資料3-3 消費者アンケート調査(2次調査)について(案)

Similar documents
第 7 回大阪市人口移動要因調査報告書 平成 27 年 3 月 大阪市都市計画局

試験中 試験中 試験中 12 月下旬 試験中 試験中 試験中 12 月下旬 試験中 試験中 試験中 1 月中旬 試験中 試験中 試験終了 12 月中旬 試験中 試験中 試験中 1 月上旬 試験中 試験中 試験中 1

1. 調査の目的 物価モニター調査の概要 原油価格や為替レートなどの動向が生活関連物資等の価格に及ぼす影響 物価動向についての意識等を正確 迅速に把握し 消費者等へタイムリーな情報提供を行う ( 参考 )URL:

PowerPoint プレゼンテーション

総務省 放送事業の基盤強化に関する検討分科会 資料 4-4 ラジオ受信機 聴取状況に関するアンケート調査結果 ( 速報版 ) 2019 年 3 月 27 日 Copyright (C) Mitsubishi Research Institute, Inc. 本資料は 総務省からの ( 平成 30 年

Microsoft PowerPoint - sanshutsu.ppt

社会通信教育に関する実態調査 報告書

Ⅰ 調査の概要 1. 調査の目的 本調査は 今後の公的年金制度について議論を行うにあたって 自営業者 被用者 非就業者を通じた横断的な所得に関する実態を総合的に把握し その議論に資する基礎資料を得ることを目的とする なお 本調査は 平成 22 年公的年金加入状況等調査 の特別調査として 当該調査の調

<4D F736F F F696E74202D E9197BF C A89EF8C CC82CC95818B798FF38BB52E >

目次 第 1 章調査設計 調査目的 調査実施方法 調査手法 調査地域及び対象者 対象者抽出方法 調査標本数 調査スケジュール 調査項目.

<81798A6D92E8817A F925093C682C6834E838D83582E786C7378>

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

資料 2-1 輝度及び視聴時間の設定について ( 案 ) 令和元年 7 月 22 日資源エネルギー庁

2013(平成25年度) 確定拠出年金実態調査 調査結果について.PDF

目次 I. 調査概要 II. 調査票 調査目的調査期間調査対象調査方法サンプル数 III. 属性調査結果 性別年齢入院病棟入院日数当院を選んだ理由 IV. 満足度調査結果 1. 満足度ポイント一覧 2. 満足度構成比率総合満足度医療サービス施設 設備 情報提供師の接遇の接遇の接遇 V. ポートフォリ

3 世帯属性ごとのサンプルの分布 ( 両調査の比較 参考 3) 全国消費実態調査は 相対的に 40 歳未満の世帯や単身世帯が多いなどの特徴がある 国民生活基礎調査は 高齢者世帯や郡部 町村居住者が多いなどの特徴がある 4 相対的貧困世帯の特徴 ( 全世帯との比較 参考 4) 相対的貧困世帯の特徴とし

PowerPoint プレゼンテーション

統計トピックスNo.92急増するネットショッピングの実態を探る

図表 1. 調査対象と標本数 1 次調査回答者 調査対象全国 20 歳から 79 歳までの日本人 総務省 人口推計 を元に 地域別年代別に標本数を割り付けた レポート1 ~1 次調査結果より国内市場における歴史文化観光の需要構造 2 次調査回答者 (1,901 人 ) 2 次調査スクリーニング条件中

第 1 回自動車運送事業のホワイト経営の 見える化 検討会 検討の目的 日時 : 平成 30 年 6 月 11 日 ( 月 ) 10:00~12:00 場所 : 合同庁舎 3 号館 8 階自動車局第一 第二会議室 運転者としての就職を希望する求職者が就職先を選ぶ際や 荷主 旅行業者等が取引先を選ぶ際

論文題目 大学生のお金に対する信念が家計管理と社会参加に果たす役割 氏名 渡辺伸子 論文概要本論文では, お金に対する態度の中でも認知的な面での個人差を お金に対する信念 と呼び, お金に対する信念が家計管理および社会参加の領域でどのような役割を果たしているか明らかにすることを目指した つまり, お

