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【報道関係各位】

3. 安全性本治験において治験薬が投与された 48 例中 1 例 (14 件 ) に有害事象が認められた いずれの有害事象も治験薬との関連性は あり と判定されたが いずれも軽度 で処置の必要はなく 追跡検査で回復を確認した また 死亡 その他の重篤な有害事象が認められなか ったことから 安全性に問

ータについては Table 3 に示した 両製剤とも投与後血漿中ロスバスタチン濃度が上昇し 試験製剤で 4.7±.7 時間 標準製剤で 4.6±1. 時間に Tmaxに達した また Cmaxは試験製剤で 6.3±3.13 標準製剤で 6.8±2.49 であった AUCt は試験製剤で 62.24±2

ごあいさつ バイオシミラーの課題 バイオ医薬品は 20 世紀後半に開発されて以来 癌や血液疾患 自己免疫疾患等多くの難治性疾患に卓抜した治療効果を示し また一般にベネフィット リスク評価が高いと言われています しかしその一方で しばしば高額となる薬剤費用が 患者の経済的負担や社会保障費の増大に繋がる

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(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

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資料 3 1 医療上の必要性に係る基準 への該当性に関する専門作業班 (WG) の評価 < 代謝 その他 WG> 目次 <その他分野 ( 消化器官用薬 解毒剤 その他 )> 小児分野 医療上の必要性の基準に該当すると考えられた品目 との関係本邦における適応外薬ミコフェノール酸モフェチル ( 要望番号


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試験デザイン :n=152 試験開始前に第 VIII 因子製剤による出血時止血療法を受けていた患者群を 以下のい ずれかの群に 2:2:1 でランダム化 A 群 (n=36) (n=35) C 群 (n=18) ヘムライブラ 3 mg/kg を週 1 回 4 週間定期投与し その後 1.5 mg/k

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添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

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恩賜第 42 回社会福祉法人財団済生会中央治験審査委員会 会議の記録の概要 開催日時 平成 28 年 1 月 13 日 ( 水 )15:30~17:17 開催場所 出席委員名 東京都港区三田 三田国際ビル 21 階 社会福祉法人 恩賜財団済生会本部事務局中会議室 豊島

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(3) 摂取する上での注意事項 ( 該当するものがあれば記載 ) 機能性関与成分と医薬品との相互作用に関する情報を国立健康 栄養研究所 健康食品 有効性 安全性データベース 城西大学食品 医薬品相互作用データベース CiNii Articles で検索しました その結果 検索した範囲内では 相互作用

10,000 L 30,000 50,000 L 30,000 50,000 L 図 1 白血球増加の主な初期対応 表 1 好中球増加 ( 好中球 >8,000/μL) の疾患 1 CML 2 / G CSF 太字は頻度の高い疾患 32

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一次サンプル採取マニュアル PM 共通 0001 Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital その他の検体検査 >> 8C. 遺伝子関連検査受託終了項目 23th May EGFR 遺伝子変異検

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バイオ後続品とは? ~ その有効性と安全性 ~ 国際医療福祉大学大学院教授武藤正樹

目次 パート 1 バイオ医薬品とは? パート 2 バイオ後続品 ( バイオシミラー ) とは? パート 3 エリスロポエチンのバイオシミラー パート 4 わが国の透析医療の現状とバイオシミラーの今後

パート 1 バイオ医薬品とは? エリスロポエチン

バイオ医薬品とは バイオ医薬品 遺伝子組換えや細胞培養といったバイオテクノロジーを用いてつくり出された医薬品のこと < 特徴 > 化学合成された医薬品に比べ 分子量が非常に大きい ヒトの体内にある物と同じ構造のため 免疫反応が起きず安全性が高い 生物由来の材料を用いているため 完全に同質のものを製造できない エリスロポエチン 特許でわかる免疫工学 バイオ医薬品 特許庁ホームページ資料室. http://www.jpo.go.jp/shiryou/s_sonota/map/kagaku11/frame.htm FIL5011 フィルグラスチム 5

主なバイオ医薬品 バイオ医薬品の種類 すでに日本でバイオ後続品が承認されているバイオ医薬品 種類 分類 主な対象疾患 インスリン 糖尿病 ホルモン 成長ホルモン成長ホルモン分泌不全症性低身長症グルカゴン低血糖 ナトリウム利尿ペプチド 急性心不全 酵素 組織プラスミノーゲン活性化因子 急性心筋梗塞 脳梗塞 血液凝固 血液凝固第 Ⅷ 因子 血友病 A 線溶系因子 血液凝固第 Ⅸ 因子 血友病 B エリスロポエチン 腎性貧血 サイトカイン類 インターフェロン肝炎インターロイキン2 腎臓癌 血管肉腫 G-CSF( 顆粒球コロニー刺激因子 ) 癌化学療法による好中球減少症 抗 CD20 抗体 B 細胞性非ホジキンリンパ腫 抗体 抗 EGF 受容体抗体 乳癌 進行 再発の胃癌 抗 TNF-α 抗体 関節リウマチなど ワクチン HPV 感染予防ワクチン 子宮頸癌 我が国で承認されたバイオ医薬品国立医薬品食品衛生研究所生物医薬品部ホームページ. http://www.nihs.go.jp/dbcb/approved_biologicals.html FIL5012 フィルグラスチム 6

動物薬理実験 臓器抽出物血液 尿目的ポリペプチド単離生成

バイオリアクター

バイオ医薬品の品質特性 バイオ医薬品は混合物であるため 不純物も構成成分 有効成分 目的物質 目的物質関連物質 目的物質変化体のうち目的物質に匹敵する特性を持つ物質 ( 生物活性あり ) 不純物 目的物質由来不純物目的物質変化体のうち目的物質に匹敵する特性を持たない物質 前駆体 製造中や保存中に生成する分解物 変化物保存中の目的物質分解 変性物も含む 製造工程由来不純物製造工程に由来する不純物 細胞基材 細胞培養液 抽出 分離 加工 精製工程に由来する不純物 Copyright (C) 2012 Chugai Pharmaceutical Co., Ltd. All Rights Reserved.

