繰上償還承認にかかる財政健全化について 繰上償還にあたり 今後三田市が取り組んでいく財政健全化計画の概要について お知らせします 1 普通会計 財務上の特徴本市は昭和 56 年の北摂三田ニュータウンの入居以来 人口急増都市として遅れていた社会基盤整備 公共施設整備を概ね平成 1 年までの約 15 年

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3 流動比率 (%) 流動資産流動負債 短期的な債務に対する支払能力を表す指標である 平成 26 年度からは 会計制度の見直しに伴い 流動負債に 1 年以内に償還される企業債や賞与引当金等が計上されることとなったため それ以前と比べ 比率は下がっている 分析にあたっての一般的な考え方 当該指標は 1

21年度表紙面付け

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10. と畜場事業 Ⅰ 概要及び沿革と畜場事業は 食用に供する目的で 獣畜 ( 牛 馬 豚 めん羊及び山羊 ) をと殺し 又は解体するために施設を設置し 必要な施設及び設備の維持管理や と畜検査員による食肉の衛生検査を行い 生産者にとっての畜産物の供給先を提供するものである と畜場は と畜場法の第

流動資産 3 流動比率 (%) 流動負債短期的な債務に対する支払能力を表す指標である 当該指標は 1 年以内に支払うべき債務に対して支払うことができる現金等がある状況を示す 100% 以上であることが必要である 一般的に 100% を下回るということは 1 年以内に現金化できる資産で 1 年以内に支

健全化比率及び資金不足比率の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 により 藤枝市の健全化判断比率及び資金不足比率につい て 以下のとおり算定しました これは 平成 19 年 6 月に公布された上記法律に基づき 毎年度 監査委 員の審査に付した上で 議会に報告及び公表するものです 本市

流動資産 3 流動比率 (%) 流動負債短期的な債務に対する支払能力を表す指標である 分析の考え方 当該指標は 1 年以内に支払うべき債務に対して支払うことができる現金等がある状況を示す 100% 以上であることが必要である 一般的に 100% を下回るということは 1 年以内に現金化できる資産で

経営指標の概要 ( 電気事業 ) 1. 経営の状況 ( 電気事業全体で算出 ) 算出式 ( 法適用事業 ) 算出式 ( 法非適用事業 ) 1 経常収支比率 (%) 1 収益的収支比率 (%) 指標の意味 経常収益 100 経常費用 総収益 100 総費用 + 地方債償還金 法適用企業に用いる経常収支


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第 2 章 12 宅地造成事業 12. 宅地造成事業 Ⅰ 概要及び沿革宅地造成事業とは 地域の計画的開発と既成都市の再開発を目的とする事業であり 臨海土地造成事業 内陸工業用地等造成事業 流通業務団地造成事業 都市開発事業 ( 土地区画整理事業 市街地再開発事業 ) 及び住宅用地造成事業の各事業を総

貝監第  号

Taro-★【2月Ver】01~05. ⑲計

平成 27 年度岩国市下水道事業決算の要領 下水道事業の経営成績と財政状態をお知らせするため 平成 27 年度決算の要領を公表します 1. 業務量 下水道区域の拡大により 処理人口は 260 人増加し 年間有収水量は 52,674 m3増加しました 区分 平成 27 年度 平成 26 年度 処 理

の経営改善に向けた取組が必要である 当該指標が 100% 以上の場合であっても 現金等の流動資産が減少傾向にある場合や一時借入 金等の流動負債が増加傾向にある場合には 将来の見込みも踏まえた分析が必要である 4 累積欠損金比率 (%) 当年度未処理欠損金 営業収益 事業の規模に対する累積欠損金 (

流動資産 3 流動比率 (%) 流動負債 指標の意味 短期的な債務に対する支払能力を表す指標である 分析の考え方 当該指標は 1 年以内に支払うべき債務に対して支払うことができる現金等がある状況を示す 100% 以上であることが必要である 一般的に 100% を下回るということは 1 年以内に現金化

報告事項     平成14年度市町村の決算概要について

高槻市水道事業経営効率化計画

目 次 1. 作成の目的 P2 2. 推計方法 P2 3. 歳入の推移 P4 4. 歳出の推移 P5 5. 歳入歳出の比較 P6 6. 基金の状況 P7 7. 地方債残高の状況 P8 8. 経常収支比率の状況 P9 9. 実質公債費比率の状況 P まとめ P11-1 -

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平成 27 年度高浜町の健全化判断比率及び資金不足比率 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 が平成 21 年 4 月から全面施行され この法律により地方公共団体は 4 つの健全化判断比率 ( 実質赤字比率 連結実質赤字比率 実質公債費比率 将来負担比率 ) と公営企業ごとの資金不足比率を議会に報


07 経営指標の概要(水道事業)

平成 30 年 (2018 年 )9 月 20 日 財政局 平成 29 年度決算に基づく健全化判断比率等の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 に基づき 平成 29 年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を算定いたしましたのでお知らせします 健全化判断比率については すべての

