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平成29年 住宅リフォーム税制の手引き 本編_概要

内に 耐火建築物以外の建物についてはその購入の日以前 20 年以内に建築されたものであること 地震に対する安全上必要な構造方法に関する技術的基準又はこれに準ずるものに適合する一定の中古住宅 を 平成 17 年 4 月 1 日以降に取得した場合には 築年数に関係なく適用が受けられます (56ページ 一

13. 平成 29 年 4 月に中古住宅とその敷地を取得した場合 当該敷地の取得に係る不動産取得税の税額から 1/2 に相当する額が減額される 14. 家屋の改築により家屋の取得とみなされた場合 当該改築により増加した価格を課税標準として不動産 取得税が課税される 15. 不動産取得税は 相続 贈与

第 7 章 間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 52ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期

平成 31 年度住宅関連税制改正の概要 ( 一社 ) 住宅生産団体連合会 平成 31 年 3 月 (1) 住宅ローン減税の拡充 ( 所得税 個人住民税 ) 消費税率 10% が適用される住宅取得等をして 2019 年 10 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの間にその者の居住の用に

各年の住宅ローン控除額の算出 所得税から控除しきれない額は住民税からも控除 当該年分の住宅ローン控除額から当該年分の所得税額 ( 住宅ローン控除の適用がないものとした場合の所得税額 ) を控除した際に 残額がある場合については 翌年度分の個人住民税において 当該残額に相当する額が 以下の控除限度額の

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

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相続税計算 例 不動産等の評価財産の課税評価額が 4 億 8 千万円 生命保険金の受取額が 2 千万円 現金 預金等が 4 千万円 ローン等の債務及び葬式費用等が 3 千万円である場合の相続税を計算します 相続人は妻と 2 人の子供の 3 人です ( 評価額を計算するには専門知識を要します 必ず概算

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相続税の節税対策としての生前贈与 相続税 贈与税はともに相手に渡る財産の金額に対して累進的な税率により税金がかかりま す そこで 相続税の税率よりも低い税率で贈与をすれば 相続税の節税になります 下の 図で相続税と贈与税税率を確認して下さい 贈与税は 相続税に比べ 基礎控除額が低く さらに税率が高く

住宅税制の概要 1 住宅の取得に係る税制 ( 注 ) を付した部分は 平成 22 年度税制改正により改正されたもの ( 1) 所得税 住宅ローン減税 ( 租 41) ( 国税 ) 住宅の新築 取得又は増改築等をした場合 10 年間 住宅ローン等の年末残 個人住民税 高の1.0%( 長期優良住宅につい

所得税確定申告セミナー

図表 2 住宅ローン減税の拡充 消費税率が 5% の場合 消費税率が 8% または 10% の 場合 適用期間 ~2014 年 3 月 2014 年 4 月 ~2017 年末 最大控除額 (10 年間合計 ) 200 万円 (20 万円 10 年間 ) 400 万円 (40 万円 10 年間 ) 控

4 住宅購入 名称住宅購入に対する各種税金と給付金に関する支援 担当部課 概要新築または中古の住宅を取得するとかかる税金があります また 所得税控除や給付金が支払われる制度もあります 1. 不動産取得税 ( 県税 ) 土地や家屋などの不動産の取得時に 県が課税する税金です お問い合わせ先 神奈川県藤

住宅の省エネエネ改修改修に伴う固定資産税固定資産税の減額制度減額制度について 平成 20 年 1 月 1 日以前に建てられた住宅 ( 賃貸住宅を除く ) について 平成 20 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日までの間に 一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った場合 120 m2

の範囲は 築 20 年以内の非耐火建築物及び築 25 年以内の耐火建築物 ((2) については築 25 年以内の既存住宅 ) のほか 建築基準法施行令 ( 昭和二十五年政令第三百三十八号 ) 第三章及び第五章の四の規定又は地震に対する安全上耐震関係規定に準ずるものとして定める基準に適合する一定の既存

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間にその者の居住の用に供したときに 一定の要件の下で そのバリアフリー改修工事等にあてるために借り入れた住宅借入金等の年末残高 (1,000 万円を限度 ) の一定割合を5 年間所得税の額から控除できます なお 53ページの増改築に係る住宅ローン控除制度との選択適用になります 1 控除期間 5 年間