目的物質 バイオ医薬品の品質特性 N N 目的物質由来不純物 C C C N N C N C 重合体 C N 分解物 C 目的物質関連物質 N N 工場由来不純物 宿主細胞蛋白質 脱アミド体 C 酸化体 C 感染因子など 薬事 Vol.52 No.10 2010.09 1505-1511

バイオ医薬品はとにかく高価! 高薬価

バイオ医薬品の開発製造は ジェット機なみ メバロチン ヒト成長ホルモン バイオ医薬品 そして時代は再生医療へ

A 県立中央病院 購入額のトップ 10 位のうち 7 つまでバイオ医薬品 順位 医薬品購入額上位 10 物品名規格メーカー購入金額 1 レミケード点滴静注用 100 100mg 田辺三菱製薬 53,103,000 2 アバスチン点滴静注用 400mg 16ml 1V 中外製薬 51,147,950 3 ソリリス点滴静注 300mg 30ml 4 ルセンティス硝子体内注射液 2. 専用フィルター付採 3mg/0.23ml 液針添付 アレクシオンファーマ合同会社ノバルティスファーマ 29,362,500 29,103,000 5 リツキサン注 10mg/mL 500mg 50ml 1 全薬工業 26,468,400 6 エルプラット点滴静注射液 100 mg 100mg ヤクルト 21,889,280 7 アリムタ注射用 500mg 1V 日本イーライリリー 19,409,700 8 アバスチン点滴静注用 100mg 4ml 1V 中外製薬 18,515,690 9 シナジス筋注用 100mg アッヴィ合同会社 13,860,140 10 アービタックス注射液 100mg 20ml メルク 12,948,480

大腸がん化学療法の生存期間と薬剤費 21,680/ 回 97,862/ 回 150,796/ 回 4~6 4~6 53 万 12.1 12.1 17.4 17.4 341 万 19.5 19.5 588 万 生存期間低分子抗がん剤費用 アバスチン ( バイオ医薬品 ) が加わると値段がはねあがる 303,193/ 回 26.1 26.1 1,583 万 277,332/ 回 24.9 24.9 進行再発転移大腸がんの標準治療の薬剤費は 30 万 ~60 万円 / 月になる 1,381 万

抗がん薬治療にかかる医療費 低分子抗がん剤をジェネリックに! 医薬品市場 9 兆 4,800 億円 * 病院 3 兆 7,000 億円 * 抗腫瘍剤 6,250 億円 (17%) 出展 :IMS 医薬品市場統計 (2011) より 抗がん剤注射 62 成分中 11 成分に後発品あり 低分子の抗がん剤をジェネリック医薬品に! 他の薬効群に比べて 抗がん剤の後発品への切り替えが進まない ( それでもなんとか切り替え努力がされている ) しかし そんな努力もバイオ医薬品で水の泡

FOLFIRI+ ベパシズマブ ( アバスチン ) 体表面積 1.6m 2 先発 GE イリノテカン 240mg 36,495 23,257 レボホリナート 320mg 30,296 19,537 5FU 4,480mg 7,092 7,092 1 回 73,883 49,886 1 ヶ月 (2 回 ) 147,766 99,772 + グラニセトロン (2 回 ) 10,988 4,992 合計 158,754 104,764 + ベバシズマブ (2 回 ) 300mg 299,754 =(299,754) 合計 458,508 404,518 がん研有明病院薬剤部濱敏弘氏資料より

妻は低分子ジェネリックで 朝食代をなんとか節約 でも亭主はバイオ医薬品で豪華なデイナー 朝食 夕食 節約 186 円 105 円 夜景を見ながら豪華な食事

バイオ医薬品は非常に高価である 今後どのように活用していくか

パート 2 バイオ後続品 ( バイオシミラー ) 2015 年から続々とバイオ医薬品の特許が切れる

2015 年から バイオ医薬品が 続々と特許切れを迎える 2015 年問題

主要バイオ医薬品の特許有効期間 2010 年世界市場売上上位 20 位以内品目 一般名 製品名 主な対象疾患 特許有効期間 ( 年 ) 米国欧州 エポエチンアルファ エポジェン 腎性貧血 2012-2015 失効 フィルグラスチム ニューポジェン 好中球減少症ほか 2010-2017 失効 エタネルセプト エンブレル 関節リウマチほか 2011-2019 2015 ラニビズマブ ルセンティス 加齢黄斑変性症 2011-2017 2016-2018 ダルベポエチンa ネスプ 腎性貧血 2012-2015 2014-2016 インターフェロンb-1a アボネックス 多発性硬化症 2011-2015 失効 リツキシマブ リツキサン 非ホジキンリンパ腫 2013-2019 2013 トラスツズマブ ハーセプチン 乳癌ほか 2013-2018 2010-2014 ベバシズマブ アバスチン 結腸 / 直腸癌ほか 2013-2018 2014 インフリキシマブ レミケード 関節リウマチ / クローン病ほか 2014 2014 アダリムマブ ヒュミラ 関節リウマチ / クローン病ほか 2017 2018 セツキシマブ アービタックス 結腸 / 直腸癌 2015 2016 出典 : ジェネリック医薬品業界の国内 海外動向と開発情報 シーエムシー出版,2011 FIL5023 フィルグラスチム 24