スライド 1

GMS Web style 操作マニュアル

<4D F736F F D F18D908F A2095BD90AC E8CA796AF88D38EAF92B28DB88C8B89CA95F18D908F912E646F63>

相対的貧困率等に関する調査分析結果について

(Microsoft PowerPoint - \201y\222\371\220\ \201z\220A\227\3215\222e\203\214\203|\201[\203g.ppt)

<4D F736F F F696E74202D208E9197BF322D B83678C8B89CA816995CA8DFB816A2E >

Microsoft Word 寄付アンケート記者報告.docx

自殺予防に関する調査結果報告書

(2) 高齢者の福祉 ア 要支援 要介護認定者数の推移 介護保険制度が始まった平成 12 年度と平成 24 年度と比較すると 65 歳以上の第 1 号被保険者のうち 要介護者又は要支援者と認定された人は 平成 12 年度末では約 247 万 1 千人であったのが 平成 24 年度末には約 545 万

表 6.1 横浜市民の横浜ベイスターズに対する関心 (2011 年 ) % 特に何もしていない スポーツニュースで見る テレビで観戦する 新聞で結果を確認する 野球場に観戦に行く インターネットで結果を確認する 4.

4. 調査票の回収状況 < 調査地域の調査対象数および有効回収数 回収状況など> 調査対象数 ( 地点数 ) 有効回収数 有効回収率 地域別構成 全体 6,(3) 3, 札幌市 32(16) 仙台市 18( 9) さいたま市

2-2 需要予測モデルの全体構造交通需要予測の方法としては,1950 年代より四段階推定法が開発され, 広く実務的に適用されてきた 四段階推定法とは, 以下の4つの手順によって交通需要を予測する方法である 四段階推定法将来人口を出発点に, 1 発生集中交通量 ( 交通が, どこで発生し, どこへ集中

IP 電話の品質に関するアンケート及び MOS 評価実験について 総務省総合通信基盤局 電気通信技術システム課

平成 18 年 1 月 デジタル アドバタイジング コンソーシアム株式会社 インターネット動画広告の効果を 複数の動画配信サービスにおいて本格検証! テレビ CM とインターネット動画広告の組み合わせで 15.1% 認知が向上 インターネット動画広告のみでも 12.4% の認知を獲得 など インター

プローブ情報を活用した 通れたマップ 実証実験アンケート調査結果 ( 速報版 ) 2018 年 3 月 14 日 ( 水 ) 政策統括官付 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism アンケート結果 ( 車いす使用者の 通れたマップ

人口推計 における人口の算出方法 Ⅰ 概要 1 人口推計の範囲人口推計の範囲は, 我が国に常住している * 全人口 ( 外国人を含む ) である ただし, 外国人のうち, 外国政府の外交使節団 領事機関の構成員 ( 随員及び家族を含む ) 及び外国軍隊の軍人 軍属 ( 家族を含む ) は除いている

婚活実態調査2016『婚活サービス』は、今や結婚に向けた有効な手段に!

chap03.indd

婚活実態調査2017 2016年に結婚した人の11.3%が婚活サービスで結婚 婚活サービスを使った結婚が広がりつつある

第 1 章調査の概要 1 調査の目的 県民の結婚や子どもを持つこと 子育てに関する意識や現状を把握し 奈良県において子どもを 生み育てやすい環境づくりを進める取組を検討するための基礎資料を得ることを目的に実施した 2 調査の実施概要 (1) 調査対象 夫婦調査 : 平成 30 年 9 月 1 日現在

Microsoft Word - meti-report

違法配信に関するユーザー利用実態調査 【2010年版】

平成 29 年度 消費者の意識に関する調査 結果報告書 食品ロス削減の周知及び実践状況に関する調査 平成 30 年 3 月 消費者庁消費者政策課

内閣府自殺対策推進室提出資料 平成 23 年 6 月 15 日内閣府自殺対策推進室内閣府経済社会総合研究所自殺分析班警察庁厚生労働省 東日本大震災に関連する自殺の実態把握について 平成 23 年 3 月 11 日に発災した東日本大震災に関連する自殺の実態把握について 以下 のとおり実施する 1. 定

