研究内容 1 こんな指導構想で考えをつくり, 高める表現物づくり調べた事実を整理する図 学習問題 264 年間つづいた江戸幕府にとって, 最も重要だった政策は何だろう? 本単元では 264 年間つづいた江戸幕府にとって, 最も重要だった政策は何だろう? という学習問題をたてる そのことによって江戸時

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Taro-小学校第5学年国語科「ゆる

第 5 学年 社会科学習指導案 1 単元名自動車をつくる工業 2 目標 我が国の自動車工業の様子に関心を持って意欲的に調べ, 働く人々の工夫や努力によって国民生活を支える我が国の工業生産の役割や発展について考えようとしている ( 社会的事象への関心 意欲 態度 ) 我が国の自動車工業について調べた事

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けて考察し, 自分の考えを表現している 3 電磁石の極の変化と電流の向きとを関係付けて考え, 自分の考えを表現している 指導計画 ( 全 10 時間 ) 第 1 次 電磁石のはたらき (2 時間 ) 知 1, 思 1 第 2 次 電磁石の強さが変わる条件 (4 時間 ) 思 2, 技 1, 知 2

Microsoft Word - 第3学年国語科学習指導案 .docx

子葉と本葉に注目すると植物の成長の変化を見ることができるという見方や, 植物は 葉 茎 根 からできていて, それらからできているものが植物であるという見方ができるようにしていく また, 学んだことを生かして科学的なものの見方を育てるために, 生活の中で口にしている野菜も取り上げて観察する活動を取り

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第4学年算数科学習指導案

7 本時の指導構想 (1) 本時のねらい本時は, 前時までの活動を受けて, 単元テーマ なぜ働くのだろう について, さらに考えを深めるための自己課題を設定させる () 論理の意識化を図る学習活動 に関わって 考えがいのある課題設定 学習課題を 職業調べの自己課題を設定する と設定する ( 学習課題

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概念的知識説明的知識記述的知識知識の構造図資料の効果的な活用例 1 資料から必要な情報を的確に読み取る 2 資料に表されている事柄の全体的な傾向をとらえる 3 複数の資料を関連付けて読み取る 4 資料の特徴に応じて読み取る 5 必要な資料を収集 選択したり吟味したりする 6 資料を整理したり再構成し

第 4 学年算数科指導案 平成 28 年 11 月 2 日 ( 水 ) 第 5 校時場所 4 年 2 組男子 22 名女子 10 名指導者垣見遥 ともなって変わる量 思考力 判断力 表現力の育成 ~ 児童の考えを引きだす算数的活動の工夫 ~ 1 単元名 ともなって変わる量 2 単元の目標 ともなって

社会科学習指導案

7 児童の実態 書くこと に関わる活動では これまでに 読書生活について考えよう の単元において アンケートを作成して自分が知りたい情報を集め それを整理して表やグラフにして表すとともに 自分の考えや感想を交えて報告書の形に表す活動を行った また 新聞を作ろう の単元では 社会科の学習と関連して ご

国語科学習指導案様式(案)

座標軸の入ったワークシートで整理して, 次の単元 もっとすばらしい自分へ~ 自分向上プロジェクト~ につなげていく 整理 分析 協同的な学習について児童がスクラップした新聞記事の人物や, 身近な地域の人を定期的に紹介し合う場を設けることで, 自分が知らなかった様々な かがやいている人 がいることを知

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4 本単元と情報リテラシーの関わり 課題設定担任による 説明会におけるデモンストレーションを見ることを通して 本単元を貫く言語活動としての これぞ和の文化! おすすめの 和の文化 を調べて説明会を開こう を知り 見通しを持たせ学校司書による関連図書紹介を通して 和の文化への関心を高め 進んで調べよう

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第 3 学年社会科学習指導案 1 小単元名 わたしたちのまちのようす 平成 24 年 6 月 27 日 ( 水 ) 第 3 学年 2 組 3 3 名指導者 : 今橋美都 2 単元について本単元は学習指導要領の第 3 学年及び第 4 学年の内容 (1) アの内容に基づいている (1) 自分たちの住んで

6. 単元の展開 ( 全 6 間 ) 学習活動 単元の見通しを持つ 2. 学習計画を立てる 3. 本文を読み, 感想を書く 内容に関する感想 書き方に関する感想 4. 感想や疑問を交流する 指導上のポイント ( ) 学習活動に即した評価規準 ( 関 読 言 ) 既習事項を振り返らせ,

2 児童観復習プリントから 乗法の交換法則 4 7=7 乗法の結合法則 = 加減混合の式や乗除混合の式の計算はできていると考えられる しかし 分配法則 6 10=6 9+ や 7 8=7 9 はできない児童が数名いて 定着していないことが分かる また 計算の仕方は理解してい