バイオ後続品 ( バイオシミラー ) とは 国内で既に新有効成分含有医薬品として承認されたバイオテクノロジー応用医薬品 ( 先行バイオ医薬品 ) と同等 / 同質 の品質 安全性及び有効性を有する医薬品として 異なる製造販売業者により開発される医薬品である 先行バイオ医薬品に対して バイオ後続品の品質特性がまったく同一であるということを意味するのではなく 品質特性において類似性が高く かつ 品質特性に何らかの差異があったとしても 最終製品の安全性や有効性に有害な影響を及ぼさないと科学的に判断できることを意味する 低分子の化学合成医薬品で用いられる 後発品 と区別され バイオ後続品 という名称が用いられる 欧州では 類似の という意味の シミラー (Similar) をつけて バイオシミラー と呼ばれる バイオ後続品の品質 安全性 有効性確保のための指針薬食審査発第 0304007 号平成 21 年 3 月 4 日 FIL5013 フィルグラスチム 25

バイオ後続品開発のハードルも高い

バイオ後続品 ガイドライン 厚生労働省は バイオ後続品の製造販売承認申請に関する指針を取りまとめ 2009 年 3 月 4 日付で通知を出した ガイドラインの中で 先発を 先行バイオ医薬品 後発を化学合成医薬品の後発品とは区別する新たな名称として バイオ後続品 とした 欧州 : バイオシミラー (Biosimilar products) 米国 : バイオ後続品 (Follow-on-products) カナダ : 後続参入製品 (Subsequent-entry- products)

今 バイオ後続品が注目される背景 バイオテクノロジーの進化によって バイオ医薬品が数多く開発されている 治療技術も進歩し患者さまに恩恵をもたらしてはいるが バイオ医薬品を用い高額な治療費を公的医療保険制度のもとでどのように負担していくかが 日本をはじめ医療先進国の多くでは医療資源の有効利用の観点で重視されるようになってきている 世界で最もバイオ後続品市場が活発なのが欧州で 2005 年以降 14 製品が承認され使用されている 日本においては 2009 年に指針制定以降 6 製品が承認されている

わが国におけるバイオ後続品に関する指針 通知 発出年月日および通知番号 内容 平成 21 年 (2009 年 )3 月 4 日薬食審査発第 0304007 号平成 21 年 (2009 年 )3 月 4 日薬食発第 0304004 号平成 21 年 (2009 年 )3 月 4 日薬食審査発第 0304015 号平成 21 年 (2009 年 )3 月 4 日薬食審査発第 0304011 号平成 21 年 (2009 年 )3 月 4 日厚生労働省医薬品局審査管理課平成 21 年 (2009 年 )7 月 21 日事務連絡厚生労働省医薬食品局審査管理課平成 22 年 (2010 年 )3 月 31 日事務連絡厚生労働省医薬食品局審査管理課 バイオ後続品の品質 安全性 有効性確保のための指針 バイオ後続品の承認申請について バイオ後続品の承認申請に際し留意すべき事項について バイオ後続品に係る一般的名称および販売名の取り扱いについて バイオ後続品の品質 安全性 有効性確保のための指針 ( 案 ) に関する意見公募に対して寄せられたご意見について バイオ後続品の品質 安全性 有効性確保のための指針に関する質疑応答集 (Q&A) について バイオ後続品の品質 安全性 有効性確保のための指針に関する質疑応答集 (Q&A) について Pharma Tech Japan Vol.29 No.1 2013 23-42

世界のバイオシミラーの規制状況 国 / 地域呼称 状況 EU Similar Biological Medicinal Products (Biosimilar Medicenes) 総論 品質 非臨床 臨床に関するガイドライン製品別のガイドライン :insulin, somatropin, EPO, G-CSF, 低分子量ヘパリン ( 2005 年 ~ 順次公表 : 抗体医薬品 IFNa, IFN, FSH も作成中 ) 日本 バイオ後続品 バイオ後続品の品質 安全性 有効性確保のため の指針 (2009.03 発出 ) ( 腎性貧血治療薬の臨床評価方法に関するガイドライン (2011.9)) WHO Similar Biotherapeutic Products ガイドラインあり (2009.10 公表 ) 日米欧加独英韓などの協力により作成 グローバルスタンダードに位置付けられるが 法的拘束力は持たない カナダ Subsequent Entry Biologics ガイドラインあり (2010.03 公表 ) 自国外で承認されている製品を参照品とすること も可能 米国 Follow-on Biologics Biosimilar Biological Products Interchangealle Biological Products 以前は FDC 法の簡易申請ルートにより承認 その後 バイオシミラー医薬品の規制に関する法案 (BPCI 法 ) が成立 (2010.03) 現在 FDA がその運用ガイドラインを検討中 石井明子 : 透析療法ネクスト XI, 22-36 (2011) より作成

