保健体育科学習指導案

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活実態と関連を図りながら重点的に指導していきたい また, 栄養教諭による給食献立の栄養バランスや食事によるエネルギー量を基盤として, グループごとに話合い活動を取り入れるなどの指導の工夫を行いたい また, 授業の導入にアイスブレイクや, カード式発想法を取り入れることにより, 生徒が本気で語ることが


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第○学年 ○○科指導計画

た 本来,WHO( 世界保健機関 ) では, セルフメディケーションを 自分自身の健康に責任を 持ち軽度な身体の不調は自分で手当をすること と定義しており, 軽い風邪や熱が出たときに市 販の薬を使って早めに治すこととされてきた しかし, 最近では更に広い意味を含んで捉えられ るようになってきている

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1 単位対象学年 組 区分 1 年 必修 奥村秀章 黒尾卓宏 晝間久美 保健体育 保健 我が国の健康水準 健康であるための成立要因や条件について理解させ 飲酒や喫煙等の生活習慣について考える 薬物乱用 感染症 エイズの予防対策の重要性について認識させる ストレス社会への対処の仕方や身

保健体育第 1 学年庄原市立高野中学校 ん 単元名 心身の発達と心の健康 ~ 思春期の心の変化への対応 ~ 本単元で育成する資質 能力 知と学びに向かう思考力 表現力 日時 平成 29 年 11 月 20 日 ( 月 )5 校時 (13:30~14:20) 場所 1 年生教室 学年 第 1 学年 (

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 指導日時 : 平成 25 年 11 月 6 日第 3 校時 指導学級 : 第 2 学年 組 名 指導者 : 宮城県古川黎明高等学校教諭千田健二 1 単元名保健 : 社会生活と健康ウ労働と健康 ( 大修館書店 現代保健体育改訂版 ) 2 単元の目標社会生活にお

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上に食に関する指導の充実が求められている 食環境の乱れが社会的課題とっている今日 中学生が食生活の自立を目指した学習をすることは大切なことであるので 本時は 自分や家族の食生活の中で見付けた問題点の改善に自主的に取り組むことができるように 指導を進めることにした 指導に当たっては これまでの学習を踏

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

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第 2 学年 * 組保健体育科 ( 保健分野 ) 学習指導案 1 単元名生涯の各段階における健康 ( イ ) 結婚生活と健康 指導者間中大介 2 単元の目標 生涯の各段階における健康について, 課題の解決に向けての話し合いや模擬授業, ディベート形式のディスカッションなどの学習活動に意欲的に取り組む

都立小岩高等学校 全日制

技術 家庭科学習指導案 安芸高田市立向原中学校指導者久保田美恵 1 日時平成 26 年 11 月 10 日 ( 月 ) 第 5 校時 (14:15~15:05) 2 場所 2 年教室 3 学年 学級第 2 学年男子 11 名女子 11 名計 22 名 4 題材名 食品の選択 小題材名 加工食品の選び

Microsoft Word - 社会科

第 3 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 29 年 12 月 5 日 ( 火 ) 5 校時学級 :3 年 2 組場所 : 胎内市立中条中学校 3 年 2 組教室授業者 : 今野雄司 (T1) 大﨑加代子 (T2) 1 単元名 健康な生活と病気の予防イ生活行動 生活習慣と健康 ( エ ) 調和

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高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 1 単元名生涯を通じる健康 ( 現代保健体育 大修館書店 ) 期日平成 23 年 10 月 19 日 ( 水 ) 第 5 校時場所県立宇土高等学校 2 年 2 組教室指導者教諭横田大典 2 単元について (1) 単元観本単元は 生涯の各段階において健康にかか

授業のまとめを行い、医療制度や医療保険のしくみ、医療制度を支えていくことの必要性について確認する。感想をワークシートに記

Microsoft Word - 研究協議会資料(保健分野学習指導案)

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第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

評価方法 ディスカッション等の事例を用いた活動実習ブレインストーミング 定期テストディスカッション等の事例を用いた活動実習ブレインストーミングその他成果物 定期テストディスカッション等の事例を用いた活動実習ブレインストーミングその他成果物 上に示す観点に基づいて 学習のまとまりごとに評価し 学年末に