2007財政健全化判断比率を公表いたします

別紙様式 1-1( 平成 19 年度承認計画用 ) 西総財第 7 7 号 平成 23 年 8 月 26 日 静岡財務事務所長 殿 西伊豆町長藤井武彦印 財政健全化計画等執行状況報告書 以下の財政健全化計画等の執行状況について 別紙のとおり報告します 財政健全化計画 公営企業経営健全化計画上水道事業

山形県庄内町平成 28 年 11 月 ( 訂正版 ) 平成 26 年度決算に基づく健全化判断比率 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第 3 条第 1 項の規定により 健全化判断比率を公表 いたします 健全化判断比率は 自治体の財政が健全かどうかを表す指標です 地方公共団体の財政の健全化に関する法

16 筑紫野市 22.91% 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

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57 みやこ町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 9.49% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

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新見市下水道事業経営戦略 団体名 : 事業名 : 新見市 公共下水道事業 特定環境保全公共下水道事業農業集落排水事業 小規模集合排水処理事業特定地域生活排水処理事業 個別排水処理事業 策定日 : 平成 29 年 1 月 計画期間 : 平成 28 年度 ~ 平成 37 年度 1. 事業概要 (1) 事

14 中間市 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 7.65% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地

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1. 財政状況の年度推移 ( 一般会計 ) (1) 決算概況 ( 単位 : 億円 ) グラフの解説 一般会計の歳入 歳出の規模は増加傾向にあり 平成 27 年度の決算規模は 歳入 歳出ともに過去最大規模となっています 実質収支は 黒字を継続しており 27 年度は約 49 億円 前年度と比べると約 1

54 赤村 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 1.59% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地方

47 大木町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 22.96% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

Microsoft Word - 潟上市下水道事業経営戦略

高砂市民病院改革プラン

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公的資金補償金免除繰上償還に係る公営企業経営健全化計画 Ⅰ 基本的事項 1 事業の概要 特別会計名 : 水道事業会計 事 業 名 末端給水事業 ( 上水道事業 ) 事業開始年月日昭和 52 年 4 月 1 日地方公営企業法の適用 非適用 適用 非適用 団 体 名 三井水道企業団 職員数 (H19.

公的資金補償金免除繰上償還に係る公営企業経営健全化計画 Ⅰ 基本的事項 1 事業の概要 特別会計名 : 事業名 事業開始年月日 団体名 構成団体名 健全化判断比率の状況 注 1 特別会計名 欄には 実施要綱 の2において 補償金免除繰上償還の対象とされた公営企業債のうち 繰上償還を希望する公営企業債

収益的収支 下水道使用料 (13 か月調定 ) 5,564,491(65.7%) 下水道使用料収入及び下水道施設の維持管理 人件費等公共下水道事業管理運営経費全般の状況を示します 管渠 処理場の維持管理費 使用料の調定および収納にかかる経費 及び庁舎管理等一般事務管理費などの経常的な経費 ( 人件費

平成 21 年度 武雄市工業用水道事業会計決算書 武雄市水道部水道課

(2) 料金形態 * 施設ごとの状況が分かるよう記載すること 料金の概要 考え方 温泉使用料月額毎分 1 リットル当たり 2,592 円 ( 湯梨浜町営温泉施設の設置及び管理に関する条例第 10 条第 2 項の規定によります ) 温泉スタンド利用料 1 回 97 リットル 100 円 ( めぐみのゆ

さぬき市普通会計決算状況 普通会計決算状況及び財政指標等 1P 普通会計歳入決算状況 普通会計歳出決算状況 主な一般財源の推移 ( 市税及び地方交付税 ) 普通建設事業費と義務的経費の推移 基金 市債及び元利償還金等の状況 2P 3P 4P 5P 6~8P

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【別紙3号】公営企業経営健全化計画様式1027たぶん最終.xls

スライド 1

豊洲移転時の収支試算の条件とパターン 収支試算の条件 平成 29 年度予算をベースとして推計 一般会計繰入金の対象範囲や水準は 据え置き 改修経費を 5 億円 / 年とした上で 5 年毎に 5 億円 / 年ずつ増加するものと仮定して試算 変更点 売上高割使用料は 5 年毎に 3% ずつ減少するものと

公的資金補償金免除繰上償還に係る公営企業経営健全化計画 別添 2 Ⅰ 基本的事項 1 事業の概要特別会計名 : 病院事業 事業名 事業開始年月日昭和 42 年 4 月 1 日地方公営企業法の適用 非適用 団体名 構成団体名 注 1 事業を実施する団体が一部事務組合等 ( 一部事務組合 広域連合及び企

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4 地方公営企業会計基準の見直しの影響 ( 概要 ) 地方公営企業会計基準の見直しのため 平成 23 年度に地方公営企業法施行令等を改正し その改正内容が平成 26 年度予算 決算から全面的に適用となっている (1) 見直しの趣旨 昭和 41 年以来大きな改正がなされていない地方公営企業会計制度と国

07 経営指標の概要(水道事業)

2 決算収支 実質収支は 59 億 63 百万円の黒字で 11 年連続で全団体黒字となった 単収支は 9 億 92 百万円の黒字となった また 赤字団体は35 団体中 15 団体となり 前と比べて8 団体減少した 実質単収支は 189 億 82 百万円の赤字となり 前と比べて41 億 47 百万円赤