Taro-町耐震改修助成要綱 j

やさしい税金教室

平成19年度分から

契約をするとき 契約書に貼る印紙税不動産取引で取り交わす契約書は 印紙税の対象となります 具体的には 不動産の売買契約書や建物の建築請負契約書 土地賃貸借契約書 ローン借入時の金銭消費貸借契約書等がこれに当たります 印紙税の額は 契約書に記載された金額によって決定されます 原則として 収入印紙を課税

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

注 1 認定住宅とは 認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅をいう 注 2 平成 26 年 4 月から平成 29 年 12 月までの欄の金額は 認定住宅の対価の額又は費用の額に含まれる消費税等の税率が 8% 又は 10% である場合の金額であり それ以外の場合における借入限度額は 3,000 万円とする

4. 平成 27 年度税制改正の概要 (1) 住宅の取得に関わる税制 登録免許税 不動産取得税 改正項目ヘ ーシ 改正内容 所有権保存登記 所有権移転登記 所有権の信託 抵当権設定の登記の軽減措置 税率の軽減措置 宅地評価土地の課税標準の軽減措置 軽減税率の適用期限を平成 27 年 3

2. 適用を受けるにあたっての 1 相続発生日を起算点とした適用期間の要件 相続日から起算して 3 年を経過する日の属する年の 12 月 31 日まで かつ 特例の適用期間である平成 28 年 4 月 1 日から平成 31 年 12 月 31 日までに譲渡することが必要 例 平成 25 年 1 月

障財源化分とする経過措置を講ずる (4) その他所要の措置を講ずる 2 消費税率の引上げ時期の変更に伴う措置 ( 国税 ) (1) 消費税の軽減税率制度の導入時期を平成 31 年 10 月 1 日とする (2) 適格請求書等保存方式が導入されるまでの間の措置について 次の措置を講ずる 1 売上げを税

の各種税制優遇を受けやすくする見直しが行われ 入居までに耐震基準に適合するという証明があれば 1 住宅ローン減税 2 住宅取得資金に関する贈与税の非課税措置 3 中古住宅に関する不動産取得税の特例措置の適用が可能となる 耐震基準に適合しない中古住宅を取得し 耐震改修工事を実施した後に入居するような場

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

法人会の税制改正に関する提言の主な実現事項 ( 速報版 ) 本年 1 月 29 日に 平成 25 年度税制改正大綱 が閣議決定されました 平成 25 年度税制改正では 成長と富の創出 の実現に向けた税制上の措置が講じられるともに 社会保障と税の一体改革 を着実に実施するため 所得税 資産税についても

スライド 1

スライド 1

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

控除の種類判定 次の表に従い 対象となる控除を判定します 区分対象となる控除該当ページ 一般住宅の新築等 A 一般住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 3 ページ 認定住宅の新築等 A2 認定住宅の新築等に係る住宅借入金等特別控除 4 ページ 中古住宅の購入 A3 中古住宅の購入に係る住宅借入金等

(4) 宅地建物取引士の欠格要件について定める第十八条第一項の五号の二の次に次の号が 付け加えられました 五の三暴力団員等 ( 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第二条第六号に規 定する暴力団員又は同号に規定する暴力団員でなくなった日から五年を経過しない者 ) (5) 更新日前でも手数料を

所得税関係 ( 住宅ローン控除の特例 ) の改正 ⑵ 震災税特法の制度 ( 適用期間の特例 ) の概要東日本大震災によって被害を受けたことにより 住宅ローン税額控除の適用を受けていた家屋 ( 以下 従前家屋等 といいます ) を居住の用に供することができなくなった居住者については その居住の用に供す

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Microsoft PowerPoint - 【別添1】23税制改正の概要.pptx

平成18年度地方税制改正(案)について

土地の譲渡に対する課税 農地に限らず 土地を売却し 譲渡益が発生すると その譲渡益に対して所得税又は法人税などが課税される 個人 ( 所得税 ) 税額 = 譲渡所得金額 15%( ) 譲渡所得金額 = 譲渡収入金額 - ( 取得費 + 譲渡費用 ) 取得後 5 年以内に土地を売却した場合の税率は30

所得控除 基礎控除 配偶者控除などの下記の表に記載されたものをいいます それぞれ一定の要件を満たしている場合は 課税所得金額を計算する際に それぞれの控除が受けられます 個人の県民税 個人の市町村民税 12