バイオ後続品の同等性 同質性 同等性 同質性 バイオ後続品は 生体由来の医薬品であり 有効成分の特性 分析手法の限界等により 既存薬との有効成分の同一性等を実証することは困難 そのため 指針においても 先行バイオ医薬品 と品質特性が全く同じものではないとされる 同等性 同質性の評価の目標 品質特性において類似性が高く かつ 品質特性に何らかの差異があったとしても 最終製品の安全性や有効性に有害な影響を及ぼさないことを示すことと明記されている

製造販売承認申請 バイオ後続品の製造販売承認申請 品質 安全性 有効性の証明 基本的には化学合成医薬品の後発品と同様のアプローチは適用できない 品質特性データに加えて 非臨床試験及び臨床試験データも含め 同等 / 同質であることを示す必要があるとされている 安全性に関わる市販後調査も重要とされた

承認申請に必要な資料 バイオ後続品とは 既に販売承認を与えられているバイオテクノロジー応用医薬品と同等 / 同質の医薬品をいう イ. 起原又は発見の経緯及び外国における使用状況等に関する資料 ロ. 製造方法並びに規格及び試験方法等に関する資料 ハ. 安定性に関する資料 ニ. 薬理作用に関する資料 ホ. 吸収 分布 代謝 排泄に関する資料 ヘ. 急性毒性 亜急性毒性 慢性毒性 催奇形性その他の毒性に関する資料 承認申請資料 1. 起原又は発見の経緯 2. 外国における使用状況 3. 特性及び他の医薬品との比較検討等 1. 構造決定及び物理的化学的性質等 2. 製造方法 3. 規格及び試験方法 1. 長期保存試験 2. 苛酷試験 3. 加速試験 1. 効力を裏付ける試験 2. 副次的薬理 安全性薬理 3. その他の薬理 1. 吸収 2. 分布 3. 代謝 4. 排泄 5. 生物学的同等性 6. その他の薬物動態 1. 単回投与毒性 2. 反復投与毒性 3. 遺伝毒性 4. がん原性 5. 生殖発生毒性 6. 局所刺激性 7. その他 新有効成分含有医薬品 バイオ後続品 後発医薬品 ト. 臨床試験の成績に関する資料臨床試験成績 FIL5001 改 1 フィルグラスチム : 添付 : 添付不要 : 個々の医薬品により判断 平成 21 年 3 月 4 日バイオ後続品の品質 安全性確保のための指針及び関連通知より作表 34

現在市場に出ているバイオ後続品 ヒト成長ホルモン 191 アミノ酸 分子量 2200 2009 年 エリスロポエチン 166アミノ酸分子量 1800 2010 年

現在市場に出ているバイオ後続品 フィルグラスチム ( 顆粒球コロニー刺激因子 ) 175 個のアミノ酸 分子量 : 約 18,799 2013 年

日本におけるバイオシミラー (BS) の薬価算定 承認申請項目先発品 BS 後発品 薬物動態 同等性試験 臨床試験 薬価 100% 70~77% 70% : 一部不要バイオシミラーの薬価算定先行バイオ医薬品の0.7 倍を基本として 患者を対象に実施した臨床試験の充実度に応じて 10% を上限として加算する

バイオシミラーの先行品に対する価格競争力

パート 3 エリスロポエチンのバイオ後続品 エポエチンアルファ BS エポエチンアルファ BS

欧州で承認済みのバイオシミラー 一般名 商品名 メーカ 承認 Somatropin Omnitrope Sandoz 2006 Valtropin Biopartners 2006 Binocrit Sandoz 2007 Epoetin alfa Epoetin alfa Hexal Hexal 2007 Abseamed Medice 2007 Epoetin zeta Silapo Stada 2007 Retacrit Hospira 2007 Filgrastim Ratiopharm Ratiopharm 2008 Ratiograstim Ratiopharm 2008 Biograstim CT Arzneimittel 2008 Filgrastim Tevagrastim Teva 2008 Filgrastim Hexal Hexal 2009 Zerzio Sandoz 2009 Nivestim Hospira 2010 インスリン製剤 : 申請取り下げ IFN-a: 不認可 Pharma Tech Japan 27, 105, 2011

エリスロポエチンの バイオ後続品の承認過程 国際医療福祉大学グループも治験に参加しました

承認申請に必要な資料 -1 ( : 必ず提出 : 医薬品によって判断 : 提出不要 ) : 提出資料 承認申請資料 先発品 バイオシミラー ジェネリック エポエチンアルファ BS 注 JCR イ ロ 起原又は発見の経緯及び外国における使用状況等に関する資料 製造方法並びに規格及び試験方法等に関する資料 ハ安定性に関する資料 ニ薬理作用に関する資料 1. 起原又は発見の経緯 2. 外国における使用状況 3. 特性及び他の医薬品との比較検討等 1. 構造決定及び物理的化学的性質等 2. 製造方法 3. 規格及び試験方法 1. 長期保存試験 2. 苛酷試験 3. 加速試験 1. 効力を裏付ける試験 2. 副次的薬理 安全性薬理 3. その他の薬理 FIL5001 改 1 フィルグラスチム 厚生労働省医薬食品局 : 薬食発第 0304004 号 バイオ後続品の承認申請について より作成 42