資金不足等解消計画書 平成 30 年 9 月 山形県病院事業

平成13年度大阪府水道事業会計決算概要

各種財政分析指標の解説

1-(2) 年度別損益計算書 平成 25 年度 平成 26 年度 平成 27 年度 水道事業収益 営業収益 鳥取 国府 河原 青谷 鳥取 国府 河原 青谷 鳥取 国府 河原 青谷 円 円 円 円 円 円 円 円 円 2,723,243,156 72,905,703 62,968,785 3,194,

1 北九州市 実質公債費比率の状況と推移 11.4% 10.8% 実質公債費比率 平成 21 年度 9.9% 平成 22 年度 11.7% 平成 23 年度 11.4% 平成 24 年度 10.8% 平成 25 年度 10.5% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の

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1 北九州市 実質公債費比率の状況と推移 11.8% 12.6% 実質公債費比率 平成 24 年度 10.8% 平成 25 年度 10.5% 平成 26 年度 11.8% 平成 27 年度 12.6% 平成 28 年度 13.7% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等

公的資金補償金免除繰上償還に係る財政健全化計画 Ⅰ 基本的事項 1 団体の概要 団体名 田上町 国調人口 (H 現在 ) 12,792 構成団体名 職員数 (H 現在 ) 107 健全化判断比率の状況 財政再生基準以上 早期健全化基準以上 ( 年度 ) 計画期間 :

別紙第 3 号書式 公的資金補償金免除繰上償還に係る公営企業経営健全化計画 Ⅰ 基本的事項 1 事業の概要 特別会計名 : 蕨市水道事業会計 事業名 事業開始年月日 団体名 構成団体名 財政再生基準以上 早期健全化基準以上 経営健全化基準以上健全化判断比率の状況計画期間 : 注 1 特別会計名 欄に

公的資金補償金免除繰上償還に係る公営企業経営健全化計画 別添 2 Ⅰ 基本的事項 1 事業の概要 特別会計名 : 公営企業会計 事業名 注 1 事業を実施する団体が一部事務組合等 ( 一部事務組合 広域連合及び企業団をいう 以下同じ ) の場合は 団体名 欄に一部事務組合等の名称を記載し 構成団体名


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2018( 平成 30) 年度 12 月補正予算の概要 ページ Ⅰ.2018( 平成 30) 年度 12 月補正予算の内容 1 Ⅱ.2018( 平成 30) 年度 12 月補正予算書の概要 3

29 那珂川町 実質公債費比率の状況と推移 4.6% 4.0% 実質公債費比率 平成 23 年度 5.6% 平成 24 年度 5.1% 平成 25 年度 4.6% 平成 26 年度 4.0% 平成 27 年度 3.6% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の額を その

試算の前提条件 2018( 平成 30) 年度当初予算を基本に 収支等に大きく影響のあるもの (2018 年度の新規 拡充事業など ) や 2017 年度補正予算等による影響を反映 市税を 中長期の経済財政に関する試算 (2018 年 1 月内閣府 ) で示されたベースラインケースの指標により試算し

15 小郡市 13.9% 13.5% 比較する財政の規模 ( 分母 ) の内訳について 計算式 : 標準財政規模 (c) - 算入公債費等の額 (b) 標準財政規模 (c) の内訳 ( 単位 : 千円 %) H22 決算 H23 決算 H24 決算 H25 決算 標準税収入額等 7,265,856

平成 29 年度下水道事業会計予算概要 収益的収入及び支出 企業の経営活動の予定であり 1 年度間に発生すると予想される営業上の収益とこれに対する費用を計上したものです 具体的には 収入には下水道使用料が主に計上され 支出にはサービスの提供に要する人件費 物件費等諸経費が計上されます 収益的収入 (

流動資産 3 流動比率 (%) 流動負債短期的な債務に対する支払能力を表す指標である 分析の考え方 当該指標は 1 年以内に支払うべき債務に対して支払うことができる現金等がある状況を示す 100% 以上であることが必要である 一般的に 100% を下回るということは 1 年以内に現金化できる資産で

第3 法非適用企業の状況

平成 28 年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率に関する審査意見書 春日井市監査委員

平成 28 年度決算に基づく福井市健全化 判断比率及び資金不足比率審査意見書 福井市監査委員

~ わかりやすい決算報告をめざして ~ 市ではさまざまな事業を行っています どのような事業を行うのか 資金調達はどうするか どのように支出するかを 歳入 歳出 という形でお金で表し とりまとめた計画が 予算書 です その予算に沿って事業を行った一年間の結果を報告したものが 決算書 です 決算書 には

公的資金補償金免除繰上償還に係る公営企業経営健全化計画 フォローアップ用計画 別添 2 Ⅰ 基本的事項 1 事業の概要 特別会計名 : 公営企業会計 事業名 団体名 構成団体名 注 1 事業を実施する団体が一部事務組合等 ( 一部事務組合 広域連合及び企業団をいう 以下同じ ) の場合は 団体名 欄

鯖監査第  号

Taro-中期計画(別紙)