税金のいろいろ所得税の計算の税金サラリーマン20 生活の税金株式の税金事業の税金不動産の税金贈与の税金相続の税金(2) 適用を受けるための主な要件 取得又は増改築等をした日から6か月以内に居住すること 住宅の床面積が50m 2 以上で取得又は増改築後の家屋の床面積の1/2 以上が居住用であること 中

土地建物等の譲渡損失は 同じ年の他の土地建物等の譲渡益から差し引くことができます 差し引き後に残った譲渡益については 下記の < 計算式 2> の計算を行います なお 譲渡益から引ききれずに残ってしまった譲渡損失は 原則として 土地建物等の譲渡所得以外のその年の所得から差し引くこと ( 損益通算 )

2. 控除の適用時期 Q. 12 月に取得した自宅の所在地に 年末までに住民票を移しましたが 都合で引っ越しが翌年になってしまった場合 住宅ローン控除はいつから受けることになりますか A. 住宅ローン控除の適用を受けるためには 実際に居住を開始することが必要です したがって 住民票を移した年ではなく

2. 省エネ改修工事 耐震改修工事をした場合の所得税額の特別控除に係る工事範囲の拡充 (1) 改正の趣旨 背景 新築の長期優良住宅の認定基準制度に加え 平成 28 年 2 月 増改築による長期優良住宅の認定基準が制定された 長期優良住宅であると認定されることで 税制上様々な優遇措置を受けることができ

5 適用手続 ⑴ 相続時精算課税の適用を受けようとする受贈者は 贈与を受けた財産に係る贈与税の申告期間内に 相続時精算課税選択届出書 ( 贈与者ごとに作成が必要 ) を贈与税の申告書に添付して 納税地の所轄税務署長に提出する ( 相法 21の92) なお 提出された当該届出書は撤回することができない

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N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのものであること (2) 所有者自らが居住していること (3)

基本資料1-平成25年税制改正ポイント(表紙).pdf

Microsoft Word 役立つ情報_税知識_.doc

N 譲渡所得は 売却した土地や借地権 建物などの所有期間によって 長期譲渡所得 と 短期譲渡所得 に分けられ それぞれに定められた税率を乗じて税額を計算します この長期と短期の区分は 土地や借地権 建物などの場合は 売却した資産が 譲渡した年の1 月 1 日における所有期間が5 年以下のとき 短期譲

改正された事項 ( 平成 23 年 12 月 2 日公布 施行 ) 増税 減税 1. 復興増税 企業関係 法人税額の 10% を 3 年間上乗せ 法人税の臨時増税 復興特別法人税の創設 1 復興特別法人税の内容 a. 納税義務者は? 法人 ( 収益事業を行うなどの人格のない社団等及び法人課税信託の引

(2) 父母 ( 祖父母 ) から子 ( 孫 ) への住宅取得等資金の贈不 父母 ( 祖父母 ) など直系尊属から その子 ( 孫 ) へ居住用の家屋の新築 取得または増改築のための金銭 ( 住宅取得等資金 ) を贈不した場合 表の通りの金額について贈不税が非課税となります また 贈不税の基礎控除

この特例は居住期間が短期間でも その家屋がその人の日常の生活状況などから 生活の本拠として居住しているものであれば適用が受けられます ただし 次のような場合には 適用はありません 1 居住用財産の特例の適用を受けるためのみの目的で入居した場合 2 自己の居住用家屋の新築期間中や改築期間中だけの仮住い

スライド 1

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2015 年 1 月いよいよ施行! 相続税増税の影響と対策 Part 1 相続税はどう変わる? 影響は? Part 2 相続税の負担を軽減するには?