<95CA F8FDA8DD782C8928A8F6F8FF08C8F82CC8E7792E882CC90E096BE2E786C7378>

平成19年度環境ラベルに関するアンケート調査集計結果報告

「オリンピック・レガシーに関する意識調査」(第2回)結果概要

ボランティア行動等実態調査【速報】

(2) あなたは選挙権年齢が 18 歳以上 に引き下げられたことに 賛成ですか 反対ですか 年齢ごとにバラツキはあるものの概ね 4 割超の人は好意的に受け止めている ここでも 18 歳の選択率が最も高く 5 割を超えている (52.4%) ただ 全体の 1/3 は わからない と答えている 選択肢や

中国帰国者以外 フィリピン アジア諸国 中米南米諸国 欧米系諸国 全体 就業の状態 (1) 現在の職業表 -2.5 は 国籍グループ別に有業者の現在の職業をみたものである

3. 民泊の利用経験 SQ1: あなたは 民泊 を利用したことがありますか ( いくつでも ) 回答者属性 不在民不在民利用し不在民不在民利用し H 民泊 - H 民泊 - H 民泊 - H 民泊 - 泊 - 国泊 - 海たこと泊 - 国泊 - 海たこと国内海外国内海外内外はない内外はない 100.

相対的貧困率の動向: 2006, 2009, 2012年

<4D F736F F D AAE90AC817A F96CA926B95FB964082C98AD682B782E988D38EAF92B28DB B28DB88A A2E646F63>

<4D F736F F D E B C837C815B E E282E98B AA90CD D CC B835E82E682E82E646F6378>

平成27年国勢調査の5つのポイントと12の新たな取り組み

<8E7392AC8FAB C8CFB E786477>

2005 年ファイル交換ソフト利用実態調査結果の概要 2005 年 5 月 31 日 目次 調査方法...2 ファイル交換ソフトの利用者数の実態 ファイル交換ソフトの利用率とその変化 ファイル交換ソフトの利用者数とその変化...5 ファイル交換の実態 利用されてい

日本のプロ野球に対する関心を示した表 3.1 および図 3.1 をみると スポーツニュース で見る (52.9) に対する回答が最く テレビで観戦する (39.0) 新聞で結果を確 認する (32.8) がこれに続く また 特に何もしていない (30.8) も目立った 2) 性別とのクロス集計の結果

表 5-1 機器 設備 説明変数のカテゴリースコア, 偏相関係数, 判別的中率 属性 カテゴリー カテゴリースコア レンジ 偏相関係数 性別 女性 男性 ~20 歳台 歳台 年齢 40 歳台

第 2 章反応者管理 資料 願書請求状況の全体概要を確認してみましょう リクルートのすべての媒体やスタディサプリ進路からの資料 願書請求状況の全体概要を確認します 3 年間のデータが表になっていますので 年ごとの学年別の反応状況の推移が一目でわかります 1 資料 願書請求状況の全体概要を表示する ❶

記録問題における減額ケース等の取扱い

Microsoft Word - 認知度調査HP原稿

2015(平成27)年度決算 確定拠出年金実態調査結果(概要).pdf

Uモニ  アンケート集計結果


- 目次 - 乳幼児健診情報システムの全体構造と詳細 1 Ⅰ. データの入力方法 5 Ⅱ. 入力したデータの集計方法 10 Ⅲ. 分析結果の作成方法 1 Ⅳ. 都道府県へ報告する際の報告用ファイルの作成方法 15

untitled

花粉症患者実態調査(平成28年度) 概要版

スライド 1

46.0% が新型 iphone の購入意向あり! iphone 5s の人気が iphone 5c を大きく上回る Q1. 新型 iphone の購入意向をお答えください ( 単数回答 ) N=4500 新型 iphone の購入意向を聞いたところ 購入したい と答えた人は 13.4% やや購入し