Ⅰ 平成 24 年度高鍋町財務書類の公表について 平成 18 年 6 月に成立した 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律 を契機に 地方の資産 債務改革の一環として 新地方公会計制度の整備 が位置づけられました これにより 新地方公会計制度研究会報告書 で示された 基準モデル

3 組織 職員数 2 人 ( 公共 農集排 特環 個別 4 事業兼務 ) 事業運営組織 下水道 4 事業の整備事業量減少により 下水道事業に係わる職員削減を実施下水道係職員数の近年の状況 ( 係長 係員数 ) 平成 18 年度 4 名平成 19 年度 ~ 3 名平成 22 年度 ~ 2 名となり 平

平成 31 事業年度 自平成 31 年 4 月 1 日 (2019 年 4 月 1 日 ) 至平成 32 年 3 月 31 日 (2020 年 3 月 31 日 ) 第 15 期 事業計画 ( 案 ) 本州四国連絡高速道路株式会社 - 0 -

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資金収支計算書 平成 30 年度の収支状況を資金収支計算書の流れでみると 収入額は平成 31 年度新入生の入学時納付金の前受金等を含め 195 億 5,975 万 4 千円となり 前年度より繰越された 40 億 5,576 万 3 千円を加えると 収入合計は 236 億 1,551 万 7 千円とな

地方公共団体財政健全化法

キャッシュ・フロー計算書について

3 組織 職員数特定環境保全公共下水道事業と兼務 事業運営組織 28 年 4 月 1 日に水道事業及び下水道事業を所管する組織として建設課から独立し 上下水道課が新設された (2) 民間活力の活用等 ア民間委託 ( 包括的民間委託を含む ) 処理場及びホ ンフ 施設における運転操作 監視 点検整備

務の概要1-(1) 年度別損益計算書 科目 年度 水道事業収益 金額構成比金額構成比金額構成比 24 年度 25 年度 26 年度 円 % 円 % 円 % % % % 2,889,032, ,859,117, ,359,612,

小樽市簡易水道事業経営戦略 団体名 : 小樽市 事業名 : 簡易水道事業 策定日 : 計画期間 : 平成 29 年 3 月 平成 29 年度 ~ 平成 40 年度 1. 事業概要 事業の目的 : 当市の簡易水道事業は 銭函 4 丁目及び 5 丁目の石狩湾新港地区に立地する企業に対する給水を行うことを

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その 1 の財政状況は? 平成 28 年度一般会計決算からの財政状況を説明します 1 平成 28 年度の主なお金の使い道は? その他の経費 212 億 93 万円 扶助費 82 億 3,606 万円 16.7% 43.0% 義務的経費 219 億 7,332 万円 人件費 44.5% 79 億 8,

Ⅱ 健全化判断比率の概要 1 健全化判断比率 財政健全化法の施行に伴い 地方公共団体は 平成 19 年度から 毎年度 次の健全化判断比率 (4 指標 ) を監査委員の審査に付した上で 議会に報告し 公表しなければならないことになっています 早期健全化基準を上回ると財政健全化計画の策定が義務付けられ

平成20年度決算に基づく

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01 公営企業の経営比較分析表(文)

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Transcription:

公的資金補償金免除繰上償還について 公的資金補償金免除繰上償還とは 三田市では これまで公共施設などを建設する事業資金として その時々の金融情勢による利率で市債を借入れてきましたが 後年度の金利負担の軽減を図るため 公的資金による 5% 以上の高金利の市債について補償金なしで繰上償還 ( 償還期限を繰り上げて残り全額を返済する ) を行います 従来 繰上償還を行うためには 補償金を支払う必要がありましたが 地方公共団体の財政健全化対策として 平成 19 年度から 3 年間に限り 補償金免除の制度が創設されました 繰上償還には 徹底した人件費の削減等の行財政改革を定めた財政健全化計画を策定し 実行することが条件となっていますが 今回その計画承認を受け実施するものです * 公的資金とは 財務省の旧資金運用部資金 旧簡易生命保険資金 公営企業金融公庫資金のことをいいます 繰上償還額と効果額 (H2 21 は見込み ) ( 単位 : 百万円 ) 会計別項目 H19 H2 H21 合計普通会計繰上償還額 26 595 377 998 効果額 2 99 47 148 水道会計 繰上償還額 189 69 286 1,165 効果額 42 261 83 386 病院会計 繰上償還額 16 16 効果額 4 4 下水道会計 繰上償還額 234 234 効果額 4 4 * 効果額とは 繰上償還しない場合に支払う利子額 あるいは繰上償還するために低利率の地方債を借入れた場合はその利子額との差額を試算したものです

繰上償還承認にかかる財政健全化について 繰上償還にあたり 今後三田市が取り組んでいく財政健全化計画の概要について お知らせします 1 普通会計 財務上の特徴本市は昭和 56 年の北摂三田ニュータウンの入居以来 人口急増都市として遅れていた社会基盤整備 公共施設整備を概ね平成 1 年までの約 15 年間で行ってきました そのため これらの財源として発行した地方債及び立替施行の償還ピークが現在に来ています 近年は人口が減少に転じる状況もある中で この償還ピークはここ数年続くことから 歳出全体の見直しと抑制を図りながら 健全財政の堅持に努める必要があります 財政運営課題と行政改革の取組み 1 給与の適正化 平成 19 年 4 月から給与構造改革を実施し 平均 4.8% の給料水準の 引き下げを中心とする改革を行いました 地域手当については 国の地 域手当支給率である 6% への見直しを平成 2 年 4 月より実施します 2 市民病院の再建 医師 看護師不足により一時閉鎖している病棟及び休止診療科を再開す るため 待遇改善等により医師 看護師の確保に努めます