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事業承継税制の概要 事業承継税制は である受贈者 相続人等が 円滑化法の認定を受けている非上場会社の株式等を贈与又は相続等により取得した場合において その非上場株式等に係る贈与税 相続税について 一定の要件のもと その納税を猶予し の死亡等により 納税が猶予されている贈与税 相続税の納付が免除される

平成26年度税制改正及び土地住宅政策に関する提言書(案)

p43-48 (不動産取得税)

消費税率引上げを踏まえた住宅取得対策 1 住宅取得については取引価格が高額であること等から 消費税率引上げの前後における駆け込み需要及びその反動等による影響が大きいことを踏まえ 一時の税負担の増加による影響を平準化し 及び緩和するとともに 良質な住宅ストックの形成を促し響国民の豊かな住生活を確保する

平成16年版 真島のわかる社労士

住宅取得等資金の贈与に係る贈与税の非課税制度の改正

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PowerPoint プレゼンテーション

第2 質疑応答

新しい住宅ローン減税・投資型減税のしくみ(上)

住宅借入金等特別控除の入力編

[2] 株式の場合 (1) 発行会社以外に譲渡した場合株式の譲渡による譲渡所得は 上記の 不動産の場合 と同様に 譲渡収入から取得費および譲渡費用を控除した金額とされます (2) 発行会社に譲渡した場合株式を発行会社に譲渡した場合は 一定の場合を除いて 売却価格を 資本金等の払戻し と 留保利益の分

給与所得控除額の改正前後の比較 改正前 改正後 給与等の収入金額給与所得控除額給与等の収入金額給与所得控除額 180 万円以下 収入金額 40% 65 万円に満たない場合は 65 万円 180 万円以下 収入金額 40%-10 万円 55 万円に満たない場合は 55 万円 180 万円超 360 万

2011年税制改正のポイント

税幅を 1% ずつ小刻みに引き上げるべきであるといった意見も浮上しており 予定通り引上げが実施されるかは 不透明な状況です Q 消費税増税で住宅取得時の税負担は どのくらい増加しますか A そもそも住宅購入にかかる消費税は 土地にはかからず新築物件なら建物部分のみです 仮に図表 1の モデル のよう

#210★祝7500【H30税法対策】「登録免許税ほか」優先暗記30【宅建動画の渋谷会】佐伯竜PDF

住宅ローンアドバイザー会報 12 月号 住宅購入後にかかる税金にはどんなものがある? 質問住宅を購入しようと思っていますが 負担しきれないほどの税金を負担することにならないか心配です 住宅購入後に必要となる税金を教えてください 回答住宅購入後にかかる税金には 固定資産税 都市計画税があります 固定資

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イ税務署へ確定申告書を提出し 所得税の住宅ローン控除の適用を受けている 退職所得 山林所得がある方 所得税の平均課税の適用を受けている方は 住宅ローン控除申告書を提出することにより控除額が大きくなる場合があります 申告書を提出される方は3 月 15 日 ( 月 ) までに申告してください 申告しなけ

⑷ 納税猶予の打ち切り P. 49 Q. 納税猶予の対象の農地を売却する場合 納税猶予が打ち切られてしまうのですか ⑸ 市町村合併と納税猶予 P. 54 Q.B 町が平成 3 年 1 月 1 日現在特定市であるA 市に合併される場合 旧 B 町の農地等は生産緑地の指定を受けていないと納税猶予の特例は

住宅リフォームの減税制度の概要 リフォームの減税制度 一定の要件を満たすリフォームを行った場合に受けられる減税制度は 5 種類あります 各制度の概要と主な要件は以下の通りです 詳細は本編をご覧ください 減税制度の種類 1. 所得税の控除 1 投資型減税 2 ローン型減税 3 住宅ローン減税 2. 固


住宅借入金等特別控除の入力編

資産運用として考える アパート・マンション経営

公益法人の寄附金税制について

4. 土地 住宅用建物に係る不動産取得税の特例の延長土地や住宅に対する投資を促進し 都市や地域の活力を高める観点から 土地及び住宅用建物に係る軽減税率 3%( 本則 4%) 及び宅地評価土地の取得に係る不動産取得税の課税標準の特例 ( 固定資産税評価額の 1/2) の適用期限 ( 平成 27 年 3

木造住宅耐震診断費の補助 申込み期限 1 月 3 1 日 1 補助の対象 耐震診断の補助を受けるには 次のいずれにも該当しなければなりません (1) 木造の戸建住宅 ( 併用住宅で床面積の1/2 以上が居住用のものを含む ) で昭和 56 年 5 月 31 日以前に着工した地上 2 階建てまでのもの

第一住宅関係税制 1. 住宅税制の抜本的な検討 次期消費税引上げまでの期間を活用し 消費税を含めた住宅に係る多重な課税について 抜本的な検討が必要である 良質な住宅ストックの形成に向けて 住宅の取得 保有に係る既存税制と消費税のあり方について 国民にわかりやすい恒久的かつ抜本的な見直しが必要である