承認申請に必要な資料 -2 ( : 必ず提出 : 医薬品によって判断 : 提出不要 ) : 提出資料 承認申請資料 先発品 バイオシミラー ジェネリック エポエチンアルファ BS 注 JCR ホ ヘ 吸収 分布 代謝 排泄に関する資料 急性毒性 亜急性毒性 慢性毒性 催奇形性その他の毒性に関する資料 1. 吸収 2. 分布 3. 代謝 4. 排泄 5. 生物学的同等性 6. その他の薬物動態 1. 単回投与毒性 2. 反復投与毒性 3. 遺伝毒性 4. がん原性 5. 生殖発生毒性 6. 局所刺激性 7. その他の毒性 ト臨床試験の成績に関する資料臨床試験の成績 FIL5001 改 1 フィルグラスチム 厚生労働省医薬食品局 : 薬食発第 0304004 号 バイオ後続品の承認申請について より作成 43

非臨床試験 非臨床 臨床試験 受容体結合試験 細胞増殖試験 正常赤血球マウスにおける赤血球増加 臨床試験 臨床薬理試験 有効性試験 皮下投与及び静脈投与について比較臨床試験を実施 安全性試験

非臨床試験 125 I-JR-013 のヒトエリスロポエチン受容体への結合阻害作用 (%) 100 ヒト EPO 受容体に対する結合親和性 阻害率 80 60 40 JR-013 エポエチンアルファエポエチンベータ各群 n=3 Mean±SD 20 0 11 10 9 8 7 6 (-log mol/l) 薬物濃度 ヒトエリスロポエチン受容体に対する Ki 値 薬物 Ki 値 (mol/l) JR-013( エポエチンカッパ ) 6.31 10-10 エポエチンアルファ 6.79 10-10 エポエチンベータ 5.01 10-10 各群 n= 3 Mean エポエチンアルファ BS 注 JCR] インタビューフォームより

非臨床 ヒト骨髄赤芽球系前駆細胞の分化 増殖促進作用 JR-013 エポエチンアルファおよびエポエチンベータのヒト骨髄単核細胞における CFU-E および BFU-E コロニー形成作用 ( 個 / ディッシュ ) 50 ( 個 / ディッシュ ) 30 40 JR-013 エポエチンアルファエポエチンベータ 各群 n=3 Mean±SD JR-013 エポエチンアルファエポエチンベータ 各群 n=3 Mean±SD C F U I E コロニー数 30 20 B F U I E コロニー数 20 10 10 0 0.001 0.01 0.1 1 10 100 (ng/ml) 薬物濃度 0 0.001 0.01 0.1 1 10 100 (ng/ml) 薬物濃度 CFU-E: 後期赤芽球系前駆細胞 BFU-E: 前期赤芽球系前駆細胞 エポエチンアルファ BS 注 JCR] インタビューフォームより JR-013 は ヒト骨髄赤芽球系前駆細胞において エポエチンアルファおよびエポエチンベータとほぼ同等の分化 増殖作用を示した

臨床試験デザイン 第 Ⅰ 相臨床試験 健康成人男性 単回投与 (300,1500 3,000IU) 臨床薬理試験 腎性貧血患者 エポエチンアルファとのクロスオーバー単回投与 (1,500 3,000IU) 第 Ⅱ/Ⅲ 相二重盲検比較試験 腎性貧血患者 エポエチンアルファから切り替え後 24 週間投与 長期投与試験 腎性貧血患者 エポエチンアルファ ベータから切り替え後 52 週間投与 承認申請

臨床薬理試験 ( 血漿中薬物濃度 ) 血液透析施行中の腎性貧血患者 ( 単回静注 ) 血漿中薬物濃度の推移 (1500IU) 血漿中薬物濃度の推移 (3000IU) (miu/ml) 10,000 (miu/ml) 10,000 1,000 JR-013 群エポエチンアルファ群各群 n=13 Mean±SD 1,000 JR-013 群エポエチンアルファ群各群 n=11 Mean±SD 血漿中濃度 100 10 血漿中濃度 100 10 1 1 0.1 0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 (hr) 0 4 8 12 16 20 24 28 32 36 40 44 48 52 56 60 64 68 (hr) 時間 時間 0.1 投与前 ( 内因性エリスロポエチン濃度 ) からの変化量にて解析 エポエチンアルファ BS 注 JCR] インタビューフォームより

第 Ⅱ/Ⅲ 相二重盲検比較試験の概要 無作為割付 エポエチンアルファ (n=329) エポエチンアルファ BS 注 JCR : JR-013 (n=166) エポエチンアルファ (n=163) 観察期 (4 週間 ) 治療期 (24 週間 ) 投与前 ( 基準 )Hb 濃度 -3-2 -1 0 週の週はじめの透析前 Hb 濃度平均値 投与後 Hb 濃度 21 22 23 24 週の週はじめの透析前 Hb 濃度平均値 投与量 (JR-013 エポエチンアルファともに ) 1500IU 2 または 3 回 / 週 または 3000IU 2 または 3 回 / 週投与量の変更は用量変更基準に準拠 Hb: ヘモグロビン 主要評価項目 :Hb 濃度変化量 ( 投与後 Hb 濃度 - 基準 Hb 濃度 ) 副次評価項目 :Hb 濃度推移 基準 Hb 濃度維持率 基準 Hb 濃度維持率の推移 投与量の推移 投与量の変更状況 Jpn. Pharmacol. Ther. 38(2), 199-212, 2010

