安心して子どもを産み 育てたいという希望をかなえるためには 子育てにかかる経済的負担の軽減のほか 晩婚化による出産に対する年齢上の課題への対応 市内で出産できる環境の整備 更なる保育サービスの充実など 複数の絡み合う課題の解決が必要である 図 1 理想とする子どもの人数 ( 平成 27 年度北広島市

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5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

いる 少子化の要因として 未婚化 晩婚化の進行や第 1 子出産年齢の上昇 長時間労働 子育て中の孤立感や負担感が大きいことなど 様々な要因が複雑に絡み合っており きめ細かな少子化対策が必要となっている 市民アンケート調査 ( 平成 27 年 8 月 ) の結果によると 少子化対策について すぐ取り組

で広く体幹トレーニング推進することにより 健康なまち としてイメージア ップを図り魅力の向上につとめ 転出の抑制や転入の促進へとつなげる 数値目標 体幹づくりを通じて行う地域活性化事業 KPI 体幹トレーニング参加移住者数のべ人数年月のべ人数 申請時 0 0 H29.3 初年度 H30.

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

4-2 地域の課題人口の減少により 町内では老朽化した空き家 空き店舗が随所に見られるようになっており 平成 28 年 3 月に町内を調査したところ 空き家 空き店舗と思われる建物が 159 軒存在していることが判明した 特に 商店街 公共機関 医療機関等が近接する利便性の高い中心市街地における空き

希望をかなえるまちづくり 結婚 出産 子育て 結婚 出産 子育ての希望実現 1 結婚や出産に対する支援の充実 一人ひとりが結婚や出産について諦めることなく取 り組める環境をつくることによって まちに家族を持つこ との幸せをもたらします 結婚を希望する人の未婚率の改善 結婚や妊娠 出産に関するライフプ

用への助成を除くと 住宅に関する融資や助成制度等の情報提供の充実 との回答割合が高い( 子育て住み替え意識調査 ) 以上のことから 住宅が手狭であることを理由に市外へ転出する若い世代が相当数存在し また その傾向が強まっていることがうかがえる また 住み替え後は4LDKの間取りを中心とした持ち家 (

1 調査目的 今年度策定する 津山市総合戦略 で 子どもを産み 育てやすい環境づくりに 向けた取組みを進めるにあたり 出産 子育ての現状を把握するために実施した 2 調査内容の背景と設問設定理由国では 出生率を 2.07 まで高めることで 2060 年に現状の社会構造を維持できる人口 1 億人程度を

本町は 過疎地域における人口減少や少子高齢化 核家族化の進展という構造的な課題を抱え 若年層の人口流出や世代間交流の機会が少ない現代社会現象が問題となっている また 本町は 県を代表する観光地であるが 観光入込客数は 瀬戸大橋が開通した昭和 63 年をピークに減少しており 平成 27 年には約 23

スライド 1

第2節 茨木市の現況

起業家を総合的に支援する 起業支援センターながおか と連携することで 高い事業 効果を実現するものである 数値目標 未来の起業家応援事業若者提案プロジェクト事業支援事業年月 KPI 支援による年間起業 起業に結びついた若者 10~39 歳の転出超過 創業件数 プロジェクト数 の抑制 申請時 0 件

数値目標 KPI 山口ゆめ花博の山口きらら博記念公園県外からの入場者数の年間利用者数 年月 申請時 - 57 万人 平成 28 年 12 月 初年度 - 57 万人 平成 30 年 3 月 2 年目 6 万人 87 万人 平成 31 年 3 月 3 年目 - 67 万人 平成 32 年 3 月 対象

<4D F736F F D DE97C78CA78F418BC B28DB895F18D908F DC58F49817A2E646F63>

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2-3(2) 学校の教育力の向上 1. 学習環境の整備 子どもに質の高い教育を提供していくために 学びの森 を設置 運営する 学びの森 では専門的な指導員を配置し 1 教職員の研修体制の充実 2 学校と地域の連携協力の推進 3 児童生徒 保護者との教育相談を進める ティームティーチングによる学習支援

働で市の魅力を発信 定住促進に取組む いい那珂暮らし応援団 を設立し シティプロモーション推進事業 いい那珂暮らし促進事業 を一体的に実施することにより 本市の交流人口 定住人口増を目指すものである 併せて 本市への定住を促進するため 当該事業や関連事業により 市の魅力向上 いい那珂暮らし応援団活動

県立水俣高等学校と地域や企業 国内外の大学等との連携を促進し 教育環境の充実 魅力的な原体験の場を創出することで 高校の魅力化を図り 市内外からの進学者の増加を図りながら 地域を担う人材を育成する さらに 自ら仕事を創り 新たな働き方を実践する人材等と交流 連携することで 将来的に水俣地域のみならず

