い文章を読んで内容をつかむ読解力や正しく単語を書いたり文構造を意識しながら正しく英文を 書いたりする力が弱い (3) 指導観ステップコースの指導にあたっては, 基本的な新出文構造の並べかえ活動を行い, 視覚的に理解させていく またペアワークで, 形容詞の比較級 最上級の形を繰り返し読ませて定着を図る

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第2学年3組 英語科学習指導案

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

第○学年 ○○科指導計画

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グリーン家の人々

5 主体的 対話的で深い学びの視点 (1) 主体的な学びとしての視点主体的な学びとして 本単元ではプレゼンテーションを作成する段階で 聞き手の関心を最大限ひきつけることができるようなテーマの設定を生徒たち自身に行わせたい このことにより 教師から与えられたテーマではなく 自分たち自身もより興味 関心

新潟市立亀田西中学校

3 人権教育の視点英語科の授業を通して 文化や習慣には多様性があることを理解させる そしてその中から 表現の仕方の違いや考え方の違いに気づかせ 互いに違いを認め合い尊重しながら共に生きようとする態度 他者 文化に興味 関心をもち 良い人間関係を築きながら生活する力を持った生徒を育成したい そこでこの

英語科学習指導案 京都教育大学附属桃山中学校 指導者 : 津田優子 1. 指導日時平成 30 年 2 月 2 日 ( 金 ) 公開授業 Ⅱ(10:45~11:35) 2. 指導学級 ( 場所 ) 第 2 学年 3 組 ( 男子 20 名女子 17 名計 37 名 ) 3. 場所京都教育大学附属桃山中

英語科学習指導案

2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 英語科指導法 Ⅲ 模擬授業 2 学習指導案 第 2 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 土 ) 第 4 時限目学年 : 第 2 学年場所 : 共通教育棟 3 号館 3F 332 教室授業者 : B082G031X 菊田真由 1

生徒の活動

本学級の生徒に, 英語科に関する興味 関心を問うアンケートを実施したところ, 以下のようになった (28 年 9 月実施 ) はいややあまりいいえ英語の授業が好きだ 65% 29% 0% 6% ペア活動に積極的に取り組んでいる 68% 32% 0% 0% グループ活動に積極的に取り組んでいる 70%

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第○学年 ○○科指導計画

第 2 学年 1 組英語科学習指導案 日時平成 30 年 11 月 2 日 ( 金 ) 5 校時 (14:00~14:50) 場所第 2 学習室指導者教諭天津貴志 1. 育成する能力 学習指導要領内容 (4) イ 身近な話題について 事実や自分の考え 気持ちなどを整理し 簡単な語句や文を用いてまとま

英語科学習指導案 1 平成 16 年 10 月 26 日 ( 火 ) 第 6 校時 2 年 2 組 D( 男子 6 名 女子 7 名計 13 名 ) 指導者黛ゆかり Andy Fosset 第 1 時間目 (1) 本時のねらい ~ すること と目的語として使われる動名詞の表現に慣れる 英字新聞を話題

第 2 学年英語科学習指導案 日時 平成 27 年 11 月 11 日 ( 水 ) 授業 2 場所 八幡平市立西根中学校 2 年 3 組教室 学級 2 年 3 組 ( 男子 17 名女子 18 名計 35 名 ) 授業者小田島篤史 1 単元名 PROGRAM 7 If You Wish to See

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という目的を明確にするため 次のような場面を設定した 高知県の観光地に英文で書かれた看板がある そこで英語圏ではない外国人と出会う 相手は英語を少し話すことができるが十分に読むことができないため, その人に対して英文を読み取りリテリングをする必要がある という設定である よくある場面ではないかもしれ

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第3学年3組英語科学習指導案

生徒観本学級の生徒は 全体的に授業に前向きに取り組むことができるが 中には今までの学習内容が定着しておらず 英語に対して苦手意識を持っている生徒も少なくない そのためペアやグループ活動がスムーズに進まない場面も見られるが 各単元で設定したゴール活動や ゲーム的な要素を取り入れたグループでの取り組みに