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( ) 単元計画 ( 全 6 時間 ) 段階 主な学習活動と内容 指導上の留意点 配時 私たちが食べているものは, どこからきて 既習を想起できるように, 農業や いるか考える 水産業の学習内容を掲示しておく 給食の献立から調べた食料自給率から, 給食の献立から調べた食料自給率本つ気づいたことや疑問

中学校第 3 学年社会科 ( 公民的分野 ) 単元名 よりよい社会をめざして 1 本単元で人権教育を進めるにあたって 本単元は 持続可能な社会を形成するという観点から 私たちがよりよい社会を築いていくために解決すべき課題を設けて探究し 自分の考えをまとめさせ これらの課題を考え続けていく態度を育てる

解答類型

(2) 児童観児童は1 年生 1 月に おはなしをつくろう で 昔話をもとにして 人物と出来事を考えて簡単に物語を書く学習を行っている また 2 年生の1 学期には じゅんじょよく書こう の学習で はじめ 中 おわり の構成を考え 自分の経験を伝える文章を書く学習をしてきている この学習を通して 順

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課題研究の進め方 これは,10 年経験者研修講座の各教科の課題研究の研修で使っている資料をまとめたものです 課題研究の進め方 と 課題研究報告書の書き方 について, 教科を限定せずに一般的に紹介してありますので, 校内研修などにご活用ください

作品の情景をよりわかりやすく伝える手だてともなる 指導にあたって 1 では まず 俳句は17 音で作ることや季語を入れることと言ったきまりをおさえる そして 教科書の例を読み 想像した情景や作者の思いを想像し 良いと思うところ 工夫されていると思うところを発表できるようにする 2 の俳句を作る場面で

3 第 3 学年及び第 4 学年の評価規準 集団活動や生活への関心 意欲態度 集団の一員としての思考 判断 実践 学級の生活上の問題に関心 楽しい学級をつくるために を持ち 他の児童と協力して意 話し合い 自己の役割や集団と 欲的に集団活動に取り組もう してよりよい方法について考 としている え 判

(3) 計画 学習課題学習内容時間 変わり方のようすをわかりやすく表すにはどうしたらよいか考えよう変わり方が大きいか小さいかを調べるにはグラフのどこに目をつけるとよいのだろう 2つの折れ線グラフからどんなことが分かるだろう折れ線グラフをかこう 変わり方を分かりやすく表す工夫 折れ線グラフの縦軸と横軸

Taro-下仁田中社会.jtd

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ICTを軸にした小中連携

算数科学習指導案 1 日時平成 24 年 10 月 25 日 ( 木 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 8 名 3 単元名比例と反比例 ( 啓林館 ) 4 単元について 本単元は 三原市立和木小学校 指導者荒木美花 本単元のねらいは, 伴って変わる 2 つの数量の中から比例関係や反比例関係にあるも

4. 題材の評価規準 題材の評価規準 については, B 日常の食事と調理の基礎 (2),(3), D 身近な消費生活 と環境 (1) の 評価規準に盛り込むべき事項 及び 評価規準の設定例 を参考に設定して いる 家庭生活への関心 意欲 態度 お弁当作りに関心をもち, おか 生活を創意工夫する能力

第 4 学年算数科学習指導案 平成 23 年 10 月 17 日 ( 月 ) 授業者川口雄 1 単元名 面積 2 児童の実態中条小学校の4 年生 (36 名 ) では算数において習熟度別学習を行っている 今回授業を行うのは算数が得意な どんどんコース の26 名である 課題に対して意欲的に取り組むこ

Taro-5年研究のまとめ

<小学校 生活科>

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2 単元の目標 廿日市市 についての魅力を目的意識や相手意識を明確にして地域内外に発信することができる 自分たちの住む 廿日市市 に愛着をもつことができる 3 単元の評価規準 学習方法 自分自身 他者や社会 課題発見力 思考力 判断力 表現力 主体性 自らへの自信 対象と積極的にかかわる中で, 課題

第 2 学年 理科学習指導案 平成 29 年 1 月 1 7 日 ( 火 ) 場所理科室 1 単元名電流とその利用 イ電流と磁界 ( イ ) 磁界中の電流が受ける力 2 単元について ( 1 ) 生徒観略 ( 2 ) 単元観生徒は 小学校第 3 学年で 磁石の性質 第 4 学年で 電気の働き 第 5

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知識・技能を活用して、考えさせる授業モデルの研究

(2) 計画学習課題 学習内容 時間 連立方程式とその解 二元一次方程式とその解の意味 2 連立方程式とその解の意味 ( 本時 1/2) 連立方程式の解き方 文字の消去の意味 加減法による連立方程式の解き方 5 代入法による連立方程式の解き方 連立方程式の利用 問題を解決するために 2つの文字を使っ

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1. 研究主題 学び方を身につけ, 見通しをもって意欲的に学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における算数科授業づくりを通して ~ 2. 主題設定の理由 本校では, 平成 22 年度から平成 24 年度までの3 年間, 生き生きと学ぶ子どもの育成 ~ 複式学級における授業づくり通して~ を研究主題に意欲的