1 地域再生計画の名称 りんくうタウン活性化プロジェクト 地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称泉佐野市 3 地域再生計画の区域泉佐野市の区域の一部 ( りんくうタウン インターナショナルビジネス地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状 課題平成 6 年に開港した関西国際空港の地

1 子ども 子育て支援新制度がはじまります 子ども 子育て支援法 等の成立により すべての子どもと子育て家庭を総合的に支援していく 子ども 子育て支援新制度 が平成 27 年 4 月から全国的にスタートします 子ども 子育て支援新制度 では 幼稚園や保育所 地域の子育て支援の充実を図るとともに 認定

4-3 地域再生計画の目標本事業により 視察ルートの開発 提供や視察案内等を通じて 新しいひとの流れづくり ( 交流人口の拡大 ) と併せ 地域のしごとづくり ( 雇用の創出 ) を実現する なお 本事業の実施にあたっては 本市 石巻市の連携の下 観光施設や交通事業者に加えて 宿泊施設や飲食業等のサ

第 1 章アンケートの概要 1-1 調査の目的 1-2 対象者 1-3 調査方法 1-4 実施期間 1-5 調査結果サンプル数 第 2 章アンケート調査結果 2-1 回答者自身について (1) 問 2: 年齢 (2) 問 5: 同居している家族 2-2 結婚について (1) 問

具体的な事業と KPI( 重要業績評価指標 ) 1) 産科医等の誘致事業 町内への産科医誘致 広域での充実など あらゆる方策を検討し 若い世代が安心して出 産と子育てができる環境づくりに努め 結婚世代の定住促進と出生率の向上を図る 30 分以内で行ける産婦人科率 100% 平成 27 年度 JCHO

4-2 課題解決に向けた取組み本市では 太平洋戦争末期には特別攻撃隊の基地となった宇佐海軍航空隊 ( 昭和 14 年開隊 ) の跡地を中心とした広大な田園地帯の中に 戦争遺構が数多く現存していることから 地域資源の一つとして 宇佐海軍航空隊跡 に着目し 地方創生推進交付金を活用した 空の見えるフィー

までの人口が 26,740 人であったのに対し 平成 27 年の国勢調査では 5 年前の同世帯である 30 歳から 44 歳までの人口が 24,397 人と 2,343 人 もの大幅な流出が発生している 160, , , ,000 80,000 門真市の人口の推移

4 平成 年度のと 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成にました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致へのや 創業支援プログラムの作成

碧南市人口ビジョン 及び 碧南市まち ひと しごと創生総合戦略 概要版 策定の経緯 碧南市の人口は平成 27(2015) 年 8 月末時点で 71,662 人であり 今後は国立社会保障 人口問題研究所の推計値によると 25 年後の平成 52(2040) 年には 65,707 人まで減少すると推計され

1. 結婚についての意識 結婚について肯定的な考え方 ( 結婚はするべきだ 結婚はしたほうがよい ) の割合は男性の方が高い一方 自身の結婚に対する考えについて いずれ結婚するつもり と回答した割合は女性の方が高い 図表 1 図表 2 未婚の方の理想の結婚年齢は平均で男性が 29.3 歳 女性は 2

3 社会全体が支える力 を大きくするために Ⅲ-3-1 結婚 妊娠 出産 育児の切れ目のない支援の推進 施策体系 123

「次世代Web広場」(府民参加型の電子掲示板)の概要


4 県民コンサートの入場者数は平成 28 年 7 月の開催時点 ( 図 1) 群馬県人口の推移 推計 ( 図 2) 群馬県人口の推移 推計 ( 資料 ) 表 1 と同じ 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち

事業 KPI 次世代がん治療法 BNCT 地方創生戦略事業 BNCT を目的とした来阪人口 BNCT 普及発展による雇用者数 年月 申請時 400 人 H29.3 初年度 450 人 H 年目 500 人 10 人 H 年目 700 人 20 人 H 地域再生を図

平成 28 年度施策評価シート 基本目標 1 みんなで支え合い 未来につなぐまちづくり 基本施策 3 多世代連携による子育て支援の充実 単位施策名称 1 子育て世代への重点支援所管部 施策の方向性 結婚 妊娠 出産 育児 ( 未就園児 ) の切れ目のない支援を行う仕組みづくりを構築し 結婚支援を含め

はじめての子どもが生まれる前に 赤ちゃんの世話をしたことがある割合 (25 年度と 20 年度の 比較 ) 利用ニーズ把握のための調査 ( 平成 20 年 ( 市民意識調査 ) 25 年 ( 未就学児 )) < 平成 20 年 > 無回答 2.9% < 平成 25 年 > 無回答 %