3 公債費負担の健全化 新規の起債発行を抑制するとともに 既に発行している起債の計画的な 借換等により負担の平準化を図ります 4 新行政改革プランの実施 現行の行革断行プランを見直し 平成 23 年度までを計画期間とする新 プランを策定し 行財政改革をスピードアップします 5 施設維持管理経費の見直し 公共施設の修繕が急増する傾向にあるため 中長期的な修繕計画のも と 新設改良から維持補修へと転換していきます 財政見通し ( 総額ベース ) ( 単位 : 百万円 ) H19 H2 H21 H22 H23 市税 17,771 17,757 17,423 17,51 17,593 地方譲与税等 2,235 2,326 2,316 2,25 2,24 地方交付税 2,497 2,786 2,897 2,963 2,83 国県支出金 3,82 3,618 3,67 3,168 3,244 繰入金 2,3 2,196 1,441 1,218 893 地方債 1,73 1,978 1,729 1,646 1,283 その他 2,191 2,24 1,751 1,778 1,562 歳入合計 32,22 32,685 3,624 3,533 29,645 人件費 7,719 7,388 7,52 7,1 7,95 物件費 5,23 5,212 4,859 4,838 4,832 扶助費 3,53 3,537 3,499 3,495 3,51 公債費 4,36 5,99 4,655 4,286 4,21 普通建設事業費 4,416 4,518 3,759 4,25 3,322 繰出金 2,858 2,889 2,954 2,789 2,839 その他 4,17 4,42 3,846 3,82 3,846 歳出合計 32,22 32,685 3,624 3,533 29,645

目標 ( 改善額と財政指標等 ) 改善額 ( 単位 : 百万円 ) H19 H2 H21 H22 H23 人件費 154 274 392 472 556 行政管理経費 32 582 1,121 1,712 2,481 歳入の確保 76 14 126 25 132 財政指標等 ( 単位 : 人 % 百万円 ) H19 H2 H21 H22 H23 職員数 741 667 経常収支比率 99.6 97.9 96.3 94.6 93.96 実質公債費比率 18.6 2.4 21. 2.6 18.9 (3か年平均) 地方債現在高 46,446 44,35 41,741 39,725 37,391 2 水道会計 財務上の特徴本市の水道事業経営は 長年給水原価を下回る供給単価という逆ザヤの状況を続けており その逆ザヤから生じる赤字分を分担金という不安定な収入を原資とする基金により補いながら事業経営を続けています 近年 給水人口や配水量の伸び悩みにより受水費の負担も大きくなっていますが 平成 13 年度に実施した料金改定後は 単年度純利益を計上し 累積欠損金も減少しています この間財政調整基金も増加し 現状では経営の安定度は向上しています 経営課題 1 水道料金の収納 滞納整理業務の委託 市場競争原理を取り入れて経営の効率化 活性化を図る手法としてアウ トソーシング ( 外部委託 ) の導入を検討する必要があります

