9197BF82CC B A6D92E894C5816A E >

2018年度の雇用動向に関する道内企業の意識調査

事務連絡

ESG データブック : 社会 更新日 社会パフォーマンス報告の指標を集約しています 社会データの集計期間は毎年 (1 ~ 12 月 ) です 各データの集計範囲 : ノーリツ単体 NR 国内グループ会社を含む国内 G 国内外グループ会社を含む NRG 海外グループ会社 海外

2019 年 3 月 経営 Q&A 回答者 Be Ambitious 社会保険労務士法人代表社員飯野正明 働き方改革のポイントと助成金の活用 ~ 働き方改革における助成金の活用 ~ Question 相談者: 製造業 A 社代表取締役 I 氏 当社における人事上の課題は 人手不足 です 最近は 予定

2.MUFG フィデューシャリー デューティー基本方針 MUFG フィデューシャリー デューティー基本方針の策定 公表 MUFG は お客さま本位の取組みの徹底を図るため グループ共通の指針となる MUFG フィデューシャリー デューティー基本方針 を策定 公表します 本方針の下 グループ各社がお客

Ⅰ. 経緯 国際金融コミュニティにおける IAIS の役割は ここ数年大幅に増加している その結果 IAIS は 現行の戦略計画および財務業績見通しを策定した際には想定していなかった システム上重要なグローバルな保険会社 (G-SIIs) の選定支援やグローバルな保険資本基準の策定等の付加的な責任を


中小企業のための「育休復帰支援プラン」策定マニュアル

< B83678E DD96E28D8096DA2E786C7378>

<355F838A E837D836C B E696E6464>

第10次3カ年計画および2019年度事業計画

第 2 章職階および等級 ( 職 階 ) 第 7 条 職階は 職務遂行に要求される能力の範囲と程度に基づき 一般職 監督職 管理職およ ( 等級 ) 第 8 条等級は 各々の職階における職務遂行能力の成熟度の差に応じ 次の9 等級に区分するものとする 2. 前項の職階および等級の職能資格基準は 別表

目次 1. 会社概要 2. の人材育成施策 2.1 IT スキル標準 (ITSS) の活用 2.2 社内コミュニケーションの活性化 2.3 要員スキルマップの維持運用 2.4 その他の人材育成施策 3. 今後の取り組み 2

第22回規制改革会議 資料3

報告書の要点 人事管理の進むべき方向 (3 頁参照 ) グローバル化の進展 社員の働くニーズと働き方の多様化等 経営環境の変化や多様性への対応が企業の競争力を左右 企業の進むべき方向は 社員の多様化をいかして 経営の高付加価値化 グローバル化に対応できる人材を確保し活用する 人事管理を構築すること

. 当年度目標取組み事項及びその内容関連施策 ( 総合計画 ) 基本政策行政改革の推進 中期行財政運営方針に基づき 計画的に行財政運営基盤の充実強化を図るため 平成 年度行財政運営方針を 8 月に策定します ( 公民連携セクションの設置 働き方見直しの推 事務事業の見直しについては 見直しに向けた取

Transcription:

労働環境改革基本計画 新しい電通を創る改革 2017 年 7 月 27 日

改革に取り組む上でのスタンス 透明性と対話 オープンな改革推進専用ルームで 議論の内容を徹底して公開 社員との意見交換による改革の推進 労働環境改革推進室 1

経営と社員の対話 総計約 25,000 件の意見が寄せられた 全社員アンケート ( 半年間で計 3 回実施 ) 社員による提言ディスカッション 各局の人材マネジメント担当者 (HRM 局長補 ) とのセッション 社内意見交換会 社員からの提言 Box 全 105 回延べ 2,125 人出席 社内での対話に加え 外部の意見も傾聴 外部有識者ヒアリング 独立監督委員会ヒアリング 2

労務問題の構造 < 表出した問題 > < 問題の原因 > 長時間残業を許容する構造 過労死 労働基準法違反で起訴 是正勧告 非合理的 非効率的な業務プロセス 行き過ぎた指導 社員の健康への配慮不足 人材育成 配置における戦略の不足 労働基準法遵守の軽視 3

労働環境改革基本計画 約束目標挑戦 ゴール 0 80 20 100 +NEW 三六協定違反 ゼロ 1 人あたりの総労働時間を 生み出した 20% の時間で 新しい働き方への転換により ハラスメント ゼロ 80% に削減しつつ 心身の向上 日々の充実 社員と会社の新たな成長を実現し 過重労働 ゼロ 100 の成果を目指す 多様な体験 学習を支援 新しい電通を創る 労働環境改革の 2 年間 新たな成長ステージへ 4