<4D F736F F D E9197BF322D31817A8E968BC68C7689E682CC8A65985F82C982C282A282C42E646F6378>

第 1 部 施策編 4

ともに ほぼ 17 万人から 22 万人で推移している 8 月の休日の数字がこの基地跡地エリアの潜在的に有する土地資源としての可能性 ( キャパシティ ) を示していると言える こうした中 朝霞市は 平成 29 年 3 月 15 日に市制施行 50 周年を迎えること また 2020 年東京オリンピッ

4 平成 29 年度の検証と 基本目標 1 しごとをつくり 安心して働けるようにする 主な取組み課題検証 本市の基幹産業である農漁業を魅力あるものにするため 六次産業化や高収益型農業を推進し 新規就農者や農業後継者の育成に取組みました また 働く場所の確保と地域経済の活力向上のために企業誘致への取組

様式 3-1 平成 30 年度地域少子化対策重点推進事業実施計画書 ( 市町村分 ) 都道府県名 岩手県 市町村名 ( 平泉 ) 市町村 事業名 平泉町結婚新生活支援事業 600 実施期間平成 30 年 4 月 2 日 ~ 平成 31 年 3 月 31 日 地域の実情と課題 ( これまでの市町村にお

平成 30 年度子ども未来部の主な取り組みの概略について 重点的な取り組み 新規 拡充要素 妊娠 出産 子育ての切れ目のない支援 ( 少子化対策 ) 次期未来プラン策定開始 取り組みの内容 妊娠 出産 子育ての切れ目のない支援 ( 少子化対策 ) 佐世保市まち ひと しごと創生総合戦略が後半戦を迎え

( 課題 ) 一方で 男子のJ1 J2リーグでの実績がある選手以外は 女子の日本代表の選手であっても 競技活動と兼ねて仕事を持ち 所謂 セミプロ選手 として生計を維持していることは珍しいことではなく 下位リーグではより多くの選手が生活基盤の確立に困難を伴っている 競技活動を引退後 セカンドキャリアと

妊娠 出産 不妊に関する知識の普及啓発について 埼玉県参考資料 現状と課題 初婚の年齢は男女とも年々上昇している 第一子の出生時年齢も同時に上昇している 理想の子ども数を持たない理由として 欲しいけれどもできないから と回答する夫婦は年々上昇している 不妊を心配している夫婦の半数は病院へ行っていない

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行なった法人に対する特例 ( 内閣府 ): A2007 (1) 事業名 : 勝山市まちなか誘客プロジェクト ( 拠点文化財改修

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

地元企業 商店 大学などを巻き込んだ 歩くことを中心とした健康長寿のまちづくりを契機として 健康寿命の延伸 医療費の適正化 削減経費の事業への再投入という正のサイクルを回すことはもとより その取組みを町内商業施設への誘導 町内購買の増化 特産品の振興等に波及させ 経済好循環の実現 町内経済循環率の改

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

1. 交際や結婚について 4 人に3 人は 恋人がいる または 恋人はいないが 欲しいと思っている と回答している 図表 1 恋人が欲しいと思わない理由は 自分の趣味に力を入れたい 恋愛が面倒 勉強や就職活動に力を入れたい の順に多い 図表 2 結婚について肯定的な考え方 ( 結婚はするべきだ 結婚

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

長野県の少子化の現状と課題

新設 拡充又は延長を必要とする理地方公共団体の実施する一定の地方創生事業に対して企業が寄附を行うことを促すことにより 地方創生に取り組む地方を応援することを目的とする ⑴ 政策目的 ⑵ 施策の必要性 少子高齢化に歯止めをかけ 地域の人口減少と地域経済の縮小を克服するため 国及び地方公共団体は まち

受入は 観光入込客数を確保していくうえで 重要な位置づけの 1 つとなっ ている 図表 1 指宿市の観光客入込数の推移 出典 : 指宿市の観光統計 過去録一覧 図表 2 指宿市の宿泊客内訳の推移 出典 : 指宿市の観光統計 過去録一覧 2

平成 31 年度 (4 年目 ) 平成 32 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の 累計 100,000 人 112,000 人 52,200 人 4,500 千人 4,700 千人 1,250 千人 1,928 億円 1,997 億円 601 億円 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体

従業員に占める女性の割合 7 割弱の企業が 40% 未満 と回答 一方 60% 以上 と回答した企業も 1 割以上 ある 66.8% 19.1% 14.1% 40% 未満 40~60% 未満 60% 以上 女性管理職比率 7 割の企業が 5% 未満 と回答 一方 30% 以上 と回答した企業も 1