2 県水受水費単価の引き下げ要望 総費用の約 6 割を占める県水受水費について 県水受水費単価の引き下 げを要望しています 財政見通し ( 法適用企業 ) 収益的収支 資本的収支 ( 単位 : 百万円,%) 年 度 平成 19 年度 平成 2 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 ( 計画初年度 ) ( 計画第 2 年度 ) ( 計画第 3 年度 ) ( 計画第 4 年度 ) ( 計画第 5 年度 ) 区収 分 1. 営業収益 (A) 2,686 2,735 2,752 2,77 2,781 (1) 料金収入 2,625 2,676 2,693 2,711 2,722 収益的の 61 59 59 59 59 2. 営業外収益 138 11 27 23 22 (2) (3) 受そ託工事収益他 (B) 益 収 (1) 補助金 32 28 15 11 1 (2) その他入 16 73 12 12 12 収入計 (C) 2,824 2,836 2,779 2,793 2,83 費的収 1. (1) 営職業員給与用費 2,681 242 2,71 235 2,679 212 2,692 215 2,69 217 益 (2) 1 動力費 42 49 49 49 49 2 修繕費 72 82 82 91 91 収的償却費 (3) 3その他減価 1,729 596 1,761 583 1,755 581 1,758 579 1,756 577 支 支 2. 営業外費用 123 98 53 34 31 (1) 支払利息 123 98 53 34 31 出 (2) その他支出計 (D) 2,84 2,88 2,732 2,726 2,721 経 常 損 益 (C)-(D) (E) 2 28 47 67 82 特特 別別 利損 益失 (F) (G) 8 3 3 3 3 特 別 損 益 (F)-(G) (H) -8-3 -3-3 -3 当年度純利益 ( 又は純損失 ) (E)+(H) 12 25 44 64 79 繰 越 利 益 剰 余 金 又 は 累 積 欠 損 金 (I) -53-28 16 8 159 流 動 資 産 (J) 3,17 2,676 2,429 2,895 3,17 流 動 負 債 (K) 431 442 441 443 443 不 良 債 務 (L) 累積欠損金比率 ( ( I ) (A)-(B) 不良債務比率 ( (L) (A)-(B) 1 1 ) ) 2. 1. 地方財政法施行令第 19 条第 1 項により算定した資金の不足額 (M) 営 業 収 益 - 受 託 工 事 収 益 (A)-(B) (N) 2,686 2,735 2,752 2,77 2,781 資 金 不 足 比 率 ((M)/(N) 1) 1. 企 業 債 資 資 2. 他会計出資金 35 33 23 19 2 3. 他会計補助金 4 本 4. 5. 他他会会計計負借担入金金 本 的 6. 国 ( 都道府県 ) 補助金 7. 固定資産売却代金 997 5 2 2 8. 工 事 負 担 金 26 77 77 77 収 122 的計 (A) 1,62 782 292 756 342 9. その他 378 172 192 46 入 (A) のうち翌年度へ繰り越される支出の財源充当額 (B) 収純計 (A)-(B) (C) 1,62 782 292 756 342 資 1. 建設改良費 443 255 287 411 329 本 2. 企業債償還金 357 752 465 83 8 3. 他会計長期借入返還金支的 4. 他会計への支出金支 5. その他 1,527 852 368 375 298 出計 (D) 2,327 1,859 1,12 869 77 資本的収入額が資本的支出額に不足する額 (D)-(C) (E) 77 1,77 828 113 365 補 1. 損 益 勘 定 留 保 資 金 77 1,77 828 113 365 てん 2. 3. 利繰 益越 剰 余工 金事 処 分資 額金 財 4. そ の 他 源 計 (F) 77 1,77 828 113 365 補 て ん 財 源 不 足 額 (E)-(F) 積 立 金 現 在 高 企 業 債 現 在 高 うち建設改良費 準建設改良費に係るもの う ち そ の 他 に 係 る も の 2,437 1,612 1,22 1,137 1,57 2,437 1,612 1,22 1,137 1,57

目標 ( 改善額と経営指標等 ) 改善額 年度別目標 ( 単位 : 百万円 ) 平成 19 年度平成 2 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度 人件費 2 6 31 33 35 維持管理費等 38 38 38 38 経営指標等 各種経営比率目標 平成 19 年度平成 2 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度 料金回収率 94.8 96.4 99.2 1. 1.5 総収支比率 1.4 1.9 11.6 12.3 12.8 経常収支比率 1.7 11. 11.7 12.4 12.9 営業収支比率 1.2 1.9 12.7 12.9 13.3 累積欠損金比率 2. 1. 繰入金比率 ( 単位 :%) 収益的収入分 1.2 1.1.6.5.5 資本的収入分 2.4 4.5 7.9 2.5 5.8 注 ) 上記の各指標の算出方法については 次のとおりであること 料金回収率 (%)= 供給単価 1/ 給水原価 2 1 1 供給単価 ( 円 /m3)= 給水収益 / 年間総有収水量 2 給水原価 ( 円 /m3)=( 経常費用 -( 受託工事費 + 材料及び不用品売却原価 + 附帯事業費 + 基準内繰入金 )) / 年間総有収水量 総収支比率 (%)= 総収益 / 総費用 1 経常収支比率 (%)= 経常収益 / 経常費用 1 営業収支比率 (%)=( 営業収益 - 受託工事収益 )/( 営業費用 - 受託工事費用 ) 1 累積欠損金比率 (%)= 累積欠損金 /( 営業収益 - 受託工事収益 ) 1 繰入金比率 (%)= 収益的収入に属する他会計繰入金 ( 又は資本的収入に属する他会計繰入金 )/ 収益的収入 ( 又は資本的収入 ) 1 3 病院会計 財務上の特徴平成 7 年に新築移転した当院は 約 2 億円の投資 ( 土地 建物 ) によりオープンした しかし その全てを企業債 ( 借金 ) にて建設した為 毎年の支払利息及び元金の償還が 他の類似団体病院よりも高額 ( 毎年 12 億円強 ) であり 減価償却費も他院より高額 ( 毎年 7 億円強 ) となることから 平成 18 年度末の累積欠損金は 58 億円強となっています

経営課題 1 医師の不足 新医師臨床研修制度等の影響により 平成 18 年度末より 透析内科医 小児科医 放射線医の一部に医師不足が生じ 患者数が落込み 収益が 悪化しています 2 看護師の不足 7 対 1 入院基本料の制度新設等の影響により 看護師に数十名の欠員が生じ 1 病棟 (48 床 ) を閉鎖したことにより 収益が大きく落ち込んでいます 3 費用 ( 材料費 ) の高騰 地域の中核的急性期病院として高度医療をになっており 高額な機器や 材料を使用することから 材料費を中心に費用が高騰しています 4 給与費の見直し 医師 看護師の確保対策としての給与水準バランスを考慮しつつ 基本 的には 市の行革プランと歩調を併せた見直しをします 5 経営形態の見直し 昨今の厳しい医療環境に勝ち抜くため 民間手法ノウハウ等を積んだ 管理者 を招くなど 経営形態を含む抜本的な見直しを検討します