英語科学習指導案


4 学習の活動 単元 ( 配当時間 ) Lesson 1 ( 15 時間 ) 題材内容単元の目標主な学習内容単元の評価規準評価方法 Get Your Goal with English より多くの相手とコミュニケーションをとる 自己紹介活動を行う コミュニケーションを積極的にとろうとしている スピー

知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

答えさせる場合でも, 単語中心の発話にならないように, 帯学習から Q&A を取り入れ, 主語 動詞に着目させるようにする また, 事前に英語で原稿を作成させ, まとまった英文で Show & Tell が行えるように指導したい My Project 2 では, 自分の好きな人を紹介するスピーチを行

第 3 学年英語科学習指導案 日時 :2010 年 7 月 18 日 ( 日 ) 模擬授業 3 学年 : 第 3 学年場所 :323 教室授業者 : 高木麻衣 1. 単元名 :Sunshine English Course 3 Program7 Yuki in London 2. 単元について (1

15 英語(菊池)

庄原市立庄原中学校 第2学年 数学科学習指導案

補充資料 2-1 単元 Let's Read 1 の指導展開案 (1) 単元 Let's Read 1 A Magic Box 1 の指導展開案(1/5 時間 ) (1) 目標 物語を読んで 場面展開を読み取ることができる 昨日の日記 というトピックに基づき 自分について英語で書いて表現できる (2

英語第 2 学年福山市立城北中学校指導者岡田江美溝部良子瀧元美菜子 単元名 Unit5 A New Language Service 本単元で育成する資質 能力 思考力 判断力 表現力他者とかかわる力 主体的に学ぶ力 単元について 単元観本単元は, 緑市が外国人住民のためのボランティアを募集しており

自己紹介をしよう

Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

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4 単元の評価規準 コミュニケーションへの関心 意欲 態度 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化についての知識 理解 与えられた話題に対し 聞いたり読んだりした 1 比較構文の用法を理解 て, ペアで協力して積極 こと, 学んだことや経 している 的に自分の意見や考えを 験したことに基づき

(3) 教材観本単元ではジェスチャーの違いと異文化理解が題材となっている グローバル化が進む中で 文化的な背景の異なる人々とコミュニケーションを取ることがますます大切になってきている そのためこの単元の学習を通して 身振りやアイコンタクトなどのコミュニケーションスキルを高めることの必要性を理解させる

第 9 章 外国語 第 1 教科目標, 評価の観点及びその趣旨等 1 教科目標外国語を通じて, 言語や文化に対する理解を深め, 積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り, 聞くこと, 話すこと, 読むこと, 書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う 2 評価の観点及びその趣旨

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英語科学習指導案(2年授業参観)

福翔高等学校「ライティング」学習指導案

第○学年 ○○科指導計画

いろいろな衣装を知ろう

平成 21 年度全国学力 学習状況調査結果の概要と分析及び改善計画 調査実施期日 平成 21 年 10 月 2 日 ( 金 ) 教務部 平成 21 年 4 月 21 日 ( 火 )AM8:50~11:50 調査実施学級数等 三次市立十日市小学校第 6 学年い ろ は に組 (95 名 ) 教科に関す

平成29年度 中学校英語科教育 A校の実践

中3_英語(東葛) 

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第1学年4組 英語科学習指導案

多いので, 簡潔に説明した後, 多めに練習をさせて定着を図る また, 複数回に渡って復習を入れることで, 確実に身に付けさせる 本文の学習においては, 一般動詞の三人称単数現在形の疑問文を話す練習にもなるので, 教科書本文を何度も音読させ, ペアで暗唱させることにより自然に一般動詞の三人称単数現在形

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2年生学級活動(性に関する指導)指導案

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第3学年英語科学習指導案

平成30年度 中学校英語科教育

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英語科指導案

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

解答類型

英語科 「単元名 unit6」(1年)