社会科学習指導案 横浜市立いぶき野小学校 指導者 後藤覚洋 1 単元名暮らしの中の政治 2 日時平成 28 年 1 月 27 日 ( 水 ) 5 校時 3 学年 組第 6 学年 1 組 40 名 4 単元目標身近な地域で行われている施策や国や地方公共団体のはたらきとしくみについて調べ, 政治は, 国

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し, 定期的に評価することで 自己の考え を自覚する場面を意図的に設定している 本教材の学習においては, 様々な情報の中から必要な情報を取り出し, 整理 分析し, それに基づいた自分の考えを表現する活動を通して, 自己の考えの深まりや広がり を実感させることによって, 課題改善につなげたいと考えてい

画像, 映像などの気象情報や天気と1 日の気温の変化の仕方に興味 関心をもち, 自ら気象情報を収集して天気を予想したり天気の観測をしたりしようとしている 気象情報を活用して, 天気の変化を予想することができる 1 日の気温の変化の仕方を適切に測り, 記録することができる 天気の変化は気象情報を用いて

とで児童に活動の見通しを持たせ, 自分で課題を立て情報を集め整理し, 発表する等に取り組めるようにしていきたい 調査計画の場面では, 目的に照らしてどのような調査をしていくことがよいのか児童にしっかりと考えさせたい 例えば, データはどう集めたらよいのか, アンケートを実施する場合には, 誰にアンケ

た, 導入で扱うイメージキャラクターについて, デザインやネーミングの意図, 理由について疑問や関心を持つことにより, より北広島町に興味を持つことが可能となる その他, 調べる際に新聞記事を利用することにより, 記事をスクラップすることができる 記録性 に優れ, 疑問を解決するための手立て, 情報

Taro-4年 総合 指導案(最終)

Microsoft Word - 社会科

2 児童への事前調査 調 査 事 項 好き どちらかとどちらかというと好きいうと嫌い 嫌い Q1 国語の学習は, 好きですか Q2 説明文の学習は, 好きですか Q3 物語の学習は, 好きですか Q4 話し合う学習は, 好きですか Q

の 問を提示して定着度を確認していく 1 分けて計算するやり方 70 = =216 2 =6 2 筆算で計算する方法 題材の指導計画 ( 全 10 時間扱い ) ⑴ ⑵ ⑶ 何十 何百 1 位数の計算 1 時間 2 位数 1 位数

○数学科 2年 連立方程式

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平成 年度授業改善 ( 中学校社会 ) 第 2 学年社会科 ( 歴史的分野 ) 学習指導案 1 単元名 近代国家の歩みと国際社会 - 新しい価値観のもとで - ( 帝国書院 ) 2 単元について 本単元は, 学習指導要領の内容 (1) ウ及び (5) イを受け, 開国とその影響, 富国強

第 3 学年 2 組算数科学習指導案 1 単元名たし算とひき算の筆算 指導者永田佳江 2 単元について (1) 単元観 該当する学習指導要領の内容 A 数と計算 A(2) 加法, 減法 (2) 加法及び減法の計算が確実にできるようにし, それらを適切に用いる能力を伸ばす 本単元で扱う たし算とひき算

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彩の国埼玉県 埼玉県のマスコット コバトン 科学的な見方や考え方を養う理科の授業 小学校理科の観察 実験で大切なことは? 県立総合教育センターでの 学校間の接続に関する調査研究 の意識調査では 埼玉県内の児童生徒の多くは 理科が好きな理由として 観察 実験などの活動があること を一番にあげています

(2) -2,4,1 3 y=-x-2 をかいた ( 人 ) 4 (1) y=2x-9,y=2x,y=3x+3 (2) y=x+11 (3) 指導観校内の研究テーマが 考える力を引き出す授業のあり方 ということで, 数学科では考える力とは何かを分析し,11 項目に整理した 1 帰納的に考える力 2

社会科学習指導案

第5学年  算数科学習指導案

中学校第 3 学年国語科学習指導案 日時平成 28 年 月 日第 校時対象第 3 学年 組学校名 中学校授業者 1 教材名 故郷 2 単元の目標 情景や人物を描写する語句や表現を読み取り 内容への理解を深めることができる 作品を通して 社会の中での人間の生き方について考え 自分の意見をもつことができ

算数科学習指導案 指導者伊達詩恵 1 日時平成 24 年 5 月 21 日 ( 月 ) 5 校時 2 学年第 6 学年 1 組 22 名 3 場所 6 年 1 組教室 4 単元名文字と式 5 単元について 単元観 本単元は, 数量の関係を表す式についての理解を深め, 式に表したり, 式を読み取ったり