財政見通し ( 法適用企業 ) (1) 収益的収支 資本的収支 ( 単位 : 百万円,%) 年度平成 19 年度平成 2 年度平成 21 年度平成 22 年度平成 23 年度 ( 計画初年度 ) ( 計画第 2 年度 ) ( 計画第 3 年度 ) ( 計画第 4 年度 ) ( 計画第 5 年度 ) 区収 分 1. 医業収益 (A) 6,385 7,65 7,65 7,146 7,146 (1) 料金収入 5,891 6,571 6,571 6,651 6,651 収益 (2) 受託工事収益 (B) (3) その他 494 494 494 495 495 的 2. 医業外収益 756 742 728 714 72 益 収 (1) 補助金 683 669 655 641 629 (2) その他 73 73 73 73 73 入収入計 (C) 7,141 7,87 7,793 7,86 7,848 1. 医 業 費 用 7,32 7,475 7,456 7,476 7,462 的 収 (1) 職 員 給 与 費 3,67 3,243 3,275 3,295 3,296 益 (2) 1 材料費 2,393 2,369 2,323 2,31 2,28 2 経費 1,47 1,49 1,45 1,47 1,48 収 3その他 34 35 34 54 59 的 (3) 減価償却費 779 779 779 779 779 支 2. 医 業 外 費 用 743 722 71 683 667 支 (1) 支払利息 52 482 46 442 426 出 (2) その他 241 24 241 241 241 支 出 計 (D) 8,63 8,197 8,157 8,159 8,129 経 常 損 益 (C)-(D) (E) -922-39 -364-299 -281 特 別 利 益 (F) 1 1 1 1 1 特 別 損 失 (G) 24 24 24 24 24 特 別 損 益 (F)-(G) (H) -23-23 -23-23 -23 当年度純利益 ( 又は純損失 ) (E)+(H) -945-413 -387-322 -34 繰 越 利 益 剰 余 金 又 は 累 積 欠 損 金 (I) 6,8 7,213 7,6 7,922 8,226 流 動 資 産 (J) 2,722 2,738 2,769 2,733 2,681 流 動 負 債 (K) 45 45 45 45 45 不 良 債 務 (L) ー ー ー ー ー 累 積 欠 損 金 比 率 ( ( I ) 16.5 12.1 17.6 11.9 115.1 1 ) (A)-(B) 不 良 債 務 比 率 ( (L) ーーーーー 1 ) (A)-(B) 地方財政法施行令第 19 条第 1 項により算定した資金の不足額 (M) 営 業 収 益 - 受 託 工 事 収 益 (A)-(B) (N) 6,385 7,65 7,65 7,146 7,146 資 金 不 足 比 率 ((M)/(N) 1) 1. 企 業 債 184 15 55 85 15 資 2. 他 会 計 出 資 金 資 3. 他会計補助金 524 52 537 58 553 本 4. 他会計借入金 本 的 5. 国 ( 都道府県 ) 補助金 6. その他 収 計 (A) 78 67 1,87 1,358 73 的 (A) のうち翌年度へ繰り越される支出の入財源充当額 (B) 純 計 (A)-(B) (C) 78 67 1,87 1,358 73 収資 1. 建設改良費 216 182 585 1,55 352 本 2. 企業債償還金 833 837 862 795 877 3. 他会計長期借入返還金的支 4. 他会計への支出金支 5. その他 1 1 1 1 1 出 計 (D) 1,5 1,2 1,448 1,851 1,23 資本的収入額が資本的支出額に不足する額 (D)-(C) (E) 342 35 361 493 527 補 1. 損 益 勘 定 留 保 資 金 342 35 361 493 527 てん 2. 3. 利繰 益越 剰 余工 金事 処 分資 額金 財 4. そ の 他 源 計 (F) 342 35 361 493 527 補 て ん 財 源 不 足 額 (E)-(F) 積立金現在高企業債現在高うち建設改良費 準建設改良費に係るものうちその他に係るもの 13,47 12,72 12,48 12,463 11,736 13,47 12,72 12,48 12,463 11,736

目標 ( 改善額と経営指標等 ) 改善額 年度別目標 ( 単位 : 百万円 ) 目標 平成 19 年度 平成 2 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 収入の確保 273 273 353 353 人件費 34 74 12 129 158 材料費 47 47 47 47 経営指標等 各種経営比率目標 ( 単位 :%) 目標 平成 19 年度 平成 2 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 経 常 収 支 比 率 88.6 95.2 95.5 96.3 96.5 医 業 収 支 比 率 87.2 94.5 94.8 95.6 95.8 職 員 給 与 費 率 48. 45.9 46.4 46.1 46.1 薬 品 費 率 22.9 21. 2.6 2.1 19.9 病 床 利 用 率 73.3 88.3 88.3 9. 9. 注 ) 経常収支比率(%)= 経常収益 / 経常費用 1 医業収支比率 (%)= 医業収益 / 医業費用 1 職員給与費率 (%)= 給与費 / 医業収益 1 薬品費率 (%)= 薬品費 / 医業収益 1 病院利用率 (%)= 稼動病床数 / 許可病床数 1 4 下水道会計 財務上の特徴本市では ニュータウン地区を中心とした市街地においては公共下水道事業を整備促進し また兵庫県の提唱された生活排水 99% 大作戦に基づき 特定環境保全公共下水道事業 農業集落排水事業等を短期 集中的に取り組んできました 一方で 建設改良事業の財源として発行した地方債の償還金も 今後償還ピークを迎え また施設の維持管理経費の増嵩も懸念されることから これら経費の執行に当たっては 低廉かつ効率的な維持管理や人件費等の経費節減を推進し 中長期の安定した経営を堅持していく必要があります