6 年 No.22 my summer vacation. 1/8 単元の目標 主な言語材料 過去の表し方に気付く 夏休みの思い出について, 楽しかったことなどを伝え合う 夏休みの思い出について, 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり, 他者に伝えるなどの目的

6 年 No.8 You can see Daibutsu! 1/7 単元の目標 主な言語材料 できることを紹介する表現や感情を表す表現が分かる 修学旅行でできることについて具体物などを見せながら伝え合う 音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現で書かれたものの意味が分かり できることについ

国語科第 1 学年熊野町立熊野中学校指導者森島登紀子 単元名 根拠を明確にして書こう 本単元で育成する資質 能力 自ら考え判断する力, 読解力 情報収集能力 1 日 時平成 29 年 11 月 16 日 5 校時 2 場 所 1 年 3 組教室 3 学年 学級第 1 学年 3 組 (27 名男子 1

○○○

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教科 : 外国語科目 : コミュニケーション英語 Ⅰ 別紙 1 話すこと 学習指導要領ウ聞いたり読んだりしたこと 学んだことや経験したことに基づき 情報や考えなどについて 話し合ったり意見の交換をしたりする 都立工芸高校学力スタンダード 300~600 語程度の教科書の文章の内容を理解した後に 英語

たがって, 石川遼選手の作文に加えて, 教師自身の夢も英文で示すことを通して, 夢をもつということをより身近なものとして感じさせ, 自も書いてみよう という気持ちをもたせたい 5 単元の目標 読み手が理解しやすい英文を書くために, 英文を読み直したり書き直したりすることができる モデル文を聞いたり読

高等学校英語科学習指導案 平成 30 年 10 月 19 日 ( 金 )2 校時沖縄県立 高等学校 1 年 7 組 35 名 ( 男子 15 名女子 20 名 ) 授業者 : T S 指導教諭 : 1. 単元名 When I Was Sixteen ( 三省堂 CROWN English Serie

研究主題 自分の考えや意見を英語で発信できる力を育てる指導の一試み中学校 - 基礎 基本の定着を図り, アウトプット活動につなげる指導の工夫を通して - 研究分野英語科 中学校第 2 学年英語科学習指導案 実施日時 : 平成 24 年 10 月 17 日 ( 水 ) 9:40~10:30 実施場所

上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年女子 上体おこし長座体前屈反復横跳持久走三年男子 力ンド力ンド幅跳び幅跳び保健体育科学習指導案 指導者三和中学校小浦麻美日時平成 23 年 9 月 30 日 ( 金 ) 第 5 校時 ( 三良坂中学校体育館 ) 学年三和中学校第 3 学年 23 名 ( 男子 9

保健体育科学習指導案

平成29年度 中学校英語科教育 B校の実践

5 単元の評価規準 アコミュニケーションへの関心 意欲 態度 イ外国語表現の能力 ウ外国語理解の能力 エ言語や文化についての知識 理解 ( 言語活動への取組 ) 1 間違いを恐れず 積極的に話している 2 積極的に音読している 3 間違いを恐れず 積極的に書いている ( 適切な筆記 ) 1 場面や状

問い1, 問い2のどちらも誤答した児童は, しかし や ~が というような逆説の接続詞の意味を読み取ることができずその前に書かれている内容を選択している また, 問い3では, 文章の一部を読んだだけで答えを選択している児童が多かった これらのことから, 本学級の児童は, 接続詞の意味をしっかりと捉え

Microsoft Word - 小学校第6学年国語科「鳥獣戯画を読む」

会話の中では感覚的にそれほど 違い を意識して使っているものではないと考え 今回は 同じ can を用いての表現として一連の学習として扱うことにした また 語 学習得において 自分の表現したいこと がはじめにあり それを何とか表現しよ うとする過程を通して初めて自分の言葉として言語を獲得できるという

価 がら読んでいる 語句には性質や役割の上で類別 規 文章を読んで考えたこ があることを理解している 準 とを発表し合い 一人 指示語や接続語が文と文との意 一人の感じ方につい 味のつながりに果たす役割を理 て 違いのあることに 解し 使っている 気付いている 学 登場人物の思いを想像し 時代の状況