第5学年社会科学習指導案『日本は世界のどこにある?』

いきたいと考える 第二に ビデオに撮ったインタビューの様子を繰り返し見て振り返ることで パターンに沿った質問だけでなく 自分なりの質問を考える活動に発展させていきたい そのために ビデオ視聴による振り返りを3 回行う また 自己評価だけでなく 他者評価により互いの良さを確認することで 話すことへの自

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第1学年国語科学習指導案

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トコラージュ というメディアの形態を提案する 本単元では 説明文の 構成メモ をフォトコラージュの形でまとめる このことにより 資料を活用して説明文を書くことが容易になる フォトコラージュとは次に示すように 2 枚以上の写真と それに対する説明文を対応させた情報伝達の形式である 本学級では 社会科の

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1 単元名 分数 ( 全 10 時間 ) 教材名 分数をくわしく調べよう ( 東京書籍 4 年下 ) 第 4 学年算数科学習指導案平成 26 年 11 月 26 日 ( 水 ) 5 校時 4 年 1 組 ( 男子 13 名 女子 10 名計 23 名 ) 指導者上田稚子 ( 学習指導要領 ) A 数

主語と述語に気を付けながら場面に合ったことばを使おう 学年 小学校 2 年生 教科 ( 授業内容 ) 国語 ( 主語と述語 ) 情報提供者 品川区立台場小学校 学習活動の分類 B. 学習指導要領に例示されてはいないが 学習指導要領に示される各教科 等の内容を指導する中で実施するもの 教材タイプ ビジ

Microsoft Word ~33第3学年1組  社会科学習指導案1

【大竹市】玖波小学校 算数「垂直・平行と四角形」(4年)HP

平成27年度 授業改善(小学校社会) 実践事例2 学習指導案

3. ➀ 1 1 ➁ 2 ➀ ➁ /

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【】中学社会歴史:江戸時代:幕藩体制

第 6 学年 2 組 社会科学習指導案 平成 17 年 10 月 25 日 ( 火 ) 第 6 校時第 6 学年 2 組 ( 教室 ) 児童数男子 15 名女子 19 名計 34 名指導者伊澤昌二 1 小単元名明治維新をつくりあげた人々 2 小単元について (1) 小単元について本小単元は 小学校学

第 学年 組 図画工作科学習指導案

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4 単元構想図 ( 全 14 時間 ) 生徒の意識の流れ 表を使って解く 縦 (m) 0 8 横 (m) x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう1 ax = b (x + m) = nは平方根の考えで解くことができる x= 右辺の形に式を変形して 二次方程式を解こう2 x +

はっきした声であいさつ は高学年では少ないね < 資料 2 より > よい感想だけでなく 問題点も挙げている感想も多いね めあてを達成したとは言えないかもしれないね < 資料 3 より > あいさつ運動への意見が出されているね 4 つの意見が出されているね < 資料 1 2,3 より > 資料 2

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3. 単元目標 自の育てている野菜の変化の様子を観察したり 地域の人に話しかけたりしながら すすんで課題を解決することができる ( 関心 意欲 態度 ) 野菜の生長の様子や 地域のお店の様子について気付いたことを絵や文章などにかき 伝えることができる ( 思考 表現 ) お店の人にインタビューしたり

(2) 授業者が学びの見通しを持つ ( 学習目標の明確化 ) 問題解決的な学習に取り組む際, どのような場面で, どのようにして, どのような力を子どもたちに付けるのか, 単元や授業における目標を明確にして学びを見通しておくことが大切です 目標が不明確であると, 作業や体験などの活動そのものに, 子

平成 30 年 6 月 8 日 ( 金 ) 第 5 校時 尾道市立日比崎小学校第 4 学年 2 組外国語活動 指導者 HRT 東森 千晶 JTE 片山 奈弥津 単元名 好きな曜日は何かな? ~I like Mondays.~ 本単元で育成する資質 能力 コミュニケーション能力 主体性 本時のポイント

Transcription:

第 6 学年 社会科学習指導案 1 小単元名 徳川家光と江戸幕府の政治 2 小単元の考え方こんな児童だから < 学ぶ意欲 態度 > 本学年の児童たちは, 歴史学習に対する興味 関心は高く, 意欲的に学習に取り組んでいる 1 学期の学習では, 考えを整理する図やまとめる図のつくり方も次第に上達しており, 社会的事象を追究したり調べたことを意欲的に表現したりする姿がみられるようになってきた < 問題を解決する力 > クニができるまで 聖武天皇と奈良の大仏 の学習では大仏の資料や大仏の手のひらの大きさを再現する体験活動をもとに, 聖武天皇は, なぜ奈良の大仏をつくったのだろう という学習問題をつくり, 自分なりの予想をもつことができている その際, 学習問題の予想に対する交流活動を設定することによって, 追究の見通しをもつことができた 聖徳太子と法隆寺 源頼朝と鎌倉幕府 の学習では自分の課題にそって, 教科書などの文書資料やインターネットでの検索による文書資料にアンダーラインを引き, 必要な情報を書き出すことはできるようになってきている しかし, 写真 グラフ 表などの資料の読み取りにについては十分とは言えず, 今後とも指導を要する 信長 秀吉 家康と天下統一 の学習では十分ではないが調べたことを短い文にまとめ, 図に整理したり, 考えを図に表したりできようになってきている 信長 秀吉 家康と天下統一 の学習では天下統一の MVP は誰かという課題を設定し, 自分の考えを図として表現させた, そこでは 天下統一の基礎をつくった信長が MVP 天下統一の総仕上げをした家康が MVP など自分の考えをもち, 友達と交流する姿が見られた < 生きて働く知識 ( 見方 考え方 )> 児童たちはこれまでの歴史学習において, 鎌倉幕府や室町幕府は体制を維持するために様々な政策を行ってきたという見方を持っている そして, 地理的な条件や, 幕府の仕組などを工夫してきたことに気がついている 児童がもつこれらの見方を生かして, 江戸時代をみる学習を組み立てていきたい こんな教材で徳川家康や家光は, 武家諸法度に代表される大名統制, 慶安の御触書に代表される農民統制などの政策を行い, 武士を中心とする身分制度や鎖国政策を打ち出すことで, 政治体制の安定を図っていったことがわかることをねらいとしている 鎖国 ( さこく ) は, 江戸幕府が日本人の海外交通を禁止し, 外交 貿易を制限した政策のこと また, そこから生まれた外交関係における孤立状態を指す しかし, 実際には孤立しているわけではなく, 外交だけでなく貿易の権限を幕府が制限 管理した体制である 武家諸法度の内容は, 1 文武の奨励,2 遊楽の禁止,3 犯罪者隠匿の禁止,4 謀叛人 殺害人の追放,5 他国人の追放,6 居城の修補や新造の禁止,7 隣国の徒党者の上訴,8 無断婚姻禁止, 9 参勤作法の指示,10 衣装の統制,11 乗輿 ( じょうよ ) の制限,12 倹約の奨励,13 家老らの人選の適正化などである なお, 武家諸法度は3 代将軍家光の時代に19 条となり完成した 慶安御触書は, 江戸時代, 慶安 2 年 ( 1649 年 ) 第 3 代将軍徳川家光が出されたとされる御触書で 徳川禁令考 に収録されている 百姓に対し贅沢を戒め, 農業など家業に精を出すよう求めた物で, 32ヶ条と奥書から成り立つ 以上のような江戸時代の政策を中心にしながら, 政治体制の安定のためにはどの政策が重要であったかという価値判断を迫る このように, その時代の重要な政策は何か考えさせることを通して, 江戸幕府が武士を中心とする, 政治体制の安定を図っていったことをとらえることができる - 1-

研究内容 1 こんな指導構想で考えをつくり, 高める表現物づくり調べた事実を整理する図 学習問題 264 年間つづいた江戸幕府にとって, 最も重要だった政策は何だろう? 本単元では 264 年間つづいた江戸幕府にとって, 最も重要だった政策は何だろう? という学習問題をたてる そのことによって江戸時代の様々な政策に目を向けさせる そして, 調べたことを整理する図をつくっていく 鎖国や武家諸法度, 慶安の御触書などの政策がどういうものであるか, 何のために必要だったのか調べていくことによって, 江戸時代の様子や特色についてとらえることができる 考えをつくり表す図 鎖国 武士のとりしまり 農民のとりしまり という 3つの視点とそれぞれの視点に含まれる政策をキーワードとして自分の考えを図に表す このことにより, 文章では表現しにくい社会的事象の関係や, 全体像が表現しやすくなる また, 表現する過程において自分の考えを構築していくことができる さらに, 交流の際には視覚的に考えをとらえることができるので, 相手の考えをより確かに理解することができる - 2-

