小学校外国語活動指導案 日時平成 24 年 月 日対象 立 小学校第 5 学年 組 1 単元名 How many? ~いろいろなものを数えよう~ ( Hi, friends! 1 Lesson3) 2 単元の目標 1 積極的に数を数えたり 尋ねたりしようとする コミュニケーションへの関心 意欲 態度 2 1~20の数の言い方や数の尋ね方に慣れ親しむ 外国語への慣れ親しみ 3 言語には それぞれの特色があることを知る 言語や文化に関する気付き 評価規準(評価方法)3 単元の評価規準 ( 評価方法 ) 観点 アコミュニケーションへの関心 意欲 態度 数を数えたり 尋ねたりし て 友達と積極的にコミュ ニケーションを図ろうと している ( 振り返りカード ) イ外国語への慣れ親しみ 1 リズムに合わせてチャンツを言っている 2 ゲームを通して 楽しみながら進んで発言している 3 1~20 の数を言ったり 数を尋ねたりする表現を使っている ウ言語や文化に関する気付き国によって数の数え方が異なることに気付いている ( 振り返りカード ) 4 指導観 (1) 単元観本単元では 数 を題材として取り上げ 積極的に数を数えたり 尋ねたりしようとすることが目標である 数の言い方や 尋ね方に慣れるための動機付けの工夫として じゃんけんやクイズなどの場が設定されている 様々な国のじゃんけんや数の言い方に触れる事を通して 様々な国の文化に気付かせることができる また コミュニケーション能力の素地を養うために必要な 外国語を注意深く聞いて相手の思いを理解しようとする態度 積極的に自の思いを伝えようとする態度 を育成することができる単元である
(2) 児童観 ( 省略 ) (3) 教材観本単元では 様々な数の言い方や尋ね方に触れさせていく 韓国語や中国語で 3 を表す言葉の音声が日本語と似ている点や 日本語では ものの数を表すときに様々な助数詞がつく点など 日本語と似ているところや違いを知ることで 言葉の面白さや豊かさに気付かせたい [ 主な英語表現 ] Rock, scissors, paper, one, two, three. How many apples? Five apples. One two three four five six seven eight nine ten eleven twelve thirteen fourteen fifteen sixteen seventeen nineteen twenty 5 本単元における手だて (1) 言語や文化に関する気付きを促すための手だて 1リズムよく発話する活動語彙を導入する時には 英語特有のリズムやイントネーションに目を向けさせ 日本語と英語との音声面等の違いに気付かせるようにする 2 異なる文化の紹介本単元では 様々な国のじゃんけんの言い方を知らせることで 異なる文化に対しての理解を深める (2) 積極的にコミュニケーションを図るための手だて 1 体験的な活動授業の中にコミュニケーションを図る場面を多く取り入れ 互いの思いを伝え合う楽しさを味わえるようにする その際 音声だけでなく ジェスチャーや表情などを加えると相手に伝わりやすくなることなど 言語によらないコミュニケーションの役割を理解させる 2 必然性をもたせた場面設定インフォメーションギャップのある活動など 必然性をもたせた場面設定をすることで 児童の意欲が高まり 主体的な自己表現を促すことができる 本時では 互いのりんごの数を聞き合い 同じ数のりんごを持っている友達を探す活動を設定した 3 児童のやりたい気持ちを高める活動の工夫掲示用のフラッシュカードやゲームで用いる絵カードなど 視覚的にうったえる教材を用意したり 英語の歌を効果的に使ったりする また たとえ間違っても 一生懸命取り組んでいる態度を大いにほめることで できた という達成感を味わわせることができ 次への意欲につながる
6 単元の指導計画 (4 時間扱い ) 時(3) 外国語に慣れ親しむための手だて 1チャンツやゲームの活用チャンツやゲームを通して 本単元で扱う基本的な表現や語彙を楽しみながら繰り返し扱い 慣れ親しませる 2クラスルームイングリッシュの活用児童にとってわかりやすいクラスルームイングリッシュを使うようにする また 雰囲気でその英語の意味が感じ取れるように 教師は 表情 声色 ジェスチャー 絵 などを工夫する 3スパイラルに学習を行う工夫語彙を定着させるために 機械的な繰り返しではなく 同じ項目を全体の学習指導計画を通して繰り返し取り上げる 本単元では 1 時間目と2 時間目に Let s play を設定した 4 活動形態の工夫活動形態をクラス全体 グループ ペア 個人のように段階的に設定することで 児童は安心して聞いたり答えたりすることができ 徐々に自信をもって取り組めるようになる 本時では ペア活動を行う前に グループの形態で基本的な表現を使ったゲームを取り入れた (4) 評価 1 行動観察自の思いを上手に言えなくても ジェスチャーなどを使って進んで伝えようとしている態度を評価する 2 振り返りカード毎時間の授業の最後に振り返りカードを書かせる 教師が児童一人一人の学習状況を把握するとともに 授業改善に生かす また 教師がコメントを書くことによって 次時に向けて児童の意欲が高まる 目標主な活動評価規準様々な国のものの数え方を知1り 1~10 の数の言い方に慣れ親しむ Let s play じゃんけんゲーム キーナンバーゲーム Let s sing 7 Steps Let s listen 様々な国の数の言い方を知る Let s Chants How many balls? イ13 ウ