解答類型

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価規準 けての話合いや意見交換などの学習活動に意欲的に取り組もうとしている 利用する必要があることについて 書き出している 3 医薬品には 主作用と副作用があること 使用回数 使用時間 使用量などの使用法があり 正しく使用する必要があることについて 書き出している 保健 医療機関の有効利用 について

Microsoft Word - 学習指導案(公民的分野 ②).doc

単元の目標 カレーライスを作ることに興味 関心をもち, 進んで活動する カレーライスの作り方を調べ, 作り方, 材料, 用具を発表することができる カレーライス作りの活動を通して, 食材を知ったり, 道具を使う仕事にふれたりして, 生活経験を豊かにする 人との関わりを通してコミュニケーション能力を身

表紙_HP用1

内容 児童 経験したことや調べたことから選んで話す 内容 ( 考え ) を分かりやすく話す はっきりした発音で声の大きさを考えて話す 丁寧な言葉を使って話す 相手の顔を見ながら話す 大事なこと

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

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保健体育 中1 心身の発達と心の健康

国語科学習指導案

いて考え, 判断し, 実践している 解している 6 食育の視点 自の食生活を見つめ直し, よりよい食習慣を形成しようと努力すること ( 心身の健康 ) 食品の品質の良否を見け, 食品に含まれる栄養素やその働きを考え, 適切な選択をすること ( 食品を選択する能力 ) 7 学習計画 時 おやつの取り方

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山梨県生活習慣病実態調査の状況 1 調査目的平成 20 年 4 月に施行される医療制度改革において生活習慣病対策が一つの大きな柱となっている このため 糖尿病等生活習慣病の有病者 予備群の減少を図るために健康増進計画を見直し メタボリックシンドロームの概念を導入した 糖尿病等生活習慣病の有病者や予備

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第 6 学年 1 組理科学習指導案単元名 : 瀬野川の生き物のつながり 生き物のくらしと環境 男子 18 名女子 21 名計 39 名 単元について 指導者澄川和生 単元観本単元は, 小学校学習指導要領解説理科編第 6 学年 内容 B(3) の 動物や植物の生活を観察したり, 資料を活用したりして調

gh 第 6 学年 3 組家庭科学習指導案 単元名 : わたしは料理家 ~ おすすめ給食献立を考えよう ~ 朝食から健康な 1 日の生活を 男子 15 名 女子 14 名計 29 名 指導者 T1 宮地仁美 ( 学級担任 ) T2 須山明香 ( 栄養教諭 ) 題材について 小学校学習指導要領家庭科第

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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調査の概要 本調査は 788 組合を対象に平成 24 年度の特定健診の 問診回答 (22 項目 ) の状況について前年度の比較から調査したものです 対象データの概要 ( 全体 ) 年度 被保険区分 加入者 ( 人 ) 健診対象者数 ( 人 ) 健診受診者数 ( 人 ) 健診受診率 (%) 評価対象者

からだのかかわりがたくさんあるということが理解できるのではないかと考えた また, 心とからだがどのような仕組みで繋がって影響があるのか理解しつつ,T2 の養護教諭には専門的な部分をより分かりやすく, 実例とともに説明していく また, このことを学ぶことで, 自分の心とからだをコントロールするというこ

小学校 第○学年 学級活動(給食)指導案

Microsoft Word - 小千谷中高橋(中3年保健体育)1

高等学校第 2 学年保健体育科学習指導案 日時 : 平成 25 年 月 日 ( ) 第 校時対象 : 東京都立 高等学校第 2 学年 組男子 名 1 単元名 体つくり運動 2 単元の目標 (1) 次の運動をとおして 体を動かす楽しさや心地よさを味わい 健康の保持増進や体力の向上を図り 目的に適した運

第○学年 ○○科指導計画

芥川小学校5年家庭科 学習指導案

第 1 学年国語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 1 年 2 組教室 学級 1 年 2 組 ( 男子 17 名女子 13 名計 30 名 ) 授業者佐々木朋子 1 単元名いにしえの心にふれる蓬莱の玉の枝 竹取物語 から 2 単元

(3) 生活習慣を改善するために

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

指導観指導にあたっては 基本となる回転技に取り組み 自己の能力に適した技が安定してできるようにするとともに 発展技にも挑戦できるようにする その際には 友達の動きを見て技のポイントに気づき 伝えあったりしながら意識して練習できるようにする 運動は 柔軟性が要求される運動であり 体を痛めたりうまく回れ