題の答えをプリント ノート高まった考え事実の再構成予想 交流付加 修正付加 修正文章化研究内容 2 表現物を活用した交流活動の工夫本小単元では, 考える力 を中心とした基礎 基本の力を育成するために, 表現物とそれを活用した交流活動を下図のように位置付ける 学習問題 264 年間つづいた江戸幕府にとって, 最も重要な政策は何だろう に対する予想を考えた後, 明確にされた視点をもとに追究する 調べてきた事実をもとに調べたことを整理し図 ( 調べた事実を整理する図 ) に表す 次に, その図による中間交流 全体交流を通して事実認識 関係認識を行う その後, 付加 修正された調べたことを整理する図をもとに, 事実を再構成しながら自分の考えを図 ( 考えをつくり表す図 ) に表し, この図を活用した全体交流を行う 交流後, 考えを付加 修正する これらを通して考える力を育成することができると考える 学習問児童たちは, 教科書や副読本を使って, 武家諸法度による大名統制や慶安の御触書に見られる農民統制, 身分制度の確立, 鎖国政策などの江戸幕府の政策について調べ, 自分なり に 調べた事実を整理する図 をつくっている しかし, 児童の図は十分ではないものもあり, 事実認識ができていない児童もいる そのため, 江戸幕府の政策の中の武士のとりしまり, 農民のとりしまりの, 鎖国の3つの視点について 調べた事実を整理する図 を使って小グループで事実認識を行う 交流においては事実の意味を確かめていく 次に全体交流によって事実認識と関係認識を行う そのために, 次のような手だてをとっていく 児童が自分の図と比較しやすいように 大名のとりしまり 農民のとりしまり 鎖国 の3つの視点で児童の図を, 黒板に再現する 調べた事実をカード化し操作できるようにする 3つの視点ごとに写真やグラフ, 文書資料などを掲示する 学習問題 264 年間つづいた江戸幕府にとって, 最も重要な政策は何だろう の答えを出すために, 調べた事実を整理する図 をもとに事実を再構成しながら自分の考えを 考えをつくり表す図 に表す 江戸幕府にとって最も重要な政策は何だったのか, そのわけを既習学習や, 調べた事実を根拠にしながら考え, 自分の考えをつくっていく 次に, 考えをつくり表す図 を使って, 全体交流を行う ここでは, 互いの考えとその根拠を発表し合い, 学習問題の答えを多面的に考えることができるようにする そのために, 次のような手立てをとっていく 考えの違いに応じてグループ化しておく 児童が調べてきた事を振り返ることができるように, それぞれの視点ごとにまとめた資料を掲示するととに, モデルとなる 調べた事実を整理する図 も掲示しておく それぞれの児童の考えを把握するためにカルテを作成し必要に応じて意図的に指名する 付加 修正ができように, 代表児の図を黒板に再現し視覚的にとらえられるようにする - 3-

こんな目標と指導計画で 3 小単元の目標と指導計画 ( 全 13 時間 ) 学ぶ意欲 態度 江戸幕府が260 年以上も続いたことに関心をもち, 江戸時代の様子を意欲的に調べることができる 問題を解決する力 体験活動や生活経験 学習経験などをもとに, 学習問題 江戸幕府にとって, 最も重要だった政策は何だろう に対する考えを出し合い, 自分の課題をもつことができる ( 課題を発見する力 ) 武家諸法度による大名統制や慶安の御触書に見られる農民統制, 身分制度の確立, 鎖国政策などの江戸幕府の政策について調べ多様な視点から事実を集めたり, 整理したり, 図にまとめたりすることができる ( 調べる力 ) 徳川家光と幕府が出した武家諸法度, 慶安の御触書, 鎖国令などから, 権力を維持するためのきまりをつくり, 様々な工夫をして守らせ, その時代を安定させようとしたことについて考えることができる ( 考える力 ) 江戸幕府にとって重要な政策についてしらべ, 調べたことを, 調べたことを整理する図にまとめるとともに考えをつくり表す図を使って交流することができる ( 表現する力 ) 生きて働く知識 ( 見方 考え方 ) 江戸幕府は, 大名や農民 町人が幕府にさからうことがないように厳しいきまりをつくり, キリスト教を禁止したり, 外国との交流を制限したりして江戸時代を長く続かせることができたということを理解することができる 段階 配時 学習活動と内容支援 2 (6) 小単元名 徳川家光と江戸幕府の政治 1 1 資料から気付いたことを話し合い学習問題 学習問題を作るために資料から気付いたこ つ をつくり, 予想を立てる と, 疑問に思ったことを発表させる 徳川家康 家光の肖像画 か 年表 家康 家光の政策を調べる学習問題を作る 家光の言葉 ( 将軍としての力や幕府の力への自信 ) ために, 年表から全体的な移り変わりをと む らえ, 信長秀吉の天下統一の時代と比べ大き 学習問題 な戦いがなかったことに気づかせる また, 264 年間つづいた江戸幕府にとって, 最 江戸時代に行われている様々な政策について も重要だった政策は何だろう? 着目させおよその意味を知らせる 2 学習計画を立てる 問題解決の見通しを持たせる何をどのよう 1 副読本やよい子の社会科などの資料を使 な方法で調べるか確認する って調べる 7 3 教科書, 副読本, 資料集等をもとに, 学習 資料をもとに, 多様な視点から事実を集め 問題について調べ, 調べた事実を整理する ることができるようにするため, 信長や秀吉 4 図 をつくる の政策を想起させる (1) 教科書 副読本 資料集などで調べ, 調べた事実を視点ごとにまとめる 大名を押さえるための政策 農民や町人を 大名支配に対する考えと政策 押さえるための政策 鎖国およびキリスト教 農民支配に対する考えと政策 宗教を押さえるための政策に着目できるよう さ キリスト教支配に対する考えと政策 にするために,3つの視点ごとに資料を掲示 ( 2 ) 自分なりの 調べた事実を整理する図 しておく をつくる 一人では十分に追究できない児童のために ぐ 小グループで 調べた事実を整理する 個人または小グループによる追究を行う 図 の作成を行う 学習問題に必要な事実をより確かに整理す 1 るために, 小グループによる事実を整理する る 図の交流を行う - 4-