地域再生計画 1 地域再生計画の名称たまの版地方創生人財育成プロジェクト 2 地域再生計画の作成主体の名称玉野市 3 地域再生計画の区域玉野市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状本市の人口は 1975 年の約 80,000 人をピークに減少が続いており 近年では毎年約 700 人ずつ減

第 1 章調査の実施概要 1. 調査の目的 子ども 子育て支援事業計画策定に向けて 仕事と家庭の両立支援 に関し 民間事業者に対する意識啓発を含め 具体的施策の検討に資することを目的に 市内の事業所を対象とするアンケート調査を実施しました 2. 調査の方法 千歳商工会議所の協力を得て 4 月 21

茨木市待機児童解消保育所等整備計画 ( 平成 30~32(2020) 年度 ) 平成 30 年 12 月 茨木市

私立幼稚園の新制度への円滑移行について

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

四国中央市住宅マスタープラン 概要版 平成 30 年 3 月四国中央市 Since

併せて 妊娠 出産 更年期など女性特有の生涯にわたる健康問題を気軽に相談できるよう 対 応を充実させる必要があります はじめての子どもが生まれる前に 赤ちゃんの世話をしたことがある割合 (25 年度と 20 年度の 比較 ) 横浜市利用ニーズ把握のための調査 ( 平成 20 年 ( 市民意識調査 )

 第1節 国における子育て環境の現状と今後の課題         

資料 5 総合計画の推進について 1 総合計画推進の基本的な考え方 ⑴ 第 5 次長期総合計画の体系 ( 本編 P.9) 第 5 次長期総合計画は まちの将来ビジョンとして 基本構想部分で目指すまちの姿やまちづくり戦略 5つの戦略の柱などを定め 戦略計画部分で 重点的な施策展開として 5つの戦略の柱

4-(1)-ウ①

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)  レベル診断チェックシート

4 子育てしやすいようにするための制度の導入 仕事内容への配慮子育て中の社員のため以下のような配慮がありますか? 短時間勤務ができる フレックスタイムによる勤務ができる 勤務時間等 始業 終業時刻の繰上げ 繰下げによる勤務ができる 残業などの所定外労働を制限することができる 育児サービスを受けるため

地域交流センター利用者数 57,000 人 4,000 人 4,000 人 4,000 人 休日滞在人口率地域交流センター利用者数 平成 32 年度 (4 年目 ) 平成 33 年度 (5 年目 ) KPI 増加分の累計 10% 10% 80% 0.11 倍 0.11 倍 0.54 倍 4,000

Ⅳ 第 2 次計画の目標 : 第 2 次計画で新たに設定した項目 府民主体 府民と行政と団体 行政と団体 1 内 容 新 規 栄養バランス等に配慮した食生活を送っている府民の割合 2 朝食欠食率 第 1 次計画策定時 35 現状値 第 2 次計画目標 第 2 次基本計画目標 24% 15% 60%

坂戸市定住促進施策基本方針 ( 平成 27 年 3 月 31 日 ) はじめに 大学教授や企業経営者からなる民間組織 日本創成会議 の人口減少問題検討分科会の発表によると 出産に適した年齢といえる 20~39 歳 の女性の人口が 2040 年には全国の 49.8% にあたる 896 の市区町村で 5


4 父親も育児参画しよう! 父親となる職員に, 配偶者出産休暇や男性の育児参加休暇を取得するよう働き掛けましたか 対象の職員全てに働き掛けは行われている 回答数 76 0 全人数割合 (%) 対象者なし 293 配偶者出産休暇 (3 日 ) 数値目標 31 年度までに配偶者出

【資料1-1】人口ビジョン編・表紙(案) 省略版

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

整整合合 本計画は 第三次宜野湾市総合計画 ( 案 ) に則するものとして位置づけられます また 第 2 次宜野湾市男女共同参画計画 や他の関連する計画との整合性をもったものとして定めています 一方 本計画には母子の健康確保を盛り込むことが定められていることから 宜野湾市母子保健計画 は本計画に包含

女性の活躍推進の意義と課題 意 義 課題 少子高齢化で生産年齢人口が減少 労働力人口の増加 海外を含む企業間競争の中で 性別に関わらず優秀な人材の確保が必要 埋もれている優秀な人材の確保 少子化と生産年齢人口の減少が進む中で 女性の活躍の推進は喫緊の課題 女性の労働力率は 第 1 子出産を機に 6