経営課題 1 安定した財源の確保 事業に係る起債償還金や施設の維持管理経費は年々増嵩傾向にあるこ とから 生活排水処理施設維持管理基金を有効に活用するなど所要の財 源確保を講じていきます 2 低廉かつ効率的な施設維持管理維持管理経費を節減していくためにも包括的民間委託等 民間活力の導入などの検討や改築 更新計画を明確化する中で適正な維持管理を推進し 施設の延命化を講じていきます 3 使用料の適正化 今後の少子 高齢化社会の到来に伴い 使用料収入の確保も厳しくなる ことが予測されるため 経営努力に最善を尽くす中で 早期に使用料改 定となる時期を見極めていきます 4 地方公営企業法の適用化 公営企業としての経済性を発揮し 独立採算制による運営を行うことに より 経営に対する透明性の向上や経営意識の醸成 資金管理の適正化 を図るために法適用化を検討していきます

資本的収支支出(2) 地方債償還金 (G) 1,14 923 958 973 984 財政見通し ( 法非適用企業 ) ( 単位 : 百万円 ) 益的収入益的支出本的収入本的平成 19 平成 2 平成 21 平成 22 平成 23 収収益的収収支資工事負担金 2 1 7 1 1 資建設改良費 346 318 391 2 141 1 総収益 (A) 1,853 1,84 1,843 1,83 1,833 ア他会計繰入金 464 446 436 397 385 (1) 営業収益 (B) 1,339 1,346 1,361 1,389 1,47 ア料金収入 1,179 1,22 1,223 1,241 1,256 イその他 161 144 138 148 151 (2) 営業外収益 514 494 482 441 426 イその他 5 48 46 44 41 2 総費用 (C) 1,568 1,531 1,524 1,485 1,469 ア地方債利息 583 536 516 498 476 (1) 営業費用 814 826 837 821 828 ア職員給与費 146 148 149 133 135 イその他 669 679 688 688 694 イその他 171 169 171 165 164 (2) 営業外費用 753 75 687 664 641 3 収支差引 (A)-(C) (D) 286 39 319 345 364 1 資本的収入 (E) 1,162 939 1,21 831 778 (1) 地方債 386 148 216 87 7 (4) (2) 他会計補助金 579 594 63 594 592 (3) 国庫補助金 89 91 92 4 (5) その他 88 97 13 19 115 2 資本的支出 (F) 1,45 1,241 1,349 1,173 1,125 (1) 3 収支差引 (E)-(F) (H) -288-32 -328-342 -347 収支再差引 (D)+(H) (I) -2 7-9 3 17 積立金 (J) 63 31 14 14 13 前年度からの繰越金 (K) 558 492 468 445 434 形式収支 (I)-(J)+(K) (L) 492 468 445 434 438 翌年度へ繰り越すべき財源 (M) 実質収支 (L)-(M) 492 468 445 434 438 目標 ( 改善額と経営指標等 ) 改善額 ( 単位 : 百万円 ) 平成 19 年度 平成 2 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 人件費 1 4 9 14 21 維持管理経費の適正化 1 1 1 1 1 収入の確保 35 58 79 97 112

経営指標等 ( 単位 :% 百万円) 平成 19 年度 平成 2 年度 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 料金回収率 (%) 81.8 82.9 84.3 85.6 86.7 収益的収支比率 (%) 69.4 75. 74.3 74.5 74.7 繰入金 収益的収入分 (%) 25. 24.2 23.7 21.7 21. 比率 資本的収入分 (%) 49.8 63.2 59.1 71.5 76.1 積立金現在高 1,811 1,78 1,582 1,452 1,316 企業債現在高 21,15 2,376 19,634 18,749 17,835 注 ) 上記の各指標の算出方法については 次のとおりであること (1) 収益的収支比率 (%)= 総収益 /( 総費用 + 地方債償還金 ) 1 (2) 繰入金比率 (%)= 収益的収入に属する他会計繰入金 ( 又は資本的収入に属する他会計繰入金 )/ 収益的収入 ( 又は資本的収入 ) 1 (3) 下水道事業に係る料金回収率の算出方法 料金回収率(%)= 使用料収入 / 汚水処理費 1( 汚水処理費については別途算出しています ) 繰上償還の特例平成 2 年度以降の繰上償還については 全国の繰上償還額の状況により又は財政健全化が不当に実施されていないと認められたときは 繰上償還が中止 延期又は減額等されることがあります