(3) 事実を整理する図 を使った全体交流を行う 全児童が共通した事実認識を行うために, 全体交流 江戸幕府の政策について一つ一つ丹念に事実 代表児による発表 認識を行う 自分の事実を整理する図との比較 どのような政策なのか? 図の付加 修正 その政策が幕府にとってどのような意味を持つのか? 児童に問い返しその際根拠となる資料を振り返えらせながら具体的に話し合いを進めさせる 関係認識を行うために, それぞれの視点に書かれた事実どうしのつながりについて吟味する 4 4 事実を整理する図をもとに事実を再構成し 考えをつくり表す図 を全員が作るため 2 て 考えをつくり表す図 をつくる に, 同じ考えを持つ児童でがグループを作り 江戸幕府の政策の中で最も重要な政策は何 互いに検討しながら活動させる か, 答えを図にあらわす 最も重要だと思う視点( 政策を ) 中央にか なかなかかけない児童のために, 図のかき く かたについては事前に指導しておくと同時に それぞれの視点の意味について書き入れる 追究の段階で個別に指導していく 最も重要な政策だという根拠を書き入れる 1 5 それぞれの考えを発表しあい, その根拠の 自分なりの考えを伝え合い, お互いの考 本 妥当性やよさについて話し合う えをより確かなものにするために, 説明の際 時 (1) 考えをつくり表す図 を使った全体交 は自分がもっと大切であると考えた理由を中 流を行う 心に発表させる 代表児による発表 どの子の発表も視覚的に捉えることがで 自分の図との比較 きようにするために代表児の図は拡大し黒板 考えの交流 に掲示できるようにする ま 武士のとりしまりが最も重要と考えた理由 農民のとりしまりが最も重要と考えた理由 なぜそう考えたのか分かりやすくするため と 鎖国政策が最も重要と考えた理由 に, 必要に応じて掲示した資料を指しながら説明させる め ( 2 ) 最終的な自分の考えについて発表する 交流後は, 時間をとり最終的な自分の考え る 江戸幕府にとって最も重要な政策は鎖 を 考えをつくり表す図 に付加 修正する 国である 江戸幕府にとって最も重要な政策は大 今日の学習で 代表の子ども数名に自分 名統制である 等 の考えを発表させる 考えが変わったところとその理由 6 自分の考えを図を活用して文章に表現する 考えが変わらなかったその理由 1 ( 例 ) 江戸幕府は, 武士を中心とする身分制度や鎖国政策を打ち出すことで, 政治体制の安定を図っていった だからこそ,2 64 年もの長い間江戸時代は続いた その中でも, 鎖国が最も重要な政策で 最終的な考えを, 文章化させまとめさせる あった なぜならば, これまでの歴史の中では元の襲来によって, 幕府がが倒れた 外国の影響を受けず, 政治を行ったからこそ江戸幕府は, 長く続いた させるために, 全体交流によって修正された 考えをつくり表す図 を活用させる - 5-

4 本時考えをつくり表す図を使った全体交流 (12/13) 社会科研究室 5 本時の目標 江戸幕府にとって最も重要だった政策は何か, 大名のとりしまり, 農民のとりしまり, 鎖国政策の3つの視点をもとに考えることを通して, 幕府は権力を維持するための様々な政策をつくり, 武士を中心とする, 政治体制の安定を図っていったことをとらえることができる ( 考える力 ) 6 本時指導の考え方 児童は前時までに, 教科書や副読本を使って, 武家諸法度による大名統制や慶安の御触書に見られる農民統制, 身分制度の確立, 鎖国政策などの江戸幕府の政策について調べ, 自分の考えを 考えをつくり表す図 として表している 本時は, 江戸幕府の政策について考えをつくり表す図を使って, 最も重要だった施策は何かについて考えていく そのために, 特に次のような手立てをとっていく (1) 図を活用し, 考えを付加 修正し, 高める交流の工夫 1カルテの活用児童の図をもとに, 江戸時代の政策重要性をどのように考えているのかを把握し, カルテとして活用していく 2 自分の考えの根拠となる事実を問う発問 武士のとりしまり 農民のとりしまり 鎖国 という 3つの視点について, 児童が重要性が高いと考えた理由について, なぜそう考えたのか? その考えの根拠となる事実は何か? 新たな資料の提示による問い返し 交流の後半に, 江戸時代初期の詳しい年表を提示することによって, 見る角度を変えて時系列による順序性と政策がうち出された回数から自分の考えを再度見直すことができるようにする 政策が打ち出された時期が早いものが重要と考えられるのではないか 長い時間をかけて完成した政策が重要と考えられるのではないか 短期間に何度も出されている政策が重要と考えられるのではないか 3 板書めあて 学習問題の答えについて話し合い, 自分の考えを見なおそう (2) 考えを比べたり, つなげたりして交流できる場の構成 一緒に調べ学習をしてきた児童同士でグルーピングし, 全体交流を行う 事実認識を行う上で必要となる資料は拡大して掲示しておく - 6-