資料1-1 平成26年以降の拡大調査の集計等について

Ⅱ 取組み強化のためのアンケート調査等の実施 (1) 建設技能労働者の賃金水準の実態調査国土交通省から依頼を受けて都道府県建設業協会 ( 被災 3 県及びその周辺の7 県を除く ) に対し調査を四半期ごとに実施 (2) 適切な賃金水準の確保等の取組み状況のアンケート調査国は 平成 25 年度公共工事

<4D F736F F D B835C83694E6F2E BE0914B8AB48A6F82C692998BE082CC8EC091D E646F63>

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

(3) 概要とイメージ 店頭等で環境配慮型製品を検討 選択中の消費者個人のスマホ等にめがけて その製品品目に関するより詳しい情報をプッシュ配信 必要に応じて消費者からもサイトアクセス等ができ 更に欲しい情報が取得できる 図表 1 サービスのイメージ (4) 事例調査からの示唆本サービスは 情報提供に

平成29年版高齢社会白書(全体版)

講座内容 第 1 週 データサイエンスとは 第 2 週 分析の概念と事例ビジネス課題解決のためのデータ分析基礎 ( 事例と手法 )1 第 3 週 分析の具体的手法ビジネス課題解決のためのデータ分析基礎 ( 事例と手法 )2 第 4 週 ビジネスにおける予測と分析結果の報告ビジネス課題解決のためのデー

報道関係各位 2012 年 1 月 25 日 株式会社ベネッセコーポレーション 代表取締役社長福島保 高校受験調査 ~ 高校 1 年生は自らの高校受験をどのように振り返っているのか ~ 高校受験を通じて やればできると自信がついた 71% 一方で もっと勉強しておけばよかった 65% 株式会社ベネッ

都道府県の食品ロス削減の取組状況 1 47 都道府県全てから回答があった 平成 8 年度に食品ロス削減に関する取組を 行っている と回答したのは 4 自治体で 食品ロス削減施策に関する予算が ある と回答したのは 5 自治体であった 平成 7 年度の調査結果と比較するといずれも増加している 食品ロス

各実証ならびに結果の概要 実証は 単身若年世帯向けの実証 (2 件 ) と家族世帯向けの実証 (1 件 ) を実施しました 各実証の結果及び概要は 次の通りとなります 1 大学新入生向け省エネ家電の購入促進実証 ( 単身若年世帯向け実証 ) 実証概要 : 一人暮らしをする大学生の子を持つ親を対象に

2016(平成28)年度決算 確定拠出年金実態調査結果(概要).pdf

7 対 1 10 対 1 入院基本料の対応について 2(ⅲ) 7 対 1 10 対 1 入院基本料の課題 将来の入院医療ニーズは 人口構造の変化に伴う疾病構成の変化等により より高い医療資源の投入が必要となる医療ニーズは横ばいから減少 中程度の医療資源の投入が必要となる医療ニーズは増加から横ばいにな

<4D F736F F F696E74202D F8E9197BF E97EE8A4B8B8995CA95BD8BCF8EFB93FC8A7A DCE DCE8AB38ED C

【運用ルール】SAMAバナー_ pptx

と 測定を繰り返した時のばらつき の和が 全体のばらつき () に対して どれくらいの割合となるかがわかり 測定システムを評価することができる MSA 第 4 版スタディガイド ジャパン プレクサス (010)p.104 では % GRR の値が10% 未満であれば 一般に受容れられる測定システムと

2014(平成26)年度決算 確定拠出年金実態調査 調査結果について.PDF


調査結果の概要 1 人口 (1) 本県の人口 平成 30(2018) 年 10 月 1 日現在の本県の総人口は 1,952,926 人 ( 男 973,794 人 女 979,132 人 ) で 平成 29(2017) 年 10 月 1 日現在に比べ9,037 人の減少 ( 男 3,309 人減少

Microsoft PowerPoint - ディスプレイ_Yahoo_金融業界向け広告提案書.ppt [互換モード]