3 単元の目標 英語での表現活動に積極的に取り組む ペアやグループ活動に積極的に取り組む 自分の周りの人 ( 友達, 家族, 好きなタレント ) を紹介する また, 友達が紹介した人について, 質問する 本文を読んで, 内容を正しく理解する 三人称単数現在形の形 意味 用法を理解する 4 単元の評価

4 学習の活動 単元 Lesson 1 (2 時間 ) 主語の決定 / 見えない主語の発見 / 主語の it 外国語表現の能力 適切な主語を選択し英文を書くことができる 外国語理解の能力 日本の年中行事に関する内容の英文を読んで理解できる 言語や文化についての知識 理解 適切な主語を選択 練習問題の

H28.9【比嘉美佐代】英語科学習指導案

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第1学年国語科学習指導案

伝わっていないと感じられたなら 繰り返し述べたり分かりやすく言い換えたりすればいいこ とも学ばせたい また 聞いて得た情報を整理して組み立てる段階 スピーチメモを作る段階 練習の段階 それぞれの段階で 互いに考えた内容を伝え合い 質問や助言などの意見の交流をすることでよりよいスピーチをめざしたい 発

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

Microsoft Word - 6年国語「パネルディスカッションをしよう」

平成 28 年度全国学力 学習状況調査の結果伊達市教育委員会〇平成 28 年 4 月 19 日 ( 火 ) に実施した平成 28 年度全国学力 学習状況調査の北海道における参加状況は 下記のとおりである 北海道 伊達市 ( 星の丘小 中学校を除く ) 学校数 児童生徒数 学校数 児童生徒数 小学校

2 教科に関する調査の結果 ( 各教科での % ) (1) 小学校 国語 4 年生 5 年生 6 年生 狭山市埼玉県狭山市埼玉県狭山市埼玉県 平領均域正等答別率 話すこと 聞くこと 書くこと

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

作中の価値観や人生観がどのように異なっているか または同じところはどこかなどを考えさせる 枕草子 については主に季節感を捉えさせ 自分の季節感を記述し発表したり 互いに鑑賞し合ったりする学習活動としていく さらに 矛盾 では 漢文に慣れるとともに様々な故事成語について知識を深め 我が国の文化に根ざし

3 学校教育におけるJSLカリキュラム(中学校編)(国語科)4.指導案 6 報告文を書いて発表しよう

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国語の授業で目的に応じて資料を読み, 自分の考えを 話したり, 書いたりしている

Transcription:

英語科学習指導案 指導者ステップコース谷口康 難波未来 ジャンプコース高寄京子 1 日時平成 27 年 1 月 20 日 ( 火 ) 5 校時 2 学年第 2 学年ステップコース 15 人 ジャンプコース 17 人 3 単元名 SUNSHINE NEW ENGLISH COURSE 2 PROGRAM 9 A Priest in a Mask 4 単元について (1) 単元観本単元は, 不良少年であったメキシコの若者セルジオ ベニテスが, 成長するにしたがって身寄りのない子供達のために覆面レスラーとしてお金を稼ぎ, 子供達を助け, その行動が与えた影響について述べられた実話である 本文などの内容理解を通して, セルジオの身を挺して子供達のためにお金を稼ぐ様子や念願の孤児院を設立する様子, その孤児院で育った子供が覆面レスラーとして彼の跡を継ぐなど, 話の根底にある大きな深い愛や感動を感じさせることのできる単元である また, 本単元の主な新出言語材料は, 比較級 (~er), 最上級 (~est), 同等表現を扱う この単元の学習を通して, 比較表現を用いて身近なものを比べながら説明できるようになる Program3 で学習した I think that~. や Program6 で学習した不定詞とともに, 比較表現は自分の考えや意見を述べる際のより説得力を持たせる表現であると考えられる 言語活動を通して, 比較表現を用いた4 技能の習熟を深め, 自己表現能力を高めることができる単元である (2) 生徒観平成 26 年度広島県 基礎 基本 定着状況調査の生徒質問紙調査票の教科の学習に関する調査において, 英語の勉強は好きです の項目に肯定的回答をした生徒は73.3% であり, 全体的には英語の学習に興味 関心を持っている しかし, 否定的回答をした生徒の多くは, 英語を苦手とする生徒で, 英語の学習に抵抗感を感じているものと考える ステップコースの生徒は, 音読の声が大きく, 反応もよい また, 互いに助け合いながら学習に取り組むことができる しかし,9 月に実施した実力テストの平均が32 点, 基礎 基本 定着状況調査では30% 以下の生徒が3 名おり, 英語の学習全般的において定着が不十分である 四技能においては特に書く活動に課題が見られる 具体的には, ペア活動やパターンプラクティスのようにあらかじめ型の決まった表現を指示されたとおり書くことはできるが, 学習した文法事項を元に自己表現することが苦手である ジャンプコースの生徒は, 落ちついて学習に取り組めており, 学習意欲が高い 事前アンケートによると 英語の学習は好きである 項目の肯定的回答が94% であり, 英語の学習に対する興味や意欲が全体的に高いことが分かる 英語の四技能への関心も, 特に話す活動やペアやグループなどで活動を行うことが好きである生徒の割合がほぼ100% である しかし, 表現することが好きな一方, 書く力や読解力に課題がある 9 月に実施した実力テストの平均が72 点であり, やや長

い文章を読んで内容をつかむ読解力や正しく単語を書いたり文構造を意識しながら正しく英文を 書いたりする力が弱い (3) 指導観ステップコースの指導にあたっては, 基本的な新出文構造の並べかえ活動を行い, 視覚的に理解させていく またペアワークで, 形容詞の比較級 最上級の形を繰り返し読ませて定着を図る 書く活動が苦手で自己表現が難しい生徒が多いので, できるだけ生徒にとって身近に感じる文章を提示し, 自分の思いを英語で書き, 相手に伝わる活動を行い, 表現する楽しさに気付かせたい ジャンプコースの指導にあたっては, 基本的な文構造や比較表現に伴う形容詞の変化を繰り返しドリル練習させ, 定着させる指導を行う また個人での学習だけでなく, 協同学習による学びの手法を取り入れ, 互いに英文を表現しあったり, 読む 聞く 話す 書く の4 技能を統合的に活用した学習を取り入れたい 新出文構造を用いる表現活動では, 課題解決に向けて互いに知恵を出し合うことで, 仲間と共に学ぶ楽しさを実感させ, 学びあいの場となるような言語活動を設定していく 5 単元の目標と評価規準 (1) 単元の目標 積極的に自分の考えを伝えようとしている ( コミュニケーションへの関心 意欲 態度 ) 比較級 (~er), 最上級 (~est), 同等比較 (as~as ) の比較表現を用いて, ものや人を説明することが できる ( 外国語表現の能力 ) まとまりのある英文を読んで, その内容を理解することができる ( 外国語理解の能力 ) 比較級 (~er), 最上級 (~est), 同等比較 (as~as ) を用いた文の意味 形 用法を理解している (2) 単元の評価規準 アコミュニケーションへの関心 意欲 態度 1 間違いを恐れずに積極的に自分の考えを伝えようとしている ( 言語や文化に関する知識 理解 ) イ外国語表現の能力 ウ外国語理解の能力 エ言語や文化に関 する知識 理解 1 比較級 (~er), 最上級 (~est), 同等比較 (as~as ) の比較表現を用いて, ものや人を説明することができる 2 内容が伝わるように音読することができる 1 まとまりのある文章を聞いたり読んだりして, 大切な部分をつかむことができる 1 比較級 (~er), 最上級 (~est), 同等比較 (as~as ) を用いた文の意味 形 用法を理解している 6 指導と評価の計画 ( 全 8 時間 ) 次学習内容 ( 時数 ) 評 価 関表理知評価規準評価方法比較級 (~er) を用いた文1の意味 形 用法を理解 する (1) エ 1 比較級 (~er) を用いた文の意味 形 用法を理解している ワークシート