た取組を進めることで 国際的評価の獲得と 国内外での知名度及びイメージ向上を図り 交流人口の増加につなげる さらには 自動車で2 3 時間圏内となる関西圏そして首都圏で効果的なシティプロモーションを実施して交流人口の掘り起こしも行い こうした 美星の星空 の磨き上げにより 観光形態を 日帰り 通過型

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

日本医師会男女共同参画についての男性医師の意識調査 クロス集計

様式 2-2 平成 29 年度結婚支援市町応援事業 ( 政府予算平成 29 年度地域少子化対策重点推進交付金 ) 実施計画書 市町名福井市 事業名出愛 恋々 ( であいこいこい ) 応援事業 実施期間平成 29 年 4 月 1 日 ~ 平成 30 年 3 月 31 日 所要見込額 2,002 千円

Microsoft Word - 02_2‘Í_‹É’¨„´†j.doc

3 調査項目一覧 分類問調査項目 属性 1 男女平等意識 F 基本属性 ( 性別 年齢 雇用形態 未既婚 配偶者の雇用形態 家族構成 居住地 ) 12 年調査 比較分析 17 年調査 22 年調査 (1) 男女の平等感 (2) 男女平等になるために重要なこと (3) 男女の役割分担意

ダイバーシティ 年に向けた政策展開のポイント テレワークが当たり前になる社会 の実現に向け 多様な主体と連携した普及啓発や導入支援への取組を強化 地域での就労支援やマッチング強化により 女性や高齢者の就業を推進 働き方改革と併せて時差 Biz の定着に向けた取組を推進 強化した政策

生には全日本実業団対抗駅伝競走大会などで活躍する選手を数多く輩出するなど 陸上競技を始めとするスポーツが盛んなまちである これを活用するため ハード事業においては平成 23 年度に日本陸上競技連盟第 3 種公認の全天候型陸上競技場の改修工事を実施し 雨天時や東三河地域の公認競技大会の開催に対応できる

広報誌「共同参画」201407

子ども・子育て会議(第7回) 次世代育成支援対策推進法の延長等の検討について

調査の背景 埼玉県では平成 29 年度から不妊に関する総合的な支援施策として ウェルカムベイビープロジェクト を開始しました 当プロジェクトの一環として 若い世代からの妊娠 出産 不妊に関する正しい知識の普及啓発のため 願うときに こうのとり は来ますか? を作成し 県内高校 2 年生 3 年生全員

人 ) 195 年 1955 年 196 年 1965 年 197 年 1975 年 198 年 1985 年 199 年 1995 年 2 年 25 年 21 年 215 年 22 年 225 年 23 年 235 年 24 年 第 1 人口の現状分析 過去から現在に至る人口の推移を把握し その背

PowerPoint プレゼンテーション

スライド 1

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

第1章 計画の目指すもの

地域子育て支援拠点事業について

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

参考 1 男女の能力発揮とライフプランに対する意識に関する調査 について 1. 調査の目的これから結婚 子育てといったライフ イベントを経験する層及び現在経験している層として 若年 ~ 中年層を対象に それまでの就業状況や就業経験などが能力発揮やライフプランに関する意識に与える影響を把握するとともに

子ども同士で遊び 様々な体験をすることは 子どもたちが成長していくうえで非常に重要なことです 子どもが豊かな感性を磨くことのできる地域環境を周囲の大人が皆でつくっていけるよう 地域の子どもたちの顔がわかる関係づくりを進め 地域コミュニティを醸成させていく必要があります 利用ニーズ把握のための調査 (

3つの人口増戦略 とは 人口の自然減と社会減に歯止めをかける 定住人口増戦略 主体的に行動する市民を増やし まちの元気を生み出す 活動人口増戦略 燕を訪れる人や市外にいても燕を応援してくれる人を増やす 交流 応援人口増戦略 である 平成 27 年 ( 2015 年 )9 月に策定した 燕市まち ひと

女性の活躍促進や仕事と子育て等の両立支援に取り組む企業に対するインセンティブ付与等 役員 管理職等への女性の登用促進 М 字カーブ問題の解消には企業の取組が不可欠 このため 企業の自主的な取組について 経済的に支援する 経営上のメリットにつなぐ 外部から見えるようにし当該取組の市場評価を高めるよう政

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) ,500 5, 観光客入込数 ( 人 ) 742,000 14,800 14,800 14,800 平成 31 年度 (4

平成23年9月29日WG後修正

Transcription:

地域再生計画 1. 地域再生計画の名称 きたひろマリッジ推進プロジェクト 2. 地域再生計画の策定主体の名称 北広島市 3. 地域再生計画の区域 北広島市の全域 4. 地域再生計画の目標 4-1 地域の現状本市は札幌市と新千歳空港の中間に位置し 大都市へのアクセスの良さを持ちながら 豊かな緑の環境を保持しており 自然と都市機能が調和する魅力的な住環境を有する都市として札幌圏の一角を形成している 昭和 45 (1970) 年に道内で3 番目となる道営住宅団地 ( 北広島団地 ) が造成されて以降 人口が急激に増加し 平成 19(2007) 年に 61,199 人とピークを迎えたが 高齢化の進展 東京圏や札幌市への人口流出などにより 平成 20(2008) 年に減少に転じ 現在もその傾向が続いている 4-2 地域の課題本市は 子育て支援を重点的に取り組む施策に位置付け 安心して子どもを産み 健やかに育てられるまちづくりを推進している 平成 27 年度に実施した市民等意識調査では 理想とする子どもの人数は 2 人 が 55.8% 次いで 3 人 が 30.6% であった ( 図 1) さらに 理想の子どもの人数に達する見込みについては 理想とする子どもの人数を達成するにはハードルがある が 78.4% を占め その内容は 経済的に厳しい が 48.1% 健康 年齢上の課題 が 47.8% 子育てや教育にお金がかかりすぎる が 45.7% であり ( 図 2) 年代別にみると 35 歳以上の年代で 理想とする子どもの人数を達成するにはハードルがある の回答割合が 89.8% と高くなっている また 出産 子育てをするうえで市に期待する内容として 医療環境の充実 ( 産婦人科や小児科 ) が 71.6% 次いで 保育所や幼稚園など保育サービスの充実 が 51.3% となっている ( 図 3) 1

安心して子どもを産み 育てたいという希望をかなえるためには 子育てにかかる経済的負担の軽減のほか 晩婚化による出産に対する年齢上の課題への対応 市内で出産できる環境の整備 更なる保育サービスの充実など 複数の絡み合う課題の解決が必要である 図 1 理想とする子どもの人数 ( 平成 27 年度北広島市人口ビジョン 総合戦略策定に関する市民等意識調査より作成 ) 図 2 理想の子どもの人数を達成できない理由 ( 平成 27 年度北広島市人口ビジョン 総合戦略策定に関する市民等意識調査より作成 ) 2

図 3 出産 子育てをするうえで期待すること ( 平成 27 年度北広島市人口ビジョン 総合戦略策定に関する市民等意識調査より作成 ) 4-3 目標上記の課題を踏まえ 結婚から妊娠 出産 子育て 再就職までの女性が活躍するライフステージに応じた切れ目のない支援を推進し 子育てに関する市民の満足度を高め 本市で子どもを産み 育てたいという気持ちにつなげられるよう 女性活躍応援プロジェクトを推進し 更なる子育て環境の充実を図り もって合計特殊出生率の向上を図ることを目的とし 結婚希望者を支援することにより未婚化 晩婚化への対応 20~40 歳代の定住人口や出生数の増加を図る 数値目標 事業 北広島婚活支援事業 KPI 婚姻による定住 ( 組 ) 年月 申請時 - H28.3 初年度 0 H29.3 2 年目 1 H30.3 3 年目 2 H31.3 4 年目 2 H32.3 3

5. 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 5-2(3) に記載 5-2 第 5 章の特別の措置を適用して行う事業 まち ひと しごと創生寄附活用事業に関連する寄附を行った法人に対す る特例 ( 内閣府 ) A2007 (1) 事業名きたひろマリッジ推進プロジェクト (2) 事業区分少子化対策 (3) 事業の目的 内容 ( 目的 ) 本市は 子育て支援を重点的に取り組む施策に位置付け 安心して子どもを産み 健やかに育てられるまちづくりを推進している 平成 27 年度に実施した市民等意識調査では 理想とする子どもの人数を達成するにはハードルがある が 78.4% を占め 安心して子どもを産み 育てたいという希望をかなえるためには 子育てにかかる経済的負担の軽減のほか 晩婚化による出産に対する年齢上の課題への対応 市内で出産できる環境の整備 更なる保育サービスの充実など 複数の絡み合う課題の解決が必要である これらの課題を踏まえ 結婚から妊娠 出産 子育て 再就職までの女性が活躍するライフステージに応じた切れ目のない支援を推進し 子育てに関する市民の満足度を高め 本市で子どもを産み 育てたいという気持ちにつなげられるよう 女性活躍応援プロジェクトを推進し 更なる子育て環境の充実を図り もって合計特殊出生率の向上を図ることを目的とし 結婚希望者を支援することにより未婚化 晩婚化への対応 20~40 歳代の定住人口や出生数の増加を図る ( 事業の内容 ) 北広島婚活支援事業少子化の要因の一つである晩婚化 晩産化を抑制するため 結婚支援として 参加者は 男女各 15 名程度を募集し 市内果樹園の収穫 調理加工体験や地元農産物等を加工したメニューの食事会 特別天然 4