労働環境改革基本計画 約束目標挑戦 ゴール 0 80 20 100 +NEW 5

約束 0 三六協定違反 ゼロ ハラスメント ゼロ 過重労働 ゼロ 二度と労務問題を繰り返さないために 法令遵守 コンプライアンスを徹底し 3 つのゼロを達成する 6

: 実施中の施策 : 実施予定の施策 約束 深夜業務の原則禁止の継続 22 時 ~5 時業務原則禁止 の実施 0 人材マネジメント担当 マネジメント職の全社設置 各局に HRM 担当局長補 配置を実施 ( 局員のタイムマネジメント 健康管理 ハラスメント防止等を担当 ) 三六協定違反 ゼロ ハラスメント ゼロ 過重労働 ゼロ 法令遵守の浸透 徹底 労務研修の強化 労務理解度テストの実施 個人評価指標の改訂 評価指標に 法令 社会規範の遵守 を導入 評価指標に 業務効率性 を導入 7

: 実施中の施策 : 実施予定の施策 約束 0 一人ひとりへの見守りの強化 新入社員ケアプログラムの導入 行き過ぎた指導の防止を目的とした研修強化 リーダーシップサーベイ の導入 タイムマネジメントダッシュボード の導入 三六協定違反 ゼロ ハラスメント ゼロ 過重労働 ゼロ ハラスメント対応 メンタルケアの充実 風化させない仕組み 各種通報 相談体制の拡充 浸透施策の実施 不調者 休職者の見守り体制の強化 過労死等防止啓発月間 ( 毎年 11 月 ) に全社員参加の ワークスタイルレビューウィーク の設定 新任マネジメント職に対する 昇格時の特別必修研修の導入 8

労働環境改革基本計画 約束目標挑戦 ゴール 0 80 20 100 +NEW 9

総労働時間を 80% に削減しつつ 100 の成果を目指す 労働環境整備と業務改革 目標 80 2019 年度の 1 人あたり総労働時間を 80% に削減 (2014 年度比 ) 実績 目標 2014 年度 2015 年度 2016 年度 2017 年度 2018 年度 2019 年度 1 人あたり総労働時間 ( 年間 ) 2,252 時間 2,187 時間 2,166 時間 2,100 時間 1,950 時間 1,800 時間 10

参考 1 人あたり総労働時間削減シミュレーション [ 時間 ] 目標 4~6% 80 4~5% 1 人あたりの総労働時間を 80% に削減しつつ 100の成果を目指す 人員の増強 時間短縮を意識した仕事法 マネジメントの変革等 ワークダイエットによる標準化 削減等 5~6% RPA やアウトソース等 4.5~5.5% スマートワークスタイル等の IT 設備投資 労働環境整備と業務改革 11

: 実施中の施策 : 実施予定の施策 目標 80 緊急の増員 を実施 ( 業務負荷軽減のため ) 正社員中間採用 50 名採用決定済 契約 派遣社員 224 名採用決定済 1 人あたりの総労働時間を 80% に削減しつつ 100の成果を目指す労働環境整備と業務改革 人員の増強 正社員採用の拡充 を推進年間 250 名の採用を予定 ( 2017 年度 前年度の約 1.5 倍 ) 12

: 実施中の施策 : 実施予定の施策 目標 80 業務のスリム化 効率化 ワークダイエット の推進 関西 中部を含む全 65 部署の業務リスト作成を完了 8 月中に全社で業務棚卸を完了予定 RPA による自動化を推進 2017 年末までに 300 工程導入予定 月間 58,000 時間分の業務スリム化見込み 1 人あたりの総労働時間を 80% に削減しつつ 100の成果を目指す労働環境整備と業務改革 最適な人材再配置 部門ごとの最適人数配分に基づいた 人材再配置 の推進 一人ひとりのキャリアパスを考慮した 新 人材マネジメントシステム の導入 13

: 実施中の施策 : 実施予定の施策 目標 80 労働環境整備と IT 設備への積極投資 スマートワークスタイル の強化 サテライトオフィス の導入 9 月より全国計 18 か所で効果検証予定 在宅勤務 の導入 1 人あたりの総労働時間を 80% に削減しつつ 100の成果を目指す労働環境整備と業務改革 取引先や業界団体と一体となった 業務プロセス改善 取引先に対する協力要請を推進 業界団体を通じたルールづくりを推進 14