患者背景 項目 全症例 (n=325) JR-013 群 (n=165) エポエチンアルファ群 (n=160) 性別 ( 男 / 女 )(%) 67.7/32.3 69.1/30.9 66.3/33.8 年齢 ( 歳 ) 61.2±11.8 61.5±11.3 61.0±12.4 透析施行期間 ( 月 ) 93.6±81.0 93.1±77.3 94.1±85.0 観察期 rhuepo 投与量 (IU/ 週 ) 4,948±1,990 4,873±1,970 5,025±2,013 ドライウエイト (kg) 55.65±10.82 56.41±11.37 54.87±10.18 基準 Hb 濃度 (g/dl) 10.65±0.62 10.66±0.60 10.64±0.64 0 週時 Ht(%) 33.10±2.45 1 33.16±2.36 33.04±2.54 2 0 週時フェリチン (ng/ml) 201.51±124.87 199.79±125.07 203.28±125.02 0 週時 TSAT(%) 28.31±9.65 28.12±8.79 28.51±10.48 rhuepo: 遺伝子組換えヒトエリスロポエチン Hb: ヘモグロビン Ht: ヘマトクリット TSAT: トランスフェリン飽和度 1:n=324 2:n=159 エポエチンアルファ BS 注 JCR] インタビューフォームより

ヘモグロビン濃度の推移 ( 比較試験 ) (g/dl) 14 JR-013 群 ( 観察期 ) エポエチンアルファ群 12 10 Hb 濃度 8 6 4 2 JR-013 群 エポエチンアルファ群 Hb 濃度 (g/dl) 10.72~10.86 10.61~10.94 Hb: ヘモグロビン 0-4 -3-2 -1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 ( 週 ) 投与期間 Mean±SD エポエチンアルファ BS 注 JCR] インタビューフォームより

ヘモグロビン濃度変化量 ( 主要評価項目 ) 投与前 Hb 濃度 (g/dl) 投与後 Hb 濃度 (g/dl) Hb 濃度変化量 n 平均 SD JR-013 群 165 10.66 0.60 エポエチンアルファ群 160 10.64 0.64 JR-013 群 165 10.79 0.84 エポエチンアルファ群 160 10.72 0.90 JR-013 群 165 0.13 0.73 エポエチンアルファ群 160 0.08 0.81 (g/dl) Hb 濃度変化量 = 投与後 Hb 濃度 - 投与前 Hb 濃度 Hb 濃度変化量群間差の両側 95 % 信頼区間が -0.5 ~ 0.5 g/dl の範囲 ( 変動幅 :1.0 g/dl) に収まる場合 同等性が検証されたものと判断 変化量の群間差 両側 95% 信頼区間 0.05-0.12 0.22 同等性の許容域 0.05-1 -0.5 0 0.5 1 両側 95% 信頼区間 Hb の差 エポエチンアルファ BS 注 JCR] インタビューフォームより

基準 Hb 濃度 ±1.0g/dL 維持率 基準ヘモグロビン濃度 ±1.0g/dL 維持率の推移 (%) 100 JR-013 群 エポエチンアルファ群 90 80 70 60 50 40 30 20 10 JR-013 群 エポエチンアルファ群 基準 Hb 濃度 ±1.0g/dL 維持率 (%) 73.2~97.6 70.0~97.5 Hb: ヘモグロビン 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 ( 週 ) 投与期間 割合 両側 95% 信頼区間 エポエチンアルファ BS 注 JCR] インタビューフォームより

rhuepo 投与量 週あたり投与量の推移 ( 比較試験 ) (IU/ 週 ) 9000 JR-013 群 ( 観察期 ) エポエチンアルファ群 7500 6000 4500 3000 1500 0-4 -3-2 -1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 ( 週 ) rhuepo: 遺伝子組換えヒトエリスロポエチン 投与期間 JR-013 群 エポエチンアルファ群 週あたり投与量 (IU/ 週 ) 4693~4884 4720~5038 Mean±SD エポエチンアルファ BS 注 JCR] インタビューフォームより

副作用 : 第 Ⅱ/Ⅲ 相二重盲検比較試験 エポエチンアルファ BS 注 JCR 群 (N=166) エポエチンアルファ群 (N=163) 副作用発現例数 * (%) 39 例 (23.5%) 25 例 (15.3%) * 臨床検査異常値を含む 主な副作用 ( いずれかの群で発現率 2% 以上 ) 副作用の種類 エポエチンアルファ BS 注 JCR 群 エポエチンアルファ群 高血圧 0 (0.0%) 4 (2.5%) 血圧上昇 6 (3.6%) 2 (1.2%) 好酸球百分率増加 4 (2.4%) 1 (0.6%) いずれの群も抗エリスロポエチン抗体の発現は認められなかった Jpn. Pharmacol. Ther. 38(2), 199-212, 2010