記念物である野幌原始林に隣接する北広島市レクリエーションの森を堪能するウォーキングなど 地域資源を活用した婚活イベントの開催と合わせて 結婚支援の専門講師による結婚意識向上等を目的としたセミナー開催やイベント参加者を対象とした個別相談 ( アフターフォロー ) を一体的に行う 婚姻後の定住促進を視野に入れ 市の地域資源を活用する婚活イベントを実施することにより市への愛着醸成を図り 若い世代の定住人口増加につなげる よって 将来的な市内出生数増加にも寄与するものである 各年度の事業の内容北広島婚活支援事業初年度 ) 本市の既存イベントや観光地 商業施設等を活用した地域資源体験型の婚活イベントについて 市において研究 企画する 市が企画した婚活イベントを委託事業者のサポートを受け運営する 意識啓発セミナー アフターフォローとして実施する個別相談については委託により実施する 2 年目 ) 前年度の参加者のアンケート結果等を踏まえ 対象人数 年齢等の調整 交流会やセミナーのテーマを検討し 引き続きイベント等を開催する 3 年目 ) アフターフォローの相談内容などから リピーターや参加者の傾向を分析し 結婚に必要な条件を研究し セミナー等のテーマに活かす 4 年目 ) これまでの実績を踏まえ 引き続き婚活イベント等を開催する (4) 地方版総合戦略における位置付け本市のまち ひと しごと創生総合戦略の 基本目標 1 希望 ~ 子どもを産み育てたいという希望をかなえる~ における 未婚化 晩婚化への対応 に位置付けている なお 総合戦略では平成 31 年度の数値目標として合計特殊出生率 1.28 を KPI に掲げており 本事業はその目標達成に寄与するものである (5) 事業の実施状況に関する客観的な指標 (KPI( 重要業績評価指標 )) 5

事業 北広島婚活支援事業 KPI 婚姻による定住 ( 組 ) 年月 申請時 - H28.3 初年度 0 H29.3 2 年目 1 H30.3 3 年目 2 H31.3 4 年目 2 H32.3 (6) 事業費 北広島婚活支援事業 ( 単位 : 千円 ) 年度 H28 H29 H30 H31 備考 事業費計 500 500 500 500 需用費 50 50 50 50 消耗品 区分 使用料及び賃借料 50 50 50 50 バス借上げ 委託料 400 400 400 400 交流会等運営委託 (7) 寄附の見込額 ( 単位 : 千円 ) 年度 H28 H29 H30 H31 北広島婚活支援事業費計 500 500 500 500 事業寄附額計 100 100 100 100 寄附法人菓子製造業 100 100 100 100 (8) 事業の評価の方法 (PDCA サイクル ) ( 評価の手法 ) 産官学金労言及び市民で構成する 北広島市まち ひと しごと創生総合戦略推進会議 において 各事業の重要業績評価指標 (KPI) 及び PDCA サイクルにより 達成度の検証や見直しの検討を行う ( 評価の時期 内容 ) 平成 29 年度以降 毎年度 6 月に 北広島市まち ひと しごと創生総合戦略推進会議 による達成度の検証や見直しを実施し 北広島市まち ひと しごと創生総合戦略推進会議 の検証結果を踏まえ 9 月に市議会の所管委員会で検証する 以後 毎年同時期に検証 見直しを実施する 6

( 公表の方法 ) 毎年度 10 月頃 北広島市の公式ホームページ上で公表する (9) 事業期間平成 28 年 9 月 ~ 平成 32 年 3 月 5-3 その他の事業 5-3-1 地域再生基本方針に基づく支援措置 該当なし 5-3-2 支援措置によらない独自の取組等 < 女性活躍応援プロジェクト> 本市で子どもを産み 育てたいという気持ちにつなげられるよう 結婚から妊娠 出産 子育て 再就職までの女性が活躍するライフステージに応じた切れ目のない支援として 北広島婚活支援事業を含む 10 事業で構成する女性活躍応援プロジェクトを推進し 子育て環境の充実を図り もって合計特殊出生率の向上を図る (1) 産科誘致推進事業事業概要 : 市内に出産できる施設が無いことによる 出産への不安を解消し 安心して妊娠 出産できる環境づくりとして 産科誘致に向け 産科開業に対する支援体制を構築する 実施主体 : 北広島市事業期間 : 平成 29 年度 ~ 平成 31 年度 (2) 妊婦健康診査通院支援事業事業概要 : 市内に出産できる施設が無いため 産科誘致までの措置として 出産までのマタニティライフを安心して健康的に過ごせるよう 妊婦健康診査にかかる通院費用を支援する 実施主体 : 北広島市事業期間 : 平成 28 年度 ~ 平成 31 年度 (3) 特定不妊治療助成事業事業概要 : 子どもがほしいけれどなかなか授からない夫婦を対象に不妊治療に要する費用を支援し 経済的負担の軽減を図る 実施主体 : 北広島市 7