1 市川市耐震改修助成制度 の概要 この制度は 市民の皆さんが所有し かつ居住する木造戸建住宅について 市の助成を受けて行っ た耐震診断の結果 耐震性が低いことから市に登録した木造住宅耐震診断士による耐震改修を実施した場合に 耐震改修設計費 耐震改修工事 工事監理費及び耐震改修に伴うリフォーム工事費

[2] 税率構造の見直し 相続税の税率構造が現行の6 段階から8 段階に変更されるとともに 最高税率が 50% から 55% に引き上げられることとなりました ただし 各法定相続人の取得金額が2 億円以下の場合の税率は と変わりありません この改正は 平成 27 年 1 月 1 日以後に相続または遺

東京太郎様 Inheritance Report 相続診断書 弁護士法人 税理士法人リーガル東京 平成 30 年 8 月 20 日作成

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税制改正を踏まえた生前贈与方法の検討<訂正版>

平成23年度税制改正の主要項目

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(1) 改正の内容 内容 現行制度 特例制度 納税猶予対象株式 納税猶予税額 発行済議決権株式総数の 3 分の 2 に達するまでの株式 贈与の場合 : 納税猶予対象株式に係る贈与税の全額 相続の場合 : 納税猶予対象株式に係る相続税の 80% 取得した全ての株式 贈与の場合 : 納税猶予対象株式に係

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相続税・贈与税の基礎と近年の改正点

Microsoft Word - 平成15年税制改正(2).doc

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1. 耐震改修促進税制の創設 1 住宅に係る耐震改修促進税制 耐震性が確保された良質な住宅ストックの形成を促進するため 住宅の耐震化率を今後 10 年間で 90% まで引き上げることを目標として 以下の特例措置を創設しました 所得税額の特別控除 個人が 平成 18 年 4 月 1 日から平成 20 年 12 月 31 日までの間に 一定の計画区域内 において 旧耐震基準 昭和 56 年 5 月 31 日以前の耐震基準 により建築された住宅の耐震改修を行った場合には その耐震改修に要した費用の 10% 相当額 20 万円を上限 を所得税額から控除することができます 住宅耐震改修のための一定の事業を定めた以下の計画の区域ア. 地域住宅特別措置法第 6 条第 1 項に規定する地域住宅計画 住宅耐震改修に関する補助事業で以下の要件を満たすものが定められている場合に限る Ⅰ 地域住宅交付金を充てて行われる住宅耐震改修事業で地方公共団体から住宅耐震改修を行う者に対する補助金の額が 耐震改修工事費用の 10% 相当額以上 ただし 工事費用が 300 万円以上の場合は 1 戸当たり 30 万円以上 及び 1 戸当たり 20 万円以上であること 工事費用が 20 万円未満の場合はその費用の額 Ⅱ 補助金額の算定にあたり 税額控除の額を差し引くことイ. 耐震改修促進法第 5 条第 1 項に規定する都道府県耐震改修促進計画 Ⅰ 都道府県が国の補助金を受けて行う住宅耐震改修事業であること Ⅱ 補助金額の算定にあたり 税額控除の額を差し引くことウ. 地方公共団体が地域の安全を確保する見地から住宅の耐震改修について定めた計画 Ⅰ 当該地方公共団体が地域の安全を確保する見地から行う耐震改修事業であること Ⅱ 補助金額の算定にあたり 税額控除の額を差し引くことなお 対象物件が耐震改修促進税制が適用される計画区域内かどうかを調べる場合には 物件所在地の都道府県又は市区町村の建築部局又は住宅部局にお問い合わせ下さい 主な要件 < 既存住宅の要件既存住宅の要件 1 申請者の居住の用に供する住宅であること申請者の居住の用に供する住宅であること 2 昭和昭和 56 56 年 5 月 31 31 日以前の耐震基準により建築された住宅で 現行の耐震基日以前の耐震基準により建築された住宅で 現行の耐震基準に適合していないものであること準に適合していないものであること < 耐震改修の要件耐震改修の要件 3 現行の耐震基準に適合させるための耐震改修であること現行の耐震基準に適合させるための耐震改修であること 上記ア上記ア ~ ウの計画の区域内にある住宅でウの計画の区域内にある住宅で 1~3 1~3 の要件を満たすものについては 地方公の要件を満たすものについては 地方公共団体の長から 住宅耐震改修証明書 が発行されます 共団体の長から 住宅耐震改修証明書 が発行されます 所得税の確定申告の際には 住宅耐震改修証明書等が必要です 所得税の確定申告の際には 住宅耐震改修証明書等が必要です 耐震改修工事にかかる住宅ローン減税と 本特例は重複適用が可能です