(3) 指導について本単元のねらいは 体の発育 発達について その一般的な現象や思春期の体の変化などについて理解できるようにすること 体をより良く発育 発達させるための生活のしかたについて理解できるようにすること である そのねらいを達成するため 児童が学習に興味 関心をもち 意欲的に取り組むことが

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05 体育.xlsx 年間授業計画 /4 東京都立農芸高等学校平成 0 年度年間授業計画 教科 : 保健体育 科目 : 体育 単位数 : 単位 対象 : 第 学年 HABE 組 ~ HABE 組 使用教科書 : 出版社 大修館教科書名現代保健体育改訂版 使用教材 : なし 期末考査 男 女水泳体育理

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

第○学年 ○○科指導計画

能を習得したり活用したりすることの必要性について確認する グラフをかく力やグラフを読み取る力を身に付けさせるとともに, 一次関数を学ぶことに対する意欲を高めたい 小単元全体を通して主体的に学ぶ意欲を高め, 自分の考えを説明したいという気持ちにさせた上で, 目的や方法等を明確にした意図のあるペアやグル

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具体的な場面を設定し 実際に整理 整頓の計画を立てることで 実生活に繋げていくことができる よう指導していきたい また 第 3 次には環境とのかかわりについても押さえ 広い視野で考えられ るようにしていきたい 3 題材の目標 身の回りの整理 整頓に関心をもち 気持ちよく過ごそうとする 家庭生活への関

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

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(2) 研究主題との関連本校の研究主題 心身ともに健康で, 安全な生活を送ることができる力を身に付けた生徒の育成 を受けて, 社会の一員として安全で責任ある行動がとれる力を身に付けさせたいと考える そこで, 話合い活動を取り入れながら, 個人情報の取り扱い方を学ぶ学級活動を行い, 主題に迫りたい 本

4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

第 3 4 学年 ( 複式学級 ) 学級活動指導案 平成 26 年 6 月 11 日 ( 水 ) 第 5 校時指導者教諭 ( 学級担任 ) 養護教諭 1 題材 バランスよく食べよう ( 第 3 学年及び第 4 学年 (2) 日常の生活や学習への適応及び健康安全キ食育の観点を踏まえた学校給食と望ましい

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

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7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

第2学年1組 家庭科学習指導案

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

庄原市立東小学校校内研修会 小学校第 5 学年体育科学習指導案 保健 ~ けがの防止 ~ 東小けが 0 プロジェクト!

国語科学習指導案様式(案)

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

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理科学習指導案指導者海田町立海田西中学校教諭石川幸宏 1 日時平成 30 年 2 月 21 日 ( 水 ) 第 4 校時 2 学年第 1 学年 2 組 ( 男子 19 名女子 18 名 37 名 ) 3 場所海田西中学校第 2 理科室 4 単元名身のまわりの現象 ~ 力の世界 ~ 5 単元について

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H26関ブロ美術プレ大会学習指導案(完成版)

3 目標チームの目標や自己の能力に適した練習を見付けて取り組み, 個人的技能や集団的技能を生かしながら, 相手チームに応じた作戦を立てて, 練習やゲームに取り組むことができるようにする 個人的技能や集団的技能の向上を目指して, 仲間と協力して学習することができる また勝敗に対して公正な態度をとること

授業では, 課題を解決するための情報を集める前に, どのような方法だと必要な情報を集めることができるのかを考えています 58.8% 41.2% 授業では, 調べたことなどを, 図, グラフ, 表などにまとめています 73.5% 26.5% 授業では, 情報を比べたり ( 比較 ), 仲間分けしたり

8 指導と評価の計画 次 学習内容 評 関考知評価規準評価方法 価 適切な意志決定 意志決定 行動選択の重要性を, 今日 観察法 行動選択の重要 の健康課題の特徴と関連させて発表しよ ワークシート 1 性について うとしている 意志決定 行動 意志決定 行動選択に影響する要因 ワークシート 選択に影

総合的な学習の時間指導案

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6 指導計画 (7 時間扱い ) (1) 単元の 1: 字手紙 のねらいの確認と受取人決定指導計画 2: 手紙の基本知識の確認と書くことの内容の整理 3: 時候の挨拶作成 ひと文字練習と下書き 4: ひと文字練習と下書き 5: 相互評価 推敲 ( 本時 ) 6: 推敲および清書 7: 清書と宛名書き