原材料・原油高の影響と企業の対応

調査概要 調査名 : おせち料理と正月に関する意識調査 調査方法 :WEB モニターによるアンケート 対象 :20~60 歳代男女 実施期間 : 平成 27 年 10 月 9 日 ~10 月 12 日 サンプル数 :1,000 人 20 代 30 代 40 代 50 代 60 代 女性 100 人

NRC 日本人の食 調査とは 2 日本人の食の嗜好や食生活 に関する調査で 本篇は Part5 外 中 等の利 です 本篇で紹介する調査データは 月 &5 月調査と 月調査の2つです 4 月 &5 月調査は 外 中 の利 意識 を 11 月調査は 外食 中食の利 実態

平成 29 年 北海道アイヌ生活実態調査 の実施結果について ( 概要 ) 1 調査の目的この調査は 北海道におけるアイヌの人たちの生活実態を把握し 今後の総合的施策のあり方を検討するため 必要な基礎資料を得ることを目的として実施した 2 調査の対象この調査における アイヌ とは 地域社会でアイヌの

自殺者数の年次推移 平成 26 年の自殺者数は 25,427 人となり 対前年比 1,856 人 ( 約 6.8%) 減 平成 10 年以来 14 年連続して 3 万人を超える状況が続いていたが 3 年連続で 3 万人を下回った 男女別にみると 男性は 5 年連続 女性は 3 年連続で減少した また

PowerPoint Presentation

untitled

小・中学校における学校選択制等の実施状況について(平成24年10月1日現在)

Microsoft PowerPoint  税-1(平成28年度補てん状況把握)

アンケートの概要 平成 23 年度 平成 24 年度及び平成 25 年度グループ補助金の東北地域の交付先 7,927 に対しアンケートを実施し 5,809(73.3%) から回答があった ( アンケート調査は第 1 次 ( 平成 23 年 8 月 )~ 第 10 次 ( 平成 26 年 3 月 )

Transcription:

資料 3-3 消費者アンケート調査 (2 次調査 ) について ( 案 ) I 調査概要 1. 調査目的市場の更なるグリーン化に向けた今後の施策の強化 充実の方向性 ( 案 ) として掲げる次の4つの項目について 消費者の意識や現状の取組実態 施策の受容度などを調査し その妥当性を検証することを目的とする 施策の強化 充実の方向性 1. 対象製品 サービスの新規開拓 2. 先進的な基準の設定 3. グリーンコンシューマーを育てる情報提供 4. 施策の連携と相乗効果 2. 調査実施方法 (1) 調査手法インターネットアンケート調査 ( 電子メールによる調査協力依頼 ) 調査に当たっては 次のとおり2 段階の複数調査を実施する 1 1 次調査 A 1 次調査においては 市場全体における消費者の実態 ( 購買意識 行動 施策の認知等 ) の概要を把握することを目的とし 共通設問により調査を実施するとともに 東日本大震災前後における環境配慮行動の実践状況及び意識等の変化を調査する また 併せて1 次調査結果から市場のグリーン化に対する現在の貢献度及び環境意識等の高い層 (B-1) 中間層(B-2) 及び低い層 (B-3) をそれぞれ抽出し 2 次調査の対象者を選定する 2 2 次調査 B 2 次調査においては 市場の更なるグリーン化に向けた今後の施策の強化 充実の方向性を検証することを目的とし 調査対象層を市場のグリーン化に対する現在の貢献度及び環境意識等の高 中 低の度合いで分け 当該対象層に応じた設問内容により 各対象層の行動 意識を掘り下げるとともに 市場の更なるグリーン化に係る施策の受容や阻害要因等の調査 分析を実施する -1-