住宅に係る耐震改修促進税制 所得税 の概要 地域住宅計画を作成している地方公共団体の場合 国 地域住宅交付金 地方公共団体 地域住宅計画 地域住宅計画の区域 住宅耐震改修に関する 注 補助事業を実施 S56.5.31 以前に建築された住宅 注 以下の要件を満たす補助事業に限る 補助事業の内容は地方公共団体が独自に設定 1 住宅耐震改修の費用の額の10% 以上かつ1 戸あたり20 万円以上を補助すること 2 補助金の額の算定に当たり 税額控除の額を差し引くこと 地域住宅交付金を活用した補助事業の具体例 静岡市; 工事費用の額に関係なく30 万円 高齢者が居住する場合は 万円 を補助 注 横浜市; 工事費用の % を補助 注 所得税額 39.7 万円超の世帯 ; 33.3 % 4.2 万円以下の世帯 ; 90 % 等 住宅耐震改修を実施 注 事例 工事費用 =2 万円 公的助成金の額 =30 万円 + 税額控除の額 注 補助金の額 = 公的助成金の額 - 税額控除の額 =30 万円 注 低額所得者 高齢者等について+αの設定が可能 工事費用 地方公共団体 補助金の額は税額控除の額を差し引いた額 2 万円税額控除補助金 2 万円 10% =25 万円 +α +α 限度額 ;20 万円 30 万円 30 万円 20 万円 20 万円 確定申告 確定申告書に住宅耐震改修に関する補助事業を実施している地方公共団体の長が発行する証明書等を添付 適用期限 ; 平成 18 年 4 月 1 日から平成 20 年 12 月 31 日まで

耐震性が確保された良質な建築物ストックの形成を促進するため 建築物の耐震化率を今後 10 年間で 90% まで引き上げることを目標として 青色申告書を提出する事業者が 平成 18 年 4 月 1 日から平成 20 年 3 月 31 日までの間に 耐震改修促進法の認定計画に基づく特定建築物 事務所 百貨店 ホテル 賃貸住宅等の多数の者が利用する一定規模以上の建築物 の耐震改修を行った場合には その工事に伴って取得等をする建物部分について 10% の特別償却ができる措置を創設しました 耐震改修に係る所管行政庁の指示を受けていない特定建築物だけが 本特例の対象となります 固定資産税額の減額措置 昭和 57 年 1 月 1 日以前から所在していた住宅について 一定の耐震改修を行った場合には その住宅に係る固定資産税 120 m2相当部分まで の税額を以下のとおり減額します 耐震改修工事の完了時期平成 18 年 ~ 平成 21 年平成 22 年 ~ 平成 24 年平成 25 年 ~ 平成 27 年 3 年間 2 年間 1 年間 減額措置の内容 左記の期間 固定資産税額を 2 分の1に減額 主な要件 < 既存住宅の要件既存住宅の要件 1 昭和昭和 57 57 年 1 月 1 日以前から所在する住宅であること日以前から所在する住宅であること < 耐震改修の要件耐震改修の要件 2 現行の耐震基準に適合する耐震改修であること現行の耐震基準に適合する耐震改修であること 3 耐震改修に係る費用が耐震改修に係る費用が 30 30 万円以上であること万円以上であること < その他その他 4 耐震改修工事完了後耐震改修工事完了後 3 ヶ月以内に 市区町村へ証明書等の必要書類を添付ヶ月以内に 市区町村へ証明書等の必要書類を添付して申告することして申告すること 対象区域の限定はありません 法人所有の住宅を耐震改修した場合にも適用になります 証明書は 地方公共団体 登録された建築士事務所に属する建築士 指定確認検査機関 登録住宅性能評価機関のいずれかに発行を依頼して下さい 地方公共団体が住宅耐震改修に関する補助事業 または住宅の耐震改修の内容の確認に関する事業を行っている場合が想定されます 2 事業用建築物に係る耐震改修促進税制