7 本時の展開 学習活動と内容 支援 留意点 1 前時の学習をふり返り, 本時のめあてを 確認 それぞれの発表の際, イメージを豊か する にふくらませるために, これまでの学習で 学習問題 活用してきた資料を掲示しふり返ることが 江戸幕府にとって, 最も重要だった政策は できるようにする 何だろう? どの子の発表も視覚的に捉えることがで きるようにするために代表児の図を, 黒板 めあて に再現する 学習問題の答えについて話し合い, 自分の考 考える力 ( 比較 関連 ) えを見なおそう 2 代表児の図をもと3つの視点の, それぞれの政 自分のつくった図について分かりやすく 策について, どれが重要か話し合う する説明するために, 掲示した資料を指し ( 1 ) 代表児が自分の図をもとに, 考えを発表する ながら説明させる 発表する力 ( 説明力 ) 鎖国政策が最も重要と考えた理由 鎌倉幕府が滅びたのは, 元が攻めてきたこ これまでに児童が調べてきた事が振り返 とによるものだ また, 信長が貿易によって り事実を確認できるようにするために, 資 鉄砲を手に入れて, 天下を取る足がかりにし 料を掲示しておく た事から, 幕府は外国からの影響を最も恐れ ていたから, 鎖国が最も重要と考えた 貿易の独占によって幕府の経済力を高め, 鎖国政策 キリスト教の禁止 大名の経済力が高まるのを防ぐ 鎖国令 出島での貿易 いとって都合の悪い考えや文化が入ってく 平等の教えでは日本はまとまらない るのを防ぐ 日本人が外国に行くことを禁止し, 貿易 大名への外国の武器の輸入を防ぐ も制限したので幕府の力が大きくなっ 外国の政治介入を防ぐ た (2) 自分の図と比較しながらの検討を行う 発表後の交流活動を活発に行わせるた 説明に対する質問 めに, 疑問点や, 相違点などについて話し 付け加え, 修正はする点はないか 合う 考える力 ( 比較 関連 ) 武士のとりしまりが最も重要と考えた理由 交流を焦点化するために, 政策の目的を 室町幕府が倒れたときは, 大名が力をつけ, 経済力に関すること, 武力に関すること等 戦国時代になり, 倒れたから武家諸法度等の にわけながらまとめていく 政策によって, 武士の力を弱めることが最も 武士の経済力を弱める 重要だと考えた 大名統制 武士の武力を弱める 武家諸法度 参勤交代 大名の配置 武士による抵抗を防ぐ 参勤交代によって大名の力を弱めた 大名の配置によって幕府の支配体制を固 めた 農民のとりしまりが最も重要と考えた理由 農民の人口は全体の85% にもなり, 幕府 人口が最も多い農民の抵抗を防ぐ は農民が団結して一揆などをおこすことを 年貢の取りこぼしをなくし幕府の経済力を恐れていた また, 農民が作る米は幕府に高める とってお金かわる最も重要なものだったから, 農民の抵抗を防ぎ, 年貢を取ることが最も重要だと考えた - 7-

農民統制慶安の御触書 農民を厳しくとりしまった 年貢を確実にとる仕組みを作った 身分制度士農工商 差別された人々農民は人工の85% 幕府の支配体制を固めた (3) 新たな資料として年表を提示し, 見る角度 自分の考えを見直させるために, 江戸時を変えて時系列による順序性から政策がうち代初期の詳しい年表を提示する 出された回数自分の考えを再度見直す 政策が打ち出された時期が早いものが重要 長い時間をかけて完成した政策が重要 短期間に何度も出されている政策が重要 3. それぞれの発表をもとに, 考えをつくり表す 交流後は, 時間をとり最終的な自分の 図 の付加修正を行う 図の修正をする 自分の図に付け加え, 削除を行う 考える力 ( 比較 関連 ) 表現する力 ( かき表す) 4. 今日の学習について発表する 今日の学習で 代表の子ども数名に 例 江戸幕府は, 武士を中心とする身分制度 発表させ学習のまとめにする 考えが変わったところとその理由 や鎖国政策を打ち出すことで, 政治体制の安定を図っていった だからこそ,2 考えが変わらなかったその理由 64 年もの長い間江戸時代は続いたのだと思 発表する力 ( 説明力 ) いました - 8-