2Let s play じゃんけんゲーム イ 23 How many? 数の尋ね方や 11~20 の数の キーナンバーゲーム 言い方を知る ステレオゲーム Let s sing 7 Steps Let s Chants How many balls? ア Let s sing 7 Steps イ3 3 4(本時)積極的に数を数えたり 尋ねたりしようとする Let s Chants How many balls? Let s play カウントダウンゲーム How many triangles? ア 数の尋ね方や 1~20 の数の Let s sing 7 Steps Let s Chants How many balls? イ 23 言い方に慣れ親しむ Let s play フリップオールオーバー ペア探しゲーム 7 本時の活動 (4/4) (1) 本時の目標数の尋ね方や1~20 の数の言い方に慣れ親しむ (2) 本時の展開過程児童の活動 HRT の役割 1. 挨拶をする Hello, everyone. Let s start English! How are you? 導 Let s sing a Hello Song. 入 2. 本時の目標を知る 数の尋ね方や1~20 の数の 言い方に慣れ親しもう 手立て及び評価 5 3. 歌を歌い チャンツをする 7 Steps How many balls? リズムに合わせて1~20 の数の言い方を復習する 手 (3)-1
4. フリップオールオーバーゲームをする 手 ルール 1 つのグループで見本を見 (3)-3 1 各グループに絵カードを 9 せ ルールをわかりやすく伝 枚ずつ配る そのうち 1 種 える 展開 I 類のカードは重複するようにする 2カードは裏返した状態で机の上に置き 順番に以下 各グループに渡す絵カードは 2, 3, 5, 7, 12, 13, 15 個のリンゴの絵を1 枚ずつ 20 個のリンゴの絵を2 枚と 評イ23 のやり取りを行う する 15 ( カードをめくる児童 その他の児童 ) How many apples? Five apples. 重複しているカード 重複しているカードをひかずに (20apples) が 2 枚出た場合 全部のカード 8 枚をめくること には 最初からやり直させ ができればクリアとする る
展開 Ⅱ 20 5. ペア探しゲーム How many apples? を行う 1 尋ね方と答え方の練習をする A : Hello, how many apples? B : Hi. Five apples. How many apples? A : Five apples. A&B: Good!! Here you are. Thank you. 自とりんごの数が同じ友達を見つけたら スペシャルカードとシールを交換する ( 数が合わない場合 ) A&B: Next chance!! シールのみを交換する 2 互いのりんごの数を聞き合い 同じ絵カードを持っている人を探す 3スペシャルカードの裏に書かれた数字は何を意味するかを考える 5,2,17,23,40 5 年 2 組, 男子 17 人 女子 23 人, 合計 40 人 りんごの絵カードセットを配る クラスの中で同じ絵カードをもつ児童が 5 人になるように調整しておく (5 枚 8 種類 ) スペシャルカード4 枚を合わせると 裏に (5,2,17,23,40) の数字が集まるようにしておく シールは 4 色とし 男女が混ざるようにする 尋ね方と答え方をデジタル教材やデモンストレーションで示す 教師 - 児童 児童 - 児童など色々な方法で練習させる eye-contact, listen, smile を意識させる 同じ絵カードを持っている人が自以外に 4 人いること 4 枚のスペシャルカードに書かれた数字が何を意味するのかを当てることを知らせる 色々なシールの色を集めるように伝える ゲーム終了後 同じ絵カードを持った仲間を確認させる How many stickers? How many special cards? 2 apples? 20apples? What number? 手 (2)-2 評ア イ 3
まとめ 6. 活動の振り返りを書く 振り返りカードに感想等を書かせ 数人に発表させる 積極的にコミュニケーションを図ろうとしていた姿を具体的にほめる 5 7. 終わりの挨拶をする That s all for today. Good bye, everyone. See you! 8 授業観察の視点 1 児童が積極的にコミュニケーションを図るための展開や手立ては有効であったか 2 児童は外国語の音声やリズムに慣れ親しんでいたか 3 教師は 児童にとってわかりやすいクラスルームイングリッシュを使っていたか