エ喫煙 飲酒 薬物乱用と健康 ( ア ) 喫煙については せきが出たり心拍数が増えたりするなどして呼吸や心臓のはたらきに対する負担などの影響がすぐに現れること 受動喫煙により周囲の人々の健康にも影響を及ぼすことを理解できるようにする なお 喫煙を長い間続けると肺がんや心臓病などの病気にかかりやすくな

中学校における授業実践事例 1 第 3 学年社会科 消費生活と経済 1 学校名 職氏名萩市立田万川中学校教諭室谷雄二 2 生徒 3 学年 15 人 3 学習指導案 (1) 題材名消費生活と経済 (2) 題材の目標経済活動の意義について消費生活を中心に理解させるとともに 価格の働きに着目させて市場経済

第1学年 理科学習指導案

4 題材の目標 (1) 歌詞の内容や曲想に関心をもち 音楽表現を工夫して歌う学習に主体的に取り組む ( 音楽への関心 意欲 態度 ) (2) 声部の役割や全体の響きを感じ取って音楽表現を工夫し どのように合わせて歌うかについて思いや意図をもっている ( 音楽表現の創意工夫 ) (3) 歌詞の内容や曲

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平成15年度 家庭科 年間指導・評価計画

< 従来より課題と指摘される事項や, 経年比較等の観点から把握 分析が必要な事項等の実現状況, 課題等 > (1) 心身の機能の発達と心の健康エ欲求やストレスの対処と心の健康 の心身相関の理解において, ストレスに関わる精神の反応と身体の反応を区別して理解することについて課題があると考えられる (4

Ⅵ ライフステージごとの取り組み 1 妊娠期 2 乳幼児期 (0~5 歳 ) 3 学童期 (6~12 歳 ) 4 思春期 (13~19 歳 ) 5 成年期 (20~39 歳 ) 6 壮年期 (40~64 歳 ) 7 高年期 (65 歳以上 ) ライフステージごとの取り組み ( 図 )

Microsoft Word - 中学校数学(福島).doc

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保健体育科学習指導案 安芸高田市立高宮中学校指導者北村清 1 日時平成 26 年 6 月 27 日 ( 金 ) 5 校時 (13:40~14:30) 2 学年 3 学年 ( 男子 18 名女子 14 名計 32 名 ) 3 場所 3 年教室 4 単元名生活習慣病の予防 -1 5 単元について (1) 単元観生活習慣病は, 食生活, 運動習慣, 休養のとり方, 睡眠, 嗜好などの生活習慣が深くかかわり, これらの生活習慣を改善することで, 病気の発症 進行が予防できると言われている さらに, 中高年だけにかかわる病気ではなく, 若いころからの生活習慣の積み重ねの結果であるとも考える 正に, このことは中学生にとって, 大人になってから深く考えることではなく, 現在の自分自身の生活習慣を振り返らせ, 悪い習慣を少しでも改善させることができる単元と考える (2) 生徒観これまでの学習では, 健康な生活を送るために, 健康の成り立ちと病気の発生要因, 食生活, 運動と休養について, 自分の生活を振り返らせながら学習を深めてきた また, 保健の学習を通して体力向上との関連性について深めてはいるが, 生徒の実生活では難しい面がある しかしながら, 実技の授業を通して, 特に走ることと柔軟性を高めることについては進んで活動をするようになり, 体力も精神面も含めて向上してきた さて, 本単元の生徒の生活習慣病に対する理解度は高く, メディアによる健康食品, 病気に対する対処, 治療法など, 国民の関心事の高さが伝わり, 生徒の身近な会話を通しても高いことが感じられる しかし, 生徒の現在の生活習慣を考えた時, とかく大人になって引き起こす日本人の 3 大死亡原因であるがん, 心臓病, 脳卒中やそれらと深くかかわる糖尿病, 高血圧症, 脂質異常症の発症や進行が, 生活習慣病と結びついているという実感はうすいのではないかとも考えられる (3) 指導観本単元は, 生徒にとって身近な問題として関心が高いことが考えられ, 特に, 家族と生活習慣病とは切り離せないことが想像できる そこで, 指導にあたっては, まずは生活習慣病とはどういうものかを理解させる さらに, 生活習慣に関する事前アンケートから自分の生活習慣を振り返らせ, その原因となるものを互いに交流させる中で, 予防につながる学習展開へと深めていきたい 6 単元の目標 (1) 健康な生活と疾病の予防について関心を持ち, 学習活動に意欲的に取り組もうとすることができる (2) 健康な生活と疾病の予防について, 課題の解決を目指して, 知識を活用した学習活動などにより, 科学的に考え, 判断し, それらを表すことができる (3) 健康の成り立ちと疾病の発生要因, 生活行動 生活習慣と健康, 喫煙, 飲酒, 薬物乱用と健康, 感染症の予防, 保健 医療機関や医薬品の有効利用, 個人の健康を守る社会の取組について, 課題の解決に役立つ基礎的な事項及びそれらと生活とのかかわりを理解することができるようにする