2. 三位一体改革による税源移譲に伴う住宅ローン減税効果の確保に関する措置 税 平成 11 年 ~18 年の入居者のうち 所得税で措置している住宅ローン減税の控除額が税源移譲前よりも減少する者を対象として 平成 19 年以降に その住宅ローン減税の控除額が減少した部分について 翌年度分の個人住民税を減額する特例措置を創設しました 税源移譲前と税源移譲後の納税額の比較 イメージ ~ 年収 0 万円の場合 ~ 万円 15 移譲前 移譲後 [ 措置なし ] [ 措置あり ] 税 個 5 8.2 8.2 人万円万円住 15.4 民 10 万円 7.2 万円個人住民税の 所 10 得現行の 7.2 万円 控除額 5 14.4 万円 移譲後の控除額 7.2 万円 0 15 減額 影響額について個人住民税を減額税源移譲後も 個々の納税者の負担に変化なし 納税額 8.2 万円 15.4 万円 8.2 万円 88% 増 ±0 前提条件 妻 子 2 人のケース ローン金利 3.0% 年収 0 万円 償還期間 27 年 借入金額 2,446 万円 平成 18 年入居 要件 ローン減税控除限度額は 23.3 万円 平成 19 年末のローン残高 2,325 万円 の 1% 1 平成平成 18 18 年までに住宅ローン減税の適用を受けていること年までに住宅ローン減税の適用を受けていること 2 税源移譲に伴って 平成税源移譲に伴って 平成 19 19 年以降の住宅ローン減税の控除額が減少するこ年以降の住宅ローン減税の控除額が減少すること 3 住宅ローン減税の控除に関する申告書を 居住する市区町村の長に提出す住宅ローン減税の控除に関する申告書を 居住する市区町村の長に提出することること 所得税の確定申告を行う場合は確定申告書とともに税務署に提出す所得税の確定申告を行う場合は確定申告書とともに税務署に提出することも可ることも可 などなど

3. 住宅取得等資金に係る相続時精算課税制度の特例措置の延長高齢者の資産の有効活用による住宅投資の活性化を図るとともに 住宅取得者の自己資金の充実による良質な住宅ストックの形成と居住水準の向上を図るため 住宅取得等資金について 相続時精算課税制度の非課税枠 2,0 万円に 1,000 万円を上乗せするとともに 65 歳未満の者からの贈与も対象とする特例措置の適用期限を平成 19 年 12 月 31 日まで延長しました 要件 1 取得する住宅の床面積が 取得する住宅の床面積が m2以上であることm2以上であること 2 中古住宅を取得する場合は 築中古住宅を取得する場合は 築 20 20 年 耐火建築物は耐火建築物は 25 25 年 以内のもの 又は以内のもの 又は一定の耐震基準を満たしていることが証明されたものであること一定の耐震基準を満たしていることが証明されたものであること 3 贈与を受けた年の翌年贈与を受けた年の翌年 3 月 15 15 日までに 当該住宅取得等資金の全額を充て日までに 当該住宅取得等資金の全額を充てて取得した住宅に居住することて取得した住宅に居住すること または同日後遅滞なく居住することが確実でまたは同日後遅滞なく居住することが確実であることあること などなど 参考 相続時精算課税制度の概要 制度の概要 65 歳以上の者から 20 歳以上の推定相続人である子などへの生前贈与について 受贈者の選択により 贈与時に贈与財産に対する贈与税を支払い その後の相続時にその贈与財産と相続財産とを合計した価額を基に計算した相続税額から 既に支払った贈与税額を控除することにより贈与税 相続税を通じた納税をすることができる制度 税率贈与時に支払う贈与税については 2,0 万円まで非課税 2,0 万円を超える部分につき 一律 20% で課税 適用対象財産等贈与財産の種類 金額 使途 贈与回数については制限なし イメージ図 0 1,000 3,0 金額 万円 住宅資金特別控除額 1,000 万円 1 年目贈与 A 一般非課税枠 2,0 万円 贈与 A 3,0 万円 贈与税非課税 年目 贈与 B 贈与 A+B 3,0 万円 贈与税非課税 年目贈与 C 贈与税 c 贈与税 c = { 贈与 A+B+C -3,0 万円 } 簡易税率 20% 相続時贈与 A 贈与 B 贈与 C 相続財産 D 相続税課税対象 相続税 d: 相続税課税対象から相続税基礎控除額 を控除して相続税額を算出 1A+B+C+D 相続税基礎控除額 贈与税 c 分還付 相続税は非課税 2A+B+C+D 相続税基礎控除額 相続税額と贈与税 c の差額を納付 相続税基礎控除額 =5,000 万円 + 法定相続人数 1,000 万円 例 : 夫婦子 2 人で夫が亡くなった場合 基礎控除額は 8,000 万円 住宅取得資金に係る贈与税額の計算の特例 5 分 5 乗方式 については 平成 17 年 12 月 31 日をもって廃止になりました