事業期間 : 平成 28 年度 ~ 平成 31 年度 (4) 健やか子育て支援事業事業概要 : 市民の誕生を祝うとともに 本市に愛着と誇りを持って住み続けてもらえるような北広島市限定の魅力的な誕生祝福手法を研究 展開する 1 出産祝金の支給市民の誕生に際し 祝福メッセージ等を添えて出産祝金を支給し経済的負担軽減を図る 2ファミリー サポート センター利用助成一時的に子どもを預かることにより 心身ともに負担の大きい産後の母親等をサポートする ファミリー サポート センター の利用助成を実施し 仕事だけではなく 家庭においても 心身の疲労や時間のやりくりなどに悩みを抱える親を支援するとともに 安心して子育てができるための環境を整備し 親子の健康を確保する 実施主体 : 北広島市事業期間 : 平成 28 年度 ~ 平成 31 年度 (5) 子ども医療費助成事業事業概要 : 子どもの医療費助成は これまでも市の単独事業において助成対象等を拡大し実施してきたところであるが 更に中学生に対する通院にかかる医療費の助成を新たに開始し 子どもの健康を確保するともに 経済的負担を軽減することにより 安心して子育てできる環境を整備する 実施主体 : 北広島市事業期間 : 平成 29 年度 ~ 平成 31 年度 (6) 多子世帯子育て支援事業事業概要 : 本市の合計特殊出生率は 1.09( 平成 20 年度 ~ 平成 24 年度の平均 ) と極めて低い数値であり 子育てにかかる経済的負担がその要因の一つとして挙げられる 第 3 子以降の子にかかる保育料等を支援することにより 特に共働き家庭の育児不安を緩和し 安心して出産できる子だくさんを応援するまちを目指す 実施主体 : 北広島市事業期間 : 平成 29 年度 ~ 平成 31 年度 8

(7) 働きたい女性のための再就職支援事業事業概要 : 出産や育児等でブランクのある女性を対象に ビジネスマナー パソコンスキル習得の座学研修と就職を目的とした職場実習を実施し 再就職への不安を解消し 育児と仕事の両立による女性の社会参加及び活躍を支援する 実施主体 : 北広島市事業期間 : 平成 28 年度 (8) 働きたい女性のための企業合同雇用促進事業事業概要 : 採用ニーズが高いパートタイマーに特化したイベント ( セミナー 合同企業説明会 企業見学会 ) を実施し 市内企業の求人業務の効率化を図る また 出産 育児等でブランクがあり再就職に不安を抱える主婦層にイベントを通じて就職意欲の促進を図る 実施主体 : 北広島市事業期間 : 平成 28 年度 (9) 男女共同参画推進事業 ( ワーク ライフ バランス推進 ) 事業概要 : 仕事と家庭 ( 家事 育児等 ) の両立は 女性の活躍に不可欠である一方で その両立が困難であることが 妊娠 出産を妨げる要因にもなっている ワーク ライフ バランスの実現に向けて 市民や事業者の意識啓発に取り組むとともに 主体的に取り組む企業を支援する 実施主体 : 北広島市事業期間 : 平成 28 年度 6. 計画期間 地域再生計画認定の日から平成 32 年 3 月 31 日まで 7. 目標の達成状況に係る評価に関する事項 7-1 目標の達成状況に係る評価の手法産官学金労言及び市民で構成する 北広島市まち ひと しごと創生総合戦略推進会議 において 各事業の重要業績評価指標 (KPI) 及び PDCA サイクルにより 達成度の検証や見直しの検討を行う 9

7-2 目標の達成状況に係る評価の時期及び評価を行う内容平成 29 年度以降 毎年度 6 月に 北広島市まち ひと しごと創生総合戦略推進会議 による達成度の検証や見直しを実施し 北広島市まち ひと しごと創生総合戦略推進会議 の検証結果を踏まえ 9 月に市議会の所管委員会で検証する 以後 毎年同時期に検証 見直しを実施する 7-3 目標の達成状況に係る評価の公表の方法 毎年度 10 月頃 北広島市の公式ホームページ上で公表する 10