7 単元の評価規準ア健康 安全への関心 意欲 態度 1 健康な生活と疾病との予防について, 健康に関する資料を見たり, 自分たちの生活を振り返ったりするなどの学習活動に意欲的に取り組もうとしている 2 健康な生活と疾病の予防について, 課題の解決に向けての話合いや意見交換などの学習活動に意欲的に取り組もうとしている イ健康 安全についての思考 判断 1 健康な生活と疾病の予防について, 健康に関する資料等で調べたことをもとに課題や解決の方法を見つけたり, 選んだりするなどして, それらを説明している 2 健康な生活と疾病の予防について, 学習したことを自分たちの生活や事例などと比較したり, 関係を見つけたりするなどして, 筋道を立ててそれらを説明している ウ健康 安全についての知識 理解 1 健康の成り立ちと疾病の発生要因について理解したことを言ったり, 書き出したりしている 2 生活行動 生活習慣と健康について理解したことを言ったり, 書き出したりしている 3 喫煙, 飲酒, 薬物乱用と健康について理解したことを言ったり, 書き出したりしている 4 感染症の予防について理解したことを言ったり, 書き出したりしている 5 保健 医療機関や医薬品の有効利用について理解したことを言ったり, 書き出したりしている 6 個人の健康を守る社会の取り組みについて理解したことを言ったり, 書き出したりしている 8 指導と評価の計画 ( 全 18 時間 ) 学習内容 ( 時間数 ) 1 健康の成り立ちと病気の発生要因 健康な生活と病気の予防 病気の発生要因は主体と環境要因とのかかわりによることを理解しよう 2 食生活と健康 バランスのよい食事をとることで健康を保持増進できることを理解しよう 3 運動と健康 健康の保持増進のためには適切な運動の必要性が大切であることを理解しよう 4 休養と睡眠と健康 自身の日常生活から課題を発見し疲労回復法を選択しよう 評 価 ア イ ウ 評価規準 評価方法 ア-1 行動観察 イ- プリント ウ-1 1 2 1 1 ウ -

5 生活習慣病の予防 1 (1/1) 本時 生活習慣病の予防のための適切な行動を理解しよう 2 6 生活習慣病の予防 2 生活習慣病の予防のための適切な行動を選択しよう 1 7 喫煙の害と健康 喫煙の健康に及ぼす影響に関心を持ち, 健康な生活を築くためにはどうすべきか考えよう 1 ロール プレイ 健康な生活と病気の予防 8 飲酒の害と健康 飲酒の実態に目を向け, アルコールが健康に及ぼす影響に関心を持ち, 健康な生活を築くためにはどうすべきか考えよう 9 薬物乱用の害と健康 薬物乱用が健康に及ぼす悪影響や恐ろしさを正しく理解しよう 10 薬物乱用の社会への影響 薬物乱用が社会に及ぼす悪影響や恐ろしさを理解しよう 1 2 2 11 喫煙 飲酒 薬物乱用の要因と適切な対処 喫煙 飲酒 薬物乱用などの行為はストレスなどの心理状態や社会環境などによって助長されることを理解し適切に対処することを理解しよう 2 2 ウ - 12 感染症と病原体 感染症は病原体が主体に感染して起こり, 感染や発病には主体と環境の条件がかかわることを理解しよう 1 13 感染症の予防 感染症の予防は抵抗力を高め, 発生源や感染経路を遮断することで予防できることを理解しよう 3