長期投与試験の概要 エポエチンアルファ エポエチンベータ (9000IU/ 週以下 週 1~3 回 ) エポエチンアルファ BS 注 JCR :JR-013 投与量 :750 週あたり投与量 (IU) 9000 750 1 回量 (IU) 3000 観察期 (4 週間 ) 治療期 (52 週間 ) (n=143) 評価項目 : 目標 Hb 濃度 (10.0~12.0g/dL) 維持率 Hb 濃度の推移 投与量の推移 投与量変更基準目標 Hb 濃度 (10.0~12.0 g/dl) の範囲内に維持されるよう 投与量及び投与回数を調整する なお 変更後 2 週間以内は 再変更は行わないこととする 患者背景 性別 ( 男 / 女 )(%) 72.7/27.3 基準 Hb 濃度 (g/dl) 10.85±0.49 年齢 ( 歳 ) 60.6±11.8 0 週時 Ht(%) 33.35±1.96 透析施行期間 ( 月 ) 68.9±57.0 0 週時フェリチン (ng/ml) 164.19±132.42 観察期 rhuepo 投与量 (IU/ 週 ) 3,934±2,217 0 週時 TSAT(%) 27.86±10.56 ドライウエイト (kg) 57.81±10.44 Jpn. Pharmacol. Ther. 38(2), 199-212, 2010

13 ヘモグロビン濃度と投与量の推移 ヘモグロビン濃度 (g/dl) 12 11 10 9 9000 週当たりの rhuepo 投与量 (IU/week) 7500 6000 4500 3000 1500 0-5 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 ( 週 ) エポエチンアルファBS 注 JCR] インタビューフォームより mean±sd

目標ヘモグロビン濃度維持率 (%) 100 観察期 治療期 90 80 目標 Hb 濃度維持率 70 60 50 40 目標 Hb 濃度 :10.0g/dL 以上 12.0g/dL 以下 目標 Hb 濃度維持率 :78.4~92.4% 30 20 10 0-4 -2 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 34 36 38 40 42 44 46 48 50 52 ( 週 ) 投与期間割合 両側 95% 信頼区間 エポエチンアルファ BS 注 JCR] インタビューフォームより

副作用 : 長期投与試験 評価症例数 N=143 副作用及び臨床検査値異常全体 34 (23.8%) 血圧上昇 8 (5.6%) 頭痛 3 (2.1%) 高血圧 3 (2.1%) そう痒症 3 (2.1%) 心室性期外収縮 2 (1.4%) 抗 EPO 抗体陽性例 赤芽球癆は認めらなかった 複数例に見られた事象 エポエチンアルファ BS 注 JCR] インタビューフォームより

まとめ エポエチンアルファ BS 注は 基礎および臨床での品質 有効性および安全性の検証を行い 日本のガイドラインに則って 承認された本邦初の rhuepo バイオシミラー 第 Ⅱ/Ⅲ 相二重盲検比較試験においてエポエチンアルファ BS 注は エポエチンアルファと同等の有効性が検証され 安全性プロファイルの類似性が確認された 長期投与試験において 長期にわたり安定した貧血改善維持効果が実証され 長期投与により重大な副作用は認められなかった

エポエチンアルファ BS 注 JCR のまとめ 国内初 エリスロポエチン製剤のバイオシミラー 治療期間を通じて副作用の発現頻度はほぼ一定であり 長期投与によっても臨床上問題となる副作用は認められなかった 目標 Hb 濃度維持率は 治療期間を通じて大きな変動はなく ガイドラインで推奨されている範囲に良好に維持された 血液透析施行中の腎性貧血患者を対象とした臨床試験において安全性および安定した貧血改善効果が検証された

遺伝子組換えヒトエリスロポエチン製剤 製品名 一般名 : エポエチンカッパ ( 遺伝子組換え )[ エポエチンアルファ後続 1] 開発コード : JR-013

透析施行中の腎性貧血 投与初期は エポエチンアルファ ( 遺伝子組換え )[ 後続 1] として 通常 成人 1 回 3000 国際単位を週 3 回 できるだけ緩徐に静脈内投与する 貧血改善効果が得られたら 維持量として 通常 成人 1 回 1500 国際単位を週 2~3 回 あるいは 1 回 3000 国際単位を週 2 回投与する 貧血改善効果の目標値はヘモグロビン濃度で 10g/dL( ヘマトクリット値で 30%) 前後とする なお いずれの場合も貧血症状の程度 年齢等により適宜増減するが 維持量での最高投与量は 1 回 3000 国際単位 週 3 回投与とする 未熟児貧血 効能 効果および用法 用量 通常 エポエチンアルファ ( 遺伝子組換え )[ 後続 1] として 1 回 200 国際単位 /kg を週 2 回皮下投与する ただし 未熟児早期貧血期を脱し ヘモグロビン濃度が 10 g/dl( ヘマトクリット値で 30%) 前後で臨床症状が安定したと考えられる場合は投与を中止すること なお 貧血症状の程度により適宜増減する エポエチンアルファ BS 注 JCR] インタビューフォームより

包括化医療におけるバイオ後続品 エポエチンアルファ BS は 基礎および臨床での品質 有効性および安全性の検証を行い 日本のガイドラインに則って 承認された本邦初の rhuepo バイオ後続品 臨床二重盲検比較試験においてエポエチンアルファ BS は エポエチンアルファと同等の有効性が検証され 安全性プロファイルの類似性が確認された 長期臨床試験において 安定した貧血改善維持効果が実証され 重大な副作用認められない 包括化医療においては低薬価のメリット

薬価 規格 単位 エポエチンアルファ BS 注エスポー注射液 エポジン注 新薬価新薬価新薬価 750 \704 \773 \865 シリンジ 1500 \1,177 \1,287 \1,392 3000 \2,063 \2,243 \2,540 2012 年度薬価