: 実施中の施策 : 実施予定の施策 目標 80 1 人あたりの総労働時間を 80% に削減しつつ 100の成果を目指す労働環境整備と業務改革 採用 育成 評価を含む 人事制度全般の再構築 年齢や雇用形態に関わらず 全社員が活躍し続けることができる職務 等級制度の検討 一人ひとりが中長期的に成長できる 評価 育成制度の検討 第二新卒の強化を含む 多様な採用方式の検討 女性社員の活躍をサポートする環境整備促進 マネジメント層のスキル ノウハウ 負担軽減などの支援策の検討 15

労働環境改革基本計画 約束目標挑戦 ゴール 0 80 20 100 +NEW 16

挑戦 20 新たに生み出された20% の時間で 心身のコンディション向上 日々の生活充実 多様な体験 学習 を支援して社員一人ひとりの成長を促す 17

: 実施中の施策 : 実施予定の施策 挑戦 20 休み方改革 連続休暇 日数の大幅拡大を推進 サバティカル休暇 の検討 週休 3 日制 移行の検討 有給休暇取得のためのインセンティブ を検討 新たに生み出された20% の時間で 心身のコンディション向上 日々の生活充実 多様な体験 学習 を支援して社員一人ひとりの成長を促す 社員の健康管理 ケアの拡充 インターバル制度 の検証 バイタリティスコア による管理を検討 成長へのサポート スキルアップ 資格取得のための支援強化 介護 育児 社会貢献活動の支援強化 18

労働環境改革基本計画 約束目標挑戦 ゴール 0 80 20 100 +NEW 19

ゴール 100 +NEW 新しい働き方 への転換により 社員と会社の新たな成長を実現し 新しい電通を創る 20

進捗のモニタリングについて 21

基本計画の進捗 実効性の継続的な検証 0 80 20 100 +NEW 三六協定違反 ゼロ 1 人あたりの総労働時間を 生み出した 20% の時間で 新しい働き方への転換により ハラスメント ゼロ 80% に削減しつつ 心身の向上 日々の充実 社員と会社の新たな成長を実現し 過重労働 ゼロ 100 の成果を目指す 多様な体験 学習を支援 新しい電通を創る 本基本計画の進捗と実効性の検証は 多面的な視点でなされる必要があるが 当面は 0 と 80 を中心とした実態把握ならびに検証を中心とする 22

定点観測対象と設定している指標 ( 一例 ) 三六協定違反 ゼロ 0 80 ハラスメント ゼロ 過重労働 ゼロ 1 人あたりの総労働時間を 80% に削減しつつ 100 の成果を目指す 三六協定超過者数 ( 日次 月次 ) 一人あたり総労働時間 ハラスメント撲滅研修受講率 一人あたり売上総利益額 一人あたり月間法定外労働時間数 一人あたり月間休日勤務回数 一人あたり営業利益額 23

定点観測対象と設定している指標 ( 一例 ) 20 100 生み出した 20% の時間で 心身の向上 日々の充実 多様な体験 学習を支援 +NEW 新しい働き方への転換により 社員と会社の新たな成長を実現し 新しい電通を創る 一人あたりの有給休暇取得日数 従業員の幸せ / ゆとり / 創造性の 向上実感率 特別休暇取得者数 24

付議 報告労働環境改革の遂行 監督体制 取締役会 監査 監査等委員会 労働環境改革本部 ( 本部長 : 社長執行役員 ) 実行計画 予算編成案の検討 構想承認 / 進捗管理 報告 進捗報告 監督 検証 助言 第三者視点での監督報告 答申 独立監督委員会 付議 経営会議 予算編成 制度改定 施策導入に関する機関決定 連携 労働環境改革推進室 連携 執行役員 各局長 / 室長 人材マネジメント担当のマネジメント職 25

労働環境改革のプロセス 改革に必要な環境 基盤の整備改革の継続 拡大 2017 年 2018 2019 それ以降 約束 0 目標 80 挑戦 20 0 の約 コンプライアンスの徹底 継続束環境 人員増強 人材再配置基80 盤の 業務のスリム化 効率化 システム開発 導入整 新人事制度導入実備現の 業務プロセス改善完了20 の 社員支援策の企画 社員支援策の導入 新休暇制度導入実現ゴール 100 + NEW 26