1 次調査 A 共通設問 調査対象の絞込み 対象者の判定 2 次調査 B 共通設問 市場のグリーン化に対する現在の貢献度及び環境意識等による層の判定 B-1 高い層向けの設問 B-2 中間層向けの設問 B-3 低い層向けの設問 図 1 2 段階の複数調査イメージ (2) 調査地域及び対象者 全国の 20 歳以上 70 歳未満の男女 (3) 対象抽出方法 1 1 次調査 A 抽出フレーム : ネットモニター ( アクティブモニター 547 千サンプル 平成 23 年 3 月 31 日時点 ) 東日本大震災被災地域に居住するモニターについては 調査協力意向を確認し 協力確認ができた対象者のみを採用する 抽出方法 : 平成 17 年国勢調査に基づき推計した都道府県別 性別 年齢 2 2 次調査 B 別人口構成比を母集団とし これに準拠した層化無作為抽出 抽出フレーム :1 次調査有効回答者 抽出方法 :1 次調査の回答内容により市場のグリーン化に対する現在の貢 献度及び環境意識等が高い層 (B-1) 中間層 (B-2) 及 び低い層 (B-3) に振り分け 都道府県別 性別 年齢別人 口構成比を考慮した層化無作為抽出 環境意識等の高低の判別方法については 4.2 次調査対象判定方法 を参照 (4) 対象者数 1 次調査 A: 有効回答 20,574 サンプル 2 次調査 B:1 次調査の有効回答から 6,000 サンプル (B-1:2,000 サンプル B-2:3,000 サンプル B-3:1,000 サンプル ) -2-

(5) 調査設問数 1 次調査 A:10 問 2 次調査 B:B-1~B-3 の共通設問 25 問 B-1 10 問 B-3 5 問程度 (6) 調査スケジュール 調査は平成 23 年 5 月末 ~7 月上旬を予定 1 次調査 A:5 月 20 日 1 次調査方針提示 ( 第 1 回研究会 ) 5 月 27~30 日 調査実施 6 月 9 日 速報結果報告 ( 第 2 回研究会 ) 2 次調査 B:6 月 9 日 2 次調査案提示 ( 第 2 回研究会 ) 6 月下旬 調査実施予定 7 月上旬 調査とりまとめ 7 月中旬 結果報告 中間とりまとめ反映 ( 第 3 回研究会 ) 3.1 次調査項目 製品 サービス購入時の重視点 情報源 環境配慮型製品 サービスの購入時選択積極性実態 環境意識 行動の変化 環境行動の実践状況( 東日本大震災の前後 ) 環境に関するラベル 用語の認知状況等 4.2 次調査対象判定方法 ( 案 ) 1 次調査の回答結果を用い 調査回答者の市場のグリーン化に対する現在の貢献度及び環境意識等の高低を判定するため 次の表 1 のとおり 設問項目に配点を行い サンプルごとの積み上げ集計値 ( 範囲 :-27~+145) を算出する その結果 20,574 サンプルの中央値は 29 平均値は 30.0 となり 次の図 2 のような分布を示す 2 次調査の対象の比率から 積み上げ集計値の区分及び内包されるサンプル数を整理すると 次の表 2 のとおりとなる なお 2 次調査の判定方法として 特定の設問項目の回答状況と配点による積み上げ集計値とを組み合わせて判定することも考えられる ( 例えば 環境配慮型製品 サービスの購入時選択積極性の設問回答について 過半数以上の商品 サービス分類が肯定的回答であることを B-1 には必須条件とし 積み上げ集計値の境界区分の引き上げ 下げを実施するなど ) -3-