14 性感染症の予防 性感染症の予防は性的接触をさけることと, コンドームの使用が有効であることを理解しよう 2 健康な生活と病気の予防 15 エイズの予防 エイズは HIV という病原体による感染症であることを理解しよう 16 保健 医療機関の利用 保健の保持増進と疾病の予防には保健 医療機関を有効に利用することを理解しよう 17 医薬品の利用 医薬品には主作用と副作用があり正しく使用することを理解しよう 2 1 ウ -5 2 ウ -5 18 個人の健康を守る社会の取り組み 人々の健康を支える社会的な取組が有効であることを理解しよう 2 ウ -6 9 本時の展開 (1) 本時の目標食生活の乱れ, 運動不足, 睡眠時間の減少などの不適切な生活習慣は, やせや肥満などを引き起こしたり, また, 生活習慣病を引き起こす要因となったり, 生涯にわたる心身の健康にさまざまな影響があることを理解する (2) 観点別評価規準健康 安全への関心 健康な生活と疾病の予防について, 課題の解決に向けての話合 意欲 態度 健康 安全についての 知識 理解 いや意見交換などの学習活動に意欲的に取り組もうとしてい る 2 生活行動 生活習慣と健康について理解したことを言ったり, 書き出したりしている (3) 人権教育の視点 合意形成 生活習慣病の予防のために, 生活習慣アンケートの結果を元に, 自 分の生活行動を振り返ることができる 人権教育の視点具体的な生徒の姿具体的な手立て 自分を大切に 自身の生活習慣の実態をアンケート結果から述べることができる 生活習慣に関する事前のアンケートをとり, 結果を紹介して, 生活習慣の実態を把握させる

他者を大切に 友だちの発表を参考にしながら, 悪い生活習慣に対する原因を考える 生徒にとって心身に負担になる生活習慣はどんなことがあるか, 事例を挙げて考えさせる (4) 準備物ワークシート, 事前アンケート結果 (5) 学習指導過程 学習活動 指導者の留意事項 評価規準 評価方法 導 入 1 本時の学習内容の確認 事前アンケート結果から食習慣の実態 事前アンケートの結果を発表し, 食習慣の実態を紹介する 自分たちの食習慣は, 病気を引き起こす原因になるのだろうか? 展 2 生活習慣と病気について考える 心身に負担になる生活習慣にはどんなことがあるかを考えさせる 1 塩分の摂りすぎ 2 間食 3 睡眠不足 4 運動不足 5 ストレスをためる 健康の保持増進は生活習慣と深くかかわっていることが理解できる ( 知識 理解 ) 行動観察 どんな病気を引き起こすかを考える 1 高血圧症 2 脂質異常症 ( 高脂血症 ) 3 糖尿病 4 心臓病 5 脳卒中 自分を大切に 開 3 自分たちの食習慣について考え, 意見交流する 自分たちの食習慣で問題点はどんな事があるか考え, 班で意見交流をさせる 話し合わせる時は, 司会者や記録者を決めて行わせる 自分の生活を振り返り問題点を見付けることができる ( 関心 意欲 態度 ) < 問題点 > 1 間食を多く摂る 2 好きな物だけを多く摂る 3 調味料を使い過ぎる 4 欠食があるなど 問題点を引き起こす原因を考えさせる 原因が毎日の生活行動と関わりがあることに気付かせる 他者を大切に

合意形成自分の生活行動を振り返ることができる < 原因 > 1 間食をとる習慣 ( 主食を食べない ) 2 過食の習慣 ( 口あたりのよい物しか食べない ) 3 調味料を使い過ぎる習慣 ( 濃い味が食べやすい ) 4 就寝が遅く睡眠不足 ( 次の日の事を考えない ) 4 自分たちの身近にある悪習慣により心身に負担がかかるものについて考える 1 むし歯 ( 歯磨き習慣 ) 2 風邪ひき ( 薄着の習慣 ) 3 胃もたれ ( 夜食の習慣 ) ま と め 5 本時の学習のまとめ 食生活の乱れ, 運動不足, 睡眠時間の減少などの不適切な生活習慣は, やせや肥満などを引き起こしたり, また, 生活習慣病を引き起こす要因になることをおさえる また, 自分の健康は自分で守る ことを意識させる 授業振り返りシート に本時の内容について書かせ次時に活かす (6) 板書計画 自分たちの食習慣は病気を引き起こす原因になるのだろうか? 事前アンケート結果 心身に負担になる生活習慣 自分たちの食習慣 1 < 問題点 > 2 生 活 3 習 < 原因 > 4 慣 病 5 自分の生活行動を振り返る 自分の健康は