2最上級 (~est) を用いた文 エ 1 最上級 (~est) を用いた文の意 の意味 形 用法を理解 味 形 用法を理解している する (1) 同等比較 (as~as ) を用 いた文の意味 形 用法 エ 1 同等比較 (as~as ) を用いた文の意味 形 用法を理解している ワークシート3を理解する (1) 比較級 (~er), 最上級 (~est), 同等比較 (as~as ) の比較表現を用いて, ものや人を説明する (1) 本時 ワークシートア1 間違いを恐れずに積極的に自分の考えを伝えようとしている 4イ1 比較級 (~er), 最上級 (~est), 同等比較 (as~as ) の比較表現を用いて, ものや人を説明することが できる 行動観察 生徒の応答 本文の内容を理解し, 音 イ 2 内容が伝わるように音読するこ ワークシート5行動観察 読する (1) とができる ワークシート本文の内容を理解し, 音読する (1) 6〇 イ2 内容が伝わるように音読することができる 生徒の発表 ウ 1 まとまりのある文章を聞いたり 読んだりして, 大切な部分をつか むことができる ワークシート本文の内容を理解し, 音読する (1) 7 イ2 内容が伝わるように音読することができる 行動観察 ウ 1 まとまりのある文章を聞いたり 読んだりして, 大切な部分をつか むことができる ウ 1 まとまりのある文章を聞いたり ワークシート 読んだりして, 大切な部分をつか むことができる 8 単元のまとめをする (1) エ1 本単元で学んだ表現を理解している ワークシート評価問題 7 本時について (1) 目標比較表現を使って, 人やものについて説明することができる (2) 評価規準ア1 間違いを恐れずに積極的に自分の考えを伝えようとしている ( コミュニケーションへの関心 意欲 態度 ) イ1 比較級 (~er), 最上級 (~est), 同等比較 (as~as ) の比較表現を用いて, ものや人を説明することができる ( 外国語表現の能力 ) (3) 授業仮説 ステップコース 生徒にとって身近で興味がある文を提示して, 繰り返し書かせていくことで, 生徒は書く活動

に対して苦手意識が減り, 比較表現を用いて自己表現する力が高まるだろう ジャンプコース 写真や絵を用いて視覚的に内容の理解を助け, 比較表現を繰り返し用いて表現させる活動 を行わせれば, 生徒は 比較表現の形を理解し, 身近なものを比べながら説明する力 が高まるであろう 4) 展開ステップコース 導入集団思考個人思ート ) 題把握考課学習活動 あいさつをする 家庭学習として与えた課題の確認をす る (2 分 ) 比較級, 最上級の変化を口頭練習する (3 分 ) 比較級, 最上級を使ったクイズをする 学習のめあてを確認する 比較表現の形 意味 用法を確認する 教 比較表現を用いた並べ替え活動をする 比較表現の文に慣れる (10 分 ) 比較表現を使って, 物や人を説明する文 を作る (10 分 ) 全体で交流する 指導上の留意事項 < 個に応じた指導の工夫 > ペアで繰り返し練習させる 比較級, 最上級の変化を思 い出させる 学習のめあて 比較表現を使って, ものや人を説明することができる Kenta is taller than Mr.Taniguchi. Kenta is the tallest of all. Kenta is as tall as Tomoya. 考 表 カードや色を用いながら, 視覚的に板書を行う グループで問題を解かせる 時間がかかる場合はヒント を提示する 文の中には必ず比較表現を 入れさせる 書くことが難しい生徒に は, 並べ替え活動で使用し た文を例に考えさせる 書いた英文を黒板に掲示さ せる 本時で目指す比較表現を使って, 物や人について説明することができる 生徒の姿 She is the youngest in her family. She is as tall as Taro. 評価規準 ( 評価方法 ) 〇間違いを恐れずに積極的に自分の考えを伝えようとしている コミュニケーションへの関心 意欲 態度 ( 発表 ) 比較級 (~er), 最上 級 (~est), 同等比較 (as~as ) の比較表 現を用いて, もの や人を説明するこ とができる 外国 語表現の能力 ( 行 動観察 ワークシ