表 1 2 次調査対象判定用配点特性設問配点項目配点配点方法購グ製品 サービス購入選択肢 環境配慮性 ±0~+ 9 カテゴリー毎 1 点 9 カテ入リ時の重視項目の選択数ゴリー分の積み上げ値積ー環境配慮型製品 サ積極性尺度 (7 段階 ) のカテゴリー毎 -3~±0~+3 極ン性ービスの購入時選択加重値 -27~+27 点 9 カテゴリー分の積み積極性実態上げ値環境配慮行動の実践現在実施している環境選択肢項目毎 1 点 14 項目 ±0~+14 状況 ( 現在 ) 配慮行動の選択数分の積み上げ値 環意境識 知識 環境配慮行動の実践状況 ( 震災以前からの継続 ) 環境に関するラベルの認知状況環境に関する用語の認知状況 市場のグリーン化に対する現在の貢献度及び環境意識等 震災以前から継続実施している環境配慮行動の選択数 ラベル認知度 (4 段階 ) の加重値用語認知度 (4 段階 ) の加重値 ±0~+14 選択肢項目毎 1 点 14 項目分の積み上げ値 ±0~+30 カテゴリー毎 0~+3 10 項目分の積み上げ値 ±0~+51 カテゴリー毎 0~+3 17 項目分の積み上げ値 表 2 2 次調査対象判定結果積み上げ集計値対象区分特性比率区分グリーン購入に積極的か高い層つ環境意識が高く 知識 (B-1) が深い 中間層 (B-2) 低い層 (B-3) サンプル数 (s) 500 450 400 350 300 250 200 150 100 50 0 内包サンプル数 2 38 ~145 6,784 上下層に挟まれたボリューム層 3 12 ~ 37 10,338 グリーン購入に消極的か つ環境意識が低く 知識 1-27 ~ 11 3,452 が浅い 1 次調査有効回答サンプル数 20,574 B-3 B-2 B-1-27 ±0 +29 +145 ( 中央値 ) 積み上げ集計値 図 2 2 次調査対象判定用配点結果の分布 -4-

II 2 次調査設問項目について 2 次調査設問項目について 市場の更なるグリーン化に向けた今後の施策の強化 充実の方向性 及び 市場のグリーン化に対する現在の貢献度及び環境意識等の高低 の別に示す 1. 対象製品 サービスの新規開拓消費者が求める環境配慮型製品 サービスとはどのようなものか 施策強化 充実の方向性を検証する 環境分野別の興味関心程度 グリーン化を期待する市場分野 グリーン化を期待する製品 サービス 製品 サービスの購買チャネル 環境配慮型製品 サービスの購入阻害要因 2 B-1 高い層 市場のグリーン化にあたり対象となるべき環境分野 3 B-3 低い層 興味関心のある社会領域 2. 先進的な基準の設定消費者は環境配慮型製品 サービスにどのような価値を求めているのか 施策強化 充実の方向性を検証する 事業者の環境配慮行動のあり方 事業者の環境配慮行動の評価 環境配慮型製品 サービスのイメージ 環境配慮型製品 サービスの購入時重視点 環境配慮型製品 サービスの価格価値の評価 環境配慮型製品 サービスの基準のあり方 2 B-1 高い層 目指すべき市場の姿 3 B-3 低い層 普及推進策( インセンティブ ) の受容性 3. グリーンコンシューマーを育てる情報提供消費者に伝わりやすい情報 役立つ情報とはどのようなものか 施策強化 充実の方向性を検証する 環境情報の受信媒体 -5-

環境配慮型製品 サービスの表示情報のあり方 2 B-1 高い層 信頼できる環境情報媒体 環境配慮型製品 サービス購入時に必要な情報 環境情報の発信方策等アイディア 3 B-3 低い層 製品 サービス購入時に必要な情報 4. 施策の連携と相乗効果消費者に受容され 市場のグリーン化により効果が期待される施策とはどのようなものか 施策連携例の受容度や調査分析から検証する ( 以下分析例 ) 製品 サービスの購買チャネル 環境配慮型製品 サービスの表示情報のあり方 2 B-1 高い層 施策連携例の受容度 グリーン化を期待する製品 サービス 信頼できる情報媒体 3 B-3 低い層 ポイント制度等の利用状況 製品 サービスの購買チャネル 5. その他消費者の意識 知識や行動 既存施策の受益状況 評価等を捉え 施策強化 充実の方向性を属性別に掘り下げる 人に勧めたい環境配慮行動の具体的な取組内容 市場のグリーン化に関する既存施策の受益状況 市場のグリーン化に関する既存施策の評価 ポイント制度等の利用状況 2 B-1 高い層 環境配慮行動実施の契機 環境配慮行動の実施理由 市場のグリーン化に関する既存施策の評価理由 3 B-3 低い層 環境配慮行動の未実施の理由 市場のグリーン化に関する既存施策の評価理由 -6-