パート 4 わが国の透析医療と バイオ後続品の今後

日本の透析医療の課題 透析医療の課題 日本の透析患者は約 30 万人 糖尿病症腎症による透析導入が増えている ダイアライザーの進歩 透析液や水処理 ブラッドアクセスなどの透析技術の進歩によって 透析患者の生命予後は延長 30 年以上も長期にわたって透析患者もまれではない 高齢者の新規透析導入が増えている

年別透析新規導入患者数推移

糖尿病性腎症による透析導入は増加

糖尿病性腎症 透析医療費 1 兆円 糖尿病性腎症による透析 7 万人 毎年 1 万人増えている 一人当たり年間 550 万円 糖尿病性腎症による累積透析患者数 10 万 2788 人 (2010 年末 ) 糖尿病性腎症による透析医療費は年間 およそ 5600 億円

2012 年診療報酬改定 血液透析関連改定項目 新しい血液透析濾過 ( オンライン血液透析濾過 ) についての評価 低価格で同様の効果を持つエリスロポエチンのバイオ後続品製剤使用を踏まえた包括点数の見直しが行われた

2012 年診療報酬改定人工腎臓 現行 改定 1 慢性維持透析を行った場合 1 慢性維持透析を行った場合 ロ満の イ 4 時間未満の場合 2,075 点 4 時間以上 5 時間未 場合 2,235 点 ハ 5 時間以上の場合 2,370 点 2 その他の場合 2 の新設について 1,580 点 満 イ 4 時間未満の場合 2,040 点 ロ 4 時間以上 5 時間未 の場合 2,205 点 ハ 5 時間以上の場合 2,340 点 2 慢性維持透析濾過 ( 複雑なもの ) を行った場合 2,255 点 3 その他の場合 1,580 点 慢性維持透析における合併症防止の観点から 近年有効性が明らかとなりつつある新しい血液透析濾過 ( オンライン血液透析濾過 ) についての評価等を行う また 包括薬剤の価格や より低価格で同様の効果を持つエリスロポエチン製剤使用の実態を踏まえた包括点数の見直しを行う 社内研修資料

次回診療報酬改定での注目点 7 対 1,10 対 1 における 特定除外患者制度の廃止

次回診療報酬改定の注目点 ~ 特定除外制度の廃止 ~ 90 日越えの特定入院基本料から さらに平均在院日数の 計算対象から除外する患者

10 対 1 には透析患者が 32% もいる!

1.5 日延長 3.2 日延長

バイオ後続品 ( バイオシミラーの今後の動向

バイオ後続品の今後の動向 バイオ医薬品の売上額は年々増加 売上上位 20 製品のうち バイオ医薬品は 8 製品 ( 2010 年度世界市場 ) 2015 年から大型バイオ医薬品の特許切れが始まる バイオ後続品の開発には低分子のジェネリック医薬品とは比較にならないコストと時間がかかる しかし バイオ後続品は先行品より相対的に安価 高額なバイオ医薬品の先行品に手が届かない患者さんにも提供が可能になることが期待される バイオ後続品の導入により国民医療費が軽減され 包括化医療においては薬剤費負担が軽減される FIL5021 フィルグラスチム. 79

医薬品戦略の将来像ジェネリック医薬品 バイオ後続品の今後の動向 改良 新規作用機序の低分子医薬品 バイオベター バイオ後続品 次世代のバイオ医薬品 バイオ医薬品 後発品 現在の低分子医薬品 バイオベター (biobetter) 既存のバイオ医薬品に改良を加えたもので 既存製品と類似しているものの 新たなバイオ医薬品として承認申請できるほど既存品とは異なるもののこと 安全性や有効性を改良しつつも物性を劇的に変更していない生物製剤 市場性 FIL5036 フィルグラスチム 80

世界の医薬品市場の推移 世界の医薬品市場の推移 (2010-2015 年 ) 市場規模 バイオ後続品 ( 特許切れの承認バイオ医薬品と同等 同質の医薬品 ) 190 億ドル 900 億ドル バイオ医薬品 バイオ医薬品 1900 億ドル 8000 億ドル 化学合成医薬品 新興国を中心とした成長 化学合成医薬品 8910 億ドル 2010 年 2015 年 経済産業省製造産業局作成資料 (H24 年 7 月 ) より抜粋

まとめと提言 国民皆保険を堅持していくために ジェネリック医薬品やバイオ後続品の役割は極めて大きい! バイオ後続品の薬価問題も考えて行くべき! 日本の産業育成の観点からもバイオ後続品問題は大切

2025 年へのロードマップ ~ 医療計画と医療連携最前線 ~ 武藤正樹著 医学通信社 A5 判 220 頁 2600 円 地域包括ケア 医療計画 診療報酬改定と連携 2 025 年へ向けての医療 介護トピックス etc 4 月 9 日発刊 http://www.igakutushin.co.jp/index1.php?contenturl=book1.php?id=615

ご清聴ありがとうございました フェースブックのお友達申請をお待ちしています 国際医療福祉大学クリニック http://www.iuhw.ac.jp/clinic/ で月 木外来をしております 患者さんをご紹介ください 本日の講演資料は武藤正樹のウェブサイトに公開しております ご覧ください 武藤正樹検索クリックご質問お問い合わせは以下のメールアドレスで gt2m-mtu@asahi-net.or.jp