まとめとふりかえり 本時の振り返りをする 比較表現を使って, 身の周りのことについての英文を書くことができた 並べ替え活動をしたことで, 自己表現文の書き方が分かった 比較表現の文の作り方が分かった 家庭学習の課題を与える (5) 板書計画ステップコース 学習のめあて 比較表現を使って, ものや人を説明することができる 1. 比較級 Kenta is taller than Hiro. ~よりも ( 比較級 +than) 2. 最上級 Kenta is the tallest of all ~の中で一番. (the+ 最上級 +of) 3. 同等比較 Kenta is as tall as Tomoya. ~と同じくらい (as 原形 as) (4) 展開ジャンプコース 導入課題把握学習活動 あいさつをする 家庭学習として与えた課題の確認をす る (2 分 ) 比較級, 最上級の変化を口頭練習する (3 分 ) 比較級, 最上級を使ったクイズをする 学習のめあてを確認する 比較表現の形 意味 用法を確認する 教 指導上の留意事項 < 個に応じた指導の工夫 > ペアで繰り返し練習させる 比較級, 最上級の変化を思 い出させる 学習のめあて 比較表現を使って, ものや人を説明することができる Tom is older than Ken. (~ より だ ) カードや色を用いながら, 視覚的に板書を行う Tom is the tallest of the three. (~ の中で最も だ ) Ken is as tall as Hiro. (~ と同じくらい ) 評価規準 ( 評価方法 ) 課題を確認する (2 分 ) グループで情報カードをもとに, 絵の人物が だれなのかを考え, 答えを導き出す

個人思考集団思考 個人思考まとめとふりかえり 終末 個人に数枚のカードをわたし, 自分のカ ードを読み, 内容を確認する (3 分 ) グループで情報を英語で伝え合い, 課題 を解決する (10 分 ) 答えを全体で確認する 〇絵を見ながら, 比較表現を使って, 人に ついて説明する英文を書く (7 分 ) 〇数人が書いた英文を発表する 比較表現に注目させる 英文の発音と意味を確認し, 考えさせる カードの英文を他の人に見 せず, 口頭で伝え合わせ, 友達の英文をしっかり聴 き, 傾聴させる 課題解決に協力して取り組 ませ, 分からないところは 一緒に考えさせる できるだけたくさんの英文 を書かせる 比較表現に注目させる アドバイスを与えながら, 机間指導を行う 本時で目指す比較表現を使って, 物や人について説明することができる 生徒の姿 本時の振り返りをする (3 分 ) 比較表現を使って説明でき ていることを評価する 3 つのパターンの比較表現を使って, 人を説明することができた 家庭学習の課題を与える 〇間違いを恐れずに積極的に自分の考えを伝えようとしている コミュニケーションへの関心 意欲 態度 ( 発表 ) 比較級 (~er), 最上 級 (~est), 同等比較 (as~as ) の比較表 現を用いて, もの や人を説明するこ とができる 外国 語表現の能力 ( 行 動観察 ワークシ ート ) 友達の英文を聞いたり, 話したり, 書いたりすることで, たくさん練習でき, 比較の形や意味を理解して英文が書けた グループで分からないところを教えてもらったことで, もっと比較表現が分か るようになってうれしかった 考 表 This is Emi. She is eighteen years old. She is the youngest in her family. She is as tall as Taro. 何かを比べて言うときには, 形容詞の形に気をつければいいことが分かった (5) 板書計画ジャンプコース 学習のめあて 比較表現を使って, ものや人を説明することができる Tom is older than Ken. (~ より だ ) Tom is the tallest of the three. (~ の中で最も だ ) 絵 Ken is as tall as Hiro. (~ と同じくらい )