4. 住宅のみなし取得時期等に係る不動産取得税の特例措置の延長 住宅の流通コストの軽減等を通じて 良質な住宅ストックの形成と居住水準の向上を図るために 住宅及び住宅用の土地に係る以下の特例措置の適用期限を平成 20 年 3 月 31 日まで延長しました 1デベロッパー等に対する住宅のみなし取得時期 の特例措置等 本則 6ヶ月 特例 1 年 不動産取得税に係る住宅のみなし取得時期 住宅については 最初の使用又は譲渡があった日の所有者又は譲受人に不動産取得税を課税 ただし 後 6ヶ月を経過して最初の使用又は譲渡が行われない場合には 6ヶ月を経過した日の所有者 デベロッパー等の場合が多い を当該住宅の取得者とみなして課税 2 住宅用の土地に係る不動産取得税の減額措置 を受ける場合の土地の取得から住宅のまでの期間要件に係る特例措置 本則 2 年以内 特例 3 年以内 100 戸以上等の要件を満たす大規模マンションに限り4 年以内 住宅用の土地に係る不動産取得税の減額措置 土地を取得してから2 年以内に当該土地の上に一定の要件を満たす住宅がされた場合には 当該土地に係る不動産取得税について された住宅の床面積の2 倍 200m2を限度 までの税額又は45,000 円のうち多い方を税額から控除 イメージ図 土地取得 着工 2 年 軽減なし 本則 軽減措置 土地取得 着工 3 年 軽減なし 特例 軽減措置 共同住宅等で 一定の要件を満たす場合 100 戸以上等の要件を満たす大規模マンション 土地取得 着工 3 年 4 年 特例 軽減措置

5. 住宅に係る固定資産税の減額措置の延長 住宅を取得した場合 その住宅に係る固定資産税 120 m2相当部分まで について 3 年間 中高層耐火建築物である住宅については 5 年間 税額を 2 分の 1 に減額する措置の適用期限を平成 20 年 3 月 31 日まで延長しました 要件 11 11 戸当たりの床面積が戸当たりの床面積が m2 戸建以外の賃貸住宅は戸建以外の賃貸住宅は 40 40 m2 以上以上 280 280 m2以下m2以下 2 居住用部分が居住用部分が 2 分の分の 1 以上以上 6. 高齢者向け優良賃貸住宅建設促進税制の延長 高齢者世帯向けのバリアフリー化された賃貸住宅の供給を促進するため 高齢者向け優良賃貸住宅に係る固定資産税 120 m2相当部分まで について 5 年間税額を 3 分の 1 に減額する措置の適用期限を平成 20 年 3 月 31 日まで延長しました 7. 中心市街地活性化対策の推進 改正中心市街地活性化法に基づいて国が認定した基本計画により定められた中心市街地 以下 認定中心市街地 という の区域内において 優良な住宅の供給を促進するために 以下の特例措置を創設しました 1 認定中心市街地において優良な賃貸住宅を建設する場合の特例措置の創設 改正中心市街地活性化法に基づく市町村長の認定を受けた優良な賃貸住宅の建設事業を実施する者 個人 法人 に対しては 5 年間 3.6 割 耐用年数 35 年以上は 5.0 割 の割増償却をすることができます 2 認定中心市街地において優良な住宅の用に土地等を譲渡する場合の特例措置の創設 改正中心市街地活性化法に基づく市町村長の認定を受けた優良な住宅の建設事業を実施する者に土地等を譲渡する個人に対しては その譲渡益について 100% 課税を繰り延べることが認められました